ダイソーで釣具はたくさん売ってる？釣り好きモモストアが徹底解説！

「ダイソーに釣具って売ってるの？」
「売ってるのは知ってるけど、実際たくさん種類があるの？」
釣り好きなら誰もが一度は気になったことがあるこの疑問、ズバリお答えします！
結論から言うと、今のダイソーは昔とは比べ物にならないほど品揃えが豊富で、「たくさん売ってる」という表現はもはや控えめなくらい進化しています。
この記事では、筆者モモストアが実際にダイソー釣具を使い倒した経験に基づき、初心者の方が本当に買っていい商品、そして逆に注意すべきアイテムまで、徹底的に解説していきます！

ダイソーの釣具の品揃えは本当に「たくさん」あるのかを徹底調査！

皆さんが「ダイソーに釣具がある」と聞いて想像するのは、どんなアイテムでしょうか？
もしかしたら、「せいぜい針やオモリくらいでしょ？」と思っているかもしれませんね。
ところが、今のダイソーの釣具コーナーは、もはや一つの小型釣具店と呼んでも過言ではないレベルに進化しています。
特に大型の店舗や、レジャー需要の高いエリアのダイソーに行くと、その充実ぶりに驚かされるはずです。

100円以上の商品も増えたがそれでも破格の充実度

「ダイソーなのに100円じゃないの？」と感じる方もいるかもしれませんが、現在のダイソー釣具の主力は、330円、550円、そしてロッド（釣り竿）やリールといった大物でも1,100円（税込）の商品です。
確かに100円均一という枠は超えましたが、釣具専門店の同等品と比べると、その価格差は歴然。
例えば、釣具店で3,000円〜5,000円はするような入門用のルアーロッドが、ダイソーなら1,100円で手に入ってしまうんですから、破格のコスパと言えますよね。
このように、ダイソーは「100円で収まらない本格的なアイテム」を取り入れることで、品揃えを爆発的に増やし、「たくさん売ってる」状態を実現したんです。
これは、釣りへの敷居をグッと下げてくれた、釣り人にとっては本当に嬉しい進化です。

ルアー、仕掛け、小物、消耗品までコーナーが拡大中

ダイソーの釣具コーナーには、ざっくり分けて以下のものが揃っています。

カテゴリ	主な商品例	価格帯（税込）
大物/セット	釣り竿（ロッド）、リール（糸付き）、穴釣り用ミニロッド	770円～1,100円
ルアー関連	メタルジグ、ミノー、ワーム、ジグヘッド、エギ、タコエギ	110円～330円
仕掛け/消耗品	サビキ仕掛け、ちょい投げ仕掛け、オモリ、ライン（道糸、PEライン）、針	110円～550円
小物/ギア	フィッシュグリップ、メジャー、水汲みバケツ、エアーポンプ、ケース、ハサミ	110円～770円

これだけあれば、例えば「アジを釣りたい！」と思ったら、竿、リール、サビキ仕掛け、オモリ、バケツまで、エサ（後述しますが常温保存のエサも出ています！）を除いて、ほぼダイソーだけで完結できてしまいます。
特にルアーや消耗品の品揃えは目覚ましく、色違いや重さ違いのメタルジグがずらっと並ぶ様は圧巻ですよ。

初心者の「とりあえず一式」が揃う感動の品揃え

釣りを始めたいけど、「何を買えばいいか分からない」「道具が高そう」という悩みを抱えている方は多いですよね。
ダイソーは、まさにそんな初心者の救世主です。

＜ダイソーで揃う「釣りデビューセット」の例＞

• 竿・リールセット：1,100円の振り出し竿とリール（糸付き）
• 仕掛け：サビキ仕掛けセット（110円）
• オモリ：ナス型オモリ（110円）
• 小物：釣り用活かしバケツ（550円）＋魚つかみ（110円）

これらを全部合わせても、2,000円以下で基本的な釣り具一式が揃ってしまう計算になります。昔なら考えられないことですよね。
もちろん、より本格的な釣りを追求するなら、専門店の高価な道具には敵いませんが、まずは「釣りって楽しいかも！」という体験をするには十分すぎるほどの品揃えです。
このように、ダイソーは「たくさん売ってる」だけでなく、「必要なものが一箇所でまとめて買える」という手軽さも提供しているからこそ、ファミリー層や初心者から圧倒的な人気を集めているんです。

ちなみに、ダイソー釣具の多くは、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも販売されており、お店で探す手間を省きたい方や、他の釣具との比較をしたい方には、ネットでの購入も非常にコスパが良くおすすめですよ！特に重いオモリやかさばるバケツなどは、通販でまとめて買って自宅に届けてもらうのが賢い方法です。

初心者やファミリー層はダイソー釣具だけで本当に釣りができるのか？

品揃えは豊富だと分かっても、「本当に安物で釣れるの？」と心配になるのは当然です。
結論から申し上げますと、ダイソーの釣具だけでも十分に魚を釣ることは可能です！
もちろん、相手は自然の魚ですから「絶対」とは言えませんが、堤防でのサビキ釣りやちょい投げ釣りであれば、ほとんどのケースで釣果実績があります。

実際に釣れた実績が豊富！SNSでも話題沸騰中

ダイソー釣具の評判は、SNSやYouTubeを見れば一目瞭然です。
「#ダイソー釣具」で検索すると、アジ、サバ、カサゴ、メバルといった比較的小型の魚だけでなく、なんとシーバスやタチウオ、時には青物といった中型以上の魚をダイソーのルアーで釣り上げている投稿がたくさん見つかります。
特に有名なのは、ダイソーのメタルジグ（200円〜）で青物を釣ったという成功例で、これらは「神コスパルアー」として大きな話題になりました。
これは、ダイソーの釣具が「安かろう悪かろう」ではなく、魚を誘うための基本的なアクションや性能をしっかり満たしていることの証明だと言えます。
筆者モモストアも、ダイソーのワームとジグヘッドのセットで、堤防からメバルを何匹も釣り上げた経験があります。初めて釣れた時の感動は、道具の値段に関係なく最高でした！

竿とリールがあればチョイ投げやサビキは即スタート可能

釣り方を問わず、入門として最も手軽なのは「サビキ釣り」や「ちょい投げ釣り」です。
これらは、特別な技術はほとんど必要なく、仕掛けを投入して待つだけというシンプルな釣り方なので、初心者や小さなお子様がいるファミリー層にぴったりです。
ダイソーで販売されている1,100円のロッドとリール、そして110円のサビキ仕掛けを組み合わせれば、すぐに釣り場に向かうことができます。
さらに、ダイソーのリールにはあらかじめナイロンラインが巻かれているものが多いため、買ったその日にすぐ使えるという手軽さが大きな魅力です。

