静岡で新鮮な生わさびを確実に買う方法!本場の直売所・専門店と人気通販を徹底解説

静岡で新鮮な生わさびを確実に買う方法!本場の直売所・専門店と人気通販を徹底解説

みなさん、こんにちは!モモストアです。
お刺身やお蕎麦を食べる時、「あのツーンとした香りと上品な辛さ」がたまらないですよね。 特に静岡県はわさびの生産量日本一。本場の新鮮な生わさびは、チューブとは比べ物にならないほど風味が豊かです。

この記事では、静岡県内で生わさびを確実に手に入れる方法を、直売所・道の駅・有名専門店から安心の通販ルートまで、筆者モモストアが徹底的に解説します!
この記事を読めば、もう生わさび探しに迷うことはありませんよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

・静岡産「生わさび」の魅力とは?〜なぜ本場を選ぶべきか
・【現地調達】静岡市(葵区・駿河区)の生わさび専門店・共販所
・【伊豆エリア】わさびの聖地!天城・伊豆市で生わさびを買うならココ
・道の駅は生わさびの宝庫!新鮮な品を手に入れるチャンス
・スーパーやデパートで生わさびは買える?購入前にチェックすべきこと
  1. 静岡産「生わさび」の魅力とは?〜なぜ本場を選ぶべきか
    1. 静岡のわさびが世界農業遺産に認定された理由
    2. チューブわさびと生わさびの決定的な違い
  2. 【現地調達】静岡市(葵区・駿河区)の生わさび専門店・共販所
    1. わさびの里・有東木(うとうぎ)エリアの直売所
    2. 静岡駅周辺の老舗専門店と共販所
      1. 駅周辺で生わさびが買える主な店舗
  3. 【伊豆エリア】わさびの聖地!天城・伊豆市で生わさびを買うならココ
    1. 浄蓮の滝周辺のわさび直売所
    2. 伊豆市・西伊豆町のわさび農家直営ルート
  4. 道の駅は生わさびの宝庫!新鮮な品を手に入れるチャンス
    1. わさび購入におすすめの道の駅リスト
    2. 道の駅で購入する際の注意点
  5. スーパーやデパートで生わさびは買える?購入前にチェックすべきこと
    1. 静岡県内の主要スーパーの状況
    2. 「生わさび」表記の罠!購入前に確認すべき重要項目
  6. 有名メーカー「田丸屋本店」「山本食品」の生わさびはどこで買える?
    1. 田丸屋本店:静岡市を拠点とする老舗の強み
    2. 山本食品:伊豆天城のわさび屋のこだわり
  7. 「真妻(まづま)」と「実生(みしょう)」〜品種による風味の違いを徹底解説
    1. わさび界の最高峰!「真妻(まづま)わさび」の魅力
    2. バランスが良く育てやすい「実生(みしょう)わさび」
  8. 生わさびの価格相場と選び方!プロが教える「良いわさび」の見分け方
    1. 生わさびの一般的な価格相場
    2. プロが教える「良いわさび」を見分ける3つのポイント
  9. 生わさびの鮮度を保つ!正しい保存方法と長持ちさせる秘訣
    1. 基本の冷蔵保存法:濡れた新聞紙と密閉
    2. すりおろし後の冷凍保存はNG?賢く使い切る方法
  10. 自宅で楽しむ!生わさびを美味しくすりおろすための道具とコツ
    1. 究極の道具は「鮫皮(さめがわ)おろし」
    2. プロ直伝!香りを最大限に引き出すすりおろし方
  11. 生わさびの意外な活用術!刺身以外のおすすめレシピ
    1. 肉料理との相性は抜群!わさびステーキ・ローストビーフ
    2. 洋食やサラダにも!わさびオイルやドレッシング
  12. 【通販徹底比較】Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで買える静岡産生わさび
    1. 大手通販サイトの生わさび取り扱い状況
    2. メルカリなどのフリマアプリでの購入はどうか?
  13. 生わさびが買える体験施設・わさび田見学スポット
    1. 伊豆わさびミュージアムと伊豆わさビジターセンター
    2. わさび収穫・加工体験ができる施設
  14. 【まとめ】静岡の生わさびは実店舗と通販で賢くゲットしよう

静岡産「生わさび」の魅力とは?〜なぜ本場を選ぶべきか

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そもそも、なぜわざわざ静岡の生わさびを探し求める必要があるのでしょうか?
それは、静岡のわさびが持つ「香り」「辛さ」「甘み」の三拍子が、他の地域や加工品とは一線を画しているからです。わさびは、「水」と「土」が命。特に静岡のわさび田は、清涼な湧き水が豊富に流れ込む独自の環境に恵まれており、これがわさび本来のポテンシャルを最大限に引き出しています。

