アルコール消毒液だけじゃない!エタノールが売ってる場所と用途別選び方
こんにちは!モモストアです。
最近、掃除や除菌、さらにはDIYやアロマテラピーなど、様々なシーンで「エタノール」が大活躍しているのを知っていますか?
でも、いざ買おうと思っても、「どこに売ってるの?」「無水エタノールと消毒用って何が違うの?」と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
この記事では、エタノールを確実に手に入れるための販売場所から、用途に合わせた正しい種類と選び方まで、モモストアが徹底的に解説します!
・エタノールはどこで買える?販売場所を一挙公開!
・ドラッグストア(マツキヨ・ウエルシアなど)のエタノール在庫状況と値段
・ホームセンター(カインズ・コーナンなど)で見つかるエタノールとアルコール燃料
・意外な穴場?ドン・キホーテやロフト・ハンズのエタノール事情
- 【用途別】エタノールは主に3種類!濃度で使い方が全然違うって知ってた?
- エタノールはどこで買える?販売場所を一挙公開!
- ドラッグストア(マツキヨ・ウエルシアなど)のエタノール在庫状況と値段
- ホームセンター(カインズ・コーナンなど)で見つかるエタノールとアルコール燃料
- 意外な穴場?ドン・キホーテやロフト・ハンズのエタノール事情
- ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)でエタノールを買う最大のメリット
- 無水エタノールを使った「自家製アロマスプレー」の作り方と注意点
- 電気製品や精密機器の掃除には「無水エタノール」が最強な理由
- 消毒用エタノールで家中の衛生管理!効果的な使い方とおすすめアイテム
- 【代用できる?】燃料用アルコールを消毒や掃除に使っても大丈夫?
- エタノール購入時の注意点!医薬品・指定医薬部外品の表示チェック
- 目的のエタノールが見つからない時は?再入荷情報とオンラインでの探し方
- ドラッグストアで迷わない!エタノール購入時のチェックリスト
- 無水エタノールと消毒用エタノールを水で薄めて使い分ける裏技
- エタノールで絶対にやってはいけない!NG行動とリスク
- エタノールをより安全に保管するための容器と場所選び
- エタノールの「種類別」で見る様々な裏活用法と豆知識
- エタノールと「イソプロパノール(IP)」の関係と使い分け
- エタノールを販売する主なメーカーと製品の特徴
- エタノールの種類と濃度の歴史!なぜ80%が最適とされたのか?
- エタノールに関するFAQ!購入・使用時の疑問を解決
- まとめ:エタノールを賢く使い分けて生活の質を向上させよう
【用途別】エタノールは主に3種類!濃度で使い方が全然違うって知ってた?

「エタノール」と一口に言っても、実は濃度によって大きく3つの種類に分けられていて、それぞれ得意なことが全く違います。
この違いを知らないまま購入すると、「あれ、全然効果がない…」なんてことになりかねません。
まずは、あなたがどんな目的でエタノールを使いたいのかを考えて、正しい種類を選ぶところから始めましょう!
主な3種類と、それぞれの特徴を詳しく見ていきますね。
無水エタノール(濃度99.5%以上):掃除・水に弱い機器のお手入れに
無水エタノールは、名前の通り「水を含まない」ほぼ純粋なエタノールです。
濃度が非常に高いため、蒸発スピードが極めて速いのが最大の特徴。
そのため、水分が苦手な電子機器や精密機器の基盤、メガネや鏡、窓ガラスなど、拭き跡を残したくない場所の掃除に最適なんです。
例えば、パソコンのキーボードやスマホの画面、ゲーム機のホコリ取りや内部洗浄に使うと、あっという間に揮発してくれて安心です。
また、アロマテラピーで精油を溶かすための溶剤としても利用されます。
ただし、濃度が高すぎるため、実は消毒効果は期待できません。消毒効果が最も高まるのは、アルコール濃度が70~80%程度と言われているため、すぐに蒸発してしまう無水エタノールでは、ウイルスや細菌に接触する時間が短すぎるのです。
もし消毒に使いたい場合は、精製水で薄めてから使う必要があります。
| 種類 | 無水エタノール | 消毒用エタノール | 燃料用アルコール |
| 濃度(目安) | 99.5%以上 | 76.9%〜81.4% | 95%以上(イソプロパノール含む場合あり) |
| 主な用途 | 掃除、油汚れ落とし、アロマスプレー作り、電子機器の清掃 | 手指・皮膚の消毒、ドアノブ・テーブルの除菌 | アルコールランプ・アウトドア用バーナーの燃料 |
| 購入場所 | 薬局、ドラッグストア、ホームセンター、ネット通販 | 薬局、ドラッグストア、ネット通販 | ホームセンター、アウトドアショップ、ネット通販 |
消毒用エタノール(濃度76.9%〜81.4%):ウイルス対策・除菌に必須
私たちが「アルコール消毒液」として一般的に認識しているのが、この消毒用エタノールです。
濃度が70%台後半に調整されており、最も高い消毒効果を発揮すると言われています。
適度な水分が含まれているため、アルコールが対象物に留まる時間が長くなり、ウイルスや細菌を不活性化させるのに効果的です。
日常的な用途としては、以下のようなものがあります。
- 手指の消毒(インフルエンザや一般的なウイルス対策)
- テーブル、カウンター、キッチン周りの除菌
- ドアノブ、手すり、電気のスイッチなど、よく触れる場所の清掃と除菌
無水エタノールに比べて肌への刺激が少ない製品も多いですが、敏感肌の方は注意が必要です。
市販の製品には、指定医薬部外品や第3類医薬品として販売されているものが多く、信頼性が高いのも特徴です。
特に感染症対策として家庭に常備しておくなら、迷わず消毒用エタノールを選びましょう。
燃料用アルコール(濃度95%以上):燃料専用、消毒・掃除は非推奨
燃料用アルコールは、主にキャンプや登山で使うアルコールストーブや、アルコールランプの燃料として販売されているものです。
濃度は高いものの、無水エタノールと決定的に違うのは、エタノール以外の成分(主にメタノールやイソプロパノールなど)が含まれている場合が多いという点です。
これらの成分は、消毒や掃除に使用すると健康被害をもたらす可能性があるため、絶対に手指の消毒や食器にかかる場所の清掃には使わないでください。
「燃料」という目的がはっきりしているため、アウトドア用品売り場やホームセンターのDIYコーナーで見かけることが多いです。
用途を間違えると大変危険なので、パッケージをよく確認し、燃料としてのみ使用するようにしましょう。
モモストアが調べた情報では、最近では燃料用でもエタノール100%に近い製品も出ていますが、基本的には燃料以外の使用は避けるのが安全です。
エタノールはどこで買える?販売場所を一挙公開!
エタノールと一口に言っても、無水エタノールや消毒用エタノール、燃料用アルコールと種類があることが分かりましたね。
それぞれの種類によって、売っている場所も少しずつ傾向があります。
ここでは、主な購入ルートと、それぞれの店舗でどんな種類のエタノールが手に入るのかをまとめてご紹介します!
