抗原検査キットはどこの薬局で買える?在庫状況と正しい選び方を徹底解説!

抗原検査キットはどこの薬局で買える?在庫状況と正しい選び方を徹底解説!

急な体調不良や、周囲で感染者が出た際に「抗原検査キットをすぐに手に入れたい!」と焦ってしまう方は多いのではないでしょうか?
ドラッグストアや薬局に行っても、どの種類を選べば良いのか、そもそも今でも売っているのか、といった疑問は尽きませんよね。

この記事では、抗原検査キットが現在どこの薬局で手に入るのか、そして「医療用」「一般用」「研究用」の違いや、購入時に知っておきたい重要な注意点まで、モモストアが詳しく解説していきます。
この記事を読めば、もう迷うことなく、自分に合った検査キットを選び、適切に備えることができますよ。

・抗原検査キットは今でも薬局やドラッグストアで買える?
・「一般用」と「研究用」の違いは?選んではいけないキット
・【必見】抗原検査キットを取り扱う主な薬局・ドラッグストア
・主要ドラッグストア各社の抗原検査キット取り扱い状況一覧
・抗原検査キットの平均価格帯と人気商品の紹介
  1. 抗原検査キットは今でも薬局やドラッグストアで買える?
    1. 販売されているのは「一般用」の検査キットが主流です
      1. 購入前に知っておきたい!販売場所の基本ルール
  2. 「一般用」と「研究用」の違いは?選んではいけないキット
    1. 国が「承認」しているかどうかが最も重要
    2. 「研究用」キットのリスクとは?
  3. 【必見】抗原検査キットを取り扱う主な薬局・ドラッグストア
    1. 主要なドラッグストアチェーンの取り扱い傾向
      1. 主な取り扱い店舗のリスト
  4. 主要ドラッグストア各社の抗原検査キット取り扱い状況一覧
    1. 各社のオンラインストアの特徴と販売キットの例
      1. オンラインストアでの取り扱い製品例(2025年最新情報)
    2. リアルタイムの在庫確認は「日本薬剤師会」のサイトも参考に
  5. 抗原検査キットの平均価格帯と人気商品の紹介
    1. 抗原検査キットの価格帯の目安
    2. 市場で人気の高い承認キット(一般用)の例
      1. 人気キットの比較表
  6. 医療用と一般用(OTC)検査キットの違いと購入時の注意点
    1. 「医療用」と「一般用」の決定的な違い
    2. 一般用キットを購入する際の重要チェックリスト
  7. 抗原検査キットの購入に「薬剤師の確認」が必要な理由
    1. 薬剤師が確認する主なポイント
    2. 通販サイトでの「薬剤師からのメール」を忘れずに確認!
  8. 在庫が不安な時に!事前に確認するべきことと問い合わせ先
    1. 「在庫確認」は電話が基本です
      1. 電話での問い合わせ時に伝えるべきポイント
    2. 大型店の調剤薬局に問い合わせてみる
  9. 薬局以外でも買える場所はある?コンビニやネット通販の最新情報
    1. コンビニエンスストアでは買える?
    2. 最も安定している購入先は「ネット通販」
      1. ネット通販利用のメリット・デメリット
  10. 自宅で検査キットを使う時の正しい手順と判定方法
    1. キット使用前の重要準備
    2. 検体採取から判定までの一般的な流れ(鼻腔ぬぐい液の場合)
    3. 結果の判定方法
  11. 新型コロナとインフルエンザの同時検査キットは便利?
    1. 同時検査キットの大きなメリット
    2. 知っておきたいデメリットと注意点
  12. もし陽性が出たらどうする?検査後の正しい行動と対処法
    1. 陽性判定が出た直後の行動リスト
    2. 一般用キットでの陽性は「確定診断」ではない
  13. 【モモストアおすすめ】抗原検査キットは通販サイトでの購入が便利
    1. 事前購入がおすすめな3つの理由
    2. 通販での購入手順の再確認
  14. 薬局の営業時間外でも抗原検査キットが手に入る特別対応
    1. 地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の役割
    2. 深夜でも手に入るのは「ネット通販の置き配」が現実的
  15. 抗原検査キットの偽陰性を防ぐための正しい使い方
    1. 最も重要なのは「検体採取」のステップ
    2. 検査のタイミングも精度に影響します
      1. 偽陰性を防ぐための行動指針
  16. 企業や学校で抗原検査キットを「大量購入」する方法
    1. 大量購入の主なルート
    2. 大量購入時の注意点
  17. 唾液検査キットと鼻腔ぬぐい液キット、選ぶならどっち?
    1. 唾液検査キットのメリット・デメリット
    2. 鼻腔ぬぐい液キットのメリット・デメリット
    3. モモストアとしての推奨は?
  18. 抗原検査キットの処分方法と環境への配慮
    1. 陽性・陰性ごとの正しい処分方法
      1. 陽性だった場合(もしくは陽性の疑いがある場合)
      2. 陰性だった場合
    2. 医療機関での処理が最も安全
  19. まとめ:抗原検査キット購入は「承認キット」と「在庫確認」が鍵

抗原検査キットは今でも薬局やドラッグストアで買える?

