【最新版】リポピール(Lipo Peel)の口コミと効果!知っておきたい全情報

【最新版】リポピール(Lipo Peel)の口コミと効果!知っておきたい全情報

皆さん、お肌の調子はいかがですか?
最近、美容クリニック界隈で「次世代ピーリング」として話題になっているのが、リポピール(Lipo Peel)です。
従来のピーリングは「痛い」「ダウンタイムが長い」というイメージがありましたが、リポピールはそういった悩みを解消してくれると注目されています。
本当にそんなにすごい効果があるのか?
この記事では、リポピールのメリット・デメリット、実際の口コミ、施術の全てを徹底的に解説していきますね!

・リポピールって何?他のピーリングとの違いを解説!
・リポピール施術の「メリット」と「デメリット」を徹底比較!
・【効果なし?】リポピールに関する悪い口コミ・評判を正直にチェック
・リポピールで得られる具体的な効果とは?肌の悩みにどう効く?
・リポピールは痛い?ダウンタイムは本当になし?
  1. リポピールって何?他のピーリングとの違いを解説!
    1. 従来のピーリングとの決定的な違いは「特許技術」にあり!
      1. マッサージピール(コラーゲンピール)との比較
      2. グリコール酸や乳酸ピーリングとの比較
  2. リポピール施術の「メリット」と「デメリット」を徹底比較!
    1. 【最大の魅力】リポピールが持つ4つのメリット
      1. メリット1:ダウンタイムが極めて少ない(またはゼロ)
      2. メリット2:真皮層からの強力なコラーゲン生成促進
      3. メリット3:美白・色素沈着改善効果が高い
      4. メリット4:複合的な肌悩みにアプローチできる
    2. 【注意点】リポピールの3つのデメリット
      1. デメリット1:他のピーリングに比べて費用が高め
      2. デメリット2:効果を持続させるには継続が必要
      3. デメリット3:施術者やクリニックによる技術差がある
  3. 【効果なし?】リポピールに関する悪い口コミ・評判を正直にチェック
    1. 「期待したほどの即効性は感じられなかった」という声
    2. 「結局、皮剥けした」というダウンタイムに関する不満
    3. 「やっぱり料金が高い」というコストに関する意見
  4. リポピールで得られる具体的な効果とは?肌の悩みにどう効く?
    1. 効果1:肌のハリ・ツヤ(弾力)の大幅な向上
    2. 効果2:くすみ・シミ・色素沈着の改善と美白
    3. 効果3:ニキビ・ニキビ跡(凹凸)の改善
  5. リポピールは痛い?ダウンタイムは本当になし?
    1. 施術中の痛みは「ほぼなし」が多数派
    2. ダウンタイムは「ほぼゼロ」だが例外も
      1. 施術直後の状態
      2. 施術後数日間の反応(皮剥けについて)
  6. リポピールの料金相場は?クリニックでの費用目安を公開
    1. リポピール1回あたりの料金相場(顔全体)
      1. 顔全体の料金目安
      2. 部位別料金の目安
    2. 賢く施術を受けるための料金プラン活用術
      1. 活用術1:初回限定のトライアル価格を狙う
      2. 活用術2:お得な回数コース(セット料金)を選ぶ
      3. 活用術3:モニター制度やキャンペーンを利用する
  7. 施術を受ける頻度と回数は?理想的なスケジュールを紹介
    1. 【基本】肌のターンオーバーとコラーゲン生成のサイクル
      1. 最適な施術間隔は「2週間~3週間」
    2. 効果を実感するための「推奨回数」は?
      1. 目標別:推奨される施術回数
    3. 効果を維持するための「メンテナンス」について
  8. リポピールの主成分「TCA」って何?安全性と特徴
    1. TCA(トリクロロ酢酸)は「コラーゲン生成の王様」
    2. リポピールにおけるTCAの「安全性」への工夫
      1. リポソーム化によるマイルド化
      2. 複合成分による炎症の抑制と美肌効果
  9. リポピールはどこで受けられる?失敗しないクリニックの選び方
    1. ポイント1:リポピールの「施術実績」と「経験値」を確認する
    2. ポイント2:アフターケアとサポート体制の充実度
    3. ポイント3:立地・予約の取りやすさ・料金のバランス
  10. リポピールができない人(禁忌事項)を事前に確認しよう
    1. 絶対的な禁忌事項(施術を受けてはいけない人)
    2. 相対的な禁忌事項(医師の判断が必要な人)
      1. 施術前後の注意が必要な方
      2. 持病や体質に関する注意が必要な方
  11. リポピール施術の流れをステップごとに解説!
    1. ステップ1:カウンセリングと肌診断(所要時間:15分~30分)
    2. ステップ2:クレンジングと洗顔(所要時間:5分~10分)
    3. ステップ3:リポピール剤の塗布とマッサージ(所要時間:10分~15分)
    4. ステップ4:拭き取りと冷却、鎮静パック(所要時間:10分~15分)
    5. ステップ5:保湿と紫外線対策、施術後の説明(所要時間:5分)
  12. 施術後の過ごし方と注意点!効果を長持ちさせるための秘訣
    1. 秘訣1:とにかく「保湿」!肌のバリア機能を守る
    2. 秘訣2:絶対的な「紫外線対策」を徹底する
    3. 秘訣3:肌に負担をかける行為を控える
  13. リポピールと相性の良い施術(併用療法)は何がある?
    1. 相性抜群!導入系施術との組み合わせ
      1. イオン導入・エレクトロポレーション
      2. 成長因子(サイトカイン)導入
    2. 肌の凹凸・たるみ改善を目指す組み合わせ
      1. ダーマペン・マイクロニードルRF
      2. 高周波(RF)治療(例:インディバ、ハイフシャワー)
  14. リポピールに関するQ&A!疑問をまとめて解決!
    1. Q1:施術後すぐにメイクはできますか?
    2. Q2:紫外線が強い夏でも施術を受けられますか?
    3. Q3:ニキビや毛穴の黒ずみにも効果がありますか?
    4. Q4:敏感肌ですが、施術を受けても大丈夫ですか?
    5. Q5:施術後のスキンケアで何かおすすめはありますか?

