薬局で買える!おすすめ保湿ローションの選び方と販売場所を徹底解説

薬局で買える!おすすめ保湿ローションの選び方と販売場所を徹底解説

「ローションが急に必要になったけど、近くの薬局で売っているかな?」と探している方は多いのではないでしょうか?
もちろん、薬局は保湿ローションの主要な販売場所の一つですが、売り場がどこにあるか、どんな種類があるか迷いますよね。
この記事では、薬局でローションを見つける具体的な方法から、肌質や目的に合わせたおすすめ商品の選び方、さらにはお得に購入するための裏ワザまで、筆者モモストアが徹底的に解説します!

・薬局のローションはどこに売ってる?主要な販売コーナーをチェック!
・ドラッグストアで手に入る人気ローションメーカーと価格帯
・【肌悩み別】薬局ローションの上手な選び方をモモストアが伝授!
・乾燥肌・敏感肌におすすめの「高保湿ローション」5選
・ニキビ・肌荒れ対策に!薬局で買える「さっぱり系ローション」
  1. 薬局のローションはどこに売ってる?主要な販売コーナーをチェック!
    1. ボディ用ローションとフェイス用化粧水の違いと売り場
      1. ボディ用ローションの販売場所
      2. フェイス用化粧水(ローション)の販売場所
  2. ドラッグストアで手に入る人気ローションメーカーと価格帯
    1. 人気メーカーの勢力図と代表的な商品
    2. 価格帯の傾向と賢い選び方
  3. 【肌悩み別】薬局ローションの上手な選び方をモモストアが伝授!
    1. 乾燥肌・インナードライなら「セラミド」と「ヒアルロン酸」
    2. 敏感肌・肌荒れしやすいなら「低刺激設計」と「医薬部外品」
    3. ニキビ・脂性肌なら「さっぱり」と「ビタミンC誘導体」
  4. 乾燥肌・敏感肌におすすめの「高保湿ローション」5選
    1. キュレル 潤浸保湿 化粧水 III(とてもしっとり)
    2. ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローション II(もっとしっとり)
    3. 無印良品 化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ(大容量)
    4. セタフィル モイスチャライジングローション(大容量ポンプ)
    5. ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー(大容量)
  5. ニキビ・肌荒れ対策に!薬局で買える「さっぱり系ローション」
    1. 油分をカット!「アクネケア」特化ローション
    2. インナードライにも効く「ビタミンC誘導体」ローション
  6. プチプラなのに優秀!1,000円以下で買えるコスパ最強ローション
    1. 全身に使える!大容量ローションの決定版
    2. プチプラで高機能!「美容液級」の隠れた名品
  7. ベビー用ローションは大人も使える?薬局での取り扱いと特徴
    1. 大人がベビーローションを使うメリット
    2. 薬局で人気のベビーローションブランド
  8. ローションのテスターはどこで試せる?購入前の確認ポイント
    1. テスターは主に2種類の場所に設置されている
    2. テスターを試す際の「賢い」確認ポイント
  9. 薬局以外でローションが買える意外な販売店とメリット
    1. コンビニエンスストア(セブンイレブン・ローソン・ファミマなど)
    2. スーパーマーケット(イオン・イトーヨーカドーなど)
    3. バラエティショップ(ロフト・東急ハンズ・PLAZAなど)
    4. ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)
  10. 薬局ローションを最安値で手に入れる!お得な購入方法とタイミング
    1. お得に購入するための3つの裏ワザ
    2. 狙うべき「購入タイミング」
  11. 買う前に知っておきたい!ローションの正しい塗り方と効果を高めるコツ
    1. 【基本】手のひらで「温めて」から「押し込む」
    2. 効果を2倍にする「ローションパック」のコツ
  12. ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)でのローション購入がおすすめな理由
    1. ネット通販の3大メリット
    2. Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの使い分け
      1. Amazonでの購入
      2. 楽天市場での購入
      3. Yahoo!ショッピングでの購入
  13. 薬局でローションを買う時の「ちょっと気になる」Q&A
    1. Q1: 薬局のローションって使用期限はあるの?
    2. Q2: ボディローションとフェイス用化粧水を兼用してもいい?
    3. Q3: 薬局で買える「レチノール入り」ローションって効果ある?
    4. Q4: 化粧水と乳液、どちらか一方だけならどちらを優先すべき?
  14. ローションの選び方を変える!肌タイプ別おすすめローションと成分
    1. 普通肌・混合肌向けローション
    2. 乾燥肌・超乾燥肌向けローション
    3. 敏感肌向けローション
    4. 脂性肌・ニキビ肌向けローション
  15. ローションで解決できない肌悩みには?薬局で探せるプラスワンアイテム
    1. ブースター美容液(導入液)
    2. シートマスク・パック
    3. 保湿クリーム・バーム(フタの役割)
    4. 美白美容液(ビタミンC・アルブチン)

薬局のローションはどこに売ってる?主要な販売コーナーをチェック!

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「薬局」と一言で言っても、店舗の規模やレイアウトはさまざまですよね。ローションを探しに行ったはいいけど、どこにあるのか分からず、店員さんに聞くのもちょっと面倒…なんて経験はありませんか?
実は、ローションは一カ所にまとめて置かれているとは限らず、その種類によっていくつかのコーナーに分散していることがほとんどです。

ボディ用ローションとフェイス用化粧水の違いと売り場

ローションには大きく分けて「ボディ用」と「フェイス用(化粧水)」の2種類があります。
この2つが同じ場所に陳列されていることは稀なので、探している種類に応じて売り場を変える必要があります。

ボディ用ローションの販売場所

ボディローションは、主に体を保湿するためのものです。見つけるポイントは以下の通りです。

  • ボディケア用品コーナー:ハンドクリーム、ボディソープ、入浴剤などが並んでいる棚の近く。一番見つけやすいメインの場所です。
  • ベビー用品コーナー:ジョンソン&ジョンソンやピジョンなどのベビーブランドのローションは、おむつや粉ミルクと一緒に置かれていることがあります。ベビー用は敏感肌の大人にも人気なので要チェックですよ。
  • 日焼け止め・虫除けコーナー:季節によっては、アフターサンケア用品として一時的にこのコーナーの近くに置かれることもあります。

