ダイソーでコピックは売ってる？プロが教える代用マーカーと販売店情報
イラストレーターや趣味で絵を描く方にとって、アルコールマーカーの代名詞ともいえる「コピック」。
でも、お値段がそれなりにするため、「手軽に試したい」「色が足りないから安く買い足したい」という時に、誰もが一度は「ダイソーで売ってないかな？」と考えますよね。
この記事では、モモストアがダイソーの店舗を徹底リサーチし、「コピック」が売っているかどうかの結論から、ダイソーで見つかる「コピック風」マーカーの全ラインナップと具体的な代用術までを、詳しく解説していきます！
・ダイソーで買える「コピック風」アルコールマーカーの全種類を紹介！
・ダイソーのアルコールマーカーのメリットとデメリットを正直レビュー
・【注意！】ダイソーマーカーを本家コピックの代用として使うときのポイント
・ダイソーアルコールマーカーの販売場所はどこ？
- ダイソーに「コピック」は売っているの？【結論】
- ダイソーで買える「コピック風」アルコールマーカーの全種類を紹介！
- ダイソーのアルコールマーカーのメリットとデメリットを正直レビュー
- 【注意！】ダイソーマーカーを本家コピックの代用として使うときのポイント
- ダイソーアルコールマーカーの販売場所はどこ？
- ダイソー以外でコピック風マーカーを買える100均は？（セリア・キャンドゥ）
- 本家コピックとダイソーマーカーを徹底比較！
- コピック公式販売店（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）をチェック
- コピックをお得に買うなら中古（メルカリ・ヤフオク）もおすすめ
- ダイソーマーカーに関するSNSでの口コミ・評判をまとめてみた
- コピック風マーカーをもっと使いこなすための裏技テクニック
- まとめ：ダイソーでコピック風マーカーを見つけたら即買いしよう！
ダイソーに「コピック」は売っているの？【結論】
いきなりですが、結論からお伝えしますね。
ダイソーには、株式会社Tooが製造・販売している「コピック（COPIC）」という名前のマーカーは売っていません。
これは、「コピック」という名前が商標登録されているため、ダイソーなどの他のメーカーが同じ名前で商品を販売することが法的にできないからです。
がっかりしましたか？でも、ご安心ください！
ダイソーには、コピックと同じく「アルコールインク」を使った、非常によく似たマーカーが販売されています。これを世間では「コピック風マーカー」や「100均アルコールマーカー」と呼んでいて、今やダイソーの文具コーナーの超人気商品になっているんですよ！
私も初めて使った時は、「え、これが100円なの？」って本当に驚きました。
「コピック風マーカー」と「本家コピック」の決定的な違い
ダイソーのアルコールマーカーは、確かにコピックに似ていますが、決定的な違いがいくつかあります。この違いを理解しておくと、購入後に「あれ？」とならずに済みますよ。
最も大きな違いは、以下の3点です。
| 項目 | 本家コピック | ダイソーのアルコールマーカー |
| ペン先の種類 | 豊富（スーパーブラシ、ブロード、ファインなど） | 主に2種類（太字/細字、もしくは筆/細字） |
| インクの補充 | 可能（コピックインク） | 不可能（使い切り） |
| 色の数と一貫性 | 約358色。プロ向けで色番号に厳密な一貫性あり | 色のラインナップは限られる。ロットにより色味が変わる可能性も |
特に、イラストで必須となる「インクの補充」ができないという点は、頻繁に使う人にとっては大きな違いになります。コピックは本体が高くてもインクを補充して長く使える「サステナブルな道具」ですが、ダイソーマーカーは「安価で手軽な使い切り」という位置づけですね。
それでも、初めてアルコールマーカーを使う方や、ちょっとした塗り絵に使いたいという方には、ダイソーのマーカーは圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。
ダイソーマーカーが注目される背景を分析
なぜ、ダイソーのアルコールマーカーがこれほどまでに注目を集め、品薄になることもあるのでしょうか？
