【保存版】きゅうりの苗はいつまで売ってる?夏植え厳選3選と販売時期を徹底解説
家庭菜園で大人気の野菜といえば、やはり「きゅうり」ですよね。みずみずしい採れたての味は格別ですが、いざ栽培を始めようとしたときに「きゅうりの苗はいつまでホームセンターで売ってるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、きゅうりの苗の販売時期には明確なピークがあり、それを逃すと手に入れるのが難しくなる一方で、「夏植え用」として特定の時期に再販されるケースもあります。植え付け時期を間違えると収穫量に大きく響くため、正しい知識を持つことが成功への近道です。
本記事では、きゅうりの苗がいつまで店頭に並ぶのか、そして今からでも間に合うおすすめの品種について詳しくご紹介します。初心者の方でも失敗しないためのポイントを網羅しましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
- きゅうりの苗はいつまで売ってる?ホームセンターの販売時期を調査
- 夏植えきゅうりの苗が手に入る時期と場所の秘密
- 6月・7月からでも間に合う!初心者におすすめのきゅうり苗3選
- 苗の販売が終わっていたらどうする?解決策を伝授
- きゅうり苗をネット通販で買うのがコスパ最強な理由
- 失敗しない!きゅうりの苗を選ぶ時のチェックポイント
- ホームセンターできゅうり苗を買う際の注意点とコツ
- きゅうりの苗を6月・7月に植える際の成功の秘訣
- プランターで育てる!マンションでも可能な夏きゅうり栽培
- きゅうりの苗を植える前に準備すべき土と肥料
- きゅうりの天敵!注意すべき病気と害虫の対策
- 初心者必見!きゅうりの苗を植える時の正しい手順
- きゅうり栽培に欠かせない「支柱」と「ネット」の立て方
- きゅうりの収穫量を倍増させる「わき芽かき」の基本
きゅうりの苗はいつまで売ってる?ホームセンターの販売時期を調査

春植え苗の一般的な販売終了時期
一般的に、ホームセンターなどの店頭できゅうりの苗が最も多く出回るのは4月中旬から5月下旬にかけてです。この時期は「春植え」のメインシーズンであり、多くの人が菜園準備を始めるため、品揃えも非常に豊富です。
では、具体的に「いつまで」売っているのかというと、多くの店舗では6月中旬頃を境に在庫が急激に減り始めます。6月を過ぎると、店舗のスペースはナスやトマトから、サツマイモの苗や花の苗へと入れ替わってしまうためです。
ただし、地域や店舗の規模によっては、売れ残った苗が値下げされて並んでいることもありますが、この時期の苗は「徒長(茎が細長く伸びすぎてしまった状態)」していることが多く、育てるのが難しいため注意が必要です。
地域による販売期間の差について
きゅうりの苗の販売時期は、お住まいの地域の気候によっても若干異なります。例えば、関東以南の温暖な地域では4月から販売が始まりますが、東北や北海道などの寒冷地では、霜の心配がなくなる5月に入ってから本格的な販売がスタートします。
そのため、寒冷地のホームセンターでは、6月下旬まで元気な苗が並んでいることも珍しくありません。逆に九州などの暑い地域では、5月末には春苗の販売を終了し、早々に「夏植え苗」の準備に入る店舗もあります。
自分の地域の最終霜降日を確認し、その2週間後くらいまでが苗の買い時だと覚えておくと良いでしょう。もし近所の店舗で売り切れていても、車で少し離れた標高の高い地域の店舗へ行くと、まだ在庫があるというケースもよくあります。
夏植えきゅうりの苗が手に入る時期と場所の秘密
7月に再入荷する「夏植え専用苗」とは
「6月で販売終了なら、もう今年は無理か…」と諦めるのはまだ早いです。実は、最近のホームセンターでは7月上旬から8月上旬にかけて「夏植えきゅうり(秋きゅうり)」の苗が再び店頭に並ぶようになります。
これは、夏の暑さに強い耐暑性のある品種や、病気に強い接ぎ木苗を中心にラインナップされるものです。夏植え苗は、お盆明けから秋にかけて収穫することを目的に作られており、春植えのきゅうりが終わる頃に再び新鮮なきゅうりを楽しむことができます。
「夏すずみ」や「地這いきゅうり」といった名前で売られていることが多く、これらは夏の強い日差しや乾燥にも耐えるパワーを持っています。販売期間は短く、2週間程度で売り切れることもあるため、7月に入ったらこまめにチェックするのがポイントです。
大手ホームセンターの入荷傾向(カインズ・コーナンなど)
カインズやコーナン、コメリといった大手ホームセンターでは、独自の入荷サイクルを持っています。特に大型店舗では、プロの農家向けにも苗を供給しているため、一般家庭向けの販売が終わった後でも、特定の時期にドサッと入荷することがあります。
| 店舗タイプ | 春苗の終了目安 | 夏苗の入荷時期 | 特徴 |
| 大型ホームセンター | 6月下旬 | 7月上旬〜中旬 | 品種が豊富、接ぎ木苗が多い |
| 地域密着型ホムセン | 6月中旬 | 不定期 | 地元農家の動向に合わせる |
| 園芸専門店 | 6月末 | 7月中旬 | 珍しい夏植え品種があることも |
もし店頭に苗がない場合でも、店員さんに「夏植え用のきゅうりの苗はいつ入りますか?」と尋ねてみてください。裏で入荷予定が決まっている場合が多く、正確な日取りを教えてもらえることがあります。また、通販サイトを併用することで、店舗にない時期でも確実に良質な苗を確保できるので、忙しい方はオンラインショップの活用がコスパ最強です。
6月・7月からでも間に合う!初心者におすすめのきゅうり苗3選
夏すずみ(病気に強く定番中の定番)
初心者の方が今からきゅうりを育てるなら、最もおすすめしたいのが「夏すずみ」です。この品種はとにかく病気に強く、特にきゅうり栽培の天敵である「うどんこ病」や「べと病」に対して強い耐性を持っています。
6月や7月からの植え付けは、害虫や病気が発生しやすい時期と重なりますが、夏すずみならそのリスクを最小限に抑えることができます。また、果実の曲がりが少なく、綺麗な形のきゅうりが次々と収穫できるのも魅力です。
「迷ったら夏すずみ」と言われるほど信頼性が高く、多くのホームセンターで主力として扱われています。接ぎ木苗を選べば、さらに連作障害のリスクも減らせるため、初心者の方はぜひチェックしてみてください。
北進(暑さに強く収穫期間が長い)
次におすすめなのが「北進(ほくしん)」という品種です。こちらは非常に暑さに強く、夏本番を迎える時期の植え付けに最適です。スタミナがあるため、収穫が始まってからも株が疲れにくく、秋口まで長く楽しむことができます。
北進は、きゅうり特有のパリッとした食感が強く、生食での美味しさが際立ちます。成長のスピードも早いため、7月に植えても1ヶ月後には収穫が始まるスピード感も嬉しいポイントですね。
水切れにさえ気をつければ、どんどん実をつけてくれるので、毎朝の収穫が楽しみになります。市場でも高く評価されているプロ仕様の品種ですが、家庭菜園でも非常に育てやすいです。
四葉(スーヨー)きゅうり(独特の歯ごたえが最高)
少し変わったものを育ててみたい方には、「四葉(スーヨー)きゅうり」がおすすめです。見た目は少しトゲトゲしていて無骨ですが、皮が薄く、中身が詰まっていて非常に濃厚な味がします。
この四葉きゅうりの系統は、夏の猛暑の中でも元気に育つ特性があります。最近では、四葉をさらに改良して病気に強くした「シャキット」などの品種も人気です。漬物にすると絶品で、スーパーではなかなか手に入らない鮮度を味わえるのは家庭菜園の特権です。
「夏の強い日差しを味方に変える」パワフルな成長力を持っているので、遅植えでも十分に大きな株に育ちます。ネット通販ではこれらの苗がセットで販売されていることもあり、複数の品種を同時に育てるのも楽しいですよ。
苗の販売が終わっていたらどうする?解決策を伝授
種から育てる「直まき」という選択肢
もしホームセンターを何軒回っても苗が見つからない場合、「種から育てる」という方法があります。実は、6月や7月であれば地温が十分に高いため、ポットで育苗しなくても畑やプランターに直接種をまく「直まき」で十分に育ちます。
むしろ、この時期の苗は環境の変化に弱くなっていることがありますが、その土地の土で発芽した株は非常に丈夫に育つというメリットがあります。発芽までは3〜5日程度と非常に早いため、苗を探し回る時間を考えれば、種を買ってしまったほうが早いかもしれません。
種であれば、1袋に数十粒入って数百円と非常に安価です。万が一枯れてしまっても、すぐに予備の種をまき直せるため、コストパフォーマンスは最強です。ネット通販なら、珍しい世界のきゅうりの種なども簡単に手に入ります。
産直市場や個人経営の園芸店を狙う
大手ホームセンターが在庫を掃いてしまった後でも、地元の産直市場(道の駅など)や、個人経営の小さな園芸店には苗が残っていることがあります。こうした場所では、地域の農家さんが余った苗を持ち込んでいるケースがあり、意外な掘り出し物が見つかることも。
特に産直市場に並ぶ苗は、その地域の気候に合った品種であることが多いため、育てやすさは抜群です。価格もホームセンターより安いことが多く、プロの知恵を聞きながら購入できることもあります。
「地域の掲示板サイト(ジモティーなど)」でも、苗を多く作りすぎてしまった人が格安で譲ってくれることがあるので、チェックしてみる価値はあります。ただし、品質にバラつきがあるため、しっかりとした苗を選別する眼を持つ必要があります。
きゅうり苗をネット通販で買うのがコスパ最強な理由
時期外れでもプロの苗が手に入る
ネット通販の最大のメリットは、「店舗の在庫状況に左右されない」という点です。全国のプロ農家や育苗農家が直接販売しているため、ホームセンターでは取り扱っていない時期でも、元気な苗を発送してくれるショップがたくさんあります。
特に「夏植え用」として特別に管理された苗は、一般の店頭にはなかなか並びません。通販であれば、「今すぐ植えたい」というニーズに応えて、最適なタイミングで新鮮な苗を玄関先まで届けてくれます。
また、接ぎ木苗(病気に強い根っこに、美味しい品種を繋いだ苗)も豊富です。接ぎ木苗は少し高価ですが、失敗のリスクを考えれば、結果的に安上がりになることも多いのです。Amazonや楽天のポイントを活用すれば、さらにお得に購入できますね。
重い土やプランターと一緒にまとめ買い
きゅうり栽培を始めるには、苗だけでなく大量の土や大きなプランター、支柱、ネットなどが必要になります。これらをホームセンターで揃えて車に積むのはかなりの重労働です。特に女性や高齢の方、マンションにお住まいの方にとっては一苦労ですよね。
通販であれば、これら全ての資材を苗と一緒にまとめて配送してもらえるため、手間も時間も大幅に節約できます。送料を無料にするためにまとめ買いをすれば、ガソリン代や労力を考えても、通販の方が圧倒的にコスパが良いと言えるでしょう。
「レビューを参考にして選べる」のも大きな強みです。実際にその苗を買った人の評価が見れるので、品質の悪い苗を掴まされる心配がありません。失敗したくない人ほど、信頼できるオンラインショップでの購入がおすすめです。
失敗しない!きゅうりの苗を選ぶ時のチェックポイント
茎が太く節間が詰まっているかを確認
良いきゅうりの苗を見分ける最大のポイントは、茎の太さと節間(葉と葉の間隔)の短さです。ひょろひょろと背が高いだけの苗は、日照不足で軟弱に育った「徒長苗」の可能性が高く、植え付け後に枯れやすいため避けましょう。
理想的な苗は、地面に近い部分の茎がどっしりと太く、葉が密集しているものです。「がっしりとしていて、自分の力でピンと立っている苗」を選べば、根付いた後の成長スピードが格段に変わります。特に6月以降の遅植えでは、初期の体力が非常に重要です。
また、節間が詰まっている苗は、それだけ日光をたっぷり浴びて節々に栄養が蓄えられている証拠です。こうした苗は、植え付け後の急な暑さや乾燥にも強く、初心者の方でも失敗が少なくなります。店頭で選ぶ際は、上から軽く押さえてみて、弾力を感じるものを選んでみてください。
本葉が3〜4枚で色が濃いものを選ぶ
苗の成長度合いも重要なチェック項目です。きゅうりの場合、本葉が3枚から4枚ほど出ている時期が最も植え付けに適しています。これ以上成長しすぎて花が咲いてしまっているような「老化苗」は、根がポットの中で回りすぎてしまい、定植後の生育が悪くなることがあります。
葉の色は、薄い黄緑色よりも濃い緑色で、厚みがあるものが健康です。葉の裏をめくってみて、アブラムシやハダニなどの害虫が付いていないかも必ず確認しましょう。一度病害虫を持ち込んでしまうと、菜園全体に広がってしまう恐れがあるため、ここは慎重にチェックが必要です。
もし、葉に黄色い斑点があったり、縁が茶色くなっている場合は、栄養不足や病気の兆候かもしれません。通販で購入する場合は、ショップの「出荷基準」を確認し、信頼できる生産者から直送してもらうのが最高にコスパが良く、安心安全な方法と言えるでしょう。
ホームセンターできゅうり苗を買う際の注意点とコツ
入荷曜日を事前にリサーチしておく
ホームセンターの苗は、常に入荷したての新鮮な状態ではありません。多くの店舗では、火曜日や木曜日など、特定の曜日に入荷が集中します。入荷から数日経った苗は、店先での水やり管理が不十分だったり、日光不足で傷み始めていることが少なくありません。
店員さんに「苗は毎週何曜日に入りますか?」と聞いておくだけで、最も状態の良い「ピカピカの苗」を手に入れる確率がグンと上がります。特に6月以降の販売終了間際は、入荷回数自体が減るため、このタイミングを知っているかどうかが分かれ道となります。
「入荷したての苗は根の張りが違う」ため、その後の収穫量にも大きな差が出ます。もし週末にしか買い物に行けない場合は、土曜日の午前中など、できるだけ早い時間帯に足を運ぶようにしましょう。人気品種は金曜日の入荷直後に売り切れてしまうことも多いからです。
「接ぎ木苗」と「自根苗」の違いを理解する
店頭に行くと、100円程度の安い苗と、300円前後の少し高い苗が並んでいることに気づくはずです。この高い方の多くは「接ぎ木苗(つぎきなえ)」です。これは、カボチャなどの強い根を持つ植物に、きゅうりの上部を接合した特別な苗のことです。
| 苗の種類 | 価格帯 | メリット | デメリット |
| 自根苗 | 安い | 初期費用が抑えられる | 連作障害や病気に弱い |
| 接ぎ木苗 | 高い | 病気に強く、収穫量が多い | 価格が2〜3倍する |
初心者の方や、同じ場所で毎年きゅうりを育てている方は、絶対に「接ぎ木苗」を選ぶのがコスパ最強です。自根苗は病気で全滅してしまうリスクがありますが、接ぎ木苗はそのリスクを大幅に軽減してくれます。通販であれば接ぎ木苗のセット販売も多く、1株あたりの単価を抑えて賢く購入することが可能です。
きゅうりの苗を6月・7月に植える際の成功の秘訣
植え付け直後の「日よけ」が生存率を上げる
4月や5月の涼しい時期とは違い、6月下旬や7月の植え付けは強烈な日差しとの戦いです。買ってきたばかりのデリケートな苗をいきなり直射日光の下に植えると、暑さに耐えきれず数日で萎れてしまう「植え傷み」が起きやすくなります。
これを防ぐためには、植え付けから3〜4日間は寒冷紗(かんれいしゃ)や古い新聞紙、肥料袋の空き袋などを使って、緩やかに日陰を作ってあげることが重要です。根が土に馴染むまでの間、過度な蒸散を防いでやることで、苗の生存率が劇的に向上します。
「いきなりスパルタ教育はNG」です。環境に慣れるまでは優しく保護してあげましょう。また、夕方の涼しい時間帯に植え付けを行うのも効果的です。一晩かけてゆっくりと水分を吸収させることで、翌朝の暑さに耐えられる準備が整います。
マルチングと敷きワラで地温の上昇を防ぐ
夏の家庭菜園で意外と見落としがちなのが、土の温度(地温)の上昇です。きゅうりの根は浅く広がる性質があるため、土の表面が熱くなると根がダメージを受けてしまいます。これを防ぐために、「敷きワラ」や「マルチング」は必須と言えます。
黒色のマルチシートは冬場には重宝しますが、夏場は逆効果で温度を上げすぎてしまうことがあります。夏植えの場合は、シルバーマルチを使ったり、その上からさらにワラや刈り取った雑草を敷き詰めたりして、日光を遮断しましょう。
「土を裸にしないこと」が、夏きゅうり成功の鉄則です。これにより水分の蒸発も防げるため、水やりの回数を減らすことができ、忙しい方にとっても管理が楽になります。こうした資材も通販でまとめて揃えておくと、作業がスムーズに進みますよ。
プランターで育てる!マンションでも可能な夏きゅうり栽培
深さ30cm以上の大型プランターを用意する
「きゅうりは畑がないと無理」と思われがちですが、適切なプランターを選べばベランダでも十分に収穫できます。きゅうりは根が横に広がるだけでなく、水分を非常に多く必要とするため、土の量がたっぷり入る大型のプランターが必要です。
具体的には、1株に対して最低でも15リットル、できれば25〜30リットル程度の深型プランターを用意しましょう。深さがないと水切れが起きやすく、せっかく実ったきゅうりが曲がったり、苦くなったりする原因になります。
最近では、支柱を立てるガイドがついた便利なプランターも通販で安く販売されています。こうした専用品を使うことで、ベランダという限られたスペースを最大限に活かした効率的な栽培が可能になります。「環境を道具で補う」ことが、マンション菜園でのコスパ最強の考え方です。
水やりは「朝と夕方」の2回が理想
プランター栽培で最も多い失敗は、夏の水切れです。きゅうりは果実の9割以上が水分でできており、成長スピードも非常に早いため、驚くほど大量の水を消費します。特に真夏は、朝にたっぷりあげても、午後には土がカラカラになってしまうことがあります。
理想は、日の出直後の涼しい時間帯と、日が沈みかけた夕方の2回です。昼間のカンカン照りの中で水をあげると、土の中の水が熱湯のようになって根を痛めてしまうため、緊急時以外は避けるのが賢明です。
「葉が少し垂れてきたらSOSのサイン」です。もし日中に萎れてしまった場合は、プランターを日陰に移動させてから水をあげましょう。自動灌水システムなどを導入するのも一つの手ですが、まずは手作業で苗の表情を観察することから始めてみてください。
きゅうりの苗を植える前に準備すべき土と肥料
市販の「野菜の土」を活用するのが最も手軽
初心者の方が土作りで迷ったら、ホームセンターや通販で売られている「元肥(もとごえ)入り 野菜の培養土」を購入するのが一番の近道です。あらかじめきゅうりに必要な栄養素がバランスよく配合されており、pH調整も済んでいるため、袋を開けてすぐ使えます。
自分で配合する場合は、赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1程度の割合をベースに、苦土石灰と堆肥を混ぜ込みます。ただし、この作業には2週間程度の「寝かせ期間」が必要なため、6月や7月に急いで植えたい場合は「そのまま使える培養土」の購入がコスパ最強かつタイムパフォーマンスも最高です。
「土はケチらないこと」が、美味しいきゅうりを作る最大のコツです。安い土は水はけが悪かったり、雑草の種が混じっていたりすることがあるため、大手メーカーの信頼できる土を選びましょう。通販なら玄関まで運んでもらえるので、重い土も気軽に買えますね。
追肥(ついひ)のタイミングを見逃さない
きゅうりは「食いしん坊」な野菜です。植え付け時に混ぜた元肥だけでは、収穫が始まるとすぐに栄養不足になってしまいます。最初の収穫が始まったら、2週間に1回程度のペースで追肥を行うのが理想的です。
追肥には、即効性のある液体肥料か、ゆっくり長く効く化成肥料を使いましょう。葉の色が薄くなってきたり、新しい実の先端が細くなってきたら、栄養が足りていないサインです。この変化を敏感に察知して栄養を補給してあげることが、長く収穫し続けるためのポイントです。
「一度にたくさんあげすぎない」ことも重要です。肥料のあげすぎは逆に根を痛めてしまう「肥料焼け」を引き起こします。少量ずつ、定期的にあげることで、きゅうりはずっと元気に育ち続けます。通販サイトでは追肥専用の便利な肥料も豊富に揃っています。
きゅうりの天敵!注意すべき病気と害虫の対策
うどんこ病とべと病の予防と対処
きゅうり栽培で最も厄介なのが病気です。特に「うどんこ病」は、葉に白い粉をふいたような斑点が出る病気で、放置すると葉が真っ白になって光合成ができなくなり、株全体が弱ってしまいます。
また、「べと病」は葉に黄色い角型の斑点が出るのが特徴です。どちらも湿度が高すぎたり、風通しが悪かったりすると発生しやすくなります。予防としては、下の方の古い葉をこまめに摘み取って、株元の風通しを良くしてあげることが極めて有効です。
「病気が出たらすぐにその葉を取り除く」のが鉄則です。初期段階であれば、重曹を薄めた水や市販の自然派殺菌剤で抑えることも可能です。最近はこれらをスプレーするだけで予防できる便利な商品が豊富なので、通販で1本常備しておくと安心ですね。
ウリハムシとアブラムシの撃退法
害虫の中で最も目にするのが、オレンジ色の小さな甲虫「ウリハムシ」です。彼らは葉を円状に食い散らかし、放っておくと苗がボロボロにされてしまいます。また、新芽に群がるアブラムシも、ウイルス病(モザイク病)を運んでくるため非常に危険です。
物理的な対策としては、植え付け直後に「防虫ネット」や「銀色のキラキラテープ」を設置するのが効果的です。ウリハムシは光るものを嫌う性質があり、これだけで被害を大幅に減らせます。また、アブラムシには牛乳を薄めたスプレーや、粘着くんなどの物理的に窒息させるタイプの資剤がおすすめです。
「薬剤に頼りすぎない工夫」をすることで、安全で美味しい家庭菜園のきゅうりが楽しめます。どうしても被害が収まらない時は、住友化学園芸などの信頼できるメーカーの薬剤を正しく使いましょう。これらも通販なら多種多様な選択肢から選べます。
初心者必見!きゅうりの苗を植える時の正しい手順
ポットごと水に浸して吸水させる
苗を植える直前、まずはポットごとバケツに溜めた水に数分間浸しましょう。こうすることで、根鉢(ねばち)の芯までしっかりと水分が行き渡り、植え付け後の乾燥ストレスを大幅に軽減できます。気泡が出てこなくなれば、吸水完了のサインです。
乾いた状態のまま植えてしまうと、いくら後から上から水をかけても、古い土と新しい土が馴染まず、根が外に伸びていかない「水弾き」の状態になることがあります。「根の芯まで潤すこと」が、スムーズな定植には欠かせません。
「水に浸すだけで生存率が変わる」と言っても過言ではありません。特に6月以降の気温が高い時期は、このひと手間が苗の命を救います。通販で届いた苗も、輸送中に水分を消費しているため、まずはたっぷりと水を吸わせてリフレッシュさせてあげましょう。
浅植えにして「胚軸」を土に埋めない
きゅうりの植え付けで最も注意したいのが植える深さです。基本的には、ポットの土の表面と、地面の高さが同じになる「平植え」か、わずかにポットの土が見える程度の「浅植え」にします。茎を深く埋めすぎてしまうと、茎腐れの原因になるため厳禁です。
特に「胚軸(はいじく)」と呼ばれる、双葉の下の茎の部分は非常にデリケートです。ここを土に埋めると、そこから病原菌が侵入しやすくなり、せっかくの苗が数日でダメになってしまうことがあります。「少し高めに植えるのがプロのコツ」と覚えておきましょう。
植え穴に苗を置いたら、周りの土を優しく寄せる程度で十分です。強く押し固める必要はありません。土の中に空気が適度に含まれていることで、新しい根が伸びやすくなります。こうした細かな技術も、通販で販売されている専門書を参考にするとより理解が深まります。
きゅうり栽培に欠かせない「支柱」と「ネット」の立て方
合掌造りの支柱で風対策を万全に
きゅうりはツルを伸ばして高く成長するため、しっかりとした支柱が必要です。最もおすすめなのは、2本の支柱を斜めに交差させて立てる「合掌(がっしょう)造り」です。この形は非常に安定感があり、夏の急な突風や台風でも倒れにくいのが特徴です。
支柱の高さは、最低でも180cmから210cm程度のものを選びましょう。きゅうりは想像以上に高く育つため、低い支柱だとすぐに頂点に達してしまい、その後の管理が難しくなります。交差させた部分は、麻紐や結束バンドでガッチリと固定してください。
「道具はケチらず、しっかりしたものを選ぶこと」が、長期収穫の秘訣です。最近では、ジョイント式の便利な支柱セットがネット通販で手軽に購入できます。大型の資材を持ち運ぶ手間がない通販は、こうした重くて長いものを揃える時に非常に重宝します。
キュウリネットをピンと張る方法
支柱を立てたら、次はネットを張ります。ネットがたるんでいると、きゅうりの重みでズレ落ちてしまい、風通しが悪くなって病気の原因になります。上下左右をしっかりと支柱に結びつけ、ピンと張った状態を目指しましょう。
ネットの網目は、10cm〜18cm角のものが使いやすくておすすめです。きゅうりのヒゲが絡まりやすく、収穫時にも実を見つけやすくなります。「ネットはきゅうりの道しるべ」です。最初だけは人の手でツルを優しくネットに誘引してあげると、後は自力でどんどん登っていきます。
また、ネットを張ることで葉が重なりにくくなり、太陽の光をまんべんなく浴びることができます。これが収穫量を増やす最大のポイントです。プランター用のコンパクトなネット付き支柱も、通販では人気の商品となっています。自分の栽培環境にぴったりのものを見つけてください。
きゅうりの収穫量を倍増させる「わき芽かき」の基本
下から5節までのわき芽は全て取り除く
きゅうりを放任して育てると、葉が茂りすぎて栄養が分散してしまい、肝心の実が大きくならなかったり、病気が発生しやすくなったりします。そこで重要なのが「わき芽かき(整枝)」です。
具体的には、地面から数えて5節目までのわき芽と花は、全て早めに手で摘み取りましょう。こうすることで、株のエネルギーを根の成長とメインの茎(親づる)を伸ばすことに集中させることができます。「最初は我慢して株を育てる」ことが、後の爆産に繋がります。
「もったいないと思わずに摘み取ること」が勇気の見せ所です。小さな実がついていると残したくなりますが、初期に実をつけさせすぎると株が疲れてしまい、収穫期間が短くなってしまいます。この基本を守るだけで、初心者の方でもプロのような収穫が目指せます。
子づる・孫づるを整理して風通しを確保
親づるが支柱の頂点に達したら、先端を摘み取って(摘心)成長を止めます。すると、横から「子づる」が元気よく伸びてきます。子づるも放っておくとジャングルのようになるため、本葉を1〜2枚残してその先を摘み取るのが一般的です。
| 枝の種類 | 管理方法 | 役割 |
| 親づる(主枝) | 支柱の頂点まで伸ばして摘心 | 全体の骨組みを作る |
| 子づる(側枝) | 本葉2枚で摘心 | メインの収穫場所 |
| 孫づる | 込み合っている場所のみ摘み取る | 収穫期間の延長に貢献 |
「光と風が通り抜ける密度」を保つことが理想です。葉が重なり合っている場所は、古い葉から順にハサミでカットしていきましょう。こうした細かい手入れに必要な園芸ハサミや誘引テープも、通販なら使い勝手の良いものが簡単に見つかります。道具を揃えて、きゅうり栽培をもっと楽しく、効率的に進めましょう。

