金魚を買うならココ!初心者にもおすすめの販売場所と注意点

金魚を買うならココ!初心者にもおすすめの販売場所と注意点

「金魚を飼ってみたいけど、どこで売っているの?」
そう思ってこの記事を読んでくださっている方は多いのではないでしょうか。
実は金魚って、身近なホームセンターやペットショップから、ちょっと意外な場所まで、色々なところで販売されているんです。
この記事では、初心者の方が失敗せずに、元気な金魚に出会えるお店の選び方や、種類ごとの販売場所、購入前に知っておきたい注意点を、モモストアが詳しく解説していきますね!

・金魚が売っている場所の代表的な選択肢5つを徹底比較!
・ホームセンターの金魚コーナーはどんな種類がいるの?価格帯は?
・ペットショップ(ア〇リス、コ〇マなど)で金魚を買うメリット・デメリット
・高級金魚・珍しい金魚を探すなら専門の「アクアショップ」がおすすめ
・スーパーやディスカウントストアでも金魚は買える?意外な穴場を解説
  1. 金魚が売っている場所の代表的な選択肢5つを徹底比較!
    1. ① ホームセンター(コーナン、DCM、カインズなど)
    2. ② 大手ペットショップ(コジマ、ア〇リスなど)
    3. ③ 熱帯魚・観賞魚専門店(アクアショップ)
    4. ④ ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)
    5. ⑤ お祭り・イベント(金魚すくい)
  2. ホームセンターの金魚コーナーはどんな種類がいるの?価格帯は?
    1. ホームセンターでよく見かける金魚の種類
    2. ホームセンターでの金魚の価格帯
    3. 購入の際のチェックポイント
  3. ペットショップ(ア〇リス、コ〇マなど)で金魚を買うメリット・デメリット
    1. ペットショップのメリットは「管理体制」と「安心感」
    2. ペットショップのデメリット
  4. 高級金魚・珍しい金魚を探すなら専門の「アクアショップ」がおすすめ
    1. アクアショップの金魚の質とバリエーション
    2. アクアショップの探し方と注意点
  5. スーパーやディスカウントストアでも金魚は買える?意外な穴場を解説
    1. 大型スーパー(イオンなど)や量販店の場合
    2. ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)の場合
  6. ネット通販で金魚を買うのはどうなの?メリットと注意点
    1. ネット通販の圧倒的なメリット
    2. 通販ならではの注意点とリスク回避
      1. 「死着保証」の確認は必須
      2. 梱包・発送方法のチェック
      3. 写真と実物の違い
  7. お祭りやイベントの「金魚すくい」でゲットした金魚の飼育方法
    1. 金魚すくいの金魚が弱い理由
    2. 持ち帰ったら即実行!生存率を上げるためのステップ
      1. まずは塩水浴と温度合わせ
      2. 数日はエサを与えない
      3. 病気の早期発見と治療
  8. 種類別!初心者でも飼いやすい人気の金魚はどこで手に入る?
    1. 圧倒的におすすめの品種:和金系(小赤、和金)
    2. 優雅で人気が高い品種:琉金系(琉金、キャリコ琉金)
    3. 小さな水槽でも飼いやすい品種:ピンポンパール(例外)
  9. 金魚を購入する前にチェックしたい!失敗しないお店選びのポイント
    1. 水槽の環境をチェックする
    2. 金魚の様子をじっくり観察する
    3. 店員さんの知識と対応を測る
  10. 金魚を初めて飼うなら!事前に準備しておくべきアイテムリスト
    1. 必須の飼育用品リスト
    2. あると便利なアイテム
  11. 金魚の販売価格ってどれくらい?種類や大きさで変わる相場を解説
    1. 一般的な金魚の価格帯(目安)
    2. 価格が高くなる金魚の特徴
      1. 希少品種・高級品種であること
      2. 品評会で評価される「極上」の個体
      3. 巨大なサイズ
  12. 金魚の持ち帰り方と家で水槽に入れるまでの「水合わせ」手順
    1. 持ち帰り方:ストレスを最小限に
    2. 水合わせ:金魚の命綱となる重要な儀式
      1. 手順1:水温合わせ(30分〜1時間)
      2. 手順2:水質合わせ(点滴法がベスト)
      3. 手順3:金魚を水槽に移動
  13. 金魚の販売時期はいつからいつまで?季節による違いを知っておこう
    1. 金魚が最も多く流通するのは「夏」
    2. 購入に最も適しているのは「春」と「秋」
    3. 冬場(12月〜3月)の金魚販売

金魚が売っている場所の代表的な選択肢5つを徹底比較!

