北海道でしか買えないお土産！お菓子以外で絶対に喜ばれる人気アイテム13選

北海道旅行のお土産選びって、本当に楽しいですよね！
でも、「いつものお菓子じゃなくて、今回はちょっと変わったものが欲しいな」「甘いものが苦手な人にも喜ばれるものを贈りたい」なんて、悩んでいる方も多いのではないでしょうか？
実は、北海道には美味しいお菓子以外にも、現地でしか手に入らない感動的なグルメや記念に残る逸品がたくさんあるんです！
この記事では、筆者モモストアが厳選した「お菓子以外」の本当に喜ばれるお土産を、販売場所や持ち帰り方まで詳しくご紹介していきますね。

お菓子以外を選ぶメリットは？喜ばれるお土産の選び方

まず、北海道のお土産といえば「白い恋人」や「ロイズの生チョコ」など、全国的に有名な美味しいお菓子がたくさんありますよね。
もちろんそれらも素敵ですが、あえて「お菓子以外」を選ぶことには、実はたくさんのメリットがあるんですよ。

「お菓子以外」のお土産が喜ばれる3つの理由

お菓子以外のお土産が特に喜ばれるのは、大きく分けて次の3つの理由が挙げられます。

• 消費期限を気にしなくていいものが多い：
  生鮮食品以外なら、お菓子よりも日持ちするもの（加工品、工芸品など）が多いので、相手に「早く食べなきゃ」というプレッシャーを与えません。自分のペースでゆっくり楽しんでもらえますよ。
• 実用性が高い：
  普段の食卓で使える調味料や、生活に彩りを添える工芸品などは、「お土産をもらった！」という特別感だけでなく、毎日の生活の中で北海道を感じてもらえるのが魅力です。
• 相手の好みに合わせやすい：
  甘いものが苦手な人、健康に気を使っている人、お酒が好きな人など、相手の具体的な好みに合わせてピンポイントで選べる選択肢がぐっと増えます。特に男性への贈り物としても選びやすいのが嬉しいポイントですね。

喜ばれるお土産を選ぶためのチェックリスト

では、実際にお土産を選ぶとき、どんな点に注目すれば失敗しないのでしょうか？
モモストア的おすすめチェックリストをご紹介します。

お土産選びのチェックリスト

チェック項目	選び方のポイント	おすすめのアイテム例
日持ち・保存方法	常温で日持ちするか、冷蔵・冷凍が必要かを確認。郵送を視野に入れるなら、冷凍できる海産物が便利です。	レトルト食品、乾麺、木彫り工芸品
重さ・サイズ	持ち帰りの荷物になるため、特に飛行機を利用する場合は重すぎないか確認しましょう。	缶詰、フリーズドライ食品、調味料
使い道・実用性	「もらった後どう使うか」を考えると、失敗が少ないです。食事系なら普段の献立に組み込めるものが◎。	調味料、ご飯のお供、食器、お酒
北海道らしさ	「ここでしか買えない」限定感が重要です。パッケージに北海道の風景や動物が描かれているものも素敵ですね。	地ビール、アイヌ民芸品、限定フレーバーの食品

特に「実用性」を意識すると、相手にとっても嬉しいお土産になりますよ。例えば、普段使いできる美味しい調味料などは、料理好きの方に贈ると必ず喜ばれます。

さて、次の見出しからは、いよいよ具体的な「お菓子以外」のおすすめアイテムを、ジャンル別にご紹介していきますね。ぜひ、あなたのお土産選びの参考にしてください！

【絶品グルメ】海鮮好きにはたまらない！北海道産の「カニ」と「いくら」

北海道といえば、やっぱり新鮮で豪華な海の幸は外せません！
特に「カニ」と「いくら」は、現地でしか味わえない鮮度と品質を誇ります。お世話になった方や、特別な方へのお土産としては、最高の選択肢の一つと言えるでしょう。

北海道のカニ、どれを選ぶ？王道と通の味を徹底比較

北海道で獲れるカニは主に、タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニの3種類が有名です。それぞれ特徴があるので、贈る相手の好みや予算に合わせて選んでみましょう。

