PASMOはどこで買える?モバイル購入からカード版の最新情報まで徹底解説!

PASMOはどこで買える?モバイル購入からカード版の最新情報まで徹底解説!

こんにちは、モモストアです!
これから新生活を始める方や、最近引っ越してきた方にとって、交通系ICカードのPASMOは必須アイテムですよね。

「PASMOを買いたいけど、どこで売っているの?」「駅の券売機に行ったら買えなかった!」と、販売状況に戸惑っている方も多いのではないでしょうか?
実は今、PASMOのカード版は半導体不足の影響で新規販売が大きく制限されており、購入方法が以前とはガラッと変わっています。

このページでは、そんなPASMOの最新の購入場所と確実に入手できる方法をモモストアが詳しく解説します。
カードが買えない今の時期だからこそ知っておきたい、モバイルPASMOの始め方から、記名カードの購入手順、チャージ方法、Suicaとの違いまで、あなたの疑問を全て解決します!

・PASMOカードの新規購入は今できる?最新の販売状況を解説
・一番確実!モバイルPASMO・Apple PayのPASMOの始め方とメリット
・大人用PASMO(記名式)カードを購入できる場所と手順
・無記名PASMOカードはなぜ買えない?再開時期の予測と代替案
・PASMO定期券の購入方法と新規発行の手順を種類別にチェック
  1. PASMOカードの新規購入は今できる?最新の販売状況を解説
    1. 現在、新規購入が可能なPASMOの種類
    2. 現在、新規購入が一時中止されているPASMOの種類
  2. 一番確実!モバイルPASMO・Apple PayのPASMOの始め方とメリット
    1. モバイルPASMOの大きなメリット
      1. いつでもどこでもチャージが可能
      2. 定期券購入や払い戻しもアプリで完結
      3. 紛失・盗難時の安心感が段違い
      4. オートチャージ機能も利用可能
    2. モバイルPASMOの始め方(Android / iPhone)
      1. Androidの場合:モバイルPASMOアプリ
      2. iPhone・Apple Watchの場合:Walletアプリ
  3. 大人用PASMO(記名式)カードを購入できる場所と手順
    1. 記名PASMOカードの購入場所は「駅の窓口」が基本
    2. 記名PASMOカードの購入手順
      1. 記名PASMOが必須なケース
  4. 無記名PASMOカードはなぜ買えない?再開時期の予測と代替案
    1. 販売中止の背景にある半導体チップ不足
    2. 販売再開時期の予測
    3. カードが買えない時の現実的な代替案
      1. モバイルPASMOの利用
      2. Suicaカードの購入
      3. 中古やフリマアプリでの購入(非推奨)
  5. PASMO定期券の購入方法と新規発行の手順を種類別にチェック
    1. カード型PASMO定期券の新規購入
      1. 購入できる場所
      2. 購入手順(自動券売機の場合)
    2. モバイルPASMO定期券の新規購入
      1. 購入手順(モバイルPASMOアプリ)
    3. 磁気定期券からPASMO定期券への切り替え
  6. 小児用PASMO・通学定期券を買うための必要書類と窓口での手続き
    1. 小児用PASMO(記名式)の購入方法
      1. 購入時に必要な書類
      2. 窓口での手続きの流れ
    2. 小児用PASMOへの通学定期券の新規購入
      1. 購入時に必要な書類
      2. 中学生になったら(大人用への切り替え)
  7. PASMOのデポジット(預かり金)500円とは?払い戻しの手順
    1. デポジットの役割と目的
    2. デポジットを返金してもらう「払い戻し」の手順
      1. 払い戻しができる場所
      2. 払い戻しの手順と計算方法
    3. モバイルPASMOにデポジットは不要
  8. PASMOへのチャージ(入金)はどこでできる?現金以外の方法も紹介
    1. 現金でチャージできる主な場所
      1. PASMO取扱事業者の駅
      2. コンビニエンスストア・店舗
      3. バス車内
    2. クレジットカードでチャージする方法(現金不要)
      1. モバイルPASMO(アプリ内チャージ)
      2. PASMOオートチャージサービス
      3. 特定のカード販売機
  9. PASMOオートチャージサービスの設定方法と便利な点
    1. オートチャージの仕組みとは?
    2. オートチャージの大きなメリット
    3. オートチャージを利用するための条件
    4. オートチャージの設定方法
      1. カード型PASMOの場合
      2. モバイルPASMOの場合
  10. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  11. 記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?
    1. 記念PASMOの主な販売場所
      1. 鉄道会社のイベント会場・特設ブース
      2. オンライン予約・抽選販売
      3. 相互直通運転記念PASMO
    2. 記念PASMOを探すための情報源
  12. 使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点
    1. 払い戻しができる場所
    2. 払い戻し時の注意点
      1. 残高を使い切るのがベスト
      2. 記名PASMOは本人確認が必要
      3. 定期券の払い戻しは複雑
    3. モバイルPASMOの払い戻し
  13. PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ
    1. 無記名PASMOは再発行できない!
    2. 記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順
      1. ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)
      2. ステップ2:再発行手続き
      3. モバイルPASMOの場合(最も簡単)
  14. PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア
    1. 交通機関での利用エリア
    2. 電子マネーとしてPASMOが使えるお店
  15. PASMOオートチャージサービスの設定方法と便利な点
    1. オートチャージの仕組みとは?
    2. オートチャージの大きなメリット
    3. オートチャージを利用するための条件
    4. オートチャージの設定方法
      1. カード型PASMOの場合
      2. モバイルPASMOの場合
  16. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  17. 記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?
    1. 記念PASMOの主な販売場所
      1. 鉄道会社のイベント会場・特設ブース
      2. オンライン予約・抽選販売
      3. 相互直通運転記念PASMO
    2. 記念PASMOを探すための情報源
  18. 使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点
    1. 払い戻しができる場所
    2. 払い戻し時の注意点
      1. 残高を使い切るのがベスト
      2. 記名PASMOは本人確認が必要
      3. 定期券の払い戻しは複雑
    3. モバイルPASMOの払い戻し
  19. PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ
    1. 無記名PASMOは再発行できない!
    2. 記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順
      1. ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)
      2. ステップ2:再発行手続き
      3. モバイルPASMOの場合(最も簡単)
  20. PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア
    1. 交通機関での利用エリア
    2. 電子マネーとしてPASMOが使えるお店
  21. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  22. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  23. 記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?
    1. 記念PASMOの主な販売場所
      1. 鉄道会社のイベント会場・特設ブース
      2. オンライン予約・抽選販売
      3. 相互直通運転記念PASMO
    2. 記念PASMOを探すための情報源
  24. 使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点
    1. 払い戻しができる場所
    2. 払い戻し時の注意点
      1. 残高を使い切るのがベスト
      2. 記名PASMOは本人確認が必要
      3. 定期券の払い戻しは複雑
    3. モバイルPASMOの払い戻し
  25. PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ
    1. 無記名PASMOは再発行できない!
    2. 記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順
      1. ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)
      2. ステップ2:再発行手続き
      3. モバイルPASMOの場合(最も簡単)
  26. PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア
    1. 交通機関での利用エリア
    2. 電子マネーとしてPASMOが使えるお店
  27. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  28. 記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?
    1. 記念PASMOの主な販売場所
      1. 鉄道会社のイベント会場・特設ブース
      2. オンライン予約・抽選販売
      3. 相互直通運転記念PASMO
    2. 記念PASMOを探すための情報源
  29. 使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点
    1. 払い戻しができる場所
    2. 払い戻し時の注意点
      1. 残高を使い切るのがベスト
      2. 記名PASMOは本人確認が必要
      3. 定期券の払い戻しは複雑
    3. モバイルPASMOの払い戻し
  30. PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ
    1. 無記名PASMOは再発行できない!
    2. 記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順
      1. ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)
      2. ステップ2:再発行手続き
      3. モバイルPASMOの場合(最も簡単)
  31. PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア
    1. 交通機関での利用エリア
    2. 電子マネーとしてPASMOが使えるお店
  32. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  33. 記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?
    1. 記念PASMOの主な販売場所
      1. 鉄道会社のイベント会場・特設ブース
      2. オンライン予約・抽選販売
      3. 相互直通運転記念PASMO
    2. 記念PASMOを探すための情報源
  34. 使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点
    1. 払い戻しができる場所
    2. 払い戻し時の注意点
      1. 残高を使い切るのがベスト
      2. 記名PASMOは本人確認が必要
      3. 定期券の払い戻しは複雑
    3. モバイルPASMOの払い戻し
  35. PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ
    1. 無記名PASMOは再発行できない!
    2. 記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順
      1. ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)
      2. ステップ2:再発行手続き
      3. モバイルPASMOの場合(最も簡単)
  36. PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア
    1. 交通機関での利用エリア
    2. 電子マネーとしてPASMOが使えるお店
  37. PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較
    1. 発行元と主なエリアの違い
    2. どちらを選ぶべきかの判断基準
      1. 日常的な利用路線で選ぶ
      2. オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ
      3. モバイルでの利便性
  38. 記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?
    1. 記念PASMOの主な販売場所
      1. 鉄道会社のイベント会場・特設ブース
      2. オンライン予約・抽選販売
      3. 相互直通運転記念PASMO
    2. 記念PASMOを探すための情報源
  39. 使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点
    1. 払い戻しができる場所
    2. 払い戻し時の注意点
      1. 残高を使い切るのがベスト
      2. 記名PASMOは本人確認が必要
      3. 定期券の払い戻しは複雑
    3. モバイルPASMOの払い戻し
  40. PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ
    1. 無記名PASMOは再発行できない!
    2. 記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順
      1. ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)
      2. ステップ2:再発行手続き
      3. モバイルPASMOの場合(最も簡単)
  41. PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア
    1. 交通機関での利用エリア

PASMOカードの新規購入は今できる?最新の販売状況を解説

momo-store.jp

まず、読者の方が一番気にされているであろう、PASMOカードの新規販売状況について、現在の正確な情報をお伝えします。

結論から申し上げますと、2023年6月以降、株式会社パスモは、世界的な半導体不足の影響により、PASMOカードの新規発行を大幅に制限しています。特に、最も手軽に購入できていた「無記名PASMOカード」は、現在、全ての鉄道・バス事業者で新規発売が一時中止されています。

この状況は、PASMOだけでなく、JR東日本のSuicaカードも同様で、交通系ICカード全般にわたる深刻な問題となっています。では、具体的に現在どのようなPASMOカードが買えるのか、そして買えないのかを整理しましょう。

現在、新規購入が可能なPASMOの種類

現在でも、新規購入が可能なカードは非常に限定されていますが、特定の条件を満たす場合は入手可能です。

  • 記名PASMOカード(大人用):一部の例外的なケース(定期券の新規購入など)を除き、原則として新規の発売は中止されています。しかし、PASMO公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)などで状況が頻繁に更新されるため、定期的にチェックが必要です。
  • PASMO定期券(新規):通勤・通学のための定期券を購入する際に、その定期券を搭載するための「PASMOカード」として、新規発行されるケースがあります。定期券購入を伴う場合は、駅の定期券窓口や定期券機能付き券売機で相談してみましょう。
  • 小児用PASMO:新規購入が可能です。ただし、購入時にはお子さまの年齢が確認できる公的証明書(健康保険証など)が必要です。
  • 障害者用PASMO:こちらも新規購入が可能です。購入には所定の手続きと証明書が必要です。

現在、新規購入が一時中止されているPASMOの種類

多くの人が手軽に購入したいと思うカードが、残念ながら現在買えなくなっています。

PASMOカードの現在の新規販売状況(2024年秋時点)
PASMOの種類 新規発売の可否 主な代替手段
無記名PASMO(大人) 一時中止 モバイルPASMO
記名PASMO(大人) 原則中止 モバイルPASMO
小児用PASMO 可能
PASMO定期券(新規) 可能(購入条件あり) モバイルPASMO定期券

最も手軽な「無記名PASMO」が買えない今、私たちモモストアが最も強くお勧めしたいのが、次に解説するモバイルPASMOへの切り替えです。
駅に並ぶ必要もなく、自宅にいながらすぐに使い始められるので、手間も時間もかかりませんよ!

