体温計はどこで売ってる？今すぐ買える販売店や選び方を徹底解説

急に熱が出て「体温計がない！」と焦ったり、家族の分を買い足したくなったりしたことはありませんか？
体温計は、体調管理の必需品であるにも関わらず、いざ必要になると「どこに売っているんだろう？」「コンビニで買えるかな？」と、販売場所に迷ってしまいがちですよね。

この記事では、今すぐ体温計を手に入れたい方のために、ドラッグストアからネット通販まで、主要な販売ルートを徹底的に深掘りして解説していきます。
さらに、体温計の選び方や、品切れ時の対処法、正しい測り方まで、モモストアが詳しくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

体温計が買える主要な販売店と結論をサクッとチェック！

体温計は医療機器に分類されるため、どこでも手に入るというわけではありませんが、実は私たちが思っている以上に多くの場所で販売されています。
結論から言うと、体温計は主に以下の場所で購入できます。

体温計の主要な販売場所と特徴

販売場所	特徴	取り扱い種類
ドラッグストア・薬局	種類が豊富で、価格も比較的手頃。薬剤師さんに相談できる安心感もある。	予測式、実測式、非接触型、耳式など
コンビニエンスストア	24時間いつでも購入可能。ただし、種類は少なく、緊急用としての購入が多い。	予測式のシンプルなものが多い
家電量販店	多機能モデルや最新モデルが揃う。オムロン、パナソニックなど有名メーカー品を探すのに最適。	高性能な予測式、非接触型など
ネット通販（Amazon, 楽天など）	価格競争が激しく、最も安く買える可能性がある。口コミも参考にできる。	全種類、輸入品なども含む
ホームセンター・一部スーパー	日用品売り場の一部で取り扱いがある場合が多い。	シンプルな予測式など

この表を見ていただくとわかるように、すぐに種類を選んで買いたいならドラッグストア、夜中に緊急で欲しいならコンビニ、じっくり比較して安く手に入れたいならネット通販という使い分けができますね。
特に流行期や災害時など、体温計が品薄になる可能性がある場合は、事前に購入ルートを把握しておくことがとても大切です。

モモストアとしても、まずは自宅や職場の近くにあるドラッグストアや薬局の営業時間をチェックしておくことをおすすめします。
また、体温計は精密機器なので、万が一のことを考えて、購入前に保証やサポート体制についても確認しておくと安心です。

次のセクションからは、それぞれの販売場所での購入について、もっと詳しく掘り下げていきましょう。

たとえば、体温計の種類と選び方について（新しいタブで開きます）を事前にチェックしておくと、お店での選択がスムーズになりますよ。

やっぱり王道！ドラッグストア（薬局）での購入が最強な理由と在庫状況

体温計を探す場所として、まず頭に浮かぶのがドラッグストアや調剤薬局ではないでしょうか。
実際、体温計の購入場所としてはここが最も適していると言っても過言ではありません。なぜなら、品揃えの豊富さ、価格のバランス、そして専門家への相談のしやすさという三拍子が揃っているからです。

ドラッグストアが体温計購入に最適な理由

マツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシア、ツルハドラッグなど、主要なドラッグストアでは、体温計はヘルスケアコーナーや救急用品コーナーに必ず陳列されています。
特に以下の点で、他の販売店より優れています。

• 豊富なラインナップ: オムロン、テルモ、シチズンといった有名国内メーカーの予測式・実測式はもちろん、最近人気の非接触型や、赤ちゃん専用の耳式体温計まで、多様なニーズに応えるモデルが揃っています。
• 専門家のアドバイス: 薬剤師さんや登録販売者さんが常駐しているため、「赤ちゃんに使うならどれがいいか」「とにかく早く測れるものが欲しい」といった具体的な相談が可能です。
  医療機器である体温計の正しい使い方や、電池交換などのメンテナンスについて聞けるのは、大きなメリットです。
• ポイントが貯まる: 多くのドラッグストアでは、自社のポイントカード制度があります。日用品や薬と一緒に購入することで、お得にポイントを貯めることができますね。

