ダイソーのカーテンレールが売ってない?隠れた売り場と人気の代用品を解説!
「ダイソーに行ってもカーテンレールが見つからない…」「本当に売ってるの?」と疑問に思っている方、こんにちは!モモストアです。
私も以前、引越し直後にカーテンレールが必要になってダイソーを何軒もはしごした経験があります。
結論から言うと、ダイソーでは特定の種類のカーテンレールは販売されていますが、見つけにくいのが現状です。
この記事では、ダイソーのカーテンレールの実際の在庫状況や、もし見つからなかったときに使える優秀な代用品まで、詳しく解説していきます!
・ダイソーで売っているカーテンレールの種類と価格帯をチェック!
・「売ってない」と言われる理由は?在庫がない時の対処法
・ダイソーのカーテンレールはどこにある?見つけにくい隠れた売り場を公開!
・カーテンレール以外で使える!ダイソーで人気の代用品アイテム3選
- ダイソーのカーテンレールが「売ってない」ってホント?【結論】
- ダイソーで売っているカーテンレールの種類と価格帯をチェック!
- 「売ってない」と言われる理由は?在庫がない時の対処法
- ダイソーのカーテンレールはどこにある?見つけにくい隠れた売り場を公開!
- カーテンレール以外で使える!ダイソーで人気の代用品アイテム3選
- ダイソーの突っ張り棒をカーテンレールとして使う方法と注意点
- ダイソーの吸盤フックとワイヤーネットでカーテンを設置する裏技
- ダイソー製カーテンレールの耐久性や使い心地は実際どうなの?
- カーテンレールをDIY!ダイソー商品を使った簡単アレンジ術
- 他の100均(セリア・キャンドゥ)でもカーテンレールは売ってる?比較してみた
- ダイソーのカーテンレールが壊れたら?買い替え時と処分方法
- 【豆知識】カーテンレールの長さ調整や取り付けのコツ
- まとめ:ダイソーでカーテンレールが見つからない時の最終チェックリスト
ダイソーのカーテンレールが「売ってない」ってホント?【結論】

結論からお伝えしますと、ダイソーでは「特定の種類のカーテンレール」は販売されています。ただし、一般的なホームセンターで売られているような、窓全体を覆う頑丈で長い本格的なカーテンレールは、ほとんど取り扱いがありません。
多くの方が探している「窓枠上部に取り付けるタイプ」や「伸縮式の金属製レール」は、残念ながらダイソーでは見つからない可能性が高いです。
では、ダイソーで売っている「特定のカーテンレール」とはどんなものかというと、主に「カフェカーテン用」や「簡易的な目隠し用」のレールやポールです。これらは、小窓や棚の目隠しなど、軽量な布を取り付けるのに適しています。特に人気があるのは、以下のような商品です。
ダイソーで見つかるカーテン関連商品
ダイソーで「カーテンレール」として期待して探すよりは、「カーテンを吊るすためのポールやフック」という認識で探すのがおすすめです。主な取り扱い商品は以下の通りです。
- 突っ張り棒(テンションポール):これが実質的な代用カーテンレールとして最も使われています。サイズや太さのバリエーションが豊富です。
- カフェカーテンポール:細くて短い、カフェカーテン専用の突っ張り棒タイプ。小窓に最適です。
- マグネット式フック:金属製のドアや冷蔵庫などにカーテンを取り付ける際に便利なアイテム。
- 粘着式フック付きレール(簡易):両面テープで窓枠に貼り付ける、軽量の簡易的なレール。重いカーテンには不向きです。
なぜ「売ってない」という声が多いのか?
これは、お客さんの「欲しいカーテンレール」と「ダイソーが提供できるカーテンレール」に大きなギャップがあるからです。大きな窓に取り付けたい人にとっては、ダイソーの簡易的なポールでは役不足で、「売ってない」と感じてしまうわけですね。また、店舗によっては季節や在庫状況により、取り扱いがない場合もあります。この後で、具体的な種類や探し方を詳しく解説していきますのでご安心ください!
ちなみに、本格的なカーテンレールは、ホームセンターや家具店を探す方が確実です。
ダイソーで売っているカーテンレールの種類と価格帯をチェック!