その背景には、主に3つの理由があります。
- 圧倒的な価格破壊力：
コピックは1本あたり300円～500円程度ですが、ダイソーでは1本（または2本・3本）を110円（税込）で手に入れることができます。この価格は、お小遣いで買う学生さんにとっては本当に魅力的ですよね。 - YouTubeやSNSでの爆発的な拡散：
人気YouTuberやインフルエンサーが「100均コピック風」として紹介したことで、認知度が急上昇しました。「本当に使えるの？」「プロのイラストレーターが使ってみた」といった検証動画が大量に投稿され、その度に売り場から商品が消えるという現象が起きました。 - デジタルイラスト人気とアナログ回帰：
デジタルイラストが主流になった今でも、「色鉛筆やマーカーで塗るアナログの楽しさ」を見直す人が増えています。ダイソーのマーカーは、アナログ画材を気軽に始めるための最高の入り口になっているのです。
ダイソーが提供する「コピック風」マーカーは、単なる安価な商品ではなく、アルコールマーカーという画材の敷居を大きく下げた画期的な存在だと言えるでしょう。ダイソーは文具・画材の進化において、非常に重要な役割を果たしていることが分かります。（本家コピックの公式サイトもチェックしておきましょう）
ダイソーで買える「コピック風」アルコールマーカーの全種類を紹介！
ダイソーで販売されているアルコールマーカーは、時期や店舗によってラインナップが異なりますが、主なシリーズは以下の通りです。
URGLAM（ユーアーグラム）アルコールマーカー
ダイソーのコスメブランドとしても有名な「URGLAM（ユーアーグラム）」からも、アルコールマーカーが発売されています。
このシリーズは、パッケージデザインが非常にスタイリッシュで、まるでハイブランドの文具のような高級感が漂っているのが特徴です。主にグラデーションやファッションイラストに適した色が選ばれている印象です。
- 価格帯： 1本110円（税込）の単色が多いです。
- ペン先： 太字（ブロード）と細字（ファイン）のツインタイプ。
- 特徴：肌色やグレイッシュな中間色が充実していて、特に人物のイラストを描く方に人気があります。インクの発色も比較的安定しており、紙への滲み方もコピックに近いです。
- 注意点： コスメコーナー近くの特設棚で見かけることもあり、文具コーナー以外もチェックが必要です。
ユーアーグラムのマーカーは、他のダイソーマーカーよりもインク量が少し多めに感じるという口コミもあり、コスパ最強の単色マーカーとして重宝されていますよ！
3本組アルコールマーカー（通称：パステル、ビビッドなど）
これが、一時期品薄で社会現象に近くなった、ダイソーアルコールマーカーの代表的なシリーズです。
3色がセットになって110円（税込）という、驚異的な価格設定が最大の魅力です。私も初めてこの値札を見たときは、思わず二度見してしまいました。
- 価格帯： 3本組で110円（税込）
- ペン先： 太字（ブロード）と細字（ファイン）のツインタイプ。
- 特徴：色系統ごとにパック分けされています。「パステルカラーセット」「ビビッドカラーセット」「モノクロセット」「アースカラーセット」など、テーマ別にパックが組まれているため、グラデーションを意識した色選びがしやすいのがポイントです。
- 注意点： 3本で110円なので、1本あたりの単価は約36円と激安ですが、使わない色がセットに含まれていることもあります。必要な色だけを厳選したい場合は、後述の単色マーカーを探すのがおすすめです。
ブラシ＆細字ツインアルコールマーカー（新モデル）
最近のダイソーでは、筆（ブラシ）タイプと細字のペン先を備えた新モデルも登場しています。コピックの最大の魅力である「スーパーブラシ（筆タイプ）」に近い描き心地を求める声に応える形で開発されたのでしょう。
- 価格帯： 1本110円（税込）の単色
- ペン先： 筆（ブラシ）と細字（ファイン）のツインタイプ。
- 特徴：筆先のしなやかさが向上しており、コピックを使ったことがある人も「これなら使える！」と評価する声が多いです。筆圧によって線の太さを変えられるため、本格的なイラスト制作に向いています。
