アクセサリー作りで失敗しない!ボンドパーツ用接着剤の最適な選び方と販売場所
こんにちは、モモストアです!
手作りのアクセサリーやハンドメイド作品を作る際、パーツとパーツをしっかり固定する「ボンドパーツ用接着剤」の選び方や、どこで売っているのか迷うことはありませんか?
「すぐに取れてしまった」「白く変色してしまった」なんて失敗は避けたいですよね。このページでは、失敗しない接着剤の選び方と、身近な販売場所をモモストアが徹底的に解説していきます!
・手芸店・専門ショップでの取り扱いは?(ユザワヤ・トーカイなど)
・ダイソー・セリアなど100均でも買える?(種類と選び方)
・プロが使う!ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の専門的な接着剤
・ドラッグストア(マツキヨ・ウェルシアなど)で緊急時に買える?
- 「ボンドパーツ用」ってどんな接着剤のこと?
- 手芸店・専門ショップでの取り扱いは?(ユザワヤ・トーカイなど)
- ダイソー・セリアなど100均でも買える?(種類と選び方)
- プロが使う!ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の専門的な接着剤
- ドラッグストア(マツキヨ・ウェルシアなど)で緊急時に買える?
- アクセサリーの素材別!最適な接着剤の種類と特徴
- 高強度で失敗知らず!エポキシ系接着剤のメリットと使い方
- レジンアクセサリーの接着には「UV/LEDレジン液」を使うべき?
- ボンドパーツ用接着剤を選ぶ際にチェックすべき「3つのポイント」
- 失敗した時のための「接着剤の剥がし方・外し方」テクニック
- 【オンラインがお得】Amazon・楽天・メルカリの利用方法
- 筆者モモストアおすすめ!用途別ボンドパーツ用接着剤3選
- 接着剤選びでよくあるQ&A(初心者の疑問を解決!)
- ボンドパーツ用接着剤を使いこなして作品の品質を格上げする方法
- まとめ:あなたの作品に自信を持てる接着剤を選ぼう!
- 【おまけ】モモストアが教える接着剤のプチ裏技!
「ボンドパーツ用」ってどんな接着剤のこと?

「ボンドパーツ用」という特定の名前の接着剤があるわけではなく、実はアクセサリーやハンドメイドの小さなパーツを接着するために使われる様々な接着剤の総称として使われていることが多いんです。
皆さんが探している「ボンドパーツ用」に求められる性能は、主に以下の3つです。
- 接着力:小さなパーツでも力を加えた時に外れない強度があること。
- 仕上がり:接着剤が白く変色したり、はみ出した跡が目立ったりしないこと。
- 耐性:水濡れや汗、温度変化、衝撃などに耐えられること。
特にアクセサリー作りでは、金属、プラスチック、ガラス、レジンなど、さまざまな異素材同士を接着するケースが多いため、「多用途」「強力」「速乾性」といったキーワードを持つ接着剤が選ばれます。
一般的に、この用途でよく使われる接着剤は大きく分けて3種類あります。
ボンドパーツ用として使われる接着剤の3大種類
もし、これから接着剤を選ぶなら、まずはこの3種類の特徴を知っておくことが大切です。用途によってベストな選択が変わってきますよ。
| 種類 | 特徴 | 適している素材・用途 |
| ① 瞬間接着剤 | 速く固まり、手軽に使える。液状とゼリー状があり、ゼリー状は垂直面やはみ出しを防ぎたい場合に便利。 | 金属パーツ同士、小さな接着面。レジンやプラスチックの一部。 |
| ② エポキシ樹脂系接着剤(2液混合) | 主剤と硬化剤を混ぜて使う。硬化に時間はかかるが、最強クラスの接着力と耐水性・耐熱性を持つ。 | 強度が必要なもの、異素材同士(金属とガラス、陶器など)の強力な接着。 |
| ③ 多用途強力接着剤(ウレタン系など) | ゴムや木材、布など幅広い素材に使える。硬化後も弾力性があるものもあり、衝撃に強い。 | 布やフェルト、大きな面積の接着、衝撃を受けやすいアクセサリー。 |
モモストアの経験上、特にアクセサリーの金具部分(ヒートン、バチカンなど)を強力に固定したい場合は、②のエポキシ樹脂系接着剤を選ぶのが一番失敗が少ないですね。詳しい選び方については、後ほど深掘りして解説します!