大型店舗であればあるほど、これらのコーナーは離れていることが多いので、まずは「ボディケア」の棚を探してみましょう。

フェイス用化粧水(ローション)の販売場所

顔に使用する化粧水(一般的にローションと呼称されることもあります)は、化粧品コーナーに集中しています。

  • 基礎化粧品コーナー:乳液、美容液、クレンジング剤などと一緒です。これはスキンケアのメインコーナーなので、まずここを探せば間違いありません。
  • カウンセリング化粧品(専門ブランド)コーナー:資生堂やカネボウなどの高級ラインの化粧品が並ぶ、専門の販売員さんがいるエリアです。こちらは鍵付きの棚や、少し高級感のある別の棚に陳列されていることが多いです。
  • プチプラコスメコーナー:ハトムギ化粧水など、大容量で安価なローションは、シートマスクやオールインワンジェルと一緒に、棚の下段や端の方に積まれていることがあります。

特に、フェイス用は「化粧水」や「トナー」という名前で陳列されていることが多いので、ローションという言葉だけにこだわらず、幅広い商品名を見て探してみてくださいね。

ちなみに、店舗の入り口付近には「今週のおすすめ」「特売品」としてローションが並んでいることもあるので、お店に入ったらまずチェックするのもおすすめです。
もしどうしても見つからなければ、勇気を出して店員さんに「ローションはどこですか?」と聞いてみるのが一番早いですよ!

ドラッグストアで手に入る人気ローションメーカーと価格帯

薬局やドラッグストアの魅力は、なんといっても手軽さと商品の多様性です。ハイブランドのデパートコスメとは違い、手に取りやすい価格帯で効果も期待できる、いわゆる「プチプラコスメ」や「優秀な医薬部外品」が豊富に揃っています。
ここでは、薬局でよく見かける人気ローションメーカーと、購入時に参考になるおおよその価格帯について、モモストアが分析した結果をご紹介します。

人気メーカーの勢力図と代表的な商品

薬局のローション売り場は、特定の人気メーカーが棚の大部分を占めている傾向があります。これらのメーカーを知っておけば、「どれを選べばいいか分からない…」という悩みはかなり解消されますよ。

メーカー名(ブランド) 代表的な商品カテゴリ 価格帯の目安(mlあたり) 主な特徴
ちふれ(Chifure) 化粧水、乳液 低価格(¥1~¥2/ml) 無香料・無着色、シンプル設計、高いコストパフォーマンス。
セザンヌ(CEZANNE) 化粧水、オールインワン 低価格(¥1~¥3/ml) 大容量で惜しみなく使える、高品質な成分配合。
キュレル(Curél) 敏感肌用化粧水・乳液 中価格(¥5~¥10/ml) 乾燥性敏感肌向け、セラミド機能成分配合、皮膚科医推奨。
ミノン(MINON) アミノ酸系保湿剤 中価格(¥6~¥12/ml) アミノ酸に着目、低刺激設計、肌あれ防止。
セタフィル(Cetaphil) ボディローション、クリーム 大容量低価格(¥0.5~¥1.5/ml) 大容量ポンプタイプが人気、全身保湿、海外発の皮膚科推奨ブランド。

特に注目すべきは、価格の安さだけではなく、品質と安全性を両立させているメーカーが多いという点です。例えば、キュレルやミノンは「医薬部外品」として、特定の有効成分の配合を認可されており、肌トラブルに悩む方から絶大な支持を得ています。

価格帯の傾向と賢い選び方

薬局のローションは、数百円のプチプラから、数千円の少し高価なものまで幅広く揃っていますが、賢い選び方の基準は「mlあたりの価格」です。

  • プチプラ帯(~1,000円台):ハトムギ化粧水や大容量のボディローションなど。顔から体まで全身にバシャバシャ使いたい時や、拭き取り化粧水として使うのに最適です。成分はシンプルですが、基本的な保湿力は確保されています。
  • ミドルレンジ帯(2,000円~3,500円):敏感肌用の医薬部外品や、特定の美容成分(ビタミンC誘導体、レチノールなど)が配合された機能性ローションが中心。特に肌悩みに特化したケアをしたい場合におすすめの価格帯です。

筆者モモストアとしては、「プチプラの大容量ローションでたっぷり水分補給」してから、「ミドルレンジのローションを気になる部分に重ね付け」するという使い分けを推奨しています。これなら、高い化粧水をケチって使うよりも、高い保湿効果とコストパフォーマンスの両方を実現できますよ。

【肌悩み別】薬局ローションの上手な選び方をモモストアが伝授!

薬局のローション売り場に立つと、種類の多さに圧倒されてしまいますよね。「乾燥肌にはどれが良いの?」「ニキビができやすいけど、さっぱり系で大丈夫?」と、自分の肌に合う一本を見つけるのは至難の業です。
しかし、選び方のコツさえつかめば、失敗する確率はぐっと下がります。ここでは、肌悩みと成分の視点から、薬局ローションの上手な選び方をモモストアが徹底解説します!

乾燥肌・インナードライなら「セラミド」と「ヒアルロン酸」

乾燥肌の方にとって、ローション選びで最も重視すべきは「どれだけ肌の水分を抱え込み、逃がさないか」という点です。特に注目すべき成分はこの2つです。

  • セラミド(ヒト型セラミド):肌にもともと存在する保湿成分で、細胞の間を埋めてバリア機能の主役を担っています。外部刺激から肌を守り、水分をがっちりキープする働きがあります。特に「セラミドAP」「セラミドNG」といった「ヒト型」の表記があるものがおすすめです。
  • ヒアルロン酸:自分の重さの約6,000倍の水分を抱え込めると言われる高分子成分です。肌の表面で水分を保持し、塗った瞬間の「うるおい感」を生み出します。

これらの成分は、キュレルやミノン、セタフィルなどの敏感肌向けブランドのローションに多く配合されています。少し価格が高くても、これらの成分がパッケージに明記されているものを選ぶのが、乾燥肌改善への近道です。

