ピルはどこで売ってる?購入できる場所から種類・価格まで徹底解説
「ピルってどこで売ってるの?」と疑問に思って検索された方も多いのではないでしょうか?
実は、ピルは一般的な薬とは違い、購入できる場所が限られています。
この疑問を解決するため、モモストアがピルの種類から正しい購入ルート、気になる価格まで分かりやすく徹底的に解説していきますね!
・ピルには種類がある!低用量ピルとアフターピルの違い
・低用量ピルを購入できる場所【医療機関とオンライン】
・低用量ピルはドラッグストアやコンビニで「市販」されている?
・注目!緊急避妊薬(アフターピル)の購入方法と場所
- そもそもピルはどこで手に入るのか?「売ってる場所」の正しい答え
- ピルには種類がある!低用量ピルとアフターピルの違い
- 低用量ピルを購入できる場所【医療機関とオンライン】
- 低用量ピルはドラッグストアやコンビニで「市販」されている?
- 注目!緊急避妊薬(アフターピル)の購入方法と場所
- オンライン診療(Web)でピルを購入するメリット・デメリット
- 人気上昇中!おすすめのオンラインピル処方サービス徹底比較
- 病院・クリニックで処方してもらう際の流れと準備
- ピルの種類別!気になる値段と保険適用の有無
- ピルを購入する際の注意点!安全性を守るために
- ピルはAmazonや楽天市場などの通販(ECサイト)で買える?
- 海外通販や個人輸入代行を利用するリスク
- 【モモストア解説】自分に合ったピルの選び方
そもそもピルはどこで手に入るのか?「売ってる場所」の正しい答え

まず、一番最初に結論からお伝えしますね。
ピルは、一般的な風邪薬や頭痛薬のように、ドラッグストアやコンビニで自由に「買って」帰ることはできません。
「え、売ってないの?」と驚かれたかもしれませんが、ピルは非常にデリケートなホルモン剤であり、使用する人の体調や既往歴を考慮して、医師の診察と処方箋が必須となる「処方薬」に分類されているからです。
そのため、あなたが「ピルを買いたい」と思ったとき、向かうべき場所は「販売店」ではなく、「医療機関」もしくは「オンライン診療サービス」ということになります。
「ピル=処方薬」である理由と安全な服用方法
なぜピルが処方箋を必要とするのかというと、ピルが体内でホルモンバランスに大きく影響を与えるからです。例えば、低用量ピルは避妊効果だけでなく、生理痛の軽減やニキビ改善など、様々なメリットをもたらしますが、すべての人に安全というわけではありません。
特に、喫煙者や特定の病気を持っている方は、血栓症(血液が固まりやすくなる症状)のリスクが高まることが知られています。
医師は、問診や血液検査などを通じて、「あなたにとってピルを服用することが安全かどうか」を判断します。この診察と検査のプロセスを飛ばして自己判断で服用するのは大変危険です。
「ちょっと面倒だな」と思われるかもしれませんが、これはあなたの健康と命を守るために欠かせないステップなのです。安全にピルを服用するためのルートは、次の2つに大きく分けられます。
- 対面診療: 産婦人科や婦人科などのクリニックを受診する
- オンライン診療: スマホやPCを使って医師の診察を受け、郵送で薬を受け取る
特に最近は、プライバシーに配慮され、待ち時間もなくスムーズにピルを受け取れるオンライン診療が非常に人気を集めています。詳しくは後ほど詳しく比較していきますね。
ただし、例外として「アフターピル(緊急避妊薬)」については、特定の条件を満たした薬局で薬剤師による対面指導のもとで販売されるケース(試験的な取り組み)も出てきています。これも後ほど詳しく解説します。
| ピルの種類 | 主な購入場所 | 処方箋の必要性 | 主な用途 |
| 低用量ピル | 病院・クリニック、オンライン診療 | 必須(基本的に) | 避妊、生理痛・PMSの改善、月経移動 |
| 中用量ピル | 病院・クリニック、オンライン診療 | 必須 | 月経移動、治療用 |
| アフターピル(緊急避妊薬) | 病院・クリニック、オンライン診療、条件付きの薬局 | 必須(診察/指導が必要) | 緊急時の避妊 |
まずは、ピルが「売ってる」のではなく「処方してもらう」ものだという認識を持つことが、安全な第一歩となりますよ。
ピルには種類がある!低用量ピルとアフターピルの違い
一言で「ピル」と言っても、実はその役割や目的によっていくつかの種類に分かれています。
購入場所を探す前に、あなたがどのピルを探しているのかをハッキリさせておきましょう。大きく分けると、低用量ピルとアフターピルの2種類に分けられます。
低用量ピル(OC/LEP)とは?
