マタニティブラはどこで手に入る?失敗しない選び方から購入場所まで徹底解説!

マタニティブラはどこで手に入る?失敗しない選び方から購入場所まで徹底解説!

妊娠がわかってから、まず気になるのが身体の変化に対応するマタニティウェアや下着ですよね。

特にバストの変化は早く、普通のブラジャーでは苦しい、ワイヤーが当たって痛いと感じる方も多いのではないでしょうか?

「マタニティブラって、どこで買えるんだろう?」「どんなものを選べばいいの?」と悩んでいる妊婦さんは本当にたくさんいらっしゃいます。
この記事では、マタニティブラの選び方から、今すぐ手に入る実店舗、便利なオンラインショップまで、全てを詳しく解説します。

これを読めば、あなたにぴったりのブラジャーがきっと見つかりますよ!

・マタニティブラは大きく分けて3種類!それぞれの特徴を解説
・【実店舗】今日すぐにでも買える!マタニティブラの主な販売店一覧
・ベビー用品専門店(アカチャンホンポ・西松屋など)で購入するメリットとデメリット
・総合スーパー・量販店(イオン・イトーヨーカドー)の品揃えと価格帯
・下着ブランドの直営店(ワコール・トリンプなど)で買うべき理由
  1. マタニティブラは大きく分けて3種類!それぞれの特徴を解説
    1. 妊娠初期~中期向け:ノンワイヤーブラ(ストレッチ素材)
    2. 妊娠中期~後期向け:サポート力重視のモールドカップブラ
    3. 授乳期も使える:クロスオープン・カシュクールブラ(授乳機能付き)
  2. 【実店舗】今日すぐにでも買える!マタニティブラの主な販売店一覧
    1. 実店舗での購入場所リスト
    2. 購入前にチェックしたいこと
  3. ベビー用品専門店(アカチャンホンポ・西松屋など)で購入するメリットとデメリット
    1. ベビー用品専門店で買うメリット
    2. ベビー用品専門店で買うデメリット
    3. 専門店の賢い利用法
  4. 総合スーパー・量販店(イオン・イトーヨーカドー)の品揃えと価格帯
    1. 総合スーパーの特徴とターゲット層
    2. 価格帯とどんな方におすすめか
  5. 下着ブランドの直営店(ワコール・トリンプなど)で買うべき理由
    1. 高品質なマタニティラインの魅力
    2. フィッティングサービスは最大のメリット
  6. 【穴場】意外と見落としがちなドラッグストアやアパレルショップでの取り扱い状況
    1. ドラッグストア(大型店)の活用法
    2. ユニクロや無印良品などのアパレルショップ
  7. 【オンライン】自宅にいながら選べる!ネット通販サイトの活用術
    1. 主要オンラインショッピングサイトの特徴
    2. 失敗しないオンライン購入のコツ
  8. 失敗しない!妊娠週数・バストサイズ別のマタニティブラの選び方
    1. 妊娠週数別:最適なブラのタイプ
    2. バストサイズ別:重視すべきポイント
  9. 先輩ママが選ぶ!人気ブランド&おすすめマタニティブラ特集
    1. 犬印本舗(Inujirushi)
    2. ワコール(Wacoal)
    3. ピジョン(Pigeon)
    4. 海外ブランド(H&M、ベルメゾンなど)
  10. マタニティブラと普通のブラジャーとの決定的な違いと代用できるか
    1. マタニティブラの3つの決定的な違い
    2. 普通のブラジャーで代用できる時期とアイテム
  11. 授乳ブラへの移行はいつから?長く使える選び方のコツ
    1. 「マタニティブラ = 授乳ブラ兼用」が主流
    2. 長く使える授乳ブラを選ぶ3つのコツ
  12. マタニティブラに関するよくあるQ&A(サイズ交換、洗濯方法など)
    1. Q1. マタニティブラのサイズの測り方と、どのくらいの頻度で測り直すべきですか?
    2. Q2. ネットで購入してサイズが合わなかった場合、交換はできますか?
    3. Q3. マタニティブラの正しいお手入れ(洗濯)方法を教えてください。
    4. Q4. マタニティブラはいつから準備を始めるべきですか?
    5. Q5. 産後、マタニティブラはいつまで使えますか?

マタニティブラは大きく分けて3種類!それぞれの特徴を解説

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妊娠中のバストは、ホルモンの影響で驚くほど変化します。初期は張りや痛みを感じ、中期から後期にかけてはサイズが大幅にアップします。そして出産後には授乳に備えてさらに変化していきます。

このデリケートな時期を快適に過ごすために開発されたのがマタニティブラですが、実はその目的や構造によって大きく3つの種類に分けられるのをご存知でしたか?それぞれの特徴を理解することで、ご自身の今の状態や、今後必要になる機能に合わせて、適切なブラを選ぶことができるようになります。

妊娠初期~中期向け:ノンワイヤーブラ(ストレッチ素材)

妊娠初期は、つわりの影響で締め付けが苦手になる方が非常に多いです。また、バストの張りやチクチクとした痛みを感じ始める時期でもあります。

この時期に活躍するのが、ノンワイヤーで伸縮性に富んだ素材を使ったブラジャーです。主な特徴は以下の通りです。

  • 締め付け感のなさ: ワイヤーがないため、締め付けによる苦しさを感じにくいです。
  • 高い伸縮性: 妊娠初期から中期にかけてバストが徐々に大きくなっても、柔軟に対応してくれます。
  • 素材の優しさ: 肌が敏感になりがちな妊婦さん向けに、綿混や肌当たりの優しい素材が使われていることが多いです。

