BicライターJ25はなぜ見つからない?売ってない理由と代替品を徹底調査!
こんにちは、モモストアです!
「BicライターJ25が見つからない」「どこを探しても売ってない」と、お困りではないでしょうか?
特に喫煙者の方や、お線香、ろうそくなどにライターを使う方にとって、あの「着火のしやすさ」を誇るBic J25は、
まさに「神ライター」として愛用されていましたよね。私もその一人です。
この記事では、なぜ今BicライターJ25が店頭から姿を消してしまったのか、
その「売ってない」本当の理由を徹底的に深掘りします。そして、もし今すぐJ25と同じような使い心地のライターを探しているなら、
どこで買えるのか、そしてどんな代替品があるのかを詳しくご紹介していきますね!
・BicライターJ25は現在も製造・販売されているの?
・J25のようなCR機能なしライターを求める人が多いのはなぜ?
・BicライターJ25の主な販売場所だった店舗・コンビニの状況を調査!
・【確実に入手】BicライターJ25は通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で手に入る?
- BicライターJ25が「売ってない」と言われる理由は何?
- BicライターJ25は現在も製造・販売されているの?
- J25のようなCR機能なしライターを求める人が多いのはなぜ?
- BicライターJ25の主な販売場所だった店舗・コンビニの状況を調査!
- 【確実に入手】BicライターJ25は通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で手に入る?
- メルカリやヤフオク!などフリマサイトでのJ25の出品状況は?
- BicライターJ25の「代替品」として人気のおすすめライター3選
- CR機能付きライターを軽くする方法は合法?危険性は?
- J25ライターを長く愛用するためのメンテナンス術
- Bicライターの最新モデル(J26など)はJ25とどう違う?
- 廃盤ライターを見つけ出すための裏技やコツを解説!
- J25ライターに関するよくある疑問Q&A
- まとめ:BicライターJ25は「売ってない」が代替品と通販が熱い!
BicライターJ25が「売ってない」と言われる理由は何?

BicライターJ25が突然「売ってない」状態になった背景には、日本の法律が大きく関わっています。
このライターを長年愛用していた方にとっては、非常に残念なお知らせですが、主な原因は「チャイルドレジスタンス(CR)機能の義務化」にあります。
法改正によるCR機能の義務化が最大の原因!
2011年(平成23年)9月27日以降、経済産業省が定めるPSCマーク制度の対象となり、
ライターの販売にはCR機能の搭載が義務付けられました。これは、
子供による火遊びや、それに伴う事故を防ぐための非常に重要な措置です。
CR機能とは、「子供が簡単には操作できないようにする機能」のことです。
具体的には、着火ボタンを固くしたり、ロック機構を設けたりするもので、
これが従来のJ25には搭載されていませんでした。なぜなら、J25はCR機能の義務化以前から販売されていたモデルだからです。
法改正に伴い、CR機能が搭載されていないライターは、
製造・輸入・販売が原則として禁止されました。つまり、お店は店頭からJ25を撤去せざるを得なくなり、
市場に出回る在庫が激減してしまったのです。
詳細な情報や当時の経緯については、消費者庁や経済産業省のサイトで確認することができます。
チャイルドレジスタンス(CR)機能義務化の詳細はこちら
J25が廃盤になった本当の時期と背景
BicライターJ25自体が正式に「廃盤」となったのは、このCR機能義務化が直接的な引き金です。
Bic社は、法規制に対応するため、J25の生産を終了し、
代わりにCR機能が搭載された新しいモデルを市場に投入しました。
現在、コンビニなどで見かけるBicライターの多くは、
このCR機能付きの「J26」や「J38」といった現行モデルになっています。
J25は、CR機能がない分、着火レバー(フリントホイール)が非常に軽く、
手の力が弱い方や、お年寄りの方からも絶大な支持を得ていました。
そのため、法改正後に「使いにくい」「指が痛くなる」という不満の声が続出し、
J25を探し求めるユーザーが後を絶たない、という状況が生まれています。
店頭で見つからないのは、単純に人気で品薄なのではなく、
法律によって「販売できない」ライターになってしまったから、というわけですね。
BicライターJ25は現在も製造・販売されているの?
