ずんだ餅はどこで売ってる?専門店からスーパー、コンビニまで徹底調査!
こんにちは、モモストアです!
この記事にたどり着いたあなたは、あの緑色で優しい甘さがたまらない「ずんだ餅」を今すぐ食べたいと思っているはず!
ずんだ餅って、旅行先で食べるイメージが強いかもしれませんが、実は近所のスーパーやコンビニでも手に入るチャンスがあるんですよ。
もちろん、本場の専門店からお取り寄せするのも最高です!
今回は、「ずんだ餅はどこで買えるの?」「冷凍のものはどうやって解凍するの?」といった、皆さんの疑問をとことん解決していきますね。
お店での販売情報から、オンラインでの購入方法、さらにはちょっとした豆知識まで、ずんだ餅を心ゆくまで楽しむための情報をギュッと詰め込みました。
ずんだ餅探しの旅を、一緒に始めましょう!
・【要チェック】ずんだ餅が売ってるスーパーマーケット一覧
・コンビニでずんだ餅は見つかる?季節限定品やオリジナル商品も
・ずんだ餅の有名専門店とその特徴!本場の味を楽しむならココ
・オンライン通販でずんだ餅を購入するメリットと注意点
- ずんだ餅はどこで買える?主要な販売店をリストアップ
- 【要チェック】ずんだ餅が売ってるスーパーマーケット一覧
- コンビニでずんだ餅は見つかる?季節限定品やオリジナル商品も
- ずんだ餅の有名専門店とその特徴!本場の味を楽しむならココ
- オンライン通販でずんだ餅を購入するメリットと注意点
- ずんだ餅を冷凍で買うべき理由と正しい解凍方法
- ずんだ餅の「賞味期限」と「日持ち」を種類別に徹底比較
- ずんだ餅の価格帯を比較!専門店と市販品でどれくらい違う?
- ずんだ餅はどこ産?「枝豆」の産地と「ずんだ」の定義
- ずんだ餅の美味しい食べ方アレンジ!スイーツ以外にも
- 実は簡単!自宅で手作りする「ずんだ餡」のレシピ
- ずんだ餅に関するよくある質問Q&A
- 【まとめ】ずんだ餅は全国どこでも手に入る時代に!
ずんだ餅はどこで買える?主要な販売店をリストアップ

「ずんだ餅」と聞くと、仙台や東北地方のお土産の定番というイメージが強いですよね。
でも、実は私たちの生活圏内にあるさまざまなお店でも販売されているんです!
どこで売っているのかを知っておけば、急に「ずんだ餅が食べたい!」となった時にもすぐに手に入れることができますよ。
販売場所は大きく分けて3つのタイプがあります
ずんだ餅が手に入る場所は、大きく分けて以下の3つのタイプに分類できます。
- ① 専門店・和菓子店:
仙台駅周辺や百貨店に入っている「ずんだ茶寮」のような有名専門店や、地元の老舗和菓子店などです。できたてのフレッシュなずんだ餅や、専門店ならではのこだわりが詰まった商品を味わいたいなら、このタイプが一番です。 - ② 一般小売店(スーパー・コンビニ):
イオンやイトーヨーカドー、ライフなどの大型スーパー、さらにはセブンイレブンやローソンといったコンビニエンスストアです。主に冷凍コーナーやチルドスイーツコーナーで販売されています。
手軽さや価格の安さが魅力ですが、取り扱いは店舗や時期によって大きく異なりますので、見つけたらラッキーですね! - ③ オンライン通販:
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトや、メーカーの公式オンラインストア(外部リンク)です。
自宅にいながら全国各地のずんだ餅を取り寄せられるのが最大のメリットです。特に遠方の方や、重い荷物を持って帰りたくない方には最適ですね。
このように、ずんだ餅の販売チャネルは年々拡大していますので、諦めずに探してみましょう!