これらの接着剤は、ホームセンターや100円ショップなど、意外と身近な場所で手に入りますよ。
手芸店・専門ショップでの取り扱いは?(ユザワヤ・トーカイなど)
アクセサリー作りを趣味にしている方なら、まずチェックしたいのがユザワヤやトーカイといった手芸・クラフト専門のお店ですよね。結論から言うと、手芸店はボンドパーツ用接着剤を探すのに最も適した場所の一つです。
手芸店で買うべき理由とメリット
手芸店には、一般的な文具店やホームセンターにはない、クラフト専用の接着剤が豊富に揃っています。
- アクセサリー専用ボンド:レジンや金属、プラスチックなど、アクセサリーによく使われる素材に特化した専用品が並んでいます。例えば、透明度を重視したレジン用の接着剤など、仕上がりの美しさにこだわった商品が見つかります。
- 工具・素材との同時購入:接着剤だけでなく、必要なパーツ(丸カン、ピン、チャームなど)や工具も一緒に購入できるため、一度で買い物が済ませられるのは大きなメリットです。
- 店員さんへの相談:もし、「このパーツとこの素材をくっつけたいけど、どれがいい?」と迷ったら、専門知識を持った店員さんに直接相談できるのも心強いですね。
特に、接着剤が硬化する際に発生する「白化現象」(接着剤の成分が蒸発して周りが白くなる現象)を防ぐための専用品など、仕上がりの質を求めるなら手芸店は外せません。
手芸店で見つかる主な商品例
手芸店では、以下のような接着剤がよく見つかります。
| 商品カテゴリ | 特徴・用途 |
| 強力多用途接着剤(乾くと透明) | アクセサリーの一般的な接着に。布や革にも対応しているものが多い。 |
| UV/LEDレジン液 | レジン作品の接着や、パーツを固定した後のコーティングにも使用。 |
| 接着剤付き金具(専用ボンド不要) | カボションや石座など、専用の金具と接着剤がセットになっている場合も。 |
| 2液混合型エポキシ接着剤 | 宝石やガラスなど、特に高い強度が必要なパーツの接着。 |
もしお近くに手芸店がない場合でも、ユザワヤやトーカイ、貴和製作所などのオンラインショップ(楽天市場やAmazon内にも出店していることが多い)を利用すれば、豊富な品揃えの中から選ぶことができますよ。
オンラインで買う場合は、他の利用者のレビューを参考に、「白化しない」「強力に接着できる」といった評価の高いものを選ぶようにしましょう。
ダイソー・セリアなど100均でも買える?(種類と選び方)
「とりあえず試してみたい」「急いでいるから安く手に入れたい」という時に頼りになるのが、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップです。
結論から言うと、100均でもボンドパーツ用の接着剤はバッチリ購入できます!ただし、いくつか注意点と選び方のコツがあるので、モモストアが詳しく解説しますね。
100均で販売されている接着剤の種類
100円ショップでも、ハンドメイド需要が高まっているため、以前より接着剤の品揃えが豊富になっています。主に以下の3種類が手に入ります。
- 瞬間接着剤(液状・ゼリー状):最もポピュラーなタイプ。小さな金属パーツの仮止めや、すぐにくっつけたい時に便利です。ゼリー状は液だれしにくく、初心者さんにおすすめ。
- 多用途ボンド:チューブに入った白や透明のボンド。木材や布、一部のプラスチックなど、幅広い素材に対応しています。乾燥に時間がかかりますが、はみ出しても比較的きれいに拭き取りやすいのが特徴。
- レジン関連商品:ダイソーやセリアでは、UVレジン液やレジン用の接着剤(レジンクラフト専用ボンド)も販売されています。レジンパーツの固定に使えます。
特にセリアでは、手芸・クラフトコーナーが充実しており、「手芸用」と明記されたボンドなど、目的に合った商品が見つかりやすいですよ。
100均で接着剤を選ぶ際の注意点
100均の接着剤はコスパが良い反面、専門店の高額な接着剤と比べると、強度や耐性に差が出る場合があります。以下の点に注意して選びましょう。
- 接着したい素材を必ず確認:パッケージの裏面に「接着できるもの」「接着できないもの」が必ず記載されています。特にポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)といったプラスチックは接着が難しい素材なので、専用品を選ぶか、対応しているかを確認しましょう。
- 強度:日常的に使うアクセサリーなど、負荷がかかるものに使う場合は、強力な接着力を期待しすぎず、あくまで仮止めや、負荷の少ないパーツの接着に限定するのが賢明です。不安な場合は、後述するホームセンターや専門店の商品と併用するのも手です。
- 硬化後の透明度:瞬間接着剤は特に、湿気などで「白化」しやすい傾向があります。仕上げの透明度を重視したい場合は、専門店で「白化しにくい」と書かれた専用品を選ぶ方が安心です。
100均のハンドメイド接着剤の最新情報をGoogleで検索して、口コミをチェックしてみるのもおすすめです!