敏感肌・肌荒れしやすいなら「低刺激設計」と「医薬部外品」

肌がデリケートで、新しい化粧品を試すのが怖いという敏感肌の方には、「肌に優しい設計」がされていることが絶対条件です。

  • フリー処方:無香料、無着色、アルコールフリー(エタノールフリー)、パラベンフリーなどの「○○フリー」表記が多いものを選びましょう。成分数が少ないほど、肌に合わない成分に出会うリスクを減らせます。
  • 医薬部外品:パッケージに「医薬部外品」または「薬用」と記載されているものは、抗炎症作用を持つ有効成分(グリチルリチン酸ジカリウムなど)が一定量配合されています。肌荒れやニキビの予防・改善を目的としているため、刺激が少なく、敏感肌の方でも安心して使いやすい製品が多いです。
  • パッチテスト済み:可能であれば「アレルギーテスト済み」「パッチテスト済み」といった記載があるものを選びましょう。これは全ての人にアレルギーが起きないことを保証するものではありませんが、メーカー側が敏感肌を意識して開発した証拠です。

また、アトピー肌の方などは、ワセリンベースの「ヘパリン類似物質」が配合されたローション(処方薬に近い成分)が薬局で販売されている場合もあります。迷ったら薬剤師さんに相談できるのも、薬局購入の大きなメリットですね。

ニキビ・脂性肌なら「さっぱり」と「ビタミンC誘導体」

皮脂が多く、ニキビができやすい脂性肌や混合肌の方は、「油分」を与えすぎるのを避けたいですよね。選ぶべきポイントは以下の通りです。

  • テクスチャー:トロミが少なく、シャバシャバとした「さっぱり」タイプを選びましょう。油分をほとんど含まない、水分をメインとした処方のものが理想的です。
  • ビタミンC誘導体:皮脂の過剰な分泌を抑え、毛穴を引き締め、ニキビ跡の色素沈着を防ぐ効果が期待できる成分です。「アスコルビルリン酸」などの表記を探してみてください。
  • アクネケア成分:サリチル酸やイソプロピルメチルフェノールなど、ニキビの原因菌の殺菌や角質ケアに特化した成分が配合されているものも有効です。

さっぱりタイプでも、肌の内部が乾燥している(インナードライ)可能性があるため、さっぱり系のローションでたっぷり水分を与えた後、乳液やクリームは「ノンコメドジェニックテスト済み」の製品を薄く塗るように心がけてください。

乾燥肌・敏感肌におすすめの「高保湿ローション」5選

冬場の乾燥や、季節の変わり目の肌荒れに悩む乾燥肌・敏感肌の方にとって、ローションはただの「水分補給」ではなく、「肌の守り」そのものです。薬局で手に入る高保湿ローションの中には、デパコスにも負けない優秀な製品がたくさんあります。
ここでは、モモストアが特に自信をもっておすすめできる、薬局の高保湿ローション5つをピックアップし、その特徴を詳しくご紹介します。

キュレル 潤浸保湿 化粧水 III(とてもしっとり)

<特徴>
乾燥性敏感肌向けのブランドとして絶大な信頼を誇るキュレル。「セラミド機能成分」が配合されており、肌の必須成分であるセラミドの働きを助け、外部刺激から肌を守るバリア機能を高めてくれます。IIIはシリーズの中でも最も保湿力の高い「とてもしっとり」タイプで、冬の厳しい乾燥にも負けません。
<おすすめポイント>
弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)。低刺激に徹底的にこだわった設計なので、肌が不安定な時期でも安心して使用できます。とろみがあるテクスチャーで、肌にしっかり浸透する感覚があります。

ミノン アミノモイスト モイストチャージ ローション II(もっとしっとり)

<特徴>
アミノ酸に着目した、敏感肌・乾燥肌のためのブランドです。9種の保潤アミノ酸と2種の清透アミノ酸をバランスよく配合。角質層のすみずみまで浸透し、ふっくらとしたみずみずしい肌に導きます。こちらも「II」はしっとりとした使い心地で、保湿力が高いのが特徴です。
<おすすめポイント>
とろみがありながらベタつかず、肌馴染みが良いのが人気の理由です。ボトルデザインもシンプルで使いやすく、リピーターが多い製品です。アレルギーテスト、パッチテスト、スティンギングテスト済み(すべての方に刺激がないわけではありません)で、肌への優しさを追求しています。

無印良品 化粧水 敏感肌用 高保湿タイプ(大容量)

<特徴>
無印良品のスキンケア用品は、実は多くの薬局・ドラッグストア(併設店舗など)やネット通販で取り扱いがあります。岩手県釜石の天然水を使用した低刺激性の化粧水で、グレープフルーツ種子エキスなどの天然成分を配合しています。この「高保湿タイプ」は、シリーズで最も潤い成分を強化しており、乾燥が気になる肌をしっとりと保ちます。
<おすすめポイント>
とにかく大容量でコストパフォーマンスが非常に高いため、顔だけでなく、体全体への保湿ローションとしても活躍します。ポンプヘッドを別売りで購入すれば、さらに使い勝手が向上しますよ。お風呂上がりなどに全身にたっぷり使いたい方におすすめです。

セタフィル モイスチャライジングローション(大容量ポンプ)

<特徴>
皮膚科医も推奨する、世界中で愛されている乾燥肌・敏感肌向けのボディローションです。保湿効果の高い「ナイアシンアミド」や「パンテノール」が配合されており、肌の水分を逃がさず、24時間潤いをキープすると言われています。ポンプタイプで家族みんなで使える大容量サイズが魅力的です。
<おすすめポイント>
全身用のローションとしては異例の非常に高い保湿力を持ち、乾燥によるかゆみ対策にもおすすめです。ベタつきが少ないので、服を着る前にサッと塗っても気になりません。冬場はこれ一本あれば安心、という方も多い人気のアイテムです。

ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー(大容量)

<特徴>
「プチプラの王様」として知られるハトムギ化粧水は、その圧倒的な容量と価格の安さで、多くのユーザーに愛されています。天然植物由来の保湿成分ハトムギエキスを配合しており、肌にうるおいを与えて肌荒れを防ぎ、肌の調子を穏やかに整える効果が期待できます。
<おすすめポイント>
さっぱりとしたテクスチャーなので、乾燥肌の方は「プレ化粧水(ブースター)」として、洗顔直後の肌にたっぷり使ってから、メインの化粧水を重ね付けする使い方がおすすめです。もちろん、ボディローションとしても大活躍しますし、コットンパックにも最適です。