購入場所ごとのメリット・デメリット比較表
どこで買うか迷ったら、こちらの比較表を参考にしてみてください。
| 購入場所 | メリット | デメリット | 主な商品形態 |
| 専門店 | 最高の鮮度と品質、限定商品がある | 価格が高め、店舗が限られる | 当日製造の生菓子 |
| スーパー | 手軽に買える、価格が比較的安い | 品揃えが不安定、冷凍品が多い | 冷凍品、チルド品(PB商品含む) |
| コンビニ | 24時間いつでも買える、駅近に多い | 季節限定が多い、ずんだ団子の場合も | チルドスイーツ |
| オンライン通販 | 全国の商品を選べる、大容量パックも | 送料がかかる、届くまで時間がかかる | 冷凍品がほとんど |
スーパーやコンビニは、冷凍タイプの「ずんだ餡」だけを販売しているケースもあります。これなら、自宅で好きなお餅や白玉と合わせて楽しめるので、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
【要チェック】ずんだ餅が売ってるスーパーマーケット一覧
日々の買い物で利用するスーパーマーケットは、最も手軽にずんだ餅を見つけられる場所の一つです。
特に冷凍食品コーナーやチルドの和菓子コーナーは、要チェックのスポットですよ!
ただし、スーパーでの取り扱いは地域性や店舗の規模に大きく左右されるため、「絶対にある」とは言い切れないのが正直なところです。
大手スーパーのずんだ餅取り扱い傾向
大手スーパーチェーンでのずんだ餅の取り扱い傾向を見てみましょう。
イオン(AEON)やイトーヨーカドー系
これらの大型スーパーでは、比較的ずんだ餅を見つけやすい傾向にあります。
- 冷凍コーナー:「井ヶ原」や「味の素」など、大手メーカーが製造する冷凍のずんだ餅パックが置いてあることが多いです。解凍するだけで食べられるので非常に便利です。
- 銘菓コーナー:東北地方の物産展やフェアに合わせて、期間限定で生菓子タイプ(外部リンク)のずんだ餅を販売することがあります。
- プライベートブランド(PB):稀に、トップバリュやセブンプレミアムのようなPB商品として、ずんだ餡を使ったスイーツや団子が販売されることもあります。
冷凍のずんだ餅は、一度に食べきれない分を保存できるのが嬉しいですよね。大体5~8個入りで、価格は400円~700円程度で販売されていることが多いです。
コストコや業務スーパーの穴場情報
大容量で購入したい方にとって、コストコや業務スーパーは穴場となることがあります。
コストコ (Costco)
コストコでは、冷凍和菓子のラインナップが豊富です。ずんだ餅そのものよりも、「ずんだ餡」が大きなパックで冷凍販売されているのを目撃情報が多いです。
特に夏場や、お盆・年末年始などの需要期には、期間限定でずんだ関連商品が並ぶことがあるので、冷凍ケースをじっくり探してみてください。
業務スーパー
業務スーパーは、輸入食品や大容量の冷凍食品が中心ですが、和風デザートのコーナーも充実しています。ここでは「ずんだ大福」や「ずんだ団子」が定番として置かれていることが多いです。
ずんだ餅そのものではなくても、ずんだの風味を楽しみたい時には十分満足できますし、何より価格が非常にリーズナブルなのが魅力です。
スーパーで探す際は、生菓子コーナーだけでなく、必ず冷凍和菓子の棚を確認するのが成功の秘訣ですよ!