まだ本格的なサイズアップではないけれど、今まで使っていたブラが少しでも苦しいと感じ始めたら、すぐにこのタイプに切り替えるのがおすすめです。ナイトブラとしても兼用できるものが多く、ストレスフリーで過ごせますよ。

妊娠中期~後期向け:サポート力重視のモールドカップブラ

妊娠中期以降、バストは大きく、重くなっていきます。この時期になると、ただ楽なだけでなく、重くなったバストをしっかり支えて、形崩れを防ぐ「サポート力」が重要になってきます。

モールドカップ(立体的な成形カップ)を使ったマタニティブラは、バストを立体的に包み込み、重力による下垂を防ぐ役割を果たしてくれます。この時期は特に、バストの重さで肩こりを感じる方もいるので、太めのストラップや背中のホックでしっかりホールドできるデザインを選ぶと快適です。

外出が増える中期〜後期は、バストラインをきれいに見せてくれるモールドカップタイプを選ぶと、マタニティウェアを着用した際もスッキリとした印象になります。

授乳期も使える:クロスオープン・カシュクールブラ(授乳機能付き)

「マタニティブラ」という名前ですが、ほとんどの方がそのまま出産後も使える「授乳ブラ」を兼ねたものを選びます。授乳ブラの主な機能は、赤ちゃんが飲みたいときにすぐに胸を出せる構造になっていることです。

代表的な授乳機能の形式は以下の通りです。

形式 特徴 利便性
クロスオープン カップ部分が左右に開くようになっており、片手でサッと胸を出せる。 着脱が最も簡単。夜間の授乳に便利。
カシュクール 胸元がV字に重なったデザイン。カップをずらして授乳する。 デザイン性が高いものが多い。こちらも夜間授乳に便利。
前開き(スナップボタン) ブラの中央部分をスナップボタンなどで開閉する。 ホールド力が高く、バストをしっかりサポートしたい昼間に向いている。
ストラップオープン ストラップの付け根にある金具を外してカップを下ろす。 外出時など、しっかりホールドしつつ授乳したい時に便利。

この授乳機能付きタイプは、妊娠後期から産後まで長く活躍する、最もコストパフォーマンスの高いブラジャーです。特に「クロスオープン」や「カシュクール」タイプは産院でも勧められることが多いため、メインで数枚揃えておくことをおすすめします。

このように、マタニティブラといっても時期によって最適な形が異なります。妊娠期間を通じて3種類を使い分けることで、バストの健康と快適さを保つことができますよ。

【実店舗】今日すぐにでも買える!マタニティブラの主な販売店一覧

「今使っているブラがもう限界!今日中に新しいものが欲しい!」という方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。マタニティブラは、実は皆さんが思っている以上に、様々な実店舗で手軽に購入することができます。

実店舗で購入する最大のメリットは、実際に試着ができることと、店員さんに相談できることです。特に妊娠中のバストサイズは非常に変化しやすいため、試着は失敗しないための最も重要なステップと言えます。オンラインで購入する場合でも、一度は実店舗で自分のサイズを把握しておくことを強くおすすめします。

実店舗での購入場所リスト

マタニティブラの取り扱いがある主な店舗カテゴリと、それぞれの特徴をまとめました。場所によって品揃えや価格帯、提供されるサービスが大きく異なりますので、目的に合わせて選びましょう。

カテゴリ 代表的な店舗 特徴・選ぶポイント
ベビー用品専門店 アカチャンホンポ、ベビーザらス、西松屋 マタニティ・ベビー用品が豊富。マタニティブラの種類が最も多く、専用コーナーがある。価格帯も幅広く、比較的リーズナブルなものも見つかる。
総合スーパー・量販店 イオン、イトーヨーカドー、ゆめタウン 婦人肌着コーナーの一角にマタニティコーナーがある。普段の買い物ついでに購入可能。プライベートブランド(PB)商品もあり、価格は手頃。
下着専門ブランド ワコール、トリンプ、ピーチ・ジョン(一部店舗) デザインや機能性が非常に高い。専門のフィッターさんがいるため、正確なサイズ計測とアドバイスが受けられる。価格は高めだが、品質は保証されている。
カジュアルアパレル ユニクロ、無印良品 ノンワイヤーやブラトップなど、リラックス系ブラの取り扱いがある。シンプルなデザインが多く、普段使いしやすい。授乳対応品は限定的。
ドラッグストア マツモトキヨシ、スギ薬局(大型店) 取り扱いがあるのは一部の大型店舗のみ。産褥ショーツや産後ケア用品とセットで置かれていることが多い。急ぎの際や、ついで買いにおすすめ。
ファッションモール しまむら、アベイル 安価でシンプルなデザインのものが見つかることがある。掘り出し物を見つける感覚で探すのがおすすめ。サイズ展開や在庫は不安定な場合がある。

