履歴書はどこで売ってる?購入場所と失敗しない選び方を徹底解説!

履歴書はどこで売ってる?購入場所と失敗しない選び方を徹底解説!

就職活動や転職活動を始める時、「履歴書、どこで買えばいいんだろう?」と迷うこと、ありますよね。
特に急いでいる時や、履歴書の種類にこだわりたい時は、どこに行けば目当てのものが見つかるのか、事前に知っておくと安心です。

この記事では、筆者モモストアが、履歴書の主な販売場所を徹底的に解説!
コンビニ、100均からオンラインまで、それぞれの特徴やメリット・デメリットを比較します。
さらに、失敗しない履歴書の選び方、必要な付属品、そして提出時のマナーまで、一気に解決できる完全ガイドです。
もう履歴書探しで時間を無駄にすることはありません!

・履歴書はどこに売っている?主な販売場所を一覧でご紹介!
・急いでいるならココ!コンビニで履歴書を買うメリット・デメリット
・種類が豊富で選びやすい!文房具店・書店・家電量販店の品揃え
・【100均】ダイソー・セリアで履歴書は買える?コスパ最強の秘密
・深夜でも安心!24時間営業のスーパー・ホームセンターでの購入術
  1. 履歴書はどこに売っている?主な販売場所を一覧でご紹介!
    1. 急な時でも安心!コンビニと100円ショップの役割
      1. コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
      2. 100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)
    2. 専門的な品揃えが魅力!文具店・書店・ホームセンター
      1. 文房具店・書店
      2. 大型スーパー・ホームセンター
  2. 急いでいるならココ!コンビニで履歴書を買うメリット・デメリット
    1. コンビニ購入の圧倒的な利便性:24時間・全国どこでも
    2. 知っておきたい!コンビニ履歴書のデメリットと注意点
      1. デメリット1:選べる種類が極端に少ない
      2. デメリット2:価格が他の販売場所より割高
      3. 購入時の注意点:セット内容の確認は必須
  3. 種類が豊富で選びやすい!文房具店・書店・家電量販店の品揃え
    1. 文房具店:履歴書のバリエーションの宝庫
      1. 専門的なフォーマットが必ず見つかる
    2. 書店・家電量販店:意外な穴場とセット購入の利便性
      1. ビジネス書コーナーと連携した品揃え
  4. 【100均】ダイソー・セリアで履歴書は買える?コスパ最強の秘密
    1. 100円ショップの履歴書:価格と品質のバランス
      1. 驚異のコスパ!枚数が多いのが最大の魅力
    2. ダイソー・セリア・キャンドゥの取扱商品と注意点
      1. 取り扱いの特徴:デザインとフォーマットの進化
      2. 購入時の注意点:セット内容と紙質をよく確認!
  5. 深夜でも安心!24時間営業のスーパー・ホームセンターでの購入術
    1. 24時間スーパー・ドラッグストアの利点
      1. 日用品のついでに買える手軽さ
    2. ホームセンターの文具コーナー:豊富な周辺アイテム
      1. 履歴書関連アイテムがまとめて手に入る
  6. オンライン購入の魅力とは?Amazon・楽天・メルカリを活用する手
    1. Amazon・楽天市場:種類と品質を追求する
      1. 実店舗を凌駕する品揃えとセットの豊富さ
    2. メルカリ・ラクマ:フリマアプリ活用の注意点
      1. フリマアプリを利用するメリットとリスク
  7. 知らないと損!履歴書の3つの規格(JIS・一般・転職用)の違い
    1. 規格1:JIS規格(日本工業規格)
      1. 特徴:公平性とスタンダードな構成
    2. 規格2:厚生労働省推奨の「一般用」
      1. 特徴:柔軟なアピールと記入欄のカスタマイズ
    3. 規格3:転職者用(職務経歴書一体型など)
      1. 特徴:職務経験とスキルを最優先
  8. あなたにぴったりのサイズは?A4とB5の選び方とTPO
    1. サイズ1:A4(A3二つ折り)の特徴とメリット
      1. A4を選ぶべき理由:情報量と統一感
    2. サイズ2:B5(B4二つ折り)の特徴とメリット
      1. B5を選ぶべき理由:コンパクトさと記入の負担軽減
    3. 【結論】迷ったらA4を選ぶのがベスト!
  9. 封筒は必須?履歴書セットの内容を徹底チェック
    1. 履歴書セットに最低限含まれるべき3つの要素
      1. 要素1:履歴書用紙(本体)
      2. 要素2:送付用封筒
      3. 要素3:写真貼付用両面シール or のり
    2. 封筒を別途購入する場合の注意点
  10. 失敗しない!履歴書選びでチェックすべき5つの重要ポイント
    1. ポイント1:応募する企業や職種に合ったフォーマットか
    2. ポイント2:書きやすい紙質と適度な厚みがあるか
    3. ポイント3:写真貼付用の枠の大きさと位置
    4. ポイント4:個人情報保護に関する配慮があるか
    5. ポイント5:予備の履歴書と付属品が揃っているか
  11. 履歴書と一緒に買っておきたい必須アイテムリスト
    1. アイテム1:証明写真(3ヶ月以内に撮影したもの)
    2. アイテム2:黒のボールペン(ゲルインク0.7mm〜1.0mm)
    3. アイテム3:応募書類用クリアファイル(透明または乳白色)
    4. アイテム4:切手(郵送する場合)
  12. 提出直前に困らない!郵送方法と宛名書きの基本マナー
    1. 郵送する場合の鉄則:封筒の正しい書き方
      1. 表面(宛先)の書き方
      2. 裏面(差出人)の書き方
    2. 持参する場合の鉄則:受付でのマナー
      1. クリアファイルと封筒に入れる
      2. 受付での渡し方
    3. 【重要】提出期限厳守と郵送方法の選択
  13. 【番外編】デジタル化の時代!履歴書を無料でダウンロードする方法
    1. 無料ダウンロードの大きなメリット
    2. どこでダウンロードできる?信頼できる提供元
    3. デジタル履歴書作成の注意点:写真データと印刷品質
      1. 注意点1:証明写真のデータ化と貼り付け
      2. 注意点2:自宅プリンターの品質

履歴書はどこに売っている?主な販売場所を一覧でご紹介!

