コストコでエンジンオイルが売ってないって本当?
取り扱い状況と人気商品を徹底解説!
「コストコに行ってもエンジンオイルが見当たらない!」と探している方も多いのではないでしょうか?
実はコストコでのエンジンオイルの取り扱い状況は、店舗や時期によって変動があるんです。
この記事では、最新の在庫情報から人気のメーカー、見つからない時の対処法まで、モモストアが詳しく解説していきます!
・コストコで取り扱いのあるエンジンオイルの主要ブランドと種類
・大人気!カークランドシグネチャーのエンジンオイルの秘密
・コストコのエンジンオイルの驚きの価格帯と相場比較
・コストコでエンジンオイルが見つからない時の3つの理由
- コストコでエンジンオイルは本当に売ってないの?最新の在庫状況をチェック!
- コストコで取り扱いのあるエンジンオイルの主要ブランドと種類
- 大人気!カークランドシグネチャーのエンジンオイルの秘密
- コストコのエンジンオイルの驚きの価格帯と相場比較
- コストコでエンジンオイルが見つからない時の3つの理由
- あなたの車に合うのはどれ?オイル粘度の選び方を解説
- コストコで購入したエンジンオイルの交換はどこでやってもらうのがお得?
- エンジンオイル交換をセルフでやる時のメリットとデメリット
- コストコのエンジンオイルが売り切れていたら!緊急時の代替購入場所
- コストコオンラインでのエンジンオイルの購入方法と注意点
- 【裏技】コストコ会員以外でもエンジンオイルを買う方法はある?
- エンジンオイルの寿命はどのくらい?交換時期を逃さないための目安
- コストコのカー用品コーナーはエンジンオイル以外も充実!
- まとめ:コストコのエンジンオイルは最強のコスパ!見つからない時はオンラインも活用しよう
コストコでエンジンオイルは本当に売ってないの?最新の在庫状況をチェック!

結論からお伝えすると、コストコではエンジンオイルを販売しています!
「売ってない」と感じる方が多いのは、人気による品薄や、店舗の陳列場所が分かりにくいなど、いくつかの理由が重なっているからなんです。
コストコは、いつ行っても同じ商品があるとは限らないのが特徴です。
特にエンジンオイルのようなカー用品は、特定の時期にまとめて仕入れられ、人気商品はすぐに売り切れてしまう傾向にあります。
モモストアの調査によると、多くの店舗で「カークランドシグネチャー」や「モービル1(Mobil 1)」といった人気ブランドのエンジンオイルが確認されていますが、探している特定の粘度やブランドが見つからないというケースはよくある話です。
売り場をくまなく探したけど見つからない…そんな時は、まずは落ち着いて以下の点を確認してみましょう。
- タイヤセンターの近くを探したか?
- 通常のカー用品売り場(ワイパーや洗車用品の近く)を探したか?
- スタッフに直接「エンジンオイルの在庫」を尋ねたか?
特にスタッフに尋ねるのが最も確実です。
広い倉庫型の店舗なので、陳列場所が変わっていたり、まだ倉庫から出されていないだけという可能性も十分に考えられますよ。
「売ってない」と感じる原因は在庫切れ?
コストコのエンジンオイルが「売ってない」と感じる最大の原因の一つは、やはりその圧倒的なコストパフォーマンスによる在庫切れです。
特にカークランドシグネチャーの全合成油(フルシンセティック)オイルは、品質と価格のバランスが取れており、カーマニアから一般ユーザーまで幅広く人気を集めています。
そのため、一度入荷してもすぐに在庫が掃けてしまい、「昨日まであったのに!」ということが日常茶飯事なんです。
もし店頭でエンジンオイルの陳列棚に空白があったり、ポップだけが残っている場合は、ほぼ間違いなく人気による在庫切れだと考えて良いでしょう。
また、年に数回行われる大規模な会員限定セール(通称「ロードショー」や「クーポンブック」の対象になる時)には、さらに競争率が高まります。
「今が買い時!」とまとめ買いをする人が続出するため、この時期に在庫切れになるのはもはや恒例行事のようなものです。
狙っているオイルがある場合は、コストコのメルマガやアプリで事前にセール情報をチェックして、入荷直後を狙って来店するのがベストな戦略と言えますね。
エンジンオイルの確実な陳列場所を知っておこう
コストコは店舗によって陳列が異なることがありますが、エンジンオイルの確実性が高い陳列場所は主に二つです。
