ダイソーにプリンターインクは売ってる?売り切れ時の賢い対処法と互換インク情報

ダイソーにプリンターインクは売ってる?売り切れ時の賢い対処法と互換インク情報

「急いでいるのにプリンターインクが切れた!」「もしかしてダイソーで安く買えるのでは?」と考えて、ダイソーの店舗を訪れた経験はありませんか?
しかし、期待に胸を膨らませてインクコーナーを探しても、「あれ?どこにも見当たらない…」と肩を落としてしまう方も多いようです。実は、この「売ってない」という状況には、いくつか理由があるのをご存知でしょうか?

この記事では、ダイソーでのプリンターインクの最新の取り扱い状況を徹底的に調査し、もし売っていなかった場合の賢い対処法、そして高品質で低価格な互換インクをどこで手に入れるべきかを、モモストアが詳しく解説します!
もうインク切れで困ることはありませんよ。

・ダイソーにプリンターインクは本当に売ってる?最新の販売状況を徹底調査
・【残念なお知らせ】なぜダイソーからインクが消えた?販売終了の理由とは
・ダイソー以外で100均にプリンターインクは売ってる?セリアやキャンドゥもチェック
・「売ってない!」時の救世主!ダイソーで買えるインク周りの関連グッズ
・互換インクの選び方と注意点!失敗しないための3つのポイント
  1. ダイソーにプリンターインクは本当に売ってる?最新の販売状況を徹底調査
    1. なぜ「売ってない」という情報が広まったのか?
      1. 過去の販売実績と地域差
      2. 周辺商品との誤認
  2. 【残念なお知らせ】なぜダイソーからインクが消えた?販売終了の理由とは
    1. 理由1:商品の種類の爆発的な多さ(型番問題)
    2. 理由2:品質管理とクレーム対応の難しさ
    3. 理由3:採算性の問題
  3. ダイソー以外で100均にプリンターインクは売ってる?セリアやキャンドゥもチェック
    1. セリア(Seria)の取り扱い状況
    2. キャンドゥ(CanDo)の取り扱い状況
  4. 「売ってない!」時の救世主!ダイソーで買えるインク周りの関連グッズ
    1. 救世主グッズ1:プリンターヘッドクリーニングキット
    2. 救世主グッズ2:インクジェット対応用紙の豊富なラインナップ
    3. 救世主グッズ3:便利な文具・事務用品
  5. 互換インクの選び方と注意点!失敗しないための3つのポイント
    1. ポイント1:信頼できる販売元を選ぶ(保証と実績)
      1. チェックすべき保証内容
    2. ポイント2:レビューと評価を徹底的にチェックする
    3. ポイント3:対応機種と型番を二重チェックする
  6. 家電量販店より断然お得!プリンターインクを安く買うおすすめの方法
    1. おすすめ方法1:ネット通販専門の互換インク業者を利用する
    2. おすすめ方法2:リサイクルインク(再生インク)を選ぶ
    3. おすすめ方法3:メルカリやヤフオクなどのフリマサイトで探す
  7. 純正インクと互換インク、結局どっちが良い?メリット・デメリット比較
    1. 純正インクのメリット・デメリット
    2. 互換インクのメリット・デメリット
    3. 結局、あなたの選び方は?
  8. 互換インクはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングどこで買うのが一番お得?
    1. Amazon:スピードと価格のシンプルさで選ぶ
    2. 楽天市場:ポイント還元と多様なショップで選ぶ
    3. Yahoo!ショッピング(PayPayモール含む):PayPayユーザーとクーポンで選ぶ
  9. 急ぎでインクが必要!今すぐ買える実店舗とネット通販の比較
    1. 実店舗:確実性が高いが、価格と在庫に注意
    2. ネット通販:緊急時でも利用価値の高いサービス
      1. 緊急時の最速選択フロー
  10. プリンターを長く使うために!インク切れ以外でチェックしたい消耗品
    1. 消耗品1:廃インク吸収パッド(廃インクタンク)
    2. 消耗品2:プリントヘッド
    3. 消耗品3:ローラー・給紙部品
  11. 詰め替えインクは節約になる?互換インクとの違いとリスク解説
    1. 詰め替えインクと互換インクの根本的な違い
    2. 詰め替えインクの最大のメリットとリスク
      1. 主なリスク
  12. 廃インクタンクの警告が出たらどうする?対処法と予防策
    1. 廃インク吸収パッドとは何か?
    2. 廃インク警告が出た場合の対処法
      1. メーカー修理サービスを利用する
      2. 買い替えを検討する
      3. リセッターソフト(非推奨)
    3. 廃インク問題を予防する3つのポイント
  13. 互換インクを使う際の最終チェック!故障を防ぐための豆知識
    1. チェック1:インク交換は「電源オン」の状態で!
    2. チェック2:インクカートリッジの「チップ」は絶対に触らない
    3. チェック3:インクはまとめて買う?それとも都度買う?
    4. チェック4:写真印刷と文書印刷の使い分け
  14. ダイソーインクは過去に存在した?「詰め替え」の歴史と終焉
    1. 詰め替えインクキットが流行した背景
    2. 詰め替えインクが姿を消した理由
  15. インクを買う前に確認!プリンターの型番を間違えないための3ステップ
    1. ステップ1:プリンター本体の型番を「2か所」で確認
    2. ステップ2:使用済みインクカートリッジの型番を「目で見て」確認
    3. ステップ3:互換インクの「対応機種一覧」をクロスチェック
  16. インク切れを未然に防ぐ!賢い残量管理とストック術
    1. 残量管理術1:警告が出たら即座に注文リストへ
    2. 残量管理術2:インクは「3段階」でストックする
    3. 残量管理術3:モノクロ印刷でインクを温存する
  17. インクにまつわる都市伝説を検証!本当に故障の原因になる?
    1. 都市伝説1:「互換インクを使うとメーカー保証がなくなる」
    2. 都市伝説2:「純正と互換インクを混ぜて使うとプリンターが詰まる」
    3. 都市伝説3:「詰め替えインクは自分でやれば永久に使える」
    4. 都市伝説4:「プリンターは毎日使わないとインクが固まる」
  18. 買い替え検討中の方へ!ランニングコストの安いプリンターの選び方
    1. 選び方1:大容量インクタンク(エコタンク)搭載モデルを選ぶ
    2. 選び方2:インクカートリッジが「独立型」の機種を選ぶ
    3. 選び方3:モノクロ印刷が多いなら「顔料ブラック」の有無をチェック
  19. 【豆知識】インクジェットとレーザープリンター!用途別の選び方
    1. インクジェットプリンター(消耗品:インク)
    2. レーザープリンター(消耗品:トナー)
    3. あなたの使い方に最適なのはどっち?
  20. インクの「使用期限」はどれくらい?保管場所の重要性
    1. インクの使用期限の目安
    2. インクを長持ちさせる理想的な保管場所
  21. まとめ:ダイソーにインクがなくても慌てない!賢いインク調達術

ダイソーにプリンターインクは本当に売ってる?最新の販売状況を徹底調査

momo-store.jp

結論から申し上げますと、現在のダイソー(大型店舗を含む)では、ほとんどの店舗でプリンターのインクカートリッジ本体は販売されていません。
これは多くの方が抱える疑問であり、「昔は見た気がする」「一部店舗にはあるのでは?」といった憶測が飛び交う原因にもなっています。

モモストアが独自に調査した結果、ダイソーが以前取り扱っていたとされるのは、ごく一部の古い機種に対応した「詰め替えインク」や「インクジェットプリンタ対応用紙」などの周辺商品が主でした。
しかし、現在では、主要なメーカー(エプソン、キヤノン、ブラザーなど)の純正カートリッジはもちろん、他社製の互換カートリッジもレギュラー商品としては扱われていないのが現状です。

なぜ「売ってない」という情報が広まったのか?