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金魚が売られている場所と聞いて、皆さんが思い浮かべるのはどこでしょうか?
定番のお店から、「え、そんなところでも?」という意外な場所まで、主な販売ルートは大きく分けて5つあります。
それぞれの場所には、取り扱っている金魚の種類や価格、そして店員さんの知識レベルに違いがあるため、ご自身の目的に合わせて選ぶのが大切です。
ここでは、それぞれの販売場所が持つ特徴と、どんな人におすすめできるかを、初心者さんにもわかりやすく比較していきますね。

① ホームセンター(コーナン、DCM、カインズなど)

多くのホームセンターには、園芸コーナーやペット用品コーナーの一角に必ずと言っていいほど金魚コーナーが設けられています。
最大の魅力は、やはり「手軽さ」と「安さ」でしょう。
水槽やエサ、ろ過装置といった飼育に必要なアイテムも、同じ場所でまとめて手に入るのが非常に便利です。
しかし、売られているのは和金や琉金など、比較的丈夫で安価な定番種が中心で、高級品種や珍しい品種はほとんど見かけません。
また、店員さんが他のコーナーと兼任している場合も多く、専門的な知識を持った人が少ない可能性があるため、病気に関する相談などは少し難しいかもしれません。

【こんな人におすすめ】

  • 初めて金魚を飼う初心者の方
  • 飼育用品と金魚をまとめて購入したい方
  • 丈夫な定番の金魚を安く手に入れたい方

② 大手ペットショップ(コジマ、ア〇リスなど)

大手チェーンのペットショップは、魚類専門の担当者がいることが多く、水質管理がホームセンターよりも徹底されている傾向があります。
ホームセンターよりも少しだけ品種のバリエーションが増え、オランダ獅子頭や東錦など、少し特徴のある金魚も販売されていることがあります。
価格はホームセンターよりやや高めですが、その分、元気な個体を選びやすい環境が整っていると言えるでしょう。
また、飼育に関する相談もしやすく、熱帯魚の知識と合わせて金魚の飼育アドバイスをもらえる点も大きなメリットです。

【こんな人におすすめ】

  • 少し珍しい品種を飼ってみたい初心者〜中級者
  • 購入後に飼育相談をしたい方
  • 金魚と一緒に他のペット用品も見たい方

③ 熱帯魚・観賞魚専門店(アクアショップ)

「ちょっと変わった金魚が欲しい」「らんちゅうや土佐錦魚など、特定の高級金魚にこだわりたい」という方は、迷わずアクアショップへ行きましょう。
ここは金魚や熱帯魚のプロフェッショナルが集まる場所です。
取り扱っている品種の豊富さ、個体の質の高さは他の追随を許しません。
特に、病気のチェックやトリートメント(病原菌などの対策)がしっかり行われているため、丈夫で長生きする金魚を見つけやすいのが特徴です。
価格は高くなりますが、その分、希少な金魚やコンテストに出せるような立派な金魚に出会えます。
店員さんの知識はピカイチなので、マニアックな質問にも答えてくれるはずです。

【こんな人におすすめ】

  • 高級品種や珍しい品種を探している方
  • 金魚の飼育に慣れていて、品質にこだわりたい方
  • 専門的なアドバイスを受けたい方

④ ネット通販(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど)

住んでいる地域に専門店がない場合や、「とにかく多くの種類の中から選びたい」という場合に便利なのがネット通販です。
全国の専門業者が金魚を販売しているため、自宅にいながら全国の金魚を探し、比較検討できるのが最大のメリットです。
ただし、金魚を直接見て選べないというデメリットもあります。
信頼できる業者を選ぶことが非常に重要で、梱包や死着保証の有無などを必ず確認してから購入しましょう。
後ほど詳しく解説しますが、通販ならではの注意点をしっかり守れば、非常に便利な購入方法です。

⑤ お祭り・イベント(金魚すくい)

夏祭りなどでおなじみの「金魚すくい」も、金魚を手に入れるルートの一つです。
無料で金魚をゲットできるという魅力はありますが、すくわれる金魚は非常に弱っていることが多く、購入後の病気リスクが最も高いルートでもあります。
「すぐに死んでしまった」という経験がある方も多いかもしれません。
しかし、上手に飼えばもちろん長生きしますので、愛情を持って迎えてあげることが大切です。
主に丈夫な小赤(和金)が中心です。

代表的な5つの販売ルートをまとめると以下の通りです。

販売場所 金魚の種類 価格帯 店員さんの知識 おすすめ度
ホームセンター 定番種(和金、琉金など) 安い △(専門店ではない) ★★★★★(初心者向け)
大手ペットショップ 定番種~中級種 普通 〇(魚類担当者がいる場合あり) ★★★★
アクアショップ 高級種、珍しい品種、全般 高め ◎(プロ) ★★★(中級者以上向け)
ネット通販 全般(品種が非常に豊富) 業者による ―(直接相談不可) ★★★★(便利だが上級者向け)
お祭り・イベント 小赤(和金)が中心 無料(格安) ★(飼育難易度高め)

ホームセンターの金魚コーナーはどんな種類がいるの?価格帯は?

