【保存版】裾除けはどこに売ってる?おすすめの販売店5選と選び方のコツ
着物を美しく、そして快適に着こなすために欠かせない和装小物といえば「裾除け(すそよけ)」ですよね。
いざ必要になった時、「どこに売ってるの?」「ダイソーやしまむらにある?」と疑問に思う方も多いはずです。
最近では、和装専門店だけでなく、身近なショップや便利な通販サイトでも手軽に購入できるようになっています。
素材や形によって歩きやすさや着崩れ防止の効果が大きく変わるため、自分にぴったりの一枚を見つけることが大切です。
この記事では、裾除けの販売店情報から、初心者でも失敗しない選び方のポイントまで詳しく解説します。
お急ぎの方は、在庫が豊富でサイズ展開も幅広い通販サイトをチェックするのが、実は一番コスパ最強で賢い選択ですよ!
・ダイソーやセリアなどの100均に裾除けはある?
・しまむらやユニクロで代用できるアイテムは?
・ドン・キホーテなどのバラエティショップの取り扱い状況
・裾除けを買うなら通販サイトがコスパ最強な理由
- 裾除けはどこに売ってる?主な販売店まとめ
- ダイソーやセリアなどの100均に裾除けはある?
- しまむらやユニクロで代用できるアイテムは?
- ドン・キホーテなどのバラエティショップの取り扱い状況
- 裾除けを買うなら通販サイトがコスパ最強な理由
- 裾除けの代表的な3つの種類とそれぞれの特徴
- 裾除け選びで失敗しないための「素材」の見極め方
- 裾除けのサイズ選び!自分のサイズを知る方法
- 夏用の裾除けと冬用の裾除けはどう違う?
- 裾除けを通販で買う時の注意点と賢い選び方
- 裾除けの正しい付け方!着崩れを防ぐプロの技
- 裾除けのお手入れ方法!洗濯機で洗っても大丈夫?
- 裾除けがない時の代用アイデア!急場をしのぐ5選
- 裾除けと肌襦袢の違いは何?セットで買うべき?
- 裾除けのトレンド!最近はどんなデザインが人気?
- 自分にぴったりの裾除けを見つけよう!
裾除けはどこに売ってる?主な販売店まとめ

裾除けを探しているけれど、具体的にどこのお店に行けばいいのか迷ってしまうことはありませんか?
一般的に裾除けが手に入る場所としては、呉服店や百貨店の和装コーナーが定番ですが、最近はそれ以外にも選択肢が広がっています。
特に急ぎで必要な場合や、安く済ませたい場合、長く使える高品質なものが欲しい場合など、目的によって最適な購入先は異なります。
実店舗では実際に生地の厚みや手触りを確認できるメリットがありますが、店舗によっては在庫が限られていることもあるので注意が必要です。
呉服店や和装小物専門店での取り扱い
裾除けを確実に手に入れたいなら、やはり呉服店や和装専門店が最も信頼できる場所です。
専門店では、ベンベルグ(キュプラ)やポリエステル、綿など、さまざまな素材の裾除けが常備されています。
店員さんは着付けのプロであるため、「歩きやすいのはどれ?」「静電気が起きにくい素材は?」といった相談にも乗ってくれます。
ただし、路面店の呉服店は少し入りにくいと感じる方も多いかもしれません。
その場合は、大型ショッピングモールの中に入っているテナントの呉服店を覗いてみるのがおすすめです。
ショッピングモール内の店舗であれば、気軽に入店できますし、他のお買い物のついでにチェックすることができます。
百貨店(デパート)の和装コーナー
三越、伊勢丹、高島屋といった老舗百貨店には、必ずといっていいほど和装小物コーナーが存在します。
百貨店で扱われている裾除けは、品質が厳選されており、贈り物やフォーマルな場での使用にも適した上質なものが多いのが特徴です。
特に「きもの阿波和」や「装道」といった有名ブランドの製品を取り扱っていることが多く、長く愛用したい一着を見つけるには最適です。
価格帯は少し高めになる傾向がありますが、肌に直接触れるものだからこそ、質の良いものを選びたいという層に支持されています。
また、お正月や成人式、卒業式のシーズンには特設会場が設けられることもあり、通常よりもラインナップが充実することがあります。
高級感のある裾除けを求めているなら、一度百貨店の呉服売り場に足を運んでみる価値は十分にあります。
ダイソーやセリアなどの100均に裾除けはある?