momo-store.jp

「コロナ禍が落ち着いた今、薬局で抗原検査キットを見かけなくなった」と感じる方もいるかもしれませんね。
結論からお伝えすると、抗原検査キットは現在でも、多くの薬局やドラッグストアで購入することが可能です。ただ、以前と少しだけ購入の状況が変わっている部分もあります。

販売されているのは「一般用」の検査キットが主流です

以前は医療機関向けだった検査キットが、現在では厚生労働省に承認された「一般用(OTC)」医薬品として、薬局や一部のドラッグストアの店頭に並んでいます。
「一般用」として販売されているものは、ご自宅などでセルフチェックとして使用することが可能です。

ただし、購入時にはいくつかの条件があります。最も重要なのは、「第1類医薬品」に分類されているため、薬剤師による説明と確認が必要となる点です。
そのため、薬剤師が不在の時間帯や店舗では販売されていないこともあるので注意しましょう。

また、新型コロナウイルス感染症だけでなく、インフルエンザと同時に検査できる「コンボキット」のような多機能な製品も増えてきており、緊急時に備えるための選択肢が広がっています。

購入前に知っておきたい!販売場所の基本ルール

抗原検査キットが販売されている場所の基本的なルールをまとめてみました。

  • 薬局・ドラッグストア:薬剤師がいる店舗で購入可能。第1類医薬品のため、対面またはオンラインでの情報提供が必要です。
  • コンビニエンスストア:原則として販売されていません。薬事法上の理由で、薬剤師が常駐していないためです。
  • インターネット通販:厚生労働省に承認された「一般用」キットであれば、通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)での購入が可能です。ただし、購入時には薬剤師からの情報提供と確認が必須です。

特に地方や夜間など、すぐに薬局に行けない場合に備えて、ネット通販で事前に購入しておくのが、モモストアとしては一番のおすすめですよ。

「一般用」と「研究用」の違いは?選んではいけないキット

抗原検査キットを探していると、「一般用」の他に「研究用」と書かれた製品を格安で見かけることがあります。しかし、この「研究用」キットこそ、私たちが体調不良時に使うべきではないものなのです。

国が「承認」しているかどうかが最も重要

抗原検査キットには、大きく分けて以下の3種類があります。

種類 承認状況 購入場所 自己診断への適格性
一般用(OTC) 厚生労働省が承認(第1類医薬品) 薬局、ドラッグストア、ネット通販 セルフチェックとして使用可能
医療用 厚生労働省が承認(体外診断用医薬品) 医療機関、一部薬局(薬剤師の管理下) 医師の診断目的で使用
研究用 未承認(雑貨品扱い) 様々な場所で販売 不可。性能が保証されていません。

私たちが自分で検査をして結果を知りたい場合、選ぶべきは「一般用(第1類医薬品)」です。外箱に「体外診断用医薬品」または「第1類医薬品」と記載されていることを必ず確認してください。

「研究用」キットのリスクとは?

「研究用」キットは、文字通り研究や実験目的で作られたものであり、国による性能や品質の審査を受けていません
過去には、承認されたキットと比べて検出精度が極端に低い製品も確認されており、以下のような大きなリスクがあります。

  • 偽陰性のリスク:感染しているのに「陰性」と出てしまい、無意識のうちに他人に感染を広げてしまう可能性があります。
  • 偽陽性のリスク:感染していないのに「陽性」と出てしまい、不要な隔離や医療機関の受診につながり、社会的な混乱を招く可能性があります。

価格が安いからといって安易に「研究用」に手を出さず、必ず厚生労働省が承認した「一般用」または「医療用」を選びましょう。検査結果を自己判断の根拠にするためにも、信頼性の高いキットを選ぶことが、自分自身や大切な人を守るための第一歩です。

信頼できるキットを選ぶことで、正しい結果を得て、適切な行動を取ることができます。Amazonや楽天市場などの主要な通販サイトでも、承認済みの「一般用」キットが多数販売されていますよ。

【必見】抗原検査キットを取り扱う主な薬局・ドラッグストア

実際にどこで抗原検査キットが手に入るのか、具体的な店舗名を知りたいですよね。
ここでは、一般用抗原検査キットを取り扱っている可能性が高い、主な薬局・ドラッグストアをご紹介します。ただし、在庫状況は店舗や地域によって日々変動しますので、必ず事前に確認してくださいね。

主要なドラッグストアチェーンの取り扱い傾向

多くの大手ドラッグストアは、調剤薬局を併設している店舗で「一般用(第1類医薬品)」の抗原検査キットを販売しています。販売の条件として薬剤師の常駐が必要なため、店舗の営業時間全体ではなく、調剤薬局の営業時間内でのみ販売しているケースが多いです。