購入前にチェックしたいこと

実店舗に行く前に、事前にいくつかチェックしておくと、スムーズに購入できます。

  • 店舗への電話確認: 遠方へ行く場合は、目的の店舗にマタニティブラの取り扱いがあるか、特に探しているサイズ(例:F90など)の在庫があるかを確認しましょう。
  • 試着室の確認: 妊娠中はお腹が大きくなるため、試着室が広いか、荷物を置くスペースが十分にあるかなども、快適に試着するための重要なポイントです。
  • フィッティングサービス: 下着専門ブランドや一部のベビー用品店では、専門知識を持つスタッフによるフィッティングサービス(無料)があります。特に初めてマタニティブラを購入する方は、ぜひ利用を検討してください。

このように、実店舗は試着という最大のメリットを活かせる場です。複数の店舗を回るのが難しい場合は、まずは品揃えが豊富なベビー用品専門店に行くことをおすすめします。

もし、お近くの店舗の情報をもっと詳しく知りたい場合は、「マタニティブラ 販売店 地域名」で検索してみるのが一番確実ですよ。

ベビー用品専門店(アカチャンホンポ・西松屋など)で購入するメリットとデメリット

マタニティブラを探す上で、最もまず足を運ぶべき場所として挙げられるのが、アカチャンホンポや西松屋、ベビーザらスといったベビー用品の専門店です。これらの専門店は、まさに妊婦さんと赤ちゃんのための「ワンストップショップ」であり、マタニティブラに関しても他の店舗では得難いメリットを享受できます。

しかし、一方で専門店ならではのデメリットも存在します。ここでは、それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説し、専門店を最大限に活用するためのヒントをお伝えします。

ベビー用品専門店で買うメリット

  • 圧倒的な品揃え: 妊娠初期の締め付けないものから、産後も使える授乳機能付きの本格的なものまで、種類、サイズ、機能性ともに最も豊富です。主要なマタニティブランド(犬印本舗、ピジョンなど)の製品が一堂に会しています。
  • 専門知識を持ったスタッフ: スタッフはマタニティ用品全般に関する知識が豊富です。妊娠の時期や体の状態に合わせて、最適なブラジャー選びのアドバイスをしてくれることがあります。特に初めての妊娠で何もわからないという方には心強い味方です。
  • 他のマタニティ用品との比較: マタニティブラだけでなく、マタニティショーツ、腹帯、産褥ショーツなど、妊娠・出産に必要な他のアイテムと同じ場所で見て回ることができます。まとめて準備をしたい方には非常に効率的です。
  • 妊娠・子育て支援サービスの充実: 会員登録でポイントが貯まったり、妊婦さん向けの無料サンプルセット(ベビー用品)がもらえたりと、購入以外の嬉しい特典があることが多いです。

ベビー用品専門店で買うデメリット

  • 店舗数が限定される: 総合スーパーやドラッグストアに比べると、店舗数が少なく、住んでいる地域によってはアクセスしにくい場合があります。
  • デザイン性: 機能性や実用性を重視したシンプルなデザインが多く、「可愛いデザインのものが欲しい」というおしゃれを重視したい方には少し物足りなく感じるかもしれません。
  • 価格帯: 低価格帯のアイテム(西松屋など)から高品質なブランド品までありますが、トータルで見ると、しまむらなどのカジュアルファッション店に比べると全体的な価格帯はやや高めになる傾向があります。

専門店の賢い利用法

ベビー用品専門店に行く際は、事前に各店舗の公式オンラインストアやカタログをチェックしておくことをおすすめします。そうすることで、店舗に行ってから迷う時間を短縮できますし、限定品やセール品の情報も手に入れることができます。

筆者のモモストアの経験上、特に妊娠中期に一度アカチャンホンポなどでしっかりとサイズを測ってもらい、高品質なものを数枚購入し、それとは別に西松屋やオンラインで安価な洗い替え用を揃えるというスタイルが、多くの妊婦さんにとって最もバランスの取れた購入方法となっています。目的に合わせて専門店を賢く利用してくださいね。

総合スーパー・量販店(イオン・イトーヨーカドー)の品揃えと価格帯

普段の食料品や日用品の買い物ついでにマタニティブラを探したいという方にとって、イオンやイトーヨーカドーなどの総合スーパー(GMS)や大型量販店は非常に便利な選択肢となります。これらの店舗は、生活圏内に存在することが多く、アクセスが良いのが最大の魅力です。

専門店ほどの深い品揃えは期待できませんが、日常的に必要なマタニティ肌着類はしっかりと取り扱っています。ここでは、総合スーパーで購入する際の特徴と、どんな方におすすめできるのかを深掘りしていきましょう。

総合スーパーの特徴とターゲット層

  • プライベートブランド(PB)が充実: イオンの「トップバリュ」やイトーヨーカドーの「セブンプレミアム」など、各社のPB製品としてマタニティブラが展開されていることが多いです。これらは、機能はシンプルながらも、品質と価格のバランスが良く、非常にリーズナブルに手に入ります。
  • 取り扱い場所: 多くの店舗では、婦人肌着コーナーの一角や、マタニティウェアコーナー(店舗によっては衣料品フロアの端)に置かれています。ベビー・キッズ用品フロアとは別になっている場合もあるので、店内の案内図を確認してみてください。
  • デザイン: 奇抜なデザインのものは少なく、白、黒、ベージュなどのベーシックカラーが中心です。普段使いしやすく、気兼ねなく洗濯できる実用性の高いものが主流です。