一つ目は、多くの店舗で設置されているタイヤセンター(Tire Center)の周辺です。
タイヤやバッテリー交換を受け付けているこのエリアは、カー用品が集約されているため、エンジンオイルがまとめて陳列されている可能性が高いです。
二つ目は、一般的な日用品・カー用品コーナーです。
ワイパーブレードや洗車用具、ブースターケーブルなどが並ぶエリアの一角に、大容量のオイルボトルがズラリと並んでいるはずです。
たまに、季節商品の近くや、レジ前の特設コーナーに期間限定で並ぶこともありますが、これは稀なケースです。
もし見つからない場合は、近くのスタッフさんに「エンジンオイルはどこにありますか?」と尋ねてみてください。商品番号を伝えると、在庫の有無まで調べてくれる場合もありますよ。
特に、初めて行く店舗や、久しぶりに行く場合は、売り場の配置が変わっていることも珍しくありませんので、焦らずに探すことが重要です。
コストコで取り扱いのあるエンジンオイルの主要ブランドと種類
コストコで売られているエンジンオイルは、そのほとんどが信頼性の高い有名ブランドか、コストコオリジナルの超コスパブランドに限られています。
種類が絞られている分、品質については安心して購入できるのが魅力の一つです。
主な取り扱いブランドと、その特徴を表にまとめました。
| ブランド名 | 特徴 | 主な種類 |
| カークランドシグネチャー | コストコPB(プライベートブランド)。驚異的な価格と高品質を両立。 | 全合成油(Synthetic Blend)がメイン。5W-30, 0W-20など。 |
| モービル1 (Mobil 1) | 世界的な超高性能オイルの代名詞。スポーツカーや欧州車ユーザーに人気。 | 全合成油(Full Synthetic)。高性能なラインナップが多い。 |
| カストロール (Castrol) | 老舗の有名ブランド。幅広い車種に対応するラインナップ。 | 部分合成油から全合成油まで。 |
時期によっては、シェルの「Helix」や他のマイナーブランドのオイルが並ぶこともありますが、上記の2〜3ブランドが中心となることが多いです。
コストコ常連ブランド:モービル1 (Mobil 1) の魅力
モービル1は、F1などのモータースポーツにも使われるほど高性能な全合成油のトップブランドです。
コストコでは、このモービル1の高性能オイルを、通常のカー用品店では考えられないような大容量パッケージ(例:6クォートボトルなど)で提供しているのが大きな魅力です。
高性能なオイルは、エンジンの保護性能が高く、燃費の改善やエンジンの静粛性の向上にも役立ちます。
特に「Synthetic Oil(全合成油)」は、熱による劣化が少なく、長期間性能を維持できるため、シビアコンディションで車を使う方や、次のオイル交換までの距離を長めに設定したい方に特におすすめです。
「高性能オイルを使いたいけど、値段が高くて手が出ない…」
そう思っていた方も、コストコ価格であれば手が届きやすくなりますよね。
モービル1は、愛車の性能を最大限に引き出したいオーナーにとって、コストコに行った際にぜひチェックしてほしいブランドの一つです。
その他の有名ブランド(Castrol, Shellなど)の入れ替わり
コストコでは、モービル1以外にもカストロールやシェルなどの世界的なオイルメーカーの製品が並ぶことがあります。
しかし、これらのブランドは、カークランドやモービル1に比べて入れ替わりが激しいのが特徴です。
例えば、「今回はカストロールの5W-30があったけど、次回行ったらモービル1しか残っていなかった」という状況は頻繁に起こります。
これは、コストコがその時期に最もお得に仕入れられた商品をラインナップに加える傾向があるためです。
特定のメーカーにこだわりがなく、「高性能な全合成油ならどれでも良い」と考えている方にとっては、その時に並んでいる商品を選べばOKです。
しかし、「どうしてもカストロールの〇〇が欲しい!」というこだわりがある方は、見つけた時にまとめ買いをしておくのが賢明と言えるでしょう。
また、これらのブランドオイルの価格は、一般的なカー用品店での価格相場と比べて、コストコの方が安くなっていることがほとんどですよ。
大人気!カークランドシグネチャーのエンジンオイルの秘密
コストコユーザーなら知らない人はいない、プライベートブランドの「カークランドシグネチャー」。
そのエンジンオイルは、なぜここまで人気を集めているのでしょうか?