主な取り扱い店舗のリスト

店舗名 取り扱い傾向 購入のポイント
マツモトキヨシ(マツキヨ) 調剤薬局併設店を中心に販売 オンラインストアでの取り扱いもあり。Tポイントやdポイントが貯まる・使える。
ウエルシア 調剤薬局併設店で販売 WAON POINT利用可能。毎月20日の「お客様感謝デー」は特にお得ですが、キットは品切れに注意。
スギ薬局 調剤薬局併設店で販売 スギ薬局独自のポイントサービスあり。店舗数が多いので見つけやすい。
ツルハドラッグ 調剤薬局併設店で販売 ツルハポイントや楽天ポイントが貯まる・使える。オンラインストアも充実。
ココカラファイン 調剤薬局併設店で販売 マツモトキヨシグループ傘下で取り扱い製品が共通していることが多い。
その他の薬局 地域の中小薬局でも取り扱いあり 薬剤師に直接相談できるため、使用方法や注意点などを詳しく聞きたい方におすすめ。

どの店舗も、原則として薬剤師が対面で説明を行う必要があるため、キットが陳列棚の目立つ場所ではなく、レジ裏やカウンター内で保管されていることが多いです。
購入の際は、遠慮せずに店員さんや薬剤師さんに声をかけて、「抗原検査キットを探している」と伝えてくださいね。

主要ドラッグストア各社の抗原検査キット取り扱い状況一覧

大手ドラッグストア各社は、独自のオンラインストアも持っており、そちらでも承認済みの抗原検査キットを販売しています。店頭で在庫切れの場合でも、オンラインなら比較的安定して手に入ることが多いので、チェックしておきましょう。

各社のオンラインストアの特徴と販売キットの例

オンラインで購入する場合も、薬剤師による確認や情報提供が義務付けられています。購入後にメールやチャットなどで薬剤師からの連絡が入り、確認が取れてから発送される流れが一般的です。

オンラインストアでの取り扱い製品例(2025年最新情報)

店舗・サイト名 主な取り扱いキット(一般用) オンライン購入時の特徴
ウエルシアドットコム Panbio、アンスペクトコーワ、エスプラインなど 第1類医薬品として販売。購入後に薬剤師からのメール確認あり。
ツルハグループe-shop本店 Panbio COVID-19/Flu A&B、アンスペクトコーワWなど コロナ単独キットからインフルエンザ同時検査キットまで幅広い品揃え。
マツモトキヨシオンラインストア Panbio、アンスペクトコーワ、KBMラインチェックなど 独自のポイントサービスと連携。在庫状況が比較的安定している傾向。
日本調剤オンラインストア クオンパス COVID-19、KBMラインチェックnCoV/Fluなど 薬剤師が運営する通販なので、信頼性が高い。5回分セットなどの販売もあり。

これらのオンラインストアは、24時間いつでも注文できるのが最大のメリットです。特に夜間や早朝に体調不良になり、すぐに検査キットが必要だと感じた時に、焦らず準備できるのが心強いですね。
もちろん、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトでも「第1類医薬品」として承認キットが販売されていますので、普段利用しているサイトをチェックしてみるのもおすすめです。

リアルタイムの在庫確認は「日本薬剤師会」のサイトも参考に

お住まいの地域でどこの薬局がキットを取り扱っているかを知るために、日本薬剤師会のホームページでは、抗原検査キットを販売している薬局リストが公開されている場合があります。(地域によって情報提供の有無が異なります。)
これは確約された在庫情報ではありませんが、取り扱い店舗を探す際の大きな手助けとなりますので、一度確認してみると良いでしょう。

抗原検査キットの平均価格帯と人気商品の紹介

抗原検査キットの価格は、製品の種類やメーカー、そして「1回分」なのか「5回分」などのセットなのかによって大きく異なります。
ここでは、一般的な価格帯の目安と、現在市場で人気の高い承認キットをいくつかご紹介します。

抗原検査キットの価格帯の目安

厚生労働省に承認された「一般用」キットは、おおよそ以下の価格帯で販売されています。格安の「研究用」と比べて品質が保証されている分、ある程度の価格が設定されています。

  • コロナ単独キット(1回分):1,300円〜2,000円(税込)程度
  • コロナ・インフルエンザ同時検査キット(1回分):1,800円〜3,000円(税込)程度
  • セット販売(5回分など):1回あたりの単価が少し安くなる傾向があります。

これらの価格はあくまで目安であり、セールやキャンペーンによって変動することがあります。Amazonや楽天市場などで複数の製品を比較してみると、お得なセットが見つかるかもしれません。

市場で人気の高い承認キット(一般用)の例

実際にドラッグストアや通販サイトでよく見かける、信頼性の高いキットをいくつかピックアップしました。

人気キットの比較表

商品名 特徴 検査のタイプ 判定時間(目安)
Panbio COVID-19 Antigen ラピッドテスト 大正製薬が販売。知名度が高く、多くのお店で取り扱いがある。 鼻腔ぬぐい液 15分
アンスペクトコーワ SARS-CoV-2 興和が販売。唾液での検査も可能なタイプがある。 鼻腔ぬぐい液 / 唾液 15分
エスプライン SARS-CoV-2&Flu A+B 富士レビオが製造。コロナとインフルエンザを同時に検査できる。 鼻腔ぬぐい液 15分
KBM ラインチェック nCoV/Flu コージンバイオが製造。信頼性の高い日本製の同時検査キット。 鼻腔ぬぐい液 15分