なぜ「ダイソーにインクがある」という情報が一部で出回るのでしょうか?これには主に2つの要因が考えられます。

過去の販売実績と地域差

ダイソーは過去に、インクジェットプリンターの黎明期や、まだインクの種類が少なかった時期に、特定のメーカーや型番に対応したインクや、汎用性の高い詰め替えインクを販売していた時期があります。この過去の記憶や、ごく一部の地域限定のテスト販売の情報が、ネット上で尾ひれをつけて広まってしまった可能性があります。
また、大型店や都心の店舗で試験的に取り扱われていた商品が、全店舗展開されずに終了してしまった、というケースも考えられます。

周辺商品との誤認

ダイソーでは、プリンター関連の商品として、以下のようなものが販売されています。これらを「インク」と誤認してしまうケースもあります。

  • インクジェットプリンタ対応光沢紙、マット紙
  • 写真用紙
  • プリンタークリーニングキット(ノズル詰まり対策)
  • インク吸い取り紙、ウェス

特に「クリーニングキット」や「詰め替えインク用シリンジ(注射器のようなもの)」が売られているのを見て、「インク本体もあるはずだ」と誤解してしまう方も少なくありません。
しかし、これらはインク本体ではないため、カートリッジが空になった時の解決策にはなりませんね。

結論として、今、あなたがダイソーに行っても、特定の型番に合うインクカートリッジを見つける可能性は極めて低いと断言できます。
無駄足にならないよう、インクは他の販売ルートで探すのが賢明です。

ダイソーのプリンターインクに関する現状(モモストア調査)
販売状況 インクカートリッジ本体はほぼ取り扱いなし
過去の取り扱い 一部の詰め替えインクや古い型番のインクが過去に存在した可能性あり。
現在の商品 対応用紙、クリーニングキットなど周辺グッズのみ。
注意点 「売ってる」という情報は古いか誤認である可能性が高い。

もし、どうしてもダイソーでインク関連の商品を探したい場合は、ダイソーの公式オンラインショップや最新のチラシ(新しいタブで開きます)を確認してみるのも手ですが、期待はしない方が良いでしょう。

【残念なお知らせ】なぜダイソーからインクが消えた?販売終了の理由とは

なぜ、多くの顧客が「安く買えるなら助かるのに」と願うプリンターインクを、ダイソーが販売しない(あるいは終了した)のでしょうか?
それは、単純な価格の問題ではなく、プリンターインクという商品の持つ特殊性に起因しています。モモストアが考える主な理由を詳しく解説します。

理由1:商品の種類の爆発的な多さ(型番問題)

プリンターインクが他の100円商品と決定的に違うのは、その「型番の多さ」です。大手メーカーだけでも毎年新しいプリンターが発売され、そのたびに新しいインクカートリッジの型番が生まれます。キヤノン、エプソン、ブラザー、HPなど、メーカーごとに無数のシリーズがあり、互換性がありません。

  • ダイソーの陳列棚の限界:ダイソーのような小売店が、全ての主要なインク型番を網羅しようとすれば、それだけで専用の大きな棚が必要になってしまいます。商品の入れ替わりも激しいため、在庫管理が非常に複雑になり、売れ残りリスクも高くなります。
  • 回転率の悪さ:100円ショップのビジネスモデルは、「少量多品種で高回転」です。しかし、特定のインク型番は、そのプリンターを使っている人しか買わないため、一般的な日用品に比べて商品の回転率が悪くなります。

理由2:品質管理とクレーム対応の難しさ

プリンターインクは、たかが消耗品と侮れません。インクの品質が悪いと、プリンター本体の故障や印刷の品質低下に直結します。特に互換インクや詰め替えインクの場合、ノズルの詰まり、インク漏れ、色味の異常といったトラブルが発生するリスクが純正品よりも高くなります。

  • メーカー保証外:ダイソーが仮に互換インクを販売し、それが原因でプリンターが故障した場合、メーカーの保証対象外となるケースがほとんどです。その責任の所在やクレーム対応が、100円ショップのサービス体制では非常に難しい問題となります。
  • インクの乾燥:インクはデリケートな化学製品であり、保管状態が悪いとすぐに乾燥して使えなくなります。ダイソーのような広範な流通網を持つ店舗で、インクの品質を一定に保つのは至難の業です。

理由3:採算性の問題

「なぜ100円でインクが売れないのか?」という疑問ですが、インクカートリッジは製造コストに加えて、知財(特許)の問題、パッケージング、流通コストがかかります。純正品のインクは「プリンター本体を安く売ってインクで利益を出す」というビジネスモデルの根幹です。
ダイソーが品質を確保しつつ、現在の市場価格より大幅に安く(例:100円や200円で)販売することは、メーカーや既存の互換インク業者との競合、そして採算ラインの維持という点で極めて困難なのです。

これらの理由から、ダイソーはインク本体の販売を断念し、在庫リスクが低く、型番に依存しない「プリンター用紙」や「クリーニンググッズ」といった周辺商品に集中していると考えられます。消費者としては残念ですが、賢くインクを探すために、この現状を理解しておくことが大切です。

ダイソーがインクを扱わない主な要因
要因 詳細
型番の多様性 毎年出る新機種により、必要なインクの種類が爆発的に増加。全ての型番を陳列・管理するのは現実的ではない。
品質リスク インクはプリンター故障の原因になりうるため、100円レベルの商品で品質保証やクレーム対応を行うのが困難。
在庫/流通 インクの回転率が低く、在庫として抱えるリスクや、インクの乾燥・劣化を防ぐための流通管理が複雑。

もし、あなたの持っているプリンターのインクが製造終了している可能性があるなら、メーカーのインク供給状況をチェックすることをおすすめします。(新しいタブで開きます)

ダイソー以外で100均にプリンターインクは売ってる?セリアやキャンドゥもチェック

ダイソーにインクがなかった場合、「じゃあ他の100円ショップはどうだろう?」と考えるのは自然な流れですよね。しかし、残念ながら、この問題はダイソーに限ったことではありません。
モモストアが、セリアやキャンドゥといった主要な100円ショップチェーンの状況も調査しましたので、その結果を詳しくお伝えします。

セリア(Seria)の取り扱い状況

セリアは、おしゃれで女性客に人気の高い商品展開をしていますが、プリンターインクに関しては、ダイソーと同様、インクカートリッジ本体の取り扱いはありません。
セリアは特に「手芸」や「インテリア」といったジャンルに力を入れており、商品の回転率や専門性の高いプリンター消耗品は、そもそもターゲット層から外れていると考えられます。

  • 販売されている周辺商品:ダイソー同様に、インクジェットプリンター対応の「写真L判用紙」や「ポストカード用紙」などは豊富に取り扱われています。これらは品質も良く、デジカメで撮った写真を印刷したい場合には非常に役立ちます。
  • 探す際の注意点:文具・紙製品のコーナーを探しても、インク本体は見つかりません。無駄足にならないよう、最初から家電量販店やネット通販に切り替えるのがベストです。

キャンドゥ(CanDo)の取り扱い状況

キャンドゥも、セリアやダイソーと並ぶ大手100円ショップチェーンですが、こちらもインクカートリッジの販売は確認されていません。
キャンドゥも、商品のセレクトに特色を持たせていますが、インクという特定機種専用の商品を扱うことによる在庫リスクや、前述した品質問題は、他の100均チェーンと共通しています。

  • かつての詰め替えインク:過去に、キャンドゥで「詰め替えインク」のようなものが売られていたという情報がありますが、これも現在では見かけることはほとんどなく、特定の店舗や時期限定の販売だった可能性が高いです。
  • インク周りの便利なグッズ:キャンドゥでも、インク関連のクリーニング用品や、便利なPC周辺機器(ケーブル、タッチペンなど)は見つけることができます。インク本体がなくても、プリンターメンテナンスに使えるグッズを探すのは楽しいかもしれません。

結論として、「100円ショップにはプリンターインクは売っていない」と覚えておきましょう。これは、100円ショップのビジネスモデルや在庫管理、そしてインクという商品の特殊性からくる、業界全体に共通する事実です。

