ダイソーでコピックは売ってる?販売場所や代用品、在庫状況まで徹底調査!
「ダイソーにコピックが売ってるらしい!」という噂、ネットで見たことはありませんか?
あのプロも愛用するアルコールマーカーが、もし本当に100均で買えたら、こんなに嬉しいことはないですよね!
でも、結論から言うと、本家のコピックはダイソーでは販売されていません。
ただ、ご安心ください!
実はダイソーには「コピックそっくり」と話題になり、プロのイラストレーターさんたちも驚愕するほどの神代用品が存在するんです。
この記事では、その代用品の正体、どこで買えるのか、そしてどう使いこなせばいいのかを、詳しく徹底的に解説していきますね!
・ダイソーの「イラストマーカー」とは?コピックとの決定的な違い
・ダイソーイラストマーカーの販売場所はどこ?探し方のコツ
・ダイソーのイラストマーカーの値段は?驚きのコスパを解説
・イラストマーカー新色&ブラシはどう進化した?(神アプデの全貌)
- ダイソーで「本家コピック」は売っている?【結論からお伝えします】
- ダイソーの「イラストマーカー」とは?コピックとの決定的な違い
- ダイソーイラストマーカーの販売場所はどこ?探し方のコツ
- ダイソーのイラストマーカーの値段は?驚きのコスパを解説
- イラストマーカー新色&ブラシはどう進化した?(神アプデの全貌)
- ダイソーイラストマーカーの「メリット」と「デメリット」徹底比較
- 【色見本】ダイソーイラストマーカーの全色ラインナップを紹介!
- コピックの代わりに使える?プロ絵師も認める活用術
- イラストマーカーが売り切れで買えない!在庫状況の確認方法
- ダイソー以外でコピックの「格安代用品」が買える100均は?
- 本家コピックの販売場所は?ダイソー以外のおすすめ店舗3選
- 今すぐ欲しいならここ!コピックや代用品の「確実な」購入方法
- イラストマーカーの収納術!100均グッズで使いやすく整理
- イラストマーカーと一緒に買いたい!ダイソーのおすすめ画材3選
- 【応用編】イラストマーカーで実現するクリエイティブな使い方
- 【重要】イラストマーカーを使う時に注意すべきこと3つ
- ダイソーイラストマーカーに関するモモストアまとめ!
ダイソーで「本家コピック」は売っている?【結論からお伝えします】

まず、皆さんが一番知りたい結論からお伝えしますね。
残念ながら、ダイソーでは「株式会社Too」が製造・販売している本家コピック(Copic)は売っていません。
「え、そうなの!?」とがっかりされた方もいるかもしれません。しかし、この噂が広まったのには理由があります。
それは、ダイソーが販売している「イラストマーカー」という商品が、あまりにも本家コピックに似ているからなんです。
イラストマーカーは、コピックと同じく「アルコール性インク」を使用したマーカーペンで、色の濃淡をつけたり、グラデーションをつけたりといったテクニックが使えます。この使い心地の良さから、「100均のコピック」「コピックの代用品」としてSNSやYouTubeで大バズりしました。
本家コピックがダイソーで売れない理由とは?
そもそも、なぜ本家コピックは100円ショップには並ばないのでしょうか?
それは、コピックの製造過程と品質へのこだわりが、コストに直結しているからです。
- 高い品質のインク: コピックのインクは色持ちが良く、鮮やかな発色で知られています。この高品質なアルコールインクは、安価に大量生産するのが難しいとされています。
- 交換可能なペン先とインク: コピックはペン先(ニブ)やインクが交換できる構造になっています。これは、長く使い続けるための設計であり、製造コストを高める要因の一つです。
- ブランド価値: プロの漫画家やイラストレーターが使用する画材としてのブランド価値を維持するため、販売ルートや価格設定が厳しく管理されています。
こうした理由から、コピックチャオやコピックスケッチは、最低でも1本250円〜500円程度の価格帯で販売されています。そのため、ダイソーが100円で本家コピックを販売することは、今のところ絶対にあり得ないと言っていいでしょう。
しかし、繰り返しますが、ダイソーのイラストマーカーは侮れません!
「ちょっと試しに使ってみたい」「趣味で使いたい」という方にとっては、本家コピックに負けないどころか、ある意味で上回る驚異のコスパを誇っているんです。次の見出しで、その代用品の魅力を深掘りしていきましょう!
ダイソーの「イラストマーカー」とは?コピックとの決定的な違い
ダイソーのイラストマーカーが「コピックの代用品」として有名になった背景には、いくつかの共通点と決定的な違いがあります。これを理解することで、より賢くマーカーを選ぶことができますよ。
イラストマーカーと本家コピックの比較表
まずは、両者のスペックを分かりやすく比較してみましょう。
| 項目 | ダイソー イラストマーカー | 本家コピック(チャオ/スケッチ) |
| 価格帯(1本あたり) | 約55円(2本組110円) | 約250円〜500円 |
| インクの種類 | アルコール染料インク | アルコール染料インク |
| ペン先の種類 | 筆(ブラシ)タイプ / 太字(ブロード)タイプ | 筆(スーパーブラシ)タイプ / 斜め(ブロード)タイプ |
| インク/ペン先の交換 | 不可(使い捨て) | 可能(補充インク・替ニブあり) |
| 色数(シリーズ全体) | 数十色以上(順次追加中) | 358色(スケッチ) |
決定的な違いは「交換可能性」と「色数」
上記を見ていただくと、一番の共通点は「アルコール染料インク」であることです。これが、コピック特有の美しいグラデーション表現を可能にしている最大の理由です。
しかし、決定的な違いは以下の2点に集約されます。
インク・ペン先の交換(長期利用の可否)
イラストマーカーは、インクが切れたら使い捨てです。ペン先も交換できません。対して、コピックはインク補充液(バリオスインク)があり、ペン先も取り替えられるため、一本のマーカーを何十年も使い続けられます。プロの画材として長く愛用されている所以ですね。
色のバリエーションと品質の安定性
コピックは全358色という圧倒的なカラーバリエーションを誇ります。また、色の再現性や品質の均一性もプロ仕様です。イラストマーカーも色数が増えていますが、色の系統や安定性においては、やはり本家コピックに軍配が上がります。ただ、ダイソーは頻繁に新色を投入し、その進化のスピードは驚くほど速いため、趣味の範囲なら十分すぎるラインナップです。
このように、ダイソーのイラストマーカーは「超高性能な消耗品」として、コピックは「一生使えるプロの道具」として、それぞれすみ分けができています。ご自身の用途や予算に合わせて選ぶのがベストですね!
