ダイソーで熱収縮チューブは売ってない?隠れた売り場や代用品を徹底調査!
こんにちは、モモストアです!
電気工作やDIYでケーブルの補修をしようとした時、「熱収縮チューブ」を探しにダイソーに行ったものの、「あれ?どこにも売ってない!」と諦めてしまった経験はありませんか?
実は、ダイソーのような100円ショップでの熱収縮チューブの取り扱いは、売り場が特殊だったり、店舗によって品揃えが大きく違ったりするため、見つけるのが少し難しいアイテムなんです。
「廃盤になったのかな?」「もうダイソーじゃ買えない?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもご安心ください!結論から言うと、ダイソーでは今も熱収縮チューブを販売している可能性が高いです!
この記事では、
・なぜ「売ってない」と勘違いされてしまうのか?
・ダイソーのどこを探せば確実に見つけられるのか?
・もしダイソーで見つからなかった場合の優秀な「代用品」は何か?
といった、あなたの疑問を徹底的に解消していきますね。
・ダイソー熱収縮チューブの確実な販売場所!電気系DIYコーナーを探せ
・ダイソーで取り扱いがある熱収縮チューブの種類とサイズ
・セリアやキャンドゥなど他の100均での販売状況は?
・そもそも熱収縮チューブって何?知っておきたい基本知識
- ダイソーの熱収縮チューブが「売ってない」と勘違いされる理由
- ダイソー熱収縮チューブの確実な販売場所!電気系DIYコーナーを探せ
- ダイソーで取り扱いがある熱収縮チューブの種類とサイズ
- セリアやキャンドゥなど他の100均での販売状況は?
- そもそも熱収縮チューブって何?知っておきたい基本知識
- ダイソーで見つからなかった時のための代用品アイデア5選
- ホームセンター(カインズ・コメリなど)での熱収縮チューブの取り扱いと価格帯
- Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで熱収縮チューブを買うメリット
- 熱収縮チューブをきれいに収縮させるための正しい使い方
- 熱収縮チューブの応用編!DIYや生活で役立つ裏技活用術
- 熱収縮チューブを使う上で注意したいポイントと豆知識
- 結論:ダイソーで見つからなくても諦めないで!【購入場所まとめ】
ダイソーの熱収縮チューブが「売ってない」と勘違いされる理由

「熱収縮チューブを求めてダイソーを何軒もハシゴしたのに、結局見つからなかった…」
そんな経験を持つ方も少なくないのではないでしょうか。実は、熱収縮チューブが「売ってない」と誤解されてしまうのには、いくつかの明確な理由があるんです。
「電気小物」として認識されていないことがある
熱収縮チューブは、主に電線の保護や絶縁に使われるアイテムですよね。そのため、DIYに慣れている方は「電材コーナー」や「工具コーナー」を真っ先に探すと思います。
しかし、ダイソーの店舗によっては、電子パーツや配線補修材といった「電気小物」の棚ではなく、
「手芸・クラフトコーナーのレジン関連の棚」や、
「工具のネジや結束バンドが置いてある場所の隅」にひっそりと置かれていることがあるんです。
特に規模の大きな店舗では、これらのコーナーが離れて配置されているため、「DIY用品」という広いカテゴリーで探してしまうと見落としがちになります。店員さん自身も細かな商品の正確な陳列場所を把握していない場合もあり、尋ねても「取り扱いはありません」と案内されてしまうケースも実際にあります。
店舗の規模や立地によって品揃えが全く違う
これは100円ショップ全般に言えることですが、熱収縮チューブのように専門性の高い商品は、全ての店舗に置いてあるわけではありません。
- 大型店舗:DIY用品や電子工作の需要が高いため、比較的在庫があることが多いです。
- 小型店舗や駅チカ店舗:日常生活品や食品、コスメなどがメインの品揃えになり、熱収縮チューブのようなニッチな商品は置かれにくい傾向があります。
もし、あなたがいつも利用しているダイソーが小型店なら、一度、車で行ける範囲の大型店や「ダイソーギガ」などの超大型店をチェックしてみることを強くおすすめします。
「売ってない」のではなく、「いつも行く店舗には置いてない」という状況がほとんどなんですよ。
人気商品のリニューアルと欠品が重なるタイミングがある
ダイソーは新商品の入れ替わりが激しいですよね。熱収縮チューブも例外ではなく、パッケージがリニューアルされたり、サイズ展開が変わったりすることがあります。
リニューアルの際に旧パッケージの商品が店頭から一時的になくなり、新パッケージの商品が入荷するまでの間に「品切れ」の状態が生まれてしまいます。この期間中に探すと、「売ってない」という結論に至ってしまうわけです。
もし売り場に空のフックだけが残っていたら、それは欠品中のサインかもしれません。諦めずに、後日再来店するか、他の店舗を覗いてみましょう。
知っておきたい!熱収縮チューブを探すコツ
「DIY工具」「電線補修材」「結束バンド」の近くを重点的に探すこと。特に、USBケーブルなどのスマホ関連アクセサリーコーナーと一緒に並べられていることもありますので、広い視野で探してみてください。
このように、いくつかの要因が重なって「売ってない」という印象が強くなっていますが、正しく探せばダイソーで見つけられる可能性はグッと高まりますよ!