主要100円ショップのインク取り扱い比較
100円ショップ名 インクカートリッジ 関連商品の有無
ダイソー ×(なし) 〇(用紙、クリーニングキットなど)
セリア ×(なし) 〇(用紙など)
キャンドゥ ×(なし) 〇(用紙、クリーニング用品など)

もし、100均で安く買える代替品を探しているなら、互換インクをネットで探す方が、安さ、品質、品揃えの全てにおいて満足できる結果になるはずです。Amazonや楽天市場なら、自宅に居ながらにして、自分のプリンターに合ったインクを見つけられますよ。

「売ってない!」時の救世主!ダイソーで買えるインク周りの関連グッズ

インク本体は売っていませんが、ダイソーは文具やPC周辺機器の品揃えが非常に充実しています。実は、インク切れが原因ではない「印刷トラブル」を解決するための、優秀な救世主グッズが隠れているんです!
「売ってない」とガッカリする前に、これらの関連グッズを探してみましょう。

救世主グッズ1:プリンターヘッドクリーニングキット

印刷結果にスジが入ったり、色がおかしくなったりする場合、インク切れではなく「ノズル詰まり」が原因であることが非常に多いです。
特にしばらくプリンターを使っていなかった場合に発生しやすく、純正のクリーニング機能を使っても改善しないことがあります。そんな時に役立つのが、ダイソーで売られている「プリンターヘッドクリーニングキット」や「クリーニング液」です。

  • 役割:インクの通り道であるプリンターヘッドのノズルに詰まった、乾燥したインクの固まりやホコリを溶かして除去します。
  • 注意点:詰め替えインクと間違えて購入する人がいますが、これはインクそのものではありません。あくまで「掃除用品」です。しかし、これが印刷トラブルの8割を解決してくれることもあるため、非常に価値のある商品と言えます。

救世主グッズ2:インクジェット対応用紙の豊富なラインナップ

インクが残っていても、使用する紙によって印刷の仕上がりは大きく変わります。ダイソーには、用途に合わせた多種多様なインクジェット対応用紙が揃っています。

ダイソーのインクジェット対応用紙例
用紙の種類 主な用途 特徴
光沢紙(L判/A4) 写真印刷、高画質ポスター 表面に光沢があり、色の再現性が高い。
マット紙(厚手) イラスト、プレゼン資料、パンフレット 光沢がなく、落ち着いた仕上がり。文字や線がくっきりする。
OHPフィルム プロジェクター用シート、ステンドグラス風工作 透明なシート。特殊な印刷用途に。
和紙風/クラフト紙 招待状、メッセージカード、手作りグッズ 特殊な素材で、デザイン性を高めたい時に最適。

特に、大量に印刷する練習用や試し刷り用として、ダイソーの用紙はコストパフォーマンスが非常に高いです。インクはネットで買い、紙はダイソーで調達、という使い分けが賢いですよ。

救世主グッズ3:便利な文具・事務用品

プリンター周りでの作業効率を上げるグッズも充実しています。

  • ケーブル類:プリンターとPCを接続するUSBケーブルや、電源タップなど。特に古いプリンターでケーブルを紛失した場合などに重宝します。
  • 収納グッズ:余ったインクカートリッジを保管するためのケースや、印刷した書類を整理するファイルボックスなど、デスク周りの整理整頓に役立つアイテムが見つかります。
  • 静電気除去グッズ:印刷時に紙詰まりが頻繁に起こる場合、紙の静電気が原因のことがあります。静電気除去シートやスプレーも、ダイソーで見つけられるかもしれません。

ダイソーでインク本体は見つからなくても、プリンターライフを豊かにするアイテムはたくさんあります。インク本体は通販に任せて、これらの周辺グッズを賢く活用しましょう。

プリンターのノズルチェックパターンが汚い時の対処法は、具体的な手順をこちらで検索して参考にしてください。(新しいタブで開きます)

互換インクの選び方と注意点!失敗しないための3つのポイント

ダイソーでインクが手に入らないとわかった今、次に考えるべきは「どこで安く買うか」ということです。ここで選択肢に挙がるのが「互換インク」です。
互換インクは純正品と比べて大幅に安価ですが、選び方を間違えるとトラブルの元にもなります。失敗しないために、モモストアが3つの重要なポイントを解説します。

ポイント1:信頼できる販売元を選ぶ(保証と実績)

互換インクの品質は、販売元によって大きく異なります。安ければ何でもいい、という考えは危険です。最も重要なのは、販売元が「しっかりとした保証」と「十分な実績」を持っているかどうかです。

チェックすべき保証内容

信頼できる互換インク業者は、以下のような保証を提供しています。

  • インクの交換・返品保証:初期不良や認識エラーがあった場合に、無償で交換・返品に応じてくれるか。
  • プリンター本体の保証:「万が一、当社のインクが原因でプリンターが故障した場合、修理費用を負担します」という内容の保証があるか。これは、業者側の品質に対する自信の表れです。
  • サポート体制:電話やメールでの問い合わせに、迅速かつ的確に対応してくれる専門のサポート体制があるか。

特に、「プリンター本体の保証」があるかどうかは、業者を選ぶ上での大きな判断基準になります。Amazonや楽天市場で販売されている場合でも、必ず保証内容をチェックしましょう。

ポイント2:レビューと評価を徹底的にチェックする

ネット通販で互換インクを選ぶ際の最大の情報源は、実際に購入した人のレビューです。
単に「安かった」という評価だけでなく、以下の点を特に注意してチェックしてください。

  • リピーターの多さ:「いつもここで買っています」「〇回目のリピートです」といった声が多い業者は、継続的に安定した品質を提供している可能性が高いです。
  • 認識エラーの報告:「プリンターがインクを認識しない」というレビューが頻繁に投稿されていないかを確認します。これはインクカートリッジのチップの品質に関わる重要な問題です。
  • 色味や印刷品質の評価:写真印刷など、高い品質を求める場合は、「純正と比べても遜色ない」といった具体的な評価があるかを確認しましょう。
  • 評価の偏り:星5の評価ばかりでなく、星3や星4の正直なレビューも参考にし、全体的な満足度を把握します。

ポイント3:対応機種と型番を二重チェックする

互換インクで最も多いトラブルは、「型番を間違えて購入した」というヒューマンエラーです。
インクの型番は非常に似ているものが多く、一文字違いで全く別のインクであることも珍しくありません。購入前には必ず以下の手順を踏んでください。

  1. お手持ちのプリンター本体の型番(例:EP-800Aなど)を確認する。
  2. 現在使っているインクカートリッジの型番(例:IC6CL80Lなど)を確認する。
  3. 購入を検討している互換インクの商品ページに記載されている「対応機種一覧」と「インク型番」を、両方とも確認する。

特にプリンターを買い替えたばかりの場合、古いインクの型番と間違えないように注意が必要です。これを怠ると、返品・交換の手間が増えるだけでなく、急ぎで印刷したいというニーズを満たせなくなってしまいます。

信頼できる業者を選ぶことで、互換インクは純正品に比べて非常にコスパの良い選択肢になります。これらのポイントを参考に、賢く選んでくださいね。

家電量販店より断然お得!プリンターインクを安く買うおすすめの方法

「ダイソーに売ってないなら、結局、家電量販店で定価で買うしかないの?」と諦めるのは早いです!
プリンターインクを安く、かつ安心して手に入れる方法はいくつもあります。モモストアが、家電量販店で買うよりも断然お得な、おすすめの購入方法をご紹介します。

おすすめ方法1:ネット通販専門の互換インク業者を利用する

これが最も安くインクを手に入れる方法であり、今の主流です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングには、実店舗を持たず、互換インクの販売に特化した優良業者が多数出店しています。

  • 中間マージンがない:実店舗の運営費や人件費がかからないため、その分をインクの価格に反映させることができます。
  • 品揃えが豊富:前述した通り、ネット上には無数の型番に対応したインクが揃っています。古い機種のインクでも見つかる可能性が高いです。
  • ポイント還元:楽天市場やYahoo!ショッピングでは、キャンペーンを利用することで、実質的にさらに安く購入できるチャンスがあります。