一番確実!モバイルPASMO・Apple PayのPASMOの始め方とメリット

「カードが買えないならどうすればいいの?」という疑問の答えは、ズバリ「スマートフォンでPASMOを使う」ことです。

モバイルPASMO(Android端末)やApple PayのPASMO(iPhone・Apple Watch)は、物理的なカードとは異なり、サーバー上で発行されるため、半導体不足の影響を受けません。
そのため、現在、最も確実かつスムーズにPASMOを使い始めることができる方法となっています。

モバイルPASMOの大きなメリット

モバイルPASMOには、物理的なカードにはない、たくさんのメリットがあります。一度使い始めると、「もうカードには戻れない!」と感じる人がほとんどです。

いつでもどこでもチャージが可能

駅の券売機に並ぶ必要が一切なくなります。
クレジットカード情報を登録しておけば、電車を待っているホームやバスの中で、残高が少なくなってもすぐにチャージができます。この利便性は、忙しい朝や終電間際には計り知れない価値があります。

定期券購入や払い戻しもアプリで完結

定期券の新規購入や継続購入、さらには払い戻しまで、全てアプリ内で操作できます。
特に、定期券の購入期間中は駅の窓口が混雑しがちですが、モバイルPASMOなら待ち時間ゼロで手続きが完了します。

紛失・盗難時の安心感が段違い

物理的なカードを紛失すると、駅で再発行手続きをするまで残高が使えなくなりますが、モバイルPASMOは違います。
スマートフォンを落としたり盗まれたりしても、すぐに利用停止手続きができ、残高や定期券情報は全てサーバーに保護されています。新しい端末を用意すれば、すぐにデータを引き継いで利用再開できます。これは記名PASMOよりも強力な安心感です。

オートチャージ機能も利用可能

モバイルPASMOでも、PASMOオートチャージサービスを設定できます。改札機にタッチした際に、残高があらかじめ設定した金額を下回っていた場合、自動的にクレジットカードからチャージされるため、「残高不足で改札を通れない!」というトラブルを完全に防げます。

モバイルPASMOの始め方(Android / iPhone)

始め方はとても簡単です。AndroidとiPhoneで若干手順が異なりますが、基本はアプリをダウンロードするだけです。

Androidの場合:モバイルPASMOアプリ

  1. Google Playストアで「モバイルPASMO」アプリを検索し、ダウンロードします。
  2. アプリを起動し、「新規登録」を選択します。
  3. 氏名、生年月日、電話番号などの必要情報を入力します。
  4. PASMOにチャージする金額(最低1,000円、デポジット500円は不要)を設定し、支払い方法(クレジットカードまたはGoogle Pay)を登録すれば完了です。

iPhone・Apple Watchの場合:Walletアプリ

  1. iPhoneに標準搭載されている「Wallet」アプリを開きます。
  2. 右上の「+」ボタンをタップし、「交通系ICカード」からPASMOを選択します。
  3. 「新規PASMO」を選択し、氏名などの必要情報を入力します。
  4. チャージ金額を設定し、Apple Payに登録済みのクレジットカードまたは新しいカードで支払いをすれば完了です。

現在、PASMOカードの新規販売が中止されている以上、モバイルでの利用が最もスムーズで、かつ最もメリットの大きい選択肢であるとモモストアは確信しています。ぜひこの機会にモバイルPASMOへの切り替えを検討してみてください。

大人用PASMO(記名式)カードを購入できる場所と手順

「やっぱりスマホじゃなくてカードがいい」「会社がモバイルPASMOに対応していない」など、何らかの理由でカード型のPASMOが必要な方もいらっしゃると思います。

前述の通り、無記名PASMOは買えませんが、例外的なケースとして、記名PASMOカードの新規発行が行われている場合があります。しかし、その取り扱いは事業者によって異なり、かつ非常に限定的です。

記名PASMOカードの購入場所は「駅の窓口」が基本

記名PASMOカードの新規発行は、原則としてPASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)でのみ取り扱われます。券売機では、新規の記名PASMOの販売は中止されている場合がほとんどです。

主な購入場所となるのは、以下の交通事業者の駅窓口です。

  • 私鉄各社(東武、西武、京王、小田急、東急、京急、東京メトロなど)
  • 地下鉄各社(都営地下鉄など)
  • 一部のバス事業者(定期券窓口を併設している場合)

ただし、これらの窓口でも、在庫状況によっては「現在、新規の記名PASMOの発行はできません」と断られてしまう可能性があります。窓口に行く前に、利用する鉄道会社の公式ホームページ(こちらから新しいタブで開きます)で、最新の発売状況を確認することをお勧めします。

記名PASMOカードの購入手順

運良く新規発行を受け付けている窓口を見つけた場合の購入手順は以下の通りです。

  1. 駅の窓口または定期券発売所に行きます。
  2. 「記名PASMOを新規で購入したい」旨を係員に伝えます。
  3. 所定の申込書に必要事項(氏名、生年月日、電話番号など)を記入します。
  4. 購入金額を伝えます(1,000円〜10,000円で、500円単位の場合が多い)。
    • この購入金額には、デポジット(預り金)500円が含まれます。例えば、2,000円で購入した場合、ICカードにチャージされるのは1,500円分です。
  5. 現金を支払います(クレジットカードでの購入はできません)。

記名PASMOは、万が一紛失しても再発行ができるため、無記名式よりも安心です。
しかし、現在のように在庫が逼迫している状況では、購入のハードルはかなり高いと言えます。

記名PASMOが必須なケース

記名PASMOは、オートチャージサービス(こちらから新しいタブで開きます)を利用したい場合に必要です。
オートチャージに対応しているクレジットカード(主に提携カード)を申し込むと、そのカードの特典として「オートチャージ機能付きPASMOカード」が送られてくることがあります。これが、現在、最も確実にカード型PASMOを入手できるルートの一つとなっています。

モモストアとしても、カード型にこだわるなら、提携クレジットカードからのオートチャージ機能付きPASMOを検討してみることをお勧めします。

無記名PASMOカードはなぜ買えない?再開時期の予測と代替案

現在、PASMOが無記名カードの新規発売を中止している最大の理由は、繰り返しますが「世界的な半導体不足」です。

販売中止の背景にある半導体チップ不足

PASMOカードの内部には、FeliCa(フェリカ)と呼ばれる非接触型ICチップが埋め込まれています。
このチップが、改札機やレジの読み取り機と瞬時にデータをやり取りする心臓部の役割を果たしています。しかし、新型コロナウイルスの影響や世界的な電子機器の需要増加により、このICチップの製造・供給が大幅に滞ってしまいました。

PASMOを管理する株式会社パスモは、限られたICチップの在庫を、主に「定期券の継続発行」「小児用PASMOなど、代替手段がない利用者のための新規発行」「紛失・故障したカードの再発行」といった、緊急性の高い需要に優先的に割り当てることを決定しました。そのため、手軽な無記名PASMOの新規販売が一時的に中止されたというわけです。

販売再開時期の予測

残念ながら、現時点でPASMO側から「いつから無記名PASMOの販売を再開する」という明確な公式発表はありません。これは、半導体チップの供給がいつ安定するか、という外部要因に大きく左右されるためです。

しかし、供給状況は徐々に改善の兆しを見せているという報道もあります。
モモストアの予測としては、年単位での時間がかかる可能性も十分にあり、焦らずに公式からのアナウンスを待つ必要があると考えています。

カードが買えない時の現実的な代替案

「すぐにPASMOが必要!」という方のために、カードが買えない現状で利用できる現実的な代替案をまとめました。

モバイルPASMOの利用

これは何度もお勧めしますが、最も確実で便利な方法です。物理的なカードがなくても、PASMOの全ての機能を利用できます。

Suicaカードの購入

PASMOと同様にSuicaカードも新規販売が中止されていますが、特定の定期券購入時や、一部の地域限定カードは新規発行が継続している場合があります。例えば、JR東日本の「モノレールSuica」や「りんかいSuica」は、新規発行が可能な場合があるため、それらの路線を利用する方は検討してみる価値があります。Suicaの公式情報(こちらから新しいタブで開きます)もチェックしてみてください。

中古やフリマアプリでの購入(非推奨)

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリで、使用済みの無記名PASMOが出品されているのを見かけることがあります。しかし、これらの多くは高額で転売されており、推奨できる購入方法ではありません。

  • 購入後に故障しても補償がない。
  • 高額なデポジット(500円)以外の料金を支払うことになる。
  • PASMOの利用規約に反する可能性がある。

特にこだわりがなければ、やはりモバイルPASMOで乗り切るのが賢明です。

PASMO定期券の購入方法と新規発行の手順を種類別にチェック

PASMOカードの新規販売が制限されている現在でも、定期券の新規購入は優先的に取り扱われています。なぜなら、定期券は利用者にとって生活に欠かせないインフラだからです。

ここでは、通勤・通学定期券のPASMOでの購入方法と、それがカード型かモバイル型かによってどう手順が変わるかを解説します。

カード型PASMO定期券の新規購入

通勤や通学のために、初めてPASMO定期券を購入する場合、定期券を搭載するためのPASMOカード自体が新規発行されます。

購入できる場所

  • PASMO取扱事業者の駅の定期券発売所(窓口)
  • 定期券発売機能付きの自動券売機

購入手順(自動券売機の場合)

  1. 券売機の画面で「PASMO」または「定期券」を選択します。
  2. 「新規購入」を選択します。
  3. 通勤定期券または通学定期券を選択します(通学定期券の場合は、先に窓口での手続きが必要なことがあります)。
  4. 区間、利用期間(1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月)を入力します。
  5. 「PASMOを新しく作る」といった選択肢を選び、氏名、生年月日、電話番号などの情報を入力します。
  6. 購入金額を支払い、定期券情報が搭載されたPASMOカードを受け取ります。

この新規発行されるPASMOカードは、自動的に「記名PASMO」となり、定期券区間外ではチャージ残高を使って電子マネーとして利用できます。デポジット500円も含まれます。

モバイルPASMO定期券の新規購入

カードを一切持たずに、スマホだけで定期券を持つことも可能です。これが最もおすすめの購入方法です。

購入手順(モバイルPASMOアプリ)

  1. モバイルPASMOアプリ(またはWalletアプリ)を起動します。
  2. メニューから「定期券」を選択し、「新規購入」をタップします。
  3. 区間、利用期間を入力します。
  4. 購入手続きに進み、登録済みのクレジットカードまたは他の支払い方法で決済します。

