Pasmo(パスモ)はどこで買える?購入場所・種類・モバイル対応を徹底解説!

Pasmo(パスモ)はどこで買える?購入場所・種類・モバイル対応を徹底解説!

「PASMOってどこで買うんだろう?」「忙しいから駅以外で買いたいけど…」そう思って検索されましたよね!
交通系ICカードのPASMOは、日々の通勤・通学、ちょっとしたお買い物に欠かせない、とっても便利なアイテムです。

実はPASMOの購入場所は限られていて、初めて買う方にとっては少し複雑に感じるかもしれません。
この記事では、PASMOカード本体の購入場所から、今すぐ使えるモバイルPASMOの始め方、そして便利なチャージ方法まで、モモストアが詳しく分かりやすく解説していきますね!
これを読めば、もう迷わずPASMOを手に入れられますよ。

・PASMOカードの主な購入場所は「駅の券売機」と「窓口」
・モバイルPASMOなら駅に行かなくてもOK!そのメリットとは?
・【種類別】無記名PASMO・記名PASMO・小児用PASMOの買い方
・PASMO定期券の購入方法と磁気定期券からの切り替え手順
・PASMOをコンビニで買うことはできる?意外な販売事情
  1. PASMOカードの主な購入場所は「駅の券売機」と「窓口」
    1. 無記名・記名PASMOが買える場所と営業時間
      1. 購入場所の具体例と注意点
  2. モバイルPASMOなら駅に行かなくてもOK!そのメリットとは?
    1. モバイルPASMOの始め方(iOS/Android別)
      1. 【Apple PayのPASMO】(iPhone・Apple Watchユーザー)
      2. 【モバイルPASMO for Android】(Androidユーザー)
    2. モバイルPASMO最大のメリット「オートチャージ」設定
  3. 【種類別】無記名PASMO・記名PASMO・小児用PASMOの買い方
    1. 無記名PASMOと記名PASMOの違いと選び方
    2. 小児用PASMOの購入に必要な書類と手続き
      1. 小児用PASMOの購入場所と必須書類
  4. PASMO定期券の購入方法と磁気定期券からの切り替え手順
    1. PASMO定期券が買える場所とクレジットカード利用
    2. 磁気定期券をPASMO定期券に移行する時の注意点
      1. 移行手順(駅窓口で実施)
      2. 移行時の重要な注意点
  5. PASMOをコンビニで買うことはできる?意外な販売事情
    1. なぜコンビニや一部の店ではPASMO本体を販売していないのか?
    2. コンビニでできるPASMO関連サービス(チャージ・利用)
      1. コンビニでできることリスト
  6. PASMO購入時に必須の「デポジット500円」はいつ戻ってくる?
    1. デポジットはPASMOの「保証金」である
    2. デポジットを確実に返金してもらうための払い戻し手順
      1. 払い戻し(解約)の手順とデポジットの返却
  7. PASMOへのチャージ方法完全ガイド!現金・クレカ・オートチャージ
    1. 最も手軽な「現金チャージ」の場所と手順
      1. 現金チャージができる場所
      2. 現金チャージの手順(コンビニの場合が簡単!)
    2. クレジットカード利用でお得な「オートチャージ」の設定方法
      1. オートチャージサービスの特徴
      2. 設定方法
    3. モバイルPASMOでのアプリ内チャージ(銀行口座連携も)
  8. PASMOはバスでも買える?バス車内・営業所での購入ルール
    1. バス営業所で購入できるPASMOの種類
      1. バス営業所での取り扱いPASMO
    2. バス車内でのチャージはできる?できない?
      1. バス車内チャージのルール
  9. PASMOとSuicaはどっちがいい?相互利用と選び方のポイント
    1. PASMO・Suicaの相互利用エリアと基本的な違い
      1. PASMOとSuicaの主な違い
    2. 利用エリア別!PASMOとSuicaの賢い選び方
      1. 選び方まとめ
  10. PASMOが紛失・破損した時の再発行手続きと注意点
    1. 紛失時の再発行手順(記名PASMO・定期券の場合)
      1. 再発行の主な手順
    2. 再発行できない「無記名PASMO」の取扱について
  11. PASMOを使い終わったら?払い戻し・解約の手続きと場所
    1. PASMOの残高とデポジットの払い戻し計算
      1. 計算例をチェック
    2. 払い戻しが可能な窓口と手数料
  12. モバイルPASMOへの移行方法とカードPASMOの残高移行
    1. Apple Pay/Google PayでPASMOを取り込む手順
      1. 【iPhoneの場合】Walletアプリで取り込み
      2. 【Androidの場合】モバイルPASMOアプリで取り込み
    2. カードPASMOが使えなくなるタイミングと残高移行の注意点
      1. 移行時の重要チェックリスト
  13. PASMOは電子マネーとして使える?利用可能店舗と使い方
    1. PASMO電子マネーが使える主な店舗(コンビニ・自販機など)
      1. PASMO電子マネー利用可能場所(一例)
    2. PASMO電子マネーの利用上限額と注意点
      1. 利用上限額とチャージ残高
      2. 利用できない場所の例外

PASMOカードの主な購入場所は「駅の券売機」と「窓口」

momo-store.jp

結論からお伝えすると、PASMOカード(物理カード)を購入できるのは、主にPASMOを取り扱っている鉄道事業者やバス事業者の駅および営業所になります。
皆さんが普段利用している私鉄や地下鉄、モノレールなどの駅で手に入れるのが最も一般的で確実な方法ですよ。