その秘密は、「高品質」と「超低価格」の奇跡的な両立にあります。
特に日本で売られているカークランドのエンジンオイルは、その品質の高さから「製造元はどこなんだろう?」と話題になることも多いです。
噂では、アメリカの有名な大手オイルメーカーがOEM(相手先ブランドによる生産)として製造していると言われており、中身はトップブランドのものと遜色ない、または非常に近い品質を保っているとされています。
カークランドオイルは、一般的に「API SP規格」や「ILSAC GF-6規格」といった最新の国際的な品質基準をクリアしており、これは最新の国産車や輸入車にも安心して使えることを意味します。
高性能なのにこの価格で提供できるのは、中間マージンを極限までカットできるコストコだからこそ成せる業と言えるでしょう。
高品質なのに低価格!コスパ最強の理由
カークランドシグネチャーのエンジンオイルがコスパ最強と言われる理由は、以下の3点に集約されます。
- 中間マージンの排除: メーカーから直接大量に仕入れるため、流通コストが低い。
- 大容量販売: 5クォート(約4.73リットル)などの大容量ボトルでの販売が中心で、小分けにするコストがかからない。
- 全合成油(Full Synthetic): 多くの製品がこのグレードであるにもかかわらず、競合他社の部分合成油レベルの価格で提供されている。
特に注目すべきは、全合成油(Synthetic)であることです。
全合成油は、不純物が少なく、分子構造が均一で、エンジン内部での耐久性や清浄能力に優れています。
通常のカー用品店で全合成油を購入しようとすると、カークランドの倍以上の価格になることも珍しくありません。
この価格差こそが、カークランドオイルの最大の魅力であり、「売ってない!」と嘆く人が続出する理由なんですね。
カークランドオイルの粘度ラインナップと適合車種
カークランドシグネチャーのエンジンオイルは、主に市場で最も需要の高い粘度がラインナップされています。
| 粘度 | 特徴と適合車種の目安 | 推奨用途 |
| 0W-20 | 省燃費性が非常に高い。最新のハイブリッド車や低燃費車。 | 街乗り中心、燃費を最優先したい車。 |
| 5W-30 | 最も一般的な粘度。幅広い車種に対応できるバランスの良さ。 | ターボ車を含む多くの国産車・輸入車。 |
| 10W-30 | やや硬めの粘度。少し古めの車や、高負荷走行が多い車。 | 製造年が古めの車や、高負荷な運転が多い場合。 |
ご自身の車に適合する粘度は、車の取扱説明書に必ず記載されていますので、購入前に必ず確認してください。
特に最近の車は「0W-20」指定が増えてきていますので、間違った粘度を選ぶとエンジンの性能が発揮できなかったり、最悪の場合は故障の原因にもなりかねません。
もし、エンジンオイルの粘度選びに迷ったら、まずは取扱説明書を読み直すか、最寄りの整備工場に相談してみるのが一番ですよ。
コストコのエンジンオイルの驚きの価格帯と相場比較
コストコでエンジンオイルを購入する最大のメリットは、やはりその価格の安さにあります。
「こんなに安くて大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、前述の通り、品質は国際基準を満たしており問題ありません。
具体的に、コストコと他の購入場所での価格を比較してみましょう。
比較対象は、市場で人気が高く、コストコでも取り扱いのある「全合成油 5W-30、5クォート(約4.7L)」のボトルと仮定します。
| 購入場所 | カークランド(PB)の価格目安 | モービル1(有名ブランド)の価格目安 |
| コストコ(通常価格) | 2,800円~3,500円程度 | 4,000円~5,500円程度 |
| コストコ(セール価格) | 2,000円~2,800円程度 | 3,000円~4,500円程度 |
| 一般的な量販店 | – | 7,000円~10,000円程度 |
| オンライン専門ショップ | – | 5,000円~7,000円程度 |
※価格は時期や店舗、為替によって変動します。
この表を見ていただくと分かるように、コストコ価格の優位性は圧倒的です。
特にカークランドシグネチャーのオイルは、競合他社の部分合成油よりも安い価格で全合成油が手に入るという、驚異的なコスパを誇ります。
もしご自身の車に合う粘度のカークランドオイルを見つけたら、迷わず「買い」と言えるでしょう。
定期的なクーポン・セールの活用でお得度が爆上がり
コストコでは、エンジンオイルが定期的にクーポンの対象になることがあります。
クーポンが適用されると、通常価格からさらに500円~1,000円程度割引されることが多く、このタイミングを狙うのが賢い買い方です。
クーポン情報は、コストコのメルマガや公式アプリ、または店内のクーポンブックなどで確認できます。
狙い目のクーポン対象商品は、「モービル1」や「カストロール」などの有名ブランドオイルであることが多いですが、ごく稀にカークランドオイルがさらに値引きされることもあります。
セール期間中は、普段エンジンオイルを交換しない層もまとめ買いをすることが予想されますので、在庫切れのリスクが非常に高まります。
クーポンの開始日を狙って朝一番でコストコに向かうなど、少しでも早く手に入れるための行動が求められますね。
他の量販店やオンラインショップとの価格差は?