momo-store.jp

履歴書は、実は私たちが思っている以上に、身近な場所で手に入ります。
しかし、お店によって品揃えの豊富さ価格、そして購入できる時間帯が大きく異なります。
自分の状況に合わせて「どこで購入するのが一番ベストか」を判断するために、まずは主な販売場所をリストアップして特徴を見ていきましょう。

急な時でも安心!コンビニと100円ショップの役割

「履歴書を書き始めたら最後の1枚だった!」「急遽、今日の面接に必要になった!」
そんな時間がない緊急事態に、私たちの強い味方になってくれるのが、コンビニエンスストアと100円ショップです。
これらのお店は店舗数が非常に多く、自宅や職場の近く、あるいは移動中にサッと立ち寄れるのが最大の魅力です。

コンビニエンスストア(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)

ほとんどのコンビニで、JIS規格または一般用の履歴書セットが販売されています。
最大のメリットは、何と言っても24時間いつでも購入できる点です。
価格は300円前後と少し高めかもしれませんが、時間帯を気にせず手に入る利便性には代えがたいですよね。
ただし、置いてある種類は基本的に1〜2種類と限られているため、「転職用」や「アルバイト用」といった特殊な履歴書を選びたい場合には不向きです。

100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)

「とりあえず何枚かストックしておきたい」というコスパ重視の方におすすめなのが100円ショップです。
110円(税込)で数枚セットになった履歴書が手に入るため、練習用にもぴったりです。
近年は種類も増えており、JIS規格はもちろん、転職者向けのシンプルなフォーマットも置いてあることがあります。
ただし、封筒や写真貼付用のシールが別売りになっていることがあるため、購入時にセット内容をよく確認することが大切ですよ。

専門的な品揃えが魅力!文具店・書店・ホームセンター

履歴書をじっくり比較検討したい、あるいは特殊な履歴書が必要な場合は、専門的な知識を持ったお店を選びましょう。

文房具店・書店

キングオブ履歴書販売場所とも言えるのが、文房具店や大型書店です。
ここが一番、履歴書の種類が豊富です。
JIS規格、一般用、転職者用、パート・アルバイト用など、用途別に分かれているのはもちろん、自己PR欄が大きいもの、志望動機欄が大きいものなど、フォーマットのバリエーションが非常に多いです。
価格帯は200円〜400円程度で、質の良い上質な紙を使った履歴書も手に入ります。面接官に「しっかり準備してきたな」という印象を与えたいなら、ぜひ文具店を覗いてみてください。

大型スーパー・ホームセンター

イオンやイトーヨーカドーといった大型スーパーや、カインズ、コーナンなどのホームセンターでも、文具コーナーで履歴書を見つけることができます。
文具店ほど種類は多くありませんが、主要な規格の履歴書は揃っていますし、文房具全般と一緒に購入できるのが便利です。
特に、日用品の買い物ついでに立ち寄れるため、週末などにまとめて準備したい方におすすめです。

このように、履歴書の販売場所は多岐にわたりますが、自分の状況(時間、必要な種類、予算)に合わせて選ぶことが重要です。
オンラインで買う場合は、Amazonや楽天市場でセット商品や、高級な履歴書セットを購入するのも良い方法です。メルカリでも未使用のセットが出品されていることがありますが、急ぎの場合は避けた方が無難でしょう。

販売場所の選び方をまとめた表を参考に、あなたの状況に最適な購入場所を見つけてみてくださいね。

販売場所 メリット デメリット 時間帯
コンビニ 24時間購入可能、どこでもある 種類が少ない、割高 いつでもOK
100円ショップ とにかく安い(コスパ最強) 品質がバラつく、付属品なしの場合あり 営業時間内
文房具店・書店 種類が圧倒的に豊富、紙質を選べる 営業時間がある、店舗数が少ない 営業時間内
スーパー・ホームセンター 日用品と一緒に購入できる 種類は中程度、深夜は閉店 営業時間内
オンライン(Amazon/楽天) 自宅にいながら購入、セット品も豊富 すぐに手に入らない(配送時間) いつでもOK

急いでいるならココ!コンビニで履歴書を買うメリット・デメリット

「明日までに履歴書を仕上げなきゃいけないのに、家にない!」
そんな時、多くの人が真っ先に思い浮かべるのがコンビニエンスストアではないでしょうか。
コンビニは、私たちの日常生活に欠かせないインフラであり、履歴書を手に入れるための最後の砦とも言えます。

コンビニ購入の圧倒的な利便性:24時間・全国どこでも

コンビニで履歴書を購入する最大のメリットは、何と言ってもその圧倒的な「時間」と「場所」の制約のなさです。
深夜2時でも、朝の通勤途中でも、主要駅前でも、郊外でも、日本全国どこにでもあるのがコンビニの強みです。

  • 24時間営業:仕事終わりや学校帰りの遅い時間でも問題なく購入できます。
  • アクセス抜群:駅前やオフィス街など、主要な場所には必ずと言っていいほど店舗があります。
  • 同時に必要なものが揃う:証明写真のコピー(マルチコピー機)、筆記具、封筒用切手なども一緒に購入・準備できるため、履歴書作成に必要な一連の作業をコンビニ内で完結させやすいのも大きな魅力です。

特に、急いでいる時に文房具店が閉まっていたり、100円ショップが遠かったりする場合、コンビニの存在は本当にありがたいですよね。

また、最近ではコンビニのマルチコピー機を利用して、履歴書を印刷できるサービスも増えています。自分で作ったPDFファイルを印刷すれば、フォーマットの選択肢も広がります。

【豆知識】コピー機を使った履歴書印刷サービスについては、各社の公式ウェブサイトで確認してみるのがおすすめです。コンビニ履歴書印刷サービス情報はこちら

知っておきたい!コンビニ履歴書のデメリットと注意点

非常に便利なコンビニの履歴書ですが、購入前に知っておくべきデメリットも存在します。

デメリット1:選べる種類が極端に少ない

コンビニで取り扱っている履歴書は、基本的にJIS規格か、最もスタンダードな一般用フォーマットのどちらか、または両方の1〜2種類に絞られています。
例えば、「転職活動で職務経歴をアピールしたいから、職務経歴欄が大きい履歴書が良い」「自己PR欄を充実させたい」といった、特定の目的を持った履歴書は、まず見つかりません。
そのため、履歴書の内容で個性を出したい方、企業に合わせた専用のフォーマットを使いたい方には不向きと言えます。

