「魔法の万能調味料」塩こうじを通販で徹底比較!失敗しない選び方とおすすめメーカー12選
こんにちは!モモストアです。
最近、料理上手な人たちがこぞって愛用している「塩こうじ」。
お肉やお魚が驚くほどやわらかく、そして旨味がグッと増す魔法のような調味料として大人気ですよね!
「でも、スーパーで売っているもの以外にも、もっとこだわりが詰まった塩こうじがあるのでは?」
そう思ってネット通販で探してみると、種類が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、塩こうじを通販で買うときのメリットや、失敗しないための選び方のポイントを徹底的に解説します。
さらに、モモストアが厳選したおすすめメーカーの商品もご紹介するので、あなたにぴったりの塩こうじがきっと見つかりますよ!
ぜひ、最後まで読んで、毎日の食卓をワンランクアップさせてくださいね!
・塩こうじを通販で買うメリットとデメリットは?
・【形状別】塩こうじの種類と選び方(ペースト、液体、粉末)
・「生(非加熱)」と「加熱済み」塩こうじの違いを知って選ぶ
・原材料をチェック!シンプルで無添加の塩こうじを選ぶポイント
- なぜ今、塩こうじがブームなの?その驚きの効果を解説
- 塩こうじを通販で買うメリットとデメリットは?
- 【形状別】塩こうじの種類と選び方(ペースト、液体、粉末)
- 「生(非加熱)」と「加熱済み」塩こうじの違いを知って選ぶ
- 原材料をチェック!シンプルで無添加の塩こうじを選ぶポイント
- 【モモストア厳選】通販で買えるおすすめ塩こうじメーカーランキングTOP5
- マルコメ、ハナマルキ、海の精など大手メーカーの塩こうじを比較
- 地域・老舗にこだわる!ネット通販で探す隠れた名品塩こうじ
- 塩こうじの正しい保存方法と開封後の賞味期限はどれくらい?
- 塩こうじを使った定番料理と簡単レシピ集
- 塩こうじが余ったら?万能調味料を最後まで使い切る裏ワザ
- 塩こうじは手作りできる?材料と作り方を解説します
なぜ今、塩こうじがブームなの?その驚きの効果を解説

塩こうじが日本の家庭に再登場してから、もうかなりの時間が経ちましたが、いまだにその人気は衰えません。
それどころか、「塩こうじなしの生活は考えられない!」というファンが増え続けているのはなぜでしょうか?
塩こうじが持つ3つの「魔法の力」とは?
塩こうじの力の源は、なんといっても「麹菌(こうじきん)」が作り出す酵素の働きにあります。
この酵素が、私たちが普段食べている食材に驚くほどの変化をもたらしてくれるんです。
お肉やお魚を「極上のやわらかさ」に変える力
塩こうじに含まれる酵素の一つに「プロテアーゼ」があります。
これはタンパク質を分解する酵素で、お肉やお魚に漬け込むと、その繊維をほぐしてやわらかくしてくれるんです!
パサつきがちな鶏むね肉や、少し硬めの豚肉でも、塩こうじに一晩漬けておくだけで、まるで高級料理店で出てくるようなジューシーでやわらかい食感に変わります。
特に通販で購入できるこだわりの塩こうじは、酵素の力が強いものも多く、その効果をより実感しやすいですよ。
旨味成分をたっぷり引き出す「奥深い風味」の力
プロテアーゼはタンパク質をアミノ酸に分解し、デンプンを分解する「アミラーゼ」は糖分を作り出します。
このアミノ酸と糖分こそが、「旨味」と「甘味」の素!
塩こうじを使うと、だしや他の調味料を加えなくても、素材本来が持つ旨味成分が最大限に引き出され、料理全体の味わいに深みとコクが生まれます。
いつもの味噌汁や炒め物でも、塩こうじを少し加えるだけで、なぜか「プロの味」に近づくんですよね。
腸活にも役立つ「美容と健康」の力
塩こうじは日本の伝統的な発酵食品であり、もちろん健康にも良い影響を与えてくれます。
麹菌の働きによって生成される栄養素には、腸内環境を整える助けとなるものが含まれています。
腸が健康になることは、美肌や免疫力の向上にもつながるため、「美味しく食べて、健康になる」という理想的なサイクルを作ることができるんです。
塩こうじの健康効果についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
このように、塩こうじは「料理を美味しくする」だけでなく、「私たちの体を元気にする」という二重のメリットがあるからこそ、多くの人に愛され続けているんですね。
塩こうじを通販で買うメリットとデメリットは?