「裾除けを安く手に入れたい!」と考えた時、真っ先に思い浮かぶのがダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップではないでしょうか。
結論から申し上げますと、現在のところ100均で本格的な「裾除け」は販売されていません。
100均では足袋ソックスや着物クリップ、腰紐といった簡易的な和装小物が並ぶことはありますが、裾除けのような大きな布製品はコスト面から見ても製品化が難しいようです。
しかし、SNSなどでは100均のアイテムを「代用」して裾除け代わりにするアイデアがいくつか紹介されています。
ダイソーでの代用アイデア
ダイソーでは裾除けそのものは売っていませんが、夏場などは「ペチコートパンツ」や「ステテコ」に近いインナーが販売されることがあります。
これらは洋装用ですが、着物の下に着ることで足さばきを良くする効果が期待できます。
また、100均で売られている大きめの洗濯ネットを改造したり、手ぬぐいをつなぎ合わせて自作したりする強者もいるようです。
ただし、これらはあくまで「代用」であり、着物のシルエットを綺麗に見せる機能や、着崩れを防ぐ機能は本来の裾除けには及びません。
「一度きりのコスプレで使いたい」という程度であれば良いかもしれませんが、大切な着物を着る際には、やはり専用の裾除けを準備することをおすすめします。
セリアやキャンドゥの状況
セリアやキャンドゥも同様に、裾除けの取り扱いは確認できていません。
セリアはデザイン性の高い雑貨が多いですが、和装実用衣料に関してはダイソーよりもさらにラインナップが限られる傾向にあります。
もし100均巡りをして裾除けを探そうとしているのであれば、時間がもったいないかもしれません。
それよりも、ネット通販で1,000円台から買える安価な裾除けを探した方が、結果的に時間もお金も節約できるでしょう。
最近の通販サイトでは、メール便対応で送料を抑えて発送してくれるショップも多いため、100均にこだわるよりも遥かに効率的です。
しまむらやユニクロで代用できるアイテムは?
和装専門店が近くにない場合、しまむらやユニクロといったファストファッションのお店で代わりになるものを探す方も多いです。
これらのお店は全国に店舗があり、価格も手頃なので、代用品が見つかれば非常に便利ですよね。
実際、着物愛好家の間ではユニクロの特定のアイテムが「裾除けの代わりとして優秀」と話題になることもあります。
ここでは、しまむらとユニクロで裾除けの代わりになりそうなアイテムについて詳しく見ていきましょう。
しまむらでの探し方
しまむらでは、浴衣のシーズン(6月〜8月頃)になると「浴衣用肌着セット」として裾除けが販売されることがあります。
セット内容は肌襦袢と裾除けが一体になったワンピースタイプ(肌着ワンピース)が多いですが、これが非常にリーズナブルです。
それ以外のシーズンでは、レディースのインナーコーナーにある「ロングペチコート」や「キュロットインナー」が代用候補になります。
特にワイドパンツの下に履くような薄手のさらっとした素材のものは、着物の裾さばきを助けてくれます。
ただし、あくまで洋装用なので、着物の裾から見えてしまわないよう、丈の長さには注意が必要です。
ユニクロのエアリズムシリーズを活用
ユニクロで裾除けの代用として最も人気なのが、「エアリズム」シリーズのペチコートやステテコです。
エアリズム素材は非常に滑りが良く、静電気が起きにくいため、冬場の着物のまとわりつき防止に一役買ってくれます。
特に「エアリズムキュロットペチコート」は、スカートタイプではなくパンツタイプなので、股ずれ防止にもなり、歩きやすさが格段にアップします。
夏場は汗を素早く吸収して逃がしてくれるため、蒸れやすい帯の下や太もも周りを快適に保つことができます。
本格的な裾除けではありませんが、カジュアルな着物や普段着として楽しむ場合には、ユニクロのアイテムを活用するのは非常に賢い選択と言えるでしょう。
ドン・キホーテなどのバラエティショップの取り扱い状況
「深夜に急に裾除けが必要になった!」という時に頼りたくなるのが、驚安の殿堂ドン・キホーテですよね。