- 注意点： ブラシタイプのペン先は、強く使いすぎるとすぐに摩耗してしまうため、優しく扱う必要があります。また、このタイプは比較的新しいので、大型店舗の方が陳列されている可能性が高いです。
これらのマーカーを選ぶ際は、まず「自分がどんなペン先を使いたいか？」と「どんな色系統が欲しいか？」の2点を考えると、失敗が少なくなりますよ！
ダイソーのアルコールマーカーのメリットとデメリットを正直レビュー
実際にダイソーのアルコールマーカーを使い倒しているモモストアが、その正直なメリットとデメリットを徹底的にレビューします。
メリット：コスパ以外にもある隠れた魅力
一番のメリットは価格ですが、それ以外にも「画材として優秀！」と言えるポイントはたくさんあります。
- 気軽に使える「練習用」画材として最適
コピックは高価なので、練習で失敗すると少しショックですよね。でも、ダイソーマーカーなら、惜しみなくインクを使い、塗り方の練習や色の組み合わせの実験にガンガン使えます。「アルコールマーカーを始める前の入門用」として、これ以上の画材はありません。 - インクのブレンド（グラデーション）がしやすい
アルコールインクは乾燥が速いのが特徴ですが、ダイソーマーカーも同様に、インクが乾ききる前に隣の色を重ねることで、キレイなグラデーションを作ることができます。プロのイラストレーターも「グラデーションは意外とキレイに出せる」と評価しています。 - 持ち運びが便利でかさばらない
コピックに比べて本体がスリムなモデルが多く、ペンケースにたくさん入れて持ち運んでもかさばりにくいです。カフェや外出先でスケッチを楽しみたい方には、このコンパクトさが魅力になります。
デメリット：知っておきたい利用上の注意点
もちろん、100円という価格には、それなりの理由があります。主にインクや本体の品質に関わるデメリットも知っておきましょう。
- インクの個体差・品質のムラがある
これが最大の欠点かもしれません。同じ色番号でも、前回買ったものとインクの出方や、わずかな色味が違うことがあります。また、時々インクがドバっと出過ぎる個体や、最初からカスカスな個体に当たってしまう可能性もゼロではありません。購入前にキャップを開けて、ペン先にインクが滲んでいないか確認する癖をつけると良いでしょう。 - ペン先の耐久性が低い
特にブラシタイプや細字のペン先は、コピックのペン先と比べて摩耗が早く、すぐに毛羽立ってしまったり、芯が潰れてしまったりすることがあります。優しく扱うことが長持ちさせるコツです。 - 補充や交換ができない使い切り仕様
前述の通り、インクが切れたら終わりです。よく使う「肌色」や「影の色」が切れても、その色だけを補充することはできません。使用頻度が高い色は、ダイソーで見つけたらまとめ買いしておくことを強くおすすめします。
これらのメリット・デメリットを総合的に考えると、「ダイソーマーカーは、あくまで本格的な画材の練習やサブツールとして割り切って使う」のが賢い使い方だと言えます。
【注意！】ダイソーマーカーを本家コピックの代用として使うときのポイント
ダイソーのマーカーを、お手持ちの本家コピックと組み合わせて使いたい方も多いでしょう。上手に組み合わせることで、予算を大幅に抑えながら、より豊かな表現が可能になります。モモストアが実践している、代用時のポイントを伝授しますね！
コピックとダイソーマーカーの「重ね塗り」のコツ
アルコールマーカーは、インクの種類が同じであれば、違うメーカー同士でも重ね塗りをすることができます。しかし、インクの濃度や揮発速度が違うため、コツが必要です。
- 薄い色をダイソーで、濃い色をコピックで：
広い範囲を塗る薄いベースカラー（空、肌の基本色など）は、インクがたっぷり入ったダイソーマーカーで代用し、影やハイライトなどの細部やグラデーションの境目をコピックの高品質なペン先で仕上げるのがおすすめです。 - 必ず専用の紙を使うこと：
普通のコピー用紙を使うと、インクが裏抜けしたり、滲みすぎたりして失敗します。アルコールマーカー専用紙、もしくは厚手のケント紙などを使うと、インクの発色が格段に良くなり、ブレンドもスムーズになります。 - 「無色透明のブレンダーペン」はコピックを使う：