先ほども少し触れましたが、多くのホームセンターは金魚の販売において、最も身近でアクセスしやすい場所です。
週末にDIY用品や日用品を買いに行ったついでに、ふらっと立ち寄れるのが魅力ですよね。

ホームセンターでよく見かける金魚の種類

ホームセンターで主に取り扱われているのは、病気に強く、飼育が比較的容易な種類です。
特に以下の3種類は、ほぼすべての店舗で見つけることができるでしょう。

1.和金(わきん)
日本の金魚の元祖とも言える品種で、細長くフナに近い体型をしています。
いわゆる「金魚すくい」の金魚(小赤・コアカ)もこの和金の仲間です。
非常に丈夫で、少々水質が悪くなっても耐えられるタフさを持っているため、金魚飼育の初心者には一番おすすめです。
ただし、泳ぐのが速く、成長するとかなり大きくなるため、広い水槽が必要になります。

2.琉金(りゅうきん)
丸い体型とひらひらとした長い尾びれが特徴の、人気の高い品種です。
ホームセンターでは、赤や更紗(サラサ:赤と白の模様)のものが多く並んでいます。
和金に比べるとややデリケートですが、その優雅な姿から観賞魚として非常に人気があります。
丸い体型のため、転覆病(ひっくり返ってしまう病気)には少し注意が必要ですが、基本的な飼育環境さえ整えれば問題なく飼育できます。

3.出目金(でめきん)
目玉が飛び出しているユニークな姿が特徴的です。
黒い「黒出目金」や、赤白の「三色出目金」などがよく売られています。
目が突起しているため、遊泳力が低く、他の金魚との混泳には不向きです。
エサを食べるのが遅いので、出目金だけで飼育してあげるのが無難でしょう。
その動きのゆっくりさから、水の流れが緩やかな環境を好みます。

ホームセンターでの金魚の価格帯

価格については、ホームセンターは非常にリーズナブルです。

品種 サイズ 一般的な価格帯(目安)
和金(小赤) 3〜5cm 1匹 50円〜300円
琉金 5〜8cm 1匹 300円〜800円
出目金 5〜8cm 1匹 400円〜1,000円

季節によっては、「金魚祭り」などとして特売が行われることもあり、和金が数十円で売られていることもあります。
ただし、あまりにも安すぎる金魚は、体調を崩している可能性もありますので、購入前によく観察するようにしてくださいね。

購入の際のチェックポイント

ホームセンターは回転率が良い一方で、専門家が常駐していない場合が多いです。
そのため、自分でしっかり金魚の状態をチェックする必要があります。
元気な金魚を選ぶためのチェック項目は以下の通りです。

  • 水槽の水を観察し、濁りや異臭がないか
  • 金魚が水面でパクパクと口を動かしていないか(酸素不足のサイン)
  • 尾びれや背びれをピンと広げて、元気に泳いでいるか
  • 体に白い点(白点病)や、ヒレが溶けたようになっていないか
  • 購入したい金魚のいる水槽に、既に弱っている金魚や死んでしまった金魚がいないか

これらのポイントを確認するだけでも、病気の金魚を避けることができますよ!
(金魚飼育のコツはこちらで検索)

ペットショップ(ア〇リス、コ〇マなど)で金魚を買うメリット・デメリット

ホームセンターの次に身近なのが、大手チェーンのペットショップです。
犬猫や小動物、鳥類などを扱っている店舗でも、熱帯魚や金魚といった観賞魚コーナーが設けられていることが多いですね。

ペットショップのメリットは「管理体制」と「安心感」

ペットショップで購入する最大のメリットは、管理体制がしっかりしている点にあります。

1.魚類専門の担当者がいる
特に大型店舗では、魚類コーナー専任のスタッフがいることが多く、彼らは金魚の生態や病気、水質管理について専門的な知識を持っています。
購入時に飼育環境の相談に乗ってもらえたり、万が一病気になったときの対処法を聞けたりするのは、初心者にとって非常に心強いでしょう。

2.水槽のメンテナンスが行き届いている
魚類を専門に扱っているため、水槽の掃除や水替え、ろ過装置の管理などが徹底されている傾向があります。
病気の金魚が発見された場合の隔離や治療も迅速に行われるため、健康な個体を手に入れやすい環境が整っていると言えます。

3.少し珍しい品種に出会える可能性がある
ホームセンターでは見かけない、茶金や東錦、あるいはピンポンパールといった、少し観賞価値の高い品種が販売されていることがあります。
「定番では物足りないけど、専門店に行くのは敷居が高い」と感じる方には最適です。

ペットショップのデメリット

もちろん、デメリットも存在します。
主なデメリットは以下の2点です。

1.価格がやや高め
ホームセンターに比べて、販売価格は1割~3割ほど高めに設定されていることが多いです。
これは、専門スタッフの人件費や、徹底した水槽管理のコストが反映されているためと考えられます。
品質と安心代として考えるなら妥当な価格ですが、価格重視の方には少しネックかもしれません。

2.品種の偏りがある
ペットショップは犬猫がメインのことも多く、金魚のスペースは限定的です。
そのため、取り扱っている品種数はアクアショップほど多くなく、店舗や時期によって種類が大きく偏ることもあります。
特定の品種を狙って行った場合、目当ての金魚がいない可能性もありますので、事前に電話で確認するのがおすすめです。