• タラバガニ：
  見た目のインパクトが一番大きく、太い足が特徴的です。身はプリプリとしていて食べ応えがあり、あっさりとした上品な味わいなので、カニ鍋やBBQなどに最適です。贈り物として最も見栄えがします。
• ズワイガニ：
  繊細で甘みのある身が特徴で、「カニの女王」とも呼ばれます。殻から身を取り出しやすく、そのまま食べるのが一番美味しいとされています。家族みんなで楽しむのにも向いていますね。
• 毛ガニ：
  小ぶりですが、濃厚で風味豊かなカニ味噌が一番の魅力です。カニ通の方や、ご夫婦でゆっくりと楽しみたい方へのお土産にぴったり。味噌を甲羅で焼いて食べるのがたまりません！

どのカニも、空港や市場では冷凍された状態で販売されており、品質管理が徹底されています。持ち帰りが不安な場合は、その場で配送手続きをするのが一番確実ですよ。

北海道産いくらが別格な理由と購入のコツ

カニと並んで人気なのが、新鮮な「いくら」です。北海道のいくらは、漁獲後すぐに醤油漬けなどに加工されるため、粒がしっかりしていて、プチプチとした食感と濃厚な旨みが格別なんです。

スーパーなどで売られているものと比べると、その違いは歴然！ぜひ、現地で信頼できるお店のものを探してみてください。

失敗しないいくら選びのコツは、「醤油漬け」になっているものを選ぶことです。

北海道いくらの選び方

種類	特徴	おすすめの食べ方
醤油漬けいくら	最もポピュラーで、ご飯に合うよう味付け済み。	いくら丼、手巻き寿司
塩いくら	素材の味を活かしたシンプルな味付け。	お茶漬け、酒の肴
生いくら（秋限定）	鮮度が命。自分で味付けを楽しむ。	自家製いくら丼、軍艦巻き

いくらは冷凍保存が可能なので、まとめて購入して、ご自宅で少しずつ楽しむのもおすすめですよ。ただし、冷凍・解凍を繰り返すと品質が落ちてしまうため、一度に食べられる分量だけ小分けにされている商品を選ぶと便利です。

新鮮な海産物を見つけるなら、札幌の「二条市場」や函館の「函館朝市」など、現地の市場を巡ってみる（外部リンク）のが一番ですよ。市場の活気も楽しめて、一石二鳥です！

普段使いに最適！北海道産の濃厚な「チーズ」や「バター」

北海道は日本の酪農の中心地。広大な大地でのびのびと育った牛から搾られる牛乳は、そのままでも美味しいですが、チーズやバターといった乳製品に加工されるとさらに格別な味わいになります。
これらの乳製品は、毎日パンに塗ったり、料理に使ったりと、実用性が高いのが特徴。お土産として贈ると、「センスがいいね！」と褒められること間違いなしですよ。

知る人ぞ知る！北海道限定クラフトチーズ

スーパーでよく見かける大手メーカーのチーズも美味しいですが、ぜひ現地で探していただきたいのは、小さな工房で作られる「クラフトチーズ」です。

北海道クラフトチーズの魅力

• 個性的でユニークな味わい：
  地元産のハーブやスパイスを練り込んだもの、ワインやビールに漬け込んだものなど、他では味わえないユニークなチーズがたくさんあります。
• 限定生産・限定販売：
  大量生産ができないため、ほとんどが北海道内、あるいは特定の店舗でしか購入できません。まさに「そこでしか買えないお土産」の代表格です。
• 物語がある：
  酪農家さんや職人さんの想いが詰まったチーズは、その背景の物語を伝えることで、お土産の価値がさらに高まります。

特に有名なのは、十勝地方や美瑛地方の工房で作られるチーズです。モッツァレラ、カマンベール、ハードタイプなど種類も豊富で、チーズ好きにはたまらないでしょう。
旅の途中で道の駅などに立ち寄ったら、ぜひ地元のチーズ工房（外部リンク）の看板を探してみてくださいね。

