体温計はどこで売ってる?急ぎで欲しい時の販売店と選び方を徹底解説!

体温計はどこで売ってる?急ぎで欲しい時の販売店と選び方を徹底解説!

急に熱が出てしまったり、ご家族の体調が悪くなったりした時、
「あれ?体温計、どこにしまったっけ?」「今すぐ手に入れたいけど、どこに行けば売ってるの?」と焦ってしまうこと、ありますよね。

モモストアが、体温計を売っているお店や、深夜でも確実に手に入れる方法、さらには失敗しない体温計の選び方まで、徹底的に詳しく解説していきます!
この記事を読めば、もう体温計探しで困ることはありませんよ。

・体温計が売っているお店【主要な購入場所リスト】
・ドラッグストア(薬局)での体温計の取り扱い状況と価格帯
・コンビニエンスストアで体温計は買える?夜間や深夜の購入方法
・家電量販店(エディオン、ヤマダ電機など)の体温計ラインナップ
・ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)で体温計を買うメリット・デメリット
  1. 体温計が売っているお店【主要な購入場所リスト】
    1. 各店舗の特徴と、どんな人におすすめか
  2. ドラッグストア(薬局)での体温計の取り扱い状況と価格帯
    1. マツキヨ、スギ薬局、ココカラファインなど主要ドラッグストアの品揃え
    2. 購入時の注意点:薬剤師さんに相談できるメリット
  3. コンビニエンスストアで体温計は買える?夜間や深夜の購入方法
    1. セブンイレブン、ローソン、ファミマの実際の取り扱い
    2. 深夜に体温計が必要になった時の裏技
  4. 家電量販店(エディオン、ヤマダ電機など)の体温計ラインナップ
    1. 最新モデルや高性能な体温計を探すならここ
    2. 体温計以外のヘルスケア製品も一緒にチェック
  5. ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)で体温計を買うメリット・デメリット
    1. 驚安の殿堂で買える体温計の秘密
    2. 価格重視 vs 品質重視で迷った時の判断基準
  6. 100円ショップ(ダイソー、セリアなど)の体温計は使える?
    1. 100均体温計の実際の精度と口コミ
    2. 予備として持っておくのはアリ?
  7. インターネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)での購入がおすすめな理由
    1. 通販の最大のメリット「豊富な選択肢と口コミ」
    2. ネットで買う場合の注意点(偽物・保証・納期)
  8. 体温計の種類と特徴:どれを選ぶべき?(予測式と実測式、非接触型など)
    1. 【基礎知識】予測式と実測式の違いを理解しよう
      1. 予測式体温計(約10秒~90秒)
      2. 実測式体温計(約10分)
    2. 家族構成別!最適な体温計の選び方ガイド
  9. 【緊急時】今すぐ体温計が欲しい!一番早く手に入れる方法
    1. 薬局の営業時間外、深夜早朝の最終手段
    2. 地域の「夜間・休日診療」と連携している薬局を探す
  10. 体温計の正しい選び方:失敗しないためのチェックポイント
    1. 測定時間、測定精度、機能性(バックライト・メモリー)
      1. 測定時間
      2. 測定精度
      3. 便利な機能性
    2. 子どもや赤ちゃんに使う場合の選び方のポイント
  11. 壊れた体温計の処分方法と買い替えの目安
    1. 水銀体温計とデジタル体温計の正しい捨て方
      1. 水銀体温計の処分方法
      2. デジタル体温計の処分方法
    2. 故障かな?と思ったらチェックすべきこと
  12. 忙しいあなたへ!「体温計」の購入は通販が断然便利!
    1. なぜモモストアが通販をおすすめするのか
    2. Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで体温計を探す方法
  13. ドラッグストアとコンビニ、緊急時に選ぶべきは?徹底比較
    1. 時間帯で変わる最適解:昼間 vs 深夜
      1. 昼間(午前10時〜午後8時)の場合
      2. 深夜・早朝(午後11時〜午前6時)の場合
    2. 価格と種類の違い:賢く選ぶための知識
  14. 体温計の価格帯別おすすめモデル:予算で選ぶ際のポイント
    1. 1,000円台〜2,000円台:コスパ重視のベーシックモデル
    2. 3,000円台〜5,000円台:機能とスピードを兼ね備えた主力モデル
    3. 5,000円台〜7,000円台:高性能・非接触型のハイエンドモデル
  15. 体温計を測る場所はどこがベスト?正しい使い方と注意点
    1. 脇の下で測るのが基本!正しい検温の姿勢
    2. 場所ごとのメリット・デメリットと平熱の違い
  16. 【意外と知らない】体温計の消毒・お手入れ方法で衛生的に保つ
    1. デジタル体温計の正しい消毒手順
      1. 防水機能がある体温計の場合
      2. 防水機能がない体温計の場合
    2. 非接触型体温計のお手入れと保管場所
  17. 体温計の電池交換は自分でできる?交換時期と種類
    1. 電池交換のサインと交換が必要な電池の種類
    2. 自分で交換する手順と注意点
  18. 体温計の選び方【まとめ】家族にベストな一台を見つける
    1. 体温計を選ぶ際の最終チェックリスト
    2. Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで体温計を賢く購入

体温計が売っているお店【主要な購入場所リスト】

momo-store.jp

体温計は医療機器なので、どこでも売っているわけではありませんが、実は私たちが思っている以上に身近な場所で手に入ります。
主な購入場所をまとめてみました。いざという時に、一番近いお店を選べるようにチェックしておきましょう。

体温計が購入できる主な店舗

  1. ドラッグストア(薬局):最も定番で品揃えが豊富。
  2. コンビニエンスストア:24時間営業が魅力。ただし品揃えは限定的。
  3. 家電量販店:高機能モデルや最新モデルが見つかる。
  4. ディスカウントストア:価格重視の方におすすめ。
  5. 100円ショップ:簡易的なものが手に入る場合がある。
  6. インターネット通販:自宅から豊富な種類を比較検討できる。