ドンキなら何でも揃っているイメージがありますが、果たして裾除けは売っているのでしょうか。
また、ロフトやハンズといった他のバラエティショップでの取り扱いについても調査しました。
実店舗での購入を検討している方は、在庫の有無を事前に把握しておくことで無駄足を防ぐことができます。
ドン・キホーテの和装コーナー
ドン・キホーテの店舗規模にもよりますが、メガドンキなどの大型店であれば、コスチュームコーナーや肌着コーナーの近くに簡易的な和装小物が置かれていることがあります。
特に夏場は、お祭り用の浴衣と一緒に、ポリエステル製の安価な裾除けや肌着セットが並ぶ可能性が高いです。
しかし、一年中安定して置いているわけではなく、店舗によっては全く取り扱いがないケースも珍しくありません。
もしドンキで探すなら、和装専用の棚があるかどうかを店員さんに確認するのが一番確実です。
また、ドンキで売られているものは初心者向けのセット商品が多いので、特定の素材(ベンベルグなど)にこだわりたい場合には不向きかもしれません。
ロフト・ハンズなどの雑貨店
ロフトやハンズでは、季節限定で浴衣コーナーが設置される時期に限り、裾除けが販売されることがあります。
しかし、通常時に和装小物を常設している店舗は非常に稀です。
ロフトなどはどちらかというと、おしゃれな着付け小物や、着物にも使える便利なクリップなどの「便利グッズ」の方が充実しています。
本格的な裾除けを探している場合は、やはり餅は餅屋ということで、呉服店かネット通販を利用するのが間違いありません。
バラエティショップは、あくまで「シーズン中にたまたま見つかればラッキー」という程度に考えておきましょう。
裾除けを買うなら通販サイトがコスパ最強な理由
ここまで実店舗での販売状況を見てきましたが、実は今、最も多くの人が裾除けを購入している場所は「ネット通販」です。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手サイトには、実店舗とは比べものにならないほどの種類と在庫が集まっています。
なぜ通販がこれほどまでに支持されているのか、その理由を紐解いていくと、「安さ」「種類の豊富さ」「手軽さ」の3拍子が揃っていることが分かります。
特に「裾除け どこに売ってる」と探している方にとって、通販は最も確実な回答と言えるでしょう。
価格の安さと比較のしやすさ
実店舗の呉服店では、人件費や店舗運営費が上乗せされるため、裾除け一枚でもそれなりの値段がすることが多いです。
一方、ネット通販のショップは薄利多売の形態をとっていることが多く、同じ素材の製品でも実店舗より数割安く買えることが多々あります。
例えば、楽天市場やAmazonでは、1,000円以下の激安なものから、3,000円前後のしっかりしたベンベルグ製まで、予算に合わせて自由に選ぶことができます。
また、複数のショップを同時に比較できるため、どこが一番安いのか、ポイント還元率が高いのかを瞬時に判断できます。
この「比較のしやすさ」こそが、コスパ最強と言われる所以です。
24時間いつでも買えて自宅に届く
仕事や家事で忙しい中、わざわざ呉服店を探して足を運ぶのは大変な労力ですよね。
ネット通販なら、夜中のリラックスタイムにスマホ一つで注文が完了します。
翌日配送に対応しているショップも多いため、「明後日の着付けで使いたい!」という急ぎの場面でも間に合うことがあります。
また、裾除けは布製品なので軽く、メール便(ネコポスなど)でポスト投函してくれるショップも多いです。
不在がちな方でも、受け取りの心配をせずに注文できるのは大きなメリットですね。
重い荷物を持つ必要もなく、自宅にいながらにして全国の優良ショップから最高の一着を選べるのです。
| 店舗タイプ | 入手しやすさ | 価格帯 | 特徴 |
| 呉服店・専門店 | △ | 高い | プロに相談できるが敷居が高い |
| 百貨店 | ◯ | 非常に高い | 高品質でブランド品が豊富 |
| 100均 | × | 110円〜 | 代用品のみ。専用品はない |
| しまむら・ユニクロ | ◯ | 安い | 洋装用インナーを流用可能 |
