セリアに腕時計は売ってない？販売状況と遭遇率UPの探し方！

「セリアに腕時計を買いに行ったけど、全然見つからなかった…」「もしかして、もう取り扱い自体がなくなっちゃったのかな？」
そんな風に思って、この記事にたどり着いた人も多いのではないでしょうか？
プチプラでおしゃれなアイテムが揃うセリアですが、腕時計の販売状況は少し特殊で、「売ってない！」と感じる人が急増しているのが現状なんです。

今回は、筆者モモストアが全国のセリアの販売状況を徹底調査し、なぜ腕時計が店頭から消えつつあるのか、そしてもし買えない場合にどこで手に入れるべきかを詳しく解説していきますね！

セリアで腕時計が「売ってない」と言われる最新の販売状況

結論からお伝えすると、セリアの店頭で「腕時計」を見つけるのは、今、かなり難しくなっています。
数年前までは、シンプルでおしゃれなデザインの腕時計が110円（税込）で販売されていた時期もあり、SNSでも「コスパ最強！」と話題になっていたんです。
しかし、現在（2025年現在）のセリアでは、雑貨や収納、DIY用品に力を入れているため、完成品の「腕時計」の取り扱いは極端に減っているか、あるいはゼロになっている店舗が多いというのが、モモストアの調査で判明した事実です。

特に、デジタル時計や多機能な腕時計を探している人は、セリアに行っても見つからない可能性が高いでしょう。
では、具体的にどんなアイテムなら残っている可能性があるのでしょうか？

腕時計関連でセリアに残っている可能性があるアイテム

腕時計そのものは見つからなくても、時計関連のパーツや、DIYの素材として使えるものが残っている場合があります。

【セリアで販売が続いている可能性のある時計関連アイテム】

• 時計ムーブメント（文字盤の裏側に入る駆動パーツ）: 針とセットで売られていることが多く、壁掛け時計や置時計を自作する人向けです。
• 時計のベルトや交換用パーツ: スマートウォッチや既存の時計のベルト交換用として、時折販売されていることがあります。
• 時計の文字盤（DIY用）: 木製やプラスチック製の、文字盤だけのパーツです。

つまり、「時間がわかる機能を持つ、すぐに腕につけられる商品」としての腕時計は、ほぼ撤退気味と考えて間違いありません。
店舗によっては「たまたま棚の隅に古い在庫が残っていた」というラッキーなケースもゼロではありませんが、基本的には「売ってない」を前提に探しに行く方が精神衛生上良いかもしれませんね。

なぜセリアは腕時計の取り扱いを減らしたのか？

セリアが腕時計のラインナップを縮小した背景には、商品戦略の違いがあります。
ダイソーが300円～550円の家電・ガジェット系に力を入れているのに対し、セリアは「おしゃれな雑貨」「手芸用品」「収納グッズ」など、110円の価格帯でデザイン性の高いアイテムに特化する戦略を取っているためです。
腕時計はどうしても品質や機能性を求められがちで、110円で安定した品質を維持するのが難しかったのかもしれませんね。
この状況を打開するため、他の100均の状況も視野に入れて、最適な腕時計探しを進めていきましょう！

なぜ？セリアから腕時計の定番商品が消えた・減った3つの理由

一時期はSNSを賑わせたセリアの腕時計ですが、なぜ今、店頭からほとんど姿を消してしまったのでしょうか？
その裏側には、100円ショップならではの、いくつかの理由が隠されています。モモストアの考察も含めて、3つの理由を深掘りしてみましょう。

品質維持とコストアップの壁

110円（税込）で腕時計を販売するには、文字盤、ベルト、ムーブメント、電池、そしてパッケージングの全てをその価格帯に収めなければなりません。
しかし、近年の原材料費や輸送費の高騰は凄まじいものです。
特に腕時計の心臓部であるムーブメントは精密部品であり、コスト削減にも限界があります。

【コストアップ要因の例】

部品	影響
ムーブメント（駆動部）	電子部品の国際的な価格高騰
プラスチック・樹脂（ベルト・本体）	石油製品価格の上昇
電池	ボタン電池自体の単価上昇

品質を維持しようとすれば採算が取れなくなり、採算を優先すれば品質が低下して「すぐ壊れる」というレビューが増えてしまう。
セリアは品質へのこだわりが強いため、「110円で提供できる品質ではない」と判断し、取り扱いを終了・縮小した可能性が高いです。

競合店（ダイソー）との戦略的な差別化

100円ショップ業界は、店舗ごとに強みとする商品カテゴリで差別化を図っています。
ダイソーは早くから300円・500円といった高額帯の商品を充実させ、「家電・ガジェット系」や「アウトドア用品」といった、単価が高く機能性が求められる分野に注力してきました。