これで「あっちの店にはなかった…」と無駄足を踏む心配がなくなりますよ。
購入ルート別!取り扱いエタノールリスト
| 販売店 | 無水エタノール | 消毒用エタノール | 燃料用アルコール |
| ドラッグストア | ◎(大容量は少ない) | ◎(主流) | △(取り扱い稀) |
| ホームセンター | ○(大容量あり) | ○(日用品コーナー) | ◎(燃料・DIYコーナー) |
| ネット通販(Amazon/楽天など) | ◎(種類・容量豊富) | ◎(種類・容量豊富) | ◎(種類豊富) |
| スーパー・コンビニ | × | △(スプレータイプなど小型品のみ) | × |
| 家電量販店 | △(クリーニング用品として) | × | × |
| ロフト・東急ハンズなど | ○(アロマ・クラフト用品として) | × | × |
このように、あなたが欲しいエタノールの種類によって、行くべきお店が変わってきます。
特に消毒用エタノールはドラッグストアが鉄板ですが、掃除やアロマに使いたい無水エタノールや、キャンプに使いたい燃料用アルコールは、ホームセンターやネット通販が強い味方になってくれますよ。
近所の店舗に確実に置いてあるかを確認する方法
お店に行ったのに売り切れや取り扱い終了でガッカリ…なんてことは避けたいですよね。
確実に手に入れるためには、事前にお店の在庫を確認するのが一番です。
1. 電話で問い合わせる
一番確実なのは、お店に直接電話して聞くことです。
その際、「無水エタノールを探している」「健栄製薬の消毒用エタノールはありますか」など、具体的な商品名や用途を伝えるとスムーズです。
「アルコール」だけだと、ハンドジェルやウェットティッシュと間違われる可能性があるので注意してください。
2. 店舗の公式オンラインストアをチェックする
マツモトキヨシやウエルシア、カインズなどの大手チェーン店は、実店舗と在庫を共有しているオンラインストアを持っている場合があります。
ここで「エタノール」と検索し、在庫状況を「店頭受け取り」などで確認できることがあります。ただし、リアルタイムの在庫ではない場合もあるので、目安として利用しましょう。
3. ネット通販で購入する(最終手段)
どうしても実店舗で見つからない場合や、大容量が欲しい場合は、ネット通販が最も確実で種類も豊富です。
Amazonや楽天市場では、複数のメーカーや容量の製品が常に取り扱われており、自宅まで届けてくれるので便利ですよ。
後ほどネット通販のメリットを詳しく解説しますね!
ドラッグストア(マツキヨ・ウエルシアなど)のエタノール在庫状況と値段
家庭でエタノールを使う人のほとんどが、まず足を運ぶのがドラッグストアではないでしょうか。
ドラッグストアは、消毒用エタノールや無水エタノールといった「医薬品」や「指定医薬部外品」として販売されている製品の品揃えが豊富なのが特徴です。
大手チェーン店の傾向と、だいたいの価格帯をチェックしておきましょう!
大手ドラッグストアのエタノール取り扱い傾向
●ウエルシア薬局
ウエルシアは、比較的医薬品や衛生用品の品揃えが手厚いチェーンです。消毒用エタノールはプライベートブランド(ハピコムなど)の商品も取り扱っており、価格が抑えられていることが多いです。
無水エタノールも、清掃用やアロマ用として、健栄製薬などの定番品が置かれている可能性が高いです。店舗によっては、薬局コーナーではなく、掃除用品コーナーに移動していることもあるので、両方チェックしてみてくださいね。
●マツモトキヨシ・ココカラファイン
マツキヨやココカラファインも、消毒用エタノール(指定医薬部外品や第3類医薬品)は主力商品として常に在庫がある傾向です。
特にプライベートブランド「matsukiyo」からも消毒用エタノールが出ており、こちらも安価で購入しやすいのが魅力です。
無水エタノールも取り扱っていますが、店舗によっては小型のボトルしか置いていないこともあるため、大容量が欲しい場合は少し物足りないかもしれません。
●スギ薬局・サンドラッグ
これらのチェーンでも、消毒用エタノール、無水エタノールともに主要メーカーのものが販売されています。特にサンドラッグはオンラインストアでもエタノールのラインナップが確認できるので、事前にチェックしてみるのもおすすめです。
気になるエタノールの価格帯(500mlボトル目安)
エタノールの価格は、時期やブランド、そして「無水」か「消毒用」かによって変動しますが、大体の目安を知っておくと予算が立てやすいですね。
| 種類 | 目安価格(500mlボトル) | 特徴 |
| 消毒用エタノールIP(イソプロパノール配合) | 700円~1,000円(税込) | 比較的安価。消毒効果は高いが、イソプロパノール独特の匂いがある場合も。 |
| 日本薬局方 消毒用エタノール(エタノールのみ) | 1,000円~1,300円(税込) | 純粋なエタノールに近い。IPに比べるとやや高め。 |
| 無水エタノール | 900円~1,500円(税込) | 掃除・アロマ用。少量(100mlなど)だと割高に感じることが多い。 |
価格を重視するなら、イソプロパノール(IP)が配合された製品や、ドラッグストアのプライベートブランド品を選ぶと良いでしょう。
ただし、IP配合のものは飲用厳禁であることや、匂いが気になる人もいるため、用途に合わせて選んでくださいね。
また、医薬品であるエタノールは、薬剤師や登録販売者がいる時間帯にしか購入できない場合があるので、注意が必要です。特に無水エタノールは医薬品として扱われることが多いですよ。
ドラッグストアは気軽に立ち寄れるのが魅力ですが、売り場が掃除用品や衛生用品、あるいは医薬品コーナーと、店舗によってかなり違うことがあるので、見当たらない場合は店員さんに聞くのが一番早いです!
ホームセンター(カインズ・コーナンなど)で見つかるエタノールとアルコール燃料
ドラッグストアでは見つからない、または大容量が欲しい!という時に頼りになるのが、ホームセンターです。
カインズやコーナン、コメリなどのホームセンターは、掃除用品やDIY、そしてアウトドア用品が充実しているため、エタノールの種類も少し特殊なものまで揃っています。
ホームセンターで見つけやすいエタノールの種類
1. 燃料用アルコール:ここが本命!