| ネット通販 | ◎ | 非常に安い | 種類が豊富でコスパ最強 |
以上の比較からもわかる通り、自分に最適な裾除けを納得のいく価格で見つけるには、ネット通販が一番の近道です。
次からは、裾除けの具体的な種類や、自分に合った素材の選び方についてさらに深掘りしていきましょう。
裾除けの代表的な3つの種類とそれぞれの特徴
裾除けには、大きく分けて3つの形状があることをご存知でしょうか。
自分の着付けのスタイルや、重視したいポイントによって選ぶべきタイプが変わってきます。
ここでは、一般的に広く使われている「腰布付きタイプ」「ワンピースタイプ」「二部式タイプ」の3選を詳しく解説します。
それぞれのメリットとデメリットを理解することで、自分にとって最も使いやすい裾除けがどれなのかが見えてくるはずです。
初めて購入する方は、まずは定番の腰布付きタイプからチェックしてみるのがおすすめですよ。
定番の「腰布付き(巻きスカート)タイプ」
最もスタンダードなのが、この巻きスカートのような形状をした「腰布付き」の裾除けです。
長方形の布の上部に、さらし(綿)の腰布がついており、それを腰に巻きつけて紐で固定する仕組みになっています。
このタイプの最大のメリットは、「腰回りを補正し、着崩れを防ぐ効果が高い」という点にあります。
さらしの部分が滑り止めのような役割を果たし、帯の下でしっかりと土台を作ってくれるため、初心者でも着姿がピシッと決まります。
また、巻き加減を自分で調整できるため、体型を選ばず、裾の長さを自由に変えられるのも大きな魅力です。
一方で、紐を締める位置が悪いと苦しく感じたり、慣れるまでは巻く工程が少し手間に感じたりすることもあります。
しかし、本格的な着付けを学びたいのであれば、このタイプを一枚持っておくのが間違いありません。
初心者におすすめ!「ワンピース(スリップ)タイプ」
最近、特に若い世代や初心者の方に支持されているのが、肌襦袢と裾除けが一体になった「ワンピースタイプ」です。
「和装スリップ」とも呼ばれるこのタイプは、まるでキャミソールワンピースを着るような感覚で、頭から被るか足元から通すだけで着付けが完了します。
「着付けの時間を短縮したい」「紐の結び目が増えて苦しくなるのが嫌」という方には、まさに救世主的なアイテムです。
一体型なので、腰回りがゴロゴロせず、スッキリとしたシルエットを作ることができます。
ただし、上半身と下半身のサイズが固定されているため、極端に背が高い方や低い方、あるいは体型に特徴がある方はサイズ選びが難しい場合があります。
通販サイトでは、SからLLまで幅広いサイズ展開をしているショップが多いので、自分のスリーサイズを測ってから購入するのが失敗を防ぐコツです。
調整が楽ちんな「二部式(セパレート)タイプ」
二部式タイプは、肌襦袢と裾除けが別々になっており、それを組み合わせて着用するスタイルです。
一見、腰布付きタイプと同じに見えますが、二部式の裾除けは、腰布部分に紐があらかじめ縫い付けられているなど、より簡便に扱える工夫が施されています。
また、上下が分かれていることで、「身長に合わせて着丈を細かく調整できる」のが最大の強みです。
特に、お下がりの着物などで身丈が合わない場合でも、裾除けの位置を上下させることで、歩きやすい長さに整えることができます。
洗濯の際も、汚れやすい下半身(裾除け)だけを洗うといった使い方ができるため、非常に実用的です。
日常的に着物を着る方や、仕事で和服を着用される方にとっては、最もコスパが良くメンテナンスが楽なタイプと言えるでしょう。
裾除け選びで失敗しないための「素材」の見極め方
裾除け選びにおいて、形と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「素材」です。
裾除けは肌に直接、または長襦袢の下に着用するものなので、肌触りや静電気の起きにくさが快適さを左右します。
主な素材としては、キュプラ(ベンベルグ)、ポリエステル、綿、絹などが挙げられますが、それぞれに一長一短があります。
季節やシーン、そしてお手入れのしやすさを考慮して、最適な素材を選べるようになりましょう。