リポピールって何?他のピーリングとの違いを解説!

momo-store.jp

「リポピール」という名前は聞いたことがあるけど、具体的にどんなものか知らないという方も多いかもしれませんね。
簡単に言えば、リポピールはイタリアで開発された新しいタイプの医療用ピーリング剤です。

ピーリングというと、古い角質を剥がして肌をツルツルにするイメージですが、リポピールが画期的なのは、「剥離(はくり)」を最小限に抑えながら、肌の奥深くまで有効成分を浸透させられるという点なんです。
従来のピーリング剤は、その強力な効果と引き換えに、痛みや施術後の皮剥けといったダウンタイムが避けられませんでした。特に、高い効果を持つ「TCA(トリクロロ酢酸)」という成分は、刺激が強すぎてなかなか日常使いが難しいものでした。

しかし、リポピールは特殊な技術、「リポソーム化」を用いることで、TCAが肌の表面で急激に作用するのを防ぎ、肌内部の真皮層へゆっくりと浸透するように設計されています。
これにより、TCAの持つ強力なコラーゲン生成促進作用はそのままに、肌表面への刺激を大幅に軽減しているのが最大の特徴です。だからこそ、「ダウンタイムが少ないのに効果は高い」と話題になっているんですね。

従来のピーリングとの決定的な違いは「特許技術」にあり!

リポピールが他のピーリングと一線を画しているのは、まさにその成分の「運び方」にあります。
特に有名な他のピーリング剤と比較しながら、その違いを見ていきましょう。

マッサージピール(コラーゲンピール)との比較

リポピールと同様にTCAを主成分とする有名なピーリングに「マッサージピール(PRX-T33)」があります。
マッサージピールもダウンタイムが少ないとされていますが、人によっては施術中にヒリヒリとした強い痛みや熱感を感じることがありました。また、施術後に薄い皮剥けが生じることも珍しくありません。

一方、リポピールは、TCAをリポソーム(脂質の膜)で包むことで、さらに刺激を和らげています。これにより、「痛みがほとんどない」「施術中も快適だった」という口コミが非常に多いのが特徴です。肌が敏感な方にとっては、この違いはとても大きいポイントになりますね。

グリコール酸や乳酸ピーリングとの比較

エステやクリニックで一般的に行われるグリコール酸や乳酸ピーリングは、主に肌の一番上の層(角質層)に作用し、古い角質を溶かしてターンオーバーを促すのが目的です。
即効性があり、手軽に受けられるのが魅力ですが、真皮層のコラーゲン生成を促す力はリポピールやマッサージピールに比べて穏やかです。

リポピールは、TCAの力で肌のハリや弾力といった、より根本的な部分の改善にアプローチできます。表面のざらつきだけでなく、「たるみ」や「シワ」のケアも同時に行いたい方に最適だと言えるでしょう。

種類 主な成分 作用深度 痛み/刺激 主な効果
リポピール TCA、コウジ酸、フィチン酸など 真皮層~表皮層 少ない(特許技術) ハリ、ツヤ、色素沈着、美白
マッサージピール TCA、過酸化水素 真皮層~表皮層 ややある(ヒリつき) ハリ、たるみ、肌質改善
グリコール酸ピーリング グリコール酸(AHA) 角質層~表皮層 少ない ニキビ、毛穴、くすみ

ご覧の通り、リポピールは「低刺激で高効果」という、まさに理想的なバランスを実現したピーリングと言えるでしょう。
特に、美容クリニックでの施術経験が少なく、痛みやダウンタイムに不安がある方には、ぜひ検討していただきたい選択肢です。

リポピール施術の「メリット」と「デメリット」を徹底比較!

どんなに良い施術にも、必ずメリットとデメリットの両面があります。
リポピールも例外ではありません。ここでは、モモストアが調べた情報を元に、リポピールを受ける前に知っておくべきプラス面とマイナス面を徹底的に比較していきますね。
期待だけが先行して「思ってたのと違う…」とならないように、冷静に判断しましょう。

【最大の魅力】リポピールが持つ4つのメリット

リポピールが多くの美容クリニックで導入され、人気を集めているのには、明確な理由があります。
特に際立つ4つのメリットをご紹介します。

メリット1:ダウンタイムが極めて少ない(またはゼロ)

これがリポピールの最大の武器です。
前述の通り、TCAをリポソーム化しているため、肌表面への刺激が少なく、施術直後からメイクや洗顔が可能です。
施術を受けに行ったことを誰にも気づかれたくない!」という方や、「忙しくて休みが取れない」という方には、このダウンタイムの少なさは非常に魅力的です。

ただし、ごく稀に敏感肌の方や体調によっては、数日後に薄い皮剥けや赤みが出る場合があることも覚えておきましょう。これは「TCAがしっかり働いた証拠」とも言えますが、気になる場合はクリニックで相談してくださいね。

メリット2:真皮層からの強力なコラーゲン生成促進

表面的なケアだけでなく、肌の土台である真皮層に作用し、肌内部からコラーゲン生成を活発に促します。
これにより、表面的な「ツルツル感」だけでなく、内側から押し上げるような「ハリ」「弾力」「小ジワの改善」といったエイジングケア効果を期待できます。
特に顔全体だけでなく、首や手の甲のエイジングサインにも効果を発揮すると言われています。

メリット3:美白・色素沈着改善効果が高い

リポピールにはTCAの他に、美白成分として非常に優秀な「コウジ酸」が含まれています。
コウジ酸は、シミやそばかすの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。
ピーリングによる肌のターンオーバー促進と、コウジ酸によるメラニン抑制のダブルアプローチで、くすみやニキビ跡の色素沈着に高い効果が期待できます。肌全体のトーンアップを目指す方には、特におすすめの成分構成です。

メリット4:複合的な肌悩みにアプローチできる

TCA、コウジ酸の他にも、保湿や角質ケアを担うマンデル酸、フィチン酸、そして肌の修復をサポートする成長因子などが含まれているため、複数の肌悩みに同時にアプローチできます。
「シミも気になるけど、ニキビ跡の凹凸も気になる…」といった複合的な悩みを抱えている方にとって、一度の施術で幅広い効果を期待できるのは大きなメリットです。

【注意点】リポピールの3つのデメリット

次に、リポピールを受ける前に必ず理解しておきたいデメリットや注意点についても確認しておきましょう。

デメリット1:他のピーリングに比べて費用が高め

リポピールは、その特殊な技術と複合成分のため、一般的なケミカルピーリング(グリコール酸など)や、似た効果を持つマッサージピールと比較しても、1回あたりの施術料金が高めに設定されている傾向があります。
効果を持続させるためには継続的な施術が必要となるため、トータルでかかる費用は事前に確認し、予算内で収まるか計画を立てることが重要です。