プロが使う!ホームセンター(カインズ・コーナンなど)の専門的な接着剤
「アクセサリーのパーツを、とにかく頑丈に、プロ並みに、絶対に取れないようにくっつけたい!」という強度重視の方には、ホームセンターが断然おすすめです。
カインズ、コーナン、DCM、コメリなどのホームセンターは、DIYや建築資材を取り扱っているため、接着剤の品揃えが桁違いに豊富です。特に、「エポキシ樹脂系」や「金属用」といった専門性の高い強力接着剤が手に入ります。
ホームセンターで見つけるべき接着剤の王様「エポキシ系」
ホームセンターの接着剤コーナーに行ったら、ぜひチェックしてほしいのがエポキシ樹脂系接着剤です。これは、主剤と硬化剤の2つの液を混ぜて使うタイプで、接着剤の中では最強クラスの強度を誇ります。
- 圧倒的な強度:金属、ガラス、陶器、硬いプラスチックなど、異素材同士を強力に接着できます。力を加えてもビクともしない、頑丈なアクセサリーを作るのに最適です。
- 高い耐水性・耐熱性:硬化後は水や熱に強く、水回りや屋外で使用するものにも適しています。汗をかくアクセサリーにも安心。
- 充填能力:接着面の隙間を埋める能力(充填性)が高いので、パーツの合わせ目が完璧でなくてもしっかり固定できます。
ただし、デメリットとして「硬化に時間がかかる(5分〜数時間)」のと、「一度混ぜたら使い切り」という点があります。少し手間はかかりますが、「失敗したくない」「長持ちさせたい」という本気の作品にはこれ一択です。
多用途接着剤の選び方のコツ
エポキシ系以外にも、多くの多用途接着剤が売られています。選ぶ際は、チューブの色ではなく、「硬化後の色」と「成分」を見てください。
- 硬化後の色:「透明」と書かれているものが、アクセサリーのパーツ用として適しています。はみ出しても目立ちにくいです。
- 成分(ウレタン系、シリコーン系など):ウレタン系は弾力性があり、衝撃吸収力に優れています。ぶつけやすいブレスレットやキーホルダーなどに使うと、パーツが取れにくいです。
ホームセンターの店員さんは接着剤の知識が豊富な方も多いので、迷ったら「金属とレジンのパーツをくっつけたいんですが、強度重視で」と相談してみるのもいいかもしれませんね。専門店の安心感は、作品の完成度にもつながります。
ドラッグストア(マツキヨ・ウェルシアなど)で緊急時に買える?
「手芸の途中で接着剤が切れた!」「急にパーツが外れてしまった!」という緊急時、一番近くにあるのがドラッグストアかもしれません。マツモトキヨシ、ウェルシア、スギ薬局、ココカラファインといったドラッグストアでは、ボンドパーツ用の接着剤は売っているのでしょうか?
答えは「売っていますが、種類は限られます」です。
ドラッグストアの接着剤のメインは「瞬間接着剤」
ドラッグストアで取り扱っている接着剤のほとんどは、家庭でよく使われる瞬間接着剤と多用途ボンドです。具体的には、以下のような商品が棚に並んでいることが多いです。
- アロンアルファなどの瞬間接着剤:小さなチューブで売られており、非常に速く接着できます。液状だけでなく、少し粘度のあるジェル状タイプも人気です。
- 木工用ボンドや一般的な多用途ボンド:文具・日用品コーナーに置かれていることが多く、紙や木材、布などに使われます。
ドラッグストアは、あくまで「日用品」「応急処置用」としての接着剤を扱っているため、ホームセンターや手芸店にあるような「エポキシ系」や「レジンクラフト専用」といった専門性の高い商品はほとんど期待できません。
緊急時の使い方と注意点
もし、ドラッグストアで瞬間接着剤を購入してパーツを接着する場合、以下の点に注意してください。
【注意点1】接着面積
瞬間接着剤は、接着面積が広いパーツには不向きです。接着剤の成分が空気中の水分と反応して硬化するため、広い面積だと中心まで硬化するのに時間がかかったり、接着力が不安定になったりします。小さな金具の仮止めや、点付けでの接着に留めましょう。
【注意点2】白化(ハクカ)現象
瞬間接着剤は、揮発した成分が周りの素材を白く曇らせる「白化」が起こりやすいです。特に透明なパーツやレジン作品に使うと、仕上がりが台無しになる可能性があります。使用後はすぐに蓋を閉め、換気をしながら使用しましょう。
あくまで緊急用として、応急処置的に使うのがおすすめです。本格的な作品作りには、やはり専門店やホームセンターの接着剤を使う方が安心ですね。
アクセサリーの素材別!最適な接着剤の種類と特徴
アクセサリー作りで最も重要なのが、「何を何にくっつけるか」という素材の組み合わせです。素材によって接着剤との相性があり、間違ったものを選ぶと、数日でパーツがポロリと取れてしまうことがあります。
ここでは、アクセサリーでよく使う素材ごとに、モモストアが推奨する最適な接着剤を解説していきます。
素材別・接着剤のベストマッチング
お手元のパーツがどの素材でできているかを確認して、最適なボンドを選びましょう!