一方のセリアは、あくまで「110円均一」にこだわり、おしゃれな雑貨や手芸・DIY用品といった「趣味性・装飾性」の高いアイテムに特化しています。
腕時計という「実用的なガジェット」は、戦略的にダイソーに任せ、セリアは得意分野を伸ばす選択をした、と考えると納得がいきますね。これにより、ダイソーが人気腕時計を次々と発売する中で、セリアは静かに撤退していったのです。

商品サイクルの終了と在庫整理

セリアで販売されていた腕時計は「ウォッチコレクション」というシリーズでしたが、これも他の100均商品と同様に、永遠に販売されるわけではありません。
人気が出ても、一定期間で販売終了し、新しい商品に入れ替わるのが100円ショップの宿命です。

一度販売終了が決まると、メーカーからの追加生産はなくなり、店舗に残っている在庫限りで販売終了となります。
特に人気があった商品はすぐに売り切れてしまい、再入荷も期待できないため、「どこのセリアに行っても売ってない！」という状況になってしまうのです。
もし運良く在庫を見つけたとしても、それは「再販」ではなく「最後の在庫」である可能性が高いことを覚えておきましょう。

セリアの伝説的腕時計「ウォッチコレクション」の種類と特徴

「ウォッチコレクション」という名前を聞いたことがある方もいるかもしれません。
これは、セリアが過去に販売していた腕時計のシリーズ名で、そのデザイン性と価格の安さから、一時SNSで「セリアに売ってるなんて信じられない！」と大バズりしました。
今となっては幻となりつつあるこの腕時計が、どのような特徴を持っていたのか、改めて振り返ってみましょう。

110円とは思えない！デザイン性の高さが魅力

ウォッチコレクションの最大の魅力は、そのシンプルかつ洗練されたデザインです。
カラーバリエーションも豊富で、特に人気だったのが以下のモデルです。

• シンプルアナログウォッチ（メンズ/レディース）:
  文字盤が大きく見やすいデザインで、黒や白、ネイビーなどのベーシックカラーが揃っていました。ビジネスシーンや学校でつけても違和感のない、クセのないデザインが特徴です。
• パステルカラーウォッチ:
  ベルトがピンクやミントグリーンなどのパステルカラーで、主に若い女性層に人気でした。シリコンベルトで軽量なため、スポーツやカジュアルなファッションにも合わせやすかったです。
• デジタルウォッチ（一部店舗）:
  ごく一部の店舗では、時刻表示のみのシンプルなデジタルタイプも販売されていましたが、アナログタイプに比べると種類は少なかったようです。

これらの腕時計は、ファッションアイテムとして「その日の気分で気軽に付け替える」という使い方にぴったりでした。
壊れても惜しくない110円という価格だからこそ、冒険的な色やデザインにも挑戦しやすかったんですよね。

基本的な機能と割り切るべき点

もちろん、110円という価格を考えれば、高級時計のような機能や耐久性を求めるのは酷というものです。
ウォッチコレクションが持っていた基本的な機能と、購入者が割り切っていた点は以下の通りです。

項目	特徴 / 割り切るべき点
時間精度	そこそこ正確（電池切れが早い場合あり）
防水性	ほぼ防水機能なし。水濡れは厳禁。
耐久性	ベルトが切れやすい、風防（ガラス面）に傷がつきやすい
電池交換	自分で交換するのは難しい。店に頼むと時計本体より高くなるため、交換しない人が多かった。
その他機能	アラーム、ストップウォッチ機能などは基本的になし（デジタルの一部を除く）

あくまで「時間を確認できるアクセサリー」として使うのが正解でした。
それでも、「どうしてもこのデザインのものが欲しい！」という声は今でも多く、フリマアプリなどでも高値で取引されているのを見かけることがあります。
当時の人気がどれほどだったか、今でも検索すれば多くのレビュー記事が見つかりますので、ぜひ一度検索してみてください。
セリア ウォッチコレクション レビューはこちら

幻のセリア製腕時計をゲットするための効果的な探し方

セリアの腕時計は店頭で「売ってない」可能性が高いと分かりましたが、それでも諦めきれない！
どうしてもあのデザインのものが欲しい！という方のために、モモストアが「幻のセリア製腕時計」をゲットするための効果的な探し方を伝授します。

