ハムスターはどこで売ってる?専門店からホームセンターまで探し方を徹底解説!
「小さな命を家族に迎えたい!」そう思ってハムスターを探し始めたものの、
「あれ?どこに売っているんだろう?」「ペットショップ以外でも買えるのかな?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
ハムスターは比較的手軽に飼えるイメージですが、どこで、どんな種類が、いくらで売られているのかは、意外と情報がバラバラで分かりにくいものですよね。
この記事では、ハムスターを販売している代表的な場所を徹底的に調査し、それぞれのメリット・デメリットや、お迎えする際に必要な知識まで、モモストアが詳しく解説していきます!
初めて飼う方も、もう一度お迎えする方も、ぜひ参考にしてくださいね。
・ハムスターが売っている代表的な場所【お店の種類別解説】
・大手ペットショップチェーンでのハムスターの取り扱い状況と特徴
・気軽に探せる!ホームセンターでハムスターは買える?
・ハムスター専門店やブリーダーから迎えるメリットとデメリット
・里親や保護団体からハムスターを迎えるためのステップ
- ハムスターが売っている代表的な場所【お店の種類別解説】
- 大手ペットショップチェーンでのハムスターの取り扱い状況と特徴
- 気軽に探せる!ホームセンターでハムスターは買える?
- ハムスター専門店やブリーダーから迎えるメリットとデメリット
- 里親や保護団体からハムスターを迎えるためのステップ
- [種類別]人気のハムスターの販売価格と相場を徹底比較
- ハムスターを飼育するために最低限用意すべき初期費用と必需品
- ハムスター購入時に絶対チェックしたい健康状態の見分け方
- [種類別]初心者におすすめのハムスターと飼育のポイント
- ハムスターを家族に迎える際の年齢や性別の選び方
- ハムスターが売ってない!売り切れの場合の対処法と探し方
- 意外と盲点?オンラインやフリマアプリでのハムスター取引について
- ハムスターのお迎え先を比較!あなたに合った選び方まとめ
ハムスターが売っている代表的な場所【お店の種類別解説】

ハムスターを家族に迎える場所は、あなたが想像しているよりも選択肢が豊富にあります。
昔ながらのペットショップだけでなく、最近では様々な場所で出会いの機会が提供されています。
しかし、販売場所によって、ハムスターの種類や価格帯、そして購入後のサポート体制が大きく異なりますので、それぞれの特徴をしっかり理解しておくことが重要です。
最もポピュラーな販売場所:総合ペットショップ
多くの方が最初に思い浮かべるのが、この総合ペットショップではないでしょうか。駅ビルの中や郊外の大型商業施設内にある店舗が多く、アクセスしやすいのが魅力です。
総合ペットショップの最大の強みは、ハムスター本体だけでなく、ケージ、餌、床材、回し車といった飼育に必要なすべてのグッズがその場で手に入ることです。
また、店員さんが基本的な飼育知識を持っているため、飼い始めるにあたっての簡単な質問やアドバイスをもらえるのも心強い点です。
ただし、総合ペットショップは犬や猫、鳥など多様な動物を扱っているため、ハムスターに特化した深い知識を持っている店員さんは少ない場合もあります。
特に珍しい種類のハムスターを探している場合や、繁殖に関する込み入った相談をしたい場合は、後述する専門店の方が適しているかもしれません。
取り扱っている種類は、比較的丈夫で飼いやすいとされるジャンガリアンハムスターやゴールデンハムスターが中心となる傾向があります。
日用品と一緒に探せる!ホームセンターのペットコーナー
意外に思われるかもしれませんが、カインズやコーナン、DCMといった大型ホームセンターのペットコーナーでも、ハムスターが販売されていることがあります。
ホームセンターの利点は、日用品の買い物ついでに立ち寄れる手軽さと、価格が比較的リーズナブルな場合が多いことです。
特に、ハムスターの床材やケージなどは、ホームセンターならではの豊富な品揃えの中から選ぶことができますし、動物病院が併設されている店舗もあります。
販売されているハムスターは、ペットショップと同様に、一般的なゴールデンやジャンガリアンが主で、特に価格を抑えたい方にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
しかし、ホームセンターの場合、専門のペットスタッフが常駐していない時間帯があったり、展示環境があまり整っていない店舗もあるため、ハムスターの健康状態をしっかりと見極める必要があります。
購入前に、ハムスターが活発に動いているか、目や鼻、お尻周りが汚れていないかなど、じっくりと観察することが大切です。
深い知識と安心感:ハムスター専門店やブリーダー
より健康で、特定の種類のハムスターを探している方におすすめなのが、ハムスター専門のブリーダーや専門店です。
ここでは、珍しい品種や毛色のハムスターに出会える可能性が高く、何よりも専門的な知識に基づいた飼育アドバイスを受けることができます。
ブリーダーから直接購入する場合、そのハムスターの親や兄弟の情報、生まれてからの飼育環境などを詳しく知ることができるため、遺伝的な疾患や性格の傾向を把握しやすいという大きな安心感があります。
価格は総合ペットショップよりも高くなる傾向がありますが、その分、質の高いハムスターを迎えられる可能性が高まります。
ブリーダー情報はインターネットで探すことができますので、気になる種類がある場合は「[ハムスター 種類] ブリーダー」などのキーワードで検索してみると良いでしょう。(新しいタブで開く: ハムスター専門店 ブリーダー)
| 販売場所 | メリット | デメリット |
| 総合ペットショップ | アクセスが良い、グッズも揃う、基本的な相談が可能 | 専門知識に限りがある、珍しい種類が少ない |
| ホームセンター | 価格が安い傾向、日用品ついでに購入可能 | 専門スタッフが少ない、飼育環境に不安がある場合がある |