初めて金魚を飼育する方で、飼育の初期段階で不安がある方には、ペットショップでの購入は非常に良い選択肢となります。

高級金魚・珍しい金魚を探すなら専門の「アクアショップ」がおすすめ

金魚飼育に慣れてきて、次は「もっと珍しい品種が欲しい!」「コンテストに出せるような極上の個体を迎えたい」という目標ができたなら、迷わず「アクアショップ」や「観賞魚専門店」を目指しましょう。
こここそが、金魚のプロが選りすぐった個体たちが集う、金魚好きの聖地です。

アクアショップの金魚の質とバリエーション

アクアショップは、金魚や熱帯魚といった観賞魚を専門に扱っているため、その知識と管理レベルは他の店舗とは一線を画します。

1.高品質な金魚の取り扱い
らんちゅう、土佐錦魚、南京、江戸錦など、飼育が難しく、その美しい形を維持するのに高い技術が必要な高級品種が豊富に揃っています
これらの金魚は、愛好家や専門のブリーダーから直接仕入れられることが多く、血統や体型、色柄といった品質が非常に高いのが特徴です。
価格は数千円から、中には数十万円という値がつく個体も珍しくありません。

2.トリートメントが徹底されている
プロの業者は、仕入れた金魚をすぐに店頭に出すことはありません。
必ず、数日間から数週間のトリートメント(薬浴や休ませる期間)を行い、病気がないか、体調が万全かを確認してから販売します。
この一手間があるおかげで、購入後に病気を持ち込むリスクが格段に低くなります

3.専門的なアドバイスが受けられる
店員さんは金魚のプロなので、水槽のサイズ、ろ過方法、エサの与え方、品種ごとの注意点など、マニアックな質問にも正確に答えてくれます
特に高級金魚は繊細な飼育が必要なため、専門家からの直接のアドバイスは非常に貴重です。
初めて高級金魚にチャレンジしたい方は、まずアクアショップで相談することから始めてみましょう。

アクアショップの探し方と注意点

アクアショップはホームセンターや大手ペットショップほど数が多くありません。
探す際は、インターネットで「(地域名)+アクアショップ」「(地域名)+観賞魚専門店」といったキーワードで検索するのが確実です。
(お近くのアクアショップはこちらで検索)

【注意点】

  • 価格帯:全体的に高価です。予算をしっかり決めてから行きましょう。
  • 敷居の高さ:プロ向けのお店もあるため、最初は緊張するかもしれませんが、質問すれば丁寧に教えてくれるお店がほとんどです。
  • 設備:アクアショップで購入する金魚は、それに見合った高性能な水槽設備が必要になることが多いです。

金魚の奥深さに触れたい方や、一生ものの金魚を探している方には、最高の場所と言えるでしょう。
モモストアも、いつか立派な金魚を飼ってみたいと夢見ています。

スーパーやディスカウントストアでも金魚は買える?意外な穴場を解説

金魚は「生き物」なので、まさかスーパーやディスカウントストアでは売っていないだろう、と思われるかもしれません。
しかし、実は一部の大型スーパーや、季節のイベントを行う店舗では、金魚を販売していることがあるんです。
ここからは、そんな意外な金魚の販売場所と、そこで購入する際の注意点をお話しします。

大型スーパー(イオンなど)や量販店の場合

ごく稀に、大型ショッピングモール内の総合スーパーの園芸コーナーやペット用品の特設コーナーで、金魚が販売されていることがあります。
これは、夏休みなどの特定のシーズンに「夏祭り気分」や「手軽なペット飼育」といったテーマで特設されることが多いです。

  • 取り扱い品種:ほぼ和金(小赤)一択です。
  • 価格帯:非常に安価で、ホームセンターと変わらないか、それよりも安い場合もあります。
  • メリット:買い物ついでに手軽に購入できる点が便利です。

【注意点】
販売期間が非常に短いため、金魚の管理が専門業者ほど行き届いていない可能性があります。
水槽が小さすぎたり、水の交換が頻繁でなかったりする場合もあるため、購入前に金魚の状態をしっかり確認することが重要です。
ここで購入する場合は、すぐに水合わせを行い、体調を崩さないように細心の注意を払う必要があります。

ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)の場合

ディスカウントストアは、基本的に食品や日用品がメインなので金魚を常時販売していることは稀ですが、ごく一部の超大型店舗や、観賞魚用品を扱う店舗では、熱帯魚や金魚が売られているケースがあります。

  • 取り扱い品種:和金、琉金など、丈夫な品種が中心です。
  • メリット:24時間営業の店舗なら、いつでも購入できるという利便性があります。

【注意点】
こちらもスーパーと同様、専門スタッフがいないため、飼育に関するアドバイスは期待できません
また、商品の陳列場所の関係で、水槽の環境が安定しにくい可能性も考えられます。
「とにかく安く手に入れたい!」という方には魅力的かもしれませんが、健康な金魚を迎えたいなら、やはりペットショップかホームセンターが無難と言えるでしょう。

