レターセットはどこで売ってる？種類が豊富でかわいいデザインのお店を徹底解説！

大切な人へメッセージを伝えたいとき、「どのレターセットを使おうかな？」とワクワクしますよね。
いざレターセットを探そうと思っても、「どこに売っているのか」「どんな種類のお店があるのか」で迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、レターセットを確実に手に入れられる場所から、ちょっとした工夫で手紙の印象をアップさせる選び方まで、詳しくご紹介します。急いでいる時のための穴場情報もありますよ！

レターセットを売っている実店舗をジャンル別に完全リストアップ！

「手紙を書きたい」と思った時、まず頭に浮かぶのは文房具店かもしれませんが、実はレターセットは私たちが想像している以上に幅広い場所で販売されています。

特に「どんなデザインが欲しいか」「急いでいるか」「予算はどれくらいか」によって、ベストな購入場所が変わってきますので、まずは主な販売場所をジャンルごとに把握しておきましょう。購入場所を間違えると、時間のロスになってしまうこともあるので、目的と照らし合わせて選ぶのが賢明です。

主な販売場所を一覧表にまとめました。この表を見れば、あなたが必要なレターセットがどこで見つかるか、一目瞭然ですよ！

ジャンル	具体的な店舗名（例）	特徴・品揃えの傾向	価格帯の目安
① 100円ショップ	ダイソー、セリア、キャンドゥ	手軽に試せる、トレンドデザインも豊富。ただし紙質は価格相応。	110円～
② 文房具・雑貨店	ロフト、東急ハンズ、伊東屋、丸善ジュンク堂	国内外の高品質なもの、キャラクター、多様な素材・デザイン。圧倒的な種類。	400円～2,000円
③ 専門雑貨店・アパレル系	PLAZA、ソニプラ、フライングタイガー、無印良品	おしゃれでユニークなデザイン、海外テイスト、シンプルモダン。	300円～1,500円
④ コンビニ・スーパー	セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、イオン、イトーヨーカドー	緊急時用、シンプル、最低限のラインナップ。キャラクターものは少ない。	300円～500円
⑤ 郵便・通信関連	郵便局、一部の切手・はがき販売所	シンプル、和風、レトロ、切手とセットになったもの。紙質はしっかりしていることが多い。	300円～800円

ご覧の通り、レターセットといっても売られている場所は様々です。
例えば、「ちょっとしたメモ程度でいいから安く済ませたい」なら100円ショップが最強の味方になりますし、「結婚祝いのお礼など、一生残るような手紙を書きたい」なら、上質な紙を扱う文房具専門店がおすすめです。

お店によって取り扱っているメーカーやデザインの傾向が全く違うので、次の見出しからは、それぞれの店舗の「ここがすごい！」というポイントを掘り下げてご紹介していきますね。

また、店舗に足を運ぶ時間がない方や、特定の限定デザインを探している方は、オンライン通販も非常に便利です。特にAmazonや楽天市場では、お店では見かけないような個人作家さんの作品や、海外製の珍しいレターセットも見つけることができますよ。

お店の場所や営業時間などを調べてからお出かけになると、スムーズにお買い物ができます。たとえば、最寄りのロフトの店舗情報などは、Google検索で簡単に確認できますので、ぜひチェックしてみてください。

大切なのは、送る相手への気持ちを込めること。その気持ちを彩ってくれる素敵なレターセットが、きっと見つかるはずです！

【100均徹底比較】ダイソー・セリア・キャンドゥのレターセットの品揃えは？

「手紙をたくさん書きたいけど、頻繁に高いレターセットを買うのはちょっと…」と感じる方にとって、100円ショップはまさに救世主です。最近の100均は侮れません。文房具の進化は目覚ましく、デザインも紙質も、昔と比べて格段にレベルアップしています。

ここでは、主要な100円ショップであるダイソー、セリア、キャンドゥのレターセットの傾向を、モモストア独自の視点で徹底比較していきますね。

ダイソー：量とバラエティの豊富さが魅力

ダイソーの強みは、なんといっても圧倒的な店舗数と商品展開の幅広さにあります。レターセットのコーナーに行くと、陳列棚にびっしりと並んだカラフルな商品に驚くでしょう。

• デザインの傾向: キャラクターもの（サンリオやディズニーなどの版権コラボも時折見られます）、季節のモチーフ（クリスマス、桜、夏祭りなど）、シンプルなビジネス風、そしてユニークなダイカット（型抜き）デザインなど、とにかく種類が豊富です。
• 容量: 他の100円ショップと比べて、便箋の枚数が多いセットや、封筒と便箋が別々に販売されているパターンが多い印象です。たくさん手紙を書きたい人には最適です。
• 紙質: 基本的には薄手ですが、最近は厚みのあるクラフト紙や、透け感のあるトレーシングペーパーを使ったおしゃれなセットも登場しています。ただし、インクによってはにじみやすいものもあるので、万年筆を使う場合は、事前に端っこで試筆することをおすすめします。

ダイソーのレターセットは、「いろんなデザインを試したい」「友達へのカジュアルな手紙に使いたい」という場合にぴったりです。新商品も頻繁に入れ替わるので、訪れるたびに新しい発見があるのも楽しみの一つですね。

セリア：おしゃれで高見えするデザイン性No.1

セリアは、100円ショップの中でも特に「おしゃれ」「可愛い」「高見え」といったキーワードが当てはまるお店です。レターセットに関しても、その傾向は顕著で、まるで雑貨店で購入したかのような洗練されたデザインが多いのが特徴です。