キットを選ぶ際は、自分が検査しやすい「検体の採取方法」(鼻腔ぬぐい液か唾液か)や、「インフルエンザも同時に検査したいか」といったニーズに合わせて選ぶのがおすすめです。
ご自宅に常備しておくなら、やはり複数回分がセットになった製品や、同時検査が可能なキットが安心感がありますね。

医療用と一般用(OTC)検査キットの違いと購入時の注意点

先ほど「一般用」と「研究用」の違いについて触れましたが、ここでは「医療用」と「一般用」の具体的な違いと、私たちが知っておくべき購入時の注意点を深く掘り下げていきます。

「医療用」と「一般用」の決定的な違い

どちらも厚生労働省に承認された検査キットであることに変わりはありませんが、その「使用目的」と「販売形態」に大きな違いがあります。

  • 医療用:医師が診断を下すための判断材料として使われます。薬局でも販売されることがありますが、基本的に調剤薬局で医師の指示や管理のもとで提供されるものです。外箱には「体外診断用医薬品」と記載されています。
  • 一般用(OTC):自己検査(セルフチェック)目的で使われます。薬局やドラッグストアの店頭、通販で薬剤師の説明を受けて購入できます。外箱には「第1類医薬品」と記載されています。

重要なのは、どちらのキットも「陽性」の結果が出た場合、自己判断せず、速やかに医療機関に相談する必要があるという点です。特に一般用キットでの陽性判定は、確定診断とはならないため、医療機関での再検査が求められることが一般的です。

一般用キットを購入する際の重要チェックリスト

いざ店頭や通販でキットを購入する際に、失敗しないためのチェックポイントをまとめました。

  1. 【承認の確認】外箱に「第1類医薬品」または「体外診断用医薬品」と書かれているか。
  2. 【使用期限】自宅に常備する場合、使用期限が十分に残っているかを確認。(期限が近いものは安価になる場合がありますが、いざという時に使えないと困ります。)
  3. 【保管方法】冷蔵保管が必要なキットではないか。一般用キットの多くは室温保管が可能ですが、念のためチェック。
  4. 【採取方法】鼻腔ぬぐい液、唾液、どちらの採取方法か。自分や家族が負担なく行える方法のキットを選びましょう。
  5. 【同時検査】新型コロナウイルス単独か、インフルエンザとの同時検査キットか。

特に通販で購入する場合は、厚生労働省の承認情報ページ(別ウィンドウで開きます)と照らし合わせるなど、承認キットであることを二重に確認するとより安心ですね。

抗原検査キットの購入に「薬剤師の確認」が必要な理由

抗原検査キットが「第1類医薬品」であるため、薬剤師による確認が義務付けられていることをお伝えしました。これは単なる手続きではなく、私たち利用者が検査を正しく行い、結果を適切に理解するために非常に重要なプロセスなのです。

薬剤師が確認する主なポイント

店頭や通販で薬剤師が必ずチェックする項目は、主に以下の点です。

  • 使用者の状況:誰が使用するのか、熱や咳などの症状があるか、濃厚接触者であるか、など。
  • 検査の目的:単なる安心のためか、出張や帰省前のチェックか、など。
  • キットの正しい使い方:検体の採取方法(鼻の奥まで入れる必要があるか、唾液の量など)、判定ラインの読み取り方、判定時間の厳守などを正しく理解しているか。
  • 陽性・陰性時の対応:結果が陽性だった場合、陰性だった場合にどう行動すべきかを理解しているか。

これらの確認を行うことで、誤った検査による「偽陰性」や「偽陽性」を防ぎ、検査結果を過信して感染を広げてしまうリスクを最小限に抑えることができます。
薬剤師は、薬のプロであると同時に、私たちの健康を守るための情報提供のプロでもあります。分からないことがあれば、この機会に遠慮なく質問してみましょう。

通販サイトでの「薬剤師からのメール」を忘れずに確認!

ネット通販で抗原検査キットを購入した際、注文後に「薬剤師からのメール」が届くことがほとんどです。
このメールには、キットの正しい使い方や注意点、確認事項が記載されており、購入者がそれを確認し、返信などの形で同意を示さないと、商品が発送されない仕組みになっています。このメールを見落としてしまうと、なかなか商品が届かず困ってしまうことになりますので、注文後は必ずメールをチェックしてくださいね。

特に急いでいる場合は、メールでのやり取りを待つよりも、営業時間内のドラッグストアで対面で購入した方が早いケースもありますので、状況に応じて購入方法を使い分けるのが賢明です。

在庫が不安な時に!事前に確認するべきことと問い合わせ先

感染が拡大している時期や、年末年始などの長期休暇前は、店頭からキットがすぐに姿を消してしまうことがあります。せっかくお店に行ったのに在庫切れ、という事態は避けたいですよね。
ここでは、事前に在庫を確認するための具体的な手順と、スムーズな問い合わせ方法をご紹介します。

「在庫確認」は電話が基本です

ほとんどのドラッグストアや薬局では、店頭のリアルタイムな在庫状況をオンラインで公開していません。そのため、来店前に直接店舗に電話で問い合わせるのが最も確実な方法です。