後ほど詳しく解説しますが、初回トライアル価格を設定しているクリニックも多いので、そういった機会を利用して試してみるのも良いでしょう。

デメリット2:効果を持続させるには継続が必要

リポピールは即効性もありますが、真皮層のコラーゲンを徐々に増やしていく施術であるため、1回で劇的に肌が生まれ変わるわけではありません。
多くのクリニックでは、効果を最大化し、維持するために2〜3週間に一度のペースで、合計5回程度の施術を推奨しています。
「1回で全て解決したい」と考えていると、期待外れに感じてしまうかもしれません。継続的なケアが必要であることを理解しておきましょう。

デメリット3:施術者やクリニックによる技術差がある

リポピールは肌に塗り広げるだけの施術ですが、ピーリング剤を塗布する際のムラの有無や、マッサージの圧、塗布時間などが、効果や刺激に影響を与える場合があります。
また、リポピールは比較的新しい施術のため、まだ導入していないクリニックもあります。施術経験豊富なクリニックを選ぶことが、効果を実感するための大切なポイントになります。

これらのメリットとデメリットを総合的に考慮して、「自分にとって最適な施術かどうか」を判断してくださいね。費用対効果やダウンタイムの許容範囲は、人それぞれ違いますから!

【効果なし?】リポピールに関する悪い口コミ・評判を正直にチェック

どんなに良い施術でも、必ず「効果がなかった」と感じる人もいます。
リポピールに関する悪い口コミやネガティブな評判を隠さずに正直にチェックすることは、施術を受けるかどうかの判断において非常に重要です。
モモストアがSNSや美容掲示板で集めた、具体的な「期待外れだった」という意見を見ていきましょう。

「期待したほどの即効性は感じられなかった」という声

リポピールは「直後からハリが出る!」という謳い文句が多いので、施術直後に鏡を見て「あれ?そんなに変わってない?」と感じる方がいるようです。

<具体的な口コミ例>

  • 「1回でツヤツヤになると聞いていたけど、施術直後はちょっと赤みが引いたくらいで、感動するほどではなかった。高いお金を払ったのに正直効果なしかと思った。」
  • 「マッサージピールの方が直後の肌のツヤは感じた気がする。リポピールは地味に効いている感じ。」

モモストアの解説:
これは、リポピールが目指している効果が、肌の内部の改善に重きを置いているためです。
肌表面の角質を急激に剥がすタイプのピーリングに比べると、即座の「ツルツル感」は控えめかもしれません。
しかし、リポピールの真価は「数日後から」、そして「複数回継続した後」に発揮されます。
TCAの作用でコラーゲンが生成され、肌の奥からハリが生まれるまでには時間がかかります。1回で判断せず、まずは推奨される回数(3~5回)を続けてみることをお勧めします。

「結局、皮剥けした」というダウンタイムに関する不満

「ダウンタイムがない」と紹介されることが多いリポピールですが、一部の方からは「薄く皮が剥けた」という報告がありました。

<具体的な口コミ例>

  • 「ダウンタイムゼロと聞いていたのに、施術後3日目くらいから口周りや顎の皮膚が薄く剥けてきた。マスクで隠したけど、ゼロではないじゃん!」
  • 「赤みが翌日まで残ってしまい、仕事に行くのが少し憂鬱だった。」

モモストアの解説:
確かにリポピールはダウンタイムが極めて少ないですが、「全ての人にゼロ」とは限りません。
特に初めてピーリングを受ける方や、乾燥がひどい状態の方、肌が薄い部分(目の周りなど)は、ピーリング剤への反応が強く出てしまうことがあります。
これは、TCAが古い角質を剥がし、新しい皮膚を再生させようとする過程で起こる自然な反応の一つです。
もし皮剥けや赤みが出たとしても、それは一時的なものであり、保湿を徹底し、紫外線対策を万全にすることで早く治まります。
クリニックでのカウンセリング時に、自分の肌質を正直に伝え、使用量を調整してもらうなどの対策を取ることも可能です。

「やっぱり料金が高い」というコストに関する意見

これはデメリットの項目でも触れましたが、やはり価格設定に関する意見は目立ちます。

<具体的な口コミ例>

  • 「効果は感じたけど、1回2万円以上は正直厳しい。継続して通うにはコスパが悪いと感じて他の施術に切り替えた。」
  • 「5回コースを契約したが、総額が大きくて途中で後悔した。もう少し安ければ続けたいのに。」

モモストアの解説:
リポピールは、高濃度のTCAを特殊技術で低刺激化しているため、どうしても他の施術に比べて原材料費が高くなります。
高い=効果が高い」とは一概には言えませんが、従来のTCAピーリングの欠点を克服した技術であることは間違いありません。
この費用対効果をどう見るかは、ご自身の「肌の悩み深度」「予算」のバランスで決めるしかありません。
まずは1回試してみて、効果を実感できたら回数券を検討するなど、慎重に進めることをお勧めします。

このように、悪い口コミの多くは「過度な即効性への期待」や「コスト」に関するものであり、施術の根本的な効果自体を否定するものは少ないという印象です。
デメリットを理解した上で施術に臨めば、きっと満足のいく結果が得られるはずですよ。

リポピールで得られる具体的な効果とは?肌の悩みにどう効く?

ネガティブな意見を確認したところで、今度はリポピールを受けることで得られるポジティブで具体的な効果について、詳しく見ていきましょう。
リポピールは、ただ古い角質を剥がすだけではありません。肌の奥から若返りを促す成分構成により、非常に幅広い肌悩みにアプローチできるのが魅力です。
特に、「年齢による肌の変化」を感じ始めた方にこそ、注目してほしい効果がたくさんありますよ。

効果1:肌のハリ・ツヤ(弾力)の大幅な向上

これはリポピールの一番の中心となる効果です。
主成分であるTCAが真皮層に到達すると、線維芽細胞(せんいがさいぼう)という、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力成分を生み出す細胞を強力に刺激します。
これにより、新しいコラーゲンが活発に生成され、肌に内側から押し戻すようなハリが生まれます。

  • たるみ毛穴の改善:ハリが回復することで、開いた状態だった毛穴が引き締まり、目立ちにくくなります。
  • 小ジワの改善:乾燥によるちりめんジワだけでなく、表情ジワの予備軍のような浅いシワにもアプローチし、目立たなくする効果が期待できます。

効果2:くすみ・シミ・色素沈着の改善と美白

リポピールに含まれるコウジ酸の働きにより、美白効果も非常に高いと評価されています。
コウジ酸は、メラニン生成の元となるチロシナーゼという酵素の働きを抑制する作用があります。この作用により、新たなシミの発生を防ぐとともに、既存のシミやニキビ跡の茶色い色素沈着を薄くする効果が期待できます。