では、具体的に「どこで買えるのか」「どうやって買うのか」を詳しく見ていきましょう。

無記名・記名PASMOが買える場所と営業時間

PASMOには「無記名PASMO」と「記名PASMO」の2種類がありますが、どちらも多くの駅で手に入れることができます。

購入ルートは大きく分けて以下の2つです。

  1. 自動券売機:
    ほとんどのPASMO取扱事業者の駅に設置されています。
  2. 駅窓口・定期券発売所:
    駅員さんが対応してくれる窓口や、定期券を販売している窓口で購入できます。

自動券売機は、始発から終電まで利用できるため、急いでいる時や窓口の営業時間を気にせずに買えるのが最大のメリットです。操作手順も画面の案内に従うだけなので簡単ですよ。

一方、駅窓口は、係員に直接相談しながら購入できるため、特に「記名PASMO」を購入する際や、複雑な手続きが必要な「小児用PASMO」や「定期券」を購入する際に安心です。ただし、窓口は営業時間が決まっているので、事前に確認しておきましょう。

購入場所の具体例と注意点

PASMOエリアの主要な鉄道事業者は、ほぼ全てPASMOの新規購入に対応しています。

購入場所 対応するPASMOの種類 購入時の注意点
駅の自動券売機 無記名PASMO、記名PASMO、PASMO定期券(一部除く) 現金のみの支払いが基本です(一部の事業者ではクレカ対応の券売機も存在)。
駅の窓口・定期券発売所 全種類(無記名・記名・小児用・定期券・障がい者用) 「記名PASMO」や「定期券」は、購入申込書への記入と本人確認が必要です。
バス営業所・一部の車内 記名PASMO、バス定期券 鉄道駅と比べて販売している種類や時間帯が限られます。

購入は現金が原則という点に注意してください。クレジットカードで購入できるのは、主にPASMO定期券の新規購入時や、一部のオートチャージ機能付きPASMOに限られます。純粋なPASMOカードの購入は、ほとんどの場合、現金で1,000円から10,000円の範囲で可能です(この金額にはデポジット500円が含まれます)。

【重要】PASMOが買えない場所をチェック!

PASMOが買えそうで意外と買えない場所があります。それは…

  • JR線(Suicaエリア)の駅:
    PASMOとSuicaは相互利用できますが、販売はしていません。Suicaエリアで買うならSuicaになります。
  • コンビニエンスストアやスーパー:
    チャージはできても、カード本体の新規販売はしていません。
  • インターネット通販(Amazon、楽天など):
    原則、交通系ICカードは駅や窓口での対面販売がルールです。フリマアプリでの購入は不正利用のリスクがあるため避けましょう。

PASMOの公式情報では、大人用PASMO(無記名・記名)の詳しい購入方法が案内されていますので、ご希望の方はPASMO公式の大人用購入方法を確認するとさらに安心ですよ。

モバイルPASMOなら駅に行かなくてもOK!そのメリットとは?

「駅の券売機に並ぶのは面倒…」「そもそも近くにPASMOの駅がない!」という方に朗報です。
スマートフォンがあれば、PASMOカード本体を持たなくても利用できる「モバイルPASMO」が断然おすすめです!

モバイルPASMOは、専用のアプリをダウンロードし、スマホ内でPASMOを発行・管理できるサービスです。カード型PASMOが抱えていた多くの「不便」を解消してくれる、まさに現代の切り札と言えるでしょう。

モバイルPASMOの始め方(iOS/Android別)

モバイルPASMOは、お使いのスマホのOSによって利用方法が異なりますが、どちらも自宅にいながら数分で利用開始できます。

【Apple PayのPASMO】(iPhone・Apple Watchユーザー)

iPhoneやApple Watchをお使いの方は、Walletアプリ内で簡単にPASMOを発行できます。

  1. Walletアプリを開き、「+」ボタンをタップ。
  2. 交通系ICカードから「PASMO」を選択。
  3. 新規発行、または手持ちのPASMOカードを取り込む(移行する)かを選択します。
  4. 画面の指示に従い、名前や電話番号などの情報を入力し、クレジットカードで初期チャージ(1,000円から)すれば完了です。

カードを持ち歩く必要がなく、改札もiPhoneやApple Watchをかざすだけで通過できるのは本当に快適です。

【モバイルPASMO for Android】(Androidユーザー)

Androidスマートフォンをお使いの方は、「モバイルPASMO」アプリをGoogle Playストアからダウンロードして利用します。

  1. モバイルPASMOアプリをダウンロードし、開きます。
  2. 「新規登録」を選択し、会員情報(氏名、電話番号など)を登録します。
  3. PASMOの種類(無記名または記名)を選択し、初期チャージ(クレジットカードまたはGoogle Pay)を行います。
  4. これでスマホがPASMOとして使えるようになります。

モバイルPASMO最大のメリット「オートチャージ」設定

モバイルPASMOにすると得られる最大のメリット、それは「オートチャージサービス」を簡単に設定できる点です。

カード型のPASMOでもオートチャージは可能ですが、特定のクレジットカードを用意し、申込書を提出し、駅で手続きをするなど、非常に手間がかかります。しかし、モバイルPASMOなら、アプリ内でクレジットカードを登録し、「残高が2,000円以下になったら、自動的に3,000円チャージする」といった設定をすぐに完了できます。