コストコのエンジンオイルが安いのは間違いありませんが、他の購入場所と比較してどれくらいの価格差があるのか、より具体的に見ていきましょう。
- カー用品量販店: オイル交換工賃とセットのキャンペーンが多く、オイル単体で購入すると割高になることが多いです。有名ブランドのオイルはコストコの約1.5倍~2倍の価格になることも。
- ホームセンター: 格安な部分合成油や鉱物油は置いてありますが、全合成油の種類や容量は少なく、価格もコストコほどのインパクトはありません。
- オンラインショップ: Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでも大容量のオイルが売られており、比較的安価です。しかし、送料がかかる場合や、並行輸入品などで保証が不明確な場合もあります。
コストコは税込価格で表示されており、持ち帰る手間を除けばトータルコストで優位に立つことが多いです。
価格重視で全合成油を探しているなら、やはりコストコのカークランドシグネチャーは選択肢から外せないと言えますね。
コストコでエンジンオイルが見つからない時の3つの理由
「よし、コストコでエンジンオイルを買うぞ!」と意気込んで行ったのに、見当たらない…
そんな時に考えられる理由を、モモストアが3つにまとめました。この理由を知っておけば、無駄足を踏むことも少なくなりますよ。
一時的な在庫切れの可能性と再入荷のタイミング
最も多い理由が、前述した通り一時的な在庫切れです。
コストコは基本的に「パレット単位」で商品を仕入れるため、一度在庫がなくなると、次の入荷まで時間がかかることがあります。
特にカークランド製品は、海外からの輸入となるため、船便の都合や通関手続きなどで再入荷までに数週間かかることも珍しくありません。
「来週の週末には入るかも」という甘い期待はせず、もし店頭で見つからなかったら、すぐにスタッフに「〇〇オイルの次回の入荷予定」を聞いてみましょう。
入荷日が分かれば、その日を狙って来店することで、確実に手に入れることができます。
ただし、入荷日=陳列日ではない場合もありますので、あくまで目安として考えてくださいね。
そもそも店舗に陳列されていないケース
コストコは全店舗共通の品揃えではありません。
地域性や店舗の規模、過去の販売実績などによって、取り扱い商品が微妙に異なることがあります。
例えば、:
- 一部の店舗では、特定の粘度のオイルは取り扱いがない。
- マイナーなブランドのオイルは、人気のある数店舗でしか販売されていない。
- 新商品のオイルは、まず一部のパイロット店舗でテスト販売される。
あなたが探している特定のオイルが、その店舗ではそもそも販売されていないという可能性もゼロではありません。
この場合は、他の店舗に行くか、諦めてコストコオンラインで探す方が早いです。
コストコオンラインであれば、全国の倉庫店とは独立した在庫を持っているため、店舗で見つからない商品が見つかることもありますよ。
売り場が移動している・見落としている
倉庫型の店舗であるコストコでは、季節の変わり目や大規模なセールに合わせて、頻繁に売り場のレイアウトが変更されます。
これが「売ってない」と感じる意外な盲点になっています。
「いつもの場所になかったから、在庫切れだと思った」という声をよく聞きますが、実は洗剤コーナーの横に一時的に移動していた、ということもあります。
特に、大きなボトルや箱に入ったエンジンオイルは、通路の奥まった場所や、天井近くの棚に積まれていることがあります。
下ばかり見て探すのではなく、少し上の方まで意識して探してみると、意外なところで見つかるかもしれません。
「コストコのエンジンオイル売り場の画像」などを事前に検索しておくと、売り場の雰囲気が掴めて見つけやすくなるかもしれませんね。
あなたの車に合うのはどれ?オイル粘度の選び方を解説
コストコで無事エンジンオイルを見つけても、次に悩むのが「どの粘度を選べばいいの?」という問題です。
エンジンオイルの粘度は、車の性能や寿命に直結する重要な要素ですので、自分の車に合ったものを選ぶことが非常に大切です。
エンジンオイルの表記は「5W-30」のように、Wを挟んだ二つの数字で表されます。
この二つの数字が何を意味しているのかを理解しておきましょう。
- Wの前の数字(例: 5W): 低温時の粘度(WinterのW)。数字が小さいほど、低温でもエンジンがスムーズに始動し、オイルがエンジン全体に行き渡りやすいことを示します。寒冷地での始動性に影響します。
- Wの後の数字(例: -30): 高温時の粘度。数字が大きいほど、高温になってもオイルが硬く(粘り強く)なり、エンジンを保護する性能が高くなります。エンジンの高回転時や夏場の走行に影響します。