ただし、前章で解説した通り、必ず「保証」と「レビュー」を確認して、信頼できる業者から購入することが大前提です。

おすすめ方法2:リサイクルインク(再生インク)を選ぶ

リサイクルインクとは、使用済みの純正カートリッジを回収し、洗浄・再充填して販売されるインクのことです。
互換インクとは異なり、カートリッジ自体は純正品であるため、プリンター本体が「純正品」として認識しやすいというメリットがあります。

  • 環境に優しい:廃棄物を減らし、環境負荷を低減できるため、エコな選択をしたい方に最適です。
  • 純正品に近い安定性:カートリッジの形状やチップは純正品そのままなので、認識エラーが起こりにくいとされています。
  • 価格:互換インクほどではありませんが、純正品よりはかなり安価に設定されています。

リサイクルインクも、家電量販店の一角や、ネット通販の専門店で購入できます。特に大量印刷する方にとっては、コストと信頼性のバランスが取れた良い選択肢と言えます。

おすすめ方法3:メルカリやヤフオクなどのフリマサイトで探す

これは少し特殊な方法ですが、「新品未開封の純正インクを定価以下で手に入れたい」という場合に有効です。
フリマサイトには、以下のようなインクが出品されています。

  • プリンター買い替え時の余剰品:新しいプリンターに買い替えたため、古い機種の純正インクが余ってしまった、というケース。
  • 間違って購入したインク:型番を間違えて購入し、返品ができなかったインク。
  • セット販売品のバラ売り:大容量パックのインクを単色ずつ小分けにして販売しているもの。

注意点としては、「使用期限」や「インクの保管状態」を必ず出品者に確認することです。特に詰め替えインクは、製造から時間が経つとインクが劣化している可能性があるため、純正品の未開封品に絞って探すのがおすすめです。

これらの方法を組み合わせれば、ダイソーで見つからなかったとしても、予算とニーズに合った最適なインクを簡単に見つけることができますよ。

各社のリサイクルインクの品質比較については、こちらの検索結果(新しいタブで開きます)も参考にしてみてください。

純正インクと互換インク、結局どっちが良い?メリット・デメリット比較

プリンターインクを探す際、誰もが直面するのが「純正品か、それとも互換品か」という究極の選択です。
価格だけ見れば互換インクに軍配が上がりますが、それぞれのメリットとデメリットをしっかり理解することが、後悔のない選択をするための鍵となります。モモストアが、それぞれの特徴を比較します。

純正インクのメリット・デメリット

純正インクは、プリンターメーカーが自社のプリンター用に開発・製造しているインクです。最も信頼性の高い選択肢と言えます。

純正インクの特徴
メリット デメリット
① 最高の印刷品質 ① 価格が非常に高い
② プリンター本体の保証 ② ランニングコストが高い
③ 安定した色味と耐光性 ③ 古い機種のインクが手に入りにくい場合がある
④ 認識エラーが皆無

特に写真やビジネス文書など、「失敗が許されない印刷」や「長期保存したい印刷物」には、純正インクが最適です。多少コストが高くても、プリンター本体の保証が継続するという安心感は、大きなメリットです。

互換インクのメリット・デメリット

互換インクは、純正メーカー以外の独立したインクメーカーが、純正品と互換性を持たせて製造したインクです。ダイソーにはない「安さ」を追求するなら、こちらが本命になります。

互換インクの特徴
メリット デメリット
① とにかく価格が安い(純正品の1/3~1/5) ① 印刷品質が純正品に劣る場合がある(特に色味)
② ランニングコストを大幅に削減できる ② 認識エラーやノズル詰まりのリスクが純正より高い
③ 大容量タイプなどバリエーションが多い ③ 互換インクの使用でプリンターの保証が切れる可能性がある
④ 古い機種のインクも比較的見つかりやすい ④ メーカーによって品質のばらつきが大きい

互換インクは、「大量に印刷する」「普段使いの書類が多い」「コスト最優先」という方に強く推奨されます。ただし、前述の通り、信頼できる販売元を選び、万が一の故障に備えた保証が付いているかを確認することが重要です。

結局、あなたの選び方は?

どちらを選ぶかは、あなたの印刷ニーズによって決まります。

【純正インクを選ぶべき人】

  • プロの仕事や、家族の大切な写真など、色褪せや色味の正確さが最重要な人。
  • プリンター本体の保証期間が残っており、メーカーのサポートを絶対に受けたい人。
  • インク交換時のトラブル対応が面倒だと感じる人。

【互換インクを選ぶべき人】

  • 年賀状や学校のプリントなど、日常的に大量のモノクロ/カラー印刷をする人。
  • インク代を極限まで節約したい人。
  • プリンターの保証が既に切れており、自己責任でトラブルに対応できる人。

自身の利用目的を明確にして、後悔のないインク選びをしましょう。

互換インクはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングどこで買うのが一番お得?

互換インクを購入する場所として、主要なネット通販サイトであるAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの3つが候補に挙がります。
どのサイトも多くの互換インク業者が参入していますが、それぞれに特徴とメリットがあり、「一番お得」の定義によって最適なサイトが変わってきます。モモストアが、各サイトのお得度を徹底比較します。

Amazon:スピードと価格のシンプルさで選ぶ

Amazonは、互換インクを探す際に最もシンプルでスピーディな選択肢です。

  • メリット:
    • プライム会員なら即日~翌日配送:インク切れで「今すぐ欲しい!」という緊急時に最強です。
    • 価格競争が激しい:多くの業者が競い合っているため、最安値が見つかりやすいです。
    • レビューの信頼性が高い:サクラレビューに注意は必要ですが、購入者レビューの数が圧倒的に多いため、評価の高い商品を絞り込みやすいです。
  • デメリット:
    • ポイント還元率が低い:楽天市場やYahoo!ショッピングのような大きなポイントバックは期待できません。
    • 業者情報が見にくい:楽天市場などに比べて、販売元の詳細情報や保証内容が簡潔にまとめられていることが多く、確認を怠りやすいです。

「明日までに印刷を終わらせたい」「最も安くて評価の高い商品を見つけたい」という緊急性・シンプルさ重視の方に最適です。

楽天市場:ポイント還元と多様なショップで選ぶ

楽天市場は、ポイントを重視する方にとって最もお得になる可能性が高いサイトです。

  • メリット:
    • 「お買い物マラソン」などのイベント:ポイントアップキャンペーンを利用すれば、購入価格の10倍以上のポイントが還元されることもあり、実質的な価格が大幅に下がります。
    • ショップ保証が充実している:専門店が多く出店しており、独自の長期保証やプリンター本体保証をアピールしている業者が多いです。
    • 商品情報が詳細:販売ページが詳細に作り込まれており、対応機種やインクの特徴をじっくりと比較検討できます。
  • デメリット:
    • 送料がかかる場合がある:無料配送の閾値がAmazonより高めに設定されている場合があります。
    • 配送スピード:Amazonよりは配送に時間がかかる傾向があります。

「急いでいないが、ポイントを貯めてトータルで得したい」「じっくりと保証内容を確認して買いたい」という方に最適です。

Yahoo!ショッピング(PayPayモール含む):PayPayユーザーとクーポンで選ぶ

Yahoo!ショッピングは、主にPayPayユーザーにとって魅力的なサイトです。

  • メリット:
    • PayPayポイントの高還元:ソフトバンク/ワイモバイルユーザーや、PayPayカード利用者など、特定の条件を満たすと非常に高いPayPayポイント還元が得られます。
    • 独自のクーポンが多い:Tポイント提携時代からの流れで、割引クーポンや、PayPay残高払いの優遇が多いです。
  • デメリット:
    • 検索結果が煩雑:Amazonや楽天に比べて、検索結果にノイズが多く、目的の商品にたどり着きにくい場合があります。
    • 品揃え:互換インク専門店の数は、楽天やAmazonに一歩劣ります。

