ダイソーで蛍光灯は売ってない?LED電球や代替品の最新情報と種類を徹底解説!
「ダイソーに蛍光灯を買いに行ったのに見つからなかった…」
そう思って、この記事にたどり着いた方は多いのではないでしょうか?
実は、ここ数年で100円ショップの照明売り場は大きく変化しています。
かつては売っていた蛍光灯や点灯管(グロー球)が見当たらず、困惑してしまうのは当然のことです。
この記事では、ダイソーで「蛍光灯本体」が現在売っているのか、なぜ見かけなくなったのかという疑問に答えつつ、今注目すべきダイソーの驚くべきLED電球や代替品のラインナップを徹底的に解説していきます。
もう蛍光灯を探してさまよう必要はありません。最新の情報を手に入れて、お得で便利な照明ライフを始めましょう!
・ダイソーが蛍光灯の取り扱いをやめた理由とLED化の波
・ダイソーで買える「LED電球」の充実ラインナップと選び方
・【徹底比較】ダイソーLED電球と他社製品のコスパを検証
・蛍光灯の代わりになる!ダイソーの便利なLED照明・スタンド
- ダイソーで「蛍光灯本体」は本当に売っていないのか?
- ダイソーが蛍光灯の取り扱いをやめた理由とLED化の波
- ダイソーで買える「LED電球」の充実ラインナップと選び方
- 【徹底比較】ダイソーLED電球と他社製品のコスパを検証
- 蛍光灯の代わりになる!ダイソーの便利なLED照明・スタンド
- ダイソーのLED製品を購入する際の注意点と確認すべきこと
- ダイソーの「点灯管(グロー球)」はまだ売っている?販売状況を調査
- 【直管・丸型】ダイソーで買えない蛍光灯の互換品をどこで買う?
- ダイソーのLEDライトはすぐ切れる?寿命や品質に関する口コミ
- ダイソーLED電球の実際の明るさ(ルーメン)はどれくらい?
- 蛍光灯の捨て方・処分方法をダイソー製品と合わせて解説!
- 季節や場所で選ぶ!ダイソーのおすすめ特殊用途LEDライト
- まとめ:ダイソーで蛍光灯を探すならLED製品がおすすめ!
ダイソーで「蛍光灯本体」は本当に売っていないのか?

結論から申し上げますと、現在のダイソーでは、一般家庭で広く使われていた「蛍光灯本体」(直管型や丸型)は、ほとんど売られていません。
筆者モモストアも、複数の大型店舗や小型店舗を調査しましたが、照明器具コーナーにあるのは、主に「LED電球」や「LED関連の小型ライト」ばかりでした。これは、店舗や地域によって在庫状況が異なる可能性はゼロではありませんが、全国的な傾向として捉えていただいて問題ありません。
かつては、点灯管(グロー球)や一部の小型の蛍光灯ランプを扱っていた時期もありましたが、現在ではその姿を消しているのが現状です。
では、なぜダイソーは蛍光灯の取り扱いをやめてしまったのでしょうか?その背景には、国の政策や世界的な照明のトレンドが深く関わっています。
ダイソーの照明売り場で見かけるようになった主力商品
代わりにダイソーの照明売り場を占めているのは、以下の3つの商品です。
この3種類こそが、今後のダイソー照明コーナーの主役になっていくでしょう。
- LED電球(E26・E17口金):ご家庭のペンダントライトやダウンライトなどに使える一般的な電球型。
- LEDテープライト・バーライト:間接照明や手元灯に使える小型・細型のLED照明。
- 電池式・USB式の小型ライト:懐中電灯やセンサーライトなど、持ち運びや緊急時に便利な製品。
特にLED電球に関しては、以前は「100円ショップの電球はすぐに切れる」「暗くて使い物にならない」というイメージを持つ人もいましたが、今のダイソーのLED電球は価格以上の高品質を実現しています。
口金の種類、明るさ(ワット相当)、色味(昼光色・電球色)のバリエーションも増え、ちょっとした部屋の電球交換なら、わざわざ家電量販店に行かなくてもダイソーで済ませられるレベルになっています。
もし蛍光灯を探しているなら、まずは「どの照明をLEDに交換したいのか」を考えることから始めると、ダイソーでぴったりの代替品が見つかる可能性が高いですよ。
蛍光灯とLEDの根本的な違いを改めて確認
蛍光灯とLEDは、明るく光る仕組みが全く異なります。この違いが、ダイソーでの取り扱い状況にも影響しています。
蛍光灯は、ガラス管の中に水銀ガスを入れ、電流を流すことで紫外線を発生させ、それを内側の蛍光物質に当てて光に変える仕組みです。この構造上、ガラス管や点灯に必要な安定器(器具本体内蔵)が必要になります。