モバイルPASMOなら、定期券の購入・継続・区間変更・払い戻しが全てアプリ内で、24時間いつでも可能です。駅の窓口の営業時間や混雑を気にする必要がありません。

磁気定期券からPASMO定期券への切り替え

現在、磁気定期券(紙の定期券)を利用している方も、PASMO定期券に切り替えることができます。この場合も、定期券発売所や定期券機能付き券売機で手続きを行います。

切り替え時に新しいPASMOカードが必要な場合は、新規発行が行われますので、カードを入手する一つのルートとして活用できます。

モモストアからのアドバイスとして、通学定期券の新規購入は、年度初め(4月など)は窓口が非常に混雑します。事前にモバイルPASMOアプリで手続きを済ませるか、学校の証明書を完璧に準備してから窓口に行くことを強くお勧めします。

小児用PASMO・通学定期券を買うための必要書類と窓口での手続き

お子様が電車やバスを利用する場合に必要な「小児用PASMO」や「通学定期券」は、大人用とは異なり、現在でも新規で購入することが可能です。

しかし、不正利用を防ぐため、購入時にはお子様の身分を証明する書類が必須となります。手続きは全て駅の窓口(定期券発売所)で行う必要があり、券売機だけでは完結しないことが多いので注意が必要です。

小児用PASMO(記名式)の購入方法

小児用PASMOは、12歳になる年度の3月31日まで利用できます。このPASMOは「記名PASMO」であるため、購入時には必ず本人確認が必要です。

購入時に必要な書類

原則として、小児用PASMOを購入する際は、「小児本人の生年月日を確認できる公的証明書」の原本が必要です。

  • 健康保険証
  • パスポート(旅券)
  • マイナンバーカード
  • 住民票(発行日から1年以内)

注意点:原則として、証明書は小児本人のものである必要があります。保護者の証明書だけでは手続きができません。

窓口での手続きの流れ

  1. お子様本人または保護者(代理人)が駅の窓口に行きます。
  2. 係員に小児用PASMOを購入したい旨を伝えます。
  3. 所定の「PASMO購入申込書」に必要事項を記入します。
  4. 用意した公的証明書を提示し、小児本人であることを確認してもらいます。
  5. 購入金額を支払い、小児用PASMOを受け取ります。

小児用PASMOは、運賃が大人運賃の半額(1円未満切り捨て)となるように自動で計算されます。

小児用PASMOへの通学定期券の新規購入

通学定期券を購入する場合は、さらに学校からの証明書が必要になります。これは、定期券の区間が通学のために必要であることを証明するためです。

購入時に必要な書類

  1. 小児用PASMO購入時に必要な公的証明書(上記参照)
  2. 通学証明書または学生証
    • 学校が発行した「通学証明書」(新規購入の場合)
    • または、裏面に区間が記載された「学生証」(継続購入の場合)

特に年度初め(4月)は、窓口が大変混雑します。モモストアからのアドバイスとして、学校から通学証明書を受け取ったら、できるだけ早く手続きを済ませておくことをお勧めします。

中学生になったら(大人用への切り替え)

小児用PASMOは、小学校卒業後の4月1日を迎えると、自動的に大人運賃が適用される「大人用PASMO」に切り替える必要があります。切り替え手続きは、駅の窓口で無料で行えます。この手続きを行わないと、大人運賃が半額の小児運賃と誤認されてしまう可能性があるので、忘れずに手続きしましょう。

PASMOのデポジット(預かり金)500円とは?払い戻しの手順

PASMOカードを新規で購入したことがある方は、「購入金額から500円が引かれた状態でチャージされた」経験があるはずです。この500円が、PASMOカードの「デポジット(預かり金)」と呼ばれるものです。

デポジットの役割と目的

デポジットとは、PASMOカードという物理的な媒体を貸与するために、利用者から一時的に預かるお金のことです。
PASMOカードはICチップが内蔵されており、製造コストがかかるため、利用者がカードを大切に扱うように促す目的や、カードの回収を確実にする目的で設定されています。

PASMO購入時の費用の内訳(例:2,000円で購入の場合)
項目 金額 説明
デポジット 500円 カードの保証金。カード返却時に返金されます。
チャージ金額 1,500円 交通機関や店舗で利用できる金額。
合計支払額 2,000円 窓口や券売機で支払う総額。

デポジットは、運賃や電子マネーとして利用することはできません。あくまで「預かり金」として保持されます。

デポジットを返金してもらう「払い戻し」の手順

PASMOカードが不要になった場合、駅の窓口でカードを返却することで、デポジットの500円と、カードに残っている残高(チャージ金額)が返金されます。この手続きを「払い戻し」といいます。

払い戻しができる場所

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所含む)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

JR東日本の駅(Suicaエリア)や、PASMO非対応の交通機関では払い戻しができません。必ず、PASMOエリア内の駅の窓口で手続きをしてください。

払い戻しの手順と計算方法

  1. PASMOカードと、記名式の場合は本人確認書類(運転免許証など)を持って窓口に行きます。
  2. 係員に「PASMOの払い戻しをお願いします」と伝えます。
  3. 残高とデポジットの合計額から、手数料が差し引かれます(手数料は通常、残高から差し引かれます)。

計算例:
残高が800円、デポジットが500円の場合。
手数料が220円だとすると、
(残高800円 - 手数料220円) + デポジット500円 = 1,080円
が返金されます。

もし残高が手数料以下(例:残高100円)だった場合、残高から手数料を引くことができないため、残高は0円となり、デポジット500円のみが返金されます。つまり、残高が少ないほど損になってしまう可能性があるため、モモストアとしては、残高を使い切ってから払い戻し手続きを行うことを強くお勧めします。

モバイルPASMOにデポジットは不要

一つ覚えておきたいのは、モバイルPASMOやApple PayのPASMOには、そもそもデポジットは存在しないということです。
物理的なカードがないため、預かり金が必要ありません。これもモバイルPASMOの大きなメリットの一つですね。

PASMOへのチャージ(入金)はどこでできる?現金以外の方法も紹介

PASMOの残高が少なくなると、改札で足止めを食らってしまうことになりかねません。PASMOは繰り返しチャージ(入金)して使うことができるため、どこで、どのようにチャージできるかを知っておくことは非常に重要です。

現金でチャージできる主な場所

最も一般的なのが、現金でのチャージです。ほぼ全ての交通機関の駅や、一部のコンビニでチャージが可能です。

PASMO取扱事業者の駅

  • 自動券売機:ほとんどの券売機でチャージが可能です。1,000円単位が多いですが、事業者によっては500円や10円単位でチャージできる券売機もあります。
  • 自動精算機:乗り越し精算をする機械でも、不足金額をPASMO残高から支払う、またはチャージして支払うことができます。
  • 駅の窓口:窓口でもチャージは可能ですが、券売機で済ませるのが基本です。

コンビニエンスストア・店舗

コンビニエンスストアのレジでもチャージが可能です。PASMOが使えるお店であれば、ほとんどの場所でチャージに対応しています。

  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • ミニストップ
  • 主なドラッグストア(マツモトキヨシ、スギ薬局など)やスーパー

レジで「PASMOに〇〇円チャージしてください」と店員さんに伝えて、現金を渡せばすぐにチャージが完了します。急いでいるときには非常に便利です。

バス車内

バス車内の運賃箱でもチャージが可能です。ただし、1,000円札でのチャージに限定される場合がほとんどで、高額紙幣(5,000円札、10,000円札)は使えません。また、運転士さんが運転中のため、安全上の理由から急いでいる場合は遠慮しましょう。

クレジットカードでチャージする方法(現金不要)

「現金を持ち歩きたくない」「ポイントを貯めたい」という方には、クレジットカードでのチャージがお勧めです。

モバイルPASMO(アプリ内チャージ)

前述の通り、モバイルPASMOならアプリにクレジットカードを登録することで、いつでもどこでも、スマホ操作だけでチャージが完了します。これが最も便利です。多くのクレジットカードでポイントも貯まります。

PASMOオートチャージサービス

これも現金不要の最上位の選択肢です。一度設定すれば、残高が減ったら自動でチャージされるため、チャージの手間がゼロになります。次の見出しで詳しく解説しますね。

特定のカード販売機

一部の駅には、クレジットカードを使ってチャージができる券売機やチャージ機が設置されています。しかし、設置場所は限られていますので、日常的なチャージ方法としてはモバイルPASMOが圧倒的に優位です。

モモストアからの結論として、手間なく、賢くPASMOを利用するなら、モバイルPASMOでクレジットカードチャージ、またはオートチャージサービスの利用を強くお勧めします!

PASMOオートチャージサービスの設定方法と便利な点

交通系ICカードの「残高不足」による改札エラーは、通勤・通学のストレスの一つですよね。この問題を根本から解決してくれるのが、PASMOオートチャージサービスです。

オートチャージの仕組みとは?

PASMOオートチャージサービスとは、PASMOの残高が、あらかじめ設定した金額(実行残額)以下になった状態で、改札機にタッチして入場・出場した際に、自動的に設定した金額がチャージされる仕組みです。

オートチャージ設定例
設定項目 設定金額
実行残額(この金額を下回ったらチャージ) 1,000円
チャージ金額(自動で入金される額) 3,000円

(例)残高が800円のPASMOで改札にタッチすると、自動的に3,000円がチャージされ、残高が3,800円になります。

オートチャージの大きなメリット

  • 残高不足ゼロ:改札で止められる心配がなくなります。
  • チャージの手間ゼロ:券売機やコンビニに並ぶ時間が一切不要になります。
  • ポイントが貯まる:オートチャージで利用したクレジットカードのポイントが貯まります。特に提携カードなら、通常よりも高還元率になることが多いです。

オートチャージを利用するための条件

PASMOオートチャージサービスを利用するには、以下の3つの条件を満たす必要があります。

  1. 記名PASMOカード、またはモバイルPASMOであること。(無記名PASMOでは利用できません)
  2. オートチャージに対応したクレジットカードを持っていること。
    • 主に、PASMOと提携しているクレジットカード会社(ビューカード、東急カード、小田急OPカードなど)が発行するカードが必要です。
  3. PASMOエリア内の改札機を利用すること。(SuicaエリアやKitacaエリアなど、他のエリアではオートチャージは実行されません)

オートチャージの設定方法

カード型PASMOの場合

カード型PASMOでオートチャージを利用するには、まず対応するクレジットカードを申し込み、各クレジットカード会社の専用申込書(こちらから新しいタブで開きます)を通じて手続きをする必要があります。
クレジットカードが届いた後、駅の窓口やオートチャージ設定可能な券売機でPASMOとクレジットカードを紐付ける設定を行います。

モバイルPASMOの場合

モバイルPASMOが最も簡単です。

  1. モバイルPASMOアプリ内でクレジットカードを登録します。
  2. 「オートチャージ設定」メニューから、実行残額とチャージ金額を設定します。
  3. 利用開始日を設定すれば、すぐにサービスが開始されます。

モバイルPASMOなら、クレジットカードの種類によっては、PASMO提携カードでなくてもオートチャージが可能な場合もあるので、アプリ内で確認してみましょう。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?