コンビニでずんだ餅は見つかる?季節限定品やオリジナル商品も
急にずんだ餅が食べたくなった時、一番身近で頼りになるのがコンビニエンスストアですよね。
結論から言うと、ずんだ餅がコンビニで販売されている可能性はあります!ただし、スーパー以上に「地域」と「時期」が販売の鍵を握っています。
大手コンビニ3社のずんだ商品取り扱い状況
ここでは、主要なコンビニチェーンのずんだ関連商品の傾向を見ていきましょう。
セブンイレブン(Seven-Eleven)
セブンイレブンは、和菓子のラインナップが充実していることで知られています。
「セブンプレミアム ずんだ団子」(外部リンク)など、オリジナルのずんだスイーツを定期的に販売しています。
餅状ではなく団子の場合が多いですが、ずんだ餡の風味はしっかり楽しめます。
また、東北地方の店舗では、地域限定の商品として本格的なずんだ餅が置かれることも珍しくありません。
ファミリーマート(FamilyMart)
ファミリーマートも、季節ごとに和洋のスイーツを展開しています。
特に秋から冬にかけて、ずんだ餡を使用した「どら焼き」や「和風パフェ」などの形でずんだフレーバーのスイーツが登場することがあります。
純粋な「ずんだ餅」の取り扱いは少ないものの、ずんだ餡が好きな方は新商品情報をチェックしておくと良いでしょう。
ローソン(LAWSON)
ローソンは「Uchi Café SWEETS」ブランドで、話題性のあるスイーツを次々と生み出しています。
ずんだ餅も、過去にはチルド和菓子として販売されていた実績があります。
ずんだ餡の和スイーツとしては、「ずんだミルクレープ」や「ずんだクリーム大福」といった洋風アレンジされた商品が登場することが多い傾向がありますよ。
コンビニで購入する際の注意点
コンビニでずんだ商品を探す際は、以下の点に注意してくださいね。
- 「ずんだ餅」ではないことが多い:
販売されているのは、「ずんだ団子」「ずんだ大福」「ずんだ餡使用のスイーツ」など、純粋なずんだ餅とは少し違う形のことが多いです。 - 期間限定・地域限定が多い:
全国すべての店舗で、年間を通して販売されているわけではありません。季節の変わり目や、東北物産展フェアなどの時期を狙うと出会える確率がアップします。 - チルドコーナーをチェック:
アイスコーナーではなく、サンドイッチやパフェなどと同じチルドのショーケースに並んでいるのが一般的です。
コンビニで見つけられたら、その手軽さと美味しさで、ちょっとした幸せを感じられること間違いなしです!
ずんだ餅の有名専門店とその特徴!本場の味を楽しむならココ
「どうせ食べるなら、やっぱり本場の専門店の味が食べたい!」という方は多いはず。
ずんだ餅の本場である仙台には、全国的に有名な専門店から地元に愛される老舗まで、魅力的なお店がたくさんあります。
ここでは、特に人気のある有名専門店と、そのお店ならではの特徴をご紹介します。
【全国区】ずんだ茶寮(菓匠三全)
おそらく、ずんだ餅を全国に広めた立役者と言えるのが、「ずんだ茶寮」でしょう。
「ずんだシェイク」(外部リンク)のヒットで、ずんだという名前が一気に広まりましたよね。
特徴と定番商品
- 特徴:洗練されたモダンな雰囲気と、ずんだの風味を最大限に引き出した上品な甘さが特徴です。仙台駅など主要な駅や百貨店に店舗を構えているため、非常にアクセスしやすいです。
- 定番商品:
ずんだ餅 上品な甘さと滑らかな舌触りの餡が特徴。食べやすいサイズで、お土産にも最適。 ずんだシェイク ずんだとミルクの濃厚なハーモニー。夏場は特に大人気で行列ができることも。 ずんだロールケーキ ずんだ餡を練り込んだクリームを使った洋菓子。新しいずんだスイーツの定番です。
ずんだ茶寮のずんだ餅は、老舗の伝統的なものに比べて、よりスイーツに近い感覚で楽しめます。初めてずんだ餅を食べる方にもおすすめです。
【老舗の味】村上屋餅店(むらかみやもちてん)
仙台で地元の人々に長年愛され続けている老舗と言えば、村上屋餅店は外せません。
添加物を使わない、昔ながらの製法を守り続けているのが魅力です。
特徴と定番商品
村上屋さんのずんだ餅は、とにかく餡の豆感が強いのが特徴です。
枝豆の粒がしっかりと残り、素朴ながらも風味豊かで、食べ応えがあります。お餅もコシがあり、全体的に「手作り感」と「優しさ」を感じる味わいです。
また、ずんだだけでなく、あんこやごまなど他の種類の餅も人気で、「三色餅」としてセットで楽しむことができます。
ただし、人気店のため、午後には売り切れてしまうこともありますので、午前中の早めの時間に行くのがおすすめです!