前のセクションでも触れましたが、ダイソーで「カーテンレール」として販売されているのは、主に軽量かつ簡易的な取り付けを目的とした商品です。その中でも特に利用頻度が高い商品と、その価格帯について詳しく見ていきましょう。
ダイソーの魅力はなんといってもその価格ですが、カーテンレール関連ももちろん驚きの価格で手に入ります。
最もポピュラーな代用品:突っ張り棒(テンションポール)
ダイソーのカーテンレールを探している人の約8割が最終的に突っ張り棒で代用していると言っても過言ではありません。ダイソーの突っ張り棒は種類が豊富で、価格も110円(税込)から330円(税込)程度が中心です。
| 種類 | 価格帯(税込) | 主な用途 | 耐荷重目安 |
| ミニ突っ張り棒(~40cm) | 110円 | 小窓、棚の目隠し | 1kg以下 |
| 標準突っ張り棒(40~70cm) | 110円~220円 | 小窓、カラーボックス | 2kg程度 |
| 太め・長め(70cm~120cm) | 220円~330円 | 間仕切り、通常の窓 | 3kg~5kg |
本格的なカーテンレールと比べて耐荷重は劣りますが、軽量なレースカーテンやカフェカーテンであれば十分使用できます。特に太めの突っ張り棒を選べば、安定感が増し、より長く使用することが可能です。
隠れた人気商品:粘着テープ式簡易レール
これは、突っ張り棒が使えない場所や、よりレールの雰囲気に近いものを求める人に人気の商品です。小さなプラスチック製のレールとランナー(フック)がセットになっており、両面テープで窓枠の上部に直接貼り付けます。
- 価格帯:110円~220円(税込)
- 特徴:取り付けが非常に簡単で、ネジ穴を開ける必要がない。
- 注意点:耐荷重は非常に低く、重い遮光カーテンなどは絶対に吊るせません。あくまで軽量な布やレースカーテン専用です。
カフェカーテンポール
最も「カーテンレール」に近い形をしているのが、カフェカーテンポールです。これは突っ張り棒よりも細く、目立たないように作られています。窓の途中(腰高窓など)に目隠しとしてカーテンを取り付ける際に使われます。
これらの商品は、あくまで「安価に一時的な目隠しをしたい」という目的にはぴったりですが、リビングなどのメインの窓で使うと、頻繁な開閉に耐えられなかったり、たるみが発生したりする可能性があります。あなたの用途に応じて、最適な商品を選ぶようにしましょう。
もしダイソーで見つからなかった場合は、Amazonや楽天市場で「伸縮式カーテンレール」を探すと、数百円から購入できるものも見つかりますよ。
「売ってない」と言われる理由は?在庫がない時の対処法
ダイソーでカーテンレールが「売ってない」と感じてしまうのには、いくつかの理由があります。これらの理由を知っておけば、無駄足を踏まずに済むかもしれません。筆者モモストアが考える主な理由は以下の3点です。
理由1:季節や店舗のスペースによる在庫変動
ダイソーの商品は常に在庫が変動しています。特に、引越しシーズンである春先などは、突っ張り棒や収納用品、そしてカーテンレール関連商品が一斉に品薄になる傾向があります。また、ダイソーは店舗の規模によって取り扱い商品が大きく異なります。
- 小型店舗:駅前や商業施設内の小型店では、大きなカーテンレールや長い突っ張り棒はスペースの都合上、ほとんど置かれていません。
- 大型店舗(路面店):DIYやインテリアのコーナーが充実している大型店ほど、カーテンレールや代用品の在庫を見つけやすいです。
もし探している商品が見つからなかった場合は、諦めずに少し離れた大型店舗をチェックしてみるのがおすすめです。店舗の情報を事前にGoogleマップで検索してから行くのが賢明ですね。
理由2:「売り場」が予想と異なる場所にある
「ダイソーのカーテンレールはどこ?」の疑問で最も多いのが、「売り場がわからない」という問題です。多くの方は「インテリア」や「ファブリック」のコーナーを想像しますが、実際はDIYや収納用品の近くに置かれていることが多いです。詳しい売り場については次のセクションで解説しますが、見つからない場合は店員さんに「突っ張り棒か、カフェカーテン用のポールはどこですか?」と聞くのが一番早いです。
理由3:本格的な商品が「そもそも無い」
前述の通り、ネジで固定するような本格的な木製や金属製の「窓の横幅全てを覆うカーテンレール」は、ダイソーでは基本的に取り扱いがありません。ダイソーはあくまで「日用雑貨・便利グッズ」が中心であり、重くてかさばる本格的な建材に近い商品は、品揃えの対象外となっていることが多いのです。
もしあなたが探しているのが本格的なレールであれば、時間を無駄にしないためにも、最初からニトリやカインズなどの専門店をチェックするようにしましょう。
在庫がない時の最終対処法
もしもダイソーで全く見つからなかった場合は、以下の方法を試してみてください。
- 別のダイソーに行く:上記のとおり、大型店を狙いましょう。
- セリアやキャンドゥを確認する:他の100均でも突っ張り棒やカフェカーテンポールは取り扱いがあります。
- オンラインストアを活用する:Amazonや楽天市場で「つっぱり棒 カーテン」と検索すれば、ダイソーにはない強度や長さの商品がすぐに見つかります。価格も数百円からあるのでおすすめです。
手間をかけるか、少しお金を出して確実に手に入れるか、あなたの状況に合わせて判断してくださいね。
ダイソーのカーテンレールはどこにある?見つけにくい隠れた売り場を公開!