これらの高保湿ローションは、どれも薬局のスキンケアコーナーの目立つ場所に置いてあることが多いので、ぜひ実際にテスターを試してみてくださいね。

ニキビ・肌荒れ対策に!薬局で買える「さっぱり系ローション」

「さっぱり系ローション」というと、「保湿力が低いのでは?」と心配する方もいますが、実はニキビや肌荒れに悩む方にとって、適切なさっぱり系ローションで水分をしっかり補給し、肌の油分と水分のバランスを整えることは非常に重要です。
皮脂過多によるニキビや、マスクによる蒸れが原因の肌荒れには、油分を控えた「さっぱり」かつ「有効成分配合」のローションが効果的です。ここでは、薬局で手に入る優秀なさっぱり系ローションをご紹介します。

油分をカット!「アクネケア」特化ローション

ニキビは、毛穴に皮脂が詰まり、そこでアクネ菌が増殖することで発生します。そのため、ニキビケアローションは、余分な皮脂を抑える成分と、アクネ菌の増殖を抑える成分の両方を配合していることが多いです。

商品名(カテゴリ) 主要な有効成分 使用感 特筆すべき点
オードムーゲ 薬用ローション イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸二カリウム 非常にさっぱり(拭き取りも可) ニキビの原因菌を殺菌し、肌を清潔に保つ。長年愛される名品。
ルルルン プレシャス GREEN (バランス) L22®(植物由来の複合オイル) さっぱり、でも内側は潤う 肌の皮脂バランスを整えることに特化。シートマスクタイプもあり。
アクネスラボ 薬用ローション グリチルリチン酸ジカリウム さっぱり ニキビ肌向けに特化した処方。赤ニキビの炎症抑制をサポート。

特にオードムーゲは、「ふきとり化粧水」としても使えるのが特徴です。洗顔で落としきれなかった汚れや古い角質を優しく除去し、次に使う化粧水や美容液の浸透を助けてくれます。ニキビができやすいTゾーンや、マスクが触れるフェイスラインに使用するのがおすすめです。

インナードライにも効く「ビタミンC誘導体」ローション

ニキビができる方の多くは、実は肌の内側が乾燥している「インナードライ肌」です。肌が乾燥を察知し、過剰に皮脂を分泌してしまうことがニキビの原因となることもあります。

そのため、「さっぱり」としつつも、肌のターンオーバーを整え、皮脂バランスをコントロールする成分が必要です。その代表格が「ビタミンC誘導体」です。

  • ビタミンC誘導体は、肌の上で安定して浸透し、ゆっくりとビタミンCに変化します。
  • 主な働きは、①過剰な皮脂の抑制、②抗酸化作用、③コラーゲンの生成促進、④ニキビ跡の色素沈着の抑制、と多岐にわたります。

薬局では、「メラノCC」などのビタミンC誘導体を高濃度で配合したローションや、「ファンケル(取り扱いのある店舗)」のラインなどが手に入ります。さっぱりとした使用感で、肌荒れを防ぎながら透明感も同時に目指せるのが魅力です。さっぱり系でも、使った後に肌がつっぱるような感覚がないか、テスターで確認してから購入しましょう。

プチプラなのに優秀!1,000円以下で買えるコスパ最強ローション

スキンケアは毎日続けるものだからこそ、家計に響かない「コスパの良さ」は非常に重要ですよね。「安いと効果がないのでは?」という不安はご無用です。最近のプチプラローションは、技術の進化により、主要な保湿成分を惜しみなく配合している優秀なアイテムが本当に増えています。
ここでは、筆者モモストアが実際に使用して「これはすごい!」と感じた、1,000円以下で購入できる(または1,000円台でも大容量で結果的に低価格な)コスパ最強ローションを徹底的にご紹介します。

全身に使える!大容量ローションの決定版

1,000円以下で狙うべきは、何よりも「大容量ポンプタイプ」です。顔のスキンケアはもちろん、お風呂上がりの全身の乾燥対策として、家族全員で使える点が最大の魅力です。

商品名 容量と価格帯の目安 コスパ最強ポイント おすすめの使い方
ハトムギ化粧水 スキンコンディショナー 500ml前後 / 700円前後 ポンプ別売りでも驚異的な安さ。ハトムギエキスの鎮静効果。 コットンパック(5分間)、プレ化粧水、ボディミスト。
ニベア スキンミルク さっぱり 200g前後 / 600円前後 ジャーマンカモミールエキス配合。ドラッグストアの定番中の定番。 お風呂上がり、乾燥が気になるところに部分使い。
セザンヌ スキンコンディショナー高保湿 500ml前後 / 800円前後 ヒト型セラミド(3種)をプチプラで実現。高保湿でベタつきにくい。 乾燥肌の方の全身保湿、冷蔵庫で冷やして鎮静。

プチプラで高機能!「美容液級」の隠れた名品

ただ安いだけでなく、特定の美容成分に特化した「高機能プチプラ」も薬局では見逃せません。これは、メーカーの努力と流通コストの最適化によって実現した、まさに消費者の味方のようなアイテムです。

  • ちふれ 化粧水 しっとりタイプ:500円前後という価格ながら、ヒアルロン酸とトレハロースという優秀な保湿成分をしっかり配合。アルコールも不使用で、成分数が少ないシンプル設計。
  • 極潤プレミアム ヒアルロン液:ヒアルロン酸を数種類も配合し、まるで美容液のようなとろみと保湿力を実現。「美容液」として見れば破格の安さです。乾燥が特に気になる部分の重ね付けに最適。
  • ダイソーやキャンドゥのローション:最近では、100円ショップでも馬油やプラセンタエキスなど、一昔前は高価だった成分を配合したローションが手に入ります。驚くべき進化ですが、肌がデリケートな方は、まずは腕の内側などで試してから顔に使用することをおすすめします。

これらのローションは、安いからこそ、贅沢に「ローションパック」に使えるのが最大のメリットです。乾燥が気になる部分にコットンを貼り付け、ローションをたっぷり浸して5〜10分放置するだけで、肌の潤い感が格段にアップしますよ。

ベビー用ローションは大人も使える?薬局での取り扱いと特徴

薬局のベビー用品コーナーを覗くと、大人用とは別に、肌に優しそうな「ベビーローション」が並んでいますよね。「赤ちゃん用ってことは、敏感肌の大人にも使えるんじゃないかな?」と感じる方も多いはずです。モモストアの答えは、「はい、敏感肌の方やシンプルな保湿を求める大人に、ベビーローションは非常におすすめです!」です。
ここでは、ベビーローションが大人に人気の理由と、薬局での取り扱い状況、そして選び方のポイントについて解説します。