高級素材の代名詞「ベンベルグ(キュプラ)」
着物通の間で圧倒的な人気を誇るのが、旭化成の登録商標である「ベンベルグ(キュプラ)」素材の裾除けです。
ベンベルグは綿の種子の周りの産毛を原料とした再生繊維で、絹のような光沢感となめらかな肌触りが特徴です。
最大のメリットは「吸放湿性に優れ、静電気が起きにくい」こと。
冬場の乾燥した時期でも裾が足にまとわりつく不快感がなく、夏場はムレを逃がしてさらっとした状態をキープしてくれます。
ポリエステルに比べると価格はやや高めですが、一度ベンベルグの裾除けを使うと、もう他の素材には戻れないという人が続出するほど快適です。
「長く使える良いものが欲しい」という方は、通販サイトで「ベンベルグ 裾除け」と検索して探すのが一番の近道ですよ。
コスパ重視なら「ポリエステル」
「とにかく安く済ませたい」「頻繁に洗いたい」という方におすすめなのが、ポリエステル素材の裾除けです。
ポリエステルは非常に丈夫でシワになりにくく、家庭用の洗濯機でガンガン洗えるのが魅力です。
1000円台から購入できるものが多く、初心者の方が最初の一枚として手にするのにも適しています。
しかし、ポリエステルには「静電気が起きやすい」という弱点があります。
特に冬場、ポリエステルの裾除けとウールの着物を組み合わせると、バチバチとした静電気に悩まされることも。
最近では静電気防止加工が施された高機能なポリエステル製品も登場しているので、購入前には商品説明欄をしっかりチェックしましょう。
夏場に最適な「綿・麻」素材
暑い時期や、カジュアルな普段着物、浴衣の下に着るなら、綿や麻といった天然素材の裾除けが非常に快適です。
綿素材は汗をしっかりと吸い取ってくれるため、肌へのベタつきを最小限に抑えられます。
特に「クレープ生地」や「楊柳(ようりゅう)」と呼ばれる、表面に凹凸がある素材は、肌に触れる面積が少なくなるため、さらに涼しく感じられます。
麻素材のものは、シャリ感があって非常に涼しいですが、素材の特性上、少し硬く感じる場合や価格が高くなる傾向があります。
夏の着物ライフを快適にするためには、これらの通気性の良い素材を使い分けるのが上級者のテクニックです。
裾除けのサイズ選び!自分のサイズを知る方法
「裾除けのサイズって、洋服と同じでいいの?」という質問をよくいただきますが、答えは半分正解で半分間違いです。
裾除けは体に巻きつけて使うものなので、洋服よりもサイズの許容範囲は広いですが、それでも「丈の長さ」だけは慎重に選ぶ必要があります。
丈が長すぎると歩く時に裾を踏んでしまい、短すぎると着物が直接足に触れて着崩れや汚れの原因になります。
ここでは、失敗しないサイズ選びのチェックポイントをまとめました。
ヒップ周りと裾の広がりの関係
裾除けには一般的にMサイズやLサイズといった表記がありますが、主に「裾周り(布の横幅)」の長さが異なります。
例えば、Mサイズの裾周りが135cm前後、Lサイズが150cm前後といった設定が多いです。
自分のヒップ周りに対して、裾周りの長さが「ヒップの約1.5倍」あると、歩いた時に前がはだけにくく、美しい着姿を保てます。
ふくよかな体型の方は、無理にMサイズを選ばず、布の重なりがしっかり確保できるLサイズやLLサイズを選ぶようにしましょう。
通販サイトでは、詳細なサイズチャートが掲載されているので、必ず手持ちのメジャーで自分のヒップサイズを確認してからポチるようにしてくださいね。
身長別、理想的な丈の長さ
裾除けの丈(長さ)は、一般的に90cm〜95cm程度のものが多いです。
理想的な長さは、「くるぶしの上」あたりに裾がくる状態です。
これより長いと、階段を登る時などに裾を巻き込んで転倒する恐れがあり危険です。
逆に短すぎると、歩いている時に着物の裾から足がチラチラ見えてしまい、あまり上品とは言えません。
もし届いた裾除けが少し長いと感じた場合は、腰布の部分を折り返して調整することができます。
このように、後から調整が効くのも裾除けの良いところですが、最初から自分に合った「標準丈」を知っておくことで、無駄な苦労をせずに済みます。
夏用の裾除けと冬用の裾除けはどう違う?