＜サビキ釣り・ちょい投げに必要なダイソーアイテム＞

• 釣り竿・リールセット (1,100円)
• サビキ仕掛けまたはちょい投げ仕掛けセット (110円)
• オモリ（ナス型など） (110円)
• 水汲みバケツ（手を洗ったり魚を活かしたり） (550円)
• ハサミ、タオル、ケース類 (110円〜)

ほら、これだけで十分始められますよね！もし足りないと感じても、ダイソーならすぐに買い足せる値段なのが安心です。
もしダイソー店舗で見つからないアイテムがあったり、色違いやサイズ違いをまとめて揃えたい場合は、Amazonや楽天市場で「釣り具 セット 初心者」などで検索してみると、ダイソーのアイテムと併せて使える良質なアイテムがお得な価格で見つかることがあります。

ただし生エサだけは専門店の利用を推奨

ダイソーでも常温保存可能な練りエサやイカエサ（Hitくんシリーズ）などが登場していますが、やはり釣果を確実に上げたいのであれば、アミエビやゴカイなどの生エサは釣具専門店で購入するのがベストです。
魚はやはり新鮮なエサに食いつきやすいですし、特にアミエビはサビキ釣りで魚を集めるために必須のアイテムです。
ダイソーで道具を揃え、最後に釣具店でエサを買うという流れが、最もコスパ良く、釣果も期待できる方法だとモモストアは強くお勧めします。
また、エサの管理や釣り場での快適性を考えると、Amazonや楽天で評判の良いクーラーボックスや保冷剤をダイソー外で揃えておくと、さらに快適な釣り体験ができますよ。

釣りを始めるなら、まずはダイソーのアイテムで揃えてみて、慣れてきたら徐々にAmazonや楽天市場で販売されているような、高性能な専門アイテムに切り替えていくのが最も経済的で楽しい方法です。

ダイソーで揃う！釣り竿・リール・ラインのおすすめと選び方のコツ

ここからは、釣りの核となる「竿（ロッド）」、「リール」、そして「ライン（釣り糸）」について、ダイソーのおすすめアイテムと選び方のポイントを深掘りしていきましょう。
この3つは、釣りの楽しさを大きく左右する重要なアイテムなので、ぜひ参考にしてください。

1,100円の釣り竿（ルアーロッド）は破格のコスパ

ダイソーのロッドで最も注目されているのが、1,100円のルアーロッド（約1.8m）です。

• 価格：1,100円（税込）
• 長さ：約1.8mが多い
• 特徴：ルアーに対応した調子で、比較的ハリがある
• 用途：ちょい投げ、サビキ、ルアー（ライトゲーム）全般

この価格でロッドが手に入るのは本当に驚きです。専門店の入門用ロッドでも3,000円〜5,000円はするため、試しにルアー釣りを始めたい方には最適です。
選び方のコツとしては、

• 長さ：初心者なら1.8m前後のものが扱いやすいです。長いほど遠くに投げられますが、操作が難しくなります。
• ガイド：念入りにチェックし、ガイド（糸を通す輪っか）にバリや歪みがないか確認しましょう。

もちろん、より繊細なアタリを取ったり、大物と格闘したりするなら、専門店の竿の感度や耐久性には及びませんが、まずは「魚をかける」楽しさを知るには十分すぎる性能を持っています。

リールは番手と巻き心地をチェックするのがコツ

ダイソーのリールも、ロッドと同じく1,100円程度で手に入りますが、番手（サイズ）がいくつか展開されています。

番手	目安となる大きさ	主な用途
1000番/2000番	小型（手のひらサイズ）	ハゼ釣り、小物釣り、メバルやカサゴなどのライトゲーム
3000番	中型	ちょい投げ、サビキ、エギング（アオリイカ釣り）
4000番以上	大型	本格的な投げ釣り、軽めのショアジギング

初めての一台なら、汎用性の高い2000番か3000番を選ぶのがおすすめです。
選び方で最も重要なのは、「巻き心地」です。リールのハンドルを回してみて、

• ゴリゴリ、シャリシャリといった異音がないか
• ハンドルがスムーズに回るか
• ドラグ（糸が出る仕組み）がちゃんと機能するか

これらをチェックしてから購入しましょう。個体差があるため、店頭で確認できる場合は必ず触ってみてください。
ダイソーのリールは耐久性が価格相応な場合が多いので、釣りに行く頻度が高い方や大物を狙いたい方は、Amazonや楽天市場で販売されているシマノやダイワといった有名メーカーの入門機（5,000円〜10,000円程度）をチェックしてみるのも賢い選択です。

PEラインも登場！ラインナップの進化がすごい

釣り糸である「ライン」も、ダイソーの進化を感じるアイテムの一つです。
以前はナイロンラインが中心でしたが、最近ではPEライン（ポリエチレンライン）まで登場しています。

• ナイロンライン：安くて伸びがあるため初心者向け。予備として最適。
• PEライン：高感度で伸びが少ない上級者向けライン。価格は330円〜550円（号数による）。

特にルアーフィッシングでは感度の高いPEラインが必須ですが、釣具店で買うと数千円はします。それがダイソーで550円以下で手に入るというのは驚異的ですよね。
ただし、ダイソーのPEラインは専門店のものに比べると、色落ちが早かったり、強度がやや劣ったりする場合があります。
そのため、ダイソーのPEラインをメインとして使う場合は、Amazonや楽天で販売されている信頼できるフロロカーボンのリーダー（PEラインの先に結ぶ糸）を必ず用意し、PEラインが魚の歯や岩で切れないように補強しましょう。

このように、竿、リール、ラインともにダイソーだけで揃えられますが、もし「すぐに壊れたら嫌だな」という不安があるなら、特にリールはAmazonや楽天市場で評価の高い国内メーカーのエントリーモデルを購入するのが、結果的にコスパが良い場合もありますよ。

【ルアー派必見】ダイソーのメタルジグ・ワーム・ミノーの驚くべきラインナップ

ダイソー釣具の進化を語る上で、ルアーのラインナップを外すことはできません！
かつては「ルアーは高くてロストが怖い」というイメージがありましたが、ダイソーのおかげで、もはやルアーフィッシングが誰でも気軽に楽しめる時代になりました。
特に、青物やシーバス狙いにも使えるアイテムが充実しており、専門店のルアーと遜色ない釣果を叩き出す「神ルアー」が続々と生まれています。

伝説の「メタルジグ」シリーズは釣具店の半額以下

ダイソーのルアーの中でも、最も有名で実績があるのが「メタルジグ」シリーズです。
メタルジグとは、金属製のルアーで、遠投性に優れ、アジ、サバ、タチウオ、ハマチ（青物）など、幅広い魚種を狙える万能ルアーです。