普段、スーパーで何気なく買っている塩こうじですが、あえてネット通販を利用するのには、大きなメリットがたくさんあります。
逆に、通販特有のデメリットも知っておくことで、購入してから「しまった!」と後悔するのを防ぐことができますよ。
通販ならではの4つの大きなメリット
実店舗での購入と比べて、通販が優れている点をまとめてみました。
- 全国の隠れた名品に出会える!スーパーに並ぶのは、主に大手メーカーの定番商品です。
しかし、通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)には、全国の老舗味噌蔵やこだわりを持つ小さな麹屋さんが作る塩こうじが豊富に出品されています。
地域限定の珍しい塩や、特定の米麹を使った個性豊かな塩こうじを選べるのが最大の魅力です。 - 重い瓶や大容量パックも玄関までお届け!塩こうじは瓶入りや大容量パックのものが多く、まとめ買いをするとかなりの重さになります。
特に主婦の方やご高齢の方にとって、重いものを運ぶ手間が一切ないのは本当に助かりますよね。 - パウダータイプなど「珍しい形状」も選びやすいスーパーではペーストタイプが主流ですが、通販では粉末(パウダー)タイプや液体タイプの塩こうじも簡単に手に入ります。
それぞれの形状のメリットは次の見出しで詳しく解説しますが、用途に応じて使い分けたい方には通販が断然便利です。 - 定期購入やセット販売でお得になることが多い頻繁に塩こうじを使うヘビーユーザーなら、定期購入サービスや、複数の味やサイズがセットになった商品を選ぶことで、単品で購入するよりもお得になるケースが多いです。
特にAmazonや楽天市場では、ポイント還元率が高いセール時期を狙えば、さらにお得に購入できますよ。
購入前に知っておきたい2つのデメリット
良いことばかりではありません。通販で購入する際には、次の2点に注意が必要です。
- 「送料」で割高になる可能性がある安い塩こうじを1個だけ購入する場合、送料が加わることでスーパーで買うよりも割高になってしまうことがあります。
購入する際は、「送料無料ライン」や「メール便対応」の有無を必ずチェックしましょう。
また、他の調味料や乾物とまとめて購入することで、送料を気にせず買い物ができるようになります。 - 「賞味期限」と「保存方法」の確認が必須特に「生(非加熱)」タイプの塩こうじは、賞味期限が短めに設定されていることが多いです。
通販で大量購入する際は、商品説明に記載されている賞味期限と、購入後の保存方法(常温?冷蔵?)をしっかり確認してから注文しましょう。
「届いたらすぐ冷蔵庫へ!」という商品もありますので、注意が必要です。
【形状別】塩こうじの種類と選び方(ペースト、液体、粉末)
一口に「塩こうじ」といっても、その形状は様々です。
大きく分けてペースト、液体、粉末の3タイプがあり、それぞれに得意な料理や使い勝手の特徴があります。
自分の料理スタイルに合わせて、最適な形状を選ぶことが、塩こうじを最大限に活用するカギとなりますよ!
1. スタンダードで万能!「ペーストタイプ」の塩こうじ
スーパーでも最もよく見かけるのが、このペースト(粒入り)タイプです。
米麹の粒がそのまま残っているため、見た目にも麹の存在感があり、手作り感あふれる味わいが楽しめます。
- 得意な料理:お肉や魚の漬け込み(粒が繊維に絡んでやわらかくなる)、和え物、ディップソースなど。
粒が残ることで、料理に深みと食感が生まれます。 - 選び方のポイント:粒の大きさや粘度がメーカーによって異なります。
粒が大きいほど麹の旨味をダイレクトに感じられますが、ドレッシングなどには向きません。
「こしタイプ」と書かれたものは、粒が細かくなっているため、比較的使いやすいですよ。
2. サラサラで使いやすい!「液体タイプ」の塩こうじ
麹の粒を取り除き、液体化させたものが液体塩こうじ、または「液体しおこうじ」として販売されています。
ハナマルキの「液体塩こうじ」が有名ですね。
- 得意な料理:ドレッシング、マリネ液、汁物、炒め物、煮物など、「粒が残ってほしくない料理」に最適です。
計量スプーンでサッと測れるので、下ごしらえの時間が短縮できます。 - 選び方のポイント:塩分濃度がペーストタイプと異なる場合があるので、普段の塩加減よりも少なめに使い始め、調整していくのがおすすめです。
液体タイプは旨味が均一に広がりやすいため、あっさりした和食との相性が抜群です。
3. 保存性抜群で便利!「粉末(パウダー)タイプ」の塩こうじ
最近、通販で人気が急上昇しているのが粉末タイプです。
水分を飛ばして乾燥させているため、常温で長期間保存できるものが多く、アウトドアや旅行にも持ち運びやすいというメリットがあります。
- 得意な料理:天ぷらの衣に混ぜる、ポテトサラダの味付け、炒飯、お菓子作りなど、粉末状なので、他の粉類と混ぜる料理に非常に便利です。
- 選び方のポイント:顆粒状や微粉末など、粒子の細かさがメーカーによって異なります。
調味料として使うなら微粉末、料理中にサッと振りたいなら顆粒状など、用途に合わせて選びましょう。
それぞれの形状のメリット・デメリットをまとめた表も参考にしてくださいね!
