ワックスはどこに売ってる？主要な販売店と通販、失敗しない選び方を徹底解説！

「ワックスが急に必要になったけど、どこで買えるの？」
「ドラッグストアやコンビニにも売ってるのかな？でも種類が少なそう…」

こんな風に、ワックスの購入場所で迷ってしまうことってありますよね！

実は「ワックス」といっても、髪に使うヘアワックス、車をピカピカにするカーワックス、床を保護する床用ワックスなど、用途は様々です。
それぞれ販売されている場所が違うので、どこに行けば目当てのワックスが見つかるか、迷ってしまうのは当然です。

この記事では、筆者モモストアが、あらゆる種類のワックスについて、「どこに売っているのか」「どんな種類が豊富なのか」を徹底的に調査し、分かりやすくご紹介します！

もう「ワックス難民」になることはありません。この記事を読めば、あなたが今すぐ欲しいワックスを最短で見つけられるようになりますよ！

ワックスはどこで買える？主要な販売店を一挙にご紹介！

ワックスが売られている場所は、その種類によって大きく異なりますが、まずは主な販売チャネルを一覧で確認しておきましょう。

特に皆さんが一番探すであろう「ヘアワックス」を中心に、場所ごとの特徴と取り扱い種類を表にまとめました。

販売場所	主な取り扱いワックス	価格帯	品揃えの特徴
ドラッグストア	ヘアワックス（市販品）、一部カーワックス	比較的安価（プチプラ多め）	定番ブランド、有名メーカーの主力商品が中心
コンビニ	ヘアワックス（ミニサイズ・トラベル用）	普通	緊急用、最低限の機能を持つ商品のみ
バラエティショップ（ロフト・ハンズなど）	ヘアワックス（トレンド品、サロン専売品）、一部ボディ用	幅広い（プチプラ〜高級）	SNSで話題の商品、こだわりブランド、限定品
ドン・キホーテ	ヘアワックス、カーワックス、床用ワックス	激安〜サロン専売品	種類が圧倒的に豊富、美容室専売品が安く買えることも
ホームセンター	カーワックス、床用ワックス、木工用ワックス	安価〜普通	専門性の高い商品、大容量品が中心
家電量販店	カーワックス、ヘアワックス（美容器具メーカー系）	普通	カー用品コーナーや美容コーナーに特化品がある
ネット通販（Amazon、楽天、Yahoo!）	全種類	価格競争が激しく安いことも	ほぼ全ての商品が購入可能、サロン専売品も入手しやすい

ざっと見てみると、ヘアワックスを探しているなら、ドラッグストア、ドン・キホーテ、バラエティショップのどれかに行けば間違いないことが分かりますね！
もちろん、Amazonや楽天市場のようなネット通販を使えば、家から一歩も出ずに、世界中のワックスを比較検討できますよ。

それぞれの店舗の詳しい特徴や、どんなワックスが売っているのかを深掘りしていきましょう。

ドラッグストアで買えるワックスの品揃えとメリット・デメリット

ドラッグストアは、ワックスを探す上で最も身近で、かつ最初に思い浮かぶ場所ではないでしょうか。マツモトキヨシ、ウエルシア、スギ薬局、ココカラファインなど、どこに行っても必ずヘアスタイリング剤のコーナーがありますよね。

では、ドラッグストアでワックスを買うことのメリットと、少しだけ注意しておきたいデメリットを整理してみましょう。

ドラッグストアのワックス：メリットは「手軽さ」と「コスパ」

ドラッグストアの最大の魅力は、やはりその手軽さとアクセスの良さです。全国どこにでもあり、営業時間が長い店舗も多いので、「仕事帰りにちょっと寄って買いたい」という時に非常に便利です。

さらに、取り扱っている商品の多くが、大衆向けのメーカー品であるため、価格が手頃なのも大きなメリット。ポイントデーやクーポンを使えば、さらにお得に購入できますよね。

• 手軽さ： いつでもどこでも手に入る安心感。
• コスパ： プチプラ商品が多く、セールやポイント利用でお得。
• 定番の安心感： 誰もが知る有名ブランドの主力商品が揃っているため、失敗が少ない。

特にギャツビー（GATSBY）やルシード（LUCIDO）、花王のケープシリーズなど、長年愛されている定番ブランドのワックスは、ほぼ全てのドラッグストアで見つけることができます。