ダイソーイラストマーカーの販売場所はどこ?探し方のコツ
さて、ダイソーのイラストマーカーが欲しくなったら、次に気になるのは「どこに売っているか」ですよね。
ダイソーは店舗によって規模や品揃えが大きく異なるため、「売ってない!」という声もよく聞かれます。
確実にゲットするための販売場所と探し方のコツをお教えします。
主な販売場所:文具コーナーの「筆記具・色鉛筆」周辺
ダイソーのイラストマーカーが陳列されている場所は、ほとんどの場合、文房具コーナーの「色鉛筆」「水性ペン」「筆ペン」などが並んでいる一角です。
ただし、通常のボールペンやシャープペンシルが並ぶ島ではなく、絵を描くための画材に近い商品が集まっている場所に置かれる傾向があります。
イラストマーカーが置いてある可能性が高い店舗の特徴
イラストマーカーは人気商品であり、一定の在庫スペースが必要です。そのため、以下の特徴を持つ店舗で見つけやすい傾向があります。
- 大型店・ロードサイド店: 売り場面積が広く、文具コーナー全体が大きい店舗は、取り扱い色数も在庫量も多いです。
- 駅ビル内の店舗(比較的新しい店舗): 新しいコンセプトの店舗や、若い客層が多い駅直結の店舗は、トレンド商品の導入が早いことがあります。
- 「Standard Products by DAISO」併設店: Standard Productsなどの系列店と併設されている大型ダイソーは、品揃えが豊富です。
店頭で「見つからない!」時の検索・問い合わせ術
文具コーナーをくまなく探しても見当たらない場合、諦めるのは早いです!
以下の手順で在庫を確認してみましょう。
探し方ステップ 1:店員さんに聞く
これが最も確実です。
イラストマーカーは人気が高く、すぐ売り切れたり、陳列が追いついていない場合があります。
| 聞くときのキーワード | 伝えるべきこと |
| 「イラストマーカー」 | 「コピックの代わりになるアルコールマーカーを探しています」 |
| 「ツインブラシペン」 | 「2本で100円の筆と太字のペン先があるマーカーはありますか?」 |
探し方ステップ 2:オンラインで在庫状況をチェックする(非公式手段)
ダイソーは基本的に個別の店舗在庫を公開していませんが、SNS(特にTwitterやInstagram)で「ダイソー イラストマーカー 〇〇店(地名)」と検索すると、最近行った人の目撃情報が見つかることがあります。ただし、情報は常に変動するため、あくまで参考程度にしてください。
もし、どうしても見つからない場合は、ダイソーの公式通販サイトや、系列店のオンラインストア(取り扱いがある場合)もチェックする価値があります。オンラインなら、在庫がある限り確実に手に入りますからね。
ダイソーのイラストマーカーの値段は?驚きのコスパを解説
ダイソーのイラストマーカーが「神」と呼ばれる最大の理由は、やはりその価格です。
「100円ショップ」という枠を超えた、驚愕のコスパについて深掘りしていきましょう。
基本価格は「2本組で110円(税込)」
多くのイラストマーカーは、2本1組で110円(税込)で販売されています。
つまり、マーカー1本あたり約55円という計算になります。
本家コピックとの価格差を比較
先ほども触れましたが、コピックの最安値モデルである「コピックチャオ」が1本あたり税込275円(※2024年時点の参考価格)と考えると、以下のようになります。
| 商品名 | 1本あたりの価格 | 価格差(倍率) |
| ダイソー イラストマーカー | 約55円 | – |
| コピックチャオ | 約275円 | 約5倍 |
コピックチャオを5本買う予算で、ダイソーのイラストマーカーなら約25本(12.5セット)も買えてしまう計算です。もし、全色揃えたいとなっても、ダイソーなら数千円で済んでしまいます。
これは、学生さんやお小遣いで画材を揃えたい方にとっては、非常に大きなメリットですよね。
セット売りや別シリーズの価格帯は?
イラストマーカーの中には、以下のような別シリーズやセット販売形式の商品もあります。
6色セットや12色セット(ボックス入り)
一部の大型店や新商品では、最初から特定のテーマカラーでセットになったボックス(6色入りで330円、12色入りで660円など)が販売されていることがあります。これらは1本あたりの価格は変わりませんが、バラバラで買う手間がなく、配色に悩まずに済むのが魅力です。
Fluentlyシリーズなどの別シリーズ
ダイソーでは「Fluently(フルーエンリー)」などの別ブランドのマーカーも販売されています。これらもアルコールマーカーであることが多いですが、ペン先の形状やデザインが異なる場合があります。価格はイラストマーカーと同様に2本110円が主流ですが、中には1本で110円のものもあるため、購入前にパッケージをよく確認しましょう。
いずれにしても、ダイソーのマーカーは「100円ショップ」という看板に偽りなしの、驚異的なコスパを実現しています。この価格帯でアルコールマーカーの入門ができるのは、本当に素晴らしいことだとモモストアは感動しています!