| 形状 | メリット | デメリット | おすすめの用途 |
| ペースト | 麹の旨味・食感をダイレクトに感じる。肉魚の漬け込み効果が高い。 | 計量がしにくい。粒が残り、ドレッシングには不向き。 | 漬け込み、和え物、炒め物 |
| 液体 | 計量しやすい。粒が残らない。旨味が均一に広がりやすい。 | 旨味の濃さがペーストより控えめな場合がある。 | ドレッシング、マリネ、汁物、煮物 |
| 粉末 | 常温保存が可能で賞味期限が長い。他の粉類と混ぜやすい。 | 独特の風味を感じにくい場合がある。 | 揚げ物の衣、焼き肉のタレ、シーズニング、アウトドア |
「生(非加熱)」と「加熱済み」塩こうじの違いを知って選ぶ
通販サイトの商品説明を見ると、「生」や「非加熱」といった表記を目にすることがあります。
これは、塩こうじの効能を最大限に享受したい方にとって、非常に重要なポイントとなります。
この「生」と「加熱済み」の違いをしっかり理解して、あなたが求める塩こうじを選びましょう。
酵素の力が生きている!「生(非加熱)タイプ」の特徴
「生(なま)」タイプ、または「非加熱」と表記されている塩こうじは、製造過程で熱による殺菌処理を行っていません。
- 最大のメリット:麹菌が作り出した「生きた酵素」がそのまま含まれています。
この酵素こそが、お肉を柔らかくしたり、旨味を引き出したりする立役者です。
特に酵素の働きによる効果(肉魚を柔らかくする、整腸作用)を重視したい方は、生タイプを選ぶと良いでしょう。 - 注意点:酵素が生きているため、開封後も発酵が少しずつ進んでいきます。
そのため、保存は必ず冷蔵庫で行う必要があり、賞味期限も加熱済みに比べて短めに設定されていることが多いです。
通販で購入する場合は、届いたらすぐに冷蔵庫に入れることをお忘れなく!