「ダイソーにカーテンレールは売っているはずなのに、どこを探しても見つからない!」という悩みは、多くの方が抱えています。実は、ダイソーの店内は商品の配置が頻繁に変わる上、カテゴリの境界線が曖昧なため、どこに何があるのか分かりにくいのが難点です。特にカーテンレール関連商品は、いくつかの場所に分散して置かれていることが多いので、一つずつ確認していきましょう。
パターン1:突っ張り棒・収納用品コーナー
ダイソーのカーテンレール(代用品含む)のメインの売り場は、ここです。
多くの店舗で、ワイヤーネットやフック、衣類収納関連のアイテムと一緒に陳列されています。なぜなら、ダイソーにとって突っ張り棒は「カーテンを吊るす道具」である以前に「空間を区切ったり、収納場所を増やしたりする道具」だからです。
- チェックすべき場所:壁面収納、クローゼット収納用品、S字フック、ワイヤーネットの近く。
- 探すべき商品:長さや太さの異なる突っ張り棒が縦に並んでいる棚。
「カーテン」という先入観を捨てて、「収納グッズ」の目線で探すと見つけやすいですよ。
パターン2:インテリア・ファブリックコーナーの片隅
次に、本来の「カーテン」が売られているコーナーです。ただし、ここに置かれているのは、主にカフェカーテンポールやカーテンクリップ、タッセルなどの小物が中心です。
- チェックすべき場所:座布団、クッションカバー、テーブルクロス、カーテンの近く。
- 探すべき商品:細いカフェカーテンポールや、マグネット式のフック。
特に小型店舗では、このコーナーに簡易的な粘着テープ式のレールが置かれていることもあります。メインの突っ張り棒とは離れた場所にひっそりと置かれていることが多いので、注意深く探してみてください。
パターン3:DIY・工具コーナーの周辺
まれにですが、長い伸縮ポールやカーテンレールのランナー(部品)などが、木材や工具、接着剤などのDIY関連商品の近くに置かれていることがあります。これは、DIY用として使うお客さんを想定しての配置です。
- チェックすべき場所:ネジ、釘、フック、ワイヤーなどの小さな部品ケースの近く。
もし上記の2パターンで見つからなかった場合は、このDIYコーナーの周辺もくまなくチェックしてみましょう。店員さんに聞くときは、「突っ張り棒の長いものはどこですか?」と聞くのが最もスムーズです。探す手間と時間を考えると、これが一番の近道かもしれませんね。
ダイソーの公式通販サイト「ダイソーネットストア」で事前に在庫を確認できれば、無駄足を踏まずに済みますよ。
カーテンレール以外で使える!ダイソーで人気の代用品アイテム3選
ダイソーでカーテンレールが見つからなかったとしても、落ち込む必要はありません!ダイソーには、本来の用途とは違うけれど、カーテンレールとして優秀すぎる代用品が豊富に揃っています。ここでは、筆者モモストアが特に「使える!」と実感した人気の代用品アイテムを3つご紹介します。
代用品1:強力突っ張り棒(テンションポール)
「突っ張り棒はさっきも出てきたでしょ?」と思うかもしれませんが、ここで強調したいのは「強力タイプ」の突っ張り棒です。普通の突っ張り棒は、少し重いカーテンを吊るすとすぐにズレたり、落ちたりしてしまいますが、ダイソーの330円や550円(税込)の太くて強力なタイプは安定感が段違いです。
- メリット:ネジや工具が一切不要で、女性一人でも簡単に取り付け可能。窓枠内ならどこでも設置できる。耐荷重が標準タイプより高い。
- デメリット:窓枠の外側(壁側)には取り付けられない。見た目が「突っ張り棒感」が出てしまう。
特に、窓枠の奥行きがある場合や、穴を開けたくない賃貸にお住まいの方には、この強力突っ張り棒が最高の代用品になります。カーテンクリップを使えば、通常のカーテンもそのまま吊るせますよ。
代用品2:マグネットフック+ワイヤーネット
これは少し上級者向けの裏技ですが、「玄関のドア」や「スチール製のパーテーション」など、金属面にカーテンを取り付けたい場合に大活躍します。
- 強力なマグネットフック(耐荷重2kg以上推奨)を2つ用意します。
- フックをドアの左右上部に貼り付けます。
- フックの穴に、ダイソーの細い突っ張り棒やワイヤーネットの端を通します。
- ワイヤーネット(または突っ張り棒)にカーテンを吊るします。
ワイヤーネットを使えば、フックの間隔を気にせず、均等にカーテンを吊るすことができ、見た目もスッキリします。マグネットフックは、取り外しや位置変更が簡単なので、「一時的に目隠しをしたい」時にも非常に便利です。