ピーリング作用で古い角質が剥がれることと、コウジ酸の美白作用の相乗効果で、肌全体のトーンが明るくなり、透明感のある肌へと導かれます。

成分 主な作用 期待できる効果
TCA(トリクロロ酢酸) 線維芽細胞の刺激、コラーゲン生成 ハリ、たるみ、シワ、毛穴の引き締め
コウジ酸 チロシナーゼ活性抑制 シミ、くすみ、色素沈着、美白
フィチン酸、マンデル酸 角質ケア、抗炎症作用 ニキビ、肌荒れ、肌質改善

効果3:ニキビ・ニキビ跡(凹凸)の改善

リポピールは、ニキビ治療にも有効です。

  • 現存ニキビ:ピーリング作用により、毛穴の詰まり(コメド)を解消し、ニキビの原因となるアクネ菌の繁殖を防ぎます。また、炎症を抑える成分も含まれているため、赤ニキビの鎮静化にも役立ちます。
  • ニキビ跡の凹凸(クレーター):真皮層へのアプローチにより、コラーゲンが再構築されることで、軽度のニキビ跡の凹凸をなだらかにする効果が期待できます。重度のクレーター治療には、他のレーザー治療などと併用することが推奨されますが、肌の土台を整えるという意味では非常に重要です。

このように、リポピールはアンチエイジングから美白、ニキビケアまで、幅広いニーズに応えてくれる「万能型ピーリング」と言えるでしょう。
ご自身の最も気になる悩みに、どの成分がどう作用するかを理解しておくと、施術への期待値も高まりますね。

リポピールは痛い?ダウンタイムは本当になし?

美容施術を受ける上で、最も気になることの一つが「痛み」「ダウンタイム」ではないでしょうか?
特に、従来のピーリングで辛い経験をしたことがある方は、「リポピールも同じくらい痛いのかな…」と不安に感じるかもしれません。
ここでは、リポピール施術における痛みやダウンタイムの実態について、詳しく解説しますね。

施術中の痛みは「ほぼなし」が多数派

結論から言うと、リポピールは「ほとんど痛みを感じない」という口コミが圧倒的に多いです。
従来のTCAを主成分とするピーリング(マッサージピールなど)では、「ヒリヒリ」「ピリピリ」とした刺激や、施術中に熱感を感じることがありましたが、リポピールはその刺激を大幅に軽減することに成功しています。

<痛みが少ない理由>
リポピールのTCAは、特殊なリポソーム技術により脂質の膜で包まれています。
この脂質の膜が、TCAが肌の表面に触れた瞬間に急激に作用するのを防ぎ、時間をかけてゆっくりと深部に浸透させていくため、肌表面の神経を刺激しにくいのです。
施術中は、優しくマッサージされるような感覚で、「気持ちよかった」と感じる方もいるほどです。

ただし、全く刺激がないわけではありません。

  • 肌の乾燥がひどい時
  • 生理前後で肌が敏感になっている時
  • 傷やニキビの炎症がある部分

このような状態の時は、ごく軽度のチクチク感や熱感を感じる場合があります。
しかし、その場合でも数分で治まる程度であり、我慢できないほどの強い痛みになることはほとんどありません。施術中に少しでも異変を感じたら、すぐに施術者に伝えるようにしましょう。

ダウンタイムは「ほぼゼロ」だが例外も

リポピールは「ダウンタイムなし」として宣伝されていますが、厳密には「日常生活に支障をきたすような目立ったダウンタイムはほぼない」と理解しておくのが現実的です。

施術直後の状態

施術直後は、ピーリング剤を拭き取った後、一時的に軽い赤みが出ることがあります。これは血行が良くなっているサインでもありますが、多くの場合、数時間後には引いてしまいます。
すぐにメイクも可能なので、施術後に予定があっても安心です。

施術後数日間の反応(皮剥けについて)

ごく稀に、肌のターンオーバーが特に乱れていた方や、乾燥肌の方は、施術後2~3日後に薄い粉を吹いたような状態や、細かい皮剥けが生じることがあります。
これは、肌の古い角質が剥がれ落ちている正常な反応です。無理に剥がさず、保湿ケアを徹底していれば、数日で自然に治まります。
もし皮剥けが心配な方は、マスクなどで保護できる週末などに施術を受けるのがおすすめです。

項目 リポピールの実態 対処法
痛み ほぼなし(ごく軽度のチクチク感の場合あり) 施術前に肌状態を申告する
赤み 直後に出るが数時間で引くことが多い メイクでカバー可能
皮剥け 目立つものはないが、稀に薄い皮剥けが生じる 徹底した保湿ケアを行う

このように、リポピールは痛みやダウンタイムのリスクが非常に低い、忙しい現代人にぴったりの施術と言えますね。不安な点はカウンセリングで全てクリアにしてから臨みましょう!

リポピールの料金相場は?クリニックでの費用目安を公開

リポピールの効果やダウンタイムが魅力的だと分かっても、次に気になるのは「費用」ですよね。
「高い」という口コミも目にしましたが、具体的な料金相場はどのくらいなのでしょうか?
ここでは、モモストアが調査したリポピールの費用目安と、賢く施術を受けるためのポイントをご紹介します。

リポピール1回あたりの料金相場(顔全体)

リポピールの料金は、クリニックの立地や規模、導入している他のメニューとの兼ね合いなどによって幅がありますが、顔全体(首を含まない)の施術で見た場合、おおよその相場は以下のようになります。

顔全体の料金目安

1回あたり:15,000円~30,000円(税込)

この相場から分かるように、一般的なグリコール酸などのピーリング(5,000円~10,000円程度)と比較すると、やはり高めの価格設定になっています。
特に都心部の美容クリニックでは25,000円~30,000円程度、地方では15,000円~20,000円程度と、地域差が見られることもあります。

部位別料金の目安

リポピールは顔だけでなく、他の部位にも施術可能です。

部位 料金目安(1回あたり)
首(ネック) 15,000円~25,000円
デコルテ 20,000円~35,000円
手の甲 10,000円~18,000円

特に、年齢が出やすい「首」や「デコルテ」のケアをセットで提供しているクリニックも多いので、セット価格でお得になる場合もありますよ。

賢く施術を受けるための料金プラン活用術

「相場を見るとやっぱり高いな…」と感じた方のために、費用を抑えてリポピールを受けるためのヒントをお伝えします。

活用術1:初回限定のトライアル価格を狙う

多くのクリニックでは、リポピールを初めて受ける患者さん向けに、通常価格の20%~40%OFFとなる「トライアル価格」を設定しています。
例えば、通常25,000円の施術が、初回限定で15,000円になる、といった具合です。
まずはトライアル価格で効果や肌との相性を確認し、「継続したい!」と思ったら次のステップに進むのが賢明です。