PASMOは、通常の緑色のデザインの他に、特定のイベントや路線の開業を記念した「記念PASMO」や「限定PASMO」が発売されることがあります。これらはコレクションアイテムとしても非常に人気が高いです。

記念PASMOの主な販売場所

記念PASMOは、通常のPASMOとは異なり、販売場所や購入方法が限定されます。

鉄道会社のイベント会場・特設ブース

鉄道会社の創立記念日、新路線の開業日、引退する車両の記念イベントなど、特定のイベントに合わせて、駅の特設ブースやイベント会場で販売されます。

  • 販売場所:イベント開催駅、鉄道会社の主要駅など。
  • 特徴:数量限定で、始発前から長蛇の列ができることが多く、非常に競争率が高いです。

オンライン予約・抽選販売

最近の記念PASMOは、混雑や混乱を避けるため、事前のオンライン予約制や、抽選販売になるケースが増えています。

  • 販売時期が近づくと、各鉄道会社の公式ウェブサイトやニュースリリースで告知されます。
  • 購入を希望する場合は、告知された期間内に忘れずに申し込みましょう。

相互直通運転記念PASMO

PASMOエリア内の鉄道会社同士が相互に乗り入れを開始する際などにも、記念PASMOが発売されることがあります。この場合は、関わる全ての鉄道会社の主要駅で販売されることが多いです。

記念PASMOを探すための情報源

「いつ、どこで記念PASMOが発売されるか」という情報をいち早くキャッチするには、以下の情報源を定期的にチェックすることが重要です。

  • PASMO協議会 公式ウェブサイト(こちらから新しいタブで開きます)
  • 各私鉄の公式ウェブサイト(特に小田急、京王、東急などPASMOエリアの主要私鉄)
  • 鉄道ニュースサイト、鉄道ファン向けのブログ
  • SNS(X/旧Twitterなど)の鉄道アカウント

記念PASMOは、デポジット500円を含めた価格(例:1,000円、2,000円など)で販売され、通常のPASMOと同様に交通機関や電子マネーとして利用できます。
もし限定品を手に入れたい場合は、販売情報が公開されたらすぐに動くことが成功の鍵となりますよ!

使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点

引っ越しやモバイルPASMOへの切り替えなどにより、使わなくなったPASMOカードは、そのまま放置せずに払い戻しをすることで、デポジットの500円と残高を取り戻すことができます。払い戻し手続きの場所と、損をしないための注意点をしっかり押さえておきましょう。

払い戻しができる場所

PASMOカードの払い戻しは、PASMO取扱事業者(私鉄、地下鉄、バス)のエリア内で行う必要があります。

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

重要:JR東日本の駅(Suicaエリア)では、PASMOカードの払い戻しはできません。必ず、PASMOエリア内の駅で手続きを行ってください。

払い戻し時の注意点

払い戻しには手数料がかかる場合があるため、以下の点に注意することで、損をせずに済みます。

残高を使い切るのがベスト

多くの交通事業者では、払い戻しをする際に、残高から手数料(通常220円)を差し引く規定があります。

  • もし残高が手数料(220円)以下の場合、残高は全て手数料として徴収され、デポジットの500円だけが戻ってきます。
  • 残高を使い切って0円にしてから払い戻しをすれば、手数料はかからず、デポジットの500円がそのまま返金されます。

モモストアのおすすめは、スーパーやコンビニの電子マネーとして、残高が100円程度になるまで使い切ってから、払い戻し手続きをすることです。

記名PASMOは本人確認が必要

氏名が印字されている「記名PASMO」や「PASMO定期券」を払い戻す場合は、運転免許証や健康保険証などの公的証明書を持参し、PASMOの名義人本人であることを証明する必要があります。代理人による払い戻しは、名義人からの委任状などが必要となるため、非常に煩雑です。

定期券の払い戻しは複雑

定期券が搭載されているPASMOを払い戻す場合、定期券の区間や有効期限によって払い戻し額の計算が非常に複雑になります。計算式は以下の通りです。

(定期券の購入額)-(利用期間に応じた手数料・期間計算額)=(定期券の払い戻し額)

そして、この定期券の払い戻し額に、残高(手数料控除後)とデポジットが加算されます。複雑なため、定期券発売所(窓口)で係員に相談するのが最も確実です。

モバイルPASMOの払い戻し

モバイルPASMOを解約して払い戻しをする場合も、手数料がかかりますが、デポジットは元々ありません。
アプリ内から手続きを行うと、残高から手数料が差し引かれた金額が、登録済みの銀行口座に振り込まれる形となります。窓口に行く必要がなく、全てオンラインで完結するので便利です。

PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ

PASMOを失くしてしまった!そんな時は、焦らずに正しい手続きを取りましょう。特に「記名PASMO」であれば、残高や定期券情報を守り、再発行することができます。

無記名PASMOは再発行できない!

最も重要な注意点です。氏名が登録されていない「無記名PASMO」は、たとえ紛失・盗難にあったとしても、一切再発行することができません。もちろん、残高も戻ってきません。これが、モモストアが記名式やモバイルPASMOをお勧めする最大の理由の一つです。

記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順

記名PASMOやPASMO定期券は、紛失・盗難に遭った場合、以下の手順で再発行が可能です。

ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)

最寄りのPASMO取扱事業者の駅(窓口)またはバス営業所に行き、紛失・盗難の届け出を行います。その場でカードの利用停止手続きが行われます。

  • 必要なもの:公的証明書(運転免許証など)、紛失したPASMOの氏名・生年月日・電話番号などの情報。
  • 停止のタイミング:届け出が受理された時点から、そのPASMOの利用はできなくなります。これにより、第三者による不正利用を防ぐことができます。

ステップ2:再発行手続き

利用停止手続きの翌日以降に、同じ駅や別のPASMO取扱事業者の駅窓口で再発行手続きを行います。

  • 必要なもの:公的証明書、再発行整理票(ステップ1で受け取ったもの)、再発行手数料(520円程度)、新しいカードのデポジット(500円)。
  • 費用:再発行には合計で1,020円程度(手数料+デポジット)が必要です。

モバイルPASMOの場合(最も簡単)

モバイルPASMOなら、手続きはさらに簡単です。

  1. 新しいスマートフォンを用意します。
  2. モバイルPASMOアプリをインストールし、ログインします。
  3. 以前のPASMO情報が自動的に引き継がれ、すぐに利用再開できます。

モバイルPASMOは、端末を紛失しても、利用停止手続きをアプリや専用サイトから遠隔で行えるため、セキュリティ面でも最も優れています

PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア

PASMOは、主に首都圏の私鉄や地下鉄、バスが中心となって発行していますが、その利用範囲は非常に広く、日本全国の主要な交通機関やお店で利用できます。

交通機関での利用エリア

PASMOは、日本の交通系ICカードの相互利用サービスにより、以下の全国10の主要なICカードエリアで利用できます。

PASMOが利用できる交通系ICカードエリア
エリア名 中心となるカード 主な地域
PASMOエリア PASMO 東京、神奈川、埼玉、千葉の私鉄・地下鉄・バス
Suicaエリア Suica JR東日本管内(首都圏、仙台、新潟など)
ICOCAエリア ICOCA JR西日本管内(京阪神、岡山、広島など)
TOICAエリア TOICA JR東海管内(名古屋、静岡など)
manacaエリア manaca 名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄など(名古屋中心)
PiTaPaエリア PiTaPa 関西私鉄・地下鉄(主に後払い方式)
はやかけんエリア はやかけん 福岡市営地下鉄
nimocaエリア nimoca 西日本鉄道など(福岡、大分など)
SUGOCAエリア SUGOCA JR九州管内(福岡、熊本など)
Kitacaエリア Kitaca JR北海道管内(札幌中心)

このため、PASMO一枚あれば、沖縄や北海道の一部を除くほぼ全ての主要都市圏の電車・バスに乗車することができます。

注意点:PASMOエリア外の交通機関でPASMO定期券を利用することはできません。あくまで電子マネーとしての利用となります。

電子マネーとしてPASMOが使えるお店

PASMOは、交通機関だけでなく、全国の「交通系ICカード全国相互利用シンボルマーク」が表示されているお店で電子マネーとして利用できます。

  • コンビニ:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、ほぼ全てのコンビニ。
  • スーパー・ドラッグストア:イオン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ウエルシアなど。
  • 飲食店:マクドナルド、吉野家、スターバックスなど。
  • 自動販売機・コインロッカー:駅構内の飲料自動販売機やコインロッカー。

PASMOは駅ナカでの利用に特に強い傾向があります。
多くの私鉄駅構内の売店や飲食店はPASMOを導入しているため、電車を降りてすぐに買い物をするのに非常に便利です。

PASMOの利用可能エリアは日々拡大していますので、レジや券売機に「交通系ICカード」のマークがあるかを確認してみましょう。

PASMOオートチャージサービスの設定方法と便利な点

交通系ICカードの「残高不足」による改札エラーは、通勤・通学のストレスの一つですよね。この問題を根本から解決してくれるのが、PASMOオートチャージサービスです。

オートチャージの仕組みとは?

PASMOオートチャージサービスとは、PASMOの残高が、あらかじめ設定した金額(実行残額)以下になった状態で、改札機にタッチして入場・出場した際に、自動的に設定した金額がチャージされる仕組みです。

オートチャージ設定例
設定項目 設定金額
実行残額(この金額を下回ったらチャージ) 1,000円
チャージ金額(自動で入金される額) 3,000円

(例)残高が800円のPASMOで改札にタッチすると、自動的に3,000円がチャージされ、残高が3,800円になります。

オートチャージの大きなメリット

  • 残高不足ゼロ:改札で止められる心配がなくなります。
  • チャージの手間ゼロ:券売機やコンビニに並ぶ時間が一切不要になります。
  • ポイントが貯まる:オートチャージで利用したクレジットカードのポイントが貯まります。特に提携カードなら、通常よりも高還元率になることが多いです。

オートチャージを利用するための条件

PASMOオートチャージサービスを利用するには、以下の3つの条件を満たす必要があります。

  1. 記名PASMOカード、またはモバイルPASMOであること。(無記名PASMOでは利用できません)
  2. オートチャージに対応したクレジットカードを持っていること。
    • 主に、PASMOと提携しているクレジットカード会社(ビューカード、東急カード、小田急OPカードなど)が発行するカードが必要です。
  3. PASMOエリア内の改札機を利用すること。(SuicaエリアやKitacaエリアなど、他のエリアではオートチャージは実行されません)

オートチャージの設定方法

カード型PASMOの場合

カード型PASMOでオートチャージを利用するには、まず対応するクレジットカードを申し込み、各クレジットカード会社の専用申込書(こちらから新しいタブで開きます)を通じて手続きをする必要があります。
クレジットカードが届いた後、駅の窓口やオートチャージ設定可能な券売機でPASMOとクレジットカードを紐付ける設定を行います。

モバイルPASMOの場合

モバイルPASMOが最も簡単です。

  1. モバイルPASMOアプリ内でクレジットカードを登録します。
  2. 「オートチャージ設定」メニューから、実行残額とチャージ金額を設定します。
  3. 利用開始日を設定すれば、すぐにサービスが開始されます。

モバイルPASMOなら、クレジットカードの種類によっては、PASMO提携カードでなくてもオートチャージが可能な場合もあるので、アプリ内で確認してみましょう。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?