商品名（通称）	重さ（g）	価格（税込）	主なターゲット
ジグロック	18g, 28g, 40g	220円～330円	サバ、カマス、小型青物、タチウオ
メタルジグマイクロ	3g, 5g, 7g	110円	メバル、カサゴなどのライトゲーム
ダイソーVJ（ジグヘッド＋ワーム）	16g, 22g, 28g	330円〜550円	ヒラメ、シーバス、マゴチ

釣具店で販売されているメタルジグは安くても500円〜1,000円程度しますが、ダイソーなら200円台で手に入ります。
メタルジグは根がかり（海底の障害物に引っかかってルアーを失うこと）しやすい釣り方なので、ロストを恐れずガンガン投げられるダイソーのメタルジグは、初心者だけでなく上級者の「消耗品」としても大活躍しています。

特に「ジグロック」はカラーバリエーションも豊富で、イワシ柄やゼブラグロー（暗闇で光る）など、定番の釣れるカラーが揃っているのが嬉しいポイントです。

ワームはカラーとサイズのバリエーションが豊富

ワーム（ゴムや樹脂製の虫や魚の形をしたエサ）も、ダイソーで豊富に揃っています。

• シャッドテールワーム：尾っぽが動いて魚を誘うタイプ。シーバスやヒラメ、マゴチ狙いに最適。72mmや88mmなどサイズも充実。
• ピンテールワーム：細長い形状で、メバルやアジを狙うライトゲームに最適。
• エギ（イカ用）：アオリイカを狙うエギング用のルアーも110円から手に入ります。

ワームは消耗品であり、魚に噛まれたり、キャスト時に千切れたりすることも多いので、ダイソーで大量にストックしておけるのは非常に心強いです。
ワームと組み合わせて使う「ジグヘッド」（重りと針が一体化したもの）も、重さや針の形状違いで数種類展開されており、ダイソー内で完璧な組み合わせを見つけることができます。

220円のロングビルミノーなど大型ルアーも充実

最近のダイソーは、メタルジグだけでなく、本格的なプラスチック製ルアー（ハードルアー）の開発にも力を入れています。

• ミノー：小魚の形をしたルアー。水面直下を泳がせます。
• クランクベイト：丸みを帯びた形状で、バスや根魚狙いに使えます。

特に注目すべきは、「ロングビルミノー」です。これは大型のルアーで、シーバスや青物といった大型魚を狙うために使われます。専門店の同等品なら1,500円〜2,000円はするようなルアーが、ダイソーでは220円という驚きの価格で手に入ります。
もちろん、巻いた時の動き（アクション）の質や、フック（針）の強度は専門店に劣る部分もありますが、まずは安価に試してみて、釣果が出たら専門店の上位モデルを購入するというステップを踏むのがおすすめです。

ちなみに、ダイソーのルアーはフック（針）が錆びやすいという意見も多いので、ルアーを大量購入する際は、Amazonや楽天市場で販売されている錆びにくい国産メーカーの交換用フックを併せて購入しておくと、より長く安心して使えるようになりますよ！ルアーはAmazonや楽天でまとめてチェックして、カラーや重さのラインナップを比較するのも楽しいですね。

ダイソーの「生エサ」まで登場！仕掛け・オモリ・小物のコスパ最強アイテム

ルアーだけでなく、エサ釣り派の皆様にもダイソーの釣具は欠かせません。
特に仕掛けやオモリ、そしてあると便利な小物類は、まさに「消耗品はダイソーで」を地で行く最強のコスパを誇ります。

常温保存可能な「Hitくん」イカエサを試してみた

ダイソー釣具の最も大きな進化の一つが、「生エサ」の登場です。
常温保存が可能な「Hitくん」シリーズには、生イカを加工したエサやアミエビ（撒き餌）などがあり、釣具店に立ち寄る時間がなくても、ダイソーに寄るだけでエサ釣りの準備ができるようになりました。

• 常温保存生エサ（イカ・赤）：魚を集める集魚剤が配合されており、保存が簡単なのが魅力。
• アミエビ（常温保存）：サビキ釣りに必須の撒き餌。冷凍保存が不要で手軽。

実際に使ってみた感想として、釣具店の生エサほどの食いつきはありませんでしたが、十分魚を釣ることは可能でした。特に急な釣行や、子供とちょっとだけ釣りをする、といったシーンでは非常に便利です。
ただし、本格的に大漁を狙うなら、やはり釣具店で販売されている冷凍アミエビや活きたエサの方が圧倒的に有利なのは間違いありません。

サビキ仕掛けや胴突仕掛けは予備として大量購入がおすすめ

仕掛けは釣具の中でも消耗が激しいアイテムの一つです。糸が絡まったり、針が折れたり、根がかりで仕掛けごとロストしたりと、トラブルが多いからです。
ダイソーでは、サビキ仕掛けや胴突仕掛けが、複数セット入って110円（税込）という驚異的な価格で販売されています。

仕掛け名	用途	セット数（目安）
サビキ仕掛け	アジ、サバ、イワシ狙い	2セット～3セット
ちょい投げ仕掛け	ハゼ、キス狙い	1セット～2セット（オモリ付き）
胴突仕掛け	カサゴ、メバルなどの根魚狙い	3セット

仕掛けは予備が必須なので、ダイソーで「これでもか！」というくらい大量に買っておくのが鉄則です。専門店の仕掛けをロストすると財布が痛みますが、ダイソーなら安心ですよね。
ただし、仕掛けの針は小さめ・細めのものが多いので、あまり大きな魚が掛かると針が伸びてしまう可能性があります。心配な方は、Amazonや楽天で大物用の太い糸や頑丈な針を別途購入し、ダイソーのオモリやスナップと組み合わせて自作するのも一つの手です。

フィッシュグリップやメジャーなど便利小物も110円から

ダイソー釣具の隠れた名品は、小物類にあります。

• フィッシュグリップ（魚つかみ）：歯が鋭い魚や毒のある魚を安全につかむための道具。安いものではトングタイプですが、ダイソーではハサミのように握りこめるタイプもあります。
• フィッシングメジャー：釣った魚のサイズを測るためのメジャー。100cmまで測れるコンパクトなものが人気です。
• 釣り用活かしバケツ：釣った魚を一時的に活かしておくためのバケツ。メッシュフタ付きの550円商品が特にコスパ良し。
• ラインカッター：PEラインも切れる高性能なハサミ。

これらの小物類は、釣具店で買うと一つ数千円するものもありますが、ダイソーならほとんどが110円～550円で揃います。特にフィッシュグリップやメジャーは、釣果写真の見栄えも良くなるので、ぜひ揃えておきたいアイテムです。
ダイソーの小物は非常に優秀ですが、もし、よりプロ仕様の耐久性や使いやすさを求めるなら、Amazonや楽天市場で販売されている専門メーカーのアイテムも比較検討してみてくださいね。