オートチャージの利点は以下の通りです。

  • 改札で止められない:
    残高不足で改札機の前で立ち止まってしまうストレスから完全に解放されます。
  • チャージの手間ゼロ:
    券売機やコンビニで並ぶ必要が一切なくなります。
  • ポイントが貯まる:
    オートチャージに設定したクレジットカードのポイントが貯まるため、現金チャージよりも断然お得です。

モバイルPASMOは、一度使ったらカード型には戻れないほど便利なので、スマホをお持ちの方はぜひこちらから検討してみてください。モバイルPASMOについてさらに詳しく知りたい方は、モバイルPASMOの公式案内もチェックしてみてくださいね。

【種類別】無記名PASMO・記名PASMO・小児用PASMOの買い方

PASMOと一口に言っても、実は購入方法や再発行のルールが大きく異なる3つの種類があります。ご自身の利用目的や、万が一の際のことを考えて、どのPASMOを選ぶべきかをしっかり把握しておきましょう。

無記名PASMOと記名PASMOの違いと選び方

大人用のPASMOの選び方は、「記名するかしないか」で決まります。

無記名PASMO 記名PASMO
特徴 誰でも利用できる。名義人の情報なし。 利用者の氏名、生年月日、性別、電話番号が登録される。
購入に必要なもの 現金(デポジット込の金額)のみ。 申込書への記入と本人確認情報(免許証など)の申告。
紛失・盗難時の対応 再発行不可。残高も補償されない。 再発行可能。残高が引き継がれる。(手数料あり)
購入場所 駅の自動券売機、窓口。 駅の自動券売機、窓口。(券売機では氏名・電話番号入力が必要)

【選び方のポイント】

  • 無記名PASMOがおすすめの人:
    旅行者や出張者、不特定多数の人が共同で使う可能性がある場合。ただし、紛失リスクを許容できる場合に限ります。
  • 記名PASMOがおすすめの人:
    日常的に利用する人、残高をしっかり守りたい人。万が一の再発行ができる安心感が大きいため、ほとんどの方は記名PASMOを選ぶべきです。

記名PASMOは紛失しても残高が守られるため、最初に手間をかけてでも記名式を選ぶことを強くおすすめします。

小児用PASMOの購入に必要な書類と手続き

お子様(12歳になる年度の3月31日まで)が鉄道・バスを利用する場合は、運賃が半額になる「小児用PASMO」を購入する必要があります。大人用PASMOとは購入手続きが大きく異なりますので、注意が必要です。

小児用PASMOの購入場所と必須書類

小児用PASMOは、大人用のように券売機では購入できません。

  • 購入場所:
    PASMO取扱事業者の駅窓口、または定期券発売所、バス営業所に限られます。
  • 購入時に必要な人:
    原則として、小児本人と代理人(親権者など)が一緒に窓口に行く必要があります。
  • 必須書類:
    利用する小児の年齢が確認できる公的証明書(健康保険証、パスポート、住民票など)の提示が必要です。

小児用PASMOは、その性質上、不正利用を防ぐために厳格な本人確認が行われます。
初めて購入する場合は、必ず上記3点を準備して、窓口の営業時間に間に合うように手続きに行ってくださいね。

また、小児用PASMOは有効期限が設定されており、12歳の誕生日を迎えたあとの最初の3月31日を過ぎると、大人用PASMOへの切り替えが必要です。切り替え手続きも駅窓口で行いますので、忘れずに行いましょう。

PASMO定期券の購入方法と磁気定期券からの切り替え手順

通勤・通学で毎日電車やバスを利用する方にとって、PASMO定期券は非常に便利です。改札でタッチするだけで運賃計算と定期区間判定が同時に行われるため、スムーズに移動できます。

PASMO定期券は、新規で購入する場合と、すでに持っている磁気定期券をPASMOに移行する場合で手順が異なります。

PASMO定期券が買える場所とクレジットカード利用

PASMO定期券の新規購入は、以下の場所で可能です。

  1. 定期券発売機能付きの自動券売機:
    多くのPASMO取扱事業者の駅に設置されています。
  2. 駅の定期券発売窓口:
    複雑な区間や、小児用PASMO定期券を購入する場合はこちらを利用します。
  3. モバイルPASMOアプリ内:
    モバイルPASMOユーザーなら、アプリ内でいつでもどこでも定期券の新規購入・継続購入が可能です。

【重要】定期券購入はクレジットカード利用のチャンス!

PASMOカード本体は現金購入が基本ですが、PASMO定期券は自動券売機や窓口、モバイルアプリにおいてクレジットカードでの購入が可能な場合が多いです。これは大きなメリットです。

例えば、多くの鉄道事業者が提携カードを持っており、そのカードを使って定期券を購入すると、高額な定期券代でもポイントが効率よく貯まります。年間で数万円の交通費を支払う定期券だからこそ、クレジットカード払いにしてポイント還元を受けるのが賢い方法ですよ。

ただし、券売機によっては対応しているクレジットカードブランドが限定されている場合や、一部の窓口では現金のみの取り扱いとなっている場合もあるため、事前に利用する鉄道事業者の公式サイトで確認しておくとスムーズです。

磁気定期券をPASMO定期券に移行する時の注意点

今使っている磁気定期券をPASMOに移行したい場合、「PASMOへの移し替え」という手続きを行います。

この手続きは、磁気定期券の区間がPASMO取扱事業者の路線内であることが前提です。

移行手順(駅窓口で実施)