PASMOは、通常の緑色のデザインの他に、特定のイベントや路線の開業を記念した「記念PASMO」や「限定PASMO」が発売されることがあります。これらはコレクションアイテムとしても非常に人気が高いです。

記念PASMOの主な販売場所

記念PASMOは、通常のPASMOとは異なり、販売場所や購入方法が限定されます。

鉄道会社のイベント会場・特設ブース

鉄道会社の創立記念日、新路線の開業日、引退する車両の記念イベントなど、特定のイベントに合わせて、駅の特設ブースやイベント会場で販売されます。

  • 販売場所:イベント開催駅、鉄道会社の主要駅など。
  • 特徴:数量限定で、始発前から長蛇の列ができることが多く、非常に競争率が高いです。

オンライン予約・抽選販売

最近の記念PASMOは、混雑や混乱を避けるため、事前のオンライン予約制や、抽選販売になるケースが増えています。

  • 販売時期が近づくと、各鉄道会社の公式ウェブサイトやニュースリリースで告知されます。
  • 購入を希望する場合は、告知された期間内に忘れずに申し込みましょう。

相互直通運転記念PASMO

PASMOエリア内の鉄道会社同士が相互に乗り入れを開始する際などにも、記念PASMOが発売されることがあります。この場合は、関わる全ての鉄道会社の主要駅で販売されることが多いです。

記念PASMOを探すための情報源

「いつ、どこで記念PASMOが発売されるか」という情報をいち早くキャッチするには、以下の情報源を定期的にチェックすることが重要です。

  • PASMO協議会 公式ウェブサイト(こちらから新しいタブで開きます)
  • 各私鉄の公式ウェブサイト(特に小田急、京王、東急などPASMOエリアの主要私鉄)
  • 鉄道ニュースサイト、鉄道ファン向けのブログ
  • SNS(X/旧Twitterなど)の鉄道アカウント

記念PASMOは、デポジット500円を含めた価格(例:1,000円、2,000円など)で販売され、通常のPASMOと同様に交通機関や電子マネーとして利用できます。
もし限定品を手に入れたい場合は、販売情報が公開されたらすぐに動くことが成功の鍵となりますよ!

使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点

引っ越しやモバイルPASMOへの切り替えなどにより、使わなくなったPASMOカードは、そのまま放置せずに払い戻しをすることで、デポジットの500円と残高を取り戻すことができます。払い戻し手続きの場所と、損をしないための注意点をしっかり押さえておきましょう。

払い戻しができる場所

PASMOカードの払い戻しは、PASMO取扱事業者(私鉄、地下鉄、バス)のエリア内で行う必要があります。

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

重要:JR東日本の駅(Suicaエリア)では、PASMOカードの払い戻しはできません。必ず、PASMOエリア内の駅で手続きを行ってください。

払い戻し時の注意点

払い戻しには手数料がかかる場合があるため、以下の点に注意することで、損をせずに済みます。

残高を使い切るのがベスト

多くの交通事業者では、払い戻しをする際に、残高から手数料(通常220円)を差し引く規定があります。

  • もし残高が手数料(220円)以下の場合、残高は全て手数料として徴収され、デポジットの500円だけが戻ってきます。
  • 残高を使い切って0円にしてから払い戻しをすれば、手数料はかからず、デポジットの500円がそのまま返金されます。

モモストアのおすすめは、スーパーやコンビニの電子マネーとして、残高が100円程度になるまで使い切ってから、払い戻し手続きをすることです。

記名PASMOは本人確認が必要

氏名が印字されている「記名PASMO」や「PASMO定期券」を払い戻す場合は、運転免許証や健康保険証などの公的証明書を持参し、PASMOの名義人本人であることを証明する必要があります。代理人による払い戻しは、名義人からの委任状などが必要となるため、非常に煩雑です。

定期券の払い戻しは複雑

定期券が搭載されているPASMOを払い戻す場合、定期券の区間や有効期限によって払い戻し額の計算が非常に複雑になります。計算式は以下の通りです。

(定期券の購入額)-(利用期間に応じた手数料・期間計算額)=(定期券の払い戻し額)

そして、この定期券の払い戻し額に、残高(手数料控除後)とデポジットが加算されます。複雑なため、定期券発売所(窓口)で係員に相談するのが最も確実です。

モバイルPASMOの払い戻し

モバイルPASMOを解約して払い戻しをする場合も、手数料がかかりますが、デポジットは元々ありません。
アプリ内から手続きを行うと、残高から手数料が差し引かれた金額が、登録済みの銀行口座に振り込まれる形となります。窓口に行く必要がなく、全てオンラインで完結するので便利です。

PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ

PASMOを失くしてしまった!そんな時は、焦らずに正しい手続きを取りましょう。特に「記名PASMO」であれば、残高や定期券情報を守り、再発行することができます。

無記名PASMOは再発行できない!

最も重要な注意点です。氏名が登録されていない「無記名PASMO」は、たとえ紛失・盗難にあったとしても、一切再発行することができません。もちろん、残高も戻ってきません。これが、モモストアが記名式やモバイルPASMOをお勧めする最大の理由の一つです。

記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順

記名PASMOやPASMO定期券は、紛失・盗難に遭った場合、以下の手順で再発行が可能です。

ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)

最寄りのPASMO取扱事業者の駅(窓口)またはバス営業所に行き、紛失・盗難の届け出を行います。その場でカードの利用停止手続きが行われます。

  • 必要なもの:公的証明書(運転免許証など)、紛失したPASMOの氏名・生年月日・電話番号などの情報。
  • 停止のタイミング:届け出が受理された時点から、そのPASMOの利用はできなくなります。これにより、第三者による不正利用を防ぐことができます。

ステップ2:再発行手続き

利用停止手続きの翌日以降に、同じ駅や別のPASMO取扱事業者の駅窓口で再発行手続きを行います。

  • 必要なもの:公的証明書、再発行整理票(ステップ1で受け取ったもの)、再発行手数料(520円程度)、新しいカードのデポジット(500円)。
  • 費用:再発行には合計で1,020円程度(手数料+デポジット)が必要です。

モバイルPASMOの場合(最も簡単)

モバイルPASMOなら、手続きはさらに簡単です。

  1. 新しいスマートフォンを用意します。
  2. モバイルPASMOアプリをインストールし、ログインします。
  3. 以前のPASMO情報が自動的に引き継がれ、すぐに利用再開できます。

モバイルPASMOは、端末を紛失しても、利用停止手続きをアプリや専用サイトから遠隔で行えるため、セキュリティ面でも最も優れています

PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア

PASMOは、主に首都圏の私鉄や地下鉄、バスが中心となって発行していますが、その利用範囲は非常に広く、日本全国の主要な交通機関やお店で利用できます。

交通機関での利用エリア

PASMOは、日本の交通系ICカードの相互利用サービスにより、以下の全国10の主要なICカードエリアで利用できます。

PASMOが利用できる交通系ICカードエリア
エリア名 中心となるカード 主な地域
PASMOエリア PASMO 東京、神奈川、埼玉、千葉の私鉄・地下鉄・バス
Suicaエリア Suica JR東日本管内(首都圏、仙台、新潟など)
ICOCAエリア ICOCA JR西日本管内(京阪神、岡山、広島など)
TOICAエリア TOICA JR東海管内(名古屋、静岡など)
manacaエリア manaca 名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄など(名古屋中心)
PiTaPaエリア PiTaPa 関西私鉄・地下鉄(主に後払い方式)
はやかけんエリア はやかけん 福岡市営地下鉄
nimocaエリア nimoca 西日本鉄道など(福岡、大分など)
SUGOCAエリア SUGOCA JR九州管内(福岡、熊本など)
Kitacaエリア Kitaca JR北海道管内(札幌中心)

このため、PASMO一枚あれば、沖縄や北海道の一部を除くほぼ全ての主要都市圏の電車・バスに乗車することができます。

注意点:PASMOエリア外の交通機関でPASMO定期券を利用することはできません。あくまで電子マネーとしての利用となります。

電子マネーとしてPASMOが使えるお店

PASMOは、交通機関だけでなく、全国の「交通系ICカード全国相互利用シンボルマーク」が表示されているお店で電子マネーとして利用できます。

  • コンビニ:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、ほぼ全てのコンビニ。
  • スーパー・ドラッグストア:イオン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ウエルシアなど。
  • 飲食店:マクドナルド、吉野家、スターバックスなど。
  • 自動販売機・コインロッカー:駅構内の飲料自動販売機やコインロッカー。

PASMOは駅ナカでの利用に特に強い傾向があります。
多くの私鉄駅構内の売店や飲食店はPASMOを導入しているため、電車を降りてすぐに買い物をするのに非常に便利です。

PASMOの利用可能エリアは日々拡大していますので、レジや券売機に「交通系ICカード」のマークがあるかを確認してみましょう。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?

PASMOは、通常の緑色のデザインの他に、特定のイベントや路線の開業を記念した「記念PASMO」や「限定PASMO」が発売されることがあります。これらはコレクションアイテムとしても非常に人気が高いです。

記念PASMOの主な販売場所

記念PASMOは、通常のPASMOとは異なり、販売場所や購入方法が限定されます。

鉄道会社のイベント会場・特設ブース

鉄道会社の創立記念日、新路線の開業日、引退する車両の記念イベントなど、特定のイベントに合わせて、駅の特設ブースやイベント会場で販売されます。

  • 販売場所:イベント開催駅、鉄道会社の主要駅など。
  • 特徴:数量限定で、始発前から長蛇の列ができることが多く、非常に競争率が高いです。

オンライン予約・抽選販売

最近の記念PASMOは、混雑や混乱を避けるため、事前のオンライン予約制や、抽選販売になるケースが増えています。

  • 販売時期が近づくと、各鉄道会社の公式ウェブサイトやニュースリリースで告知されます。
  • 購入を希望する場合は、告知された期間内に忘れずに申し込みましょう。

相互直通運転記念PASMO

PASMOエリア内の鉄道会社同士が相互に乗り入れを開始する際などにも、記念PASMOが発売されることがあります。この場合は、関わる全ての鉄道会社の主要駅で販売されることが多いです。

記念PASMOを探すための情報源

「いつ、どこで記念PASMOが発売されるか」という情報をいち早くキャッチするには、以下の情報源を定期的にチェックすることが重要です。

  • PASMO協議会 公式ウェブサイト(こちらから新しいタブで開きます)
  • 各私鉄の公式ウェブサイト(特に小田急、京王、東急などPASMOエリアの主要私鉄)
  • 鉄道ニュースサイト、鉄道ファン向けのブログ
  • SNS(X/旧Twitterなど)の鉄道アカウント

記念PASMOは、デポジット500円を含めた価格(例:1,000円、2,000円など)で販売され、通常のPASMOと同様に交通機関や電子マネーとして利用できます。
もし限定品を手に入れたい場合は、販売情報が公開されたらすぐに動くことが成功の鍵となりますよ!