コピックには、インクを馴染ませたり、色を抜いたりするための「カラーレスブレンダー」がありますが、ダイソーマーカーにはこれに該当する商品がありません。グラデーションの最終調整や修正には、必ずコピックのブレンダーペンを使用することで、クオリティの高い仕上がりになります。
ダイソーマーカーで「失敗しない色選び」の秘訣
ダイソーマーカーは、コピックのような緻密な色番号体系を持っていません。そのため、パッケージやキャップの色を見て購入すると、「思っていた色と全然違う！」と失敗することが多いです。
失敗を避けるために、以下のステップで色を選んでみてください。
- 必ず試し書き用の紙を用意する：
店舗の端っこでも良いので、試し書き用の紙を少し持っていくか、自宅で持っているマーカー専用紙に試し書きをしてから、本番のイラストに使用しましょう。キャップの色と実際のインクの色は、かなり違うことが多いです。 - 「くすみ色」や「肌色」のセットを狙う：
ビビッドな色よりも、パステルやアースカラーなどの中間色が、コピックの繊細な色味に近い仕上がりになることが多いです。特にURGLAMシリーズの肌色は人気で、すぐに売り切れてしまうので見つけたらラッキーですよ。 - 「色を重ねる前提」で薄い色を選ぶ：
迷ったら、ワントーン明るい色を選んでおくと失敗が少ないです。アルコールマーカーは重ね塗りで簡単に濃くできますが、一度濃く塗ってしまうと薄くするのは難しいからです。
ちょっと手間かもしれませんが、このひと手間をかけるだけで、ダイソーマーカーのクオリティが劇的に向上します！
ダイソーアルコールマーカーの販売場所はどこ？
「よし、ダイソーマーカーを買いに行くぞ！」と思っても、どこに売っているのか分からないと困りますよね。大型店舗から小型店舗まで、モモストアが調査した販売場所と在庫状況の傾向をお伝えします。
ダイソー店内の陳列場所と探し方
ダイソーのアルコールマーカーは、主に以下の場所で陳列されています。
| 陳列エリア | 売っているマーカーの種類 | 在庫状況の傾向 |
| 文房具コーナー（筆記具の棚） | 3本組セット、ブラシ＆細字ツイン、単色 | 最もポピュラーな陳列場所ですが、在庫切れも多い |
| 画材・手芸コーナー（絵の具やキャンバスの近く） | URGLAMマーカー、新色の単色、画材セット | 店舗によってはここがメインの場合がある。穴場。 |
| コスメ・URGLAMコーナー | URGLAMアルコールマーカー | URGLAMブランドの単色マーカーは、コスメと一緒に並んでいることが多い |
| レジ前の特設ワゴン | 売れ残り、廃盤商品、期間限定のセット | 思わぬ掘り出し物が見つかることがある |
特に、「3本組セット」は人気が高すぎて在庫切れになりやすいため、開店直後や商品の入れ替えが多い週末を狙っていくのがおすすめです。もし見つからない場合は、店員さんに「アルコールマーカーの在庫はありますか？」と直接聞いてみるのが一番確実ですよ。
「コピック風」マーカーをオンラインで手に入れる方法
ダイソーのマーカーは基本的に実店舗での販売がメインですが、一部のオンラインチャネルでも購入できる場合があります。
- ダイソーネットストア
ダイソーの公式オンラインストアでは、アルコールマーカーがセット販売されていることがあります。ただし、送料がかかるため、他の商品とまとめて購入する方がお得になります。（ダイソーネットストアで在庫をチェック） - メルカリ・ラクマなどのフリマアプリ
新品未開封のセットや、使わない色をまとめて売っている出品者が多く見られます。特に人気の高い色だけをまとめて手に入れたい場合に便利ですが、価格がプレミア化している場合もあるので注意が必要です。 - Amazon・楽天市場
ダイソーの商品ではありませんが、Amazonや楽天市場では、ダイソーマーカーと同様の「格安アルコールマーカーセット」が多数販売されています。最初から100色以上のセットを購入したい場合は、オンラインの専門メーカーのものを検討するのも良いでしょう。
どうしても店舗で見つからない場合は、オンラインでの購入も検討してみてくださいね。
ダイソー以外でコピック風マーカーを買える100均は？（セリア・キャンドゥ）