• デザインの傾向: 北欧風のシンプルなイラスト、水彩画のような優しいタッチ、繊細なレース柄、レトロでアンティークな雰囲気のデザインなど、どちらかというと大人向けのテイストが充実しています。
• 容量: ダイソーと比べると容量は少なめですが、その分、デザインのクオリティにコストがかけられていると感じられます。便箋と封筒のセットに加えて、おしゃれな封緘シールが付属しているものも多いです。
• 紙質: クラフト紙、ざらっとした手触りの良い紙、少し凹凸のあるエンボス加工が施された紙など、紙の素材感にもこだわった商品が多く、「100円とは思えない！」と驚かされることもしばしばです。

セリアのレターセットは、「ちょっとしたお礼状だけどおしゃれに見せたい」「シンプルだけどセンスの良いものが好き」という方に強くおすすめできます。InstagramなどのSNSでも、セリアの文房具は常に話題になっていて、品切れになることもあるほど人気が高いんですよ。

キャンドゥ：ユニークなアイデア商品が多い

キャンドゥは、上記2店舗と比べると店舗数はやや少ないかもしれませんが、「ちょっと面白い」「気が利いている」と感じるユニークなアイデア商品が多いのが魅力です。レターセットのラインナップも、他にはない個性的な商品が並ぶことがあります。

• デザインの傾向: 猫や犬などのアニマルモチーフ、食べ物モチーフなど、ちょっとクスッと笑えるような可愛らしいデザインが多いです。また、季節のイベントに合わせたちょっとした手渡し用ミニレターセットなど、用途に特化した商品も充実しています。
• 容量: セリアと同様に容量は標準的ですが、ダイカットや変形封筒など、形にこだわったセットが多いのが特徴です。
• 特徴的なアイテム: キャンドゥでは、便箋だけでなく、手紙を簡単に可愛くデコレーションできるマスキングテープやデコレーションシールなどの関連商品も充実しています。これらをセットで揃えれば、オリジナリティ溢れる手紙が完成します。

結論として、100円ショップはどこもレターセットを扱っていますが、ダイソーは「量と種類」、セリアは「デザイン」、キャンドゥは「ユニークさ」という違いがあります。目的に合わせて使い分けてみてくださいね。

文房具の聖地！ロフトやハンズで「運命のレターセット」に出会う秘訣

もしあなたが、「一目で気に入る、とっておきのレターセットが欲しい」「特別な人へ、上質な紙で気持ちを伝えたい」と考えているなら、文房具専門店や大型雑貨店を訪れるのがベストです。中でもロフトや東急ハンズ（ハンズ）は、レターセットの品揃えにおいて、他店の追随を許さない「聖地」と呼べる存在です。

これらの店舗では、100円ショップでは取り扱いのない、有名メーカーの高級ラインや、海外の輸入雑貨、さらには地元の作家さんが作ったハンドメイド系のレターセットまで、幅広い商品が並びます。ここでは、ロフトとハンズを中心に、その魅力を深掘りしていきます。

ロフトの魅力：トレンドとキャラクター性の融合

ロフトは、最新のトレンドをいち早く取り入れるのが得意です。特に文房具フロアは、季節やイベントごとにレイアウトが変わり、常に新しい発見があります。

• トレンドの波に乗る: SNSで話題になっているメーカーや、期間限定のコラボアイテムなど、「今、一番売れている」商品をチェックするならロフトは外せません。
• キャラクターアイテムの充実: サンリオ、スヌーピー、ムーミンなど、幅広い年齢層に愛されるキャラクターのレターセットが非常に充実しています。特に、ロフト限定デザインが発売されることもあるため、ファンには見逃せません。
• 試し書きコーナー: 多くの場合、ペンやレターセットの一部を試し書きできるコーナーが設けられています。これは、実際に紙の質感やペンの滑りを確認できるので、失敗しない買い物をする上で非常に重要です。

ロフトは、「可愛い」「おしゃれ」「話題性」を重視する方に特におすすめです。行くたびに新しいアイテムが増えているので、いつ行っても飽きることがありません。公式サイトでオンラインストアをチェックしてから店舗に行くのも賢い方法ですね。

東急ハンズ（ハンズ）の魅力：素材と機能性を追求

東急ハンズ（ハンズ）は、ロフトと並んで文房具好きに愛されていますが、その特徴は「素材と機能性」に重きを置いている点にあります。

• 和紙・高級紙の品揃え: 日本各地の伝統的な和紙を使ったレターセットや、万年筆で書いても滲みにくい高品質な紙、厚手のカードなど、紙そのもののクオリティにこだわった商品が多いです。目上の方への手紙や、格式を重んじるシーンに最適です。
• ビジネス・フォーマルな対応: シンプルで無駄のないデザイン、透かしが入った上品な便箋など、ビジネスシーンや冠婚葬祭にも使えるフォーマルなレターセットが充実しています。
• ステーショナリー総合提案: シーリングスタンプ、特別なインク、高級筆記具など、手紙を書くための周辺アイテムも豊富に揃っているため、レターセットと道具をトータルでコーディネートしたい人にはハンズが一番でしょう。

ハンズは、「落ち着いた大人のデザイン」「上質な紙質」を求める方にぴったりです。専門知識を持ったスタッフの方に相談すれば、TPOに合わせた最適なレターセットを提案してもらえるかもしれません。