在庫が残っていそうな「穴場」店舗を狙う

新商品の入荷頻度が高い、都心部の大型店舗や駅前の店舗は、古い商品がすぐに陳列棚から撤去されてしまいます。
逆に狙い目なのは、以下のような「穴場」店舗です。

• 郊外の小型店舗:
  商品の入れ替えが比較的ゆっくりで、古い在庫が棚の隅にひっそりと残っている可能性があります。
• ロードサイドの大型店（開店から年数が経っている）:
  隅にある「掘り出し物コーナー」や、レジ近くのセール棚に、終売品が紛れ込んでいるケースがあります。
• 住宅街の中にある店舗:
  訪れる客層が限定的で、腕時計のような「トレンド商品」に関心が薄い場合、売れ残っている可能性があります。

探す時は、時計コーナーだけでなく、アクセサリーコーナーや、季節外れのコーナーなど、様々な棚をチェックしてみましょう。
ただし、店員さんに「腕時計ありますか？」と聞いても、「今は取り扱いがありません」と返答される可能性が高いので、自分の足で探すのがベストです。

ネット通販（フリマアプリ）を徹底活用する

これが最も確実性が高い方法です。
セリアの腕時計は既に終売しているため、新品を入手する唯一の方法は、過去に購入した人が手放した商品を探すこと、つまりメルカリやラクマといったフリマアプリでの購入です。

フリマアプリでの検索と注意点

【検索キーワードの例】

• 「セリア 腕時計」
• 「セリア ウォッチコレクション」
• 「100均 腕時計 シンプル」

【購入時の注意点】

確認事項	チェックポイント
状態	「新品未使用」か「中古」かを確認。中古品は傷や汚れがないか写真を拡大してチェック。
動作確認	「現在動いていますか？」と出品者に質問する。電池が切れている場合は交換が必要。
価格	110円以上の価格になっていることがほとんどです。納得できる価格か確認しましょう。

フリマアプリでは、人気商品は定価の数倍の価格で取引されることもありますが、出品者に丁寧なコメントを送ることで、値下げ交渉に応じてもらえる可能性もありますよ！
メルカリで「セリア 腕時計」を検索する

セリア以外で腕時計を買える100均（ダイソー・キャンドゥ）徹底比較

セリアに腕時計が売ってないなら、他の100円ショップに行けばいい！
これが、最もシンプルで現実的な解決策です。
現在、腕時計のラインナップが充実しているのは、ダイソーとキャンドゥです。
特にダイソーは、その品揃えと品質の高さで、今や「腕時計の穴場」として知られています。

ダイソー：種類も価格帯も圧倒的No.1

ダイソーは、100円ショップの中でも腕時計のラインナップが最も豊富です。
価格帯は110円（税込）から550円（税込）が中心で、用途に合わせて選べるのが魅力です。

【ダイソーの腕時計 主要ラインナップ】

シリーズ名（特徴）	価格帯（税込）	主なデザイン・機能
シンプルウォッチ	110円/330円	文字盤が見やすいアナログタイプ。カラーバリエーション豊富。
ミリウォッチ	550円	ミリタリーテイストの武骨なデザイン。アウトドアやカジュアルに人気。
デジタルウォッチ（ブループラネットシリーズ）	330円/550円	ストップウォッチ、アラーム、バックライトなどの機能付き。防水性（生活防水程度）を謳う商品もあり。
ハンギングウォッチ	330円	リュックやバッグにつけられるフック付きの時計。
キャラクターウォッチ	550円	ミッキーマウスなどのディズニーキャラクターデザイン。

ダイソーの腕時計は、特にデジタルウォッチの機能性の高さが驚きです。
330円や550円を出せば、アラームやストップウォッチが付いた実用的な時計が手に入ります。これがセリアとの大きな違いと言えますね。

キャンドゥ：シンプルなアナログ時計が中心

キャンドゥも腕時計の取り扱いがありますが、ダイソーに比べると種類は少なめです。
主にシンプルでベーシックなアナログタイプの腕時計が中心となります。
デザインはセリアのウォッチコレクションに近い、モノトーンや落ち着いたカラーが多い傾向です。

特に、ダイソーのような多機能なデジタルウォッチは少なく、シンプルに「時間を確認する」ことに特化したモデルが多いです。
「とにかく安く、文字盤が見やすい時計が欲しい」というニーズには応えてくれますが、セリアになかった場合は、まずダイソーを探すのが賢明でしょう。
ダイソーの腕時計の人気モデルを検索する

ダイソーの腕時計が今アツい！人気シリーズと価格帯をチェック

前章でも触れましたが、現在100円ショップ界で腕時計の主役となっているのは、間違いなくダイソーです。
ダイソーが提供する腕時計は、ただ安いだけでなく、価格以上のデザイン性と機能を兼ね備えているため、多くの層から支持を集めています。
ここでは、特に人気の高いシリーズと、その魅力について詳しく見ていきましょう。