「ダイソーになかったから、諦めよう…」とガッカリするのはまだ早いです！
実は、セリアやキャンドゥなどの他の100円ショップでも、ダイソーに負けないくらい優秀なアルコールマーカーが販売されています。それぞれの特徴を知って、自分に合うマーカーを見つけてみましょう。
セリアのアルコールマーカー：とにかく色が豊富！
セリアで販売されているアルコールマーカーは、ダイソーとは少し違ったアプローチがされています。
セリアのマーカーは、とにかく色の種類が豊富なのが魅力です。一つのお店で数十種類の色が揃っていることも珍しくありません。
- 商品名： ツインアルコールマーカーなど
- 価格帯： 1本110円（税込）
- ペン先： 太字（ブロード）と細字（ファイン）のツインタイプ
- 特徴：
単品売りが中心で、自分の欲しい色だけをピンポイントで買えるのが最大のメリットです。ダイソーマーカーと比べると、インクが少しサラサラしている印象があり、紙への滲み方がやや異なりますが、発色自体は非常に鮮やかです。 - おすすめの使い方：
「この色だけが足りない！」という時の単色での買い足しに最適です。特に、セリア独自のパステルカラーや、ニュアンスカラーは要チェックです。（セリアのアルコールマーカー情報も確認）
キャンドゥのアルコールマーカー：パステルカラーが充実！
キャンドゥでもアルコールマーカーは販売されていますが、特にパステル系の色味の充実度が高いと評判です。
- 商品名： アルコールツインマーカーなど
- 価格帯： 1本110円（税込）
- ペン先： 太字と細字のツインタイプ
- 特徴：
ダイソーやセリアと比べて、店舗によっては品揃えが少ない場合がありますが、キャンドゥでしか見つからないような「くすみパステル」や「淡いグレイ」などのおしゃれな中間色が見つかることがあります。 - おすすめの使い方：
手帳のデコレーションや、メッセージカードの色付けなど、優しい色合いを使いたい時にぴったりです。見つけたら、ぜひ試しに数本購入してみてください。
ダイソー、セリア、キャンドゥと、それぞれに強みがあります。
| 100均 | 強み | こんな人におすすめ |
| ダイソー | 価格（3本組セット）、ブラシタイプの登場 | コスパ重視で練習したい人、広い面を塗りたい人 |
| セリア | 単色での色数、欲しい色をピンポイントで選べる | 特定の色を買い足したい人、多色をコレクションしたい人 |
| キャンドゥ | パステル・ニュアンスカラーの充実 | 手帳やデコレーションに使いたい人、優しい色味が好きな人 |
ぜひ、お近くの100円ショップを巡って、自分だけのベストマーカーを見つけてくださいね！
本家コピックとダイソーマーカーを徹底比較！
ここでは、多くの人が気になる「結局、本家コピックとダイソーマーカー、何がどう違うの？」という疑問に、より詳しく答えていきます。
ペン先の描き心地と耐久性の違い
イラストレーターにとって、ペン先は命です。この部分に最も大きな違いが出ます。
- 本家コピックのブラシ（スーパーブラシ）
柔軟でしなやかなナイロン繊維でできており、筆圧の強弱で太い線から極細の線まで自由自在に描けます。耐久性が高く、長期間使っても毛先がまとまりやすく、インクの含みも絶妙です。この描き心地の良さが、コピックがプロに愛される最大の理由です。 - ダイソーマーカーのブラシ（新モデル）
コピックのブラシに似せていますが、繊維が硬めです。しなりはするものの、コピックのような「追従性」は期待できません。細かい部分の「点描」や、筆を寝かせての「広い面塗り」は可能ですが、繊細な表現力は本家には及びません。
結論として、「グラデーションの滑らかさ」と「細かい描画の精度」を求めるなら、コピックのブラシタイプはやはり最強です。ダイソーマーカーの筆タイプは、あくまで「筆タイプの感触を試す入門編」と考えましょう。
インクの品質と色ムラの出方
インクの品質も、仕上がりに大きく影響します。
| 項目 | 本家コピック | ダイソーマーカー |
| 発色 | 透明度が高く、クリアで鮮やか。混色がキレイ。 | 鮮やかだが、色によっては少し濁りを感じるものがある。 |