私たちが日常的に「ピル」と聞いてイメージするのは、この低用量ピル(Oral Contraceptives)であることがほとんどです。
低用量ピルは、毎日決まった時間に1錠ずつ服用することで、体内のホルモンバランスを調整し、排卵を抑制したり、子宮内膜を薄くしたりする働きがあります。
その目的は多岐にわたります。
- 避妊: 正しく服用すれば非常に高い避妊効果(99%以上)を発揮します。
- 生理痛・PMS(月経前症候群)の改善: ホルモン量を安定させることで、重い生理痛やイライラなどのPMS症状を緩和します。
- 子宮内膜症の治療: 病気の進行を抑えるために使われます。(この場合、保険適用となることが多いです。)
- ニキビ・肌荒れの改善: ホルモンバランスが整うことで、肌トラブルが改善されることがあります。
長期間継続して服用することで効果が発揮されるため、定期的な医師の診察と処方、継続的な服用が非常に重要になります。そのため、購入場所も「継続しやすいこと」が大切になってきますね。
アフターピル(緊急避妊薬)とは?
一方で、アフターピル(緊急避妊薬)は、低用量ピルとは役割が全く異なります。これは、避妊に失敗した、または避妊ができなかった場合に、妊娠を阻止するために服用する「緊急の手段」です。
最も重要なのは「時間」です。
性交後、72時間(約3日)以内、できれば24時間以内に服用することで高い効果を発揮します(種類によっては120時間以内のものもあります)。時間が経てば経つほど、効果は下がってしまいます。
そのため、「どこで手に入るか」だけでなく、「今すぐ手に入るか」が非常に重要になります。この緊急性の高さから、アフターピルの入手方法には、低用量ピルとは少し異なる特殊なルートが設けられています。
アフターピルの主な入手方法は以下の3つです。
- 婦人科クリニック: 診察を受けて即日処方してもらう。
- オンライン診療: 夜間や休日でも対応しているサービスを利用し、バイク便などで最短即日配送を依頼する。
- 特定条件の薬局: 一部の薬剤師がいる薬局で、対面での指導を受けて購入する(まだ試験的な段階であり、全ての薬局ではありません)。
低用量ピルとアフターピルは、どちらも「ピル」ですが、役割と購入ルートの緊急性が大きく異なりますので、あなたがどちらを必要としているのかを明確にしてから、次の章で具体的な購入場所を確認していきましょう。
低用量ピルを購入できる場所【医療機関とオンライン】
低用量ピルを探している方に向けて、具体的な購入場所をメリット・デメリットと合わせて詳しく見ていきましょう。
購入場所は、主に「対面での医療機関」と「オンライン診療」の2つに大別されます。
対面診療:婦人科・産婦人科クリニック
最も古くからある、安心・確実なピルの入手ルートです。初診で不安な方は、この対面診療を選ぶのがおすすめです。
メリット
- 詳細な検査が可能: 血液検査や内診など、身体の状態を直接チェックしてもらえるため、ピルが体に合うかを詳細に確認できます。
- 医師に直接相談できる: 副作用の心配事や生活習慣について、対面でじっくり相談できます。
- 保険適用が受けられる可能性: 生理痛(月経困難症)などの治療目的(LEP)であれば、保険適用になる可能性があります。
デメリット
- 待ち時間が長い: 人気のクリニックや土曜日は非常に混み合い、予約をしていても待ち時間が長くなることが多いです。
- 通院の手間: 3ヶ月〜半年に一度は定期的な通院が必要になります。仕事や学業で忙しい方には負担になることがあります。
- プライバシー: 待合室で他の患者さんと顔を合わせることに抵抗を感じる方もいます。
対面診療を選ぶ際は、自宅や職場から通いやすい場所にあるか、また予約システムがしっかりしているかを確認することが重要です。特に、ピルは継続が命なので、「通いやすさ」は最優先事項としてチェックしましょう。
オンライン診療サービス
近年、爆発的に利用者が増えているのがオンライン診療です。特に「忙しい」「クリニックに行く時間がない」「対面での診察に抵抗がある」という方にとっては、革命的なサービスと言えます。
メリット
- 時間と場所を選ばない: 24時間予約可能なサービスもあり、自宅や外出先からスマホ一つで診察が受けられます。
- 待ち時間がほぼない: 予約時間通りに診察が始まるため、クリニックでの長時間の待ち時間がありません。
- プライバシー保護: 誰にも会うことなく、診察から受け取りまで完結できます。
- 定期購入に便利: 継続的な処方を受けやすく、ピルの飲み忘れを防ぐリマインダー機能がついているサービスもあります。
デメリット
- 配送料がかかる場合がある: 薬代とは別に、郵送のための配送料が発生することがあります。
- 即日入手は難しい: 診察は早くても、薬が届くまでに通常1〜3日かかります。(ただし、アフターピルはバイク便などで即日対応可能なサービスもあります。)
- 血液検査は別途必要: 定期的な血液検査が必要な場合、提携クリニックなどで別途検査を受ける必要があります。
低用量ピルは、半年から1年に一度、血液検査などで副作用のチェックが必要になりますが、オンライン診療でもその手配をサポートしてくれるサービスがほとんどです。初めての処方でも、丁寧な問診が行われるため、安心して利用できますよ。
| 比較項目 | 対面診療(クリニック) | オンライン診療 |