使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点

引っ越しやモバイルPASMOへの切り替えなどにより、使わなくなったPASMOカードは、そのまま放置せずに払い戻しをすることで、デポジットの500円と残高を取り戻すことができます。払い戻し手続きの場所と、損をしないための注意点をしっかり押さえておきましょう。

払い戻しができる場所

PASMOカードの払い戻しは、PASMO取扱事業者(私鉄、地下鉄、バス)のエリア内で行う必要があります。

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

重要:JR東日本の駅(Suicaエリア)では、PASMOカードの払い戻しはできません。必ず、PASMOエリア内の駅で手続きを行ってください。

払い戻し時の注意点

払い戻しには手数料がかかる場合があるため、以下の点に注意することで、損をせずに済みます。

残高を使い切るのがベスト

多くの交通事業者では、払い戻しをする際に、残高から手数料(通常220円)を差し引く規定があります。

  • もし残高が手数料(220円)以下の場合、残高は全て手数料として徴収され、デポジットの500円だけが戻ってきます。
  • 残高を使い切って0円にしてから払い戻しをすれば、手数料はかからず、デポジットの500円がそのまま返金されます。

モモストアのおすすめは、スーパーやコンビニの電子マネーとして、残高が100円程度になるまで使い切ってから、払い戻し手続きをすることです。

記名PASMOは本人確認が必要

氏名が印字されている「記名PASMO」や「PASMO定期券」を払い戻す場合は、運転免許証や健康保険証などの公的証明書を持参し、PASMOの名義人本人であることを証明する必要があります。代理人による払い戻しは、名義人からの委任状などが必要となるため、非常に煩雑です。

定期券の払い戻しは複雑

定期券が搭載されているPASMOを払い戻す場合、定期券の区間や有効期限によって払い戻し額の計算が非常に複雑になります。計算式は以下の通りです。

(定期券の購入額)-(利用期間に応じた手数料・期間計算額)=(定期券の払い戻し額)

そして、この定期券の払い戻し額に、残高(手数料控除後)とデポジットが加算されます。複雑なため、定期券発売所(窓口)で係員に相談するのが最も確実です。

モバイルPASMOの払い戻し

モバイルPASMOを解約して払い戻しをする場合も、手数料がかかりますが、デポジットは元々ありません。
アプリ内から手続きを行うと、残高から手数料が差し引かれた金額が、登録済みの銀行口座に振り込まれる形となります。窓口に行く必要がなく、全てオンラインで完結するので便利です。

PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ

PASMOを失くしてしまった!そんな時は、焦らずに正しい手続きを取りましょう。特に「記名PASMO」であれば、残高や定期券情報を守り、再発行することができます。

無記名PASMOは再発行できない!

最も重要な注意点です。氏名が登録されていない「無記名PASMO」は、たとえ紛失・盗難にあったとしても、一切再発行することができません。もちろん、残高も戻ってきません。これが、モモストアが記名式やモバイルPASMOをお勧めする最大の理由の一つです。

記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順

記名PASMOやPASMO定期券は、紛失・盗難に遭った場合、以下の手順で再発行が可能です。

ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)

最寄りのPASMO取扱事業者の駅(窓口)またはバス営業所に行き、紛失・盗難の届け出を行います。その場でカードの利用停止手続きが行われます。

  • 必要なもの:公的証明書(運転免許証など)、紛失したPASMOの氏名・生年月日・電話番号などの情報。
  • 停止のタイミング:届け出が受理された時点から、そのPASMOの利用はできなくなります。これにより、第三者による不正利用を防ぐことができます。

ステップ2:再発行手続き

利用停止手続きの翌日以降に、同じ駅や別のPASMO取扱事業者の駅窓口で再発行手続きを行います。

  • 必要なもの:公的証明書、再発行整理票(ステップ1で受け取ったもの)、再発行手数料(520円程度)、新しいカードのデポジット(500円)。
  • 費用:再発行には合計で1,020円程度(手数料+デポジット)が必要です。

モバイルPASMOの場合(最も簡単)

モバイルPASMOなら、手続きはさらに簡単です。

  1. 新しいスマートフォンを用意します。
  2. モバイルPASMOアプリをインストールし、ログインします。
  3. 以前のPASMO情報が自動的に引き継がれ、すぐに利用再開できます。

モバイルPASMOは、端末を紛失しても、利用停止手続きをアプリや専用サイトから遠隔で行えるため、セキュリティ面でも最も優れています

PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア

PASMOは、主に首都圏の私鉄や地下鉄、バスが中心となって発行していますが、その利用範囲は非常に広く、日本全国の主要な交通機関やお店で利用できます。

交通機関での利用エリア

PASMOは、日本の交通系ICカードの相互利用サービスにより、以下の全国10の主要なICカードエリアで利用できます。

PASMOが利用できる交通系ICカードエリア
エリア名 中心となるカード 主な地域
PASMOエリア PASMO 東京、神奈川、埼玉、千葉の私鉄・地下鉄・バス
Suicaエリア Suica JR東日本管内(首都圏、仙台、新潟など)
ICOCAエリア ICOCA JR西日本管内(京阪神、岡山、広島など)
TOICAエリア TOICA JR東海管内(名古屋、静岡など)
manacaエリア manaca 名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄など(名古屋中心)
PiTaPaエリア PiTaPa 関西私鉄・地下鉄(主に後払い方式)
はやかけんエリア はやかけん 福岡市営地下鉄
nimocaエリア nimoca 西日本鉄道など(福岡、大分など)
SUGOCAエリア SUGOCA JR九州管内(福岡、熊本など)
Kitacaエリア Kitaca JR北海道管内(札幌中心)

このため、PASMO一枚あれば、沖縄や北海道の一部を除くほぼ全ての主要都市圏の電車・バスに乗車することができます。

注意点:PASMOエリア外の交通機関でPASMO定期券を利用することはできません。あくまで電子マネーとしての利用となります。

電子マネーとしてPASMOが使えるお店

PASMOは、交通機関だけでなく、全国の「交通系ICカード全国相互利用シンボルマーク」が表示されているお店で電子マネーとして利用できます。

  • コンビニ:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、ほぼ全てのコンビニ。
  • スーパー・ドラッグストア:イオン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ウエルシアなど。
  • 飲食店:マクドナルド、吉野家、スターバックスなど。
  • 自動販売機・コインロッカー:駅構内の飲料自動販売機やコインロッカー。

PASMOは駅ナカでの利用に特に強い傾向があります。
多くの私鉄駅構内の売店や飲食店はPASMOを導入しているため、電車を降りてすぐに買い物をするのに非常に便利です。

PASMOの利用可能エリアは日々拡大していますので、レジや券売機に「交通系ICカード」のマークがあるかを確認してみましょう。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?

PASMOは、通常の緑色のデザインの他に、特定のイベントや路線の開業を記念した「記念PASMO」や「限定PASMO」が発売されることがあります。これらはコレクションアイテムとしても非常に人気が高いです。

記念PASMOの主な販売場所

記念PASMOは、通常のPASMOとは異なり、販売場所や購入方法が限定されます。

鉄道会社のイベント会場・特設ブース

鉄道会社の創立記念日、新路線の開業日、引退する車両の記念イベントなど、特定のイベントに合わせて、駅の特設ブースやイベント会場で販売されます。

  • 販売場所:イベント開催駅、鉄道会社の主要駅など。
  • 特徴:数量限定で、始発前から長蛇の列ができることが多く、非常に競争率が高いです。

オンライン予約・抽選販売

最近の記念PASMOは、混雑や混乱を避けるため、事前のオンライン予約制や、抽選販売になるケースが増えています。

  • 販売時期が近づくと、各鉄道会社の公式ウェブサイトやニュースリリースで告知されます。
  • 購入を希望する場合は、告知された期間内に忘れずに申し込みましょう。

相互直通運転記念PASMO

PASMOエリア内の鉄道会社同士が相互に乗り入れを開始する際などにも、記念PASMOが発売されることがあります。この場合は、関わる全ての鉄道会社の主要駅で販売されることが多いです。

記念PASMOを探すための情報源

「いつ、どこで記念PASMOが発売されるか」という情報をいち早くキャッチするには、以下の情報源を定期的にチェックすることが重要です。

  • PASMO協議会 公式ウェブサイト(こちらから新しいタブで開きます)
  • 各私鉄の公式ウェブサイト(特に小田急、京王、東急などPASMOエリアの主要私鉄)
  • 鉄道ニュースサイト、鉄道ファン向けのブログ
  • SNS(X/旧Twitterなど)の鉄道アカウント

記念PASMOは、デポジット500円を含めた価格(例:1,000円、2,000円など)で販売され、通常のPASMOと同様に交通機関や電子マネーとして利用できます。
もし限定品を手に入れたい場合は、販売情報が公開されたらすぐに動くことが成功の鍵となりますよ!

使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点

引っ越しやモバイルPASMOへの切り替えなどにより、使わなくなったPASMOカードは、そのまま放置せずに払い戻しをすることで、デポジットの500円と残高を取り戻すことができます。払い戻し手続きの場所と、損をしないための注意点をしっかり押さえておきましょう。

払い戻しができる場所

PASMOカードの払い戻しは、PASMO取扱事業者(私鉄、地下鉄、バス)のエリア内で行う必要があります。

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

重要:JR東日本の駅(Suicaエリア)では、PASMOカードの払い戻しはできません。必ず、PASMOエリア内の駅で手続きを行ってください。

払い戻し時の注意点

払い戻しには手数料がかかる場合があるため、以下の点に注意することで、損をせずに済みます。

残高を使い切るのがベスト

多くの交通事業者では、払い戻しをする際に、残高から手数料(通常220円)を差し引く規定があります。

  • もし残高が手数料(220円)以下の場合、残高は全て手数料として徴収され、デポジットの500円だけが戻ってきます。
  • 残高を使い切って0円にしてから払い戻しをすれば、手数料はかからず、デポジットの500円がそのまま返金されます。

モモストアのおすすめは、スーパーやコンビニの電子マネーとして、残高が100円程度になるまで使い切ってから、払い戻し手続きをすることです。

記名PASMOは本人確認が必要

氏名が印字されている「記名PASMO」や「PASMO定期券」を払い戻す場合は、運転免許証や健康保険証などの公的証明書を持参し、PASMOの名義人本人であることを証明する必要があります。代理人による払い戻しは、名義人からの委任状などが必要となるため、非常に煩雑です。

定期券の払い戻しは複雑

定期券が搭載されているPASMOを払い戻す場合、定期券の区間や有効期限によって払い戻し額の計算が非常に複雑になります。計算式は以下の通りです。

(定期券の購入額)-(利用期間に応じた手数料・期間計算額)=(定期券の払い戻し額)

そして、この定期券の払い戻し額に、残高(手数料控除後)とデポジットが加算されます。複雑なため、定期券発売所(窓口)で係員に相談するのが最も確実です。

モバイルPASMOの払い戻し

モバイルPASMOを解約して払い戻しをする場合も、手数料がかかりますが、デポジットは元々ありません。
アプリ内から手続きを行うと、残高から手数料が差し引かれた金額が、登録済みの銀行口座に振り込まれる形となります。窓口に行く必要がなく、全てオンラインで完結するので便利です。

PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ

PASMOを失くしてしまった!そんな時は、焦らずに正しい手続きを取りましょう。特に「記名PASMO」であれば、残高や定期券情報を守り、再発行することができます。

無記名PASMOは再発行できない!