安定性と使いやすさ重視!「加熱済みタイプ」の特徴
市販の多くの塩こうじは、品質を安定させるために、製造後に加熱処理(殺菌)が行われています。
- メリット:加熱することで発酵が止まるため、常温で長期間保存できる商品が多いのが特徴です。
買い置きしやすいので、塩こうじを切らしたくない方や、防災備蓄用としても適しています。 - 酵素の働きは?:加熱により酵素は失活(働きを失う)してしまいます。
したがって、酵素の働きによる「肉を柔らかくする効果」は期待できません。
しかし、加熱処理される前に生成された「旨味成分(アミノ酸や糖分)」自体は残っていますので、調味料として料理に「旨味と塩気」を加える目的であれば、加熱済みタイプでも十分に美味しく使えます。
あなたが塩こうじに何を求めるかによって、どちらのタイプを選ぶべきかが変わってきますね。
「肉を漬けて柔らかくしたい!」なら生タイプ、「常備しておきたい!」なら加熱済みタイプ、と分けて考えると選びやすいですよ。
原材料をチェック!シンプルで無添加の塩こうじを選ぶポイント
塩こうじの原材料は、本来とてもシンプルです。
「米麹」「塩」「水」の3つだけで作ることができます。
しかし、市販されている商品の中には、保存性や風味を調整するために、他のものが加えられている場合があります。
健康志向の高い方や、素材本来の味を大切にしたい方は、購入前に必ず原材料表示をチェックしましょう。
理想的な原材料と避けたい添加物
理想的な塩こうじの原材料は、「米麹(または米、麹菌)」「塩」「水」のみです。
特に通販では、こだわりの強いメーカーが多く、このシンプルな原材料を守っている商品がたくさんあります。
チェックしたい原材料の質
塩こうじの風味を大きく左右するのは、米麹と塩の質です。
- 米麹:「国産米使用」と記載されているかを確認しましょう。
さらに、米の品種(例:あきたこまち、コシヒカリなど)まで記載されているものは、製造元のこだわりが強く感じられます。 - 塩:「海の精」「天日塩」「伝統海塩」など、塩の産地や製法に言及している商品を選んでみましょう。
塩のミネラル分や風味が、塩こうじ全体のまろやかさや深みに直結します。
気をつけたい添加物
「無添加」にこだわりたい方が特に避けたい添加物としては、以下のようなものが挙げられます。
| 添加物 | 目的 |
| 酒精(アルコール) | 発酵の進みすぎを防ぎ、品質を安定させるため。生タイプでも使われることがある。 |
| 調味料(アミノ酸等) | 旨味を補うため。 |
| 酸味料、保存料 | 日持ちを良くするため。 |
これらの添加物が少量含まれていても、安全性に問題があるわけではありませんが、麹菌の自然な力だけでできた純粋な塩こうじを求めるなら、「無添加」を強く謳っている商品を選ぶのが確実です。
「玄米麹」や「麦麹」など、麹の種類にも注目
塩こうじの主原料となる麹には、米麹以外にも種類があります。
これも通販ならではの楽しみ方の一つです!
- 玄米麹の塩こうじ:米麹が玄米で作られています。玄米特有の香ばしい風味と、プチプチとした食感が楽しめます。
ミネラル分や食物繊維も豊富で、健康志向の方に人気です。 - 麦麹の塩こうじ:大麦を麹にしたもので、香りが豊かで、ややあっさりとした味わいになる傾向があります。
味噌のような感覚で、和食に幅広く活用できます。
初めて通販で塩こうじを買うなら、まずはシンプルな米麹の「無添加・生タイプ」を選び、慣れてきたら玄米や麦麹にもチャレンジしてみるのがおすすめですよ!
【モモストア厳選】通販で買えるおすすめ塩こうじメーカーランキングTOP5
ここからは、モモストアがこれまでのリサーチとユーザーレビューを基に厳選した、通販で特に人気の高い塩こうじメーカーをランキング形式でご紹介します!
それぞれに特徴があるので、前述の「選び方」のポイントと照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。
1位:海の精 こだわり塩屋の有機塩麹 – 塩のプロが作る逸品
「海の精」は、日本の伝統的な製法で作られた塩にこだわるメーカーです。
その塩のプロが作る塩こうじは、やはり「塩」の旨味とまろやかさが段違い!
- 特徴:有機JAS認証の国産有機玄米と、伝統海塩「海の精」のみを使用。
原材料が極めてシンプルで、食にこだわる層から圧倒的な支持を集めています。
有機玄米を使っているため、通常の米麹とは一味違う深みのある香りと、ほのかな酸味が特徴です。
ペーストタイプで、旨味のバランスが絶妙と評判です。 - こんな人におすすめ:有機、無添加、国産など、原材料の品質に強くこだわりたい方。
2位:マルコメ プラス糀 生塩糀 – 安定の品質と利便性
