ダイソーの電工ペンチは本当に売ってない?
品揃え豊富な大型店での探し方と値段を徹底解説!
こんにちは、モモストアです!
「ダイソーで電工ペンチを買いたいけど、全然見つからない…」
「もしかして、もう廃盤になっちゃったの?」
そんな風に思って、この記事にたどり着いたのではないでしょうか?
実は、結論から言うと、ダイソーでは今でも電工ペンチ(圧着工具)は販売されています!
でも、ちょっと待ってください。
売っているのは事実なんですが、「売ってない」と感じてしまうのには、明確な理由があるんです。
それは、取り扱い店舗が限られていることや、価格帯が100円ではない商品が多いからなんです。
この記事では、ダイソーの電工ペンチを探している皆さんの疑問を、すべて解消できるように、販売情報から具体的な種類、さらには実際に使ってみたレビューまで、モモストアが詳しく解説していきます!
電工ペンチを探し回って疲れてしまった皆さんは、ぜひこの記事を読んで、最短でお目当ての工具をゲットしてくださいね!
・「売ってない」と感じる人が多いのはなぜ?店舗ごとの品揃えの違い
・ダイソーで取り扱いのある電工ペンチの具体的な種類と価格帯
・ダイソーの電工ペンチは「200円」と「500円」で何が違う?
・電工ペンチ(ワイヤーストリッパー)はどのコーナーに陳列されている?
- ダイソーで電工ペンチ(圧着工具)は現在も販売されているのか?
- 「売ってない」と感じる人が多いのはなぜ?店舗ごとの品揃えの違い
- ダイソーで取り扱いのある電工ペンチの具体的な種類と価格帯
- ダイソーの電工ペンチは「200円」と「500円」で何が違う?
- 電工ペンチ(ワイヤーストリッパー)はどのコーナーに陳列されている?
- ダイソー以外にも電工ペンチが買える100均・ホームセンターはある?
- 【徹底比較】ダイソー VS セリア・キャンドゥの電工ペンチ
- ダイソー電工ペンチの購入前に知っておきたいメリットとデメリット
- 簡単な配線DIYならダイソーで揃う!電工ペンチと合わせて買いたいおすすめグッズ
- ダイソーの電工ペンチを安全に長く使うための注意点と保管方法
ダイソーで電工ペンチ(圧着工具)は現在も販売されているのか?

結論から申し上げますと、ダイソーでは現在も電工ペンチは販売されています!
ただし、これは「全店舗で必ず見つかる」という意味ではありません。
「売ってない」という情報が出回る背景には、ダイソーの店舗戦略と、商品の性質が大きく関わってきます。
ダイソーの工具系アイテムの販売傾向を理解しよう
ダイソーの工具コーナーは、店舗の規模によって品揃えが劇的に変わるアイテムの一つです。
例えば、ホッチキスやハサミのような事務用品は、ほとんどの店舗で取り扱っていますよね。
しかし、電工ペンチのような専門性の高い工具は、需要が限定的なため、小型店舗や駅前の店舗では置かれていないケースが非常に多いんです。
モモストアの調査では、電工ペンチの取り扱いがあるのは、主に以下の条件を満たす店舗でした。
- 郊外型の大型路面店
- ホームセンターと併設されている大型ショッピングセンター内の店舗
- 「DAISO GIGA」や「Standard Products」などの大型業態店
特に、DIY用品やカー用品、電気用品などが充実している店舗を狙うのが鉄則です。
売ってないと感じたら、まずはダイソーの店舗検索(公式)で近くの大型店を探してみましょう!
電工ペンチの正式名称と価格帯の確認が重要
店員さんに尋ねる際や、棚を探す際に「電工ペンチ」という名前だけだと、見落とす可能性があります。
ダイソーでの正式な商品名に近いものは、主に以下の2つです。
| 商品名(ダイソーでの通称) | 主な用途 | 価格帯(税込) |
| ワイヤーストリッパー付き圧着工具 | 配線の皮むき(ストリップ)と端子の圧着 | 220円、330円、550円 |
| 簡易ワイヤーストリッパー | 配線の皮むき(圧着機能なしの単体の場合) | 110円、220円 |
重要なのは、電工ペンチは110円商品ではないケースが多いことです。
多くの人が「100均だから110円」と思い込み、110円コーナーばかりを探してしまい、「売ってない」と勘違いするパターンも非常に多いんですよ!