ドラッグストアのワックス：デメリットは「種類」と「流行」

一方で、ドラッグストアの品揃えには限界があります。特に最近流行している「美容室専売品」や「オーガニック系」のこだわりワックスは、置いていないことが多いです。

例えば、SNSで話題の「プロダクト（product）」などのバーム系ワックスは、ドラッグストアでは見つからないことが多く、ロフトやハンズなどのバラエティショップへ行く必要があります。

定番ブランド（一例）	探すのが難しいブランド（一例）
・GATSBY（ギャツビー）	・product（ザ・プロダクト）
・LUCIDO（ルシード）	・N.（エヌドット）
・UNO（ウーノ）	・トラックオイル/バーム（track）
・MEGAMI NO WAKKA（女神のわっか）	・ジェミールフラン（ミルボン）

もしあなたが、「とにかく安くて安心できる、いつものワックスが欲しい」という目的であれば、ドラッグストアは最高の購入場所です。しかし、「新しい質感のワックスを試したい」「プロが使う高品質なワックスが欲しい」という場合は、次に紹介する店舗やネット通販を検討してみてくださいね。

プチプラから本格派まで！ドン・キホーテのワックスが魅力的な理由

ドン・キホーテ、通称「ドンキ」は、ワックスを探す上で「品揃えのデパート」と言っても過言ではありません。ドンキの魅力は、その幅広いラインナップと、他店では見られない商品が混在しているカオスな陳列棚にあります。

ドンキのワックスは「圧倒的な種類」と「激安価格」が共存

ドンキは、ドラッグストアとバラエティショップの「いいとこ取り」をしたようなワックスコーナーを持っています。

ドンキでワックスを買うべき理由

1. 市販品がとにかく安い！： 定番のワックスが、ドラッグストアの特売日並み、もしくはそれ以上の安さで売られていることが頻繁にあります。特に大容量パックは狙い目です。
2. 美容室専売品が買える： ロレッタ（Loretta）やウェーボ（uevo）など、本来は美容室でしか買えないはずのサロン専売品が、なぜか普通に並んでいることがあります。しかも、定価より安く手に入るチャンスも！
3. 海外やマイナーブランド： 他の店舗ではまず見かけない、海外のインポートワックスや、ニッチなブランドのワックスが棚の隅に隠れていることも。掘り出し物を見つける楽しみがあります。
4. カーワックスも床用ワックスも豊富： ヘアワックスだけでなく、カー用品コーナーには洗車用品と一緒に様々な種類のカーワックスが、日用品コーナーには床用ワックスが豊富に揃っています。

とにかく「ワックス」と名の付くものが、一つの場所で比較検討できるのが、ドンキの最大の強みです。もしあなたが「どのワックスが良いか分からないから、とりあえずいろんな種類を見てみたい」という状況なら、まずドンキのワックスコーナーを訪れてみることをおすすめします。

ドンキでの賢いワックスの選び方

ドンキは商品が多すぎるゆえに、選び方を間違えると「失敗した！」と感じるかもしれません。ここで、ドンキでワックスを選ぶ際の裏技をお教えしますね。

• 「激安」と「定価」を見比べる： プライスカードが派手なワックスは、要チェック！ただし、隣に並んでいるサロン専売品は、ネットの最安値と比較して、本当に安いか確認しましょう。（たまにネットの方が安い場合があります）
• テスターを探す： ドンキはテスターを置いている商品が多いです。実際に手に取って、香りの確認や、テクスチャー（硬さや伸び）を試してから購入することをおすすめします。
• 用途を明確にする： ヘア用、カー用、床用が混在しているフロア構成の店舗もあるため、購入前に「これは何用のワックスか？」をパッケージでしっかり確認することが重要です。

ドンキホーテは公式サイトで店舗情報を確認できますので、ぜひ最寄りの店舗を検索してみてくださいね。

流行とこだわり派が集う！ロフト・ハンズのワックスコーナー

最新のトレンドを追いたい、少し個性的なアイテムが欲しい、という「こだわり派」のあなたにとって、ロフト（LoFt）やハンズ（旧：東急ハンズ）は、「ワックスの美術館」のような存在です。

ドラッグストアが「万人受け」の定番商品が中心なのに対し、バラエティショップは「今、美容に関心の高い人が求めている」商品が優先的に並びます。

ロフト・ハンズでワックスを買うべき3つの理由

トレンド性の高いバーム・オイル系ワックスが豊富

最近のヘアスタイルの主流は、ウェット感や束感、自然なツヤを出す「ニュアンス系」です。これには、従来のねり状のワックスではなく、シアバターなどの天然成分を主成分としたヘアバームや、ヘアオイルに近いワックスが使われます。