| 診察場所 | クリニックに出向く | 自宅や好きな場所(スマホ・PC) |
| 待ち時間 | 長いことが多い | ほとんどない |
| プライバシー | 他の患者と会う可能性あり | 完全に保護される |
| 薬の受け取り | その場で受け取り(即日) | 郵送(通常1〜3日)、アフターピルは即日可能サービスあり |
| 検査体制 | すべて完結 | 血液検査などは提携クリニックへ |
どちらの購入場所を選ぶかは、あなたのライフスタイルとピルを服用する目的によって最適な選択肢が変わってきます。特に忙しい現代人にとって、オンライン診療の利便性は見逃せませんね。
低用量ピルはドラッグストアやコンビニで「市販」されている?
この質問は、多くの方が抱える疑問の一つだと思います。
結論から言うと、現在の日本では、低用量ピルはドラッグストアやコンビニでは市販されていません。
なぜ市販されていないのか?ピルが「要指導医薬品」である理由
ピルが一般的に市販されていない最大の理由は、先述の通り「体への影響が大きいホルモン剤であり、副作用のリスクを伴う」からです。専門的な知識を持つ医師や薬剤師の指導なしに、誰でも自由に購入できる状態にするのは危険と判断されています。
現在、日本で流通している低用量ピルはすべて「医療用医薬品」に分類されており、医師の処方箋がなければ入手できないことになっています。
ドラッグストアで売られている薬の中には、「第一類医薬品」のように薬剤師の説明が必要なものもありますが、ピルはさらに規制が厳しい分類にあると考えてください。
「でも、海外では薬局で買えると聞いたけど?」という方もいるかもしれません。確かに、欧米や一部のアジア諸国では、低用量ピルがOTC(Over The Counter:処方箋なしで購入できる一般用医薬品)として薬局のカウンター越しに販売されている国もあります。
しかし、それはその国の医療体制や文化、そしてピルに対する国民の理解度が日本とは異なるためです。日本の厚生労働省は、慎重に安全性を考慮した上で、現在のところは処方箋のルートを厳格に守っています。
将来、市販化される可能性は?
実は、日本でも低用量ピルの市販化については、数年前から議論が重ねられています。
特に、避妊目的でのピルのアクセス向上や、女性の健康に対する意識改革を進めるため、市販化を求める声は大きいです。しかし、安全性の確保や、万が一の副作用に対する医療体制の整備など、クリアすべき課題も多いのが現状です。
現時点(2025年11月時点)では、低用量ピルがドラッグストアで棚に並ぶことはありませんが、今後、「要指導医薬品」として薬剤師の対面指導のもとで購入できるようになるなど、規制が緩和される可能性は十分にあります。その際には、改めてモモストアで最新情報をお伝えしますね。
今すぐピルが必要な場合は、オンライン診療か対面診療を選ぶことが、最も安全で確実な入手方法となります。変な情報に惑わされず、まずは厚生労働省の公式情報をチェックしてみてください。
市販薬ではないピルのメリット
「市販されていないなんて不便!」と思うかもしれませんが、市販薬ではないからこそのメリットもあるんです。
- 自己負担の軽減: 特定の治療目的であれば、保険適用で薬代を抑えられます。
- 専門医のチェック: 飲み始めや定期的な診察で、血栓症などのリスクを早期発見・予防できます。
- 正確な情報提供: 専門家からピルの正しい使い方、飲み合わせ、副作用について正確な説明を受けられます。
購入のハードルが少し高く感じるかもしれませんが、それは「あなたの健康を守るためのハードル」だと捉えていただけると嬉しいです。
注目!緊急避妊薬(アフターピル)の購入方法と場所
アフターピル(緊急避妊薬)は、その性質上「緊急性」が最も重要です。一刻も早く手に入れる必要があるため、低用量ピルとは異なる特別な入手ルートが用意されています。
性交後、時間との勝負になるため、入手ルートは常に複数知っておくことが大切です。
ルート1:オンライン診療(最短即日入手が可能)
今、最も「早く」「プライベートに」手に入る方法として注目されているのがオンライン診療です。
アフターピルは、特に夜間や土日など、クリニックの診療時間外に必要になることが多いですよね。オンライン診療の中には、24時間365日対応可能なサービスがあり、時間に関係なくすぐに医師の診察を受けることができます。
- 診察: スマホでビデオ通話。早ければ10分程度で終了。
- 配送: 診察後、薬をすぐに発送。サービスによっては、都内など特定の地域に「バイク便」で即日配送してくれるオプションがあります。
「間に合わないかも…」と焦る前に、まずはオンライン診療サービスをチェックしてみるのがおすすめです。もしもの時のために、すぐにアクセスできるオンラインクリニックをスマホにブックマークしておくと安心ですよ。
ルート2:医療機関(婦人科・産婦人科)
もし診療時間内であれば、近隣の婦人科や産婦人科に電話で「アフターピルの処方をお願いしたい」と連絡し、即日受診するのも確実な方法です。
- メリット: その場で薬を受け取れるため、時間をロスすることがありません。対面で医師に不安を相談できます。
- デメリット: 診療時間内に限られる。予約なしだと待ち時間が長くなることがあります。