もし見つからなかった場合は、次に紹介する確実な場所をチェックしてみてくださいね。
ダイソー熱収縮チューブの確実な販売場所!電気系DIYコーナーを探せ
ダイソーで熱収縮チューブを探すなら、ただ店内を歩き回るだけでは効率が悪いです。前述の通り、熱収縮チューブは意外な場所に置かれていることがあるため、ターゲットを絞って探す必要があります。
狙い目は「電気小物」「DIYコーナー」の隅
多くのダイソーで熱収縮チューブが陳列されているのは、以下のエリアです。
【熱収縮チューブの確実な陳列場所】
- 電気系DIYコーナー:テスター、ハンダごて、配線コード、基盤などが置いてある棚。これが最も可能性が高い場所です。
- 工具コーナー:ネジ、ボルト、ワッシャー、結束バンド、グルーガンなどが並んでいる一角。特に結束バンドやワイヤーがまとめてある棚の下の方をよく見てみましょう。
- スマホ関連アクセサリーコーナー:ケーブル保護や断線防止グッズの延長として、USBケーブルやイヤホン関連商品の近くに置かれることもあります。
見つけやすさの「鍵」はパッケージサイズ
ダイソーの熱収縮チューブは、非常に小さなパッケージで販売されていることが多いです。数種類のサイズのチューブが少しずつセットになって、フックに吊るされていることが多いのですが、他の大きな商品(例えば、延長コードやタップなど)の陰に隠れてしまいがちです。
目線を上から下まで動かし、「細長い小さな袋」を探すイメージで探すのがコツです。特に、壁面ディスプレイの下段や、陳列棚の角など、人があまり気にしない場所に置かれているケースをモモストアは何度か確認していますよ!
店員さんに聞くときの正しい伝え方
見つからない場合、店員さんに聞くのが一番早いですが、ここでもちょっとしたコツがあります。
| NGな聞き方 | OKな聞き方 |
|---|---|
| 「熱収縮チューブってありますか?」 | 「電線補修用のチューブはありますか?」 |
| 「DIYのやつ売ってますか?」 | 「ハンダごてや配線コードの近くに、ケーブルを保護するチューブはありますか?」 |
「熱収縮チューブ」という専門用語を知らない店員さんもいるかもしれません。「電線補修」「ケーブル保護」といった、より用途がわかる言葉で伝えると、担当者が変わっても正確な情報にたどり着きやすくなりますよ。
万が一、お店に在庫がない場合は、店員さんに「他の店舗の在庫状況を調べていただく」ようにお願いしてみるのも良い方法です。これは、ダイソーに限らず、様々な小売店で使えるテクニックですね。
これで、ダイソーでの探し方はバッチリです!次は、どんな種類のチューブが置いてあるかを見ていきましょう。
ダイソーで取り扱いがある熱収縮チューブの種類とサイズ
ダイソーで販売されている熱収縮チューブは、プロが使うような高機能なものではありませんが、ちょっとしたDIYや日常の補修には十分すぎる性能を持っています。モモストアがこれまでに確認した、ダイソーの熱収縮チューブのラインナップと特徴をご紹介しますね。
基本的なラインナップ:セット販売が主流
ダイソーでは、基本的に複数のサイズや色がセットになった商品が主流です。これは、様々な用途に対応できるようにという配慮からでしょう。
① 熱収縮チューブ アソートセット
- 内容:φ2mm、φ3mm、φ4mmなど、直径が異なるチューブが数種類、数センチずつにカットされて入っていることが多いです。
- カラー:黒が中心ですが、赤、黄、青、緑などのカラフルなものがセットになっている場合もあります。