ホームセンターの大きな特徴は、なんといっても燃料用アルコールの品揃えが良いことです。
アウトドアコーナーや、暖房器具・DIY用の溶剤コーナーなどに置いてあります。
500mlはもちろん、1Lなどの大容量サイズも比較的手に入りやすく、価格も数百円程度と安価なものが多いです。
ただし、前述の通り、燃料用は消毒や肌への使用は絶対に避けてください。アルコールストーブやアルコールランプを使う方専用だと覚えておきましょう。
2. 大容量の無水エタノール
ドラッグストアでは500ml程度が主流ですが、ホームセンターの掃除用品売り場や薬品コーナーでは、1Lサイズなどの無水エタノールが見つかることがあります。
特に、自宅でオリジナル洗剤を作ったり、大量の機器を清掃したりする方にとっては、大容量でお得なホームセンターでの購入がおすすめです。
カインズやDCMなどのプライベートブランドとして、大容量のアルコール製剤(除菌用)が販売されていることもあり、用途に合わせて選ぶことができます。
3. 消毒用エタノール
消毒用エタノールも取り扱いはありますが、ドラッグストアほど種類は多くない傾向です。
日用品や衛生用品のコーナーに、主要メーカーのものが置いてあることが多いです。
価格はドラッグストアと大差ありませんが、もしホームセンターで他のDIY用品やガーデニング用品を購入するついでがあれば、ついで買いするのも便利ですね。
ホームセンターでの探し方のコツ
ホームセンターは売り場が広大なので、どこにあるのか迷いがちです。
エタノールを探すときのコツは、「溶剤」「油汚れクリーナー」「アウトドア燃料」の3つのカテゴリを意識することです。
- 無水エタノール:掃除用品(特にレンジ周りなど)や溶剤、または医薬品コーナー
- 消毒用エタノール:衛生用品、風邪薬などの医薬品コーナー
- 燃料用アルコール:アウトドア・キャンプ用品、またはDIY用の溶剤コーナー
特に燃料用アルコールは、冬場は石油ストーブや暖房器具の近く、夏場はアウトドア用品の近くなど、季節によって置かれる場所が変わることもあります。
迷ったら、遠慮なく店員さんに聞いてみましょう!ホームセンターの店員さんは、商品の知識が豊富なので、きっと的確な売り場を教えてくれますよ。
オンラインで「ホームセンター + エタノール + 在庫」のように検索し、最寄りの店舗の在庫をチェックできる場合もあるので試してみてください。
意外な穴場?ドン・キホーテやロフト・ハンズのエタノール事情
ドラッグストアやホームセンター以外にも、エタノールが手に入る意外な「穴場」があります。
それが、ドン・キホーテやロフト、東急ハンズといったバラエティショップです。
これらの店舗では、実用的な用途とは少し違う切り口でエタノールが販売されていることが多いのが特徴です。
ドン・キホーテ:安さと大容量の可能性
ドン・キホーテは、なんでも揃う「ジャングル」のような場所ですが、もちろんエタノールも取り扱っている可能性があります。
ドンキで見つかるエタノールは、主に以下の2種類です。
- 消毒用アルコール:マスクやハンドジェルなどが並ぶ衛生用品コーナーに、スプレータイプやボトルタイプが置かれていることがあります。価格は比較的リーズナブルなものが多い傾向です。
- 無水エタノール:掃除用品や洗剤コーナーに、PB(プライベートブランド)商品や有名メーカーの無水エタノールが並んでいることがあります。ドンキは商品の入れ替わりが激しいため、タイミングによっては大容量で格安の掘り出し物が見つかることも!
ただし、ドンキは店舗によって品揃えの幅が非常に広いため、「確実にある」とは言い切れません。
もし他の買い物でドンキに立ち寄るついでがあれば、チェックしてみるくらいの気持ちで行くと良いでしょう。
ロフト・東急ハンズ:アロマ・クラフト用品として
ロフトや東急ハンズは、アロマテラピーやハンドメイド、クラフト用品の品揃えが豊富です。
ここで見つかるのは、主にアロマスプレーや香水を作るための溶剤としての「無水エタノール」です。
- 無水エタノール:アロマオイルやエッセンシャルオイルが並ぶコーナー、またはコスメ・美容DIY用品のコーナーに、小型のボトル(50mlや100ml)が並んでいることが多いです。
- 特徴:品質にこだわったメーカーの製品が多く、少し割高になる傾向がありますが、少量だけ欲しい人や、アロマ用として品質を重視したい人にはおすすめです。
消毒用エタノールは、医薬品の取り扱いがないため、ロフトやハンズでは基本的に販売されていません。
あくまで「趣味・クラフト用品」としての無水エタノールを探す場所だと覚えておきましょう。
「東急ハンズ エタノール アロマ」のように検索すると、オンラインストアで取り扱いがあるか確認できることもあります。
ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!)でエタノールを買う最大のメリット
ここまで実店舗での購入場所を見てきましたが、もしあなたが「探す時間がない」「重いボトルを持って帰りたくない」「とにかく一番安いのを見つけたい」と思っているなら、ネット通販が断然おすすめです!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでエタノールを購入する際の、具体的なメリットと、チェックすべきポイントを解説します。
ネット通販の圧倒的なメリット
1. 種類と容量の豊富さ
実店舗では、置けるスペースに限りがあるため、どうしても定番品や売れ筋の商品に偏りがちです。
しかし、ネット通販なら無水、消毒用、燃料用はもちろん、スプレータイプ、詰め替え用、さらには一斗缶などの超大容量サイズまで、ありとあらゆる種類のエタノールが手に入ります。
特に、掃除やDIYで大量に消費する方にとっては、大容量サイズが割安で購入できるのは大きなメリットです。
2. 価格比較が簡単
実店舗をいくつも回って値段を比べるのは大変ですが、ネット通販なら指先一つで複数のショップの価格を簡単に比較できます。
「消毒用エタノール 500ml」などで検索すれば、最安値のお店がすぐに見つかりますし、セールやポイントアップのタイミングを狙えば、さらにお得に購入できます。
3. 重い荷物を運ばなくていい
エタノールは液体なので、500mlでもそれなりの重さがあります。これが複数本になると、運ぶのが一苦労です。
ネット通販なら、重い液体も玄関先まで届けてくれるため、特に高齢の方や車を持っていない方にとっては、これ以上のメリットはないでしょう。
ネット通販で失敗しないための注意点
ネット通販は便利ですが、購入前に以下の点だけは必ずチェックしてください。
- 種類(無水・消毒用・燃料用)の確認:商品名が似ていても、濃度や成分が全く違うことがあります。特に「無水」か「消毒用」かは、パッケージの表示や説明文で必ず確認しましょう。
- 成分の確認(IPの有無):「消毒用エタノールIP」のように、イソプロパノールが添加されている製品もあります。IPが入っていると、安価ですが、匂いが強くなる傾向があります。匂いに敏感な方は、エタノールのみの製品を選ぶのがおすすめです。
- 送料の確認:本体価格が安くても、送料が高くて結果的に割高になることがあります。送料無料の条件や、他の商品とまとめて購入できるかを確認しましょう。
- レビューと販売元の評価:特に初めて利用するショップの場合、レビューをチェックして、商品の梱包や配送スピード、品質に問題がないかを確認しておくと安心です。
さらに、最近はフリマアプリのメルカリなどでも、個人が不要になったエタノールを出品していることがありますが、医薬品を個人間で取引するのは推奨されていませんし、品質や保管状態に不安が残ります。
基本的には、Amazonや楽天市場といった正規の販売ルートを利用することをおすすめします。
「健栄製薬 無水エタノール Amazon」のように、メーカー名を指定して検索すると、信頼できる商品が見つかりやすいですよ。
無水エタノールを使った「自家製アロマスプレー」の作り方と注意点
無水エタノールを手に入れたら、ぜひ試してほしいのが「自家製アロマスプレー」です!