静岡のわさびが世界農業遺産に認定された理由

ご存知でしたか?静岡の「水わさびの伝統栽培」は、2017年に世界農業遺産(GIAHS)に認定されているんです。これは、単に生産量が多いというだけでなく、独自の石垣や畳石構造のわさび田を使い、何百年も変わらない方法でわさびを育て続けてきた知恵と技術が高く評価された結果です。
このような環境で育つわさびは、粘り気が強く、すりおろした瞬間に立ち上る香りの鮮烈さが格別です。チューブわさびの主原料が西洋わさび(ホースラディッシュ)であることが多いのに対し、本場の生わさびは「本わさび」100%。この違いを一度体験すると、もう元には戻れませんよ!
特に有名な産地としては、清流が流れる伊豆・天城地方や、わさび栽培発祥の地とも言われる静岡市葵区の有東木(うとうぎ)などが挙げられます。これらの地域では、わさびを育む環境自体が観光資源にもなっており、訪れるだけでもその清々しい空気を感じることができます。

チューブわさびと生わさびの決定的な違い

多くの方が日常的に使うチューブわさびと、ここで探している生わさびには、実は大きな違いがあります。

項目 生わさび(本わさび) チューブわさび(練りわさび)
主原料 本わさびの根茎100%(静岡産など) 西洋わさび(ホースラディッシュ)が主体
辛味成分 アリルイソチオシアネート(揮発性で香り高い) 主に西洋わさびの辛味(持続性が強い)
香り すりおろした直後の芳醇な香りが命 加工によって香りは弱め。添加物で補填
甘み・粘り 清流育ち特有のほのかな甘みと強い粘りがある 甘みは感じられず、粘り気も少ない
用途 刺身、寿司、蕎麦、肉料理など、素材の味を引き立てる 手軽さが魅力。日常的な風味付けに

生わさびは、すりおろした瞬間から香りが飛び始めるため、食べる直前に用意するのがベストです。この一連の儀式も、美味しさを最大限に引き出す醍醐味と言えますね。チューブわさびでは決して味わえない、このフレッシュで立体的な風味こそが、静岡の本わさびが持つ最大の魅力なのです。

この極上の風味を求めて、次に具体的な購入場所を見ていきましょう。

【現地調達】静岡市(葵区・駿河区)の生わさび専門店・共販所

静岡市は、わさび栽培発祥の地とされる有東木を擁する葵区を中心に、古くからわさび文化が根付いています。
県外からの観光客もアクセスしやすい静岡市街地にも、長年わさびを取り扱ってきた老舗や共販所が存在します。ここでは、特に新鮮な生わさびを直接手に入れられるスポットに焦点を当ててご紹介します。

わさびの里・有東木(うとうぎ)エリアの直売所

静岡市葵区にある有東木は、「わさび栽培発祥の地」として知られ、清流安倍川の上流に位置しています。まさにわさびの原風景が残る場所です。 市街地からは少し離れていますが、新鮮さを追求するなら、ここでの購入は外せません。生産者から直接購入できるため、最も新鮮な状態で手に入ります。

  • うつろぎ(有東木わさび栽培組合直営店):地元のわさび農家さんが運営する直営店で、採れたての生わさびが並びます。わさびだけでなく、わさび関連の加工品やお土産も豊富で、わさびを食べるための食事処としても人気です。生わさびのほか、わさび漬けやわさび味噌なども購入可能です。
  • 地元の直売所:有東木周辺には、個人のわさび農家さんが小さな直売所を開いていることがあります。こうした場所では、その日の朝に収穫されたばかりの貴重なわさびに出会えるかもしれません。ただし、営業は不定期の場合もあるため、事前に確認するのがおすすめです。

有東木へ行く際は、安倍川沿いをドライブする形になり、道中の景色も楽しめますよ。ぜひわさびの歴史と自然を感じながら、究極の生わさびを探しに行ってみてください。

静岡駅周辺の老舗専門店と共販所

静岡駅周辺にも、歴史あるわさび専門店が点在しています。駅チカであれば、旅行や出張の合間に立ち寄ることもできて便利ですね。

駅周辺で生わさびが買える主な店舗

店舗名 エリア 特徴
JA静岡市わさび共販委員会 静岡市駿河区 農協の組織で、品質が保証されたわさびが手に入りやすいです。プロの料理人も利用する信頼のルート。
斎木山葵店 静岡市葵区(葵町) 昔ながらの老舗。本わさびの販売に力を入れており、わさびの知識も豊富な店員さんが相談に乗ってくれます。
株式会社 米澤商店 静岡市葵区(研屋町) こちらも本わさびの販売実績が豊富。市街地で高品質な生わさびを探すなら外せない選択肢です。

これらの店舗では、生わさびの鮮度管理が徹底されているため、安心して購入することができます。特に専門店では、わさびの品種や適切なすりおろし方、おすすめの食べ方など、専門的なアドバイスを受けることができるのも大きなメリットです。
もし、購入した生わさびをすぐに使いたい場合は、その日のうちに使う分を尋ねてみるのも良いでしょう。プロの目で見て、状態の良いものを選んでもらえるかもしれません。

静岡市街地のわさび専門店に関する詳細情報は、静岡県公式ホームページでも確認できますので、お出かけ前にチェックしておくと確実です。

【伊豆エリア】わさびの聖地!天城・伊豆市で生わさびを買うならココ

静岡県のわさび生産の中心地として、もう一つ絶対に外せないのが伊豆半島、特に天城(あまぎ)地方です。
天城山系から流れ出す清冽な水は、わさびを育てるのに理想的な条件を満たしています。伊豆エリアでは、わさび田に隣接した直売所や、老舗の専門店が多く、ドライブがてら立ち寄るのがおすすめです。