料理のレベルを格上げする北海道産バター

北海道産バターは、その濃厚な風味と口溶けの良さで、多くのプロの料理人に愛されています。料理やお菓子作りに使うと、いつもの味がワンランクアップしますよ。

最近は、様々なフレーバーバターも登場していて、お土産として人気を集めています。

おすすめの北海道限定バター

種類	特徴	おすすめの用途
発酵バター	ヨーグルトのような酸味と芳醇な香りが特徴。	パンに塗る、お菓子作り
無塩バター	牛乳本来の甘みとコクが際立つ。	お菓子作り、素材の味を活かした料理
ガーリックバター	ニンニクの香りが食欲をそそる。	ステーキ、ムニエル、ガーリックトースト
トラピストバター	修道院で作られる伝統的なバター。パッケージも可愛い。	贈り物、少し贅沢な朝食

バターは基本的に冷蔵保存が必要ですが、持ち運びの際は保冷バッグに入れれば、数時間は持ちます。空港でも保冷剤の販売があるので、購入する際にスタッフの方に相談してみると安心ですよ。

隠れた名品！北海道でしか味わえない限定の「ラーメン」と「スープカレー」

北海道を代表するソウルフードと言えば、やはりラーメンとスープカレーですよね。
「お土産にラーメン？」と思うかもしれませんが、ただのインスタント麺ではありません！
有名店の味を完全に再現したお持ち帰り用セットや、地元限定の味が楽しめるレトルトは、まさに「お菓子以外」のお土産として、受け取った人を熱狂させる逸品です。

お土産ラーメンは「生麺タイプ」が断然おすすめ

北海道のラーメンがお土産として優秀なのは、そのほとんどが「生麺タイプ」で販売されているからです。

• まるで店で食べているような食感：
  乾燥麺とは違い、ツルツル、モチモチとした生麺の食感がそのまま楽しめます。
• 有名店の監修・再現度が高い：
  札幌の味噌ラーメン、旭川の醤油ラーメン、函館の塩ラーメンなど、現地でしか食べられない有名店の味を忠実に再現したパッケージが豊富に揃っています。
• 賞味期限が長い：
  生麺といっても、特殊な製法で比較的日持ちするように作られているものが多く、常温保存で数ヶ月持つものもあります。

特に人気なのは、札幌の「すみれ」や「てつや」、旭川の「山頭火」などの有名店監修のセットです。お土産屋さんだけでなく、空港や大きな駅の売店（外部リンク）でも必ず見つかる定番商品ですよ。

レトルトの進化が止まらない！スープカレー

近年、北海道でラーメンと並ぶ勢いで人気を集めているのが「スープカレー」です。スパイスの効いたサラサラのスープと、ゴロッとした具材が特徴ですよね。

このスープカレーも、お土産用のレトルトパウチが非常に進化しています！

お店で食べる味をそのままに、自宅で本格的なスープカレーが楽しめるレトルトは、調理も簡単で、一人暮らしの方や忙しいご夫婦にも喜ばれます。

人気スープカレー店のレトルトお土産

店名（レトルト版）	特徴	ポイント
奥芝商店	海老の出汁が効いた濃厚なスープ。	海鮮好きにおすすめ
マジックスパイス	札幌スープカレーの草分け的存在。	辛さのレベルが選べる
SAMA	豚骨ベースのまろやかなスープ。	誰にでも親しみやすい味

レトルト食品は常温保存でOKなので、持ち運びが楽なのが最大のメリットです。重さもそこまでないので、まとめ買いもしやすいですね。

レトルトスープカレーを渡すときは、「このお店、行列ができるんだよ！」と一言添えるだけで、特別感がぐっと増しますよ！

旬の味覚を堪能！春〜秋に買える新鮮な「野菜」や「果物」

北海道の魅力は、なんといってもその大地の恵み。特に、季節限定で獲れる新鮮な野菜や果物は、「お菓子以外」のお土産として、健康志向の方や料理好きの方に心から喜ばれます。