- 用途:イヤホンケーブルの断線防止、細いリード線の絶縁保護、アクセサリーの補強など、一般的な用途に最適です。
このアソートセットが、最も一般的で、見つけやすい商品と言えます。初めて熱収縮チューブを使う方にも、失敗なく使えるサイズが揃っているためおすすめです。
② 太めのサイズ(φ6mm以上)の単品販売
大型店やDIYコーナーが充実している店舗では、やや太めのチューブが単品で販売されていることがあります。
- サイズ:φ6mm、φ8mm、φ10mm程度。
- 用途:電源ケーブルの太い部分の補修や、工具の柄の滑り止めグリップなど、少し力のかかる部分の保護に使えます。
この太いタイプは、在庫がある店舗が限られるため、見つけたらラッキーだと思ってくださいね。
ダイソーのチューブの特徴と注意点
100円という価格帯で提供されているダイソーの熱収縮チューブには、いくつか知っておきたい特徴があります。
【ダイソー品の豆知識】
| 特徴 | 詳細 |
|---|---|
| 収縮率 | 標準的な2:1(元の直径の半分になる)が多いですが、高収縮率(3:1など)のものはまずありません。 |
| 接着剤付き | 接着剤(ホットメルト)付きの防水性の高いタイプは、ダイソーでは取り扱いがないか、非常に珍しいです。基本的には接着剤なしの絶縁用と認識しましょう。 |
| 耐熱性 | 日常的な使用には問題ありませんが、自動車のエンジンルーム内や、高温になる場所での使用は避けた方が無難です。 |
つまり、ダイソーの熱収縮チューブは、「簡易的な補修や保護」を目的としたものと割り切って使うのが賢明です。プロ並みの防水性や耐久性を求める場合は、ホームセンターや専門のオンラインショップの利用を検討しましょう。
とは言え、ケーブルの断線予防や、見た目をスッキリさせるための用途なら、ダイソーのもので十分役立ってくれますよ!
セリアやキャンドゥなど他の100均での販売状況は?
ダイソーで見つからなかった場合、次に頭に浮かぶのが「セリアやキャンドゥには売っているかな?」という疑問ですよね。モモストアが調べた限り、他の主要な100円ショップの熱収縮チューブの取り扱い状況は以下の通りです。
セリア:見つけにくいが、特定商品で代用可能
セリアは、おしゃれで可愛らしい雑貨や手芸用品に力を入れているイメージがありますよね。そのため、ダイソーに比べて電子部品や本格的なDIYパーツの取り扱いは少ない傾向にあります。
- 熱収縮チューブ:多くの店舗で取り扱いはありません。特に「電線補修材」として単体で販売されているのを見つけるのは難しいでしょう。
- 代用品:ただし、セリアには「USBケーブル保護カバー」や「ワイヤーカバー」など、ケーブルの保護に使えるアイデアグッズが豊富です。もし熱収縮チューブの目的が「ケーブルの断線予防」であれば、これらの商品で代用が効く可能性が高いです。
キャンドゥ:ほぼ見かけない
キャンドゥも、セリアと同様に生活雑貨やコスメ、食品の品揃えが中心です。電気工作や本格的なDIYツールに関しては、ダイソーよりもさらに品揃えが控えめです。
- 熱収縮チューブ:残念ながら、熱収縮チューブの取り扱い情報はほとんど確認できません。
- 結論:熱収縮チューブを探すのであれば、セリアやキャンドゥよりも、ダイソーに絞って探すのが賢明です。
ワッツ(Watts)やその他の100均系ショップ
地域によっては「ワッツ」や、それらが運営する系列の100円ショップもありますが、基本的な傾向はセリアやキャンドゥと同じです。専門的なDIY用品よりも、日用品や生活雑貨がメインとなっています。
なぜダイソーだけが強いのか?