デメリット2:価格が他の販売場所より割高

コンビニの履歴書セットは、文房具店や100円ショップと比較すると、若干価格が高めに設定されています。
多くの場合、封筒や写真用の両面シールがセットになっていますが、それでも1セット300円〜400円程度と、頻繁に購入するにはコストがかさみます。
「試し書き用」「予備」として複数枚購入したい場合は、事前にコンビニではなく、他の場所でストックしておくのが経済的です。

購入時の注意点:セット内容の確認は必須

コンビニで購入する際は、必ず「セット内容」を確認するようにしてください。
履歴書本体だけでなく、送付用の封筒(A4またはB5サイズに対応したもの)、写真貼付用のシールや両面テープ、そして説明書がすべて揃っているかを確認しましょう。
特に、封筒がセットになっていないと、後で別に買い足す手間が増えてしまいます。 また、ビニールに包まれているため、中身のフォーマットを立ち読みして確認することはできません。 そのため、もし種類にこだわりたい場合は、事前にネット検索で「〇〇コンビニ 履歴書 フォーマット」といったキーワードで調べておくことをおすすめします。

急いでいる時、時間がない時は、迷わずコンビニへ。
時間に余裕があり、種類を選びたいなら、文房具店やオンラインストアを利用するのが賢い選択だということを覚えておきましょう。

種類が豊富で選びやすい!文房具店・書店・家電量販店の品揃え

応募書類の準備には、やはり「質」と「選択肢」が大切です。
履歴書はただの紙ではありません。あなたの第一印象を左右する大切なビジネスツールです。
履歴書の種類が豊富で、自分のアピールしたいポイントに合わせて選べる場所こそ、文房具店、大型書店、そして意外な場所として家電量販店の文具コーナーです。

文房具店:履歴書のバリエーションの宝庫

専門の文房具店(例:伊東屋、LOFTなど)や、大型書店の文具売り場(例:紀伊國屋書店、丸善など)は、履歴書選びにおいて最もおすすめできる場所です。

専門的なフォーマットが必ず見つかる

文房具店の特徴は、コンビニや100均では見つからない、多種多様なフォーマットが揃っている点です。

  • 職務経歴書一体型:転職活動に特化しており、職務経歴を詳細に記述するための欄が大きく取られています。
  • パート・アルバイト用:シフト希望欄や勤務可能時間が詳しく書ける欄があります。
  • 自己PR重視型:学歴・職歴欄よりも、志望動機や自己PRを自由に書けるスペースが広いのが特徴です。
  • 高級紙使用:和紙風の素材や、厚手の高級紙を使用した履歴書も販売されており、面接官に丁寧で真剣な印象を与えることができます。

これらの専門的な履歴書は、あなたのキャリアや目的に合わせて、最適なアピールをサポートしてくれます。
特に転職活動においては、どの項目を重視するかによって選ぶ履歴書が大きく変わってくるため、実際に手に取って比較できる文房具店の利用価値は非常に高いと言えます。

書店・家電量販店:意外な穴場とセット購入の利便性

書店や家電量販店(例:ヨドバシカメラ、ビックカメラ)も、履歴書購入の穴場です。

ビジネス書コーナーと連携した品揃え

大型書店では、ビジネス書や就職・転職関連の書籍が並ぶコーナーの近くに、履歴書が陳列されていることが多いです。
これは、就活・転職ガイド本と一緒に履歴書を購入してもらおうという配慮からです。
そのため、書籍で履歴書の書き方を学んですぐに実践できるという利便性があります。

家電量販店は、プリンターやパソコン、インクなどのOA機器を扱っているため、文具コーナーも充実しています。
履歴書はもちろん、クリアファイル、油性ペン、のりなど、応募書類の準備に必要な周辺アイテムをまとめて購入できるのがメリットです。

また、これらの店舗では、履歴書用紙がバラ売りになっていることもあります。
「封筒や説明書はいらないから、履歴書本体だけが欲しい」という方には、必要な枚数だけ購入できるバラ売りは非常に経済的です。

どの店舗でも、販売価格はコンビニより安く、100円ショップより品質が良い、という中間的な位置づけであることが多いです。だいたい200円〜350円程度の価格帯で主要なセットが揃っています。

【ネット連携の活用】
文房具店や家電量販店のオンラインストアでも、履歴書は販売されています。
「実店舗に行く時間がないけど、種類を選びたい」という方は、文房具店のオンライン販売をチェックしてみるのも一つの手です。配送に時間がかかる点は注意が必要ですが、豊富な種類から選ぶことができます。

時間に余裕があり、履歴書の内容にこだわりたい方は、ぜひこれらの専門店を活用して、あなたの魅力を最大限に引き出せる一枚を選んでくださいね。

【100均】ダイソー・セリアで履歴書は買える?コスパ最強の秘密

「履歴書って、できれば安く済ませたいな」「練習用にたくさん欲しいんだけど…」
そう考えている方にとって、100円ショップはまさに救世主です。
結論から言うと、ダイソー、セリア、キャンドゥといった主要な100円ショップのほとんどで、履歴書は販売されています。しかも、そのコスパは最強レベルです!

100円ショップの履歴書:価格と品質のバランス

100円ショップ(110円・税込)で手に入る履歴書は、一般的に「JIS規格」か「一般用」のスタンダードなものが中心です。
文房具店で売られている高級な紙質の履歴書に比べると、確かに紙は薄めかもしれませんが、一般的な提出においては全く問題ありません

驚異のコスパ!枚数が多いのが最大の魅力

100均の履歴書は、セット内容が非常に魅力的です。
コンビニでは1〜2枚のセットで300円〜400円なのに対し、100均では3枚〜5枚の履歴書と、封筒や写真貼付用シールまでセットになっているものが販売されています。
これは、何度も書き直す可能性がある就職活動・転職活動において、非常に大きなメリットとなります。

場所 価格帯(1セット) 履歴書の枚数目安 コスパ評価
コンビニ 約350円 1〜2枚 △(緊急時向け)
100円ショップ 110円 3〜5枚 ◎(練習・ストック用)
文房具店 200円〜400円 2〜4枚 ○(品質重視向け)

このように、単純に1枚あたりの単価で比較すると、100円ショップが圧倒的なコスパを誇ります。
特に、記入ミスを防ぐための「下書き用」として、あらかじめ100均のものを大量にストックしておくのがおすすめです。

ダイソー・セリア・キャンドゥの取扱商品と注意点

各100円ショップによって、文房具の品揃えには若干の違いがありますが、履歴書に関しては共通した特徴と注意点があります。

取り扱いの特徴:デザインとフォーマットの進化

昔の100均の履歴書は非常にシンプルでしたが、最近では「転職者向け」として、職務経歴欄がやや充実したものや、写真貼り付け位置が分かりやすいデザインのものなど、フォーマットの工夫が見られます。
また、セリアなどでは、デザイン性の高い事務用品と一緒に陳列されていることもあり、探すのが楽しいという声もあります。

購入時の注意点:セット内容と紙質をよく確認!