市販のものよりも好みの香りで、しかも安価に作れるのが魅力です。
ここでは、初心者でも簡単に作れるレシピと、安全に使うための注意点をご紹介します。
自家製アロマスプレーの簡単レシピ
アロマスプレーは、基本的に「無水エタノール」「精製水(または水道水)」「エッセンシャルオイル(精油)」の3つがあれば作れます。
エタノールは、精油を水に溶けやすくするための「溶剤」として使われます。
【必要なもの】
- 無水エタノール:5ml
- 精製水(または水道水):45ml
- エッセンシャルオイル(精油):10~20滴(香りの強さに応じて調整)
- スプレー容器(プラスチック製は避けてガラス製がおすすめ)
【作り方】
- 精油とエタノールを混ぜる:清潔なガラス製のスプレー容器に、無水エタノール5mlとエッセンシャルオイルを入れ、優しく振ってよく混ぜ合わせます。ここでエタノールを使うことで、油性の精油が均一に分散します。
- 水を加える:精製水(または水道水)45mlをゆっくりと注ぎ入れます。
- 完成:蓋を閉めて、軽く振ったら完成です。
このレシピで、濃度約10%のエタノールを含んだスプレーができあがります。これは、軽度の除菌や消臭効果も期待できる濃度です。
精製水は薬局で安価に手に入りますが、なければ水道水でも代用可能です。ただし、水道水を使う場合は、早めに使い切るようにしましょう。
アロマスプレー使用時の注意点
自家製アロマスプレーは便利ですが、使用する際にはいくつかの注意点があります。
1. 肌には直接スプレーしない
エッセンシャルオイルには、肌に刺激を与える成分が含まれていることがあります。
ルームスプレーや衣類へのスプレーとして使い、絶対に顔や肌に直接吹きかけないでください。特に柑橘系の精油は、光毒性といって日光に当たると肌トラブルを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
2. 換気をしっかり行う
使用するエタノールも精油も揮発性が高いため、スプレーを使う際は必ず窓を開けるなどして、換気を十分に行いましょう。
特に小さな子どもやペットがいる部屋での使用は、使用量に注意してください。
3. 火気の近くでは使わない
エタノールは引火性が高い液体です。当然ながら、コンロやストーブなどの火気の近くでの使用・保管は厳禁です。
また、保存容器は、遮光性のあるガラス瓶を選び、直射日光の当たらない涼しい場所で保管してください。手作りのため、半年を目安に使い切るのが理想的です。
電気製品や精密機器の掃除には「無水エタノール」が最強な理由
無水エタノールは、その性質から「掃除のプロ」が愛用するアイテムでもあります。
特に、水拭きができない電気製品や精密機器のお手入れには、無水エタノールが最強なんです。
ここでは、無水エタノールがなぜ掃除に優れているのか、そして具体的な使い方をご紹介します。
無水エタノールの「水を含まない」特性が鍵
無水エタノール(濃度99.5%以上)が掃除に向いている理由は、以下の2点に集約されます。
1. 驚異的な蒸発スピード
ほぼ水分を含まないため、布やティッシュに含ませて拭いた瞬間から、あっという間に揮発していきます。
これにより、水分が残って電気系統をショートさせるリスクが極めて低いため、パソコンやカメラなどの内部構造がある機器の掃除に安心して使えます。
2. 高い油溶解力
エタノールは油汚れを溶かす力が非常に強いため、手垢や皮脂汚れがこびりついた電子機器の表面掃除に最適です。
特にスマホやタブレットの画面、キーボードの隙間にたまったベタベタした汚れは、無水エタノールでさっと拭くだけで驚くほどキレイになります。
具体的な無水エタノール活用術
スマホ・パソコンのキーボード掃除
電源を切った後、少量の無水エタノールを染み込ませた柔らかい布(メガネ拭きなどがおすすめ)で、優しく表面を拭きます。
特にキーボードは、綿棒の先にエタノールをつけて、キーの隙間の汚れをかき出すようにすると効果的です。
カメラのレンズやガラス製品
無水エタノールは揮発性が高いため、拭き筋や水滴の跡が残りません。
レンズや鏡、窓ガラスの仕上げ拭きに使うと、まるで新品のような透明感が戻ってきます。
シール剥がしや油性ペンの落書き除去
ガラスやプラスチック製品についた粘着性の高いシールの跡や、油性ペンの汚れも、無水エタノールで簡単に溶かして拭き取ることができます。
ただし、プラスチックの種類によっては変色や溶解のリスクがあるため、目立たない場所で試してから使用してください。
【注意】無水エタノールを薄めて掃除に使う場合
無水エタノールは水と混ぜることで消毒用エタノール(濃度80%前後)としても使えますが、掃除に使う場合は、精製水ではなく水道水で希釈してもOKです。
ただし、水で薄めたエタノールは電気製品の掃除には向かないので、水に弱いものには原液の無水エタノールを使うか、水を一切使わない方法で清掃しましょう。
無水エタノールを清潔に保つための掃除に活用するなら、ネット通販で大容量を購入するのが経済的でおすすめですよ。
「無水エタノール 大容量 楽天」などで探してみてくださいね。
消毒用エタノールで家中の衛生管理!効果的な使い方とおすすめアイテム
インフルエンザやその他の感染症対策として、家庭に常備しておきたいのが消毒用エタノールです。
これは無水エタノールと違い、消毒を目的として最適な濃度(70~80%)に調整されています。
ここからは、その効果的な使い方と、購入する際におすすめのアイテム選びのポイントを見ていきましょう。
消毒用エタノールが最も効果を発揮する理由
なぜエタノール100%ではない、濃度80%前後が「消毒用」として優れているのでしょうか?
それは、細菌やウイルスの細胞膜(タンパク質)を破壊して不活性化させる際に、水分が必要不可欠だからです。
純粋なアルコールは浸透力が強すぎて、細胞膜の表面を瞬時に固めてしまい、アルコールが内部まで浸透するのを妨げてしまいます(凝固作用)。
しかし、適度な水分が含まれていると、アルコールがゆっくりと細胞膜を通過し、細胞の内部まで浸透してタンパク質を変性・凝固させることができるのです。
これが、消毒用エタノールが手指や器具の消毒に最も適している理由です。
家中で使える!消毒用エタノールの活用シーン
消毒用エタノールは、手指だけでなく、家中の様々な場所の衛生管理に役立ちます。
| 場所 | 使い方 | ポイント |
| 手指・皮膚 | 適量を手に取り、乾燥するまでよくすり込む。 | 液体タイプはスプレーボトルに入れると便利。 |
| キッチン周り | まな板、包丁、調理台にスプレーし、しばらく置いてから拭き取る。 | 特に肉や魚を扱った後の除菌に効果的。 |
| リビング・玄関 | ドアノブ、リモコン、電気のスイッチに布やティッシュに含ませて拭く。 | 家族全員が触れる場所は、定期的な消毒が重要。 |
| トイレ | 便座や手洗い場の水栓など、手が触れる場所の拭き掃除に。 | 悪臭の原因となる雑菌の除菌にも役立つ。 |
おすすめの消毒用エタノールアイテム選び
一口に消毒用エタノールと言っても、様々なメーカーから色々な製品が出ています。選ぶ際のポイントは、「使いやすさ」と「成分」です。
- ポンプ式 vs スプレー式:
- ポンプ式:玄関や洗面台など、定位置に置いて手指消毒をするのに便利です。大容量ボトルが多いです。
- スプレー式:ドアノブやテーブルなど、広い範囲を除菌するのに適しています。小型のものは携帯用にも使えます。
- IP配合 vs エタノールのみ:
- IP配合(消毒用エタノールIP):安価ですが、匂いと肌刺激がやや強めです。手指消毒よりは、器具や場所の消毒に向いています。
- エタノールのみ(日本薬局方など):価格は少し高くなりますが、肌への刺激が少なく、匂いもマイルドです。手指消毒がメインならこちらがおすすめです。
これらの製品は、ほとんどがドラッグストアで購入できますが、大容量でストックしたい場合は、AmazonやYahoo!ショッピングでまとめ買いするのがお得です。
「消毒用エタノール スプレー 大容量 Yahoo!ショッピング」のように検索して、お得なセットを見つけてみてください。
【代用できる?】燃料用アルコールを消毒や掃除に使っても大丈夫?