電話での問い合わせ時に伝えるべきポイント

問い合わせの際は、店員さんがスムーズに対応できるように、以下の情報を明確に伝えるようにしましょう。

  • 「一般用」の抗原検査キットを探していること(「研究用」と間違われないように)
  • 「新型コロナウイルス単独」か「コロナ・インフルエンザ同時検査キット」のどちらが欲しいか
  • 希望する数量(「1回分」か「複数回分」か)

もし在庫があったとしても、「第1類医薬品なので、薬剤師がいる時間にしか販売できません」と言われる場合があります。その際は、「本日の販売可能時間帯」も併せて確認しておくと、無駄足にならずに済みます。

大型店の調剤薬局に問い合わせてみる

通常のドラッグストアのレジとは別に、処方箋を受け付けている「調剤薬局」が併設されている大型店舗は、抗原検査キットの在庫を比較的多く持っている傾向があります。
通常のドラッグストアの電話番号ではなく、調剤薬局専用の電話番号が公開されている場合は、そちらに問い合わせてみるのも有効な手段です。

また、地域の薬剤師会のホームページや、大手通販サイト(楽天市場など)の在庫状況も参考にしながら、店頭での購入と通販を上手に組み合わせるのがおすすめです。

薬局以外でも買える場所はある?コンビニやネット通販の最新情報

「薬局が閉まっている深夜や早朝に手に入れたい」「近所に薬局がない」といった理由で、薬局以外の購入場所を探している方もいるでしょう。
ここでは、薬局以外の購入ルートの現状と、最も頼りになる「ネット通販」について詳しく見ていきます。

コンビニエンスストアでは買える?

残念ながら、主要なコンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)では、抗原検査キットの販売は行われていません
これは、先述の通り、抗原検査キット(一般用)が「第1類医薬品」に指定されており、薬剤師による対面販売が義務付けられているためです。コンビニには薬剤師が常駐していないため、この要件を満たすことができないのです。

ただし、自治体によっては、特定の期間に無料で配布されたり、夜間・休日でも対応可能な「地域連携薬局」などがある場合もありますので、お住まいの自治体の公式サイトを確認してみると良いでしょう。

最も安定している購入先は「ネット通販」

もし急ぎでないのであれば、最も在庫が安定しており、種類も豊富なのはインターネット通販です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、承認された「一般用」キットが多数取り扱われています。

ネット通販利用のメリット・デメリット

メリット デメリット
✅ 24時間いつでも注文が可能 ❌ 注文から到着までに時間がかかる(即日入手は不可)
✅ 価格比較が容易で、安いセットが見つかりやすい ❌ 薬剤師とのやり取りがメールやチャットになる
✅ 在庫切れが店頭より少ない ❌ 偽造品や「研究用」と誤認しやすい商品もあるため注意が必要

特にメルカリなどのフリマアプリでの購入は、商品の品質や保管状態、承認キットであるかどうかの保証が難しいため、必ず正規のドラッグストアのオンラインストアや大手ECサイトの正規販売店から購入するようにしてください。

自宅で検査キットを使う時の正しい手順と判定方法

無事に抗原検査キットを手に入れたら、いざという時に正しく使えるように、使用方法を理解しておくことが大切です。正しい手順でなければ、せっかくの検査も信頼できる結果が得られません。

キット使用前の重要準備

検査を始める前に、必ず以下の準備を行いましょう。

  • 手洗い:石鹸で手をよく洗い、清潔な状態にします。
  • 説明書の確認:必ず製品付属の取扱説明書を読み、手順を把握します。(メーカーや製品によって手順が若干異なります)
  • 時間厳守:タイマーを用意し、判定時間を厳守できるようにします。
  • 清潔な場所:検査を行う場所をきれいにし、検体が汚染されないように注意します。

検体採取から判定までの一般的な流れ(鼻腔ぬぐい液の場合)

ここでは最も一般的な鼻腔ぬぐい液を使ったキットの、一般的な手順を解説します。唾液検査キットの場合は、採取方法が異なりますので、必ず説明書に従ってください。

  1. 検体の採取:鼻の穴に付属の綿棒を入れ、奥の壁に沿って数回転がしながら粘液を採取します。深さや回転数は製品の指示に従ってください。
  2. 抽出液との混合:採取した綿棒を、キットに入っているチューブの抽出液に浸し、よく混ぜ合わせます。
  3. 検査カセットへ滴下:チューブの先端を折るか、フタを付けて、抽出液を検査カセットの指定された場所に数滴(指示された量)滴下します。
  4. 判定時間の待機:タイマーをセットし、説明書に書かれた時間(例:15分)が経過するまで待ちます。

指定された時間以外に判定を見てしまうと、結果が不正確になる可能性があります。必ずタイマーが鳴るまで待ってください。

結果の判定方法

判定窓には通常、「C(コントロールライン)」と「T(テストライン)」の2つのラインがあります。

  • 陰性(-):Cラインのみに色がついた場合。
  • 陽性(+):CラインとTラインの両方に色がついた場合。
  • 無効(Invalid):Cラインに色がつかなかった場合。→再検査が必要です。

結果が「無効」だった場合は、手順に間違いがあったか、キットの不良が考えられます。新しいキットを使って再検査を行ってください。もし検査方法に不安がある場合は、YouTubeなどで実際の使用動画を検索してみるのも分かりやすいですよ。

新型コロナとインフルエンザの同時検査キットは便利?