結論から申し上げると、BicライターJ25は、
現在、日本国内向けの正規ルートでは製造・販売されていません。
Bicジャパンの公式サイトを確認しても、現在ラインナップされているのは、
CR機能が搭載された「J26」「J38」「スリムライターJ39」などの現行モデルのみとなっています。
現行モデルのCR機能と旧モデルのJ25の決定的な違い
現行モデルに搭載されているCR機能は、
レバーを回すためにより強い力が必要になるか、
あるいは着火と同時にボタンを強く押し込む必要がある、という仕様になっています。
この「着火の硬さ」が、J25を愛用していた方々にとって、
「使いにくい」「指が疲れる」と感じる最大の理由です。
| モデル | CR機能 | 着火の感触 | 販売状況(日本正規) |
| Bic J25(旧型) | なし | 非常に軽い | 廃盤・販売停止 |
| Bic J26/J38(現行) | あり(PSCマーク付) | 硬い・操作に力が必要 | コンビニ・ドラッグストアなどで販売中 |
特に、お線香やお仏壇に火を灯す際など、毎日何度も使用する場面では、
この着火の硬さが大きなストレスになってしまいます。
正規ルートでJ25が店頭から消えた理由
店頭からJ25が消えたのは、前述のCR機能義務化が主ですが、
実は、法律が施行された後も、一部の店舗には旧在庫が残っていた可能性があります。
しかし、PSCマークがないライターの販売は違法となるため、
小売店は自主的に販売を停止し、残っていた在庫も回収・廃棄せざるを得ませんでした。
つまり、「売ってない」というよりは、
「売ることができない」状況になってしまったということです。
もし今、お店の棚にJ25が残っていたとしても、それは法律違反となってしまうため、
店頭での再販は絶対にあり得ない、と理解しておく必要があります。
ただし、海外ではCR機能の規制が緩い国もあります。このため、輸入された並行輸入品として、
一部のルートで「J25に近いもの」が出回っているケースもゼロではありません。
しかし、これらは日本の法律に準拠していないため、購入・使用は自己責任となります。
J25のようなCR機能なしライターを求める人が多いのはなぜ?
J25が廃盤になって10年以上経ちますが、今なお「J25ロス」に陥る人が多いのは、
単なる慣れだけではありません。J25が持っていた「ライターとしての本質的な使いやすさ」に秘密があります。
着火のしやすさ・指への負担軽減のメリット
最大の魅力は、やはり「着火が非常に軽い」ことです。
現行のCR機能付きライターは、安全のためにどうしても着火レバーが固く設計されています。
| Bic J25(旧型) | CR機能付きライター | |
| 操作に必要な力 | 約3kg(非常に軽い) | 約6kg以上(規定あり) |
| 指への負担 | ほとんどなし | 指先が赤くなったり、痛みを感じることも |
| 着火ミス率 | 低い | 慣れるまでは高い |
特に関節炎やリウマチなど、手の持病がある方、
また、長時間ライターを使う美容師さんや喫茶店のスタッフさんなどにとって、
この力の差は非常に大きく、「CR機能の硬さ=仕事の妨げ」と感じる方も少なくありませんでした。
着火動作の音や感触へのこだわり
J25が愛された理由には、機能的な側面の他に、「感性」の部分も関係しています。
- 心地よい着火音: フリント(着火石)を回す「カチッ」という音が、
現行のライターよりもクリアで心地よいと感じるユーザーもいました。 - デザイン: スリムでシンプルなデザインは、どんなシーンでも馴染み、
ポケットやポーチに入れても邪魔になりませんでした。 - 信頼性: Bicライターは、着火率が高く、ガス漏れなどのトラブルが少ないことでも定評がありました。
こうした「小さなこだわり」を満たしてくれるのがJ25だったため、
代替品を探してもなかなか満足できない、という状態になってしまうんですね。
BicライターJ25の主な販売場所だった店舗・コンビニの状況を調査!
かつてJ25が主力商品として並んでいたお店は、現在どうなっているのでしょうか?