最大の注意点は、セット内容が統一されていないことです。
「履歴書本体のみ(封筒なし)」で枚数が多いセットと、「履歴書+封筒+両面シール付き」で枚数が少ないセットが混在していることがあります。
購入前にパッケージ裏面の記載をしっかりチェックし、必要なものが揃っているかを確認しましょう。

また、紙質は薄めであるため、万年筆や裏写りしやすいインクで記入する場合は、必ず試し書きをしてから本番に臨むようにしてください。裏写りしてしまうと、面接官に与える印象が悪くなってしまう可能性があります。

「品質が心配…」という方もいるかもしれませんが、一般企業への提出であれば100均の履歴書で十分対応できます。
100均の履歴書の口コミや品質に関する情報も参考になりますよ。

コストを抑えたい、あるいは練習用や予備を確保したいなら、100円ショップは最も賢い選択肢の一つです。

深夜でも安心!24時間営業のスーパー・ホームセンターでの購入術

コンビニ以外で夜間に履歴書を手に入れる方法として、意外と見落とされがちなのが、24時間営業の一部スーパーや、深夜まで営業している大型ホームセンターです。
特に、郊外にお住まいの方や、車での移動が多い方にとっては、非常に便利な購入場所となります。

24時間スーパー・ドラッグストアの利点

一部の大型スーパー(特に24時間営業の店舗)や、ドラッグストア(例:マツモトキヨシ、ウエルシアなど)の大型店舗では、文房具の取り扱いがあります。

日用品のついでに買える手軽さ

これらの店舗の最大の利点は、「ついで買い」ができることです。
夕食の買い物や、生活に必要な日用品の購入と同時に、履歴書も購入できるため、時間や労力の節約になります。
品揃えはコンビニよりは多く、文房具店よりは少ない、といった中程度のラインナップです。
主要なJIS規格や一般用履歴書はほぼ確実に手に入ります。

また、ドラッグストアによっては深夜まで営業している店舗も多く、コンビニよりやや安価に購入できる傾向があります。価格は250円〜350円程度が一般的です。

【ドラッグストアでの探し方】
ドラッグストアでは、文房具コーナーが店舗の奥や、レジ近くの「事務用品」コーナーにひっそりと設置されていることが多いです。
もし見当たらなければ、迷わず店員さんに「履歴書はありますか?」と尋ねてみてくださいね。

ホームセンターの文具コーナー:豊富な周辺アイテム

カインズ、コメリ、DCMホーマックなどの大型ホームセンターも、履歴書を購入できる場所の一つです。

履歴書関連アイテムがまとめて手に入る

ホームセンターの文具コーナーは、履歴書本体はもちろんのこと、応募書類に必要な周辺アイテムが非常に豊富です。
例えば、以下のようなものが全て手に入ります。

  • クリアファイル:応募書類を折らずに提出するための必須アイテム。厚さや色(透明・乳白色がベスト)を選べます。
  • 各種のり:写真貼付用の強力な両面テープや、封筒を閉じるための液体のり、スティックのりなど。
  • 高品質な筆記具:面接官が読みやすいボールペン(黒の0.7mm〜1.0mmがおすすめ)や、消せるボールペンなども豊富にあります。
  • プリンター用紙:オンラインでダウンロードした履歴書を印刷するための上質なコピー用紙。

つまり、ホームセンターに行けば、履歴書作成から提出までに関わるすべてのアイテムを、まとめて一気に揃えることができるのです。
「履歴書セットは買ったけど、クリアファイルがない!」といったうっかりミスを防ぐためにも、ホームセンターは非常に便利な場所です。

ホームセンターは深夜まで営業している店舗が多いですが、文具コーナーだけは早めに閉まることがあるため、事前に営業時間を確認するのが確実です。週末に時間をかけてじっくり準備したい方には、最適な場所と言えるでしょう。

【注意点】スーパーやホームセンターで売られている履歴書も、基本的な規格(JIS・一般)が中心です。特殊なフォーマットを希望する場合は、やはり文房具店かオンラインがおすすめです。

オンライン購入の魅力とは?Amazon・楽天・メルカリを活用する手

「お店を巡る時間がない」「高品質な履歴書が欲しい」「誰にも知られずにこっそり準備したい」
そう考えている現代人にとって、オンラインでの履歴書購入は、最もスマートな選択肢の一つです。
Amazon、楽天市場といった大手ECサイトから、メルカリなどのフリマアプリまで、オンラインならではの魅力と注意点を見ていきましょう。

Amazon・楽天市場:種類と品質を追求する

Amazonや楽天市場は、履歴書の購入先として、実店舗にはない大きな強みを持っています。

実店舗を凌駕する品揃えとセットの豊富さ

オンラインの最大の魅力は、その圧倒的な品揃えです。
文房具店でもなかなか見つからないような、特定のメーカーや専門性の高い履歴書も簡単に見つけることができます。
例えば、「アルバイト用だけど、履歴書の枚数が10枚セットになっているもの」「履歴書だけでなく、職務経歴書、送付用封筒、クリアファイル、記入例まで全てがセットになった豪華版」など、用途や量に合わせて選べる選択肢が非常に豊富です。

また、ECサイトでは「ユーザーレビュー」を参考にできるため、実際に使った人の意見を読んでから、紙質や書きやすさ、セット内容を判断できるのも大きなメリットです。

【オンライン購入の鉄則】
オンラインで購入する場合は、配送時間がかかります。急ぎの場合は「お急ぎ便」を利用するか、遅くとも提出日の3〜4日前には注文を完了させるようにしましょう。
時間に余裕をもって、自宅でじっくり選びたい方には最適な方法です。