例えば、550円(税込)の多機能タイプは、ホームセンターで買えば1,500円~2,000円くらいする機能を持っているので、550円でも十分すぎるほど破格の安さなんです。
棚の高さや、工具コーナーの隅々まで、220円、330円、550円のプライスカードが付いた商品をチェックしてみてくださいね。
「売ってない」と感じる人が多いのはなぜ?店舗ごとの品揃えの違い
なぜダイソー側は販売しているのに、多くのユーザーが「売ってない」と感じてしまうのでしょうか?
これは前述した「店舗の規模」だけでなく、ダイソー独特の「商品の入れ替えサイクル」と、「陳列場所の探しにくさ」にも原因があると考えられます。
大型店と小型店の「工具」に対する考え方の違い
ダイソーは、立地条件に応じて、商品のラインナップを頻繁に変えています。
<小型店舗の優先順位>
小型店舗では、限られたスペースを有効活用するため、回転率の高い商品や、幅広い層に売れる商品(お菓子、文具、日用品など)を優先的に置きます。
- DIY工具の中でも、ドライバーやハンマーなど、汎用性の高いものに絞られる。
- 電工ペンチのような専門工具は、棚から外されやすい。
<大型店舗の優先順位>
大型店は、地域のホームセンター的な役割も担うため、専門性の高い工具も積極的に導入します。
- DIYコーナーが独立しており、電動工具のアクセサリーや、細かいパーツ類まで揃っている。
- 電工ペンチも複数種類(簡易型・多機能型)が比較的に安定して陳列されている。
もし、家の近くのダイソーで見つからなかったら、ちょっと遠くても大きなダイソーに行ってみる価値は絶対にありますよ!
探す棚を間違えると一生見つからない!
「電工ペンチ」は、皆さんが思っている以上に様々なコーナーに分類される可能性があります。
多くの場合の陳列場所:
電工ペンチのメインの陳列場所は、「工具コーナー」です。ここまでは想像通りですね。
しかし、工具コーナーの中でも、ドライバーやメジャーなどの「一般的な工具」の隣ではなく、「DIYパーツ」や「配線材料」の近くに置かれていることが多いです。
具体的には、「圧着端子」や「ギボシ端子」、「熱収縮チューブ」などが置かれている棚を探してみてください。
意外な陳列場所:
店舗によっては、以下のコーナーに置かれていることもあります。
- カー用品コーナー:車の配線DIYに使う人が多いため、車の電球やヒューズの近く。
- 家電・パソコン用品コーナー:USBケーブルや延長コードの近く。
モモストアの経験上、「この工具は何のために使うか?」という視点で、その用途に関連するコーナーを広く探してみると、意外な場所で発見できることがありますよ!
ダイソーで取り扱いのある電工ペンチの具体的な種類と価格帯
ダイソーの電工ペンチは、年々進化しており、その種類も増えています。一昔前の「ただ挟むだけ」の工具ではなく、今ではプロ顔負けの多機能タイプまで登場しています。
主要な3つのタイプを徹底解説!
現在、ダイソーで主に見られる電工ペンチ(圧着工具)は、大きく分けて以下の3つのタイプに分類できます。
| タイプ | 特徴 | 価格帯(税込) | おすすめな人 |
| 簡易型ストリッパー一体型 | 皮むき(ストリップ)と圧着の2機能。コンパクトでシンプルな構造。 | 220円~330円 | たまに簡単な配線作業をする人、とりあえず試してみたい初心者 |
| 本格多機能型(黄色・赤・青圧着対応) | 端子サイズに対応した本格的な圧着機能と、ストリップ機能。持ち手がしっかりしている。 | 550円 | 車のDIYや、ある程度しっかりした配線作業をしたい人 |
| ワイヤーカッター/簡易ストリッパー単体 | 圧着機能がなく、配線を切る、または皮をむく機能のみに特化。 | 110円~220円 | 圧着端子は使わず、線同士の接続のみを行う人 |
特に注目していただきたいのが、550円の本格多機能型です。この価格で、複数のサイズの端子に対応できる圧着口を備えているのは驚異的です。
ワイヤーストリッパーの機能は必須!
