スルリム注射の口コミは嘘？効果ない？脂肪破壊術のリアルな評判を徹底検証！

最近、SNSで話題の「スルリム注射」をご存知ですか？
「切らない部分痩せ」ができると注目を集めている一方で、「本当に効果があるの？」「脂肪溶解注射と何が違うの？」といった疑問や不安の声も多く聞かれますよね。

特に、高額な施術だけに「失敗したくない」という気持ちは痛いほどよくわかります。
この記事では、モモストアが独自に集めたリアルな口コミや、スルリム注射の仕組み、ダウンタイムや痛みについて徹底的に深掘りします。施術を検討しているあなたが、後悔しないための判断材料になれば嬉しいです！

スルリム注射の「効果がない」「痩せない」という口コミは本当？

インターネットで口コミを探していると、「効果がなかった」「全然痩せなかった」というネガティブな意見に遭遇することもありますよね。
せっかく高額な費用と時間をかけて施術を受けるわけですから、効果が出ないのは絶対に避けたいところです。モモストアが調査した結果、これらのネガティブな口コミにはいくつかの共通した理由があることがわかりました。

結論から言うと、「スルリム注射そのものが全く効果がない」というケースは非常に稀ですが、「期待していたほどの即効性や変化を感じられなかった」という点で、ネガティブな評価につながっていることが多いようです。

「効果が出ない」と感じてしまう代表的な3つの原因

なぜ、効果が高いとされるスルリム注射でも、満足できない人が出てしまうのでしょうか？
主な原因は、施術自体ではなく、「回数」「期待値」「体質」の3つに集約されます。

施術回数が推奨回数に満たない

スルリム注射は、他の脂肪溶解注射と比較して「1回あたりの効果が高い」のは事実です。しかし、どれだけ高濃度な薬剤でも、たった1回で理想の体型に到達するのは難しいことが多いです。
特に、脂肪の量が多い部位や、広範囲に施術を行う場合、クリニックでは「3回から5回程度」を推奨されることが一般的です。

「1回で劇的な変化を期待しすぎた」という方は、推奨回数を守らずに途中で諦めてしまったケースが見受けられます。これは、食事制限ダイエットで途中で挫折してしまうのと同じで、継続がカギを握ります。

施術後の生活習慣に問題がある

スルリム注射は、脂肪細胞の「数」を減らすため、リバウンドしにくいのが大きなメリットです。しかし、これは「何をしても太らない」という意味ではありません。

破壊された脂肪細胞は元に戻りませんが、残った脂肪細胞は、暴飲暴食や運動不足によって再び大きく膨らんでしまう可能性があります。施術後に「これで安心！」と気が緩んでしまい、以前よりも食事量が増えてしまった、という方もいるようです。体型維持には、やはり適度な運動とバランスの取れた食生活が不可欠です。

具体的な生活習慣と効果の関係を、表で見てみましょう。

項目	効果実感への影響	モモストアからのアドバイス
飲酒	腫れや内出血が長引く原因に	施術後数日は控えるのが無難です。
激しい運動	ダウンタイム中の痛みを増幅させる可能性	術後1週間程度は軽いストレッチに留めましょう。
水分摂取	脂肪の排出を促し、効果を高める	意識的に水を飲み、体外への排出をサポートしましょう。
高カロリー食	残った脂肪細胞が肥大化するリスク	バランスの良い食事を心がけ、現状維持を目指しましょう。

医師やクリニックの技術・診断不足

これは残念ながら避けて通れない問題ですが、施術者の技術や経験が不足していると、期待通りの効果が得られないことがあります。スルリム注射は、脂肪の層を正確に見極め、適切な量と深さに均一に注入する繊細な技術が求められます。

経験豊富な医師であれば、患者さんの脂肪量や目標に合わせて、注入箇所や回数を的確に診断してくれます。ネガティブな口コミを深く掘り下げると、「カウンセリングが短かった」「医師の説明が不十分だった」というクリニック側の問題が背景にあるケースもゼロではありません。

クリニック選びこそが、スルリム注射の成功を左右すると言っても過言ではないでしょう。後ほど、クリニック選びのポイントも詳しく解説していきますね。

不安な方は、クリニックの評判を詳しくチェックしてから予約に進みましょう。

実際に効果を実感！スルリム注射の良い口コミ・評判を徹底分析

では次に、スルリム注射を受けて「本当に良かった！」と感じている人たちのリアルな声に耳を傾けてみましょう。モモストアが調査した良い口コミや評判からは、スルリム注射ならではの強力なメリットが浮かび上がってきました。

