様々な場所で買える商品券!金券ショップからコンビニまで徹底解説
「急に商品券が必要になったけど、どこで買えるんだろう?」「ギフトで贈りたいけど、デパート以外にもっと手軽な場所はないかな?」と悩んでいませんか?
実は、商品券やギフトカードは、私たちが普段利用する身近な場所から、ちょっと特別な場所まで、さまざまな店舗やサービスで購入することができるんです。
この記事では、種類ごとの購入可能場所や、知っておきたいお得な購入方法、さらにはオンラインでの購入方法まで、モモストアが詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、あなたの疑問をスッキリ解決してくださいね!
・一番確実!デパート・百貨店で買える主な商品券
・手軽さが魅力!コンビニエンスストアで買える商品券
・割引価格が嬉しい!金券ショップでの商品券の購入
・クレジットカード払いがしたい!商品券をネットで購入する方法
商品券の基本的な種類と仕組みを理解しよう

商品券を購入したいと考えたとき、まず知っておきたいのが「どんな種類があって、それぞれどんな仕組みになっているのか」ということです。一口に商品券といっても、使えるお店や有効期限、さらには購入できる場所まで、その特徴は多岐にわたります。この基礎知識を押さえておくことで、あなたの目的にぴったりの商品券をスムーズに選ぶことができますよ。
商品券とギフトカードの明確な違いとは?用途別に見る選び方
よく似た言葉で「商品券」と「ギフトカード」がありますが、これらには厳密な違いがあります。簡単に言えば、商品券は紙媒体が多く、ギフトカードはプラスチック製のカード型が多い、という物理的な違いがまず挙げられます。
しかし、最も重要な違いは「発行元と使える範囲」です。
例えば、「全国百貨店共通商品券」のように、特定の業種や店舗グループで広く使えるものが「商品券」と呼ばれる傾向にあります。これらは日本百貨店協会などの業界団体が発行していることが多いです。一方で、「JCBギフトカード」や「VISAギフトカード」のように、国際ブランドが発行し、そのブランドのクレジットカードが使える加盟店であればどこでも利用できるものが「ギフトカード」と呼ばれることが多いです。特に後者は、クレジットカードと同じように、裏面に磁気テープがついていたり、セキュリティコードが記載されていたりする点も特徴的ですね。
どちらを選ぶかは、「どこで使ってほしいか」「相手に自由に選んでほしいか」で決まります。
「あのお店で絶対に使えるようにしたい」なら、そのお店やグループ専用の商品券、「どこでも好きなものを選んでほしい」なら、利用範囲の広いギフトカードを選ぶのがおすすめです。また、最近ではAmazonギフト券やiTunesカードなどのデジタルギフトカードも人気が高く、これも広義のギフトカードに含まれます。
購入場所を探す前に、まずは「どのような種類の商品券(ギフトカード)が欲しいのか」を明確にすることが、スムーズな購入への第一歩となります。
【代表的な商品券・ギフトカードの種類】
| 種類 | 主な発行元 | 主な利用可能場所 | 購入場所の傾向 |
| 全国百貨店共通商品券 | 日本百貨店協会 | 全国の百貨店 | 百貨店、金券ショップ |
| JCBギフトカード | JCB(クレジットカード会社) | JCB加盟店(百貨店、GMS、レストランなど) | オンライン(公式サイト)、特約店、金券ショップ |
| VJAギフトカード | VJA加盟銀行系カード会社 | VJA・VISA加盟店 | 銀行、オンライン、金券ショップ |
| ビール券・おこめ券 | 各業界団体 | 酒販店、スーパー、米穀店 | 販売特約店(酒販店、米穀店)、スーパー |
| Amazonギフト券 | Amazon | Amazonオンラインストア | コンビニ、スーパー、オンライン |
商品券の額面は選べる?贈答用と自家用の違いも解説
商品券の額面は、発行元によって様々ですが、一般的には1,000円券と5,000円券が主流です。特に贈答用として使われることが多いギフトカードでは、500円券や10,000円券を設定している場合もあります。
例えば、全国百貨店共通商品券は1,000円券のみ、JCBギフトカードは1,000円券と5,000円券の2種類が基本です。贈る相手やシチュエーションによって、額面の組み合わせを工夫できるのが嬉しいポイントですよね。
贈答用として購入する場合、多くの販売所では専用のケースやのし紙、メッセージカードを無料で提供してくれます。デパートなどで購入すると、美しい包装紙で丁寧に包んでくれるので、そのまま贈答品として渡せるのが魅力です。一方、自家用として購入する場合は、包装は不要で、単に券面だけを受け取ることが多いです。