ロフトやハンズは、このようなトレンドをいち早くキャッチし、「ザ・プロダクト」や「N.」シリーズ、「トラック」シリーズなど、SNSで話題沸騰中のアイテムをしっかりと取り揃えています。テスターも充実しているので、流行の香りを試すのにも最適です。

ボディケアもできるマルチユースワックスが多い

バラエティショップで売られているワックスは、髪だけでなく、ハンドクリームやリップクリームとしても使える「マルチユース」タイプが多いのも特徴です。例えば、天然由来成分100%のものが多く、肌に触れても安心という点が、特に美容意識の高い層から支持されています。

男性向け・女性向けで専用コーナーがある

大型店舗であれば、メンズグルーミング（男性化粧品）コーナーと、女性向けのヘアケアコーナーが分かれていることが多く、探しやすいのもメリットです。

ハンズは、DIY・工具の側面も持つため、ヘアワックスに加え、木材用の「ブライワックス」や金属磨き用の「研磨ワックス」など、専門的な工業用ワックスも意外と充実しています。専門的な用途のワックスを探している方は、ぜひ工具コーナーもチェックしてみてください。

店舗名	得意なワックスの種類	チェックポイント
ロフト（LoFt）	コスメ系、トレンド系のヘアワックス、フレグランス系	限定コラボ商品や、テスターの充実度
ハンズ（HANDS）	ヘアワックス全般、DIY・木工用の専門ワックス、大容量品	プロ仕様の道具と一緒に陳列されていることが多い

ロフトやハンズは少し価格が高めに感じられるかもしれませんが、その分、質の高い、納得のいくワックスに出会える可能性が高いですよ。ロフトのオンラインストアでも人気商品をチェックできます。

急いでいる時に助かる！コンビニ（セブン・ファミマ・ローソン）のワックス事情

「朝起きたらワックスを使い切っていた！」「出張先で忘れてきた！」
こんな緊急事態に、私たちの強い味方になってくれるのが、24時間営業のコンビニエンスストアです。セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンなどの大手コンビニでも、もちろんワックスは販売されています。

コンビニワックスの役割は「緊急時のピンチヒッター」

コンビニでワックスを買う最大のメリットは、その「緊急対応力」に尽きます。深夜でも早朝でも、必要になったらすぐに手に入るという安心感は、何物にも代えがたいですよね。

しかし、コンビニに置かれているワックスは、あくまで「最低限のスタイリング」を目的とした商品が中心です。

• サイズ： ミニサイズやトラベルサイズのものが主流です。普段使いの大容量タイプはほとんどありません。
• 種類： メーカーの主力商品（例：ギャツビーの定番マット系、ウーノのファイバー系など）に絞られており、種類は非常に少ないです。
• 価格： 定価、または定価より若干割高な設定になっていることが多いため、コスパは良くありません。

「このワックスでないとダメ！」というこだわりがある方には向きませんが、「とりあえず今日の髪型をキープしたい」という一時的なニーズには完璧に応えてくれます。出張や旅行の際は、コンビニでミニサイズのワックスを買って、使い終わったら処分するというのも一つの手ですね。

ドラッグストアとの賢い使い分け

もし、あなたの目的地に「コンビニとドラッグストアの両方がある」場合は、ドラッグストアを選ぶのがおすすめです。なぜなら、

• ドラッグストアの方が種類が豊富で選びやすい。
• ドラッグストアの方が価格が安く、ポイントもつく。

…からです。コンビニは「ドラッグストアの営業時間に間に合わなかった」「ドラッグストアまで遠い」場合の、最終手段として活用するのが最も賢い方法だと言えるでしょう。

家電量販店（ヨドバシ・ビックカメラ）は専門ワックスの穴場？

「ワックスといえば、ヘアケア用品でしょ？」と思いがちですが、実は家電量販店にも、ワックスが置かれているコーナーがあります。ヨドバシカメラやビックカメラは、カメラやPCだけでなく、日用品やビューティアイテムも幅広く取り扱っているからです。

家電量販店でワックスを探す2つの視点

ビューティコーナーのヘアワックス

まず、ドライヤーやヘアアイロン、シェーバーなどが並ぶ「ビューティコーナー」をチェックしてみてください。

ここでは、ヘアケア用品メーカーが販売しているワックスだけでなく、美容家電メーカー（例：テスコム、ヤーマンなど）が自社の製品と組み合わせて使うことを推奨しているワックスやスタイリング剤が並んでいることがあります。これらは、家電量販店独自の視点でセレクトされていることが多く、意外な掘り出し物に出会えるかもしれません。

