絵の具はどこで売ってる?100均から専門店まで種類別に徹底解説!

絵の具はどこで売ってる?100均から専門店まで種類別に徹底解説!

こんにちは、モモストアです!

絵の具を買いたいけれど、「そういえばどこに売っているんだろう?」「安く手軽に買える場所は?」と迷ってしまうこと、ありますよね。
子どもの学校の授業で必要になったり、急に趣味で絵を描きたくなったりと、絵の具を探す目的は人それぞれだと思います。

実は絵の具は、目的や用途によって最適な購入場所がガラッと変わるんです。この記事では、100円ショップから本格的な画材専門店、さらには便利なネット通販まで、絵の具が買えるあらゆる場所を徹底的に調査し、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説していきますね!

・絵の具はどこに売ってる?主要な販売店を一覧でチェック!
・安くて手軽!100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の絵の具事情
・学童用からプロ仕様まで!文房具店・画材専門店での購入メリット
・ホームセンター(カインズ・コーナンなど)で買える絵の具の種類と特徴
・子ども向けに特化した販売店!トイザらスやベビーザらスの取り扱い
  1. 絵の具はどこに売ってる?主要な販売店を一覧でチェック!
    1. 最もポピュラーな販売場所とその特徴
  2. 安くて手軽!100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の絵の具事情
    1. ダイソー・セリア・キャンドゥの取り扱いを比較
      1. アクリル絵の具は100均で十分?
  3. 学童用からプロ仕様まで!文房具店・画材専門店での購入メリット
    1. 画材専門店の「世界堂」や「トゥールズ」の魅力
    2. 大型文房具店(紀伊國屋、丸善など)の品揃え
      1. 失敗しない選び方のコツ
  4. ホームセンター(カインズ・コーナンなど)で買える絵の具の種類と特徴
    1. ホームセンターの絵の具は「用途」が幅広い
      1. アクリル絵の具とDIY塗料の違い
  5. 子ども向けに特化した販売店!トイザらスやベビーザらスの取り扱い
    1. 親御さんが安心できる「安全基準」の絵の具
      1. 知育玩具としての側面も
  6. 家電量販店・大型雑貨店(ヨドバシ・ロフト・ハンズ)の意外な品揃え
    1. ヨドバシカメラの「ホビー・文具」コーナー
    2. ロフト・東急ハンズの「おしゃれ」な画材
  7. インターネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入する最大のメリット
    1. 通販の3つの大きなメリット
    2. ネット通販で注意すべき点
  8. 【用途別】水彩・アクリル・油絵の具、あなたに最適な絵の具の選び方
    1. 水彩絵の具:手軽さと透明感が魅力
      1. 透明水彩と不透明水彩(ガッシュ)の違い
    2. アクリル絵の具:速乾性と耐水性で万能
    3. 油絵の具:重厚感と深み、長期的な乾燥時間
  9. 初心者・趣味で始めるならこれ!おすすめの絵の具タイプとセット
    1. 趣味なら「固形水彩セット」か「アクリル絵の具12色セット」
      1. 携帯性に優れた「固形水彩セット(パンカラー)」
      2. 万能な「アクリル絵の具12色セット」
    2. 筆やパレットはセット?それとも別売り?
  10. 絵の具の価格帯を徹底比較!場所によってどれくらい違うの?
    1. 場所別:価格帯の目安
    2. なぜ価格に差が出るのか?「顔料」が鍵!
  11. 失敗しない!購入前にチェックしたい絵の具の重要ポイント
    1. ポイント1:使う「素材」との相性
    2. ポイント2:必要な「色数」と「容量」
    3. ポイント3:耐光性(たいこうせい)と乾燥後の耐水性
  12. 目的の絵の具が見つからない!そんな時に試すべき最終手段
    1. 最終手段1:メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイト
    2. 最終手段2:プロ仕様の顔料とメディウムを購入して自作する
    3. 絵の具の代わりになる画材
  13. アクリル絵の具で描くなら知っておきたい「ジェッソ」の役割と購入場所
    1. ジェッソって何?なぜ必要なの?
      1. ジェッソの3つの役割
    2. ジェッソはどこに売ってる?
  14. 油絵を始めたい方向け:必要な道具と購入先の総合ガイド
    1. 油絵を始めるための必須アイテム
    2. 油絵道具の購入は「専門店 or 通販」が鉄則
  15. 絵の具の疑問Q&A!知っておくと便利な豆知識集
    1. Q1: 固まってしまった絵の具を復活させる方法はありますか?
    2. Q2: 子どもが使う絵の具で、服についても落ちやすいものはどれですか?
    3. Q3: ネットで絵の具を買うとき、色味の失敗を防ぐには?

絵の具はどこに売ってる?主要な販売店を一覧でチェック!

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「絵の具が売っている場所」と一口に言っても、その種類は本当に多岐にわたります。急ぎで欲しいのか、本格的なものが欲しいのか、それともとにかく安く済ませたいのか、目的によって最適な場所が変わってきます。

まずは、絵の具を扱っている主要な販売チャネルを一覧で見てみましょう!