浄蓮の滝周辺のわさび直売所

伊豆の観光名所としても有名な浄蓮の滝の周辺は、多くのわさび専門店が集まるエリアです。滝のマイナスイオンと清流の音を聞きながら、極上のわさびを探すことができます。

  • 丸岩安藤わさび店(本店・浄蓮の滝売店):創業100年を超える老舗のわさび専門店です。自園のわさび沢から毎日新鮮な生わさびを収穫しており、内閣総理大臣賞など数々の賞を受賞していることからも、その品質の高さが伺えます。本店ではわさび漬の工場も併設されており、採れたての生わさびを直接購入できるのが魅力です。浄蓮の滝売店は観光のついでに立ち寄りやすく、生わさび(本わさび)を1,400円程度から販売している実績があります。
  • わさび路おざわ:こちらも伊豆の老舗で、特にわさび加工品の種類が豊富です。もちろん、新鮮な生わさびの取り扱いもあります。この周辺の店舗では、生のわさびを使ったわさびソフトクリームなどのユニークなグルメも楽しめますよ。

この伊豆天城エリアのわさびは、「真妻(まづま)」や「実生(みしょう)」といった品種が多く、それぞれ特有の香りや辛味を持っています。旅の記念に、食べ比べをしてみるのも贅沢な楽しみ方ですね。

伊豆市・西伊豆町のわさび農家直営ルート

観光地から少し足を延ばせば、わさび農家さんが直接運営する直売所やオンラインショップで、さらに珍しい品種や大ぶりな生わさびを見つけることができます。
藤井わさび園(西伊豆)や山本食品(伊豆)のように、農家やメーカーが運営するオンラインショップも充実しており、現地に行けなくても新鮮な本わさびを手に入れるルートが確立されています。彼らのオンラインショップでは、鮮度を保つための冷蔵便で配送してくれるため、自宅にいながらにして現地と変わらない品質のわさびを楽しむことができます。

特に、西伊豆町観光協会のウェブサイトなどでも紹介されている「わさびの駅」のような施設は、わさび収穫体験やわさび漬け作り体験(要予約)なども実施しており、「買う」だけでなく「学ぶ」体験も提供しています。このように、伊豆は単に生わさびを買う場所ではなく、わさび文化全体に触れられる場所と言えますね。

伊豆エリアでの生わさび購入の際は、季節や収穫状況によって在庫が変わることもあるため、事前に電話やウェブサイトで確認をしておくことをモモストアはおすすめします!

道の駅は生わさびの宝庫!新鮮な品を手に入れるチャンス

静岡県内の「道の駅」は、地元の特産品が集まる場所であり、生わさびを探す上での非常に重要な拠点となります。特にわさびの産地に近い道の駅や、大型で品揃えが豊富な道の駅では、高確率で新鮮な生わさびが並んでいます。

わさび購入におすすめの道の駅リスト

生わさびの品揃えが良い、特におすすめの道の駅をいくつかご紹介します。

  1. 道の駅「天城越え」(伊豆市)
    まさにわさびの聖地に位置するこの道の駅には、わさび専門店「天城わさびの里」が併設されています。ここは伊豆天城産の生わさびのほか、わさび漬け、わさびのり、わさび味噌など、あらゆるわさび加工品が手に入ります。注文を受けてからすりおろす「生わさびソフトクリーム」も名物で、わさび好きなら一度は訪れたいスポットです。
  2. 道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」(田方郡函南町)
    伊豆の玄関口にあり、アクセスが良いのが魅力。物産販売所「いずもん」では、山本食品など伊豆の名店の商品が多数並び、新鮮な生わさびの取り扱いも豊富です。伊豆の観光情報も充実しているので、立ち寄って損はありません。
  3. 道の駅「富士川楽座」(富士市)
    東部エリアで探すなら、東名高速からも一般道からもアクセスできる富士川楽座もチェック。地場産品売り場には、地元の農産物や富士山の幸が揃います。わさびを使ったコロッケやフランクなど、ユニークなテイクアウトグルメがあるのも嬉しいポイントです。生わさびそのものの取り扱いもありますが、在庫状況は要確認です。

道の駅で購入する際の注意点

道の駅で生わさびを購入する際には、いくつかの注意点があります。

  • 入荷のタイミング:生わさびは農産物であり、入荷のタイミングが不定期な場合があります。特に大型連休やお盆などは、早朝に売り切れてしまうこともあります。午前中に立ち寄るのが最も確実でしょう。
  • 保存方法の確認:購入後、自宅まで持ち帰る時間が長い場合は、保冷剤と保冷バッグを忘れずに持参しましょう。道の駅によっては有料で提供している場合もありますが、品質を保つためにも万全の準備が必要です。生わさびは温度変化に非常に弱いため、低温での保管が鉄則です。
  • 地元の希少品種:道の駅では、大手メーカーでは扱っていない地元の農家さんが出荷した希少な品種や、「わけあり」の生わさび(サイズが不揃いなど)が安価で手に入ることもあります。パッケージやPOPをよく見て、掘り出し物を探してみてください。

ドライブの休憩を兼ねて、ぜひ道の駅で新鮮な生わさびを探してみてくださいね。きっと、最高のわさびに巡り会えるはずです!