大ヒット！「ミリウォッチ」シリーズ（550円）

ダイソーの腕時計の中で、最も人気が高いのがこの「ミリウォッチ」です。
ミリタリーテイストの武骨なデザインで、文字盤が大きく見やすく、タフな印象を与えます。

【ミリウォッチの魅力】

• デザイン性:
  550円とは思えないほど、本格的な軍用時計のようなデザインで、普段使いにもアウトドアにも映えます。
• 視認性:
  文字盤の数字が大きく、針も太いので、瞬時に時間を確認できます。これは、作業中や運転中などに非常に重要です。
• コスパ:
  ファッション性が高いため、アクセサリーショップで数千円で売られていてもおかしくないレベルです。

このミリウォッチは、SNSでも「ダイソーに見えない」と話題になり、売り切れが続出している店舗も多いです。見つけたら即買いをおすすめします。

機能性重視なら「ブループラネット」デジタルウォッチ（330円～550円）

「ブループラネット」シリーズは、ダイソーのデジタル時計の定番です。
特に人気のモデルは330円または550円で販売されており、驚くほどの多機能性を誇ります。

【ブループラネットの主な機能】

機能	内容
ストップウォッチ	スポーツや勉強の時間の計測に
アラーム機能	目覚ましや薬の飲み忘れ防止に
LEDバックライト	暗い場所でも時刻を確認可能
生活防水	汗や雨などの水滴に耐えられる程度の防水性（モデルによる）

この価格でバックライトやストップウォッチが付いているというのは、まさに破格です。
釣りやキャンプといったアウトドア活動や、ジムでのトレーニング用など、気軽に使えるセカンドウォッチとして購入する人が多いようです。
カラーバリエーションも豊富で、黒、白、カーキなど、様々なファッションに合わせやすい色が揃っています。

セリアで腕時計が買えなくても、ダイソーに行けば、価格・機能・デザインの全てで満足できる時計が必ず見つかるはずですよ！
ダイソーの公式オンラインストアでも在庫確認ができる場合があります。
ダイソーネットストアで腕時計をチェック

【用途別】100均腕時計の選び方とおすすめポイント

「100均の腕時計が欲しい！」と思っても、ダイソーやキャンドゥには様々な種類があって迷ってしまいますよね。
せっかく買うなら、自分の用途にぴったりのものを選びたいものです。
モモストアが、主な用途別に最適な100均腕時計の選び方とおすすめのポイントを解説します。

仕事・ビジネスシーンで使うなら（シンプル・高見え重視）

取引先との商談や、オフィスでの着用を考えるなら、シンプルでチープに見えないことが最優先です。

【おすすめの選び方】

• デザイン:
  文字盤に数字や余計な装飾がない、バーインデックス（棒線）のアナログ時計を選びましょう。
• カラー:
  ベルトは黒や茶色、文字盤は白やシルバー系が「高見え」します。
• 素材:
  チープなプラスチック素材は避け、ダイソーの550円モデルなど、メタル調のパーツが使われているものを選ぶと良いでしょう。

【おすすめシリーズ】
ダイソーの「シンプルウォッチ」（高額帯モデル）や、キャンドゥのベーシックなアナログウォッチ。

アウトドア・スポーツで使うなら（機能性・耐久性重視）

汗をかいたり、水に濡れたり、衝撃が加わる可能性が高いアウトドアやスポーツでは、機能性と耐久性が重要です。

【おすすめの選び方】

• 機能:
  ストップウォッチ機能は必須です。タイム計測や休憩時間の管理に役立ちます。
• 防水性:
  「生活防水」と書かれているデジタルウォッチを選びましょう。ただし、あくまで「生活防水」なので、水中に沈めるのは厳禁です。
• 素材:
  シリコンやウレタンなど、軽量で耐衝撃性のあるベルトのものを選びましょう。

【おすすめシリーズ】
ダイソーの「ブループラネット」デジタルウォッチや、「ミリウォッチ」。

ファッション・アクセントとして使うなら（色・デザイン重視）

コーディネートの一部として時計を楽しむなら、色やデザインの冒険も楽しいですよね。

【おすすめの選び方】

• カラー:
  蛍光色やパステルカラーなど、普段は手を出しにくい派手な色を選んでみましょう。100均なら失敗しても痛くありません。
• 形状:
  四角いデジタル表示や、文字盤が特殊なデザインのものを選ぶと、腕元のアクセントになります。
• 複数使い:
  何本か購入して、その日の服装に合わせて付け替える「ウォッチローテーション」も楽しめます。