最もポピュラーな販売場所とその特徴

多くの人がまず思い浮かべるのが、こちらの店舗ではないでしょうか。

販売チャネル 主な取り扱い(ターゲット層) 価格帯 メリット
100円ショップ(ダイソー、セリアなど) 水彩、アクリル(少量)、子ども向けセット 最安(110円~) とにかく安くて手軽、すぐに試せる。
大型雑貨店(ロフト、ハンズなど) デザイン性の高いセット、おしゃれな画材、初心者向け 中~高価格帯 品揃え豊富、ギフトにも最適。
ホームセンター(カインズ、コーナンなど) DIY用塗料、ポスターカラー、学童用水彩 低~中価格帯 日用品のついでに買える、大容量もあり。
画材・文房具専門店(世界堂、トゥールズなど) プロ仕様、油絵、日本画、専門メーカー品 高価格帯 専門知識を持つ店員に相談できる、品質重視
インターネット通販(Amazon、楽天、Yahoo!) 全種類、海外ブランド、大容量、専門品 幅広い(比較しやすい) 自宅で比較検討、24時間購入可能。

ご覧のように、一口に「絵の具」と言っても、売っている場所によって取り扱っている種類や価格帯が全く違いますよね。例えば、学校の夏休みの宿題で使う水彩絵の具なら100円ショップやホームセンターで十分ですが、本格的な油絵を始めるなら画材専門店に行くべきです。

特に、初めて絵の具を買う方や、子どものための絵の具を探している方は、まずは「何に使うか」を明確にすると、どこへ行くべきかが見えてきますよ!

最近はネット通販でも専門性の高いものが手軽に買えるようになりましたが、実際に色やテクスチャを見て選びたい場合は、店舗に足を運ぶのが一番です。

ちなみに、店舗の詳しい営業時間や場所については、Google検索で「画材 専門店 近く」のように調べてみるとすぐに見つかりますよ。

安くて手軽!100円ショップ(ダイソー・セリア・キャンドゥ)の絵の具事情

「ちょっとだけ使いたい」「子どもの遊び用に」「DIYのちょっとした色付けに」という目的であれば、真っ先に候補に挙がるのが100円ショップです!

ダイソー、セリア、キャンドゥ。大手3社はどこも画材コーナーが充実しており、侮れない品揃えになっています。特に子どもを持つ親御さんや、趣味で試してみたい方には、コスパの面で最高の場所と言えます。

ダイソー・セリア・キャンドゥの取り扱いを比較

それぞれの100円ショップには、少しずつ得意なジャンルがあります。

店舗名 主な絵の具の種類 特筆すべき点
ダイソー 水彩、アクリル、ポスターカラー、顔料 圧倒的な品揃え。筆やパレット、キャンバスなどの周辺用品も充実しているため、全てをダイソーで揃えることが可能。
セリア アクリル絵の具(特にネイルやレジン用)、固形水彩 おしゃれなパッケージや、小容量で試しやすいカラーバリエーションが豊富。DIYやハンドメイド系に強い。
キャンドゥ 水彩(チューブタイプ)、マーカータイプ、筆ペン 他店では見ないような、ユニークなお絵かきツールや、少量でセットになったものが得意。

アクリル絵の具は100均で十分?

最近の100均のアクリル絵の具は、発色も良く、ちょっとした工作やDIYには十分な品質を持っています。特に、木材や石、プラスチックなど、紙以外の素材に色を塗りたい場合には、耐水性のあるアクリル絵の具が重宝します。

ただし、プロ仕様の高級なアクリル絵の具と比べると、

  • 顔料の密度:薄く塗った時の隠ぺい力(下地を覆い隠す力)が弱いことがある
  • 耐光性:日光に当て続けた時の色褪せやすさ
  • 混色したときの安定性:色がにごりやすい

といった点で差が出ます。しかし、学校の工作や、子どものお絵かき、遊びの延長で使うなら、コスパ最強の100均製品を試してみる価値は十分あります。

「まずは試したい」という気持ちを大切にして、ぜひ一度100円ショップの画材コーナーを覗いてみてくださいね!思いがけない掘り出し物が見つかるかもしれません。

学童用からプロ仕様まで!文房具店・画材専門店での購入メリット

「品質にこだわりたい」「本格的な絵を描き始めたい」「専門的なアドバイスが欲しい」という方にとって、画材専門店や大型文房具店は最高の場所です。オンラインでは分からない、絵の具の「生きた情報」が手に入ります。

画材専門店の「世界堂」や「トゥールズ」の魅力

画材専門店と言えば、「世界堂」や「トゥールズ」などが有名ですよね。これらの専門店では、あなたが想像するあらゆる種類の絵の具が手に入ると言っても過言ではありません。

  • 油絵の具:プロが使う顔料の濃い高級品から、手軽なセットまで。
  • アクリル絵の具:発色が鮮やかな有名メーカー(ホルベイン、リキテックスなど)のものがずらり。
  • 水彩絵の具:透明水彩、不透明水彩、そして固形タイプ(パンカラー)の豊富な色数。
  • 特殊な絵の具:日本画用の岩絵具や水干絵具、フレスコ画材など、専門的なものまで取り扱いがある場合も。

専門店の最大のメリットは、その知識豊富な店員さんに相談できることです。「キャンバスに描きたいんだけど、アクリルと油絵、どっちがいい?」「色が褪せにくい絵の具は?」といった具体的な質問に答えてもらえます。これはネット通販では絶対に得られない貴重な体験です。