スーパーやデパートで生わさびは買える?購入前にチェックすべきこと

静岡旅行中や、静岡県在住の方が日常的に生わさびを手に入れたいと思ったとき、道の駅や専門店まではなかなか行けないですよね。そんなとき頼りになるのが、身近にあるスーパーマーケットやデパートの存在です。

静岡県内の主要スーパーの状況

静岡県内には、地元の食材を大切にするスーパーが多く存在します。これらのスーパーでは、生わさびの取り扱いがある可能性が非常に高いです。ただし、「本わさび」として売られているものが、必ずしも静岡産であるとは限らないため、産地表示をしっかりと確認しましょう。

  • しずてつストア:静岡鉄道グループのスーパーで、地場産品の取り扱いに力を入れています。特に鮮魚コーナーに近い野菜・薬味売り場には、伊豆産や梅ヶ島産の生わさびが置かれていることが多いです。サイズや価格帯は日によって変わりますが、比較的安定して購入できるルートの一つです。
  • マックスバリュ(東海エリア):イオングループのスーパーですが、地域に特化した品揃えをしている店舗もあります。静岡産の本わさびが陳列されることもありますが、時期や店舗の規模によって在庫状況が大きく異なります。
  • 高級スーパー・デパ地下:静岡伊勢丹や松坂屋などのデパートの地下食品売り場、または成城石井などの高級スーパーでは、贈答品レベルの高品質な生わさびが確実に手に入ります。価格は高めですが、品質は保証されています。

「生わさび」表記の罠!購入前に確認すべき重要項目

スーパーで「生わさび」と書かれた商品を見つけても、すぐに飛びついてはいけません。以下の3点を必ずチェックしてください。

  1. 産地表示:パッケージのどこかに「静岡県産」「伊豆産」「天城産」など、具体的な産地名が記載されているか確認しましょう。「国産」や「本わさび使用」だけでは、必ずしも静岡の清流で育ったわさびとは限りません。
  2. 根茎の状態:生わさびの根茎全体を見て、傷や変色がないかをチェック。鮮度が良いものは、表皮が緑色で、ハリとツヤがあります。特に根元(葉の付け根)が太く、ゴツゴツしているものは良質な証拠です。
  3. 保存状態:わさびが陳列されている場所が、低温で適切に管理されているかを確認しましょう。スーパーの棚で常温に近い状態で放置されているものは、既に香りが飛んでしまっている可能性があります。必ずチルドケースなどに入っているものを選んでください。

チューブわさびや、練りわさびがメインの売り場に置かれている場合もありますが、真の生わさびは基本的に「冷蔵品」として、野菜または薬味のコーナーに陳列されています。これらのポイントを押さえて、スーパーでも賢く新鮮なわさびをゲットしましょう!

また、静岡県内のお土産屋さんや、駅ビル内の「アスティ静岡」のような商業施設でも、わさび専門店が出店していることが多いです。帰宅前にサッと購入したい場合は、こうした場所を狙うのもおすすめです。

有名メーカー「田丸屋本店」「山本食品」の生わさびはどこで買える?

静岡のわさびといえば、田丸屋本店山本食品の名前を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。これらはわさび漬けや加工品の有名メーカーですが、実は新鮮な生わさびの販売にも力を入れています。このセクションでは、彼らの生わさびを確実に手に入れる方法をご紹介します。

田丸屋本店:静岡市を拠点とする老舗の強み

田丸屋本店は、特にわさび漬けの分野で非常に有名ですが、高品質な本わさびの取り扱いも豊富です。
彼らが販売する「根わさび」は、わさび栽培発祥の地である安倍奥や、富士山の麓・富士宮市にある自社のわさび田で採れたものが中心です。清らかな水に育まれた香り豊かなわさびを厳選しています。

  • 直営店:静岡市葵区に本店があり、こちらでは生わさびはもちろん、様々なわさび商品が並んでいます。お土産選びにも最適で、わさびに関する質問も気軽にできる環境です。
  • デパート・駅ビル:静岡駅や主要な駅の商業施設、県内主要デパートの地下食品売り場にも、田丸屋本店のコーナーが設けられていることが多く、生わさびやチューブ入りのすりおろしわさび(「葵ノ頂」など高品質なもの)を購入できます。
  • オンライン通販:田丸屋本店は楽天市場に公式ショップを展開しており、「根わさび」を冷蔵便で発送しています。現地のわさび田まで行けなくても、彼らが選んだ最高品質のわさびを自宅で受け取れるのは大きな魅力です。

特に彼らの「葵ノ頂 静岡本わさび」などのチューブ製品は、主原料に静岡産わさびを最も多く配合した最上位品であり、生のわさびに近い風味を求める方には非常に人気があります。

山本食品:伊豆天城のわさび屋のこだわり

伊豆を拠点とする山本食品も、伊豆天城産の生わさび販売に熱心です。特にわさびをすりおろすための専用おろし器「鋼鮫(はがねざめ)」を販売するなど、わさびの美味しさを追求する姿勢が際立っています。

