ダイソーでライターオイルは販売してる？売ってない時の確実な購入場所を徹底解説！

こんにちは！モモストアです。
オイルライターを愛用している方にとって、ライターオイルの在庫切れほど困ることはありませんよね。特に「近所のダイソーで買おうと思ったのに売ってない！」という経験、筆者自身も何度かあります。
100円ショップのダイソーは便利ですが、ライターオイルのような特定の危険物は取り扱いが不安定になりがちなんです。
この記事では、「ダイソーでライターオイルは売っているのか？」という疑問に答えつつ、もし売ってなかった場合に確実に手に入れられる場所や、通販での購入方法、さらにはオイルライターのメンテナンス情報まで、詳しく解説していきます！

ライターオイルがなくて困っている方は、ぜひ最後までチェックして、今後の購入ルートを確保してくださいね。

ダイソーでライターオイルが「売ってない」と言われる本当の理由

まず、多くのユーザーが「ダイソーでライターオイルを見かけない」「売ってないと言われた」と感じるのには、明確な理由があります。
結論から言うと、ダイソーを含む100円ショップでは、ライターオイルは非常にデリケートな商品として扱われているんです。これは、ライターオイルが消防法上の「危険物」に該当するため、店舗側が在庫管理や販売に特別な配慮をしなければならないからです。

店舗の安全管理と在庫ポリシーが影響している

ライターオイルは引火性が高く、特に多くの商品を扱う店舗では、万が一の事故を防ぐための厳重な管理が必要です。
ダイソーのような店舗の多くは、テナントとしてショッピングモールや複合施設に入居していますよね。そうした場所では、店舗ごとの判断ではなく、施設全体の安全基準によって「火気・危険物に該当する商品は原則販売しない」という取り決めがなされているケースがあります。
そのため、同じダイソーでも、路面店や大型の郊外店では取り扱いがある一方で、駅前のビル内店舗などでは一切置いていない、という状況が生まれてしまうのです。
また、仮に販売許可があっても、

• 在庫スペースの確保: 危険物を保管するための専用スペースが必要
• 従業員の教育コスト: 販売時の説明や緊急時の対応に関する教育が必要
• 仕入れリスク: 需要が安定しないため、仕入れても売れ残る可能性がある

といった理由から、店舗側が自主的に取り扱いを中止している場合も少なくありません。

需要の変動と商品の入れ替わり

近年、喫煙者が減少し、使い捨てのガスライターや電子タバコが主流になりつつあります。それに伴い、オイルライター、特にZIPPOのような本格的なライターを使うユーザーの絶対数も減ってきているのが現状です。
ダイソーは商品の回転が速く、常に新しいトレンド商品に入れ替わります。ライターオイルのように「特定の層にしか需要がない」「管理が面倒」な商品は、どうしても優先度が低くなり、棚から姿を消しやすいのです。
もし、あなたが探している店舗で「売ってない」と言われたら、それはお店側の安全管理や、商品戦略上の理由が大きい、と考えて間違いありません。諦めずに、これからご紹介する「確実な購入先」を探すのが得策です。

ちなみに、ダイソーでオイルライター本体が販売されていた時期もありましたが、そちらも現在では廃盤になっている可能性が高いようです。オイルと本体、両方が見つからないのは、こうした市場の変化も影響していると言えるでしょう。

ダイソーのライターオイルは本当に廃盤になったの？在庫状況をチェック

「ダイソーのライターオイルは廃盤になった」という噂は、インターネット上でよく目にします。果たして、この情報は真実なのでしょうか？
モモストアが調べた限り、全国一律で「廃盤」という公式発表は確認できませんでしたが、事実上、多くの店舗で販売が終了していると見て間違いないでしょう。

オンラインストアから消えた製品の動向

ダイソーは近年、公式のオンラインストアを展開していますが、過去に販売されていたとされるオイルライター本体やライターオイルといった危険物関連商品は、現在オンラインストア上ではほとんど見つけることができません。
オンラインで取り扱いがない、ということは、全社的な在庫管理や流通のリストから外れている可能性を示唆しています。これは、多くの商品が店舗から姿を消す際の、いわば「前兆」のようなものです。