冷凍販売を行っていないことが多いため、「今日食べる分」として購入しましょう。
オンライン通販でずんだ餅を購入するメリットと注意点
近くに専門店がない、スーパーで見つからない、または大量に購入してストックしておきたい!という方には、オンライン通販が最も確実で便利な購入方法です。
自宅にいながら、全国の有名店のずんだ餅を選べるのが最大の魅力ですね。
オンライン通販の3つのメリット
なぜオンラインでの購入がおすすめなのか、そのメリットを詳しく見ていきましょう。
- ① 品揃えが豊富:
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECモールには、専門店のお取り寄せ商品から、業務用の大容量パックまで、多種多様なずんだ餅が揃っています。
食べ比べセットなども充実しており、自分好みのずんだ餅を探す楽しみがあります。 - ② 確実に手に入る:
実店舗と違い、「売り切れ」の心配が少ないです。特に人気商品は予約販売を利用すれば確実に手に入りますし、冷凍品なら賞味期限を気にせずまとめ買いできます。 - ③ 鮮度と品質が保たれる:
オンラインで販売されているずんだ餅のほとんどは、急速冷凍された状態(クール便)で届きます。
これにより、製造された直後の最高の鮮度と風味が保たれたまま、自宅まで届けられます。
購入時の注意点と確認すべき項目
オンライン通販を利用する際に、失敗しないための注意点も確認しておきましょう。
必ずチェックしたい4つのポイント
- 送料:
冷凍便(クール便)は通常の送料に加えてクール料金がかかることが多いです。合計金額が予算内か確認しましょう。一定額以上の購入で送料無料になる店舗もあります。 - 賞味期限と保存方法:
届く商品はほとんどが冷凍品(-18℃以下で保存)ですが、解凍後の日持ち(当日中〜翌日まで)も必ず確認しましょう。 - 内容量と個数:
「○gパック」なのか「○個入り」なのかをしっかり確認しましょう。「思ったより少なかった」とならないように、レビューでサイズ感を見るのもおすすめです。 - レビュー評価:
初めての店舗で購入する場合は、実際に購入した人の声(外部リンク)を参考にすると安心です。特に解凍後の状態についてのコメントは重要です。
これらのポイントを押さえておけば、オンラインでも安心して美味しいずんだ餅をゲットできますよ!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、たくさんのずんだ餅が取り扱われていますので、ぜひ覗いてみてください。
ずんだ餅を冷凍で買うべき理由と正しい解凍方法
ずんだ餅を購入する際、特に通販やスーパーでは「冷凍」された商品がほとんどです。
「生のずんだ餅の方が美味しいのでは?」と思うかもしれませんが、実は冷凍こそがずんだ餅の品質を保つためのベストな方法なんです!
ここでは、冷凍で買うことのメリットと、美味しく食べるための正しい解凍方法を詳しく解説します。
冷凍保存がずんだ餅に最適な理由
なぜずんだ餅は冷凍で流通することが多いのでしょうか?それにはいくつかの理由があります。
- ① 鮮度の維持:
ずんだ餡の主原料である枝豆は、収穫後すぐに風味が落ちてしまいます。そのため、餡にした直後に急速冷凍することで、採れたての枝豆の豊かな風味と鮮やかな緑色を閉じ込めることができるのです。 - ② 衛生面の向上:
生菓子は雑菌が繁殖しやすく日持ちしませんが、冷凍保存することで、品質を損なうことなく長期間(数ヶ月程度)保存が可能になります。 - ③ お餅の品質保持:
冷凍技術の進化により、適切に冷凍・解凍されたお餅は、「できたてのやわらかさ」を保つことができるようになりました。解凍直後のお餅は、生菓子と遜色ない食感を楽しめます。
美味しさを最大限に引き出す解凍方法
ずんだ餅を失敗なく美味しく食べるには、「自然解凍」が鉄則です。絶対に電子レンジは使わないでくださいね!