  1. PASMO取扱事業者の駅窓口または定期券発売所に行きます。
  2. 「磁気定期券をPASMO定期券にしたい」と伝え、現在使用している磁気定期券とPASMOカード(または新規購入)を提示します。
  3. 窓口の係員が磁気定期券の情報をPASMOに書き換えます。

移行時の重要な注意点

  • JR線(Suica)と私鉄(PASMO)をまたぐ連絡定期券:
    これは原則として「一枚のPASMOカード」にまとめることが可能です。ただし、購入できる事業者が限定されているため、どちらの事業者の駅窓口で購入すべきか、事前に確認が必要です。(例:JRの駅では私鉄区間の定期は買えないことが多い)
  • 磁気定期券は回収される:
    移行手続きが完了すると、それまで使っていた磁気定期券はその場で回収されます。
  • 有効期間は引き継がれる:
    残りの有効期間はそのままPASMO定期券に引き継がれますので、損をすることはありません。

PASMO定期券は、チャージ残高と定期券機能が1枚に集約されているため、定期区間外の移動もスムーズで、とても便利です。また、モバイルPASMO定期券にすれば、物理的なカードを持つ必要すらなくなりますよ。

PASMOをコンビニで買うことはできる?意外な販売事情

「通勤前に家の近くのコンビニでサッとPASMOを買いたい!」そう考える方は多いですよね。しかし、残念ながらPASMOカード本体はコンビニエンスストアやスーパーでは販売されていません。

PASMOを含む交通系ICカードは、発行時に利用者の個人情報を登録したり(記名式の場合)、デポジットを預かったり、また、万が一の不正利用を防ぐために、原則として鉄道・バス事業者の駅や営業所でのみ販売することがルールで決まっているからです。

なぜコンビニや一部の店ではPASMO本体を販売していないのか?

この「販売場所の限定」は、サービスの信頼性とセキュリティを保つための措置だと理解しておきましょう。

もし、コンビニや家電量販店など、全国どこでもPASMOを販売してしまうと、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • 本人確認の厳格化が難しい:
    記名PASMOを発行する際の氏名や連絡先の登録が曖昧になり、紛失・盗難時のサポートができなくなります。
  • 不正利用のリスク増大:
    大量のカードが流通し、組織的な不正利用の温床になりかねません。
  • デポジット管理の煩雑化:
    カード返却時にデポジット(500円)を返金する手続きが複雑になり、利用者に不便をかけることになります。

そのため、PASMOカードの新規発行は、必ずPASMO取扱事業者の駅の券売機または窓口、もしくはバス営業所と覚えておきましょう。

しかし、このルールには例外があります。それは、すでにPASMOカードを持っている場合の「チャージ」です。

コンビニでできるPASMO関連サービス(チャージ・利用)

PASMOカード本体は買えませんが、コンビニエンスストアはPASMOユーザーにとって非常に便利な場所です。

コンビニでできることリスト

サービス内容 詳細 主な対応店舗(一例)
現金チャージ(入金) レジで「チャージをお願いします」と伝え、希望金額を支払うことで入金できます。 セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなど、ほとんどの主要コンビニ
電子マネー利用 レジやコーヒーメーカー、ATM(一部)、コピー機などでPASMO電子マネーとして利用できます。 上記コンビニに加え、駅構内の売店、自動販売機、ドラッグストア、スーパーなど多数
モバイルPASMOの現金チャージ モバイルPASMOアプリを起動し、コンビニのレジ係員に手続きを依頼すれば、現金でチャージできます。 上記コンビニ

一番便利なのは、やはり残高が少なくなった時の「現金チャージ」です。
駅の券売機に並ばなくても、買い物のついでにレジでチャージができるのは、急いでいる時や深夜には本当に助かりますよね。

「PASMOを買うのは駅で、チャージはどこでもOK」と覚えておけば、スムーズにPASMOライフをスタートできますよ!

PASMO購入時に必須の「デポジット500円」はいつ戻ってくる?

PASMOカードを新規で購入する際、必ず「1,000円から」といった金額を支払いますが、そのうち500円はPASMOカードの代金ではなく、「デポジット(預り金)」として預けられています。

このデポジットの仕組みは、PASMOを初めて購入する方がよく疑問に思う点です。この500円は、いつ、どのような形で手元に戻ってくるのでしょうか?

デポジットはPASMOの「保証金」である

PASMOのデポジット500円は、カードを製造・管理するための費用ではなく、「カードを大切に使ってもらい、不要になったら返却してもらうための保証金」のようなものです。

PASMOカードはプラスチック製ですが、その中には半導体チップやアンテナなどが組み込まれており、資源として再利用することが可能です。カードを使い捨てにせず、リサイクルルートに乗せるために、このデポジット制度が導入されています。

そのため、デポジットは以下のルールで取り扱われます。

  1. 購入時:
    PASMOカードを新規で購入する際、初期チャージ金額とは別に必ず500円が徴収されます。(例:1,000円払うと、チャージ残高500円+デポジット500円となる)
  2. 利用中:
    デポジットの500円は、運賃の支払いや電子マネーとして利用することはできません。あくまで預り金です。