カー用品コーナーのカーワックス

次に、家電量販店の多くは、車載用品やカーナビゲーションを取り扱う「カー用品コーナー」も持っています。ここで主役となるのが、カーワックスです。

家電量販店で買えるカーワックスの特徴

• 高品質な製品が多い： 安価なものよりも、コーティング剤に近い、少し高価格帯のガラス系・フッ素系カーワックスの取り扱いが目立ちます。
• 最新の製品がある： カーナビやドライブレコーダーといった最新の電化製品と一緒に、新技術を搭載した最新のカーワックスが並べられていることがあります。
• ポイントが使える： 普段、家電製品の購入で貯めたポイントを使って、ワックスを購入できるのは、家電量販店ならではの大きなメリットです。

「車をピカピカにしたいけど、オートバックスやイエローハットに行くのは少し面倒…」という方は、普段利用する家電量販店でポイントを使って賢く購入するのも良い方法ですよ。ヨドバシカメラのカー用品通販ページも参考にしてみてください。

カーワックス・床用ワックスはどこがおすすめ？ヘア用以外もしっかり解説

「ワックス」という言葉が指す範囲は広く、ヘアワックス以外にも、車や床を美しく保護するためのワックスも重要です。ここでは、特に質問の多いカーワックスと床用ワックスについて、最適な購入場所を解説します。

カーワックスを買うならココが絶対おすすめ！

車のボディを保護し、美しいツヤを出すカーワックスは、主に以下の場所で購入できます。

購入場所	特徴・メリット	デメリット
カー用品専門店（オートバックス、イエローハットなど）	・圧倒的な種類と専門性 ・プロ仕様の製品、最新のコーティング剤が豊富 ・専門スタッフに相談できる	・店舗が少ない場合がある ・ヘアワックスなどは扱っていない
ホームセンター（コメリ、カインズ、DCMなど）	・種類が豊富で、大容量・コスパの良い商品が多い ・洗車用品全般が揃っている	・専門店ほどの最新製品はない
ネット通販（Amazon、楽天など）	・専門店の人気商品を最安値で比較できる ・レビューを参考に選べる	・実物が見られない
ドン・キホーテ	・たまに有名ブランド品が驚くほど安い	・陳列がカオスで探しにくいことがある

もしあなたが「とにかく種類を見て、しっかり選びたい」なら、オートバックスなどのカー用品専門店へ行くのがベストです。一方、「いつもの定番品を安くストックしたい」なら、ホームセンターやネット通販が便利ですよ。

床用ワックスはホームセンターとドラッグストアが鉄板

フローリングの床を保護し、ツヤ出しをする床用ワックスは、日用品のカテゴリーとして扱われることがほとんどです。

• ホームセンター： リンレイ、アサヒペンなどの定番メーカーの商品が、種類豊富に揃っています。「フローリング用」「石材用」「水性」「油性」など、専門的な種類も豊富です。
• ドラッグストア： 主にリンレイの「オール」など、一般家庭で広く使われる定番の床用ワックスを置いています。品揃えは少ないですが、手軽に買えます。
• ネット通販： 大容量の業務用ワックスや、海外の専門メーカー品など、ニッチな商品を探すのに最適です。

特に広い範囲に使う場合は、ホームセンターで大容量のものを購入するのが最もコスパが良いと言えます。ホームセンターコーナンのオンラインショップでも床用ワックスをチェックできますよ。

ヘアワックスの種類と選び方！自分に合ったワックスを見つけるコツ

ここからは、特に使用頻度の高いヘアワックスに焦点を当てて、失敗しないための選び方をご紹介します。ワックスには、仕上がりの質感やキープ力によって、様々な種類があるため、自分の髪質やなりたいスタイルに合わせて選ぶことが重要です。