電工ペンチの作業で一番面倒なのが、配線の被覆(ひふく)を剥く「ストリップ」作業です。
ダイソーで販売されているものの多くは、このワイヤーストリッパー機能が一体となっています。
ワイヤーストリッパー機能のチェックポイント
ワイヤーストリッパーの穴の横に、対応するAWG(American Wire Gauge)やmm(ミリメートル)のサイズが刻印されているかを確認しましょう。
- 22-10 AWGなど、幅広いサイズに対応していると便利です。
- 刃先が鋭すぎず、ワイヤーを傷つけずに被覆だけを剥ける構造か。
もし、本格的な圧着工具が見つからなくても、簡易型のワイヤーストリッパー単体だけでも買っておくと、配線作業の効率が格段に上がりますよ。
ホームセンターで買う前に、まずはダイソーの550円モデルを手に取って、そのクオリティを確認してみることをモモストアは強くおすすめします!
ダイソーの電工ペンチは「200円」と「500円」で何が違う?
ダイソーの工具を選ぶ際、最も悩むのが価格の違いですよね。「たかが100均」と侮るなかれ、220円(税込)と550円(税込)の差には、使い勝手と耐久性における明確な違いが存在します。
価格差を生む「機能の多さ」と「素材の堅牢性」
この価格差は、主に以下の3つの要素によって生まれています。
圧着の「確実性」と「対応サイズ」
- 200円台(簡易型):
- 圧着できる端子のサイズが限定的(小さいサイズのみ)。
- 圧着部分の精度が甘く、力を込めても端子が外れやすい場合がある。
- 主に裸圧着端子の一部など、簡易的な接続向け。
- 500円台(本格型):
- 「赤(0.5-1.25sq)」「青(1.25-2.0sq)」「黄(2.0-3.5sq)」など、配線の太さに合わせた色分けされた端子にしっかり対応。
- ハンドル部分が長く、テコの原理で少ない力で確実な圧着が可能。
- 車の配線や、しっかり固定したいDIY作業に最適。
ワイヤーストリッパーの「自動/手動」の違い
500円台のモデルの中には、「自動ワイヤーストリッパー」に近い機能を持つものがあります。これは、ワイヤーをセットして握るだけで、芯線を傷つけずに被覆だけを自動的に剥いてくれるという優れものです。
200円台のモデルは、手動でサイズを選んで剥く「穴あきタイプ」がほとんどで、作業に慣れが必要です。
グリップの「持ちやすさ」と「耐久性」
- 200円台:プラスチック製のグリップが多く、長時間作業すると手が痛くなりやすい。
- 500円台:ゴムや厚手の樹脂製のグリップが使われており、握りやすく、滑りにくい。工具自体の重量も増し、力を逃がさず伝えることができる設計になっています。
モモストア的おすすめは断然「500円台」!
電工ペンチは、安全に関わる重要な工具です。圧着が甘いと、漏電や接触不良の原因になり、最悪の場合、火災につながる可能性もゼロではありません。
そのため、もしダイソーで電工ペンチを探すなら、モモストアとしては550円の本格派モデルを強くおすすめします。
たった330円の差で、作業の確実性、スピード、そして何よりも安心感が段違いに向上します。
もし売り場に並んでいたら、ぜひ一度手に取って重さを比べて(外部リンク)みてくださいね。
電工ペンチ(ワイヤーストリッパー)はどのコーナーに陳列されている?