注意点として、「アフターピルは保険適用外の自由診療」になるため、料金は全額自己負担となります。事前に費用を確認しておくとスムーズです。
ルート3:試験的に取り扱いのある薬局(条件付き)
2023年頃から、日本でも緊急避妊薬の「薬局での販売」に向けた試験的な取り組みが始まっています。これは、特定の研修を受けた薬剤師がいる薬局で、薬剤師による対面での指導を受けた場合に限り、処方箋なしでアフターピルを購入できるというものです。
ただし、以下の厳しい条件があります。
- 取り扱い店舗は限定されており、全ての薬局で買えるわけではない。
- 薬剤師が必ず在籍している時間帯でなければ購入できない。
- 本人の年齢確認(16歳以上)や、避妊の必要性を確認するための詳細な問診が必要。
この薬局での販売はまだ全国的なものではありません。もし薬局での購入を検討する場合は、事前にその薬局がアフターピルの試験販売に参加しているかを電話などで確認してから向かいましょう。
※緊急性の高いピルを求めている場合、まずはオンライン診療かクリニックを優先することが、時間をロスしないための最善策です。
オンライン診療(Web)でピルを購入するメリット・デメリット
低用量ピルの購入方法として今や主流になりつつあるオンライン診療。しかし、「オンラインで本当に大丈夫なの?」と不安に感じる方もいるかもしれませんね。 ここでは、オンライン診療の具体的なメリットと、知っておくべきデメリットを分かりやすく解説します。
オンライン診療の決定的なメリット
オンライン診療が選ばれる理由は、主にその「手軽さ」と「プライバシー保護」にあります。
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待ち時間ゼロでストレスフリー
クリニックで数時間待たされた経験はありませんか?オンライン診療では、予約した時間になったらすぐに診察がスタートします。待合室で何をしようか悩む必要も、時間のロスも一切ありません。多忙な現代人にとっては、この時間の節約が最大の魅力と言えるでしょう。
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場所を選ばず誰にも会わずに完結
自宅や職場の休憩時間、旅行先など、インターネット環境さえあればどこでも診察可能です。クリニックの受付で「ピルを処方してほしい」と言うのに抵抗がある方や、知人に会うのが嫌な方にとって、完全にプライベートが守られるのは大きな安心材料です。
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定期的な継続がしやすい
ピルは毎日飲み続けることが大切です。オンラインサービスでは、定期配送プランが用意されていることが多く、飲み忘れを防ぐためのリマインダー機能や、決まった周期で自動的に薬が届くシステムを利用できます。これにより、「切らしてしまった」というリスクを最小限に抑えられます。
知っておくべきデメリットと注意点
オンライン診療は便利ですが、万能ではありません。デメリットも理解した上で利用しましょう。
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初診時の検査が不十分になる可能性
オンラインでは、医師があなたの身体を直接触って診察する「対面診察」ができません。そのため、血栓症などのリスクを判断するための血液検査や、子宮の状態を確認するための内診は、別途、提携クリニックなどで受ける必要があります。初診の方は、サービス内容をよく確認しましょう。
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配送料や事務手数料がかかる場合がある
オンライン診療では、薬代とは別に「診察料」や「送料」が発生することが一般的です。特に、緊急性の高いアフターピルの場合は、割高なバイク便の費用がかかることもあります。総額でいくらになるのか、事前に料金体系をしっかり確認しましょう。
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薬の到着までに時間がかかる
低用量ピルの場合、診察後すぐに薬が発送されても、手元に届くまでに通常1〜3日かかります。今すぐ服用を始めたい!という方には、対面診療のほうが早い場合があります。飲み続けるための継続的な処方にオンラインは適していると覚えておきましょう。
オンライン診療は、対面診療を何度か経験し、自分の体にピルが合っていることが分かっている方や、忙しさから通院が難しい方にとっては最高の選択肢です。不安な方は、まずは対面診療でピルの種類や服用方法に慣れてから、オンラインに切り替えるのも賢い方法ですよ。
人気上昇中!おすすめのオンラインピル処方サービス徹底比較
オンラインでピルを処方してくれるサービスは、ここ数年で一気に増えました。しかし、サービスによって強みや料金体系、取り扱っているピルの種類が異なります。どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、特に人気があり、信頼できるオンラインピル処方サービスを比較し、選び方のポイントを解説しますね。
サービス比較のポイント
オンラインサービスを選ぶ際に、チェックすべきポイントは以下の通りです。
- 診察料の有無: 薬代とは別に診察料がかかるか?