ワックスの「テクスチャー」による分類と特徴

ワックスは大きく分けて、以下の5つのテクスチャー（質感）に分類されます。

種類	特徴・仕上がり	向いている髪型・髪質
ファイバーワックス	・繊維質（ファイバー）が入っていて粘り気が強い ・伸びが良く、動きを出しやすい	・ショート〜ミディアム ・束感、躍動感を出したいスタイル
クリームワックス	・最もポピュラーで、柔らかいクリーム状 ・扱いやすく、キープ力とツヤのバランスが良い	・万能型。初心者にもおすすめ ・自然なまとまりを出したいスタイル
マットワックス	・油分が少なく、ツヤが出ない ・キープ力が高く、固まりやすい	・ショートの立ち上げ ・ドライな質感、フワッとした仕上がりにしたい場合
ジェルワックス/グリース	・水溶性でツヤが強く、濡れたような質感（ウェット感）が出る ・再整髪がしやすい（グリース）	・オールバック、七三分け、パーマスタイル ・ウェット感を出したい方
ヘアバーム/ワックスオイル	・シアバターなど油分が主成分で固形 ・体温で溶けてオイル状になる、セット力は弱い ・マルチユース（髪・肌・リップ）が多い	・ロング、ミディアムの毛先、パーマのパサつき防止 ・自然なツヤと保湿が欲しい方

特に初心者のあなたは、まず「クリームワックス」から試してみるのが失敗が少なくおすすめです。慣れてきたら、ウェット感が欲しいなら「ジェルワックス」、ツヤを消してフワッとさせたいなら「マットワックス」のように、挑戦していくと良いでしょう。

ワックス選びの重要ポイントは「キープ力」と「香り」

テクスチャーの次に重要になるのが、ワックスのパッケージに記載されている「キープ力」と、毎日使う上で欠かせない「香り」です。

髪の長さに合わせた「キープ力」を選ぶ

キープ力は、パッケージに「ハード」「スーパーハード」「ソフト」などの表記があります。これは、あなたの髪の長さとスタイルによって使い分けるのが正解です。

• ショート： 髪の毛を立たせたり、大きな動きをつけたりする必要があるため、「ハード」または「スーパーハード」が必須。
• ミディアム： ある程度のまとまりと動きを出す「ノーマル」や「ハード」がおすすめ。
• ロング： 髪の重さでキープ力は不要なことが多いです。ツヤと保湿に特化した「ソフト」や「ヘアバーム」を選びましょう。

香りも重要なチェックポイント

ワックスの香りは、あなたがスタイリングしている時だけでなく、一日中、あなた自身や周りの人に影響を与えます。もし強い香りが苦手な方は、ロフトやハンズで売られている、天然由来成分のバーム系ワックスの「無香料」や「柑橘系」を選ぶと良いでしょう。

もしドラッグストアで香りを確認できない場合は、Amazonなどのネット通販で「○○（ワックス名） 香り レビュー」と検索してみるのも、失敗しないための大切な一手ですよ。

美容室専売品や高級ワックスをお得に手に入れる方法

「市販品もいいけど、やっぱり美容師さんが使っているワックスはセット力が違う！」「ちょっと高価だけど、N.のバームを使ってみたい…」

そう感じる方も多いのではないでしょうか。美容室専売品や、海外の高級ワックスは、確かに品質が高く、仕上がりのレベルが格段に上がります。しかし、価格もそれなりにするのがネックですよね。ここでは、これらをお得に手に入れる方法をモモストアがご紹介します。

ネット通販の「並行輸入品」を狙う

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングには、美容室専売品の「並行輸入品」が多数出品されています。

「並行輸入品」とは、正規のルートではない方法で輸入された商品のことで、品質は本物なのに、価格が安く設定されていることが多いです。例えば、ミルボンやデミといったプロ向けメーカーの商品が、定価の20%〜30%オフで売られていることも珍しくありません。

• メリット： 安い、自宅に届く、レビューが多い。
• デメリット： 店舗によっては偽物が混ざっている可能性もゼロではない（信頼できる大手ショップを選ぶこと！）、古いロットの場合がある。

ただし、品質にこだわる方は、必ず「信頼できる正規販売店」の記載がある商品を選ぶようにしましょう。Amazonなどで、公式代理店のマークがついているかどうかも一つの目安になりますよ。

ドン・キホーテや一部のディスカウントストアを巡る

前述しましたが、ドン・キホーテでは、特定のサロン専売品が激安価格で売られていることがあります。これは、メーカーや代理店の在庫処分品などが流れ着いているためです。

掘り出し物を見つけるためには、店舗に足繁く通う必要がありますが、運が良ければ半額以下で手に入る可能性もあります。「時間がある時にドンキの美容コーナーをパトロールする」という習慣をつけてみるのも良いかもしれませんね。