主な販売場所だったコンビニ、スーパー、ドラッグストアの現行ライターのラインナップを調査しました。
主要コンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)の現行ライターのラインナップ
現在、主要なコンビニエンスストアで販売されているライターは、
すべてPSCマークが付いたCR機能付きの製品です。J25は取り扱いがありません。
多くのコンビニで取り扱われているのは、以下のブランドです。
- Bic(ビック): J26、J38などのCR機能付きモデル
- 東海(チャッカマンなど): ターボライターや、CR機能付きのPSCマーク製品
- 100円ライター系: オリジナルブランドや、PSCマーク付きの低価格ライター
特に、コンビニは商品の回転が非常に速いため、廃盤になったJ25の旧在庫が残っている可能性はゼロに近いです。
もし見かけたとしても、それはPSCマークのない「販売禁止商品」であるため、
店員さんに声をかけても売ってもらうことはできません。
コンビニでライターを購入する際は、
「着火が硬いのはCR機能のため」と割り切って、現行品から選ぶことになります。
ドン・キホーテやドラッグストアでの取扱いの実情
「ドン・キホーテのようなディスカウントストアなら、古い在庫があるのでは?」
と期待する方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら状況は同じです。
ドン・キホーテやスギ薬局、マツモトキヨシなどのドラッグストアも、
日本国内で合法的に商品を販売している以上、
CR機能のないライターを陳列・販売することはできません。
| 店舗カテゴリー | J25の取り扱い | 現行で買えるもの |
| コンビニ | なし | Bic J26/J38、東海製品など(CR機能付) |
| ドラッグストア | なし | 上記に加え、お得な複数パックが多い |
| ディスカウントストア(ドンキ) | なし | デザイン性の高いライターやターボライターなど(CR機能付) |
これらの店舗では、J25を探すのではなく、
CR機能付きの中でも「比較的着火しやすい」と評判の代替品を探すのが現実的です。
(代替品については、この記事の後半で詳しくご紹介しますね!)
【確実に入手】BicライターJ25は通販(Amazon・楽天・Yahoo!)で手に入る?
店頭では「売ってない」BicライターJ25ですが、通販サイトではどうでしょうか?
結論から言うと、「手に入る可能性はあるが、注意が必要」です。
ECサイトでの「旧型」J25の購入方法と注意点
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、
「Bic J25」で検索すると、いくつか商品がヒットすることがあります。
購入時の注意点(非常に重要!)
- CR機能の有無を確認: 商品説明に「CR機能なし」と記載されていても、それが本当に旧型のJ25であるか、
あるいは海外向けのCR機能が緩い並行輸入品であるかをよく確認しましょう。
「PSCマークなし」と記載されている場合は、日本国内での販売は違法となります。 - 価格相場を確認: 廃盤品であるため、通常のライターよりも価格が高騰している場合があります。
あまりに高額な場合は、購入を見送ることも検討しましょう。 - 並行輸入品のリスク: 海外からの並行輸入品は、日本のBicジャパンのサポート対象外となることがほとんどです。
故障や不良品があった場合、対応してもらえないリスクがあることを理解しておきましょう。
特に、大量にまとめ売りされているものは、海外向けの商品である可能性が高く、
日本の規制対象外のものかもしれません。
購入する際は、販売者の評価をよく確認し、納得した上で購入してください。
並行輸入品と中古品の現状とリスク
ECサイトで出回っているJ25の多くは、以下のいずれかです。
並行輸入品(CR機能なし、または緩い)
CR規制のない国や、規制が緩い国で販売されているBicライターを、
業者が輸入して販売しているケースです。
型番はJ25ではなく、それに近い型番であったり、海外仕様のパッケージであったりします。
リスク:
- 日本の法律(PSCマーク)の対象外であること。
- ガス漏れなどがあった場合の保証がないこと。
中古品(デッドストックや個人放出)
過去に購入したJ25の旧在庫を、個人がフリマサイトやオークションで出品しているケースです。
こちらは「売ってない」J25そのものですが、以下のリスクがあります。
リスク:
- ライターは基本的に消耗品であり、ガスが抜けていたり、着火石が劣化している可能性があること。
- 中古品であるため、衛生面や状態に不安があること。
どのルートで入手するにしても、「新品の正規J25は存在しない」という事実を念頭に置いて、
慎重に検討することが大切です。
メルカリやヤフオク!などフリマサイトでのJ25の出品状況は?