代用品3:粘着フック+荷造り用PPバンド
これは「超軽量の目隠し布やオーガンジー素材」を吊るすための、究極のミニマル代用品です。カーテンレールとして使うには少し工夫が必要ですが、見た目のシンプルさは抜群です。
- 窓枠の両端に、耐荷重の低い粘着フックを2つ貼り付けます。
- 荷造り用のPPバンド(プラスチックの帯)を窓の幅に合わせてカットし、フックに引っ掛けます。
- PPバンドに安全ピンやクリップでカーテンを留めます。
PPバンドは軽くて目立たないため、まるで布が空中に浮いているかのような演出が可能です。ただし、PPバンドが細いため、重さに耐えられないことと、耐久性も低いことは理解しておきましょう。用途を限定すれば、非常に優秀な代用品となります。
これらの代用品は、ダイソーの収納アイデアのブログでもよく紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ダイソーの突っ張り棒をカーテンレールとして使う方法と注意点
ダイソーの突っ張り棒をカーテンレールとして使うのは、もはや100均ユーザーの常識となりつつあります。しかし、ただ単に窓に突っ張るだけでは、すぐに落ちてしまったり、使い勝手が悪かったりすることがあります。ここでは、突っ張り棒を本格的なカーテンレールのように快適に使うためのコツと、絶対に守るべき注意点を、筆者の経験を踏まえて詳しく解説します。
突っ張り棒を快適なカーテンレールにするコツ
コツ1:耐荷重に余裕を持たせる
これが最も重要です。例えば、カーテンの重さが1kgだとします。突っ張り棒のパッケージに「耐荷重3kg」と書いてあっても、ギリギリを攻めるのは危険です。カーテンを開け閉めする際の衝撃や摩擦で、実際には記載されている耐荷重よりも早く落ちてしまうことがあります。
耐荷重は最低でもカーテンの重さの2倍以上ある突っ張り棒を選ぶようにしましょう。特に幅の広い窓で使う場合は、330円や550円の太いタイプや強力バネ内蔵タイプを選ぶのが鉄則です。
コツ2:フック・クリップで代用する
突っ張り棒はレールと違い、カーテンにランナー(滑車)がないため、そのままカーテンをかけるとスムーズに動きません。ここで大活躍するのが「カーテンクリップ」です。
- カーテンクリップ:突っ張り棒にクリップの輪を通し、クリップ部分でカーテンの上部を挟む。これだけで、普通のカーテンのように開け閉めがスムーズになります。
- リングランナー:突っ張り棒にリングランナーを先に通し、そのリングにカーテンフックをかける。見た目もスッキリし、レールに近い感覚で使えます。
これらの小物もダイソーで110円で手に入りますので、突っ張り棒とセットで購入しましょう。
コツ3:設置は窓枠ギリギリ内側で
突っ張り棒は、壁の摩擦力で支えられています。設置する面が凹凸なく、しっかりとした場所であるほど落ちにくいです。
窓枠の内側は、多くの場合、安定した面になっています。窓枠の一番奥側(窓ガラスに近い側)で、ギリギリまで棒を伸ばして設置すると、最も外れにくい状態で固定できます。
突っ張り棒をカーテンレールとして使う際の絶対注意点
- 【厳禁】重い遮光カーテンは絶対に使わない:遮光カーテンや厚手のドレープカーテンは非常に重く、突っ張り棒の耐荷重を簡単に超えてしまいます。落下すると危険な上、窓枠や壁を傷つける可能性もあります。
- 落下対策を怠らない:特にキッチンや子供部屋で使用する場合、万が一の落下に備えて、突っ張り棒の端をマスキングテープや両面テープで補強するなど、簡単な滑り止め対策をしておくと安心です。
- 定期的な締め直し:突っ張り棒は時間の経過と共に徐々に緩んできます。月に一度は、棒を締め直して、グラつきがないか確認する習慣をつけましょう。
これらのポイントを押さえれば、ダイソーの突っ張り棒でも十分快適なカーテンレールとして機能してくれますよ!もし、長い期間安定して使いたいなら、Amazonなどで超強力な突っ張り棒を探してみるのも手です。安価でレビューの多い商品がたくさんあります。
ダイソーの吸盤フックとワイヤーネットでカーテンを設置する裏技
賃貸で窓枠に傷をつけたくない、でも突っ張り棒も使えない特殊な場所(例えば、金属ではない壁面や、窓枠がない場所)にカーテンを設置したい…そんな時に使えるのが、ダイソーの吸盤フックとワイヤーネットを組み合わせた裏技です!