100均アルコールマーカーの比較情報をGoogle検索でチェックする
イラストマーカー新色&ブラシはどう進化した?(神アプデの全貌)
ダイソーのイラストマーカーが話題になったのは数年前ですが、その後も進化の手を緩めていません!
特に注目すべきは、新色の追加と、ペン先の「ブラシ」の神アプデです。この進化が、イラストマーカーの評価をさらに高めています。
待望の「ブラシタイプ」への進化
初期のイラストマーカーは、片方が太字の「ブロード」、もう片方が細字の「ファイン」という組み合わせが主流でした。
しかし、本家コピックの最大の魅力は、しなやかで筆のようなタッチが描ける「スーパーブラシ(筆タイプ)」です。
ダイソーはユーザーの熱い要望に応え、ついに「筆(ブラシ)タイプ」のペン先を搭載したモデルを発売しました!
ブラシタイプのメリット
ブラシタイプのペン先が登場したことで、表現の幅が格段に広がりました。
- グラデーションのしやすさ: 筆のようにしなるため、紙にインクを滑らかに広げることができ、境目のない美しいグラデーションが作りやすくなりました。
- 細かな表現力: ペン先の角度を変えることで、細い線から太い線まで自由自在に描け、髪の毛の表現や服のシワなどのディテール表現が向上しました。
- 塗りムラの低減: ファイン(細字)よりも広い範囲を均一に塗るのが得意になり、初心者でもムラなく着色しやすくなりました。
このブラシタイプが登場したことで、「もうこれで十分」と感じるイラストレーターさんも増えたほど。筆タイプの使い心地は、ぜひ一度体験してみてほしいです。
中間色や肌色の新色ラインナップ
初期のイラストマーカーは、ビビッドカラー(鮮やかな色)が多かったため、「色が濃すぎる」「グラデーションに使える中間色がない」という意見もありました。
しかし、現在では、くすみカラー、ペールトーン(薄い色)、そしてイラストに必須の「肌色(スキンカラー)」のバリエーションが大幅に拡充されています。
特に人気の新色系統
- グレイ系(ニュートラルグレイ、クールグレイなど): 影やモノクロ表現に必須の色。グラデーションのつなぎとしても優秀で、一気に表現がプロっぽくなります。
- ペールトーン: ほとんど色味を感じさせない薄いカラー。ハイライトやベース色、ぼかしに最適で、初期にはなかった「抜け感」のある表現が可能になりました。
- スキンカラー(ピンク系、オークル系): キャラクターイラストには欠かせない肌色の選択肢が増えました。以前は「濃いピンクで代用するしかなかった」という不満も解消されています。
これらの新色とブラシの改良により、ダイソーのイラストマーカーは、単なる「代用品」というレベルを超え、一つの高品質なアルコールマーカーとして進化を続けています。お店で見かけたら、パッケージをよく見て、最新の「ブラシタイプ」を試してみてくださいね!
ダイソー イラストマーカーのブラシタイプをGoogle検索で調べる
ダイソーイラストマーカーの「メリット」と「デメリット」徹底比較
イラストマーカーの魅力をたっぷりお伝えしてきましたが、完璧な商品というわけではありません。
ここでは、メリットとデメリットを公平に比較し、「あなたに本当に必要か?」を判断する材料を提供します。
イラストマーカーを選ぶべき!圧倒的なメリット3選
まずは、コピックと比較しても譲れないイラストマーカーの強みから。
メリット 1:初期費用が桁違いに安い
これは何度でも強調したいポイントです。
本家コピックで12色セットを買うと3,000円〜4,000円程度かかりますが、イラストマーカーなら同じ色数を数百円で揃えることができます。
「アルコールマーカーの使い心地を試したい」という初心者の方にとって、これ以上の最高の入門教材はありません。失敗を恐れずに、気軽に様々な色や表現に挑戦できるのが最大のメリットです。
メリット 2:どこでも手に入りやすい(在庫があれば)
コピックは画材店や大型文具店に行かなければ手に入りませんが、ダイソーは全国どこにでもあります。
「急にこの色が必要になった!」という時でも、近くのダイソーに駆け込めば手に入る可能性があります。
この手軽さ・利便性の高さも、趣味で使う層にとっては大きな魅力です。
メリット 3:インクが濃い色が多い(ビビッドな表現向き)
初期のラインナップには特に言えますが、イラストマーカーはインクの色がしっかり濃く、発色が鮮やかなものが多いです。
アニメ塗りや、ポップでビビッドな表現をしたい場合には、コピックよりもむしろ発色がよく、「塗った!」という満足感を得やすいという側面があります。
知っておくべき!残念なデメリット3選
購入後に後悔しないよう、デメリットもしっかり把握しておきましょう。
デメリット 1:色の再現性が低い・ムラが出やすい
これが、イラストマーカー最大の弱点です。
同じ色番号のマーカーを買い直しても、製造ロットによって色味が微妙に違うことがあります。また、インクの出方に個体差があり、コピックと比べると塗りムラ(インクが滲んだ跡)が出やすい傾向があります。
プロのように「この色でなければダメ」という厳密な色管理が必要な人には向いていません。
デメリット 2:インクが早く切れる・交換ができない
1本あたりのインク容量は、本家コピックよりも少ない傾向にあります。また、インクが切れたら本体ごと買い替えなければなりません。
使用頻度が高い人ほど、コスパが良いと言えども、ランニングコストは意外と高くなる可能性があります。
デメリット 3:ペン先がすぐに毛羽立つことがある
特にブラシタイプは、紙の質によってはペン先が早く摩耗し、毛羽立ってしまうことがあります。毛羽立つと、繊細な線が描けなくなったり、インクの出が悪くなったりします。
長期間、ハードに使い込みたい場合は、コピックのような耐久性の高いペン先には敵いません。
結論として、「まずアルコールマーカーを試したいならダイソー」、「仕事や趣味で長く、高品質な表現を追求するならコピック」という選び方が最適解と言えるでしょう。
【色見本】ダイソーイラストマーカーの全色ラインナップを紹介!