| 耐光性 | 高い（退色しにくい） | 低い（日光で退色しやすいと言われる） |
| アルコール臭 | 控えめ | やや強め（換気は必須） |
| 色ムラの傾向 | 適切な紙と塗り方をすれば、均一でムラが出にくい。 | インクの出方にムラが出やすく、塗りムラができやすい。 |
特に違いが出るのは「塗りムラ」です。コピックは広範囲を塗ってもムラになりにくいですが、ダイソーマーカーはインクの乾燥速度や成分の違いから、同じように塗ってもムラが出やすい傾向にあります。塗りムラを減らすには、ダイソーマーカーをあえて「重ね塗り」することで均一化を図るなどの工夫が必要です。
価格とライフサイクルの比較
結局のところ、一番の違いは「価格」と「ランニングコスト」です。
- コピック：
初期費用はかかりますが、インク補充やペン先交換が可能なので、生涯コストは意外と安く済みます。プロや長期間趣味として続けたい人には、コピックの方が結果的に経済的かもしれません。 - ダイソーマーカー：
初期費用は激安ですが、インクが切れるたびに本体を買い直す必要があります。頻繁に使う色が出ると、その色だけを何度も買い直す手間が発生します。
どちらを選ぶかは、あなたの「描く頻度」と「作品の目的」によって変わってきます。
コピック公式販売店（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）をチェック
ダイソーのマーカーも優秀ですが、やはり「本物が欲しい！」という時もありますよね。特に、繊細なグラデーションやプロ級の仕上がりを目指すなら、本家コピックは必須です。
本家コピックは、画材店や大型文具店以外に、ネット通販でも公式に販売されています。ここでは、主要なオンラインストアでの購入方法と、お得な情報を解説します。
Amazonでの購入：セット販売が充実
Amazonでは、コピックの正規販売店が出品していることが多いです。Amazonの最大のメリットは「セット販売の豊富さ」と「迅速な配送」です。
- おすすめポイント：
初めてコピックを揃える方向けの「チャオ スタート72色セット」や「スケッチ ベーシック36色セット」など、多色セットがお得な価格で提供されていることが多いです。 - チェックポイント：
「プライム対象」であれば、注文した翌日に届くこともあるため、「急いで必要な色を揃えたい」という時に非常に便利です。また、Amazon限定のセットが販売されていることもあるので、要チェックです。
楽天市場での購入：ポイント還元が魅力
楽天市場でも、コピックを取り扱う画材店や文具店が多数出店しています。
- おすすめポイント：
楽天の「お買い物マラソン」や「スーパーセール」といったポイントアップキャンペーンの期間を狙うと、実質価格で最も安く購入できる場合があります。 - チェックポイント：
単色でのバラ売りも充実しているショップが多いので、「特定の3色だけ買い足したい」といったピンポイントのニーズにも応えてくれます。普段から楽天経済圏を利用している方には、断然おすすめです。
Yahoo!ショッピングでの購入：PayPayユーザーにお得
Yahoo!ショッピングも、TポイントやPayPayポイントの還元が魅力です。
- おすすめポイント：
PayPay残高での支払いや、ソフトバンク/ワイモバイルユーザー向けの特典など、高いポイント還元率を誇るタイミングがあります。 - チェックポイント：
PayPayジャンボなどのキャンペーン期間を狙えば、実質的な割引率が高くなるため、大口のセット購入を検討している方は、キャンペーン情報を確認しましょう。
オンラインで購入すれば、重い画材を持ち運ぶ手間も省けますし、何より店頭では見つからない珍しい色も手に入りやすいです。
コピックをお得に買うなら中古（メルカリ・ヤフオク）もおすすめ
「コピックは欲しいけど、予算が…」という方にとって、中古市場は最後の砦です。
メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ・オークションサイトでは、コピックが驚くほどお得な価格で出品されていることがあります。
中古コピックの最大のメリットと注意点
中古で買うことには、大きなメリットと、気をつけたい注意点があります。