日常的にPayPayを利用している」「ソフトバンク/ワイモバイルユーザーである」という方にとって、最大限にお得になる可能性があります。

ネット通販サイト別 インク購入のお得度比較
サイト名 最大の特徴 おすすめな人
Amazon 配送スピードとシンプルさ(即日配送) 緊急性が高い、最安値重視、Amazon Prime会員
楽天市場 ポイント還元率(イベント時)とショップ保証 ポイントを最大限に貯めたい、保証を重視したい
Yahoo!ショッピング PayPayポイント還元(PayPayユーザー優遇) PayPayユーザー、ソフトバンク/ワイモバイルユーザー

インクは消耗品ですから、どのサイトがあなたにとって最もお得かを、普段の利用状況に合わせて選んでみてください。

フリマサイトでのインク購入時の注意点について、より詳しく知りたい方は、こちらの検索結果(新しいタブで開きます)をチェックしてください。

急ぎでインクが必要!今すぐ買える実店舗とネット通販の比較

「今晩中に印刷を終わらせたいのにインクがない!」という緊急事態は、誰にでも起こりえます。ダイソーに売ってないことがわかった今、急ぎでインクを手配するための最速ルートはどこでしょうか?
実店舗とネット通販を比較し、緊急時の最適な行動を解説します。

実店舗:確実性が高いが、価格と在庫に注意

実店舗の最大のメリットは、「その場ですぐに手に入る」という点です。ただし、いくつかのデメリットもあります。

  • 家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など):
    • メリット:ほとんどの主要な純正インクが揃っており、在庫も豊富。確実性が最も高いです。
    • デメリット:価格は定価か、それに近いことが多く、高くつきます。また、互換インクやリサイクルインクの品揃えは少ない傾向があります。
  • 大型スーパー・ホームセンター(イオン、イトーヨーカドー、カインズなど):
    • メリット:日常の買い物ついでに購入できる手軽さがあります。
    • デメリット:インクの型番が非常に限定されており、最新機種や古い機種のインクは置いていないことが多いです。
  • コンビニエンスストア:
    • インク本体:インクカートリッジ本体は販売されていません。緊急時は、USBメモリなどにデータを入れて、マルチコピー機で印刷するのが唯一の手段です。

【結論】急ぎで、かつ確実に手に入れたいなら、「大型家電量販店」の一択です。ただし、向かう前に必ず電話で在庫を確認しましょう。

ネット通販:緊急時でも利用価値の高いサービス

ネット通販は「時間がかかる」というイメージがありますが、最近は実店舗に匹敵するスピードを実現しているサービスがあります。

  • Amazon(お急ぎ便/当日便):
    • 最速ルート:地域によりますが、「当日お急ぎ便」や「翌日お届け」に対応している互換インク業者が非常に多いです。朝注文すれば、その日の夕方には届く可能性もあります。
    • 価格:実店舗の純正インクよりも、互換インクを選べば大幅に安く済みます。
  • ヨドバシカメラ・ビックカメラのオンラインストア:
    • 無料配送:純正インクは、これらの家電量販店のオンラインストアでも購入可能です。送料無料サービスや、実店舗受け取りサービスを利用すれば、早く、かつ店頭で探す手間を省けます。

【結論】実店舗に行く時間がない場合は、「Amazonの当日/翌日配送対応の互換インク」を探すのが、安さとスピードを両立できる最善策です。

緊急時の最速選択フロー

  1. 【最優先】 Amazonで自分の型番のインクを検索し、「当日お急ぎ便」または「明日着」の互換インクがあるかを確認する。
  2. 【次善策1】 近くの大型家電量販店に電話し、純正インクの在庫を確認する。
  3. 【次善策2】 どうしても間に合わない場合は、コンビニのマルチコピー機を利用して、まずは急ぎの印刷だけを済ませる。

事前に予備のインクをネットで安く買っておくのが一番ですが、このフローを知っていれば、急なインク切れにも慌てずに対処できますね。

プリンターを長く使うために!インク切れ以外でチェックしたい消耗品

インク切れのたびに焦ってダイソーやお店を探し回る状況を避けるためには、インクだけでなく、プリンター全体の「健康状態」をチェックすることが大切です。
プリンターを長く、快適に使うために、インク切れ以外で定期的に交換・メンテナンスすべき消耗品についてモモストアが解説します。

消耗品1:廃インク吸収パッド(廃インクタンク)

インクジェットプリンターは、印刷前のクリーニングやノズルチェックの際に、余分なインクを内部の「廃インク吸収パッド」に排出しています。
このパッドには寿命があり、インクが満タンになるとプリンターがエラーを起こし、一切印刷ができなくなってしまいます。

  • 寿命のサイン:プリンターの画面やPCの通知で「廃インク吸収パッドの交換時期が近づいています」という警告が出たら、インクが満タンでなくても早めにチェックが必要です。
  • 対処法:多くの場合、ユーザー自身で交換することは難しく、メーカーや修理業者に依頼する必要があります。修理費用が高くつくため、特に安価なプリンターの場合は、新しいプリンターへの買い替えを検討するタイミングにもなります。

消耗品2:プリントヘッド

インクを紙に噴射する部分を「プリントヘッド」と呼びます。インクと一体型になっているインク(キヤノンの一部など)もありますが、プリンター本体に固定されているタイプもあります。
ノズルの詰まりがクリーニングで解消しない場合、ヘッド自体が劣化している可能性があります。

  • 寿命のサイン:ノズルチェックパターンが部分的にかすれたり、全く出なくなったりする状態がクリーニングを繰り返しても改善しない場合。
  • 対処法:ヘッド交換が可能な機種もありますが、交換費用は純正インク数セット分になることも。ヘッド交換をするか、新しいプリンターに買い替えるかの判断が必要です。

消耗品3:ローラー・給紙部品

紙詰まり(ジャム)が頻繁に起こるようになったら、給紙を行うための「ローラー」が劣化している可能性が高いです。
ローラーはゴム製で、長期間使用すると摩擦で摩耗したり、紙の粉が付着して滑りやすくなったりします。

  • 寿命のサイン:給紙時に紙が斜めになったり、複数の紙を同時に送ってしまったりする(重送)状態。
  • 対処法:まず、ダイソーなどで売っている「OAクリーニングペーパー」を試してみるのがおすすめです。これで改善しない場合は、ローラー部分の修理や交換が必要になります。

これらの消耗品に気を配ることで、インクがたっぷり残っているのに「印刷できない」という最悪の事態を防ぐことができます。日頃からプリンターのメッセージには注意を払うようにしましょう。

詰め替えインクは節約になる?互換インクとの違いとリスク解説

ダイソーでインクを探していた方の目的は「とにかく安く印刷したい」ということだと思います。
その究極の選択肢として「詰め替えインク」があります。これは、使用済みの純正カートリッジに、自分でボトル入りのインクを注入して再利用する方法です。
非常に安価ですが、互換インクとは異なるリスクがあるため、その違いを明確に理解しておく必要があります。

詰め替えインクと互換インクの根本的な違い

まず、両者の定義を明確にしておきましょう。

詰め替えインク vs 互換インク
詰め替えインク 互換インク
カートリッジ 純正品を再利用(穴を開けてインクを注入) 互換メーカーが新品製造したカートリッジ
インク ボトル入りのインクを購入し、自分で補充 インク充填済みのカートリッジを購入
手間 手間がかかる(手や服が汚れる可能性) 手間はかからない(純正品と同じ交換手順)
チップの問題 チップの残量表示が「空」のままになる(自分でリセッターが必要な場合も) 互換チップが搭載されており、残量表示がされるものが多い

詰め替えインクの最大のメリットとリスク

詰め替えインクの最大のメリットは、「コストパフォーマンスが最も高い」ことです。インクそのものの価格が非常に安いため、インク代を最大限に抑えたい方にとっては魅力的です。