一方、LED(Light Emitting Diode)は、半導体そのものが光を放出する仕組みです。水銀などの有害物質を使わず、寿命が長く、消費電力が少ないのが特徴です。器具が小型化しやすいのも大きなメリットですね。
ダイソーが取り扱うのは、製造コストや安全性の観点からも、この「LED」製品が中心になっているというわけです。
| 項目 | 蛍光灯 | LED電球 |
| 寿命目安 | 約6,000~12,000時間 | 約40,000時間 |
| 消費電力 | 大 | 小(大幅な節電効果) |
| 点灯スピード | 点灯管(グロー)式は遅い | 瞬時に点灯 |
| 発熱 | 熱を持つ | 発熱が少ない |
| 有害物質 | 水銀を含む | 含まない |
このように、LEDは環境にもお財布にも優しい優れた照明技術です。
ダイソーがこの波に乗って、蛍光灯の取り扱いを終了し、LED製品にシフトしているのは、時代の流れとして非常に合理的だと言えるでしょう。
ダイソーが蛍光灯の取り扱いをやめた理由とLED化の波
ダイソーだけでなく、多くのホームセンターや家電量販店でも蛍光灯のコーナーが縮小され、LEDコーナーが拡大しているのにお気づきでしょうか?
これは単なるブームではなく、世界的な潮流と国の政策が関係しています。
ダイソーが蛍光灯の取り扱いを事実上終了した主な理由は、次の3点に集約されます。
- 水銀に関する国際条約の影響:蛍光灯には微量の水銀が含まれています。環境保護の観点から、水銀の使用を制限する「水俣条約」という国際的な取り決めがあり、日本もその規制強化が進んでいます。
- 製造・販売のコストと需要の変化:LEDの普及により、蛍光灯の生産量が減り、相対的にコストが高くなっています。一方で、消費者の需要は完全にLEDへと移行しており、蛍光灯の在庫を抱えるメリットが薄れています。
- LED製品の高性能化と低価格化:以前は高価だったLED電球も、今では技術革新と量産効果で非常に安くなりました。ダイソーのような100円ショップでも、品質を維持しながら十分な利益を出せる価格帯で販売できるようになっています。
日本の「水俣条約」と蛍光灯の製造禁止
特に重要なのが、2017年に発効された「水俣条約」です。この条約では、水銀を使用する製品の製造や輸出入が規制され、蛍光灯もその対象となっています。
例えば、日本では特定の蛍光灯については、2027年以降に製造や輸出入が禁止されることが決まっています。
まだ全ての蛍光灯がすぐに使えなくなるわけではありませんが、この流れを受けて、メーカー側も既存の蛍光灯器具からのLED照明器具への交換を推奨しています。
ダイソーが蛍光灯の取り扱いを徐々にやめていったのは、こうした将来的な市場の変化を見越した戦略的な判断だと考えられます。
今、新しい蛍光灯を購入しても、数年後には交換用のランプ自体が手に入りにくくなるリスクがあるため、ダイソー側も販売を避けているというわけですね。
LED電球の普及率が照明の常識を変えた
総務省のデータなどを見ると、日本国内の電球のLED化率は年々上昇しており、特に家庭用では相当な普及率を誇っています。
LED電球は、初期費用こそ蛍光灯よりも高くなる場合がありますが、長寿命であるため交換頻度が激減し、電気代も大幅に抑えられるため、トータルで考えれば圧倒的にコストパフォーマンスが高いのです。
この「LEDこそがお得」という認識が広く浸透したことで、蛍光灯の需要は急速に減少しました。
ダイソーが現在、LED電球をメインで販売しているのは、最も需要が高く、お客様に喜んでもらえる商品だからにほかなりません。もし今、蛍光灯を探しているなら、これを機にLEDへの切り替えを真剣に検討することをおすすめします。
ダイソーの店頭で手に入らない場合は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンラインショッピングサイトでも、お得なLED電球や互換品が多数販売されていますので、そちらをチェックしてみてください。古い蛍光灯を使い続けるよりも、早くLEDに替えた方が電気代の節約にも繋がりますよ。
詳しくは、水俣条約と蛍光灯に関する規制情報を検索してみるのも良いでしょう。
ダイソーで買える「LED電球」の充実ラインナップと選び方
蛍光灯がなくても大丈夫!現在のダイソーのLED電球ラインナップは、かつてないほど充実しています。 「本当に100円ショップでこんなものが買えるの?」と驚くほどの進化を遂げていますので、その詳細と、失敗しないための選び方をご紹介します。
ダイソーLED電球の主な種類と価格帯