「ダイソーに行ったけど、本当に見つからなかった!」という声の多くは、実は陳列場所のトラップにハマっていることが多いです。ダイソーの工具は、他の商品との関連性で非常に複雑な配置になっていることがあります。
「文具」ではなく「ガテン系」のエリアを攻める
まず、探す場所を間違えないための大原則です。
ペンチやニッパーといった工具類は、文房具のハサミなどと同じ「切る・挟む」道具ですが、陳列は完全に分離しています。
- NGな探し方:カッター、ハサミ、セロハンテープなどの文具コーナー。
- OKな探し方:ドライバー、釘、ネジ、接着剤、軍手、作業手袋などの「DIY・工具・作業用品」コーナー。
重点的にチェックすべき具体的な棚と商品
特に電工ペンチが潜んでいる可能性が高い棚をリストアップします。
- DIYパーツ棚:
- 電工ペンチの最高の隠れ場所です!
- ギボシ端子、丸型端子、クワ型端子、コネクタ、熱収縮チューブ、ビニールテープなどの電線接続パーツの近くに、それらを加工するための電工ペンチが並べられています。
- 工具(汎用)棚の「上段」または「下段」:
- よく使う工具(ドライバーセット、モンキーレンチ)は目の高さにありますが、電工ペンチはどちらかというと端っこや目立たない場所に追いやられがちです。
- 大型のレンチやのこぎりなどの、大きな工具の下段、または、ネジや釘などの小さなパーツが入った引き出し棚の上段など、目線を変えて探してみましょう。
もし見つからなかったら店員さんに聞くときのコツ
「電工ペンチありますか?」と聞いても、アルバイトの店員さんだと商品名が分からず「ございません」と言われてしまうことがあります。
そんな時は、商品の特徴や品番を伝えるのがベストです。
| 伝えるべきキーワード | なぜそのキーワードが良いか |
| 「500円の圧着工具」 | 100円ではない高額商品の品番は、店員さんも把握しやすいことが多いです。 |
| 「ギボシ端子の近くにある工具」 | 関連商品から陳列場所を特定する手がかりになります。 |
| 「ワイヤーストリッパー」 | 「電工ペンチ」よりも、機能を表すこの名称の方が、専門コーナーに詳しい店員さんに伝わりやすい場合があります。 |
諦めずに、スマホで商品の画像を店員さんに見せる(外部リンク)のも、確実に見つけてもらうための裏ワザですよ!
ダイソー以外にも電工ペンチが買える100均・ホームセンターはある?
ダイソーで見つからなかった場合、諦めてホームセンターに行く前に、他の100円ショップの在庫もチェックしてみませんか?
実は、セリアやキャンドゥでも、簡易的な電工ペンチやワイヤーストリッパーは販売されていることがあるんです。
他の100円ショップの電工ペンチ事情
ダイソー以外の主な100円ショップの状況は以下の通りです。
| 店舗名 | 取り扱い傾向 | 価格帯(税込) | 品質の特徴 |
| セリア(Seria) | DIYパーツは充実しているが、工具はシンプルなものが多い。簡易ストリッパーや小型カッターなど。 | 110円~220円 | デザイン性が高いが、多機能な本格工具は期待薄。 |
| キャンドゥ(Can★Do) | カー用品やDIYツールも一部取り扱いあり。ワイヤーストリッパー一体型ペンチなど。 | 110円~330円 | ダイソーと似たラインナップもあるが、店舗差が大きい。 |
| Watts(ワッツ) | 工具の取り扱いは少ないが、ケーブルや端子類の扱いはある。簡易工具程度。 | 110円 | 緊急用の簡易工具として。 |
本格的な圧着作業をしたいなら、やはりダイソーの550円モデルが圧倒的に強いという現状があります。
セリアやキャンドゥは、主に配線の被覆を剥く「ストリップ作業」がメインで、しっかりとした「圧着作業」には向かない簡易的な商品が中心です。
「準100均」やホームセンターのプライベートブランドも選択肢に
ダイソーで見つからず、少しだけ予算を上げられるなら、以下の店舗もおすすめです。
準100均(スリーコインズなど)