【おすすめシリーズ】
ダイソーの「キャラクターウォッチ」や、色付きの「シンプルウォッチ」。
100均腕時計の高見えコーディネート例

100均の腕時計は故障しやすい？購入前に知っておきたい注意点

「安いから、すぐに壊れるんじゃないの？」
これは、100均の腕時計を購入する誰もが抱える疑問ですよね。
結論から言うと、高級時計に比べれば当然、故障のリスクは高いです。
しかし、その故障を未然に防ぎ、長く使うために購入前に知っておきたい注意点と、割り切るべきポイントを詳しく解説します。

最大の弱点：水と湿気に極端に弱い

100均の腕時計のほとんどは、「非防水」または「簡易生活防水」です。
特に、セリアで過去に売られていたような110円の腕時計は、水が入らないように密閉するパッキンが簡素なため、ちょっとした水濡れでも内部に浸水しやすい構造になっています。

【絶対避けるべきNG行為】

• 手を洗うとき:
  水道の水を直接かけないように注意深く手を洗いましょう。
• お風呂・シャワー:
  湯気や湿気も厳禁です。入浴時は必ず外しましょう。
• 雨の日:
  土砂降りの雨にさらされると、すぐに浸水して故障の原因になります。
• 汗:
  特に夏場は、大量の汗がベルトや本体の隙間から染み込むことがあります。運動時はデジタルウォッチなどの防水性能が高いものを選びましょう。

もし浸水してしまったら、すぐに電池を外し、乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて乾かすのが最後の望みです。完全に元通りになる可能性は低いですが、試す価値はあります。

初期不良と電池切れのチェック

100均商品に限らず、購入後すぐに故障する「初期不良」は一定数存在します。
購入後、すぐに以下の点をチェックしましょう。

1. 時刻の進み・遅れ:
   購入直後に時間が極端に進んだり、遅れたりしないか。
2. 針の動き（アナログ）:
   針が文字盤に引っかかって止まったりしないか。
3. ボタンの反応（デジタル）:
   全てのボタンがカチッと反応し、機能（アラームなど）が正常に動作するか。

また、店頭に並んでいる期間が長いと、既に電池が消耗していることがあります。
購入から数日〜数週間で電池が切れてしまった場合は、「寿命」ではなく「初期の消耗」である可能性が高いです。
100均のレシートは必ず保管しておき、初期不良の場合は遠慮なく交換してもらいましょう。

電池交換はできる？100均腕時計のメンテナンス方法と寿命

100均で買ったお気に入りの腕時計、電池が切れたらどうするべきでしょうか？
「どうせ安いから使い捨てでしょ？」と思われがちですが、ちょっとした工夫で長く愛用することができます。
電池交換の可否と、その他のメンテナンス方法について詳しく見ていきましょう。

電池交換の「現実」と自己責任での挑戦

基本的に、100均の腕時計はメーカー側が電池交換を推奨していません。
その理由は、電池交換をプロに依頼すると、本体価格（110円～550円）よりも高い修理代がかかってしまうからです。時計店に持ち込むと「新しいものを買った方が安いですよ」と言われることがほとんどです。

自分で交換に挑戦する！

それでも「愛着があるから」と自分で交換に挑戦する人もいます。ただし、これは完全に自己責任となります。

【自分で交換する手順（アナログ時計の場合）】

1. 裏蓋を開ける:
   小さなマイナスドライバーや専用工具を使い、裏蓋の小さな隙間に差し込んでこじ開けます。（傷がつかないように注意）
2. 電池の種類を確認:
   古い電池に書かれている型番（例：SR626SWなど）を確認します。
3. 新しい電池を購入:
   ダイソーやセリアでもボタン電池は売っていますが、家電量販店などで高品質なものを選ぶと長持ちします。
4. 交換・蓋を閉める:
   ピンセットなどで古い電池を外し、新しい電池を入れます。裏蓋を閉める時が最も難しく、しっかり閉めないと防水性が失われます。

この交換作業で時計が壊れてしまっても、一切の保証はありませんので、注意が必要です。
「ちょっと挑戦してみようかな？」という方は、事前にYouTubeなどで交換動画をチェックしてみると良いかもしれませんね。
100均 腕時計 電池交換 方法