【推奨】冷蔵庫でじっくり解凍(一番のおすすめ)
冷凍のずんだ餅は、食べる半日~1日前に冷蔵庫に移してゆっくり解凍するのが最もおすすめです。
これにより、温度差が少なく、お餅の水分が失われずにしっとりとした状態を保つことができます。
手順:
- 冷凍庫からずんだ餅を出し、パックのまま冷蔵庫(5℃前後)へ移します。
- 季節や個数にもよりますが、約6~8時間かけてじっくり解凍します。
- 食べる15分ほど前に冷蔵庫から出し、少し常温に戻すと、お餅がより柔らかくなります。
【急ぎの時】常温での解凍(ただし注意が必要)
急いで食べたい場合は、室温(20℃程度)で解凍することも可能です。
注意点:
常温解凍は外側と内側の温度差が大きくなりやすいため、餡が傷まないよう、約2~3時間を目安に解凍し、完全に解凍できたらすぐに食べきりましょう。
夏場は特に注意が必要で、常温放置は避けてください。
解凍したずんだ餅は、再冷凍すると品質が大きく落ちてしまうため、必ず食べきれる分だけ解凍するようにしてくださいね。
ずんだ餅の「賞味期限」と「日持ち」を種類別に徹底比較
ずんだ餅を買うときや、お土産でもらったとき、「いつまでに食べればいいの?」と迷うことがありますよね。
ずんだ餅の賞味期限は、購入した商品の種類や保存方法によって大きく異なります。特に、生菓子と冷凍品では全く違うので、しっかり確認しておきましょう。
生ずんだ餅(当日製造品)の日持ち
専門店などで販売されている、当日製造の「生ずんだ餅」は、最も日持ちがしないタイプです。
- 賞味期限:当日中、または翌日まで
ずんだ餡は、枝豆と砂糖というシンプルな材料で作られています。水分が多く、またお餅も時間が経つと硬くなってしまうため、鮮度が命です。
購入したその日のうちに食べるのがベストで、特に夏場は、持ち歩き時間にも注意が必要です。
もし購入した日に食べきれない場合は、冷凍保存することも可能ですが、後述の通り、お餅の食感が若干変わる可能性があることは覚えておきましょう。
市販の冷凍ずんだ餅の日持ち
スーパーやオンライン通販で主流の「冷凍ずんだ餅」は、最も長く日持ちするタイプです。
- 冷凍での賞味期限:製造日から3ヶ月~6ヶ月程度
これは、マイナス18℃以下の環境で保存した場合の日持ちです。家庭の冷凍庫でもこの期間は保存可能です。
ただし、冷凍庫の開閉が多いと品質が落ちやすいため、なるべく早く食べるに越したことはありません。
【重要】解凍後の賞味期限は短い!
一度解凍したずんだ餅は、生菓子と同様に日持ちしません。
パッケージに記載がない場合でも、解凍後は当日中、遅くとも翌日には食べきりましょう。
冷蔵庫に長時間保存すると、お餅が硬くなったり、風味が落ちたりすることがあります。
ずんだ餅の正しい保存方法とQ&A
ずんだ餅の保存に関するギモンをまとめました。
| Q: 冷蔵庫で保存しても大丈夫? | A: 短時間の持ち運びはOKですが、長時間の保存はNGです。お餅が硬くなる(デンプンの老化)原因となるため、基本的に冷蔵保存は避けましょう。 |
| Q: 再冷凍はできる? | A: おすすめしません。解凍の際に一度失われた水分が再び凍ることで、お餅の食感がパサつき、風味も落ちてしまいます。 |
| Q: ずんだ餡だけの日持ちは? | A: 冷凍餡の場合は半年程度もちますが、自家製餡の場合は冷蔵で2~3日、冷凍で1ヶ月程度が目安です。 |
美味しく安全にずんだ餅を楽しむためには、「生は当日」「冷凍は長期間、解凍後はすぐに」のルールを守ることが大切です。
ずんだ餅の価格帯を比較!専門店と市販品でどれくらい違う?