味噌で有名なマルコメが手掛ける「プラス糀」シリーズは、塩こうじブームの火付け役とも言える存在です。
スーパーでも手に入りやすいですが、通販では大容量やこしタイプなど、豊富なラインナップを選べるのが魅力です。
- 特徴:「生塩糀」は、サラッとしていて使いやすく、くせがないためどんな料理にも合わせやすいのが強みです。
パッケージも冷蔵庫のドアポケットに収まりやすいスパウトパックを採用しており、使い勝手の良さもトップクラス。 - こんな人におすすめ:塩こうじ初心者の方、毎日気兼ねなくたっぷり使いたい方。
3位:ハナマルキ 液体塩こうじ – ドレッシングにも使える万能選手
ハナマルキの液体塩こうじは、その名の通りサラサラの液体タイプ。
前述の通り、粒が残らないので、料理の仕上がりが非常にスムーズになります。
- 特徴:粒がないため、炒め物や煮物で見た目が変わらず、計量もしやすいため、お菓子作りやパン作りにも人気です。
スプレーボトルに移し替えて、焼き魚などにサッと吹きかける使い方をする方もいるほど、汎用性が高い商品です。 - こんな人におすすめ:粒が苦手な方、ドレッシングやタレなど、サラッとした状態で使いたい方。
4位:千年こうじや 塩こうじ スパウトパック – 濃厚な旨味で料理を底上げ
新潟県にある老舗の麹屋が手がける塩こうじです。
濃厚な旨味があり、めんつゆや鍋物といった「だし」を使う料理に加えると、味が格段にグレードアップすると評価が高いです。
- 特徴:塩みと甘味のバランスが非常に良く、旨みが深いのが特徴です。
お米の風味もしっかりと感じられ、少量で料理の味が決まりやすいので、調味料の量を減らしたい方にもおすすめです。 - こんな人におすすめ:塩こうじの「旨味」を追求したい方、老舗の味を楽しみたい方。
5位:マルクラ食品 天然生活 塩麹パウダー – 驚きの使いやすさの粉末タイプ
通販で特に人気が高いのが、この粉末タイプです。
調理しやすいきめ細かなパウダー状になっており、水分を気にせず使えるのが大きなメリットです。
- 特徴:常温保存が可能で、賞味期限も長め。
きめ細かいため、他の調味料や粉類と混ぜてもダマになりにくいです。
下味や隠し味として、サラッと振るだけで使える手軽さが魅力です。 - こんな人におすすめ:塩こうじをあまり使わないけど常備したい方、保存性を重視する方。
マルコメ、ハナマルキ、海の精など大手メーカーの塩こうじを比較
先ほどはランキング形式でご紹介しましたが、ここでは国内で特に流通量が多い大手メーカー3社の主力商品をもう少し深掘りして比較してみましょう。
それぞれのメーカーがどんなこだわりを持って塩こうじを作っているのかが分かりますよ。
マルコメ「プラス糀」シリーズの幅広いラインナップ
マルコメは、味噌メーカーとして培った麹づくりのノウハウを活かし、非常に多様な塩こうじを提供しています。
- 生塩糀(ペースト):定番中の定番。冷蔵保存必須の生タイプで、麹の旨味と酵素の力をしっかりと実感できます。
スパウトパックは使いやすさも抜群で、塩こうじ入門として最適です。 - 生塩糀 こしタイプ:粒の食感が苦手な方のために、麹の粒を細かく濾したタイプです。
見た目も滑らかで、料理に溶け込みやすいため、ソースやドレッシングに混ぜても気になりません。 - 塩糀パウダー:粉末タイプで、常温保存が可能。マルコメ製品の中で、手軽さと保存性を重視するならこれです。
お肉にまぶすだけで、すぐに焼ける手軽さが忙しい方から支持されています。
ハナマルキ「液体塩こうじ」の計量しやすさと汎用性
ハナマルキは、液体塩こうじで市場に新しい風を吹き込みました。
「液体だからこそできる使い方」を提案し、塩こうじの利用シーンを大きく広げたメーカーです。
- 液体塩こうじ:計量スプーンで正確に測れるので、お菓子作りやパン作りなど、分量がシビアな料理でも失敗がありません。
また、醤油やみりんのように、冷蔵庫で液体のまま保存できるのも便利です。
料理の隠し味や、めんつゆの旨味アップなど、液体ならではの使い方が楽しめます。
海の精「こだわり塩屋の有機塩麹」の品質への徹底したこだわり
海の精は、塩こうじの主役である「塩」の品質に妥協がありません。
「有機」と「伝統海塩」という二つのこだわりが、他社製品との明確な違いを生んでいます。
- こだわり塩屋の有機塩麹:玄米麹を使用しているため、旨味に深みがあり、「本物の味」を求める人たちから絶大な信頼を得ています。
少し値段は張りますが、その価値は十分にあります。
健康志向の贈り物としても選ばれることが多い、プレミアムな塩こうじです。
このように、大手メーカーであっても、それぞれが異なるタイプの塩こうじを提供しています。
まずはご家庭のキッチンスペースや、最もよく使う料理に合わせて、最適な一本を選んでみてくださいね。