また、ドラッグストアはセールや割引の対象になることも多いため、特売日を狙って購入すれば、ネット通販と遜色ない価格で手に入る場合もあります。チラシやアプリで「体温計」が割引対象になっていないかチェックしてみるのがおすすめです。

在庫が切れやすい時期と賢い在庫確認方法

体温計は、インフルエンザや新型コロナウイルスなど、感染症が流行する時期になると一気に品切れになる傾向があります。
特に、測定時間が短い「予測式」や、衛生的な「非接触型」は人気が高く、店頭から消えやすいので注意が必要です。

品切れを避けるための賢い在庫確認方法はいくつかあります。

1. 店舗の公式アプリやウェブサイトの在庫検索機能を利用する: 最近のドラッグストアの多くは、アプリで特定商品の在庫を検索できるサービスを提供しています。これは非常に便利です。
2. 電話で問い合わせる: 遠方の店舗に行く前に、直接電話で「〇〇メーカーの予測式体温計はありますか？」と具体的に問い合わせるのが確実です。
3. 開店直後を狙う: 新しい商品が陳列されるのは、開店直後が多いです。特に品薄な時期は、朝一で足を運ぶのが一番手堅い方法と言えます。

モモストアの経験上、特に地方の調剤薬局併設型のドラッグストアは、意外と在庫が残っていることがあります。大手チェーン店で売り切れていても、諦めずに探してみる価値は十分にありますよ。
もしお住まいの地域で在庫が不安な場合は、事前に近隣店舗の在庫状況を検索（新しいタブで開きます）してから向かうのがおすすめです。

【24時間OK】コンビニエンスストアで体温計は買える？売ってる種類

「深夜に急に熱が出てしまった」「出張先で体温計を忘れた」など、一刻を争う緊急時に頼りになるのが、24時間営業しているコンビニエンスストアです。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの主要なコンビニで、体温計は販売されているのでしょうか？

体温計の取り扱い状況と置いてある場所

結論から言うと、多くのコンビニエンスストアで体温計は取り扱われています。ただし、ドラッグストアと比べると、その品揃えや在庫状況には大きな違いがあります。

コンビニで販売されている体温計の傾向は以下の通りです。

• 種類が限定的: ほとんどの場合、シンプルで安価な予測式の脇下用体温計が1〜2種類程度置かれているだけです。多機能モデルや非接触型、耳式などは、ほぼ取り扱いがないと考えて良いでしょう。
• パッケージサイズ: 携帯性を重視した小型のパッケージに入っていることが多いです。
• 価格帯: ドラッグストアやネット通販に比べると、やや割高になる傾向があります。これは、緊急時の利便性という付加価値があるためです。
• 陳列場所: 救急絆創膏や胃薬、風邪薬などが並んでいる医薬品・衛生用品のコーナーに置かれています。レジの近くにある救急用品の棚をチェックしてみてください。

コンビニで体温計を購入する最大のメリットは、何と言っても「時間を選ばない利便性」です。
急な発熱で自宅に体温計がない、あるいは電池切れで使えないという状況では、多少価格が高くても、すぐに手に入ることは非常に重要ですよね。

コンビニ体温計の注意点とおすすめの活用シーン

コンビニの体温計は緊急時に非常に役立ちますが、以下の点には注意が必要です。

コンビニ体温計のメリットとデメリット

メリット	デメリット
24時間購入可能	種類が少なく、機能も限定的
駅前や住宅地など店舗数が多い	価格がやや割高になる傾向がある
緊急時にすぐ使える	品切れの場合、他の店舗を探す手間がある

【モモストアのおすすめ活用シーン】
コンビニの体温計は、「長期的に使うメインの体温計」としてではなく、「今、すぐ自分の体温を知りたい」という緊急性が高い状況での使用がおすすめです。
例えば、旅行先での体調不良や、深夜に子供が急に熱を出した時などですね。