最近、ドラッグストアや通販でよく見かけるようになったのが、新型コロナウイルスとインフルエンザ(A型・B型)を一度の検査で同時にチェックできる「同時検査キット」です。
これは非常に便利ですが、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

同時検査キットの大きなメリット

同時検査キットが優れている点は、特に以下の2点です。

  1. 診断の迅速化:発熱や喉の痛みなど、コロナとインフルエンザで共通する症状が出た場合、どちらのウイルスが原因かを1回の検査で同時に判断できます。これにより、医療機関での初期対応がスムーズになります。
  2. 経済的・肉体的負担の軽減:別々に検査キットを購入したり、2回検体を採取する手間が省けます。特に体調が悪い時には、一度で済むのは大きなメリットです。

価格はコロナ単独キットよりも若干高めですが、インフルエンザ流行期とコロナ感染が重なる時期には、備えておくと安心感が高まります。どちらの検査薬も「第1類医薬品」として承認された製品を選ぶようにしましょう。

知っておきたいデメリットと注意点

一方で、同時検査キットには注意すべき点もあります。

  • 検査タイミングの重要性:どちらのウイルスも、感染初期や症状が出る前では検出されにくいことがあります。発症から24時間〜48時間以内など、適切なタイミングで検査を行うことが重要です。
  • キットの種類が限られる:単独キットに比べると製品の種類が少なく、特定のメーカーのものに偏りがちです。
  • 価格:単独キットを2つ買うよりは安いことが多いですが、初期費用はやや高くなります。

同時検査キットを選ぶ際は、「A型・B型インフルエンザとコロナ」の3種類全てに対応しているかどうかをしっかり確認してくださいね。特にインフルエンザA型とB型を同時に検出できる製品がおすすめです。

もし陽性が出たらどうする?検査後の正しい行動と対処法

抗原検査キットを使って「陽性(+)」の結果が出た場合、パニックにならず、落ち着いて行動することが大切です。
ここでは、一般用キットで陽性判定が出た場合の正しい行動手順と、その後の対処法について解説します。

陽性判定が出た直後の行動リスト

最優先すべきは、「他者への感染拡大を防ぐこと」「適切な医療的助言を得ること」です。

  1. 冷静になる:まずは深呼吸をして落ち着きましょう。
  2. 外出を控える:結果が出た時点から、仕事や学校を休み、原則として外出を控えてください。
  3. 医療機関に相談:かかりつけ医や、地域の相談窓口(発熱相談センターなど)に電話で連絡し、検査キットで陽性が出たことを伝えて指示を仰ぎます。直接病院に行かず、必ず事前に電話をしてください。
  4. 症状の記録:発熱や喉の痛みなど、現在の症状を具体的に記録しておきましょう。
  5. 同居家族への連絡:同居している家族や濃厚接触が疑われる人に状況を伝え、家庭内での感染対策を徹底します。

一般用キットでの陽性は「確定診断」ではない

重要な点として、一般用(OTC)キットでの陽性判定は、あくまで「推定」であり、これをもって公的に「感染確定」とはなりません
多くの医療機関では、確定診断のために改めて医療用の検査(PCR検査や医療用抗原検査)を行います。医療機関から指示された場合は、それに従ってください。

また、検査キットの結果を過信せず、体調が優れない場合は陰性であっても無理せず休養を取ることが大切です。ご自身の判断だけでなく、専門家である医療機関の指示を尊重してくださいね。
もしも自宅療養が必要になった場合に備えて、食料品や日用品をネットで注文できるサービスを把握しておくと安心です。

【モモストアおすすめ】抗原検査キットは通販サイトでの購入が便利

ここまで、薬局での購入方法やキットの選び方について解説してきましたが、モモストアとしては、「通販サイトでの事前購入」を強くおすすめします

事前購入がおすすめな3つの理由

店頭での購入も可能ですが、緊急時にキットが必要になった際、通販で準備しておくと慌てずに済みます。

  1. 在庫切れの心配が少ない:薬局の店頭在庫は変動が激しいですが、大手通販サイトは物流が安定しており、比較的在庫が豊富です。
  2. 価格の比較が簡単:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった複数のサイトで、価格や送料、セット内容を簡単に比較でき、最もお得な製品を選ぶことができます。
  3. 24時間いつでも注文可能:深夜や早朝など、薬局の営業時間外でもすぐに注文を完了でき、数日後に自宅に届くので安心です。

特に風邪やインフルエンザが流行するシーズン前には、家族の人数分をまとめて購入し、常備しておくことをおすすめします。承認された一般用キットであれば、使用期限も比較的長く設定されていますので、いざという時のために備えておきましょう。

通販での購入手順の再確認

通販で抗原検査キット(第1類医薬品)を購入する際は、必ず薬剤師からのメールやチャットでの「情報提供」と「確認」のステップがあることを忘れないでください。
この確認が完了しないと商品は発送されません。注文後にすぐにメールをチェックし、必要事項に回答することで、商品の到着を早めることができますよ。

モモストアとしても、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの承認キットから、価格や評価を比較して、あなたにぴったりのキットを選んでみてくださいね。

薬局の営業時間外でも抗原検査キットが手に入る特別対応

「夜間に急に高熱が出て、すぐにでも検査したい!」という場合、多くのドラッグストアの調剤薬局は閉まってしまいます。このような営業時間外の緊急時にキットを手に入れるための特別ルートはあるのでしょうか?