これらの意外な穴場は、近くに他の販売店がない場合の緊急手段として頭に入れておく程度で良いかもしれませんね。
(スーパーでの金魚販売情報はこちら)

ネット通販で金魚を買うのはどうなの?メリットと注意点

近年、金魚や熱帯魚をネット通販で購入する人が増えています。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトはもちろん、金魚専門のオンラインショップも充実しており、販売場所として非常に有力な選択肢となっています。
しかし、生き物をインターネットで購入するのは少し不安ですよね。ここでは、通販のメリットと、失敗しないための注意点を詳しくお伝えします。

ネット通販の圧倒的なメリット

1.圧倒的な品種数と在庫量
最大のメリットはこれに尽きます。地方に住んでいて専門店がなくても、全国のブリーダーや専門業者が扱う珍しい品種や高級品種も、自宅にいながら手に入ります
また、特定のサイズや色柄にこだわって選べる「一点もの販売」を行っている業者も多く、お店では出会えないような個体を見つけられる可能性が高いです。

2.価格競争によるリーズナブルさ
実店舗を持たない業者も多く参入しているため、中間マージンが少なく、実店舗よりも安価に金魚を購入できる場合があります。
特にまとめ買いをすると送料が無料になるなど、お得なサービスを提供している業者も多いです。

3.時間を気にせず選べる
店舗の営業時間に関係なく、いつでも好きな時にじっくりと金魚を選べます。
動画や写真で個体の様子を確認できる場合もあるので、時間をかけて納得のいく一匹を探したい方には最適です。

通販ならではの注意点とリスク回避

直接金魚を見て選べない分、通販にはいくつかのリスクが伴います。これらを回避するためには、業者選びが非常に重要です。

「死着保証」の確認は必須

金魚が到着した際に、既に死んでしまっていたり、極度に弱っていたりすることを「死着」と言います。
ほとんどの優良な業者は「死着保証」を設けていますので、購入前にその保証内容(例:到着後○時間以内連絡、未開封であることなど)を必ず確認しましょう。
保証のない業者からの購入は避けるべきです。

梱包・発送方法のチェック

特に冬場は「保温」、夏場は「保冷」がしっかり行われているか、酸素を入れてパンパンに膨らませた状態で発送されているかを確認します。
過去のレビューなどを参考に、梱包が丁寧な業者を選ぶことが、金魚の負担を減らす鍵となります。

写真と実物の違い

写真では非常に美しく見えても、実物は写真ほどの色合いではない、ということも起こりえます。
特に成長過程にある金魚は、色柄が変化することが多いため、「一点もの」として売られている個体以外は、ある程度の個体差があることを理解しておく必要があります。

(金魚のネット通販優良店情報はこちら)
モモストアからのおすすめとしては、まずは楽天市場やYahoo!ショッピングで、レビュー評価が高く、実績のある観賞魚専門店を探すのが安心ですよ。

お祭りやイベントの「金魚すくい」でゲットした金魚の飼育方法

夏になると、誰もが一度はチャレンジしたくなる「金魚すくい」。
ポイが破れても、サービスでもらった金魚を家に連れて帰ったことがある方も多いのではないでしょうか。
この金魚すくいの金魚(主に小赤や和金)は、他の販売ルートの金魚に比べて、非常にデリケートな状態にあることを理解しておく必要があります。

金魚すくいの金魚が弱い理由

金魚すくいの金魚は、一般的に以下のような厳しい環境を経験しています。

  • 水質変化:養殖場→問屋→お祭り会場と、短期間に水質が激しく変わっている。
  • 高密度:狭い水槽に大量の金魚が入れられ、ストレスが非常に高い。
  • 物理的ストレス:何度もポイですくわれ、鱗が剥がれたり、ヒレを傷つけられたりしている。

これらのストレスから、免疫力が低下しており、白点病などの病原菌に感染しやすい状態になっています。
そのため、「すぐに死んでしまった」と残念な結果になることも少なくありません。

持ち帰ったら即実行!生存率を上げるためのステップ

金魚すくいの金魚の生存率を上げるには、家に持ち帰ってから最初に行う対処が非常に重要です。

まずは塩水浴と温度合わせ

持ち帰った金魚は、まず0.5%濃度の塩水(水1リットルに対して塩5g)に入れましょう。
これは、金魚の体液濃度に近づけることで、浸透圧の調整にかかる体力を温存させるためです。
さらに、袋に入ったまま、新しい水槽(バケツでもOK)に浮かべ、水温を合わせて(30分〜1時間)から静かに放します。

数日はエサを与えない

金魚は胃がないため、体調が悪い時にエサを与えると消化不良を起こし、かえって体調を崩してしまいます。
最低でも2〜3日は絶食させ、安静にさせてください
その間、塩水浴を続け、元気を取り戻すのを待ちましょう。

病気の早期発見と治療

金魚すくいの金魚は、高確率で白点病(体に白い点が現れる)や尾ぐされ病(ヒレがボロボロになる)を発症します。
異変に気づいたら、すぐに薬浴(メチレンブルーなどの薬を使う)に切り替える必要があります。
購入後の病気治療に必要な薬を、あらかじめ用意しておくことを強くおすすめします。

病気になったからといって諦めず、しっかり手をかけてあげれば、元気に長生きしてくれますよ!