美容室の「優待割引」を活用する

これはワックスに限らずですが、いつも通っている美容室で「お客様優待価格」を設定している場合があります。「いつもお店で使っているあのワックスが欲しいのですが…」と遠慮せずに聞いてみましょう。

特に、「3個セットなら割引」などのまとめ買い優遇がある美容室も多いです。少し高くても、美容師さんから直接、正しい使い方やスタイリングのコツを教えてもらえるという付加価値は、ネット通販にはない大きなメリットですね。

ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）のメリットと活用術

今や、ワックスの購入場所として最も強力なのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販です。店舗に足を運ぶ手間がなく、いつでもどこでも購入できる利便性は、忙しい私たちにとって非常に魅力的です。

ネット通販が最強である4つの理由

ネット通販が実店舗を凌駕する理由は、主に以下の4点にあります。

1. 圧倒的な品揃え： 市販品、サロン専売品、海外製品、カー用、床用、全ての商品が網羅されています。「売っていないワックスはない」と言い切れるほどです。
2. 価格比較の容易さ： 複数の通販サイトや、同一サイト内の複数の出品者を瞬時に比較でき、最安値で購入しやすい環境にあります。
3. 詳細な情報とレビュー： 実際に使用したユーザーの「率直なレビュー」を数多く見ることができます。「セット力は強いか」「香りはどうか」「洗い落としやすいか」など、実店舗のテスターでは分からない生の情報が得られます。
4. 定期購入・まとめ買い： 常に使うワックスなら、定期購入で割引を受けたり、まとめ買いで送料無料にしたりと、コスパを高めることができます。

特に、「このワックスの使い心地ってどうなの？」という疑問は、ネット通販のレビューを見ればほとんど解決できます。SNSの口コミと合わせてチェックすることで、購入後の失敗を大きく減らすことができますよ。

ネット通販を賢く活用するための注意点

便利すぎるネット通販ですが、いくつか注意しておきたい点があります。

• 実店舗でテクスチャーを試す： 最終的にネットで購入するにしても、一度はドラッグストアやロフトなどで「実際に手に取って試す」ことをおすすめします。特に香りは、写真やレビューだけでは判断が難しいです。
• 送料に注意： 本体価格が安くても、送料がかかると割高になることがあります。他の日用品と合わせて購入するなどして、送料無料のライン（Amazonプライム、楽天の「39ショップ」など）をクリアできるように調整しましょう。
• カーワックスは「車種適合」を確認： カーワックスをネットで買う場合、自分の車の塗装色やコーティングの種類に「適合しているか」を、商品ページで必ず確認してから購入しましょう。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングは、今やワックスを探す上で欠かせない存在です。ぜひあなたも、これらのプラットフォームを最大限に活用して、お気に入りのワックスを見つけてくださいね。

ワックスに関するよくあるQ&A！購入前の疑問を解決

ワックスの購入場所や選び方について解説してきましたが、まだいくつかの疑問が残っているかもしれません。ここでは、モモストアに寄せられる「ワックス」に関するよくある質問にお答えしていきます。

Q1: 100均（ダイソー・セリア）にもヘアワックスは売っていますか？

A: はい、売っています。
ダイソーやセリアなどの100円ショップでも、自社開発のヘアワックスや、ミニサイズのスタイリング剤が販売されています。特にジェル状のワックスや、ポイント的に使うスティック状のワックスが見つかることが多いです。

ただし、当然ながらセット力や持続力は、市販の高級ワックスに劣る傾向があります。あくまで「お試し用」「ちょっとした緊急用」として使うのがおすすめです。

最近では100均の「ヘアバーム」が天然成分でお得だとSNSで話題になることもありますので、見つけたらぜひ試してみてください。

Q2: 美容室でワックスだけ買うのは迷惑ではないですか？

A: 全く迷惑ではありません。むしろ歓迎されることが多いです。
美容室にとって、お客様が店販品（お店で販売している商品）を購入してくれるのは、非常に嬉しいことです。美容室のワックスは、美容師さんが「このお客様に合う」と厳選した商品ですから、自信を持っておすすめできます。

カットやカラーの予約なしで「ワックスだけ買いに来ました」と伝えれば、快く対応してくれますよ。中にはワックスのテクスチャーを実際に試させてくれる美容室もあるので、遠慮なく立ち寄ってみてください。

Q3: ワックスの「練り方」や「手のひらへの伸ばし方」が分かりません。

A: 正しい「練り」はスタイリング成功の秘訣です！
多くのワックスは、手のひら全体に「透明になるまで」しっかり練り広げるのが基本です。このステップをサボると、ワックスが髪の一部に固まってしまい、ムラになってしまいます。