もし、日中や翌日以降に改めて体温計を購入する予定があるなら、コンビニで買った体温計を応急処置用として使い、後日ドラッグストアやネット通販で、高性能な体温計をじっくり選んで買い直すという使い分けが賢明です。
コンビニのレジ横には、風邪薬や栄養ドリンクも置いてあることが多いので、同時に購入して体調を整えましょう。

ビックカメラやヤマダ電機など家電量販店で体温計を探すメリット

体温計は医療機器ですが、実は家電量販店も主要な販売チャネルの一つです。
特に、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラといった大型の家電量販店では、ドラッグストアとはまた違った種類の体温計を見つけることができます。

家電量販店の体温計コーナーの特徴

家電量販店の体温計は、主に「美容・健康家電」のコーナーに陳列されています。ここでは、以下のような特徴を持つ体温計が中心となります。

• ハイテクモデルの宝庫: オムロンやタニタなど、測定の速さや精度にこだわった高性能な予測式体温計や、衛生的で人気の非接触型体温計が充実しています。
  最近では、スマートフォンと連携して体温データを記録・管理できるスマート体温計なども販売されており、最新技術を搭載したモデルを探すなら、家電量販店が一番です。
• 専門知識を持った店員さん: 家電の知識だけでなく、健康機器に関する知識も豊富な店員さんがいるため、機能面や操作性について詳しく相談することができます。「非接触型体温計の測定誤差はどうか」「特定のモデルの保証期間は？」といった疑問も解決しやすいでしょう。
• ポイント還元: 大型家電量販店のほとんどは、購入金額に応じたポイント還元があります。体温計のような価格帯が比較的高めの健康機器を購入する際、ポイント還元は実質的な値引きとなり、お得に購入できます。

また、展示品として実際に手に取って試せるモデルが多いのも大きなメリットです。
非接触型体温計は、実際に手に持った時のフィット感や、測定ボタンの位置などが使い勝手に大きく影響しますので、購入前に実機を確認できるのは嬉しいポイントですね。

他の販売店との比較と、家電量販店がおすすめな人

ドラッグストアが「手軽さ」と「品揃えの広さ」で優れているとすれば、家電量販店は「機能性」と「最新技術」で優位性があります。

ドラッグストアと家電量販店の比較

比較項目	ドラッグストア	家電量販店
価格帯	比較的安価なモデルが多い	高機能なため、やや高価なモデルが多い
種類	多様なメーカー・スタンダードモデル	有名メーカーのハイエンド・多機能モデル
専門家	薬剤師・登録販売者（健康相談）	健康家電の知識が豊富な店員（機能相談）

【モモストアがおすすめする家電量販店利用シーン】

1. 家族全員で使う高性能モデルを探している人: 測定精度や多機能を求める場合。
2. 非接触型体温計を試したい人: 実際に手に取って、測定のしやすさを確認したい場合。
3. ポイントを貯めている人: 他の家電と合わせて購入する予定がある場合。

特に、スマート体温計のような高機能モデルは、ネットのレビュー記事をチェック（新しいタブで開きます）してから、家電量販店で実機を確認するのが最も失敗のない方法です。

急ぎじゃないなら断然お得！Amazon・楽天などのネット通販活用術

「すぐに必要というわけではないけれど、できるだけ安く、じっくり選びたい」という方にとって、ネット通販は体温計を購入する上で最も賢い選択肢の一つです。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要なオンラインモールでは、国内メーカー品から海外の最新モデルまで、圧倒的な品揃えと価格競争力があります。