大型文房具店(紀伊國屋、丸善など)の品揃え

大型書店に併設された文房具コーナーや、単体の大型文房具店でも、かなりの種類の絵の具を扱っています。こちらは、学童用の文房具と並んで、趣味で使うことを想定したセット商品が充実している傾向にあります。

  • デザイン文具としての側面:おしゃれなパッケージの輸入水彩絵の具や、カリグラフィー用のインクなど、文具としてのデザイン性を重視したものが並びます。
  • ギフト需要:絵を描くのが好きな人へのプレゼントとして、高級な色鉛筆や固形水彩のセットなども見つかりやすいです。

本格的な画材専門店ほどマニアックな商品はなくても、「ちょっと良いものを手軽に試したい」という初心者の方には、非常に敷居が低くておすすめです。お買い物ついでに立ち寄れるのも嬉しいポイントですね。

失敗しない選び方のコツ

専門店では種類が多すぎて迷うかもしれませんが、まずは「メーカー」と「グレード」で絞り込むのがコツです。

メーカー名(ホルベイン、クサカベ、ターナーなど)を覚えておき、店員さんに「ホルベインの透明水彩の入門セットはありますか?」と聞けばスムーズです。また、同じメーカーでも「プロ仕様」と「アトリエ/学童用」といったグレードがあるので、ご自身の予算と目的に合わせて選びましょう。

専門的な画材のメーカーについて詳しく知りたい方は、「日本の画材メーカー 一覧」で調べてみると、様々な情報が見つかりますよ!

ホームセンター(カインズ・コーナンなど)で買える絵の具の種類と特徴

「ホームセンターで絵の具?」と意外に思う方もいるかもしれませんが、カインズやコーナン、ビバホームなどの大型ホームセンターは、絵の具の販売場所としてはかなり優秀なんです。特に、DIYや大容量の絵の具を探している方には見逃せないスポットです。

ホームセンターの絵の具は「用途」が幅広い

ホームセンターで主に扱っている絵の具は、大きく分けて2種類あります。

  1. 学童用・一般工作用の絵の具
    • サクラクレパスやぺんてるなどの定番メーカーの水彩絵の具セット
    • ポスター制作などに使うポスターカラー(主に不透明水彩)。
    • こちらは文房具コーナーや学用品の近くに置かれていることが多いです。
  2. DIY・ホビー用の塗料
    • 木材や金属、布などに塗ることを目的としたアクリル塗料(大容量)
    • 缶やボトルに入ったペンキや、木工用のステイン塗料など。
    • 本格的なアート用途ではありませんが、大きな看板を描いたり、部屋の壁にペイントしたりする際に使われます。

つまり、紙に描くだけでなく、立体物や大きなものに色を塗りたい場合は、ホームセンターの塗料コーナーが非常に役立ちます。

アクリル絵の具とDIY塗料の違い

ホームセンターで「アクリル」と名のつくものを見かけると思いますが、画材専門店のアクリル絵の具(アクリルガッシュやリキテックスなど)とDIY用の水性アクリル塗料は、少し性質が異なります。

DIY塗料は、主に耐久性や密着性が重視されており、色数も「白」「黒」「茶」「青」「赤」といった基本的な色が中心です。一方、画材用のアクリル絵の具は、複雑な混色や美しい発色、重ね塗りによる表現力に特化しています。

「家のベランダに塗る」ならDIY塗料、「キャンバスに風景画を描く」なら画材用のアクリル絵の具、といった具合に使い分けるのが賢明です。

ホームセンターは、筆やパレット、さらには新聞紙や養生テープといった「準備用品」も全て揃っているのが強み。絵の具以外の必要なものが一箇所で済むので、車でまとめて買い物に行きたい方には最適です。

最近は、ホームセンターオリジナルの画材ブランドも充実してきているので、掘り出し物を見つけるのも楽しいですよ!

子ども向けに特化した販売店!トイザらスやベビーザらスの取り扱い

お子さんがいるご家庭や、出産祝い、誕生日プレゼントなどで絵の具を探しているなら、トイザらスやベビーザらスといったおもちゃ・ベビー用品専門店は外せません。ここでは、「安全性」と「使いやすさ」を最優先にした商品が並んでいます。

親御さんが安心できる「安全基準」の絵の具

子どもが使う絵の具で最も気になるのは、やはり安全性ですよね。誤って口に入れてしまわないか、服や家具についたときに落としやすいか、といった点が重要になってきます。

トイザらスなどで扱われている絵の具は、そういった安全基準をクリアした製品が中心です。

  • 指絵の具(フィンガーペイント):小さな子どもが手を使って直接塗るための絵の具。食品の着色料を応用したものなど、安全性の高い成分で作られており、万が一舐めてしまっても安心なものが多数あります。
  • 水で落ちやすい絵の具:衣服についてもすぐに水で洗い流せるように工夫された学童用水彩セット。泥汚れのようにゴシゴシ洗う手間が省けるのは、忙しい親御さんにとって大きなメリットです。
  • クレヨン・色鉛筆とのセット:絵の具だけでなく、他の画材とセットになった知育玩具的な商品も豊富で、子どもの興味を引き出しやすい工夫がされています。

知育玩具としての側面も

おもちゃ屋さんの絵の具は、単なる画材としてだけでなく、子どもの「知育」や「感性教育」のツールとしても位置づけられています。

例えば、水と絵の具を混ぜる「色の変化」を学ぶセットや、色を塗ることで絵が浮き出る特殊な画材など、遊びを通して学ぶことを目的とした製品が多いのが特徴です。また、筆の持ち方や水入れの使い方を自然に学べるようにデザインされた、機能的な絵の具セットも充実しています。

もし、プレゼントとして絵の具を選びたい場合は、対象年齢が明確に記載されているものが多く、選びやすいですよ。パッケージもポップで可愛らしいものが中心なので、子どもが喜んでくれること間違いなしです!