つまり、「5W-30」は、「低温時(冬)は5の硬さ、高温時は30の硬さ」という意味になります。
愛車の取扱説明書を必ずチェックする
エンジンオイルの粘度を選ぶ上で、最も信頼できる情報源は、あなたの車の取扱説明書です。
必ず「指定オイル」の項目を確認してください。
メーカーは、その車のエンジンが最高の性能を発揮し、最も長持ちするように、最適な粘度を指定しています。
例えば、最新のエコカーやハイブリッド車は、「0W-20」や「0W-16」といった超低粘度オイルが指定されていることが多いです。
これは燃費性能を追求するためで、指定された粘度以外のオイルを使うと、燃費が悪化したり、最悪の場合はエンジンに負担がかかることもあります。
もし、取扱説明書が見当たらない場合は、自動車メーカーの公式サイトや、整備工場に問い合わせるのが確実です。
低粘度と高粘度の使い分けの目安
取扱説明書に複数の粘度が記載されている場合、あるいは少し古めの車で判断に迷う場合の目安をご紹介します。
| 低粘度オイル(0W-20, 5W-20など) | 高粘度オイル(5W-40, 10W-30など) |
| 燃費性能を最優先したい。 | エンジン保護を最優先したい。 |
| 新しい年式の車、ハイブリッド車。 | 古い年式の車、走行距離が多い車。 |
| 街乗り中心で、穏やかな運転が多い。 | スポーツ走行、高回転域を多用する。 |
走行距離が多い車は、エンジンの摩耗によりわずかな隙間(クリアランス)が広がり、高粘度オイルで油膜を厚くした方が良いとされることもあります。
しかし、基本的にはメーカーの指定粘度を守るのが最も安全で確実な方法ですよ。
コストコで購入したエンジンオイルの交換はどこでやってもらうのがお得?
コストコでエンジンオイルを安く手に入れたとしても、「自分で交換するのはちょっと…」という方がほとんどだと思います。
持ち込みでオイル交換を依頼する場合、どこに頼むのが一番お得で安心なのでしょうか?
ここでは、代表的な依頼先と、そのメリット・デメリットを比較してみましょう。
| 依頼先 | メリット | デメリット |
| コストコ タイヤセンター | オイル購入と同時に交換可能。工賃が比較的安い(ことが多い)。 | 持ち込み交換を受け付けていない場合がある。非常に混む。 |
| カー用品量販店 | 作業が丁寧で安心。廃油処理も任せられる。 | 持ち込み工賃が割高になることが多い。 |
| ガソリンスタンド | 給油ついでに頼める手軽さ。待ち時間が短い場合が多い。 | 技術レベルにばらつきがある。工賃はやや高め。 |
| 街の整備工場 | 技術力が高い。細かい相談ができる。 | 事前に予約が必要。コストコオイルに慣れていない可能性。 |
最もお得に交換できるのは「コストコ タイヤセンター」?
コストコでオイルを購入した場合、まずは店舗併設のタイヤセンターに交換を依頼できないか相談するのがおすすめです。
なぜなら、コストコで販売されているオイルだからこそ、最もスムーズに、かつ最もお得な工賃で交換してもらえる可能性があるからです。
ただし、注意点があります。
コストコタイヤセンターの本来の業務は、タイヤやバッテリーの交換です。そのため、エンジンオイルの持ち込み交換自体を受け付けていない店舗もあります。
また、非常に人気で混み合っているため、予約なしで行くと数時間待たされることもザラです。
来店前に必ず電話で「コストコで購入したエンジンオイルの持ち込み交換は可能か?」と問い合わせて、予約を取るようにしましょう。これが二度手間を防ぐための最善策です。
カー用品店や整備工場に持ち込む際の注意点
コストコタイヤセンターが使えない場合、カー用品量販店や街の整備工場に依頼することになります。
その際に注意したいのが、「持ち込み工賃(作業料金)」です。
多くのカー用品店では、自社でオイルを購入してもらうことを前提としているため、外部から持ち込まれたオイルの交換は通常よりも高い工賃を設定していることがほとんどです。
せっかくコストコでオイルを安く買っても、工賃で相殺されてしまう可能性があります。
例として、一般的なカー用品店の持ち込み工賃の相場は以下の通りです。
- 自社オイル購入時: 500円~1,500円程度
- 持ち込みオイル交換時: 2,000円~5,000円程度
依頼する前に、必ず「持ち込みオイル交換の工賃はいくらか」を電話で確認し、トータルコストを計算してから依頼するようにしましょう。
エンジンオイル交換をセルフでやる時のメリットとデメリット
コストコの大容量オイルを最も安く活用できるのが、自分で交換する「セルフ交換」です。