つまり、PASMOを使い続けている間は、この500円は返ってこないということですね。

デポジットを確実に返金してもらうための払い戻し手順

では、いつデポジットは返金されるのでしょうか?
答えは、PASMOカードが不要になり、解約(払い戻し)の手続きをした時です。

払い戻し(解約)の手順とデポジットの返却

  1. 手続き場所:
    PASMO取扱事業者の駅窓口、または定期券発売所、バス営業所に行きます。(券売機では手続きできません)
  2. 必要書類:
    記名PASMOの場合は、本人確認書類が必要です。
  3. 返金計算:
    カードに残っているSF(チャージ)残額から、払い戻し手数料(通常220円)が差し引かれます。
  4. デポジットの返金:
    残額精算後、デポジットの500円が手元に全額戻ってきます。
PASMOの解約パターン 手元に戻る金額 計算例(残高800円の場合)
残高が手数料より多い場合 残高から手数料を引いた額 + デポジット500円 (800円 – 220円) + 500円 = 1,080円
残高が手数料より少ない場合 デポジット500円のみ 残高800円から手数料220円を引けますが、残高が50円なら払い戻し額はゼロになりデポジットの500円のみが戻ります。
残高が0円の場合 デポジット500円のみ 残高なしのため、デポジットの500円がそのまま戻ってきます。

モバイルPASMOにはデポジットがない
ちなみに、スマートフォンで利用する「モバイルPASMO」の場合は、物理的なカードが存在しないため、デポジット500円は必要ありません。これもモバイルPASMOが注目される大きな理由の一つですよ。PASMOカードが不要になったら、忘れずに払い戻し手続きをして、デポジットを回収してくださいね。

PASMOへのチャージ方法完全ガイド!現金・クレカ・オートチャージ

PASMOを快適に使うためには、残高を気にせずにスムーズにチャージ(入金)できることが重要です。PASMOへのチャージ方法は非常に多様化しており、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶことが可能です。ここでは、すべてのチャージ方法を徹底的に解説します。

最も手軽な「現金チャージ」の場所と手順

現金チャージは、誰でも、どこでも手軽にできる最も一般的な方法です。

現金チャージができる場所

  • 駅の券売機、チャージ機、精算機:
    PASMOエリアの鉄道駅であればほぼすべて対応しています。1,000円単位だけでなく、券売機や窓口では10円単位でのチャージも可能です。
  • バス営業所、バス車内:
    バス営業所や、乗務員に申し出ればバス車内でも1,000円単位でチャージできます。
  • コンビニエンスストア:
    主要なコンビニのレジで対応しています。
  • 一部の店舗や商業施設:
    駅構内の売店(NewDaysなど)や一部の商業施設にもチャージ機が設置されていることがあります。

現金チャージの手順(コンビニの場合が簡単!)

急いでいる時や、駅の券売機が混んでいる時は、コンビニでのチャージが非常に便利です。

  1. レジで「PASMOにチャージをお願いします」と伝える。
  2. 希望のチャージ金額(例:1,000円、3,000円など)を伝える。
  3. 店員さんに言われた通り、カードリーダーにPASMOをタッチする。
  4. チャージ額分の現金を支払う。

注意点:
どの方法でも、チャージ後の残高が20,000円を超えることはできません。また、バス車内では高額紙幣(5,000円札、10,000円札)でのチャージに対応していない場合があるため、1,000円札を用意しておくと安心です。

クレジットカード利用でお得な「オートチャージ」の設定方法

PASMOで最も便利な機能が「オートチャージサービス」です。
改札を通る際にPASMOの残高が設定金額を下回ると、自動的にクレジットカードからチャージされるため、残高不足の心配がなくなります。

オートチャージサービスの特徴

メリット デメリット・注意点
残高不足の心配ゼロ クレジットカードが必要(提携カードの場合あり)
チャージの手間が一切不要 改札機通過時以外はチャージされない
クレジットカードのポイントが貯まる 申込・審査が必要(モバイルPASMOを除く)

設定方法

  • カード型PASMO:
    オートチャージに対応したクレジットカード(提携カードが多い)を用意し、専用の申込書に記入後、駅窓口または定期券発売所に提出する必要があります。審査に数週間かかる場合もあります。
  • モバイルPASMO:
    アプリ内で、持っているクレジットカードを登録するだけで、すぐにオートチャージの設定が可能です。カード型よりも圧倒的に手続きが簡単でスピーディです。

特にモバイルPASMOなら、アプリから簡単に設定変更や利用停止ができるので、初めての方でも安心して利用できますよ。

モバイルPASMOでのアプリ内チャージ(銀行口座連携も)

モバイルPASMOユーザーのもう一つの利点は、アプリ内でいつでもチャージができる点です。

  • クレジットカードチャージ:
    アプリ内に登録したクレジットカードから、好きなタイミングでチャージできます。
  • Google Pay/Apple Payの連携:
    Google PayやApple Payに登録しているクレジットカードやデビットカードからもチャージ可能です。
  • 銀行口座からのチャージ(一部対応):
    一部の銀行と連携することで、銀行口座から直接PASMOにチャージできるサービスも提供されています。

家にいる時や、移動中にふと残高が少ないことに気づいた時でも、すぐにチャージが完了するのがモバイルPASMOの強みです。PASMOのチャージ方法に関する詳細な情報については、PASMO公式のチャージ方法ページもご覧ください。