| 専門店・ブリーダー | 深い専門知識、珍しい種類がいる、親の情報がわかる | 価格が高い傾向、店舗が少ない(要予約の場合あり) |
どこで迎えるにしても、実際にその子の様子を見て、直接話を聞くことが最も重要です。
急いで決めずに、いくつかの場所を比較検討してから、あなたのライフスタイルに合ったお迎え先を見つけてくださいね。
大手ペットショップチェーンでのハムスターの取り扱い状況と特徴
日本にはいくつかの大きなペットショップチェーンがあり、店舗数も多いため、多くの方がハムスターを探す最初の候補になるかと思います。
ここでは、代表的な大手チェーンがどのような取り扱いをしているのか、そしてそこでハムスターを迎える特徴について詳しく見ていきましょう。
チェーン店ごとに多少の違いはありますが、基本的なサービスや品揃えの傾向を掴んでおくと、探す際の参考になります。
取り扱いの中心は定番のゴールデンとジャンガリアン
大手ペットショップチェーンは、多くのお客様の需要に応えるため、飼育が比較的容易で人気が高い種類を中心に取り扱っています。
具体的には、体が大きく慣れやすい「ゴールデンハムスター(及びその毛色変異であるキンクマハムスター)」と、体が小さく愛らしい「ジャンガリアンハムスター」がその中心です。
特にジャンガリアンは、ノーマルカラーの他に、ブルーサファイアやパールといった美しいカラーバリエーションも店頭に並ぶことが多く、目移りしてしまうかもしれませんね。
ロボロフスキーハムスターやキャンベルハムスターなどの少し珍しい種類は、店舗や時期によって取り扱いがないこともありますので、事前に電話などで確認するのが確実です。
大手チェーンならではの安心感:サポートと保証制度
大手のペットショップの大きなメリットの一つが、しっかりとした生体保証制度が設けられている点です。
ハムスターは環境の変化に敏感な動物ですが、万が一、お迎えした直後に体調を崩してしまった場合でも、保証期間内であれば交換や返金といった対応を受けられることがほとんどです。
この保証制度があるだけで、初めてハムスターを飼う方にとっては大きな安心材料になりますよね。
また、多くのチェーン店では、ポイントカードや会員制度があり、フードや用品の購入時にポイントが貯まるのも嬉しい特典です。
ハムスターの飼育は消耗品が多いので、こうした特典を活用して少しでも費用を抑えたいところです。
用品の品揃えは地域トップクラス
ハムスターの飼育用品は、ケージ一つとっても種類が豊富で、回し車のサイズや餌の種類など、選ぶのに迷ってしまいます。
大手チェーン店の場合、主要メーカーのほとんどの商品を取り揃えているため、現物を見て比較検討できるのが非常に便利です。
特に、ハムスターが快適に暮らすためのケージのサイズ選びや、回し車の直径などは、実際に店頭で見て触れて確認したいポイントです。
例えば、ゴールデンハムスターには直径21cm以上の回し車が推奨されていますが、これを文字情報だけで判断するのは難しいものです。
お店の展示ケージを参考にしながら、適切な用品を選びましょう。
主なペットショップチェーンと取り扱い傾向の比較
主要なチェーン店をいくつかピックアップし、ハムスターの取り扱い傾向をまとめました。
| チェーン名 | 主な取扱い種類 | 保証/サポート | 用品の品揃え |
| コジマ(Coo&RIKUなど) | ゴールデン、ジャンガリアン中心。店舗による差あり。 | 生体保証制度あり(期間や条件は要確認) | 豊富。メーカー品からオリジナル品まで |
| アミーゴ | ゴールデン、ジャンガリアンがメイン。価格は比較的リーズナブル。 | 充実した生体保証あり | バランス良く揃っている |
| ペットワールドアミーゴ | 定番種に加え、時期によりロボロフスキーなども扱う。 | 生体保証あり | 用品の在庫も豊富。フードの種類が多い。 |
これらのチェーン店を利用する際は、必ず現地のハムスターの様子を確認し、ケージの清潔さやハムスター自体の健康状態を自分の目で確かめるようにしてください。
また、お店の方に「いつ頃入荷した子ですか?」「性別はわかりますか?」といった質問を投げかけてみることで、お店の管理体制を知るヒントになりますよ。
もし、気になるチェーン店が近くにあるようでしたら、営業情報や取り扱い状況を公式サイト(新しいタブで開く: 大手ペットショップチェーン一覧)でチェックしてみましょう。
気軽に探せる!ホームセンターでハムスターは買える?
「わざわざペットショップに行くのはちょっと…」という方や、「普段から行く場所でついでに探したい」という方にとって、ホームセンターは非常に便利な選択肢です。
事実、多くの大型ホームセンターではペットコーナーを設けており、ハムスターの生体販売を行っている店舗も少なくありません。
ホームセンターの最大の魅力と懸念点
ホームセンターでハムスターを購入する最大の魅力は、やはりその手軽さと価格の優位性です。
特に、カインズやコーナン、ケーヨーデイツーなどの大型店では、週末の買い物客が多く、ハムスターも比較的安価に設定されていることが多いです。
さらに、飼育に必要なケージや餌、床材などはもちろん、木材や工具など、DIYでハムスターハウスを自作するための材料まで、すべてワンストップで揃えられるのが大きな利点です。
ハムスターのケージを置く棚を探したり、ちょっとした仕切りを作ったりするのに、ホームセンターは最高の場所ですよね。
一方で、懸念点としては、動物の専門家ではないスタッフが対応するケースがあるという点です。
生体の管理体制や健康チェックのレベルが、ペット専門店に比べて劣る可能性があることを理解しておく必要があります。
また、環境の変化に弱い幼いハムスターを、たくさんの人の行き交う場所で展示しているため、ストレスを抱えやすい状況にあるかもしれません。
購入を決める際は、必ずガラス越しではなく、スタッフに声をかけて近くでハムスターの様子をチェックさせてもらいましょう。
どのホームセンターでハムスターが売られているの?