最も重要な注意点です。氏名が登録されていない「無記名PASMO」は、たとえ紛失・盗難にあったとしても、一切再発行することができません。もちろん、残高も戻ってきません。これが、モモストアが記名式やモバイルPASMOをお勧めする最大の理由の一つです。

記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順

記名PASMOやPASMO定期券は、紛失・盗難に遭った場合、以下の手順で再発行が可能です。

ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)

最寄りのPASMO取扱事業者の駅(窓口)またはバス営業所に行き、紛失・盗難の届け出を行います。その場でカードの利用停止手続きが行われます。

  • 必要なもの:公的証明書(運転免許証など)、紛失したPASMOの氏名・生年月日・電話番号などの情報。
  • 停止のタイミング:届け出が受理された時点から、そのPASMOの利用はできなくなります。これにより、第三者による不正利用を防ぐことができます。

ステップ2:再発行手続き

利用停止手続きの翌日以降に、同じ駅や別のPASMO取扱事業者の駅窓口で再発行手続きを行います。

  • 必要なもの:公的証明書、再発行整理票(ステップ1で受け取ったもの)、再発行手数料(520円程度)、新しいカードのデポジット(500円)。
  • 費用:再発行には合計で1,020円程度(手数料+デポジット)が必要です。

モバイルPASMOの場合(最も簡単)

モバイルPASMOなら、手続きはさらに簡単です。

  1. 新しいスマートフォンを用意します。
  2. モバイルPASMOアプリをインストールし、ログインします。
  3. 以前のPASMO情報が自動的に引き継がれ、すぐに利用再開できます。

モバイルPASMOは、端末を紛失しても、利用停止手続きをアプリや専用サイトから遠隔で行えるため、セキュリティ面でも最も優れています

PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア

PASMOは、主に首都圏の私鉄や地下鉄、バスが中心となって発行していますが、その利用範囲は非常に広く、日本全国の主要な交通機関やお店で利用できます。

交通機関での利用エリア

PASMOは、日本の交通系ICカードの相互利用サービスにより、以下の全国10の主要なICカードエリアで利用できます。

PASMOが利用できる交通系ICカードエリア
エリア名 中心となるカード 主な地域
PASMOエリア PASMO 東京、神奈川、埼玉、千葉の私鉄・地下鉄・バス
Suicaエリア Suica JR東日本管内(首都圏、仙台、新潟など)
ICOCAエリア ICOCA JR西日本管内(京阪神、岡山、広島など)
TOICAエリア TOICA JR東海管内(名古屋、静岡など)
manacaエリア manaca 名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄など(名古屋中心)
PiTaPaエリア PiTaPa 関西私鉄・地下鉄(主に後払い方式)
はやかけんエリア はやかけん 福岡市営地下鉄
nimocaエリア nimoca 西日本鉄道など(福岡、大分など)
SUGOCAエリア SUGOCA JR九州管内(福岡、熊本など)
Kitacaエリア Kitaca JR北海道管内(札幌中心)

このため、PASMO一枚あれば、沖縄や北海道の一部を除くほぼ全ての主要都市圏の電車・バスに乗車することができます。

注意点:PASMOエリア外の交通機関でPASMO定期券を利用することはできません。あくまで電子マネーとしての利用となります。

電子マネーとしてPASMOが使えるお店

PASMOは、交通機関だけでなく、全国の「交通系ICカード全国相互利用シンボルマーク」が表示されているお店で電子マネーとして利用できます。

  • コンビニ:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、ほぼ全てのコンビニ。
  • スーパー・ドラッグストア:イオン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ウエルシアなど。
  • 飲食店:マクドナルド、吉野家、スターバックスなど。
  • 自動販売機・コインロッカー:駅構内の飲料自動販売機やコインロッカー。

PASMOは駅ナカでの利用に特に強い傾向があります。
多くの私鉄駅構内の売店や飲食店はPASMOを導入しているため、電車を降りてすぐに買い物をするのに非常に便利です。

PASMOの利用可能エリアは日々拡大していますので、レジや券売機に「交通系ICカード」のマークがあるかを確認してみましょう。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?

PASMOは、通常の緑色のデザインの他に、特定のイベントや路線の開業を記念した「記念PASMO」や「限定PASMO」が発売されることがあります。これらはコレクションアイテムとしても非常に人気が高いです。

記念PASMOの主な販売場所

記念PASMOは、通常のPASMOとは異なり、販売場所や購入方法が限定されます。

鉄道会社のイベント会場・特設ブース

鉄道会社の創立記念日、新路線の開業日、引退する車両の記念イベントなど、特定のイベントに合わせて、駅の特設ブースやイベント会場で販売されます。

  • 販売場所:イベント開催駅、鉄道会社の主要駅など。
  • 特徴:数量限定で、始発前から長蛇の列ができることが多く、非常に競争率が高いです。

オンライン予約・抽選販売

最近の記念PASMOは、混雑や混乱を避けるため、事前のオンライン予約制や、抽選販売になるケースが増えています。

  • 販売時期が近づくと、各鉄道会社の公式ウェブサイトやニュースリリースで告知されます。
  • 購入を希望する場合は、告知された期間内に忘れずに申し込みましょう。

相互直通運転記念PASMO

PASMOエリア内の鉄道会社同士が相互に乗り入れを開始する際などにも、記念PASMOが発売されることがあります。この場合は、関わる全ての鉄道会社の主要駅で販売されることが多いです。

記念PASMOを探すための情報源

「いつ、どこで記念PASMOが発売されるか」という情報をいち早くキャッチするには、以下の情報源を定期的にチェックすることが重要です。

  • PASMO協議会 公式ウェブサイト(こちらから新しいタブで開きます)
  • 各私鉄の公式ウェブサイト(特に小田急、京王、東急などPASMOエリアの主要私鉄)
  • 鉄道ニュースサイト、鉄道ファン向けのブログ
  • SNS(X/旧Twitterなど)の鉄道アカウント

記念PASMOは、デポジット500円を含めた価格(例:1,000円、2,000円など)で販売され、通常のPASMOと同様に交通機関や電子マネーとして利用できます。
もし限定品を手に入れたい場合は、販売情報が公開されたらすぐに動くことが成功の鍵となりますよ!

使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点

引っ越しやモバイルPASMOへの切り替えなどにより、使わなくなったPASMOカードは、そのまま放置せずに払い戻しをすることで、デポジットの500円と残高を取り戻すことができます。払い戻し手続きの場所と、損をしないための注意点をしっかり押さえておきましょう。

払い戻しができる場所

PASMOカードの払い戻しは、PASMO取扱事業者(私鉄、地下鉄、バス)のエリア内で行う必要があります。

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

重要:JR東日本の駅(Suicaエリア)では、PASMOカードの払い戻しはできません。必ず、PASMOエリア内の駅で手続きを行ってください。

払い戻し時の注意点

払い戻しには手数料がかかる場合があるため、以下の点に注意することで、損をせずに済みます。

残高を使い切るのがベスト

多くの交通事業者では、払い戻しをする際に、残高から手数料(通常220円)を差し引く規定があります。

  • もし残高が手数料(220円)以下の場合、残高は全て手数料として徴収され、デポジットの500円だけが戻ってきます。
  • 残高を使い切って0円にしてから払い戻しをすれば、手数料はかからず、デポジットの500円がそのまま返金されます。

モモストアのおすすめは、スーパーやコンビニの電子マネーとして、残高が100円程度になるまで使い切ってから、払い戻し手続きをすることです。

記名PASMOは本人確認が必要

氏名が印字されている「記名PASMO」や「PASMO定期券」を払い戻す場合は、運転免許証や健康保険証などの公的証明書を持参し、PASMOの名義人本人であることを証明する必要があります。代理人による払い戻しは、名義人からの委任状などが必要となるため、非常に煩雑です。

定期券の払い戻しは複雑

定期券が搭載されているPASMOを払い戻す場合、定期券の区間や有効期限によって払い戻し額の計算が非常に複雑になります。計算式は以下の通りです。

(定期券の購入額)-(利用期間に応じた手数料・期間計算額)=(定期券の払い戻し額)

そして、この定期券の払い戻し額に、残高(手数料控除後)とデポジットが加算されます。複雑なため、定期券発売所(窓口)で係員に相談するのが最も確実です。

モバイルPASMOの払い戻し

モバイルPASMOを解約して払い戻しをする場合も、手数料がかかりますが、デポジットは元々ありません。
アプリ内から手続きを行うと、残高から手数料が差し引かれた金額が、登録済みの銀行口座に振り込まれる形となります。窓口に行く必要がなく、全てオンラインで完結するので便利です。

PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ

PASMOを失くしてしまった!そんな時は、焦らずに正しい手続きを取りましょう。特に「記名PASMO」であれば、残高や定期券情報を守り、再発行することができます。

無記名PASMOは再発行できない!

最も重要な注意点です。氏名が登録されていない「無記名PASMO」は、たとえ紛失・盗難にあったとしても、一切再発行することができません。もちろん、残高も戻ってきません。これが、モモストアが記名式やモバイルPASMOをお勧めする最大の理由の一つです。

記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順

記名PASMOやPASMO定期券は、紛失・盗難に遭った場合、以下の手順で再発行が可能です。

ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)

最寄りのPASMO取扱事業者の駅(窓口)またはバス営業所に行き、紛失・盗難の届け出を行います。その場でカードの利用停止手続きが行われます。

  • 必要なもの:公的証明書(運転免許証など)、紛失したPASMOの氏名・生年月日・電話番号などの情報。
  • 停止のタイミング:届け出が受理された時点から、そのPASMOの利用はできなくなります。これにより、第三者による不正利用を防ぐことができます。

ステップ2:再発行手続き

利用停止手続きの翌日以降に、同じ駅や別のPASMO取扱事業者の駅窓口で再発行手続きを行います。

  • 必要なもの:公的証明書、再発行整理票(ステップ1で受け取ったもの)、再発行手数料(520円程度)、新しいカードのデポジット(500円)。
  • 費用:再発行には合計で1,020円程度(手数料+デポジット)が必要です。

モバイルPASMOの場合(最も簡単)

モバイルPASMOなら、手続きはさらに簡単です。

  1. 新しいスマートフォンを用意します。
  2. モバイルPASMOアプリをインストールし、ログインします。
  3. 以前のPASMO情報が自動的に引き継がれ、すぐに利用再開できます。

モバイルPASMOは、端末を紛失しても、利用停止手続きをアプリや専用サイトから遠隔で行えるため、セキュリティ面でも最も優れています

PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア

PASMOは、主に首都圏の私鉄や地下鉄、バスが中心となって発行していますが、その利用範囲は非常に広く、日本全国の主要な交通機関やお店で利用できます。

交通機関での利用エリア

PASMOは、日本の交通系ICカードの相互利用サービスにより、以下の全国10の主要なICカードエリアで利用できます。

PASMOが利用できる交通系ICカードエリア
エリア名 中心となるカード 主な地域
PASMOエリア PASMO 東京、神奈川、埼玉、千葉の私鉄・地下鉄・バス
Suicaエリア Suica JR東日本管内(首都圏、仙台、新潟など)
ICOCAエリア ICOCA JR西日本管内(京阪神、岡山、広島など)
TOICAエリア TOICA JR東海管内(名古屋、静岡など)
manacaエリア manaca 名古屋鉄道、名古屋市営地下鉄など(名古屋中心)
PiTaPaエリア PiTaPa 関西私鉄・地下鉄(主に後払い方式)
はやかけんエリア はやかけん 福岡市営地下鉄
nimocaエリア nimoca 西日本鉄道など(福岡、大分など)
SUGOCAエリア SUGOCA JR九州管内(福岡、熊本など)
Kitacaエリア Kitaca JR北海道管内(札幌中心)