PASMOはバスでも買える?バス車内・営業所での購入ルール

PASMOは電車だけでなく、バスでも日常的に利用されていますが、「バスに乗るついでにPASMOを買えるのかな?」という疑問を持つ方もいますよね。結論として、バス事業者のルートでもPASMOの購入やチャージは可能ですが、鉄道駅とはルールが異なります。

バス営業所で購入できるPASMOの種類

バス事業者がPASMOを取り扱っている場合、主に「バス営業所」で購入できます。

バス営業所での取り扱いPASMO

  • 記名PASMO:
    氏名などが登録されたPASMOカードです。
  • 小児用PASMO:
    小児運賃適用となるPASMOです。
  • PASMOバス定期券:
    バス専用の定期券機能が付いたPASMOです。

バス営業所では、原則として「無記名PASMO」は販売していません。
バス利用者が主に必要とするのは、定期券機能や、紛失時の補償がある記名PASMOであるため、無記名PASMOは鉄道駅の券売機での販売に限定されていることが多いです。

バス営業所で購入する場合も、記名PASMOや小児用PASMOの場合は、申込書への記入や本人確認書類の提示が必要です。営業時間も鉄道駅の窓口と同様に限られているため、事前に確認してから訪問しましょう。

バス車内でのチャージはできる?できない?

「バスに乗る時に残高不足に気づいたけど、車内でチャージできる?」
これは、バス利用者にとって非常に重要なポイントですよね。

バス車内チャージのルール

ほとんどのPASMO取扱バス事業者で、バス車内でのチャージは可能です。

  • チャージ単位:
    原則として1,000円単位の現金チャージのみ対応しています。
  • 手続き:
    乗務員に「チャージをお願いします」と伝え、1,000円札を渡します。

ただし、いくつかの注意点があります。

  1. 両替は事前に済ませておく:
    乗務員は釣銭として高額紙幣(5,000円札、10,000円札)からの両替に対応できない場合があります。必ず1,000円札を用意しておきましょう。
  2. 安全上の理由:
    走行中はチャージ対応ができません。停車中(信号待ちなど)や乗降時の対応となるため、時間に余裕を持って申し出ましょう。
  3. 残高の上限:
    カード残高が20,000円を超えるチャージはできません。

【裏技?】モバイルPASMOのクイックチャージ
モバイルPASMOを使っていれば、バスを待っている間にスマホアプリからクレジットカードでチャージを済ませておくことができます。車内で現金を用意する手間もなく、残高不足の心配もなく乗車できるため、バス利用頻度が高い方ほどモバイルPASMOがおすすめです。

PASMOとSuicaはどっちがいい?相互利用と選び方のポイント

PASMOとSuicaは、東日本エリアで最も広く使われている2大交通系ICカードです。どちらも同じ機能を持っており、ほとんどの場所で相互利用が可能なため、「どっちを選べばいいの?」と迷う方も多いでしょう。

PASMOとSuicaの基本的な違いと、あなたに合った選び方のポイントを解説します。

PASMO・Suicaの相互利用エリアと基本的な違い

まず大前提として、PASMOもSuicaも、全国の交通系ICカードのマークがある場所であれば、鉄道・バスの乗車、電子マネーの利用において、完全に相互利用が可能です。

相互利用とは、「PASMOでJRに乗れる」「Suicaで私鉄に乗れる」「PASMOでSuicaエリアのコンビニで買い物できる」ということです。

PASMOとSuicaの主な違い

PASMO Suica
発行事業者 PASMO協議会(主に私鉄・地下鉄・バス) JR東日本
購入場所 私鉄・地下鉄・バス事業者の駅・営業所 JR線の駅(みどりの窓口、券売機)
モバイル版 モバイルPASMO(Apple Pay, Android) モバイルSuica(Apple Pay, Android)
一体型カード PASMO一体型クレジットカード(例:東急カード、小田急OPカードなど) VIEWカード(JR系クレジットカード)

基本的な機能に大きな差はありませんが、「どこで発行したか」によって、その後のサービス展開が変わってきます。

利用エリア別!PASMOとSuicaの賢い選び方

選び方の基準はシンプルで、「最も利用頻度が高い交通機関の事業者」に合わせて選ぶのが鉄則です。

例えば、あなたが小田急線沿線に住んでいて、毎朝小田急線で通勤している場合を考えてみましょう。

  • PASMOを選ぶメリット:
    小田急線でPASMO定期券を購入でき、小田急が発行するクレジットカードと連携させてオートチャージを設定すると、より多くのポイントや特典を受けられる可能性があります。何かトラブルがあった時も、普段使う小田急の駅窓口で手続きがスムーズです。
  • Suicaを選ぶメリット:
    JR線を利用する機会が非常に多い場合や、JR東日本が提供するポイントサービス(JRE POINT)を貯めたい場合に有利です。

選び方まとめ

利用頻度 おすすめのカード 理由
私鉄・地下鉄・バスが中心 PASMO 定期券購入やトラブル対応がスムーズ。私鉄系クレジットカードとの連携でポイント優遇あり。
JR線が中心 Suica JR線の駅で全ての手続きが可能。JRE POINTの利用でポイントが貯まりやすい。
モバイル利用が中心 どちらでもOK 機能に差はないため、提携するクレジットカードやポイントサービスで選ぶ。

結局のところ、機能は同じでも、「自分が一番利用する交通機関の事業者が発行している方」を選ぶことで、特典やサポート、手続きの利便性が最大化されるというわけです。PASMOとSuicaの相互利用については、交通系ICカードの相互利用に関する情報を参考にしてみてください。