最大のメリット：驚きの低価格と廃盤色
- 大量セットがお得：
「趣味で始めたけど続かなかった」という方が、数十本〜数百本のコピックをまとめて格安で出品していることがあります。1本あたりの単価が定価の半額以下になることも珍しくありません。 - 廃盤色や限定色が見つかる：
公式ではもう手に入らない「廃盤色」や、イベント限定のコピックなど、レアなアイテムと巡り合えるチャンスがあります。
中古購入時の３つの注意点
- インクの残量を確認する：
出品者に「インクの残量はどれくらいですか？」と必ず質問しましょう。見た目では分かりにくいので、出品者が試し書きをした写真を載せているかどうかもチェックポイントです。 - ペン先の状態を確認する：
特にブラシタイプは、長期間使っていると毛先が潰れたり、広がったりします。ペン先のアップの写真を要求し、状態が良いかを確認しましょう。 - 補充液（コピックインク）の購入も視野に入れる：
中古で購入したコピックは、インクが残り少ない可能性が高いです。インク補充は必須と考えて、最初から補充液も合わせて購入する予算を確保しておくと安心です。
メルカリ・ヤフオクでの賢い検索方法
フリマアプリで良い商品を見つけるには、検索方法にもコツがあります。
- 検索キーワードを工夫する：
「コピック」「コピック セット」「コピック 大量」といった一般的なキーワードだけでなく、「コピック チャオ 36」「コピック スケッチ 72」のように、セット名や色数を具体的に指定すると、欲しい商品が見つかりやすくなります。 - 「絞り込み検索」を徹底する：
「商品の状態：未使用に近い」や「価格帯：〜10,000円」など、絞り込み機能を積極的に活用して、ノイズを排除しましょう。 - 値下げ交渉も積極的に：
大量セットの場合、出品者も早く手放したいと思っていることが多いです。礼儀正しく、相場から大きく外れない範囲で値下げ交渉をしてみるのも一つの手ですよ。（メルカリのコピック出品状況を今すぐ確認！）
中古での購入は少し手間がかかりますが、その分、お得にたくさんのコピックを手に入れられる可能性があります。
ダイソーマーカーに関するSNSでの口コミ・評判をまとめてみた
実際にダイソーのアルコールマーカーを使っている人たちは、どんな評価をしているのでしょうか？
Twitter（X）やInstagramなどのSNSで、リアルな口コミや評判をまとめてみました。
ポジティブな口コミ：絶賛の声が多数！
やはり、価格に対する満足度が非常に高いことが分かります。
- 「初めてのアルコールマーカーに最適」
「コピックを買うのは勇気がいるけど、ダイソーなら失敗しても痛くないから気軽に始められた！これで練習して、いつか本家を買いたい」という、初心者の方からの声が最も多かったです。 - 「色数が少ないのが逆に良い」
コピックは色数が多すぎて選ぶのが大変ですが、「ダイソーはセットの色が決まっているから、悩まずにグラデーションの練習ができる」という、シンプルなラインナップを評価する声もありました。 - 「ブレンダーペン代用で使える」
コピックのブレンダーペンと併用することで、「ダイソーマーカーでも十分なグラデーションが作れる！」といった、上級者のテクニックを活用した絶賛の声も見られました。
ネガティブな口コミ：品質に関する指摘も
一方で、やはり品質に関する厳しい意見もいくつか見受けられました。
- 「インクのムラがひどい」
「新品なのにインクがカスカスだった」「同じ色なのにインクの出方が全然違ってムラができた」といった、品質の個体差に対する不満が目立ちました。 - 「アルコール臭が強い」
「コピックと比べて臭いがきついから、必ず換気が必要」という声もあり、長時間使用する際は注意が必要です。 - 「ペン先がすぐに潰れる」
特に筆圧が強い方からは、「ブラシの毛先がすぐにダメになってしまった」という、耐久性に関する指摘がありました。
総評：用途と割り切りが大切
SNSの口コミを総合的に見ると、「100円の画材としては神レベル」であることは間違いないものの、「本家コピックの完全な代替品」ではないという結論になります。