エタノールを探していると、「燃料用アルコール」がドラッグストアで売られている消毒用や無水エタノールよりもかなり安価で販売されているのを見かけることがあるかもしれません。
濃度も高いし、なんだかお得そう…と思いますが、ちょっと待ってください!
結論から言うと、燃料用アルコールを消毒や家庭の掃除に使うのは、基本的に避けるべきです。 その理由と、万が一使ってしまった場合のリスクについて詳しく解説します。
燃料用アルコールとその他のエタノールの決定的な違い
燃料用アルコールは、アウトドア用のバーナーやアルコールランプの燃料として、燃焼効率を最優先に考えて作られています。
そのため、多くの製品には、エタノール(エチルアルコール)以外に、「メタノール(メチルアルコール)」や「イソプロパノール」などが混ぜられていることが非常に多いのです。
特にメタノールは、以下の点で非常に危険です。
強い毒性がある
メタノールは、人体にとって非常に強い毒性を持っています。
皮膚から吸収されることもあり、体内に取り込まれると分解されて「ホルムアルデヒド」などの有害物質に変化し、最悪の場合、失明や臓器障害を引き起こす可能性があります。
そのため、手指の消毒などに使うのは言語道断です。
家庭用品としての安全性が低い
消毒用や無水エタノールは、掃除やアロマといった家庭での使用を想定して、比較的安全性の高いエタノール(エチルアルコール)を主成分としていますが、燃料用アルコールは「燃料」としての使用しか想定されていません。
もし燃料用アルコールをスプレー容器に移し替えて、誤って食器や食品にかかる場所に噴霧してしまった場合、健康被害のリスクが非常に高まります。
燃料用アルコールは「燃料」としてのみ使用を!
「濃度が高いから消毒にも使えるだろう」と考えるのは間違いです。
消毒用エタノールは、「飲用不可」かつ「消毒用」として人体への使用が認可された成分のみで作られています。
燃料用アルコールは、安価であっても、用途を「燃料」に限定し、絶対に手指の消毒や食品に触れる可能性のある場所の清掃には使わないでください。
特にキャンプなどで使用する場合でも、使用後は必ず手を洗うなど、取り扱いに十分注意することが必要です。
もし、掃除用に安価なアルコールを探しているのであれば、燃料用アルコールではなく、ドラッグストアやホームセンターで販売されている「除菌用アルコール製剤」(食品添加物グレードなどと記載されているもの)を選ぶのが賢明です。
用途と安全性を間違えないように、パッケージの成分表をしっかり確認することが大切ですね。
エタノール購入時の注意点!医薬品・指定医薬部外品の表示チェック
エタノールを購入する際、パッケージに「医薬品」や「指定医薬部外品」といった表示があることに気が付いた人もいるかもしれません。
これらは一体何を意味しているのでしょうか?
エタノールを正しく、安全に使うために、この表示の違いを理解しておきましょう。
「医薬品」と「指定医薬部外品」の違い
エタノールの消毒液は、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づいて、大きく2つに分けられます。
| 分類 | 定義 | 消毒効果 | 具体例 |
| 医薬品(第3類など) | 治療や予防を目的とし、有効成分の含有量や効能・効果が厳しく規制されている。 | 高い有効性があり、明確な殺菌・消毒効果が表示できる。 | 日本薬局方 消毒用エタノール、無水エタノール(健栄製薬など) |
| 指定医薬部外品 | 予防や衛生を目的とし、医薬品と化粧品の中間のような位置づけ。緩和な作用が特徴。 | 消毒・殺菌の表示はできるが、医薬品よりは緩やか。 | 多くの手指消毒用ジェルや、一部の消毒用エタノールIP |
| 雑貨品(アルコール製剤) | 薬機法の規制対象外。主に清掃用・食品添加物用。 | 「除菌」表示のみで、「消毒」表示はできない。 | 食品添加物アルコール製剤、燃料用アルコール、掃除用アルコール |
なぜこの表示をチェックすべきなのか?
1. 肌への安全性と用途の明確化
「医薬品」や「指定医薬部外品」として認可されているエタノールは、人体の手指や皮膚への使用を前提とした試験や基準をクリアしています。
そのため、手指の消毒に使うなら、必ずこのいずれかの表示があるものを選びましょう。
「雑貨品」の清掃用アルコール製剤は、基本的に手指への使用を推奨していません。
2. 無水エタノールの取り扱いについて
多くの無水エタノールは「医薬品」として販売されています。
これは、薬剤師や登録販売者がいる薬局・ドラッグストアでしか取り扱えないことを意味します。
購入時に簡単な説明を受ける義務があるため、レジが混雑している時間帯や、お店の閉店間際ではスムーズに購入できないことがあるので注意が必要です。
3. ネット通販での購入時の確認
ネット通販でエタノールを購入する際も、必ず商品ページの説明や画像で「医薬品」や「指定医薬部外品」の区分を確認しましょう。
特に安価な大容量品には、消毒を目的としない「清掃用」の雑貨品が紛れていることがあるので、注意深くチェックすることが大切です。
目的のエタノールが見つからない時は?再入荷情報とオンラインでの探し方
特に感染症が流行する時期などは、ドラッグストアからエタノールが姿を消してしまうことがあります。
探しているエタノールがなかなか見つからない時、どうすれば確実に手に入れられるのか、いくつかの対処法をご紹介します。
再入荷情報を掴むための3つの方法
1. 店頭での問い合わせと予約
これは古典的ですが、最も確実な方法です。
行きつけのドラッグストアや薬局の店員さんに、「〇〇(メーカー名や商品名)の消毒用エタノールの再入荷はいつ頃になりそうか?」と具体的に聞いてみましょう。
大手チェーン店では、入荷日が決まっている場合や、予約や取り置きに応じてくれる場合もあります。電話ではなく、直接お店に行って問い合わせる方が、熱意が伝わりやすく、親切に対応してもらえることが多いです。
2. 大手メーカーの公式情報をチェック
健栄製薬など、エタノールの主要メーカーは、供給が不安定な時期に、公式ホームページやSNSで製造状況や出荷状況を公開していることがあります。
これをチェックすることで、市場にいつ頃商品が流通し始めるのか、大体の目安を知ることができます。
3. 地域の小規模な薬局を探す
大型ドラッグストアの在庫がゼロでも、個人経営の小さな薬局や調剤薬局には、意外と在庫が残っていることがあります。
大手チェーンとは仕入れルートが違う場合があるため、近くの薬局をいくつか回ってみるのも一つの手です。ただし、小さな薬局では大容量の取り扱いは少ない傾向があります。
ネット通販での「探し方」の工夫
ネット通販は在庫が豊富なことが多いですが、競争率も高いです。
検索する際のキーワードを工夫することで、他の人が見つけにくい商品に辿り着けることがあります。
| 探しているもの | 工夫した検索キーワード | 理由 |
| 消毒用エタノール | 「エタノール 詰め替え 業務用」 | 「消毒液」ではなく「エタノール」で検索し、「業務用」や「詰め替え」などのキーワードを加えることで、一般家庭用ではない在庫に辿り着けることがある。 |
| 無水エタノール | 「アロマ エタノール 溶剤」「無水エタノール クラフト」 | 「掃除」や「除菌」以外の、「アロマ」「クラフト」といった用途で検索すると、ロフトやハンズで取り扱われているような高付加価値な商品が見つかることがある。 |
| アルコール代用品 | 「ベンザルコニウム塩化物」「次亜塩素酸水 生成」 | エタノールが見つからない場合、消毒効果が期待できる別の成分(逆性石けんなど)をキーワードにして、代用品を探す。 |
これらの工夫で、多くの人が見逃している在庫を見つけられる可能性が高まります。
ただし、ネット通販でも在庫切れになることはあるので、欲しい商品が見つかったら、早めに購入手続きを済ませることをおすすめします!