大人がベビーローションを使うメリット

ベビーローションは、大人のスキンケア用品にはない、独自のメリットを持っています。

メリット 詳細
低刺激設計 香料、着色料、パラベン、アルコールなどが極力排除されており、肌への負担が少ないため、大人の敏感肌やアトピー肌の方でも安心して使えることが多いです。
シンプルな保湿成分 余計な美容成分よりも、セラミド、ヒアルロン酸、ワセリンなどの基本的な保湿成分が中心。肌のバリア機能を高めることに特化しています。
大容量でコスパ良し 全身に使用することを前提としているため、ポンプタイプの大容量ボトルが多く、全身保湿に惜しみなく使えます。

薬局で人気のベビーローションブランド

ベビーローションは、大人用のローションとは別のコーナー、つまり「ベビー用品コーナー」に置いてあります。おむつや粉ミルク、離乳食などが並んでいる棚を探してみてください。

  • ジョンソン&ジョンソン ベビーローション:言わずと知れた定番。特に「微香性」や「無香性」があり、大人のリラックスタイムにも最適。
  • ピジョン ベビーローション:セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を配合し、肌へのやさしさを重視。乳液タイプもあり、好みに合わせて選べます。
  • 和光堂 ミルふわ ベビーミルキーローション:母乳に含まれる成分を参考に作られた保湿成分を配合。ベタつきにくく、夏の全身保湿にもおすすめです。
  • アトピタ 保湿UVクリーム:ベビー用スキンケアブランドの中でも、特に肌の弱い赤ちゃん向けに作られた製品は、大人の乾燥による肌荒れにも効果的と評判です。

ただし、ベビーローションはあくまで赤ちゃん用に作られているため、大人の肌の悩みに特化した「シワ改善」「美白」などの高機能な美容成分は含まれていません。大人が顔に使用する場合は、ベビーローションで水分を補給した後に、部分的に美容液やクリームを重ね付けする「ハイブリッド使い」がおすすめです。

筆者モモストアも、冬場はセタフィルやジョンソン&ジョンソンのベビーローションをお風呂上がりの「とりあえず保湿」用として愛用しています。すぐに服を着てもベタつかないので、忙しい日の時短ケアにもぴったりですよ。

ローションのテスターはどこで試せる?購入前の確認ポイント

「買って失敗したくない」「自分の肌に合うか確認したい」という時、ローションのテスターは非常に重要ですよね。特に保湿力やテクスチャーは、実際に肌に乗せてみないと分からないからです。薬局でのテスターの設置場所や、試す際に注意すべきポイントについて詳しく解説します。

テスターは主に2種類の場所に設置されている

薬局にあるローションのテスターは、主に以下の2種類の場所に設置されています。

  1. 基礎化粧品コーナーのメイン棚:ちふれ、無印良品(取り扱いがあれば)、ハトムギ化粧水など、比較的安価で多くの人が試す定番商品のテスターは、商品の陳列棚の前面や上部に置かれていることが多いです。
  2. カウンセリング化粧品コーナー:資生堂、カネボウ、コーセーなどのブランドごとの専門ブースには、それぞれのブランドのローションテスターが必ず置いてあります。こちらのテスターは、専門の販売員さんが管理しているため、試す前に声をかける必要がある場合もあります。

ただし、衛生上の観点から、ポンプ式やフタ付きのボトルタイプのローションのみテスターが用意されていることがほとんどです。衛生管理が難しいチューブタイプやボトルがむき出しの商品は、テスターがない場合が多いので注意が必要です。

テスターを試す際の「賢い」確認ポイント

テスターを手の甲にちょっとだけ塗って終わり、ではもったいないです。以下のポイントをチェックして、そのローションが本当に自分の求めているものか確認しましょう。

確認ポイント チェックすべきこと 重要度
テクスチャー(質感) サラサラの「さっぱり系」か、とろみのある「しっとり系」か?肌の上での伸びやすさはどうか? ★★★★★
ベタつき 塗布後、すぐに肌に馴染むか、しばらくベタつきが残るか?特に朝のメイク前を想定して確認。 ★★★★☆
香り(匂い) 無香料と記載されていても、原料の匂いがすることがあります。自分の好みの香りか、または気にならないかを確認。 ★★★☆☆
なじみ具合 塗ってから5分ほど経って、肌が乾燥してつっぱらないか?しっとり感が持続しているか? ★★★★★

特に香りについては、家で使ってみたら「思っていたのと違った」となりがちです。香りが気になる場合は、少し時間が経ってからの匂いの変化まで確認できると、購入後の後悔が少なくなりますよ。
また、薬局によっては、店員さんに声をかけるとサンプルパウチをいただける場合もあります。一度聞いてみる価値はあるでしょう。

薬局以外でローションが買える意外な販売店とメリット

薬局がローションのメインの販売場所であることは間違いありませんが、実は「あ、ここにも売ってた!」という意外な販売店がいくつかあります。急な外出先での購入や、薬局では見つからない特定のブランドを探している時には、これらの情報を知っておくと非常に便利です。
ここでは、薬局以外でローションが買える場所と、それぞれの場所で購入するメリットについて解説します。

コンビニエンスストア(セブンイレブン・ローソン・ファミマなど)

<買える場所>
化粧品コーナー、またはトラベル用品コーナー。
<メリット>
最大のメリットは「24時間いつでも購入可能」な点です。旅行先で化粧水を忘れた時や、夜中に急に肌荒れしてローションが必要になった時に重宝します。取り扱いは少量サイズやオールインワンジェルが多いですが、セブンイレブン限定の「雪肌粋」など、コンビニ独自の有名ブランドローションもあります。

スーパーマーケット(イオン・イトーヨーカドーなど)

<買える場所>
日用雑貨コーナーや化粧品コーナー。大型店であれば、専門店並みの品揃えがある場合も。
<メリット>
「食料品の買い物ついでに購入できる」点が魅力です。特にイオン系のスーパーでは、トップバリュブランドの低刺激ローションなど、プライベートブランド(PB)商品が充実しています。薬局よりも価格が安い場合もあるので、チラシをチェックしてみるのもおすすめです。