その他の専門文具店

伊東屋や丸善ジュンク堂などの専門文具店は、さらに専門性の高い文房具を扱っています。レターセットも、海外の老舗ブランドの輸入便箋や、美術館とのコラボレーションアイテムなど、美術品のようなクオリティのものが並びます。価格帯は高めですが、その分、持つ喜び、書く喜びを感じられる逸品に出会えます。

このように、文房具の聖地と呼ばれる店舗では、単に文字を伝えるための紙ではなく、「想いを形にするためのツール」としてレターセットが並んでいます。時間をかけてじっくりと、あなただけの「運命のレターセット」を探してみてくださいね。

おしゃれ度重視！PLAZA・無印良品など雑貨店で見つかるデザイン性の高いレターセット

文房具店とは少し違った角度からレターセットを探したいなら、雑貨店やアパレル系のショップを覗いてみるのがおすすめです。これらの店舗は、レターセットを「文房具」としてではなく、「おしゃれな雑貨」「ライフスタイルアイテム」として扱っているため、独特なデザインやテイストの商品が多いのが特徴です。

特にPLAZA（プラザ）や無印良品は、ターゲット層が明確で、そこに合わせたレターセットのラインナップが非常に魅力的です。ここでは、それぞれのお店の個性を見ていきましょう。

PLAZA（プラザ）/ソニプラ：海外テイストのポップさが魅力

PLAZA（旧ソニープラザ）は、海外の輸入雑貨やコスメ、お菓子などを多く扱うお店で、レターセットもポップでカラフル、そしてどこかユーモラスなデザインが中心です。

• デザインの傾向: 原色を使った大胆なデザイン、海外のキャラクター（バーバパパやスマーフなど）、グリッターやホログラム加工が施された華やかなレターセットなど、見ているだけで元気が出るようなアイテムが揃っています。
• ターゲット層: 10代～30代前半の、トレンドに敏感な女性が主なターゲット。友人や恋人へのカジュアルなメッセージ、誕生日プレゼントに添えるメッセージカードなどに向いています。
• ユニークさ: ダイカットの形が珍しいものや、小さなメッセージカードと封筒がセットになったものなど、遊び心のある商品が多いため、「誰とも被りたくない」という個性派の方におすすめです。

PLAZAのレターセットは、手紙を受け取った相手が思わず笑顔になるような、明るいサプライズを提供してくれます。価格も比較的手頃なものが多いため、気分に合わせて気軽にデザインを変えてみるのも楽しいですよ。

無印良品：シンプルモダンを極めた逸品

無印良品は、「無駄を省いたシンプルさ」が最大の魅力です。レターセットに関しても、その哲学が一貫しており、素材の良さと機能美を追求した商品が並んでいます。

• デザインの傾向: 色は白、生成り、クラフトカラーなど、落ち着いたアースカラーが中心。装飾はほとんどなく、紙の質感や手触り、書きやすさが重視されています。
• ターゲット層: 世代を問わず、シンプルで上質なものを好むミニマリストや、ビジネスで利用したいと考える方に支持されています。
• 紙質へのこだわり: 環境に配慮した素材や、再生紙、上質紙など、書き心地にこだわった商品が多いです。裏写りしにくく、どんな筆記具にも対応できる高い実用性を持っています。

無印良品のレターセットは、「手紙の内容で勝負したい」「余計な装飾は不要」と考える方に最適です。目上の方や取引先への手紙にも失礼にあたらず、幅広いシーンで活躍してくれるでしょう。

意外な雑貨店や専門店

その他にも、例えばインテリアショップやアパレルショップの一角に、セレクトされたレターセットが置かれていることがあります。これらは、お店のコンセプトに合った「作家もの」や「海外のステーショナリー」が多いため、本当に特別なデザインに出会える可能性があります。

また、美術館や博物館のミュージアムショップも穴場です。展示作品をモチーフにしたレターセットや、歴史的なデザインを再現したものが多く、知的でアーティスティックな雰囲気を演出したいときにぴったりです。思いがけない場所での出会いも、手紙の楽しみの一つかもしれませんね。

急いでいるときに便利！コンビニ・スーパー・ドラッグストアで買えるレターセット

「手紙を書くのをうっかり忘れていて、今すぐレターセットが必要！」「出先で急遽、お礼のメッセージを添えることになった」という緊急事態は、誰にでも起こりえますよね。そんな時、私たちの生活圏に必ずあるコンビニやスーパー、ドラッグストアは、最後の砦となってくれます。

これらの店舗は、品揃えの豊富さでは専門店に劣りますが、「必要なものを、必要な時に」手に入れるためのレターセットを必ず置いています。ただし、店舗によって品揃えに差があるので、それぞれの傾向を知っておくと安心です。

コンビニ（セブン・ローソン・ファミマ）での購入事情

大手コンビニエンスストアは、急な文具ニーズに対応するため、最低限のラインナップを常備しています。レターセットもその一つです。

• 品揃え: シンプルでベーシックなデザインが中心です。派手なキャラクターものや、和紙を使った高級なものはほとんど見かけません。主に「白無地の便箋と封筒のセット」や、一筆箋に近いシンプルなミニレターセットが主流です。
• 用途: お中元・お歳暮のお礼状、急なビジネスでのメモ書き、旅行先からの簡単な近況報告など、緊急性の高い用途に向いています。
• 価格帯: 専門店よりは安価ですが、100円ショップよりは高め。300円から500円程度のものが一般的です。
• 注意点: 店舗の規模や立地によって、文房具の取り扱い自体がない、または非常に少ない場合があります。特に駅構内や非常に小さな店舗では、レターセットが見つからない可能性もあるので注意が必要です。