ずんだ餅を買うとき、気になるのがその価格ですよね。
専門店で買う高級なものから、スーパーで手軽に買えるものまで、ずんだ餅の価格帯にはかなりの幅があります。
ここでは、主要な販売場所ごとの価格帯を比較し、コスパが良いのはどこかを考えてみましょう。
販売場所別:ずんだ餅の相場価格
ずんだ餅の価格は、原材料の品質、製法、ブランド力、そして内容量によって大きく異なります。一般的な相場は以下の通りです。
専門店(菓匠三全・村上屋など)の価格帯
専門店で販売されている生ずんだ餅は、高品質な原材料と職人の手作りが詰まっています。
- 目安: 3個〜4個入りで、500円~800円程度(1個あたり約150円~200円)
- 特徴: この価格帯は、餡の風味が最も豊かで、お餅も柔らかいのが特徴です。特に駅や空港のお土産店では、パッケージ代なども加わり、少し高めの設定になる傾向があります。
スーパー・コンビニの価格帯
市販品の冷凍ずんだ餅や、コンビニのオリジナル商品は、専門店よりも手頃な価格設定が魅力です。
- 目安: 冷凍パック(5個~8個入り)で、400円~700円程度(1個あたり約60円~140円)
- 特徴: 大手メーカーの大量生産品やPB商品(プライベートブランド)が中心となるため、価格が抑えられています。価格差は、餡の枝豆の割合や、お餅の原材料によって変わってきます。
オンライン通販・お取り寄せの価格帯
通販では、送料が加わるため、商品自体の価格だけでなく、総額で考える必要があります。
- 目安: 大容量パック(15個~20個入り)で、2,500円~4,000円程度(送料別)
- 特徴: グラム単価で考えると、実は大容量の冷凍お取り寄せが最もお得になるケースが多いです。家族で楽しむ、またはずんだ餡をたっぷり使いたい場合には最適です。
コスパ最強?ずんだ餡だけの販売価格
ずんだ餅の「餅」の部分は自分で用意して、餡だけを購入するという方法が、最もコストパフォーマンスが高いと言えます。
- 目安: 冷凍ずんだ餡(500gパック)で、1,000円~1,500円程度
この500gの餡があれば、市販の切り餅や白玉と合わせることで、約10~15個分のずんだ餅が作れます。
1個あたりの単価は50円~100円程度に抑えられるため、ずんだ餡のヘビーユーザーには非常におすすめの方法です。
価格重視ならスーパー・コンビニ、品質重視なら専門店、頻繁に食べるならオンラインで餡をまとめ買い、というように、自分のライフスタイルに合った購入方法を選んでみてくださいね。
ずんだ餅はどこ産?「枝豆」の産地と「ずんだ」の定義
ずんだ餅を語る上で欠かせないのが、その主役である「ずんだ」の正体です。
「ずんだ」って、一体どこで生まれたもので、どんな材料でできているのでしょうか?
ここでは、ずんだの由来や定義、そして枝豆の産地について掘り下げてみましょう。
ずんだのルーツは東北地方
ずんだは、主に宮城県や山形県、福島県など、東北地方の郷土料理として古くから親しまれてきました。
特に宮城県の仙台市周辺が有名で、お盆の時期などに、採れたての枝豆を使って家庭で作られてきた伝統的な食べ物です。
「ずんだ」の名前の由来
「ずんだ」というユニークな名前の由来には諸説ありますが、代表的な説は以下の通りです。
- 「豆打(ずだ)」説:
枝豆をすり潰すことを「豆を打つ」と表現したことから、「ずだ」→「ずんだ」に変化したという説。 - 「じんだん」説:
伊達政宗が陣太刀(じんだち)の柄で枝豆を潰したことから、「じんだん」と呼ばれるようになったという説。
いずれにしても、「枝豆を潰す・叩く」という工程が名前の由来になっていることが分かりますね。
ずんだ餡の定義と材料
ずんだ餡は、非常にシンプルながらも奥深い味わいが魅力です。
| 主原料 | 枝豆(未成熟な大豆) |
| 副材料 | 砂糖、塩 |
| 製法 | 茹でた枝豆を薄皮から取り出し、すり潰して砂糖と塩で味付けをする。 |
「ずんだ」と名乗るためには、基本的には枝豆100%の餡であることが求められますが、市販品の中には、色や風味を安定させるために隠し味程度の他の材料が使われていることもあります。
ずんだ餅に使われる枝豆の品種と産地
ずんだ餅の美味しさを左右するのは、枝豆の品質です。
特にずんだ餡に適しているのは、甘みが強く、風味が濃厚な品種です。
- 主な品種:
「だだちゃ豆」(山形県鶴岡市)や「秘伝豆」(主に宮城県、山形県)など、特定の地域で栽培されるブランド枝豆が使われると、より高級で濃厚な味わいになります。 - 産地:
多くの専門店では、主に東北地方産の枝豆を使用していますが、一年を通して提供するために、旬の時期以外は冷凍の海外産(台湾、タイなど)の枝豆が使用されることもあります。
パッケージの原材料表示をチェックして、国産の枝豆を使っているかどうかを確認してみるのも、ずんだ餅選びの楽しみの一つですよ。
ずんだ餅の美味しい食べ方アレンジ!スイーツ以外にも
ずんだ餅はそのまま食べるのが一番美味しいですが、少しアレンジを加えるだけで、全く新しいデザートや料理として楽しむことができます。
特に冷凍のずんだ餡をたっぷりストックしている方には、ぜひ試してほしいアレンジレシピをご紹介しますね。
簡単ずんだスイーツアレンジ3選
ずんだ餡の優しい甘さを活かしたスイーツアレンジです。これなら失敗知らずですよ!