種類別!初心者でも飼いやすい人気の金魚はどこで手に入る?

金魚は品種によって性格や泳ぎ方が全く異なります。
初心者の方が「飼育に成功した!」という喜びを体験するためには、丈夫で、飼育環境がシンプルで済む品種を選ぶことが大切です。
ここでは、初心者におすすめの人気の金魚と、それらがどこで売られているかを具体的にご紹介します。

圧倒的におすすめの品種:和金系(小赤、和金)

【特徴】
細身で遊泳力が非常に高く、水質の変化にも強い、まさに「金魚の優等生」です。
生命力が強く、比較的寒さにも強いため、屋外の睡蓮鉢での飼育にも向いています。
初めての金魚飼育なら、この品種で間違いないでしょう。

【主な販売場所】

  • ホームセンター:ほぼ確実に売っています。
  • 大手ペットショップ:必ず取り扱いがあります。
  • ネット通販:もちろんあります。大量購入も可能です。
  • お祭り:金魚すくいの定番です。

優雅で人気が高い品種:琉金系(琉金、キャリコ琉金)

【特徴】
丸い体型と、長く垂れ下がる尾びれが特徴で、水槽内でゆったりと泳ぐ姿が非常に優雅です。
和金に比べると体調を崩しやすいですが、丸い体型の金魚の中では比較的丈夫で、人気が非常に高い品種です。
様々な色柄があり、観賞価値も高いです。

【主な販売場所】

  • 大手ペットショップ:中〜大型のサイズが豊富です。
  • ホームセンター:基本的な色柄(赤、更紗)は取り扱いがあります。
  • ネット通販:変わり柄や珍しい品種が多く販売されています。

小さな水槽でも飼いやすい品種:ピンポンパール(例外)

【特徴】
真ん丸な体型と、真珠のような鱗が特徴的な、非常に愛らしい金魚です。
本来は丸い体型のためデリケートで飼育難易度は高めですが、その小ささと愛らしさから非常に人気があります。
遊泳力が低いため、水流の弱い小さな水槽や、他の遊泳力の低い金魚との混泳に適しています。

【主な販売場所】

  • 熱帯魚・アクアショップ:専門的な知識を持つ店での購入が安心です。
  • ネット通販:ブリーダーからの直接販売が多く、品質も高い傾向があります。
  • 一部の大手ペットショップ:稀に取り扱いがあります。

まずはホームセンターで和金からスタートして、飼育に慣れてきたら琉金やピンポンパールに挑戦するというステップアップが、最も挫折しにくい飼育の進め方ですよ!

金魚を購入する前にチェックしたい!失敗しないお店選びのポイント

「金魚が売っている場所」がわかったところで、次は「どのお店で買うべきか」という、失敗しないための具体的なお店選びのポイントをモモストアが伝授します!
健康で長生きする金魚に出会うためには、ただ安いから、近いからという理由だけで選ぶのは避けるべきです。
「元気な金魚が売っているお店」には、いくつかの共通点があります。

水槽の環境をチェックする

お店に入ったら、まずは金魚の水槽全体をチェックしましょう。

  • 水の透明度:水が白く濁っていたり、青水(グリーンウォーター)ではなく、極端な汚れや異物がないか。
  • 匂い:水槽から異様な生臭さがしないか(アンモニアなどが過剰に溜まっているサイン)。
  • 水槽の数:一つの水槽に金魚が密集しすぎていないか。過密飼育はストレスの元です。
  • 水槽ごとの隔離:病気の金魚を隔離するための水槽が用意されているか。

水槽の管理がずさんな店は、金魚の健康管理がおろそかになっている可能性が高いので、購入は控えた方が賢明です。

金魚の様子をじっくり観察する

次に、購入したい金魚のいる水槽の個体たちを、最低でも5分間は観察しましょう。

  • 泳ぎ方:水底にじっとしている、壁際で動かない、変な角度で傾いているなど、異常な泳ぎ方をしている個体がいないか
  • 体表の状態:体に白い点々(白点病)、出血、カビのようなもの(水カビ病)、鱗の剥がれがないか。
  • ヒレの状態:尾びれや背びれがピンと張っているか。閉じていたり、溶けたようにボロボロになっていないか。
  • エサ食い:(もしエサやり直後なら)元気よくエサを食べているか。

もし、同じ水槽に弱っている金魚が1匹でもいたら、その水槽全体の金魚が既に病気に感染している可能性が高いです。特に白点病は感染力が非常に強いため、見た目が元気でも、その水槽からの購入は避けた方が無難です。