PASMOが紛失・破損した時の再発行手続きと注意点

PASMOを紛失したり、誤って洗濯してしまったり、カードが破損して使えなくなったり…万が一の事態は誰にでも起こりえます。しかし、PASMOはその種類によって、再発行ができるかどうかが決まっています。

特に記名PASMOや定期券を持っている方は、適切な手続きを知っていれば大切な残高を守ることができますよ。

紛失時の再発行手順(記名PASMO・定期券の場合)

再発行ができるのは、氏名などの個人情報が登録されている「記名PASMO」「小児用PASMO」「PASMO定期券」のみです。

再発行の主な手順

  1. 最寄りの駅またはバス営業所に申告(利用停止手続き):
    紛失に気づいたら、すぐにPASMO取扱事業者の駅窓口やバス営業所に行き、「紛失したこと」と「利用停止」を申し出ます。
  2. 必要事項の申告:
    申告の際には、登録してある氏名、生年月日、電話番号、性別などの情報が必要です。
  3. 紛失カードの特定と利用停止:
    これらの情報に基づいて紛失したPASMOを特定し、その時点でPASMOの利用が停止されます。
  4. 再発行整理票の受取り:
    申告後、「再発行整理票」が交付されます。これは再発行時に必要なので、大切に保管してください。
  5. 再発行手続き(翌日以降):
    申告した翌日以降、再発行整理票と本人確認書類(運転免許証など)を持って、申告した事業者の駅窓口等に行き、再発行の手続きを行います。

【費用】再発行には手数料がかかる
再発行時には、以下の費用が必要です。

  • 再発行手数料:220円
  • 新しいカードのデポジット:500円(※モバイルPASMOに再発行する場合はデポジット不要)

合計で720円が必要になりますが、紛失したカードの残高や定期券情報は、利用停止した時点のものが新しいカードに引き継がれるため、金銭的な損害は最小限に抑えられます。

再発行できない「無記名PASMO」の取扱について

残念ながら、氏名などの情報が登録されていない「無記名PASMO」は、紛失・盗難に遭ったとしても再発行ができません。

  • 残っていたチャージ残高は、戻ってきません。
  • 紛失したPASMOが見つかっても、利用停止や払い戻しはできません。

このため、モモストアとしては、日常的にPASMOを利用される方には、手間でも必ず「記名PASMO」を選ぶことを強くおすすめしています。記名しておくだけで、万が一の安心感が段違いですよ。

また、カードが割れたり曲がったりして使えなくなった「破損」の場合も、記名PASMOであれば再発行手続きが可能です。破損したカードと本人確認書類を持って窓口に行きましょう。

PASMOを使い終わったら?払い戻し・解約の手続きと場所

引っ越しや転勤などでPASMOを利用しなくなったり、モバイルPASMOに移行してカードが不要になったりした場合、PASMOカードを解約し、残高とデポジットを払い戻してもらう手続きが必要です。

この払い戻し手続きは、お金が戻ってくる大切な作業なので、しっかり手順を確認しておきましょう。

PASMOの残高とデポジットの払い戻し計算

払い戻しによって手元に戻ってくる金額は、以下の計算式で決まります。

【払い戻し額】 = (SF(チャージ)残高 - 払い戻し手数料220円) + デポジット500円

計算例をチェック

現在の残高 計算式 戻ってくる金額
1,000円 (1,000円 - 220円) + 500円 1,280円
500円 (500円 - 220円) + 500円 780円
220円以下(例:100円) 残高が手数料以下なので残高精算はゼロ。500円のみ返金。 500円
0円 残高がないため精算なし。500円のみ返金。 500円

【重要】残高が220円以下なら、手数料はかからない!
PASMOのSF(チャージ)残高が払い戻し手数料(220円)に満たない場合、残高は全額回収されますが、手数料は引かれません。つまり、残高がゼロ円や、あえて220円以下にしてから払い戻し手続きをすれば、デポジット500円が丸々戻ってきますよ。

払い戻し手数料を払いたくない場合は、電子マネーとしてコンビニなどで残高を使い切ってから、払い戻し手続きに行くのが賢い方法です。

払い戻しが可能な窓口と手数料

PASMOの払い戻しは、以下の場所でのみ対応しています。

  • 手続き場所:
    PASMO取扱事業者の駅窓口、定期券発売所、またはバス営業所
  • 手続きできない場所:
    券売機、コンビニエンスストア、JR線(Suicaエリア)の窓口ではできません。

記名PASMOやPASMO定期券を払い戻す場合は、本人確認書類(免許証など)が必要ですので、忘れずに持参してください。

特にPASMO定期券の場合は、定期券の有効期間が残っていると、月割りの定期券払い戻し額も同時に精算されます。有効期間が長ければ長いほど、払い戻し額は多くなりますが、計算が複雑になるため、窓口でしっかり確認しましょう。PASMOの払い戻しについてさらに詳しく知りたい方は、PASMO公式の払い戻し案内も参考にしてくださいね。

モバイルPASMOへの移行方法とカードPASMOの残高移行

すでにPASMOカードを持っている方が「もうカードを持ち歩くのは面倒だから、モバイルPASMOにしたい!」と考えるのは自然な流れです。カードからモバイルへの移行は、非常にスムーズに行えますが、いくつかの注意点があります。