① ずんだトースト(朝食に最適!)
食パンにずんだ餡をたっぷりと塗り、トーストするだけの簡単アレンジです。
ポイント:
トーストする前に、餡の上に薄くバターを塗ると、塩気とコクが加わり、ずんだの甘さが引き立ちます。
お好みで、さらに上から練乳やシナモンをかけても美味しいですよ。和風あんトーストのような感覚で楽しめます。
② ずんだアイス(夏の定番に!)
バニラアイスクリームにずんだ餡を混ぜ込むだけ!手軽に和風アイスが作れます。
ポイント:
完全に溶かしたアイスではなく、少し柔らかくなったくらいで餡を混ぜ込み、再び冷凍庫で冷やし固めるのがコツです。枝豆の粒感が残るように、混ぜすぎないのがおすすめです。
③ ずんだクリーム大福(ハイブリッドスイーツ)
市販の「切り餅」をレンジで加熱して作ったお餅で、ずんだ餡と生クリームを一緒に包んでみてください。
餡とクリームの相性は抜群で、洋風のずんだスイーツとして楽しめます。
ずんだを料理に活用するアイデア
ずんだは、甘いスイーツだけでなく、実は料理にも活用できるんです!
塩気と豆の風味を活かした、意外な美味しさを発見できますよ。
- ずんだポタージュ:
ずんだ餡(砂糖が入っていないもの、または塩気の方が強いもの)を、牛乳や生クリーム、コンソメスープでのばしてミキサーにかければ、鮮やかな緑色の冷製ずんだポタージュが完成します。 - ずんだディップソース:
ずんだ餡に、マヨネーズやクリームチーズ、少量の醤油を混ぜてディップソースに。野菜スティックやクラッカーにつけて食べると、枝豆の濃厚な風味が楽しめます。おつまみにもぴったりですよ。
ずんだ餡を大量に手に入れたら、ぜひ色々なアレンジを試してみてくださいね!
お餅だけでなく、パンやアイス、そして料理にまで活用できるずんだは、本当に万能な食材です。
実は簡単!自宅で手作りする「ずんだ餡」のレシピ
「市販のずんだ餅も美味しいけれど、採れたての枝豆で、自分好みの甘さのずんだ餡を作ってみたい!」という方もいらっしゃるでしょう。
ずんだ餡作りは、意外と工程がシンプルで、自宅でも簡単に本格的な味が再現できますよ!
ここでは、基本的なずんだ餡のレシピをご紹介します。大量に作って冷凍保存するのもおすすめです。
【基本】ずんだ餡の作り方
用意する材料は、たったの3つ!
| 材料 | 分量 |
| 枝豆(さや付き) | 約300g |
| 砂糖 | 大さじ4~5(お好みで調整) |
| 塩 | 少々(小さじ1/4程度) |
| 水または牛乳 | 大さじ1~2(餡の固さ調整用) |
枝豆はさやから出して豆の状態にしておくと、約100g~120gになります。
作り方(3ステップで完成!)
- 枝豆を茹でる(下処理):
枝豆を塩茹でし、冷めたらさやから豆を取り出します。さらに、薄皮(渋皮)も全て丁寧に取り除くのが、きれいな緑色の餡を作るための最大のポイントです。 - すり潰す:
薄皮を取り除いた枝豆を、すり鉢やフードプロセッサーに入れます。
砂糖と塩を加え、お好みの粒々感が残る程度まで、完全に滑らかになる手前で止めるのがコツです。ここで完全に潰しすぎると、ずんだ特有の風味が弱くなってしまうことがあります。 - 固さを調整して完成:
もし餡が固すぎる場合は、水を少しずつ足しながら調整します。牛乳や生クリームを加えると、より濃厚でまろやかな洋風ずんだ餡になりますよ。
フードプロセッサーがない場合は、すり鉢で時間をかけて丁寧にすり潰すことで、より昔ながらの粒感のあるずんだ餡ができます。
手作りずんだ餡の保存方法
手作りのずんだ餡は、市販品と違って保存料が入っていないため、日持ちは短くなります。
- 冷蔵保存: 密閉容器に入れて2~3日以内に食べきりましょう。
- 冷凍保存: 1回分ずつ小分けにしてラップで包み、保存袋に入れて冷凍庫へ。これで約1ヶ月程度は風味を保ったまま保存できます。
冷凍したずんだ餡は、自然解凍すればそのまま使えるので、枝豆が安くなる旬の時期に大量に作り置きしておくのが賢い方法です。
ずんだ餅に関するよくある質問Q&A
最後に、ずんだ餅を食べる方がよく抱く疑問や、地域ごとの違いに関する質問にお答えしますね!