もしコンビニで見つからなかった場合は、すぐ近くにある郵便局をチェックしてみるのも良いでしょう。郵便局は、コンビニよりもさらに品質の良いレターセットを扱っていることがあります。

スーパー（イオン・イトーヨーカドーなど）の文具コーナー

大型スーパーマーケットは、文房具売り場が比較的充実しています。特にイオンやイトーヨーカドーのような総合スーパーでは、子どもの学用品から大人の事務用品まで、幅広い文具を取り扱っています。

• 品揃え: コンビニよりも種類は豊富で、キャラクターものや、季節に合わせたデザインも見つかります。小学生や中学生向けの、可愛らしいデザインのレターセットも多く、親子でのお買い物に便利です。
• 価格帯: 100円ショップと専門店の中間で、価格と品質のバランスが取れた商品が多いです。
• メリット: 他の買い物（食料品や日用品）のついでに立ち寄れるため、時間を有効に使いたい方におすすめです。

ドラッグストア（マツキヨ・スギ薬局など）の意外な穴場感

ドラッグストアは、「薬とコスメのお店」というイメージが強いかもしれませんが、最近は日用品の品揃えが非常に充実しています。レターセットも、最低限の文具として取り扱っている店舗が増えてきました。

• 品揃え: コンビニと同様、非常にシンプルで実用的なものに限定されます。主に一筆箋や、白無地のセットが多いです。
• 利用シーン: お薬や日用品の購入ついでに、本当に最低限のメッセージが必要になった時。
• 見つけ方: レジ近くの文具コーナーや、事務用品・ノートなどが並ぶ棚を探してみてください。

結論として、緊急性の高い時や、シンプルなもので十分な場合は、コンビニ・スーパー・ドラッグストアが非常に役立ちます。ただし、特別なデザインや高品質な紙を求めている場合は、やはり専門店やオンライン通販を利用するのが確実です。

郵便局のレターセットは意外な穴場？シンプルで上質な紙を選ぶならココ

レターセットを探していると、ついつい華やかなデザインや最新のトレンドに目が行きがちですが、実は「郵便局」が販売しているレターセットは、知る人ぞ知る穴場なんです。

郵便局のレターセットと聞くと、「地味なのでは？」「公的なものしか置いてないのでは？」と思う方もいるかもしれませんが、実際に見てみると、その品質の高さと使いやすさに驚かされます。特に、大人の方やビジネスシーンで手紙を書く機会が多い方には、ぜひ一度チェックしていただきたい場所です。

郵便局のレターセットの特徴

郵便局が扱うレターセットは、その販売元が「手紙を送るプロ」であるため、他の店舗にはない独特の魅力を持っています。

特徴1：郵送を前提とした高い実用性

当たり前ですが、郵便局のレターセットは「確実に郵送されること」を第一に考えられています。そのため、封筒のサイズや重さが郵便規定にぴったり合っているものが多く、特に定形郵便の範囲内で収まるように設計されています。分厚いレターセットや、封筒の形が変形しているものは、郵送時に追加料金が発生したり、そもそも送れなかったりするリスクがありますが、郵便局のものであればその心配はほとんどありません。

特徴2：シンプルで上品なデザイン

デザインは、派手さはありませんが、非常に上品で落ち着いたものが中心です。和紙を使ったレターセットや、日本の四季をテーマにした繊細なイラスト、伝統的な柄などが多く、目上の方への手紙や、かしこまったお礼状などに最適です。ごちゃごちゃしたデザインが苦手な方、文字を美しく見せたい方には特に好評です。

特徴3：切手とのトータルコーディネート

郵便局では、様々なデザインの記念切手や特殊切手が販売されています。レターセットのデザインと切手のデザインを合わせることで、より手の込んだ、気持ちのこもった手紙を演出できます。レターセットと一緒に、季節の切手や可愛い切手を選んでみるのも、郵便局ならではの楽しみ方です。

レターセットのタイプ	適したシーン	紙質の傾向
白無地・罫線のみ	ビジネス、フォーマルなお礼状、日常使い	厚手のしっかりした上質紙
和紙・和柄	目上の方、季節の挨拶状（暑中見舞いなど）	手触りの良い和紙、透かし加工
ご当地・季節限定	旅行先からの近況報告、コレクターアイテム	多種多様（限定デザインが多い）

ビジネス利用にも最適な理由

郵便局のレターセットがビジネス利用に強い理由は、その「無難さ」と「品質」にあります。過度にカジュアルなデザインは、時に相手に失礼な印象を与えかねませんが、郵便局のものはTPOを選びません。

特に、手紙の書き方やマナーに自信がない方は、郵便局の便箋の罫線の間隔や、封筒のサイズが一般的なマナーに則っているため、安心して使用することができます。手紙の一般的なマナーについては、日本郵便のサイトなどで確認しておくとさらに完璧ですね。

急ぎで上質なレターセットを手に入れたい時や、目上の方への手紙を書く時は、ぜひ最寄りの郵便局を覗いてみてください。思いがけない素敵な出会いがあるかもしれませんよ。

失敗しない！用途別・送る相手別に考えるレターセットの選び方

レターセットの販売場所が分かったところで、次に重要になってくるのが「失敗しない選び方」です。店頭には驚くほど多くの種類が並んでいるため、「可愛いから！」という理由だけで選んでしまうと、いざ書く段になって「このデザインは相手に失礼かな？」「紙が薄すぎて裏写りしそう…」と後悔することになりかねません。