店頭や大手ECサイトでは見つからないJ25も、
個人売買が中心のフリマサイトやオークションサイトでは、
しばしば「お宝」として出品されています。
フリマサイト利用のメリットと価格相場
フリマサイト(メルカリ、ラクマ、PayPayフリマなど)やオークションサイト(ヤフオク!)の最大のメリットは、
「デッドストック」と呼ばれる旧型・未使用のJ25に出会える可能性があることです。
価格相場の傾向
Bic J25は、廃盤品であるため、定価よりも高い価格で取引される傾向にあります。
- 新品・未使用(10本パックなど): 定価の2〜5倍程度(非常に高騰していることも)
- 中古・残量あり: 状態や残量にもよりますが、1本あたり数百円〜取引されています。
- 限定色・珍しい柄: コレクターアイテムとして、さらに高値がつくこともあります。
特に「CR機能なし」を強調した商品名や説明文がついているものが、
J25愛用者にとっては狙い目となります。
トラブルを避けるための出品者チェックポイント
フリマサイトでの個人売買は、トラブルのリスクもゼロではありません。
安全にJ25を入手するために、以下のポイントをチェックしましょう。
| チェックポイント | 確認内容 | 推奨行動 |
| 出品者の評価 | 「非常に良い」や「良い」の評価が95%以上あるか。 | 悪い評価の内容を確認し、特に「商品説明と違う」「梱包が雑」といったコメントがないか注意。 |
| 商品の状態 | 写真で商品の状態が鮮明に確認できるか。 | 「ガス残量」「着火石(フリント)の状態」について、コメント欄で質問してみましょう。 |
| ライターの梱包 | ライターの発送に関する規約を守っているか。 | ガス抜き処理(空の状態)をしているか、危険物として適切な梱包を記載しているかを確認。 |
ライターは危険物であり、発送には各フリマサイトや運送会社のルールがあります。
出品者がそのルールを守っているかを確認することも、安全な取引の第一歩です。
メルカリなどの危険物に関するガイドラインもチェックしてみてください。
BicライターJ25の「代替品」として人気のおすすめライター3選
「もうJ25を探すのは疲れた」「すぐに着火しやすいライターが欲しい」という方のために、
J25の代わりとして、多くのユーザーから「着火が軽い」と評判のライターを厳選してご紹介します。
おすすめ代替品A:CR機能が緩めのフリント式ライター
CR機能が義務付けられたとはいえ、メーカーや製品によって、
着火に必要な力には微妙な差があります。その中でも、比較的軽いと言われるのが以下の製品です。
1. S.T. Dupont(エス・テー・デュポン)のフリントライター
使い捨てではない高級ライターですが、デュポンなどのガスライターは、
着火ローラーを回す操作感と軽さが、J25のフリント式に近いと評価するユーザーもいます。
初期費用はかかりますが、メンテナンスをすれば長く愛用できます。
メリット:
- 着火音が心地よい(「キーン」という独特の開閉音も魅力)
- 着火ローラーが軽く回しやすい
- 高級感があり、所有欲を満たしてくれる
デメリット:
- 価格が非常に高い
- 定期的なガス補充、フリント交換が必要
「使い捨てにこだわらない」「一生モノが欲しい」という方には、
CR規制のないフリント式高級ライターを検討するのも一つの手です。
おすすめ代替品B:着火しやすい電子式(着火ボタン式)ライター
フリント式(着火石を回すタイプ)の硬さが嫌な場合は、
着火ボタンを押すだけで火がつく「電子式(ピエゾ式)」のライターを選ぶのも有効です。
2. 東海 プレス着火ライター
Bic J25と並んで愛用者が多いのが、東海の製品です。
電子式ライターは、フリント式のように力を込めてローラーを回す必要がなく、
ボタンを押す「力」は必要ですが、「回す力」は不要です。
特徴:
- 着火が安定している
- 比較的安価で入手しやすい
- CR機能付きであっても、フリント式より指への負担が少ないと感じる人が多い
ただし、ボタン式にもCR機能が搭載されているため、
「軽い」というよりは、「フリント式特有の指の痛みがない」という点で代替品となります。
おすすめ代替品C:レトロなオイルライター
J25のような「フリント式」の操作感にこだわりたい場合は、
オイルライターが究極の代替品と言えます。
3. Zippo(ジッポー)などのオイルライター
オイルライターは、CR機能の対象外です(タバコ用ライターのCR機能義務化は、ガスライターが主な対象)。
そのため、着火操作は非常に軽く、フリントホイールを回す感触もJ25に近いものがあります。
メリット:
- 着火が軽い、操作感が良い
- 風に強く、アウトドアでも使いやすい
- 半永久的に使える(オイルとフリントを補充すればOK)
デメリット:
- オイルの補充が必要(手間がかかる)
- オイル特有の匂いがある
使い捨てライターほどの気軽さはありませんが、
着火の軽さを最優先するなら、オイルライターはぜひ検討すべき選択肢です。
CR機能付きライターを軽くする方法は合法?危険性は?
