デュワーズ15年は本当に終売?在庫は今どこで買えるか徹底調査!
ウイスキーファンの方、デュワーズ15年が手に入りにくくなっていませんか?
「もしかして終売になったのでは…?」と不安に思っている方も多いでしょう。モモストアの筆者も最近、店頭で見かけなくなり、その真相を徹底的に調べてみました。
この記事では、デュワーズ15年の終売の真実と、今からでも手に入れるための具体的な方法を詳しく解説していきます!
・終売の公式発表はあった?ブランド戦略から見る真相
・デュワーズ15年が終売になったと推測される決定的な理由
・【店頭在庫は絶望的?】今すぐデュワーズ15年を探す方法
・プレミア価格に!大手ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!)の在庫状況と価格帯
デュワーズ15年が「終売」と言われるようになった背景と時期

デュワーズ15年が市場から姿を消し始めたのは、ここ数年のことです。
特に、日本国内でウイスキーブームが再燃し、様々な銘柄が品薄になる中で、このデュワーズ15年も例外ではありませんでした。
初めて「終売かもしれない」という噂が立ち始めたのは、2020年代初頭ごろ。ちょうど世界的にスコッチウイスキーの需要が高まり、各蒸留所が原酒の供給調整に追われ始めた時期と重なります。
なぜ多くのウイスキーで「終売」や「休売」が相次いでいるのか
デュワーズ15年に限らず、近年、多くのスコッチウイスキーで熟成年数表記のあるボトル(Age Statement)が「終売」や「休売」になっていますよね。これは、ウイスキーという商品の特性上、避けて通れない問題なんです。
熟成年数と需要のミスマッチが原因
ウイスキーは、瓶詰めするまでに決められた期間、樽の中で寝かせる必要があります。例えば、デュワーズ15年なら最低でも15年間熟成させなければなりません。
ところが、今のウイスキーブームは15年前には予測できなかったほどの規模で起こっています。15年前に仕込んだ原酒の量が、現在の爆発的な需要に全く追いついていないんですね。
特にデュワーズ15年は、ブレンドの核となるモルト原酒やグレーン原酒の在庫が、世界的な需要増加によって逼迫した可能性が非常に高いと考えられます。
メーカーとしては、品質を維持しつつ安定供給することが難しくなった結果、「終売」という苦渋の決断を下さざるを得なかった、というのが実情でしょう。
「終売」と「休売」の違いにも注目
ちなみに、よく耳にする「終売」と「休売」には大きな違いがあります。
| 終売(販売終了) | 特定の銘柄の生産・販売を 完全にやめること。基本的に 再販の予定はない。 |
| 休売(一時休止) | 一時的に販売を休止すること。 原酒が確保できれば 数年後に再開する可能性もある。 |
デュワーズ15年に関しては、その後の状況を見ても、残念ながら「終売」の可能性が極めて高いとモモストアでは判断しています。もし「休売」であれば、ブランド側から何らかのアナウンスがあるのが一般的ですが、それも見られませんでしたからね。
この時代の流れは、ウイスキーの歴史を理解する上で非常に重要です。詳しく知りたい方は「スコッチウイスキーの品薄の理由」を調べてみると面白いですよ。
終売の公式発表はあった?ブランド戦略から見る真相
多くのファンが気になっているのが、「デュワーズの公式サイトから正式に終売のアナウンスがあったのか?」という点ではないでしょうか。
結論から言うと、日本国内の正規輸入代理店や、本国バカルディ社からの大々的な公式発表はほとんど見られませんでした。これが、デュワーズ15年の終売騒動をより複雑にし、「本当に終売なのか?」という憶測を呼んだ最大の原因です。
メーカーが終売を公表しない「静かなる販売終了」の理由
なぜ、こんなにも人気のある銘柄を静かに市場から撤退させたのでしょうか。そこには、メーカーの巧みなブランド戦略と、市場への配慮が見え隠れします。
ブランドイメージの維持と市場の混乱回避
もし、メーカーが「デュワーズ15年を終売します!」と大々的に発表した場合、どうなるでしょうか?