ダイソーは、他の100均に比べて「工具」や「DIY」といった、趣味性の高い商品のラインナップが非常に充実しています。
これは、ダイソーが大型店舗を積極的に展開し、幅広い顧客層のニーズに応えようとしている結果です。ハンダごてやテスターなど、電気工作に必要な他のツールもダイソーで揃うことがあるため、熱収縮チューブもその一環として取り扱いがあると考えられます。
結論として、100均で熱収縮チューブを探すなら、まずはダイソーの大型店舗のDIYコーナーを最優先でチェックしてみてくださいね。
そもそも熱収縮チューブって何?知っておきたい基本知識
熱収縮チューブは、DIYや電気工作において非常に便利なアイテムですが、「なんとなく使っている」という方も多いかもしれません。ここで、熱収縮チューブの基本的な知識を改めて確認しておきましょう。
熱収縮チューブの正体と役割
熱収縮チューブは、特定の温度に加熱することで、直径が縮んで密着するチューブ状の素材です。主にポリオレフィンというプラスチック素材でできており、電気絶縁性や耐摩耗性に優れています。
主な役割
熱収縮チューブが果たす役割は、主に以下の3点です。
1. 絶縁(電気的な保護)
電線と電線をつないだ接合部(ハンダ付けした部分など)を覆い、電気が漏れたり、他の金属に触れてショートしたりするのを防ぎます。これは最も基本的な用途ですね。
2. 保護(機械的な補強)
ケーブルの根本や、断線しやすい箇所を補強し、引っ張りや曲げによるダメージから電線自体を守ります。スマートフォンやイヤホンのケーブル補修で大活躍します。
3. 識別のための色分け
多芯ケーブルの中のどの線がどの役割を持っているか、色分けして識別しやすくするために使われます。特に複雑な配線では、間違った接続を防ぐために非常に重要です。
チューブを選ぶ上で重要なポイント
熱収縮チューブを選ぶ際には、いくつかチェックすべき項目があります。ダイソーの製品を選ぶ際にも、パッケージ裏の情報を参考にしてみてください。
| チェックポイント | 意味 |
|---|---|
| 収縮前内径 (φmm) | 加熱する前のチューブの内側の直径です。保護したい物体の直径より、少し大きいものを選びます。 |
| 収縮後内径 (φmm) | 完全に収縮した後のチューブの内側の直径です。保護したい物体をしっかり固定できるサイズか確認します。 |
| 収縮率 | 収縮前の直径に対する収縮後の直径の比率。「2:1」なら半分に、「3:1」なら3分の1になります。 |
| 使用温度 | チューブが収縮を始める温度や、安全に使用できる温度範囲です。一般的には70℃〜125℃程度で収縮します。 |
| 材質 | ポリオレフィンが最も一般的ですが、耐油性や柔軟性を重視する場合は、フッ素樹脂製やシリコン製などもあります。(ダイソー品はポリオレフィンが主流) |
加熱方法は何を使う?
熱収縮チューブを収縮させるための加熱方法として、主に以下のものが使われます。
- ヒートガン(専用工具):最も均一に素早く収縮させられる、プロ仕様のツールです。
- ドライヤー:温度調節ができるものであれば使用可能です。ただし、弱いと収縮しない場合や時間がかかる場合があります。
- ライターやマッチ:手軽ですが、火が近づきすぎるとチューブが焦げたり溶けたりしてしまうため、難易度が高いです。焦げ付かないように遠火で均一に炙る必要があります。
ダイソーのチューブであれば、家庭用のドライヤーでも十分に収縮させることが可能です。ライターを使う場合は、特に細心の注意を払ってくださいね。
ダイソーで見つからなかった時のための代用品アイデア5選
「何度もダイソーに行ったけど、やっぱりどうしても見つからない!」
そんな時、急いで作業を終わらせたいのに熱収縮チューブがないと困ってしまいますよね。実は、熱収縮チューブが持つ「絶縁」や「保護」の機能を、他の身近なアイテムで代用することができるんです。モモストアが厳選した5つの代用品をご紹介します。
① 自己融着テープ(スプライシングテープ)
これは、代用品の中でも最もプロに近い性能を持つアイテムです。ホームセンターや大型のDIYコーナーで販売されています。
- 特徴:引っ張って巻きつけると、テープ同士が化学的に結合(融着)し、ゴムの塊のように一体化する特殊なテープです。
- メリット:高い防水性と絶縁性を誇り、熱収縮チューブに匹敵する強度が得られます。
- デメリット:融着力が強いため、一度巻くと剥がすのが難しいです。
水気の多い場所や屋外での配線補修には、熱収縮チューブよりも優れている場合もあります。