  • 直営オンラインショップ:山本食品は、自社のオンラインショップで伊豆天城産の生わさびを販売しています。特に「真妻(まづま)生わさび」や「実生(みしょう)生わさび」といった希少品種の取り扱いがあるのが特徴です。ネット限定の「わけあり生わさび」など、お得な商品が見つかることもあります。
  • 伊豆わさびミュージアム(旧三島わさび工場):伊豆中央道沿いにあるこの施設は、工場見学(自由)とお買い物が楽しめます。ここでは、わさび漬けだけでなく、山本食品が厳選した生わさびも購入可能です。

山本食品のオンラインショップでは、生わさびとおろし金がセットになったスターターセットも販売されており、生わさび初心者の方でもすぐに最高の状態を楽しむための道具が揃うよう配慮されています。現地に行けない場合は、山本食品のオンラインショップを覗いてみる価値は十分ありますよ。

「真妻(まづま)」と「実生(みしょう)」〜品種による風味の違いを徹底解説

生わさびを探していると、「真妻(まづま)」「実生(みしょう)」「だるま」など、聞き慣れない品種名を目にすることがあります。これは、お米のコシヒカリやササニシキのように、わさびにも様々な品種があり、それぞれに風味や特徴が異なるためです。最高の生わさびを選ぶために、代表的な品種の特徴を把握しておきましょう。

わさび界の最高峰!「真妻(まづま)わさび」の魅力

真妻わさびは、静岡のわさび界において最高級品種として扱われることが多く、その名前は発祥地とされる和歌山県の真妻村に由来しています。しかし、現在では伊豆の天城地方などが主要な産地となっています。

  • 辛味:強い辛味を持ちますが、単調ではなく上品で奥深い辛さが特徴です。辛さの立ち上がりが早く、すぐに鼻に抜ける感覚が楽しめます。
  • 香り非常に芳醇で、強い香りが長時間持続します。この香りの強さが、真妻わさびが高級店で重宝される最大の理由です。
  • 成長速度:栽培に時間がかかり、収穫までに通常3年ほどかかります。この手間の多さと希少性が、価格が高くなる要因の一つです。
  • 肉質:肉質が緻密で、粘り気が強く、すりおろすと非常に細かいペースト状になりやすいです。

真妻わさびは、主に寿司や高級な刺身など、わさびの風味を主役として楽しみたい料理におすすめです。もし、予算に余裕があれば、ぜひこの最高級の風味を一度お試しいただきたいですね。

バランスが良く育てやすい「実生(みしょう)わさび」

実生わさびは、真妻わさびと並んで広く流通している品種で、種から育てられたわさび全般を指します。品種改良を重ねた結果、真妻に比べて栽培期間が短く、比較的安定して供給されています。

  • 辛味:辛さは真妻よりもやや穏やかで、刺激的すぎないのが特徴です。辛味と香りのバランスが非常に良く、日常使いにも適しています。
  • 香り:爽やかでフレッシュな香りです。鼻に抜ける香りがほどよく、和食全般に合わせやすいでしょう。
  • 成長速度:約1年半~2年で収穫できるものが多く、市場への流通量も多いです。
  • 肉質:真妻よりはやや水分が多く、すりおろしやすい傾向にあります。

実生わさびは、蕎麦やうどん、焼き肉など、幅広い料理で活躍してくれます。真妻ほど香りが強くなくても、新鮮な清涼感を求める方には実生わさびがぴったりです。
ちなみに、静岡県内の直売所では、真妻わさびが1本2,000円前後〜、実生わさびが1本1,500円前後〜で販売されていることが多いです。品種を知っていると、お店で選ぶ楽しみがさらに増えますね。

どちらの品種を選ぶにしても、清涼な水が豊富に使われている静岡のわさびは品質が高いことに間違いありません。

生わさびの価格相場と選び方!プロが教える「良いわさび」の見分け方

せっかく静岡まで足を運んだり、通販で注文したりするなら、品質の良い生わさびを選びたいですよね。しかし、見た目だけで良し悪しを判断するのは難しいもの。ここでは、生わさびの価格相場と、モモストアが考える「良いわさび」を見分けるための秘訣をお伝えします。

生わさびの一般的な価格相場

生わさびの価格は、品種、大きさ、鮮度、そして時期によって大きく変動します。ここでは、一般的な目安をご紹介します。

品種・グレード サイズ(目安) 価格帯(1本あたり)
実生わさび(中~大) 70g〜100g 1,500円〜2,500円
真妻わさび(中~大) 60g〜90g 2,000円〜4,000円
業務用・特大サイズ 100g以上 3,000円〜5,000円超
「わけあり」・小ぶり 40g〜60g 1,000円前後

特に年末年始やお盆などの需要が高まる時期は、価格が上昇する傾向にあります。また、通販で購入する場合は、別途クール便の送料(700円〜1,000円程度)がかかることを考慮しておきましょう。
「わけあり」と書かれた生わさびは、形がいびつだったり、少しサイズが小さかったりするだけで、風味自体は変わらないことが多いため、自宅用であれば非常にお得でおすすめです。