当然、市場では「駆け込み需要」が起こり、残っている在庫にファンが殺到します。結果として、価格は一気に高騰し、本当に飲みたい人が手に入れられない状態になるかもしれません。メーカーとしては、既存顧客の不満を最小限に抑え、ブランドイメージを維持したいと考えます。
そのため、ある程度の在庫が掃けたタイミングで、ひっそりと「カタログから外す」という手法を取ることがあります。これが「静かなる販売終了」です。
主力銘柄への誘導戦略
デュワーズブランドの主力は、世界で最も売れているスコッチウイスキーの一つである「デュワーズ ホワイトラベル」と、熟成年数表記のスタンダード品「デュワーズ12年」です。
15年を終売にすることで、その層の需要を12年や、よりハイエンドな18年、25年といった上位クラスへ誘導する狙いがあったとも考えられます。
特に近年はハイボール人気が高まっており、高品質なブレンドである12年やホワイトラベルに注力する方が、ブランド全体の利益に繋がるという判断があったのかもしれません。
モモストアが推測する終売時期のタイムライン
インターネット上の情報や酒販店の在庫状況から、モモストアでは終売が決定づけられた時期を以下のように推測しています。
| 時期 | 市場の動き |
| 〜2019年頃 | 比較的安定して購入可能。 |
| 2020年〜2021年 | 店頭から徐々に姿を消し始める。ECサイトではまだ在庫がある状態。 |
| 2022年〜現在 | ECサイトでも在庫が不安定に。正規の価格(定価に近い価格)での購入はほぼ不可能になり、 プレミア価格での販売が中心となる。事実上の終売確定。 |
この静かな撤退劇は、ウイスキー市場の厳しさ、そしてデュワーズ15年がいかに多くの人に愛されていたかの裏付けとも言えるでしょう。公式の情報が少ないからこそ、消費者側で情報を探す必要があるわけですね。
デュワーズ15年が終売になったと推測される決定的な理由
先述した原酒の枯渇とブランド戦略の変更が主な理由ですが、デュワーズ15年という銘柄が持つ「立ち位置」も終売を早めた決定的な要因ではないかとモモストアは分析しています。
ブレンデッドスコッチにおける「15年」の難しさ
デュワーズ15年は、その名の通り15年以上熟成された原酒のみをブレンドして造られています。この「15年」という熟成年数は、ブレンデッドウイスキーの中では非常に繊細で難しいポジションにあるんです。
12年と18年の「板挟み」に
| デュワーズ12年 | 比較的リーズナブルで、日常使いやハイボールにも最適。流通量も豊富。 |
| デュワーズ18年 | 価格が跳ね上がるが、明確なプレミアム感と複雑さを持つ。贈り物にも最適。 |
15年はこの二つの間に位置しています。価格帯は12年より高く、18年より安い。しかし、消費者にとって「12年からのステップアップ」としては18年の方が分かりやすく、また「少し贅沢」という位置づけでは18年が選ばれがちです。
つまり、「15年」は価格と品質のバランスは良いものの、販売戦略上、少し曖昧な存在になってしまっていた可能性があるのです。
もし原酒の在庫が少ないのなら、熟成をさらに進めて利益率の高い18年や25年といった高級ラインに回す方が、経営判断としては合理的になります。
「ダブルエイジ製法」のこだわりが終売を加速させた?
デュワーズの特徴の一つに、ブレンド後に再度樽に戻して熟成させる「ダブルエイジ製法」があります。これがデュワーズ15年のまろやかで奥深い味わいを生み出しているのですが、この製法こそが、皮肉にも終売を加速させたかもしれません。
ダブルエイジ製法は、通常よりも手間と時間がかかります。ただでさえ希少な15年以上の原酒をさらに寝かせるわけですから、生産効率としては決して良くありません。
世界的な需要増で生産ラインを効率化する必要に迫られた際、手間のかかる15年が戦略的に外されたとしても不思議ではありません。高品質を追求するがゆえの、悲しい結末だったのかもしれませんね。
このダブルエイジ製法の詳細は「デュワーズ ダブルエイジ製法の秘密」で確認すると、ブランドのこだわりがよく分かります。
【店頭在庫は絶望的?】今すぐデュワーズ15年を探す方法
終売の真相はさておき、一番の関心事は「今、どこで買えるのか」ですよね。モモストアが最新の市場動向から見て、店頭在庫は正直に言って「ほぼ絶望的」な状況です。
大手スーパーや量販店:期待薄の理由
イオン、西友などの大手スーパーや、ドン・キホーテ、一般的なディスカウントストア、さらには近所の酒屋でも、デュワーズ15年を見つけるのは非常に困難です。