② 液状電気絶縁テープ(液体電気テープ)
これは、ペンキのような液体をケーブルに塗り、乾燥させて絶縁被膜を作る製品です。
- 特徴:液体なので、複雑な形状や、熱収縮チューブではカバーできないような太さの場所にも均一に塗れます。
- メリット:柔軟性のあるゴム状に固まるため、曲げに強く、絶縁性能も高いです。
- デメリット:乾燥に時間がかかるため、即座に作業を終えたい場合には不向きです。
これもホームセンターで見つけられることが多いアイテムですね。
③ ビニールテープ(電気絶縁用)
最も手軽で安価な代用品ですが、使い方には注意が必要です。
- 特徴:どこの100均でもホームセンターでも手に入ります。色も豊富です。
- メリット:手軽に巻けて、色分けにも使えます。
- デメリット:粘着剤が経年劣化でベタベタになったり、剥がれたりするため、長期間の絶縁保護には向きません。特に高温になる場所では避けるべきです。
一時的な保護や、目印をつけたいだけの場合に限定して使用しましょう。
④ グルーガン(ホットボンド)
ダイソーでもグルーガン本体とスティックが販売されています。
- 特徴:溶かした樹脂をケーブルの接合部に流し込み、固めることで固定と絶縁を行います。
- メリット:グルー自体が防水性を持つため、湿気対策になります。また、接合部の強度を物理的に高めることができます。
- デメリット:見た目がきれいに仕上がりにくく、厚みがかなり出てしまうため、細いケーブルには不向きです。
⑤ 編組スリーブ+結束バンド
これは太いケーブルの束をまとめる場合に使われる方法です。
- 特徴:メッシュ状の筒状の布(編組スリーブ)にケーブルを通し、両端を結束バンドやビニールテープで締め付けます。
- メリット:見た目がプロっぽく、ケーブルをまとめて綺麗に見せることができます。
- デメリット:個々の電線の絶縁保護にはなりませんが、ケーブル全体を擦れから守る保護材として優秀です。
このように、代用品にもそれぞれ得意なことと苦手なことがありますので、あなたの作業内容に合ったものを賢く選んでくださいね!
ホームセンター(カインズ・コメリなど)での熱収縮チューブの取り扱いと価格帯
ダイソーで見つからず、代用品ではちょっと不安…という方は、やはりホームセンターへ向かうのが確実で安心です。ホームセンターは、熱収縮チューブに関しては品揃えも豊富で、用途に応じた高品質なものを選ぶことができます。
取り扱いがあるホームセンター一覧
主要なホームセンターでは、ほとんど間違いなく熱収縮チューブの取り扱いがあります。
- カインズ(CAINZ):DIY用品全般が充実しており、電気工具コーナーや配線材料コーナーに置いてあります。自社ブランドのPB商品もあります。
- コメリ(KOMERI):農業用品やプロ向けの資材も多く、電材コーナーで様々な種類が見つかります。
- コーナン:大型店ではDIY・工具のフロアが広く、サイズ別、色別、そして接着剤付きなどの高機能タイプも豊富です。
- DCM(ホーマック、カーマなど):こちらも電材コーナーにまとまって陳列されていることが多いです。
【ホームセンターでの探し方のコツ】
ホームセンターでは、熱収縮チューブはたいてい「電材」「配線材料」「圧着端子」の近くに陳列されています。ダイソーのように別のコーナーに紛れていることは少ないので、これらのキーワードで店員さんに尋ねるか、案内図を確認しましょう。
価格帯とダイソー品との違い
ホームセンターで販売されている熱収縮チューブの価格帯は、ダイソーの110円(税込)とは一線を画します。
| 種類 | 特徴 | 目安の価格帯(税込) |
|---|---|---|
| アソートセット | 複数のサイズ・色がセット。ダイソー品よりチューブが肉厚で、質が高い。 | 500円~1,500円程度 |
| 単品(数メートル) | 同じサイズ・色のチューブが長い状態で販売。大量に使いたい人向け。 | 300円~800円程度(直径による) |
| 接着剤付き(高機能) | 内側に防水性のある接着剤が付いており、湿気や水から完全に保護したい場合に最適。 | 1,000円~3,000円程度(セット品) |
ホームセンターの商品の最大のメリットは、「接着剤付き」のタイプが手に入ることです。これは、船舶の配線や屋外のセンサーなど、絶対に水濡れを防ぎたい場所での作業に欠かせません。
もちろん、ダイソー品に比べて価格は高くなりますが、その分、安心感と耐久性は格段に向上します。プロレベルの仕上がりを求めるなら、ホームセンターの接着剤付きチューブを選んでおけば間違いありませんよ!