現行のCR機能付きライターが硬すぎるため、インターネット上では、
「CR機能を解除する方法」や「ライターを改造して軽くする方法」が紹介されていることがあります。
しかし、モモストアではこれらの行為は絶対におすすめしません。
CR機能解除の具体的なやり方とその危険性
CR機能付きライターの分解や改造は、ライター内部の安全機構を損なうことになり、
以下のような重大な危険性を伴います。
危険性の具体例
- ガス漏れ・爆発の危険性:ライターの改造は、ガスが漏れ出す原因となります。ガスが漏れた状態で火花を散らすと、
着火時に炎が大きくなりすぎたり、最悪の場合は爆発したりする危険性があります。
特に、ライターをポケットやカバンに入れている際に、熱や圧力で事故につながる可能性があります。 - 子供の手が届くリスク:CR機能を解除するということは、子供が容易に火をつけられる状態に戻すということです。
PSCマーク制度の目的を無にしてしまう行為であり、火遊びによる事故や火災のリスクを高めます。 - メーカー保証の無効:ライターを改造・分解した場合、
たとえ新品で購入したものであっても、メーカーの保証は一切受けられなくなります。
着火の硬さに不満がある気持ちはよく分かりますが、
安全のため、改造は避け、代替品やオイルライターを選ぶようにしましょう。
メーカーが推奨しない行為のリスクと警告
ライターメーカーや輸入代理店は、ユーザーの安全を第一に考えて、
CR機能を搭載し、PSCマークを取得しています。メーカーの取扱説明書にも、
分解や改造を禁じる旨が必ず記載されています。
また、CR機能の解除は、実質的に「安全基準を満たさないライター」を使用することになり、
万が一、事故が発生した場合には、
ご自身の責任を問われる可能性もあります。
安全に、安心して使えるライターを選ぶことが、
一番賢明な選択だということを忘れないでくださいね。
J25ライターを長く愛用するためのメンテナンス術
もし、あなたがデッドストックのJ25や、フリマサイトで入手したJ25を持っているなら、
少しでも長く使い続けたいですよね。J25は使い捨てライターですが、
実は簡単なメンテナンスをすることで、寿命を延ばすことができます。
火力調整とガス注入の方法
Bic J25は使い捨てですが、一部のモデルや構造が似ているライターでは、
火力調整やガスの再注入ができる場合があります。J25そのものの分解は推奨しませんが、
基本のガスライターの知識として知っておくと便利です。
火力調整について
Bicライターには、底の部分に「+」や「−」の刻印がある調整弁が付いていることがあります。
ここに細いドライバーなどを差し込んで回すことで、炎の大きさを変えることができます。
- 「+」方向: 火力が強くなる(ガス消費が増える)
- 「−」方向: 火力が弱くなる(ガス節約になる)
火力が不安定になった場合は、この調整弁を少しだけ動かして、
安定する位置を探してみてください。
ガスの再注入は非推奨
J25を含むほとんどの使い捨てライターは、ガスの再注入を想定していません。
無理に穴を開けて注入しようとすると、ガス漏れや破裂の原因になります。
もしガスがなくなってしまった場合は、安全のために廃棄し、
新しいライターに交換することをおすすめします。
石(フリント)の交換方法と互換性のある石
J25で火花が飛ばなくなった場合、ガスの残量があっても、
着火石(フリント)が消耗している可能性があります。
フリントは交換が可能で、交換すれば再び着火できるようになることが多いです。
フリント交換の手順(自己責任)
- ライターの金属部分を外し、フリントの押さえバネがある部分を探します。
- バネを慎重に取り外し、古いフリントを抜き取ります。
- 新しいフリントを挿入し、バネを元に戻します。
互換性のあるフリント:
Bicライターのフリントは、多くのフリント式ライター(特にZippoなど)の互換品が利用できることが多いです。
「フリント ライター 石」などで検索し、Bicライターに対応していることを確認して購入してください。
フリント交換は細かい作業になりますが、J25を大切に使いたい方にはおすすめです。
Bicライターの最新モデル(J26など)はJ25とどう違う?