春～夏はアスパラ、夏～秋はじゃがいも・玉ねぎが鉄板

北海道の野菜は、昼夜の寒暖差が大きい気候のおかげで、甘みが凝縮しているのが特徴です。

時期別のおすすめ野菜

• 春（5月〜6月）のアスパラガス：
  特に「グリーンアスパラ」は、採れたての甘さとシャキシャキ感が別格です。ホワイトアスパラも人気があり、現地でしか買えない極太サイズを探すのが楽しいですよ。
• 夏（7月〜8月）のとうもろこし：
  朝採れのとうもろこしは、生でも食べられるほどの甘さです。「ピュアホワイト」などの品種は、スーパーにはあまり出回らないため、お土産にすると大変価値があります。
• 秋（9月〜10月）のじゃがいも・玉ねぎ：
  「男爵」「メークイン」はもちろん、近年人気の「インカのめざめ」は、栗のような濃厚な甘さで大人気です。玉ねぎも甘みが強く、煮崩れしにくいのが特徴です。

これらの野菜は、道の駅や農産物直売所、または空港や駅のギフトショップで、発送サービスを利用して送るのが一般的です。鮮度が命なので、購入したらすぐに配送の手配をしましょう。

夕張メロンだけじゃない！夏〜秋の限定フルーツ

北海道の果物といえば「夕張メロン」が有名ですが、それ以外にも、知る人ぞ知る美味しいフルーツがたくさんあります。

要チェック！北海道産フルーツ

特に夏から秋にかけて旬を迎える果物は、お土産として贈ると「わぁ、珍しい！」と驚かれること間違いなしです。

• 仁木町のさくらんぼ：
  甘みが強く、大粒なのが特徴。7月上旬〜中旬の短い期間しか出回りません。
• 余市町のプルーン：
  本州のものより酸味が少なく、濃厚な甘みが楽しめます。生プルーンは日持ちがしないため、現地でしか味わえない限定品です。
• ハスカップ（果物）：
  北海道の特産果実で、酸味が強く、ジャムやゼリー、ジュースの原料として使われることが多いです。生のハスカップがお土産屋さんで見つかったらラッキーですね。

夕張メロンのように高価なものでなくても、旬の時期に採れたてのフルーツは、それだけで価値のあるお土産になります。

特に、朝早くから営業している市場には、生産者の方が直接持ち込む採れたて野菜が並ぶので、ぜひ早起きして道の駅をチェック（外部リンク）してみてくださいね。

【お酒好き必見】北海道限定の「地ビール」や「日本酒」

お酒が好きな方へのお土産なら、北海道の美味しい水と米、そして気候を活かして作られた地酒やビールはいかがでしょうか。
北海道限定で販売されている銘柄も多く、「お菓子以外」のお土産として、間違いなく喜ばれるアイテムです。

個性が光る！北海道のクラフトビール（地ビール）

近年、北海道内では小さなブルワリー（ビール醸造所）が次々に誕生し、個性豊かなクラフトビールが生まれています。

道内のブルワリーは、それぞれが独自の原料や製法にこだわっており、中には「地元のハーブを使ったビール」や「大雪山系の伏流水で仕込んだビール」など、その土地の物語を感じられるものがたくさんあります。

おすすめの地ビールブランド

• 小樽ビール（Otaru Beer）：
  ドイツの伝統的な製法を守り、無ろ過・非加熱の本格的な味が楽しめます。
• 網走ビール（Abashiri Beer）：
  流氷を仕込み水に使った「流氷ドラフト」など、見た目にもインパクトのあるビールが有名です。
• ニセコビール（Niseko Beer）：
  羊蹄山の湧き水を使った、クリアで飲みやすいビールが特徴です。

地ビールは、その土地のお土産屋さんや、ちょっと大きめの酒屋さんで「限定コーナー」が設けられていることが多いです。何種類かセットにして贈ると、飲み比べができて楽しいですよ。

冷涼な気候が育む！北海道の日本酒とワイン

北海道は米どころであり、寒い気候は日本酒造りに非常に適しています。また、冷涼な気候を活かしたワイン造りも盛んになってきています。

特に日本酒は、道産の酒米を使い、清らかな水で仕込まれたスッキリとした味わいが特徴です。

北海道限定の地酒

酒の種類	おすすめの銘柄	ポイント
日本酒	男山（旭川）、国稀（増毛）、二世古（ニセコ）	キリッと冷やして飲むのがおすすめ
ワイン	おたるワイン、はこだてわいん	道産ぶどうを使ったフルーティーさが魅力