ダイソーのイラストマーカーは、頻繁に新色や新シリーズが投入されるため、全貌を把握するのが難しいですよね。
ここでは、主に流通しているカラーラインナップを系統別に紹介し、「どの色を買うべきか」のヒントを提供します。
基本色(ビビッド・原色系)
初期から人気が高く、アニメ塗りや漫画の着色に使いやすい、発色の良いカラーです。
| 系統 | 主な色(例) | 用途 |
| レッド系 | レッド、ディープピンク、スカーレット | 衣服、血、炎、強いアクセント |
| ブルー系 | スカイブルー、コバルトブルー、ネイビー | 空、水、海、メカ、暗い影 |
| イエロー/オレンジ系 | イエロー、サンライズ、オレンジ | 光、髪の毛、暖かみのある表現 |
| グリーン系 | リーフグリーン、ミント、フォレスト | 木々、草、自然、暗い背景 |
これらの色は、インクのノリが良く、しっかりと色を乗せたいときに重宝します。ただし、隣の色との境目をぼかしにくい場合があるため、グラデーションには注意が必要です。
中間色・ペールトーン(ぼかし・ハイライト用)
イラストのクオリティを格段に上げる、プロも多用する繊細なカラーグループです。
肌色(スキンカラー)の充実
特に人気なのが、人間やキャラクターの肌を表現するためのスキンカラーです。
ペールピンクやライトオークルなど、濃度の異なる数種類が用意されており、これらを組み合わせることで立体感のある肌の影を表現できます。
肌色はすぐに売り切れてしまうことが多いため、見つけたらまとめて購入することをおすすめします。
グレイ系の使いこなし
「グレイなんて使わない」と思われがちですが、イラストにおいてグレイ系は非常に重要です。
- 無彩色(N)系: 影やモノクロ表現に使用。
- クールグレイ(C)系: 青みがかった冷たい影。金属や冬の風景などに。
- ウォームグレイ(W)系: 黄みがかった温かい影。木や食べ物など、温かいものに。
これらのグレイをベースに使うことで、他の色の発色を邪魔せず、影だけを自然に乗せることができます。初心者の方も、まずはニュートラルグレイから試してみるのが良いでしょう。
失敗しない色の選び方:テーマ別おすすめセット
バラで色を選びたいけど迷ってしまう、という方のために、テーマ別のおすすめセット(想像で購入すべき組み合わせ)を紹介します。
- キャラ塗りスタートセット: スキンカラー3種、ウォームグレイ2種、茶色(髪の毛用)2種、赤(唇用)1種、青(瞳用)1種。合計9本程度。
- 風景画・自然セット: リーフグリーン系3種、スカイブルー系2種、ブラウン系2種、ニュートラルグレイ2種。合計9本程度。
- パステル・可愛いセット: ペールピンク、ペールイエローなど、ペールトーンをメインに揃える。
ダイソーの公式オンラインストアや、大型店の店頭では、テーマごとにセット販売されていることもありますので、そちらを参考に選ぶのも一つの手ですね。
コピックの代わりに使える?プロ絵師も認める活用術
ダイソーのイラストマーカーは、趣味の初心者向けと思われがちですが、実はプロのイラストレーターや漫画家も、そのコスパの良さから部分的に活用しているのをご存知でしたか?
ここでは、プロも認めるイラストマーカーの賢い活用術を紹介します。
活用術 1:試し塗り・下塗りのための「消耗品」として使う
コピックはインクが切れると補充が必要で、インク補充液もそれなりに高価です。
そのため、プロの現場では、「インクの減りを気にせずガシガシ使えるマーカー」が求められます。
ダイソーのイラストマーカーはまさにこの用途に最適です。
- 試し塗り・色チェック: 本番の紙に塗る前に、色の濃さや組み合わせを試すための練習用マーカーとして。
- ベースカラーの下塗り: 広い範囲を均一に塗る必要がある場合、濃い色や鮮やかな色はイラストマーカーで大胆に塗ってしまいます。その上から、コピックの薄い色を重ねることで、グラデーションや質感をプラスします。
インクが切れても惜しくないので、躊躇なく使えるのが最大の強みです。
活用術 2:コピックにはない「ビビッドな色」を補完する
コピックは繊細な中間色やグレイ系が豊富ですが、たまに「もっと突き抜けた、派手なビビッドカラーが欲しい!」という場面があります。
ダイソーのイラストマーカーには、コピックのラインナップにはないような、蛍光色に近いパンチの効いたカラーが含まれていることがあります。
特に使えるシーン:
- ネオンサインや光のエフェクト: 派手なピンクやグリーンなどを少量使うことで、イラストに「光っている」ような強烈な印象を与えることができます。
- ポップな漫画・イラスト: 背景やタイトル文字など、少し浮かせたい部分に使うことで、全体のトーンにアクセントをつけられます。
活用術 3:ダイソー独自の画材と組み合わせて使う
ダイソーはイラストマーカー以外にも、様々な画材を販売しています。これらを組み合わせることで、イラストマーカーの弱点を補うことができます。
| ダイソーの商品 | イラストマーカーとの組み合わせ |
| コピック用画用紙(非公式) | イラストマーカーの裏移り(裏までインクが滲むこと)を軽減できる。 |
| 白い修正液ペン | インクを塗った後に、ハイライトや光の表現を簡単に追加できる。 |
| 水性ペン(細字) | イラストマーカーでは描きにくい、極細のディテールや輪郭線の描き込みに使用。 |
これらのテクニックを使えば、ダイソーのイラストマーカーだけでも、かなり本格的なイラストが描けるようになりますよ。SNSで「#ダイソーイラストマーカー」と検索して、他の人の活用術をチェックするのもおすすめです!