終売から数年が経過しているため、これらの店舗の棚は、既に後継品や現行品に入れ替わっています。店員さんに聞いても「廃盤になってから入荷していません」と言われるのがオチでしょう。
<店頭での探し方:わずかな可能性にかけるなら>
本当にわずかな可能性ですが、以下の場所なら、運良くデッドストックとして残っていることがあります。
- 地方の老舗酒販店:大手チェーン店ではなく、昔から営業している地域密着型の酒屋は、棚の奥に旧ボトルを眠らせていることがあります。
- 大型の業務用酒類専門店:飲食店向けに大量の在庫を抱えている場合、その片隅に残りがあるケースも稀にあります。
ただし、これらの店舗でも定価での販売は期待できず、在庫を見つけたらすぐに購入を検討するべきでしょう。
最も現実的な購入ルートは「インターネット」
現在、デュワーズ15年を手に入れるための最も現実的かつ確実なルートは、やはりインターネット上のECサイトや、個人売買のプラットフォームです。
ここでは、実店舗と違い、全国の在庫を一度に比較できる利点があります。
インターネット購入のメリット・デメリット
| メリット | 全国の在庫を瞬時に検索可能。家にいながら購入できる。稀に掘り出し物がある。 |
| デメリット | 価格が高騰している。送料がかかることが多い。悪質な出品者による偽物リスク(特に個人売買)。 |
次の見出しで、このインターネットでの具体的な在庫状況と価格の相場について、さらに深掘りして解説していきますね。購入はスピードが命ですが、同時に信頼できる販売元を選ぶことが非常に重要になってきます。
プレミア価格に!大手ECサイト(Amazon、楽天、Yahoo!)の在庫状況と価格帯
インターネットでデュワーズ15年を探す場合、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの三つの大手ECサイトが中心となります。これらのサイトでは、酒類販売免許を持つ業者が販売しているため、品質の面で比較的安心感があります。
ECサイトでの在庫傾向と価格相場
終売から時間が経っているため、ECサイトでも「在庫あり」と表示されていても、それはプレミア価格での販売を意味します。正規輸入代理店が出荷していた当時の定価(おおよそ5,000円〜7,000円程度)で購入することはまず不可能です。
現在の価格帯(モモストア調べ:目安)
| 状態 | 価格相場(750mlボトル) | 備考 |
| 通常品(在庫僅少) | 8,000円〜15,000円 | 在庫の少ない酒販店や、稀に良心的な価格設定の店で見られる。 |
| プレミア価格 | 15,000円〜25,000円超 | ほとんどの出品がこの価格帯。流通量の少なさを反映している。 |
| 旧デザインボトル | さらに高騰する可能性あり | ウイスキーのボトルデザインは変更されることがあるため、古いデザインはコレクターアイテムとして価値が高まる。 |
この価格帯は日々変動しており、特に週末やボーナスシーズンにはわずかに高騰する傾向が見られます。購入を検討するなら、複数のサイトで価格比較を行うことが鉄則です。
大手ECサイトでの賢い探し方
単に「デュワーズ15年」で検索するだけでは、見逃してしまう在庫もあります。以下のテクニックを活用してみてください。
検索テクニックと通知機能の活用
- 「古酒」「デッドストック」で検索:酒販店の中には、あえてこれらのキーワードで出品している場合があります。
- 価格のソート機能:「価格の高い順」でソートすることで、高額なプレミア品の中に埋もれている在庫を見つけ出すことができます。
- 再入荷通知の設定:Amazonや楽天などの一部の店舗では、在庫切れの場合でも「再入荷通知」を設定できます。ごく稀に、酒販店が旧在庫を発見し、単発で出品することがあります。
- 「並行輸入品」も視野に入れる:日本で正規に輸入されたものではない「並行輸入品」も存在します。価格は正規輸入品より安価な場合がありますが、品質管理については自己責任となります。信頼できる販売者から購入するよう心がけてください。
ECサイトでの購入は、在庫の有無がすぐに分かるため便利ですが、「適正な価格」ではないことを理解した上で検討しましょう。モモストアの筆者も、この価格高騰ぶりには驚きを隠せません。ウイスキー人気を肌で感じる瞬間ですね。
二次流通(メルカリなど)での取引価格と購入の注意点
大手ECサイト以外でデュワーズ15年を探すとなると、次に候補に挙がるのが「二次流通市場」、つまりフリマアプリやオークションサイトです。ここでは、個人間での取引が中心となります。代表的なのはメルカリやヤフオク!などですね。