すべてのホームセンターでハムスターを販売しているわけではありません。一般的に、「ペットフォレスト」や「アミーゴ」などのペット専門店が併設されている、または大規模なペットコーナーを持っている店舗での取り扱いが多いです。
- カインズ(CAINZ):一部の大型店舗の「CAINZ PET」コーナーで生体販売を実施。用品の品揃えも充実しています。
- コーナン(KOHNAN):ペットコーナーの規模が大きく、ハムスターの取り扱いも比較的多いです。
- DCM(ダイキ、ホーマックなど):店舗によりますが、生体販売を行っている場合があります。
販売されている種類は、ほとんどがジャンガリアンやゴールデンの「定番種」です。珍しい種類を探している方は、ホームセンターではなかなか見つからない可能性が高いので、専門店を探した方が効率的かもしれません。
購入前には、必ずお店に直接電話をして「今、ハムスターの在庫はありますか?」「どの種類がいますか?」と確認することをおすすめします。
特に人気のある毛色や種類は、入荷してもすぐに売り切れてしまうことがありますからね。
ホームセンターでの賢いチェックリスト
ホームセンターでハムスターを選ぶ際に、専門店のスタッフのように詳細なアドバイスは得られないかもしれないので、自分でしっかりと確認すべきポイントをまとめてみました。
- ハムスターの活動時間を確認する:昼間は寝ていることが多いですが、触られた時に起きるか、活発に動けるかチェック。
- 展示環境の清潔さ:ケージ内の床材が湿っていないか、糞尿で汚れていないか。清潔な環境で育っているかどうかが重要です。
- 価格の透明性:生体価格だけでなく、保証制度があるか、ある場合はその内容をしっかり確認しましょう。
- 性別の確認:オスとメスを間違えると、意図せず繁殖してしまう可能性があります。購入前に必ず性別を再確認してもらいましょう。
ホームセンターでも優良な店舗はたくさんあります。ご自身の目で、「この子たち、大切にされているな」と感じられるお店を選ぶことが、良い出会いに繋がるはずです。(新しいタブで開く: ホームセンター ハムスター 販売店舗)
ハムスター専門店やブリーダーから迎えるメリットとデメリット
「特定の種類のハムスターが欲しい」「より健康な子を迎えたい」「深い専門知識に基づいたアドバイスが欲しい」という飼い主さんの強い要望に応えてくれるのが、ハムスターの専門店や、個人で活動しているブリーダーさんです。
ここでは、一般的なペットショップとは一線を画す、専門店・ブリーダーならではの魅力と、気を付けておくべき点について深掘りしていきましょう。
専門店・ブリーダーの最大のメリット:質の高い生体と知識
専門店やブリーダーからハムスターを迎える最大のメリットは、何と言っても生体の「質」の高さと、飼育に関する「知識」の深さにあります。
ブリーダーさんは、その品種の特性を熟知し、遺伝的な疾患が出ないよう計画的に繁殖を行っています。そのため、お店に並んでいるハムスターは、親の健康状態や性格まで把握されているケースが多く、より丈夫で、性格が穏やかな子を選べる可能性が高いです。
例えば、ゴールデンハムスターであれば、長毛種やサテンといった毛色の珍しい子や、性格が特に人懐っこい系統の子を探し出すことができます。
また、購入後の飼育相談にも親身に乗ってくれることが多く、「うちの子、最近こんな行動をするんだけど…」といった専門的な質問にも、的確なアドバイスをもらえるのは心強い限りです。
これは、一般的なペットショップではなかなか得られない大きな財産になります。特に、ハムスターの繁殖を考えている方や、少しでも珍しい品種に興味がある方には、強くおすすめできるお迎え先です。
予約やアクセスに注意!デメリットと対処法
良いことずくめのように見える専門店やブリーダーですが、いくつかのデメリットも存在します。
- 価格が高くなる傾向がある: * 質の高い血統や、希少な種類を扱っているため、一般的なペットショップよりも生体価格が高めに設定されていることがほとんどです。
- アクセスが不便な場合がある: * 特に個人ブリーダーの場合、自宅で飼育していることが多く、店舗として構えていないため、公共交通機関でのアクセスが不便な場所にある場合があります。
- 予約が必要なことが多い: * 常に店頭に並んでいるわけではなく、出産時期や成長のタイミングに合わせて、事前に予約や問い合わせが必要になるケースが多いです。
これらのデメリットを解消するためには、事前の情報収集と計画が鍵となります。
インターネットでブリーダーさんのホームページやブログを検索し、飼育環境やハムスターに対する愛情、評判などをチェックしましょう。
そして、実際に訪問する際は、必ず事前にアポイントメントを取り、相手のルールに従って訪問するのがマナーです。
優良なブリーダーを見つけるためのポイント
全てのブリーダーさんが優良とは限りません。中には、利益優先でずさんな管理をしている方もいるかもしれませんので、以下の点を参考に、信頼できるお迎え先を見極めましょう。
- 飼育環境: * 訪問時、ケージが清潔に保たれているか、多頭飼育によるストレスがないか(ハムスターは単独飼育が基本です)を確認しましょう。
- 情報公開: * 親ハムスターの情報(性別、毛色、健康状態)を隠さず教えてくれるか、いつ生まれたか、離乳のタイミングは適切かなど、詳細な質問に快く答えてくれるかが重要です。
- 売買契約: * 生体保証や、万が一の際の引き取りについてなど、契約内容を明確に提示してくれるかをチェックしましょう。
信頼できるブリーダーさんとの出会いは、ハムスターの生涯にわたるサポートを得られることに繋がります。焦らず、じっくりと探してみてくださいね。(新しいタブで開く: ハムスター専門店 評判)