地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の役割

一部の薬局は、地域の医療体制に貢献するため、「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」として認定されており、営業時間外でも対応できる体制を整えている場合があります。
これらの薬局では、時間外でも連絡が取れる電話番号を公開しており、緊急時に抗原検査キットの販売や調剤に対応してくれることがあります。

ただし、これは全ての薬局で行われているサービスではありません。お住まいの地域に該当する薬局があるかどうかは、Googleで「地域連携薬局 抗原検査キット」のように検索するか、地域の薬剤師会に問い合わせてみるのが良いでしょう。

深夜でも手に入るのは「ネット通販の置き配」が現実的

今すぐ手元にない状態で、深夜に確実に入手できる場所は、残念ながらほとんどありません。
最も現実的な備えは、やはり日頃から承認キットを自宅にストックしておくこと、そしてネット通販で購入した際に、「置き配」サービスを利用してスムーズに受け取れるようにしておくことです。
置き配は、対面での受け取りが難しい場合や、体調不良で玄関先に出られない場合に非常に役立ちます。

緊急時に慌てないためにも、備蓄は早めに行いましょう。

抗原検査キットの偽陰性を防ぐための正しい使い方

検査キットの精度は年々向上していますが、使用者の使い方が間違っていると、実際は陽性なのに「陰性」と出てしまう「偽陰性」のリスクが高まります。
検査結果の信頼性を高めるために、特に注意したい正しい使い方を深掘りします。

最も重要なのは「検体採取」のステップ

検査キットの正確性を左右するのは、ズバリ「ウイルスが十分に採取できているか」です。特に鼻腔ぬぐい液タイプのキットを使う場合、以下の点に注意してください。

  • 奥まで入れる:説明書で指示された深さまで綿棒を挿入します。鼻の入り口付近だけでなく、奥の粘膜にしっかり触れる必要があります。
  • 回転させる:綿棒の先端を、鼻腔の粘膜に沿ってゆっくりと数回(例:5回)回転させ、確実に検体を採取します。
  • 両鼻で採取:可能であれば、両方の鼻の穴で採取することで、ウイルスの採取量を増やすことができます。(製品の説明書で確認してください)

検査のタイミングも精度に影響します

感染直後や、まだ症状が出ていない潜伏期間中は、ウイルス量が少ないため、抗原検査キットでは検出されにくいことがあります。
一般的に、症状が出始めた日(発症日)から2日目~9日目頃が、ウイルス量が増加しやすく、抗原検査キットの感度が高まる期間とされています。

偽陰性を防ぐための行動指針

状況 取るべき行動
症状があるが陰性 症状が出てから24時間経過後など、時間を置いてもう一度検査する。陰性でも症状がある間は外出を控え、医療機関に相談を。
濃厚接触者で無症状 接触から数日後(例:2日目と5日目など)に検査を行う。適切なタイミングは自治体の指示に従う。
判定ラインが薄い Tライン(テストライン)がどんなに薄くても「陽性」と判断する。(ただし、判定時間外に出た薄い線は無効の可能性あり。)

正しい知識を持って、正確な検査を心がけましょう。不安な点は、購入時に薬剤師に確認するのが一番です。

企業や学校で抗原検査キットを「大量購入」する方法

企業が従業員の健康管理のためや、学校がイベント開催前に生徒のセルフチェック用として、抗原検査キットを大量に購入したいというケースもあるでしょう。
個人での購入とは異なり、大量購入には特別なルートや注意点があります。

大量購入の主なルート

承認された一般用抗原検査キットを大量に仕入れるには、以下のルートが考えられます。

  1. 大手ドラッグストアの法人向け窓口:マツモトキヨシやウエルシアなどの大手チェーンは、法人向けの注文を受け付けている場合があります。まとまった数を発注する際は、直接問い合わせてみましょう。
  2. 医薬品卸業者:企業によっては、製薬会社や医薬品卸業者と直接取引することで、安定的に供給を受けることができます。
  3. 大手ECサイトの法人向けサービス:Amazonビジネスやアスクルなどの法人向けサービスを利用することで、領収書や請求書の発行もスムーズに行え、一度に大量注文が可能です。

大量購入の場合も、販売時には薬剤師による情報提供が義務付けられているため、法人担当者と薬剤師との間で、適切な使用方法や保管方法についての確認が必ず行われます

大量購入時の注意点

大量に購入して従業員や生徒に配布する際は、特に以下の点に注意が必要です。

  • 保管場所:キットの使用期限や品質を保つため、直射日光を避け、適切な温度(多くは室温)で保管できる場所を確保してください。
  • 情報提供の徹底:配布時には、単にキットを渡すだけでなく、「承認キットであること」「正しい使い方」「陽性・陰性時の対応」を記した文書を添えるなどして、適切な情報提供を徹底してください。
  • 法的な位置づけ:企業や学校が配布するキットの結果は、個人の健康状態を知るための参考情報であり、公的な証明や診断とはならないことを周知しましょう。

安全かつ安心して使用できるように、購入から配布、使用後のフォローまで、責任をもって対応することが求められます。

唾液検査キットと鼻腔ぬぐい液キット、選ぶならどっち?