主なリスク

しかし、その安さの裏には、無視できないリスクが潜んでいます。

  • リスク1:プリンター故障のリスク:詰め替え作業中にインクをこぼしたり、インクを入れすぎたりすると、インクがプリンター内部に漏れ出し、基盤をショートさせるなど、深刻な故障につながる可能性があります。また、注入するインクの品質が悪いと、ノズル詰まりを起こす可能性も高くなります。
  • リスク2:手間と時間の浪費:インクの注入作業は、慣れていないと手や机を汚す可能性が高く、非常に手間がかかります。また、インク残量が正確に表示されないため、「残量表示を無視して使い続ける」「リセッターを購入して残量をリセットする」といった手間も発生します。

「節約」という目的は果たせますが、「時間や手間をかけてでも安くしたい、多少のリスクは許容できる」という方以外には、手間なく交換できる互換インク(カートリッジタイプ)をおすすめします。

廃インクタンクの警告が出たらどうする?対処法と予防策

インク切れではないのに、突然プリンターが止まり「廃インク吸収パッドの交換時期です」という警告が出たら、焦りますよね。
これはプリンターの寿命に関わる重大なサインです。ダイソーでインクを探すのと同じくらい、この問題の対処法を知っておくことは重要です。モモストアが、廃インク警告が出た場合の対処法と予防策を詳しく解説します。

廃インク吸収パッドとは何か?

廃インク吸収パッド(または廃インクタンク)は、プリンター内部の底にあるスポンジのような部品です。
前述の通り、プリンターはノズルの目詰まりを防ぐために、定期的にクリーニングを行い、その際に排出されたインク(廃インク)をここに溜めます。この廃インクが限界まで溜まると、インク漏れによる故障を防ぐために、プリンターが強制的に停止する仕組みになっています。

廃インク警告が出た場合の対処法

残念ながら、廃インク警告が出た場合、ユーザー自身でできることは限られています。警告が出た段階で、プリンターの動作はロックされ、印刷はできなくなります。

メーカー修理サービスを利用する

最も安全で確実な対処法は、プリンターメーカーの修理サービスに依頼することです。
メーカーは専用の工具と部品でパッドを交換し、内部のカウンターをリセットしてくれます。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 修理には数日~数週間かかる。
  • 修理費用は機種にもよりますが、1万円~2万円程度かかることが多く、安価なプリンターの場合は買い替えの方が安い場合が多いです。

買い替えを検討する

特にプリンターの購入から3年以上経過している場合や、修理費用が本体価格の半分以上になる場合は、新しいプリンターへの買い替えが賢明です。
最新のプリンターは印刷スピードや画質が向上しているだけでなく、廃インクの処理効率も上がっているものが多いです。

リセッターソフト(非推奨)

ネット上には、廃インクのカウンターを強制的にリセットする非公式のソフト(リセッター)が出回っていることがあります。これを使用すれば、一時的に印刷を再開できますが、パッド自体は交換されていないため、すぐにインクが溢れて故障するリスクがあります。メーカーの保証も一切受けられなくなるため、モモストアとしては非推奨です。

廃インク問題を予防する3つのポイント

廃インクの問題を遅らせるためには、以下のことに注意してください。

  • ポイント1:過剰なクリーニングを避ける:印刷結果が少しおかしいからといって、毎回クリーニング機能を何度も使うのはNGです。クリーニングは大量のインクを廃インクパッドに排出します。ノズルチェックで「少しだけかすれている」程度なら、一旦放置して数枚印刷してみるだけで直ることもあります。
  • ポイント2:長期間放置しない:インクは乾燥するとノズル詰まりを起こしやすくなり、結果としてクリーニングの回数が増えてしまいます。週に一度はカラー・モノクロの両方でテスト印刷を行うなど、定期的にプリンターを動かすことが最大の予防策です。
  • ポイント3:電源は切らない(推奨):プリンターの電源をコンセントから抜いてしまうと、次に電源を入れた時に、ノズル詰まりを防ぐための強力なクリーニングが自動で行われることがあります。これは廃インクを大量に排出します。通常は、電源ボタンでスリープ状態にしておき、プリンター内部で自己メンテナンスできる状態にしておくことが長寿命の秘訣です。

互換インクを使う際の最終チェック!故障を防ぐための豆知識

互換インクはコスト削減の強い味方ですが、使い方によってはプリンターに負担をかけてしまうことがあります。インク交換で失敗しないために、互換インクを使う際の最後の確認ポイントと豆知識をモモストアが伝授します。

チェック1:インク交換は「電源オン」の状態で!

インクカートリッジを交換する際、プリンターの電源を切ってしまっていませんか?
これは非常に危険な行為です。インク交換は必ずプリンターの電源が入っている状態で行ってください。

  • 理由:プリンターは電源が入っている状態でのみ、ヘッドを安全な交換位置まで移動させることができます。電源を切ってしまうと、ヘッドが不意な動きをしたり、インク交換後にヘッド位置がズレたりして、ノズル詰まりや印刷位置のズレの原因になります。
  • 手順:必ずプリンターの「インク交換ボタン」や「ホーム画面の交換メニュー」から手順を開始しましょう。

チェック2:インクカートリッジの「チップ」は絶対に触らない

互換インクカートリッジの裏側には、プリンターがインク残量や色を認識するための「チップ」が付いています。
このチップに指の脂やホコリが付着すると、「インクを認識できません」というエラーの原因になります。もし触ってしまった場合は、乾いたメガネ拭きのような柔らかい布で優しく拭き取ってください。

チェック3:インクはまとめて買う?それとも都度買う?

互換インクはまとめて買う方が単価が安くなりますが、インクには使用期限があるため、あまり大量に買いすぎるのも問題です。

  • 推奨:半年から1年で使い切れる量をまとめて買うのがベストです。
  • 理由:インクは時間が経つと顔料や染料が分離したり、ノズルが詰まりやすい状態になったりします。また、プリンターを買い替えた場合、残ったインクが無駄になってしまいます。
  • 保管方法:インクは直射日光を避け、涼しい場所で保管しましょう。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、高温になる場所(窓際など)は避けてください。

チェック4:写真印刷と文書印刷の使い分け

互換インクを使う場合、写真印刷の品質は純正品に比べて劣ることが多いです。もし、年賀状や特別な写真印刷をするときは、一時的に純正インクを使うことをおすすめします。
普段の文書印刷は互換インクでコストを抑え、特別な印刷だけ純正インクを使うという「ハイブリッドな使い方」が最も賢い節約術です。

ダイソーインクは過去に存在した?「詰め替え」の歴史と終焉

「昔はダイソーで見た気がするんだよね」という記憶を持つ人がいるのは、事実に基づいた話です。ダイソーがプリンターインク関連の商品を扱っていたのは、2000年代初頭にさかのぼります。
特に流行したのは、「詰め替えインク」のキットでした。

詰め替えインクキットが流行した背景

当時は、今ほど互換インクのメーカーが多くなく、またネット通販も一般的ではありませんでした。インク代は今以上に高価で、「どうにかしてインク代を安くしたい」というニーズが非常に高かった時代です。

  • 販売形態:ダイソーでは、特定のメーカーの古いカートリッジに対応した「インクボトル」や、カートリッジに穴を開けるための「工具」「シリンジ(注射器)」などがセットになった詰め替えキットが販売されていました。
  • 人気:とにかく安く済ませたい層には人気でしたが、前述の通り、インクが漏れたり、プリンターが故障したりといったトラブルも多発しました。

詰め替えインクが姿を消した理由

この詰め替えインクがダイソーから姿を消した主な理由は、以下の通りです。

  • 互換インクカートリッジの普及:技術の進化により、詰め替えの手間がなく、残量表示もされる「互換インクカートリッジ」が安価で大量に供給されるようになりました。手間とリスクの多い詰め替えインクは、市場のニーズを失っていきました。
  • プリンターの高性能化と複雑化:最新のプリンターは、インク残量チェックのチップ技術が複雑化し、詰め替えや非純正チップへの対策が厳しくなりました。詰め替えが技術的に困難になり、一般ユーザーが手を出せなくなったことも大きいです。
  • ダイソーのビジネスモデルの選択:クレーム対応のリスクや在庫管理の煩雑さから、ダイソーはインク本体や詰め替えキットという専門性の高い商品から撤退し、広く浅く使える周辺機器に特化する判断を下したと推測されます。