日本には四季があるため、着物のインナーである裾除けも、季節に合わせて衣替えをするのが理想です。
「一枚あれば一年中使えるのでは?」と思うかもしれませんが、夏と冬では肌のコンディションや外気温が全く異なります。
季節に合わない裾除けを使っていると、熱中症の原因になったり、逆に寒さで体が冷え切ってしまったりすることも。
ここでは、夏用と冬用の裾除けの決定的な違いについて解説します。
夏用は「通気性」と「速乾性」が命
蒸し暑い日本の夏を乗り切るための裾除けは、何よりも風通しの良さが求められます。
夏用の裾除けは、生地に細かい穴が開いた「メッシュ素材」や、先ほど紹介した「麻」「クレープ」などが多用されます。
これらの素材は汗をかいてもすぐに乾き、肌にはり付かないため、不快なベタつきを大幅に軽減してくれます。
また、見た目にも涼しげな白や淡いブルーなどの色が選ばれることが多いです。
通販サイトでは「夏用」「盛夏用」というカテゴリーで分けられているため、5月〜9月頃に着用する場合はこちらから選ぶようにしましょう。
冬用は「保温」と「静電気防止」が鍵
冷え込む冬場の裾除けに求められるのは、足元からの冷気を遮る保温力です。
冬用として販売されている裾除けの中には、裏地に起毛素材を使用しているものや、発熱繊維(ヒートテックのような素材)を採用しているものもあります。
さらに重要なのが、重ね着による「摩擦」への対策です。
冬場はタイツやレギンスを着物の下にはく方も多いですが、裾除けとの相性が悪いと、摩擦で歩きにくくなることがあります。
そのため、冬用の裾除けこそ、滑りの良いベンベルグ素材や静電気防止加工済みのものを選ぶメリットが大きくなります。
「冬の着物は寒い」と諦める前に、まずは足元の防寒対策として優秀な裾除けを選び直してみることをおすすめします。
裾除けを通販で買う時の注意点と賢い選び方
「通販で裾除けを買うのは少し不安……」という方もいるかもしれませんが、いくつかのポイントさえ押さえれば失敗することはまずありません。
むしろ、多くの選択肢の中から比較検討できるため、実店舗よりも満足度の高い買い物ができる可能性が高いです。
ここでは、Amazonや楽天などの大手通販サイトで裾除けを探す際に、必ずチェックすべき3つのポイントをご紹介します。
商品レビューを徹底的に読み込む
通販サイトの最大の武器は、実際にその裾除けを購入して使った人の「生の声」です。
特にチェックすべきは、「生地の透け感」「洗濯後の縮み」「実際のサイズ感」に関するコメントです。
「意外と生地が薄かった」「ワンサイズ大きめを買って正解だった」といった情報は、メーカーの説明文だけでは分からない貴重なヒントになります。
また、自分と同じくらいの身長や体型の人のレビューを探すと、着用時のイメージが湧きやすくなります。
星の数だけでなく、具体的な内容が書かれたレビューを数件読むだけで、購入後の「こんなはずじゃなかった」を激減させることができます。
素材表記を確認する(「ポリエステル100%」か「混紡」か)
安さだけで選ぶと、手元に届いたものがゴワゴワのポリエステルだった……ということも。
商品タイトルに「ベンベルグ風」や「絹のような」という言葉が使われていても、実際の素材表記がどうなっているかを必ず確認しましょう。
快適さを求めるなら「キュプラ100%」を、扱いやすさを求めるなら「ポリエステル・綿混紡」を、といった具合に、自分の目的に合った素材かどうかを見極めることが大切です。
特にデリケート肌の方は、腰布の部分が「綿100%(さらし)」になっているものを選ぶと、汗をしっかり吸ってくれて肌トラブルを防げます。
送料と配送方法をチェック
裾除け本体が安くても、送料が高いと結局割高になってしまいます。
「メール便対応」「送料無料」となっているショップを優先的に選ぶのが、通販をコスパ良く利用する鉄則です。
また、急ぎの場合は「あす楽」や「翌日お届け」に対応しているかも重要な判断基準になります。
通販サイトのフィルター機能を使って「送料無料」「配送の早さ」などで絞り込むと、効率よく理想の裾除けにたどり着くことができます。
裾除けの正しい付け方!着崩れを防ぐプロの技
せっかく良い裾除けを手に入れても、付け方が正しくないと本来の機能を発揮できません。
裾除けは、単に下に穿くインナーではなく、「着姿の土台を作る」非常に重要な役割を持っています。
正しい位置で、正しい強さで巻くことが、一日中歩いても着崩れないための最大の秘訣です。
ここでは、初心者の方でも鏡を見ながらすぐに実践できる、裾除けの基本的な付け方のコツを伝授します。
腰布を当てる位置と角度の重要性
裾除けを体に当てる際、最も重要なのが「高さ」です。