- 配送料: 薬の配送にかかる費用はいくらか?(定期便で無料になるか?)
- 営業時間: 夜間や土日の診察に対応しているか?
- ピルの種類: 自分が希望するピル(種類や世代)の取り扱いがあるか?
- アフターピル対応: 緊急時に即日配送のオプションがあるか?
これらのポイントを踏まえて、代表的なサービスを比較してみましょう。
| サービス名 | 診察時間(目安) | 診察料(目安) | 低用量ピル料金(月額目安) | 配送スピード |
| Aクリニック(仮) | 9:00〜22:00 | 無料 | 2,980円〜 | 最短翌日 |
| Bサービス(仮) | 24時間365日 | 1,500円 | 3,500円〜 | 最短即日(バイク便オプション) |
| Cドクター(仮) | 平日のみ | 無料 | 2,500円〜 | 2〜3日 |
※上記はあくまで例示であり、実際の料金やサービス内容は各サイトで必ずご確認ください。
あなたに合ったサービスの選び方
どのサービスを選ぶべきかは、あなたの優先順位によって決まります。
とにかく安く済ませたいなら
月々の薬代や、診察料・配送料が無料になるサービスを選びましょう。定期便にすることで、割引が適用される場合が多いので、長期継続を前提に料金を比較するのがおすすめです。診察料が無料でも、薬代が他より高い場合もあるので、総額でいくらになるかをチェックしてください。
緊急時にも備えたいなら
アフターピルの即日配送(バイク便など)に対応しているかを確認しましょう。また、土日祝日や夜間も診察を受け付けている、年中無休のサービスを選んでおくことが大切です。緊急時は、普段使っているサービスがそのまま使えると安心です。
初診でじっくり相談したいなら
診察時間が長めに設定されているサービスや、事前に質問を細かく入力できるサービスを選びましょう。オンラインでも、医師や助産師が親身に相談に乗ってくれるサービスはたくさんあります。安心して服用を始めるためにも、対応の丁寧さは重要なチェックポイントです。
複数のサービスを比較してみて、「ここなら安心して継続できそう」と思えるところを選ぶのが、ピル生活を成功させるカギですよ。
病院・クリニックで処方してもらう際の流れと準備
「初めてピルをもらいに行くけど、どんな流れになるんだろう?」「何か準備していくものはある?」と不安な方のために、病院やクリニックでの処方箋発行までの一般的な流れを詳しく解説します。
受診前の準備:予約と問診票の記入
- 予約: ほとんどの婦人科・産婦人科は予約制です。電話やWebサイトから予約を取りましょう。その際、「避妊目的の低用量ピルを希望」であることを伝えるとスムーズです。
- 基礎体温の記録(任意): 基礎体温を普段から記録していると、医師が体調を把握しやすくなります。義務ではありませんが、持っていくと良いでしょう。
- 必要な情報整理: 以下の情報をメモしておくと、問診がスムーズに進みます。
- 最終月経開始日
- 生理周期や生理痛の状況
- 既往歴(今までかかった病気)や服用中の薬
- 家族の病歴(特に血栓症や乳がんなど)
- 持参するもの: 健康保険証、診察券(あれば)、現金またはクレジットカード(自由診療のため)を忘れずに。
診察当日:問診、診察、検査
クリニックに到着してからの一般的な流れは以下のようになります。
- 受付・問診票記入: 受付を済ませ、体調やピル服用歴などに関する詳細な問診票を記入します。
- 医師による問診: 医師が問診票に基づき、体調、既往歴、喫煙の有無などを確認します。ここで、ピルを服用する上でのリスクがないかを判断します。
- 血圧測定・内診・検査(必要に応じて):
- 血圧測定: 必須です。高血圧の方はピルを服用できない場合があります。
- 内診(任意): 子宮や卵巣に異常がないかを確認するために行われます。特に初めての方や、生理痛が重い方には推奨されます。抵抗がある場合は、医師に相談してみましょう。
- 血液検査: 肝機能や血栓症リスクに関わる数値をチェックするために行われます。特に初診時や定期的なチェックとして必要です。
- ピルの種類と説明: 医師があなたの希望や体調に合ったピルの種類を提案し、服用方法、副作用、注意点について詳しく説明してくれます。
- 処方・会計: 処方箋を受け取り(または院内処方で薬を受け取り)、会計を済ませます。