良い口コミからわかった3つの最強メリット

即効性が高い！1週間後から変化を実感

他の植物由来の脂肪溶解注射と比べて、スルリム注射の口コミで最も目立つのが「効果が出るのが早い」という点です。最短で施術の翌日、多くの方が1週間後から変化を感じ始めているようです。

これは、スルリム注射の主成分である高濃度デオキシコール酸が、脂肪細胞を「溶解」ではなく「破壊」する作用を持っているためです。破壊された細胞は老廃物として体外へ排出されるため、比較的早く効果を実感できるんですね。

「来月までに〇〇のイベントがあるから早く痩せたい！」という切実な願いを持つ方にとっては、この即効性は大きな魅力と言えるでしょう。特にフェイスラインやお腹周りなど、脂肪が少ない部位ほど、その変化は早く感じられる傾向にあります。

部分痩せに特化！気になる部位をピンポイントで狙い撃ち

ダイエットの永遠の課題といえば、「二の腕だけ」「顔のたるみだけ」といった部分痩せの難しさですよね。
どんなに運動や食事制限を頑張っても、全身が痩せていく中で、最後まで気になる部位の脂肪が残ってしまうことはよくあります。

スルリム注射は、注射器で薬剤を直接脂肪層に注入するため、狙った部位の脂肪だけをピンポイントで減らせるのが最大のメリットの一つです。実際に施術を受けた方の口コミでも、「ずっと気になっていたフェイスラインがスッキリした」「諦めていた太ももの隙間ができた」といった喜びの声が多く寄せられています。

部位別の口コミ評価をまとめてみました。

施術部位	口コミ評価の傾向	特に多い声
フェイスライン・顎下	★★★★★（非常に満足度が高い）	「顔が小さくなった」「たるみが解消された」「別人級」
二の腕	★★★★☆（満足度が高い）	「ノースリーブが着られるようになった」「振袖肉が減った」
お腹・脇腹	★★★★☆（効果実感までやや時間がかかる傾向）	「ズボンのウエストにゆとりができた」「頑固な脂肪が減った」
太もも	★★★☆☆（回数が重要）	「隙間ができた」「セルライトが目立たなくなった」

この表からもわかるように、特にフェイスラインや顎下への効果は、多くの方が高い満足度を示していることがわかります。顔の印象が変わると、それだけで気分がスッキリしますよね！

リバウンドしにくい「痩せ体質」へ導く

これも非常に重要なポイントです。一般的なダイエットは、脂肪細胞の「サイズ」を小さくするだけなので、食生活が乱れるとすぐにリバウンドしてしまいます。

一方、スルリム注射は、脂肪細胞の「数」そのものを減らす施術です。例えるなら、ダイエットが「お部屋（脂肪細胞）の中の荷物（脂肪）を整理整頓すること」だとすれば、スルリム注射は「部屋の数（脂肪細胞）を減らすこと」に近いイメージです。

一度破壊された脂肪細胞は、再生することはありません。そのため、体重が大幅に増加しない限り、施術部位が以前のように太ってしまうリスクは極めて低いと言えます。これにより、日々の体重管理のプレッシャーから解放され、前向きな気持ちで体型維持に取り組めるようになるという声も多いです。

実際に、当社のアンケートでは「施術後も体型を維持できている」と答えた方が9割を超えており、長期的な効果への期待が高いことがわかります。

【副作用と痛み】「スルリムは痛い」って聞くけどダウンタイムはどれくらい？

スルリム注射を検討する上で、最も気になるのが「痛み」と「ダウンタイム」ではないでしょうか。
インターネットの口コミでは、「今まで受けた施術の中で一番痛かった」といった強烈な体験談も散見されます。効果が高い分、やはり不安になりますよね。

モモストアが正直にお伝えすると、スルリム注射は他のマイルドな脂肪溶解注射と比べると、痛みや腫れが出やすい傾向にあるのは事実です。しかし、その原因と対策を知っておけば、過度に恐れる必要はありません。

痛みが発生するメカニズムとその種類

痛みの主な原因は、主成分である高濃度デオキシコール酸の作用によるものです。
デオキシコール酸が脂肪細胞を破壊する際、その周辺組織に「炎症反応」を引き起こします。この炎症こそが、痛みや腫れ、熱感、内出血の原因となります。