ネット通販のメリット：価格と品揃えの比較

ネット通販で体温計を購入する最大のメリットは、以下の3点に集約されます。

• 驚きの低価格: 実店舗と比べて、テナント料や人件費などのコストがかからないため、価格が非常に安く設定されていることが多いです。特に型落ちモデルやセールの時期には、定価の半額以下で手に入ることも珍しくありません。
• 国内外の圧倒的な品揃え: 実店舗ではまず見かけない、ニッチな機能を持った体温計や、デザイン性の高い海外製モデルなども簡単に見つけることができます。「こんな体温計が欲しかった！」という一品に出会える可能性が高いです。
• 口コミやレビューを参考にできる: 実際にその体温計を使った人の評価や感想（測定時間、精度、使いやすさなど）を、購入前にじっくりと確認できます。これは、失敗のない買い物をする上で非常に重要な情報源となります。

モモストアの視点では、特に非接触型体温計を購入する際には、口コミのチェックが必須だと考えています。
非接触型はモデルによって測定誤差が大きい場合があるため、「実際に使った人がどう評価しているか」を知ることで、精度の高いモデルを選びやすくなります。

賢く購入するための注意点とおすすめの活用法

ネット通販は便利ですが、いくつか注意すべき点もあります。

1. 到着までのタイムラグ: 注文から到着までに通常1日〜数日かかります。「今すぐ使いたい」という緊急時には不向きです。
2. 偽造品・並行輸入品のリスク: 極端に安い商品の中には、偽造品や保証対象外の並行輸入品が混ざっている可能性があります。必ず信頼できる大手ストアや公式ショップの出店から購入するようにしましょう。
3. 送料の確認: 本体価格が安くても、送料がかかることでトータルコストが高くなる場合があります。送料無料のラインや、プライム会員特典などを活用するのがおすすめです。

【ネット通販でのおすすめ活用法】

1. 週末のセールを狙う: 楽天市場の「お買い物マラソン」やAmazonの「タイムセール祭り」など、ポイント還元率が高くなる時期を狙って購入しましょう。
2. メルカリなどのフリマアプリ: 中古品や未使用の開封済み品を安く手に入れられる可能性がありますが、衛生面での懸念や、医療機器としての保証がない点には十分注意し、自己責任での購入となります。
3. 型落ちモデルを探す: 新しいモデルが出た直後は、一つ前のモデルが大幅に値下げされる傾向があります。機能に大きな違いがない場合は、型落ちを選ぶのが最もお得です。

また、楽天市場の体温計ランキング（新しいタブで開きます）をチェックして、売れ筋のモデルを把握するのも良い方法ですね。

体温計の種類別メリット・デメリット！どれを選ぶのがベスト？

体温計は、一言で「体温計」と言っても、測り方や機能によってさまざまな種類があります。
自分や家族にベストな体温計を選ぶためには、それぞれの種類が持つメリットとデメリットをしっかり理解しておくことが大切です。

非接触型・予測式・実測式それぞれの違いと特徴

体温計の主な種類は、以下の3つに分けられます。

体温計の種類別比較

種類	測定方法と特徴	メリット	デメリット
予測式体温計	わきの下などで短時間（15秒〜60秒）の体温変化を測り、最終的な体温を予測計算する。	測定時間が短い、手軽に測れる、精度が高い。	予測値であり、正確な実測には時間がかかる。
実測式体温計	わきの下などで10分程度、体温が一定になるまで計測し、実際の体温を測る。	最も正確な体温を知ることができる。	測定に時間がかかりすぎる（特に子供には不向き）。
非接触型体温計	額や耳に触れずに、皮膚の表面から放出される赤外線を検知して体温を推定する。	瞬時に測定できる、衛生的、寝ている赤ちゃんを起こさない。	測定環境（室温など）に左右されやすく、誤差が出やすい。

【モモストアのおすすめ選び方】

1. 普段使い（大人・子供）: 予測式体温計が最もバランスが取れており、おすすめです。15秒や30秒で測定できるモデルを選べば、忙しい朝でもサッと測れます。
2. 乳幼児や病人の検温: 非接触型または耳式体温計が便利です。特に寝ている時やじっとしていられない赤ちゃんには、一瞬で測れる非接触型が圧倒的に優れています。
3. 正確な基礎体温の測定: 妊活などで正確な基礎体温を知りたい場合は、婦人体温計（多くは実測式または高精度な予測式）を選びましょう。