お酒類は重さがあるので、瓶が割れないようにしっかりと梱包されているかを確認しましょう。また、デパートの地下や大きな駅のお土産コーナーには、地酒の試飲（外部リンク）ができるお店もあるので、味を確かめてから購入するのもいいですね。

長く使える記念品！北海道らしい「木彫り」や「アイヌ民芸品」

食べ物系のお土産も魅力的ですが、形として残る「記念品」も素敵ですよね。
北海道ならではの工芸品として、伝統的な「木彫りの熊」や、アイヌ民族が作り出す美しい「アイヌ民芸品」は、家に飾ったり、実用的に使ったりできる、価値あるお土産です。

定番の木彫りの熊が進化している！

昔ながらの「鮭をくわえた木彫りの熊」は、今や北海道土産の代名詞ですが、近年は伝統を受け継ぎながらも、モダンでかわいらしいデザインに進化しているんです！

• キーホルダーやマグネット：
  手のひらサイズの小さな熊のアイテムは、お土産として配りやすく、若者にも人気があります。
• 実用的な小物入れやコースター：
  熊のモチーフを活かした、普段使いできる木製品は、リビングやオフィスでさりげなく北海道を感じさせてくれます。
• 作家ものの木彫り：
  函館や旭川など、木工芸が盛んな地域には、個性的な作家さんが手がける一点ものの作品があります。予算は高くなりますが、芸術品として贈る価値がありますよ。

木製品は、重さが気になるかもしれませんが、割れる心配が少ないため、持ち運びやすいというメリットがあります。

アイヌ文化が息づく民芸品の魅力

アイヌの人々が古くから受け継いできた文化や伝統が詰まった民芸品は、北海道の歴史を感じさせる、非常に価値の高いお土産です。

アイヌの伝統的な文様「アイヌ文様（モレウ、シクなど）」には、魔除けや願いが込められており、アクセサリーや木彫りの皿、刺繍が施された小物入れなどが人気です。

アイヌ民芸品のおすすめ

アイテム	特徴	用途
木彫りのペンダント	一つ一つ手彫りで文様が施されている。	アクセサリー、ファッションアイテム
刺繍入りの巾着	美しいアイヌ文様の刺繍が特徴。	小物入れ、化粧ポーチ
イタ（木皿）	儀式などに使われる伝統的な木皿。	インテリア、記念品

これらは主に、札幌の「アイヌ文化交流センター」や、阿寒湖温泉のアイヌコタン（集落）にあるお店で購入できます。手作りのため、全く同じものは二つとないというのも、お土産としての特別感を高めてくれますね。ぜひ、現地のお店で（外部リンク）、込められた意味を聞いてみてください。

定番だけど外せない！「ジンギスカン」や「松前漬け」といった肉・加工品

「お菓子以外」のお土産を探しているなら、北海道の食文化を語る上で欠かせない「肉・加工品」も見逃せません。
特に「ジンギスカン」と「松前漬け」は、北海道の家庭の味として親しまれている定番品で、受け取った方もすぐに「北海道だ！」と感じられる力強いお土産です。

お肉好きにはたまらない！ジンギスカンの味比べセット

ジンギスカンは、専用の鍋で羊肉（ラムやマトン）を焼いて食べる料理で、北海道民のソウルフードです。

お土産として人気なのは、「タレ漬け」にされたお肉と専用タレのセットです。冷凍で販売されているので、鮮度を保ったまま持ち帰ったり、配送したりすることができます。

ジンギスカンをお土産に選ぶ際の面白いポイントは、メーカーやお店によってタレの味が全く違うことです！

• 有名メーカーのタレ：
  甘みが強く、野菜にもよく絡む、万人受けする味わいです。
• 老舗店オリジナルのタレ：
  ニンニクや生姜が効いたパンチのある味わいで、お酒が進みます。
• 肉の部位：
  柔らかい「ラム肉」か、食べ応えのある「マトン肉」かを選べることも多いです。