長持ちさせるための日常メンテナンス

電池交換以外にも、日々のちょっとした手入れで腕時計の寿命を延ばすことができます。

• 汚れを拭き取る:
  特に夏場や運動後は、汗や皮脂がベルトや本体に付着します。柔らかい布でこまめに拭き取りましょう。シリコンベルトは中性洗剤で優しく洗い流すこともできます。
• 保管場所に注意:
  直射日光の当たる場所や、高温多湿な場所に放置するのは厳禁です。内部の電子部品や電池、ベルトの劣化が早まります。
• 磁気に近づけない:
  テレビ、パソコン、スマートフォンなどの磁気が強いものに近づけると、アナログ時計の場合は時間が狂う原因になります。

これらのメンテナンスを意識するだけでも、100均の腕時計は半年から1年、電池の寿命が尽きるまで快適に使うことができますよ！

セリアで「腕時計のパーツ」なら手に入る！DIY活用法

セリアには完成品の腕時計は「売ってない」かもしれませんが、DIYやハンドメイドの素材としての「時計パーツ」は豊富に揃っています。
これらを活用すれば、自分だけのオリジナル腕時計（や、それに近いもの）を作ることができますよ！

セリアで見つかる主な時計関連パーツ

DIYコーナーや手芸コーナーを探すと、以下のようなパーツが見つかることがあります。

【セリアで入手可能なパーツ】

パーツ名	用途
時計ムーブメント（針付き）	置時計、壁掛け時計の自作に必須の駆動部
レジン用モールド（型）	レジン液を使って、腕時計の文字盤風の飾りを作成
交換用ベルト	既存のスマートウォッチや時計のベルト交換、アクセサリー制作に
キーホルダー金具	時計ムーブメントと組み合わせて、ハンギングウォッチを自作

特におすすめなのが、「時計ムーブメント」を活用したオリジナルウォッチ作りです。
ただし、このムーブメントは壁掛け時計用なので、そのまま腕にはめることはできませんが、「懐中時計風」や「ハンギングウォッチ風」のアクセサリーを作ることは可能です。

オリジナル懐中時計風アクセサリーをDIY！

セリアのパーツを組み合わせて、オリジナルの懐中時計風アクセサリーを作る簡単な方法をご紹介します。

1. 文字盤パーツを用意:
   木製プレートやレジンで作った丸いパーツを文字盤にします。
2. ムーブメントを設置:
   ムーブメントを裏側から固定し、表側から針を取り付けます。
3. 金具を取り付ける:
   ムーブメントのケースや文字盤パーツに、セリアで売っているキーホルダー用の金具や、バッグチャーム用のチェーンを取り付けます。

こうすることで、セリアの素材だけで、時間を確認できるおしゃれなアクセサリーが完成します。
完成品が売ってないなら、自分で作ってしまおう！という発想の転換が、100均DIYの醍醐味ですよね。
セリアの最新DIYパーツ情報は、常にSNSでチェックしておくと良いでしょう。
セリア 時計ムーブメント DIY 作品例

ネット通販で探す！セリア腕時計の類似品と上位互換モデル

セリアの店頭で腕時計が見つからず、ダイソーやキャンドゥのデザインもいまいちピンとこなかった…。
そんな時は、少し予算を上げてネット通販で探してみるのがおすすめです。
ネット通販には、セリアの腕時計のデザイン性を持ちつつ、品質や機能性を向上させた「上位互換」モデルが豊富にあります。

価格帯で選ぶ：プチプラ通販サイト

「1,000円以下」や「1,000円台」でも、セリアやダイソーにはない、おしゃれな腕時計が手に入ります。
特に楽天市場やYahoo!ショッピングでは、「チープカシオ（チプカシ）」の類似品や、ファッション性の高い腕時計が安価で販売されています。

【ネット通販で探すべき腕時計の特徴】

• デザイン:
  セリアのウォッチコレクションに近い、シンプルな丸い文字盤のもの。
• 価格帯:
  1,500円～3,000円程度のものを選ぶと、防水性や耐久性が格段に上がります。
• レビュー:
  必ず購入者のレビューをチェックしましょう。特に「数ヶ月使ってみたけど壊れない」といった耐久性に関するコメントは重要です。

Amazonや楽天市場で「シンプル 腕時計 プチプラ」といったキーワードで検索すれば、きっとお気に入りの一本が見つかりますよ！

品質で選ぶ：日本のメーカーの安価モデル

「どうせ買うなら、しっかりとしたメーカーのものが欲しい」という方は、日本の大手メーカーが販売している安価なモデルを検討しましょう。

• CASIO (カシオ):
  「チープカシオ」は、世界中で愛されている名品です。特にデジタルモデルは耐久性が高く、デザインもレトロでおしゃれです。1,500円～3,000円程度で手に入ります。
• CITIZEN (シチズン) Q&Q:
  シチズンが展開するリーズナブルなラインで、キッズモデルや防水性の高いモデルが充実しています。こちらも2,000円台から購入可能です。