また、オンラインで購入する場合は、注文時に「贈答用」か「自家用」かを選択でき、贈答用の場合は配送方法や包装の有無を細かく指定できるサービスが多いですよ。自家用であれば、送料を節約できる「簡易書留」などの配送方法を選ぶことも可能です。
購入する際には、「何円分必要か」だけでなく、「どんな体裁で渡したいか」も考慮して、購入場所を選ぶと失敗が少なくなります。特に、法人での利用や、目上の方への贈り物など、 formality(正式さ)が求められる場合は、デパートや正規のオンラインストアでの購入をおすすめします。
一番確実!デパート・百貨店で買える主な商品券
商品券を初めて買う方や、「絶対に間違いないものを贈りたい」と考えている方に、モモストアが一番におすすめするのがデパートや百貨店です。これらの場所は、商品券の正規販売店であり、取り扱っている種類も豊富で、何より「贈答品」としての包装やサービスが完璧に整っています。
全国百貨店共通商品券はどこで買える?購入窓口の詳細
全国百貨店共通商品券は、名前の通り、全国約500店の百貨店で共通して使える非常に利便性の高い商品券です。ほとんどの百貨店で取り扱っており、購入窓口は主に以下の場所に設置されています。
- 商品券売場・ギフトサロン: 多くの百貨店では、地下や特定の階に専用の商品券売場やギフトサロンを設けています。
- サービスカウンター: 売場が見当たらない場合でも、サービスカウンターやインフォメーションで取り扱いがあることが多いです。
- 外商部門: 大口の購入や法人利用の場合は、外商を通じた購入も可能です。
購入時には、現金が基本ですが、一部の百貨店では自社のクレジットカードでの購入が可能な場合もあります(ただし、ポイントは付与されないことがほとんどです)。他のギフトカードとは異なり、この商品券は「全国共通」であることが最大の特徴であり、贈る相手がどの地域に住んでいても、ほぼ確実に使える安心感があります。
購入窓口では、希望の枚数を伝え、その場で会計を済ませればすぐに受け取れます。のし紙や名入れのサービスもその場で対応してくれるため、急ぎで必要な場合や、相手に合わせた丁寧な包装を希望する場合は、デパートの窓口が最も適していると言えるでしょう。
購入場所が分からない場合は、百貨店の公式ウェブサイトをチェックするか、直接電話で問い合わせてみるのが一番確実です。Googleで「全国百貨店共通商品券 購入場所」と検索してみると、近くの取扱店が見つかりますよ。
JCB・VJAなどクレジットカード系ギフトカードのデパートでの購入
全国百貨店共通商品券の他に、JCBギフトカードやVJAギフトカードといった、クレジットカード会社が発行するギフトカードも、多くの百貨店で購入が可能です。これらは、百貨店だけでなく、そのブランドのクレジットカードが使える加盟店(スーパー、ホテル、レストランなど)でも幅広く利用できるため、より自由度の高い贈り物として人気があります。
デパート側からすると、これらのギフトカードは「特約店」として販売している形になります。購入できる場所は、百貨店内の「ギフト券販売窓口」や「サービスカウンター」であることが多いですが、全国百貨店共通商品券とは販売窓口が異なる場合もあるので注意が必要です。
【デパートでの購入のメリット】
- 在庫の安定性: 大手のデパートであれば、基本的に在庫切れの心配が少ないです。
- 丁寧な包装: 贈答品としてふさわしい、質の高い包装サービスを受けられます。
- 安心感: 正規の販売ルートであるため、偽造品などの心配が一切ありません。
特に、JCBギフトカードは、公式サイトからオンラインで購入することも可能ですが、実際に券面や包装の品質を確認してから購入したい、という場合は、やはりデパートの窓口に足を運ぶのが一番良い方法です。急に多額のギフトカードが必要になった際も、事前に電話で在庫を確認しておけば、スムーズに手続きを終えることができます。
手軽さが魅力!コンビニエンスストアで買える商品券
「仕事帰りや急な用事で、今すぐ商品券が欲しい!」そんなときに頼りになるのが、私たちの生活に欠かせないコンビニエンスストアです。24時間営業で、全国どこにでもあるコンビニは、手軽さという点では最強の購入場所と言えるでしょう。しかし、コンビニで買える商品券の種類には限りがあります。
主要コンビニチェーンで取り扱いのある商品券(ギフトカード)
コンビニで主に販売されているのは、電子マネー系やオンラインサービスで使えるギフトカード(プリペイドカード)が中心です。いわゆる「紙の商品券」の取り扱いは非常に限定的です。
【コンビニで購入できる代表的なギフトカード】
- Amazonギフト券: カードタイプやシートタイプ(レジでコード印字)があります。
- Apple Gift Card: Apple製品やApp Store、Apple Musicなどで利用できます。