イラストマーカーが売り切れで買えない!在庫状況の確認方法
「いざダイソーに行ったのに、欲しかった色だけ売り切れ…」「そもそもイラストマーカー自体がない!」という経験をした方も多いのではないでしょうか。
人気商品であるイラストマーカーの在庫状況は非常に不安定です。ここでは、在庫切れに遭遇した時の対処法と、賢い在庫確認方法をお伝えします。
なぜイラストマーカーは売り切れるのか?
まず、イラストマーカーが売り切れになりやすい主な理由を理解しておきましょう。
- 低価格と高品質のギャップ: 100円で手に入るアルコールマーカーという、価格と品質のギャップが大きすぎて、需要が供給を大幅に上回っています。
- SNSによる拡散力: 新色やブラシタイプが発売されると、すぐにSNSでバズり、一時的に特定のカラーやセットに注文が殺到します。
- 人気色への偏り: 特に「スキンカラー(肌色)」や「グレイ系」など、イラストに必須の特定の色は、まとめ買いされることが多く、常に品薄状態になりがちです。
特に新商品が発売された直後は、開店と同時に売り場から消えるということも珍しくありません。
在庫切れに遭遇した場合の賢い対処法
欲しいマーカーが見つからなかった場合、諦めずに次の行動を取ってみましょう。
対処法 1:店員さんに「入荷予定」を聞く
これが一番確実です。
特に大型店では、店員さんがレジの端末などで、その商品が「定番品」なのか、「スポット商品(期間限定)」なのか、そして「次の入荷予定日」を調べてくれる場合があります。
ただし、ダイソーでは商品の入れ替わりが激しいため、「次回の入荷は未定です」と言われる可能性も高いことは覚悟しておきましょう。
対処法 2:近隣のダイソー店舗を「ハシゴ」する
ダイソーは店舗ごとに独自の仕入れや在庫管理を行っているため、A店で売り切れていても、車で5分程度のB店には在庫がある、ということが頻繁にあります。
ハシゴのコツ:
- 郊外の大型店 → 駅前の小型店 → 商業施設内の標準店、というように、立地条件が異なる店舗を回るのが効率的です。
- 特に、開店直後を狙うと、前日の夕方にはなかった商品が陳列されていることがあります。
対処法 3:オンライン通販サイトの在庫をチェックする
ダイソーには「ダイソーネットストア」などの公式通販サービスがあります。バラ売りだけでなく、セット販売が行われていることが多く、店頭で見つからない場合は、こちらをチェックしてみましょう。
オンラインなら在庫さえあれば、店舗を回る手間なく確実に購入できます。
イラストマーカーは、本当に「一期一会」の商品です。見つけたら必要な分を少し多めに買っておく、という戦略も必要かもしれませんね!
ダイソー以外でコピックの「格安代用品」が買える100均は?
ダイソーのイラストマーカーが有名ですが、「アルコールマーカーを低価格で提供する」という競争は他の100円ショップでも激化しています。
もしダイソーで欲しい色が見つからなかったら、他の100均もチェックしてみましょう!