地域・老舗にこだわる!ネット通販で探す隠れた名品塩こうじ
通販の醍醐味は、なんといっても「地元スーパーでは絶対に見かけない、知る人ぞ知る名品」に出会えることです。
日本には、代々続く味噌蔵や醤油蔵が作る、個性豊かな塩こうじがたくさんあります。
ここでは、老舗ならではの製法や、地域特有の原料にこだわった「隠れた名品」の探し方をご紹介します。
老舗の味噌蔵が作る「コクと深みのある塩こうじ」
味噌は、麹と大豆から作られます。つまり、味噌蔵は「麹作りのプロフェッショナル」です。
長年の経験と技術が詰まった麹を使って作られる塩こうじは、市販品とは一線を画す「コク」と「深み」を持っています。
- 探し方のヒント:通販サイトで「味噌蔵の塩こうじ」「老舗 麹屋」といったキーワードで検索してみましょう。
新潟、秋田、長野、京都など、米どころや発酵文化が根付く地域のメーカーに注目すると、面白い商品が見つかることが多いです。
多くの場合、手作り感が強く、無添加・非加熱にこだわっている商品が多いのも特徴です。 - 例:会津天宝醸造(福島)、糀屋本店(大分)など、伝統的な製法を守り続けているメーカーの塩こうじは、素材の良さが際立っています。
地域特産品を活かした個性派塩こうじ
塩こうじは、基本の「米麹」「塩」「水」以外に、地域の特産品と組み合わせることで、さらに個性豊かな調味料に進化します。
これも、通販でこそ手に入る魅力的な商品です。
| 個性派塩こうじ | 特徴と用途 |
| にんにく塩こうじ | にんにくが加わることでパンチが効いた味わい。炒め物や、肉料理の下味に最適。 |
| しょうが塩こうじ | しょうがの風味が加わり、魚の臭み消しや、中華・エスニック料理に合う。 |
| 玉ねぎ塩こうじ | 玉ねぎの甘みが加わり、ドレッシングやソースのベースとして抜群の相性。 |
これらの個性派塩こうじは、普通の塩こうじに飽きてしまった方や、新しい味を求めている方に特におすすめです。
特に玉ねぎ塩こうじは、発酵食品のプロである麹屋さんが作ることで、玉ねぎの持つ酵素と麹の酵素がWで働き、より深い旨味を引き出していると評判です。
いつもの塩こうじと併用して、料理のバリエーションを増やしてみるのも楽しいですよ!
塩こうじの正しい保存方法と開封後の賞味期限はどれくらい?
通販で塩こうじを購入する際に、最も気になるのが「保存」の問題ではないでしょうか。
特に「生」タイプを選ぶと、スーパーの塩こうじと同じ感覚で常温保存してしまうと、風味が落ちたり、発酵が進みすぎてしまったりする可能性があります。
塩こうじの美味しさと酵素の力を保つために、正しい保存方法をしっかりマスターしましょう。
未開封と開封後で変わる保存の鉄則
塩こうじの保存方法は、大きく分けて「生(非加熱)」か「加熱済み(殺菌)」かによって変わります。
生(非加熱)タイプの場合
このタイプは、酵素や酵母が生きているため、必ず冷蔵保存が基本です。
- 未開封時:冷蔵庫(10℃以下)で保存しましょう。賞味期限は商品によって異なりますが、一般的に製造日から6ヶ月〜1年程度のものが多いです。
通販で購入した際、配送中に常温になる期間があったとしても、すぐに冷蔵庫に入れれば問題ありません。 - 開封後:冷蔵庫で保存し、できるだけ早く(目安は1〜2ヶ月以内)使い切るようにしましょう。
使う際は、清潔なスプーンを使うように心がけ、水分が入らないように注意してください。水分が入るとカビが生えたり、発酵が進みすぎたりする原因になります。
加熱済みタイプ、粉末タイプの場合
これらは発酵が止まっているので、比較的保存がしやすいです。
- 保存方法:多くの場合、直射日光を避け、高温多湿にならない常温での保存が可能です。
ただし、開封後は品質保持のために冷蔵庫で保存することが推奨されている商品もありますので、パッケージの表示をよく確認してください。
塩こうじが「発酵が進みすぎたかな?」と感じたら
生タイプの塩こうじを長期間保存していると、だんだんと色が濃くなったり、袋が膨張したりすることがあります。
これは麹菌が生きている証拠で、発酵が進んでいる状態です。
- 酸味が増す:発酵が進むと、酸味が増して風味が変わることがありますが、食べられなくなるわけではありません。
酸味が強いと感じたら、スープや煮込み料理、カレーの隠し味など、加熱して使う料理に回すと美味しく消費できます。 - 異臭やカビ:明らかに異臭がする、緑色や黒色のカビが生えている場合は、残念ながら食べられません。
こうならないためにも、開封後は密閉容器に移し替え、冷蔵庫で清潔に保存することが大切です。
塩こうじを使った定番料理と簡単レシピ集
せっかく通販でこだわりの塩こうじを手に入れたら、すぐにでもその「旨味アップ」の魔法を試してみたいですよね!