手紙は、相手への気持ちを届ける大切なツールですから、送る相手やTPOに合わせて選ぶのがマナーです。ここでは、用途と相手別に、どんなレターセットを選ぶべきか、具体的なポイントをご紹介します。

相手別：気持ちが伝わるデザインの選び方

1. 目上の方・ビジネス関係の方へ

「シンプル・上質・控えめ」が鉄則です。

• デザイン: 白、アイボリー、淡いグレーなどの単色無地。透かしが入っている程度の、非常にシンプルなものがベストです。キャラクターや派手な色は絶対に避けましょう。
• 紙質: しっかりとした厚みがあり、インクが滲みにくい上質紙や、高級な和紙を選びます。筆記具の跡が残らないよう、ざらつきの少ないものを選びましょう。
• 封筒: 二重封筒（内側に薄い紙が貼ってあるもの）を選ぶと、内容が透けず、より丁寧な印象を与えられます。

2. 友人・親しい同僚へ

「個性・トレンド・遊び心」を活かしましょう。

• デザイン: 相手の好きなキャラクターや、趣味を連想させるモチーフ、SNSで話題のトレンドデザインなど、相手の好みに合わせたものを選びます。ダイカット（型抜き）や、ユニークな色使いのレターセットも喜ばれます。
• 紙質: クラフト紙やトレーシングペーパーなど、素材感のある紙もおしゃれでGOOD。
• 注意点: あまりに薄すぎてすぐに破れてしまうような紙質のものは避け、書き心地も考慮して選びましょう。

3. 恋人・特別な方へ

「ロマンチック・特別感・香り」を意識しましょう。

• デザイン: 花柄、ハートモチーフ、星空など、ロマンチックなデザインや、シンプルでも特別な意味を持つモチーフのものがおすすめです。
• 紙質: 手触りの良いものや、微細なラメが織り込まれた紙など、触覚や視覚に訴えかけるものを選びます。
• テクニック: 手紙にほんのり香りを付けて送る（練り香水などを少し封筒に入れる）と、さらに特別感がアップします。

用途別：シチュエーションで考える選び方

用途	選ぶべきデザイン・紙質	おすすめの購入場所（例）
お礼状（フォーマル）	白無地、上質紙、二重封筒、落ち着いた罫線	東急ハンズ、郵便局、高級文具店
カジュアルな手紙	ポップ、キャラクター、カラフル、好きな素材	ロフト、PLAZA、100円ショップ
季節の挨拶状	和紙、季節のモチーフ（桜、紅葉など）、繊細なイラスト	郵便局、和紙専門店、ハンズ
ビジネス（お詫びなど）	罫線入り、白無地、書きやすい厚手の紙	無印良品、郵便局、専門店

「手紙の印象は、紙質とデザインで9割決まる」と言っても過言ではありません。この表とポイントを参考に、相手への気持ちが最大限に伝わるようなレターセットを選んでくださいね。本当に迷ったときは、上質な紙を扱っているお店で、定番のシンプルなものを選ぶのが一番失敗が少ないですよ。

手紙好きが選ぶ！おすすめのレターセット人気メーカー3選を徹底解説

レターセット選びをさらに楽しむために、ここでは手紙好きや文具マニアから熱い支持を受けている、人気の文具メーカー・ブランドを3つご紹介します。メーカーごとにデザインのテイストや紙へのこだわりが全く違うので、自分好みのブランドを見つけることができれば、レターセット選びが格段に楽しくなりますよ！

ミドリ（株式会社デザインフィル）: デザイン性と実用性の王道

ミドリは、誰もが一度は目にしたことのある有名な文具メーカーで、特に「便箋・封筒」や「日記帳」などの紙製品において、高い評価を得ています。そのレターセットは、デザインの美しさと、書きやすさという実用性を両立させているのが最大の魅力です。

• デザインの傾向: 季節の花や風景をモチーフにした、繊細で優しい色使いのイラストが多いです。派手すぎず、落ち着いた可愛らしさがあり、幅広い年齢層に愛されています。
• 紙へのこだわり: 「MD用紙」など、筆記具との相性を徹底的に追求した、ミドリ独自の用紙を使用している商品が多く、万年筆やゲルインクペンを使っても、インクが滲みにくく、裏抜けしにくいのが特徴です。
• おすすめシリーズ:
  • 「一筆箋」：ちょっとしたお礼やお菓子に添えるのに便利なミニレターセットが豊富。
  • 「紙シリーズ」：季節感あふれる、日本の美しい情景をモチーフにしたデザインが人気です。

「失敗のない、万人受けする高品質なレターセットが欲しい」という方は、まずミドリの製品からチェックするのがおすすめです。特に、書き心地を重視する方には、ぜひ一度試していただきたいメーカーです。

古川紙工株式会社: 和紙とレトロモチーフの魅力

岐阜県に本社を構える古川紙工は、日本の伝統的な「美濃和紙」を使った紙製品を数多く生み出しているメーカーです。古川紙工のレターセットは、温かみのある和紙の風合いと、どこか懐かしいレトロなデザインが特徴で、近年、特に若い世代からも大人気となっています。

• デザインの傾向:
  • 「そえぶみ箋」：ミニサイズの便箋と封筒のセットで、レトロな食べ物や動物、日本の風物をモチーフにしたユニークなデザインが豊富です。
  • 「美濃和紙」：ざらっとした手触りや、優しく透けるような風合いが魅力。和風でありながらモダンなテイストも取り入れており、おしゃれな雑貨店でもよく見かけます。
• 紙へのこだわり: 和紙ならではの独特な風合いと、インクのにじみ方を楽しむことができます。筆で書くような、味わい深い文字を表現したいときに最適です。