基本的には、腰骨のすぐ上に腰布の端がくるように合わせます。
この時、布を水平に巻くのではなく、「前下がり、後ろ上がり」になるように少し角度をつけて巻くのがプロの技です。
こうすることで、お腹周りがスッキリと収まり、さらに歩く時の足の動きを邪魔しない絶妙なゆとりが生まれます。
また、腰布(さらし部分)をしっかりと体に密着させることで、その上に重ねる長襦袢や着物が滑り落ちるのを防ぐ「ストッパー」の役割を果たしてくれます。
紐の結び方と余った布の処理
腰布の両端についた紐は、体の中心ではなく、少し左右にずらした位置で結ぶのが正解です。
中心で結んでしまうと、その上から締める帯の結び目と重なってしまい、お腹がぽっこり出て見えたり、苦しくなったりする原因になります。
紐を締める強さは、「指が一本入る程度」が目安です。
緩すぎると歩いているうちに裾が落ちてきますし、きつすぎると気分が悪くなる恐れがあるため、絶妙な塩梅を見つけてください。
余った紐や腰布の端は、内側にきれいに折り込んで、表面に段差ができないように整えることで、着姿がより一層美しく仕上がります。
裾除けのお手入れ方法!洗濯機で洗っても大丈夫?
裾除けは素肌に近いところで着用するため、皮脂や汗などの汚れがつきやすいアイテムです。
「どうやって洗えばいいの?」「型崩れが心配」という方のために、素材別のお手入れガイドをまとめました。
適切なお手入れをすることで、お気に入りの裾除けを何年も長く愛用することができますよ。
基本的には自宅で洗えるものが多いですが、素材によって注意点が異なります。
ポリエステル・綿素材の洗濯方法
ポリエステルや綿の裾除けは、基本的に家庭用の洗濯機で洗うことが可能です。
ただし、そのまま放り込むのではなく、必ず洗濯ネットに入れて「弱水流」や「手洗いコース」で洗うようにしましょう。
ネットに入れずに洗うと、紐が他の衣類と絡まって伸びてしまったり、生地が傷んでしまったりすることがあります。
洗剤は中性洗剤を使用し、漂白剤の使用は避けてください。
脱水は短め(1分程度)に設定し、終わったらすぐに形を整えて陰干しするのが、シワを最小限に抑えるポイントです。
ベンベルグ(キュプラ)素材の注意点
高級素材であるベンベルグの裾除けは、水に濡れると少し縮みやすいという性質があります。
そのため、できれば優しく「押し洗い」による手洗いが推奨されます。
もし洗濯機を使う場合は、最も優しいコースを選び、脱水はごく短時間にするか、タオルに挟んで水気を取る「タオルドライ」が理想的です。
干す際は、パンパンと手で叩いてシワを伸ばしてから、着物用ハンガーや平干しネットを使って乾かしましょう。
アイロンをかける場合は、必ず当て布をして「中温」でかけることで、特有の美しい光沢を守ることができます。
裾除けがない時の代用アイデア!急場をしのぐ5選
「裾除けを買い忘れた!」「出先で汚してしまって予備がない!」そんなピンチに役立つ、代用アイデアをご紹介します。
本格的な裾除けの代わりとして完全に機能するわけではありませんが、短時間の着用や急ぎの場面であれば十分に役立ちます。
身近にあるものを工夫して、賢くピンチを切り抜けましょう。
ロング丈のペチコート
洋服のスカートの下に穿くロング丈のペチコートは、裾除けの代用品として最も優秀です。
素材もポリエステルやサテンなど、滑りの良いものが多いため、着物の足さばきを邪魔しません。
ただし、裾が広がりすぎているタイプだと、着物のシルエットが崩れてしまうことがあるので、できるだけタイトなものを選びましょう。
ワイドパンツ用のインナー(キュロット)
最近人気のワイドパンツ用インナーも、股が分かれているため歩きやすく、代用として人気です。
特にユニクロのエアリズムペチコートなどは、薄手で蒸れにくいため、夏場の代用品としては本物以上に快適な場合もあります。
大判のスカーフや風呂敷
滑りの良い素材の大判スカーフがあれば、それを腰に巻きつけて安全ピンやクリップで留めることで、簡易的な裾除けになります。
特にシルクのスカーフは静電気が起きにくく、肌触りも良いため、緊急時の対策としては非常に贅沢な代用品になります。
ステテコ(男性用でも可)
家族が持っているステテコを借りるのも一つの手です。
特に夏場は、足の間の汗を吸い取ってくれるため、快適に過ごすことができます。
女性用の可愛いステテコも最近は増えていますが、見えない部分なので男性用を流用しても問題ありません。
バスタオル(冬場の補正兼務)
寒い時期であれば、薄手のバスタオルを腰に巻くことで、防寒と体型補正、そして裾除けに近い役割を同時にこなすことができます。
ただし、厚みが出てしまうため、細身の着姿を目指す場合には向きません。
裾除けと肌襦袢の違いは何?セットで買うべき?