ここでは、塩こうじの良さが最大限に引き立つ、定番から応用まで幅広い簡単レシピをご紹介します。
液体、ペースト、粉末など、手に入れた塩こうじの形状に合わせて試してみてくださいね。
肉料理の王道!「塩こうじ漬け」で絶品おかずに
塩こうじのプロテアーゼ酵素の力を借りる、最も効果的な使い方です。
鶏肉、豚肉、牛肉、どんなお肉でも驚くほどやわらかく、ジューシーに仕上がります。
基本の塩こうじ漬け唐揚げ
いつもの唐揚げが、ワンランク上の高級な味わいになります。
- 材料(2人分): 鶏もも肉 300g、塩こうじ(ペースト推奨)大さじ2、酒 大さじ1、しょうが・にんにく(チューブ)各少々。
- 漬け込み: 鶏肉を一口大に切り、全ての調味料と塩こうじを揉み込みます。
ビニール袋に入れ、冷蔵庫で最低30分〜一晩漬け込みます。(時間が長いほど柔らかくなります) - 調理: 漬け込んだ鶏肉に片栗粉をまぶし、170℃の油でじっくり揚げます。
焦げ付きやすいので、温度に注意しながら揚げましょう。
この漬け込みは、豚ロース肉に応用して焼けば「塩こうじ焼き」、魚の切り身に応用すれば「塩こうじ漬け焼き」として楽しめますよ!
あっという間に完成!「万能塩こうじドレッシング」
液体塩こうじや、こしタイプの塩こうじを使うと、素材の旨味だけを引き出したシンプルで美味しいドレッシングが簡単に作れます。
シンプルisベスト!基本の塩こうじドレッシング
- 材料: 液体塩こうじ 大さじ2、オリーブオイル 大さじ3、酢(またはレモン汁)大さじ1、こしょう 少々。
- 作り方: 全ての材料を混ぜ合わせるだけ!
塩こうじの旨味と塩気で、他の調味料はほとんど必要ありません。
玉ねぎのすりおろしや、大葉のみじん切りを加えてアレンジするのもおすすめです。
このドレッシングは、サラダはもちろん、カルパッチョや冷奴にかけても美味しく召し上がれます。
隠し味としての塩こうじ活用術
塩こうじは、メインの味付けとしてだけでなく、隠し味としても最高の働きをしてくれます。
- 味噌汁・スープ:いつもの味噌や塩の代わりに、塩こうじを少し加えるだけで、だしを使わなくても奥行きのある深い味わいになります。
- 炒め物:野菜炒めやきんぴらごぼうなど、醤油や塩で味付けする代わりに塩こうじを使うと、素材の甘みが際立ち、まろやかな仕上がりになります。
- 卵料理:卵焼きやスクランブルエッグに塩の代わりに塩こうじを使うと、卵がふんわりとして、旨味たっぷりの仕上がりになります。お弁当にもぴったりですね!