ダイソー釣具の品質は？耐久性と専門店のアイテムとの比較

「安すぎてすぐに壊れるんじゃないか？」
これは、ダイソー釣具に対する最大の疑問かもしれません。ここでは、モモストアの視点から、ダイソー釣具の品質と、専門店の商品との具体的な違いについて正直にお話しします。

消耗品はダイソー、耐久性が求められるものは専門店が基本

ダイソー釣具の品質に対する基本的な考え方は、「消耗品はダイソー、耐久性が求められるものは専門店」という使い分けです。

ダイソー推奨（消耗品）	専門店推奨（耐久品）
メタルジグ、ワーム、仕掛け、オモリ、スナップ、予備のライン、小物ケース、ハサミ	メインのリール、高級ルアー、メインロッド、ライフジャケット（安全に関わるもの）

ダイソーのルアーや仕掛けは、海底に引っかかってロストしたり、魚にボロボロにされたりしても、惜しくない価格なのが魅力です。しかし、リールやロッドは、使い込むうちにガイドが錆びたり、巻き心地が悪くなったりといった耐久性の課題が出てくることがあります。
特にリールは、一度壊れると釣り自体ができなくなってしまうため、頻繁に釣りに行く方や、中型以上の魚を狙いたい方は、初期投資としてAmazonや楽天市場でしっかりした入門機を購入することを強くおすすめします。

振り出し竿のガイドやリールのドラグ性能は価格相応

ダイソーの釣り竿（ロッド）やリールは、価格相応の性能であることは認めざるを得ません。

• ロッドのガイド：ダイソーのロッドのガイド（糸を通す輪っか）は、海水に濡れた後のお手入れを怠ると錆びやすいです。錆びたガイドで糸を通すと、ラインに傷がつき、最悪の場合ラインブレイク（糸が切れること）につながります。
• リールのドラグ：リールのドラグ（魚が引いたときに糸を滑り出させる機能）の調整が、専門店のものに比べて大雑把になりがちです。繊細な調整が求められる大物とのやり取りでは、苦戦する可能性があります。

これらの点を理解し、釣行後に必ず水洗いをするなどのメンテナンスを徹底することで、ダイソーの釣具でも長持ちさせることができます。
しかし、「メンテナンスは面倒くさい」「すぐに使いたい」という方は、やはり楽天市場などで高評価の防水性能や防錆性能に優れた釣具を選ぶ方がストレスが少ないでしょう。

驚きの高コスパ！「値段以上の本格的なつくり」の秘密

一方で、ダイソー釣具には、専門店のアイテムに匹敵する、あるいはそれ以上のコスパを誇るアイテムも存在します。
その秘密は、「構造のシンプルさ」と「汎用性の高さ」にあります。
例えば、メタルジグは、金属の塊にフックが付いているというシンプルな構造です。専門店のルアーが持つような複雑な重心移動システムなどは搭載されていませんが、基本的な「沈む」「光る」「動く」という性能は十分に満たしており、これが魚を誘う上で決定的な差にならないことが多いのです。
また、フィッシュグリップやメジャーといった小物類は、専門店の高機能なモデルに比べても遜色ない素材や構造を採用している場合があり、これらは「値段以上の本格的なつくり」と称賛されています。
特にAmazonや楽天のレビューをチェックして、多くの釣り人が「使える」と評価しているアイテムに絞って購入すれば、失敗を避けつつ、ダイソーの驚異的なコスパを最大限に享受できますよ！

上級者もダイソー釣具を愛用する理由！神コスパな使い方を公開

ダイソー釣具は、初心者やファミリー層だけでなく、実はベテランの上級者からも熱烈に愛用されています。その理由は、単純な価格の安さだけではありません。
ここでは、モモストアが知る限りで、上級者が実践しているダイソー釣具の賢い使い方、つまり「神コスパな使い方」をご紹介します。

高いルアーの「ロスト対策」としてダイソー品を活用

ルアーフィッシングにおいて、ルアーのロストはつきものです。特に、根がかりの多い岩場や、水深が浅い場所を攻める場合、1,000円〜2,000円する高級ルアーを失うのは非常に痛手ですよね。
そこで上級者が行うのが、ダイソーのルアーを「パイロットルアー」として活用する方法です。

＜パイロットルアーの活用法＞

• 役割：最初に投げて、海底の地形や根がかりの危険性を探る。
• 具体例：新しい釣り場に着いたら、まずダイソーのメタルジグを投げて、水深や海底の障害物の有無を確認します。
• メリット：もしロストしても110円〜330円の損失で済みます。安全を確認してから、本命の高級ルアーを投入します。

ダイソーのメタルジグは釣れる実績もあるため、探りを入れている間に予想外の大物がヒットするという嬉しい誤算も期待できます。この「保険」としての使い方は、上級者ならではの賢い知恵と言えるでしょう。

カスタマイズ（チューニング）で専門品に匹敵する性能に

ダイソーのルアーの品質は高いですが、フック（針）やスプリットリング（金具）といった消耗品は、専門店で売られているものの方が強度が優れている場合があります。
上級者は、ダイソーのルアーをあえて購入し、

• フックを錆びにくい有名メーカー品に交換する
• ルアーにアワビシートなどを貼ってアピール力を高める
• 目玉（アイ）を付け替えて見た目をリアルにする

といったカスタマイズ（チューニング）を施します。これにより、ダイソーの安価なルアーが、一気に高級ルアーに匹敵する性能を発揮するようになります。
例えば、ダイソーのメタルジグにAmazonや楽天市場で購入した強度の高いフックに交換するだけで、青物にも安心して使える「神ルアー」が完成するのです。

専門店のケースより使いやすい？小物収納術

釣りの小物整理に欠かせないのが「タックルケース」ですが、ダイソーには釣具コーナー以外にも、小物整理に最適なケースが豊富にあります。
上級者は、釣具店の専用ケース（高価なものが多い）ではなく、文房具コーナーやコスメコーナーのケースを流用します。

ダイソー商品	用途	活用メリット
コンタクトレンズケース	小型スナップやサルカン（金具）の収納	仕切りが細かく、最小限の小物を持ち運ぶのに最適
薬入れ（ピルケース）	小型のオモリやガン玉の分類収納	曜日ごとに仕切られていて、種類別に管理しやすい
ツールボックス（550円）	リールやラインなどの大型ギア収納	丈夫で大容量、車載用としても優秀

このように、ダイソーの釣具以外のコーナーにも目を向けることで、専門性の高い釣具店にはない、使い勝手の良いアイテムを見つけることができるのです。

ダイソー釣具で挑戦できる人気の釣り方（サビキ・ちょい投げ・穴釣り）

ダイソーで一式揃えられることが分かったら、次はどんな釣りに挑戦できるか気になりますよね。
ここでは、ダイソーの釣具をフル活用して楽しめる、代表的な人気の釣り方をご紹介します。