したがって、「昔はあった」という記憶は間違いではありませんが、今の時代のダイソーには、インク本体は売っていないという現状を理解することが大切です。

プリンターのインク技術の進化について興味がある方は、インク技術の進化の歴史(新しいタブで開きます)も調べてみると面白いですよ。

インクを買う前に確認!プリンターの型番を間違えないための3ステップ

インクをネットで探す際、最も恐ろしいのは「買ったインクが自分のプリンターに合わない」という事態です。
この間違いはダイソーで探すよりもはるかに大きな時間と労力の無駄になります。この章では、インクの型番間違いをゼロにするための確実な3ステップを解説します。

ステップ1:プリンター本体の型番を「2か所」で確認

最初に確認すべきはプリンター本体の型番です。これを間違えると、全てが水の泡です。型番は必ず以下の2か所を確認しましょう。

  1. 本体前面のシールや刻印:機種名(例:EP-800A、PIXUS TS8000シリーズなど)が書いてあります。
  2. 取扱説明書や保証書:正確な型番が記載されています。

特に重要なのは「シリーズ名」ではなく、ハイフンや数字を含めた正確な型番です。例えば、「EP-800」と「EP-800A」は互換性が全く異なる場合があります。

ステップ2:使用済みインクカートリッジの型番を「目で見て」確認

次に、今プリンターに入っている(または空になった)インクカートリッジを外して、インク自体の型番を確認します。カートリッジの側面に小さな文字で記載されています。

  • キヤノン(Canon)の例:BCI-351+350/5MPやBC-345など
  • エプソン(EPSON)の例:IC6CL80LやICBK70Lなど

このカートリッジ型番と、購入しようとしている互換インクのパッケージに記載されている型番が完全に一致しているかを確認します。インクを外す際は、インクが付着しないように注意して取り扱いましょう。

ステップ3:互換インクの「対応機種一覧」をクロスチェック

最後に、ネット通販の商品ページで、以下の2つの情報をクロスチェック(相互確認)します。

  • チェック1:商品名に記載されている「インクの型番」が、ステップ2で確認した型番と一致しているか。
  • チェック2:商品ページ内の「対応機種一覧」に、ステップ1で確認した「プリンター本体の型番」が含まれているか。

この2つのチェックをクリアすれば、型番間違いの可能性はほぼゼロになります。特に互換インクは、パッケージのデザインが純正品と似ているものもあるため、見た目だけで判断せず、必ず文字情報を確認してください。

インク型番間違いを防ぐ最終チェックリスト
確認事項 確認場所 一致の確認
プリンター本体型番 本体前面、取扱説明書 購入予定インクの対応機種一覧と一致か?
インクカートリッジ型番 使用済みカートリッジ側面 購入予定インクの商品名と完全に一致か?

インク切れを未然に防ぐ!賢い残量管理とストック術

ダイソーにインクを探しに行く羽目になるのは、ほとんどの場合「急なインク切れ」が原因です。インクは計画的にストックすることで、ストレスなく、最も安く手に入れることができます。
この章では、インク切れを未然に防ぐための賢い残量管理術とストック方法を解説します。

残量管理術1:警告が出たら即座に注文リストへ

インク残量が「少なくなっています」という警告がプリンターの画面やPCに表示されたら、印刷が止まるまで待つのではなく、その時点で注文リストに加える習慣をつけましょう。

  • 目安:警告が出てから実際にインクが切れるまでには、機種にもよりますが、モノクロ印刷で数十枚~100枚程度の余裕があることが多いです。
  • ネット通販の利点:この余裕がある間に、楽天市場やYahoo!ショッピングのキャンペーンを狙って購入したり、Amazonの配送を待ったりすることができます。

残量管理術2:インクは「3段階」でストックする

インクのストックを以下の3段階で管理することで、インク切れを防げます。

  1. 【現在使用中】:プリンターにセットされているインク。
  2. 【すぐ交換用】:インク切れ警告が出た際に、すぐに交換できるようにプリンターの隣に置いている予備のセット(1セット)。
  3. 【長期ストック】:ポイント還元やセール時に、安くまとめ買いしたインク。こちらは開封せず、冷暗所に保管(2セット分程度)。

「すぐ交換用」のインクを使ったら、すぐにネット通販で新しいインクを注文し、「長期ストック」から「すぐ交換用」の棚に移動させる、というローテーションを回すことで、常に予備がある状態を維持できます。

残量管理術3:モノクロ印刷でインクを温存する

カラーインク(特にシアンやマゼンタ)が切れそうになったら、一時的に「モノクロ(グレースケール)印刷」に切り替えることで、カラーインクの消耗を抑えることができます。

  • 設定方法:印刷時の設定画面で「グレースケール印刷」や「モノクロ印刷」を選択します。
  • 注意点:「モノクロ」に設定しても、機種によってはインクを完全に使わないわけではありません。特に黒インク(顔料・染料)が消耗しますので、あくまで一時的な延命措置として活用してください。

計画的なストックと、日頃からの小さな工夫で、インク切れのストレスから解放されましょう。

インクにまつわる都市伝説を検証!本当に故障の原因になる?

プリンターインク、特に互換インクについては、様々な「都市伝説」や誤解が広まっています。
「互換インクを使うと絶対にプリンターが壊れる」「純正インクを混ぜて使うとダメ」など、本当のところはどうなのでしょうか?
モモストアが、インクにまつわる代表的な都市伝説を科学的に検証します。

都市伝説1:「互換インクを使うとメーカー保証がなくなる」

【検証結果:半分本当】
互換インクを使ったからといって、ただちにメーカーの保証が全て無効になるわけではありません。
しかし、メーカーは「互換インクが原因で故障が発生した場合」に限り、その修理を保証対象外とすることができます。つまり、故障の原因がインクにあるとメーカーが判断すれば、有償修理になるということです。逆に、インクとは無関係な故障(例:給紙ローラーの摩耗)であれば、保証期間内は無償修理の対象となります。

都市伝説2:「純正と互換インクを混ぜて使うとプリンターが詰まる」

【検証結果:注意が必要】
異なるインクを混ぜて使うことは、基本的に推奨されません。
インクには「染料」と「顔料」という2つのタイプがあり、また、色を出すための化学成分もメーカーやインクの種類によって異なります。これらの成分が混ざり合うことで化学反応を起こし、ノズル内で凝固したり、沈殿したりして、ノズル詰まりの原因になるリスクがあります。特に高品質な印刷を求める場合は、1つの色で純正と互換を混ぜるような使い方は避けましょう。

都市伝説3:「詰め替えインクは自分でやれば永久に使える」

【検証結果:間違い】
前述の通り、詰め替えインクには手間とリスクが伴います。さらに、カートリッジには「耐久性の限界」があります。
インクカートリッジはプラスチック製であり、何度も詰め替えを繰り返すと、インク注入用の穴が広がったり、インクを保持する内部のスポンジ(インクタンク)が劣化したりして、インク漏れの原因になります。詰め替えはせいぜい2~3回が限界で、永久に使えるわけではありません。

都市伝説4:「プリンターは毎日使わないとインクが固まる」

【検証結果:本当】
これは都市伝説ではなく、事実です。
特にノズルの先端に付着しているインクは、空気に触れて乾燥しやすく、ノズル詰まりの原因になります。週に一度でも良いので、カラーとモノクロの両方で印刷(ノズルチェックパターンでもOK)を行うことで、インクの流れを保つことが非常に重要です。