J25が「売ってない」今、Bic社の現行モデルに目を向ける必要があります。
最新のJ26やJ38といったモデルは、J25からどのように進化(または変化)したのでしょうか。
最新モデルJ26、J38などのスペック比較表
Bicの代表的な使い捨てライターの主な違いを比較しました。
| モデル | CR機能 | サイズ感 | 着火方式 | 主な特徴 |
| J25(旧型) | なし | 標準(旧レギュラー) | フリント(着火石) | 着火が極めて軽い。現在は廃盤。 |
| J26(現行) | あり(PSCマーク付) | 標準(レギュラー) | フリント(着火石) | J25とほぼ同サイズ。CR機能により着火硬め。 |
| J38(現行) | あり(PSCマーク付) | スリム | フリント(着火石) | 女性の手にも馴染みやすいスリムタイプ。着火硬め。 |
ご覧の通り、J25とJ26はサイズ感はほぼ同じです。
しかし、最も重要な違いは、J26にはCR機能が搭載されているため、着火の感触がJ25とは全く異なるという点です。
J25ユーザーが現行モデルを選ぶ際のポイント
J25の軽さに慣れた方が現行モデルを選ぶ際は、以下のポイントを意識してください。
1. J26を選ぶ理由:サイズ感の維持
「J25と同じサイズ感、握りやすさ」を優先したいなら、
CR機能付きの「J26」が最も近い選択肢になります。
着火の硬さには慣れが必要ですが、握った時の感触はJ25と同じです。
2. J38を選ぶ理由:指への負担軽減(フリント式に慣れていない場合)
もしフリント式に慣れていない、または指先よりも手のひら全体で着火したい場合は、
スリムな「J38」も試してみる価値があります。
ただ、J38もCR機能が付いているため、着火自体は硬いと感じるかもしれません。
結局のところ、Bicの現行モデルを選ぶということは、
「CR機能の硬さ」を受け入れるということになります。この硬さがどうしても嫌なら、
先ほどご紹介したオイルライターなどのCR機能の対象外となるライターを選ぶのが最良です。
廃盤ライターを見つけ出すための裏技やコツを解説!
J25が店頭には「売ってない」と分かっていても、
どうしても諦めきれない!という方のために、
廃盤品を見つけ出すための、ちょっとした裏技やコツをご紹介します。
地方の古いタバコ専門店や雑貨店を巡る
大手チェーン店やコンビニは、商品の入れ替えが厳格に行われるため、
旧在庫が残っている可能性はほぼありません。 しかし、個人経営の古いお店、特に以下のような場所には、
「デッドストック」としてJ25が眠っている可能性がわずかながらあります。
- 地方の古いタバコ専門店:長年営業しているタバコ専門店は、ライターも多様な種類を扱っています。
棚の奥や、埃をかぶったケースの中に、CR義務化前に仕入れたJ25のパッケージが残っているかもしれません。 - 昔ながらの個人経営の雑貨店:商店街にあるような、日用品から文具まで雑多に扱っているお店です。
「ライターありますか?」と尋ねるだけでなく、「昔のBicの赤いライターを探しているんですが…」と、
具体的に伝えてみると、店主さんが覚えていてくれることがあります。 - おもちゃ問屋や縁日用品の店:祭りなどで使う景品を扱う問屋の中にも、ライターを仕入れていることがあります。
ただし、ここでの購入もPSCマークの有無は確認が必要です。
これらの場所を巡る際は、「在庫を売ってください」ではなく、「探しているのですが、残っていませんか?」
という丁寧な姿勢で尋ねるのがコツです。もしかしたら、店主さんの私物が出てくるかもしれません。
メーカーや輸入代理店への問い合わせは有効か?