スリーコインズ(3COINS)などでは、工具自体はあまり売られていませんが、DIY用のグルーガンなどは売っています。電工ペンチのような専門工具は期待できません。
ホームセンターのPB(プライベートブランド)
カインズ(CAINZ)、コメリ、DCMなど、大手ホームセンターには自社のプライベートブランドの工具があります。
- 価格帯は1,000円~2,000円とダイソーより高いですが、品質と耐久性は格段に向上します。
- 特に頻繁に作業をする予定があるなら、ホームセンターのPB品も視野に入れるべきです。
しかし、まずはダイソーの550円モデルをゲットして、どれくらいの作業ができるか試してみるのが、最もコスパが良い選択肢だとモモストアは考えます。
カインズの電工ペンチもチェック(外部リンク)してみて、比較するのもいいかもしれませんね。
【徹底比較】ダイソー VS セリア・キャンドゥの電工ペンチ
100円ショップの工具を比較する際、最も気になるのが「使いやすさと品質」ですよね。
ダイソー、セリア、キャンドゥで販売されている(またはされていた)電工ペンチやワイヤーストリッパーを、モモストアが「価格」「機能」「使いやすさ」の3点で徹底比較しました。
比較のポイントと結果
ここでは、最も汎用性の高い「ワイヤーストリッパー機能付きのペンチ」を比較対象とします。
| 項目 | ダイソー(550円モデル) | セリア(110円~220円モデル) | キャンドゥ(110円~330円モデル) |
| 価格(税込) | 550円 | 110円~220円 | 110円~330円 |
| 機能 | 圧着(3サイズ対応)、切断、ストリップ(複数サイズ対応) | 切断、簡易ストリップ(1~2サイズ程度) | 切断、簡易ストリップ、簡易圧着(1サイズ程度) |
| 耐久性 | ◎(グリップがしっかりしており、力が逃げにくい) | △(全体的に華奢で、力がいる作業には不向き) | 〇(ダイソー簡易型に近い品質。普通に使える。) |
| 総合評価 | プロユースに近い多機能性が最大の魅力。 | あくまで緊急用、または簡単な皮むき専用。 | ダイソーの簡易型がなければこちらを検討。 |
ダイソーの優位性は「圧着機能」にあり
ダイソーの550円モデルが他社を圧倒しているのは、本格的な「圧着機能」です。
圧着とは、端子と電線が動かないように強く固定する作業で、ここに隙間や緩みがあると、発熱や接触不良の原因となります。
セリアやキャンドゥの簡易圧着機能は、ちょっとした接続には使えますが、車の配線など振動が加わる場所や、強い力が必要な場所での使用はおすすめできません。
ダイソーの550円モデルは、その構造から、比較的しっかりと圧着できるため、実用性において一歩リードしています。
「ワイヤーストリッパー」単体ならセリアも優秀
ただし、圧着はせず、配線の皮むき(ストリップ)だけしたい、という用途であれば、セリアやキャンドゥで販売されている「ワイヤーストリッパー単体」のアイテムも侮れません。
- セリアの製品の中には、配線のサイズに合わせて自動で刃が調整されるような、ユニークな簡易ストリッパーが並ぶこともあります。
- ダイソーで見つからず、ストリップ作業だけ急いでいる場合は、セリアやキャンドゥの「工具」ではなく「配線パーツ」コーナーを覗いてみる価値があります。
繰り返しになりますが、電工ペンチの機能すべてを100均で完結させたいなら、ダイソーの大型店舗へGO!です。
ダイソー電工ペンチの購入前に知っておきたいメリットとデメリット
ダイソーの電工ペンチは「神ツール」としてSNSでも話題ですが、やはり完璧な工具ではありません。
購入後に「思っていたのと違った…」とならないように、忖度なしのメリットとデメリットを正直にお伝えします。
ダイソー電工ペンチを使う3つのメリット
圧倒的なコストパフォーマンス
これが最大のメリットです。550円で、圧着、ストリップ、切断の3役をこなす工具は、ホームセンターではまず見つかりません。ちょっとしたDIYや、工具を紛失しやすい環境での使用などには、これ以上の選択肢はないでしょう。