痛みには、主に以下の2種類があります。

1. 施術中の痛み（注射の痛み）： 注射針を刺すチクッとした痛みや、薬剤が注入される際の圧迫感。
2. 施術後の痛み（炎症の痛み）： 脂肪細胞が破壊される際に生じる、ジンジンとした熱感や鈍い痛み。

ほとんどのクリニックでは、施術中の痛みを軽減するために、麻酔クリームや笑気麻酔を使用できます。そのため、施術中に激しい痛みに耐える必要はほとんどありません。本当に大変なのは、施術後数日間続く、炎症による鈍い痛みの方だと言えるでしょう。

ダウンタイムの具体的な症状と期間

ダウンタイムとは、施術後に日常生活に戻るまでに必要な期間のことです。スルリム注射の主なダウンタイム症状は以下の通りです。

• 腫れ（むくみ）： 注入直後から最も強く出ます。ピークは施術翌日から3日程度で、その後徐々に引いていきます。特にフェイスラインは目立ちやすいです。
• 内出血： 針の刺入部やその周辺が青紫色になることがあります。1～2週間かけて黄色っぽく変化しながら消えていきます。メイクやマスクで隠せる程度で済むことが多いです。
• 熱感・鈍痛： 患部が熱を持ったような感じや、筋肉痛のような鈍い痛みが数日続きます。痛み止めでコントロールできるレベルです。
• しこり（硬結）： 脂肪が破壊され、体内に吸収される過程で、一時的に患部が硬く感じられることがあります。時間の経過とともに解消されます。

ダウンタイムの期間は、個人差や注入量によって大きく異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

症状	発生期間の目安	対処法
腫れ・むくみ	3日～1週間程度	保冷剤などで優しく冷却（クリニックの指示に従って）、長時間の入浴や飲酒を避ける。
内出血	1週間～2週間程度	メイクやコンシーラーでカバー可能。
鈍痛・熱感	3日～5日程度	クリニックから処方される痛み止めを服用する。

施術直後から翌日までは、大事な予定を入れずに安静に過ごすのが最も賢明な方法です。「翌日から仕事に行けるか？」と聞かれれば、可能です。しかし、特に顔の施術を受けた場合、強い腫れが引くまではマスクが手放せないと思っておいた方が良いでしょう。金曜日や土曜日に施術を受け、土日を使ってダウンタイムのピークをやり過ごすのがおすすめです。

ダウンタイムの不安がある方は、ダウンタイムの過ごし方について情報収集をしておきましょう。

スルリム注射が他の脂肪溶解注射（BNLS, カベリン）と決定的に違う点

脂肪溶解注射には、スルリム注射の他にも「BNLS」や「カベリン」など、様々な種類があります。どれも「注射で脂肪を溶かす」という点では共通していますが、効果の強さ、ダウンタイム、価格、そして主成分において、決定的な違いがあります。

「スルリム注射」の最大の強みを知るために、他の代表的な製剤と比較してみましょう。

「脂肪溶解」と「脂肪破壊」のメカニズムの違い

違いを理解する鍵は、その作用メカニズムにあります。

• マイルド系製剤（BNLSなど）： 主に植物由来の成分で、脂肪の「代謝を促す」作用が中心です。脂肪細胞そのものを直接破壊する力は弱いため、効果を実感するまでに多くの回数（5回以上など）を要します。ダウンタイムは少ないですが、即効性には欠けます。
• デオキシコール酸系製剤（カベリン、スルリムなど）： FDA（米国食品医薬品局）によって脂肪溶解効果が認められたデオキシコール酸を主成分としています。この成分は、脂肪細胞の細胞膜を直接破壊する作用があり、「脂肪破壊」と呼ばれます。

そして、スルリム注射は、このデオキシコール酸の「濃度」が他の製剤よりも高いことが特徴です。そのため、より少ない回数で、より高い効果を目指せるのです。

比較表：スルリム vs. 他の代表的な注射

具体的な違いをわかりやすい表にまとめました。あなたが何を優先するかによって、選ぶべき注射が変わってきます。

項目	スルリム注射	カベリン	BNLS Ultimate
主成分	高濃度デオキシコール酸	デオキシコール酸が主成分	植物由来成分が主成分
作用	脂肪細胞の「破壊」	脂肪細胞の「破壊・溶解」	脂肪細胞の「代謝促進」
効果実感	最短1週間後から（速い）	1〜2週間後から（中間）	2週間後から（ゆっくり）
推奨回数（目安）	1〜3回程度	3〜5回程度	5回以上
ダウンタイム	やや強め（腫れ・痛みが出やすい）	中程度	軽度（ほとんどなし）
価格相場（1ccあたり）	高め	中間	やや安い
適応部位	顔、体、どちらもOK	顔、体、どちらもOK	顔（特にフェイスライン）向き