| 接着したい素材 | 最適な接着剤 | 選ぶ際のポイント |
| 金属(真鍮、メッキ、ステンレス) | エポキシ樹脂系接着剤、強力金属用瞬間接着剤 | 接着面をサンドペーパーなどで少し荒らしてから接着すると、さらに強力になります。 |
| ガラス、陶器、石 | エポキシ樹脂系接着剤、ガラス専用接着剤 | 透明度が非常に高い接着剤を選び、はみ出さないように注意します。 |
| UV/LEDレジン | レジン専用接着剤、UV/LEDレジン液(接着用) | レジン作品の接着には、同じレジン液を使うと一体感が出て、強度も確保しやすいです。 |
| 布、革、フェルト | 手芸用ボンド(ウレタン系など)、多用途強力接着剤 | 硬化後も柔軟性(弾力)が残るタイプを選ぶと、作品がしなやかに動いて剥がれにくいです。 |
| 硬質プラスチック(アクリル、ABSなど) | プラスチック用瞬間接着剤、エポキシ樹脂系接着剤 | 「PP(ポリプロピレン)」や「PE(ポリエチレン)」には専用のプライマー(下地剤)が必要です。 |
特に難易度が高いのは、「金属とガラス」「金属とレジン」といった異素材の組み合わせです。この場合は、両方の素材に対応し、かつ高強度なエポキシ系接着剤を選ぶのが王道です。
異素材を強力に接着するためのテクニック
モモストア流の異素材接着のコツは、ずばり「接着剤に頼りすぎない下準備」です。
- 下地処理:金属パーツの接着面を、目の細かいヤスリ(サンドペーパー)で軽くこすっておくと、表面に細かい傷がつき、接着剤が食い込みやすくなります。
- 脱脂:接着する面を、アルコールなどで拭いて油分や手垢を完全に除去します。油分が残っていると、接着力が著しく低下します。
- 圧着と固定:接着剤を塗布したら、すぐにクリップやマスキングテープなどで固定し、説明書に書かれた完全硬化時間(初期硬化ではない)まで絶対に動かさないようにします。
この下準備をするだけでも、接着の強度は格段に向上しますよ!せっかく作った作品がすぐに壊れてしまうのは悲しいですから、ここは時間をかけて丁寧に行いましょう。
アクセサリーパーツの接着剤の選び方のコツをGoogleで調べると、さらに詳細な情報が見つかるはずです。
高強度で失敗知らず!エポキシ系接着剤のメリットと使い方
先ほども少し触れましたが、ボンドパーツ用接着剤の中でも、特に「最強」としてモモストアがおすすめしたいのが、エポキシ樹脂系接着剤です。これを使えば、「パーツが取れるかも…」という不安から解放されますよ!
なぜエポキシ系が最強なのか?その理由
エポキシ系接着剤は、主剤と硬化剤の2つの液を混ぜることで化学反応を起こし、非常に硬く、安定した高分子構造を作るのが特徴です。
【メリット1】異素材の接着に強い
金属、ガラス、セラミック、石、硬質プラスチックなど、あらゆる異素材に対して非常に高い接着力を発揮します。これは、接着面と接着剤の分子が強く結合するためです。
【メリット2】耐水性・耐熱性に優れる
一度硬化すると、水や熱、薬品などに対して非常に強い耐性を示します。お風呂場や屋外に置くもの、日常的に汗や雨にさらされるアクセサリーなどでも、安心して使えます。
【メリット3】隙間を埋める(充填)能力が高い
粘度が高く、液状の瞬間接着剤のように流れてしまうことがありません。パーツ同士の間にわずかな隙間があっても、接着剤がしっかりと埋めてくれるため、接着面の精度が多少低くても強力に固定できます。
エポキシ系接着剤の正しい使い方ステップ
エポキシ系は、使い方に少し手間がかかりますが、手順さえ守れば誰でも簡単に最強の接着力を手に入れられます。
- 接着剤を出す:付属のトレイなどに、主剤と硬化剤を1:1の比率で同量出します。間違っても比率を変えないでください。
- 素早く混ぜる:付属のヘラや竹串を使って、透明感がなくなるまで約10秒〜30秒間、素早く均一に混ぜます。
- すぐに塗布:混ぜたらすぐに接着面に塗布します。商品名に「5分硬化」などと書かれていても、作業可能時間はその5分間だけなので、素早く作業を終える必要があります。
- 圧着・固定:パーツ同士をしっかりと合わせ、クリップや重しなどで動かないように固定します。説明書に書かれた「完全硬化時間」までは触らないでください。
製品によっては「透明」と書かれていても、硬化後にわずかに黄色っぽくなるものもありますので、透明度を重視する場合は、レビューで「完全に透明になった」と評価されているものを選ぶと失敗が少ないでしょう。
レジンアクセサリーの接着には「UV/LEDレジン液」を使うべき?