「手軽にアルコールマーカーの表現を楽しみたい」という目的ならダイソーマーカーは最高の相棒になりますが、「仕事で使う」「繊細なプロ級のイラストを描きたい」という目的の場合は、やはり本家コピックを揃えるのが王道と言えるでしょう。
コピック風マーカーをもっと使いこなすための裏技テクニック
ダイソーマーカーのメリットを最大限に引き出し、デメリットをカバーするための、モモストアが実践している裏技テクニックを特別に公開します！
裏技１：インクの出が悪い時の「復活術」
もし、新品なのにインクの出が悪いマーカーに当たってしまったら、以下の方法を試してみてください。
- ペン先をアルコールで湿らせる：
消毒用のアルコールや、無水エタノールを少量、インクが出にくいペン先に付けてみてください。アルコールインクが詰まっている場合、これでインクが溶け出して復活することがあります。 - ペンを逆さまに立てて保存する：
インクがペン先の逆方向に偏っている可能性があるため、インクを出したいペン先を下にして、一晩立てて保存してみてください。重力でインクがペン先側に集まり、改善されることがあります。
ただし、この方法はあくまで応急処置です。根本的な解決にはなりませんが、「今すぐこの色を使いたい！」という時には試す価値ありです。
裏技２：専用紙以外で描くときのコツ
アルコールマーカーは専用紙が一番ですが、手持ちの紙で描きたい時もありますよね。
- 「ポストイット」で裏抜けを防ぐ：
普通の紙で描くときは、必ず下に厚紙や段ボール、または使い終わったポストイットの束などを敷きましょう。インクが下の机や、次のページに裏抜けするのを防ぐことができます。 - 画用紙は「厚めのケント紙」を狙う：
ダイソーの画材コーナーにある「ケント紙」や「水彩紙」は、普通のコピー用紙よりも厚みがあり、インクの裏抜けや滲みを軽減してくれます。特に「厚手のケント紙」は、発色も良くなるのでおすすめです。
裏技３：ダイソーマーカーで「カスタムグラデーション」を作る
ダイソーマーカーは単色での販売もありますから、自分でコピック風のグラデーションセットを作ってみましょう。
| グラデーションセット | 推奨される色の組み合わせ例 |
| 肌色（ベース） | アイボリー、ペールピンク、ベージュ系の3色 |
| 空（ブルー系） | ライトブルー、スカイブルー、コバルトブルー系の3色 |
| 影（グレー系） | ウォームグレイ、クールグレイ、ニュートラルグレイの3色 |
これらのセットを自分で作ることで、ダイソーのマーカーでも色の連続性を持たせた本格的なグラデーションを楽しむことができますよ！
まとめ：ダイソーでコピック風マーカーを見つけたら即買いしよう！
ここまで、ダイソーのアルコールマーカー（コピック風マーカー）について、徹底的に解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントをおさらいしましょう。
- ダイソーには「コピック」という名前の商品は売っていないが、同等の「アルコールマーカー」は売っている。
- ダイソーのマーカーは、3本組セット、URGLAM単色、ブラシ＆細字ツインなど、種類が豊富で進化している。
- 最大のメリットは圧倒的な価格だが、インクの個体差やペン先の耐久性には注意が必要。
- 本家コピックと併用する際は、薄い色をダイソー、濃い色をコピックで使い分けるのが賢い。
- 販売場所は文具コーナー以外に、画材コーナーやコスメコーナーもチェック！
- セリアやキャンドゥにも、それぞれ特徴のあるアルコールマーカーがある。
ダイソーのアルコールマーカーは、「プロの画材に触れてみたい」という願いを、たった100円で叶えてくれる最高の入門ツールです。
本家コピックのようなプロ仕様の繊細さには及ばないかもしれませんが、価格を考えれば文句のつけようがありません。むしろ、これだけのクオリティのものが100円で買えることに、ただただ感謝です。
もし、お店で探しているマーカーを見つけたら、迷わず「即買い」することをおすすめします！
人気商品はすぐに売り切れてしまいますから、気になる色やセットはぜひカゴに入れてくださいね。そして、この記事で紹介した裏技を参考に、ダイソーマーカーでのイラストライフを楽しんでください！