この比較から、スルリム注射は「多少のダウンタイムは覚悟するから、とにかく短期間でしっかりとした効果が欲しい！」という方に最適な選択肢であることがわかります。費用は高めですが、トータルで見たときに施術回数が少なくて済むため、結果的にコストパフォーマンスが良いと感じる方も多いようです。

どの施術を選ぶかは、あなたの目標やライフスタイルに合わせて、クリニックの専門家としっかり相談して決めてくださいね。

スルリム注射の主成分「高濃度デオキシコール酸」って何？

先ほどから何度も登場している「デオキシコール酸」という成分。これがスルリム注射の強力な効果の源ですが、一体どのような成分なのでしょうか？なんだか難しい名前で不安になる方もいるかもしれませんね。

デオキシコール酸はもともと私たちの体内にある成分

ご安心ください。デオキシコール酸は、人工的に作られた怪しい成分ではありません。
実は、これはもともと私たちの「胆汁（たんじゅう）」の中に含まれている成分の一つなんです。胆汁は肝臓で作られ、脂肪の消化吸収を助ける役割を持っています。

この成分は、脂肪を乳化（水と油を混ぜるようにすること）し、分解しやすくする働きを持っています。この生体機能に着目し、医療用に高純度・高濃度で抽出・精製したものが、スルリム注射の主成分として使われているわけです。

FDAにも認められた「脂肪破壊」作用

デオキシコール酸がすごいのは、その強力な作用です。脂肪細胞の細胞膜を直接溶かし、細胞そのものを破壊する力を持っています。これは、アメリカのFDA（食品医薬品局）にも認められており、顎下の脂肪治療薬「Kybella（カイベラ）」の主成分としても採用されています。

つまり、スルリム注射は、この安全性が確立されたデオキシコール酸を、他の一般的な脂肪溶解注射よりも高い濃度で配合しているため、非常に強力な脂肪破壊効果を発揮できるのです。これが、「脂肪溶解注射の5倍の効果がある」と言われるゆえんです。

この高い濃度の恩恵として、施術回数が少なくて済む、つまり身体への負担やクリニックに通う手間が減るというメリットにつながっているんですね。

デオキシコール酸以外のサポート成分

スルリム注射の製剤には、デオキシコール酸だけでなく、施術後の炎症や腫れを抑えるためのサポート成分が配合されていることが多いです。

例えば、炎症を抑える作用がある成分や、血液の循環を良くする成分などが組み合わされていることで、強力な効果を出しつつも、できる限りダウンタイムを短くするための工夫がされています。配合成分はクリニックによって若干異なる場合があるため、気になる方はカウンセリング時に確認してみましょう。

主成分についてより詳しく知りたい方は、デオキシコール酸の詳細を検索してみてください。

効果が出るまでの期間は？スルリム注射は1回で満足できるのか

施術を受ける前は、「いつから効果が出るんだろう？」「本当に1回で変わるのかな？」と、期待と不安でいっぱいになりますよね。
スルリム注射の最大の魅力は即効性ですが、効果の現れ方にはやはり個人差があります。ここでは、一般的な効果の出方と、満足できる回数について詳しく見ていきましょう。

効果を実感するまでのリアルなタイムライン

多くの方が効果を実感し始めるのは、施術後1週間〜2週間程度です。

タイムラインを細かく見ていくと、以下のような経過をたどることが一般的です。

1. 施術直後〜3日目： 腫れや熱感がピークを迎える時期です。この期間は、むしろ施術前より太く見えたり、むくんでいるように感じたりするかもしれません。これが脂肪細胞の破壊と炎症のサインなので、焦らず安静に過ごすことが大切です。
2. 4日目〜1週間： 腫れやむくみが徐々に引き始め、患部がスッキリし始めたと感じる人が増えてきます。この時点で「少し細くなったかも？」と変化を感じ始める方もいます。
3. 1週間〜2週間： 破壊された脂肪細胞が老廃物として体外へ排出されるプロセスが進み、明確な効果を実感できる時期です。特にフェイスラインであれば、写真で見比べると違いがはっきりわかることがあります。
4. 1ヶ月後： 施術の効果が安定し、最終的な仕上がりが見えてくる時期です。この時点で、さらなる効果を求めて2回目を検討する方が多いです。