ここでは、ダイソー以外で手に入る、優秀なアルコールマーカーの代用品を紹介します。
セリア(Seria)の「アルコールマーカー」
セリアでもダイソーと同じく、アルコールマーカーが販売されています。
セリアマーカーの特徴
- 価格帯: ダイソーと同様に1本110円(税込)や2本110円(税込)の商品が主流です。
- ペン先: ツインタイプが多く、片方がブロード(太字)、もう片方がファイン(細字)またはブラシ(筆)タイプのものがあります。
- 色味: ダイソーとはまた違う色味が揃っているため、ダイソーで手に入らない中間色やパステルカラーを補完する目的で活用されることが多いです。
セリアのマーカーは、ダイソーよりも「シンプルなデザインで落ち着いた色味が多い」という評価もあり、好みが分かれるところです。
キャンドゥ(CanDo)の「アートマーカー」
キャンドゥも、イラストレーター界隈で密かに話題になるアルコールマーカーを取り扱っています。
キャンドゥマーカーの特徴
- 価格帯: やはり100円〜200円の価格帯で販売されています。
- パッケージ: 比較的ポップなデザインのものが多い印象です。
- 特徴: キャンドゥは「アート・ホビー」系のアイテムに力を入れている時期があるため、他の100均にはないような珍しいペン先(チゼル型など)が突然登場することがあります。
キャンドゥは店舗数がダイソーやセリアに比べて少ないため、見つけるのが難しいかもしれませんが、画材系の棚をチェックしてみる価値は十分にあります。
結論:色や用途で使い分けるのがベスト
どの100円ショップのマーカーも、アルコールインクであるという点では共通していますが、発色やインクの出、ペン先の品質にはそれぞれ個体差があります。
| 店舗名 | 強み・特徴 |
| ダイソー | ブラシタイプやスキンカラーの進化が速い。店舗数が多く手に入りやすい。 |
| セリア | ダイソーとは違う色味の補完に最適。落ち着いたトーンのカラーが多い。 |
| キャンドゥ | 時々、珍しいペン先やセットが登場する。ホビー系のアイテムと組み合わせやすい。 |
「ダイソーでメインの色を揃え、セリアで足りない中間色を補完する」というように、複数の100均マーカーを併用しているイラストレーターさんも多いですよ。
本家コピックの販売場所は?ダイソー以外のおすすめ店舗3選
ダイソーのイラストマーカーは優秀ですが、「やっぱりプロと同じ高品質なコピックが欲しい!」という日も来るかもしれません。
ここでは、本家コピックを確実に、そしてお得に手に入れられるおすすめの販売場所を3つ紹介します。
おすすめ店舗 1:画材専門店「世界堂」
コピックを買うなら、やはり画材専門店の世界堂は外せません。
- 圧倒的な品揃え: コピックの全358色をバラで購入できます。また、コピック専用の紙や、補充インク、替ニブといった関連商品もすべて揃っています。
- 会員割引: 世界堂の会員になると、コピックなどの画材が定価よりも安く購入できる割引制度がある店舗が多いです。
- 専門知識: 店員さんが画材に詳しく、色選びや使い方のアドバイスをもらえることがあります。
特に、東京・新宿の世界堂本店は品揃えが豊富で、コピックユーザーにとっては聖地のような場所です。
おすすめ店舗 2:大型書店・文具店「東急ハンズ(ハンズ)」
東急ハンズも、コピックの取り扱いが非常に充実しています。
- アクセスの良さ: 駅直結の商業施設に入っていることが多く、仕事や買い物のついでに立ち寄りやすいのが魅力です。
- セット商品の充実: 初心者向けの12色セットや、テーマ別のセットなど、箱入りの商品が豊富に揃っています。
- 他の文具と比較しやすい: マーカーだけでなく、色鉛筆や水彩絵の具など、様々な画材と比較しながら選べるのもメリットです。
ただし、小型店では取り扱いがない場合もあるため、事前に店舗に問い合わせてみるか、大型の店舗を狙って行くのが確実です。
おすすめ店舗 3:コミック用品専門店「アニメイト」
主にアニメやコミックグッズを扱うアニメイトですが、キャラクターを描くための画材としてコピックを取り扱っている店舗も多いです。
- キャラ塗りに特化: キャラクターイラストに使われやすい「スキンカラー」や「髪色」といったセット商品が充実している傾向があります。
- ポイントが貯まる: アニメイトのポイントを貯めている方にとっては、ポイントを使ってお得に購入できるチャンスです。
画材の専門知識という点では世界堂に劣りますが、コミックイラストを描く方にとっては、必要な色が揃いやすいお店と言えるでしょう。
これらの店舗でコピックの価格をチェックする際は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンラインストアの価格と比較してから購入することをおすすめします。実店舗で色をチェックし、お得なネットで購入するのが最も賢い方法ですよ!
今すぐ欲しいならここ!コピックや代用品の「確実な」購入方法
ダイソー店舗での在庫切れ、画材店に行く時間がない、という方のために、「今すぐ」「確実に」マーカーを手に入れられるオンラインでの購入方法を詳しく紹介します。
確実性 No.1!大手オンラインショッピングサイト
コピック本体も、ダイソーの代用品に匹敵するような格安のアルコールマーカーも、オンラインショッピングサイトなら在庫切れの心配が少なく、確実に購入できます。
Amazon(アマゾン)
コピックの公式セット(コピックチャオ12色セットなど)はもちろん、Ohuhu(オーオフー)やTooartといった海外製の格安アルコールマーカーの取り扱いが豊富です。
これらの格安マーカーは、ダイソーのイラストマーカーと同様にブラシタイプが主流で、色数も多く、非常にコスパが良いと人気があります。
Prime会員なら翌日配送も可能ですので、すぐに手に入れたい場合に最適です。
楽天市場(楽天)
楽天市場では、画材専門店や文具店が出店していることが多いため、コピックのバラ売り(単色)や、補充インクといった専門店ならではのニッチな商品も購入しやすいです。
楽天スーパーセールなどのタイミングを狙えば、ポイント還元でお得に購入できるのも魅力です。
Yahoo!ショッピング(ヤフーショッピング)
Yahoo!ショッピングも楽天市場と同様に、専門店による取り扱いが豊富です。特にPayPayポイントを貯めている方にとっては、ポイントアップの恩恵を受けながら購入できるため、非常にお得です。
セットで買うなら「メルカリ」などのフリマアプリも活用!