バラエティショップ(ロフト・東急ハンズ・PLAZAなど)

<買える場所>
化粧品コーナー。
<メリット>
薬局ではあまり見かけない、「SNSで話題の韓国コスメや自然派コスメ」のローションが豊富に揃っています。トレンドを意識したユニークな商品や、ボトルデザインがおしゃれなものが多く、新しいローションを探したい時や、友達へのプレゼントを探すのに最適です。

ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)

<買える場所>
化粧品・日用品の陳列棚。
<メリット>
なんといっても「価格の安さ」です。特に海外ブランドの大容量ローションや、型落ち品などが薬局よりも安く手に入る場合があります。ただし、商品の回転が速いため、お目当ての品が必ずあるとは限らない点は注意が必要です。

このように、薬局以外にもローションを購入できる場所はたくさんあります。それぞれのメリットを理解して、状況に応じて賢く購入先を選ぶと、ローション切れの心配から解放されますよ。

薬局ローションを最安値で手に入れる!お得な購入方法とタイミング

毎日使うローションだからこそ、「できるだけ安く手に入れたい!」と考えるのは当然ですよね。薬局は定価販売が基本ですが、実は様々な工夫をすることで、最安値に近い価格で購入することが可能です。ここでは、筆者モモストアが実践している、薬局ローションをお得に買うための裏ワザと、狙うべき購入タイミングを伝授します。

お得に購入するための3つの裏ワザ

  1. ポイントデーを狙う:多くのドラッグストア(マツキヨ、スギ薬局、ウェルシアなど)では、「ポイント〇倍デー」や「Tポイント〇倍デー」などを設けています。例えば、ウェルシア薬局では毎月20日にTポイントまたはWAON POINTが1.5倍の価値で使える日があり、実質33%オフで購入できる計算になります。急ぎでなければ、この日を狙うのが最もお得です。
  2. クーポンを活用する:
    • レシートクーポン:購入時のレシートに次回使える割引クーポンが付いていることがあります。
    • アプリクーポン:多くの薬局が独自のアプリを発行しており、「化粧品10%オフ」などのクーポンを配信しています。
    • LINEクーポン:公式LINEアカウントを友だち追加すると、割引クーポンがもらえることがあります。

    購入前に必ずアプリやレシートをチェックする習慣をつけましょう。

  3. 詰替用や大容量品を選ぶ:ローションの多くは、本体よりも詰替用の方が価格が安く設定されています。また、大容量ボトルは、少量ボトルを複数買うよりもmlあたりの単価が安くなることがほとんどです。気に入ったローションが見つかったら、迷わず大容量・詰替用を選ぶのが鉄則です。

特に、ドラッグストアのポイント制度やクーポン情報は、各社のアプリやウェブサイトで詳しく公開されているので、一度「ドラッグストア お得な日 一覧」などで検索してみることをおすすめします。

狙うべき「購入タイミング」

季節やメーカーの販売戦略によって、ローションが安くなるタイミングがあります。

タイミング 特徴 狙うべき商品
年末年始・決算期 在庫処分や年度末の売り上げ目標達成のため、大規模なセールが行われる 少し古いパッケージの製品、セット商品。
新商品発売前 モデルチェンジ前の旧製品が、在庫一掃セールとして安くなる 定番商品やロングセラー商品。
夏~秋口 さっぱり系のローションから高保湿系への切り替え時期。さっぱり系がお得になることも。 さっぱり系の化粧水や、ベビーローション。

購入の際は、これらのタイミングと、前述のポイントデーやクーポンを組み合わせることで、ローションを定価の3割から4割引きで手に入れることも夢ではありません。賢く情報を活用して、お得に潤いをゲットしましょう。

買う前に知っておきたい!ローションの正しい塗り方と効果を高めるコツ

どんなに高価で優秀なローションを使っても、その塗り方が間違っていると、期待した効果は得られません。「塗ってるのに乾燥する」と感じる方は、もしかしたら塗り方に問題があるかもしれませんよ。
ここでは、ローションの保湿効果を最大限に引き出し、肌の奥までしっかり潤いを届けるための「正しい塗り方」と、効果を高めるコツについて、筆者モモストアが解説します。

【基本】手のひらで「温めて」から「押し込む」

ローションを塗る際の基本は、「摩擦を避ける」「体温で浸透を促す」の2点です。間違った塗り方をしていると、肌に摩擦ダメージを与え、かえって肌荒れやシミの原因になることがあります。

  1. 適量を手に取る:500円玉大、またはパッケージに記載されている適量を手のひらに取ります。
  2. 両手で温める:手のひら全体にローションを広げ、軽く擦り合わせるようにして、人肌程度に温めます。冷たいローションよりも温かい方が、肌への浸透が良くなります。
  3. 顔全体に優しくなじませる:頬、額、あご、鼻の順に、温めた手のひらで顔全体を包み込むようにして優しくプレスします。絶対に擦ってはいけません。
  4. 「ハンドプレス」で浸透を促す:顔全体にローションをなじませたら、手のひらで10秒ほど顔を優しく包み込み、体温の熱と圧力で成分を「押し込む」ように意識します。

この「ハンドプレス」によって、ローションの成分が角質層の隅々まで行き渡り、肌が内側からふっくらと潤うのを感じられるはずです。特に乾燥が気になる目元や口元は、指の腹に残ったローションを優しく重ね付けしましょう。

効果を2倍にする「ローションパック」のコツ

乾燥がひどい時や、紫外線を浴びた後の鎮静には、「ローションパック」が非常に効果的です。特に大容量のプチプラローションを購入した際は、ぜひ試してみてください。

  • 使用するコットン:安価なコットンではなく、繊維が細かく、毛羽立ちにくい化粧用コットンを使いましょう。
  • パックの方法:コットンにローションをたっぷりと含ませ、3枚〜5枚に裂いて、頬、額、鼻、あごなど顔全体に貼り付けます。
  • パックの時間:5分以内で剥がしましょう。コットンが乾き始めるまで放置すると、肌の水分がコットンに吸い取られてしまい、かえって乾燥を招く「過乾燥」の状態になってしまいます。
  • パック後のケア:パックを剥がした後は、必ずすぐに美容液、乳液、クリームなどの「油分」でフタをすることを忘れないでください。ローションで補給した水分を逃がさないようにするのが、保湿ケアの最終ゴールです。