いくつかのメーカーやお店のタレをセットにして贈ると、「ジンギスカン食べ比べセット」として、さらに楽しいお土産になりますよ。

ご飯のお供に最高！松前漬けとその他の漬物・佃煮

松前漬けは、スルメや昆布などを醤油ベースのタレに漬け込んだ、北海道伝統の郷土料理です。
ご飯のお供としてはもちろん、お酒の肴としても最高で、食卓に彩りを添えてくれる優秀なお土産です。

松前漬けも、お店によって昆布やスルメの量、味付けが異なり、特に数の子が入った豪華な「数の子松前漬け」は、お正月などにも喜ばれる高級お土産として人気があります。

松前漬け以外にも、北海道産の鮭を使った「鮭フレーク」や、ニシンを使った「にしん漬け」など、海産物を加工した美味しいご飯のお供がたくさんあります。

北海道産の「ご飯のお供」加工品

商品名	主な原料	保存方法
松前漬け	スルメ、昆布、数の子	冷蔵（商品による）
鮭フレーク	北海道産鮭	常温または冷蔵
いかの塩辛	いか、塩	冷蔵
昆布の佃煮	厚岸産昆布など	常温

これらの加工品は、日持ちするものが多いので、旅の最終日にまとめて購入しても安心です。

ジンギスカンセットや松前漬けは、大手通販サイト（外部リンク）でも購入可能ですが、現地でしか手に入らない限定パッケージや、試食をして選べる楽しさは、やはり現地購入の醍醐味ですよね。

買う場所はどこ？空港・駅・デパートそれぞれの特徴と品揃え

「お菓子以外のお土産、どこで買おうかな？」と悩む方もいるでしょう。
北海道には、新千歳空港や札幌駅などの主要スポットから、地元密着のデパートや市場まで、様々な購入場所があり、それぞれ特徴や品揃えが異なります。

新千歳空港・札幌駅は最後の砦！利便性重視ならココ

時間がない方や、生鮮食品の配送手続きをまとめて行いたい方にとって、新千歳空港と札幌駅の周辺は最高の購入場所です。

• 新千歳空港：
  国内最大級のお土産フロアがあり、北海道の有名店がほぼ全て揃っています。配送カウンターも充実しており、その場でカニや魚介類、野菜などを発送する手続きが可能です。レトルトや地酒の限定セットも豊富です。
• 札幌駅（エスタ・大丸など）：
  駅直結のデパートや商業施設のお土産コーナーは、アクセスが抜群です。特にデパートの地下食品街では、地元デパート限定の高級食材や有名店の惣菜なども見つかります。

これらの場所は、品揃えは豊富ですが、商品の価格はやや高めに設定されていることが多いのがデメリットです。

市場・道の駅は鮮度と価格重視！掘り出し物が見つかる

旅の醍醐味として、市場や道の駅巡りは欠かせません。ここでは、生産者から直接買い付けた新鮮でリーズナブルな商品や、地元限定の加工品が見つかります。

市場（例：二条市場、函館朝市）：
早朝から開いており、カニやいくら、ホタテなどの海産物が豊富です。活気あふれる雰囲気も魅力で、試食を楽しみながら購入できます。価格交渉ができる場合もありますが、まずは店員さんに相談してみましょう。

道の駅（Michi-no-Eki）：
地元の野菜、果物、乳製品、そしてその道の駅がある地域限定の特産品が並びます。特に旬の野菜は、驚くほど安く手に入ることもあります。

モモストア的おすすめは、旅の序盤に市場や道の駅で掘り出し物を探し、足りないものや発送が必要なものを空港で揃えるという「ハイブリッド戦略」です！

賢く選ぶ！オンライン通販と現地購入のメリット・デメリット

最近では、北海道の美味しいものをオンライン通販（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど）でも手軽に購入できるようになりましたよね。
「お土産は現地で買うべきか、それとも通販で済ませるべきか？」という疑問にお答えするため、それぞれのメリットとデメリットを比較します。