メルカリ・ラクマ:フリマアプリ活用の注意点

メルカリやラクマなどのフリマアプリでも、未使用の履歴書が出品されていることがあります。
「ちょっとだけ余ってしまった」「買ったけど使わなかった」という人が出品しているため、稀にお得な価格で見つかることがあります。

フリマアプリを利用するメリットとリスク

フリマアプリのメリットは、市場には流通していない過去のバージョンの履歴書が見つかる可能性があることや、新品を安価に手に入れられる可能性があることです。
しかし、以下のリスクと注意点があります。

リスク1:急ぎの対応は期待できない
出品者によって発送までのスピードが異なるため、「明日必要」といった急なニーズには対応できません。購入前に発送日を確認することが重要です。

リスク2:品質保証がない
開封済みの商品や、保存状態が悪い履歴書が出品されている可能性もあります。
湿気で紙がよれていたり、折り目がついていたりすると、提出書類としてふさわしくありません。商品説明と写真をよく確認し、新品未使用であることを確認しましょう。

フリマアプリは、あくまで「時間に余裕がある時」「ストックとして」利用するのが賢明です。応募書類はあなたの未来を左右する大切な書類なので、極力、新品のものを購入するように心がけましょう。

履歴書は、Amazonや楽天市場、そしてフリマアプリなど、さまざまなオンラインチャネルで手に入ります。
「ちょっと変わった履歴書を探している」という方は、ぜひオンラインで検索してみてくださいね。Amazonの履歴書人気ランキングはこちら

知らないと損!履歴書の3つの規格(JIS・一般・転職用)の違い

履歴書を購入する際、パッケージに「JIS規格」「一般用」「転職者用」といった記載を見て、「違いがよくわからない…」と思ったことはありませんか?
この3つの規格は、見た目は似ていますが、記入する内容や、企業が求める情報に大きな違いがあります
あなたの応募先に合わせて最適な規格を選ぶことが、書類選考を突破するための重要な一歩となります。

規格1:JIS規格(日本工業規格)

JIS規格の履歴書は、最も古くから使われている、日本で標準とされている形式です。
現在は正式名称が「日本産業規格」に変更されていますが、履歴書に関しては「JIS規格」の名称が残っています。

特徴:公平性とスタンダードな構成

JIS規格の最大の目的は、応募者を公平な基準で評価できるようにすることです。
項目ごとの記入スペースのバランスが均等に取られており、特定の項目だけを過度にアピールするスペースがないのが特徴です。

  • 構成:学歴・職歴欄、免許・資格欄、通勤時間、扶養家族、本人希望記入欄など、基本的な項目が過不足なく並びます。
  • 向いている人:新卒の就職活動、または応募先に特にこだわりがない場合、業界問わず最も一般的な形式なので安心感があります。

多くの企業が「JIS規格の履歴書で提出してください」と指定することがありますが、特に指定がない場合でも、この形式を選べば間違いはありません。コンビニや100均でも、この規格のものが多く取り扱われています。

規格2:厚生労働省推奨の「一般用」

一般用の履歴書は、JIS規格とは異なり、企業や個人のニーズに合わせて自由にフォーマットが変更されたものを指します。
多くの市販の履歴書は、この一般用に分類されます。

特徴:柔軟なアピールと記入欄のカスタマイズ

一般用の履歴書は、特定の欄を大きく取るなど、アピールしたいポイントに合わせてカスタマイズされているのが特徴です。
近年、多様な働き方や転職が増える中で、この一般用が広く普及しています。

  • 自己PR重視型:自己PRや志望動機、趣味・特技の欄が大きく取られており、熱意や個性を伝えたい場合に適しています。
  • アルバイト・パート用:勤務可能時間帯や曜日の希望を細かく記入できる欄が設けられています。

もしあなたが「学歴よりも熱意を伝えたい」「職務経験を詳細に書きたい」といった希望があるなら、一般用の中から自分の目的に合ったフォーマットを選ぶべきです。文房具店やオンラインストアで種類が豊富に見つかります。

規格3:転職者用(職務経歴書一体型など)

転職者用は、主に社会人経験者が次の職場を探す際に特化して作られた履歴書です。

特徴:職務経験とスキルを最優先

転職者用の履歴書は、職務経歴を詳細に記述するためのスペースが大きく取られているのが特徴です。
「活かせる経験・知識・スキル」の欄が設けられていたり、過去の職務内容を具体的に記述するスペースが重視されています。

  • 職務経歴書一体型:履歴書と職務経歴書を兼ねるような形で、簡潔にキャリアをまとめられるように工夫されています。
  • 向いている人:第二新卒からベテランまで、キャリアチェンジやステップアップを目指す転職活動全般。

転職活動では、履歴書とは別に「職務経歴書」の提出が求められます。転職者用履歴書を選んだ場合でも、職務経歴書は別途作成し、あなたのスキルや実績を具体的にアピールすることが内定への近道となります。

これらの規格の違いを理解し、あなたの応募する企業や、アピールしたい内容に合わせて履歴書を選んでくださいね。自分の強みを活かせるフォーマットを選ぶことで、書類選考の通過率が格段に上がりますよ。

規格についてさらに詳しく知りたい方は、履歴書規格の最新情報を確認してみてください。

あなたにぴったりのサイズは?A4とB5の選び方とTPO

履歴書には、主に「A4サイズ(A3二つ折り)」と「B5サイズ(B4二つ折り)」の2種類があるのをご存知でしょうか?
どちらのサイズを選んでも法的な問題はありませんが、ビジネスシーンにおける「TPO(時と場所、場合)」を意識して選ぶことが、ビジネスマナーとして非常に重要です。

サイズ1:A4(A3二つ折り)の特徴とメリット

A4サイズは、現代のビジネスシーンにおいて最も標準的で、推奨されているサイズです。
多くの企業がA4サイズの書類(企画書、契約書、パンフレットなど)を使用しているため、他の書類と一緒にファイリングしやすいというメリットがあります。