ローションパックは、特別な日の前夜だけでなく、毎日続けることで肌の水分量が安定し、肌トラブルの少ない健やかな肌へと導いてくれます。正しい塗り方をマスターして、薬局ローションの実力を最大限に引き出しましょう。

ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)でのローション購入がおすすめな理由

ここまで薬局での購入方法について解説してきましたが、実は「ネット通販」でのローション購入も、多くのメリットがあり、非常におすすめです。特に、薬局での購入とネット通販での購入を使い分けることで、より賢く、ストレスなくスキンケアを続けることができます。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要な通販サイトを利用するメリットと、上手に利用するコツを解説します。

ネット通販の3大メリット

メリット 詳細
圧倒的な品揃え 薬局では取り扱っていない海外ブランド、マイナーな自然派ブランド、そして大容量の業務サイズのローションなども豊富。比較検討が容易です。
価格比較が容易 複数のショップやブランドの価格を一瞬で比較できます。Amazonプライムデーや楽天スーパーセールなどの大型セール期間は、薬局の割引率を上回る安さになることも多いです。
重い荷物を運ばなくて済む 特に大容量のポンプ式ローションや、まとめ買いをした場合、自宅まで配達してもらえるのは非常に大きなメリット。買い物の手間が省けます。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの使い分け

通販サイトごとに特徴があるので、自分のライフスタイルや目的に合わせて使い分けるのが賢明です。

Amazonでの購入

<おすすめな人>
とにかく「早く届けてほしい」人や、プライム会員で「送料無料」の恩恵を最大限に受けたい人。
<ポイント>
定期便サービスを利用すると、さらに割引価格で購入できる場合があります。消耗品であるローションは、定期的に自動で届くように設定しておくと、買い忘れの心配がなくなります。

楽天市場での購入

<おすすめな人>
楽天ポイントを貯めている人、「楽天スーパーセール」などのイベントでお得に買い物をしたい人。
<ポイント>
お買い物マラソンなどのイベント時に購入すれば、ポイント還元率が非常に高くなります。実質的な価格は薬局よりも安くなることが多いです。ただし、ショップによって送料や発送スピードが異なるため、レビューをよく確認しましょう。

Yahoo!ショッピングでの購入

<おすすめな人>
PayPayユーザーやソフトバンク・ワイモバイルユーザーなど、TポイントやPayPayポイントを効率よく貯めたい人。
<ポイント>
「5のつく日」などの特定の日に購入すると、ポイント還元率がアップします。LOHACO(ロハコ)など、信頼性の高いストアが出店しているため、安心して購入できます。

もちろん、メルカリなどのフリマアプリでもローションは売られていますが、「品質保証」や「保管状態」に不安が残るため、筆者モモストアとしては、公式ショップや大手通販サイトの正規販売店からの購入を強くお勧めします。
薬局でテスターを試して肌に合うことを確認し、その後、ネット通販でお得に大容量サイズを購入するというのが、最も賢く、継続しやすいローション購入方法と言えるでしょう。

薬局でローションを買う時の「ちょっと気になる」Q&A

ローションを探しているお客様から、薬局の店員である筆者モモストアによく寄せられる、ちょっとした疑問や不安にお答えします。これらの疑問が解決すれば、もう薬局のローション売り場で迷うことはありませんよ。

Q1: 薬局のローションって使用期限はあるの?

A: はい、化粧品には基本的に使用期限があります。未開封の場合、ほとんどの製品は製造日から「3年」が目安とされています。ただし、これは「適切な保管状態」での話です。
一度開封してしまうと、空気や手から雑菌が混入したり、成分が酸化したりするため、「半年から1年以内」に使い切るのが理想です。特に大容量のローションは、使用期間が長くなりがちなので、開封日をボトルにメモしておくと安心ですよ。品質が劣化すると、分離したり、変な匂いがしたりすることがありますので、少しでも異常を感じたら使用を中止しましょう。

Q2: ボディローションとフェイス用化粧水を兼用してもいい?

A: 基本的には、用途に合わせて使い分けることをおすすめします。
なぜなら、ボディローションは顔の皮膚よりも厚く、皮脂腺が少ない体の皮膚に合わせて作られているため、保湿力が高すぎて顔に使用するとニキビの原因となる油分が多い場合があります。逆に、フェイス用化粧水は、顔の高い保湿力が必要なデリケートな肌に合わせて作られているため、ボディに使用するには容量が少なすぎたり、保湿力が物足りなかったりすることが多いです。
ただし、「敏感肌用の低刺激設計」のベビーローションや、大容量のハトムギ化粧水などの「プチプラさっぱり系」であれば、全身兼用しても大きな問題はないことが多いです。肌の状態に合わせて臨機応変に使い分けてみてください。

Q3: 薬局で買える「レチノール入り」ローションって効果ある?

A: はい、効果は期待できます。レチノール(ビタミンA)は、シワ改善や肌のハリ・弾力アップに非常に効果的な成分として知られており、最近では薬局でもレチノール配合のローションやクリームが増えています。
薬局で手に入るレチノール製品は、高濃度のデパコス製品に比べて濃度がマイルドに調整されていることが多いため、初めてレチノールを使う人でも「A反応」(赤みや皮むけなどの初期刺激)が出にくいというメリットがあります。まずは薬局のマイルドな製品で肌を慣らし、肌に合うようであれば、徐々に高濃度の製品にステップアップしていくのがおすすめです。
レチノールは紫外線に弱いため、使用する際は必ず日焼け止めも併用しましょう。

Q4: 化粧水と乳液、どちらか一方だけならどちらを優先すべき?