価格帯とどんな方におすすめか

総合スーパーの価格帯は、ベビー用品専門店で取り扱われる一部の高級ブランド品よりも、総じて安価な傾向にあります。

アイテム 価格帯(目安) 特徴
ノンワイヤーブラ/ハーフトップ 1,000円~2,500円 妊娠初期・中期のリラックスタイム用。洗い替えにまとめ買いしやすい価格。
授乳機能付きブラ 1,980円~3,500円 産前産後兼用。ホールド力は専門店ブランドに一歩譲るが、日常使いには十分な品質。
ブラ&ショーツセット 2,980円~4,000円 お揃いで揃えたい方向け。上下セットでも手頃な価格帯が魅力。

特におすすめなのは、「まずは安いものを試してみたい」「洗い替えの枚数を揃えたい」「普段の買い物のついでにサッと済ませたい」という方です。特に妊娠初期で「まだマタニティ用品にあまりお金をかけたくない」と考えている方は、ここでPBのノンワイヤーブラを試してみるのが良いでしょう。

注意点としては、試着室でのフィッティングのアドバイスは、下着専門店のフィッターほど期待できない場合があることです。サイズ選びは慎重に行うようにしましょう。また、店舗の規模によってマタニティコーナーの品揃えが大きく変わるため、大型のショッピングモール内の店舗を選ぶと安心です。

下着ブランドの直営店(ワコール・トリンプなど)で買うべき理由

マタニティブラを購入する場所として、ベビー用品店や総合スーパーの次にぜひ検討していただきたいのが、ワコールやトリンプ、リサ・ラーソンといった老舗の下着ブランドが運営する直営店やデパートのインナーウェア売場です。

価格は他の場所に比べて高くなる傾向がありますが、それを補って余りある「品質」「安心感」「専門性」という大きなメリットがあります。特にバストサイズが大きく変化する方や、バストラインの崩れを極力防ぎたいと考えている方には、強くおすすめしたい購入先です。

高品質なマタニティラインの魅力

老舗ブランドは、長年の研究に基づいた独自の技術をマタニティラインにも活かしています。ただバストを包むだけでなく、妊娠中に起こる様々なバストの変化に対応するための工夫が凝らされています。

  • 適切なホールド力: ノンワイヤーであっても、カップ構造や素材の工夫により、重くなったバストを正しい位置でしっかりと支え、下垂を防ぐ設計になっています。
  • 高い耐久性: 出産から授乳期間まで、毎日何度も着用し、頻繁に洗濯することになるマタニティブラ。高品質な素材はヘタレにくく、長く美しい形を維持しやすいため、結果的にコストパフォーマンスが良いと感じる方も多いです。
  • 豊富なサイズ展開: マタニティ期間は通常のブラジャーではカバーしきれないほどサイズが大きくなることがあります。デパートのインナー売場や直営店では、通常の店舗では見かけないような大きなサイズまで、幅広いサイズ展開をしていることが多いです。
  • デザイン性: 機能性だけでなく、レースや刺繍など、女性として「可愛い」と感じられるデザイン性の高いものが揃っています。「妊娠中でもおしゃれを楽しみたい」という気持ちを満足させてくれるでしょう。

フィッティングサービスは最大のメリット

下着専門ブランドの最大の強みは、経験豊富な「フィッター」による専門的なアドバイスを受けられることです。

  • 正確なサイズ計測: 妊娠中のバストは非常にデリケートです。自己流ではなく、プロの手で正確なトップとアンダーのサイズを計測してもらうことで、体に負担をかけない、ぴったりのブラを選ぶことができます。
  • 時期に合わせた提案: 「今は妊娠中期だからサポート力重視で」「もうすぐ出産だから授乳対応のものも」といった、時期やライフスタイルに合わせた具体的な提案を受けることができます。
  • 試着のサポート: 正しい着用方法を教えてもらえるため、ブラジャー本来の機能(ホールド力や美しいライン)を最大限に引き出すことができます。

価格は高くても、自分のバストを守り、産後の回復を助けるためにも、最低1~2枚は専門ブランドの高品質なマタニティブラを揃えておくことをモモストアの筆者としても強く推奨します。特にデパートや直営店のフィッティングサービスは、ぜひ一度は体験してみてください。

【穴場】意外と見落としがちなドラッグストアやアパレルショップでの取り扱い状況

マタニティブラを探している妊婦さんの多くは、まずベビー用品店や下着専門店を検討しますが、実はもっと身近なドラッグストアや普段使いのアパレルショップにも、優れた「穴場」アイテムが潜んでいることがあります。これらの場所での購入は、「急な必要性」や「洗い替えの気軽さ」を重視する方に特におすすめです。

ドラッグストア(大型店)の活用法

「急に夜用のブラが必要になった」「旅行先で洗い替えが足りなくなった」など、緊急性が高い場合に最も役立つのがドラッグストアです。

  • 主な取り扱い: 主に「産褥(さんじょく)用品」のコーナーに置かれていることが多く、マタニティブラ単体よりも、産前産後兼用のハーフトップや、使い捨ての母乳パッドなどとセットで販売されている場合があります。
  • 特徴: 機能は非常にシンプルで、ノンワイヤーのリラックスタイプが中心です。派手なデザインはなく、入院バッグにサッと入れられるような、実用性の高いものが主流です。
  • 注意点: すべてのドラッグストアで取り扱いがあるわけではありません。都市部の大型店や、ベビー用品を積極的に扱っているチェーン店(例:ココカラファインやスギ薬局の一部店舗)に限定されることが多いです。