アフターケアと定期検診
初めてピルを飲み始めてから、約1ヶ月後に一度受診することが推奨されます。これは、ピルが体に合っているか、吐き気や頭痛などの初期の副作用が出ていないかを確認するためです。
その後は、3ヶ月〜半年に一度のペースで定期的な検診(問診や血圧測定、血液検査など)が必要になります。ピルを安全に、そして効果的に継続していくためには、この定期検診は非常に重要ですよ。面倒がらずに必ず受診しましょう。
ピルの種類別!気になる値段と保険適用の有無
ピルを購入する上で、最も気になることの一つが「費用」ですよね。ピルの種類や目的によって、保険が適用されるかどうかが大きく変わってきます。ここを理解しておけば、費用を抑えることができるかもしれません。
費用を分ける基準:LEPとOCの違い
ピルの費用を大きく左右するのは、「治療目的(LEP)」か「避妊目的(OC)」か、という点です。
保険適用:LEP(ルナベル、ヤーズなど)
LEP(Low dose Estrogen Progestin)は、「月経困難症(重い生理痛)の治療」や「子宮内膜症の治療」など、病気の治療を目的として処方されるピルです。この場合は、保険が適用されます。
- 薬代の目安: 1ヶ月分で約1,000円〜3,000円程度(3割負担の場合)。
- 診察代: 初診時は3,000円〜5,000円程度、再診時は1,000円〜2,000円程度。
治療目的なので、医師の診察で「月経困難症」と診断される必要があります。生理痛が重いと感じている方は、保険適用を検討する価値が十分にあります。
自由診療:OC(トリキュラー、マーベロンなど)
OC(Oral Contraceptives)は、「避妊」を主な目的として処方されるピルです。この場合は、全額自己負担となる「自由診療」になります。
- 薬代の目安: 1ヶ月分で約2,000円〜4,000円程度(ピルの種類や世代で異なる)。
- 診察代: 自由診療のため、クリニックによって料金設定が異なります(診察料無料のオンラインサービスもあります)。
避妊目的でピルを服用する場合、保険適用はされませんが、オンライン診療などを活用することで、診察料や薬代を比較的安く抑えることが可能です。
アフターピル(緊急避妊薬)の費用
アフターピルも、低用量ピルと同様に避妊目的の自由診療となるため、保険は適用されません。
| 種類 | 服用時間(目安) | 料金(薬代+診察代の総額目安) |
| レボノルゲストレル錠 | 72時間以内 | 7,000円〜15,000円程度 |
| ウリプリスタール酢酸エステル錠 | 120時間以内 | 10,000円〜20,000円程度 |
アフターピルは薬代のほかに、緊急性の高い診察料や、即日配送オプション(バイク便など)の料金が加算されることがあるため、総額が高くなる傾向があります。ただし、命に関わる問題なので、値段を気にせず、一刻も早く手に入れることを最優先にしてください。
ピルを購入する際の注意点!安全性を守るために
ピルは正しく使えば非常に心強い味方ですが、自己判断で誤った使い方をすると、健康を害するリスクもあります。ピルを安全に購入・服用するために、絶対に守ってほしい注意点をまとめました。
注意点1:自己判断での服用は絶対にNG
インターネットで情報を集めるのは大切ですが、「友達がこのピルを飲んでいるから私も」とか、「副作用は大丈夫そうだから試してみよう」といった自己判断での服用は絶対にやめてください。
特に、以下のような方はピルの服用ができない、または注意が必要な場合があります。
- 喫煙者(特に35歳以上で喫煙している方)
- 重度の高血圧や糖尿病、脂質異常症の方
- 過去に血栓症や脳卒中、心筋梗塞などを発症したことがある方
- 乳がんや子宮体がんなどのホルモン依存性腫瘍がある方
必ず医師の診察を受け、あなたの健康状態を正直に伝えましょう。医師が安全性を判断した上で処方するのが、ピルの大原則です。
注意点2:飲み忘れや飲み間違いは効果を下げる
低用量ピルは、毎日決まった時間に服用することで初めて高い避妊効果を発揮します。飲み忘れは、避妊効果を下げるだけでなく、不正出血などの原因にもなります。
もし飲み忘れてしまった場合は、慌てずに処方されたピルに付属している説明書や、医師・薬剤師からの指示に従って正しく対処しましょう。
- 飲み忘れ対策:
- スマホのアラームをセットする。
- 毎日行う行動(歯磨きや寝る前など)とセットで服用する。
- オンライン診療サービスのリマインダー機能を活用する。
「飲むのが面倒だから」「体調が悪い気がするから」といった理由で自己判断で服用を中止するのも避妊効果がなくなる原因となります。服用を続けられないと感じたら、必ず医師に相談してください。
注意点3:海外からの個人輸入は非常に危険
後述しますが、海外のサイトからピルを個人輸入したり、友人から譲り受けたりするのは非常に危険です。偽造品や品質の劣る薬である可能性があり、最悪の場合、重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。
ピルを購入する際は、必ず日本の厚生労働省が認めた正規ルート(医療機関またはオンライン診療)を利用してください。安さに釣られて、あなたの健康を危険にさらすことは絶対に避けてくださいね。
特に、ピルの服用初期に現れやすい副作用としては、吐き気、頭痛、不正出血などがありますが、これらは通常、体が慣れるにつれて数ヶ月で治まることが多いです。しかし、激しい頭痛、ふくらはぎの痛みや腫れなど、血栓症が疑われる症状が出た場合は、すぐに服用を中止して救急外来を受診しましょう。
ピルはAmazonや楽天市場などの通販(ECサイト)で買える?
「処方箋が必要なピルだけど、Amazonや楽天市場なら買えるんじゃない?」
これもよくある疑問ですが、残念ながらAmazonや楽天市場といった国内の大手通販サイトで、医療用医薬品である「ピル」は販売されていません。
国内ECサイトで「ピル」が買えない理由
理由はシンプルで、日本の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」により、医療用医薬品をインターネットで販売することは厳しく規制されているからです。
Amazonや楽天市場は、その法律を遵守しているため、ピルのような医療用医薬品を出品すること自体ができません。もし、これらのサイトで「ピル」と謳っている商品を見かけた場合、それは以下のいずれかである可能性が高いです。
- サプリメント、代替品: 「ピルに似た効果がある」と謳った栄養補助食品やハーブティーなどであり、避妊効果や治療効果は認められていません。
- 海外からの個人輸入代行業者: 法律をかいくぐって販売しているグレーな業者である可能性があります(これも後述しますが危険です)。
あなたが求めている「避妊効果」や「PMSの改善」をもたらすピルそのものは、絶対に大手国内ECサイトでは販売されていませんので、騙されないように注意してくださいね。
ピル以外の関連商品を探すなら
ただし、ピルを服用する上で役立つ関連商品は、もちろんAmazonや楽天市場で購入可能です。
| 商品カテゴリ | 例 | 用途 |
| 基礎体温計 | 婦人用体温計、記録アプリ連携型 | ピルの服用開始前の体調把握、排卵日の確認に |
| サプリメント | 葉酸、鉄分、ビタミンB群 | ピル服用中の栄養補給、貧血対策に |
| 妊娠検査薬 | 早期検査薬、通常検査薬 | ピル服用中でも「もしも」のために定期的に確認 |
これら関連商品は安心して購入できますが、あくまでピル本体は「医療ルート」で入手することを徹底しましょう。
もし、ピルを飲み始めたばかりで、副作用として「吐き気」や「胃のむかつき」を感じているなら、ドラッグストアの吐き気止めなどを一時的に服用することも検討できますが、事前に必ず医師や薬剤師に相談してくださいね。
海外通販や個人輸入代行を利用するリスク
「病院に行くのが面倒」「薬代を安くしたい」という理由で、海外の通販サイトや個人輸入代行業者からピルを購入しようと考える方がいます。しかし、モモストアとしてはこの方法は絶対に推奨できません。
リスク1:偽造品・粗悪品である可能性
これが最も大きなリスクです。海外の個人輸入サイトで販売されているピルの中には、以下の問題があるものが含まれている可能性が非常に高いです。
- 偽造品: 有効成分が全く入っていない「偽物」である。
- 粗悪品: 品質管理が不十分な環境で作られており、不純物が混入している。
- 成分量不足・過剰: パッケージに記載されているホルモン量と、実際の成分量が異なっている。