ダイソーで販売されているLED電球は、主に以下の種類があります。価格帯は110円(税込)から550円(税込)程度まで幅広く、明るさや口金の種類によって異なります。
特に、E26口金の40W相当のLED電球が、最もポピュラーで人気が高いです。
【口金の種類】
- E26:最も一般的なサイズ。リビングやダイニングのメイン照明に多く使われます。
- E17:E26より一回り小さいサイズ。ダウンライトや小型のペンダントライトに使われます。
- E12:常夜灯や装飾的な小型ライトに使われる極小サイズ。
【明るさ(消費電力)】
LED電球は消費電力(W)ではなく、「〇〇W形相当」という明るさの単位で選びます。ダイソーでは、20W相当から60W相当までのラインナップを確認できます。
W数が小さいほど価格が安くなる傾向がありますが、暗い部屋で使うと後悔することになるので、必要な明るさのものをしっかり選びましょう。
【色味(光色)】
- 昼光色(ちゅうこうしょく):青みがかった白い光。集中力を高めたい勉強部屋や作業スペースにおすすめ。
- 昼白色(ちゅうはくしょく):太陽光に近い自然な白い光。場所を選ばず使える万能な色。
- 電球色(でんきゅうしょく):オレンジがかった温かい光。リラックスしたい寝室やリビングにおすすめ。
失敗しないためのダイソーLED電球の選び方チェックリスト
安さだけで選んでしまうと、「家に帰ってつけてみたらサイズが合わなかった」「暗すぎて使い物にならなかった」といった失敗に繋がります。購入前には必ず以下の3点をチェックしましょう。
- 照明器具の「口金」のサイズ:今使っている電球の金属部分(ねじ込み口)に「E26」や「E17」と書かれているので、同じサイズのものを選びます。
- 「ワット形相当」の明るさ:交換したい場所の明るさに合わせて選びます。リビングなら60W相当、廊下やトイレなら40W相当を目安にしましょう。
- 「調光器対応」かどうかの確認:壁のスイッチに明るさを調整できる調光機能がある場合は、必ず「調光器対応」とパッケージに書かれた製品を選びます。対応していない製品を使うと、故障や発火の原因になり非常に危険です。ダイソーのLED電球の多くは調光器非対応なので注意が必要です。
また、ダイソーの製品はパッケージにすべての情報が記載されていますので、店員さんに聞くのが不安な場合は、パッケージの裏面などをしっかりチェックしてみてください。
もし、お使いの照明器具の口金サイズが分からない場合は、照明の口金サイズの簡単な測り方を検索して確認してからダイソーに向かうのが確実です。
【徹底比較】ダイソーLED電球と他社製品のコスパを検証
「ダイソーのLED電球は安いけど、本当に長持ちするの?」「有名メーカーの製品と何が違うの?」
多くの方が抱えるこの疑問に、筆者モモストアがお答えします。結論から言えば、「日常使いのコスパ」においては、ダイソー製品は非常に優れていると言えます。
有名メーカーとの性能比較表
ここでは、ダイソーで最も一般的なE26口金・40W相当のLED電球と、一般的な有名メーカーの普及モデルを比較してみましょう。(※価格や性能は調査時点の目安です。)
| 項目 | ダイソー製品(例: 220円) | 有名メーカー品(例: 600円) |
| 価格(税込) | 約220円~ | 約500円~800円 |
| 定格寿命 | 約15,000時間 | 約40,000時間 |
| 全光束(ルーメン) | 約485lm | 約485lm |
| 消費電力 | 約5W | 約4W~5W |
比較表を見ていただくと分かるように、「明るさ」や「消費電力」といった基本的な性能には大きな差がありません。最も大きな違いは「定格寿命」です。
有名メーカー品が約40,000時間と非常に長寿命なのに対し、ダイソー製品は約15,000時間程度と、寿命は短めです。
しかし、価格は約半分以下です。つまり、ダイソー製品を2回交換しても、有名メーカー品1個分の価格よりまだ安いというケースが多いのです。
「使用頻度」で選ぶ!ダイソーLED電球の使い分け
このコスパの良さを活かすには、「使用頻度」に応じて使い分けるのが賢い方法です。
- 【ダイソーLED電球がおすすめの場所】
トイレ、廊下、玄関、クローゼットなど、点灯時間が短い場所。これらの場所は点灯時間が短いため、寿命が短めでも交換頻度は気になりません。初期費用を抑えたい場合に最適です。仮にすぐに切れても「まあ、100円ショップだし」と割り切れる価格帯なのが魅力です。
- 【有名メーカー品がおすすめの場所】