A4を選ぶべき理由:情報量と統一感

A4サイズの履歴書は、B5サイズよりも物理的にスペースが広いため、当然ながらより多くの情報を記入できます。

  • 情報量の多さ:学歴や職歴が多い転職者、あるいは趣味・特技や自己PRの欄を充実させたい場合に適しています。
  • 統一感:A4サイズは、職務経歴書や送付状(添え状)を作成する際の標準サイズと同じです。これにより、応募書類一式を提出する際に、見た目が統一され、採用担当者に「丁寧な人だな」という印象を与えることができます。
  • 企業側の利便性:企業側もA4サイズのファイルで管理していることが多いため、整理しやすく、好まれます。

特に、職務経歴書とセットで提出する場合は、必ずA4サイズを選ぶようにしましょう。どちらか一方だけがB5だと、採用担当者がファイリングする際に手間取ってしまい、マイナスな印象を与えかねません。

サイズ2:B5(B4二つ折り)の特徴とメリット

B5サイズは、かつての日本では標準とされていましたが、現在はA4に取って代わられつつあります。しかし、B5が適している場面もまだ残っています。

B5を選ぶべき理由:コンパクトさと記入の負担軽減

B5サイズの履歴書は、A4サイズよりもコンパクトなため、情報量が少なくなります。これがメリットになる場合があります。

  • 記入の負担軽減:新卒やアルバイト・パートなど、まだ職務経歴が少ない方の場合、A4サイズだと余白が目立ちすぎてしまうことがあります。B5サイズであれば、記入欄が小さいため、余白が気にならず、内容が充実しているように見せられます。
  • コンパクトな印象:持ち運びや、応募先の企業が小さな個人経営である場合など、コンパクトさが好まれる場面もあります。

ただし、B5サイズを選ぶ際は、職務経歴書を提出しない場合、またはB5サイズの職務経歴書を作成する場合に限定した方が安全です。B5の履歴書にA4の職務経歴書を合わせると、見た目のバランスが悪くなってしまいます。

【結論】迷ったらA4を選ぶのがベスト!

現在の一般的なビジネスシーンでは、A4サイズを選ぶのが最も無難で推奨されています
もし企業側から「サイズ指定なし」と言われた場合は、A4サイズの履歴書と、同じくA4サイズの職務経歴書をセットで提出するのが、最もマナーにかなった提出方法です。
このTPOを意識した履歴書選びが、あなたのプロ意識を示すことにつながります。

履歴書を作成する前に、必ず希望する企業がA4・B5どちらを推奨しているか、募集要項をチェックしてみてくださいね。
サイズに関するマナーについてもっと知りたい方は、履歴書サイズのビジネスマナーも参考にどうぞ。

封筒は必須?履歴書セットの内容を徹底チェック

履歴書をいざ購入しようとしたとき、セット商品の中身をしっかり確認していますか?
「履歴書が入っていればOK」と思いがちですが、実は応募書類を提出する際には、履歴書本体と同じくらい「封筒」が重要な役割を果たします
このセクションでは、履歴書セットに何が入っているべきか、そして封筒の正しい選び方について解説します。

履歴書セットに最低限含まれるべき3つの要素

市販されている履歴書セットには、通常以下の3つの要素が含まれています。

要素1:履歴書用紙(本体)

これは当然ですが、記入するための用紙です。A4またはB5サイズが2枚〜5枚程度入っていることが一般的です。

  • チェックポイント:用紙の枚数を確認しましょう。失敗しても大丈夫なように、予備が1〜2枚あるセットを選ぶのが理想です。
  • チェックポイント:折り目の状態を確認しましょう。購入時にすでに折り目がついている場合が多いですが、自分で印刷する場合は折り目がつかないように注意が必要です。

要素2:送付用封筒

これが非常に重要です。応募先に書類を郵送するために使います。
履歴書セットに含まれている封筒は、履歴書を三つ折りにすることなく、折らずにそのまま入れられるサイズであること(角形2号または角形3号)がほとんどです。

  • チェックポイント:封筒の色は白または薄い茶色(クリーム色)を選びましょう。白い封筒の方が丁寧な印象を与え、ビジネス文書に適しています。
  • チェックポイント:予備の封筒があるか確認しましょう。宛名書きを失敗した時のために、予備が1枚あると安心です。

履歴書を提出する際に、折ってしまっても問題ないという意見もありますが、採用担当者が扱いやすいように、折らずに提出できる封筒を選ぶのが、現在のビジネスマナーとして推奨されています

要素3:写真貼付用両面シール or のり

証明写真を履歴書に貼るための両面テープや、専用のシールが付属していることが多いです。
これがセットに含まれていると、自分で両面テープなどを探す手間が省けるため、非常に便利です。

  • チェックポイント:剥がれにくいものか確認しましょう。郵送中に写真が剥がれてしまうと、誰の履歴書かわからなくなってしまう可能性があります。

封筒を別途購入する場合の注意点

100円ショップの履歴書など、セットに封筒が含まれていない場合は、自分で別途購入する必要があります。
その際の注意点は以下の通りです。

注意点1:封筒のサイズと色

履歴書のサイズ 封筒のサイズ(目安) 推奨される色
A4(二つ折り) 角形2号(A4そのまま入る) 白または薄い茶色
B5(二つ折り) 角形3号(B5そのまま入る) 白または薄い茶色

茶封筒は事務的な書類に使われることが多いため、応募書類には白い封筒を使うのがより丁寧な印象を与えます。

注意点2:封筒の記入内容
封筒には、朱書きで「履歴書在中」と記載することが必須です。
この記載がないと、他の郵便物と一緒にされてしまい、開封が遅れる可能性があります。セット商品に付属している封筒には、あらかじめ印字されていることが多いですが、自前で購入した場合は自分で赤ペンで記載する必要があります。

応募書類は、履歴書本体だけでなく、封筒まで含めて一つのパッケージです。
細部にまで気を配ることで、あなたの真剣さを伝えることができますよ。

失敗しない!履歴書選びでチェックすべき5つの重要ポイント

履歴書の販売場所や種類について見てきましたが、いざ店頭に立ってみると、どれを選べばいいか迷ってしまうものです。
このセクションでは、「この履歴書で本当に大丈夫かな?」というあなたの不安を解消するために、失敗しないための5つの重要チェックポイントをご紹介します。