サビキ釣り：アジやサバを狙うならダイソー仕掛けで十分

サビキ釣りは、堤防からアジやサバ、イワシといった小型の回遊魚を狙う最もポピュラーな釣り方です。

• ダイソーで揃えるもの：竿・リールセット、サビキ仕掛け、オモリ、水汲みバケツ、エサ（アミエビは釣具店で）
• 必要な技術：ほとんど不要。仕掛けを海中に投入し、魚が集まるのを待つだけ。
• 最適な場所：漁港や堤防

ダイソーのサビキ仕掛けは、針の色やサイズも豊富に揃っているため、魚の活性に合わせて選ぶことができます。特にピンクやスキンの仕掛けは実績が高くおすすめです。
仕掛けは魚が掛かった際に絡まりやすいため、予備を何セットか購入しておくことを忘れないようにしましょう。

もし、さらに遠くに投げたい、大物を狙いたいという場合は、Amazonや楽天市場で販売されている遠投仕様のサビキ仕掛けもチェックしてみると、ダイソーのロッドでもより大きな釣果が期待できますよ。

ちょい投げ釣り：広範囲を探る万能な釣り

ちょい投げ釣りは、仕掛けにオモリと針をつけて、それを海に向かって軽く投げる釣り方です。

• ダイソーで揃えるもの：竿・リールセット、ちょい投げ仕掛け、砂ズリ（絡み防止の部品）、オモリ、エサ（青イソメなど）
• 主なターゲット：キス、ハゼ、カレイ、ベラ
• 最適な場所：砂浜、堤防、河口

ダイソーのちょい投げ仕掛けは、天秤（てんびん）と針がセットになっているものが多く、これにエサを付けて投げればすぐに釣りが始められます。
この釣りは、広い範囲を探ることができるため、魚がいる場所を見つけやすいというメリットがあります。
ただし、ちょい投げ釣りで遠くに飛ばしたい場合は、ダイソーのリールに巻かれているラインよりも、Amazonや楽天で販売されている飛距離の出るPEラインに巻き替えると、さらに楽しさがアップします。

ルアーを使ったライトショアジギングにも挑戦可能

ルアーフィッシングの中でも、メタルジグを使って青物やタチウオなどを狙う「ライトショアジギング」も、ダイソーのルアーロッドとメタルジグがあれば挑戦可能です。

• ダイソーで揃えるもの：ルアーロッド（1,100円）、リール、PEライン（330円〜）、メタルジグ（220円〜）、スナップ
• 主なターゲット：青物（サバ、ハマチ）、カマス、タチウオ
• 必要な技術：ルアーの投げ方、巻き方（アクション）

この釣り方は、大きな魚とのファイトが楽しめるため、非常に人気があります。前述した通り、ダイソーのメタルジグは釣果実績が豊富なので、積極的に投げてみましょう。
ただし、青物がヒットした際、ダイソーのリールのドラグやロッドの強度が耐えきれない可能性もあります。そのため、最初は小型の青物やサバ狙いから始めるのがおすすめです。
この釣り方を本格的に楽しみたいなら、ロッドやリールはやはり専門店のものが圧倒的に優位なので、ダイソーで試してみてハマったら、Amazonや楽天市場でワンランク上のセットを購入することを検討しましょう。

ダイソー釣具を揃える際に注意したい「買ったらダメなもの」とは？

ダイソーの釣具は神コスパですが、正直に言うと「これはちょっと微妙かも…」というアイテムも存在します。
全てのダイソー釣具が完璧というわけではありませんので、失敗を避けるためにも、事前に注意点を知っておくことが大切です。
モモストアが実際に使用して感じた「買ったらダメなもの」（または買い替えるべきもの）を正直にお伝えします。

壊れやすいリール、すぐに錆びる小物には要注意

特に注意してほしいのは、リールと、一部の金属製の小物です。

• 一部の安価なリール：
  • 巻き心地の滑らかさがすぐに失われることがあります。
  • ドラグ性能が不安定で、大物がかかると糸がうまく出ずに切れてしまうリスクがあります。
  • 特に海釣りで塩水を浴びた後の防錆性能が低く、すぐに内部が錆びて動かなくなるケースが見受けられます。

  → 解決策：予算があれば、Amazonや楽天市場で売っているメーカー製のリール（5,000円〜）を購入するか、ダイソーのリールは海水に濡れたらすぐに真水で洗うことを徹底しましょう。

• 一部の金属製小物：
  • スナップやサルカン（仕掛けとラインを繋ぐ金具）は、強度が不足している場合があります。
  • 特に、フック（針）は錆びやすく、魚に刺さりにくくなるのが早いです。

  → 解決策：ルアーのフックなどは、ダイソー品ではなく、専門店のフックに交換する前提で使うのが、上級者の間では常識となっています。

予期せぬ大物狙いにはダイソーのラインは使わない方が無難

ダイソーのライン（特にナイロンライン）は、予備や練習用としては優秀ですが、強度や耐久性の面で、専門店のラインに劣る部分があります。

• 強度不足：突然の大物（例えば50cm以上の青物など）が掛かった場合、ラインが破断するリスクが高まります。
• PEラインの色落ち：ダイソーのPEラインは、使用しているうちに色落ちが早く、見た目が悪くなる場合があります。

「今日は大物を狙いたい！」という日や、初めて挑戦する釣りでは、ラインだけは専門店やAmazon、楽天市場で販売されている信頼できるメーカーの製品を選ぶことを強くおすすめします。ラインは魚との唯一の接点であり、ラインブレイクはせっかくの釣果を逃すことにつながるからです。

釣具店の専用アイテムの方が圧倒的に良いもの

最後に、ダイソーで買えるけど、釣具店の専用アイテムの方が圧倒的に快適なアイテムをご紹介します。

アイテム	釣具店推奨の理由
クーラーボックス	保冷力、耐久性、座れる強度などが段違い。特に夏場は必須。
ライフジャケット	命に関わるアイテムなので、必ずJCI認定品などの安全規格をクリアしたものを購入すべき。
偏光グラス	水面のギラつきを抑え、水中の様子が見やすくなる。釣具店のものは品質が段違い。

特にライフジャケットは、安全に関わる最も重要なアイテムです。ダイソーでは売っていませんが、Amazonや楽天市場で必ず大人・子供ともに安全基準を満たした製品を購入してくださいね。命を守るアイテムには、初期投資を惜しまないようにしましょう。

上級者もダイソー釣具を愛用する理由！神コスパな使い方を公開

先ほどはダイソー釣具の品質について触れましたが、ここでは視点を変えて、なぜ上級者までがダイソー釣具を積極的に活用しているのか、その賢い理由と具体的な「神コスパな使い方」についてさらに深掘りしていきます。
彼らは安さだけを見ているのではなく、そのアイテムの持つ「本質的な価値」と「汎用性」を理解しているんです。