里親や保護団体からハムスターを迎えるためのステップ
ハムスターを家族に迎える方法は、お金を出して「購入する」だけではありません。
様々な事情で飼い主を失ってしまったハムスターたちを、「里親」として「迎え入れる」という選択肢もあります。
里親になることは、その子の命を救うだけでなく、新しい飼い主を探している保護団体を支援することにも繋がる、非常に尊い行為です。
里親で迎えるメリット:成熟した性格と命の尊重
里親で迎えるハムスターは、すでに大人になっている子や、ある程度性格が形成されている子が多いのが特徴です。
そのため、「この子は人慣れしている」「ちょっと臆病な性格だ」といった、事前に性格に関する情報を得やすいというメリットがあります。
また、保護団体や一時預かりのボランティアさんが、健康状態や食生活を細かく把握してくれているため、初めて飼う方でも安心して迎えやすい場合もあります。
何よりも、里親になることの最大のメリットは、不幸な境遇にある動物にセカンドチャンスを与えられるということです。
ペットショップで購入する子も大切ですが、里親制度を利用することで、動物愛護の精神に基づいた、より倫理的な選択をすることができます。
里親になるための手続きと注意点
里親になるには、ペットショップのような手軽さはありません。里親募集団体や個人の募集者によって定められた、いくつかの手続きを踏む必要があります。
- 募集情報の検索: * 「ジモティー」や「ペットのおうち」といった里親募集サイトで、ハムスターを探します。
- 応募と面談: * 気になる子がいれば応募し、飼育環境や家族構成などを伝える面談(多くはオンライン)を受けます。
- トライアル期間(必要な場合): * 一部の団体では、短期間のお試し飼育(トライアル)を設けていることがあります。
- 正式譲渡: * 双方合意の上で正式に家族として迎え入れます。この際、ワクチン代や保護費用として少額の寄付を求められる場合があります。
里親になる上での注意点としては、「その子の過去を受け入れること」が挙げられます。
前の飼い主さんとの関係や、保護されるまでの経緯で、人に対して警戒心が強かったり、特定の行動に怯えたりすることがあるかもしれません。
そうした子のペースに合わせて、ゆっくりと信頼関係を築いていく忍耐と愛情が必要です。
また、里親募集サイトには、個人間の取引も含まれますので、募集者が信頼できる人か、飼育環境は適切かなど、慎重に見極める目も必要です。
保護団体から迎える際の費用について
里親だからといって、必ずしも費用がゼロというわけではありません。
多くの保護団体は、運営費や医療費、フード代などを寄付や里親さんからの費用で賄っています。
| 費用の種類 | 内容 | 相場(目安) |
| 譲渡費用/寄付金 | 保護中にかかった医療費(健康診断、怪我の治療など)や運営費の一部 | 無料~数千円程度 |
| 初期飼育用品費 | ケージ、回し車、巣箱、フードなど、すべて自分で用意する必要があります | 約1万円~3万円 |
里親を迎える際は、「お金がかからないから」という理由ではなく、「この命を大切にしたい」という気持ちを最優先にしてくださいね。
ハムスターの里親募集の状況は、以下のサイトなどで確認できます。(新しいタブで開く: ハムスター 里親募集)
[種類別]人気のハムスターの販売価格と相場を徹底比較
ハムスターをどこで買うかが決まったら、次に気になるのは「いったいいくらで買えるんだろう?」という価格の疑問ですよね。
ハムスターの価格は、種類、毛色、月齢、そして販売ルート(ペットショップかブリーダーか)によって大きく変動します。
ここでは、特に人気の高いハムスターの種類別に、一般的な相場価格を比較し、価格が変動する理由についても解説します。
ゴールデンハムスター(シリアンハムスター)の価格帯
ゴールデンハムスターは、ハムスターの中では体が最も大きく、人によく慣れることから非常に人気があります。
価格帯は最も安定しており、手に入れやすい傾向にあります。
- 一般的なノーマルカラー: * ペットショップやホームセンター:1,500円~3,500円程度
- 長毛種やサテンなどの特殊な毛色: * 専門店やブリーダー:3,000円~6,000円程度
特に「キンクマハムスター」は、ゴールデンの毛色変異種で非常に人気ですが、ノーマルカラーとほぼ同じ価格帯で販売されていることが多いです。
ブリーダーさんの場合は、血統や毛並みが保証されている分、少し高くなる傾向があります。
ジャンガリアンハムスター(ドワーフハムスター)の価格帯
小さくてちょこまか動く姿が愛らしいジャンガリアンハムスターは、日本のハムスター飼育で最もポピュラーな種類の一つです。
体が小さいためケージもコンパクトで済むことから、マンションなどの限られたスペースでも飼いやすいのが特徴です。
- ノーマル、パール、ブルーサファイア: * ペットショップやホームセンター:1,000円~2,500円程度
- プディング(イエロー系)などの人気カラー: * ペットショップや専門店:2,500円~4,000円程度
ジャンガリアンは、カラーバリエーションが豊富で、特に「プディング」や「スノーホワイト」といった、時期によって流行が変わるカラーは、供給が追いつかず一時的に価格が高騰することがあります。
その他のハムスター(ロボロフスキー、キャンベルなど)の価格帯
非常に小さな体で素早く動き回るロボロフスキーハムスターや、少し気性が荒いこともあるキャンベルハムスターなどは、取り扱い自体が少ないため、価格帯が広くなる傾向があります。
| 種類 | 特徴 | 相場価格(目安) |