ポイント1:応募する企業や職種に合ったフォーマットか

これが最も重要です。履歴書は「誰に見せるか」「何をアピールするか」によって選ぶべきフォーマットが異なります。

  • 新卒・未経験:学歴欄や志望動機欄が広い、標準的なJIS規格または一般用。
  • 転職・経験者:職務経歴欄や活かせるスキル欄が広い、転職者用。
  • アルバイト・パート:勤務希望時間や曜日を詳しく書ける欄があるもの。

特に転職活動では、「なぜこの会社で働きたいのか」という志望動機が非常に重要視されます。志望動機欄が小さすぎる履歴書を選んでしまうと、あなたの熱意を十分に伝えることができません。 購入前に、パッケージに記載されているフォーマットの特徴をよく読んで、あなたの応募書類を最大限に引き立てるものを選びましょう。

ポイント2:書きやすい紙質と適度な厚みがあるか

履歴書は手書きで作成する場合、書きやすさが非常に重要です。
紙が薄すぎると、ボールペンや万年筆のインクが裏写りしてしまい、汚れた印象を与えてしまいます。
また、紙がペラペラだと、採用担当者が手に取った時の「重み」や「高級感」がなく、安っぽい印象を与えかねません。

  • 紙質の確認:できる限り、手触りが滑らかで、厚みがしっかりと感じられるものを選びましょう。(コンビニや100均では限界がありますが、文房具店なら選択肢があります。)
  • 裏写りの確認:特にボールペンで強く書き込む癖がある方は、厚手のものを選ぶようにしてください。

ポイント3:写真貼付用の枠の大きさと位置

証明写真のサイズは、一般的に「縦40mm×横30mm」です。履歴書によって、写真枠の大きさが若干異なることがあります。
また、写真の貼り付け位置は、採用担当者の視線が最初に集まる場所の一つです。

  • 写真枠:あなたの写真が枠にぴったり収まるかを確認しましょう。
  • 写真裏面の記入:写真が剥がれてしまった場合に備えて、写真の裏面に必ず氏名を記入することを忘れないでください。

ポイント4:個人情報保護に関する配慮があるか

現代の履歴書には、「性別欄」や「扶養家族欄」が任意記載になっているもの、あるいは最初から設けられていないものが増えています。
これは、応募者の個人情報保護や、公平な採用活動を意識した社会の流れを反映したものです。

  • 選ぶ際の意識:企業側が応募者のプライバシーに配慮した履歴書を選んでいるかを見る一つの指標にもなります。特に性別欄などは、任意記載となっているものを選ぶのが、現代の就職活動では一般的になりつつあります。

ポイント5:予備の履歴書と付属品が揃っているか

前述の通り、履歴書は一度の記入ミスで全て台無しになってしまう可能性があります。
提出直前に慌てないためにも、予備の履歴書が1〜2枚あるセットを選びましょう。

また、封筒や写真貼付用のシール、さらには自己分析シートや、職務経歴書のテンプレートが付属しているセットもあります。
これらの付属品が充実しているセットは、履歴書作成の手間を大きく減らしてくれるため、非常に便利でおすすめです。

これらの5つのポイントをチェックリストとして活用し、あなたの就職・転職活動を成功に導く最適な一枚を選んでくださいね。

履歴書と一緒に買っておきたい必須アイテムリスト

履歴書本体を手に入れたら、安心してはいけません!
応募書類を完成させ、企業に提出するまでには、いくつかの「必須アイテム」が必要になります。
これらのアイテムが揃っていないと、最後の最後で手間取ったり、応募書類の見た目が悪くなってしまったりする可能性があります。
履歴書と一緒に、以下のアイテムをチェックリストとして購入しておきましょう。

アイテム1:証明写真(3ヶ月以内に撮影したもの)

履歴書に貼る写真は、あなたの第一印象を決定づける非常に重要な要素です。
写真の印象で、面接官のあなたに対する期待度が大きく変わると言っても過言ではありません。

  • 撮影時期:必ず3ヶ月以内に撮影されたものを使用してください。あまりに古い写真を使うと、面接時のあなたの印象と異なりすぎてしまい、企業に不信感を与える可能性があります。
  • 服装:スーツまたは、応募先に合わせたフォーマルな服装で撮影しましょう。
  • 撮影方法:証明写真機(スピード写真)でも問題ありませんが、写真館やスタジオで撮影すると、よりプロフェッショナルで好印象な写真が手に入ります。

もし写真の準備が間に合わない場合は、コンビニや街中の写真機で急いで撮影する必要がありますが、できれば事前にプロに依頼して質の高い写真を用意することをおすすめします。

アイテム2:黒のボールペン(ゲルインク0.7mm〜1.0mm)

履歴書は、必ず黒のボールペンで記入します。
万年筆でも可能ですが、裏写りのリスクや乾燥時間がかかるため、ゲルインクのボールペンが最もおすすめです。

  • 推奨サイズ:文字が潰れず、読みやすい0.7mmまたは1.0mmの太さが推奨されています。細すぎるペンだと、自信のない印象を与えかねません。
  • 避けるべきもの:「フリクション」などの消せるボールペンは絶対に使用しないでください。応募書類は公的な書類であり、改ざん可能な筆記具は使用禁止です。

履歴書を書く前に、必ず一度、購入したボールペンで試し書きを行い、インクの出具合や書き心地を確認しておきましょう。

アイテム3:応募書類用クリアファイル(透明または乳白色)

履歴書を郵送または持参する際、クリアファイルに入れるのは必須のビジネスマナーです。
クリアファイルに入れることで、郵送中の雨や、手渡しする際に書類が折れたり汚れたりするのを防ぎます。

  • 色:透明または乳白色のものを選びましょう。派手な色や柄のクリアファイルは、ビジネスシーンには不向きです。
  • サイズ:履歴書がA4サイズならA4、B5サイズならB5のクリアファイルを選んでください。

クリアファイルは100円ショップやホームセンター、文房具店など、どこでも手に入ります。

アイテム4:切手(郵送する場合)

履歴書を郵送する場合は、切手が必要です。
履歴書、職務経歴書、封筒などを含めた重さによって、貼るべき切手の金額が変わってきます。

  • 一般的な目安:角形2号の封筒に、A4サイズの書類を数枚入れた場合、120円切手で送れることが多いです。
  • 正確な料金:不安な場合は、郵便局の窓口で重さを測ってもらい、正確な料金で送るようにしてください。料金不足は、企業に失礼にあたります。