子ども向けの知育玩具としての絵の具についてもっと知りたい方は、インターネットで「フィンガーペイント 安全 メーカー」を検索してみてください。

家電量販店・大型雑貨店(ヨドバシ・ロフト・ハンズ)の意外な品揃え

絵の具を探していて、「まさかこんなところに?」と思うかもしれないのが、ヨドバシカメラなどの家電量販店や、ロフト、東急ハンズといった大型雑貨店です。これらの店舗は、文具コーナーが非常に充実しており、特にデザインやホビー用途の絵の具を見つけるのに最適なんです。

ヨドバシカメラの「ホビー・文具」コーナー

ヨドバシカメラのような大型家電量販店は、一見するとカメラやパソコンばかりに見えますが、実はホビー・文具フロアが非常に充実しています。

  • プラモデル・フィギュア用塗料:ガンプラやミニチュアの塗装に使う、非常に細かい作業に適したアクリル系塗料やエナメル塗料。プロのモデラーも愛用する専門ブランドのものが並びます。
  • デザイン用マーカー・筆ペン:プロのイラストレーターやデザイナーが使う、アルコールマーカーや水性のカラー筆ペンなどが、絵の具の代わりとして使われることもあります。

特に、アニメやゲームのイラストを描くのが趣味、という方は、家電量販店のホビーコーナーは要チェックです。従来のチューブ絵の具とは異なる、新しい表現方法を可能にする画材が見つかるかもしれません。

ロフト・東急ハンズの「おしゃれ」な画材

ロフトや東急ハンズ(ハンズ)は、「おしゃれ」で「実用的」な画材が豊富に揃っています。ここでは、プロ仕様の硬派なものよりも、日常生活に取り入れやすい趣味としての画材が多いのが特徴です。

  • 固形水彩セット(携帯用):スケッチや旅先での利用を想定した、コンパクトなケースに入った固形水彩(パンカラー)のセット。見た目も可愛らしく、持ち運びやすいデザインが多いです。
  • 布用・ガラス用絵の具:Tシャツやマグカップ、ガラス瓶などにペイントできる特殊な絵の具。DIYやオリジナルのグッズ制作に挑戦したい方にぴったりです。
  • デザイン性の高い文具:海外の輸入文具や、著名な画材メーカーが初心者向けに開発した入門セットなど、パッケージにもこだわった商品が並んでいます。

「絵の具を使うのは久しぶり」という方や、「絵画教室に通うほどではないけど、何か趣味を始めたい」という方は、ハンズやロフトに行ってみると、素敵な画材との出会いがあるはずです!

ネットで買う前に、一度これらの店舗で実際に商品の色味やパッケージの質感を確認してみることをおすすめします。

インターネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で購入する最大のメリット

現代において、絵の具を買う場所として最も便利で、最も品揃えが豊富と言えるのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったインターネット通販です。店舗に足を運ぶ時間がない方や、特定の専門的な商品を探している方にとっては、欠かせない選択肢となっています。

通販の3つの大きなメリット

通販で絵の具を購入するメリットは、主に次の3点に集約されます。

1. 圧倒的な品揃えと価格比較の容易さ
実店舗ではスペースの制約上、限られた商品しか置けませんが、ネット通販では国内外のほぼすべてのメーカー、あらゆる種類の絵の具を扱っています。特に海外の珍しいブランドや、大容量の業務用サイズなども見つけやすいです。また、価格が一目瞭然なので、一番安いショップを簡単に見つけられるのも魅力です。

2. 24時間いつでも購入可能&自宅配送
「仕事や学校が終わってから買いに行きたいけど、お店が閉まっている…」という心配がありません。深夜でも早朝でも、自分のタイミングでゆっくり商品を選べます。重い画材や大量の絵の具を自宅まで配送してもらえるのは、特に助かりますね。

3. 口コミやレビューで品質を判断できる
実際に商品を購入し、使用した人のリアルな口コミやレビューを参考にできるのは、ネット通販ならではの強みです。「発色がいい」「耐久性がある」「子どもでも使いやすい」といった具体的な情報を事前に知っておくことで、購入後の失敗を防ぐことができます。

ネット通販で注意すべき点

もちろん、通販にもデメリットはあります。

  • 実物の色味との差:モニターの設定によって、商品の写真と実物の絵の具の色味がわずかに異なることがあります。これは特に繊細な表現を求めるプロには大きな問題になり得ます。
  • 送料と納期:急ぎで欲しい場合、送料がかかる場合や、商品の到着までに日数がかかる場合があります。購入前に必ず送料と納期を確認しましょう。
  • 偽造品の可能性:ごく稀にですが、有名ブランドの偽造品や粗悪品が出回っている可能性もあります。信頼できる大手サイトや、公式メーカーの販売店であることを確認してから購入してください。