リビング、ダイニング、仕事部屋など、点灯時間が長い場所。毎日長時間点けっぱなしにする場所は、やはり長寿命の有名メーカー品を選んだ方が、交換の手間や頻度を考えるとトータルでストレスが少なくなります。ダイソー製品を検討する場合は、その価格帯で売られている高ルーメン(明るさ)のものを探すと、より満足度が高くなりますよ。
また、ダイソーは頻繁に新商品が発売され、LED電球の性能も年々向上しています。パッケージに記載されている「定格寿命」や「ルーメン数」をこまめにチェックして、最新の高性能な製品を選ぶのが、ダイソーで賢くお買い物をするコツです。
有名メーカーのLED電球は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングでセット販売されていることが多く、そちらもチェックしてみる価値があります。有名メーカーのLED電球の最新価格を調べて、ダイソー製品と比較検討してみてください。
蛍光灯の代わりになる!ダイソーの便利なLED照明・スタンド
「部屋の蛍光灯器具は古いけど、交換するほどでもないし…」
「キッチンや棚の下に、ちょっと明るさが欲しいだけなんだけど…」
このようなニーズを持っている方こそ、ダイソーのLED照明をチェックすべきです。
蛍光灯器具をそのまま使うのは難しくても、ダイソーの小型LEDライトは「補助照明」や「手元照明」として驚くほど優秀です。
特に人気が高い!USB給電式LEDバーライト
今、ダイソーの照明コーナーで最も注目を集めているのが、USB給電式のLEDバーライト(スティック型ライト)です。
- 特徴:スリムな形状で、裏面にマグネットや両面テープが付いている製品が多く、どこにでも簡単に設置できます。
- 用途:
- キッチンカウンターの手元灯:手元が明るくなり、料理がしやすくなります。
- クローゼットの照明:扉の裏などに貼り付ければ、中が見やすくなります。
- PCデスクの照明:モニターの上や側面に設置し、手元を照らします。
- フィギュアケースや棚の間接照明:飾り付けを際立たせる照明として活用できます。
このLEDバーライトは、主に500円~700円程度で販売されていますが、その利便性と明るさを考えると、価格以上の価値があるとモモストアは確信しています。 USB給電なので、モバイルバッテリーやPCから電源を取れるのも大きなメリットですね。古い蛍光灯スタンドを捨てて、これを導入する人も増えています。
電池式とUSB式の使い分けポイント
ダイソーの小型LED照明は、大きく分けて「電池式」と「USB式」があります。 どちらを選ぶかによって、使い勝手が大きく変わるので、設置場所に合わせて選びましょう。
| 種類 | メリット | デメリット | 最適設置場所 |
| 電池式 | 配線不要、完全にどこでも設置可能 | 電池交換の手間、ランニングコスト | クローゼット、物置、棚の中 |
| USB式 | 電池不要、明るさが安定 | 給電元が必要(コンセント or PC) | デスク周り、キッチンカウンター、ベッドサイド |
電池式の製品の中には、人感センサーが付いているモデルもあり、玄関や廊下に設置すれば、夜中にパッと明るくなって非常に便利です。
蛍光灯が持っていた「広範囲を照らす」という役割ではなく、「必要な場所だけを照らす」という、ピンポイントな照明の役割として、これらの小型LED照明は非常に優秀です。
ダイソー店舗に行った際は、ぜひ小型LEDライトのコーナーをじっくり見て、ダイソーのLEDバーライトの実際の使用例を参考にしながら、ご自宅のどこに使えるか想像してみてくださいね。
ダイソーのLED製品を購入する際の注意点と確認すべきこと
ダイソーのLED製品は非常に優秀ですが、100円ショップであるがゆえに、購入前にいくつか確認しておくべき注意点があります。これを知らずに購入すると、「あれ?動かないぞ?」となってしまう可能性があります。
定格電圧と使用地域の確認
ほとんどのLED電球は日本国内の電圧(100V)に対応していますが、海外製品や特殊な照明器具には、まれに異なる電圧設定が必要な場合があります。
ダイソーで売られている電球は基本的に100V用ですが、必ずパッケージの「定格電圧 100V」の記載を確認しましょう。
また、日本の照明器具であっても、200V系の照明器具(主に業務用や一部の特殊な住宅)には使えません。一般家庭で使う分には問題ありませんが、念のためチェックしておきましょう。
密閉型器具対応の有無