個人間取引のメリットと大きなリスク
二次流通市場の最大のメリットは、「出品者の都合」によって価格が変動することです。例えば、「急な引っ越しで処分したい」「コレクション整理のため」といった理由で、相場よりも安価な価格で出品されることが稀にあります。
二次流通の取引価格相場とリスク
| 価格相場(メルカリなど) | 10,000円〜20,000円程度(ECサイトよりやや安価な傾向) |
| 大きなリスク | 偽物、中身のすり替え、品質劣化 |
特に注意したいのが、「中身のすり替え」や「品質劣化」のリスクです。お酒は、日光や高温に晒されると急速に品質が落ちます。個人保管の場合、その管理状況が出品者任せになるため、購入前に以下の点を必ず確認しましょう。
個人売買で失敗しないためのチェックポイント
高額なウイスキーを二次流通で購入する際は、トラブルを避けるために細心の注意が必要です。
【必須】購入前に確認すべき3つのポイント
- 液面低下(エンジェルズシェア)の確認: 長期間保管されていると、ウイスキーは自然に蒸発し液面が低下します。これは自然現象ですが、極端に液面が低い場合は長期にわたる不適切な保管や、開封されている可能性を示唆します。写真でボトルの首元までの液面を確認しましょう。
- ラベル・キャップの損傷具合: ラベルの破れや、キャップを覆うビニール(キャップシール)の損傷は、未開封であることの信頼性を左右します。特にキャップシールが剥がれていないか、破れていないかを出品者に質問しましょう。
- 過去の取引実績と評価: 出品者の過去の取引履歴を確認し、特に酒類や高額商品の取引実績と、購入者からの評価をチェックしてください。評価の低い出品者からの購入は避けるべきです。
また、メルカリなどのプラットフォームでは、出品者に対して「商品の保管状況(日の当たらない冷暗所など)」を具体的に質問することも可能です。少しでも不安を感じたら、「トラブル回避のための質問」を投げて、納得してから購入に進むようにしてください。
モモストアとしては、少し高くても信頼できるECサイトからの購入をおすすめしますが、自己責任で安価に手に入れたい方は、これらのリスクを理解して取引に臨んでくださいね。
デュワーズ15年の味わいを愛する人へ!おすすめの「代替品」3選
終売で手に入らないとなれば、次に考えるのは「デュワーズ15年に似た味のウイスキーはないか?」ということですよね。あの、華やかでフルーティーな香りと、まろやかな口当たりは、ブレンドの妙によって生まれていました。
デュワーズ15年の特徴を分解する
代替品を探すために、まずデュワーズ15年が持っていた特徴を分解してみましょう。
- 特徴1:シェリー樽熟成原酒由来のドライフルーツのような甘く芳醇な香り。
- 特徴2:スコッチらしいスモーキーさ(ピート香)は控えめで、万人受けするバランスの良さ。
- 特徴3:ダブルエイジ製法による、非常に滑らかでまろやかな舌触り。
これらの特徴を満たすブレンデッドスコッチや、シングルモルトをモモストアが厳選しました。
モモストア厳選!デュワーズ15年を感じさせる代替品
代替品1:オールド・パー 12年
オールド・パーは、デュワーズと同様に長い歴史を持つブレンデッドスコッチです。12年熟成ですが、その味わいは非常に奥深く、特に熟成感と華やかさにおいてデュワーズ15年に通じるものがあります。
日本のマーケットでは特に人気が高く、安定して手に入りやすいのが魅力です。価格も手頃なので、まずはこれを試してみてはいかがでしょうか。ストレートやロックでじっくり飲むと、そのまろやかさがよく分かります。
代替品2:ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年
同じ「15年熟成」で、ブレンデッドモルト(複数のシングルモルトをブレンドしたもの)という点で、デュワーズ15年とは少し違いますが、その複雑な味わいと15年がもたらす円熟感は、デュワーズ15年のファンを納得させるクオリティを持っています。
ピート香はデュワーズ15年よりやや強めですが、海藻のような磯の香りとモルトの甘さが絶妙に調和しており、飲み飽きません。終売から復活した経緯もあり、安心して購入できます。
代替品3:シーバスリーガル 18年
価格帯はデュワーズ15年のプレミア価格と被るかもしれませんが、シーバスリーガル18年は、ブレンデッドスコッチの「滑らかさ」と「リッチなシェリー感」において、デュワーズ15年の上位互換とも言えるクオリティです。