活用術2:お得な回数コース(セット料金)を選ぶ

リポピールは継続することで効果が最大化される施術です。
そのため、ほとんどのクリニックでは「3回コース」「5回コース」などの回数券を用意しています。
1回あたりの料金に換算すると、通常価格よりも10%~20%程度お得になることが多いです。
トライアルで効果を実感できたなら、迷わず回数券を購入するのが、トータルコストを抑える近道です。

活用術3:モニター制度やキャンペーンを利用する

時々、クリニックによっては「症例モニター」を募集している場合があります。
施術前後の写真提供などの条件を満たせば、非常に安価に、あるいは無料で施術を受けられるチャンスです。
また、季節のキャンペーンなどで、他の施術(例えばイオン導入など)とのセットメニューが割引になることもありますので、クリニックのウェブサイトやSNSをこまめにチェックしてみてください。

リポピールは「美白とハリを同時に叶える」という付加価値の高い施術です。
その価値に見合う価格かどうか、ご自身の目で確かめてから、継続的な投資を決めるのが最も後悔のない方法ですよ。

施術を受ける頻度と回数は?理想的なスケジュールを紹介

リポピールで最高の効果を得るためには、正しい頻度と回数で施術を受けることが非常に重要になります。
「なんとなく続ければいいや」という考えではなく、TCAが肌のコラーゲン生成を促すサイクルを意識した、科学的なスケジュールで臨みましょう。
ここでは、理想的なリポピールの施術スケジュールについて、モモストアが詳しく解説します。

【基本】肌のターンオーバーとコラーゲン生成のサイクル

リポピールは、肌の表面の角質を優しく剥がし(ターンオーバー促進)、同時に肌の奥でコラーゲン生成を促す施術です。
これらの作用を最大限に引き出すには、「細胞が最も活発に活動するタイミング」を狙う必要があります。

最適な施術間隔は「2週間~3週間」

多くの美容クリニックで推奨されているのは、2週間〜3週間に一度のペースです。

  • 2週間:ピーリングによるターンオーバーの促進効果が薄れ始める前、かつ、コラーゲンが生成され始める初期段階で、再度TCAの刺激を与えることで、より効果を積み重ねることができます。
  • 3週間:少し間隔を空けたい方や、肌が特に敏感な方は3週間に一度でも十分効果が期待できます。

この間隔が空きすぎると、コラーゲン生成の刺激がリセットされてしまうため、効果の実感が薄くなる可能性があります。自己判断で間隔を空けすぎないように注意しましょう。

効果を実感するための「推奨回数」は?

「何回くらいで効果が出るの?」という疑問は皆さん共通ですよね。
リポピールの推奨回数は、「肌の悩み」と「目標」によって異なります。

目標別:推奨される施術回数

目標 推奨回数(目安) 期待できる効果
肌のくすみ・トーンアップ 3回~5回 透明感の向上、メイクノリの改善
ハリ・弾力の回復、小ジワ改善 5回~8回 内側からのハリ感、たるみ毛穴の引き締め
重度の色素沈着、ニキビ跡の凹凸 8回~10回 他の治療と併用し、肌の土台を再構築

特に肌の「ハリ」や「弾力」といった、真皮層のコラーゲンに関わる変化は、最低でも5回以上の継続で強く実感できる方が多いようです。
まずは「3回コース」でスタートしてみて、効果の出方を見てから「5回コース」に切り替えるなど、柔軟に計画を立てるのがおすすめです。

効果を維持するための「メンテナンス」について

目標回数に達して効果を実感した後も、その美しい状態を維持するためのメンテナンスは欠かせません。
コラーゲンは年齢とともに減り続けてしまうものなので、定期的な刺激が必要です。

<メンテナンス頻度>
効果が定着した後は、1ヶ月~2ヶ月に一度のペースで継続的に施術を受けることを推奨します。
これにより、コラーゲン生成を常に優位な状態に保ち、リポピールで手に入れたハリやツヤを長期的に維持することができます。
また、自宅での徹底した保湿と紫外線対策も、メンテナンス効果を高める重要な要素となります。クリニックのホームケア用品などを活用するのも良いでしょう。

リポピールの主成分「TCA」って何?安全性と特徴

リポピールの最大の肝は、その主成分である「TCA(トリクロロ酢酸)」です。
TCAは非常に強力なピーリング効果を持つ成分ですが、その分、「刺激が強い」というイメージがあり、不安を感じる方もいるかもしれません。
ここでは、TCAが肌にどんな作用をもたらすのか、そしてリポピールではいかに安全にTCAを使用しているのかについて、深く掘り下げていきます。

TCA(トリクロロ酢酸)は「コラーゲン生成の王様」

TCAは、皮膚科領域で古くから使用されてきた化学ピーリング剤の一つです。
特に濃度が高いTCAは、皮膚の深い層にまで作用し、皮膚を剥離・溶解させる能力が非常に高いのが特徴です。
その強力な作用から、「ディープピーリング」などに使われてきましたが、強い赤みや腫れ、長いダウンタイムを伴うため、施術には細心の注意が必要とされていました。

しかし、TCAの真の価値は、その剥離作用だけでなく、真皮層の線維芽細胞に直接的な刺激を与え、大量のコラーゲンとエラスチンの生成を促す能力にあります。
美容医療の世界では、TCAこそが「肌の土台を再構築するのに最も適した成分の一つ」と認識されています。

リポピールにおけるTCAの「安全性」への工夫

リポピールはこのTCAの「コラーゲン生成能力」だけを最大限に引き出し、「刺激」を抑えるために、世界初の特許技術を採用しています。

リポソーム化によるマイルド化

リポピールでは、TCAの分子をリポソームという超微細なカプセル(脂質の膜)で包んでいます。

  • 作用の緩徐化:カプセルがあるため、TCAが肌表面で急激に反応するのを防ぎ、マイルドに肌内部に浸透していきます。これにより、従来のTCAピーリングで発生していた強いヒリつきや炎症を回避できます。
  • 深部への確実な到達:リポソームは肌の細胞膜と馴染みが良いため、TCAを狙った真皮層まで効率よく届けることができます。