お風呂場や玄関の外など、湿気や水滴から電球を守るために、照明器具全体がガラスなどで覆われている「密閉型器具」が使われている場合があります。
LED電球は熱に弱く、密閉された空間で使うと熱がこもってしまい、寿命が極端に短くなったり、故障したりする原因になります。
もし密閉型器具で使いたい場合は、必ずパッケージに「密閉型器具対応」と明記されている製品を選んでください。
ダイソーのLED電球の中には「密閉型器具非対応」のものも多いので、このチェックは非常に重要です。対応製品が見当たらない場合は、無理せずAmazonなどで対応製品を探すことをおすすめします。
小さい文字や保証規定の確認
ダイソーの製品は、パッケージに非常に細かい文字で注意書きが記載されています。
- 「屋外での使用不可」
- 「水滴がかかる場所で使用しないでください」
- 「調光機能付き照明器具では使用できません」
- 「非常用照明器具、誘導灯には使用できません」
特に上記のような項目は、製品の安全性や寿命に直結する内容ですので、購入前に一通り目を通すようにしましょう。
また、電球は初期不良の可能性もゼロではありません。レシートを保管しておけば、初期不良の際は交換や返金に応じてくれる場合があるので、念のためレシートも保管しておくと安心ですよ。
返品・交換に関するモモストアからのアドバイス
「買ってすぐ切れてしまった…」という場合でも、焦らずレシートを持って購入店舗に相談しましょう。
ただし、以下のようなケースは返品・交換が難しい場合が多いです。
| ケース | 理由 |
| レシートがない | 購入日や購入店舗の確認が難しいため |
| パッケージを破損した | 再販が不可能になるため |
| 調光器非対応品を調光器で使用した | お客様の誤った使用方法による故障と判断されるため |
安価な商品であっても、気持ちよく使うために、購入前のチェックと、初期不良発生時のレシート保管は徹底するように心がけてくださいね。
ダイソーの「点灯管(グロー球)」はまだ売っている?販売状況を調査
古い蛍光灯器具をお使いの方にとって、「蛍光灯本体よりも点灯管(グロー球)の方が切れるのが早いから、ダイソーに点灯管だけでも買いに行きたい!」というニーズは根強くあります。
蛍光灯が点灯する際に「カチカチ」と音を立てるのが、この点灯管(グロー球)の役割です。これが切れると、蛍光灯本体は問題なくても点灯できなくなってしまいます。
では、蛍光灯本体が売られなくなった現在、点灯管はどうなっているのでしょうか?
点灯管(グロー球)もほとんど見当たらない
残念ながら、蛍光灯本体と同様に、ダイソーの店頭から点灯管(グロー球)もほとんど姿を消しています。
理由としては、「点灯管を使う蛍光灯器具自体の需要が激減している」ことにあります。
現在の照明器具の主流は、点灯管が不要な「ラピッドスタート式」や、さらに進んだ「インバーター式」を経て、最終的にLED照明器具へと移行しました。
点灯管式の器具を使っている方は、かなり古い照明器具を使っているケースが多いでしょう。
ダイソーのような小売店では、需要の低い商品を継続して陳列し続けるのはコストがかかるため、取り扱いを終了するのは当然の流れと言えます。
点灯管が必要な場合の対処法と代替品の検討
もし、今お使いの蛍光灯器具の点灯管が切れてしまった場合は、以下の対処法を検討してください。
- ホームセンター・家電量販店で購入する:大型のホームセンターや家電量販店では、まだ点灯管の在庫を置いている店舗が多いです。ただし、こちらも徐々に品揃えが縮小しています。
- オンラインで購入する:Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、今でも各種サイズの点灯管が販売されています。特に、特定のサイズの点灯管(FG-4Pなど)が必要な場合は、オンラインでの購入が確実です。
- LEDへの切り替えを検討する:点灯管が切れたのを機に、照明器具ごとLEDシーリングライトなどに交換するのが最も賢明な選択です。器具本体の交換は少し手間ですが、今後何年も点灯管や蛍光灯を探す手間がなくなり、電気代も大幅に節約できます。
点灯管の交換で一時的にしのげても、古い蛍光灯器具本体もいずれ寿命を迎えます。
器具本体が故障すると修理が難しくなるため、蛍光灯や点灯管の在庫がなくなる前に、早めのLED化を強くおすすめします。
点灯管の仕組みや種類についてもっと知りたい方は、点灯管(グロー球)の種類と役割について検索してみるのも知識が深まって良いですね。
【直管・丸型】ダイソーで買えない蛍光灯の互換品をどこで買う?