吸盤フックとワイヤーネットのカーテン設置術
この方法は、ガラス面やタイル面など、吸盤がしっかりと密着する場所でのみ有効です。特に、浴室の窓やキッチンの小窓などで活躍します。
ステップ1:強力な吸盤フックを用意する
まず、ダイソーで耐荷重1kg以上の強力な吸盤フックを2個以上用意します。フックの数が多ければ多いほど、カーテンの重さを分散でき、安定性が増します。窓の幅に合わせて3~4個用意するのが理想的です。
ステップ2:ワイヤーネットの準備
次に、窓の幅よりも少し短いワイヤーネットを用意します。ワイヤーネットは、フック同士を繋ぐ「レール」の役割を果たします。
ステップ3:設置と固定
- 窓をきれいに拭き、吸盤フックを窓枠上部、またはガラス面の上部に貼り付けます。この際、フックの間隔が均等になるようにします。
- 吸盤フックのフック部分に、ワイヤーネットを引っ掛けます。ワイヤーネットを横向き(長辺が水平になるように)に設置しましょう。
- ワイヤーネットの線(格子部分)に、カーテンのフックやクリップを引っ掛けます。
ワイヤーネット自体がカーテンランナーの役割を果たすため、開け閉めも意外とスムーズに行えます。ただし、ワイヤーネットの格子に引っ掛けているだけなので、勢いよく開け閉めするのは避けましょう。
この裏技のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
| ネジ穴や傷が一切つかない(賃貸OK) | 吸盤がつく場所(ガラス、タイルなど)でしか使えない |
| 取り外し・移動が非常に簡単 | 非常に重いカーテンには耐えられない |
| ワイヤーネットなので、好きな場所にフックをかけられる | 夏場など気温が高いと吸盤が外れやすい |
| 他の用途(物を吊るすなど)にも転用しやすい | 見た目が少々ごちゃつく可能性がある |
この裏技は、一時的な目隠しや、水回りでの使用に最適です。例えば、お風呂場の小窓に、防水性のある布をかけてプライバシーを確保したい、といった用途にはパーフェクトです。ただし、リビングなどのメインの窓での使用は、見た目と耐久性の問題からあまりおすすめできません。
ダイソー製カーテンレールの耐久性や使い心地は実際どうなの?
ダイソーでカーテンレール(主に突っ張り棒や簡易レール)を見つけたとして、次に気になるのは「安かろう悪かろうじゃないの?」という耐久性や使い心地の面ですよね。筆者モモストアが実際に使用した経験や、ネット上の口コミを調査した結果をもとに、ダイソー製カーテンレールのリアルな評価をお伝えします。
ダイソー製カーテンレールのリアルな耐久性
結論から言うと、ダイソーのカーテンレールは「値段相応だが、使い方次第では十分」という評価になります。
突っ張り棒の場合
多くの人が代用している突っ張り棒ですが、耐久性は価格とサイズに比例します。
- 110円の細いタイプ:非常に耐久性が低く、重さ1kg以下のカフェカーテンでも、数週間でたるみや落下が発生することが多いです。頻繁な開け閉めには向きません。
- 330円以上の強力タイプ:こちらは比較的安定しています。ただし、あくまで摩擦力で支えているため、重いカーテンを長期間吊るすと、壁側に設置跡が残ったり、稀にバネが劣化したりします。それでも、賃貸での一時使用や、軽量カーテンには十分な耐久性があると言えます。
粘着テープ式簡易レールの場合
粘着テープ式の簡易レールは、耐久性というよりは「粘着力」の寿命が問題になります。窓際は温度や湿度の変化が激しい場所です。
夏場の高温や冬場の結露により、粘着力が弱まり、一年以内に剥がれてしまうケースが多いです。一度剥がれると再利用は難しく、粘着テープの貼り直しが必要になります。
使い心地の評価:スムーズさの限界
通常のカーテンレールは、レールの中をランナー(滑車)が滑るため、非常にスムーズに開け閉めできます。しかし、ダイソーの代用品では、このスムーズさを完全に再現するのは難しいです。
| 商品名 | 開閉のスムーズさ | 静音性 |
| 突っ張り棒+クリップ | 摩擦で「ギギギ」と引っかかる | クリップ同士の接触音あり |
| カフェカーテンポール | 布が棒の上を滑るため、動きはまあまあ | 布の摩擦音のみ |
| 粘着テープ式簡易レール | ランナーはあるが、動きが固い場合がある | 比較的静かだが、耐久性に難あり |