これらのモデルは、100均の腕時計に比べて電池寿命も長く、日常生活防水機能が付いているものが多いため、「安くて使える」という点で最強の上位互換と言えます。
セリアの腕時計が見つからないなら、これらの定番モデルを検討する価値は十分にあります！
チープカシオの人気モデルを見る

結論：セリアの腕時計の今後と再販の可能性について

最後に、モモストアとしての結論をお伝えします。
現在のセリアの経営方針や商品ラインナップの変化を見ると、過去に販売されていたような「110円の完成品腕時計」が、定番商品として復活する可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

セリアは「雑貨とDIY」に集中する戦略

セリアは、ダイソーやキャンドゥとは異なり、あくまで「110円で、おしゃれで、生活を彩る雑貨」という分野で圧倒的な地位を確立することに注力しています。
腕時計は「家電・ガジェット」というカテゴリに分類されやすく、この分野は既にダイソーがリードしています。

そのため、セリアが今後力を入れるとすれば、「腕時計のDIYパーツ」や「時計を飾るための収納ケース」といった、得意分野に絡めた間接的な商品になる可能性が高いです。

もし再販されるとしたら？（万が一の可能性）

それでも、万が一、セリアが腕時計を再販するとしたら、どのような形になるでしょうか？

• 330円または550円商品としての再登場:
  もし品質を確保して再販する場合、110円ではコスト的に不可能でしょう。ダイソーと同じように、330円や550円の「高額帯商品」として登場する可能性はあります。
• キャラクターコラボ商品として限定販売:
  セリアが得意な、人気キャラクターやアーティストとのコラボレーションアイテムとして、短期間・数量限定で販売される可能性は考えられます。

いずれにしても、以前のような「いつでも棚にある定番品」として復活するのは難しいでしょう。
セリアで腕時計を探すのはやめて、ダイソーやネット通販に切り替えるのが、今の賢い選択と言えます。

もしセリアの腕時計にこだわらず、デザイン重視のプチプラウォッチを探しているなら、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで「シンプル 腕時計 1,000円台」と検索してみてください。
セリアのウォッチコレクションに負けない、素敵なアイテムがたくさん見つかるはずですよ！
Amazonでシンプル腕時計を探す

セリア以外で買えるおすすめ腕時計【Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング編】

セリアで見つからなかった悔しさをバネに、少しグレードアップした腕時計を手に入れませんか？
ここでは、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトで、セリアの腕時計に近いシンプルさや、価格帯ながら、品質が格段に向上したおすすめモデルをご紹介します。

CASIO（カシオ）「チープカシオ」

「チプカシ」の愛称で親しまれるカシオのベーシックウォッチは、もはやプチプラ腕時計の定番です。
耐久性、信頼性、そしてレトロでおしゃれなデザインは、100均の腕時計とは比べ物になりません。

• おすすめポイント:
  5気圧防水や生活防水機能が付いているモデルが多く、水に多少濡れても安心です。電池寿命も数年と長く、頻繁な交換の心配がありません。
• セリアとの比較:
  セリアのウォッチコレクションが使い捨てに近い感覚なのに対し、チプカシは「長く使える相棒」として愛用できます。特に「F-91W」などのデジタルモデルは男女問わず大人気です。

CITIZEN Q&Q（シチズンQ&Q）「ファルコン」

シチズンQ&Qの「ファルコン」シリーズも、価格と品質のバランスが非常に優れています。
シンプルで視認性の高いアナログ時計が中心で、ビジネスシーンやカジュアルシーンでも使いやすいデザインが揃っています。

• おすすめポイント:
  日本メーカーの品質管理のもとで作られているため、時間精度が高く、故障の心配が少ないのが魅力です。価格は1,500円～3,000円程度で、お財布にも優しいです。
• セリアとの比較:
  セリアのシンプルアナログウォッチのデザインが好きだった方には、このファルコンのデザインが非常に近いと感じるはずです。より長く、安心して使いたい方にぴったりです。

ノーブランドの「シンプルレザーウォッチ」

楽天市場やYahoo!ショッピングには、ノーブランドながら、北欧風やミニマルデザインを意識したおしゃれな腕時計が多数出品されています。
価格は1,000円前後からありますが、2,000円程度のものを選ぶと、合皮ながらも質の良いレザー調ベルトのものが見つかります。