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングで熱収縮チューブを買うメリット
「ダイソーもホームセンターも遠い…」「仕事で大量に、しかもプロ仕様のものがすぐに欲しい」という方は、やはりネット通販の利用が最強の選択肢となります。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった主要なECサイトで熱収縮チューブを購入するメリットを解説します。
ECサイトで購入する3つのメリット
ネット通販は、実店舗では得られないメリットが山盛りです。
メリット1:圧倒的な品揃えと高収縮率品の入手
ECサイトには、日本国内だけでなく世界中のメーカーの製品が集まっています。特に、「3:1」「4:1」といった高収縮率のチューブや、耐熱性、耐油性に特化した特殊な素材のチューブも簡単に見つけることができます。
「このサイズが欲しい!」と思ったら、直径1mm以下の極細のものから、直径数cmの極太のものまで、必ず見つかるはずです。
メリット2:業務用・大容量パックの安さ
電気工事士やプロのDIYer向けに、数メートル単位のロールや、数百本がセットになったアソートパックが非常に安価に販売されています。一個当たりの単価を考えれば、ダイソーやホームセンターの小分けパックよりもはるかにコスパが良い場合が多いです。
頻繁に熱収縮チューブを使う方は、一度大容量パックを購入しておくと、作業中に「足りない!」と焦ることがなくなりますよ。
メリット3:ユーザーレビューで品質を判断できる
実店舗では、実際にそのチューブを使った人の感想を聞くことはできませんが、ECサイトでは詳細なユーザーレビューを読むことができます。
- 「収縮が早い」
- 「加熱しても焦げ付きにくい」
- 「接着剤の防水性が高い」
といった、実際に使ってみないと分からない生きた情報を参考に、品質の高い商品を選べるのが大きな魅力です。
ECサイトでの賢い選び方
数多くの商品の中から、失敗せずに良いものを選ぶためのポイントをご紹介します。
| チェック項目 | 選び方の基準 |
|---|---|
| キーワード | 「防水」「高収縮」「難燃」といった、必要な機能を追加して検索する。 |
| レビュー件数 | レビューが多い商品は、多くの人に支持されている証拠です。最低でも数十件のレビューがあるものを選びましょう。 |
| セット内容 | アソートセットの場合、自分が最も使う頻度の高いサイズが中心になっているかを確認します。 |
特に、Amazonでは翌日配送に対応している商品も多いため、急ぎの作業がある時にも非常に頼りになります。
Amazonで熱収縮チューブを検索してみる
楽天市場やYahoo!ショッピングでは、ポイント還元率が高い日を狙って購入すれば、さらにお得になりますよ。
楽天市場で最新の熱収縮チューブを見る
ネット通販を上手に活用して、あなたのDIYライフをさらに快適にしてくださいね。
熱収縮チューブをきれいに収縮させるための正しい使い方
熱収縮チューブは、ただ加熱すれば良いというものではありません。プロのようなきれいで、しっかり固定された仕上がりにするためには、いくつかの手順とコツがあります。モモストア流の正しい使い方を解説しますね。
収縮前の準備:サイズ選びとカットが肝心
収縮作業を始める前に、必ず以下の2点を確認してください。
チューブのサイズ選び
保護したい電線や接続部分の最も太い部分の直径を測定し、その直径よりも少しだけ大きい内径のチューブを選びます。
- NG例:直径5mmのケーブルに、収縮前内径5mmのチューブを使う → ギリギリで通らない可能性が高いです。
- OK例:直径5mmのケーブルに、収縮前内径6mm〜7mmのチューブを使う → スムーズに通せて、収縮後にしっかり密着します。
また、チューブを通した後、収縮させてみると、チューブは直径が縮むだけでなく、わずかに(数%程度)長さも縮みます。この「縦方向の収縮」を見越して、必要な長さよりも少し長めにカットしておくと失敗が少なくなります。
加熱前のセット位置
チューブを収縮させたい位置に正確にセットします。特にケーブルの接合部を保護する場合、接合部の両端がチューブで完全に覆われるように、真ん中に来るように調整しましょう。