ユニクロや無印良品などのアパレルショップ

最近では、機能性インナーに力を入れているアパレルショップでも、マタニティブラの代用となるアイテムや、本格的なマタニティラインを展開しているところが増えています。

ブランド 取り扱いアイテム 購入のポイント
ユニクロ ワイヤレスブラ、エアリズムブラタンクトップ 正式なマタニティブラではないが、非常に伸縮性があり、妊娠初期の締め付け軽減に最適。特に「リラックス」シリーズは人気が高い。
無印良品 マタニティ・授乳対応ブラジャー、オーガニックコットンブラ 本格的なマタニティラインを展開。オーガニックコットンなど肌に優しい素材で、シンプルなデザインが好みの方にぴったり。
しまむら プライベートブランド(一部) 驚くほど安価にノンワイヤーブラやハーフトップが見つかることがある。在庫の変動は激しいが、コスパ重視ならチェックする価値あり。

これらのショップのアイテムは、普段着の延長として取り入れやすく、妊娠中のリラックスタイムや、一時的な洗い替えとして非常に優秀です。特にユニクロなどのワイヤレスブラは、妊娠初期から中期にかけての「つなぎ」として利用している先輩ママが非常に多いですよ。

【オンライン】自宅にいながら選べる!ネット通販サイトの活用術

体調が優れない日や、店舗まで足を運ぶのが大変な妊娠後期には、自宅でゆっくりと選べるオンライン通販が最も強い味方になります。オンラインショップは、実店舗にはない「品数の豊富さ」「価格比較の容易さ」「口コミ情報の多さ」という大きなメリットがあります。

ただし、試着ができないというデメリットもあるため、オンラインで失敗しないための賢い活用術を知っておきましょう。

主要オンラインショッピングサイトの特徴

オンラインで購入する際は、主に以下の大手ショッピングサイトを利用することになります。

  • Amazon:
    • 特徴: 配送スピードが速く、急ぎの場合に便利です。国内外の様々なブランドが入り混じっており、価格も競争的です。
    • 活用術: 特定のブランドにこだわらず、レビュー評価が高い商品や、複数枚セットの安価な洗い替えを探すのに向いています。返品・交換ポリシーを事前に確認しておくと安心です。
  • 楽天市場:
    • 特徴: ポイントアップのイベントが多く、普段から楽天ユーザーの方にはお得です。日本のマタニティブランドの公式ショップや、個人経営のインナー専門店が多く出店しています。
    • 活用術: 「犬印本舗」「ピジョン」など、特定のブランドの正規店を探したい場合や、ポイントを貯めたい時に最適です。
  • Yahoo!ショッピング:
    • 特徴: PayPayユーザーには特にメリットが大きいです。楽天市場と同様に様々なショップが出店していますが、比較的ファッション系のアイテムに強い傾向があります。
    • 活用術: 楽天市場と価格やレビューを比較検討し、その日のキャンペーンに合わせて選ぶのがおすすめです。

失敗しないオンライン購入のコツ

試着できないオンライン購入で最も気を付けたいのは「サイズ選び」です。以下のステップを踏むことで、失敗のリスクを最小限に抑えることができます。

  1. 現在のサイズを正確に計測: まず、メジャーを使って現在のトップバストとアンダーバストを正確に測ります。妊娠中は体型が変わりやすいため、購入直前にもう一度計測し直すのがベストです。
  2. サイズ対応表を必ず確認: ブランドや商品によってサイズ基準が異なります。「Mサイズ」でも、対応するカップサイズ(例:B70〜C80)が異なる場合があります。必ず商品ページのサイズ対応表(またはヌード寸法表)を確認しましょう。
  3. 口コミを徹底的に読む: 「レビューで1サイズ上を勧められた」「生地が伸びやすかった」など、実際の使用者の声は非常に参考になります。特に「サイズ感」に関するコメントは要チェックです。
  4. 返品・交換の可否を確認: 万が一サイズが合わなかった場合のために、無料で返品や交換ができるかどうか、またその条件(タグを切っていないかなど)を事前に確認しておきましょう。

オンライン通販は、実店舗で見て「これだ!」と決めた商品を、後から最も安い価格で探して購入する「ショールーミング」の場としても非常に優秀です。賢く活用して、快適なマタニティライフを送りましょう。

失敗しない!妊娠週数・バストサイズ別のマタニティブラの選び方

マタニティブラの選び方で最も重要なのは、「妊娠の時期」と「ご自身のバストサイズ」を考慮することです。妊娠期間を通じてバストは劇的に変化するため、「一つのブラで全てを乗り切ろう」とするのは、実はあまり得策ではありません。時期に合わせた最適なブラを選ぶことが、快適さとバストラインの維持に繋がります。