買い替え検討中の方へ!ランニングコストの安いプリンターの選び方

もし、廃インク警告が出たり、古いプリンターのインクが手に入りにくくなったりして買い替えを検討しているなら、「本体価格」ではなく「インク代」で選ぶことが、長期的な節約につながります。
ダイソーでインクを探す手間からも解放される、ランニングコストの安いプリンターの選び方をモモストアがご紹介します。

選び方1:大容量インクタンク(エコタンク)搭載モデルを選ぶ

最近のトレンドは、インクカートリッジではなく、ボトルインクを直接注いで使う「大容量インクタンク搭載モデル」(エプソンのエコタンク、キヤノンのギガタンクなど)です。

  • 圧倒的な低コスト:インクボトル1本あたりの印刷枚数が非常に多く、印刷1枚あたりのコストが従来のカートリッジ式に比べて格段に安くなります。(例:1枚あたり約0.3円~1.0円程度)
  • インク切れの心配が少ない:一度満タンにすれば、数千枚~1万枚以上印刷できるため、ダイソーに駆け込むような急なインク切れの心配がほぼなくなります。
  • 本体価格は高め:本体価格は従来のプリンターより高めですが、インク代の節約で、すぐに元が取れます。

選び方2:インクカートリッジが「独立型」の機種を選ぶ

インクカートリッジ式を選ぶ場合でも、「独立型」の機種を選ぶことが鉄則です。

  • 独立型:ブラック、シアン、マゼンタ、イエローなどの色が、それぞれ独立したカートリッジになっているタイプ。
  • 一体型:3色(シアン、マゼンタ、イエロー)が1つのカートリッジにまとまっているタイプ。

一体型の場合、例えばイエローだけが切れても、残りのシアンとマゼンタが残っていても、カートリッジごと交換しなければなりません。独立型なら、切れた色だけを交換できるため、無駄がなくなり、インク代を大幅に節約できます。

選び方3:モノクロ印刷が多いなら「顔料ブラック」の有無をチェック

主に文書のモノクロ印刷が多い方は、「顔料ブラック」のインクを搭載している機種を選びましょう。

  • 顔料インク:水に強く、文字が滲みにくく、シャープに印刷できます。
  • 染料インク:写真やイラストなどの色彩豊かな印刷に向いています。

最近のプリンターは、文書用の顔料ブラックと、写真用の染料カラーインクを両方搭載している機種が多いです。自分の用途に合わせて、インクの種類とランニングコストをチェックしてから購入しましょう。

【豆知識】インクジェットとレーザープリンター!用途別の選び方

インク切れに悩まされるたびに、「いっそのことプリンターを買い替えようか」と思う方もいるでしょう。プリンターには大きく分けて「インクジェット」と「レーザー」の2種類があります。
それぞれの仕組みとコスト構造が全く異なるため、あなたの主な用途に合わせて最適なプリンターを選ぶことが、結果的に最高の節約術になります。

インクジェットプリンター(消耗品:インク)

インクジェットは、液体のインクを微細なノズルから紙に噴射して印刷する方式です。ほとんどの家庭用プリンターがこのタイプです。

インクジェットプリンターの特徴
向いている用途 写真印刷(特に高画質)、年賀状、カラーイラスト
コスト 本体価格は安いが、インク代が高い(ランニングコスト高)
特徴 多機能(スキャン、コピーなど)、本体がコンパクト、インク詰まりのリスクあり

レーザープリンター(消耗品:トナー)

レーザープリンターは、インクではなく「トナー」と呼ばれる粉(粉末)を静電気で紙に付着させ、熱で定着させて印刷する方式です。主にオフィスで使われます。

レーザープリンターの特徴
向いている用途 大量の文書印刷、モノクロ資料、文字のシャープさ重視
コスト 本体価格は高めだが、トナー代が安い(ランニングコスト安)
特徴 印刷スピードが速い、インク詰まりのリスクがない、トナー交換の頻度が低い

あなたの使い方に最適なのはどっち?

  • 【写真も文書も印刷する人】:インクジェットプリンター(大容量インクタンクモデル推奨)
  • 【ひたすらモノクロ文書を印刷する人】:モノクロレーザープリンター(本体価格は高いが、トナーの持ちが良く、1枚あたりのコストが激安)

ダイソーでインクを探す手間やコストを根本から見直したいのであれば、トナーを使うレーザープリンターへの切り替えも有力な選択肢となります。トナーはインクのように乾燥して固まることもありませんから、長期間放置しても安心です。

レーザープリンターのトナー代についても、ランニングコストの比較情報(新しいタブで開きます)をチェックして、インク代の節約に役立ててください。

インクの「使用期限」はどれくらい?保管場所の重要性

互換インクや純正インクをネットで安くまとめ買いする際に、非常に重要になるのが「使用期限」と「保管方法」です。
ダイソーにインクがないのを知っていても、いざ買ってみたらインクが劣化していた、という事態は避けたいですよね。インクの適切な保管方法と使用期限の目安について解説します。

インクの使用期限の目安

インクは食品ではありませんが、化学製品であるため、時間の経過とともに品質が変化します。

  • 【純正インク】:パッケージに記載されている「推奨使用期限」を目安にしましょう。通常、未開封で製造日から2年~3年程度とされています。ただし、これはあくまでメーカーの保証する期間であり、実際にはもう少し長く使えることもあります。
  • 【互換インク】:互換インクメーカーによって異なりますが、未開封の状態で製造日から1年~2年程度が目安とされています。購入時に、販売元に使用期限を確認することが最も確実です。
  • 【開封済みインク】:プリンターにセットしてから使い切るまでの目安は、通常6ヶ月以内です。長期間(1年以上)プリンターに入れたまま放置すると、ノズルの詰まりやインクの劣化の原因になります。

インクを長持ちさせる理想的な保管場所

インクの劣化の主な原因は、「高温」と「光(紫外線)」です。これらの影響を避けることが、インクを長持ちさせる秘訣です。

  • 理想の場所:直射日光の当たらない、暗くて涼しい場所(例:引き出しの中、戸棚の中)がベストです。温度変化が少ない場所を選ぶことも重要です。
  • 避けるべき場所:
    • 窓際やベランダに近い場所(夏場に高温になるため)
    • 暖房器具の近く(急激な乾燥を引き起こすため)
    • 湿気の多い場所(パッケージやインク内部の部品が劣化する原因になるため)
  • 注意点:インクは、購入時のパッケージに入れたまま保管するのが最も安全です。これは、インクカートリッジを保護し、誤って落としたり、インクが漏れたりするのを防ぐためです。

せっかく安く手に入れたインクが無駄にならないよう、適切な場所に保管して、必要な時にいつでも使えるようにしておきましょう。

まとめ:ダイソーにインクがなくても慌てない!賢いインク調達術

この記事では、「ダイソーにプリンターインクは売ってる?」という疑問から始まり、ダイソーにインクがない理由、そしてインク切れの緊急事態にどう対処し、日々のコストを削減していくかまでを、モモストアが詳しく解説しました。

改めて、重要なポイントをおさらいしましょう。

【現状の結論】 ダイソー(セリア、キャンドゥ含む)には、プリンターインクカートリッジ本体は売っていません。無駄足になる可能性が高いので、インク本体は他の場所で探しましょう。

【賢いインク調達術】

  • コスト重視なら:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「保証が充実した信頼できる互換インク」を選ぶ。
  • 緊急時なら:Amazonの当日/翌日配送、または近隣の大型家電量販店で純正品を確保する。
  • 長期的な節約なら:インク代が極めて安い大容量インクタンク(エコタンクなど)搭載のプリンターに買い替える。

インク切れは突然やってきますが、この記事でご紹介した対処法とストック術を実践すれば、もう慌てる必要はありません。ダイソーでは「用紙」や「クリーニングキット」を安く調達し、インク本体はネット通販で賢く安く手に入れる、という使い分けが、最も賢いプリンターライフの送り方です。

あなたのプリンターライフが、より快適でコストパフォーマンスの高いものになるよう、心から願っています!

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