もし、毎日頻繁にカーテンを開け閉めする窓であれば、Amazonや楽天市場などで販売されている本格的な伸縮レールの購入を強くおすすめします。毎日のストレスが格段に減りますよ。ダイソー製品は、「あまり開け閉めしない場所の目隠し」として割り切って使うのが、最も満足度が高くなります。
カーテンレールをDIY!ダイソー商品を使った簡単アレンジ術
「ダイソーで見つかる簡易なカーテンポールや突っ張り棒じゃ、ちょっと味気ない…」と感じる方もいるかもしれません。でも、ご安心ください!ダイソー商品だけで、見た目が格段におしゃれになる、カーテンレールの簡単DIYアレンジが可能です。DIYといっても、特別な工具は一切不要。誰でも簡単にできるアレンジ術をご紹介します。
アレンジ1:木目調リメイクシートで高級感アップ
一番手軽で効果的なのが、突っ張り棒や簡易レールの見た目をガラッと変える方法です。ダイソーには、非常にリアルな木目調や大理石調のリメイクシート(カッティングシート)が豊富に揃っています。
- リメイクシートを突っ張り棒の長さに合わせてカットします。
- 突っ張り棒全体にシートを貼り付けます。伸縮部分(細い側)は、伸び縮みに耐えられるように、少しずつ重ねて貼るか、あえて貼らない部分を残すのがコツです。
- 両端のプラスチック部分には、革のハギレや麻ひもを巻いて隠すと、さらに本格的な仕上がりになります。
たったこれだけで、チープな金属ポールが「北欧風のウッドポール」や「インダストリアルなアイアンポール」に変身します。リメイクシートの柄を変えるだけで、お部屋の雰囲気に合わせたカスタムカーテンレールが完成しますよ。
アレンジ2:異素材ミックス!チェーンや麻ひもで吊るす
突っ張り棒ではなく、天井や壁にネジフックを設置できる場合(賃貸でなければ)、ダイソーのアイテムを組み合わせて、おしゃれなロッドアイアン風レールを作ることもできます。
- ダイソーの「チェーン」(金属製やプラスチック製)や「太めの麻ひも」を用意します。
- 窓枠の両端上部にネジフックを固定します。
- チェーンまたは麻ひもをフック間にたるませるように張ります。
- このチェーンや麻ひもに、カーテンクリップでカーテンを吊るします。
この方法は、チェーンやひもの「たるみ」がおしゃれなアクセントになり、布の軽やかさが際立ちます。ただし、頻繁に開け閉めするとチェーンが揺れてしまうため、インテリア重視の「見せ窓」に向いています。
DIYのアイデアは無限大です。SNSやブログで他のアイデアを探してみるのも楽しいですよ!
他の100均(セリア・キャンドゥ)でもカーテンレールは売ってる?比較してみた
ダイソーで目的のカーテンレールが見つからなかった場合、「他の100均ならどうだろう?」と考えるのは自然な流れですよね。実は、ダイソー以外にも、セリアやキャンドゥでもカーテンレール関連商品が販売されています。ここでは、筆者モモストアが各100円ショップのカーテンレール関連の傾向を比較し、どこに行けばあなたの欲しいものが見つかるかを探ってみます。
セリア(Seria)のカーテンレール関連商品
セリアは「おしゃれさ」と「デザイン性」に優れているのが特徴です。カーテンレール関連についても、その傾向は変わりません。
- 取り扱い:突っ張り棒(テンションポール)、カフェカーテンポール、リングランナー、カーテンタッセルなど。
- 特徴:木目調やアンティーク調など、デザイン性の高い商品が充実しています。突っ張り棒の先端のキャップ部分が木製風になっていたり、アイアン風のリングランナーがあったりと、見た目重視の方に人気です。
- デメリット:ダイソーに比べて、突っ張り棒の「太くて強力なタイプ」のバリエーションは少ない傾向があります。あくまで軽量なもの用と割り切る必要があります。
特に、小窓や棚の目隠しなど、インテリアとして見栄えを重視したい場所には、セリアのカフェカーテンポールやリングランナーがおすすめです。
キャンドゥ(CanDo)のカーテンレール関連商品
キャンドゥは、日用雑貨としての「実用性」に特化した商品が多い傾向があります。カーテンレール関連も、過剰なデザインはなく、シンプルで使いやすいものが多いです。
- 取り扱い:突っ張り棒、粘着テープ式フック、吸盤フック、マグネットクリップなど。