手紙に「和」の要素を取り入れたい方、他とは一味違う、温かい雰囲気のレターセットを探している方には、古川紙工の製品がぴったりです。ぜひ古川紙工の公式サイトなどで、その独特な世界観を覗いてみてください。

ホールマーク（Hallmark）: 海外テイストと高品質なグリーティング

ホールマークは、アメリカ発祥のグリーティングカードメーカーとして世界的に有名です。レターセットやカード類は、海外テイストの華やかさと、グリーティングに特化した品質の高さが魅力です。

• デザインの傾向: 立体的な加工、金箔や銀箔の装飾、鮮やかな色使いなど、お祝いの気持ちや感謝の気持ちをストレートに表現できる、華やかなデザインが多いです。
• 用途: 結婚祝い、出産祝い、誕生日、クリスマスなど、特別なイベントの際にメッセージを添えるのに最適です。
• 特徴的なアイテム:
  • 立体的なカード：封筒から出すと飛び出す仕掛け付きなど、サプライズ感のあるレターセットやカードが充実しています。
  • 便箋の罫線がないもの：カードとして使用することを前提とした、罫線がないデザインが多いのも特徴です。

「手紙というよりは、メッセージカードに近い使い方をしたい」「華やかなデザインで、お祝いの気持ちを盛り上げたい」という方は、ホールマークのアイテムをチェックしてみる価値がありますよ。ロフトやPLAZAなどの大型雑貨店で多く取り扱われています。

手紙の印象を格上げ！レターセットにプラスしたいワンランク上の便利アイテム

レターセットを選んだら、次に考えたいのが「手紙の完成度をさらに高めるアイテム」です。便箋に文字を書いて封筒に入れるだけでももちろん気持ちは伝わりますが、ちょっとしたひと手間を加えるだけで、手紙の印象は格段にアップし、受け取った相手の喜びも増します。

ここでは、手紙好きのモモストアが実践している、レターセットと一緒に用意したいワンランク上のアイテムやテクニックをご紹介しますね。

封緘（ふうかん）シールとシーリングスタンプ

封筒の口を閉じる「封緘」の部分は、手紙の顔とも言える重要なパーツです。ここにこだわるだけで、全体が一気に格上げされます。

特別な封緘シール

レターセットに付属しているシンプルなシールではなく、別売りの金箔や銀箔を使った高級感のあるシールや、花や鳥の繊細なイラストが描かれたシールを使ってみましょう。特に、和紙素材のシールや、透明な素材に文字だけが印刷されたシールは、封筒のデザインを邪魔せず、上品な印象を与えてくれます。

シーリングスタンプ

映画などで見る、ロウを溶かしてスタンプを押す「シーリングスタンプ」は、手紙に最もロマンチックでクラシカルな印象を与えることができます。

• メリット: 他の誰とも被らない、非常にパーソナルな手紙を演出できます。
• 購入場所: 東急ハンズ、大型文具専門店、Amazonなどのオンライン通販でキットとして販売されています。
• 注意点: 郵送中にロウが割れたり剥がれたりする可能性があるため、大切な手紙の場合は、シーリングスタンプを押した面を内側にして、さらに別の封筒に入れて二重封筒にするなど、ひと工夫加えると安心です。

書き心地を決める特別なインクと筆記具

どんなに美しいレターセットでも、インクが滲んだり、文字が書きにくかったりすると台無しです。筆記具にもこだわってみましょう。

• 万年筆・ガラスペン:
  万年筆のインクは、同じ黒でもメーカーによって微妙に色合いや濃さが異なります。また、「古典インク」と呼ばれるインクは、時間が経つと色が変化し、手紙に深みを与えてくれます。ガラスペンは、見た目が美しく、インクの色を頻繁に変えて楽しめるため、手紙を複数書くときにも便利です。
• カラーペン・マーカー:
  強調したい部分や、追伸などの文字をレターセットの色と合わせたカラーペンで書くのもおしゃれです。ただし、目上の方への手紙では、黒または濃紺のインクを使うのがマナーですので、注意してくださいね。

香り付けアイテムとデコレーション

視覚や触覚だけでなく、嗅覚に訴えかけることも、手紙を特別なものにするテクニックです。

• 文香（ふみこう）:
  和紙に包まれたお香のことで、手紙と一緒に封筒に入れて送ります。開封した時にほんのり上品な香りが広がり、季節感や雅な雰囲気を演出できます。郵便局や和紙専門店などで手に入ります。
• 練り香水・サシェ:
  直接紙に香水を吹きかけるとシミになってしまいますが、練り香水を指先に少量取り、封筒の端や便箋の裏側にごく薄く塗ることで、優しい香りを付けることができます。サシェ（匂い袋）を手紙と一緒に保管しておくのもおすすめです。
• マスキングテープ:
  封筒の口を閉じる際や、便箋の下端などにレターセットの柄とリンクしたマスキングテープを貼ると、カジュアルながらも手の込んだ印象を与えられます。

これらのアイテムを組み合わせることで、あなたの手紙は単なるメッセージを超えた「贈り物」へと変わります。ぜひ、次の手紙から試してみてくださいね。

自宅から簡単注文！Amazonや楽天市場などオンライン通販のメリット・デメリット

実店舗でのレターセット探しはワクワクしますが、「忙しくてなかなかお店に行けない」「近所に大型の文房具店がない」という方も多いでしょう。そんなときに活躍するのが、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといったオンライン通販サイトです。