店員さんの知識と対応を測る

ホームセンターやペットショップでも、店員さんに簡単な質問をしてみることで、そのお店のレベルを測ることができます。
例えば、「この金魚は他の金魚と混泳できますか?」や「水換えの頻度はどれくらいがおすすめですか?」といった質問をしてみましょう。
質問に明確に答えられなくても、「すぐに専門の者に確認します」といった誠実な対応が見られれば安心です。
逆に、適当な答えを返されたり、質問を嫌がるような対応であれば、そのお店での購入は再検討するべきかもしれません。

金魚を初めて飼うなら!事前に準備しておくべきアイテムリスト

金魚を衝動買いしてしまい、「慌ててバケツに入れたけど、これでいいの?」と不安になるのは避けたいですよね。
金魚は意外と丈夫な生き物ですが、快適に過ごせる「お家」を先に用意しておくことが、飼育成功の第一歩です。
ここでは、金魚を飼い始める前に最低限準備しておくべきアイテムをリストアップします。

必須の飼育用品リスト

以下のアイテムは、金魚を健康に飼育するために欠かせません。

アイテム名 用途・選ぶポイント
水槽(容器) 金魚の数とサイズに合わせて。和金なら1匹あたり最低10L、丸い金魚なら5Lを目安に。初期は小さいものでもOKですが、最終的なサイズを考慮して選びましょう。ガラス製、アクリル製、どちらでも大丈夫です。
ろ過装置(フィルター) 水をきれいに保ち、酸素を供給する最重要アイテム。外掛け式、投げ込み式、上部式などがあります。初心者にはメンテナンスが簡単な外掛け式か投げ込み式がおすすめです。
エアポンプ&エアストーン ろ過装置と別に、水中に酸素を供給するために必須。特に夏場や、金魚が多い水槽では絶対に必要です。
カルキ抜き(中和剤) 水道水に含まれる金魚にとって有害な塩素(カルキ)を無害化します。液体タイプが使いやすいです。
金魚用のエサ 金魚のサイズに合ったものを選びましょう。沈むタイプと浮くタイプがありますが、浮くタイプの方が金魚が食べたか確認しやすく、食べ残しを防ぎやすいです。
水温計 金魚は急激な水温変化に弱いです。水温を把握し、安定させるために必須です。

あると便利なアイテム

必須ではありませんが、これらがあると管理が格段に楽になり、金魚の健康を守りやすくなります。

  • バクテリア剤:水槽の立ち上げ時(水質を安定させる初期段階)に使用すると、水の安定が早まります。
  • 水換え用ポンプ(プロホースなど):水換えと同時に、底に溜まったフンやゴミを効率よく掃除できます。
  • 金魚用の網:金魚を移動させたり、体調をチェックしたりする際に使います。
  • 塩と魚病薬:万が一、病気になったときのために、常備しておくと安心です。

これらのアイテムは、ほとんどが金魚の販売場所であるホームセンターやペットショップで全て揃います。
特に初めての飼育では、店員さんに「金魚一匹を飼い始めるのに必要なセット」を聞いてみるのも一つの方法ですよ。

金魚の販売価格ってどれくらい?種類や大きさで変わる相場を解説

金魚の価格は、種類や大きさ、そして「血統」や「観賞価値」によって、驚くほど大きな差があります。
数十円で手に入る金魚から、なんと家が一軒買えるほどの価値がつく金魚まで存在するんです。
ここでは、一般的な金魚の相場と、価格が高くなる金魚の特徴について解説します。

一般的な金魚の価格帯(目安)

市場で最も流通している、丈夫で飼いやすい品種の価格帯は以下の通りです。

品種 観賞価値 一般的な販売価格
和金、小赤 初心者向け、丈夫さ重視 50円 〜 300円
琉金、出目金 観賞向け、定番種 300円 〜 1,000円
オランダ獅子頭 中級者向け、肉瘤が魅力 800円 〜 3,000円
東錦、茶金 変わり柄、少し珍しい 1,000円 〜 5,000円

この価格帯の金魚は、主にホームセンターや大手ペットショップで手に入ります。
特に和金は、学校での教材やイベント用として大量に流通するため、非常に安価で提供されています。

価格が高くなる金魚の特徴

一方で、専門店やネット通販で高額で取引される金魚には、以下のような特徴があります。

希少品種・高級品種であること

らんちゅう、土佐錦魚、地金(ジキン)など、繁殖や飼育が難しく、生産数が限られている品種は高価になります。
特に「らんちゅう」は、背中の形や泳ぎ方(フンタンという頭部の肉瘤の形)が評価の対象となり、愛好家の間では数万円〜数十万円で取引されることもあります。

品評会で評価される「極上」の個体

同じ品種であっても、体型、色柄、ヒレの形などが、品種ごとの「理想の姿」に限りなく近い個体は、非常に高価になります。
例えば、らんちゅうの頭部の肉瘤(フンタン)が左右対称で綺麗に発達している、琉金の尾びれが長く均整が取れている、といった具合です。
これらは「当歳(生まれて1年以内)」からその素質を見抜かれ、専門店で大切に育てられます。

巨大なサイズ

飼育歴が長く、体長が20cmを超えるような「巨大金魚」も、その迫力から観賞価値が高く評価されます。
巨大に育てるには、それなりの大きな水槽や管理技術が必要なため、単なる価格以上の価値があります。
あなたの目標とする金魚の種類によって、予算は大きく変わってきますので、まずはどのくらいの金魚が欲しいのかを考えてみましょう!