Bicライターの正規輸入代理店である「Bicジャパン」へ直接問い合わせることは、
J25の在庫を見つけ出すという意味では、残念ながら有効ではありません。
- 問い合わせが有効でない理由:Bicジャパンは、日本の法律(PSCマーク制度)を遵守しているため、
CR機能のないJ25を在庫として持っていたとしても、それを一般に販売することはできません。
在庫は既に回収・廃棄済みである可能性が高いです。 - 問い合わせるメリット:ただし、J25ユーザーの声として「CR機能なしのライターを求めている」という意見を伝えることはできます。
将来的に、法規制の範囲内で着火しやすい新モデルが開発される可能性に繋がるかもしれません。
問い合わせをする際は、J25の再販を求めるのではなく、
「手の力が弱い人でも使えるような、現行品の中でもっとも軽い着火感のモデルはどれか?」
といった具体的な質問をしてみると、現行品の中から最善の代替品を教えてもらえるかもしれません。
J25ライターに関するよくある疑問Q&A
BicライターJ25を巡る「売ってない」問題について、
ユーザーからよく寄せられる疑問とその答えをまとめました。
Q1: ライターの処分方法はどうすればいい?
ガスが残っているライターをそのままゴミとして出すのは、非常に危険です。
火災の原因になるため、自治体のルールに従って正しく処分しましょう。
正しい処分方法(一般的な流れ)
- ガスを抜く:着火レバーやボタンを押し、ガスの噴射音がしなくなるまでガスを抜き切ります。
屋外の火の気のない安全な場所で、人や車のいない方向に向けて行ってください。 - 穴を開ける(推奨しない自治体もあり):ガスを完全に抜いた後、ライターに穴を開けることを推奨している自治体もありますが、
これは危険を伴うため、自治体のルールを最優先してください。穴を開ける場合は、
専用の道具を使い、怪我のないよう十分注意しましょう。 - 分別して廃棄:自治体の定める「燃えないゴミ」や「危険物」として、分別して出します。
環境省のHPでライターの正しい捨て方を確認することもできます。
特にJ25のような廃盤ライターを処分する際は、ガスが古くなっている可能性もあるため、
ガス抜きは慎重に行ってください。
Q2: Bicライター以外の海外ブランドライターは?
海外ブランドの使い捨てライターも、日本国内で正規販売される場合は、
すべてPSCマークの取得とCR機能の搭載が義務付けられています。
しかし、海外の規制が緩い国から輸入された並行輸入品(CR機能なし)が、
ECサイトなどで流通していることはあります。
代表的な海外ブランド:
- CLIPPER(クリッパー):スペイン発祥のライター。デザイン性も高く、日本ではCR機能付きが販売されています。
- CRICKET(クリケット):スウェーデン発祥のライター。こちらもCR機能付きが主流です。
これらのブランドでも、J25のようなCR機能なしの旧型を探すのは非常に困難です。
もし海外旅行などでCR機能なしのライターを入手したとしても、
日本国内への持ち込みや使用には注意が必要です。
まとめ:BicライターJ25は「売ってない」が代替品と通販が熱い!
BicライターJ25が「売ってない」理由は、
2011年のPSCマーク制度によるCR機能の義務化により、
店頭での販売が法的にできなくなったため、ということが分かりました。
J25は、着火の軽さ、操作性の良さから、今なお多くのファンに愛されていますが、
新品の正規ルートでの再販はあり得ません。
しかし、J25の軽さを諦める必要はありません!
- J25そのものを探すなら:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの並行輸入品や、フリマサイトのデッドストックを探す(ただし、安全性と価格に注意)。
- 代替品を探すなら:CR機能の対象外であるオイルライター(Zippoなど)や、
フリント式よりも指への負担が少ない電子式のCR機能付きライターを選ぶ。
安全性も考慮しながら、ご自身のニーズに合った「最高の相棒」となるライターを見つけてくださいね。
この記事が、あなたの「J25ロス」解消の一助となれば幸いです!