最近のハンドメイドブームで、UV/LEDレジンを使ったアクセサリー作りを楽しむ方が非常に増えました。レジン作品のパーツを接着したいとき、「手持ちのレジン液を使っても大丈夫なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、レジン作品の接着には、専用の接着剤か、手持ちのUV/LEDレジン液を使うのが最もポピュラーで、仕上がりも美しい方法です。
レジン液を接着剤として使うメリット
レジン液は、本来は形を作るためのものですが、パーツの接着剤としても優秀な性能を発揮します。特に、レジンパーツを金属のバチカン(金具)などに接着する際に効果的です。
- 透明度が高い:硬化後も非常に透明度が高く、はみ出しても目立ちにくいです。
- 強度と一体感:同じレジン液でできたパーツ同士や、レジンと金具を接着することで、作品全体に一体感が生まれ、強度が確保されやすいです。
- 修正が簡単:UV/LEDライトを当てるまでは固まらないので、接着位置を微調整する時間がたっぷりあります。じっくりと位置決めをしたい場合に最適です。
ただし、レジン液は「瞬間接着剤」のような速乾性はありません。必ずUV/LEDライトで数分間照射して、完全に硬化させる必要があります。
「レジン専用接着剤」と「一般的な接着剤」の使い分け
レジン専用の接着剤も販売されていますが、これは主に「レジンパーツ同士」や「レジンと金具」を接着するために、UV光での硬化能力を特化させたものです。
| 接着剤の種類 | 用途 | 使い勝手 |
| UV/LEDレジン液(一般的なもの) | レジンパーツ同士の接着、レジンと金属の接着 | 修正がしやすく、硬化後の透明度が非常に高い。 |
| エポキシ樹脂系接着剤 | レジンとガラスなど、異素材で特に強度が必要な場合 | 硬化に時間がかかるが、強度は最強。UVライト不要。 |
| 瞬間接着剤 | レジンパーツの仮止め、どうしても急いでいる場合 | 白化に注意が必要。本接着には推奨しません。 |
モモストアからのアドバイスとしては、レジン作品の接着は、UV/LEDレジン液か、エポキシ樹脂系接着剤のどちらかをメインに使うのがおすすめです。特にUVライトを持っているなら、レジン液を使うのが一番失敗がなく、綺麗に仕上がりますよ!
ボンドパーツ用接着剤を選ぶ際にチェックすべき「3つのポイント」
「よし、接着剤を買いに行こう!」とお店に行ったとき、たくさんの種類がありすぎて迷ってしまうかもしれません。そんなとき、この「3つのポイント」をチェックリストとして活用してください。
ポイント1:接着剤の「液性」(液状・ジェル状・2液混合)
接着剤の硬さや粘り気は、作業のしやすさに直結します。
- 液状(サラサラタイプ):非常に速く固まりますが、流れやすいので、小さな接着面や、ピンポイントで付けたい場合に適しています。はみ出しやすいので注意が必要です。
- ジェル状(ゼリー状):粘度が高く、液だれや流れ落ちを防げます。垂直面や、接着剤を盛りたい場合(充填したい場合)に最適。初心者さんにおすすめです。
- 2液混合(エポキシ系):混ぜる手間がありますが、圧倒的な強度と、隙間を埋める充填能力が魅力です。強度重視ならこれ一択。
初心者のうちは、ジェル状の瞬間接着剤か、2液混合のエポキシ系から試してみると、作業がしやすく失敗が少ないですよ。
ポイント2:硬化後の「仕上がり」(透明度と硬さ)
アクセサリー作りは見た目が命!硬化後の状態を必ずチェックしましょう。
【透明度】
ほとんどのボンドパーツ用接着剤は「透明」と記載されていますが、先述の通り、瞬間接着剤は湿気で「白化」しやすいリスクがあります。透明パーツを接着する場合は、「白化しにくい」と明記されているものを選ぶか、エポキシ系やUVレジン液を選びましょう。
【硬さ】
硬化後に「カチカチ」になるか「弾力(ゴム状)」が残るかで、仕上がりの使い勝手が変わります。
| 硬化後の状態 | 適した用途 | 代表的な接着剤 |
| カチカチに硬い | 強度重視、動かないパーツ、カボションの台座接着 | エポキシ系、瞬間接着剤 |
| 弾力が残る(ゴム状) | 衝撃吸収、布や革の接着、フレキシブルなパーツ | 手芸用ボンド、ウレタン系多用途接着剤 |
ブレスレットや指輪など、衝撃を受けやすいアクセサリーには、少し弾力が残るタイプを選ぶと、パーツが取れにくくなりますよ。
ポイント3:硬化時間と作業時間
接着剤には「初期硬化時間」と「完全硬化時間」の2つがあります。
- 初期硬化:手で触れるようになるまでの時間(数秒〜数分)。
- 完全硬化:本来の最大の強度を発揮するまでの時間(数十分〜24時間)。
すぐに固まる瞬間接着剤は便利ですが、位置の微調整ができません。一方、エポキシ系は作業時間が5分〜1時間ほどあるため、じっくりとパーツの位置を決めたい作品には硬化時間の長いタイプを選びましょう。
失敗した時のための「接着剤の剥がし方・外し方」テクニック
どんなに注意していても、「位置を間違えた!」「接着剤がはみ出してしまった!」という失敗はつきものです。そんなときのために、接着剤をきれいに剥がしたり、拭き取ったりするテクニックを覚えておきましょう。
瞬間接着剤をきれいに剥がす方法
瞬間接着剤は、アセトンという成分に溶ける性質があります。ただし、プラスチックやレジンなど、アセトンで溶けてしまう素材もありますので、必ず目立たない場所で試してから行ってください。
【アセトン系リムーバーを使う】
アセトンが含まれているマニキュアの除光液(ネイルリムーバー)や、瞬間接着剤専用の剥がし液(剥離剤)を使います。
- 接着剤がはみ出した部分や、剥がしたい部分に綿棒などで少量塗布します。
- しばらく待つと、接着剤がふやけて柔らかくなるので、竹串や爪楊枝でそっと剥がし取ります。
- 剥がし終わったら、残った成分をきれいに拭き取ります。
ただし、レジンやメッキのアクセサリーは、アセトンで変色したり、表面が溶けたりする危険性が高いので、金属の金具部分だけに使うように細心の注意を払ってください。