- 特徴:ユニークな便利グッズが隠れています。例えば、カーテンの隙間を埋めるクリップなど、地味ながらもかゆいところに手が届くアイテムが見つかることがあります。
- デメリット:デザイン性やカラーバリエーションはダイソーやセリアに比べて地味なことが多いです。
「とにかくシンプルで目立たないものが欲しい」「機能性を重視したい」という方は、キャンドゥを覗いてみる価値があります。
結論:欲しいもの別100均使い分けリスト
| 目的 | おすすめの100均 | 理由 |
| 強力な突っ張り棒が欲しい | ダイソー | 太さ、長さ、強力タイプのバリエーションが豊富 |
| おしゃれなカフェカーテン用ポールが欲しい | セリア | 木目調やアンティーク調など、デザイン性が高い |
| 目立たないシンプルなものが欲しい | キャンドゥ | 実用性を重視した、シンプルなアイテムが多い |
もしダイソーで見つからなくても、他の100均で目的の商品が見つかる可能性は十分にありますので、諦めずに探してみてくださいね。どの店も品揃えは似ていますが、「強さのダイソー」「デザインのセリア」「地味な実用品のキャンドゥ」と覚えておくと便利です。
ダイソーのカーテンレールが壊れたら?買い替え時と処分方法
ダイソーのカーテンレール(代用品含む)は安価で便利ですが、その分、本格的なものに比べて寿命は短いのが正直なところです。使用しているうちに「あれ?おかしいな?」と感じたら、それは買い替えのサインかもしれません。ここでは、買い替えのタイミングと、正しい処分方法について解説します。
買い替えを検討すべきサイン
以下のような状態になったら、安全のためにも新しいものへの買い替えを強くおすすめします。
サイン1:突っ張り棒のバネが緩んだり、固定力が弱まったりしたとき
突っ張り棒の「締め付け部分」をいくら回しても、以前のようにしっかりと固定できなくなった場合、内部のバネやネジ機構が劣化している可能性が高いです。特に、何もしていなくても頻繁に落下するようになったら、耐荷重性能が落ちている証拠なので、すぐに交換しましょう。落下は危険なだけでなく、壁や窓枠を傷つける原因にもなります。
サイン2:粘着テープ式レールが繰り返し剥がれるとき
粘着テープ式のレールは、一度剥がれてしまうと、その度に粘着力が落ちてしまいます。新しい強力な両面テープで補強しても、すぐに剥がれてしまう場合は、プラスチックの本体が熱や経年で変形している可能性があります。再度の貼り付けに時間と手間をかけるより、新しいものに交換する方が賢明です。
サイン3:プラスチック部品にヒビが入ったり、破損したとき
突っ張り棒の両端のキャップ部分や、簡易レールのランナー(滑車)部分など、プラスチック部品にヒビが入ったり、欠けたりした場合は、そこから完全に壊れてしまうリスクが高まります。特にランナーが破損すると、カーテンの開け閉めがスムーズにできなくなり、使い心地が一気に悪くなります。
ダイソー製カーテンレールの処分方法
ダイソーのカーテンレールや突っ張り棒は、素材やサイズによって処分方法が異なります。必ずお住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。
| 商品 | 素材 | 処分方法の目安 |
| 突っ張り棒(金属製) | 金属、プラスチック | 粗大ごみ(30cm以上のもの)または不燃ごみ(30cm未満に分解・切断できるもの)。 |
| カフェカーテンポール(細いもの) | 金属、プラスチック | 不燃ごみ(多くの場合)。 |
| 粘着テープ式簡易レール | プラスチック | 可燃ごみまたはプラスチックごみ(自治体による)。 |
特に金属製の突っ張り棒は、30cmを超えるものは粗大ごみ扱いになる自治体が多いです。粗大ごみとして出す場合は、事前の申し込みと手数料が必要になります。分解が難しい場合は無理をせず、自治体の窓口に問い合わせるのが一番確実ですよ。
【豆知識】カーテンレールの長さ調整や取り付けのコツ
ダイソーのカーテンレール(突っ張り棒)を使うにしても、ホームセンターで本格的なレールを買うにしても、取り付け前に知っておきたい「豆知識」があります。これをマスターしておけば、取り付け後の失敗を防ぎ、より快適にカーテンを使うことができます。
長さ調整の基本:窓幅を測るコツ
カーテンレールを購入する上で最も重要なのが「長さ」です。特に伸縮式のレールや突っ張り棒の場合、測り方を間違えると、隙間ができて光が漏れたり、長すぎて取り付けられなかったりします。