| ロボロフスキー | 最小種、臆病だが多頭飼育も可能(要管理) | 2,500円~5,000円 |
| キャンベル | ジャンガリアンに似ているが、やや気が強い子が多い | 1,500円~3,500円 |
特に珍しい毛色を持つキャンベルハムスターは、専門店でのみ見かけることが多く、希少価値から5,000円を超えることもあります。
購入する際は、価格だけでなく、その種類が持つ特性(性格や飼育難易度)を理解しているかが最も重要です。
ハムスターを飼育するために最低限用意すべき初期費用と必需品
ハムスター本体の価格がわかったら、次に考えるべきは初期費用です。
ハムスターは本体価格が安価なため、ついつい軽視されがちですが、快適で健康な生活を送らせてあげるためには、初期投資としてそれなりの費用が必要になります。
「いざお迎え!」となってから慌てないように、ここでは最低限必要なものと、その費用の目安を詳しく解説していきます。
初期費用の内訳:最低限必要な7つのアイテム
ハムスターの寿命は約2~3年と短いですが、その間に快適に暮らせるよう、以下のアイテムは必ず用意しておきましょう。
ケージ(飼育ケース)
ケージは、ハムスターが生活する家そのものです。種類によって適切な大きさが変わります。
ゴールデンハムスターには、最低でも幅50cm以上、できれば60cm以上のものが推奨されます。
ジャンガリアンなどのドワーフ系でも、運動量を確保するために、できるだけ大きなものを選んであげたいところです。
アクリルケースや衣装ケースをDIYする方法もありますが、最初は市販のセットケージがおすすめです。
- 初期費用の目安:5,000円~15,000円(セット品なら回し車などが含まれる)
回し車(ホイール)
ハムスターは夜行性で、一晩に何キロも走る動物です。運動不足はストレスや病気の原因になるため、回し車は必須です。
ゴールデンには直径21cm以上、ジャンガリアンには直径15cm以上の「サイレントホイール」などの静音タイプを選ぶと、夜間も安心です。
小さい回し車だと、背骨を痛めてしまう可能性があるので、サイズは特に重要です。
- 初期費用の目安:2,000円~4,000円(ケージセットに含まれない場合)
給水器と餌入れ
水はボトルタイプの給水器で与え、餌は倒れにくい陶器製の餌入れが衛生的で安定します。
- 初期費用の目安:2点合計で1,500円~3,000円
巣箱(ハウス)
ハムスターは狭い場所が大好きで、安心できる隠れ家が必要です。夏は陶器製、冬は木製や布製など、季節によって使い分けられると理想的です。
隠れられる場所がないと、強いストレスを感じてしまいます。
- 初期費用の目安:1,000円~2,000円
床材(敷材)
ケージの底に敷き詰めることで、保温や吸湿、掘る行動を満たす役割があります。アレルギーを考慮して、広葉樹のチップや紙製の床材を選ぶのが一般的です。
特に、針葉樹(松など)のチップはアレルギーを引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
- 初期費用の目安:500円~1,000円(最初の1袋)
ハムスター用ペレットと副食
主食となる栄養バランスの取れたペレットと、副食としてひまわりの種(少量)、野菜などを用意します。
ペレットを主食とし、副食はご褒美程度にとどめておくのが健康維持のコツです。
- 初期費用の目安:1,500円~3,000円(ペレットと副食)
その他(トイレ、砂浴び場、温度計など)
ハムスターは綺麗好きなので、トイレを設置してあげると、決まった場所で排泄するようになります。また、砂浴びは毛並みを整えるために必須です。
- 初期費用の目安:3,000円~5,000円
初期費用合計の概算
すべてを新品で揃えた場合、ハムスター本体(2,000円)を除いた初期費用は、安く抑えても合計で約15,000円~30,000円程度が目安となります。
特に、ケージと回し車は快適な飼育環境のために妥協しない方が良いアイテムです。
これらの用品は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンライン通販でも手軽に購入できますし、メルカリなどのフリマアプリでは、中古のケージセットが格安で出品されていることもあります。
ただし、中古品の場合は、カビや衛生面を考慮して、必ず次亜塩素酸などで徹底的に消毒してから使用してくださいね。
ハムスター購入時に絶対チェックしたい健康状態の見分け方
せっかくお迎えするなら、元気いっぱいで健康なハムスターを選びたいですよね。
しかし、小さな体で、ペットショップのケージの隅で寝ている姿を見ているだけでは、その健康状態を判断するのは難しいものです。
ここでは、プロの目線も交えつつ、購入前に必ずチェックすべきハムスターの健康状態の見分け方を詳しく解説します。
これを知っておくだけで、病気のリスクを大幅に減らすことができますよ。
チェックリスト:体全体と行動の観察
まず、ケージ全体を見て、その子がどんな様子で過ごしているかを観察しましょう。
目・鼻・耳のチェック
目が澄んでいるか:
- 目が潤みすぎていないか、目ヤニがついていないかを確認します。目ヤニが多く、目が開けにくそうな子は、結膜炎などの病気を抱えている可能性があります。
- 白内障などがないか、両目が均等に開いているかもチェックします。
鼻の状態:
- 鼻が濡れていないか、鼻水が出ていないかを確認します。鼻の周りが湿っている場合は風邪や呼吸器系の病気の可能性があります。
耳の状態:
- 耳がピンと立っているか(ジャンガリアンなど)、耳垢が異常に多くないかを確認します。
体毛と皮膚の状態
毛並み:
- 毛艶が良く、全体的にふっくらとしているかを確認します。毛がボサボサしていたり、部分的に脱毛していたりする子は、栄養不足や皮膚病の可能性があります。
- 特に、お尻周りの毛が濡れていたり、汚れて固まっていたりする場合は、「下痢」や「ウェットテイル」という重篤な病気の可能性があります。これは絶対に避けるべきサインです。
皮膚:
- フケが出ていないか、赤く炎症を起こしていないかを確認します。
行動と活発さ
動き:
- 夜行性なので昼間は寝ていることが多いですが、声をかけたり少し触ったりした時に、すぐに反応して起き上がり、活発に動き回るかを見ます。
- 足を引きずったり、よろよろと歩いたりしていないか、歩き方に異常がないかをチェックします。
食欲:
- 餌を頬袋に詰め込んでいるか、餌入れが空になっていないかを確認します。食欲旺盛な子は健康的です。
歯:
- 可能であれば、前歯が適度な長さで、折れていたり曲がったりしていないかを確認します。不正咬合は、その後の食生活に大きな影響を及ぼします。
最も重要なチェックポイント:月齢の確認
ハムスターは生後1ヶ月~2ヶ月頃の子を迎えるのが最も望ましいとされています。
この頃の子は環境に順応しやすく、人にも慣れやすいからです。
あまりにも幼すぎる子(生後3週間未満など)は、まだ母親からの免疫が不十分で体力がなく、環境の変化に耐えられない可能性が高まります。
逆に、生後半年以上経っている大人の子の場合、新しい環境に慣れるのに時間がかかる場合があります。
必ずお店のスタッフに「この子の生年月日(または月齢)はいつですか?」と尋ねて確認しましょう。
[種類別]初心者におすすめのハムスターと飼育のポイント
「初めてハムスターを飼うんだけど、どの種類が良いんだろう?」と悩んでいる方もいるかもしれませんね。
ハムスターには様々な種類があり、それぞれ性格、体の大きさ、飼育に必要なケージのサイズ、そして人への慣れやすさが異なります。
ここでは、特に初心者の方におすすめできる二大人気種と、それぞれの飼育のポイントを詳しく解説します。
初心者におすすめNo.1:ゴールデンハムスター
圧倒的に初心者におすすめしたいのが、このゴールデンハムスター(シリアンハムスター)です。
おすすめ理由
- 体が大きい(約15~20cm):体が大きいため、病気の発見がしやすく、触りやすく、怪我のリスクも少ないです。
- 性格が穏やかで人慣れしやすい:個体差はありますが、基本的には性格が穏やかで、適切な手順を踏めば手乗りハムスターになりやすいです。
- 単独飼育が基本でわかりやすい:必ず一匹で飼育するため、多頭飼育によるトラブル(喧嘩など)の心配がありません。
飼育のポイント
ゴールデンハムスターの飼育で最も重要なのは、十分な広さのケージと大きな回し車を用意することです。
体が大きい分、運動量も多く、狭いケージだとすぐにストレスを溜めてしまいます。
また、体の大きな回し車(直径21cm以上)は必須です。この点をクリアすれば、非常に飼いやすい種類と言えるでしょう。
初心者におすすめNo.2:ジャンガリアンハムスター
次に人気が高く、お迎えする方が多いのが、このジャンガリアンハムスターです。
おすすめ理由
- 体が小さい(約7~10cm):ケージの設置スペースが少なくて済み、手軽に飼い始められます。
- 安価で手に入れやすい:生体価格が最も安価な部類に入り、流通量も多いため、手に入れやすいです。
飼育のポイント
体が小さい分、寒さに非常に弱いため、冬場の温度管理(20℃~25℃をキープ)が非常に重要になります。
また、性格はゴールデンに比べると少し臆病な子が多く、慣れるまでに時間がかかることもあります。
そして、ジャンガリアンを含むドワーフハムスターは、糖尿病になりやすい傾向があるため、おやつとして与えるヒマワリの種や、穀物類は控えめにし、低脂肪・高タンパクなペレットを主食にすることが大切です。
避けた方が良い種類と理由
初心者の方が最初から手を出すのを避けた方が良いとされる種類もあります。
- ロボロフスキーハムスター: * 小さすぎて素早く、触るのが非常に難しいです。観賞用としては良いですが、触れ合いたい人には不向きです。
- キャンベルハムスター: * 見た目はジャンガリアンに似ていますが、気性が荒い子が多く、噛みつく傾向があります。飼育が難しいとされることが多いです。
まずはゴールデンやジャンガリアンで飼育に慣れてから、次のステップとして他の種類を検討するのがおすすめです。
あなたのライフスタイルと、どの程度ハムスターと触れ合いたいかを考慮して、最適なパートナーを見つけてくださいね。
ハムスターを家族に迎える際の年齢や性別の選び方
ハムスターは「この子だ!」と決めた子を連れて帰りたいものですが、迎える際の「年齢」と「性別」は、その後の飼育生活に大きく影響を与える重要な要素です。
特に初めてハムスターを飼う方は、どの月齢の子が人慣れしやすいのか、オスとメスで性格に違いがあるのか、といった疑問を抱くことでしょう。
ここでは、それぞれの選び方のポイントをモモストアが詳しく解説していきます。
最も大切なポイント:お迎えに最適な月齢
ハムスターをお迎えするのに最も適した月齢は、ズバリ生後1ヶ月~2ヶ月半頃です。
- 生後1ヶ月~2ヶ月: * 母親から完全に離乳し、自分でしっかり餌を食べられるようになった時期です。
* 新しい環境への順応性が高く、これから飼い主さんの手で慣らしていくのに最適な時期とされています。性格もまだ柔軟で、人懐っこくなりやすいです。 - 生後3ヶ月以降: * 性格が固まり始めるため、新しい環境や人間に慣れるのに時間がかかることがあります。