妊娠週数別:最適なブラのタイプ

妊娠の進行とともに、バストのニーズは変わります。変化の目安を知っておくことで、無駄なく必要なブラを準備できます。

時期 バストの状態 おすすめのブラの種類 枚数目安
妊娠初期(〜16週頃) 張り、痛み、チクチク感。サイズはまだ大きな変化なし。 ノンワイヤーのハーフトップ、または締め付けのないゆるめのブラ。 2〜3枚
妊娠中期(17週〜27週頃) 本格的なサイズアップ開始。徐々に重さが増す。 サポート力のあるモールドカップブラ、伸縮性の高いノンワイヤー。 3〜4枚
妊娠後期(28週〜出産直前) バスト最大サイズ。バストダウン(下垂)防止が重要。 授乳機能付きのブラ(産前産後兼用)。幅広ストラップでしっかりホールド。 4〜5枚(産後含む)
産後・授乳期 頻繁な授乳で着脱のしやすさが最優先。 クロスオープン、カシュクールなどの授乳ブラ 5〜6枚(洗い替え多め)

多くの妊婦さんが最も困るのが「妊娠中期」です。初期のゆるいブラではサポート力が足りず、かといって普通のブラではサイズが合わない…という状況になります。この時期にサポート力と伸縮性を両立させた授乳機能付きブラを導入するのが、最も合理的でおすすめのタイミングです。

バストサイズ別:重視すべきポイント

バストサイズは、ブラジャー選びの快適さに直結します。特に、妊娠を機に大幅にサイズアップする方は、ホールド力を重視する必要があります。

  • A〜Cカップの方(小〜普通サイズ):
    • 重視点: 快適な伸縮性と肌触り。
    • 選び方: リラックスできるハーフトップや、縫い目の少ないシームレスタイプでも十分なサポートが得られることが多いです。デザインの選択肢も豊富です。
  • D〜Fカップの方(大きめサイズ):
    • 重視点: バストのホールド力と下垂防止。
    • 選び方: 背中のホックが2~3段になっているものや、幅広のストラップ、脇高設計(脇の肉が流れにくい)のブラを選びましょう。老舗下着ブランドのマタニティラインがおすすめです。
  • Gカップ以上の方(特大サイズ):
    • 重視点: 専門的なサポートとサイズ展開。
    • 選び方: 必ずデパートや直営店でプロのフィッターに計測してもらいましょう。海外ブランドや、特定のメーカーが展開する大きなサイズのラインナップから選ぶ必要が出てきます。

サイズが大きくなると、ブラの値段も高くなりがちですが、将来のバストラインを守るための「投資」だと考えて、質の良いものを選ぶことが大切です。特に、下垂防止機能がしっかりしているかをチェックするようにしてくださいね。

先輩ママが選ぶ!人気ブランド&おすすめマタニティブラ特集

数あるマタニティブラの中から「どれを選べばいいか分からない!」という方のために、モモストアの筆者が、先輩ママたちからの評価が高く、安心しておすすめできる人気のマタニティブランドと、各ブランドの代表的なアイテムをご紹介します。

ブランドごとに得意な機能やデザインの傾向がありますので、ご自身の重視したいポイントに合わせて選んでみてください。

犬印本舗(Inujirushi)

日本のマタニティウェア・インナーの老舗ブランドといえば、やはり犬印本舗です。機能性と着け心地のバランスが非常に優れており、産院でもよく推奨される、安心と信頼のブランドです。

  • 特徴: 全体的に日本人の体型に合わせた設計で、肌触りの良い綿混素材を多く使用しています。機能性重視で、初心者でも失敗しにくい定番アイテムが豊富です。
  • 代表的なおすすめアイテム:
    • カシュクールらくちんブラ: クロスオープンタイプで授乳がしやすく、妊娠初期のつわりで苦しい時も使えるリラックス感が魅力。産前産後問わず使える人気No.1アイテムです。
    • ハーフトップブラ: ノンワイヤーで締め付けが少なく、夜用やリラックスタイムに最適。コスパも良いので洗い替えにぴったりです。

ワコール(Wacoal)

下着のプロフェッショナルであるワコールのマタニティラインは、バストの形を美しく保ちたい方や、サイズアップが著しい方に絶大な人気を誇ります。価格は高めですが、そのサポート力は折り紙付きです。

  • 特徴: 立体裁断や独自素材の採用により、ノンワイヤーでもワイヤーブラのような美しいバストラインを実現します。専門のフィッターによるサポートを受けられるのも魅力です。
  • 代表的なおすすめアイテム:
    • 産前・産後兼用ブラ(ノンワイヤー):ホック付きでアンダーサイズを細かく調整可能。しっかりとバストを包み込み、重力による下垂を効果的に防ぎます。
    • ラクなのに美胸になるブラ: ワコール独自の技術で、リラックスしながらもバストを中央に寄せ、美しい谷間をキープしたいという要望に応えます。

ピジョン(Pigeon)

ベビー用品で有名なピジョンも、マタニティインナーに力を入れています。特に授乳ブラは、「授乳のしやすさ」と「着心地の良さ」に特化したものが多く、実用性を重視する方に支持されています。

  • 特徴: 赤ちゃんとの生活を第一に考えた設計で、特に授乳機能の使い勝手が抜群です。シンプルなデザインで、手軽に手に入る価格帯も魅力です。
  • 代表的なおすすめアイテム:
    • 「らくちんフィット」ハーフトップ: 産院での入院中や、夜間の頻繁な授乳時に非常に便利だと評判です。肌当たりの優しさを追求した素材が使われています。

海外ブランド(H&M、ベルメゾンなど)

上記以外にも、デザイン性が高く、ファッションとしても楽しめるマタニティブラを求めるなら、海外ファストファッションブランドや、通信販売のベルメゾンなどもチェックしてみる価値があります。