- Google Play ギフトコード: Androidアプリやコンテンツの購入に使えます。
- 各種ゲームプリペイドカード: Nintendo、PlayStation、Steamなど、ゲームプラットフォーム専用のカードです。
- WebMoney、BitCash: オンラインサービスで利用できる汎用性の高い電子マネーです。
これらのカードは、通常、店内のギフトカードコーナーの陳列棚に並んでいます。購入したいカードを手に取り、レジで会計を済ませると、店員さんが専用の端末を通してカードを有効化してくれます。購入手続きは非常に簡単で、数分で完了します。
ただし、重要な注意点として、コンビニではこれらのギフトカードの購入にクレジットカードを利用できないことがほとんどです。支払いは原則として現金のみとなりますので、必要な金額分の現金を準備してから来店するようにしましょう。
紙の商品券が欲しい!コンビニでのビール券・おこめ券の取り扱い状況
では、昔ながらの「紙の商品券」はどうでしょうか?実は、一部の紙の商品券は、大手コンビニチェーンでも取り扱いがある場合があります。その代表がビール券とおこめ券です。
ただし、全ての店舗で常に販売されているわけではなく、お中元やお歳暮といった贈答シーズンに限定して販売されることが多いです。また、店舗によっては「予約販売」のみとしている場合もあります。
例えば、大手コンビニチェーンの公式サイトや店舗内の張り紙で、これらの商品券の販売期間や在庫状況が告知されることがあります。もし、これらの紙の商品券をコンビニで購入したい場合は、事前に店舗に電話で問い合わせてみるのが一番確実な方法です。
【コンビニでの購入に関する注意点】
- 購入できるのは主に電子マネー系ギフトカード: 紙の商品券は限定的。
- 基本的に現金払いのみ: クレジットカードは使えません。
- 贈答用の丁寧な包装は期待できない: 簡易的な袋に入れてくれる程度です。
手軽さとスピードを重視するならコンビニ、贈答用としての品格や幅広い商品券の種類を求めるならデパートと、使い分けるのが賢明ですね。コンビニでのギフトカード購入は、自分のための急な利用や、親しい友人へのカジュアルな贈り物に最適です。
割引価格が嬉しい!金券ショップでの商品券の購入
商品券を「定価よりも安く手に入れたい!」と考えているなら、金券ショップ(チケットショップ)が最も魅力的な購入場所となります。金券ショップの最大のメリットは、ほとんどの商品券を額面よりも割引された価格で購入できることです。
金券ショップで購入できる商品券の種類と割引率の傾向
金券ショップでは、多種多様な商品券やギフトカードを取り扱っています。そのラインナップは非常に豊富で、デパート系、クレジットカード系、旅行系、さらには株主優待券まで、ありとあらゆる金券を見つけることができます。
【金券ショップでの主な取り扱い商品券】
- 全国百貨店共通商品券
- JCB、VJA、UCなどのクレジットカード系ギフトカード
- 旅行券(JTB、日本旅行など)
- スーパー・量販店の商品券(イオン、セブン&アイなど)
- 図書カード、QUOカード
- ビール券、おこめ券
割引率は、商品券の種類や人気度、そして時期によって変動しますが、一般的には98%〜99.5%程度の割引率で販売されていることが多いです。つまり、1,000円の商品券を980円〜995円で購入できるということです。たった数円の差かもしれませんが、大量に購入する場合は大きな節約になります。
特に、利用範囲が広く使い勝手の良い商品券(例:全国百貨店共通商品券、JCBギフトカード)は、需要が高いため割引率が低め(99%以上)に設定されがちです。一方で、特定の店舗でしか使えない商品券や株主優待券などは、割引率が高めに設定される傾向があります。
金券ショップは、「自家用として、とにかくお得に買いたい」という目的には最適ですが、贈答用としての包装は簡易的であることや、クレジットカード払いはできないことが一般的である点は留意しておきましょう。
金券ショップでの購入のメリット・デメリットと偽造品対策
金券ショップの魅力は「割引価格」に尽きますが、購入時にはいくつかの注意点やデメリットも理解しておく必要があります。
【金券ショップのメリットとデメリット】
| メリット | デメリット・注意点 |
| 定価より安く購入できる(割引率が高い) | 在庫状況が不安定(欲しいものが売り切れている場合がある) |
| 多種多様な商品券を一度に比較できる | クレジットカードや電子マネーでの支払いが不可 |
| 営業時間外の自動販売機で購入できる場合がある | 贈答用の包装サービスは期待できない |
最も懸念されるのが「偽造品のリスク」ですが、大手で実績のある金券ショップであれば、専門のスタッフが真贋を鑑定しているため、そのリスクは非常に低いです。しかし、万が一に備えて、購入した商品券はできるだけ早く利用することをおすすめします。