特に、シェリー樽由来のナッツやドライフルーツのような芳醇な香りは、デュワーズ15年を愛した人にはたまらないはず。特別な日のために常備しておきたい一本です。品質と価格のバランスが取れた、非常に優れたウイスキーと言えます。
これらの代替品は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで安定して販売されていますので、ぜひ「高品質なブレンデッドスコッチ」を探してみてくださいね。
後継品と噂されるデュワーズ12年・18年との違いを徹底比較
デュワーズ15年が終売になったことで、必然的に、現行品である「デュワーズ12年」と「デュワーズ18年」に注目が集まります。これらは15年の後継品ではありませんが、デュワーズのブランドとしてはこの2つが15年の需要を吸収する形になっています。
12年、15年、18年:熟成年数がもたらす味わいの差
熟成年数の違いは、単に「年数が長い=美味しい」という単純なものではなく、ウイスキーのキャラクターそのものを決定づけます。
デュワーズ熟成年数別比較表
| デュワーズ12年 | デュワーズ15年(終売) | デュワーズ18年 | |
| 熟成年数 | 最低12年 | 最低15年 | 最低18年 |
| 価格帯(現在) | 4,000円前後(定価) | プレミア価格(10,000円〜) | 10,000円〜15,000円前後(定価) |
| 味わいの特徴 | ハチミツのような甘さ、フレッシュでバランスが良い。ハイボール向き。 | 芳醇なシェリー感と熟成感、まろやかさの絶妙なバランス。 | |
| おすすめの飲み方 | ハイボール、ロック | ロック、ストレート | ストレート、少量の加水 |
デュワーズ15年愛飲家が12年や18年に移行する際のポイント
12年へ移行するなら:日常使いの贅沢に
デュワーズ12年は、15年に比べると若々しさと軽快さがあり、価格も手頃で安定しています。15年の重厚さを期待すると物足りなさを感じるかもしれませんが、高品質なブレンデッドウイスキーとしての実力は折り紙付きです。
「ダブルエイジ製法」による滑らかさは健在なので、ハイボールにするとその美味しさが際立ちます。「日常的に飲むなら12年、特別な日は18年」という使い分けをするのも良いでしょう。
18年へ移行するなら:15年の上位互換として
デュワーズ18年は、15年の特徴であったシェリー樽由来の熟成感をさらに高め、複雑さと深みが増しています。価格は15年の定価よりは高いですが、15年のプレミア価格で購入するよりは、はるかに安く安定して購入できます。
もし、デュワーズ15年の「まろやかさ」と「リッチな甘さ」を求めているのであれば、18年にステップアップするのが最も満足度の高い選択肢だとモモストアは断言します。ストレートでゆっくりと、その変化を楽しんでいただきたい一本です。
どちらの銘柄も、デュワーズブランドの歴史と誇りを受け継いだ素晴らしいウイスキーです。終売は残念ですが、この機会に新たな熟成年数の魅力を発見してみるのも、ウイスキーの楽しみ方の一つですよ。
デュワーズ15年を「安く」手に入れるための現実的な選択肢
プレミア価格で高騰しているデュワーズ15年を、できれば少しでも安く手に入れたい、というのが本音ですよね。しかし、終売品である以上、「定価」での購入は極めて困難です。
ここでは、安く手に入れるための「現実的な選択肢」と、それを実現するための戦術を解説します。
安価な購入を狙う2つの主要なチャネル
選択肢1:オークションサイトの「終了間際」を狙う
ヤフオク!などのオークションサイトでは、開始価格が低く設定されている場合があります。しかし、ほとんどの場合、終了間際に価格が一気に跳ね上がります。
これを安く手に入れるためには、「自分の上限金額を決めて、終了の数秒前に入札する」という戦略が必要です。熱くなりすぎず、冷静に上限を定めることが大切です。相場よりも安く買えるチャンスはありますが、失敗すると時間だけを浪費してしまいます。
選択肢2:海外の酒販店や免税店ECサイトを探す
デュワーズ15年は、日本市場では終売扱いですが、海外の一部免税店や酒販店では、デッドストックとして在庫が残っている場合があります。
これらの海外ECサイトから個人輸入する方法もあります。為替レートによっては国内のプレミア価格よりも安くなる可能性がありますが、以下の点に注意が必要です。
- 送料と関税:送料が高額になることが多く、また日本への輸入時には関税と酒税がかかります。これらの費用を加算しても本当に安くなるのか、事前に計算が必要です。
- 輸送リスク:輸送中にボトルが破損するリスクがあります。保証制度があるかを確認しましょう。
海外サイトでの検索には、英語で「