体温計は、体調のわずかな変化を捉えるための大切なツールです。ご自身の生活スタイルや、測る頻度、測る対象（大人か子供か）を考慮して選ぶことが、ストレスなく健康管理を続ける秘訣ですよ。

赤ちゃんや子供用を選ぶ際の重要ポイントと注意点

赤ちゃんや小さなお子様の体温を測るのは、大人と比べて格段に難しく、体温計選びも慎重にならざるを得ません。
子供は体温が高めに出やすい傾向があるだけでなく、じっとしていられないため、測定時間が長引くと親子ともに大きなストレスになってしまいます。

子供用体温計に求められる3つの機能

子供用として体温計を選ぶ際には、以下の3つのポイントを特に重視してください。

1. 測定時間の短さ（最重要！）: 脇下で測る場合でも、15秒以内で予測検温が完了する超高速モデルを選びましょう。
   非接触型であれば、文字通り1秒で測定が完了するため、寝ている間にサッと測るのに最適です。測定時間が長くなるほど、子供が嫌がったり、動いてしまったりして、正確な体温が測れなくなります。
2. 衛生的であること: 複数のお子さんがいるご家庭や、風邪が流行る時期には、非接触型や耳式が衛生的でおすすめです。
   耳式体温計は、プローブカバー（使い捨てのキャップ）を使用するものを選べば、感染症のリスクを抑えられます。
3. 安心機能（検温音、バックライトなど）:
   • 検温音のON/OFF機能: 寝ている赤ちゃんを起こさないよう、無音で測れる機能は非常に便利です。
   • バックライト機能: 夜中に検温する際、ライトを点けずに結果を確認できるバックライト付きモデルは重宝します。
   • メモリー機能: 過去の体温を自動で記録してくれる機能があれば、体温の変化を追うのが楽になります。

特に、生後間もない赤ちゃんがいるご家庭では、おへやの温度計機能が付いている非接触型体温計など、多機能なモデルも検討してみると良いでしょう。
これにより、体温だけでなく、赤ちゃんの快適な室温管理も同時に行うことができます。

耳式体温計と非接触型体温計の使い分け

子供向け体温計として人気が高いのは、「耳式」と「非接触型」です。

子供向け体温計の使い分け

体温計の種類	特徴	適しているシチュエーション
耳式体温計	鼓膜の温度を測るため、比較的正確。ただし、耳に入れる操作が必要。	比較的体温が安定している状況で、正確な値を知りたい時。
非接触型体温計	おでこにかざすだけでOK。ただし、外気温の影響を受けやすい。	寝ている時や泣いている時など、一瞬で測りたい緊急時。

耳式体温計は正しく測るために、耳の穴にまっすぐ挿入する技術が必要になりますが、慣れれば正確な値が得られます。
一方、非接触型は「だいたい何度くらいか」を素早く把握するのに向いています。
モモストアでは、普段使いには非接触型、病院に行く前の最終確認には予測式といったように、2種類を使い分けることをおすすめしています。
人気のある赤ちゃん体温計の比較記事（新しいタブで開きます）も参考にしてみてくださいね。

体温計の価格帯はどれくらい？予算に合わせた賢い選び方

体温計は消耗品というよりも、長く使える医療機器です。そのため、安ければ良いというものではありませんが、予算に合わせて賢く選ぶことは可能です。
体温計の価格帯は、その「種類」と「機能」によって大きく異なってきます。