正しい加熱方法と収縮のコツ
加熱方法によって、仕上がりの美しさが大きく変わってきます。ヒートガンがない場合のドライヤーやライターでのコツをお伝えします。
ヒートガンを使う場合(理想的)
ヒートガンは風量と温度が安定しているため、最もきれいに仕上がります。
- チューブ全体を、ヒートガンの熱風の届く範囲に入れます。
- チューブの中央部分から加熱を始めます。
- 中央が収縮したら、熱風をゆっくりと両端へ移動させます。
- 両端までしっかり収縮し、ケーブルに密着して、「キュッ」と引き締まった形になったら加熱を止めます。
ドライヤーを使う場合
家庭用ドライヤーでも収縮は可能ですが、温度が低すぎると時間がかかり、きれいに仕上がりません。必ず「HIGH(強)」や「HOT(熱)」設定で使用してください。
- コツ:チューブに近づけすぎず、熱風をあてながら、チューブ全体をゆっくりと回すように加熱します。熱風が当たる方向を常に変えることで、熱が均一に行き渡り、ムラなく収縮します。
ライターを使う場合(上級者向け)
ライターの炎を直接当てると、すぐに焦げて穴が開いてしまいます。以下の点に細心の注意を払ってください。
- コツ:炎の先端ではなく、炎の上の「熱い空気」を利用するイメージです。チューブから数センチ離し、チューブを回しながら、炎の熱が均等に当たるように手早く作業します。
どの方法を使うにしても、加熱しすぎは禁物です。収縮が完了した時点で、すぐに熱を止めることが、チューブの劣化を防ぎ、長持ちさせる秘訣ですよ。
この正しい使い方をマスターすれば、ダイソーのチューブでも十分な性能を発揮させることができます。
熱収縮チューブの応用編!DIYや生活で役立つ裏技活用術
熱収縮チューブの用途は、電線の絶縁や補修だけにとどまりません。その収縮して密着する特性を活かせば、日常生活のさまざまなシーンで役立つ裏技的な使い方ができるんです。ここでは、モモストアがおすすめする応用編の活用術をご紹介します。
① 工具のグリップ補強と滑り止め
ペンチ、ドライバー、ニッパーなどの工具の柄(グリップ)が劣化したり、滑りやすくなったりしていませんか?
- 活用術:工具の柄に太めの熱収縮チューブを被せ、全体をヒートガンなどで収縮させます。
- 効果:手にしっかりフィットする滑り止めグリップが完成します。色付きのチューブを使えば、工具箱の中でどの工具がどれか一目でわかる識別マークにもなりますね。
② 鍵の識別と持ち手の補強
複数の鍵を持っていて、どれがどの鍵なのか、パッと見てわかりにくいことがあります。
- 活用術:鍵の頭の部分に、サイズが合った熱収縮チューブを被せ、収縮させます。
- 効果:色分けが一目でできるようになるだけでなく、鍵を束ねた時のガチャガチャという金属音を抑える効果や、手触りが良くなり持ちやすくなるというメリットもあります。
③ 釣り竿のロッドやグリップの保護
釣り好きの方には特におすすめの活用法です。大切な釣り竿のロッドの部分や、リールを固定するグリップ部分を保護することができます。
- 活用術:太くて長いチューブ(ホームセンターやECサイトで購入可能)をロッドに被せて収縮させます。
- 効果:ロッド本体の傷つき防止や、グリップ部分の滑り止め・耐久性向上に役立ちます。釣り場での見た目もプロ仕様になりますよ。
④ スニーカーや衣類の靴紐のほつれ止め
靴紐の先端のプラスチック(アグレット)が取れてしまい、紐がほつれて困った経験はありませんか?
- 活用術:靴紐のほつれた先端を揃え、一番細い熱収縮チューブを被せて収縮させます。
- 効果:新しいアグレットが簡単にできあがり、紐を通しやすくなります。色を変えれば、オリジナルの靴紐アレンジも楽しめます。
⑤ 小さな部品の「一時的な固定」や「簡易パッキン」
少しだけガタつく部品や、外れやすいキャップなどを一時的に固定するのにも使えます。
- 活用術:ガタつく部分にチューブを被せて収縮させることで、緩衝材やパッキンのような役割を果たし、振動や衝撃による緩みを抑えます。
- 効果:接着剤を使いたくない、「いつでも元に戻せる固定」をしたい場合に非常に便利です。
熱収縮チューブはアイデア次第で、本当に様々な用途に使える万能アイテムです。ぜひ、ご自宅にあるダイソーのチューブを使って、色々なDIYに挑戦してみてくださいね!