また、金券ショップの商品券は、あくまで「第三者から買い取ったもの」を販売しているため、新品ではないという点も理解しておきましょう。券面にわずかなシワや折れがある場合もありますが、利用には問題ありません。偽造品対策について詳しく調べることもできます。
購入時には、希望の枚数を伝え、その場で現金で支払いを行うのが基本的な流れです。初めて利用するショップの場合は、店員さんに「これは本物ですか?」と尋ねるのではなく、「利用する上で注意点はありますか?」などと聞くことで、お店の信頼度を測るのも一つの方法かもしれませんね。
クレジットカード払いがしたい!商品券をネットで購入する方法
「現金を持ち歩きたくない」「クレジットカードのポイントを貯めたい」「遠方の人に直接送りたい」といったニーズがある方にとって、商品券のオンライン購入は非常に便利な選択肢です。デパートや金券ショップに足を運ぶ手間が一切なく、24時間いつでも注文できるのが最大の魅力です。
公式サイト、Amazon、楽天市場での商品券・ギフトカード購入
オンラインで商品券やギフトカードを購入する方法は、大きく分けて以下の3つがあります。
1. 各商品券の公式サイト(正規販売サイト)
JCBギフトカードやVJAギフトカード、全国百貨店共通商品券の一部の販売会社(信販会社など)は、公式のオンラインストアを開設しています。
- メリット: 正規のルートであるため、安心して新品を購入できます。贈答用の包装やのし、配送先指定などのサービスが充実しています。
- デメリット: 定価での販売となるため、割引はありません。送料や手数料がかかる場合があります。
- 支払い方法: クレジットカード払いが可能な場合が多いです。これがポイントを貯めたい方にとって最大のメリットです。
例えば、JCBギフトカードはJCBの公式サイトから、VJAギフトカードは三井住友カードなどのVJAグループのカード会社サイトから購入できます。
2. Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
これらの大手ECモールでも、一部の商品券やギフトカードが販売されています。
- Amazon: Amazonギフト券は当然として、Amazon内の認定ストアや専門業者が出品している商品券もあります。
- 楽天市場・Yahoo!ショッピング: 多くの金券ショップやギフト券販売業者が店舗を出しており、割引価格で購入できる場合もあります。また、モール自体のポイント(楽天ポイント、Tポイントなど)が付与される場合があるのも魅力です。
- 注意点: 出品者が金券ショップである場合、中古品(未使用)の扱いとなることが多いです。また、送料や手数料を考慮すると、必ずしも店頭での購入よりお得になるとは限りません。
3. メルカリなどのフリマアプリ
個人間で商品券が売買されることもありますが、これはトラブルのリスクや偽造品のリスクが非常に高いため、モモストアとしては非推奨とさせていただきます。利用する場合は、そのリスクを十分に理解した上で行ってください。
オンライン購入での送料、手数料、配送期間のチェックポイント
オンラインで購入する際に、意外と見落としがちなのが「送料」「手数料」、そして「配送期間」です。
【オンライン購入のチェックポイント】
| 項目 | 注意すべき点 |
| 送料 | 無料になる購入金額のラインがあるか、簡易書留や宅急便など配送方法によって料金が異なるかを確認しましょう。 |
| 決済手数料 | クレジットカード決済以外(銀行振込など)の場合、手数料が発生することがあります。 |
| 配送期間 | 贈答用の場合、注文から発送、到着までに数日~1週間程度かかることが一般的です。特に年末年始やお盆は遅延することがあるので、早めの注文が必要です。 |
| セキュリティ | 商品券は高額になることが多いため、追跡サービスや補償のついた配送方法(簡易書留、宅急便など)を選ぶことが必須です。 |
特に、急いでいる場合は、オンラインよりもデパートの窓口での即日購入の方が確実です。「翌日には手元に欲しい」といった場合は、オンライン購入は避けた方が無難でしょう。即日発送に対応しているオンラインストアを探すのも手ですが、確実性は低いのが現状です。
ギフトカードと商品券の違いって?購入時の注意点
ここまでの解説で、商品券とギフトカードの物理的な違いや、購入場所の傾向についてはご理解いただけたかと思います。しかし、実際に購入する際や贈る際に、もう一歩踏み込んで知っておきたいのが、それらが持つ「利用上の制約」や「法的な側面」です。これを理解しておくことで、贈った相手に不便な思いをさせたり、予期せぬトラブルを避けたりすることができます。
購入する前に確認すべき商品券の有効期限と利用可能店舗