高いルアーの「ロスト対策」としてダイソー品を活用

前章でも少し触れましたが、高価なルアーのロスト対策としてダイソー品を使うのは、上級者にとって非常に重要な戦略です。
特に、ボトム（海底）を攻めるメタルジグや、根がかりしやすいテトラ帯を狙う際、この「パイロットルアー」の役割は絶大です。
高級ルアーを投げる前にダイソーの220円メタルジグで水深と根の位置を把握できれば、1,500円のルアーを助けることができます。つまり、たった220円で1,500円の保険をかけているのと同じことなんですね。
さらに、上級者はダイソーのメタルジグのカラーリングにも注目しています。釣具店ではなかなか見かけないようなド派手なカラーや珍しいグロー（夜光）カラーをダイソーで見つけ、それをあえてロスト覚悟で投入することで、思わぬ爆釣につながるケースもあるんです。

もし、高級ルアーをたくさん持っていてロストが怖い方は、ぜひAmazonや楽天市場でダイソーのメタルジグを色違い・重さ違いでまとめて購入し、「ロスト対策ボックス」を作っておくことをお勧めします。

カスタマイズ（チューニング）で専門品に匹敵する性能に

上級者がダイソーのルアーや小物を愛用するもう一つの大きな理由は、カスタマイズのベースとして優秀だからです。
ダイソーのルアーは、フックやリングの強度を上げたり、見た目の塗装を塗り直したりするだけで、見違えるほど高性能になります。

＜ダイソー釣具のチューニング例＞

ダイソーアイテム	チューニング内容	効果
メタルジグ	Amazon/楽天で買った強力フックに交換	大物とのファイトに耐えられる強度アップ
ミノー/ワーム	アワビシートやホログラムシールを貼る	光の反射でアピール力・集魚効果をアップ
リール	内部に専用グリスを塗布	巻き心地の改善と耐久性の向上

元のルアーが安いため、失敗を恐れずに大胆なカスタマイズに挑戦できるのもダイソー釣具の大きな魅力です。これらの改造パーツは、Amazonや楽天市場で高品質なものがセットで売られているので、ぜひチェックしてみてください。

専門店のケースより使いやすい？小物収納術

上級者のタックルボックス（釣具を入れる箱）を見ると、驚くほどダイソーのケースが多用されていることがあります。
特に、釣具店には売っていない「薄型で細かい仕切りがあるケース」や、「中身が見やすいクリアケース」が重宝されています。

• 名刺入れ・カードケース：フックやスナップなど、極小の金属パーツを種類別に分けて収納するのに最適。
• コンタクトレンズケース：前述の通り、極小のオモリやビーズを収納。蓋がしっかり閉まるため、海辺でも安心。
• ジッパー付きビニール袋：ワームなど匂いが出るものを入れるのに最適。

これらのケースは、釣具の専門ブランドから出ているものではありませんが、釣りというシーンにおいて「使いやすい」「安い」「手に入れやすい」という三拍子が揃っているため、上級者の間で広まっています。
皆さんも、ぜひダイソーの文房具コーナーやコスメコーナーも巡回して、自分だけの収納術を見つけてみてくださいね。

ダイソー釣具で挑戦できる人気の釣り方（サビキ・ちょい投げ・穴釣り）

ダイソーの釣具のラインナップは、特定の釣り方に特化しているわけではなく、幅広いジャンルに対応できるように設計されています。そのため、様々な釣り方に安価に挑戦できるのが大きな魅力です。
ここでは、ダイソーのアイテムを最大限に活かせる人気の釣り方を、必要な道具と合わせてご紹介します。

サビキ釣り：アジやサバを狙うならダイソー仕掛けで十分

サビキ釣りは、堤防釣りの中でも最も高い確率で釣果を期待できる釣り方の一つです。群れで回遊してくるアジやサバ、イワシなどを狙います。

• 必要なダイソーアイテム：竿・リールセット（1,100円）、サビキ仕掛け（110円）、カゴ、オモリ（110円）、水汲みバケツ（550円）
• ポイント：サビキ仕掛けは多めに予備を用意すること。エサ（アミエビ）は専門店で購入がおすすめです。

ダイソーのサビキ仕掛けは、針のサイズ（号数）や色（ピンクスキン、ハゲ皮など）も選べ、魚が集まっていれば十分すぎるほどの性能を持っています。特に針のサイズは、釣りたい魚のサイズに合わせて選ぶのがコツです。小さければ小さいアジ、大きければサバや少し大きめのアジがターゲットになります。
家族で楽しむなら、ダイソーのアイテムを人数分揃えても数千円で済むので、非常に経済的です。

より手返し良く（効率良く）釣りをしたい場合は、Amazonや楽天市場で販売されている専用の撒き餌入れ（ジェット天秤など）を組み合わせると、さらに快適なサビキ釣りが楽しめますよ。

ちょい投げ釣り：テトラポッドの隙間を狙う穴釣りセット

ちょい投げ釣りが汎用的な釣りなら、「穴釣り」は堤防やテトラポッド（消波ブロック）の隙間に潜んでいる魚を狙う、非常に手軽で面白い釣りです。

• 必要なダイソーアイテム：穴釣りミニロッド（770円）、ブラクリ（針とオモリが一体化した仕掛け）（110円）、エサ（イカエサなど）
• 主なターゲット：カサゴ、メバル、アイナメ（根魚）
• ポイント：仕掛けを穴の底まで落として、竿を上下させるだけ。初心者でも簡単に根魚が釣れます。

ダイソーの「穴釣りミニロッド」は、短いので小回りが利き、テトラの隙間に仕掛けを落とすのに最適です。ブラクリ仕掛けもダイソーで手に入るので、エサさえあればすぐに始められます。
この釣りは、ルアーフィッシングのようにキャストする必要がなく、手軽に魚の引きを楽しめるため、お子様や女性にも大人気です。
根魚は煮付けや味噌汁にすると非常においしい魚が多いので、釣れたらぜひ持ち帰って味わってみてくださいね。ただし、毒のある魚もいるので、毒魚には十分に注意し、フィッシュグリップやプライヤーで安全に魚を扱うようにしましょう。

ルアーを使ったライトショアジギングにも挑戦可能

前述の通り、ダイソーのメタルジグとルアーロッドがあれば、堤防からのルアーを使った本格的な釣り（ライトショアジギング）にも挑戦できます。
この釣りは、ルアーを遠投し、海中の広い範囲を探って青物などの遊泳魚を狙うのが醍醐味です。

＜ライトショアジギングのステップ＞

1. ダイソーのルアーロッドとリールに、PEライン（ダイソーまたは専門店）を巻く。
2. リーダー（フロロカーボンライン）をPEラインに結ぶ。
3. ダイソーのメタルジグ（28gや40gがおすすめ）をスナップで接続。
4. ルアーをフルキャストし、海底まで沈めてから、竿をシャクりながら（持ち上げながら）リールを巻いて魚を誘う。