ドラッグストアで迷わない!エタノール購入時のチェックリスト
お疲れ様でした!ここまで読んでいただいたあなたは、もうエタノール選びで迷うことはありませんね。
最後に、実店舗やネット通販でエタノールを購入する際に、瞬時に判断するためのチェックリストをまとめておきます。
これさえ頭に入れておけば、店員さんに聞かなくても、自分が欲しいエタノールに一直線です!
購入直前のクイックチェックリスト
| 確認事項 | あなたがしたいこと | チェックすべき表示 |
| 消毒・除菌したい | 手指・ドアノブ・テーブルの除菌 | 「消毒用エタノール」「指定医薬部外品」「第3類医薬品」 |
| 掃除・水に弱い機器を拭きたい | パソコン、スマホ、カメラ、メガネ、鏡の掃除 | 「無水エタノール」「医薬品」 |
| アロマスプレーを作りたい | 精油を水に溶かしたい | 「無水エタノール」 |
| キャンプ・アルコールランプの燃料にしたい | 火をつけたい | 「燃料用アルコール」 ※用途外使用厳禁! |
さらにプロが選ぶなら
さらにこだわりたい方は、以下のポイントもチェックしてみてください。
- 価格:消毒用エタノールは、IP配合かどうかで値段が大きく変わります。用途に合わせて、安いIP配合品(器具用)と、少し高めのエタノールのみの製品(手指用)を使い分けるのがおすすめです。
- 容量:少量だけ欲しいなら100ml、家庭でたっぷり使いたいなら500mlや1L、掃除やDIYで大量消費するならネット通販で大容量品や詰め替え用を探しましょう。
- メーカー:健栄製薬、小堺製薬、奥田製薬など、エタノール製造で実績のあるメーカー品を選ぶと、品質面で安心できます。
エタノールは、私たちの生活を清潔に保ち、趣味を豊かにしてくれる素晴らしいアイテムです。
この記事を読んで、あなたも目的に合ったエタノールをゲットして、より快適で安全な生活を送ってくださいね!
無水エタノールと消毒用エタノールを水で薄めて使い分ける裏技
無水エタノールと消毒用エタノールの違いは「濃度」にあり、それぞれ得意な用途が違うことはもうバッチリですね。
でも実は、無水エタノールさえ持っていれば、自分で水で薄めて「消毒用」として使うことができるんです!
これは、無水エタノールを常備している方や、どうしても消毒用が見つからない時の究極の裏技となります。
ここでは、その希釈の計算方法と、注意点を詳しく解説します。
最も消毒効果が高い「濃度80%」にするための計算
エタノールの消毒効果が最も高まるのは、濃度が約80%前後(正確には76.9~81.4vol%)の時です。
無水エタノール(濃度99.5%)を、この80%にするには、約4対1の割合で水と混ぜればOKです!
具体的な計算式と、作りやすい分量の目安は以下の通りです。
【濃度80%の消毒液を作るレシピ】
無水エタノール + 水 = 消毒用エタノール(約80%)
| 無水エタノール(99.5%) | 水(精製水または水道水) | 出来上がり容量(約80%) | 比率(目安) |
| 80ml | 20ml | 100ml | 4:1 |
| 400ml | 100ml | 500ml | 4:1 |
| 50ml | 12.5ml | 62.5ml | 4:1 |
例えば、市販の無水エタノール500mlボトルをすべて希釈する場合、水は125mlを加えれば、約625mlの消毒用エタノール(約80%)が出来上がります。
水を加える際は、必ずエタノールを先に容器に入れ、その後に水をゆっくり加えるようにしてください。最初に水を入れると、正確な分量比率が崩れる可能性があります。
希釈に使う「水」はどれがいい?
エタノールを希釈する際に使う水は、できれば「精製水」を使うのがベストです。
精製水は、水道水に含まれるミネラル分や塩素などが取り除かれた純粋な水で、薬局やドラッグストアで安価に購入できます。
- 精製水を使うメリット:消毒液を清潔に保ち、長期保存しても不純物が混ざる心配が少ない。電子機器の掃除に使う場合も、不純物によるトラブルを防げる。
- 水道水を使うデメリット:水道水には塩素やミネラルが含まれているため、長期保存には向かず、また電子機器への使用は避けるべき。
手指の消毒用として数週間で使い切るなら水道水でも構いませんが、なるべく精製水を使用することをモモストアは強くおすすめします。
自分で希釈する際の最大の注意点
自分で消毒用エタノールを作る際の最大の注意点は、容器の表示を絶対に怠らないことです。
「無水エタノール」のボトルに水を足した場合、それはもう無水エタノールではありません。元のボトルの表示を消すか、または別の容器に移し替えて、「自家製 消毒用エタノール(濃度約80%)」とマジックで大きく書いておきましょう。
誤って原液の無水エタノールと勘違いして肌に塗布したり、燃料用と間違えたりしないよう、家族にもわかるように明確に表示することが、安全に使うための鉄則です。
エタノールで絶対にやってはいけない!NG行動とリスク
エタノールは非常に便利で強力なアイテムですが、その強力さゆえに、使い方を間違えると大きな事故や健康被害に繋がる可能性があります。
ここでは、エタノールを使う上で絶対にやってはいけないNG行動と、そのリスクをしっかり理解しておきましょう。
NG行動その1:火気の近くでの使用・保管
エタノールは、ガソリンと同じくらい引火性の高い液体です。特に無水エタノールや燃料用アルコールは、少しの火花や静電気でも引火する可能性があります。
- NG例:
- ガスコンロの近くで換気扇周りの油汚れをエタノールで掃除する。
- ストーブの近くや車内など、高温になる場所にエタノールボトルを放置する。
- タバコを吸いながら、手指にエタノールをすり込む。
リスク:引火して大火傷や火災の原因になります。
必ず、火の気のない場所で使い、使用中は十分に換気を行いましょう。完全に乾燥するまでは火気に近づかないことが鉄則です。
NG行動その2:燃料用アルコールを消毒や清掃に使う
先ほども詳しく解説しましたが、これが最も危険なNG行動の一つです。
燃料用アルコールに含まれている可能性のあるメタノールには強い毒性があり、皮膚から吸収されたり、揮発したガスを吸い込んだりすることで、健康被害を引き起こします。
リスク:皮膚炎、頭痛、めまい、最悪の場合は失明や臓器障害。
燃料用は燃料用、消毒用は消毒用と、用途を明確に分けることが重要です。誤って購入した場合は、すぐに「燃料用」と大きくラベルを貼り、間違って使用しないよう厳重に保管してください。
NG行動その3:アクリル・ニス塗り製品への原液使用
エタノールは、プラスチックや塗料、ニスを溶かす性質を持っています。
- NG例:
- アクリル板や樹脂製のメガネフレームを無水エタノールで拭く。
- ニスが塗られたテーブルやフローリングを、エタノール原液で拭き掃除する。
リスク:表面が白く変質したり、ひび割れや溶解を引き起こしたりします。
アクリル板やプラスチックの掃除には、水で薄めた消毒用エタノールを使うか、または専用のクリーナーを使用しましょう。エタノールを使う場合は、必ず目立たない場所で試してから使用することが大切です。
エタノールをより安全に保管するための容器と場所選び
エタノールは、引火性・揮発性が高い液体なので、保管方法にも気を配る必要があります。
特に、自宅で自家製の消毒液やアロマスプレーを作る場合は、容器の選び方や保管場所が非常に重要になります。
エタノールを保管する容器の選び方
市販のエタノールは、遮光性のあるポリエチレン製のボトルに入っていることが多いですが、自家製スプレーなどに小分けする場合は、以下の容器を選びましょう。
- ガラス製容器(推奨):エタノールはプラスチックを溶かす可能性があるため、長期保管にはガラス製が最も安全です。特に、アロマスプレーには精油も入るため、精油の成分がプラスチックを劣化させるのを防ぐためにもガラス製を選びましょう。