実は、ほとんどの紙の商品券には、有効期限が設定されていません。例えば、全国百貨店共通商品券、ビール券、おこめ券などは、券面に有効期限の記載がなく、発行元が存続する限り利用可能です。これは、贈られた側にとって非常に大きなメリットであり、自分の好きなタイミングで使えるという自由度があります。
一方で、プラスチック製のギフトカード(プリペイドカード)や、特定の企業が発行する商品券には、有効期限が設定されている場合が多いです。例えば、特定のデパートが発行する「友の会」の商品券や、特定のサービス専用のギフトカードなどです。購入時には、券面や公式サイトで必ず有効期限の有無と期間を確認しましょう。
【商品券・ギフトカードの利用可能店舗の確認】
特に注意が必要なのが、利用可能店舗の確認です。「全国百貨店共通商品券」は全国の百貨店で使えますが、テナントとして入っている専門店やレストランの一部では利用できない場合があります。また、「JCBギフトカード」や「VJAギフトカード」も、そのブランドのクレジットカードが使える店ならどこでもOK…と思いきや、中には利用できない例外店舗も存在します。
- 公式サイトの「利用可能店舗リスト」をチェック: 贈る相手の近くの店が利用可能かどうか、事前に調べておくと親切です。
- 利用時の注意書きを読む: 商品券の裏面や券面、同封されているしおりには、利用時の注意点(おつりが出ない、タバコ・金券類には使えないなど)が記載されているので、必ず目を通しましょう。
商品券の現金化は違法?お釣りが出ない場合の対処法
商品券の購入に関して、もう一つよくある疑問が「商品券の現金化」と「お釣り」の問題です。
商品券の現金化
商品券を金券ショップに持ち込んで現金に替える行為は、古物営業法に基づいた「買い取り」であり、違法ではありません。ただし、購入時ではなく、利用時に「商品券で買い物をして、レジで現金に替えてほしい」と頼む行為は、その店舗のルールに反する場合があり、一般的にはできません。
また、クレジットカードで購入した商品券をすぐに現金化する行為は、「クレジットカードのショッピング枠の現金化」として、カード会社の利用規約で禁止されていることがほとんどです。カード規約に違反すると、カードの利用停止や強制退会になるリスクがあるため、絶対に避けましょう。
お釣りが出ない場合の対処法
多くの商品券は、「お釣りが出ない」ルールが適用されます。例えば、1,000円の商品券で980円の買い物をしても、差額の20円は現金で戻ってきません。これは、商品券の仕組み上の制約であることが多いです。
【お釣りが出ない場合の対処法】
- 少額の商品は避ける: 1,000円券なら、1,000円に近い金額の買い物に使うのが鉄則です。
- 差額を現金で支払う: 1,200円の買い物に対し、1,000円券1枚を使い、残りの200円を現金で支払うのは可能です。
- お釣りの出る商品券を選ぶ: 稀にお釣りが出る商品券(図書カードNEXTや一部のスーパー商品券など)もあるので、購入前に確認するのも一つの手です。
特に、金券ショップで購入した割引価格の商品券を使う場合は、割引分も考慮して、損をしないように利用したいものですね。商品券のお釣りについてさらに詳しく知ることもできます。
郵便局や銀行でも商品券は買えるの?
デパートや金券ショップ、コンビニの他に、「郵便局や銀行のような公的な場所でも商品券を買えるのでは?」と考える方もいるかもしれません。特に、ご年配の方や、普段あまり商業施設を利用しない方にとっては、身近な金融機関での購入は安心感がありますよね。
銀行でのギフトカード・商品券の取り扱い状況
結論から言うと、多くの銀行で、VJAギフトカードやJCBギフトカードなどのクレジットカード系ギフトカードの取り扱いがあります。これは、これらのギフトカードの発行元が、銀行系のクレジットカード会社であることが多いためです。
例えば、三井住友銀行の窓口ではVJAギフトカードを取り扱っていることが一般的です。銀行で商品券を購入するメリットは、以下の点が挙げられます。
- 高い信頼性: 銀行という公的な場所であるため、偽造品などの心配は皆無です。
- 大口対応: 法人での利用や、多額の現金を動かす場合に、スムーズな対応が期待できます。
- 丁寧なサービス: 贈答用としての包装やのし紙の手配なども丁寧に対応してくれます。
ただし、注意点として、全ての支店で取り扱いがあるわけではないこと、そして販売時間が銀行の窓口営業時間内に限られることが挙げられます。平日の昼間しか購入できないため、社会人の方には少しハードルが高いかもしれません。
購入を検討している場合は、事前に利用したい銀行の公式サイトを確認するか、最寄りの支店に電話で問い合わせてみることをおすすめします。
郵便局(ゆうちょ銀行)では商品券は買えない?