価格帯別の体温計の傾向

体温計は主に以下の3つの価格帯に分けられます。

• 1,000円～2,000円台（エントリーモデル）:
  • 主にシンプルな予測式の脇下用体温計が中心です。
  • 測定時間は30秒〜60秒とやや長めですが、基本的な機能は問題ありません。
  • コンビニやドラッグストアの店頭でよく見かける価格帯であり、予備用や緊急用として購入するのに適しています。
• 3,000円～5,000円台（ミドルレンジモデル）:
  • 高性能な予測式（15秒測定など）や、耳式体温計、基本的な非接触型体温計がこの価格帯に多くなります。
  • バックライト、大きな画面表示、メモリー機能など、便利な機能が充実してくるのが特徴です。
  • 家庭のメイン体温計として最もおすすめできる、機能と価格のバランスが取れたモデルが多いです。
• 6,000円～10,000円以上（ハイエンドモデル）:
  • 医療機関でも使われる高精度な非接触型や、スマホ連携機能付きのスマート体温計など、最先端の技術を搭載したモデルが中心です。
  • 複数人分のデータを管理したい、とにかく測定精度にこだわりたい、というプロフェッショナルなニーズに応える体温計が多くなります。

賢い予算の立て方と購入のヒント

体温計の購入で最も大切なのは、「何を重視するか」を明確にすることです。

重視する点とおすすめの価格帯

重視する点	体温計の種類	予算の目安
スピード（早く測りたい）	超高速予測式、非接触型	3,000円～5,000円台
正確さ（確実な値が欲しい）	実測式、高精度な予測式	1,000円～4,000円台
衛生面（多人数で使いたい）	非接触型、耳式（カバー付き）	4,000円～10,000円台
予備用（とりあえず持っておきたい）	シンプルな予測式	1,000円～2,000円台

予算を抑えたい場合は、ネット通販でミドルレンジモデルを狙うのが最も賢い方法です。
実店舗では5,000円程度のモデルが、ネットのセール期間中であれば3,000円台で手に入ることもよくあります。
また、体温計は電池（ボタン電池など）が切れると使えなくなってしまうので、購入時に予備の電池を一緒にチェックしておくことも忘れないでくださいね。特に非接触型は電力を多く消費するモデルもあるため、予備電池があると安心です。

「どこにもない！」体温計が品切れ・在庫切れだった時の対処法

感染症の流行期や災害発生時など、体温計が急に需要が高まると、ドラッグストアやコンビニの店頭から一斉に姿を消してしまうことがあります。
「何軒もお店を回ったのにどこにもない！」そんな絶望的な状況に直面した時のために、モモストアが推奨する対処法をいくつかご紹介します。

対処法1：在庫が残りやすい「隠れ販売店」を狙う

大手チェーン店が品切れでも、意外な場所で在庫が残っていることがあります。

1. 個人経営の調剤薬局: 大型のドラッグストアと比べて、在庫を豊富に抱えていないことが多いですが、その分、大量購入客の波に飲まれずに残っている可能性があります。薬剤師さんに直接相談してみましょう。
2. ホームセンターやDIYショップ: カインズやコーナン、DCMなどのホームセンターは、日用品や生活家電のコーナーに体温計を置いていることがあります。健康機器としてのイメージが薄いため、見落とされがちですが、穴場となることがあります。
3. スーパーマーケット（大型店舗）: イオングループやイトーヨーカドーなどの大型スーパーの日用品・医薬品コーナーにも、体温計の取り扱いがあります。特に、医薬品売り場が独立している店舗を狙うと良いでしょう。

これらの店舗は、体温計の品揃えは少ないかもしれませんが、緊急時の最後の砦となる可能性があります。もしもの時は思い出してください。

対処法2：オンライン在庫のリアルタイムチェックと予約

実店舗で見つからなくても、オンラインであれば在庫が復活する可能性があります。特に、大手ネット通販では入荷が頻繁に行われます。

• Amazon・楽天市場の「在庫あり」通知: 商品ページに「在庫あり通知を受け取る」のようなボタンがあれば、必ず設定しておきましょう。入荷と同時に通知が来るため、購入のチャンスを逃しにくくなります。
• メーカー公式サイトの予約: オムロンやテルモなど、メーカーの公式オンラインストアでは、入荷待ちの予約を受け付けている場合があります。時間はかかりますが、確実に手に入れることができます。
• 中古品は慎重に: メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで体温計が出品されていることもありますが、衛生面や保証の観点から、よほどの緊急時以外は避けるべきです。使用する場合は、必ず先端を消毒するなど、細心の注意を払いましょう。