これらの薬を服用しても、期待する避妊効果が得られないだけでなく、最悪の場合、健康被害や重篤な副作用を引き起こす可能性があります。特にホルモン剤は、成分量がわずかに違うだけで、体に大きな影響を与えることを忘れないでください。
リスク2:健康被害が起きても「自己責任」になる
正規の医療機関で処方された薬を服用し、重篤な健康被害が発生した場合、日本では「医薬品副作用被害救済制度」などの公的な救済制度が適用されます。
しかし、海外からの個人輸入で入手した薬については、この公的救済制度の対象外となります。つまり、何か問題が起きても、すべて自己責任で解決しなければならないということです。
安く済ませたい気持ちは分かりますが、医療費が何十万、何百万円とかかるリスクと天秤にかけるのは、賢明な判断とは言えません。
リスク3:服用前の診察がないことの危険性
正規ルートでは、医師があなたの既往歴や血栓症リスクを確認してからピルを処方します。個人輸入では、この重要な安全チェックのプロセスが完全に抜け落ちています。
特に血栓症は、ピル服用中の最も注意すべき副作用であり、医師の診察なしに服用を開始するのは非常に危険です。ピルはファッションや美容品ではなく、あなたの身体の根本に関わる「医薬品」であることを常に念頭に置いてください。
ピルは、継続的に安全に服用することが最も大切です。
もし通院が難しいのであれば、安全性が確保された日本のオンライン診療をぜひ活用してください。診察料無料のサービスもたくさんありますので、リスクを負う必要は一切ありません。
大切なのは、「安さ」ではなく「安全性」です。この点だけは、絶対に譲らないようにしてくださいね。
【モモストア解説】自分に合ったピルの選び方
ピルには様々な種類があり、どれを選べばいいか迷いますよね。最後の章では、あなたが医師と相談する際に役立つ、「自分に合ったピルの選び方」のヒントをモモストアが解説します。
選び方のヒント1:服用目的で分類する
まず、あなたがピルを服用したい一番の目的は何でしょうか?目的によって、選ぶべきピルが変わってきます。
- 避妊が第一目的の場合(OC):副作用が少なく、価格の安い「第2世代」や「第3世代」の低用量ピルが選択肢に入ります。特に初めての方は、体への負担が少ない超低用量ピルもおすすめです。
- 生理痛・PMSの改善が第一目的の場合(LEP):治療目的で保険適用となる「超低用量ピル」が中心になります。ルナベル、ヤーズ、ジェミーナなど、医師が生理痛の重さや症状に合わせて選択してくれます。
- ニキビや多毛症などの改善もしたい場合:男性ホルモンの作用を抑える働きが強い「第3世代」ピルなどが選択肢となります。美肌効果を期待したい場合は、医師にその旨を伝えて相談しましょう。
選び方のヒント2:ホルモン量の違いで分類する
ピルに含まれる女性ホルモン(エストロゲン)の量によって、「高用量」「中用量」「低用量」「超低用量」と分けられます。
- 超低用量ピル: エストロゲン量が最も少なく、副作用(吐き気など)が出にくいとされる。主に治療目的に使われることが多いです。
- 低用量ピル: 最も一般的で、避妊目的で広く使われています。
初めてピルを服用する方は、副作用が少ない「超低用量」や「低用量」ピルから飲み始めるのが一般的です。体が慣れてきたら、医師と相談して種類を切り替えることも可能です。
選び方のヒント3:定期的な服用方法で分類する
ピルには、1シートの薬の数や飲み方が異なるタイプがあります。
| タイプ | 説明 | メリット |
| 21錠タイプ | 21日飲んで7日休薬(薬を飲まない) | 休薬期間が分かりやすい |
| 28錠タイプ | 21日飲んで、7日はプラセボ(偽薬)を飲む | 毎日飲む習慣がつけやすく、飲み忘れを防げる |
| 連続服用タイプ | 77日連続で飲み、7日休薬など | 生理の回数を減らせる(年間3〜4回などに) |
「毎日飲むのを忘れたくない」という方は、28錠タイプのほうが、習慣化しやすくおすすめです。「生理の回数を減らしたい」という方は、連続服用タイプを選ぶと、生理が来る回数を大幅に減らすことができますよ。
これらの情報を頭に入れておけば、医師とのコミュニケーションもスムーズに進みます。最終的な判断は医師が行いますが、あなたの希望をしっかり伝えることが、最適なピルを見つける一番の近道です。安心して、自分の体に合ったピルを見つけてくださいね。