郵便局、特にゆうちょ銀行の窓口では、原則として、一般的な商品券(全国百貨店共通商品券、JCBなど)の販売は行っていません。
過去には、郵便局で発行している「ふみの日切手」や「お年玉切手シート」など、郵便に関わる金券類はありましたが、汎用性の高い商品券は取り扱いがないと覚えておきましょう。
代わりに、郵便局では「ふるさと小包」や「カタログギフト」の販売を行っている場合があります。これらも贈り物としては人気がありますが、「商品券」とは異なります。
【まとめ:銀行・郵便局での商品券購入】
| 場所 | 主な商品券の取り扱い | 主な注意点 |
| 銀行(都銀・地銀) | VJA、JCBなどのクレジットカード系ギフトカード | 平日窓口時間のみ、全ての支店ではない |
| 郵便局(ゆうちょ銀行) | 一般的な商品券の取り扱いなし | 切手、はがきなどの郵便関連品が中心 |
銀行での購入は、信頼性と安心感を求める方、大口での購入を検討している方には向いていますが、手軽さや時間的な制約を考えると、デパートやオンラインに軍配が上がることが多いです。
家電量販店やGMS(総合スーパー)での商品券の取り扱い
「近所の大型スーパーや家電量販店に行ったついでに買いたい」という方も多いでしょう。生活に密着したこれらの店舗では、独自のポイントサービスや商品券の発行も行っているため、購入できる種類が多岐にわたります。
イオン、イトーヨーカドーなどのGMS(総合スーパー)での購入
イオンやイトーヨーカドーといったGMS(総合スーパー)では、主に以下の3種類の商品券・ギフトカードの取り扱いがあります。
1. 自社発行の商品券
イオンなら「イオン商品券」、イトーヨーカドーなら「セブン&アイ共通商品券」など、そのグループの店舗で広く使える商品券が販売されています。
- 購入場所: サービスカウンター、または専用のギフト券売場。
- メリット: 普段の買い物で使いやすく、贈る相手がそのスーパーをよく利用するなら非常に喜ばれます。
2. 全国百貨店共通商品券
これはデパートと提携しているGMSの一部店舗でのみ取り扱いがあります。全てのGMSで購入できるわけではないので、注意が必要です。特に、GMS内のサービスカウンターで尋ねてみるのが確実です。
3. QUOカード、Amazonギフト券などのプリペイドカード
コンビニと同様に、店内のレジ前や専用コーナーで、QUOカードやAmazonギフト券などのプリペイドカードが販売されています。支払い方法は、自社商品券を除き、現金のみとなる場合が多いです。
GMSでの購入は、「ついでに購入したい」「日常使いのスーパーの商品券が欲しい」という場合に非常に便利です。また、自社発行の商品券は、そのスーパーのクレジットカードを使って購入できる場合もあり、ポイント二重取りのチャンスがあることも魅力です。
ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの家電量販店での購入
家電量販店では、自社発行のギフトカードやポイントカードが主流となります。
例えば、ヨドバシカメラには「ヨドバシカメラギフトカード」があり、ビックカメラには「ビックカメラ商品券」があります。これらの商品券は、家電製品だけでなく、店舗内で取り扱っている日用品やゲームなど、ほぼ全ての商品に利用できます。
【家電量販店での購入のポイント】
- 購入場所: レジ、サービスカウンター。
- 汎用性: その量販店グループ内でのみ利用可能。贈る相手が家電好きである場合に最適です。
- 注意点: 他社の商品券(JCB、VJAなど)の取り扱いは、基本的にありません。
また、家電量販店では、Amazonギフト券などのプリペイドカードも販売していることが多いです。特に、家電製品の購入時にポイントを貯めている方は、そのポイントを商品券購入に充当できるかどうかもチェックしてみると良いでしょう。ポイントで購入できる商品券は、実質無料で手に入ることになり、非常にお得です。
家電量販店の商品券の種類を比較するのも楽しいですよ。
法人利用や贈答用に便利な商品券の選び方
商品券を購入する目的が「法人での景品利用」「社員への福利厚生」「得意先への贈答」といったビジネスシーンである場合、個人で利用する場合とは異なる視点での選び方や注意点があります。特に、「使いやすさ」「経理処理のしやすさ」「熨斗(のし)の対応」の3つが重要になります。
法人向けの商品券購入と税務上の処理について
法人として商品券を購入する場合、最も重要なのが税務上の処理(経理処理)です。商品券は、現金と同じ「金券類」として扱われるため、その使用目的によって勘定科目が変わってきます。
【法人利用時の主な勘定科目】
| 目的 | 勘定科目 | 主な商品券 |
| 社内行事の景品、福利厚生 | 福利厚生費 | 汎用性の高い商品券(JCB、VJA、百貨店) |
| 得意先への贈答 | 交際費 | 百貨店共通商品券など、格式の高いもの |
| 広告宣伝として(アンケート謝礼など) | 広告宣伝費 | QUOカード、Amazonギフト券など |
特に注意が必要なのが、「金券類を渡す相手や金額によっては課税対象になる」ということです。例えば、社員に対して一定額以上の商品券を給与代わりに渡した場合、それは給与として課税対象になる可能性があります。経理担当者や税理士と事前に相談し、適切な処理を行うことが大切です。