現地購入の最大のメリットは「鮮度」と「体験」

現地で購入する最大のメリットは、何と言っても「鮮度」と「体験」です。

• 鮮度と品質：
  市場や直売所では、「朝採れ」や「水揚げされたばかり」の、最高の状態の商品を選べます。特に生鮮食品に関しては、現地購入が圧倒的に有利です。
• 試食とお店の人との会話：
  試食をして納得してから購入できるのは、現地ならでは。お店の人との会話から、商品の美味しい食べ方や裏話を聞けるのも貴重な体験です。
• 限定品の発見：
  オンライン通販には出回らない、地域限定の小さな工房のチーズや、地元のお酒など、旅の記憶に残る一品に出会えます。

デメリットとしては、荷物になること、そして配送手続きの手間がかかることが挙げられます。

オンライン通販は「比較」と「利便性」が魅力

一方、オンライン通販で北海道のお土産を購入することにも、大きなメリットがあります。

メリット：

• 荷物にならない：
  帰りの荷物の重さを気にする必要がありません。自宅や贈りたい相手の家に直接送れるので、手間がかかりません。
• 価格比較が容易：
  Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、同じ商品でも価格や送料を比較しながら、一番お得なものを選べます。
• 事後購入が可能：
  旅行中に買い忘れたものや、もっと欲しくなったものを、帰宅後にゆっくり選んで注文できます。

デメリットは、商品の品質を直接目で見て確認できないこと、そして鮮度の高い生鮮食品の取り扱いが限定的になる点です。

結論として、モモストアからのアドバイスは、「旅の記念になる特別な一品は現地で、何度も買いたい定番品や重いものは通販で」という使い分けが一番賢い方法だと思いますよ。

【注意点】生鮮食品の持ち帰りで失敗しないための梱包と配送方法

海産物や乳製品、旬の野菜といった生鮮食品は、北海道土産の醍醐味ですが、持ち帰りや配送に失敗すると、せっかくの新鮮さが台無しになってしまいます。
ここでは、失敗を避けるための具体的な梱包と配送のテクニックをご紹介しますね。

冷蔵・冷凍品は「クール便」を迷わず使う

カニ、いくら、生ウニ、チーズ、バター、生ラーメンなどの要冷蔵・冷凍品は、必ず「クール便」を利用しましょう。

• 冷凍便（マイナス15℃以下）：
  カニやいくらなどの冷凍海産物、冷凍ジンギスカンはこれを選びます。解凍後の品質が保たれます。
• 冷蔵便（0℃〜10℃）：
  生麺、一部の乳製品、生の野菜などがこれに該当します。夏場は特に、クール便を使わないと痛む可能性が高いので注意が必要です。

空港や市場の配送カウンターでは、商品に適したクール便を案内してくれますが、自分で梱包する場合は「保冷剤と断熱材」をセットにする必要があります。特に、冷凍品と冷蔵品を一つの箱に入れるのはNGですよ！

手荷物で持ち帰る場合の賢いパッキング術

少量だけ手荷物として持ち帰りたい場合は、以下の点に注意してください。

生鮮食品の手荷物持ち帰り術

アイテム	持ち帰り方法	ポイント
チーズ・バター	保冷バッグ＋保冷剤	長時間の場合は諦めて配送に
生麺・レトルト	常温でOK	衝撃で箱が潰れないように配慮
アスパラ・野菜	新聞紙で包み、通気性の良い袋に	土や泥は落としておくこと

飛行機の場合、機内持ち込み手荷物には液体物の制限があるので、生ウニのような「液状に近いもの」は、事前に航空会社のルールを確認するか、確実に預け入れ手荷物にするか、配送するのがおすすめです。

配送手続きは、新千歳空港の配送受付カウンター（ヤマトや佐川など）でまとめて行うと非常にスムーズです。早めに手続きを済ませて、身軽になってからフライトに備えましょう！

意外な穴場を発見！地元スーパーや道の駅で見つける限定品

観光客向けのお土産屋さんだけでなく、地元の人が普段から利用している「スーパー」や、旅の休憩に立ち寄る「道の駅」には、隠れた名品やお土産にぴったりの限定品が眠っています。