ネット通販は賢く使えば、あなたの画材選びを強力にサポートしてくれます。特にAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングは、絵の具を探す際の最初の検索場所として活用してみてくださいね。

【用途別】水彩・アクリル・油絵の具、あなたに最適な絵の具の選び方

絵の具を探し始めた方がまずぶつかる壁が、「種類が多すぎる!」ということではないでしょうか。水彩、アクリル、油絵の具…。それぞれに全く異なる特徴があり、用途を間違えると作品作りがスムーズに進まないこともあります。ここでは、代表的な3種類の絵の具について、それぞれの特性と最適な用途を分かりやすく解説します。

水彩絵の具:手軽さと透明感が魅力

水彩絵の具は、小学校の美術で使うことから最も馴染み深い絵の具かもしれません。溶剤(溶かすもの)として「水」を使うのが特徴です。

透明水彩と不透明水彩(ガッシュ)の違い

水彩には大きく分けて2種類あります。

種類 特徴 最適な用途
透明水彩 水で溶くと紙の白さが透けて見えるため、淡く優しい表現や「にじみ」の技法が得意。乾いても水で溶ける。 風景画、スケッチ、イラスト、淡彩画
不透明水彩(ポスターカラー) 顔料の粒子が大きく、下に塗った色や紙の色を完全に覆い隠す。ポスターなどの均一な面塗りが得意。乾いても水で溶ける。 デザイン、ポスター制作、学校の教材

透明水彩は、重ね塗りをして下の色を透かせる表現ができるため、イラストや風景画など、繊細な表現を楽しみたい方に最適です。不透明水彩は、色の修正がしやすく、はっきりとした鮮やかな色を出したいときに便利です。

アクリル絵の具:速乾性と耐水性で万能

アクリル絵の具は、近年のアートやDIYで最も人気が高い絵の具かもしれません。溶剤は「水」ですが、一度乾くと水に溶けなくなる(耐水性)のが最大の特徴です。

  • 速乾性:乾くのが非常に早いため、色をどんどん重ねて塗りたい人、作業を早く進めたい人に向いています。
  • 対応素材の広さ:紙だけでなく、キャンバス、木材、布、石、ガラス、金属など、ほぼすべての素材に描くことができます。

「水彩画のような淡い表現」も「油絵のような厚塗り」も可能で、非常に万能です。初心者の方が最初に手を出す絵の具として、モモストアも強くおすすめします!

油絵の具:重厚感と深み、長期的な乾燥時間

油絵の具は、溶剤として「油(主にテレピン油やリンシード油)」を使う、最も伝統的な絵の具です。乾くのに非常に時間がかかる(数日から数週間)のが特徴です。

  • 重厚な質感:絵の具を盛り上げて立体感を出したり、独特のツヤや深みのある色を表現できます。
  • 修正の容易さ:乾燥が遅いため、描いている途中で何度でも色を混ぜたり、削り取ったりして修正ができます。

専門的な知識や道具(油、溶剤、換気)が必要になりますが、芸術性の高い、本格的な絵画を志す方にとっては、唯一無二の表現力を提供してくれます。自宅で油絵を始める際は、油の臭いや換気に十分注意しましょう。

初心者・趣味で始めるならこれ!おすすめの絵の具タイプとセット

絵の具の種類は分かったけれど、「結局、どれを選べばいいの?」と迷う方もいるはずです。ここでは、初心者の方や、趣味で気軽に始めたい方に特におすすめしたい絵の具のタイプと、具体的なセットの選び方について、モモストアが解説します。

趣味なら「固形水彩セット」か「アクリル絵の具12色セット」

手軽さと汎用性を考慮すると、以下の2つが特におすすめです。

携帯性に優れた「固形水彩セット(パンカラー)」

固形水彩(パンカラー)は、絵の具が小さな固形(ケーキ状)になっていて、水をつけた筆で溶かしながら使うタイプです。透明水彩の一種ですね。

  • おすすめポイント持ち運びに便利で、カフェや旅先、公園など、どこでも手軽にスケッチが楽しめます。必要な色がコンパクトなケースに全て収まっており、筆や水入れがセットになっているものも多いです。
  • 選び方:まずは12色〜24色程度のセットから始めてみましょう。メーカーによって発色や溶けやすさが違うので、最初は国内メーカーの有名どころ(サクラ、ぺんてるなど)のものが安心です。

透明水彩は、水の量で濃淡を調整するテクニックが必要ですが、それもまた楽しさの一つです。

万能な「アクリル絵の具12色セット」

アクリル絵の具は、前述の通り、水彩のような表現も油絵のような厚塗りもできる万能さが魅力です。耐水性があるので、一度描いたら水に濡れても滲まず、作品を長く保存したい場合にも適しています。

  • おすすめポイント:紙だけでなく、スマホケース、スニーカー、石、木片など、様々なものに描きたい方に最適。速乾性なので、どんどん色を重ねていけます。
  • 選び方:12色や18色のセットを選びましょう。単色で買い足すこともできるので、よく使う白や黒だけは大きなチューブにしておくのがおすすめです。

アクリル絵の具は、画材専門店、大型雑貨店、ネット通販のどこでも手に入りますが、ネット通販でセット商品を探すのが最も価格を比較しやすく、お得なことが多いです。

筆やパレットはセット?それとも別売り?