突っ張り棒の場合
窓枠の「内側の幅」を正確に測りましょう。
突っ張り棒は、測った長さよりも少しだけ長く伸ばして、バネや摩擦の力で固定するのが基本です。測った長さに5mm~1cm程度プラスできる余地があるか、突っ張り棒の「使用可能範囲」をチェックしてから購入しましょう。
本格的な伸縮レールの場合
本格的なレールは、一般的に窓枠の幅よりも両端に10cm~15cmずつ長く取り付けます。これは、「光漏れを防ぐため」と、「カーテンを全開にしたときに、窓を完全に覆い隠せるようにするため」です。
カーテンレール長=窓枠の幅+30cm(左右15cmずつ)を目安に、購入するレールのサイズを選びましょう。
取り付けのコツ:位置と水平を意識する
- 取り付け位置の高さ:
- 遮光・断熱を重視する場合:窓枠のできるだけ上側に取り付けましょう。天井に近いほど、上からの光漏れを防ぎ、冷暖房効果も高まります。
- 突っ張り棒を使う場合:窓枠の一番奥(窓ガラスに近い側)に取り付けます。手前側よりも構造が頑丈なことが多く、安定しやすいです。
- 水平器を使う(簡易):
- ネジで固定するレールの場合、水平器(スマホのアプリでも可)を使って、必ず水平に取り付けましょう。水平でないと、カーテンの動きが悪くなるだけでなく、見た目も悪くなります。
- 突っ張り棒の場合も、目視だけでなく、簡易的な水平チェックをすることで、より落ちにくくなります。
カーテンフックの調整で見た目アップ
レールを完璧に取り付けても、カーテンのフック調整を怠ると、見た目が台無しになることがあります。カーテンフックには「Aフック」と「Bフック」があり、それぞれ用途が異なります。
- Aフック:レールを隠さず、窓枠の内側や、すっきり見せたい場合に使います。ダイソーの簡易レールや突っ張り棒にも使えます。
- Bフック:レールを隠し、光漏れを極力防ぎたい場合に使います。本格的なレールを窓枠の外側に取り付ける際に使用します。
どちらのフックも、フックの位置を上下に調整できるタイプを選び、カーテンの裾が床にギリギリつかない高さ(床から1cm〜2cm浮く程度)に調整すると、見た目が最もきれいに見えますよ。
まとめ:ダイソーでカーテンレールが見つからない時の最終チェックリスト
さて、ここまでダイソーのカーテンレールに関する疑問や代用品、DIY術までを詳しく解説してきました。
最後に、「ダイソーに行ったけど、やっぱり見つからなかった!」という時のために、筆者モモストアが作成した「最終チェックリスト」を確認して、もう一度、何を探すべきか整理しましょう。
最終チェックリスト:見つからない理由と取るべき行動
| 状態 | 考えられる理由 | 取るべき行動 |
| 本格的な長いレールがない | ダイソーにはそもそも取り扱いがない。 | Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「伸縮式カーテンレール」を探す。 |
| 突っ張り棒が見当たらない | 売り場が予想と違う。 | 「収納用品コーナー」や「DIYコーナー」を探す。店員に「突っ張り棒」の場所を聞く。 |
| 細いカフェポールがない | インテリア・ファブリックコーナーに隠れている。 | 「カーテンやクッションの近く」を探すか、セリアやキャンドゥを確認する。 |
| 強力な突っ張り棒がない | 大型店以外は在庫がないことが多い。 | 別の大型のダイソーに行くか、オンラインで強力タイプを注文する。 |
| 賃貸で穴が開けられない | 突っ張り棒が最適解。 | 強力突っ張り棒とカーテンクリップをセットで購入し、落下防止対策をする。 |
ダイソーのカーテンレール関連商品は、「安くて便利」というメリットと、「本格的なものがない」というデメリットを理解して使うことが大切です。
あなたの求めているものが「一時的な目隠しや軽量なカーテン用」であれば、ダイソーの突っ張り棒や簡易レールは最高の選択肢となります。
もし「リビングの大きな窓で、毎日スムーズに開け閉めしたい」ということであれば、Amazonや楽天市場で、数百円から購入できる本格的な伸縮レールを選ぶのが、長期的に見てストレスがなく快適ですよ。
この記事が、あなたが求める最適なカーテンレールを見つけるための一助となれば幸いです!