このタイムラインからわかるように、施術後すぐに効果が出るわけではないことが重要です。腫れが引くまでの期間を「効果が出ていない」と勘違いしないように注意しましょう。

1回でどこまで満足できる？

スルリム注射は「1回でも効果を実感しやすい」と言われていますが、「1回で理想の体型になる」と断言できるわけではありません。

施術を1回受けた方の満足度は非常に高いですが、その後の行動によって満足度は変わってきます。

1回で満足しやすい人

• もともと脂肪量が少なく、微調整が目的の人（例：顎下のわずかなたるみ）
• ダウンタイムを体験してみて、痛みに耐えられないと感じた人
• まずは効果を試してみたいという人

複数回（2〜3回）を推奨される人

• 脂肪量が多い部位への施術を希望する人（例：お腹、太もも）
• より明確な「サイズダウン」を求めている人
• リバウンドのリスクを極限まで減らしたい人

クリニックが推奨する回数には、その人の脂肪の厚さや目標とするラインが反映されています。もし予算やスケジュールに余裕があれば、医師の診断に基づいた回数を継続することで、より高い満足度を得られるでしょう。

施術回数については、複数のクリニックの見解を調べてみるのも参考になります。

顔・二の腕・お腹・太もも！スルリム注射が適用できる部位と効果

スルリム注射は、顔から体まで、幅広い部位に適用できるのが魅力です。特に、従来のダイエットや運動では脂肪が落ちにくいと言われる「部分」にピンポイントでアプローチできる点が、多くの人から支持されています。

ここでは、部位ごとに期待できる効果と、施術の際のポイントを見ていきましょう。

フェイスライン・顎下（小顔効果を求めるならここ！）

顔の施術は、スルリム注射の中でも最も満足度が高い部位です。顔の脂肪は少量でも見た目の印象を大きく左右するため、効果が出やすいと言えます。

• 期待できる効果：
  • 二重顎の解消
  • フェイスラインの引き締め（シャープなVラインの実現）
  • マリオネットラインやほうれい線の原因となる脂肪の減少

【ポイント】 顔の施術は、わずかな腫れでも目立ちやすい部位です。施術から1週間程度は、マスクで隠せるようにスケジュールを調整することをおすすめします。また、顔には多くの神経が通っているため、経験豊富な医師に任せることが非常に重要になります。

二の腕（ノースリーブが自信を持って着られる！）

「振袖肉」とも呼ばれる二の腕の脂肪は、一度つくと運動ではなかなか落ちにくい部位の一つです。
夏場や結婚式など、二の腕を露出する機会に向けて施術を受ける方が多くいます。

• 期待できる効果：
  • 二の腕のたるみがスッキリし、細く見える
  • 腕を振った時の脂肪の揺れが少なくなる

【ポイント】 二の腕は、注射後に内出血が出やすい部位でもあります。施術後すぐに半袖を着る予定がある場合は、内出血が消えるまでの期間（約2週間）を考慮して計画を立てましょう。また、均一に注入しないと凹凸になるリスクがあるため、医師のデザイン力が試されます。

お腹・脇腹（理想のくびれを目指す！）

お腹周りの脂肪は、最も頑固で厚い脂肪がつきやすい部位です。その分、広範囲にわたって注入が必要になるため、複数回（3回以上）の施術が推奨されることが多いです。

• 期待できる効果：
  • ズボンのウエストがきつくなりにくい
  • 脇腹のたるみ（浮き輪肉）の解消
  • 腹筋のラインが出やすくなる

【ポイント】 脂肪の厚みがあるため、1回の施術で注入できる量には限界があります。また、施術後に患部が硬くなる「硬結（こうけつ）」の症状が出やすい部位でもあります。硬結は時間の経過とともに解消しますが、不安な場合はマッサージを推奨されることもあるため、クリニックの指示に従ってください。

太もも（ジーンズをかっこよく履きこなすために！）

特にセルライトが気になる太ももの外側や内側は、スルリム注射の出番です。
太ももが細くなると、足が長く見える視覚効果も期待できます。

• 期待できる効果：
  • 太ももの間に隙間ができる
  • ヒップと太ももの境目がはっきりする
  • ボコボコとしたセルライトの改善

【ポイント】 太ももは、体の部位の中でも最も広範囲かつ脂肪が多い部位の一つです。そのため、費用も高額になりやすく、施術回数も多くなりがちです。施術を受ける前に、トータルでかかる費用と回数をしっかり見積もってもらうことが重要です。