この釣り方は、道具選びが釣果に直結しやすいため、もしダイソーの道具で何度か挑戦して釣果が出なかった場合は、Amazonや楽天市場で販売されている、専門メーカーの「よく飛ぶメタルジグ」や「高感度なロッド」に買い替えることをお勧めします。
このステップアップの過程も、釣りの大きな楽しみの一つですよ！

ダイソー釣具を揃える際に注意したい「買ったらダメなもの」とは？

ダイソー釣具は進化していますが、やはり価格帯が価格帯です。全てが優れているわけではなく、中には「これはちょっと…」と感じるアイテムや、安さの裏に潜む注意点も存在します。
失敗しないために、購入前に知っておくべき「買ったらダメなもの」や、安全面で妥協してはいけないアイテムについて詳しく解説します。

壊れやすいリール、すぐに錆びる小物には要注意

繰り返しになりますが、リールはダイソー釣具の中でも特に注意が必要なアイテムです。

• 安価なリールの寿命：頻繁に釣りに行く場合、ダイソーのリールは半年〜1年程度で巻き心地がゴリゴリになったり、ドラグの効きが悪くなったりする傾向があります。これは内部の金属パーツの耐久性が低いためです。
• 金属パーツの錆：スナップやサルカン、そしてルアーに付属しているフックなどは、海水の塩分に弱く、釣行後に水洗いを怠るとすぐに赤錆が発生します。特にルアーのフックが錆びると、魚に刺さりにくくなり、釣果が落ちる原因になります。

対策：
リールは、Amazonや楽天市場で販売されているシマノやダイワといったメーカーの5,000円以上のエントリーモデルを選ぶと、耐久性が格段に向上します。
フックやスナップは、ダイソーで買わず、釣具店やネット通販で評判の良い「錆びにくい」「強度の高い」交換用のパーツをストックしておくのが最も確実な対策です。

予期せぬ大物狙いにはダイソーのラインは使わない方が無難

「ラインは命綱」と言われるほど、魚と釣り人を繋ぐ重要なパーツです。

• 強度と信頼性：ダイソーのライン（特にPEライン）は、専門店で販売されている高価格帯のラインに比べて、表示されている強度よりも実際の強度が劣るという報告があります。
• 伸び率：特にナイロンラインは伸びやすい特性がありますが、ダイソーのものは伸びすぎる傾向があり、魚のアタリが分かりにくくなることがあります。

「今日は運良く青物がかかるかもしれない！」という期待を持って釣りに行く日は、必ずAmazonや楽天市場で評価の高いメーカー製のラインに巻き替えていきましょう。ラインが切れて大物を逃がしてしまうほど悔しいことはありません。
ダイソーのラインは、あくまでリールの試し巻き用や、簡単な小物釣り用として割り切って使うのが賢明です。

釣具店の専用アイテムの方が圧倒的に良いもの

繰り返し強調したいのが、安全面と快適性に関わるアイテムです。

アイテム	ダイソーで買える？	専門店推奨の理由
ライフジャケット	✕（販売されていません）	最重要アイテム。命を守るため、安全基準を満たした製品を必ずネット通販などで購入すること。
高性能な偏光グラス	△（簡単なものはありますが）	水中の様子を見る、目の保護に必須。釣具店の偏光グラスはレンズの質が格段に良い。
高性能なクーラーボックス	△（簡単な保冷バッグはあります）	特に夏場は魚の鮮度を保つために、保冷力の高い専用品が必須。

これらのアイテムは、釣り自体の楽しさや安全性を大きく左右します。特にライフジャケットは、もしもの時に命を守ってくれる唯一の道具ですから、ダイソーの安価な製品を探すのではなく、Amazonや楽天市場でしっかりとしたものを手に入れてくださいね。

ダイソー釣具はどこに売っている？店舗での探し方と在庫状況

「よし、ダイソーで釣具を買おう！」と思っても、店舗によって品揃えが全然違う、という経験はありませんか？
ここでは、ダイソー釣具を効率良く見つけるための店舗選びと、在庫状況のチェック方法について解説します。

大型店舗や郊外店ほど釣具コーナーが充実している傾向

ダイソーの釣具の品揃えは、店舗の規模と立地によって大きく異なります。

• 充実している店舗：郊外型の大型店舗、特に海や川、湖といった釣り場に近い店舗。これらの店舗は、地元の釣り人の需要が高いため、釣具コーナーが広く、ロッドやリール、ルアーといった大物も豊富に陳列されていることが多いです。
• 品揃えが少ない店舗：駅前の小型店舗や都心のビル内店舗。スペースの制約上、仕掛けやオモリなどの小物、消耗品が中心の品揃えになる傾向があります。

もし、目当てのルアーやロッドを探しているのであれば、事前にダイソーの公式サイトで大型店を検索してから行くのが、最も効率的な方法です。

在庫は流動的！ダイソーネットストアの活用もおすすめ

ダイソー釣具は、SNSやYouTubeで話題になると、特定のルアーやロッドがすぐに品切れになることが多いです。

• 店頭在庫の確認：電話での在庫確認は基本的にできないため、店舗に直接出向く必要があります。
• ネットストア：ダイソーには公式のネットストアがあります。ここでは、店頭に並ぶ前の新商品や、店頭では見かけないセット販売なども行われていることがあります。

特に「メタルジグを全色揃えたい」「ロッドを複数本まとめて買いたい」といった場合は、ネットストアでまとめて注文する方が、店舗を巡る手間が省けてコスパが良いと言えます。
ただし、ネットストアでは送料がかかるため、他の生活用品と合わせて購入するなど、工夫して利用するのがおすすめです。

売り場が「アウトドア」ではなく「トラベル」にある場合も

ダイソーの釣具コーナーは、店舗によって売り場が異なることがあります。

• 一般的な場所：アウトドア用品、スポーツ用品、または園芸用品の近く。
• 見つけにくい場所：旅行・トラベル用品コーナーの近くに置かれていることもあります。これは、フィッシュグリップや小物ケースが旅行用ポーチや文房具ケースと類似しているためです。

もし、釣具コーナーが見当たらない場合は、諦めずに店員さんに尋ねるか、「旅行・トラベル」の棚をチェックしてみることをお勧めします。
また、ダイソー以外にも、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販は、ダイソー釣具と組み合わせて使える便利なアイテム（例えば、防水バッグや小型のランディングネットなど）が豊富に揃っているので、そちらもぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）でダイソー釣具を買うメリット