中古品に抵抗がなければ、メルカリやラクマといったフリマアプリも強力な選択肢になります。
- 廃番色・旧色の入手: すでに廃番になってしまったコピックの色や、ダイソーの旧型イラストマーカーなど、店頭では手に入らない貴重なマーカーが見つかることがあります。
- 格安のまとめ売り: 「使わなくなったから」という理由で、数十本単位のコピックや格安マーカーが、一本あたりの価格がダイソー並みの超格安価格で出品されていることがあります。
ただし、中古品であるため、インク残量が少なかったり、ペン先が摩耗している可能性があることには注意が必要です。購入前に出品者に状態をよく確認しましょう。
オンライン購入を検討すべき理由
ダイソーや実店舗でマーカーを探して時間を浪費するよりも、オンラインで「コピック」や「アルコールマーカー」と検索し、口コミ評価の高い格安マーカーをまとめて購入する方が、時間と労力の節約につながることが多いです。
特に、たくさんの色を一度に揃えたい初心者の方には、オンラインでのセット購入を強くおすすめします。
ダイソーで見つからなくても、オンラインには無限の選択肢がありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
イラストマーカーの収納術!100均グッズで使いやすく整理
ダイソーのイラストマーカーは、価格が安いため、ついつい大量に購入してしまいがちですよね。
色が増えれば増えるほど、使いたい色を探すのが大変になり、作業効率が下がってしまいます。
ここでは、100均グッズを駆使した、使いやすく美しいマーカー収納術を紹介します。
収納術 1:横置き収納は必須!インク漏れを防ぐ
アルコールマーカーは、インクが偏らないように「必ず横置き」で収納することが基本です。
縦置きにしてしまうと、下側のペン先ばかりにインクが集中し、上側のペン先がすぐにインク切れのような状態になってしまいます。
おすすめの100均アイテム:ダイソーの「ペン立て(斜めタイプ)」を横に倒す
ペンを一本ずつ斜めに差し込むタイプのプラスチック製ペン立てを横に倒して使うと、マーカーを寝かせた状態で収納できます。
さらに、透明なケースを選ぶことで、どの色のマーカーがどこにあるのか一目で分かり、探す手間が省けます。
収納術 2:色系統別 or 番号順に整理する
マーカーは、どのように並べるかが使いやすさの鍵を握ります。
| 整理方法 | メリット | 向いている人 |
| 色系統別 | グラデーションを作る際に、近い色がすぐに見つかる。 | フィーリングで色を選びたい、初心者。 |
| 番号順 | 色見本表と連動しやすく、一度使った色を正確に再現しやすい。 | 厳密な色管理をしたい、プロ志向の人。 |
おすすめの100均アイテム:セリアの「仕切り付きボックス」
セリアやダイソーにある、細かく仕切られたプラスチックの引き出しやトレイが非常に便利です。
一つの仕切りに一つの色系統(例:レッド系)のマーカーだけを入れることで、色が混ざらず、目的の色を瞬時に取り出せます。
収納術 3:色見本表は必ず作成し、近くに置く
パッケージの色と、実際に紙に塗ったときの色は、かなり異なることが多いです。
そのため、全色の色見本表を自分で作成し、収納ケースのすぐ近くに置いておくことを強くおすすめします。
色見本表作りのコツ
- コピック用紙(または厚紙)を使う: 普段使っている紙と同じ種類のものに塗ることで、より正確な発色が確認できます。
- 色番号(自分で決めた番号)を記入: イラストマーカーにはコピックのような正式な番号はありませんが、自分で「D-R01(ダイソー・レッド系・01番)」のように番号を振ると、管理しやすくなります。
- 色名の記入: パッケージに記載されている色名を一緒に書いておくと、次に購入する時に役立ちます。
これらの100均グッズとアイデアを活用すれば、大量のイラストマーカーも、まるでプロの画材のように美しく、機能的に収納できますよ!
イラストマーカーと一緒に買いたい!ダイソーのおすすめ画材3選
イラストマーカーを手に入れたら、次に欲しくなるのが「周辺アイテム」ですよね。
ダイソーは画材のラインナップも進化しており、イラストマーカーのポテンシャルを最大限に引き出すための優秀なサポートアイテムがたくさんあります。
マーカーと合わせて買うべきおすすめの画材を3つ紹介します。
おすすめ 1:アルコールマーカー用「ドローイングペン」
アルコールマーカーで着色する際、水性ペンや通常のゲルインクペンで描いた線画の上から塗ると、線が滲んで汚くなってしまうことがあります。
ダイソーでは、アルコールインクに負けない耐水性のインクを使った「ドローイングペン」や「コミックペン」などが販売されています。
ドローイングペンのメリット
- 滲まない: アルコールインクの上から塗っても線が崩れないため、安心して色を塗ることができます。
- 速乾性: 描いた線がすぐに乾くため、線画を待つ時間が短縮できます。
線画を描くためのペンは、イラストマーカーとセットで必ず用意しましょう。
おすすめ 2:「コピックに似た紙」(非公式)
アルコールマーカーはインクが強力なため、普通のコピー用紙などに塗ると、裏側までインクが貫通(裏抜け)してしまうのが最大の悩みです。
ダイソーの画材コーナーには、「コミック用」や「スケッチ用」と書かれた、少し厚手でインクが滲みにくい紙が売られています。
紙を選ぶときのコツ
- 厚みがあるものを選ぶ: 最低でも100g/m²以上の厚さがあるものを選びましょう。
- 「アルコールマーカー対応」と書いてあるものを選ぶ: 正式な表記でなくても、パッケージに「マーカーに最適」といった説明があるものは、比較的裏抜けしにくい傾向があります。
紙の質を変えるだけで、イラストマーカーの塗りムラが減り、驚くほど仕上がりが向上することがありますよ!