工賃が一切かからないのが魅力ですが、それにはメリットとデメリットがあります。
セルフ交換の最大の魅力は圧倒的なコスト削減
セルフ交換の最大のメリットは、何と言っても工賃がゼロになることです。
特にカークランドオイルのような超低価格オイルを使えば、1回あたりのオイル交換費用を3,000円〜4,000円程度に抑えることが可能です。
年間2回交換するとして、工賃を含めた業者への依頼と比べると、年間1万円以上の節約になる場合もあります。
また、自分で作業することで、愛車の状態を細かくチェックできるというメリットもあります。
オイルを抜く際や、新しいオイルを入れる際に、エンジンの異音や下回りの状態を確認できるのは、車好きにはたまらない魅力ですね。
必要な工具さえ揃えてしまえば、あとは時間がある時にいつでも作業できるという自由度の高さも、セルフ交換が支持される理由の一つです。
セルフ交換の際の大きな壁「廃油処理」
セルフ交換のデメリットとして、避けて通れないのが「廃油処理」の問題です。
使用済みのエンジンオイルは、産業廃棄物として適切に処理しなければなりません。
そのまま一般ごみとして捨てることは絶対にできません。
廃油処理の主な方法は以下の通りです。
| 処理方法 | 詳細 | 注意点 |
| 廃油処理ボックス | カー用品店やホームセンターで販売。箱に吸わせる。 | 処理容量に限りがある。コストコオイルは量が多いので複数必要になることも。 |
| ガソリンスタンドや整備工場に依頼 | 廃油のみを引き取ってもらう。 | 引き取り不可の店が多い。有料で引き取る場合もある。 |
コストコで販売されている大容量オイル(約4.7L)を交換する場合、廃油処理ボックスの容量が足りるかどうかを事前に確認しておく必要があります。
廃油処理ボックスの費用や手間を考えると、工賃を払って業者に依頼した方が、結果的に楽でお得になる可能性もあるため、トータルコストで比較検討しましょう。
また、作業ミスによるオイル漏れや、ドレンボルトの締め付け不足によるエンジンの故障リスクも、セルフ交換のデメリットとして認識しておく必要があります。
もし、セルフ交換に必要な工具や手順に不安がある場合は、無理せずプロに任せることを強くおすすめします。
コストコのエンジンオイルが売り切れていたら!緊急時の代替購入場所
「どうしても今日中にオイル交換をしたいのに、コストコで探しているオイルが売り切れていた…」
そんな緊急事態に役立つ、代替の購入場所をいくつかご紹介します。
コストコのような圧倒的な安さではないかもしれませんが、品質が良く、すぐに手に入る場所を知っておくことは大切です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングをチェック
コストコオンラインで見つからない、または急いでいる場合は、まずは大手オンラインモールをチェックしてみましょう。
特に「モービル1」や「カストロール」などの有名ブランドオイルは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで非常に多くのショップが取り扱っています。
メリットは以下の通りです。
- 在庫の豊富さ: コストコにはない粘度やブランドが見つかる可能性が高い。
- 即日配送: プライム会員や優良配送サービスを使えば、最短で翌日、地域によっては当日配送も可能。
- 価格競争: ショップ同士の競争により、セール価格になっていることがある。
デメリットとしては、送料が別途かかる場合があること、そして偽物や並行輸入品に注意する必要がある点です。
購入の際は、必ずレビューやショップの評価を確認し、信頼できる販売元から購入するようにしましょう。
カー用品量販店とホームセンターの活用
オンラインでの購入が間に合わない場合は、実店舗に頼るしかありません。
- カー用品量販店(イエローハット、オートバックスなど):
品揃えは豊富ですが、価格はコストコよりも高めです。
しかし、オイル交換サービスも充実しているため、「オイルを購入してそのまま交換してもらう」という流れで手間なく済ませられるのが最大のメリットです。 - ホームセンター:
地域によっては、カー用品コーナーが充実しているホームセンターもあります。
価格は量販店よりも安価な場合がありますが、取り扱っているオイルの種類は一般的なグレード(鉱物油や部分合成油)が中心で、全合成油は少ない傾向があります。
緊急時には、自分の車の指定粘度を守ることを最優先に、手に入りやすい場所で一時的にオイルを調達することも検討しましょう。
コストコオンラインでのエンジンオイルの購入方法と注意点
「コストコの店舗が遠い」「重いオイルを運ぶのが大変」という方にとって、コストコオンラインでの購入は非常に便利です。