初めて絵の具を買う場合、筆やパレットも揃える必要があります。ほとんどの場合、学童用の水彩セットや、初心者のためのアクリルセットには、筆やパレット、水入れなどが同梱されています。

しかし、セットの筆はあくまで「おまけ」程度の品質であることが多いので、本格的に描きたくなったら、少し良い筆を単体で買い足すことをおすすめします。筆の良し悪しで、絵の具のノリや描き心地は劇的に変わりますよ。

絵の具の価格帯を徹底比較!場所によってどれくらい違うの?

絵の具の価格は、購入する場所や絵の具の種類、そして「グレード(品質)」によって本当にピンキリです。ここでは、主要な購入場所ごとの価格帯と、同じ種類の絵の具でも価格が変わる理由について解説し、賢くお得に買うためのヒントを提供します。

場所別:価格帯の目安

ここでは、最も一般的な「水彩絵の具」を例に、場所ごとの価格帯を比較してみましょう。

購入場所 水彩絵の具セット(12色程度)の目安価格 価格が安い理由・高い理由
100円ショップ 110円~550円 少量、成分がシンプル、コスト最優先
ホームセンター・スーパー 800円~1,500円 学童用定番品、大量仕入れによる価格メリット。
大型雑貨店(ハンズ、ロフト) 1,500円~4,000円 デザイン性、ブランド力、初心者向けセットの価格。
画材専門店 3,000円~10,000円以上 プロ用顔料、耐光性、濃度など品質が最高レベル。
インターネット通販 500円~数万円 幅広い品揃え。セールやアウトレット品を見つけると格安になることも

注目すべきは、画材専門店と100円ショップの価格差です。同じ「水彩絵の具」でも、専門店の高級品は、顔料の質や精製方法が全く違います。価格が高い絵の具は、発色が鮮やかで、描いた作品が何十年も色褪せしにくいという特徴があります。

なぜ価格に差が出るのか?「顔料」が鍵!

絵の具の価格を決める最大の要因は、実は「顔料(色の素)」なんです。

  • 天然の希少な顔料:ウルトラマリン(青)やカドミウム(赤・黄)など、鉱物から採取される一部の顔料は非常に高価です。これらを使用している絵の具は必然的に高くなります。
  • 顔料の濃度:高級な絵の具は、安価なものに比べて顔料が濃く、糊(バインダー)の比率が低いです。そのため、少量でもしっかり発色し、絵の具本来の色をそのままキャンバスに乗せることができます。

結論として、「価格=品質」と考えてほぼ間違いありません。初めて絵を描く方や子どもは安価なもので十分ですが、「本格的に趣味にしたい」「個展を開きたい」といった目標があるなら、少し背伸びをしてでも良質な絵の具を選ぶことをおすすめします。良い道具は、上達へのモチベーションにも繋がりますよ。

失敗しない!購入前にチェックしたい絵の具の重要ポイント

いざ絵の具を買いに行く前に、これだけは知っておきたいというチェックポイントをまとめました。特に、初めて絵の具を買う方や、用途がはっきりしないままお店に行ってしまうと、後悔することになりかねません。以下の3つのポイントを意識して選んでみてくださいね!

ポイント1:使う「素材」との相性

これは最も重要です。絵の具の種類と、それに適した素材は決まっています。

絵の具の種類 主な推奨素材 失敗しやすい素材
水彩絵の具 水彩紙、画用紙(厚手のもの) 油絵用キャンバス、ガラス、金属(弾かれる)
アクリル絵の具 ほぼ全ての素材(紙、キャンバス、木、布、石) シリコン、油分の多いプラスチック
油絵の具 油絵用キャンバス(ジェッソ下地必須)、木製パネル 一般的な画用紙、水彩紙(紙が油を吸ってボロボロになる)

特にアクリル絵の具は万能ですが、油絵の具は必ず油絵用の下地処理がされたキャンバスやパネルに描く必要があります。何を「キャンバス」にするかを最初に決めておくと、選ぶ絵の具が絞られますよ。

ポイント2:必要な「色数」と「容量」

初めての購入だと、「色が多い方がいい」と思いがちですが、実は色数が多すぎても使いこなせないことがあります。

  • 初心者・学童:12色セットで十分です。基本的な色があれば、混色(色を混ぜて新しい色を作ること)の練習にもなります。
  • プロ・上級者:よく使う基本色(白、黒、赤、青、黄など)は大きなチューブで、特殊な色やあまり使わない色は小さなチューブや単色で買い足すのが経済的です。

特にアクリルや油絵の具はチューブが大きくなるほど単価が安くなる傾向があるので、白や黒といった「消費の激しい色」は、迷わず大容量を選ぶのがおすすめです。

ポイント3:耐光性(たいこうせい)と乾燥後の耐水性

これは作品を長く保存したい場合に重要なポイントです。

  • 耐光性:描いた絵を壁に飾ったり、光の当たる場所に置いたりする場合、この性能が低いと数年で色が褪せてしまいます。プロ用の絵の具には、耐光性が星マークなどで表記されていることが多いです。
  • 乾燥後の耐水性:アクリル絵の具は乾くと水に溶けませんが、水彩絵の具は乾いた後でも水に溶けます。雨の日に水彩画を持ち運んだり、上に別の色を重ねたい場合は、アクリル絵の具を選ぶ必要があります。