ここでは、お手持ちのPASMOカードを、お使いのスマートフォンに移行する方法を解説します。

Apple Pay/Google PayでPASMOを取り込む手順

移行手順は、iPhone(Apple PayのPASMO)とAndroid(モバイルPASMO for Android)で異なりますが、どちらもアプリ内で完結できます。

【iPhoneの場合】Walletアプリで取り込み

iPhoneの場合、Walletアプリ内で「PASMOカード」を選択し、「お手持ちのカードを追加」をタップします。

  1. PASMOカードの裏面に記載されているPASMO ID番号(PBで始まる17桁の番号)と、生年月日(記名式の場合)を入力します。
  2. iPhoneの上にPASMOカードを置いて、リーダーにかざします。
  3. データ転送が完了すると、PASMOカード内の残高、定期券、各種情報はすべてiPhone内のモバイルPASMOに移行されます。

この手続きが完了すると、元のPASMOカードは使えなくなります。

【Androidの場合】モバイルPASMOアプリで取り込み

Androidの場合、「モバイルPASMO」アプリ内から同様に「カードからの移行」を選び、PASMO ID番号と必要情報を入力して、カードをスマホにかざすことで移行が完了します。

カードPASMOが使えなくなるタイミングと残高移行の注意点

最も重要な注意点は、移行が完了した瞬間、元のPASMOカードは無効になるという点です。

PASMOの残高や定期券情報は、カードに記録されていたデータがそのままモバイルPASMO側に移し替えられるため、移行後に元のカードを捨ててしまっても問題ありません。

移行時の重要チェックリスト

  • 移行できるPASMO:
    「記名PASMO」「PASMO定期券」のみ移行可能です。「無記名PASMO」は移行できません。無記名PASMOの場合は、先に記名PASMOに変更手続きが必要です。
  • デポジットは返金される:
    モバイルPASMOにはデポジットがないため、移行時にカード購入時に支払ったデポジット500円が、PASMO残高に加算される形で返金されます。
  • 定期券情報:
    有効期間が残っている定期券は、そのままモバイルPASMOに引き継がれ、有効期限まで利用できます。

【手続きは慎重に!】
移行中に通信エラーなどで失敗した場合、PASMOカードもモバイルPASMOも利用できない状態になることがあります。その場合は、PASMO取扱事業者の駅窓口で「障害再発行」の手続きが必要になるため、移行は通信環境が良い場所で、落ち着いて行うようにしましょう。

PASMOは電子マネーとして使える?利用可能店舗と使い方

PASMOが交通系ICカードとして非常に優れているのは周知の事実ですが、実は交通機関以外でも非常に広く、便利な電子マネーとして利用できることをご存知でしょうか?

「PASMOで電車に乗る」だけでなく、「PASMOで買い物をする」という便利な使い方をマスターしましょう。

PASMO電子マネーが使える主な店舗(コンビニ・自販機など)

PASMO電子マネーは、全国の交通系ICカードの共通ロゴマーク「全国相互利用シンボルマーク」が表示されている店舗や施設で利用できます。

PASMO電子マネー利用可能場所(一例)

カテゴリ 利用可能店舗・場所(一例)
コンビニエンスストア セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなど全主要店舗
スーパー・ドラッグストア イオン、イトーヨーカドー、ウェルシア、マツモトキヨシなど
飲食店・カフェ マクドナルド、スターバックス(一部)、吉野家、駅構内店舗など
その他 駅構内のコインロッカー、自動販売機、タクシー(一部)、駐車場など

特に駅構内や、通勤ルート上のコンビニエンスストア、自動販売機などでは、ほとんどの場所で利用できます。小銭いらずでサッと支払いが完了するため、日常のちょっとした買い物でPASMOを使わない手はありませんね。

【支払い時の使い方】

レジでのお会計時に、店員さんに「PASMOでお願いします」または「交通系ICでお願いします」と伝え、カードリーダーにPASMOをタッチするだけです。モバイルPASMOの場合は、スマートフォンをかざすだけで決済が完了します。

PASMO電子マネーの利用上限額と注意点

PASMOを電子マネーとして利用する際には、いくつか知っておきたい注意点があります。

利用上限額とチャージ残高

PASMOカード内にチャージできる上限額は、交通系ICカード共通で20,000円です。PASMO電子マネーとしての1回あたりの利用上限額は設定されていませんが、カード残高を超える支払いはできません。

もし、購入したい商品の金額がPASMOの残高を超えている場合は、不足分を現金や別の決済方法と組み合わせて支払うことは原則としてできません。(一部の店舗では、チャージしてから支払うことが可能な場合もありますが、基本的にはチャージを済ませてから全額をPASMOで支払う必要があります。)

利用できない場所の例外

以下の場所では、PASMO電子マネーが利用できない場合が多いです。

  • インターネット通販:
    物理的なカードが必要なため、原則としてPASMO残高を直接利用することはできません。
  • 病院、クリニック:
    医療機関では、クレジットカード決済は対応していても、交通系ICカード決済は対応していないことが多いです。
  • 公共料金の支払い:
    コンビニエンスストアで公共料金を支払う際にも、PASMOなどの電子マネーは利用できません。現金が必要です。

PASMOを電子マネーとして活用することで、現金を持ち歩く機会を減らし、よりスマートで便利な生活を送ることができます。ぜひ、今日から交通費以外の買い物でも積極的にPASMOを使ってみてくださいね!

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