これらの豆知識を知っておくと、より一層ずんだ餅への愛着が深まりますよ。
Q1: ずんだ餅と「じんだん餅」は同じものですか?
A: はい、基本的には同じものを指します。
地域によって呼び方が異なり、「ずんだ」は主に宮城県や福島県で、「じんだん」は山形県や岩手県の一部で使われることが多い呼称です。
どちらも茹でた枝豆をすり潰して砂糖で味付けした餡を使っていますので、安心してくださいね。
ただし、山形県のじんだん餅(外部リンク)は、餅の形や餡の固さに若干の特徴がある場合もあります。
Q2: ずんだ餡の緑色が薄くなってきたら食べても大丈夫ですか?
A: 緑色が薄くなるのは、枝豆のクロロフィルが酸化したり、光に当たったりすることで起こる現象です。
色が変わったからといって直ちに食べられないわけではありませんが、風味は落ちている可能性があります。
匂いをかいでみて、酸っぱい匂いがしたり、ぬめりがあったりする場合は、食べるのは避けてください。特に生菓子は、変色していなくても期限内に食べるようにしましょう。
Q3: ずんだ餅を凍ったままアイスのように食べてもいいですか?
A: 完全に凍った状態のずんだ餅は、お餅が非常に硬く、喉に詰まる危険性があるため、おすすめできません。
ただし、餡の部分だけを冷凍し、半解凍の状態でシャーベットのように楽しむのは非常に美味しい食べ方の一つです!
お餅は必ず柔らかく解凍してから食べるようにしてくださいね。
Q4: ずんだ餡を使ったお菓子で、日持ちするものはありますか?
A: ずんだ餡を使った商品の中には、日持ちするお土産品もたくさんあります!
代表的なのは、「ずんだパイ」や「ずんだクッキー」といった焼き菓子、または「ずんだフィナンシェ」などです。
これらは数週間~1ヶ月程度日持ちするものが多いので、遠方への贈り物などには非常に重宝しますよ。
特に「ずんだシェイク」で有名なずんだ茶寮の「ずんだ餅」は、冷凍品なのでお土産にも人気です。
Q5: ずんだの代わりに他の豆を使っても「ずんだ」と呼べますか?
A: 「ずんだ」は基本的に枝豆(未成熟な大豆)を指します。
似たような製法で他の豆を使った場合は、「そら豆餡」や「うぐいす餡(青えんどう豆)」などと区別されます。
ただし、一般的に「青豆」を使った餡という意味では広い意味で捉えられることもありますが、伝統的なずんだ餅は枝豆を使うのがルールです。
【まとめ】ずんだ餅は全国どこでも手に入る時代に!
ずんだ餅は、もはや東北地方だけの特別な食べ物ではなく、全国どこでも手に入る時代になりましたね!
今回の調査で、主要な販売場所が明確になったかと思います。
どこで買うかの選択肢は、「何を重視するか」で決めると良いでしょう。
- とにかく手軽さ優先なら: スーパーの冷凍コーナーやコンビニ(期間限定を狙う)。
- 最高の品質と風味を求めるなら: 仙台などの専門店(生菓子)。
- コスパとストック優先なら: Amazonや楽天市場などオンライン通販(冷凍大容量パック)。
ずんだ餡を自分で手作りしたり、トーストやアイスにアレンジしたりと、楽しみ方も無限大です。
あなたのお気に入りのずんだ餅を見つけて、あの優しい甘さとつぶつぶ食感を存分に堪能してくださいね!
モモストアも、これからも皆さんの「食べたい!」を叶える情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。