- 遮光性のあるもの:エタノール自体は光で劣化しにくいですが、アロマスプレーの場合は精油の劣化を防ぐために、褐色や青色などの遮光性の高いガラス瓶を選ぶのがベストです。
- スプレーノズルの確認:自家製スプレーを作る場合、ノズル部分のプラスチックがエタノールによってすぐに劣化し、液漏れや噴霧不良を起こすことがあります。「アルコール対応」と明記されているスプレーボトルを選ぶと安心です。
エタノールを保管する「場所」の鉄則
エタノールは、その性質上、以下の条件を満たした場所で保管することが鉄則です。
1. 火気から離れた場所
これは最重要です。キッチンや給湯器、ストーブなど、火の気がある場所からは絶対に離して保管してください。引火点は非常に低いです。
2. 直射日光の当たらない涼しい場所
高温になると揮発性がさらに高まり、容器内の圧力が高まる可能性があります。また、アロマスプレーに入れた精油は熱で劣化しやすいため、床下収納や暗い戸棚の中など、冷暗所での保管が望ましいです。
3. 子どもやペットの手が届かない場所
誤飲の事故を防ぐため、必ず子どもの手が届かない鍵のかかる棚や高い場所に保管してください。特に無水エタノールや燃料用アルコールは毒性が高いため、厳重な管理が必要です。
エタノールの「種類別」で見る様々な裏活用法と豆知識
無水エタノールと消毒用エタノールは、消毒や掃除以外にも、知られざる様々な活用法があります。
これらの裏技的な使い方を知っておくと、エタノールがあなたの生活をさらに快適にしてくれること間違いなしです!
無水エタノールの裏活用法
1. 結露対策とカビ予防
窓ガラスの結露を拭き取った後、無水エタノールを染み込ませた布で拭くと、水分がすぐに蒸発し、カビの発生源となる湿気をシャットアウトできます。特に冬場の窓の桟(さん)の結露対策におすすめです。
2. 換気扇の油汚れの最終兵器
換気扇やガスコンロ周りのベタベタした油汚れは、洗剤でもなかなか落ちませんが、無水エタノールは油を強力に溶かします。
(※火を消した後、完全に冷めてから使ってください)
ティッシュなどに含ませて湿布するように貼り付けてしばらく置くと、汚れが浮き上がり、簡単に拭き取れるようになります。
3. 冷蔵庫やエアコン内部の防カビ対策
冷蔵庫の内部や、エアコンのフィルター清掃後、水気が残りがちな部分を無水エタノールで拭き上げると、カビや雑菌の繁殖を抑えることができます。
水気がすぐに飛ぶため、家電の内部掃除には最適です。
消毒用エタノールの裏活用法
1. 空間の消臭スプレーとして
水で薄めた消毒用エタノールをスプレーボトルに入れ、ゴミ箱や生ゴミ、排水口などに軽くスプレーすると、悪臭の原因となる雑菌を除去し、消臭効果も発揮します。
特に夏場の生ゴミ臭対策に非常に有効です。
2. 靴やブーツの消臭・除菌
靴の中は雑菌が繁殖しやすく、匂いの原因になります。
靴を履いた後に、消毒用エタノールをスプレーすると、雑菌を殺菌し、匂いの発生を抑えることができます。完全に乾くまで履かないように注意してください。
3. 歯ブラシやカミソリの除菌
使用後の歯ブラシやカミソリの刃を、消毒用エタノールに短時間浸しておくと、雑菌の繁殖を抑え、清潔に保つことができます。
ただし、長時間浸しすぎると、プラスチック部分が変質する可能性があるので、注意しましょう。
エタノールと「イソプロパノール(IP)」の関係と使い分け
ドラッグストアで消毒用エタノールを探していると、「消毒用エタノールIP」という表記をよく見かけるかと思います。
この「IP」とは、イソプロパノール(イソプロピルアルコール)のことで、安価に消毒効果を高めるためにエタノールに添加されている成分です。
このイソプロパノールが添加されているかどうかで、製品の価格や用途が変わってくるんです。
イソプロパノール配合のメリットとデメリット
●メリット
イソプロパノールも消毒効果があるアルコールの一種です。エタノールに添加することで、国への税金(酒税)が課せられなくなるため、製品価格をグッと下げることができます。
そのため、「消毒用エタノールIP」は、エタノールのみの製品よりも安価に販売されていることが多いのです。
●デメリット
1. 匂い:イソプロパノールには、エタノールにはない独特の強い刺激臭があります。匂いに敏感な方にとっては、この匂いが気になる場合があります。 2. 肌刺激:エタノール単体よりも、イソプロパノールが加わることで、肌への刺激が強くなる傾向があります。頻繁に手指消毒を行う方や、敏感肌の方は、イソプロパノールが含まれていない製品を選ぶのがおすすめです。
IP配合製品の賢い使い方
イソプロパノール配合の「消毒用エタノールIP」は、安価で消毒効果が高い、という特徴を活かして、主に「器具や場所」の消毒用として使うのが賢い方法です。
| エタノールのみの製品(高め) | イソプロパノール配合の製品(安価) |
| 手指、顔など肌に直接触れる場所の消毒 | ドアノブ、テーブル、トイレなど環境の消毒 |
| 匂いを抑えたい場所(寝室など) | ゴミ箱、排水口など匂いが気にならない場所の除菌 |
| アロマスプレーなど、他の用途にも使う場合 | 器具の拭き掃除や、清掃がメインの場合 |
手指の消毒をメインにするならエタノールのみの製品、家中の衛生管理を経済的に行いたいならイソプロパノール配合の製品と、用途に合わせて使い分けるのがベストです。
ただし、どちらの製品も「飲用厳禁」です。間違って飲んでしまわないように、保管には十分注意してください。
エタノールを販売する主なメーカーと製品の特徴
エタノールを製造・販売しているメーカーはいくつかありますが、特にドラッグストアやネット通販でよく見かける、代表的なメーカーとその製品の特徴を知っておくと、安心して商品を選べます。 ここでは、主要な2つのメーカーをピックアップしてご紹介します。
健栄製薬:エタノールの代名詞的存在
健栄製薬は、エタノール製品の国内シェアが非常に高い、まさにエタノールの代名詞のような存在です。
- 主要製品:
- 無水エタノールP:純度の高い医薬品の無水エタノール。掃除、アロマ、自家製消毒液の希釈用として非常に人気が高いです。
- 消毒用エタノールIK:一般的な消毒用エタノール。手指・皮膚の消毒に使えます。
- 特徴:品質と信頼性が非常に高いのが特徴です。ラインナップが豊富で、無水、消毒用、燃料用と、用途に合わせたエタノールが揃っています。パッケージもシンプルで分かりやすく、迷ったらまず健栄製薬の製品を選んでおけば間違いありません。
特に無水エタノールは、「健栄」の製品を探している人が非常に多いため、ドラッグストアで品薄になることも多いです。もし実店舗で見つからなければ、ネット通販で「健栄製薬 無水エタノール」と検索してみることをおすすめします。
小堺製薬:昔ながらの薬局でよく見かける
小堺製薬も、医薬品のエタノール製品を長年製造している老舗メーカーです。
- 主要製品:
- 無水エタノール:こちらも医薬品として販売されています。
- 消毒用エタノール:医療機関などでも使われることが多い、信頼性の高い製品です。
- 特徴:純粋な医薬品としてのエタノール製造に特化しており、特に小規模な薬局や調剤薬局などで取り扱いが多い傾向があります。
健栄製薬と並んで、安心して使えるメーカーの一つです。
その他:各社のプライベートブランド
マツモトキヨシの「matsukiyo」、ウエルシアの「ハピコム」など、ドラッグストアのプライベートブランド(PB)からも消毒用エタノールが販売されています。
これらは、製造元は大手メーカーである場合が多いですが、パッケージや広告費などが抑えられている分、価格が非常に安いのが魅力です。
成分表示を確認し、もしIP配合でも問題なければ、経済的な選択肢としてPB製品を選んでみるのも良いでしょう。
信頼できるメーカーを選ぶことで、安心して日々の掃除や消毒にエタノールを活用できますね!