これらの必須アイテムを揃えることで、あなたは履歴書作成から提出までを、スムーズかつプロフェッショナルに進めることができますよ。すべての準備が整った状態で、自信を持って選考に臨んでください。

提出直前に困らない!郵送方法と宛名書きの基本マナー

履歴書が無事に完成したら、いよいよ企業へ提出です。
せっかく完璧な履歴書が書けても、提出方法や宛名書きのマナーが間違っていると、あなたの印象が台無しになってしまう可能性があります。
ここでは、郵送と持参、それぞれの提出方法とマナーの基本をしっかり押さえておきましょう。

郵送する場合の鉄則:封筒の正しい書き方

履歴書を郵送する場合、封筒はあなたの「顔」となります。採用担当者が最初に目にする部分だからこそ、丁寧に、正確に書く必要があります。

表面(宛先)の書き方

宛名書きは、黒の油性ペンや筆ペンを使い、丁寧な楷書で書きましょう。

  • 宛名の敬称:
    企業名や部署宛ての場合:「御中」(例:〇〇株式会社 御中)
    採用担当者や個人宛ての場合:「様」(例:採用ご担当者様、〇〇様)
    ※「御中」と「様」を同時に使うことは絶対にありません。「御中」か「様」のどちらか一つを選びます。
  • 住所:都道府県から省略せずに正確に記入します。
  • 朱書き:封筒の表面左下に、必ず赤色のペンで「履歴書在中」と書き、四角く囲みます。これで重要書類であることを示します。

裏面(差出人)の書き方

封筒の裏面には、あなたの住所と氏名を記入します。

  • 住所・氏名:左下に、郵便番号、住所、氏名を漏れなく記入します。
  • 封字:封筒を糊付けし、封をした後に、封の中心に「〆」または「封」という封字を黒で書き入れます。これは「確かに封をしました」という証明になります。

持参する場合の鉄則:受付でのマナー

面接時に直接履歴書を持参する場合も、マナーが問われます。

クリアファイルと封筒に入れる

持参する場合でも、履歴書は必ずクリアファイルに入れ、さらに封筒にセットした状態で持っていきます。
封筒には糊付けせず、封字も書きません。これは、採用担当者がすぐに中身を取り出せるようにするためです。

受付での渡し方

受付で「〇〇様と面接のお約束をいただいております、モモストアと申します」と名乗った後、担当者が現れたら、以下の手順で渡します。

  • 一言添える:「本日面接に参りました。こちらが応募書類となります。どうぞよろしくお願いいたします。」と一言添えます。
  • 向き:クリアファイルごと封筒から取り出し、相手がすぐに読める向きにして、両手で渡します

【重要】提出期限厳守と郵送方法の選択

提出期限は必ず守りましょう。期限ギリギリに投函するのではなく、余裕をもって期限の2〜3日前には到着するように郵送するのが理想です。

郵送方法は、確実性を重視するなら「簡易書留」や「特定記録」を選ぶ手もありますが、料金が高くなります。普通郵便でも問題はありませんが、その場合は郵便窓口で重さを測ってもらい、料金不足がないように注意してください。

完璧に仕上げた履歴書を、完璧なマナーで提出することで、あなたの面接はスムーズに、そして好印象でスタートできますよ。

【番外編】デジタル化の時代!履歴書を無料でダウンロードする方法

ここまで市販の履歴書について見てきましたが、「自分でパソコンで作ってプリントアウトしたい」という方も多いのではないでしょうか?
デジタル化が進む現代では、無料で履歴書のテンプレートをダウンロードし、自宅やコンビニで印刷するという方法も一般的になっています。
この方法には、コスト面や利便性において、市販品にはない大きなメリットがあります。

無料ダウンロードの大きなメリット

無料の履歴書テンプレートを利用することで、以下のようなメリットがあります。

  • コストゼロ:履歴書用紙を購入する費用がかかりません。(印刷代はかかります)
  • 無限に予備を作成可能:記入ミスをしても、何度でも同じテンプレートを印刷してやり直すことができます。
  • フォーマットの選択肢が広い:JIS規格、一般用、転職用など、様々なタイプのテンプレートが無料で配布されています。
  • WordやExcelで簡単に編集可能:手書きが苦手な方は、パソコンで直接入力して印刷できます。文字の大きさやフォントを調整できるのもメリットです。
  • A4・B5のサイズ変更も簡単:プリンターの設定でA4とB5のサイズを簡単に切り替えることができます。

どこでダウンロードできる?信頼できる提供元

履歴書のテンプレートをダウンロードする際は、信頼できる大手企業のウェブサイトから入手することが重要です。
怪しいウェブサイトからダウンロードすると、意図しないウイルスやセキュリティリスクに晒される可能性があるため、注意が必要です。

信頼できるダウンロード元(例)

提供元 特徴
厚生労働省 「公正な採用選考」を目的とした、標準的な様式がダウンロードできます。
転職サイト・求人サイト リクナビNEXT、マイナビ転職など、転職に特化したフォーマットが豊富です。
文房具メーカー(コクヨなど) 市販品と同じフォーマットが提供されていることがあり、品質が高いです。

特に、厚生労働省の様式は、性別や通勤時間などの記入を任意とするなど、プライバシーに配慮した設計になっているため、迷ったらまずここからダウンロードしてみるのがおすすめです。

デジタル履歴書作成の注意点:写真データと印刷品質

デジタルで履歴書を作成する場合、以下の2点に注意が必要です。

注意点1:証明写真のデータ化と貼り付け

パソコンで履歴書を作成する場合、証明写真もデータ化して画像ファイルとして貼り付ける必要があります。
写真館で撮影する際に「データもください」と依頼するか、自分でスマホで撮影したものを専用のアプリで証明写真サイズに加工します。

注意点2:自宅プリンターの品質

自宅のプリンターで印刷する場合、インクがにじんでしまったり、罫線がかすれてしまったりすることがあります。
応募書類は最高品質の印刷が求められるため、印刷品質に不安がある場合は、コンビニのマルチコピー機を利用して印刷しましょう。
コンビニであれば、市販の履歴書に負けない、しっかりとした印刷品質で仕上げることができます。

デジタル履歴書は、時間とコストを節約できる非常に便利な方法です。あなたのライフスタイルに合わせて、市販品とデジタル、最適な方法を選んでくださいね。

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