A: 肌タイプと状況によりますが、基本的には「化粧水(ローション)」を優先してください。
化粧水は肌に水分を与え、角質層を柔らかくする役割があります。肌がカラカラの状態では、その後に塗る乳液やクリームの油分がうまく馴染みません。
ただし、極度の乾燥肌の方や、オールインワンタイプのとろみのあるローションを使う場合は、乳液やクリームの油分による「フタ」の役割が非常に重要になります。忙しい朝などは、化粧水の代わりにオールインワンジェルや、乳液を先に塗り、水分と油分を同時に補給するという方法もアリです。どちらにしても、「水分」と「油分」の両方を適切に与えることが、健やかな肌を保つ秘訣ですよ。

ローションの選び方を変える!肌タイプ別おすすめローションと成分

ここまで様々なローションを紹介してきましたが、最終的に「自分の肌タイプ」に合ったローションを選ぶのが、スキンケア成功への一番の近道です。ここでは、4つの肌タイプ別に、薬局で購入すべきローションの種類と、確認すべき成分をまとめました。

普通肌・混合肌向けローション

<肌の特徴>
Tゾーンはベタつくが、Uゾーンは乾燥しやすいなど、部位によって乾燥度が異なるのが特徴です。
<選ぶべきローション>
さっぱりタイプとしっとりタイプの中間の「バランス型」「しっとり」と書かれた製品を選びましょう。
<確認すべき成分> セラミド(水分保持)、ビタミンC誘導体(皮脂バランス調整)、ヒアルロン酸(潤い補給)。

<モモストア的アドバイス>
Tゾーンにはさっぱり系のハトムギ化粧水で軽くパッティング、乾燥するUゾーンにはセラミド配合のしっとりタイプをハンドプレス、という「使い分け」が最も効果的です。

乾燥肌・超乾燥肌向けローション

<肌の特徴>
常に肌がつっぱる、カサつきやすい、粉をふくなど、水分と油分の両方が不足している状態です。
<選ぶべきローション>
「高保湿」「とてもしっとり」と書かれた、とろみの強いローション一択です。
<確認すべき成分> ヒト型セラミド(バリア機能強化)、ワセリン、ヘパリン類似物質(保湿・肌荒れ防止)。

<モモストア的アドバイス>
化粧水で水分を与えた後、乳液やクリームの油分でしっかりフタをするのが絶対条件です。化粧水は2度塗り、3度塗りをして、手のひらに肌が吸い付くような潤いを感じるまで重ね付けしましょう。

敏感肌向けローション

<肌の特徴>
外部刺激(温度変化、摩擦、紫外線など)に弱く、すぐに赤みやかゆみが出やすい状態です。肌のバリア機能が低下していることが多いです。
<選ぶべきローション>
「敏感肌用」「低刺激設計」「医薬部外品」の表記がある製品を選びましょう。刺激になる成分が入っていないか、成分表の確認が特に重要です。
<確認すべき成分> グリチルリチン酸ジカリウム(抗炎症)、アミノ酸(肌の構成成分)、無香料・無着色・アルコールフリー。

<モモストア的アドバイス>
塗る時も、コットンの使用は避け、必ず手のひらで優しく包み込むようにハンドプレスしてください。刺激を最小限に抑えることが、肌を健やかに保つポイントです。

脂性肌・ニキビ肌向けローション

<肌の特徴>
皮脂の分泌が多く、テカリやすい、毛穴が目立つ、ニキビができやすい状態です。水分不足による皮脂の過剰分泌の場合もあります。
<選ぶべきローション>
「さっぱり」「ノンコメドジェニックテスト済み」のローションを選びましょう。油分は極力避けたいです。
<確認すべき成分> サリチル酸(角質ケア)、ビタミンC誘導体(皮脂抑制)、グリチルリチン酸ジカリウム(炎症抑制)。

<モモストア的アドバイス>
油分は避けたいですが、「水分」はたっぷり補給してください。さっぱり系のローションを数回に分けて重ね付けし、油分が少ないジェル状の乳液などで軽くフタをするのがおすすめです。

ローションで解決できない肌悩みには?薬局で探せるプラスワンアイテム

ローションでしっかり保湿しても、「なんか肌の調子がイマイチ…」「乾燥小じわが気になる…」といった特定の肌悩みは、ローションだけでは解決しきれないことがあります。そんな時こそ、薬局で手軽に買える「プラスワンアイテム」の出番です。
ローションの効果をさらに高め、肌悩みにピンポイントでアプローチできる薬局の優秀アイテムをいくつかご紹介します。

ブースター美容液(導入液)

<目的>
ローションの浸透力を高める。
<詳細>
洗顔後、化粧水の前に使う美容液です。肌の角質層を柔らかくし、次に使うローションの水分がより深く、素早く浸透するのを助けます。
<薬局のおすすめ>
「無印良品 導入化粧液」や、「極潤 ハリパーフェクトゲル」などのジェル状美容液。肌に塗った後、すぐにローションを使うと、その違いに驚くはずです。

シートマスク・パック

<目的>
短時間で集中的に水分と美容成分を補給する。
<詳細>
特に乾燥がひどい日や、紫外線を浴びた後の鎮静に最適です。毎日使う必要はありませんが、週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れると、肌の水分量が格段にアップします。
<薬局のおすすめ>
「ルルルン」の各種シートマスクや、「クリアターン」の美白・高保湿パック。薬局には様々な種類のシートマスクが並んでいるので、その日の肌状態や悩みに合わせて選べます。

保湿クリーム・バーム(フタの役割)

<目的>
ローションで入れた水分を蒸発させないようにフタをする。
<詳細>
ローションの後、必ず使うべきアイテムです。特に冬場や就寝中は水分が蒸発しやすいため、油分を含むクリームやバームでしっかりコーティングすることが大切です。
<薬局のおすすめ>
「ニベア青缶」「セタフィル モイスチャライジングクリーム」などの高保湿クリームや、「ワセリン」などのバーム。これらは全身にも使えるので、コスパも最強です。

美白美容液(ビタミンC・アルブチン)

<目的>
ニキビ跡やシミ・そばかすを防ぎ、肌に透明感を与える。
<詳細>
ローションで肌を整えた後に、シミが気になる部分に集中的に塗布します。美白有効成分がメラニンの生成を抑え、透明感のある肌へと導きます。
<薬局のおすすめ>
「メラノCC 薬用しみ対策 美容液」は、ビタミンC誘導体が高濃度で配合されており、薬局の美白ケアアイテムの中でも特に人気が高い商品です。価格も手頃で続けやすいのが魅力です。

これらのアイテムをローションと組み合わせることで、薬局のプチプラ・ミドルレンジのスキンケアだけでも、デパコスに負けない高品質な集中ケアを実現することができますよ。あなたの肌悩みに合わせて、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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