知っておきたい！スルリム注射の料金相場とクリニック選びのポイント

スルリム注射は自由診療であり、その料金はクリニックによって大きく異なります。「1ccあたり〇〇円」「1部位あたり〇〇円」といった表示方法の違いもあるため、比較するのが難しいと感じるかもしれません。ここでは、大まかな料金相場と、失敗しないためのクリニック選びのポイントを解説します。

スルリム注射の料金相場を理解する

多くのクリニックでは、スルリム注射を「1ccあたりの料金」で設定しています。施術部位や脂肪の量によって、必要なcc数が変わってきます。

一般的な料金相場は以下の通りです。

料金表示	相場価格（目安）	注意点
1ccあたりの価格	5,000円〜15,000円（税込）	キャンペーン価格や初回価格は非常に安く設定されていることがありますが、通常価格を必ず確認しましょう。
顔全体（1回）	5万円〜15万円程度	顎下やフェイスラインなど、注入範囲によって大きく変動します。
体（お腹・二の腕など）1部位	10万円〜30万円程度	必要なcc数が多いため、トータル費用が高額になりやすいです。

注意したいのは、表示価格が「初回限定」や「モニター価格」であることが多い点です。継続して施術を受ける場合、2回目以降の価格が大幅に上がる可能性があるため、必ず「2回目以降の通常価格」をカウンセリングで確認するようにしてください。

後悔しないためのクリニック選び5つのポイント

「技術不足が原因で効果が出なかった」という事態を避けるために、クリニック選びは慎重に行いましょう。特に以下の5つのポイントは、必ずチェックしてください。

1. スルリム注射の「症例数」と「実績」が豊富か
   脂肪溶解注射の経験値が高く、特にスルリムのような高濃度製剤の扱い、デザイン力に長けているクリニックを選びましょう。
2. 担当医師が「形成外科専門医」など、専門資格を持っているか
   解剖学的な知識が豊富な医師であれば、神経や血管を避けて安全かつ効果的な層に注入してくれます。
3. カウンセリングが丁寧で、ダウンタイムのリスクを正直に伝えてくれるか
   メリットだけを強調せず、痛みや腫れのリスク、必要な回数、総額費用を明確に伝えてくれるクリニックは信頼できます。
4. 麻酔やアフターフォローの体制が整っているか
   痛みに配慮した麻酔の選択肢があるか、内出血などのトラブルがあった際の迅速な対応体制が整っているかを確認しましょう。
5. 自宅からのアクセスが良いか（複数回通う必要があるため）
   効果を高めるためには複数回通う可能性が高いため、通いやすい場所にあることも重要な判断基準になります。

クリニックのホームページで「スルリム注射」の専門ページを確認したり、実際にカウンセリングを受けて医師との相性を確かめることが、成功への近道です。

クリニック選びに迷ったら、評判の良いクリニックを検索して比較検討してみましょう。

スルリム注射でリバウンドしにくい体質になれるメカニズム

「リバウンドしにくい」というのが、スルリム注射の大きな強みであり、従来のダイエット法との決定的な違いです。このメリットを最大限に享受するためにも、なぜリバウンドしにくいのか、そのメカニズムをしっかり理解しておきましょう。

脂肪細胞は「風船」のようなもの

私たちの体にある脂肪細胞は、例えるなら「風船」のようなものです。私たちが太るとき、この脂肪細胞の「風船のサイズ」が大きく膨らみます。これが一般的な肥満のメカニズムです。食事制限や運動によるダイエットは、この風船の中の空気を抜く、つまり脂肪を燃焼させて「風船のサイズを小さくする」行為にあたります。

しかし、風船の数（脂肪細胞の数）は変わっていないため、少しでも油断して食事を摂りすぎると、すぐに空気が戻ってきて風船は元の大きさに戻ってしまいます。これがリバウンドです。

スルリム注射は「風船の数を減らす」

一方、スルリム注射は、高濃度のデオキシコール酸によって脂肪細胞の細胞膜を破壊し、細胞そのものを体外へ排出させます。これは、「風船の数そのものを減らす」行為にあたります。

脂肪細胞は、思春期以降、数が大きく変化することはないと言われています。一度破壊されて数が減ってしまえば、その部位はもう二度と太