購入時には、パッケージの裏面やメーカーのウェブサイトで、これらの情報をチェックしてみてくださいね。

目的の絵の具が見つからない!そんな時に試すべき最終手段

ここまで、様々な絵の具の販売場所を見てきましたが、「どうしても探している色がない!」「地方で近くに画材専門店がない!」といった場合もあるかもしれません。そんな時に試すべき「最終手段」と、絵の具以外の代替品についてご紹介します。

最終手段1:メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイト

もし、特定のメーカーの廃盤になった色や、限定品の絵の具を探しているなら、フリマサイトやオークションサイトを覗いてみる価値があります。

  • メリット:新品では手に入らない貴重な絵の具が見つかる可能性があります。また、試し塗りで数回使っただけの「ほぼ新品」が格安で出品されていることもあります。
  • 注意点:古い絵の具(特に油絵の具)は、固まってしまっている可能性もあるため、出品者に状態を詳しく確認しましょう。また、色味がイメージと違うなどのトラブルもあるので、信頼できる出品者から購入することが大切です。

最終手段2:プロ仕様の顔料とメディウムを購入して自作する

これは上級者向けの手段ですが、本当にこだわりたいなら、自分で絵の具を練って作るという方法もあります。

  • 顔料(色の粉):画材専門店やネットで、チューブに入っていない「顔料」だけを購入できます。
  • メディウム(糊):水彩ならアラビアゴム、アクリルならアクリル樹脂を主成分としたメディウムを購入します。

これらを混ぜ合わせることで、自分の好きな濃度や質感の絵の具を、必要な分だけ作ることができます。手間はかかりますが、この作業自体もアートの一部として楽しむことができますよ。

絵の具の代わりになる画材

「絵の具がないけど、急いで色を塗りたい!」という時は、以下の画材で代用することも可能です。

代替画材 特徴と用途
水彩色鉛筆 色鉛筆で描いた後、水を含ませた筆でなぞると水彩絵の具のように溶けて色がつきます。スケッチや細密描写に最適。
アルコールマーカー コピックなどが有名。色の伸びが良く、重ね塗りでグラデーションが作れます。イラストや漫画の着色に広く使われます。
筆ペン・カラーインク 筆の表現とインクの鮮やかさが魅力。淡い表現から濃い表現まで、水で濃さを調整できます。

これらの代替品も、大型雑貨店やネット通販で手軽に入手できます。特に水彩色鉛筆は、絵の具と色鉛筆の良さを兼ね備えているので、初心者の方にも非常におすすめです。

もし、あなたの住んでいる地域で専門的な画材店が見つからない場合は、「画材 専門店 通販 おすすめ」で信頼できるオンラインショップを探してみましょう!

アクリル絵の具で描くなら知っておきたい「ジェッソ」の役割と購入場所

アクリル絵の具を使ってキャンバスや木材に本格的に絵を描く場合、多くの人が使うのが「ジェッソ」という下地材です。ジェッソは絵の具そのものではありませんが、作品の仕上がりや耐久性を大きく左右する重要な画材です。どこで買えるかを含めて、その役割を見ていきましょう。

ジェッソって何?なぜ必要なの?

ジェッソ(Gesso)は、アクリル樹脂を主成分とした白色の液体で、キャンバスやパネルなどの支持体に最初に塗る下地材です。簡単に言えば、「絵の具のための化粧下地」のようなものですね。

ジェッソの3つの役割

  1. 絵の具の発色を良くする(白地を作る):キャンバスの布の色や木の色を覆い隠し、真っ白な画面を作ることで、上に塗る絵の具本来の鮮やかな色を際立たせます。
  2. 絵の具の密着性を高める:アクリル絵の具は乾くと耐水性になりますが、支持体がツルツルしていると剥がれやすいことがあります。ジェッソは支持体の表面に細かい凹凸を作り、絵の具をしっかり定着させます。
  3. 支持体の劣化を防ぐ:木材や布地から出る酸性の成分が絵の具を劣化させるのを防いだり、油絵の具の場合は油分が支持体に過度に吸収されるのを防ぐ役割もあります。

プロの画家であれば、このジェッソを何度も塗り重ねたり、砂や石膏を混ぜて独自のテクスチャ(質感)を作ったりすることもあります。作品の基礎となる、非常に重要な工程です。

ジェッソはどこに売ってる?