ブランド 特徴 こんな方におすすめ
H&M(エイチ&エム) トレンドを意識したデザイン。安価でカジュアル。 デザイン重視、人とは違うアイテムを探している方。
ベルメゾン 通信販売ならではの、機能特化型アイテムが豊富。 コスパと実用性の両立を求める方。
スウィートマミー マタニティ・授乳服専門のオンラインブランド。 インナーだけでなく、服と合わせてトータルコーディネートしたい方。

ご自身のライフスタイルと、マタニティ期間を通じて重視したいポイント(機能性か、デザイン性か、価格か)を整理して、最適なブランドを見つけてくださいね。

マタニティブラと普通のブラジャーとの決定的な違いと代用できるか

「マタニティブラは高いから、普通のブラジャーで代用できないの?」という疑問は、初めての妊娠の方なら誰もが持つものです。結論から言うと、妊娠が進むにつれて普通のブラジャーでの代用は難しくなり、できるだけ専用のブラジャーに切り替えることをおすすめします。

マタニティブラが普通のブラジャーとどのように違うのか、その決定的な違いと、なぜ代用が難しいのかを詳しく見ていきましょう。

マタニティブラの3つの決定的な違い

マタニティブラは、妊娠中から産後の女性の体に合わせて、特別な設計が施されています。

  1. バストの変化に対応する伸縮性・可変性
    • マタニティブラ: 妊娠中のバストは急激にサイズが変わるため、カップ全体、特にアンダー部分に非常に伸縮性の高い素材が使われています。また、アンダーのホックも通常のブラより多く、3~4段階で調節できるものがほとんどで、長くサイズの変動に対応できるように設計されています。
    • 普通のブラジャー: サイズアップに対応する伸縮性はほとんどなく、サイズが変わるとすぐに締め付けや食い込みが生じます。
  2. ワイヤーによる負担の軽減
    • マタニティブラ: ほとんどのものがノンワイヤー、もしくはバストに当たらない特殊なソフトワイヤーを使用しています。妊娠中は血液循環が活発になり、バストが張って敏感になるため、ワイヤーによる圧迫は乳腺を傷つけたり、うっ滞の原因になる可能性があります。
    • 普通のブラジャー: 多くのものにワイヤーが入っており、体の変化に合わせてワイヤーが食い込み、痛みや不快感、最悪の場合は乳腺炎のリスクを高めることにも繋がります。
  3. 授乳のしやすさ(産後兼用の場合)
    • マタニティブラ: 産後も兼用できるタイプは、片手で簡単にカップを開けられる「授乳機能」が付いています。夜中や外出先でもサッと授乳できるため、ママのストレスを大幅に軽減します。
    • 普通のブラジャー: 授乳のたびにすべて脱ぐか、ストラップをずらさなければならず、非常に手間がかかり、赤ちゃんを待たせてしまうことになります。

普通のブラジャーで代用できる時期とアイテム

もちろん、妊娠初期のサイズの変化がまだ少ない時期(〜12週頃)であれば、お手持ちのアイテムで代用が可能なものもあります。

  • 代用が可能なアイテム:
    • ゆったりとしたノンワイヤーブラ/ナイトブラ: 元々リラックスタイム用に作られた、締め付けのないノンワイヤーのハーフトップやナイトブラは、妊娠初期の「つなぎ」として非常に優秀です。
    • ユニクロのブラトップ(カップ付きインナー): 伸縮性があり、ワイヤーもないため、こちらも妊娠初期〜中期のリラックスタイムであれば代用可能です。
  • 代用が難しい(NG)なアイテム:
    • フルカップのワイヤーブラ: 締め付けが乳腺に悪影響を及ぼす可能性が高いため、絶対に避けましょう。
    • 補正力の強いブラジャー: 締め付けすぎて血行不良の原因になります。

代用は可能だとしても、やはりマタニティブラは、「体のデリケートな変化をサポートするために作られた専用品」です。妊娠中期以降は、体の負担軽減のためにも、マタニティブラへの切り替えを強くおすすめします。

専門的な視点からの情報をもっと詳しく知りたい方は、「妊娠中 ブラジャー 代用 リスク」で検索してみるのも良いでしょう。

授乳ブラへの移行はいつから?長く使える選び方のコツ

マタニティブラを選ぶ際に多くの方が考えるのが、「いつまでマタニティブラを使って、いつから授乳ブラに切り替えるのか?」という疑問です。しかし、実はこの疑問、ほとんどの場合は「切り替え」を意識する必要がないことがほとんどです。

なぜなら、現在販売されているマタニティブラの多くが「産前産後兼用」の授乳ブラ機能付きになっているからです。ここでは、長く使えるマタニティブラを選ぶコツと、産後の生活を見据えた賢い準備方法を解説します。

「マタニティブラ = 授乳ブラ兼用」が主流

前述の通り、妊娠中期以降に購入するマタニティブラのほとんどは、授乳機能(クロスオープン、ストラップオープンなど)が標準で備わっています。つまり、妊娠後期に購入したブラがそのまま出産後も授乳ブラとして使えるということです。

そのため、購入のタイミングは以下のようになります。

  • 妊娠初期(〜16週頃):締め付けのないノンワイヤーのハーフトップ(つなぎ)
  • 妊娠中期(17週頃〜):産前産後兼用(授乳機能付き)のブラをメインに切り替える