店舗とは在庫が独立しているため、店舗で売り切れでもオンラインでは在庫がある、という逆転現象もよく起こります。
オンライン購入のメリットと手順
コストコオンラインでエンジンオイルを購入するメリットは以下の通りです。
- 重い荷物を運ぶ手間がない: 大容量のオイルは非常に重いですが、自宅まで配送してくれます。
- 店舗の在庫状況に左右されない: オンライン独自の在庫があるため、店舗の在庫切れを気にしなくて済みます。
- 限定商品がある: オンラインのみで販売されているオイルや、セット販売がある場合があります。
購入手順は非常に簡単です。
会員登録後、検索窓に「エンジンオイル」や「Mobil 1」「Kirkland」などのブランド名を入力し、表示された商品の中からご自身の車に合った粘度のオイルを選んでカートに入れるだけです。
ただし、オンライン購入の場合も、販売価格が店舗とは異なることがあるため、事前に店舗価格と比較してみることをおすすめします。
オンライン購入時の注意点:送料と配送期間
コストコオンラインでの購入時には、いくつかの注意点があります。
- 送料: ほとんどの商品で送料込みの価格となっていますが、稀に別途送料がかかる商品もあります。最終的な支払い画面で確認しましょう。
- 配送期間: 注文から到着まで数日かかることを念頭に置いておきましょう。すぐにオイル交換したい場合は、実店舗の方が早い場合があります。
また、オンラインで購入したオイルは、万が一間違ったものを買ってしまった場合でも、倉庫店で返品・交換を受け付けてもらえることがほとんどです。
レシート(注文履歴)を保管しておけば、安心して購入できますよ。
もし、オンラインで探しているオイルが見つからない場合は、「コストコオンラインのエンジンオイル検索」で粘度やブランドを絞り込んでみてください。
【裏技】コストコ会員以外でもエンジンオイルを買う方法はある?
「コストコのエンジンオイルが欲しいけど、会員ではないし、年会費を払うほど頻繁には行かない…」
そう考えている非会員の方に、裏技的な購入方法をモモストアがこっそり教えちゃいます。
コストコプリペイドカードを利用する
最も有名な裏技が、コストコプリペイドカードを利用する方法です。
このカードは、コストコ会員が購入し、非会員にプレゼントすることができます。
非会員でも、このプリペイドカードを持っていれば、1日だけ「お買い物券」としてコストコに入店し、商品を購入できるのです。
ただし、いくつか注意点があります。
- プリペイドカードの残高以上の買い物をした場合、差額を現金で支払う必要があります。
- 基本的に、カードは会員から譲り受けるか、フリマアプリなどで購入する必要があります(コストコ店頭での販売は会員限定)。
- 購入金額の5%の非会員手数料が上乗せされる場合があります。
この非会員手数料(5%)が上乗せされても、コストコのエンジンオイルは一般的な量販店よりも安いことが多いので、トータルで見るとお得になる可能性は高いですよ。
会員の友人に代理購入を依頼する
最も簡単で確実な方法が、コストコ会員の友人や知人に代理購入を依頼することです。
これはコストコのシステムとしても公認されており、特に問題ありません。
ただし、代理購入をお願いする際には、以下の点に配慮しましょう。
- 重いオイルを運んでもらう手間: 大容量のエンジンオイルは重いので、持ち帰る手間賃として、少し多めにお金を渡すなど、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
- 返品・交換時の対応: 万が一、オイルの種類を間違えたり、返品が必要になったりした場合、購入者本人(会員)しか対応できないことがあります。
もし、周りにコストコ会員がいない場合は、フリマアプリの「メルカリ」などで「コストコ商品代行」として依頼を受けている人もいますので、そちらを利用するのも一つの手です。
エンジンオイルの寿命はどのくらい?交換時期を逃さないための目安
せっかくコストコで大容量の安いオイルを手に入れたなら、賢く使って、愛車のメンテナンスを万全にしたいですよね。
エンジンオイルは、交換時期を逃すとエンジンの寿命を縮めることにもつながります。交換時期の目安を確認しておきましょう。
一般的な交換時期の目安
エンジンオイルの交換時期は、車の種類や走行環境、使用するオイルの種類によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
| オイルの種類 | 走行距離の目安 | 期間の目安 |
| 鉱物油 | 3,000km ~ 5,000km | 3ヶ月 ~ 6ヶ月 |