ただし、一部の地域や、特にアウトドア・喫煙具の需要が高い地方の大型店舗では、古い在庫が残っているケースも極めて稀に存在します。

もし、あなたがダイソーでの購入にこだわるなら、以下の方法で「幻の在庫」を探してみてください。

ダイソーで在庫を調べる方法

チェック方法	詳細	結果の確実性
電話での問い合わせ	直接、近隣のダイソーに電話をし、「ライターオイル（またはZippo用のオイル）の取り扱いがあるか」を尋ねる。	最も確実性が高い
店内の特定コーナー確認	喫煙具コーナーだけでなく、アウトドア用品やバーベキュー用品の近くの棚もチェックする。	中程度（思わぬ場所にあるかも）
大型店舗を狙う	品揃えが豊富で、危険物の保管スペースが確保しやすい「DAISO GIGA」などの超大型店を優先して探す。	やや高い

過去に販売されていたダイソーオイルの仕様

過去にダイソーで販売されていたライターオイルは、一般的に「オイルライター専用オイル」という名称で、ZIPPO純正オイルとほぼ同じナフサ系溶剤が使われていました。価格は100円（税抜）で、容量は50ml程度の小缶だったようです。
品質については、「純正品と比べて引火性が弱い」「燃焼時間が短い」といった口コミも見受けられましたが、価格を考えれば非常に優秀な互換品として重宝されていました。廃盤になったとすれば、このコスパの良さを惜しむ声が多いのも頷けます。

しかし、時間と手間をかけて100円のオイルを探すよりも、次の章でご紹介する確実な購入ルートに切り替える方が、オイル切れのストレスから解放される近道だとモモストアは考えます。
時間を有効に使って、確実にオイルを手に入れましょう。

ダイソー ライターオイル 廃盤情報についてGoogleで検索

100均でライターオイルを探す際の注意点とチェックすべき場所

ダイソー以外の100円ショップ、例えばセリアやキャンドゥ、ワッツなどでも、ライターオイルの取り扱いがあるのかどうか、気になるところですよね。結論から言うと、他の100均でも状況はダイソーと似ており、取り扱いは非常に限定的です。
特に、セリアやキャンドゥは、店舗面積がダイソーより小さいことが多く、危険物を取り扱う棚のスペース確保が難しいため、ライターオイルの販売はしていない、または過去から取り扱いがない店舗が大多数です。

ガスとオイルを間違えないで！100均の主流はガスライター用

100円ショップの喫煙具コーナーでよく見かけるのは、使い捨てライターや、「カセットガス」や「ライターガス」と呼ばれるものです。これらはオイルライターに使うオイルとは全くの別物です。

ライター燃料の種類と用途

燃料の種類	主な用途	100均での見つけやすさ
ライターオイル（ナフサ系）	ZIPPOなどのオイルライター	極めて低い（ほぼ在庫なし）
ライターガス（ブタンガス）	充填式ガスライター、トーチバーナー	高い（ほぼ全店舗にある）
着火剤（ジェル・固体）	バーベキュー、キャンプ	中程度（季節による）

あなたが探しているのは、缶に入った液体状の「オイル」です。コーナーによっては、ライターガスと同じ棚に並んでいることもあるため、パッケージの表示を必ず確認するようにしてください。「充填用ガス」と書かれていたら、それはオイルライターには使えませんよ！

100均でオイルを探す際の具体的なチェックポイント

もし、どうしても近くの100均で探したいという場合は、以下の3つの場所を重点的にチェックしてみてください。

1. レジ周りのガラスケース内:
   万引き対策や危険物管理のため、ライター本体やオイルなどの高額品・危険物をレジ近くの鍵付きケースに入れている店舗があります。見当たらない場合は、店員さんに「ライターのオイルはどこですか？」と聞いてみるのが一番早いです。
2. タバコ・喫煙具コーナー:
   最も一般的な場所です。ライターや灰皿、電子タバコ関連の商品の並びに置かれている可能性がありますが、上述の通り、ガスボンベと間違えないように注意が必要です。
3. アウトドア・DIYコーナーの着火剤の近く:
   ライターオイルの成分がキャンプ用の「ホワイトガソリン」に非常に近いため、アウトドア用品やバーベキュー用品の着火剤の近くに陳列されているケースも稀にあります。特に大型店舗では、この配置になっていることがあるので、隅々まで探してみましょう。