このため、PASMO一枚あれば、沖縄や北海道の一部を除くほぼ全ての主要都市圏の電車・バスに乗車することができます。

注意点:PASMOエリア外の交通機関でPASMO定期券を利用することはできません。あくまで電子マネーとしての利用となります。

電子マネーとしてPASMOが使えるお店

PASMOは、交通機関だけでなく、全国の「交通系ICカード全国相互利用シンボルマーク」が表示されているお店で電子マネーとして利用できます。

  • コンビニ:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど、ほぼ全てのコンビニ。
  • スーパー・ドラッグストア:イオン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、ウエルシアなど。
  • 飲食店:マクドナルド、吉野家、スターバックスなど。
  • 自動販売機・コインロッカー:駅構内の飲料自動販売機やコインロッカー。

PASMOは駅ナカでの利用に特に強い傾向があります。
多くの私鉄駅構内の売店や飲食店はPASMOを導入しているため、電車を降りてすぐに買い物をするのに非常に便利です。

PASMOの利用可能エリアは日々拡大していますので、レジや券売機に「交通系ICカード」のマークがあるかを確認してみましょう。

PASMOとSuicaの違いは?どちらを選ぶべきか徹底比較

PASMOとSuicaは、どちらも交通系ICカードとして日本全国で相互利用が可能ですが、発行元が異なるため、いくつか違いがあります。「結局、私はPASMOとSuicaのどちらを選ぶべき?」という疑問にお答えします。

発行元と主なエリアの違い

最も大きな違いは、どの交通事業者が発行しているか、そしてどのエリアを中心にサービスが展開されているか、という点です。

PASMOとSuicaの基本情報比較
項目 PASMO Suica
発行事業者 株式会社パスモ(私鉄・バス各社が出資) JR東日本
主なエリア 私鉄、地下鉄、バス(関東中心) JR線(関東・東北など)
モバイル版 モバイルPASMO / Apple PayのPASMO モバイルSuica / Apple PayのSuica
提携オートチャージカード 東急、小田急、京王など私鉄系 ビューカード(JR東日本系)

どちらを選ぶべきかの判断基準

現在、どちらのカードも全国の主要な交通機関やコンビニで相互利用できるため、利用範囲についてはほとんど差がありません。しかし、以下の基準で選ぶとより便利になります。

日常的な利用路線で選ぶ

  • PASMOを選ぶべき人:通勤・通学・生活で東京メトロ、都営地下鉄、私鉄各社(東急、小田急、京王、西武、東武など)、またはこれらのバスをメインで利用する人。
  • Suicaを選ぶべき人:通勤・通学・生活でJR線(特にJR東日本エリア)をメインで利用する人。

これは、定期券を購入したり、万が一トラブルがあった際に、主要な利用路線の駅で手続きができる方が圧倒的に便利だからです。

オートチャージ用のクレジットカードで選ぶ

オートチャージ機能を使う予定があるなら、どのクレジットカードを持っているかで決めるのが賢明です。

  • PASMOは、私鉄系の提携カードが多いです。
  • Suicaは、JR東日本グループのビューカード一択です。ビューカードでSuicaにオートチャージすると、ポイント還元率が非常に高くなるというメリットがあります。

モバイルでの利便性

モバイルPASMOとモバイルSuicaは、機能面ではほとんど差がありません。どちらもクレジットカードチャージや定期券購入が可能です。
ただし、Apple Watchで利用する場合、Apple PayのPASMOはApple Watch単体での定期券購入ができず、iPhoneが必要となる場合がありますが、モバイルSuicaは単体で対応できることが多いなど、細かい違いは存在します。こちらも公式サイト(こちらから新しいタブで開きます)で最新情報をチェックすることをお勧めします。

記念PASMOや限定PASMOはどこで手に入る?

PASMOは、通常の緑色のデザインの他に、特定のイベントや路線の開業を記念した「記念PASMO」や「限定PASMO」が発売されることがあります。これらはコレクションアイテムとしても非常に人気が高いです。

記念PASMOの主な販売場所

記念PASMOは、通常のPASMOとは異なり、販売場所や購入方法が限定されます。

鉄道会社のイベント会場・特設ブース

鉄道会社の創立記念日、新路線の開業日、引退する車両の記念イベントなど、特定のイベントに合わせて、駅の特設ブースやイベント会場で販売されます。

  • 販売場所:イベント開催駅、鉄道会社の主要駅など。
  • 特徴:数量限定で、始発前から長蛇の列ができることが多く、非常に競争率が高いです。

オンライン予約・抽選販売

最近の記念PASMOは、混雑や混乱を避けるため、事前のオンライン予約制や、抽選販売になるケースが増えています。

  • 販売時期が近づくと、各鉄道会社の公式ウェブサイトやニュースリリースで告知されます。
  • 購入を希望する場合は、告知された期間内に忘れずに申し込みましょう。

相互直通運転記念PASMO

PASMOエリア内の鉄道会社同士が相互に乗り入れを開始する際などにも、記念PASMOが発売されることがあります。この場合は、関わる全ての鉄道会社の主要駅で販売されることが多いです。

記念PASMOを探すための情報源

「いつ、どこで記念PASMOが発売されるか」という情報をいち早くキャッチするには、以下の情報源を定期的にチェックすることが重要です。

  • PASMO協議会 公式ウェブサイト(こちらから新しいタブで開きます)
  • 各私鉄の公式ウェブサイト(特に小田急、京王、東急などPASMOエリアの主要私鉄)
  • 鉄道ニュースサイト、鉄道ファン向けのブログ
  • SNS(X/旧Twitterなど)の鉄道アカウント

記念PASMOは、デポジット500円を含めた価格(例:1,000円、2,000円など)で販売され、通常のPASMOと同様に交通機関や電子マネーとして利用できます。
もし限定品を手に入れたい場合は、販売情報が公開されたらすぐに動くことが成功の鍵となりますよ!

使わなくなったPASMOカードの払い戻し場所と注意点

引っ越しやモバイルPASMOへの切り替えなどにより、使わなくなったPASMOカードは、そのまま放置せずに払い戻しをすることで、デポジットの500円と残高を取り戻すことができます。払い戻し手続きの場所と、損をしないための注意点をしっかり押さえておきましょう。

払い戻しができる場所

PASMOカードの払い戻しは、PASMO取扱事業者(私鉄、地下鉄、バス)のエリア内で行う必要があります。

  • PASMO取扱事業者の駅の窓口(定期券発売所)
  • PASMO取扱事業者のバス営業所

重要:JR東日本の駅(Suicaエリア)では、PASMOカードの払い戻しはできません。必ず、PASMOエリア内の駅で手続きを行ってください。

払い戻し時の注意点

払い戻しには手数料がかかる場合があるため、以下の点に注意することで、損をせずに済みます。

残高を使い切るのがベスト

多くの交通事業者では、払い戻しをする際に、残高から手数料(通常220円)を差し引く規定があります。

  • もし残高が手数料(220円)以下の場合、残高は全て手数料として徴収され、デポジットの500円だけが戻ってきます。
  • 残高を使い切って0円にしてから払い戻しをすれば、手数料はかからず、デポジットの500円がそのまま返金されます。

モモストアのおすすめは、スーパーやコンビニの電子マネーとして、残高が100円程度になるまで使い切ってから、払い戻し手続きをすることです。

記名PASMOは本人確認が必要

氏名が印字されている「記名PASMO」や「PASMO定期券」を払い戻す場合は、運転免許証や健康保険証などの公的証明書を持参し、PASMOの名義人本人であることを証明する必要があります。代理人による払い戻しは、名義人からの委任状などが必要となるため、非常に煩雑です。

定期券の払い戻しは複雑

定期券が搭載されているPASMOを払い戻す場合、定期券の区間や有効期限によって払い戻し額の計算が非常に複雑になります。計算式は以下の通りです。

(定期券の購入額)-(利用期間に応じた手数料・期間計算額)=(定期券の払い戻し額)

そして、この定期券の払い戻し額に、残高(手数料控除後)とデポジットが加算されます。複雑なため、定期券発売所(窓口)で係員に相談するのが最も確実です。

モバイルPASMOの払い戻し

モバイルPASMOを解約して払い戻しをする場合も、手数料がかかりますが、デポジットは元々ありません。
アプリ内から手続きを行うと、残高から手数料が差し引かれた金額が、登録済みの銀行口座に振り込まれる形となります。窓口に行く必要がなく、全てオンラインで完結するので便利です。

PASMOを紛失・盗難した場合の再発行手続きと流れ

PASMOを失くしてしまった!そんな時は、焦らずに正しい手続きを取りましょう。特に「記名PASMO」であれば、残高や定期券情報を守り、再発行することができます。

無記名PASMOは再発行できない!

最も重要な注意点です。氏名が登録されていない「無記名PASMO」は、たとえ紛失・盗難にあったとしても、一切再発行することができません。もちろん、残高も戻ってきません。これが、モモストアが記名式やモバイルPASMOをお勧めする最大の理由の一つです。

記名PASMO・PASMO定期券の再発行手順

記名PASMOやPASMO定期券は、紛失・盗難に遭った場合、以下の手順で再発行が可能です。

ステップ1:利用停止手続き(最優先事項)

最寄りのPASMO取扱事業者の駅(窓口)またはバス営業所に行き、紛失・盗難の届け出を行います。その場でカードの利用停止手続きが行われます。

  • 必要なもの:公的証明書(運転免許証など)、紛失したPASMOの氏名・生年月日・電話番号などの情報。
  • 停止のタイミング:届け出が受理された時点から、そのPASMOの利用はできなくなります。これにより、第三者による不正利用を防ぐことができます。

ステップ2:再発行手続き

利用停止手続きの翌日以降に、同じ駅や別のPASMO取扱事業者の駅窓口で再発行手続きを行います。

  • 必要なもの:公的証明書、再発行整理票(ステップ1で受け取ったもの)、再発行手数料(520円程度)、新しいカードのデポジット(500円)。
  • 費用:再発行には合計で1,020円程度(手数料+デポジット)が必要です。

モバイルPASMOの場合(最も簡単)

モバイルPASMOなら、手続きはさらに簡単です。

  1. 新しいスマートフォンを用意します。
  2. モバイルPASMOアプリをインストールし、ログインします。
  3. 以前のPASMO情報が自動的に引き継がれ、すぐに利用再開できます。

モバイルPASMOは、端末を紛失しても、利用停止手続きをアプリや専用サイトから遠隔で行えるため、セキュリティ面でも最も優れています

PASMOで乗れる・使える交通機関とお店のエリア

PASMOは、主に首都圏の私鉄や地下鉄、バスが中心となって発行していますが、その利用範囲は非常に広く、日本全国の主要な交通機関やお店で利用できます。

交通機関での利用エリア

PASMOは、日本の交通系ICカードの相互利用サービスにより、以下の全国10の主要なICカードエリアで利用できます。

PASMOが利用できる交通系ICカードエリア
エリア名 中心となるカード 主な地域
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