ジェッソは、絵の具本体と同じ場所で売られていることが多いですが、特に以下の場所で豊富な種類が見つかります。

  • 画材専門店:最も品揃えが豊富で、用途に応じた様々な種類のジェッソ(硬いもの、柔らかいもの、透明なものなど)が手に入ります。大容量のバケツタイプもここで購入するのがおすすめです。
  • 大型雑貨店(ハンズ):ホビー用途のジェッソや、小さな容器に入ったお試しサイズのジェッソが置いてあります。
  • インターネット通販:有名メーカー(ホルベイン、リキテックス、ターナーなど)のジェッソが、価格比較しながら購入できます。重いので、自宅に配送してもらえる通販は便利です。

「私は初心者だから、ジェッソは不要かな?」と思うかもしれませんが、キャンバスに描くなら最初からジェッソが塗られている「Fサイズキャンバス」などを買うのが一番手軽です。ジェッソが塗られていないキャンバス(生キャンバス)は、専門店などで確認してみてくださいね。

油絵を始めたい方向け:必要な道具と購入先の総合ガイド

油絵の具は、アクリルや水彩とは全く異なる魅力がありますが、その分、必要な道具も多く、少し敷居が高いと感じるかもしれません。ここでは、油絵を始めるために必要な基本的な道具と、それらをどこで購入するのが効率的かを見ていきましょう。

油絵を始めるための必須アイテム

油絵の具本体以外にも、以下の道具が最低限必要になります。

  1. 油絵の具:最初は12色程度のセットで十分です。ホルベインやクサカベなどのメーカーが有名です。
  2. 溶き油(メディウム):絵の具を溶かして描きやすくしたり、乾燥を早めたり、ツヤを出したりするための油です。
    • テレピン油(揮発性):筆を洗ったり、絵の具をサラサラにするために使います。
    • リンシード油(乾性油):絵の具に混ぜて粘り気を出したり、ツヤを出したりするために使います。
  3. 筆(油彩用):豚毛や合成繊維など、硬さのある筆が必要です。水彩用の筆とは分けて使います。
  4. パレット:木製やプラスチック製のものを使います。使い終わった油絵の具のパレットを洗うのは大変なので、紙パレットも人気です。
  5. キャンバス/パネル:前述の通り、ジェッソなどの下地処理がされたものを選びましょう。
  6. ペインティングナイフ:パレット上の絵の具を混ぜたり、キャンバス上の絵の具を削り取ったりするのに使います。

油絵道具の購入は「専門店 or 通販」が鉄則

油絵の具は、水彩やアクリルほど汎用的なものではないため、100円ショップや一般的なホームセンターではほとんど売られていません。購入場所は、「画材専門店」か「ネット通販」のどちらかを選ぶことになります。

画材専門店で購入するメリット

  • 店員さんに、油や溶剤の組み合わせ方、換気の重要性など、安全面を含めた専門的なアドバイスを受けることができます。
  • 油の臭いや筆の質感など、実際に手に取って確認できるため、失敗が少ないです。

ネット通販で購入するメリット

  • 必要なものが全てセットになった「油絵スタートキット」のような商品が多く、個別に揃える手間が省けます
  • 重いキャンバスや油を自宅まで配送してくれるため、持ち運びの手間がありません。

油絵は、初期費用が水彩などに比べて少し高くなりますが、その分、表現の幅は無限大です。最初はセット商品で道具を揃え、描くことに慣れてきたら、単色の絵の具や特殊なメディウムを買い足していくのがおすすめです。

絵の具の疑問Q&A!知っておくと便利な豆知識集

最後に、絵の具に関する「よくある疑問」について、モモストアがQ&A形式でまとめてみました。知っておくと、日々の創作活動や購入の際に役立つ豆知識ばかりです!

Q1: 固まってしまった絵の具を復活させる方法はありますか?

A: 絵の具の種類によって対処法が異なります。
水彩絵の具(チューブタイプ)であれば、乾燥して固まっても、水を含ませて練ることでほぼ元通りに使えます。パレット上で固まった絵の具も、水で溶かして再利用できますよ。

一方、アクリル絵の具は一度乾くと水に溶けない(耐水性)のが特徴です。そのため、チューブの中で固まってしまったら残念ながら復活させるのは非常に難しいです。チューブの蓋をしっかり閉め、空気との接触を避けることが、長持ちさせるための最大の秘訣です。

Q2: 子どもが使う絵の具で、服についても落ちやすいものはどれですか?

A: 「水で落とせる」と明記された水彩絵の具を選びましょう。
前述の通り、トイザらスやホームセンターなどで売られている学童用の水彩絵の具セットの中には、「水で簡単に落ちる」ことを謳っている商品が多くあります。これらは、通常の水彩絵の具よりも衣服の繊維から色が抜けやすいように成分が調整されています。

アクリル絵の具は、絶対に避けましょう。乾くと完全に耐水性になるため、服につくとほぼ落ちません。もしついてしまったら、乾く前に石鹸で素早く洗い流すのが最後のチャンスです。

Q3: ネットで絵の具を買うとき、色味の失敗を防ぐには?

A: 以下の3ステップで失敗を最小限に抑えられます。

  1. メーカーの公式HPの色見本を参考にする:販売サイトの画像ではなく、メーカーが公開している「デジタル色見本」の方が、より正確な色情報が得られます。
  2. レビューで「色味」に関するコメントを探す:「写真より明るかった」「思ったよりくすんでいた」などの具体的なコメントは非常に参考になります。
  3. 基本色(三原色)だけは実店舗で買う:混色の基準となる赤、青、黄の3色だけでも、画材専門店で実物を見て購入しておくと、他の色をネットで買ってもイメージが掴みやすくなります。

絵の具選びは、時には悩ましく、時にはワクワクする楽しい時間です。この記事が、あなたの次の作品作りの一歩を後押しできたら嬉しいです!

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