法人での大口購入の場合、JCBやVJAの公式サイトや、大手百貨店の外商部門に相談するのが最もスムーズです。専用の窓口が設けられていることが多く、大量注文や名入れのし紙などの特殊な要望にも対応してくれます。
目的に合わせた「商品券の格式」と最適な購入場所
贈答用として商品券を選ぶ際は、その「格式」も重要な要素となります。
【贈答品の格式と商品券の選び方】
- 高格式(目上の方、重要な取引先): 全国百貨店共通商品券、JCB・VJAギフトカード。購入場所は百貨店のギフトサロンや銀行が最適です。丁寧な包装とのし紙の対応が完璧です。
- 中格式(友人、同僚、一般的な景品): Amazonギフト券、QUOカード、特定のスーパーの商品券。購入場所はオンライン公式サイトやGMSが手軽です。
- 低格式(カジュアルな謝礼、若者向け): Apple Gift Card、Google Play ギフトコード。購入場所はコンビニやオンラインが主流です。
特に、百貨店共通商品券は、その重厚なデザインと全国どこでも使える利便性から、現在でも「最も格式の高い商品券」の一つとして認識されています。目上の方への贈り物で迷ったら、これを百貨店で購入すればまず間違いありません。
また、オンラインで購入する場合も、必ず「熨斗(のし)対応可」「手渡し用の袋付き」などのサービスがあるかを確認しましょう。法人利用の場合は、大量に購入することで割引や手数料無料などの特典を受けられる場合もあるので、購入前にまとめて相談してみることをおすすめします。
商品券をよりお得に手に入れる裏ワザ
商品券は基本的に「現金と同等」の価値を持つため、大幅な割引は期待できませんが、それでも賢く、少しでもお得に手に入れるための裏ワザは存在します。主に「ポイントの活用」と「優待の利用」がキーになります。
クレジットカードのポイントを利用した商品券の交換
これは、商品券をお得に手に入れる最も一般的な方法の一つです。クレジットカード会社は、貯まったポイントを景品や他社ポイント、そして自社または提携するギフトカードに交換できるサービスを提供しています。
- JCB/VJAカード: 貯まったポイントをJCBギフトカードやVJAギフトカードに交換できます。
- 百貨店系カード: 友の会などのポイントを、その百貨店の商品券に交換できます。
- 航空系カード: マイルを、提携する旅行会社の旅行券や商品券に交換できる場合があります。
この方法のメリットは、実質的な出費なしで商品券を手に入れられることです。普段の買い物や公共料金の支払いでコツコツ貯めたポイントが、そのまま商品券に化けるのは嬉しいですよね。ただし、ポイント交換レートが悪い場合もあるので、「1ポイント=1円」以上の価値になるかどうかを事前に確認しましょう。
株主優待券を活用して商品券を割引購入するテクニック
「株主優待券」は、特定の企業が株主に配布する優待チケットですが、これを利用して商品券をお得に手に入れられる場合があります。
例えば、一部の百貨店やスーパーの株主優待には、「自社店舗での買い物が○%割引になる」という特典があります。
- 裏ワザの流れ:
- 金券ショップで、その企業の株主優待券を割引価格で購入する。
- 優待券を持って、その企業の店舗(百貨店やGMS)へ行く。
- 優待券を使って、その店舗で自社発行の商品券を購入する。
この場合、株主優待券の割引率が商品券購入時にも適用されれば、定価よりも安く商品券を手に入れられることになります。ただし、ほとんどの店舗では「金券類の購入には優待券は使えない」というルールがありますが、稀に適用可能な場合や、優待券の種類によっては可能なケースも存在します。
この方法は上級者向けのテクニックであり、事前に店舗のルールをしっかりと確認する必要がありますが、成功すればかなりお得に商品券を手に入れられる可能性を秘めています。
人気のギフト券と商品券を比較!利用シーン別のおすすめ
世の中には数多くの商品券やギフトカードが存在しますが、用途や相手によって最適なものは異なります。ここでは、特に人気の高いギフト券と商品券を比較し、「どんな時にどれを選ぶべきか」をモモストアが具体的に解説します。
贈答品としての「格」を重視するならこれ!
目上の方への贈答品、結婚祝い、昇進祝いなど、フォーマルなシーンで「格」や「品位」を重視したい場合は、以下の商品券がおすすめです。
- 全国百貨店共通商品券:
- おすすめ理由: 最も歴史があり、贈答品としての認知度と格式が非常に高いです。全国の百貨店で使えるため、実用性も兼ね備えています。
- 購入場所: 百貨店のギフトサロン(丁寧な包装・のし対応)。
- JCBギフトカード / VJAギフトカード:
- おすすめ理由: デパートだけでなく、全国の幅広い加盟店(スーパー、ホテル、レストランなど)で使え、利便性が非常に高いです。券面も高級感があります。
- 購入場所: 銀行窓口、各カード会社のオンラインストア(クレカポイントも貯めやすい)。
これらの商品券は、購入場所も重要です。デパートや銀行で購入することで、より一層「きちんとした贈り物」という印象を与えることができます。
利便性と自由度を重視するならこれ!