金魚の持ち帰り方と家で水槽に入れるまでの「水合わせ」手順

お店で気に入った金魚を見つけ、いよいよ購入!
ですが、この「持ち帰り」と「水槽に入れるまでの手順」が、金魚の健康を左右すると言っても過言ではありません。
金魚は急激な環境変化に非常に弱いため、この段階で失敗すると、すぐに体調を崩してしまうことがあります。
ここでは、金魚を無事に新しいお家に迎えるための、具体的な手順を解説します。

持ち帰り方:ストレスを最小限に

1.直射日光と振動を避ける
お店で金魚を入れてもらった袋は、揺らさないように優しく持ち運びましょう。
特に車での移動中は、直射日光が当たると水温が急上昇し、金魚にとって命取りになることがあります。段ボール箱に入れたり、タオルで包んだりして、光と温度変化、振動から守ってあげてください。

2.長時間移動は避ける
購入したら寄り道をせず、できるだけ早く家に連れて帰るのが理想です。
夏場は特に、袋の中の酸素が尽きるリスクがあるため、移動時間は1時間以内を目安にしたいところです。

水合わせ:金魚の命綱となる重要な儀式

金魚を袋から直接水槽に移すのは絶対にNGです!
水温や水質が急に変わると、金魚はショック死したり、大きなストレスを受けて病気になったりします。
このストレスを避けるための手順を「水合わせ」と呼びます。

手順1:水温合わせ(30分〜1時間)

新しい水槽に袋に入った金魚をそのまま浮かべ、水槽の水温と袋の中の水の水温を同じにする作業です。
季節に応じて30分〜1時間かけてゆっくりと水温を合わせます。

手順2:水質合わせ(点滴法がベスト)

水温が合ったら、袋の口を開け、金魚が逃げないように洗濯バサミなどで固定します。
新しい水槽の水を、エアチューブを使って点滴のように少しずつ袋の中に入れていくのが「点滴法」です。
この方法だと、袋の中の水の水質を、金魚に負担をかけずにゆっくりと水槽の水質に合わせていくことができます。
袋の中の水が元の量の2〜3倍になったら、水合わせは完了です。

手順3:金魚を水槽に移動

水合わせが終わったら、金魚を網ですくい、袋の中の古い水は水槽に入れないように注意しながら、新しい水槽に放してあげましょう。
金魚が新しい環境で落ち着くまで、数時間はそっとしておいてあげてくださいね。

金魚の販売時期はいつからいつまで?季節による違いを知っておこう

金魚は一年中お店で売られていますが、実は販売数が増える時期と、購入に適した時期というものがあります
季節ごとの金魚の流通状況や、金魚が元気に過ごしやすい環境を知っておくことは、より良い金魚選びにつながります。

金魚が最も多く流通するのは「夏」

【7月〜9月】
金魚すくいが盛り上がる夏祭りシーズンと重なるため、最も金魚の流通量が増える時期です。
特に和金系の小赤は、この時期に大量に市場に出回ります。
ホームセンターやスーパーなど、普段はあまり金魚を扱わないお店でも、一時的に販売されることが多くなるのもこの時期です。

【メリット】

  • 品種を問わず、在庫が豊富で選びやすい。
  • 飼育用品の特売セールが多い。
  • 金魚が比較的活発に泳いでいるため、元気な個体を見分けやすい。

【注意点】

  • 水温が上がりやすく、袋の中の酸素が消費されやすいため、持ち帰りの際は保冷対策が必須。
  • 高水温による体力の消耗で、病気になりやすい個体も増える。

購入に最も適しているのは「春」と「秋」

【4月〜6月、10月〜11月】
金魚にとって、水温が穏やかで安定している春と秋は、最も体調を崩しにくい、飼育に最適なシーズンです。
この時期に購入された金魚は、新しい環境に順応しやすく、病気のリスクも低くなります。

【メリット】

  • 水温変化が少なく、水合わせの失敗が少ない。
  • 夏場のような過密状態の飼育が少ないため、元気な個体が多い。
  • 質の高い専門業者は、この時期にコンディションの良い金魚を揃える傾向がある。

特に春は、冬を乗り越えた丈夫な金魚が市場に出始める時期なので、狙い目と言えるでしょう。
(金魚の季節ごとの管理方法はこちら)

冬場(12月〜3月)の金魚販売

冬場は金魚の代謝が落ち、動きが鈍くなります(冬眠に近い状態)。
お店でも加温された水槽で売られていることが多いですが、購入後の水温管理には特に注意が必要です。
冬に購入する際は、必ずヒーターを用意し、水温を一定に保ってあげるようにしてくださいね。

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