ダイソーで買えないと分かったところで、今度は「じゃあ、どこで直管型や丸型の蛍光灯を買えばいいの?」という次の疑問が出てきますよね。
特に、賃貸物件などで照明器具の交換が自由にできない場合、互換性のある蛍光灯ランプやLED化製品を探す必要があります。
従来の蛍光灯ランプの購入先
従来の蛍光灯ランプ(水銀を含むもの)は、以下の場所で購入できます。
- 大型ホームセンター:コーナン、カインズ、DCMなど。特に郊外の大型店舗では、まだ直管型(FL、FLR)や丸型(FCL)の在庫が豊富にあります。
- 家電量販店:ヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシカメラなど。種類は豊富ですが、価格は少し高めになる場合があります。
- Amazon・楽天市場:オンラインでは、ほぼすべてのメーカー、すべての規格の蛍光灯が手に入ります。特にまとめ買いをすると安くなる場合が多いです。
ただし、前述したように蛍光灯は将来的に製造が終了する運命にあります。今買うのは「延命措置」であることを理解しておきましょう。
今買うべきは「蛍光灯型LEDランプ」
最も賢い選択肢は、既存の蛍光灯器具に取り付けられる「蛍光灯型LEDランプ」に交換することです。
見た目は蛍光灯と同じ直管や丸型ですが、中身はLEDになっている製品です。
交換前のチェックポイント:工事の有無
蛍光灯型LEDランプに交換する際、最も重要なのが「工事が必要かどうか」です。
- 工事不要タイプ(グロー式対応):点灯管(グロー球)を使っている古い器具の場合、点灯管を外し、そのままLEDランプを差し込むだけで使える製品があります。これが最も手軽です。パッケージに「グロー式対応」「工事不要」と書かれているかを確認しましょう。
- 工事必要タイプ(ラピッド式・インバーター式対応):点灯管がないタイプの器具(ラピッドスタート式やインバーター式)は、内部の安定器がLEDランプの動作を邪魔してしまうため、電気工事士による安定器の取り外し工事が必要になります。工事をしないと発熱や故障の原因になるため、必ず専門業者に依頼してください。
工事不要のLEDランプは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで「蛍光灯型LED グロー式」などのキーワードで検索すれば大量に見つかります。価格も手頃になってきているので、蛍光灯を探す手間と電気代の節約を考えれば、すぐに交換するのがおすすめです。
特にご自宅で使われている蛍光灯器具が古い場合は、蛍光灯器具のグロー式とインバーター式の簡単な見分け方をチェックしてみると、ご自身の器具が工事不要かどうかがわかります。
ダイソーのLEDライトはすぐ切れる?寿命や品質に関する口コミ
安価なダイソーのLED電球やライトに対して、「すぐに切れてしまうのではないか?」「品質が悪いのではないか?」という不安を持つのは当然のことです。
かつての100円電球は確かにそういった評判もありましたが、現在のダイソー製品は「価格なりに使える」レベルから「価格以上」のレベルに進化しています。
品質と寿命に関する「モモストアの正直な評価」
結論から言えば、ダイソーのLED電球は「有名メーカー品よりも寿命は短い傾向にあるが、価格を考えれば十分に合格点」です。
前述の通り、ダイソー製品の定格寿命は約15,000時間程度が多いです。一方、有名メーカー品は40,000時間程度です。
15,000時間とは、毎日8時間点灯し続けても、約5年間は持つ計算になります。日常使いで5年も持てば、十分ではないでしょうか。
また、LEDは基本的に突然切れるのではなく、徐々に暗くなっていく「光束維持率の低下」という形で寿命を迎えます。
「すぐ切れる」と感じる理由の裏側
「すぐ切れた」という口コミの原因の多くは、実は製品自体の欠陥ではなく、「誤った使い方」や「初期不良」によるものです。
- 密閉器具での使用:前述の通り、密閉された環境で非対応の製品を使うと、熱で内部回路が故障し、早期に寿命を迎えます。
- 調光器での使用:調光器非対応のLED電球を使うと、チラつきが発生したり、回路が焼けてしまったりして故障します。
- 初期不良:安価な製品であるため、まれに初期不良で短期間で点かなくなるものもあります。これはレシートがあれば交換可能です。
正しい環境で使っていれば、「すぐに切れる」ということはほとんどありませんので、ご安心ください。
小型LEDライトの品質について
電池式やUSB式の小型LEDライトについても、光り方やスイッチの作りは非常にしっかりしており、実用上は全く問題ありません。
特に、USBバーライトなどは、PCのUSB端子から給電しても十分に明るく、筆者モモストアも愛用しています。むしろ、「この価格でこの明るさが手に入るなら、有名メーカーの製品を買う必要はない」と感じるほどです。
ただし、小型ライトは「防水性」がほとんど考慮されていないため、屋外や水回りでの使用は避けましょう。あくまで屋内での補助照明として使うのがおすすめです。
もしダイソー製品の信頼性が気になる方は、Amazonや楽天市場で販売されている高評価のLED電球を比較してみるのも良いでしょう。どちらにしても、蛍光灯よりはるかに高性能で電気代も安くなりますよ。
ダイソーLED電球の実際の明るさ(ルーメン)はどれくらい?