オンラインでの購入は非常に便利ですが、実店舗とは違うメリットとデメリットがあります。ここでは、オンライン通販を賢く活用するためのポイントをご紹介します。

オンライン通販（Amazon・楽天）のメリット

オンライン通販が実店舗に勝る点は、主に以下の3つです。

1. 圧倒的な品揃えと網羅性

日本全国、そして世界のメーカーの商品を一箇所で比較検討できるのが最大の魅力です。

• 限定品・廃盤品：実店舗では在庫切れになってしまった限定デザインや、すでに製造されていない過去の廃盤品（デッドストック）なども見つかることがあります。
• 海外ブランド：国内では取り扱いの少ない、マイナーな海外の文具ブランドのレターセットも簡単に見つけることができます。
• 価格比較：複数の販売店の価格を瞬時に比較できるため、最も安く購入できるショップを見つけることができます。

2. ユーザーレビューによる情報収集

実際にそのレターセットを使用した他の購入者のレビューや評価を参考にできるのは、オンラインならではの大きなメリットです。

• 「万年筆のインクが滲みやすい」
• 「写真で見るよりも紙が薄かった」
• 「封筒の色が写真と違った」

といった、実際に使ってみないと分からないリアルな情報を知ることができるため、購入失敗のリスクを大幅に減らせます。特に紙質に関するレビューは、実店舗の試し書きに代わる重要な判断材料となります。

3. 関連商品との同時購入の便利さ

レターセットと一緒に、切手や筆記具、シーリングスタンプのキット、文香といった関連商品を、手間なくまとめて購入できるのも魅力です。例えば、Amazonでレターセットを探していると、下に「この商品を買った人はこれも買っています」といったおすすめが表示され、思わぬ名品に出会うこともあります。

オンライン通販のデメリットと注意点

もちろん、オンラインにも欠点があります。特にレターセットのような「触感」が重要な商品では注意が必要です。

• 紙の質感を確認できない: これが最大のデメリットです。レターセット選びで最も重要な「紙の手触り」「厚み」「色合い」を画面越しに判断しなければなりません。「写真と実物が違った」というトラブルが最も起こりやすいポイントです。
• 送料・手数料: 単価の安いレターセットを1点だけ購入する場合、送料や手数料がかかると実店舗よりも割高になることがあります。できるだけ「送料無料」のショップを選ぶか、他の商品とまとめて購入する工夫が必要です。
• 到着までのタイムラグ: 「今すぐ欲しい！」という急ぎのニーズには対応できません。特に海外からの輸入品や、個人作家さんのハンドメイド品は、到着まで時間がかかる場合があります。

賢くオンライン通販を利用するためには、「有名メーカー品で紙質に定評があるものを選ぶ」「レビューを隅々まで読む」といった対策が重要になります。さまざまなレターセットをチェックして、好みのデザインを見つけてくださいね。

廃盤品や限定品を探すなら？メルカリやフリマアプリで購入するときの注意点

レターセットを探す旅は、実店舗やオンライン通販だけでは終わりません。特に、「もう二度と手に入らないはずの、あのデザインが欲しい！」という情熱を持っている方にとって、メルカリやラクマなどのフリマアプリは、宝の山のような場所です。

フリマアプリでは、メーカーがすでに生産を終了した廃盤品や、特定の期間・場所でしか販売されなかった限定品、さらには海外のヴィンテージ品など、マニア垂涎のレターセットが出品されていることがあります。しかし、個人間の取引であるがゆえの注意点も多いため、ここではそのメリットとリスクを解説します。

フリマアプリで購入するメリット

フリマアプリでのレターセット探しには、専門店でも叶わない独自のメリットがあります。

• 掘り出し物に出会える:
  出品者は、コレクターや文具好きだけでなく、「昔買ったけど使わなかった」という一般の方も多いため、思わぬレアな商品が格安で出品されていることがあります。特に人気メーカーの過去の限定デザインなどは、実店舗で探すのはほぼ不可能です。
• 「おすそ分け」セットが豊富:
  「便箋はたくさんあるけど封筒が余っている」「数種類を少しずつ試したい」という文具好きのために、様々なレターセットをミックスした「おすそ分けセット」が出品されていることがあります。これは、多くのデザインを少量ずつ試したい方にとって、非常にお得な購入方法です。
• 交渉で安く買える可能性:
  出品者によっては価格交渉に応じてもらえる場合があり、定価よりも安く購入できる可能性があります。

フリマアプリで購入する際の注意点とリスク

メリットがある反面、トラブルを避けるために以下の点に注意が必要です。

1. 「残量」と「状態」を必ず確認する

フリマアプリで販売されているレターセットは、ほとんどの場合、新品未開封ではありません。

• 残量: 「便箋○枚、封筒○枚」と具体的に記載されているか確認しましょう。「数セット」という曖昧な表現の場合は、必ず質問して具体的な枚数を聞き出すべきです。
• 状態:
  「シミ」「ヤケ（日焼け）」「折れ」がないか、写真と説明文で確認します。特にヴィンテージ品や長期保管品は、紙が黄ばんでいる（ヤケ）ことがあります。神経質な方は、「新品未使用」と記載されたものに限定して探しましょう。