複合成分による炎症の抑制と美肌効果

TCAだけでなく、リポピールには抗炎症作用や美白作用を持つ複合成分が配合されています。

成分 役割 安全性への貢献
コウジ酸 美白、メラニン抑制 TCAによる炎症後の色素沈着(PIH)を予防
フィチン酸、マンデル酸 角質ケア、抗酸化作用 肌のバリア機能を守りながら角質ケアをサポート
成長因子 細胞の修復・再生 TCAの刺激を受けた細胞の回復を早める

これらの複合成分が、TCAの刺激を和らげ、施術後の炎症リスクを最小限に抑える役割を果たしているため、安全性が非常に高いと言えるのです。
TCAと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、「リポソーム化されたTCA」は、従来のそれとは全く違う、非常にマイルドで優秀な美肌成分だと理解して大丈夫ですよ。

リポピールはどこで受けられる?失敗しないクリニックの選び方

リポピールの魅力が分かったら、次は実際にどこで施術を受けられるのかを知りたいですよね。
リポピールは医療機関でのみ取り扱いが許可されているピーリング剤です。そのため、美容皮膚科や美容クリニックで受けることになります。
しかし、クリニックは星の数ほどあり、どこを選べばいいか迷ってしまうもの。ここでは、失敗しないクリニック選びのポイントをモモストアが伝授します!

ポイント1:リポピールの「施術実績」と「経験値」を確認する

リポピールは新しい施術のため、導入したばかりのクリニックもあります。
どれだけ優れた薬剤でも、施術者の技術や経験によって効果には差が出ます。

  • 導入実績:クリニックのウェブサイトで、リポピールの導入時期や、これまでの症例写真が豊富に公開されているかを確認しましょう。
  • 施術者:担当する医師や看護師が、リポピールに関する研修やセミナーを受けているか、施術に対する深い理解があるかどうかが重要です。カウンセリング時に直接、施術経験について尋ねてみるのも良い方法です。

特に、ピーリング剤の塗布量やマッサージの圧は、効果に直結します。経験豊富な施術者ほど、患者さんの肌状態に合わせて細かく調整してくれます。

ポイント2:アフターケアとサポート体制の充実度

リポピールはダウンタイムが少ないとはいえ、施術後の肌は一時的に敏感になっています。
万が一、赤みや皮剥けなどのマイナートラブルが発生した場合のサポート体制が整っているかを確認しましょう。

  • ホームケア製品の推奨:施術後のデリケートな肌に合わせた、専用の保湿剤や日焼け止めなどのホームケア製品の案内があるか。
  • 緊急時の対応:「もし施術後に肌トラブルが起きた場合、夜間や休日でも連絡が取れるか」「すぐに診察してもらえるか」など、具体的なアフターフォローのルールを確認しておきましょう。

施術後こそ、肌は生まれ変わる大切な期間です。クリニックが提供する「肌育」のサポート体制を重視してください。

ポイント3:立地・予約の取りやすさ・料金のバランス

リポピールは継続することで効果を発揮する施術です。そのため、通いやすさは非常に重要な選定基準となります。

要素 チェックポイント
立地 自宅や職場からのアクセスが良いか(2〜3週間に一度通うことを想定)
予約 自分のライフスタイル(仕事終わり、週末など)に合わせて予約が取りやすいか
料金 予算内で継続できる回数コースがあるか、押し売りに合わないか(押し売り対策はこちらからチェック

特に、忙しい方は「予約が取れないから、施術間隔が空きすぎて効果が薄れた…」という事態を避けたいですよね。
カウンセリングの際に、「希望する曜日の予約状況」を具体的に尋ねてみることをお勧めします。
これらのポイントを踏まえて、「信頼できる」「通い続けられる」クリニックを見つけてくださいね。

リポピールができない人(禁忌事項)を事前に確認しよう

リポピールはマイルドで安全性の高い施術ですが、残念ながら全ての方が受けられるわけではありません。
施術を受けてはいけない方、または慎重に検討すべき「禁忌事項」があります。
安全に、そして確実に効果を得るために、ご自身の現在の肌状態や健康状態をしっかりとチェックしておきましょう。

絶対的な禁忌事項(施術を受けてはいけない人)

以下の項目に該当する方は、リポピール施術を絶対に受けることができません。

  • 妊娠中・授乳中の方:ピーリング剤の成分が胎児や乳児に与える影響について、安全性が確認されていません。この時期は施術を控えましょう。
  • ピーリング剤の成分にアレルギーがある方:特にTCA、コウジ酸、その他配合されている成分に対して過去にアレルギー反応を起こしたことがある方。
  • 重度の皮膚疾患がある方:アトピー性皮膚炎の症状が強く出ている、ケロイド体質である、ヘルペス(口唇ヘルペスなど)を発症している、重度の酒さ(しゅさ)など。
  • 過去に金の糸を顔に入れた方:ピーリング剤の刺激により、金の糸の周りで炎症が起きるリスクがあるため。
  • 施術部位に傷や炎症、化膿性のニキビがある方:ピーリングにより刺激が悪化し、症状が広がる可能性があるため、完治してから施術を受けてください。

相対的な禁忌事項(医師の判断が必要な人)

以下の項目に該当する方は、施術可能かどうかを医師に慎重に判断してもらう必要があります。

施術前後の注意が必要な方

  • 紫外線に過度に当たっている方:日焼け直後の肌は非常にデリケートです。施術をすることで炎症が悪化する可能性があります。
  • レチノール(トレチノイン)やハイドロキノンを使用中の方:これらの強力な美容成分は肌の角質層を薄くしているため、ピーリング剤が過剰に浸透し、刺激が強く出る可能性があります。通常、施術の1週間~10日前から使用を中止する必要があります。
  • 他の美容施術を受けた直後の方:レーザー治療やダーマペンなど、肌に強い刺激を与える施術を受けた直後は、肌が回復するまでリポピールは受けられません。

持病や体質に関する注意が必要な方

  • 免疫抑制剤を服用中の方:肌の回復力が遅れる可能性があるため、医師の判断が必要です。
  • 持病で定期的に薬を服用中の方:どのような薬でも、肌の反応に影響を与える可能性があるため、必ずお薬手帳を持参して相談しましょう。

これらの禁忌事項は、「安全第一」で施術を行うための非常に大切なルールです。
カウンセリング時には、自分の体調や肌の状態、服用中の薬について、嘘偽りなく全てを伝えることが、成功への第一歩となります。
不安な点は、遠慮せずにクリニックの専門家に質問してくださいね。

リポピール施術の流れをステップごとに解説!