照明選びにおいて、最も重要な要素の一つが「明るさ」ですよね。
LED電球の明るさは「ルーメン(lm)」という単位で表記されますが、「〇〇W形相当」という表記もあるため、どれくらいのルーメンが必要なのか迷ってしまう方も多いです。
ここでは、ダイソーのLED電球の実際のルーメン数と、部屋の広さに応じた選び方を解説します。
ルーメン(lm)とW形相当の目安
ルーメンとは、光源が発する光の総量を表す単位で、この数値が大きいほど明るくなります。
| W形相当 | ルーメン(lm)目安 | ダイソー製品価格帯 |
| 40W形 | 約485lm | 220円~330円 |
| 60W形 | 約810lm | 330円~550円 |
ダイソーのLED電球のパッケージには、この「ルーメン(lm)」の記載が必ずありますので、W形相当だけでなく、このルーメン数もチェックするようにしましょう。
部屋の広さ(畳数)に応じた必要ルーメン数の計算
部屋全体を照らす照明を選ぶ際、部屋の広さ(畳数)に応じて必要なルーメン数の目安があります。
| 部屋の広さ | 必要ルーメン(lm)目安 | ダイソーLED電球で必要な個数(60W形相当) |
| 4.5畳 | 2,200 lm ~ 3,200 lm | 3~4個 |
| 6畳 | 2,800 lm ~ 3,800 lm | 4~5個 |
| 8畳 | 3,300 lm ~ 4,300 lm | 5~6個 |
この表は、天井にある複数の電球ソケットを使って部屋全体を照らす場合の目安です。
例えば、6畳のリビングで、天井にE26口金が3つ付いているシーリングライトを使っているとします。この場合、ダイソーの60W形相当(約810lm)の電球を3つ使っても、合計2,430lmとなり、少し暗く感じるかもしれません。その場合は、550円程度の高ルーメン製品を選ぶか、補助的な照明(ダイソーのLEDバーライトなど)を追加することを検討しましょう。
ダイソー製品は安価なので、「少し暗いかな?」と感じたら、電球の数を増やして対応できるのがメリットです。
また、壁の色や家具の色(暗い色だと光を吸収しやすい)によっても明るさの感じ方は変わりますので、心配な場合は一つ上のルーメン数を選ぶのがおすすめです。
ダイソーで探している電球のルーメン数が見当たらない場合は、Amazonや楽天市場で高ルーメンLED電球の選び方を参考に、納得できる製品を見つけるのも良いですよ。
蛍光灯の捨て方・処分方法をダイソー製品と合わせて解説!
蛍光灯の処分方法で迷う方は非常に多いです。特に、ダイソーで新しいLED電球を買った後、古い蛍光灯をどう捨てるか分からず、そのまま放置しているケースもあるのではないでしょうか?