【熱を使う】
瞬間接着剤は、熱を加えると脆くなる性質もあります。ドライヤーの温風を当てて温めることで、接着力が弱まり、剥がしやすくなることがあります。温めすぎるとパーツ自体が変形することもあるので、様子を見ながら慎重に行ってください。
エポキシ系・多用途ボンドの剥がし方
エポキシ系や、手芸用ボンドなどの多用途ボンドは、瞬間接着剤よりも剥がすのが難しいです。特にエポキシ系は、一度完全に硬化すると溶剤では溶けません。
- 硬化前:接着剤が乾く前であれば、すぐにティッシュや布で拭き取り、残った部分はアルコールや無水エタノールを染み込ませた綿棒で丁寧に拭き取ります。
- 硬化後(エポキシ系):完全に硬化してしまった場合は、物理的に削り取るか、熱を加えて剥がすしかありません。カッターやデザインナイフなどで少しずつ削る作業が必要になります。作品を傷つけないよう、時間をかけて作業してください。
いずれの場合も、失敗した時のために、接着剤のはみ出しを綺麗にする方法をGoogleで検索して、情報収集をしておくと安心です。
【オンラインがお得】Amazon・楽天・メルカリの利用方法
実店舗で接着剤を探すのも楽しいですが、やはり品揃え、価格、そしてレビューの多さで言えば、オンラインショップに勝るものはありません。
特にAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、そして中古品も探せるメルカリは、ボンドパーツ用接着剤を購入する上で欠かせないプラットフォームです。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのメリット
これらの大手オンラインモールを利用する最大のメリットは、プロ仕様の商品を自宅にいながら比較検討できる点です。
例えば、「エポキシ樹脂系 接着剤 アクセサリー」と検索するだけで、ホームセンターや手芸店では見かけないような、海外製の高強度な接着剤や、大容量でお得な業務用サイズも見つかります。
- レビューが豊富:実際に使った人の「レジンと金属の接着に本当に強かった」「白化しなかった」といった具体的なレビューを参考に、失敗のない商品選びができます。
- 価格比較が容易:同じ商品でも、ショップによって価格が違うことがあるため、最安値を探しやすいです。
- セット購入:接着剤とUVライト、パーツなどをセットで販売しているショップも多く、まとめて必要なものが揃えられます。
モモストアの経験では、手芸用品の専門メーカーがオンラインモールに出店していることが多いので、専門店と同じ品質のものが手に入りやすいですよ。
メルカリなどのフリマアプリの活用法
メルカリやラクマといったフリマアプリは、新品の接着剤を探す場所としてはあまり向いていませんが、以下のような活用法があります。
【活用法1】お試しサイズの購入
エポキシ系接着剤など、大容量でしか売られていないものを、ハンドメイド作家さんが少量だけお裾分けする形で販売していることがあります。少しだけ試したい場合に便利です。
【活用法2】期限が近いものを格安で購入
接着剤には使用推奨期限があります。期限が近いことで格安で出品されているものを購入し、すぐに使い切る予定の作品に使うという方法もあります。ただし、品質にこだわりたい場合は新品の購入をおすすめします。
オンラインでの購入は、事前に成分やレビューをしっかりとチェックする手間はありますが、その分、自分の用途にぴったり合った、失敗のない接着剤を見つけることができますよ。
最強のボンドパーツ用接着剤をAmazonで見てみるのも良いでしょう。
筆者モモストアおすすめ!用途別ボンドパーツ用接着剤3選
ここまで読んでくださりありがとうございます!最後に、モモストアが実際に使ってみて、「これは間違いない!」と感じた、用途別のおすすめ接着剤を3つご紹介します。
おすすめ1:高強度・異素材接着に「2液混合エポキシ系」
もしあなたが「パーツが取れるのは絶対に嫌だ」「金属とガラスなど、異素材をガッチリくっつけたい」と考えるなら、これがベストです。
【特徴】
わずか数分で初期硬化が始まり、完全硬化後は非常に硬く、耐水性・耐熱性にも優れます。多少の隙間も埋めてくれる充填能力も魅力です。
【推奨する使い方】
ブローチやペンダントトップのバチカン接着など、特に力がかかりやすい部分に使ってください。少し多めに混ぜて、竹串などで隙間にしっかりと流し込むのがコツです。
おすすめ2:美しさ・透明度重視に「UV/LEDレジン液(高粘度)」
レジン作品や、ガラスのように透明度を最重視したい作品には、UV/LEDライトで固めるタイプの高粘度レジン液を接着剤代わりに使うのがおすすめです。
【特徴】
硬化時間はライト照射次第なので、作業時間を気にせず位置を調整できます。硬化後の透明度は非常に高く、白化の心配もほとんどありません。粘度が高いものを選べば、液だれも防げます。
【推奨する使い方】
透明なカボションの接着や、小さなストーンの埋め込み、レジンパーツ同士の貼り付けなどに使います。硬化前に気泡が入らないように注意しましょう。
おすすめ3:手軽さ・汎用性重視に「多用途瞬間接着剤(ゼリー状)」
日常的なハンドメイドや、「とりあえずすぐにくっつけたい」「仮止めに使いたい」というニーズには、ゼリー状の瞬間接着剤が便利です。
【特徴】
液だれしにくく、垂直な面にも使いやすいのが最大のメリット。少量で強力な接着力を発揮します。
【推奨する使い方】
小さな金属パーツ同士の接着や、他の接着剤が乾くまでの仮止めに使います。ただし、先述の通り白化のリスクがあるので、使用後はすぐに換気をしましょう。
これらの接着剤は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで手軽に手に入ります。ぜひ、あなたの作品に最適な「相棒」を見つけて、より素敵なハンドメイドライフを楽しんでくださいね!
接着剤選びでよくあるQ&A(初心者の疑問を解決!)
接着剤選びにまつわる、初心者さんからよく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめてみました。あなたの「?」も解決するかもしれませんよ。
Q1: 瞬間接着剤とエポキシ系、どう使い分けるべきですか?
A: 使い分けの基準は「時間と強度」です。
瞬間接着剤は、名前の通り「時間優先」。とにかく早く固めて作業を進めたい、小さなパーツの仮止めをしたい場合に便利です。ただし、強度はエポキシ系には及びません。
エポキシ系は「強度優先」。硬化に数時間かかりますが、完成後の強度、耐水性、耐熱性は最強です。力を加えたときに絶対に取れてほしくない、長く愛用したいアクセサリーにはこちらを使ってください。
プロのハンドメイド作家さんは、両方を使い分けていることが多いですよ。土台の強力な接着にはエポキシ、細かいパーツの接着には瞬間、といった具合です。
Q2: 接着剤の保管方法で、長持ちさせるコツはありますか?
A: 接着剤にとって最も大敵なのは「湿気」と「温度変化」です。
- 瞬間接着剤:冷蔵庫の野菜室など、低温で湿度の低い場所に保管すると長持ちします。ただし、使用後はキャップをしっかり閉め、結露を防ぐためにジップロックなどの密閉袋に入れてから冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
- エポキシ系・多用途ボンド:常温(15℃〜25℃)の、直射日光が当たらない場所で保管してください。こちらも湿気が入らないように密閉することが重要です。
キャップに接着剤が固まってしまった場合は、アセトン系の除光液を染み込ませた布で拭き取るときれいに開けられることがありますよ。
Q3: 金属パーツがすぐに取れてしまうのですが、対策はありますか?
A: それは接着剤のせいではなく、金属パーツの表面がツルツル過ぎるか、油分が残っている可能性が高いです。
【対策1】表面を荒らす
接着する金属パーツの表面を、目の細かい紙ヤスリ(サンドペーパー)や金属用のヤスリで軽くこすり、わざと細かい傷をつけます。この傷が接着剤の「足場」となり、格段に剥がれにくくなります。
【対策2】脱脂(だっし)をする
金属は手で触っただけで皮脂(油分)がつきます。接着する直前に、無水エタノールやアルコール入りのウェットティッシュで接着面をしっかり拭き、油分を完全に除去してから接着剤を塗布してください。
この2つの下準備をするだけで、金属パーツの接着強度はまるで変わります!ぜひ試してみてくださいね。
接着剤の正しい保管方法をGoogleで確認して、最後までしっかり使い切りましょう。
ボンドパーツ用接着剤を使いこなして作品の品質を格上げする方法
接着剤は、パーツをくっつけるだけの脇役ではありません。使い方次第で、作品の品質や耐久性を格段に向上させる「主役」にもなりえます。
ここでは、モモストアが実践している、接着剤を使ったワンランク上のテクニックをご紹介します。
テクニック1:接着剤を「コーティング」として活用する
特にアクセサリーの金具(CカンやTピンを丸めた部分など)は、使っているうちに緩んでくることがありますよね。そんなとき、エポキシ系接着剤や高粘度のUVレジン液を少量使い、金具の隙間や、糸の結び目などに「薄く」塗って固めると、強力なコーティング剤になります。
【効果】
- 金具の緩み防止(特にCカンなどの開口部)
- 糸やテグスの結び目の補強
- メッキの剥がれやすい部分の保護
ただし、塗りすぎると白化やテカリの原因になるので、竹串の先にほんの少しだけ取って、優しく塗布するのがポイントです。
テクニック2:硬化速度をコントロールする
エポキシ系接着剤は、主剤と硬化剤の混合比率を厳密に守るのが基本ですが、実は「温度」で硬化速度をコントロールできます。
- 早く固めたい場合:混ぜた接着剤を少し温かい場所(人肌程度)に置くと、硬化が早まります。ただし、急激に熱を加えると気泡が入るので注意が必要です。
- ゆっくり作業したい場合:逆に、冷たい場所(冷蔵庫から出してすぐの冷えた場所など)に置くと、硬化が遅くなり、作業時間を稼げます。
夏場の暑い時期は硬化が早すぎることがありますので、作業部屋の温度に注意を払うだけでも、接着作業の成功率が上がりますよ。
テクニック3:「マスキング」で仕上げを美しくする
透明な接着剤でも、はみ出しは美観を損ねます。そこで、パーツの際(きわ)をマスキングテープで覆ってから接着剤を塗布する「マスキング」を実践しましょう。
【手順】
- 接着しない部分(例えば、石の側面など)をマスキングテープで隙間なく覆う。
- 接着剤を塗布する。このとき、はみ出してもマスキングテープが受け止めてくれます。
- 完全に硬化する前に、マスキングテープを静かに剥がします。(完全に硬化してから剥がすと、接着剤がきれいにちぎれず、跡が残ることがあります)
この一手間で、プロのようなシャープで美しい仕上がりになります。特に、エポキシ系のような粘度の高い接着剤を使うときには、ぜひ試してほしいテクニックです。
まとめ:あなたの作品に自信を持てる接着剤を選ぼう!
ボンドパーツ用接着剤と一言でいっても、種類や用途は本当に様々ですよね。大切なのは、あなたの作りたい作品、使っている素材、そして求める「強度」や「仕上がり」に合わせて最適な一本を選ぶことです。
もう一度、主要な接着剤のポイントをおさらいしましょう!
| 接着剤 | 最強のメリット | どこに売ってる? |
| エポキシ樹脂系 | 最強の強度、異素材接着、隙間埋め | ホームセンター、手芸店、オンライン |
| UV/LEDレジン液 | 最高の透明度、レジン作品と一体化 | 手芸店、オンライン、100均(種類限定) |
| 瞬間接着剤(ゼリー) | 速乾性、手軽さ、液だれしにくい | ドラッグストア、100均、ホームセンター |
もし、これから本格的にハンドメイドを始めるなら、エポキシ系とUVレジン液(またはゼリー状瞬間接着剤)の2種類を持っておくと、ほとんどの作品に対応できるのでおすすめです。
接着剤選びに迷う時間がなくなれば、その分、作品のアイデアやデザインにもっと時間をかけられますよね。あなたのこだわりが詰まった素敵な作品が、長く愛されるよう、接着剤選びからサポートできたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ハンドメイド作品の正しい接着方法についてさらにGoogleで深掘りする
【おまけ】モモストアが教える接着剤のプチ裏技!
最後に、モモストアがこっそり実践している、ちょっとした接着剤の裏技をいくつかご紹介しますね。知っておくと、作業効率がぐんと上がりますよ!
裏技1:つまようじの活用術
接着剤をパーツに塗布する際、チューブから直接出すと、どうしても量が多すぎたり、はみ出したりしがちです。そんなときは、竹串やつまようじの先端をカッターで斜めにカットして、「ヘラ状」にして使ってみてください。
ヘラ状にすることで、接着剤の「盛る量」を非常に細かくコントロールできるようになります。極小のラインストーンを付けたり、ヒートンの穴にピンポイントで流し込んだりする作業が驚くほど簡単になりますよ。
裏技2:乾燥剤との組み合わせ
瞬間接着剤は湿気と反応して固まる性質があります。作業中に「なかなか固まらないな…」と感じたら、作業スペースの近くに乾燥剤(シリカゲル)を置いてみてください。乾燥剤が空気中の湿気を吸収してくれることで、接着剤の硬化が促進されやすくなります。
逆に、夏場の湿気の多い時期は、瞬間接着剤が急激に固まりすぎるのを防ぐため、エアコンや除湿機を使って作業部屋の湿度を低く保つことを意識してみてくださいね。
裏技3:色付きボンドの作り方
透明の接着剤ではなく、あえて「色をつけたい」という場合もありますよね。例えば、パーツの隙間を埋めながら、その隙間を装飾の一部にしたいときなどです。
エポキシ樹脂系接着剤は、主剤と硬化剤を混ぜる際に、極少量の顔料(レジン用の着色剤など)を混ぜることができます。これを混ぜることで、接着剤自体に色をつけ、硬化後にカラーの充填材として使うことができます。
ただし、顔料を入れすぎると接着力が弱まるので、色がついたとわかる程度の「極少量」に留めてください。アイデア次第で、接着剤が作品の表現の幅を広げてくれますよ!
これで、ボンドパーツ用接着剤に関するすべての情報と、モモストアからの裏技はおしまいです。この情報が、あなたの作品作りのお役に立てたら嬉しいです!