品切れの際は、時間を無駄にしないためにも、SNSなどで最新の入荷情報を検索（新しいタブで開きます）しつつ、確実に手に入るルートを確保するのが賢明です。

正しい体温の測り方を知らないと意味がない！測定の基本ルール

体温計が無事手に入っても、正しい測り方を知らないと、せっかくの検温が無意味になってしまうことがあります。
特に、予測式体温計や非接触型体温計は、使い方一つで測定値が大きく変わってしまうため、基本ルールを理解しておくことが非常に大切です。

脇下（ワキ）で測る際の「体温計の差し方」

最も一般的な「脇下での検温」には、いくつかのポイントがあります。

1. 脇の汗を拭き取る: 脇に汗が残っていると、蒸発熱で体温が低く測定されてしまいます。検温前に清潔なタオルなどでしっかりと汗を拭き取りましょう。
2. 斜め下から差し込む: 体温計の先端を、脇の中心にある「くぼみ」にしっかりと密着させることが重要です。
   体温計を上からではなく、下から斜めに差し込むようにすると、センサーが体表に当たりやすくなります。
3. 脇をしっかりと締める: 体温計を差し込んだら、腕を体側にしっかりと密着させ、動かないように脇を締めます。衣類の上から測るのはNGです。
4. 予測式でもそのまま維持: 予測式のブザーが鳴っても、できればそのまま数分間（実測の目安時間10分）体温計を挟み続けることで、より正確な「実測値」を知ることができます。
   正確な基礎体温を知りたい場合は、予測値ではなく実測値を測るように心がけましょう。

非接触型・耳式体温計の注意点

測定時間の短さが魅力の非接触型と耳式体温計ですが、正しい使い方をしないと誤差が大きくなります。

• 非接触型（おでこ）:
  • 測定前は、おでこの汗や化粧、前髪などを取り除きます。
  • 機種が指定する距離（だいたい2〜3cm）を保ち、動かさずに測定します。
  • エアコンや外気など、急激な室温変化の影響を受けやすいため、落ち着いた室内で測りましょう。
• 耳式（耳）:
  • プローブカバーを必ず装着します。
  • 大人や子供で耳の穴の形が異なるため、耳を軽く引っ張って（大人：上後方、子供：真横〜下後方）鼓膜にセンサーを向けるように挿入します。
  • 挿入が浅いと、鼓膜ではなく外耳道の温度を測ってしまい、低く出てしまう原因になります。

モモストアからのアドバイスとして、「同じ時間帯に、同じ場所で、同じ体温計を使って測る」というルールを家族で徹底することで、体温の微妙な変化を正確に捉えやすくなりますよ。

ホームセンターやスーパー、100均での体温計販売状況は？

体温計の販売場所として、ドラッグストアやコンビニ、家電量販店がメインであることはわかりましたが、では、ホームセンターやスーパー、そして100円ショップではどうなのでしょうか。
これらの店舗での販売状況についても、詳しく調べてみました。

ホームセンター（カインズ・コーナンなど）の販売状況

結論として、多くのホームセンターでは体温計を取り扱っていますが、その場所や種類は店舗によって大きく異なります。

• 取り扱い場所: 医薬品・日用品コーナー、または健康器具・介護用品のコーナーに置かれていることが多いです。
• 種類と特徴:
  • シンプルな予測式体温計が中心です。多機能なモデルや最新の非接触型は少ない傾向にあります。
  • 価格帯は、ドラッグストアと大差ないか、セール時には少し安くなる程度です。
• モモストアの評価: 「他の店が全て品切れだった時の穴場」として期待できます。
  特に郊外の大型ホームセンターは、在庫回転が遅い場合があるため、意外な掘り出し物が見つかることもあります。