抗原検査キットには、主に「鼻腔ぬぐい液」を検体とするものと、「唾液」を検体とするものがあります。
特に小さなお子さんや鼻の奥に綿棒を入れるのが苦手な方にとって、どちらを選ぶべきかは大きな悩みですよね。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。

唾液検査キットのメリット・デメリット

メリット デメリット
✅ 痛みがなく、誰でも簡単に採取できる ❌ 検査前に飲食・喫煙などで唾液の成分が変わりやすい
✅ 小さなお子さんでも比較的負担が少ない ❌ ウイルス量が少ないと、鼻腔ぬぐい液より感度が下がる可能性がある

鼻腔ぬぐい液キットのメリット・デメリット

メリット デメリット
✅ 唾液よりも安定してウイルスを採取しやすい ❌ 鼻の奥まで入れるため、多少の痛みや不快感を伴うことがある
✅ 一般用として承認されている製品数が多い ❌ 採取方法が不適切だと、偽陰性のリスクが高まる

モモストアとしての推奨は?

どちらのタイプも承認された一般用キットであれば、一定の精度は保証されています。
もし「確実な検体採取」を最優先したいなら、鼻腔ぬぐい液をおすすめします。ただし、自己採取に不安がある、または痛みが苦手という場合は、無理せず唾液検査キットを選ぶのが良いでしょう。
大切なのは、「無理なく正しく使えること」です。ご自身の状況に合わせて、最適なキットを選んでくださいね。

どちらのタイプもAmazonや楽天市場で取り扱いがありますので、商品説明やレビューを参考にしながら選んでみてください。

抗原検査キットの処分方法と環境への配慮

無事に検査が終わり、結果が出た後、キット本体や使用済みの綿棒をどのように処分するべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
特に陽性だった場合、感染性廃棄物として正しく処理する必要があります。環境と安全のため、適切な処分方法を知っておきましょう。

陽性・陰性ごとの正しい処分方法

自治体によって細かなルールが異なる場合がありますが、基本的な考え方は以下の通りです。

陽性だった場合(もしくは陽性の疑いがある場合)

感染性廃棄物として扱う必要があります。

  1. 使用済みの綿棒やチューブなどのキット一式を、ビニール袋に入れます。
  2. 袋の口をしっかり縛り、中身が飛び散らないように密閉します。
  3. 「燃えるごみ」として捨てる際に、他のごみとは分け、「検査キット在中」などとメモ書きを貼るなどして、収集作業員の方が安全に扱えるように配慮します。

自治体によっては、医療機関での回収を推奨している場合もあるため、必ずお住まいの地域の公式サイトでルールを確認してください。

陰性だった場合

通常の「燃えるごみ」として処分して問題ありませんが、念のため使用済みの綿棒などはビニール袋に入れて密閉してから捨てるのが安心です。

医療機関での処理が最も安全

もし医療機関で改めて検査を受ける場合や、診察を受ける機会がある場合は、使用済みのキットを持参して医療機関に処分を依頼するのが最も安全で確実な方法です。
医療機関では感染性廃棄物として適切に処理してくれるため、ご家庭での感染リスクを完全に排除できます。

環境への配慮として、キットの外箱や説明書など、プラスチックや紙の部分は、検体などに触れていなければ分別してリサイクルに出しましょう。

まとめ:抗原検査キット購入は「承認キット」と「在庫確認」が鍵

抗原検査キットがどこで買えるのか、選び方、使い方、そして購入後の対応まで、幅広く解説してきました。
最後に、最も重要となるポイントをもう一度おさらいしておきましょう。

抗原検査キットを購入する際の「二大原則」は、以下の通りです。

  1. 【承認キットを選ぶ】必ず厚生労働省が承認した「第1類医薬品(一般用)」または「体外診断用医薬品(医療用)」と記載された製品を選ぶ。格安の「研究用」は避ける。
  2. 【在庫と時間をチェック】店頭で購入する場合は、薬剤師の常駐時間(調剤薬局の営業時間)内であること、そして事前に電話で在庫を確認すること。

急な体調不良はいつ起こるかわかりません。いざという時に慌てないためにも、元気なうちにAmazonや楽天市場などの通販サイトで信頼できる承認キットを複数回分、自宅に備蓄しておくことをモモストアは強く推奨します。
事前の準備こそが、あなた自身と、大切なご家族、そして周囲の人々を守る最善の行動です。

この記事が、皆さんの不安を解消し、適切な備えの一助となれば幸いです。今後も健康に関する情報をモモストアがお届けしていきますね!

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