この「妊娠中期」に移行することで、体に負担をかけずにバストサイズの変化に対応でき、出産準備としてそのまま入院バッグにも入れることができます。無理に安いブラで粘るよりも、この時期に兼用ブラに投資する方が、結果的に経済的で快適です。

長く使える授乳ブラを選ぶ3つのコツ

産後、毎日使う授乳ブラを失敗なく選ぶためには、以下の3つのポイントを重視しましょう。

  1. 伸縮性のある素材であること: 授乳期は、おっぱいが張ると一時的にバストサイズがさらに大きくなります。このサイズ変動に対応できるよう、カップ全体やアンダーベルト部分に十分な伸縮性があるものを選びましょう。
  2. ノンワイヤーでホールド力が高いもの: 授乳期のバストは非常に重くなりますが、ワイヤーは乳腺に良くありません。ノンワイヤーでも背中のホックや幅広ストラップでしっかり支えられる構造になっているかを確認してください。ワコールなどのブランドは、この両立に優れています。
  3. 授乳方法に合ったオープン形式:
    • 夜間・寝かしつけ重視: クロスオープンやカシュクールなど、片手でサッと対応できるタイプが便利です。
    • 外出・日中重視: ストラップオープンや前開きボタンなど、しっかりとホールドしつつ、授乳時にはズレにくいタイプがおすすめです。

授乳は想像以上に頻繁で、特に新生児期は夜間の授乳も数多く発生します。「いかにスムーズに授乳できるか」が、産後のストレスを大きく左右します。この視点から、使いやすさや洗い替えの数を考慮して準備を進めてくださいね。

マタニティブラに関するよくあるQ&A(サイズ交換、洗濯方法など)

最後に、マタニティブラの購入・使用に関して、妊婦さんからよく寄せられる疑問や不安について、モモストアの筆者がQ&A形式でまとめてお答えします。疑問を解消して、安心してマタニティブラを使い始めましょう。

Q1. マタニティブラのサイズの測り方と、どのくらいの頻度で測り直すべきですか?

A. サイズは、普通のブラジャーと同じく、トップバスト(胸の一番高いところ)とアンダーバスト(胸のすぐ下)を測ります。

  • 測り方: 身体を締め付けない状態で、メジャーを水平に当てて測ります。測る時は鏡を見て、メジャーが床と並行になっているか確認しましょう。
  • 測り直す頻度: 妊娠期間中は月に一度、少なくとも2ヶ月に一度は測り直すことをおすすめします。特に妊娠中期(4〜7ヶ月)はサイズアップが著しい時期なので、少しでも苦しいと感じたらすぐに測り直してサイズアップを検討してください。

Q2. ネットで購入してサイズが合わなかった場合、交換はできますか?

A. ほとんどの大手通販サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング)や、ブランドの公式オンラインストアでは、未開封・未使用(タグ付き)の状態であれば、一定期間内の返品・交換を受け付けています。

ただし、商品によっては返品不可の場合もありますので、必ず購入前に「返品・交換ポリシー」を確認しましょう。特に下着類はデリケートなため、試着後は交換不可となるのが一般的です。

不安な場合は、まず実店舗で試着して正確なサイズを知ってから、オンラインで安価な洗い替え分を購入する「ショールーミング」を活用するのが最も安全です。

Q3. マタニティブラの正しいお手入れ(洗濯)方法を教えてください。

A. マタニティブラは頻繁に洗濯することになります。長持ちさせるためには、優しくお手入れしましょう。

  • 基本は手洗い: ノンワイヤーであっても、型崩れを防ぐために、おしゃれ着用洗剤を使い、優しく押し洗いするのがベストです。
  • 洗濯機を使う場合: 必ずブラジャー専用のネットに入れ、「手洗いコース」や「ドライコース」などの弱水流で洗いましょう。
  • 乾燥方法: 絞らずにタオルで水気を吸い取り、形を整えてから日陰に干しましょう。乾燥機は素材を傷め、型崩れの原因になるため絶対に避けてください。

Q4. マタニティブラはいつから準備を始めるべきですか?

A. 妊娠3〜4ヶ月頃、つまりバストの張りや痛みを感じ始め、普通のブラが苦しいと感じた時点ですぐに準備を始めましょう。

早めの準備は、バストの形崩れを防ぐだけでなく、つわりによる不快感を軽減し、何より妊娠中のストレスを減らすことに繋がります。遅くとも妊娠中期(5〜6ヶ月)には、産後も使える授乳機能付きブラを数枚揃えておきたいところです。

Q5. 産後、マタニティブラはいつまで使えますか?

A. 産後も授乳期間中は、授乳ブラとして引き続き使用できます。個人差はありますが、卒乳(断乳)までの半年〜1年程度は使用する方が多いです。

卒乳後は、バストサイズが元に戻るか、あるいは変化した状態で落ち着きます。その時期が来たら、再びサイズを測り直して、補正力の強い通常のブラジャーや、ナイトブラなどに切り替えていくのが一般的です。

この期間、体に合ったブラジャーを使用することは、卒乳後のバストのたるみや形崩れを防ぐ上でも非常に重要になります。ぜひ、最後までしっかりとマタニティブラや授乳ブラを活用してくださいね。

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