お住まいの地域にホームセンターがある場合は、一度、店舗のウェブサイトで医薬品の取り扱いがあるかどうかを確認してみると確実です。

大型スーパー（イオン・イトーヨーカドーなど）の販売状況

大型スーパーマーケット内の薬局・医薬品コーナーでも、体温計は販売されています。

• 取り扱い場所: 食品フロアとは別の、生活雑貨・衣料品フロアにある医薬品コーナーです。
• 種類と特徴:
  • 家族向けのスタンダードな予測式や、子供用のデザイン体温計など、幅広い層をターゲットにした商品が多いです。
  • TポイントやWAONポイントなど、スーパー独自のポイントを貯められるのがメリットです。
• モモストアの評価: 日常の買い物ついでに購入できる手軽さが魅力です。
  ただし、スーパーの閉店時間（夜9時〜10時頃）には注意が必要です。

100円ショップ（ダイソー・セリアなど）の体温計は？

「100円ショップでも体温計が買えたら便利なのに…」と考える方も多いでしょう。
現在のところ、ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100円ショップでは、体温計（医療機器）の販売は原則として行われていません。

• 体温計は「管理医療機器」に分類され、販売には許可や届出が必要になるため、通常の雑貨を扱う100円ショップでの取り扱いは難しいのです。
• ただし、非接触型の温度計（体温ではなく、物の表面温度や室温を測るもの）が売られていることはありますので、間違えて購入しないよう注意してください。体温を測る目的であれば、必ず「医療機器」として承認されている体温計を選びましょう。

【モモストアの視点】体温計購入のまとめと、おすすめの購入先

ここまで、体温計がどこで売っているのか、そしてどのように選ぶべきかについて、詳しく解説してきました。
最後に、筆者であるモモストアが考える、体温計購入の「結論」と「賢い購入戦略」をまとめてお伝えします。

体温計購入の結論：3つのルートの使い分けが最強

体温計は、一つの購入場所にこだわるのではなく、状況に応じて3つのルートを使い分けるのが最も賢い戦略です。

状況別！モモストアおすすめの購入ルート

状況	おすすめの購入ルート	重視すべきポイント
メイン機購入・比較検討時（急ぎではない）	ネット通販（Amazon・楽天など）	価格、口コミ、機能性、メーカーの信頼性
昼間に体調不良・専門家に相談したい時	ドラッグストア・薬局	品揃え、薬剤師の助言、ポイント還元
深夜・早朝の緊急時（今すぐ欲しい）	コンビニエンスストア	24時間営業、緊急時の利便性

体温計は、いざという時に壊れていたり、電池切れだったりすると困るものなので、予測式をメイン機として、非接触型を補助機として持つなど、複数体制で備えておくことをおすすめします。

体温計購入はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングがお得です！

特にこだわりがなく、安さと手軽さを求めるなら、やはりネット通販が最強です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、オムロンやテルモといった大手メーカーの体温計が頻繁にセール対象になっています。実店舗を何軒も回る時間と労力を考えれば、自宅でじっくり比較検討し、お得に購入できるネット通販のメリットは計り知れません。

品切れの心配が少ない時期に、家族全員の分として高性能なモデルを1台、予備としてシンプルなモデルを1台、ネットでまとめ買いしておくのが最も賢い備え方です。

ぜひ、この情報があなたの体温計探しの一助となれば嬉しいです。体温計を正しく活用して、ご家族皆様が健やかな毎日を送れるよう応援しています！

最後に、最新モデルの体温計比較情報（新しいタブで開きます）をチェックして、最高の体温計を見つけてくださいね。