蛍光灯には水銀が含まれているため、自治体のルールに従って正しく処分する必要があります。
古い蛍光灯の正しい捨て方
蛍光灯は「資源ごみ」や「有害ごみ」として、通常の燃えるゴミとは分けて処分する必要があります。
- 自治体の分別ルールを確認:まず、お住まいの市区町村のホームページやゴミ収集カレンダーで、「蛍光灯」「電球」の分別区分を確認します。「不燃ごみ」や「資源ごみ(有害)」などに分類されていることが多いです。
- 購入時の箱に戻す:割れないように、購入時の箱や新聞紙などで厳重に包みます。筒状のもの(お菓子の箱など)に入れても安全性が高まります。
- 割れた蛍光灯の処分:万が一割れてしまった場合は、水銀が飛散しないように、ガムテープなどで破片をまとめてビニール袋に入れ、「ワレモノ」「キケン」と明記して、不燃ごみまたは有害ごみとして出します。
「LED電球」は、蛍光灯とは捨て方が異なります。
LED電球・小型LEDライトの正しい捨て方
LED電球やダイソーの小型LEDライトには水銀が含まれていません。
- LED電球:ほとんどの自治体で「不燃ごみ」として処分できます。ただし、念のため自治体のルールを確認してください。
- 電池式小型ライト:電池を取り外し、本体は「不燃ごみ」や「小型家電」として処分します。取り外した電池は「有害ごみ」や「資源ごみ」として別々に処分が必要です。
- USB式小型ライト:本体は「不燃ごみ」や「小型家電」として処分します。
近年は、家電量販店やホームセンターの店頭に、「蛍光灯・LED電球回収ボックス」が設置されている場合があります。お近くの店舗で回収サービスを行っていないか、蛍光灯の回収ボックスの設置場所を検索してみるのも、手軽な処分方法の一つです。
季節や場所で選ぶ!ダイソーのおすすめ特殊用途LEDライト
ダイソーの照明製品は、一般的な電球だけでなく、特定の目的や季節のイベントに特化した特殊なLEDライトも豊富にラインナップされています。これらを上手に活用することで、生活がさらに豊かで便利になりますよ。
間接照明に最適なLEDテープライト
LEDテープライトは、細くて柔軟性のあるテープ状の照明です。
- 用途:テレビの裏、ベッドのヘッドボードの裏、棚のフチなどに貼り付けて、おしゃれな間接照明として使うのが主流です。
- 特徴:ダイソーの製品は電池式やUSB式があり、カラーバリエーション(単色やRGB)も増えています。特にRGBカラーのものは、リモコンやスイッチで色を変えられるため、パーティーやゲーム部屋の雰囲気作りに最適です。
蛍光灯では絶対にできなかった、手軽で安価な空間演出が可能です。
防災にも役立つLEDランタン・センサーライト
ダイソーの電池式LEDランタンやセンサーライトは、非常時の備えとしても非常に優秀です。
- ランタン:小型で持ち運びやすく、キャンプやアウトドア、停電時のメイン照明として使えます。価格も330円~550円程度で、一家に一つ備えておくと安心です。
- センサーライト:人の動きを感知して自動で点灯・消灯するため、玄関や階段の足元、廊下の夜間照明として活用できます。電池の消耗も抑えられ、非常に実用的です。
特にセンサーライトは、夜中にトイレに行くときなど、「パッと明るくなって欲しい場所」に設置することで、大きな安心感を得られます。
イベントを彩る装飾用LED
クリスマスやハロウィンといったイベントシーズンには、ダイソーの装飾用LEDライトが大活躍します。
- LEDイルミネーションライト:小さなLEDがたくさん連なったライトで、窓辺やツリーに飾るだけで、一気に華やかな雰囲気になります。
- キャンドルライト:電池式のLEDキャンドルで、炎のように揺らめく光が特徴です。火を使わないので安全で、食卓や寝室でリラックスしたい時に使えます。
これら特殊用途のライトは、蛍光灯とは全く異なる役割を果たし、生活の質を高めてくれるアイテムです。ぜひ、ダイソーに行った際は、電球コーナーだけでなく、この特殊ライトのコーナーもじっくり探してみてくださいね。
まとめ:ダイソーで蛍光灯を探すならLED製品がおすすめ!
この記事では、「ダイソー 蛍光灯 売ってない」という疑問を徹底的に調査し、その理由と、今ダイソーで買うべき代替品について詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめておきます。
- 蛍光灯本体(直管・丸型):現在、ダイソーではほとんど売られていません。これは水俣条約やLED化の波によるものです。
- 点灯管(グロー球):こちらもほとんど取り扱いがありません。
- 代替品の本命:ダイソーで買うべきは、高性能でコスパの良い「LED電球」と「USB式LEDバーライト」です。
- 選び方の注意点:購入前には、必ず「口金サイズ」「W形相当」「調光器対応の有無」「密閉型器具対応の有無」をチェックしましょう。
- 品質:ダイソーのLED電球は価格以上の品質があり、特に使用頻度の低い場所で活用すれば高いコスパを発揮します。
蛍光灯は、電気代もかかり、処分も手間がかかります。もしお家に古い蛍光灯器具があるなら、これを機にLED電球やLED照明への切り替えを始めるのが最も賢い選択です。
ダイソー製品は、その最初の一歩を踏み出すのに最適な、手軽で安心な選択肢を提供してくれます。
もし、ご自宅の照明器具が特殊でダイソーのLED電球では対応できない場合は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで「蛍光灯型LEDランプ」や「LEDシーリングライト」をチェックしてみてください。豊富な種類の中から、きっとぴったりのものが見つかりますよ。
この記事を参考に、あなたの照明ライフが快適で経済的になることを願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。