親しい友人、カジュアルな景品、若者への贈り物など、相手の好みに関わらず自由に使える「利便性」を重視したい場合は、以下のギフトカードがおすすめです。
- Amazonギフト券:
- おすすめ理由: オンラインでの買い物に特化しており、Amazonで売っていないものはほぼありません。相手の好きなものを自由に選んでもらえる自由度が最大です。
- 購入場所: コンビニ、オンライン(デジタルコードなら即時発行可能)。
- QUOカード:
- おすすめ理由: コンビニ、書店、ファミリーレストランなど、日常的に使える場所が多いです。券面もデザインが豊富で、景品やちょっとしたお礼に最適です。
- 購入場所: コンビニ、QUOカードのオンラインストア。
これらのカードは、比較的少額から贈ることができ、カジュアルなシーンでの使い勝手が抜群です。特に、Amazonギフト券のデジタルコードは、メールやLINEで送れるため、遠方に住む相手にもすぐに贈れるのが最大の利点です。
利用シーンをよく考えて、相手に一番喜ばれる商品券を選びたいものですね。
商品券購入時のよくある疑問Q&A
最後に、商品券を購入する際によく寄せられる疑問や、購入後に困らないための情報をQ&A形式でまとめてみました。
商品券はクレジットカードで購入できますか?
A. 商品券の購入にクレジットカードが使えるかどうかは、購入場所と商品券の種類によって異なります。
【クレジットカードが使える主な場所】
- 各商品券の公式サイト(オンラインストア): JCB、VJAなど、正規のオンラインストアでは、自社のクレジットカードでの支払いが可能な場合が多いです。
- 一部の百貨店: 自社発行のクレジットカードに限り、全国百貨店共通商品券の購入が可能な場合があります(ただし、ポイントは付かないことが多い)。
【クレジットカードが使えない主な場所】
- コンビニ: 原則、電子マネー系ギフトカードを含め、現金払いのみです。
- 金券ショップ: 原則、現金払いのみです。
- GMS・家電量販店: 自社商品券を除き、他社の商品券・ギフトカードの購入は現金のみの場合が多いです。
「クレジットカードのポイントを貯めたい」のであれば、JCBやVJAなどの正規オンラインストアで購入するのが最も確実で、ポイントも貯まりやすいです。
商品券が破れてしまった場合、交換は可能ですか?
A. ほとんどの商品券は、券面の約3分の2以上が残っていれば、交換や利用が可能な場合が多いです。
ただし、券面に記載されているシリアルナンバーや発行元のマークが読み取れないほど損傷が激しい場合は、無効と判断される可能性があります。
【交換・再発行の手順】
- 発行元(またはその商品券の取り扱い店)に相談: 全国百貨店共通商品券であれば、その百貨店のサービスカウンターなどに持っていき、相談します。
- 再発行の手続き: 破れた商品券と引き換えに、新しい商品券を発行してくれます。ただし、再発行に手数料がかかることは稀で、基本的には無料で対応してくれることが多いです。
自宅でうっかり濡らしてしまったり、誤って一部を破いてしまったりした場合でも、諦めずにまずは発行元に問い合わせてみることをおすすめします。再発行が難しいのは、盗難や紛失の場合です。金券は現金と同じ扱いのため、基本的に再発行はできません。
商品券の送料はどのくらいかかりますか?
A. 商品券の送料は、購入場所(オンラインストア)と配送方法によって大きく異なります。
- 公式サイト(JCB、VJAなど):
- 簡易書留(補償あり): 400円〜500円程度。
- 宅急便(補償あり、日時指定可能): 700円〜1,000円程度。
- 一定金額(例: 5万円以上)の購入で送料無料になるサービスを提供している場合があります。
- 金券ショップ(オンライン):
- 定形郵便(補償なし): 100円〜300円程度(リスク大のため非推奨)。
- 簡易書留: 400円〜500円程度。
商品券は金銭的価値が高いため、必ず補償や追跡サービスのある「簡易書留」以上の配送方法を選ぶべきです。万が一の紛失を防ぐためにも、送料をケチらず、確実な方法を選びましょう。
また、オンラインでの購入を検討する際は、商品代金だけでなく、送料や手数料を含めた総支払額で比較することが重要です。特に金券ショップの通販は、商品券自体の割引額よりも送料が高くついてしまうケースもあるので注意が必要です。