* ただし、里親などで迎える場合は、性格がすでに把握できているため、大人であることのメリットもあります。
ペットショップによっては、生後間もない非常に小さな子を販売していることがありますが、体が未熟で環境の変化に非常に弱いため、初心者の方にはあまりおすすめできません。
必ず店員さんに月齢を確認し、適切な時期の子を選ぶようにしましょう。
オスとメスの性別による違い:性格と行動
オスとメスで飼いやすさに大きな違いが出るわけではありませんが、行動や体調の面でいくつかの特徴があります。
| 性別 | 性格の傾向 | 身体的特徴・注意点 |
| オス | 一般的にメスよりも穏やかで、人懐っこくなりやすい傾向がある。 | 臭腺(においを出す場所)が発達しているため、メスより体臭が強いことがある。 |
| メス | オスよりも気が強く、活発で縄張り意識が高い子がいる。 | 月に数回、発情期(ヒート)がある。その期間は落ち着きがなくなり、いつもと違う行動をすることがある。 |
どちらの性別を選ぶにしても、最も重要なのは「その子の個性」です。
オスでも気が強い子もいれば、メスでも甘えん坊な子もいます。
ケージの中で、餌を食べている姿、回し車で走っている姿などを観察し、一番元気で好奇心旺盛そうに見える子を選ぶのが、失敗のない選び方です。
複数飼育は厳禁!性別の見分け方
ハムスターは基本的に単独飼育が鉄則ですが、特にゴールデンハムスターでは、オスとメスを一緒に飼うと繁殖してしまうだけでなく、激しい喧嘩をして大怪我を負う可能性があります。
ジャンガリアンも基本的には単独飼育ですが、ロボロフスキーは多頭飼育が可能な場合もあります(ただし非常に高度な管理が必要です)。
購入時には、必ずプロのスタッフに性別を確定してもらい、同居しているケージに他の性別の子がいないことを確認しましょう。
ちなみに、ハムスターの性別は、生殖器と肛門の距離で見分けられます。
オスの方がこの距離が広く、メスは非常に近接しているのが特徴です。自分で判断が難しい場合は、遠慮なく店員さんに尋ねてみてくださいね。
ハムスターが売ってない!売り切れの場合の対処法と探し方
「よし、この子に決めた!」と意気込んでお店に行ったのに、「ごめんなさい、今日は売り切れです」と言われてしまうと、とてもがっかりしますよね。
特に人気の毛色や、入荷直後の週末などは、ハムスターがすぐに家族に迎えられてしまうことが珍しくありません。
ここでは、もしお目当てのハムスターが売り切れていた場合の効果的な対処法と、賢い探し方について、モモストア流のテクニックをご紹介します。
対処法1:お店に「入荷予定」を問い合わせる
ハムスターの入荷は、ブリーダーや問屋からの定期的なルートで行われることが多いです。
売り切れの場合、ただ諦めて帰るのではなく、必ず店員さんに「次の入荷予定はいつ頃ですか?」と尋ねてみましょう。
「来週の火曜日に新しい子が入荷しますよ」といった具体的な情報を得られれば、その日に合わせて再訪する計画が立てられます。
さらに、「もし入荷したら、すぐに連絡をいただくことは可能ですか?」とお願いしてみるのも一つの手です。
店舗によっては、取り置きや予約を受け付けてくれる場合もありますので、ダメ元で相談してみる価値はあります。
対処法2:近隣の系列店や別業態のお店を回る
大手ペットショップチェーンの場合、A店で売り切れていても、車で数十分の距離にあるB店にはいる、ということがよくあります。
一つの店舗に固執せず、複数の店舗を巡るのが、確実にお迎えするための王道パターンです。
- ペットショップの系列店:電話で「〇〇店にハムスターはいますか?」と在庫確認をする。
- ホームセンターのペットコーナー:総合ペットショップとは別のルートで入荷していることが多いため、意外な出会いがあるかもしれません。
- 小型の地域密着型ペット専門店:大型チェーンとは違い、ブリーダーから直接仕入れている場合があり、珍しい種類がいる可能性もあります。
賢い探し方:「特定の曜日」を狙う
多くの場合、生体は週の真ん中(火曜日や水曜日)に入荷し、週末にかけて売り出されるパターンが多いです。
特に狙い目のハムスターがいる場合は、入荷直後の木曜日や金曜日の午前中を狙ってお店を訪れると、まだ選べる子が多く残っている可能性が高いです。
逆に、日曜日の夕方などは、週末の買い物客でほぼ売り切れてしまっていることが多いので、避けた方が無難です。
オンラインでの情報収集も活用する
最近では、ペットショップの公式サイトやSNS(TwitterやInstagram)で、「〇〇店にジャンガリアンが入荷しました!」といった情報をリアルタイムで発信していることもあります。
お目当てのお店のアカウントをフォローしておき、入荷情報をいち早くキャッチすることも、賢いハムスター探しの秘訣です。(新しいタブで開く: ハムスター 入荷情報 Twitter)
焦る気持ちはわかりますが、良い子との出会いは「縁」です。諦めずに根気よく探せば、きっと運命の子に出会えるはずですよ。
意外と盲点?オンラインやフリマアプリでのハムスター取引について
現代はインターネットの時代ですから、「ハムスターもオンラインで買えるの?」と考えるのは自然な流れです。
結論から言うと、生体そのものの売買は法律やプラットフォームの規約で厳しく制限されていますが、里親募集や用品の取引といった形で、オンラインは深く関わってきます。
生体取引のルール:動物愛護法の規制
動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)により、犬猫などの販売には「対面での説明義務」が課せられています。
ハムスターを含むその他の動物についても、直接の対面販売が原則とされており、インターネット上で完結する生体の売買は、ほとんどのケースで禁止されているか、極めてグレーな行為とされています。