熱収縮チューブを使う上で注意したいポイントと豆知識
熱収縮チューブを安全に、そして最大限に効果を発揮させるために、知っておきたい注意点と、ちょっとした豆知識をまとめてみました。プロの仕上がりに近づくための最後のチェックポイントです。
最も重要な注意点:加熱しすぎによる「炭化」と「溶融」
きれいに収縮させたい一心で、熱を当てすぎると、チューブは収縮を通り越して変質してしまいます。
- 炭化:特にライターなどで加熱すると、すぐにチューブが黒く焦げて炭のようになってしまいます。こうなると絶縁性や強度が著しく落ちてしまうため、絶対に避けてください。
- 溶融:ヒートガンの温度が高すぎたり、一点に集中して熱を当てすぎたりすると、チューブが溶けて穴が開いてしまいます。
【加熱の黄金律】
「チューブが収縮し始めたら、すぐに熱源を離すか、熱源を移動させる」ことです。あくまで収縮に必要な温度と時間を守る意識が大切です。
使用環境と耐熱温度の確認
DIYなどで作ったものが、実際にどこで使われるのかを考慮することが重要です。
- 屋外使用:接着剤付き(防水タイプ)を選ぶのが必須です。ダイソーのチューブは基本的に屋内での使用、または一時的な使用に留めましょう。
- 高温になる場所:自動車のエンジンルーム内や、熱を発する機械の内部などは、一般的なチューブでは耐熱温度を超えてしまう可能性があります。このような場所には、耐熱性の高い「テフロン(PTFE)製」などの特殊なチューブを選んでください。
ダイソー品は、あくまで趣味の範囲や、家庭内での簡易補修に適しているという認識でいると安心です。
豆知識:透明チューブの面白い使い方
熱収縮チューブには透明なものもあります。これは、通常の絶縁用途とは違う、面白い使い方ができます。
- ラベル保護:配線に手書きや印刷のラベルを貼った上から透明チューブを収縮させれば、文字が消えたり滲んだりするのを防ぐことができ、長期的に管理しやすくなります。
- 内部確認:保護した接続部分の状態を、チューブを剥がさずに目視で確認できるため、点検が必要な箇所に使うと非常に便利です。
この透明タイプはダイソーでは見かけにくいですが、ネット通販ではよく売られています。作業のクオリティを上げたい方は、ぜひ探してみてくださいね。
結論:ダイソーで見つからなくても諦めないで!【購入場所まとめ】
さて、長々と解説してきましたが、熱収縮チューブをダイソーで見つけられなかった時の対策や、代用品、そしてプロの仕上がりを目指すための情報が整理できたかと思います。
熱収縮チューブの購入先:賢い選択肢はこれ!
最後に、あなたの用途と緊急度に応じた、最適な購入先のまとめを表にしました。
| あなたの用途 | 緊急度 | 最適な購入先 | メリット |
|---|---|---|---|
| イヤホン・充電ケーブルの補修 | 低〜中 | ダイソー | 安くて手軽。簡易的な補修に最適。 |
| 本格的な電気配線、屋外での使用 | 中〜高 | ホームセンター | 接着剤付き(防水)が選べる。実物を手に取れる安心感。 |
| 大量消費、特殊なサイズ・高機能品 | 低〜高 | Amazon・楽天市場などECサイト | 圧倒的な品揃え。業務用パックのコスパ最強。 |
| 今すぐ作業を終わらせたい | 高 | 自己融着テープ、グルーガン(代用品) | 身近なもので代用可能。応急処置として使える。 |
改めてお伝えしますが、「ダイソーで熱収縮チューブは売ってない」というわけではありません。売り場がニッチだったり、欠品中だったりするだけです。
まずはこの記事を参考に、いつも見逃していたコーナーを再確認してみてください。もしそれでも見つからなかった場合は、次にホームセンターやECサイトを頼ってみましょう。
熱収縮チューブ一つで、あなたのDIYや補修作業のクオリティは格段に上がります。ぜひ、あなたの用途にぴったりのチューブを見つけて、安全で快適なDIYライフを楽しんでくださいね!
この記事が、あなたの「売ってない!」というモヤモヤをスッキリさせるお手伝いになっていれば、モモストアはとても嬉しいです。