これらのチェックポイントを抑えても発見できなかった場合は、残念ながらその店舗での取り扱いは終了していると判断し、次の章で紹介する確実な購入場所に切り替えることを強くお勧めします！

ライターオイルを確実に手に入れたいならココ！おすすめの店舗3選

ダイソーで見つからなかった場合、どこに行けば確実にライターオイルが買えるのでしょうか？
手間や時間を無駄にせず、欲しい時にすぐ手に入る「確実な購入場所」として、モモストアがおすすめする3つの店舗カテゴリーをご紹介します。

ドラッグストア・薬局チェーン

「え、ドラッグストア？」と思うかもしれませんが、実はドラッグストアはライターオイルの隠れた穴場なんです。

• 主な取り扱いブランド: ZIPPO純正オイル、ライテックなどの互換オイル
• 価格帯: 300円〜1000円程度（小缶〜大缶）

ドラッグストアには、タバコ用品だけでなく、燃料系やアルコールなどの危険物を取り扱うノウハウと、それらを保管するスペースがあります。特にマツモトキヨシ、スギ薬局、ウエルシアなどの大手チェーンでは、タバコの販売を行っている店舗のレジ裏や、日用品・タバコ用品の棚に並んでいることが多いです。
ドラッグストアは店舗数が多く、立ち寄りやすいのが大きなメリット。ただし、店舗によって規模や品揃えが大きく異なるため、事前に電話で「ZIPPOのオイルはありますか？」と確認しておくと確実です。

ホームセンター・DIYショップ

カインズ、コメリ、DCMなどのホームセンターは、ライターオイルを探す上で最も確実性の高い場所と言えます。

• 主な取り扱いブランド: ZIPPO、各種互換オイル、キャンプ用ホワイトガソリン（代用品として）
• 価格帯: 500円〜2000円程度（大容量が多い）

ホームセンターには、ガス、ガソリン、塗料など、さまざまな危険物が集まるコーナーがあります。ライターオイルは、多くの場合、タバコ用品コーナーではなく、燃料・溶剤コーナーや、キャンプ・アウトドア用品コーナーに置かれています。
ホームセンターの利点は、大容量のオイル缶（355mlなど）も手に入りやすい点です。頻繁にオイルライターを使う方にとっては、コスパの良い大缶を購入できるのが魅力ですね。

コンビニエンスストア (ZIPPO純正小缶のみ)

急いでいる時の最終手段として、コンビニエンスストアも挙げられます。ただし、コンビニで手に入るのはほぼZIPPO純正の「小缶（133ml）」のみと考えてください。

• 主な取り扱いブランド: ZIPPO純正オイル
• 価格帯: 500円〜700円程度

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどの大手コンビニでは、レジ横のタバコ販売スペースや、カウンターの裏側、または雑誌コーナーの近くに置かれていることが多いです。
コンビニのデメリットは、価格が割高であることと、容量が小缶しかないこと。しかし、「今すぐオイルが切れて困っている！」という緊急時には、24時間営業のコンビニが最も頼りになる存在です。

ドラッグストアのライターオイル取り扱いについてGoogleで検索

手間なし！自宅で手軽にライターオイルを購入できる通販サイト

「お店に行く時間がない」「重い缶を持ち運びたくない」「大容量でコスパ良く購入したい」という方には、断然、通販サイトでの購入をおすすめします。
通販なら、自宅にいながらにして、純正品も互換品も、あらゆるブランドと容量のライターオイルを比較検討できます。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングが便利すぎる理由

主要な通販サイトであるAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、ライターオイルが常に安定して販売されています。
通販利用の大きなメリット:

1. 在庫が豊富: 店舗のように「在庫切れ」で手ぶらで帰る心配がありません。
2. 大容量が安い: 355mlの大缶や、複数個セットの販売が多く、1本あたりの価格が実店舗よりも安くなることが多いです。
3. 純正品・互換品を選べる: ZIPPO純正はもちろん、コスパに優れた各種互換オイルも簡単に探せます。

特に、純正のZIPPOオイルは、Amazonや楽天市場のランキング上位に常に表示されており、ユーザーレビューも豊富なので、安心して購入できます。

メルカリやフリマアプリでの購入は推奨しない理由

中古品の販売も盛んなメルカリなどのフリマアプリで、「ライターオイル」と検索すれば、未使用品や残量が残っているものが安く出品されているのを見かけることがあります。
しかし、モモストアとしては、ライターオイルのフリマアプリでの購入はあまりおすすめできません。

フリマアプリでのオイル購入のデメリット

デメリット	詳細
品質の保証がない	保管状態が悪く、成分が変質している可能性があります。
危険物の輸送問題	ライターオイルは危険物であり、フリマアプリの規定で輸送が制限されている場合があります（未申告で送られるリスク）。
残量が不明瞭	写真では新品に見えても、開封済みで中身が少なくなっているケースがあります。

安全と品質を考慮すると、多少値段が高くても、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで新品を購入するのが、最も賢明な選択と言えるでしょう。

ZIPPOなどのオイルライターに使える純正オイルと互換オイルの違い

ライターオイルを選ぶ際、「純正品と互換品、どっちがいいの？」と迷う方もいるでしょう。特に100均で販売されていたオイルは互換品にあたります。どちらにもメリット・デメリットがありますので、あなたの使用頻度や予算に合わせて選んでみてください。

ZIPPO純正オイルを選ぶべき人

ZIPPO純正オイルは、その名の通り、ZIPPOライターのために開発されたオイルです。 純正オイルのメリット

1. ライターへの影響: 純正品はライター本体の機構に悪影響を与えないよう、徹底的に品質管理されています。ライターを長く愛用したいなら、やはり純正が安心です。
2. 燃焼時の臭い: 不純物が少なく、燃焼時の臭いが最小限に抑えられています。タバコやアロマなどの純粋な香りを邪魔したくない人におすすめです。
3. 着火の安定性: 品質が安定しているため、低温時や風のある状況でも、比較的スムーズに着火しやすいです。

純正オイルがおすすめなのは、「価格よりも品質とライターの寿命を優先したい人」です。

コスパ重視の互換オイルを選ぶべき人

互換オイル（汎用オイル）は、ZIPPO以外のメーカーが製造しているオイルライター用の燃料です。100均のオイルもこれにあたります。 互換オイルのメリット

1. 価格の安さ: 何と言っても最大の魅力は価格です。純正品よりも安価に手に入ることが多く、コスパを重視する方に最適です。
2. 入手ルートの多さ: 様々なメーカーが製造しているため、ドラッグストアやホームセンターなどで見つけやすい場合もあります。

互換オイルの注意点:

• 燃焼時の臭い: 品質が低いものだと、燃焼時に特有のツンとした臭いが残ることがあります。
• ライターの寿命: ごく稀に、不純物が原因でウィック（芯）やフリント（火花を出す石）の消耗が早まる可能性があります。

互換オイルを選ぶ場合は、信頼できる国内メーカーの製品を選ぶようにしましょう。Amazonや楽天市場で評価の高いものを選ぶのが安心です。

ZIPPO 純正オイルと互換オイルの違いについてGoogleで検索

ライターオイルの価格帯を比較！100均と専門店ではどのくらい違う？

ライターオイルの購入先を比較する上で、価格は非常に重要な要素です。先ほどご紹介したダイソー（100均）、コンビニ、ホームセンター、通販の4つのルートで、どれくらいの価格差があるのかを具体的に見ていきましょう。

購入ルート別・ライターオイル価格比較（ZIPPO純正小缶相当）

ここでは、最も一般的な「ZIPPO純正小缶（133ml）」の価格を基準に比較します。

ライターオイル（133ml相当）価格比較

購入ルート	価格帯（目安）	コスパ	確実性
ダイソー（100均）	110円（50ml程度）	最強だが、容量が少ない	最低（ほぼ売ってない）
コンビニ	500円〜700円	最も割高	中（急ぎで必要ならOK）
ホームセンター/ドラッグストア	400円〜600円	標準的	高い（在庫確認推奨）
通販サイト（Amazon/楽天など）	350円〜500円（※まとめ買い含む）	最安（まとめ買い必須）	最高（確実に手に入る）

大缶（355ml）で考えるコスパの真実

オイルライターを頻繁に使うヘビーユーザーの方は、必ず大缶（355ml）での購入を検討してください。
小缶（133ml）を3本買うよりも、大缶1本を買う方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。
例えば、純正大缶（355ml）は通販で1000円〜1500円程度で販売されています。これを小缶換算すると、133mlあたり370円〜560円程度になり、コンビニで小缶を買うよりも安価になることがわかります。
結論として、ライターオイルを最も安く、かつ確実に手に入れたいのであれば、通販サイトで大缶をまとめ買いするのがベストな選択です。

ライターオイル以外の代用品は使える？危険性と安全な使用方法

オイルが切れてしまった時、「ガソリンスタンドでガソリンを買って入れればいいのでは？」「キャンプ用の燃料で代用できない？」と考えるかもしれません。しかし、ライターオイルの代用品の使用は、非常に大きな危険を伴うため、モモストアとしては原則として推奨しません。

絶対に避けるべき危険な代用品

以下のものは、オイルライターの燃料として絶対に使用しないでください。

• 自動車用ガソリン:
  揮発性が非常に高く、引火点が極めて低いため、ライターの構造では制御できません。引火・爆発の危険性があり、取り扱いを誤ると重大な事故につながります。
• 灯油・軽油:
  引火点は高いですが、燃焼時に大量の煤（すす）と強烈な臭いが発生します。ライターの芯を傷め、故障の原因にもなりますし、何より人体に有害な煙を吸い込むことになります。
• アセトン・アルコール（消毒用など）:
  これらは燃料としての燃焼に適していません。異常な燃焼をしたり、ライターの金属部分やパッキンを腐食させたりする可能性があります。

「緊急だから」「少しだけだから」と安易に代用品を使うのはやめましょう。ライターの修理代や、最悪の場合の病院代を考えたら、純正オイルや互換オイルを買う方が断然安上がりで安全です。

唯一代用が検討できる「ホワイトガソリン」の注意点

オイルライターの燃料（ナフサ）は、成分的にキャンプ用の燃料である「ホワイトガソリン」に非常に近いです。そのため、アウトドア愛好家の間では、ホワイトガソリンをライターオイルの代用として使用することがあります。

ホワイトガソリンを使用する際の絶対条件

1. 「コールマン」などの高純度な製品を選ぶ:
   不純物の少ない、高純度のホワイトガソリンを選んでください。
2. 換気の良い場所での充填:
   揮発性が高いので、必ず屋外や換気の良い場所で充填作業を行ってください。
3. 自己責任で使用する:
   メーカーはライター燃料としての使用を推奨していません。ライターが故障したり、事故が起きたりしても、全て自己責任となります。

ホワイトガソリンはガソリンスタンドではなく、ホームセンターやアウトドアショップで販売されています。しかし、これもあくまで「代用が検討できる」というだけであり、ライターの最高のパフォーマンスと安全性を求めるなら、やはり専用のライターオイルを使うべきです。

ライターオイルの成分は？危険物としての正しい取り扱い方法

ダイソーや一般の店舗でライターオイルの取り扱いが難しい最大の理由、それは「危険物」だからという点です。
ライターオイルの成分と、私たちが安全に使うための取り扱いルールについて、改めて理解しておきましょう。

ライターオイルの主成分は「ナフサ」

ZIPPO純正オイルや、多くの互換オイルの主成分は「ナフサ（精製された石油系炭化水素）」です。これは、ガソリンを精製する過程で得られる成分であり、キャンプ用のホワイトガソリン（多くはナフサ）と非常に近い性質を持っています。
ナフサの主な特徴:

• 揮発性が高い: 空気中に蒸発しやすい性質を持っています。
• 引火点が低い: 非常に低い温度で火花が散るだけで燃え上がる可能性があります。
• 無色透明: 液体自体は透明で、特に臭いは微香性に調整されていることが多いです。

消防法上の危険物（第4類第1石油類）に該当

ナフサは消防法において、「第4類 引火性液体」「第1石油類」に分類されます。これは、非常に燃えやすい液体であることを示しており、保管や運搬には厳格なルールが定められています。
店舗側が販売を躊躇するのは、この法律上の制約と、万が一の事故に対する責任があるためです。

私たちが守るべき安全な取り扱いルール

私たちが自宅でライターオイルを扱う際も、プロ意識を持って安全に取り扱うことが重要です。

1. 火気厳禁の徹底:
   オイルを充填する際、近くでタバコを吸ったり、ストーブをつけたりするなど、火気の近くで作業をすることは絶対にやめてください。充填は必ず火気のない場所で行いましょう。
2. 換気の確保:
   ナフサの蒸気は空気より重く、低い場所に溜まりやすい性質があります。充填作業中は窓を開けるなど、換気をしっかり行いましょう。
3. 子供の手の届かない場所へ保管:
   ライターオイルは子供の誤飲事故につながる危険性があります。必ず鍵のかかる場所や、子供が触れない高い棚などに保管してください。
4. 充填後は手を洗う:
   充填作業で手にオイルが付着した場合は、必ず石鹸で洗い流しましょう。

これらのルールを守るだけで、ライターオイルを安全に、そして快適に使い続けることができます。

ライターオイルの保管場所はどこがいい？長期保存のコツ

ライターオイルを通販で大缶購入した場合、気になるのが「どうやって保管すればいいか」という点です。ナフサは揮発性が高く、保管方法を誤ると、中身がどんどん減ってしまうだけでなく、危険性も高まります。

最悪な保管場所と理想的な保管場所

絶対に避けるべきNGな保管場所

• 直射日光が当たる場所: 缶の内部温度が上昇し、缶が膨張したり、引火性が高まったりするリスクがあります。
• 暖房器具の近く: ストーブやヒーターの近くは温度が高くなり危険です。
• 車の中（特に夏場）: 夏の車内は高温になり、缶の破裂につながる危険があります。
• 水回りや湿気の多い場所: 缶が錆びて劣化し、オイルが漏れる原因になります。

理想的な保管場所の条件

1. 低温かつ一定の温度:
   温度変化が少ない場所が理想です。床下収納や、日当たりのない棚の奥などが適しています。
2. 通気性が良い場所:
   万が一、微量の蒸気が漏れても滞留しないよう、通気性の良い場所を選びましょう。
3. 子供やペットの手の届かない場所:
   これは安全上、最優先事項です。

長期保存のための小さな工夫

大缶を何年もかけて使う場合、缶の密閉性を保つための小さな工夫をすると、オイルが長持ちします。

• キャップをきっちり閉める:
  使用後は必ず、キャップを強く、きっちりと閉める習慣をつけましょう。ここからオイルの蒸発が起こります。
• ビニール袋で二重包装:
  念のため、オイル缶をチャック付きの厚手のビニール袋などに入れ、密閉してから保管すると、揮発した蒸気が室内に拡散するのを防げます。
• 立てて保管する:
  横倒しにせず、必ず立てた状態で保管してください。これにより、キャップ部分からのわずかな漏れを防ぐことができます。

ちなみに、未開封の状態であれば、ライターオイルに「使用期限」は特にありませんが、開封後は数年で徐々に揮発していくため、できるだけ早めに使い切るのがおすすめです。

ライターオイル以外の代用品は使える？危険性と安全な使用方法

ライターオイルが切れた時の緊急事態！「家に何か代わりになるものはないか？」と探してしまう気持ちはよく分かります。
しかし、この章の冒頭でも触れたように、代用品の使用は、ライターの故障だけでなく、火傷や火事などの危険を伴います。特に、オイルライターの代用品選びは、その成分が引火性の高い液体であるため、細心の注意が必要です。

ライターのメカニズムと燃料の関係

なぜ、ライターオイル以外のものが使えないのか？それは、オイルライターの燃焼の仕組みに関係しています。
オイルライターは、芯（ウィック）が吸い上げたオイル（ナフサ）に、フリント（石）が発した火花を当てて着火します。このナフサは、「常温で揮発しやすく、引火点が低いが、燃焼温度が安定している」という特殊な性質を持っているため、ライターの構造と相性が良いのです。
もし、揮発性が極端に低い「灯油」などを使うと、芯がなかなか蒸発せず、火花が当たっても着火しにくい、あるいは着火してもすぐ消えてしまうという問題が起きます。
逆に、揮発性が極端に高い「純粋なガソリン」を使うと、ライターを開けた瞬間に大量の蒸気が噴き出し、思わぬところで引火する危険性があるのです。

代替品の噂の真相を検証！

インターネット上では、様々な「代用品」が囁かれていますが、モモストアがその危険性を検証します。

ライターオイルの噂の代用品と危険度

噂の代用品	真相と危険度	備考
ベンジン（カイロ用）	低（成分がナフサと近い）	成分は近いです。緊急時は使用可能ですが、臭いが強いものが多いです。
キャンプ用ホワイトガソリン	中（揮発性が高すぎる場合がある）	成分はナフサですが、ライター専用ではないため、性能が劣る可能性があり、自己責任です。
ライターガス（ブタンガス）	最高（絶対NG）	ライターの種類が違うため、構造上充填できません。強引に充填すれば爆発の危険があります。
アルコール（エタノール）	高（燃焼が不安定）	火はつきますが、燃焼温度が低く、持続性がありません。ライターを傷めます。

結論として、ライターオイルが切れた場合は、潔くコンビニや通販で正規のオイルを購入するまで待つのが一番です。安全のためにも、無理な代用は避けてくださいね。

オイルライターを使う人が知っておきたい「芯」と「フリント」のメンテナンス

ライターオイルが手に入ったら、次は快適な着火のために、ライター本体のメンテナンスについても知っておきましょう。
オイルライターは、オイルさえあれば永久に使えるものではありません。着火の良し悪しは、オイルの質だけでなく、「芯（ウィック）」と「フリント（発火石）」の状態に大きく左右されます。

着火が悪くなったら「芯（ウィック）」をチェック

芯はオイルを吸い上げ、火を灯すための重要なパーツです。使い続けるうちに、芯の先端が黒く焦げて炭化し、オイルの吸い上げが悪くなったり、着火が悪くなったりします。

芯のメンテナンス手順

1. ピンセットで引き出す:
   着火が悪くなったら、ピンセットを使って芯を数ミリ、火口（チムニー）から引き出します。
2. 焦げた部分を切る:
   ハサミや爪切りで、焦げ付いた先端部分だけをカットします。芯の白い部分が出てきたらOKです。
3. 芯を曲げる:
   カットした後、芯の先端をフリントホイール（火花を出すヤスリ）の近くに少し曲げてやると、火花が当たりやすくなり、着火が安定します。

芯が短くなりすぎて、これ以上引き出せなくなったら、新しい芯に交換するタイミングです。芯もフリントも、ホームセンターや通販で簡単に手に入りますよ。

火花が弱くなったら「フリント（発火石）」をチェック

フリントは、フリントホイールを回した際に火花を散らすための小さな石です。使っていくうちに徐々に削れて小さくなっていきます。火花が弱くなったり、ホイールを回しても火花が出なくなったりしたら、フリント切れのサインです。

フリントの交換手順（ZIPPOの場合）

1. インサイドユニットを取り出す:
   ライターのケース（外側）から、中身のインサイドユニットを引き抜きます。
2. ネジを緩める:
   ユニットの底にあるバネ付きのネジをコインなどで回して緩め、フリントが収まっているチューブからバネを取り出します。
3. 新しいフリントを入れる:
   新しいフリントを1個、チューブの中にストンと入れます。
4. ネジを戻す:
   バネを戻し、ネジをしっかりと締めます。ネジは硬く締めすぎるとホイールの回転が悪くなるので、適度な力で締めるのがコツです。

フリントの交換は簡単なので、オイルを補充するついでに、フリントの予備も持っておくことをおすすめします。

ZIPPO 芯とフリントの交換方法についてGoogleで検索

【まとめ】ライターオイル難民にならないための購入ルート確保術

ダイソーでライターオイルが「売ってない」という問題は、お店側の安全管理や在庫ポリシーによるもので、決してあなたの探し方が悪いわけではありません。
しかし、オイルライターを快適に使い続けるためには、ダイソーに頼るのではなく、確実な購入ルートを複数確保しておくことが最も大切です。

モモストア流！ライターオイル難民脱出計画

計画１：メインルートは「通販」に切り替える

• 購入先: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
• メリット: 確実に入手可能、価格が安い、大缶（355ml）をまとめ買いできる。
• アクション: 今すぐ通販サイトで純正品の大缶を1〜2本注文し、在庫に余裕を持たせる。

計画２：緊急時ルートは「ホームセンター」と「コンビニ」

• 購入先: ホームセンター（カインズ、DCMなど）、大手ドラッグストア、コンビニ
• メリット: すぐに手に入る、店舗数が多くてアクセスしやすい。
• アクション: 自宅や職場の近くで、ライターオイルを確実に販売しているホームセンターやドラッグストアを1軒見つけておく。コンビニは最終手段と心得る。

計画３：オイルだけでなく「消耗品」もセットで常備

• 消耗品: フリント（発火石）、ウィック（芯）
• メリット: オイルがあっても火花が出ない、火が安定しない、というトラブルを防げる。
• アクション: オイルを通販で購入する際、フリントと芯のセットも一緒に購入し、ポーチなどにまとめて保管しておく。

オイルライターは、適切にメンテナンスすれば長く愛用できる魅力的なアイテムです。ダイソーでオイルが見つからなくても落ち込む必要はありません。今回ご紹介した方法で、安心できるオイルの供給ルートを確保し、素敵なライターライフを送りましょう！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ライターオイル 大缶のおすすめをGoogleで検索

ライターオイルの価格帯を比較！100均と専門店ではどのくらい違う？

ライターオイルの購入先を比較する上で、価格は非常に重要な要素です。先ほどご紹介したダイソー（100均）、コンビニ、ホームセンター、通販の4つのルートで、どれくらいの価格差があるのかを具体的に見ていきましょう。
特に、ダイソーが販売していたオイル（50ml程度で110円）は、コストパフォーマンスだけ見れば最強でした。もし今でも販売されていれば、純粋に容量単価でいえば、他の追随を許さない安さです。しかし、その入手難易度を考えると、実用性には乏しいと言わざるを得ません。

コスパを追求するなら大缶を狙え

オイルライターを頻繁に使うヘビーユーザーの方は、必ず大缶（355ml）での購入を検討してください。
小缶（133ml）を3本買うよりも、大缶1本を買う方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良くなります。

購入場所ごとの価格イメージ

• コンビニ（緊急時）: 最も割高。純正小缶で500円〜700円程度。急を要するとき以外は避けるべきルートです。
• ホームセンター・ドラッグストア（実店舗）: 純正小缶で400円〜600円程度。大缶も販売されていますが、店舗によって価格差が大きいです。
• 通販（最安）: 純正大缶が1000円〜1500円程度で、133mlあたりに換算すると350円〜560円程度と、最も安価になることが多いです。

結論として、ライターオイルを最も安く、かつ確実に手に入れたいのであれば、通販サイトで大缶をまとめ買いするのがベストな選択です。
多少の初期投資にはなりますが、在庫が切れる心配から解放され、長い目で見れば最も経済的な方法となりますよ。