エタノールの種類と濃度の歴史!なぜ80%が最適とされたのか?
「消毒には80%が最適」と言われていますが、なぜこの濃度が標準になったのでしょうか?
エタノールが消毒薬として使われるようになった背景には、興味深い歴史があります。
このエタノールの濃度の秘密を知ると、消毒用エタノールがなぜこの濃度で売られているのかが、さらに深く理解できるはずです!
エタノールの消毒効果発見の歴史
エタノールが消毒薬として利用され始めたのは、19世紀後半、近代細菌学の父と呼ばれるフランスの科学者ルイ・パスツールらが、微生物が病気の原因になることを発見した時代に遡ります。
当初、純粋なアルコール(高濃度エタノール)が殺菌力が高いと考えられていましたが、研究が進むにつれて、「純粋なアルコールは、細菌の表面を瞬時に固めてしまい、内部まで浸透しない」という問題が明らかになりました。
水分が必要不可欠だった!
この問題を解決するために、科学者たちはアルコールに水分を加える実験を繰り返しました。
その結果、水分が適度に含まれていると、アルコールが細菌の細胞壁をゆっくりと通過し、細胞内部のタンパク質を確実に変性させることがわかったのです。
さまざまな濃度が試された結果、70%から80%程度の濃度が、最も浸透力と殺菌力のバランスが良いという結論に至りました。
これが、現在「消毒用エタノール」がこの濃度で標準化されている歴史的な背景です。
日本薬局方での規定
日本では、医薬品の品質や規格を定めた公定書である「日本薬局方」において、消毒用エタノールの濃度が「76.9vol%から81.4vol%」と厳密に規定されています。
これにより、私たちがドラッグストアで購入する消毒用エタノールは、常に高い消毒効果が保証されているというわけです。
この歴史を知ると、無水エタノールを水で薄めるという裏技が、いかに科学的根拠に基づいた正しい方法であるかが分かりますね。
掃除には無水、消毒には80%!
エタノールを賢く使い分けて、より快適な生活を送りましょう。
エタノールに関するFAQ!購入・使用時の疑問を解決
エタノールについて、購入者からよく寄せられる疑問を、モモストアがQ&A形式でまとめてみました。
「これってどうなの?」という小さな疑問を解決して、スッキリ安心してエタノールを使いましょう!
Q1: 消毒用エタノールはインフルエンザ以外のウイルスにも効きますか?
A: 消毒用エタノール(濃度70~80%)は、インフルエンザウイルスや、エンベロープ(脂質の膜)を持つ多くのウイルスに対して有効性が確認されています。
しかし、ノロウイルスやロタウイルスなど、エンベロープを持たない一部のウイルスには効きにくいと言われています。
これらのウイルス対策には、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなどを希釈したもの)など、エタノール以外の消毒薬を使うのが一般的です。
エタノールは万能ではありませんが、日常的な衛生管理には十分役立ちます。
Q2: 無水エタノールを希釈する際、水道水を使っても大丈夫ですか?
A: 消毒用としてすぐに使い切る場合は、水道水で希釈しても問題ありません。
ただし、水道水には微量の塩素やミネラルが含まれているため、長期保存には不向きで、また電子機器の清掃に使うとシミや故障の原因になる可能性があります。
電子機器の清掃や長期保存する消毒液を作る場合は、精製水(薬局で購入可能)を使うことを強くおすすめします。
Q3: エタノールって薬局やドラッグストアのどこに置いてありますか?
A: 置いてある場所は店舗によって大きく異なりますが、主に以下の3か所をチェックしてみてください。
- 医薬品コーナー:薬剤師や登録販売者がいるレジ近くの棚(医薬品の無水エタノールや消毒用エタノール)
- 衛生用品コーナー:マスクやハンドジェル、体温計などが並ぶ棚(指定医薬部外品の消毒用エタノール)
- 掃除用品コーナー:洗剤やカビ取り剤の近く(清掃用のアルコール製剤や、無水エタノール)
見つからない場合は、遠慮なく店員さんに「消毒用エタノール」または「無水エタノール」を探していることを伝えてみましょう!
Q4: エタノールとアルコールの違いは何ですか?
A: 「アルコール」は化学物質の総称で、「エタノール(エチルアルコール)」はそのアルコールの一種です。
消毒に使われるのはエタノールですが、燃料用アルコールには「メタノール」や「イソプロパノール」といった、飲用・人体使用が危険な他のアルコールも含まれていることがあります。
そのため、手指消毒には「エタノール」を主成分とする製品を選ぶことが重要です。
まとめ:エタノールを賢く使い分けて生活の質を向上させよう
ここまで、エタノールの種類、販売場所、そして安全で効果的な使い方について、様々な角度から見てきました。
エタノールは、消毒・掃除・アロマと、本当に幅広い用途に使える万能なアイテムですが、「濃度」によって用途を厳密に使い分けることが、何よりも大切だとわかりましたね。
モモストアが伝えたいのは、この3つのポイントです。
- 消毒には「消毒用エタノール(80%前後)」:手指や環境のウイルス対策には、この濃度が最強です。ドラッグストアやネット通販で購入しましょう。
- 掃除・アロマには「無水エタノール(99.5%)」:水に弱い電子機器の清掃や、アロマスプレーの溶剤として最適です。希釈すれば消毒用にも使えます。
- 安易な代用は危険:「燃料用アルコール」はメタノールなどの危険な成分を含む可能性があり、消毒や清掃への代用は絶対に避けるべきです。
もし、近所の実店舗で見つからなくても、ネット通販では確実に、しかも大容量でお得な商品が見つかるはずです。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、ぜひあなたの目的に合ったエタノールを探してみてください。
エタノールを正しく使い分けて、清潔で快適な毎日を手に入れましょう!