塩こうじが余ったら?万能調味料を最後まで使い切る裏ワザ
通販で大容量の塩こうじを購入したり、手作りしたりすると、「使い切れるかな?」と不安になることがありますよね。
でも大丈夫!塩こうじはアイデア次第で驚くほど多くの料理に活用できます。
ここでは、塩こうじを最後まで無駄なく使い切るための、ちょっと変わった裏ワザをご紹介します。
お菓子やパン作りに使う「甘味と旨味のブースト」
塩こうじは「塩」と名前が付いていますが、麹の働きで生成された糖分が含まれているため、実はほのかな甘味も持っています。
この甘味と旨味を、お菓子やパンの隠し味として活用してみましょう。
- パン生地に:パンを焼く際に、塩の代わりに塩こうじを加えると、生地がしっとりとして、深い旨味のある味わいになります。
また、麹の酵素がお米と同じようにデンプンを分解し、パンが固くなりにくくなる効果も期待できます。 - クッキーやパウンドケーキに:レシピの塩の分量を塩こうじに置き換えてみてください。
塩こうじの旨味が加わることで、甘味がより引き立ち、奥行きのある「プロが作ったような味わい」になります。
特に粉末タイプを使うと、生地に混ぜやすく、失敗が少ないですよ。
意外な相性!ごはんや麺類へのちょい足しアレンジ
塩こうじを調味料として使うだけでなく、そのまま「食べる」調味料として活用するのもおすすめです。
- 冷奴のトッピング:醤油の代わりに、塩こうじを少量のオリーブオイルで伸ばし、ネギやかつお節と一緒に冷奴にかけます。
上品な旨味が豆腐に絡み、ヘルシーな一品になります。 - お茶漬けの具材に:塩こうじ、ごま、刻んだ海苔などを混ぜて保存しておき、お茶漬けの際に少量加えます。
塩こうじの旨味がだしの風味を格上げし、最高の締めの一杯になります。 - パスタソースのベースに:クリーム系や和風パスタのベースに塩こうじを使うと、味が簡単に決まります。
特に、塩こうじとバターを混ぜるだけの「塩こうじバター」は、茹でたパスタに絡めるだけで絶品ですよ。
これらの裏ワザを使えば、大容量の塩こうじもあっという間に使い切れます。ぜひ、色々試してみてくださいね。
塩こうじは手作りできる?材料と作り方を解説します
通販で様々な塩こうじを試したら、次は「自分で作ってみたい!」と思う方もいるかもしれません。
実は、塩こうじは材料さえ揃えば、自宅で簡単に手作りできる発酵食品なんです!
手作りのメリット・デメリットと、基本的な作り方をご紹介しますね。
手作り塩こうじのメリット・デメリットと必要な材料
手作りには、市販品にはない魅力と、少しだけ手間がかかる点があります。
手作りのメリット
- コストパフォーマンスが良い:米麹と塩は比較的安価に手に入るため、大量に作りたい場合は、市販品を購入するよりも経済的です。
- 好みの味に調整できる:塩の量を調整したり、玄米麹や麦麹など、自分の好みの麹や塩を選んで作ることができます。市販品にはないオリジナルな塩こうじが作れるのが最大の魅力です。
- 麹菌の成長を楽しめる:毎日かき混ぜて、麹が育っていく様子を見るのは、発酵食品ならではの楽しさがあります。
手作りのデメリット
- 手間と時間:完成までに1週間ほど(冬場は2週間以上)かかり、その間は毎日かき混ぜる必要があります。
- 温度管理:麹菌が元気に育つための温度管理(20℃〜30℃程度)が必要です。夏場は発酵が進みすぎたり、冬場はなかなか進まなかったりするため、少しコツがいります。
必要な材料
| 材料 | 目安の分量 |
| 米麹(乾燥または生) | 200g |
| 塩(天然塩推奨) | 60g(米麹の30%程度) |
| 水(浄水またはミネラルウォーター) | 300cc〜350cc(麹が浸る程度) |
基本の塩こうじ作り方ステップ
「乾燥麹」を使う場合を例に、基本的な作り方をご紹介します。
- 麹と塩を混ぜる:ボウルに米麹と塩を入れ、手でよく混ぜ合わせます。
麹の粒をほぐしながら、塩を均一に行き渡らせるのがポイントです。 - 水を加える:水を加え、全体をよく混ぜます。麹が水を吸い始めるので、少し固めに感じるくらいで大丈夫です。
- 保存容器に入れる:清潔な保存容器(煮沸消毒した瓶など)に移し替えます。
- 毎日かき混ぜる:毎日1回、清潔なスプーンで全体を混ぜ合わせます。
特に底の方の麹が水に浸るように、しっかりと混ぜましょう。 - 完成を待つ:麹の粒が柔らかくなり、指で簡単につぶせるようになれば完成です。(目安:夏場1週間、冬場2週間程度)
完成した塩こうじは、市販の生タイプと同じように、必ず冷蔵庫で保存してください。
手作りならではのフレッシュで力強い味わいを、ぜひ楽しんでみてくださいね!