• ファイバーワックス： 指先と指の間まで、手のひら全体に薄く伸ばし、ワックスの繊維が透明になるまで練りましょう。
• ヘアバーム： 指の腹で少量取り、手のひらの体温でしっかり溶かして、オイル状にしてから髪になじませます。
• ジェルワックス： 練りすぎると泡立つことがあるため、手のひらにサッと広げる程度でOKです。

ワックスのパッケージや公式サイト（例：マンダムのスタイリング動画など）にも、練り方の動画があることが多いので、参考にしてみることをおすすめします。

Q4: カーワックスとボディコーティング剤の違いは何ですか？

A: 耐久性と成分が大きく異なります。

カーワックス	ボディコーティング剤
主成分は天然のロウ（カルナバ蝋）や合成ワックス	主成分はガラス系、フッ素系などの高分子化合物
ツヤが深く、独特の「ぬれたような光沢」が出る	透明度の高い「硬質な光沢」が出る
効果の持続期間は数週間〜1ヶ月程度	効果の持続期間は数ヶ月〜1年以上
作業は簡単で再施工しやすい	下地処理が必要で、施工に手間がかかる

ワックスはツヤを求める時に、コーティング剤は長期間の耐久性と保護を求める時に選ぶと良いでしょう。最近は、ワックスとコーティング剤の良いとこ取りをした「ハイブリッド」製品もホームセンターなどで多く販売されていますよ。

目的別・購入場所別！モモストアが選ぶおすすめワックスランキング

最後に、これまで解説してきた情報を踏まえて、筆者モモストアが独断で選んだ「ワックスのおすすめ購入先」を、あなたの目的別にご紹介します。

目的別：あなたのニーズを満たす最強の購入場所

コスパ最強！普段使いのワックスを最安で手に入れたいなら

最強の場所：ネット通販（Amazon・楽天市場）

定番メーカーのワックスは、ネット通販の価格競争により、実店舗よりも安く買えることが多いです。特に「まとめ買い」や「定期便」を利用すれば、実店舗のセール価格を余裕で下回るコスパを実現できます。ただし、急いでいる場合はドラッグストアも選択肢に入ります。

トレンドの質感！SNSで話題のワックスを試したいなら

最強の場所：バラエティショップ（ロフト・ハンズ）

特に「プロダクト」や「N.」などのオーガニック系、バーム系のワックスは、ロフトやハンズのビューティコーナーに集中しています。テスターも豊富で、流行最先端の商品を手に取って試せるのは大きな魅力です。

掘り出し物を見つけたい！サロン専売品をお得にゲットしたいなら

最強の場所：ドン・キホーテ

ドンキの美容コーナーは、いつ行っても新しい発見がある「宝の山」です。サロン専売品がこっそり安くなっていたり、海外のレアなワックスが見つかったりします。陳列は雑多かもしれませんが、時間をかけて探す価値はありますよ。

愛車を長期間ピカピカに！プロ仕様のワックスが欲しいなら

最強の場所：カー用品専門店またはネット通販（レビュー重視）

耐久性の高い本格的なカーワックスやコーティング剤は、カー用品専門店で専門スタッフに相談するか、ネット通販で詳細なレビューを確認してから購入するのが最も確実です。ホームセンターは「定番の固形ワックス」を買うのに便利です。

モモストア流！ワックス購入先の賢い使い分け術

筆者モモストアは、ワックスを以下の方法で賢く使い分けています。

【モモストアのワックス使い分け術】

メインのワックスは「ネット通販」でまとめ買い
愛用しているワックスは、楽天市場のポイントアップ期間などにまとめて購入し、コスパを最大限に高めます。

新作チェックは「ロフト・ハンズ」でテスターを試す
SNSで話題になった新作は、まずロフトやハンズで香りやテクスチャーをチェック。気に入ったらネット通販で最安値を探します。

緊急時は「ドラッグストア」へ
「出張先で忘れた」「急なセットが必要」といった緊急時には、迷わず最寄りのドラッグストアへ駆け込みます。

このように、目的とワックスの種類によって購入場所を使い分けることで、時間もお金も無駄にすることなく、いつでも最高のスタイリングを楽しむことができます。

失敗しない！ワックスを賢くお得に手に入れるための裏技

ワックスをどこで買うか、そしてどの種類を選ぶか、という知識はもうバッチリですね。最後に、モモストアが実践している「ワックスをよりお得に、より賢く手に入れるための裏技」を、いくつかお伝えします。