特に、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、ハムスター本体の販売は行われていません。
もし「オンラインで即日配送」といった広告を見かけても、違法または不適切な取引の可能性が高いので、絶対に手を出さないようにしましょう。
里親募集サイトの活用:「ジモティー」「ペットのおうち」
生体の「売買」はできませんが、「譲渡(里親募集)」の場として、オンラインサイトは非常に有効です。
- ジモティー: * 地域密着型の掲示板で、個人が飼えなくなったハムスターの里親を探しているケースが多いです。
* 近場で探しやすいのがメリットですが、個人間のやり取りになるため、相手が信頼できる人物かどうかの見極めが重要です。 - ペットのおうち: * 全国規模のペット里親募集サイトです。
* 保護団体やボランティアが利用していることも多く、より組織的な保護活動からハムスターを迎えられる可能性があります。
里親サイトを利用する際は、必ず「直接会って、飼育環境やハムスターの様子を確認する」というステップを踏むようにしてくださいね。
フリマアプリ(メルカリなど)での取引:用品に限定
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、ハムスターの生体販売は規約で禁止されています。
しかし、これらのアプリは、「飼育用品の売買」という面で非常に役立ちます。
- 中古ケージセット: * 「もう使わなくなった」というケージセットが、回し車や給水器付きで格安で出品されていることがよくあります。
- 開封済みのフードや床材: * 「うちの子は食べなかった」という理由で、ほとんど使っていないフードや床材が出品されていることもあり、初期費用を抑えるのに役立ちます。
ただし、中古品を購入する際は、衛生面を考慮して、徹底的な洗浄と消毒を怠らないようにしましょう。特にケージは、前のハムスターの匂いが残っていると、新しいハムスターがストレスを感じる原因にもなりかねません。
ハムスターのお迎え先を比較!あなたに合った選び方まとめ
これまで、ハムスターを迎えられる様々な場所を見てきましたが、結局のところ「どこで迎えるのが一番良いのか」は、あなたの飼育経験や、ハムスターに求める条件によって異なります。
最後に、それぞれの販売場所のメリットと、どんな人におすすめできるかをまとめて、あなたに合ったお迎え先を決定するヒントを提供します。
タイプ別:最適なお迎え先診断チャート
以下のチャートで、あなたがどのタイプに当てはまるかチェックしてみてください。
| あなたの状況 | おすすめの場所 | 選ぶべき理由 |
| 【初心者・手間をかけたくない】 とにかく早く、必要なグッズも一緒に揃えたい。 |
大手ペットショップチェーン | 生体保証があり、用品の品揃えも充実しているため、ワンストップで準備が完了します。 |
| 【費用を抑えたい・買い物ついでに】 比較的安価な定番種を探しており、日用品の買い物ついでに探したい。 |
ホームセンター | 価格が安く設定されていることが多く、ケージや床材などの大物もまとめて購入できます。 |
| 【こだわり派・知識重視】 珍しい種類、血統を重視し、専門的なアドバイスが欲しい。 |
専門店・ブリーダー | 質の高い生体と、その後の飼育に関する深い専門知識が得られます。 |
| 【動物愛護を重視・成熟した子を】 不幸な境遇の子を救いたい、大人になった子の性格を見てから迎えたい。 |
里親・保護団体 | 命を救うという社会的意義があり、保護主から性格や過去の情報を聞けます。 |
モモストアからの最終アドバイス:「見極める目」を養おう
どこで迎えるにせよ、最も重要なのは「あなた自身の目で、そのハムスターと販売環境を見極めること」です。
- 展示ケージは清潔か?: * 汚れたケージで管理されている子は、体調を崩しやすいです。
- ハムスターは活発か?: * 臆病すぎる、あるいはぐったりしている子は要注意です。夜行性であることを考慮しつつ、活発さを見ましょう。
- 店員さんの対応は親切か?: * 質問に面倒くさがらず、知識を持って答えてくれるお店は、生体管理もしっかりしている可能性が高いです。
ハムスターは小さな命ですが、家族の一員としてあなたにたくさんの喜びを与えてくれるはずです。
ぜひ、この記事を参考に、最高のお迎え先を見つけてくださいね。もし、飼育用品をオンラインで手軽に揃えたい場合は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで評判の良い商品を探してみましょう。
オンラインでの用品選びのおすすめ
特に、初期段階で用意しておきたい「サイレントホイール」や「アクリルケージ」は、店舗よりもオンラインの方が種類豊富で、価格も比較しやすいです。
- Amazon:レビューが多く、すぐに発送される商品が多いので、お迎え日が決まっている場合に便利です。
- 楽天市場:ペット用品の専門店が出店していることが多く、専門的な商品を見つけやすいです。
- Yahoo!ショッピング:Tポイントなどを利用している方は、ポイントを活用してお得に購入できます。
そして、忘れてはいけないのが、メルカリなどのフリマアプリです。
「ハムスター用」と検索すれば、未使用に近い床材や、人気のケージカバーなどが見つかることもあります。
賢く準備して、新しい家族との生活を最高の状態でスタートさせてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