プロが教える「良いわさび」を見分ける3つのポイント

生わさびを選ぶ際に、どこをチェックすれば良いか、具体的なポイントを3つご紹介します。

  1. ハリと重さ(密度)
    わさびの根茎を軽く握ってみて、硬さとズッシリとした重さがあるものを選びましょう。水分が抜けているものは、触るとフニャッとした感触があります。密度の高いわさびは、それだけ中身が詰まっており、辛味成分も豊富です。
  2. 表皮の節の深さ(ゴツゴツ感)
    生わさびの根茎には、葉が取れた跡である「節」があります。この節と節の間が詰まっており、表面がゴツゴツしているものほど、清涼な水でじっくりと時間をかけて育った良質な証拠です。スッと細長いものは、成長が速すぎる場合があります。
  3. 葉と茎の状態(鮮度)
    根茎に付いている葉や茎が、鮮やかな緑色をしているかを確認します。葉が黄色くなっていたり、茎がしなびていたりするものは、収穫から時間が経過している可能性が高いです。特に直売所などで茎付きで売られている場合は、このポイントが最も重要になります。

これらのポイントを押さえておけば、失敗することなく最高の生わさびを選べるはずです。迷った時は、遠慮なくお店の方に「一番新鮮で、辛味が強いものはどれですか?」と尋ねてみてください。プロの目で選んでもらうのが一番確実ですよ。

生わさびの鮮度を保つ!正しい保存方法と長持ちさせる秘訣

せっかく手に入れた極上の生わさびも、保存方法を間違えるとすぐに風味が落ちてしまいます。
生わさびは非常にデリケートな食材であり、特に乾燥と高温が天敵です。ここでは、わさびの鮮度と香りを最大限に保つための、正しい保存方法をモモストアが伝授します!

基本の冷蔵保存法:濡れた新聞紙と密閉

生わさびを長期間新鮮に保つための基本は、「湿度を保ち、空気に触れさせないこと」です。購入時のパッケージから取り出し、以下の手順で保存しましょう。

  1. 水で洗う:わさびの根茎の表面に残っている土や汚れを、流水で軽く洗い流します。このとき、強くこすりすぎないように注意してください。
  2. 水気を取り除く:キッチンペーパーなどで、表面の水気を軽く拭き取ります。
  3. 新聞紙(またはキッチンペーパー)で包む:新聞紙、または厚手のキッチンペーパーを軽く濡らし、わさびの根茎全体を丁寧に包みます。この「軽く濡らす」が重要で、水が滴るほど濡らしすぎると、わさびが傷む原因になります。
  4. 密閉する:濡らした新聞紙で包んだわさびを、ジップロックなどの密閉できる保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて閉じます。
  5. 野菜室で保存:これを冷蔵庫の野菜室に入れます。野菜室は通常の冷蔵室よりも温度が高く乾燥しにくい傾向があるため、わさびの保存に適しています。

この方法であれば、約2週間〜1ヶ月程度は鮮度を保つことができます。ただし、時々新聞紙の湿り具合をチェックし、乾燥していたら再び湿らせたものに交換してあげてください。

すりおろし後の冷凍保存はNG?賢く使い切る方法

生わさびを一度に使い切れない場合、すりおろして冷凍保存を考える方もいらっしゃるかもしれませんが、モモストアはすりおろし後の冷凍は推奨しません

  • 風味の劣化:わさびの香りの主成分は揮発性であり、すりおろした後に冷凍・解凍の過程を経ると、香りが激しく損なわれてしまうためです。生わさびの醍醐味である「香り」が失われてしまっては、もったいないですよね。
  • 色味の変化:冷凍保存によって色味が黒っぽく変色することもあり、見た目も悪くなります。

もし、どうしても使い切りたい場合は、すりおろしたわさびをわさび漬けやわさび味噌に加工して保存することをおすすめします。これらは酒粕や味噌の力でわさびの風味を閉じ込めるため、長期間美味しく楽しむことができます。
また、使用する際は使う分だけわさびの根茎の先端をカットし、残りは上記の基本の方法で保存するようにしましょう。わさびは先端から順にすりおろして使うのが一般的です。

自宅で楽しむ!生わさびを美味しくすりおろすための道具とコツ

生わさびの真価は、すりおろし方によって大きく変わります。せっかく高品質な静岡産わさびを手に入れたのなら、その風味を最大限に引き出す方法を知っておくべきです。ここでは、わさびを美味しくするための最高の道具と、プロのすりおろしテクニックをご紹介します。

究極の道具は「鮫皮(さめがわ)おろし」

わさび愛好家にとって、鮫皮おろしは必須の道具です。
鮫皮おろしは、他の金属製やプラスチック製のおろし器と比べて、わさびの細胞を優しく、かつ細かく破壊することができます。これにより、わさび特有の辛味成分である「アリルイソチオシアネート」が効率よく生成され、同時に芳醇な香りが最大限に引き出されます。

鮫皮おろしには、サイズや種類がありますが、初めて購入するなら中型サイズ(約15cm程度)が使いやすくおすすめです。山本食品の「鋼鮫(はがねざめ)」のように、金属製でありながら鮫皮に近いおろし心地を実現したハイテクなおろし金も人気があります。
専門店や道の駅、または通販サイトで生わさびとセットで販売されていることも多いので、ぜひチェックしてみてください。

ちなみに、鮫皮おろしがない場合は、目の細かいセラミック製のおろし器が次善の策となります。目が粗い一般的な金属製おろし金は、わさびの細胞を大きく壊しすぎてしまい、辛味と香りが立ちにくいので避けた方が無難です。

プロ直伝!香りを最大限に引き出すすりおろし方

すりおろす際のちょっとしたコツで、わさびの風味は劇的に変わります。

  1. 下準備:わさびの根茎を水で洗い、葉の付け根部分の茶色い皮を包丁で薄く剥ぎ取ります。このとき、全体を剥きすぎず、使う部分だけを剥くのがポイントです。
  2. すりおろし方:おろし金に対し、わさびを垂直に当てます。力を入れすぎず、「の」の字を描くように、優しく、ゆっくりと円を描きながらすりおろします。力を入れすぎると繊維が潰れてしまい、香りが立たない原因になります。
  3. 辛味の生成時間:すりおろし終わったら、すぐに食べずに約3分〜5分間そのまま置いておきましょう。この放置時間中に、わさびの酵素が働き、辛味成分が生成されて、最も美味しくなります。
  4. 混ぜすぎない:最後に、すりおろしたわさびを軽くまとめる程度に混ぜますが、練りすぎないように注意してください。練りすぎると、せっかくの辛味成分が飛んでしまい、風味が損なわれてしまいます。

新鮮な生わさびは、このすりおろし方一つで、まるで香水のように香りが立ち上がります。最高の道具と正しい方法で、究極のわさび体験を堪能してくださいね。

生わさびの意外な活用術!刺身以外のおすすめレシピ

生わさびと聞くと、お刺身やお寿司、蕎麦など、和食の定番をイメージしがちですが、実は生わさびの上品な辛味と爽やかな香りは、和食の枠を超えて様々な料理に活用できる万能調味料なんです。モモストアがおすすめする、生わさびを使った意外な活用術をご紹介します。

肉料理との相性は抜群!わさびステーキ・ローストビーフ

意外かもしれませんが、生わさびは赤身肉との相性が抜群です。牛肉の持つ濃厚な旨味と脂身の重さを、わさびのツーンとした辛さが爽やかに引き締めてくれます。

  • わさび醤油ステーキ:焼きたてのステーキに、醤油とすりおろした生わさびを乗せて食べる。これだけで、いつものステーキが高級料亭のような一品に早変わりします。わさびの酵素が肉のタンパク質の消化を助けるとも言われており、さっぱりと食べられるのも嬉しいポイントです。
  • ローストビーフの薬味:ローストビーフのタレに、少し多めのわさびを溶かしてディップソースにするか、薄切りにしたローストビーフにわさびを乗せて巻いて食べる。西洋わさび(ホースラディッシュ)よりも香りが繊細なため、肉の風味を邪魔しません。
  • 鶏のささみのわさび和え:茹でた鶏のささみをほぐし、マヨネーズとわさび、少量の醤油で和える。ヘルシーでありながら、わさびの辛味が食欲をそそる一品になります。

洋食やサラダにも!わさびオイルやドレッシング

わさびの爽やかさは、実はオリーブオイルやビネガーとも素晴らしい相性を発揮します。

  • わさびオイルふりかけ:市販されているものもありますが、オリーブオイルにわさびをすりおろし、塩少々を加えて混ぜるだけで、簡単にオリジナルの「わさびオイル」が完成します。これをアヒージョの風味付けに使ったり、パスタやカルパッチョにかけたりするだけで、一気に風味豊かになります。
  • わさびドレッシング:フレンチドレッシングや和風ドレッシングにわさびを加えると、さっぱりとした大人の味に。アボカドやエビを使ったサラダに特におすすめで、わさびの香りが海鮮の旨味を引き立ててくれます。

静岡のわさびメーカー、例えば田丸屋本店などでは、わさびオイルふりかけやわさび塩など、様々な活用を促す加工品を販売しています。これらの商品も参考に、ご自宅の料理に生わさびの魔法をかけてみてくださいね。

【通販徹底比較】Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで買える静岡産生わさび

「静岡まで行けないけど、新鮮な生わさびが食べたい!」という方にとって、オンライン通販は最も現実的な選択肢です。幸い、大手通販サイトでは静岡の有名農家や専門店が多数出店しており、鮮度を保ったまま自宅まで届けてくれます。

大手通販サイトの生わさび取り扱い状況

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの静岡産生わさびの取り扱い傾向を比較しました。

通販サイト 主な取り扱い店舗 特徴 価格帯(70g前後)
楽天市場 田丸屋本店、山本食品、伊豆の農家直営店など多数 出店数が多く、競争があるため価格やセット商品が豊富。ポイント利用のメリットも大きい。 1,800円〜3,500円
Yahoo!ショッピング N-Style、大五うなぎ工房など(食品EC専門店が多い) うなぎなど他の静岡名産品とセット販売が多い傾向。まとめ買いでお得になる商品が見つかりやすい。 1,700円〜3,000円
Amazon 主に個人農家や小規模専門店。大手メーカーの加工品も多い 生わさび単体での取り扱いより、おろし金とのセットやわさび漬けとの組み合わせが多い。配送スピードに優れる。 2,000円〜4,000円

どのサイトを選ぶにしても、必ず「クール便(冷蔵)」での配送が保証されていることを確認してください。また、鮮度を保つため、注文から発送までの期間が短い店舗を選ぶのがおすすめです。

メルカリなどのフリマアプリでの購入はどうか?

フリマアプリのメルカリでも、「生わさび」や「伊豆産わさび」といったキーワードで検索すると、出品されているのを見かけることがあります。特に「わさびの葉」や「わさびの茎」といった加工品向けの部位は、安価で取引されていることもあります。

  • メリット:直売に近い価格で手に入る可能性がある。農家直送の場合もある。
  • デメリット:鮮度保証やクール便配送が保証されていない場合がある。品質にバラつきがある。返品や交換の対応が、専門店に比べて不安定。

モモストアとしては、生鮮食品である生わさびについては、鮮度管理が徹底されている専門店や大手通販サイトの正規出品者から購入することを強く推奨します。
フリマアプリを利用する場合は、必ず出品者に「冷蔵便での発送が可能か?」を尋ね、トラブルを避けるために評価の高いユーザーから購入するようにしましょう。

通販で生わさびを購入する際は、レビューや口コミも参考に、信頼できるショップを選んでください。これらの通販サイトでは、わさび以外にも様々な静岡グルメが売っているので、一緒に注文するのも楽しいですね。

生わさびが買える体験施設・わさび田見学スポット

生わさびを購入するだけでなく、その栽培過程を自分の目で見て、わさびの文化に触れることができる施設が静岡県内には多数あります。体験を通じてわさびへの理解が深まれば、食べる時の喜びもひとしおです。ここでは、わさびが買えて、さらに体験もできるおすすめスポットをご紹介します。

伊豆わさびミュージアムと伊豆わさビジターセンター

  • 伊豆わさびミュージアム(旧三島わさび工場)
    三島わさび工場として親しまれてきたこの施設では、わさび漬けなどの製造過程を自由に見学でき、直売所ではもちろん生わさびも購入できます。伊豆中央道沿いにあり、アクセスが良いのが魅力です。
  • 伊豆わさビジターセンター
    伊豆市にあるこの施設は、わさび栽培の歴史や、世界農業遺産に認定された理由など、わさびに関する様々な情報を映像やパネルで分かりやすく発信しています。わさびの食体験(食べ比べなど)の提供も検討されており、わさびを深く知りたい方には最適な場所です。施設内では、市内のわさび商品が購入できる場所や飲食店も紹介してくれますよ。

わさび収穫・加工体験ができる施設

自分で収穫したわさびをその場で持ち帰ったり、加工したりできる施設は、特にファミリー層や観光客に人気です。

  • 道の駅「天城越え」内 天城わさびの里
    ここでは、わさび漬け加工体験(要予約)が可能です。自分で作ったわさび漬けをお土産にできるのは嬉しいですね。時期によってはわさび収穫体験も実施されますが、こちらは当面中止していることもあるため、事前に施設へ確認が必要です。
  • わさびの駅(西伊豆町)
    西伊豆にあるこの施設でも、わさび収穫体験とわさび漬け体験が実施されています(1週間前までに要予約)。ここでは、天城山系の地下1,000mから湧き出る天然水も取水できるなど、わさびを育む清浄な水に触れることができます。

わさび田の見学自体は、観光受け入れ態勢が整っていない場所が多いため、伊豆わさビジターセンターなどで事前にルールや注意事項を確認し、わさび田の環境に配慮するようにしましょう。
これらの体験を通じて、生わさびの美味しさだけでなく、生産者の苦労や文化を知ることで、より一層わさびを大切に味わうことができるはずです。

【まとめ】静岡の生わさびは実店舗と通販で賢くゲットしよう

静岡の極上の生わさびをどこで買うか、そのルートは非常に豊富であることがお分かりいただけたかと思います。

この記事で紹介した主な購入ルートをまとめます。

  1. 鮮度を最優先するなら:有東木などの産地の直売所、または伊豆・天城のわさび専門店(丸岩安藤わさび店など)が最適です。
  2. 手軽さと品揃えを重視するなら:静岡市街地の老舗(斎木山葵店など)、または道の駅「天城越え」がおすすめです。
  3. 現地に行けない場合は:田丸屋本店や山本食品などの公式通販、またはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでクール便対応の商品を選びましょう。

生わさびを選ぶ際は、「ハリと重さ」「ゴツゴツした節」「鮮やかな葉の色」をチェックし、最高の品質のものを見つけてください。そして、ご自宅では濡れた新聞紙と密閉袋で冷蔵保存し、使う際は鮫皮おろしで優しく、ゆっくりとすりおろすことで、その風味を最大限に引き出すことができます。

静岡の清流が育んだ究極の「生わさび」。
ぜひ、あなたにとって最高の生わさびを見つけ出し、食卓を一層豊かにしてくださいね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。モモストアでした!

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