裏技1：メルカリやフリマアプリで「お試し」購入する

「このワックス、すごく気になるけど、いきなりフルサイズを買って失敗したら嫌だな…」という時、メルカリやラクマなどのフリマアプリは非常に便利です。

フリマアプリでは、「数回使用しただけのワックス」や「使いかけの美容室専売品」が、定価の半額以下で出品されていることがあります。これらを「お試し用」として購入することで、低リスクで新しいワックスに挑戦できます。

ただし、衛生面が気になる方は、未開封品またはテスターサイズに絞って購入するようにしましょう。また、古いワックスは油分が酸化して品質が落ちている可能性があるため、出品時期が新しいものを選ぶのも大切なポイントです。

裏技2：美容家電の「付属品」をチェックする

先ほどの家電量販店の話にも通じますが、最近の高性能なドライヤーやヘアアイロンの中には、「専用のワックス」や「仕上げ用オイル」が試供品として付属していることがあります。

これらの付属品は、家電メーカーがその機器の性能を最大限に引き出すために開発した、こだわりのスタイリング剤であることが多いです。もし家電の購入を検討しているなら、付属品としてワックスが付いてくるかどうかをチェックしてみるのも、お得な裏技の一つです。

裏技3：ドラッグストアの「ポイントデー」を逃さない

ドラッグストアは、ワックス自体の価格はネット通販に負けることがあっても、「ポイント還元率」では最強です。

例えば、ウエルシアの毎月20日の「お客様感謝デー」では、TポイントやWAON POINTが1.5倍の価値で使えるため、実質33%オフで商品を購入できます。普段から使い慣れている定番ワックスであれば、このポイントデーに合わせてまとめ買いするのが、最もお得な購入方法です。

これらの裏技を駆使して、あなたのワックスライフをより豊かに、そして経済的に楽しんでくださいね！

モモストアが考える！最新ワックスのトレンドと注目ブランド

最後に、美容やトレンドに敏感なあなたのために、モモストアが注目している最新のワックスのトレンドと、これから人気が爆発しそうなブランドを少しだけご紹介します。

トレンド1：環境と髪に優しい「ヴィーガンワックス」

最近の美容業界の大きなトレンドは「サステナビリティ（持続可能性）」です。ワックスにもその波が来ており、動物性原料を一切使用しないヴィーガン処方のワックスが増えています。これらは、髪にも肌にも優しく、使用後の地球への負荷も少ないため、意識の高い層から絶大な支持を集めています。

ロフトやハンズのオーガニックコーナーで、ヴィーガン認証マークの付いたワックスを探してみるのがおすすめです。

トレンド2：ツヤと動きを両立する「ハイブリッドジェル」

従来のジェルは「カチカチに固まる」イメージがありましたが、最新のジェルワックスやグリースは、「ツヤを出しつつも、再整髪が可能」というハイブリッドな特性を持っています。

特に男性の間で流行している「ウェットな質感で、かつベタつかない」という相反するニーズを満たすために進化しており、美容室専売品だけでなく、市販品にも続々と登場しています。GATSBYの最新シリーズなどにも注目してみてください。

モモストアが選ぶ注目ブランド

track（トラック）

オイル、バーム、ジェルなど、ラインナップ全てがマルチユース（髪・肌・ボディ）で使えるのが特徴です。特にオイルは、上質な天然の香りで人気が高く、ワックスというよりも「パフュームオイル」のような感覚で使えます。ロフトやハンズで取り扱いが多いです。

N.（エヌドット）

サロン専売品のブームの火付け役となったブランドです。特に「N. ポリッシュオイル」は、濡れ髪スタイリングの定番となっています。ワックスというよりオイルに近いテクスチャーですが、その保湿力とツヤ感は唯一無二。ネット通販や一部のディスカウントストアでも手に入ります。

product（ザ・プロダクト）

ヘアバームの代表格で、オーガニック志向の強いブランドです。手のひらで溶かして使うバームは、自然なツヤと束感を出し、髪に優しいのが特徴。こちらもネット通販やバラエティショップが主な購入場所です。

ワックスは、髪型や気分、そして季節によって使い分けるのが楽しいアイテムです。この記事を参考に、あなたにとってベストなワックスと出会い、毎日のスタイリングを楽しんでくださいね！