「どんなことをされるんだろう?」「時間はどれくらいかかるの?」と、初めての施術には不安がつきものです。
ここでは、リポピール施術の一般的な流れをステップごとに詳しく解説しますね。
事前に流れを知っておけば、安心して施術に臨むことができますよ。

ステップ1:カウンセリングと肌診断(所要時間:15分~30分)

まず最初に、専門の医師またはカウンセラーによるカウンセリングが行われます。

  • 肌の悩みと目標の確認:シミ、シワ、ハリ、ニキビ跡など、一番気になる悩みを具体的に伝えます。
  • 既往歴・禁忌事項の確認:アレルギーや持病、妊娠の有無、服用中の薬など、安全に関する重要な事項を確認します。
  • 施術プランの提案:最適な施術回数や、ホームケアの方法、料金プラン(回数券など)の説明を受けます。

この時点で、疑問や不安なことは全て質問して解消しておきましょう。このカウンセリングの質が、クリニックの信頼度を測る重要なポイントになります。
クリニックによっては、高性能な肌診断機器(肌診断機+種類+美容)を使って、現在の肌状態を細かくチェックする場合もありますよ。

ステップ2:クレンジングと洗顔(所要時間:5分~10分)

施術部位(顔、首、デコルテなど)のメイクや汚れを、専用のクレンジング剤と洗顔料で丁寧に落とします。
肌に余分な油分や汚れが残っていると、ピーリング剤の浸透がムラになってしまうため、この工程は非常に重要です。
ご自身で落としにくい部分は、スタッフの方がサポートしてくれます。

ステップ3:リポピール剤の塗布とマッサージ(所要時間:10分~15分)

いよいよ施術の本番です。
リポピール剤を施術部位全体に塗布し、優しくマッサージしながら肌に浸透させていきます。

  • 塗布:額、頬、顎、鼻など、パーツごとに丁寧に塗布していきます。
  • マッサージ:マッサージの圧や回数は、施術者の経験と判断に委ねられます。TCAが真皮層に到達するよう、優しく、しかし確実に圧をかけていきます。

前述の通り、この時、ほとんど痛みは感じませんが、もし強いヒリつきや熱感を感じたら、すぐにスタッフに伝えてください。必要に応じて薬剤を拭き取るなどの対応をしてくれます。

ステップ4:拭き取りと冷却、鎮静パック(所要時間:10分~15分)

規定の時間(または肌の反応を見ながら)が経過したら、ピーリング剤を丁寧に拭き取ります。
その後、肌を落ち着かせるための冷却や鎮静作用のあるパックを行います。
この鎮静パックは、リポピールの効果を高め、施術後の赤みや乾燥を防ぐ役割もあります。
クリニックによっては、この工程でイオン導入などの別の施術をセットで行うこともあります(相性の良い施術の項目で後述します)。

ステップ5:保湿と紫外線対策、施術後の説明(所要時間:5分)

最後に、肌に優しい保湿剤と日焼け止めを塗布します。
施術後の注意点(保湿の徹底、紫外線対策の徹底、強くこすらないなど)の説明を受けたら、施術は完了です。
全体の所要時間は、初回カウンセリングを含めても1時間~1時間半程度で終わることが多いので、お仕事の合間にも受けやすいのが魅力ですね。

施術後の過ごし方と注意点!効果を長持ちさせるための秘訣

リポピールは施術そのものも重要ですが、実は施術後の自宅での過ごし方が、効果を最大限に引き出し、長持ちさせるための最も重要な秘訣と言っても過言ではありません。
せっかく高価な施術を受けたのですから、小さな油断で効果を台無しにしないよう、特に注意すべきポイントをしっかり頭に入れておきましょう!

秘訣1:とにかく「保湿」!肌のバリア機能を守る

ピーリングによって古い角質が剥がれ、新しい細胞が露出している状態の肌は、一時的に乾燥しやすく、外部からの刺激に非常に弱い状態です。
乾燥は肌トラブルの元凶であり、せっかくコラーゲンが生成されても、乾燥しているとハリが失われてしまいます。

  • 回数を増やす:普段のスキンケアに加えて、化粧水や美容液、クリームの塗布回数を増やしましょう。
  • 優しい成分を選ぶ:アルコールや香料、着色料などが多く含まれる刺激の強い化粧品は避け、低刺激で高保湿なセラミドやヒアルロン酸配合のものを選ぶのがおすすめです。
  • パックの活用:夜は保湿成分がたっぷり含まれたシートマスクなどで集中的に水分を補給すると、肌の回復を早めることができます。

クリニックで推奨された専用のホームケア製品があれば、それを使うのが最も安心で効果的です。

秘訣2:絶対的な「紫外線対策」を徹底する

紫外線は肌のコラーゲンを破壊し、シミ・色素沈着を引き起こす最大の敵です。
特にピーリング後の肌は、メラニンを作る細胞が敏感になっているため、普段以上に紫外線対策が重要になります。

対策 具体的な行動
日焼け止め SPF30以上、PA+++以上のものを、外出しない日でも必ず塗布し、2~3時間ごとに塗り直す。
物理的な遮断 日傘、帽子、サングラス、マスクなどで、直接的な日光を避ける。
時間帯 紫外線が最も強い午前10時~午後2時頃の外出は極力避ける。

紫外線対策を怠ると、せっかくリポピールで改善したシミが再発したり、施術後の炎症が色素沈着として残ってしまうリスクが高まります。これは絶対に避けたい事態です。

秘訣3:肌に負担をかける行為を控える

施術後しばらくの間は、肌を摩擦したり、刺激を与えたりする行為は控えましょう。

  • 洗顔・クレンジング:ゴシゴシと力を入れてこすらず、たっぷりの泡で優しく撫でるように洗います。タオルで拭く際も、押し当てるように水分を吸い取ってください。
  • メイク:メイクは可能ですが、落とす際の負担を考え、なるべく薄めに、ポイントメイクに留めるのがおすすめです。
  • スクラブ・角質ケア:ピーリング効果を相殺してしまうため、スクラブ洗顔や、他のピーリング剤、レチノールなどの成分の使用は1週間~10日間は中止してください。

「良かれと思ってやりすぎる」のもNGです。肌が自然に回復し、リポピールの効果が現れるのを待つ時間も大切にしてくださいね。

リポピールと相性の良い施術(併用療法)は何がある?