地元スーパーで探す限定「調味料」と「加工品」

札幌市内の「コープさっぽろ」や「ラルズ」といった地元のスーパーには、観光客向けのお土産屋さんにはない、北海道でしか売られていない調味料や加工品がたくさんあります。

スーパーで見つけるべき掘り出し物

• 地元の醤油・味噌：
  北海道産の豆や麹で作られた、地元のメーカーの醤油や味噌は、日々の料理の味を格上げしてくれます。
• 道産牛乳を使ったパンやヨーグルト：
  消費期限が短いものが多いため、地元でしか消費されない濃厚な乳製品を探すことができます。
• 魚介系の缶詰：
  サバ缶、サンマ缶など、北海道で水揚げされた魚を加工した缶詰は、常温保存ができ、日持ちもするのでお土産に最適です。

特に、スーパーの「地元産コーナー」や「特産品コーナー」をチェックしてみてください。地元民の視点で選ばれた本当に美味しいものが見つかるはずです。

道の駅は「個性」の宝庫！限定ソフトクリームもチェック

北海道には、数多くの道の駅があり、それぞれが地域の特色を活かした特産品を販売しています。

例えば、ニセコ地方の道の駅では牛乳やチーズ、海沿いの道の駅では海産物など、その場所ならではの限定品が見つかります。

また、道の駅といえば「ソフトクリーム」を忘れてはいけません。夕張メロン味やハスカップ味など、季節や地域限定のソフトクリームは、旅の思い出としても最高です。残念ながらソフトクリームはお土産にはできませんが、その味をヒントに、同じ味のレトルトやジャムを探すのも楽しいですよ。

お土産を選ぶ際は、地元のスーパーや道の駅を巡ることで、より深く北海道の食文化（外部リンク）に触れることができます。ぜひ、少し時間をとって立ち寄ってみてくださいね。

モモストアが教える！お土産を渡すときに添えたい一言

最高のお土産を選んだら、最後は「どう渡すか」も重要になってきます。
ちょっとした一言を添えるだけで、お土産の価値はぐっと上がり、相手の喜びも倍増しますよ。
特に、お菓子以外の実用的なお土産を渡す際に役立つ「モモストア流・気の利いた一言」をご紹介します。

相手に合わせた「特別感」を伝える一言

選んだ理由や、商品の背景にある物語を添えることで、ただの品物ではなく、「あなたのために選んだ」という特別感が伝わります。

• 海産物の場合（カニ、いくらなど）：
  「これは市場で漁師さん直伝の食べ方を聞いてきたんだ。ぜひ試してみてね！」
• クラフトビール・地酒の場合：
  「これは○○（地名）の小さな醸造所で作られた限定品なんだ。ビール好きな君に飲んで欲しくて、重かったけど頑張って運んできたよ！」
• 木彫り・民芸品の場合：
  「この模様には魔除けの意味があるんだって。良いことがありますように、って願いを込めて選んだよ。」
• 野菜・果物の場合：
  「朝採れアスパラ！とにかく甘いから、まずは焼かずに生でかじってみて。」

このように、具体的な情報やエピソードを添えると、会話が弾み、楽しい時間も共有できます。

渡し方で気をつけたいポイント

お菓子以外の「グルメ系」のお土産を渡す際は、特に以下の点に配慮しましょう。

お土産を渡す際の配慮

配慮ポイント	対処法	NG例
保存方法	「要冷蔵だよ」と必ず伝える。	「多分大丈夫」と曖昧に伝える
調理方法	「このスープカレーはご飯にかけてね」と簡単に説明する。	「作り方は箱に書いてあるから」と突き放す
タイミング	相手がすぐに冷蔵庫に入れられるタイミングで渡す。	渡してすぐに長時間のおしゃべりを始める

生鮮食品を渡す際は、小さな保冷バッグに入れて渡すなどの心遣いがあると、さらに印象が良くなります。

北海道でしか買えない「お菓子以外」のお土産は、単なる品物ではなく、あなたの旅の思い出と、相手を想う気持ちが詰まった素敵な贈り物です。この記事が、あなたのお土産選びの助けになれば、モモストアも嬉しい限りです！最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました！