全国百貨店共通商品券はどこで買える？購入場所と損しないための賢い選び方を解説

こんにちは、モモストアです！
贈答品や自分へのご褒美として人気の「全国百貨店共通商品券」ですが、「いざ買おう！」と思った時にどこで売っているのか迷う方も多いのではないでしょうか？
特に、贈り物として急いで準備したい時や、少しでもお得に手に入れたい時は、販売場所の選択肢をしっかり知っておきたいですよね。
この記事では、確実な販売ルートから、知る人ぞ知るお得な購入方法、そして購入時の注意点まで、すべてを詳しく解説していきます！

全国百貨店共通商品券の基本情報！どんな商品券？

「全国百貨店共通商品券」という名前は聞いたことがあっても、具体的にどんな特徴があるのか、詳しく知らない方もいらっしゃるかもしれません。
まず、この商品券の最大の特徴は、文字通り「全国」の「百貨店」で共通して使えるという点です。
デパートの顔とも言える有名百貨店グループから、地方の老舗百貨店まで、加盟店であればどこでも利用できる非常に利便性の高い商品券なんですよ。

「全国百貨店共通商品券」はデパートの王様

この商品券は、全国百貨店共通商品券事務局が発行しており、日本全国にある約500店以上の百貨店とその関連施設で利用できます。
特定の一つのデパートだけでしか使えない商品券と違い、引っ越しや出張などで遠方に行った際も使える安心感がありますね。
贈り物として選ばれることが多いのも、相手の住んでいる場所や好みを問わず、自由に使える自由度の高さが理由の一つでしょう。

また、商品券は有効期限がないというのも大きなメリットです。
「いつか使おう」と大事にしまっておいても、期限切れで使えなくなる心配がないため、慌てて利用する必要がありません。これは、受け取る側にとって非常に嬉しいポイントですよね！

どんな種類があるの？

基本的には、額面は1,000円券のみとなっています。昔は500円券もあったようですが、現在は1,000円券が主流です。
購入する際は、この1,000円券を必要な枚数だけ購入することになります。
例えば、10,000円分贈りたい場合は、1,000円券を10枚購入する、という形になりますよ。

他のデパート系商品券と比較されることもありますが、この「共通」という点が、この商品券を選ぶ最大の理由になります。
どのデパートでも使えるという汎用性の高さから、相手がいつも利用するデパートを知らなくても安心して贈ることができます。
さらに、この商品券の魅力は、お釣りが現金で戻ってくる点です。例えば1,300円の買い物で2,000円分の商品券（2枚）を提示した場合、700円がしっかり現金で戻ってきます。この利便性の高さも、贈答品として選ばれる大きな理由の一つです。

【結論】商品券を確実に買える店舗は「百貨店」の〇〇です

「全国百貨店共通商品券を今日中に確実に手に入れたい！」という場合、迷わず向かうべき場所、それは商品券を発行している「百貨店」自身です。
公式の販売所であるため、在庫切れの心配が少なく、最も信頼性の高い購入ルートと言えます。

百貨店内の「商品券売場」または「サービスカウンター」

ほとんどの百貨店では、ギフト券や商品券を専門に扱う「商品券売場」や、お客様の問い合わせに対応する「サービスカウンター」で購入することができます。
場所は百貨店の規模によって異なりますが、一般的には以下の場所に設けられていることが多いです。

• 1階のインフォメーションカウンター付近
• 外商受付や催事場付近
• 上層階のギフトサロン

もし場所が分からなければ、入口のインフォメーションで「商品券を買いたいのですが」と尋ねればすぐに案内してもらえますのでご安心くださいね。

なぜ百貨店での購入が一番確実なのか？

百貨店で直接購入する最大のメリットは、「定価販売」かつ「確実な在庫」です。
商品券は1,000円券を1,000円で購入することになりますので、損をすることはありません。また、百貨店で購入することで得られる「安心感」と「贈答品の品質」は何物にも代えがたいものです。

また、大量に必要な場合や贈答用として「のし」やラッピングを希望する場合も、スムーズに対応してもらえます。特に法人利用などで数十枚、数百枚とまとまった枚数が必要な場合は、事前に電話で在庫を確認し、予約しておくことをおすすめします。百貨店側も、大口の顧客に対してはきめ細やかなサービスを提供してくれますよ。

【百貨店で購入する際の注意点】

購入場所	各百貨店内の商品券売場・サービスカウンター
価格	額面通り（例: 1,000円券を1,000円で）
メリット	在庫が確実、のし・ラッピング対応可、信頼性が高い
デメリット	割引がない、営業時間内に来店が必要

百貨店の店舗情報や営業時間は、各百貨店の公式サイトで確認できますよ。全国百貨店一覧をGoogleで調べる

百貨店以外で全国百貨店共通商品券を買える場所一覧

百貨店での購入が最も確実ですが、「少しでも安く手に入れたい」「近くに百貨店がない」という方もいらっしゃるでしょう。
実は、全国百貨店共通商品券は、百貨店以外にもいくつかのルートで手に入れることが可能です。それぞれの場所の特徴と、メリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。

金券ショップ（チケットショップ）

「お得に商品券を買う」と言えば、やはり金券ショップが思い浮かびますよね。
全国の主要駅の近くや商店街など、様々な場所に店舗があり、非常に身近な購入先となっています。
金券ショップでは、全国百貨店共通商品券を額面よりも少し安く購入することができます。

割引率はどのくらい？

金券ショップでの割引率は、店舗や時期、在庫状況によって異なりますが、一般的に額面の0.5%～3%程度の割引価格で販売されていることが多いです。
例えば、10,000円分を購入する場合、9,700円～9,950円程度で手に入れられる計算になります。
たかが数%と思うかもしれませんが、まとめて購入する際は大きな差になりますので、少しでも節約したい方には魅力的な選択肢です。

ただし、金券ショップはあくまで中古品の売買を仲介する場所なので、在庫が不安定というデメリットがあります。
特に需要が高まるお中元やお歳暮の時期、年末年始などは、人気の商品券は品薄になりがちです。また、贈答用のきれいな袋やのしは用意してもらえないことがほとんどなので、その点も考慮しておきましょう。特に、券面に多少のヨレや折り目がある「B品」として、さらに割引率が高くなっている商品券が売られていることもありますが、贈答品には不向きなので注意が必要です。

オンライン販売サイト（Amazon、楽天市場など）

近年、Amazonや楽天市場などの大手ECサイトでも、金券ショップやギフト券販売業者が商品券を出品していることがあります。
「家にいながら手軽に購入したい」「ポイントを貯めたい」という方には非常に便利です。

ECサイト購入の注意点

ECサイトで購入する場合、商品券本体の価格に加えて、送料や振込手数料がかかることが多いため、最終的な購入金額が額面より高くなる可能性もあります。
また、出品者が個人や信頼性の低い業者だと、偽造品やトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではありません。
必ず、運営元の情報が明確で、高い評価を得ている信頼できるショップから購入するようにしましょう。
Amazonや楽天市場では、公式の金券販売業者が出品していることもありますので、そういった店舗を選ぶと安心です。クレジットカード決済が可能な場合もありますが、その場合、商品券の価格が割高になっているケースもありますので、トータルコストを比較検討することが大切です。

一部の旅行会社や銀行

以前は、大手旅行会社や一部の銀行で、旅行券や他の商品券と並んで百貨店共通商品券を販売しているケースもありましたが、現在は取り扱いを終了している場所が多いです。
しかし、特定の法人向けサービスや大口販売窓口として取り扱いが残っている場合もあるため、もし気になる場合は事前に窓口に確認してみるのも一つの手です。ただし、これらのルートは一般の個人利用にはあまり現実的ではないと認識しておきましょう。

金券ショップでの購入は「お得」だけど注意点がある！

百貨店共通商品券をお得に手に入れる方法として、多くの人が利用するのが金券ショップです。額面より安く購入できるのは魅力的ですが、メリットだけでなく、必ず知っておくべき注意点も存在します。

金券ショップで購入するメリット

金券ショップを利用する最大のメリットは、何と言っても「割引価格」で購入できる点です。
特に、大量に購入する予定がある方にとっては、わずかな割引でもトータルで数千円、数万円の節約になる可能性があります。
また、金券ショップは駅前などアクセスしやすい場所に多く、百貨店まで足を運ぶ時間がない人にとっては便利な購入ルートです。

購入する前に確認すべきこと

お得さの裏には、いくつか気をつけたい点があります。

在庫の確認は必須

金券ショップは、買取と販売で成り立っています。そのため、人気の高い百貨店共通商品券は、タイミングによっては在庫がない場合があります。
特に、まとまった枚数が必要な場合は、事前に電話で「全国百貨店共通商品券が何枚欲しい」と伝えて在庫を確認してから来店するのが賢明です。無駄足になるのを防げます。また、店舗によっては「予約」が可能な場合もあるため、大口購入の際は相談してみるのも良いでしょう。

贈答品としての品質チェック

金券ショップで販売されている商品券は、一度人の手に渡ったものがほとんどです。
そのため、券面に多少の汚れや折り目、よれがある場合があります。
自分で使う分には問題ありませんが、目上の方への贈り物や法人ギフトとして利用する場合は、新品同様のきれいな状態を保っているか、購入時に必ずチェックしましょう。
多くの金券ショップでは、「新券」（新品同様のきれいな券）と「並券」（使用感のある券）を分けて販売しており、新券の方が若干割引率が低い、という場合もあります。贈答品として完璧な品質を求めるなら、やはり百貨店での定価購入をおすすめします。

支払い方法の制限

多くの金券ショップでは、商品券の購入は現金のみでの取り扱いとなっています。
クレジットカードや電子マネーでの支払いができないことがほとんどですので、来店する際は必ず現金を用意していきましょう。
これは、クレジットカードの換金対策や、金券ショップの利益構造上の理由によるものです。もしクレジットカードで購入したい場合は、オンラインの信頼できるECサイトを探すのが唯一の選択肢となります。

少しの手間を惜しまなければ、金券ショップは最もお得な購入方法の一つです。上記の注意点を踏まえて、賢く利用してみてくださいね。

オンラインで購入する際のメリットとデメリットを比較

金券ショップと並んで便利なのが、インターネットを利用したオンラインでの購入です。
ここでは、Amazon、楽天市場、専門のオンラインギフト券販売サイトなどを利用する場合の、具体的なメリットとデメリットを比較してみましょう。

オンライン購入の大きなメリット

• 利便性：24時間いつでもどこからでも注文が可能です。忙しい方や、近くに金券ショップや百貨店がない地域にお住まいの方には最適です。深夜や早朝に「あっ、買い忘れた！」と思い出しても、すぐに注文できるのが大きな魅力です。
• ポイント還元：楽天市場やYahoo!ショッピングなど、ポイントシステムがあるサイトを利用すれば、商品券の購入でもポイントが貯まる場合があります。実質的な割引となるため、ポイントを重視する方には特におすすめです。ポイントアップキャンペーン期間などを狙うと、さらに実質割引率が高まります。
• 価格比較のしやすさ：複数の販売店が並んでいるため、簡単に価格を比較し、その時点で最も安い出品者を見つけることができます。実店舗を何軒も回る必要がないのは、時間と交通費の節約になりますね。

オンライン購入で注意すべきデメリット

送料と手数料

ほとんどの場合、送料が発生します。また、銀行振込を選択すると振込手数料も自己負担になるため、割引率が相殺されてしまう可能性があります。
例えば、990円で商品券を購入しても、送料が500円かかったら、トータルで額面より高くなってしまいます。
購入前に、商品券価格＋送料＋手数料の合計額が、百貨店や金券ショップで購入するより本当にお得になるのか、しっかり計算することが重要です。送料無料の条件や、手数料が無料になる振込方法がないかなども確認しましょう。

配送日数

注文から商品券が手元に届くまでには、最低でも1日～数日かかります。急ぎで必要な場合は、オンラインではなく実店舗での購入を検討すべきでしょう。
また、高額な商品券は、盗難防止のためにも追跡可能な配送方法を選ぶようにしましょう。追跡番号が発行される配送方法を選び、商品がどこにあるか常に把握しておくことで、紛失のリスクを大幅に減らすことができます。

信頼性と偽造品リスク

最も注意したいのが、出品者の信頼性です。
特に個人間取引に近いフリマサイトなどはリスクが高いですが、ECサイトであっても、新規出店の業者やレビューが少ない業者からの購入は避けるべきです。
全国百貨店共通商品券は非常に精巧に作られていますが、偽造品も存在します。信頼できる大手金券販売業者が出品しているのを確認してから購入するようにしましょう。
不安な方は、購入前に一度偽造防止技術についてGoogleで調べるなどで知識を得ておくと安心です。

メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイトでの購入はアリ？

最近はフリマアプリのメルカリや、オークションサイトのヤフオク！などで、商品券が出品されているのをよく見かけますね。
「もしかしたら、最安値で手に入るかも？」と期待する方もいるでしょうが、結論から言うと、リスクが高いため、モモストアとしてはあまりおすすめできません。

フリマ・オークションサイトの大きなリスク

なぜリスクが高いのか、具体的な理由を見ていきましょう。

偽造品のリスクが格段に高い

フリマサイトやオークションサイトは、個人間の取引がメインです。出品者が専門の業者ではないため、偽造品や盗難品が出回る可能性が否定できません。
もし偽造品を購入してしまった場合、フリマサイト運営側の補償がない限り、返金交渉が難しくなるケースが多く、結局は泣き寝入りになってしまうこともあり得ます。専門の金券ショップは公安委員会の許可を得て営業していますが、個人売買にはそのような規制がない点もリスクを高めています。

額面割れしていないことが多い

金券ショップであれば割引価格で購入できますが、フリマサイトでは送料や手数料を考慮すると、額面よりも高く設定されていることがほとんどです。
また、落札者が競り合うオークション形式では、最終的に定価以上の価格になることも珍しくありません。
「お得に手に入れる」という目的からは外れてしまう可能性が高いのです。定価より安く設定されている商品券は、何か裏があると考えた方が賢明です。

発送時のトラブル

高額な商品券を、追跡や補償のない安価な方法（例：普通郵便）で発送する出品者もいます。
郵便事故で商品券が届かなかった場合、大きな損失につながります。
トラブルを避けるためには、必ず「匿名配送」や「追跡・補償付き」の発送方法を選ぶように出品者に依頼する必要がありますが、それによって送料が高くなることもあります。

それでもフリマサイトを利用したい場合のチェックリスト

どうしてもフリマサイトを利用したい場合は、以下の条件をクリアしているか確認してください。

• 評価が非常に高く、取引実績の多い出品者であること
• 商品券の写真が鮮明で、裏面の番号まで確認できること（ただし、セキュリティ上の問題もあるため公開されていない場合が多いです）
• 追跡可能な発送方法（レターパック、宅急便など）を指定していること
• 相場を大きく下回るような「怪しい」価格設定ではないこと

手間とリスクを考えると、やはり金券ショップや信頼できるECサイトの利用をおすすめします。特に贈答品として利用する場合は、フリマサイトは絶対に避けるべきでしょう。

法人や大量購入を検討している場合の購入窓口

企業が社員の福利厚生や、取引先への贈答品として、全国百貨店共通商品券を数十枚、数百枚単位で大量購入したい場合もあるでしょう。
このような法人・大口購入には、個人で購入するのとは異なる、専用の窓口や購入方法があります。

百貨店の「外商部」または「法人窓口」

最も推奨されるのが、百貨店の外商部や、専用の法人窓口を利用することです。
大量購入の場合、一般のサービスカウンターでは時間がかかったり、在庫が足りなかったりすることがあります。
法人窓口を利用するメリットは以下の通りです。

• 在庫の事前確保と確実な納品：必要な枚数を事前に伝えておくことで、在庫切れの心配なく、指定された日時に用意してもらえます。大量注文の場合、通常在庫とは別に確保してもらえます。
• 請求書払いが可能：法人取引となるため、クレジットカード決済ではなく、請求書払いや銀行振込での支払いが可能になることが多いです。（ただし、新規取引の場合は与信審査や条件がある場合もあります）
• 丁寧な贈答対応：熨斗（のし）や名入れ、手提げ袋の用意など、贈答品としての対応を非常にスムーズかつ丁寧に行ってくれます。特に、複数の送り先に一括で配送手配を依頼できるサービスは、総務担当者にとって非常に便利です。

専門のギフト券販売業者の法人向けサービス

全国には、ギフト券の販売を専門に行っている業者が多数あります。
これらの業者は、ウェブサイト上で法人向けの大量購入サービスを提供しており、大量購入割引が適用される場合があります。割引率は業者によって異なりますが、百貨店の定価よりは安く手に入る可能性が高いです。
また、オフィスまで配送してくれるサービスもあり、百貨店まで出向く手間が省けるのも大きな魅力です。ただし、割引率と業者の信頼性を比較することが重要です。

大量購入時の注意点（割引と税務処理）

法人窓口では定価販売が基本ですが、専門の販売業者であれば、大口取引として少額ですが割引を受けられる可能性があります。
しかし、割引率の変動や、業者の信頼性については慎重に検討する必要があります。
また、税務処理の面でも、商品券の購入は経費計上や贈与税の対象となる場合がありますので、総務や経理部門と連携し、適切な処理を行うことが重要です。税法上の扱い（例えば、福利厚生費か交際費かなど）によって、処理が異なりますので、専門家にも相談しましょう。

大量購入におすすめの支払い方法

大量購入では高額になるため、個人での購入と異なり、現金での支払いは現実的ではありません。
多くの百貨店や専門業者は、銀行振込、請求書払い、または法人カードでの決済に対応しています。
特に法人カードを利用すれば、ポイント還元やマイルが貯まるメリットもありますので、経理担当者と相談して最適な方法を選びましょう。請求書払いは、企業のキャッシュフローを圧迫しないため、多くの法人に選ばれています。法人向け商品券購入の業者をGoogleで調べる

全国百貨店共通商品券の「額面」と「有効期限」について

全国百貨店共通商品券を購入する前に、その「額面」と「有効期限」について、基本的な知識を確認しておきましょう。
これを知っておくことで、贈る相手への配慮や、自分自身の利用計画が立てやすくなります。

額面は1,000円券のみが基本

先にも少し触れましたが、全国百貨店共通商品券は、基本的に1,000円券のみが販売されています。
「5,000円券や10,000円券があれば便利なのに」と思うかもしれませんが、お釣りの計算や利用のしやすさを考慮して、現在は1,000円券に統一されています。
そのため、高額な贈り物をしたい場合は、1,000円券を複数枚まとめて購入することになります。
購入時には、合計金額ではなく、必要な枚数を間違えないように数えることが大切です。

お釣りは出るの？

全国百貨店共通商品券は、お釣りが出ます。
例えば、1,500円の買い物をした際に2,000円分の商品券（2枚）を提示した場合、500円のお釣りが現金で返ってきます。
これは、利用のしやすさという点で非常に優れており、受け取った側も使い残しを心配する必要がないため、非常に好評なポイントです。ただし、一部の店舗や商品（金券類など）ではお釣りが出ない場合もあるため、念のためレジで確認するとより安心です。

有効期限は「ありません」

これは、この商品券の最大のメリットの一つです。
全国百貨店共通商品券には、有効期限が設定されていません。
「いつか使う」「大事な時に使おう」と、長期間保管していても、価値が失われることはありませんので、安心してください。
ただし、商品券が破れたり、印鑑の部分が欠けたりするなど、券面が著しく損傷すると使えなくなる可能性がありますので、保管には十分注意しましょう。特に水濡れや、折り曲げすぎて破れることのないよう、財布や専用のケースに入れて保管するのがおすすめです。

旧券も使えるの？

券面のデザインが古い商品券をお持ちの方もいるかもしれません。
結論から言うと、券面に「全国百貨店共通商品券」と記載があり、発行元の印鑑（デパートの印）が確認できれば、古いデザインのものでも、現在販売されているものと同様に利用可能です。
しかし、一部のレジ係の方が古いデザインに慣れておらず、確認に時間がかかる場合もありますので、その点は理解しておきましょう。非常に古いデザインの商品券でも、価値が失われることはありませんので、ご安心ください。

どこで使えるの？意外と知らない使えるお店の範囲

「全国百貨店共通商品券」という名前から、全国の百貨店で使えることは想像できますが、具体的に「どのデパートの、どの店で使えるのか？」という詳細まで把握している人は少ないかもしれません。
使える場所をしっかり把握しておくことで、商品券の価値を最大限に活かすことができますよ。

加盟している主要百貨店グループ

この商品券は、以下の日本の主要な百貨店グループを含む、全国約500店舗以上のデパートで利用できます。
主要な百貨店はほぼ網羅していると考えていただいて大丈夫です。

• 三越伊勢丹グループ
• 高島屋
• 大丸松坂屋百貨店
• そごう・西武
• 東武百貨店
• 小田急百貨店
• 東急百貨店
• 近鉄百貨店、阪急阪神百貨店など

これらのグループに属する地方の店舗や、提携している地域密着型の百貨店でも利用可能です。利用可能な百貨店のリストは、全国百貨店共通商品券の公式サイトで確認することができます。利用可能店舗をGoogleで調べる

百貨店内の専門店やレストランでも使える？

これは多くの方が疑問に思う点ですが、基本的に百貨店内のテナント（専門店）やレストラン街でも利用可能です。
これは、百貨店がそのテナントの売場を管理しているためです。ただし、以下の場所では利用できない場合があるため、注意が必要です。

使える可能性が高い場所	百貨店の直営売場、デパ地下の食料品、レストラン街、カフェ、ブランドブティック（百貨店が運営）
使えない可能性がある場所	一部の旅行代理店、保険の窓口、商品券・金券類（切手、印紙など）、友の会関連費用、各種商品券やプリペイドカードの購入、外貨両替、テナントとして入っている外部運営のスポーツクラブなど

特に、デパートの建物内にある映画館やフィットネスクラブなど、外部の運営会社が経営している施設では利用できないケースもありますので、利用前に念のため確認することをおすすめします。
高級ブランドのブティックでも、その区画を百貨店が運営している場合は使えますが、テナントとして入っている場合は使えないことがあるため、レジで尋ねるのが確実です。多くの場合は使えますが、念のため「全国百貨店共通商品券は使えますか？」と一言尋ねるのが一番安心です。

オンラインストアでの利用は？

残念ながら、全国百貨店共通商品券を直接、各百貨店のオンラインストア（通販サイト）で利用することはできません。
商品券は、あくまで「実店舗」での利用を前提として発行されています。
オンラインで利用したい場合は、各百貨店が発行するオンライン専用のギフト券や、クレジットカード決済を利用するしかありません。オンラインでの利用はできませんが、お近くに百貨店がない方でも、旅行や出張で都市部に行った際に利用できるため、贈り物としての価値は非常に高いと言えます。

全国百貨店共通商品券を購入する際の支払い方法の選択肢

商品券を購入する際、現金以外にどんな支払い方法が使えるのか、気になりますよね。
購入場所によって、使える支払い方法が大きく異なりますので、あなたが最もお得に、または便利に購入できる方法を選びましょう。

百貨店での主な支払い方法

百貨店で直接購入する場合の支払い方法は、以下の通りです。

現金（最も確実）

もちろん、現金での購入はいつでも可能です。高額な場合でも、最もスムーズに取引が完了します。

クレジットカード（注意が必要！）

原則として、百貨店共通商品券は、クレジットカードでの購入ができないことがほとんどです。
これは、商品券をカードで購入し、すぐに換金（現金化）する行為を防ぐためです。
しかし、一部の百貨店では、自社の発行するハウスカード（百貨店専用のクレジットカード）に限り、商品券の購入を認めている場合があります。この場合、ポイントは付与されないことが多いですが、クレジットカードの決済履歴を残せるというメリットがあります。
事前に利用予定の百貨店に電話で確認することをおすすめします。

デパート友の会（積立）

デパートの友の会に入会し、毎月積立を行っている場合、満期になると「お買い物券」が受け取れます。
このお買い物券は、百貨店共通商品券とは異なりますが、友の会のお買い物券で、共通商品券を購入できる場合があります。（これも百貨店によって規定が異なりますので、要確認です）
実質的に、毎月積立を行うことでお得に商品券を手に入れる方法の一つと言えますね。友の会は、積立額にボーナスが付くため、最も割引率が高くなる購入方法とも言えます。

金券ショップでの支払い方法

前述の通り、金券ショップではほぼ例外なく現金のみでの購入となります。
これは、クレジットカード決済や電子マネー決済のシステムを利用することで発生する手数料を避けるため、そして換金対策のためです。金券ショップを利用する際は、必ず現金を準備していきましょう。クレジットカードで購入したいというニーズは非常に高いですが、不正対策のため、金券ショップでの取り扱いは難しいのが現状です。

オンラインECサイトでの支払い方法

オンラインECサイト（Amazon、楽天市場など）に出品されている商品券を購入する場合、その出品者が定める支払い方法が適用されます。

• クレジットカード決済
• 銀行振込
• コンビニ決済

など、多くの選択肢がありますが、出品者が限定している場合もあります。特に、不正利用を防ぐために「代金引換」を受け付けていない業者もいるため、事前に確認が必要です。オンラインで購入する最大のメリットは、クレジットカードで購入し、ポイントを貯められる可能性がある点です。ただし、送料や手数料を考慮し、トータルで本当にお得になるか計算してから購入しましょう。

全国百貨店共通商品券を贈答品として購入する場合の「のし」対応

全国百貨店共通商品券は、お中元やお歳暮、結婚祝い、内祝い、退職祝いなど、様々なシーンで選ばれる優秀な贈答品です。
贈り物として購入する場合、「のし」やラッピングなどの対応がスムーズにできるかどうかが非常に重要になります。

百貨店での贈答対応は「完璧」

最も安心して贈答対応を任せられるのは、やはり百貨店です。
百貨店で購入する場合、サービスカウンターやギフトサロンで、専門のスタッフが用途に合わせた適切なのし（内祝、御礼、寸志など）を選び、丁寧に包装してくれます。
また、手提げ袋も無料で提供されますので、そのまま相手にお渡しすることができます。

• のしの種類や名入れの指定が可能
• 贈答用としてふさわしい上質な包装紙を使用
• メッセージカードの添付サービスがある場合も

「失敗したくない」「失礼のない完璧な形で贈りたい」という場合は、多少の手間と定価購入になりますが、百貨店を利用することを強くおすすめします。特に、法人での大量購入の場合、部署名や役職名入りの「のし」も柔軟に対応してもらえます。

金券ショップ・オンラインサイトの贈答対応

一方、金券ショップやオンラインサイトでの贈答対応は、簡略的であるか、ほとんど対応していないことがほとんどです。

金券ショップ	のし：×（ほぼ不可） 包装：×（ほぼ不可、簡易的な袋のみ）
オンラインECサイト	のし：△（一部の優良業者は対応可） 包装：△（簡易包装、有料オプションの場合あり）

オンラインで贈答用として購入する場合は、必ず「贈答対応可能」「のし対応」などの記載があるかを確認し、購入手続きの際に詳細を伝えるようにしましょう。
優良な専門業者の場合は、百貨店に近いレベルの包装やのしを提供していることもありますが、その分、価格が定価に近くなっていることが多いです。

包装やのしを諦めて、自分で用意した箱やのし紙に詰め替える、という方もいますが、その手間と、百貨店の包装紙の「格式」を考えると、やはり百貨店で購入した方が楽かもしれません。何を重視するかで、購入場所を決定しましょう。

目的別！あなたに最適な全国百貨店共通商品券の購入方法

ここまで、様々な購入場所をご紹介してきましたが、「結局、自分はどこで買うのがベストなの？」と迷ってしまう方もいるかもしれません。
ここでは、あなたの購入目的別に、最適な購入場所をまとめてみました。

目的1：【お得に節約したい】場合

とにかく購入価格を安く抑えたい、という「節約重視」の方におすすめの購入場所です。

• 最優先：金券ショップ
  理由：確実に額面割れした価格で購入できます。枚数が多ければ多いほど、割引効果が大きくなります。ただし、券面のきれいさにこだわる場合は「新券」を選ぶようにしましょう。
• 次点：オンラインECサイト（ポイント還元を狙う）
  理由：商品券本体が定価でも、クレジットカードのポイント還元や、ECサイト独自のポイント（例: 楽天ポイントなど）を貯めることで、実質的な割引を得られます。ポイント付与の条件をしっかり確認することが重要です。

目的2：【急いでいる・確実性を重視したい】場合

明日までに必要、絶対に偽造品は避けたい、という「信頼性・即時性重視」の方におすすめです。

• 最優先：百貨店のサービスカウンター・商品券売場
  理由：在庫が豊富で、その場ですぐに購入できます。信頼性も最も高く、偽造品のリスクはゼロです。営業時間内であれば、最も確実な方法です。
• 次点：駅前などアクセスしやすい金券ショップ
  理由：在庫があれば即日購入可能ですが、事前に電話で在庫を確認する手間が必要です。ただし、金券ショップは夜遅くまで営業していない場合が多いので、閉店時間には注意が必要です。

目的3：【法人・贈答品として最高の品質を求めたい】場合

取引先や目上の方へ、失礼のない完璧な形で贈りたい「贈答品質重視」の方におすすめです。

• 最優先：百貨店の外商部または法人窓口
  理由：のし、名入れ、ラッピング、手提げ袋まで、贈答品としての対応が最も丁寧で高品質です。請求書払いなどの法人対応も可能です。
• 次点：信頼できる専門のギフト券オンライン業者
  理由：のしや丁寧な包装をオプションで提供している業者を選べば、手間をかけずに高品質な贈答品を準備できます。自宅やオフィスへの配送を希望する場合に便利です。

このように、目的によってベストな購入場所は異なります。あなたの状況に合わせて、賢く選びましょう。

知っておきたい「友の会」の活用法

もしあなたが頻繁に百貨店を利用するなら、「友の会」に入会して毎月積み立てを行うのが、最もお得な購入方法と言えます。積み立てた金額にボーナスが上乗せされるため、実質的に1割以上の割引で商品券（または友の会のお買い物券）を手に入れられる計算になります。これは、金券ショップの割引率を大きく上回るため、百貨店をよく利用する方には最強の購入方法です。

全国百貨店共通商品券が買えない場所（コンビニ・スーパーなど）

便利な商品券であるため、「コンビニやスーパー、ドラッグストアなどでも買えるのでは？」と期待する方もいるかもしれません。
しかし、全国百貨店共通商品券は、残念ながら販売場所が非常に限定されています。

主要な「買えない場所」リスト

以下の場所では、全国百貨店共通商品券を取り扱っていませんので、無駄足にならないよう注意してください。

• コンビニエンスストア（セブンイレブン、ローソン、ファミマなど）：
  公共料金の支払いなどはできても、商品券の販売は行っていません。
• スーパーマーケット（イオン、イトーヨーカドー、ライフなど）：
  自社系列の商品券は販売していますが、全国百貨店共通商品券の取り扱いはありません。
• ドラッグストア（マツモトキヨシ、スギ薬局など）：
  基本的に金券類の販売は行っていません。
• ディスカウントストア（ドン・キホーテなど）：
  金券ショップではないため、商品券の販売は行っていません。
• 郵便局：
  切手やはがき、一部のギフト券の取り扱いはありますが、百貨店共通商品券の販売はありません。
• 一般的な書店：
  図書カードや図書券はありますが、百貨店共通商品券はありません。

これらの店舗で販売されているのは、ほとんどが自社グループ専用の商品券やプリペイドカードです。
全国百貨店共通商品券は、あくまで百貨店業界が共同で発行している商品券であるため、公式の販売ルートは百貨店とその提携先（金券ショップや一部の業者）に限られています。

なぜコンビニなどで買えないのか？

コンビニやスーパーが商品券を扱わない主な理由は、以下の2点にあります。

換金リスクの管理

クレジットカードで購入できる場所で、すぐに現金化できる商品券を販売すると、不正な現金化（換金）に利用されるリスクが高まります。コンビニやスーパーは、そのリスク管理を避けるため、商品券の販売を行っていません。

商品券の利益構造

商品券は基本的に定価販売であり、コンビニやスーパーが販売しても、販売手数料による利益がほとんど見込めません。そのため、在庫管理やレジ対応の手間を考えると、販売するメリットがないのです。

「近くに百貨店がないから、コンビニで手軽に買いたい」というニーズもわかりますが、残念ながらこの商品券はそれができません。
オンライン購入や、アクセスしやすい金券ショップの利用を検討してくださいね。もし急ぎで贈り物が必要な場合は、コンビニでも買えるiTunesカードなどの電子ギフト券を検討するのも一つの手です。

【まとめ】全国百貨店共通商品券をお得に手に入れる賢い方法

全国百貨店共通商品券の購入場所について、様々なルートとそれぞれの特徴を詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？
最後に、あなたのニーズに合わせた「賢い購入方法」をもう一度まとめておきましょう。

賢い購入場所の比較表

購入場所	価格	信頼性/贈答品質	支払い方法	向いている人
百貨店	定価	最高（のし対応完璧）	現金、一部ハウスカード	確実性、贈答品、法人購入を重視する人
金券ショップ	割引価格	中（券面要確認）	現金のみ	節約を重視し、品質を気にしない人
オンラインECサイト	割引～定価＋送料	中～高（業者による）	カード、銀行振込	ポイントを貯めたい、自宅で手軽に買いたい人
友の会（積立）	実質最高の割引率	最高（百貨店購入）	毎月の銀行引き落とし	頻繁に百貨店を利用し、長期的な節約をしたい人

モモストア流！ベストな購入戦略

モモストアがおすすめする、賢い購入戦略は以下の通りです。

最高の品質を求めるなら「百貨店」一択

目上の方や取引先に贈る場合は、定価でも百貨店で購入するのが最も間違いありません。丁寧な包装と安心感が何よりの価値です。特に法人の方は、外商部を利用することで、スムーズな取引が可能です。

普段使いで節約したいなら「金券ショップ」

自分で使う分や、親しい友人へのカジュアルな贈り物なら、金券ショップでお得に購入し、浮いたお金で別の買い物を楽しむのが賢い方法です。在庫確認だけは忘れずに行ってくださいね。

普段からネットショッピングが多いなら「信頼できるECサイト」

普段から楽天市場やAmazonなどで買い物をしていて、ポイントを貯めている方は、信頼できる業者のECサイトで購入し、ポイントを二重取りするのが最も効率的です。ただし、送料と手数料の計算は必ず行いましょう。

全国百貨店共通商品券は、多くのデパートで使える便利なギフトです。この解説を参考に、あなたにぴったりの購入方法を見つけて、お得に、そして賢く活用してくださいね！公式情報はこちらからGoogleでチェック！