初心者の練習用として最適
配線作業を始めたばかりの初心者にとって、高価な工具は少し気が引けますよね。ダイソーの電工ペンチは、構造がシンプルで使い方もわかりやすいので、まずはこれで練習し、コツを掴むのに最適です。
配線パーツと同時購入が可能
ダイソーでは、電工ペンチだけでなく、それとセットで使うギボシ端子や熱収縮チューブなどの配線パーツも販売しています。工具とパーツを同じ店舗でまとめて買える手軽さは、ダイソーならではの大きな利点です。
無視できない3つのデメリット
耐久性と作業の確実性
高価なプロ仕様の工具と比較すると、耐久性は劣ります。
- 特に硬いワイヤーを何度も切断したり、太い端子を圧着したりすると、刃の部分が摩耗したり、圧着部分にわずかなズレが生じたりする可能性があります。
- プロの現場で毎日使うようなヘビーユースには向いていません。
細かい作業精度
数千円する工具は、芯線を傷つけないように皮だけを完璧に剥くための「調整ネジ」などが付いていることが多いですが、ダイソー製品にはありません。
- 細い配線(AWG26など)を剥く際、力加減を間違えると芯線を切ってしまうことがあります。
- あくまで「簡易工具」としての割り切りが必要です。
在庫の不安定さ
前述の通り、人気商品ゆえに品切れになりやすいです。特に550円の多機能モデルは、入荷してもすぐに売り切れてしまうことがあります。欲しい時に確実に手に入らない可能性があるのは、大きなデメリットと言えるでしょう。
これらのメリットとデメリットを理解した上で、自分の作業頻度や求める品質に合わせて購入を検討してくださいね。
簡単な配線DIYならダイソーで揃う!電工ペンチと合わせて買いたいおすすめグッズ
電工ペンチだけを手に入れても、配線作業は完結しません。ダイソーの凄いところは、配線DIYに必要な周辺グッズも、すべて格安で揃えられる点です。
作業効率が格段に上がる必須アイテムリスト
電工ペンチと合わせて買っておくべき、おすすめのダイソー商品をご紹介します。すべて110円~550円で手に入りますよ!
ギボシ端子・丸型端子セット(必須)
電工ペンチのメインの作業対象です。配線同士を接続したり、バッテリーや機器に接続したりするための端子です。
- ギボシ端子:オス・メスをワンタッチで接続・分離できるため、車のアクセサリー電源の接続などによく使われます。
- 丸型・クワ型端子:ネジ止めで確実に固定したい場合に便利です。
- これらは通常、10個~20個セットで110円や220円で販売されており、ホームセンターの半額以下で購入できます。
熱収縮チューブ(仕上がりがプロ並みに!)
圧着した端子の接続部分を保護し、絶縁するためのチューブです。ライターやヒートガンで熱を加えると、キュッと縮んでフィットします。
- これを使うだけで、仕上がりが格段にプロっぽくなり、安全性が向上します。
- 複数の太さのチューブがセットになっているものを選ぶのがおすすめです。
ビニール絶縁テープ(色の使い分けで整理)
配線の保護や、電線の接続部の絶縁に使います。黒だけでなく、赤や青などの色付きのものを数種類買っておくと、プラス(+)とマイナス(-)を色分けできて、後でメンテナンスする時に非常に役立ちます。
検電テスター(安全確保のために)
配線作業で最も重要なのは「安全」です。どの線に電気が流れているか、テスターで確認せずに作業するのは非常に危険です。
- ダイソーでも簡易的な検電テスターが販売されており、電源のON/OFFを調べる程度なら十分使えます。
- 特に車のDIYでは、検電テスターの使い方は必須(外部リンク)です。
これらのアイテムを電工ペンチと合わせて一式購入しても、合計で2,000円もかかりません。ぜひ、ダイソーのDIYコーナーで、宝探し気分で探してみてくださいね!
ダイソーの電工ペンチを安全に長く使うための注意点と保管方法
せっかく手に入れたダイソーの電工ペンチ、長く安全に使いたいですよね。特に100均工具は、プロ仕様の工具とは違う特性があるため、ちょっとした手入れと使い方で寿命が大きく変わってきます。