おすすめ 3:色をぼかすための「ブレンダーペン」
コピックには、色を混ぜたり、インクを薄くしたりするための「ブレンダーペン(透明なインク)」がありますが、ダイソーにもこれに似た役割を果たすペンが販売されていることがあります。
あるいは、白インクのイラストマーカーや、色味のない薄い色のマーカーを、ブレンダーの代わりとして使用するテクニックもあります。
これは、グラデーションの境目を自然に馴染ませるために非常に重要なアイテムです。お店で見つけたら、ぜひ一緒に試してみてください。
【応用編】イラストマーカーで実現するクリエイティブな使い方
イラストマーカーの使い道は、イラストを描くだけに留まりません。
ここでは、「絵は描かないけどマーカーは気になる」という方にもおすすめの、クリエイティブな応用術を紹介します。
応用術 1:ハンドメイド作品の着色に使う
アルコールインクは速乾性があり、様々な素材に定着しやすいという特性があります。
使える素材(例)
- プラ板(プラバン): 透明なプラ板にイラストマーカーで色を塗ると、焼き上がった後も鮮やかな発色が保たれます。
- レジン・ネイルアート: レジン液にマーカーのインクを少量混ぜて色を付けたり、ネイルチップの着色に使用したりする使い方も人気です。
- 木材・布: 薄い木材や、特定の種類の布(ポリエステルなど)に描くと、水性ペンよりもくっきりとした色を定着させることができます。
特にプラ板の着色は、イラストマーカーの鮮やかな発色が非常に映えるので、ぜひ試してみてください。
応用術 2:手帳やノートのデコレーション、文字アレンジ
手帳やバレットジャーナルのデコレーションにも、イラストマーカーは大活躍します。
- 目立たせたい文字の強調: 通常の蛍光ペンよりも、少し大人っぽい、落ち着いた色(ペールトーン)のイラストマーカーで文字をなぞると、おしゃれに強調できます。
- 影文字の作成: 文字を書いた後、その文字の右下または左下に、薄いグレイ系のイラストマーカーで影を付けると、文字が立体的に浮き上がって見えます。
- インデックス作成: ノートや本のインデックス部分を、複数の色でグラデーションになるように塗ると、オリジナリティあふれるデコレーションが完成します。
ブレンダーペンや薄いグレイを一つ持っているだけで、文字やデコレーションのクオリティが格段に上がりますよ。
応用術 3:塗り絵・大人の塗り絵に活用する
最近流行りの「大人の塗り絵」は、色鉛筆や水彩絵の具で塗るのが一般的ですが、イラストマーカーを使うと、全く違う表現が楽しめます。
- 短時間で完成: インクの伸びが良いため、色鉛筆でチマチマ塗るよりも短時間で広範囲を塗りつぶせます。
- 表現力アップ: グラデーションが簡単に作れるので、塗り絵のモチーフに立体感や奥行きを持たせることができます。
ただし、塗り絵の紙は薄いものが多いため、必ず下に厚紙やクリアファイルなどを敷いて、他のページにインクが移らないように注意しましょう。
【重要】イラストマーカーを使う時に注意すべきこと3つ
ダイソーのイラストマーカーは非常に優秀ですが、アルコールマーカー特有のクセや、100均商品特有の注意点がいくつかあります。これを知っておけば、失敗を防いで快適に使えますよ。
注意点 1:必ず「裏抜け」対策をする
これはアルコールマーカーすべてに言えることですが、インクが紙の繊維を通り抜け、裏側や次のページに滲んでしまう(裏抜け)現象は避けられません。
具体的な対策
- 厚手の紙を使う: 前述の通り、厚手の画用紙や専用紙を使うのがベストです。
- 下敷きを敷く: どんな紙を使う場合でも、必ず作品の下に、クリアファイルや段ボール、チラシなどを数枚重ねた「下敷き」を敷きましょう。
- 裏抜け前提の運用: ノートや手帳に使う場合は、「このページは裏側も塗料で使えない」と割り切って、片面だけ使うように運用しましょう。
注意点 2:換気をして匂いを防ぐ
イラストマーカーはアルコールインクを使用しているため、使用時に特有のアルコール臭が発生します。
特に、広い面積を塗ったり、長時間連続して使用したりすると、部屋の中に匂いがこもって気分が悪くなることがあります。
必ず窓を開けるか、換気扇を回すなどして、換気をしながら使用しましょう。小さなお子さんが使う場合は、特に注意が必要です。
注意点 3:インクの寿命と保管方法に気を配る
イラストマーカーはインク補充ができない「使い捨て」のため、インクが切れると新しいものを買うしかありません。
- キャップはしっかり閉める: アルコールインクは揮発性が高いため、使用後はすぐに「カチッ」と音がするまでキャップをしっかり閉めましょう。キャップが緩んでいると、使わなくてもインクがどんどん蒸発してしまいます。
- 横置きで保管: 再度強調しますが、インクが偏らないよう、必ず横置きで保管してください。
大切に保管することで、マーカーの寿命を延ばし、長くお気に入りの色を使い続けることができますよ!
ダイソーイラストマーカーに関するモモストアまとめ!
今回は、「ダイソーでコピックは売ってる?」という疑問から、ダイソーの神代用品「イラストマーカー」について徹底的に深掘りしてきました。
最後に、この記事の重要ポイントをもう一度おさらいしましょう。
・イラストマーカーは2本110円(税込)という驚異のコスパで、アルコールインク特有のグラデーション表現が可能です。
・販売場所はダイソーの文房具コーナーですが、人気色や新色は売り切れやすいため、見つけたらすぐにゲットが鉄則です。
・最近ではブラシタイプやスキンカラーが充実し、プロの現場でも下塗り用や試し塗り用として活用されています。
・使う際は、裏抜け対策(下敷きを敷く)と換気を忘れずに行いましょう。
ダイソーのイラストマーカーは、アルコールマーカーの入門として、またコピックの消耗品を補うサブマーカーとして、最高の選択肢です。
もしダイソーで見つからなかったら、セリアやAmazon、楽天市場といったオンラインショッピングも覗いてみてくださいね。
あなたのイラストライフが、より豊かで楽しいものになることをモモストアは願っています!