| 部分合成油 | 5,000km ~ 7,000km | 6ヶ月 ~ 9ヶ月 |
| 全合成油(コストコPBやMobil 1など) | 5,000km ~ 10,000km | 6ヶ月 ~ 12ヶ月 |
コストコで売られている全合成油は、性能が高いため、交換サイクルを長めに設定できるのが特徴です。
メーカーによっては15,000kmまで対応を謳っているものもありますが、日本の厳しい走行環境(ストップ&ゴーが多い、渋滞が多いなど)を考慮すると、安全を見て10,000kmを目安にするのが賢明です。
シビアコンディションの場合は目安を短くする
「シビアコンディション」とは、車にとって特に過酷な走行条件のことを指します。
これに該当する場合は、上記の目安よりも早めの交換が必要になります。
- 一回の走行距離が短い(8km未満): エンジンが完全に温まる前に停止するため、水分や未燃焼ガスがオイルに混ざりやすい。
- 山道、未舗装路、雪道などの走行が多い: エンジンに高負荷がかかりやすい。
- アイドリング状態が多い(渋滞など): 走行距離は伸びていなくても、オイルは熱で劣化しやすい。
特に、「近所の買い物にしか使わない」という方ほど、走行距離が短くても半年ごとに交換するなど、期間を重視したメンテナンスを心がけてくださいね。
コストコのカー用品コーナーはエンジンオイル以外も充実!
最後に、コストコのカー用品コーナーはエンジンオイル以外にも、魅力的な商品が多数揃っていることをお伝えします。
エンジンオイルが見つからなかったとしても、他の掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
見逃せないカー用品のラインナップ
エンジンオイル以外で、コストコで人気を集めているカー用品をご紹介します。
| 商品カテゴリ | 人気商品例 | チェックポイント |
| バッテリー | コストコオリジナルブランドの高性能バッテリー | 一般的なカー用品店よりも圧倒的に安価で、保証も充実。 |
| タイヤ | ミシュラン、ブリヂストンなど有名ブランドのタイヤ | クーポン対象になることが多い。工賃込みで考えると非常にお得。 |
| ワイパーブレード | BOSCHなどの有名メーカー品 | 日本車、輸入車ともにサイズ展開が豊富で、価格も安い。 |
| 洗車用品 | カーシャンプー、ワックス、マイクロファイバータオル | 大容量でプロ仕様の商品が多く、洗車好きにはたまらない品揃え。 |
特にバッテリーは、交換時期が突然やってくるため、コストコに行った際に価格をチェックしておくと安心です。
また、冬場には高性能なブースターケーブルや雪対策グッズなども並びますよ。
コストコで見つけた意外な掘り出し物
エンジンオイルを探しているうちに、思わぬ掘り出し物を見つけるのもコストコの醍醐味です。
モモストアの筆者が過去に見つけた、意外でお得なカー用品はこちらです。
- ドライブレコーダー: 期間限定で高性能な前後カメラ付きのドライブレコーダーが、オンラインショップよりも安く販売されていた。
- 車の緊急脱出用ハンマー: 万が一に備えて車に常備しておきたい安全グッズが、非常に安価なセットで売られていた。
- 携帯用ジャンプスターター: バッテリー上がりに対処できるコンパクトなジャンプスターターが、有名ブランド品でありながら格安価格で提供されていた。
コストコのカー用品コーナーは、エンジンオイルだけでなく、常に何かしらの「お得」が隠されている場所です。
エンジンオイルが見つからなくても、ぜひ他の商品もゆっくりとチェックしてみてくださいね。
まとめ:コストコのエンジンオイルは最強のコスパ!見つからない時はオンラインも活用しよう
この記事では、「コストコでエンジンオイルが売ってない」という疑問から、実際の取り扱い状況、人気の秘密、そして見つからない時の対処法までを詳しく解説しました。
モモストアからのまとめです。
- コストコでは、プライベートブランドの「カークランドシグネチャー」や「モービル1」などの全合成油を圧倒的な低価格で販売しています。
- 「売ってない」と感じるのは、その人気による一時的な在庫切れか、売り場の移動が原因であることがほとんどです。
- 見つからない場合は、必ずスタッフに直接尋ねるか、オンラインストアの在庫を確認しましょう。
- 交換は、コストコタイヤセンターへの相談か、持ち込み工賃が安い整備工場を選ぶのが賢明です。
コストコのエンジンオイルは、その品質と価格を考えると、現在の市場で最もコストパフォーマンスが高い選択肢の一つと言えます。
賢く活用して、安全で快適なカーライフを送ってくださいね!