リポピールだけでも十分な効果が期待できますが、美容クリニックでは複数の施術を組み合わせる「併用療法」が主流です。
特にリポピールは、肌の土台を整える効果が高いため、他の施術の効果を増幅させる「ブースター」のような役割も果たします。
ここでは、リポピールと組み合わせて行うことで、より高い相乗効果が期待できる施術をご紹介します。

相性抜群!導入系施術との組み合わせ

リポピールで古い角質を取り除き、肌の浸透率が高まった状態で、有効成分を肌の奥に届ける導入系の施術を行うのは、非常に理にかなった方法です。

イオン導入・エレクトロポレーション

  • 作用:微弱な電流や電気の力を使って、普段のスキンケアでは浸透しにくいビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ヒアルロン酸などの有効成分を、肌の深部に大量に浸透させます。
  • 相乗効果:リポピール後の肌は、バリア機能が一時的に緩くなっているため、成分の浸透率が格段にアップします。これにより、美白や保湿、抗酸化作用などの効果が単独施術よりも高まります。

リポピールの施術直後に、セットメニューとして提供されていることが多い、最も一般的な組み合わせです。

成長因子(サイトカイン)導入

  • 作用:肌の細胞の成長や修復を促す「成長因子」(EGF、FGFなど)を肌に導入します。
  • 相乗効果:リポピールのTCAが線維芽細胞を刺激し、コラーゲンを作ろうとしているところに、直接的に成長の「材料」や「指令」を与えることで、コラーゲン生成の効率をさらに高めます。
    特にハリやニキビ跡の凹凸改善を重視したい方におすすめです。

肌の凹凸・たるみ改善を目指す組み合わせ

より深い層の肌悩みにアプローチしたい場合は、以下の施術を組み合わせることで、リポピールの効果を補完できます。

ダーマペン・マイクロニードルRF

  • 作用:極細の針で肌に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を利用してコラーゲンを生成させる施術です。
  • 相乗効果:リポピールが薬剤による化学的な刺激を与えるのに対し、ダーマペンは物理的な刺激を与えます。この化学×物理のダブル刺激により、ニキビ跡のクレーターや毛穴の開きなど、肌の凹凸に対する改善効果が劇的に高まります。ただし、この組み合わせは肌への負担が大きいため、施術間隔を十分に空ける必要があります(例:リポピール→2週間後→ダーマペン→1ヶ月後→リポピールなど)。併用のスケジュールは医師と相談してください

高周波(RF)治療(例:インディバ、ハイフシャワー)

  • 作用:熱エネルギーを肌の深部に送り込み、コラーゲン繊維を収縮させたり、生成を促したりする施術です。
  • 相乗効果:リポピールが薬剤でコラーゲンを生成するのに対し、RF治療は熱エネルギーでコラーゲンを収縮させ、即時的な引き締め効果をもたらします。たるみやリフトアップも重視したい方に最適な組み合わせです。

このように、リポピールを軸として、ご自身の悩みに特化した施術を組み合わせることで、「理想の肌」へと最短距離で近づくことができます。どの組み合わせが最適かは、必ずクリニックの医師と相談して決めてくださいね。

リポピールに関するQ&A!疑問をまとめて解決!

最後に、リポピールに関して皆さんが抱きやすい、よくある疑問をQ&A形式でまとめて解決していきましょう。
小さな疑問も残さずにスッキリさせて、自信を持って施術に臨みましょう!

Q1:施術後すぐにメイクはできますか?

A:はい、基本的に施術直後から可能です。
リポピールはダウンタイムが少ないのが大きな特徴です。施術直後に赤みが出た場合でも、すぐにメイクでカバーして帰宅できます。
ただし、メイクをする際も、肌を強くこすらないように、スポンジや指で優しく叩き込むように塗布してくださいね。帰宅後はすぐにクレンジングせず、できるだけ長時間メイクを乗せておいた方が、肌のバリア機能が保たれて良いという意見もあります。

Q2:紫外線が強い夏でも施術を受けられますか?

A:はい、一年中施術可能です。
従来のピーリング剤は刺激が強いため、「夏場は避けるべき」と言われていました。
しかし、リポピールは刺激が少なく、TCAが真皮層に深く作用するため、季節を問わず施術を受けられます。
ただし、施術後の紫外線対策は「絶対に」怠らないでください。
夏場は特に紫外線量が多いので、日焼け止め、帽子、日傘のトリプル対策を徹底しましょう。
もし、海やリゾート地への旅行など、長時間の日光浴の予定がある場合は、その前後1週間は施術を避けるのが賢明です。

Q3:ニキビや毛穴の黒ずみにも効果がありますか?

A:はい、非常に高い効果が期待できます。
リポピールに含まれるフィチン酸やマンデル酸が、古い角質や毛穴に詰まった皮脂を優しく取り除く作用があります。
これにより、ニキビの元となる毛穴の詰まり(コメド)が解消され、ニキビができにくい肌環境が整えられます。
また、TCAによるコラーゲン生成促進で、たるみ毛穴も引き締まるため、毛穴の黒ずみや開きの改善にも効果的です。リポピール+毛穴+改善+症例

Q4:敏感肌ですが、施術を受けても大丈夫ですか?

A:医師の診察と判断が必要です。
リポピールはTCAをリポソーム化しているため、他のピーリング剤に比べて刺激は少ないですが、全ての敏感肌の方に合うとは限りません。

  • まずはカウンセリング:現在の肌状態、過去の肌トラブル、アレルギーの有無などを全て正直に伝えましょう。
  • パッチテスト:不安な場合は、二の腕の内側など目立たない部分でパッチテストをお願いできるか相談してみるのも一つの方法です。

肌の専門家である医師と相談し、極めて慎重に施術を進めることが、敏感肌の方にとっては最も安全な道です。

Q5:施術後のスキンケアで何かおすすめはありますか?

A:保湿と鎮静作用のある成分がおすすめです。
特に、EGFなどの成長因子配合の美容液や、ビタミンC誘導体、そしてセラミドなどの高保湿成分が推奨されます。

  • 成長因子:TCAの刺激を受けた肌の細胞修復を助け、コラーゲン生成を後押しします。
  • ビタミンC誘導体:リポピールの美白効果をさらに高め、抗酸化作用で肌を守ります。
  • セラミド:剥がれやすくなっている肌のバリア機能を強化し、水分の蒸発を防ぎます。

クリニック専売のドクターズコスメは、リポピール後のデリケートな肌に合わせて作られていることが多いので、活用を検討してみてくださいね。

リポピールは、従来のピーリングの欠点を克服した、非常に優れた施術です。正しい知識と適切なケアで、ぜひ理想の美肌を手に入れてくださいね。モモストアはいつでも皆さんの美肌作りを応援しています!

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