各店舗の特徴と、どんな人におすすめか

販売場所によって、商品のラインナップや価格帯、購入できる時間帯が大きく異なります。
ご自身の状況に合わせて、最適な購入場所を選んでくださいね。

購入場所 品揃え 価格帯 営業時間 こんな人におすすめ
ドラッグストア ◎(豊富) 中〜高 店舗による(24h営業もあり) じっくり選びたい、薬剤師に相談したい人
コンビニ △(限定的) 24時間 夜間・深夜に急いでいる人
家電量販店 ○(中程度) 日中〜夜間 高機能・最新モデルを試したい人
ディスカウントストア ○(中程度) 低〜中 店舗による(24h営業もあり) とにかく安く手に入れたい人
インターネット通販 ◎(非常に豊富) 低〜高 24時間(注文・決済) 忙しくてお店に行けない人、じっくり比較したい人

ドラッグストアは、風邪薬や解熱剤と一緒に購入できるという利便性から、多くの方がまず足を運ぶ場所です。一方、深夜や早朝に必要になった場合は、24時間営業のコンビニが頼みの綱となります。
ただし、コンビニは品揃えが限られているため、希望のモデルがない可能性もあります。もしも、最新の非接触型体温計や、特定のメーカーのものが欲しい場合は、家電量販店やインターネット通販を検討するのがおすすめです。

それぞれの店舗について、もう少し詳しく掘り下げていきましょう。

ドラッグストア(薬局)での体温計の取り扱い状況と価格帯

体温計を探すなら、やはり一番最初にチェックしたいのが全国展開しているドラッグストアです。体温計は医療機器なので、医薬品や衛生用品を扱うドラッグストアでは、非常に安定して取り扱いがあります。

マツキヨ、スギ薬局、ココカラファインなど主要ドラッグストアの品揃え

大手ドラッグストアチェーンでは、体温計のコーナーが独立して設けられていることが多く、様々な種類の体温計を手に取って選ぶことができます。主な取り扱い傾向は以下の通りです。

  • 予測式体温計:最もスタンダードなタイプで、脇の下で数十秒で測定完了するモデルが充実しています。テルモやオムロンといった主要メーカーの製品が必ずと言っていいほど置いてあります。
  • 実測式体温計:正確な体温を知りたい人向け。予測式と実測式が兼用になっているものも多いです。
  • 非接触型体温計:おでこや耳で一瞬で測れるタイプ。特に赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭で人気が高いため、育児用品コーナーの近くに置かれていることもあります。

価格帯は、一般的な予測式なら1,500円~3,000円程度が主流です。高機能な非接触型や、アプリ連携ができる最新モデルになると、5,000円〜7,000円台になることもあります。

ドラッグストアのメリットは、体温計に詳しい薬剤師や登録販売者の方がいる場合が多いことです。
例えば、「熱は出ていないけど、平熱より少し高い気がする」「赤ちゃんに使うならどれがいい?」といった具体的な質問や、解熱剤との相性など、専門的な相談ができるのは大きな安心材料になります。特に、体温計の種類が多くて迷ってしまう場合は、積極的に声をかけてみましょう。

購入時の注意点:薬剤師さんに相談できるメリット

ドラッグストアはただ体温計を買うだけでなく、健康に関するアドバイスをもらえる場所として活用するのがおすすめです。しかし、注意点もいくつかあります。

ドラッグストアでの体温計購入のポイント

  1. 営業時間を確認:都市部の店舗は夜遅くまで営業していますが、郊外の店舗は20時や21時には閉まることがあります。急ぎの場合は事前に営業時間をチェックしましょう。
  2. ポイントデーを狙う:各チェーン店は独自のポイントデーを設けています。急ぎでなければ、ポイントが2倍や5倍になる日を狙うと、少しでもお得に購入できます。
  3. 価格比較は難しい:棚に並んでいる体温計が多い分、どのモデルが本当に自分に合っているのか、その場で判断するのは難しいかもしれません。事前に体温計の人気モデルと特徴を検索しておくとスムーズです。

ドラッグストアは、「品揃え」と「安心感」を重視する方には最適な選択肢と言えるでしょう。

コンビニエンスストアで体温計は買える?夜間や深夜の購入方法

「今すぐ!」「深夜に!」体温計が必要になった時、私たちの強い味方になってくれるのがコンビニエンスストアです。24時間営業の店舗が多いため、急な発熱で夜中に困った時には、まず選択肢に入ってきますよね。

セブンイレブン、ローソン、ファミマの実際の取り扱い

大手コンビニチェーンのセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートでは、体温計の取り扱いがあることが一般的です。ただし、ドラッグストアと比べて品揃えはかなり限定的になります。

コンビニ体温計の傾向

  • 種類:ほとんどがデジタル予測式体温計のベーシックモデルです。非接触型や最新の高機能モデルは、残念ながらまず置いてありません。
  • メーカー:店舗や地域によって異なりますが、国内の大手メーカーの体温計が1〜2種類置いてあることが多いです。
  • 価格:ドラッグストアや通販と比べると、少し割高になる傾向があります。これは、緊急性が高い商品を少量で販売しているため仕方がない部分かもしれません。

コンビニで体温計を探す際は、レジ裏の棚や、絆創膏・マスクなどの衛生用品コーナー、あるいは風邪薬が置いてある医薬品コーナーをチェックしてみてください。もし見当たらない場合は、すぐに店員さんに「体温計はありますか?」と尋ねるのが一番早いです。

深夜に体温計が必要になった時の裏技

深夜に体温計が必要になった場合、コンビニは非常に便利ですが、「どこのコンビニに行けば確実にあるのか?」という新たな疑問が出てきますよね。確実性を高めるための裏技をご紹介します。

深夜の体温計探しを確実にする方法

  1. 電話で確認:向かう前に、店舗に直接電話をして体温計の在庫があるかを確認しましょう。無駄足になるのを防げます。
  2. 大型店舗を狙う:駅前や幹線道路沿いにある、特に大きなコンビニエンスストアは、商品の在庫も多く、体温計を置いている可能性が高いです。
  3. 併設店舗をチェック:コンビニとドラッグストアが一体化しているような複合店舗があれば、そちらを優先的に探しましょう。品揃えと利便性の両方を兼ね備えています。

コンビニの体温計は、あくまで「緊急時の応急処置」として活用し、本格的に家族で長く使う体温計は、後日、通販やドラッグストアでじっくり選ぶことをおすすめします。

家電量販店(エディオン、ヤマダ電機など)の体温計ラインナップ

「もっと良い体温計が欲しい」「最新の機能が付いたものが欲しい」
そうお考えなら、次に向かうべきは家電量販店です。
家電量販店は、単なる体温計の販売だけでなく、健康家電・ヘルスケア機器の専門コーナーとして、非常に力の入った品揃えをしています。

最新モデルや高性能な体温計を探すならここ

ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、エディオンといった主要な家電量販店では、体温計は主に健康家電のフロアに設置されています。ここでは、ドラッグストアやコンビニでは見かけない、一歩進んだ体温計に出会えます。

  • 非接触型体温計の専門ブランド:海外メーカーや、デザイン性の高い非接触型体温計が多く並んでいます。
  • アプリ連携モデル:Bluetoothでスマートフォンと連携し、毎日の体温変化をグラフ化できるモデル。基礎体温管理や、家族の体調管理に非常に役立ちます。
  • 高性能な予測式:測定時間が短縮された超高速モデル(例えば、約10秒で測定完了)など、技術力の高い国内メーカーのフラッグシップモデルが充実しています。

また、展示品が多く、実際に手に取って試せるのも大きな魅力です。
特に非接触型体温計は、測定のしやすさが重要になるため、店頭で操作感を試せるのは購入の大きな判断材料になります。店員さんも健康家電に詳しい方がいるため、機能やメーカーの違いについて、丁寧に説明を受けることができますよ。

体温計以外のヘルスケア製品も一緒にチェック

体温計を探しに行ったついでに、ぜひチェックしていただきたいのが、その周辺に並ぶ他のヘルスケア製品です。

体温計と一緒に検討したいヘルスケア製品

  1. 血圧計:特に腕に巻く上腕式は、家庭での健康管理の基本です。体温計と同じメーカーで揃えると、アプリ連携がしやすい場合もあります。
  2. パルスオキシメーター:血液中の酸素飽和度を測る機器。体温と併せてチェックすることで、より詳細に体調の変化を把握できます。(パルスオキシメーターの正しい使い方を検索
  3. 体重体組成計:体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量なども測れる高機能なモデルも体温計と同じくアプリ連携できるものが豊富です。

家電量販店は、体温計を単なる「熱を測る道具」としてではなく、「家族の健康を見守るツール」として捉え、総合的なヘルスケア製品として選びたい方に最適です。

ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)で体温計を買うメリット・デメリット

「できるだけ安く体温計を手に入れたい!」「ついでに日用品の買い物も済ませたい」
そんな時に便利なのが、ディスカウントストアです。代表的なのは「驚安の殿堂」でおなじみのドン・キホーテですね。
価格の安さが最大の魅力ですが、体温計のような医療機器を買う際には、少し注意すべき点もあります。

驚安の殿堂で買える体温計の秘密

ドン・キホーテのようなディスカウントストアでは、体温計は医薬品・衛生用品コーナーの奥や、レジ付近の特設ワゴンなどに置かれていることがあります。品揃えは、ドラッグストアほど豊富ではありませんが、特徴的な商品展開をしています。

  • PB(プライベートブランド)商品:独自のルートで仕入れた、非常に安価なオリジナル体温計が売られていることがあります。価格は1,000円を切るものも見られ、価格重視の方には魅力的です。
  • 旧モデル・型落ち品:国内大手メーカーの体温計でも、旧モデルが驚くほど安い価格でワゴンセールになっていることがあります。機能にこだわりがなければ、非常にお得です。
  • 輸入モデル:日本ではあまり見かけない海外メーカーの体温計が並んでいることもあります。価格は安いですが、説明書が日本語で分かりにくい場合もあるので注意が必要です。

最大のメリットは、やはりその安さです。特に予備の体温計や、出張先で一時的に使いたいだけ、という場合には、ディスカウントストアの低価格帯の体温計で十分間に合うことがあります。

価格重視 vs 品質重視で迷った時の判断基準

ディスカウントストアの体温計を選ぶ際、価格と品質で迷ったら、以下の基準で判断してみてください。

品質・価格の判断基準 推奨される体温計 選ぶ際の注意点
【日常使い】
家族の健康管理が目的
国内大手メーカーの
予測式または非接触型
正確な測定と耐久性を重視し、
価格が高くても保証を確認する。
【予備・一時的】
年に数回しか使わない
ディスカウントストアの
PB商品や安価なモデル
説明書をしっかり読み
電池の交換方法などを確認する。

体温計は、正確な体温を知ることが目的の医療機器です。あまりにも安価すぎるものを選ぶと、測定値が安定しない、故障しやすいといったデメリットが出てくる可能性もあります。
特に乳幼児など、正確な体温の把握が非常に重要な場合は、安さだけで選ばずに、信頼できる国内メーカーのものを選ぶのが賢明です。価格を優先する場合は、レビューや口コミ(ドンキホーテの体温計の口コミを検索)を事前にチェックすることをおすすめします。

100円ショップ(ダイソー、セリアなど)の体温計は使える?

「え、100円ショップにも体温計って売ってるの!?」と驚かれる方もいるかもしれません。はい、実はダイソーやセリアといった大手100円ショップでも、「簡易的な体温計」や「検温グッズ」が販売されていることがあります。

100均体温計の実際の精度と口コミ

100円ショップで売られている体温計(検温グッズ)は、通常の医療用体温計とは異なる製品であることがほとんどです。主に以下のようなタイプが確認できます。

  • 非接触型シート(温度シール):おでこに貼るだけで、「熱がある」「熱がない」を色で判別するシールやシート。体温を数字で正確に測るものではありません。
  • 簡易デジタル体温計:非常にベーシックな機能のみに絞り、測定に時間がかかる、あるいは精度がやや劣る可能性のある体温計。
  • 体温計ケース・電池:体温計本体ではなく、周辺アクセサリーが豊富に売られています。

口コミを見ると、デジタル式の簡易体温計については「測るのに時間がかかる」「測定値が安定しない」といった意見が散見されます。一方で、温度シールについては「子どものおもちゃ代わりに貼っておくのに便利」「ざっくりと熱があるかどうかの判断には使える」といった、あくまで補助的なツールとしての評価が多いです。

予備として持っておくのはアリ?

結論から言うと、100円ショップの製品を「メインの体温計」として使うのはおすすめできません。
正確な体温を測り、医師に伝える必要がある場合は、必ず医療機器として承認された体温計を使ってください。

しかし、以下のような使い方であれば、100円ショップの検温グッズも役立ちます。

100均検温グッズの活用例

活用目的 具体的な使い方
旅行や出張の予備 荷物を減らしたい時に、万が一の体調不良に備えて簡易シートを忍ばせておく。
入浴後のチェック 湯冷めをしていないかなど、正確性は求めず、ざっくりとした体温変化を知りたい時に使う。
ペットの体温管理 (犬や猫の体温管理目的の製品があれば)専用のものを使用する。

とにかく「安さ」と「携帯性」を優先したい場合に、100円ショップの検温グッズは一つの選択肢になります。しかし、繰り返しますが、正確な測定が必要な場面では、ドラッグストアなどで購入した信頼性の高い体温計を必ず使いましょう。

インターネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)での購入がおすすめな理由

もし、緊急性はないけれど、良い体温計をじっくり選びたい、あるいは忙しくてお店に行く時間がないという方には、インターネット通販が最もおすすめです。
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、実店舗ではありえないほどの豊富なラインナップから、ご自身のニーズに合った体温計を選ぶことができます。

通販の最大のメリット「豊富な選択肢と口コミ」

通販で体温計を購入する最大のメリットは、その選択肢の広さにあります。例えば、Amazonで「体温計」と検索するだけで、数百種類の製品が表示されます。

通販ならではの魅力

  • 国内外のメーカーを比較:オムロン、テルモなどの国内メーカーはもちろん、海外のスタイリッシュな非接触型体温計まで、一度に比較できます。
  • ニッチな製品も豊富:婦人体温計(基礎体温計)の専門メーカーのものや、動物用の体温計など、特定の用途に特化したニッチな製品も見つけやすいです。
  • 詳細な口コミと評価:実際に購入した人の正直なレビューや評価(星の数)を参考にできるため、失敗しにくいです。特に「測定時間が短い」「使い方が簡単」といった具体的な口コミは非常に参考になります。

また、価格面でも競争原理が働くため、実店舗よりも安く手に入ることが多いのも嬉しいポイントです。セール期間を狙えば、さらに大幅な割引価格で購入できるチャンスもあります。

ネットで買う場合の注意点(偽物・保証・納期)

便利で安い通販ですが、購入時にはいくつかの注意点があります。特に体温計は医療機器なので、慎重に選びましょう。

通販での体温計購入時の注意点リスト

チェック項目 詳細 対策
販売元 Amazonや楽天の「公式ストア」や「正規代理店」かどうかを確認する。 極端に安い価格の出品者には要注意。
保証 メーカー保証期間が明記されているか、故障時の連絡先があるかを確認する。 保証書や購入時の領収書(メール)は必ず保管しておく。
納期 「即日発送」「お急ぎ便」に対応しているか確認。熱が出ている時は特に重要。 Amazonプライムや楽天のあす楽など、配送オプションを確認する。
医療機器承認番号 日本の薬事法に基づく「医療機器承認番号」が商品ページに記載されているか確認する。 これが記載されていない体温計は、国内で医療機器として認められていません。

体温計は、自分の健康を守るための大切な道具です。安さだけに飛びつかず、信頼できる販売元から購入することが、安心して使い続けるための秘訣ですよ。

体温計の種類と特徴:どれを選ぶべき?(予測式と実測式、非接触型など)

いざ体温計を買おうとお店に行くと、「予測式」「実測式」「非接触型」など、たくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
このセクションでは、それぞれの体温計がどんな特徴を持っているのかを分かりやすく解説し、ご家庭に最適な体温計の選び方をご紹介します。

【基礎知識】予測式と実測式の違いを理解しよう

脇の下で測るタイプの体温計には、大きく分けて「予測式」と「実測式」の2種類があります。

予測式体温計(約10秒~90秒)

  • 仕組み:体温が平衡になるまでの温度上昇データを、独自のアルゴリズムで解析し、最終的な体温を予測して表示します。
  • メリット:測定時間が短く、急いでいる時やじっとしていられないお子さんを測るのに非常に便利です。多くの体温計がこのタイプです。
  • デメリット:あくまで「予測」であるため、非常に高い精度を求める場合は、そのまま測り続ける「実測」が必要になることがあります。

実測式体温計(約10分)

  • 仕組み:体温計を所定の位置(脇の下など)で測り続け、体温の上昇が止まり、一定になった時点の温度を表示します。
  • メリット:最も正確な体温を知ることができます。ただし、約10分間測り続ける必要があります。
  • デメリット:測定に時間がかかるため、特に急いでいる時や、体力が落ちている時には負担になることがあります。

最近の主流は、予測式で素早く測った後、そのまま測り続けると実測値に切り替わる「予測・実測兼用モデル」です。迷ったらこのタイプを選ぶのがおすすめです。

家族構成別!最適な体温計の選び方ガイド

体温計は、誰が、どんなシチュエーションで使うかによって、最適な種類が変わってきます。

使用者 おすすめの体温計 理由
乳幼児・子ども 非接触型、
耳式体温計、
予測式の超高速モデル
じっとしていられないため、測定スピードが最重要。寝ている間も測れる非接触型が便利です。
基礎体温を測る女性 婦人体温計(専用の実測式) 0.01℃単位での正確さが求められます。口内での測定が基本です。
高齢者・要介護者 非接触型、
予測式(柔らかい先端のもの)
肌に触れずに測れる非接触型が衛生的で負担が少ないです。
一般的な成人 予測・実測兼用モデル 普段は予測で素早く、体調が悪い時は実測で正確に測れるバランスの良さが魅力です。

非接触型は非常に便利ですが、額の汗や外気の温度に影響を受けやすく、測定の度に数値が変わりやすいという声もあります。正確な値を求める際は、脇の下で測るタイプと併用するのがベストですよ。

【緊急時】今すぐ体温計が欲しい!一番早く手に入れる方法

家族が高熱を出してしまい、「体温計が壊れてる!」「家にない!」という一刻を争う緊急事態。そんな時、どこに行けば最も早く体温計を手に入れられるのでしょうか。

薬局の営業時間外、深夜早朝の最終手段

昼間であればドラッグストアが一番確実ですが、夜間や早朝となると話は別です。最終手段として覚えておきたい場所は以下の通りです。

  • 24時間営業のコンビニ:やはり最も手っ取り早いのはコンビニです。特に大通り沿いや駅前の店舗は在庫を置いている可能性が高いです。
  • 24時間営業のディスカウントストア:ドン・キホーテなど、一部のディスカウントストアは24時間営業をしています。コンビニに希望の体温計がない場合の次の候補になります。
  • 病院・救急外来の近くの調剤薬局:病院の近くにある調剤薬局の中には、病院の診療時間に合わせて夜間や休日も営業している店舗があります。体温計も販売している場合があるので、ダメ元で電話してみましょう。

とにかく急いでいる時は、事前に電話で「在庫の有無」を確認することが、無駄な移動時間を減らす唯一の方法です。
また、深夜の移動はご自身の体調にも影響しますので、できれば熱が出ていない元気なご家族にお願いするか、タクシーなどを利用し、安全を最優先してください。

地域の「夜間・休日診療」と連携している薬局を探す

各地域には、住民のために「夜間・休日診療所」や「救急診療センター」が設けられています。これらの医療機関に併設されている、または連携している薬局は、診療時間に合わせて開局しています。

探し方と手順

  1. お住まいの自治体のホームページで「夜間・休日診療」の情報をチェックします。(お住まいの地域の夜間休日診療を検索
  2. 診療所の近くにある薬局を探します。
  3. 薬局に直接電話をして、体温計の在庫があるか、販売してもらえるかを確認します。
  4. 可能であれば、診療所に行くついでに購入するのが一番効率的です。

夜間・休日診療所は、基本的に診療が目的ですが、連携薬局が体温計などの衛生用品を扱っているケースは非常に多いです。冷静になって、まずは自治体の情報を確認することが、緊急時の最善策となります。

体温計の正しい選び方:失敗しないためのチェックポイント

体温計は一度購入すると、数年~十年近く使うものです。だからこそ、後悔のないように、使う人の状況や目的に合わせて慎重に選びたいですよね。
ここでは、体温計選びで失敗しないためにチェックすべき重要なポイントをまとめました。

測定時間、測定精度、機能性(バックライト・メモリー)

体温計を選ぶ際には、以下の3つの要素を必ず比較検討してください。

測定時間

前述の通り、予測式であれば「約10秒」「約30秒」「約60秒」など、モデルによって測定時間は大きく異なります。もちろん短ければ短いほど便利ですが、価格も高くなる傾向があります。

  • 大人:脇の下でじっとしていられるので、30秒~60秒モデルでも十分。
  • 子ども・赤ちゃん:待てないことが多いので、10秒台の超高速モデルや非接触型が必須。

測定精度

体温計はJIS規格(日本産業規格)で精度が定められています。信頼できる国内大手メーカーのものであれば、基本的には心配ありません。重要なのは「測定値の安定性」です。
もし可能であれば、口コミで「測定の度に数値がバラつく」といった声がないかチェックしてみてください。

便利な機能性

最近の体温計には、測定の利便性を高める様々な機能が搭載されています。

機能名 詳細 特に役立つ人
バックライト 画面が光るため、暗い部屋でも体温を確認できます。 夜中に起きる子どもを測る親御さん
メモリー機能 前回または複数回の測定値を記憶します。 基礎体温をつけている人、
体温の変化を記録したい人
お知らせ機能 測定完了時に音や光で知らせてくれます。 耳が遠い方、
赤ちゃんが寝ている時に音を立てたくない人
水洗い/防水 本体を水洗いできます。 衛生面を重視する人、
複数人で共有する場合

子どもや赤ちゃんに使う場合の選び方のポイント

特に小さなお子さんに使う体温計は、大人用とは異なる視点での選び方が必要になります。

子ども用体温計を選ぶ際のポイント

  1. 先端の柔らかさ:脇の下で使う場合、先端が柔らかい素材(フレキシブル)だと、動いてしまっても怪我をしにくく、嫌がりにくいです。
  2. キャラクター:体温計に可愛いキャラクターがデザインされていると、検温を嫌がりにくくなる可能性があります。
  3. 非接触型:発熱時に機嫌が悪く、触られるのを嫌がる子どもには、一瞬で測れる非接触型が最強です。ただし、額の汗などを拭き取ってから測るなど、正しい使い方を徹底しましょう。

「正確な体温」を知ることも重要ですが、それ以上に「嫌がらずに測らせてくれること」が、子どもの体調管理においては重要になります。お子さんが喜んで使えるような体温計を選んであげてくださいね。

壊れた体温計の処分方法と買い替えの目安

長く使ってきた体温計も、いつかは寿命が来てしまいます。また、新しい体温計に買い替える前に、古い体温計をどう処分すればいいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
体温計の種類によって、適切な処分方法が異なりますので、正しい知識を知っておきましょう。

水銀体温計とデジタル体温計の正しい捨て方

体温計は、大きく分けて「水銀体温計」と「デジタル体温計」で処分方法が異なります。特に水銀体温計は、環境への配慮が必要なため、注意が必要です。

水銀体温計の処分方法

水銀体温計は、その名の通り水銀を含んでいます。水銀は有害物質であるため、一般の燃えないゴミとして捨てることはできません

  • 自治体への確認が必須:多くの自治体では、水銀体温計を「有害ごみ」「回収対象の蛍光管・乾電池」など、特別な収集区分に指定しています。
  • 回収ボックス:市役所や公民館、一部の公共施設には、水銀製品専用の回収ボックスが設置されている場合があります。
  • 薬局に相談:一部の薬局やドラッグストアでは、不要になった水銀体温計の回収を行っている場合があります。購入した店舗や近くの店舗に問い合わせてみましょう。

必ず、割れないように購入時のケースなどに入れ、「水銀体温計」と明記してから指定の方法で処分してください。

デジタル体温計の処分方法

現在主流のデジタル体温計は、中にボタン電池や乾電池が入っています。これらは「小型家電」や「燃えないゴミ」として処分されますが、電池が内蔵されている場合は注意が必要です。

  • 電池を取り外す:体温計から電池を取り外せる場合は、本体と電池を分けて処分します。電池は家電量販店やホームセンターの回収ボックスへ。
  • 取り外せない場合:一体型で電池を取り外せない場合は、自治体の指定する「小型家電リサイクル」または「燃えないゴミ」に出します。

デジタル体温計を捨てる前に、必ずお住まいの自治体のホームページで「お住まいの地域のゴミの出し方」を検索し、正しい分別方法を確認しましょう。

故障かな?と思ったらチェックすべきこと

体温計の測定値が不安定になったり、電源が入らなくなったりした場合、「もう壊れた!」とすぐに判断する前に、以下のことをチェックしてみてください。

体温計の故障チェックリスト

  1. 電池残量:ほとんどの場合、電池切れが原因です。電池を新しいものに交換してみましょう。
  2. リセット:体温計の取扱説明書に記載されているリセット手順を試してみる。
  3. 測定方法:特に非接触型の場合、おでこからの距離が適切か、汗をかいていないかなど、正しい測定方法を再確認してみる。

それでも解決しない場合は、メーカーの保証期間内であれば修理や交換が可能です。購入時のレシートや保証書を準備し、メーカーに問い合わせてみましょう。

忙しいあなたへ!「体温計」の購入は通販が断然便利!

ここまで、体温計が売っているお店から、種類、選び方まで詳しく見てきました。
もしあなたが、「仕事で忙しくて、ゆっくりお店を選ぶ時間がない」
「子どもを連れて買い物に行くのが大変」
と感じているのであれば、モモストアはインターネット通販での購入を強くおすすめします。

なぜモモストアが通販をおすすめするのか

体温計を通販で購入することには、実店舗にはない大きなメリットがたくさんあります。

  • 徹底比較が可能:お店の棚では比較しきれない、数十種類以上のモデルのスペック(測定時間、機能、価格)を、自宅でゆっくり比較検討できます。
  • 口コミで失敗知らず:実際に使った人のリアルな声(口コミ)を参考にできるため、「買ったけど使いにくかった」という失敗を防げます。
  • ポイント・割引:楽天スーパーセールやAmazonプライムデーなどのセール期間を利用すれば、実店舗ではありえない割引価格で購入できます。

特に、忙しい子育て中の親御さんや、在宅で仕事をされている方にとって、体温計のような「必須アイテム」を自宅の玄関先まで届けてくれるのは、何物にも代えがたいメリットですよね。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで体温計を探す方法

通販を利用する際は、以下の大手サイトをチェックしましょう。どのサイトも配送が早く、信頼できる販売店が多く出店しています。

体温計を効率よく探す方法

  1. Amazon:「体温計 10秒 非接触」など、具体的なキーワードで検索し、プライム対象商品を優先して探す。
  2. 楽天市場:体温計を「ランキング」順に並び替え、人気商品やレビュー数が多いものからチェックする。
  3. Yahoo!ショッピング:TポイントやPayPayポイントの還元率が高い日を狙って購入する。

信頼できる大手メーカーの体温計は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのいずれでも必ず見つかります。
時間を節約して、あなたの体調管理をサポートする最高の体温計を見つけてくださいね。

ドラッグストアとコンビニ、緊急時に選ぶべきは?徹底比較

体温計の購入場所として最も身近なのがドラッグストアとコンビニですが、急な発熱というシチュエーションでは、どちらを選ぶべきでしょうか?
ここでは、それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較し、状況別のおすすめを解説します。

時間帯で変わる最適解:昼間 vs 深夜

体温計が必要になった時間帯によって、最適な購入場所は変わります。

昼間(午前10時〜午後8時)の場合

この時間帯であれば、迷わずドラッグストアを選びましょう。

  • 圧倒的な品揃え:予測式、実測式、非接触型、婦人体温計など、多様なニーズに応える豊富なラインナップがあります。
  • 価格の安さ:コンビニよりも安価なベーシックモデルから、高機能モデルまで、幅広い価格帯から選べます。
  • 専門家のアドバイス:薬剤師や登録販売者から、体温計の選び方や正しい使い方、解熱剤との併用などについて相談できます。

深夜・早朝(午後11時〜午前6時)の場合

この時間帯になると、選択肢はほぼコンビニエンスストア一択になります。

  • 24時間営業:何よりも「今すぐ」手に入るという安心感があります。
  • 場所の分かりやすさ:全国どこにでもあるため、旅行先や出張先でも見つけやすいです。

ただし、深夜のコンビニは品切れの可能性も考慮し、できれば向かう前に電話で在庫確認をするのがベストです。コンビニに置いてある体温計は、高機能なものではなく、あくまで「熱があるかを知るため」の簡易的なものだと割り切って購入しましょう。

価格と種類の違い:賢く選ぶための知識

体温計を選ぶ上で、価格と種類は重要な要素です。この違いも、ドラッグストアとコンビニで大きく異なります。

比較項目 ドラッグストア コンビニエンスストア
体温計の種類 予測式、実測式、非接触型、耳式、婦人式など豊富 予測式のベーシックモデルが
平均価格 1,500円~5,000円程度(セールも多い) 2,000円~3,500円程度(割高傾向
測定時間 10秒~60秒の高速モデルも選択可能 30秒~60秒程度の標準モデルが多い

結論として、「昼間で品揃えを重視するならドラッグストア」「深夜でとにかく今すぐ欲しいならコンビニ」という使い分けが、最も賢い体温計の購入方法と言えるでしょう。

体温計の価格帯別おすすめモデル:予算で選ぶ際のポイント

体温計の価格は、安いものなら1,000円台から、高機能なものだと7,000円を超えるものまで様々です。
「高いものが良い体温計」とは限りません。ご自身の使い方と予算に合わせて、賢く選ぶための価格帯別おすすめポイントをご紹介します。

1,000円台〜2,000円台:コスパ重視のベーシックモデル

この価格帯は、「とりあえず一家に一台、予備として」という方におすすめのモデルが揃っています。

  • 特徴:基本的な予測式体温計が中心です。測定時間は30秒~60秒程度のものが多く、特別な機能は付いていません。
  • おすすめの使い方:大人だけの家庭で、年に数回、体調不良の時に測る程度なら十分です。
  • 選ぶポイント:大手メーカーの最もベーシックなモデルを選ぶのが失敗が少ないです。特に、防水機能が付いていると、アルコール消毒や水洗いができて衛生的でおすすめです。

3,000円台〜5,000円台:機能とスピードを兼ね備えた主力モデル

この価格帯は、最も種類が豊富で、家庭のメイン体温計として使うのに最適なモデルが集中しています。

  • 特徴測定時間が10秒~20秒の高速予測式が主流です。バックライト機能や、数回分の体温を記憶できるメモリー機能が付いているものが多くなります。
  • おすすめの使い方:小さなお子さんがいる家庭や、毎日の基礎体温測定をしたい女性にも適しています。
  • 選ぶポイント:この価格帯では、「測定スピード」「先端の柔らかさ(フレキシブル性)」を重視して選びましょう。特に子ども用は、先端が柔らかい方が安全で嫌がられにくいです。

5,000円台〜7,000円台:高性能・非接触型のハイエンドモデル

この価格帯になると、非接触型体温計や、Bluetoothでスマートフォンと連携できるアプリ連携モデルが選択肢に入ってきます。

  • 特徴:額や耳で一瞬(1~3秒)で測れるものが中心です。測定履歴を自動で記録・グラフ化できるため、体調の変化を一目で把握できます。
  • おすすめの使い方:正確なデータ管理をしたい方、赤ちゃんの検温を頻繁に行う方、学校や職場での集団検温が必要な方におすすめです。
  • 選ぶポイント:非接触型は、測定環境に影響されやすいため、「測定環境補正機能」が付いているか、口コミで測定値が安定しているかを確認しましょう。

予算を決めてから、Amazonや楽天市場で「体温計 価格 5000円」のように検索すると、効率的に最適なモデルを見つけられますよ。

体温計を測る場所はどこがベスト?正しい使い方と注意点

体温計を買ってきても、正しく使えていなければ、正確な体温は測れません
「脇の下」「口の中」「耳」「おでこ」など、体温を測る場所はいくつかありますが、場所によって測り方や注意点が異なります。最も一般的で正確な「脇の下」での測り方を中心に、正しい使い方を解説します。

脇の下で測るのが基本!正しい検温の姿勢

日本で最も一般的なのは、脇の下(腋窩)で測る方法です。しかし、ただ挟むだけでは正確に測れないことがあります。

脇の下検温の正しい手順

  1. 汗を拭き取る:脇の下に汗をかいていると、気化熱で体温計の温度が下がり、低く測定されてしまいます。乾いたタオルでしっかりと汗を拭き取ってください。
  2. 体温計をセット:体温計の先端を、脇の中心(くぼみの一番深いところ)に当てます。先端が衣類や肌に当たっていないか確認しましょう。
  3. しっかり閉じる:体温計を挟んだら、肘を軽く曲げ、脇をしっかりと閉じます。この時、体温計がずれたり、抜け落ちたりしないように、肘の上から軽く押さえるのがポイントです。
  4. 測定完了まで動かない:特に実測式の場合は、測定完了のブザーが鳴るまで、途中で体温計を緩めたり動かしたりしないことが非常に重要です。

食後や運動後、入浴後、厚着をした後などは、正確な体温を測れないことがあります。測定前30分程度は安静にしてから測るように心がけましょう。

場所ごとのメリット・デメリットと平熱の違い

脇の下以外にも、体温を測る場所はありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

測定場所 メリット デメリット・注意点 平均的な平熱(目安)
脇の下(腋窩) 最も一般的で簡単。安定した値が出やすい。 汗の影響を受けやすい。予測式は実測が必要な場合がある。 36.5℃〜37.2℃
口の中(舌下) 体幹温に近く、脇の下より正確。 飲食の影響を大きく受ける。測定中、口を閉じ続ける必要がある。 脇の下より約0.3℃高い
耳(耳道) 一瞬で測れる。鼓膜の近くで体幹温を反映。 正しくプローブを挿入する必要がある。外耳炎や耳垢の影響を受けやすい 脇の下より約0.5℃高い
額(非接触型) 衛生的で負担がない。寝ている時も測れる。 外気温や汗の影響で値がバラつきやすい。 脇の下より約0.2℃低い

重要なのは、「いつも同じ場所で、同じ時間に測り続けること」です。
場所によって平熱は異なるため、毎回同じ条件で測ることで、ご自身の正確な「平熱」を知り、そこからの変化に気づくことが、体調管理の第一歩となります。

【意外と知らない】体温計の消毒・お手入れ方法で衛生的に保つ

体温計は、熱がある時に使うものだからこそ、清潔に保つことが非常に重要です。特にご家族で共用する場合や、感染症が気になる時期は、正しいお手入れ方法で衛生的に使い続けたいですよね。
ここでは、体温計の正しい消毒・お手入れ方法を詳しく解説します。

デジタル体温計の正しい消毒手順

現在主流のデジタル体温計は、水銀体温計と違って水洗いできるモデルも多いですが、消毒方法には注意が必要です。間違った方法で消毒すると、故障の原因になってしまうこともあります。

防水機能がある体温計の場合

防水機能がある体温計は、お手入れが非常に簡単です。

  1. 水洗い:中性洗剤を少量使って、流水で洗い流します。特に脇に触れる先端部分は念入りに洗いましょう。
  2. アルコール消毒:薬局などで売られている消毒用エタノールを、布やティッシュに含ませて、先端部分のみを拭き取ります。
  3. 乾拭き・乾燥:水分を乾いた布で拭き取り、風通しの良い場所で完全に乾燥させてからケースにしまいます。

※体温計全体をアルコールに浸したり、本体を長時間水につけたりするのは故障の原因になりますので避けてください。

防水機能がない体温計の場合

防水機能がない体温計は、水洗いはできません。以下の手順でお手入れしてください。

  • 乾いた布、または消毒用アルコールを含ませて固く絞った布で、先端部分の表面のみを優しく拭き取ります。
  • 本体のディスプレイやボタン部分には、水分が入り込まないよう、特に注意しましょう。

また、除光液やベンジンなどの溶剤は、プラスチックを傷める原因になりますので、絶対に使用しないでください。

非接触型体温計のお手入れと保管場所

非接触型体温計は肌に触れないため、衛生的だと思われがちですが、こちらも定期的なお手入れが必要です。特に、体温を感知するセンサー部分には、目に見えないホコリや皮脂が付着しやすいからです。

非接触型体温計のお手入れポイント

  1. センサー部分:乾いた綿棒や、カメラのレンズを拭くような柔らかい布で、優しくホコリを拭き取ります。
  2. 本体:柔らかい布で乾拭きします。
  3. 保管場所:直射日光が当たる場所や、湿度の高い場所(洗面所など)での保管は避け、リビングや寝室などの温度変化が少ない場所に保管しましょう。

非接触型体温計は、センサー部分が汚れていると、正確な測定ができなくなる(測定値が低く出がち)ことがあるので、こまめなお手入れを心がけてくださいね。

体温計の電池交換は自分でできる?交換時期と種類

体温計の電源が入らなくなったり、表示が薄くなったりすると、「故障かな?」と焦りますが、ほとんどの場合は電池切れが原因です。体温計の電池交換は、自分で簡単にできることがほとんどなので、やり方を知っておくと安心です。

電池交換のサインと交換が必要な電池の種類

体温計は、電池の残量が少なくなると、以下のようなサインを出します。

電池交換のサイン

  • 画面の表示が薄くなってきた。
  • 測定時間が以前より長くなった気がする。
  • 電源を入れてもすぐに電源が切れてしまう。
  • 画面に「BATT」や「Lo」などのマークが表示される。

体温計に使われている電池の種類は、モデルによって異なりますが、主に以下の2種類です。

  1. ボタン型電池(CR2032、LR41など):最も一般的なデジタル体温計に使われています。
  2. 単4形などの乾電池:非接触型体温計や、高性能な予測式体温計に使われることがあります。

電池の種類は、体温計の裏側や、電池蓋の近くに小さく刻印されているか、取扱説明書に必ず記載されています。交換する際は、必ず指定された種類のものを選んでください。

自分で交換する手順と注意点

電池交換は簡単ですが、小さな作業なので紛失や破損に注意が必要です。

電池交換の一般的な手順

  1. 電源を切る:必ず体温計の電源が切れていることを確認します。
  2. 電池蓋を開ける:精密ドライバーやコインなどを使って、電池蓋をゆっくりと開けます。
  3. 古い電池を取り出す:電池を紛失しないように注意しながら取り出します。
  4. 新しい電池を入れる「+」と「-」の向きを間違えないように新しい電池をセットします。
  5. 蓋を閉める:水が入らないように、蓋をしっかりと閉めます。ネジやパッキンがある場合は、確実に元に戻しましょう。

注意点
ボタン電池は、小さなお子さんが誤飲すると大変危険です。交換作業はお子さんの手が届かない場所で行い、古い電池や予備の電池は厳重に保管してください。また、新しい電池を入れても動かない場合は、電池の向きが間違っているか、接触部分が汚れている可能性があります。それでも動かない場合は、メーカーに問い合わせましょう。

体温計の選び方【まとめ】家族にベストな一台を見つける

体温計を探す旅も、いよいよ終盤です。最後に、これまで見てきた情報をギュッと凝縮し、あなたの家族にとって「ベストな一台」を見つけるための最終チェックポイントをおさらいしましょう。

体温計を選ぶ際の最終チェックリスト

体温計を購入する前に、以下の質問に答えてみてください。

  1. スピードは最重要か?
    (YES → 10秒台の予測式 or 非接触型)
  2. 価格よりも正確性を求めるか?
    (YES → 実測式 or 予測・実測兼用モデル)
  3. 夜中に測る頻度が高いか?
    (YES → バックライト機能、非接触型)
  4. 赤ちゃんや子どもが使うか?
    (YES → 先端が柔らかいフレキシブルタイプ、耳式・非接触型)
  5. 体調管理のデータを記録したいか?
    (YES → アプリ連携機能付きモデル)
  6. 衛生面を重視するか?
    (YES → 防水・水洗い可能なモデル、非接触型)

これらの質問で「YES」が多かった項目に対応する体温計が、あなたにとって最適な一台となります。例えば、「スピード」と「夜中」にYESが多いなら、バックライト付きの非接触型体温計が最も満足度が高くなるはずです。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで体温計を賢く購入

もし、急ぎではないのであれば、実店舗で商品を確認した後、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでじっくりと価格比較を行うことを強くおすすめします。

通販サイトでは、実店舗では手に入りにくい限定モデルや、海外メーカーの高機能モデルも見つけられるため、選択肢の幅が格段に広がります。また、ポイント還元やクーポンを利用すれば、よりお得に購入することも可能です。

モモストアでは、体温計を始めとするヘルスケア製品は、信頼性の高い大手メーカー品を推奨しています。購入の際は、ぜひ以下のリンクから、口コミを参考にしながら最適な体温計を探してみてくださいね。

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