• おすすめポイント:
  流行のデザインを安く手に入れることができるため、「とりあえず今のトレンドの時計が欲しい」という方に最適です。カラーバリエーションも非常に豊富です。
• 注意点:
  ノーブランド品は、防水性や耐久性の記載がない場合が多いので、水濡れには特に注意して使いましょう。

これらの通販サイトなら、家にいながらにして、セリアにはないお気に入りの腕時計をじっくり選べますよ！
楽天市場でチープカシオのランキングをチェック

もし腕時計が全滅でもOK！セリアの代用アイテムと活用術

セリアに腕時計が「売ってない」ことが確定し、他の100均にも行けない、通販も面倒…。
それでも「今、セリアで時間を確認できるアイテムが欲しい！」というあなたのために、セリアで手に入る腕時計の「代用アイテム」をご紹介します。

デジタルキッチンタイマーを懐中時計代わりに

セリアのキッチン用品コーナーには、マグネット付きのデジタルタイマーが売られています。
このタイマーは「時計機能」が付いているモデルが多いため、これを代用することができます。

• 活用方法:
  マグネットを外して、裏側にキーホルダー用の金具を取り付けます。これで、バッグやベルトループに引っ掛けられる「ハンギングウォッチ」ならぬ「ハンギングタイマー」の完成です。
• メリット:
  タイマーやアラーム機能も使えるため、本来の腕時計よりも多機能になります。数字も大きく見やすいです。

「置き時計」のムーブメントをカスタムして使う

前述のDIY活用法とも少し重なりますが、セリアには小型の「置き時計」が110円で売られています。
これらを分解し、時計のムーブメント（本体）だけを取り出して、別のアイテムに組み込むという手があります。

• 活用方法:
  ムーブメントの裏側にあるフックやスタンドを外し、強力な両面テープや接着剤で、社員証ホルダーやポーチの表面に貼り付けます。
• 注意点:
  これも防水性はありませんし、見た目がかなり「手作り感」が出るため、あくまで「緊急時の代用」として考えるのが良いでしょう。

シンプルなアクセサリーを工夫する

どうしても腕に何かを付けたい場合は、腕時計ではなく、セリアで売っている「シンプルなバングル」や「ブレスレット」を代わりに着用し、時間確認はスマートフォンで行う、と割り切るのも一つの方法です。
セリアのアクセサリーはデザイン性が非常に高いので、手元をおしゃれに飾ることはできますよ。

セリアの腕時計は幻となってしまいましたが、その代わりとして進化しているダイソーや、高コスパな通販モデルをぜひチェックしてみてくださいね！

セリアで見つからない時の最終手段！近隣の100均・ディスカウントストア情報

セリアで腕時計が見つからず、ダイソーやキャンドゥもチェック済み。
それでも、「今日中に」「安く」手に入れたい場合の最終手段として、その他のディスカウントストアやドラッグストアの情報も押さえておきましょう。

ワッツ・シルク（Watts・Silk）

ワッツやシルクといった他の100円ショップチェーンでも、腕時計の取り扱いは非常に少ないです。
もし置いてあったとしても、セリアと同様にシンプルなアナログモデルがごく少数ある程度です。あまり期待せず、ついでにチェックするくらいに留めておきましょう。

ドラッグストア（スギ薬局、ウエルシアなど）

意外かもしれませんが、一部の大型ドラッグストアでは、レジ前や日用品コーナーの片隅に安価な腕時計が置かれていることがあります。

• 特徴:
  価格帯は500円～1,500円程度で、主に高齢者向けの「大きな文字盤」や「防水性」を重視したシンプルなアナログ時計が多いです。
• メリット:
  100均よりも少し品質が良く、最低限の防水機能が付いているモデルが多いです。

ディスカウントストア（ドン・キホーテなど）

ドン・キホーテのようなディスカウントストアは、多種多様な安価な腕時計の宝庫です。
1,000円以下のチープウォッチから、カシオやシチズンといったメーカー品まで、幅広いラインナップがあります。

特に「驚安」コーナーには、在庫処分品として激安で売られている掘り出し物がある可能性が高いです。

【ドンキホーテで探すメリット】

メリット	内容
豊富な種類	ファッション性の高いデザインから実用的なものまで揃う
安さ	100均より少し高いが、その分品質は上。時々破格のワゴンセールも
即日入手	店舗数が多いため、見つけやすい

セリアにこだわる必要がなければ、ディスカウントストアは「安くて、今すぐ手に入る」という点で最強の選択肢になりますよ。
セリアの腕時計が「売ってない」という事実は受け入れつつ、次の最適な一本を見つける旅に出かけましょう！