ダイソーの釣具は基本的に店頭販売がメインですが、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったネット通販でも、一部の商品や、ダイソー以外の釣具と組み合わせて使える優秀なアイテムが多数販売されています。
「ダイソーで揃えたけど、ちょっと物足りない…」と感じた時に、ネット通販を活用するメリットを解説します。

ダイソー以外の商品との比較検討がしやすい

ネット通販の最大のメリットは、ダイソー釣具と専門店の釣具を横並びで比較できる点です。

• リール：ダイソーの1,100円リールと、シマノやダイワの5,000円リールを比較し、性能差と価格差を納得してから購入できます。
• ライン：ダイソーのPEラインと、Amazonで高評価のメーカー製PEラインの強度やレビューを比較し、より信頼性の高い方を選べます。
• 小物：ダイソーのフィッシュグリップと、錆びにくいチタン製のフィッシュグリップを比較し、自分の予算と用途に合ったものを選べます。

特に、Amazonや楽天市場のレビューは、実際に購入した釣り人の生の声なので、商品の良し悪しを判断する上で非常に参考になります。

ネットストア限定商品やまとめ買いのメリット

ネット通販では、以下のようなメリットがあります。

• ネットストア限定商品：ダイソー以外にも、ネット通販限定で格安の初心者向けセットが販売されていることがあります。ロッド、リール、ライン、ルアー、小物などが全てセットになっているものは、非常にコスパが高いです。
• まとめ買いの割引：オモリや仕掛け、スナップといった消耗品は、Amazonや楽天市場で大容量パックを購入すると、ダイソーの単価に迫る、あるいはそれ以下の価格で手に入る場合があります。

店舗をいくつも回ってダイソー釣具を探すよりも、ネット通販で一気に買い揃える方が、時間と交通費を節約できるという点でもメリットが大きいですね。

実店舗で欠品していたアイテムが手に入る可能性

「ダイソーのメタルジグが売り切れてた！」という経験をした方は多いはずです。
Amazonや楽天市場には、ダイソーで欠品している人気ルアーの「そっくりさん」や、同等の機能を持つ格安ルアーが多数出品されています。

ダイソー品	ネット通販で探すキーワード	ネット通販のメリット
メタルジグ	格安 メタルジグ セット	色違い、重さ違いがセットでお得に買える
ルアーロッド	コンパクト 釣り竿 セット	より高品質なカーボン素材のロッドが見つかる

実店舗の在庫に左右されることなく、必要な時にすぐに購入できるのがネット通販の強みです。特に、釣行日が迫っている時などは、Amazonや楽天市場の即日配送サービスを利用するのが大変便利ですよ！

モモストア厳選！ダイソー釣具を使ったおすすめ最強カスタマイズ術

ダイソー釣具はそのまま使っても十分楽しめますが、ちょっとしたひと手間を加えるだけで、性能が劇的に向上します。
ここでは、筆者モモストアが実際に試して効果的だった、ダイソー釣具を使った最強のカスタマイズ術を伝授します！

ダイソーメタルジグの「フック交換」はもはや鉄則

前述の通り、ダイソーのメタルジグは非常に優秀ですが、付属しているフック（針）の強度が大物に耐えられない可能性があります。そこで、フック交換はもはや鉄則と心得ましょう。

• 交換するフック：Amazonや楽天市場で販売されている「トレブルフック 強力」や「アシストフック」で検索して、錆びにくく、強度の高いものを選びましょう。
• メリット：フックの刺さりが良くなり、バラシ（魚を逃がすこと）が減ります。大物が掛かっても針が伸びる心配がなくなります。

フックとルアーを繋ぐスプリットリングも、合わせて強度のあるものに交換すると完璧です。このチューニングだけで、ダイソーのルアーが一気に高級ルアー並みの信頼性を持つようになりますよ。

ワームに匂い付け！集魚力アップの裏技

ワーム（ソフトルアー）は、見た目や動きで魚を誘いますが、実は匂いでも魚は反応します。

• ダイソーアイテム：ワーム（シャッドテール、ピンテールなど）
• カスタマイズ：Amazonや釣具店で売っている「集魚剤スプレー」や「ガルプ汁」（専用の匂い付け液体）をワームに吹き付ける、または漬け込む。
• 効果：魚がワームをくわえている時間が長くなり、フッキング（針をかけること）の成功率が格段に上がります。

この裏技は、特に食い渋っている時や、魚がワームに触れてもすぐに吐き出してしまう時に非常に効果的です。ワームを保管するダイソーのプラスチックケースに、集魚剤を少し入れておくと、常に匂いが付いた状態を保てるのでおすすめですよ。

リールのメンテナンスは「グリスアップ」で寿命を延ばす

ダイソーのリールを長く使い続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に、「グリスアップ」（油を注すこと）は、リールの寿命を延ばす最も効果的な方法です。

• 準備するもの：リール専用のオイルとグリス（Amazonや楽天市場で購入）、ダイソーの綿棒や小型精密ドライバー
• 手順：リールのハンドルを分解し、内部のギア部分にグリスを塗布します。ラインローラーやハンドルノブといった回転部分にはオイルを少量注します。
• 効果：巻き心地がスムーズになり、摩耗を防いでリールの寿命を大幅に延ばすことができます。

海水がリール内部に入ってしまうと、すぐに錆びて使い物にならなくなります。釣行後は必ず水洗いし、乾燥後にグリスアップを行うという習慣をつけるだけで、1,100円のリールが何年も現役で使えるようになるかもしれませんよ！

まとめ：ダイソー釣具は進化が止まらない！賢く利用して釣りを始めよう

いかがでしたでしょうか？「ダイソー 釣具 たくさん 売っ てる」という疑問から始まったこの記事ですが、結論としては「想像以上にたくさん売っていて、しかも十分使える！」というのが、釣り好きモモストアの回答です。

改めて、ダイソー釣具の魅力と賢い使い方をまとめます。

• 品揃えは小型釣具店並み：竿、リール、ライン、ルアー、仕掛け、小物まで、初心者が必要なものはほぼ揃います。
• コスパ最強のルアー：メタルジグやワームは、ロストを気にせずガンガン投げられる神コスパアイテムです。
• 消耗品はダイソー、耐久品は通販：リールや高性能なライン、そして安全に関わるライフジャケットは、Amazonや楽天市場で信頼できるメーカー品を選ぶのが賢い方法です。
• カスタマイズで化ける：フックやリングを交換するだけで、ダイソーのルアーが格段に高性能になります。

ダイソーの釣具は、「高価だから手が出せない」という釣りの敷居を大きく下げてくれました。まずはダイソーのアイテムで釣りを始めてみて、本当に楽しいと感じたら、Amazonや楽天市場でワンランク上の道具にステップアップしていくのが、最も経済的で楽しい釣りのスタイルです。
さあ、あなたもダイソー釣具を手に、気軽に釣りに出かけてみませんか？大物がヒットすることを祈っています！