着物を始めたばかりの方がよく混同してしまうのが「裾除け」と「肌襦袢(はだじゅばん)」です。
どちらも肌に近いところに着るインナーですが、その役割は明確に分かれています。
基本的には「セットで着用するもの」と考えて間違いありません。
ここでは、それぞれの役割の違いと、賢い買い方について解説します。
肌襦袢は「上半身」、裾除けは「下半身」
肌襦袢は、上半身に着る肌着のことで、主に汗を吸い取って着物や長襦袢を汚れから守るのが役割です。
対して裾除けは、下半身に巻きつけるもので、足さばきを良くしたり、静電気を防いだりするのが主な目的です。
つまり、上下が揃って初めて、全身の保護と快適な足さばきが実現します。
バラバラに買うこともできますが、初めての方は、同じ素材や色で揃えられた「セット販売」のものを選ぶと、サイズ感の失敗も少なく安心です。
セットで買うメリットとデメリット
セット商品の最大のメリットは、何といっても「価格が単品買いよりお得」なことが多い点です。
また、素材が統一されているため、上半身はさらさらなのに下半身はゴワゴワ……といった不快な感覚がありません。
デメリットとしては、上半身と下半身で極端にサイズが違う場合、どちらかに合わせるともう一方が合わなくなる可能性があることです。
その場合は、面倒でも単品ずつ自分の体にフィットするサイズを選ぶのが、最終的には一番コスパの良い買い物になります。
裾除けのトレンド!最近はどんなデザインが人気?
和装小物も、実は少しずつトレンドが変化しています。
昔ながらの真っ白な裾除けだけでなく、最近では見えない部分のおしゃれを楽しむ「隠れたこだわり」を持つ人が増えています。
通販サイトでも、個性的で可愛いデザインの裾除けがたくさん並ぶようになりました。
レース付きやカラフルなデザイン
裾の部分に繊細なレースがあしらわれたデザインは、チラリと見えた時も可愛らしく、現代の着物スタイルにマッチします。
また、パステルカラーやドット柄、花柄などのプリントが施されたものも人気です。
こうしたデザイン性の高い裾除けは、「着物を着る時のモチベーションが上がる」と、特に若年層のファンを増やしています。
カジュアルな木綿着物やデニム着物と合わせて、あえて裾除けを見せるような着こなしを楽しむ人もいるほどです。
機能性重視のハイテク裾除け
一方で、スポーツウェアのような機能性を備えたハイテク素材の裾除けも注目されています。
消臭機能や接触冷感、強力なUVカット機能を備えたものなど、従来の和装小物の常識を覆す製品が次々と登場しています。
「着物は暑くて大変」というイメージを払拭してくれるこれらのアイテムは、夏場のお出かけには欠かせない存在になりつつあります。
こうした最新のトレンド商品は、街の小さな呉服店よりも、最新アイテムをいち早く入荷する通販サイトの方が圧倒的に探し出しやすいですよ。
自分にぴったりの裾除けを見つけよう!
裾除けの世界は、実は奥が深く、自分に合った一枚を見つけることで着物の楽しさは何倍にも広がります。
「どこに売ってる?」という疑問から始まったこの記事ですが、結論としては、「自分の目的(安さ、質、デザイン、利便性)を明確にして、豊富な選択肢がある通販サイトを活用する」のが現代において最も賢い方法です。
素材や形、サイズにこだわって選んだ裾除けは、あなたの着姿をより美しく、そして快適にしてくれるはずです。
ぜひ、今回ご紹介した選び方のポイントや、代用アイデアなどを参考に、最高の一枚を探してみてくださいね。