2. 著作権と偽物に注意する

人気キャラクターや有名ブランドのレターセットの場合、稀に非公式なコピー品（偽物）が出品されている可能性があります。極端に安い価格で、写真の画質が悪いなどの不審な点がある場合は、購入を控えましょう。

3. 郵送方法と梱包状態

レターセットは紙製品なので、郵送中に折れ曲がったり、水濡れしたりするリスクがあります。出品者に「厚紙補強（段ボールなどで挟む）や防水対策をしていただけますか？」と、事前に確認のコメントを入れておくと安心です。特にデリケートな和紙製品を購入する場合は、この確認は必須です。

フリマアプリは、リスクを理解し、「慎重に、そして楽しく」探せば、あなたのコレクションを豊かにしてくれる最高の場所となります。ぜひ、あなただけの掘り出し物を探してみてくださいね。

【Q&A】レターセットに関するよくある疑問と購入前に知っておきたいこと

レターセットの選び方や購入場所が分かってきたところで、最後に「手紙を書く際に多くの人が疑問に思うこと」や、「郵送に関する実用的な知識」をQ&A形式でまとめておきます。これらの知識があれば、レターセットを最大限に活用し、安心して手紙を送ることができますよ！

Q1: 便箋の枚数と封筒のセット数の一般的な基準はありますか？

メーカーや商品によって異なりますが、一般的なセットの構成は以下の通りです。

タイプ	便箋の枚数（目安）	封筒の枚数（目安）	特徴
通常セット（定型）	10枚～15枚	4枚～5枚	便箋が封筒の約3倍入っているのが一般的。書き損じを想定しているため。
ミニレターセット	15枚～30枚	5枚～10枚	一筆箋に近い用途。便箋のサイズが小さいため、枚数は多め。
大容量パック（100均など）	30枚～60枚	15枚～30枚	カジュアルな使用が目的。たくさん書く人向け。

便箋が封筒の枚数よりも多く入っているのは、手紙を書く際に書き損じたり、内容が長くなって何枚も使ってしまったりすることを想定しているためです。逆に、「封筒だけ欲しい」という場合は、無印良品や一部の専門店で封筒単体が販売されていることもありますので、探してみてください。

Q2: レターセットを郵送する際、切手はいくら必要ですか？

レターセットを郵送する場合、「定形郵便物」の規定に収まるかどうかがポイントになります。

• サイズ規定:
  封筒の最大サイズ（縦23.5cm、横12cm）と最小サイズ（縦14cm、横9cm）に収まっている必要があります。一般的なレターセットは定形郵便のサイズに収まりますが、ダイカット（型抜き）封筒や、極端に大きな封筒は「定形外郵便」になる可能性があります。
• 重さ規定:
  定形郵便の料金は、重さによって決まります。
  • 25gまで：84円
  • 50gまで：94円

  便箋3～4枚と封筒1枚であれば、ほとんどの場合25g以内に収まりますが、和紙や厚手の便箋、または写真やシールなどを同封する場合は、50gを超える可能性があるため、郵便局の窓口で重さを測ってもらうのが最も確実です。

不安な場合は、レターセットを完成させた状態で郵便局の窓口に持参し、正確な料金を確認してもらうようにしましょう。日本郵便のサイトで最新の郵便料金を確認しておくのも大切です。

Q3: 封筒の口を閉じる際に、シールではなくのりを使ってもいいですか？

はい、もちろん問題ありません。

• フォーマルな場合: 目上の方やビジネス関係の方への手紙では、液体のりやスティックのりを使ってしっかりと封をすることが、丁寧で落ち着いた印象を与えます。特に湿気で剥がれやすいシールよりも、のりの方が信頼性が高いと考える人もいます。
• カジュアルな場合: 友人や家族への手紙では、付属のシールやマスキングテープを使って封をしても可愛らしく、カジュアルな雰囲気が伝わります。

ただし、セロハンテープの使用は避けた方が良いでしょう。セロハンテープは剥がれやすく、見た目も事務的な印象を与えてしまうため、手紙には不向きとされています。封筒の端が剥がれてこないように、のりでしっかり留めた上から、さらにシールで装飾するという方法もおすすめです。

Q4: 便箋が足りなくなった場合、他のレターセットの便箋を使ってもいいですか？

基本的には避けた方が良いとされていますが、ケースバイケースです。

• フォーマルな手紙:
  絶対にNGです。紙質や色、透け感が異なると、非常に雑な印象を与えてしまいます。必ず同じレターセットの便箋を使うか、最初から無地の高級紙のみで統一すべきです。
• 親しい友人へのカジュアルな手紙:
  OKな場合が多いです。ただし、あまりにテイストが違いすぎる（例えば、和紙の便箋の次にキャラクターの便箋を使うなど）と、相手を戸惑わせてしまうかもしれません。同じ色合いや同じメーカーの便箋で統一感を持たせるなど、ある程度の配慮は必要です。

どうしても便箋が足りない場合は、いっそのこと、すべて一筆箋などのミニレターセットに切り替えてしまうというのも一つの手です。無理に違う便箋を混ぜるよりも、メッセージを短くまとめてシンプルに伝えた方が、かえって丁寧な印象になることがあります。

この記事を読んで、あなたにとって最高のレターセットが見つかり、大切な人へ温かいメッセージが届くことを願っています。

もし、今回ご紹介したメーカー以外で、「このメーカーのレターセットの品揃えを詳しく知りたい」といったリクエストや、「特定のデザインのレターセットを使った手紙の書き方についてアドバイスが欲しい」といったご要望がありましたら、いつでもモモストアにご相談くださいね。