ダイソーで車用の扇風機は売ってない？代用アイテムや販売状況を徹底調査しました！

こんにちは、モモストアです！
夏のドライブや車中泊で大活躍するアイテムといえば「車用扇風機」ですよね。
できればコスパ最強のダイソーで見つけたいけど、「売ってない」という噂も…。
この記事では、ダイソーの車用扇風機の最新販売状況と、もし在庫がなくても諦めずに済む代わりに使える優秀な代用アイテムを徹底的に調査しました！
あなたの夏のカーライフを快適にするヒントがきっと見つかりますよ。

ダイソーの「車用扇風機」は本当に売ってないの？最新の販売状況を調べてみた！

「ダイソーに行けば何でも揃う！」
そんなイメージを持っている私たちにとって、「車用扇風機が売ってない」という情報は少しショックですよね。
モモストアが全国のダイソーの状況や、利用者の口コミを基に最新の販売状況を調査したところ、結論から言うと、「車専用」とパッケージに書かれた扇風機は、基本的に見当たらないことが多いです。

「車専用」はなくても「車で使える」アイテムはある

これは、ダイソーが「カー用品」として特化した商品ラインナップよりも、「汎用性の高いUSB駆動や乾電池式の小型家電」をメインに扱っているためと考えられます。
しかし、売ってないからといって諦めるのは早すぎます。
ダイソーには、後述する通り「クリップ式扇風機」や「卓上型扇風機」など、車内で使用するのに十分な性能と機能を持ったアイテムが豊富に揃っています。
むしろ、これらの汎用アイテムを工夫して使うのが、ダイソーユーザーの醍醐味とも言えるでしょう。

季節商品のため、在庫は常に変動している

もう一つの大きな理由として、扇風機は「季節商品」であるという点が挙げられます。
特に夏本番前（5月〜7月頃）は大量に入荷されますが、人気商品はすぐに売り切れてしまい、「売ってない」状況が発生します。
もし今、あなたがお店で扇風機を見つけられなかったとしても、それは人気による品切れの可能性が高いです。

再入荷のタイミングは店舗や地域によって異なりますが、もしお近くの店舗に在庫がなければ、ダイソーのオンラインストアや他の店舗の在庫をチェックしてみることをおすすめします。

購入者の声をまとめてみたところ、次のような傾向が見られました。

時期	販売状況の傾向	特筆すべきアイテム
春先（3月～4月）	まだ入荷なし。カー用品コーナーも扇風機は置いていない。	ハンディファンが先行して並ぶことがある。
初夏（5月～7月上旬）	クリップ式、卓上型が大量入荷。競争率が最も高い時期。	300円〜700円の高機能なUSB扇風機が人気で品切れしやすい。
真夏（7月下旬～8月）	在庫は激減。「売ってない」という声が最も増える。	大型店や郊外店など、穴場店舗で見つかることがある。
秋（9月以降）	夏物処分で一気に撤去。来シーズンまで販売なし。	処分品として格安で手に入る可能性もわずかにある。

ダイソーの公式ウェブサイトをチェックすると、新商品の情報が公開されている場合がありますが、個別の店舗の在庫までは確認できません。そのため、確実に入手したい場合は、直接店舗に電話で問い合わせるのが最も確実な方法と言えます。

【結論】ダイソーで売ってる扇風機を「車用」として代用できる？

では、ダイソーで販売されている一般的な小型扇風機は、本当に車用として問題なく使えるのでしょうか？
モモストアが考える結論は、「工夫次第で十分に代用可能、むしろコスパ最強の選択肢」ということです。
ただし、純正の車用扇風機と比べると、いくつかの注意点があります。それらを理解した上で利用すれば、夏の快適性は格段に向上しますよ。

ダイソー扇風機を車内で使うメリット・デメリット

まずは、ダイソー扇風機を車内で使うことのメリットとデメリットを整理してみましょう。

＜メリット＞

• 価格が安い（コスパ最強）: ほとんどが300円〜500円で手に入るため、複数個設置してもお財布に優しい。
• 軽量で設置が簡単: 小さく軽いため、クリップやマジックテープで簡単にダッシュボードやサンバイザーに固定できる。
• 汎用性が高い: USB給電やモバイルバッテリーで駆動するため、車だけでなく、アウトドアやオフィスでも使える。
• 省電力: 消費電力が少ないため、車のバッテリーへの負担も非常に小さい。

＜デメリット＞

• 風力が弱い場合がある: 1000円以上の車専用品と比べると、風量が物足りないと感じる場合がある。
• 耐久性が低い可能性: 長期間、真夏の車内（高温多湿）に放置すると、故障しやすいリスクがある。
• 固定方法の工夫が必要: 車の振動で落ちないよう、設置方法に少し手間をかける必要がある。

代用成功のカギは「給電方法」と「固定力」

車内で扇風機を使う上で最も重要なのは、この２点です。

1. 給電方法（USB駆動を選ぶべし）
現在、ほとんどの車にはUSBポートが装備されています。ダイソーで販売されている扇風機の多くはUSB駆動です。
乾電池式も便利ですが、長時間使用する場合はUSBポートまたはシガーソケットからUSB変換アダプターを使って給電するタイプを選びましょう。
これで電池切れの心配なく、快適に過ごせます。

2. 固定力（クリップ式＋滑り止め）
走行中に扇風機が落ちてしまうと非常に危険です。
ダイソーのクリップ式扇風機は便利ですが、クリップの滑り止めが弱い場合があります。
そんな時は、ダイソーで売っている滑り止めシートや強力な両面テープを併用して、しっかりと固定しましょう。
特に振動の多いダッシュボードへの設置は、より慎重な固定が必要です。

これらのポイントを押さえれば、ダイソーの扇風機でも、純正品に引けを取らない快適さを手に入れられます。代用することで、安価ながらも自分だけのベストポジションに扇風機を設置できるという大きなメリットが生まれます。

車内で大活躍！ダイソーで買える扇風機の種類と価格帯一覧

ダイソーの店頭には、「車用」と銘打たれていなくても、車内で非常に使いやすい扇風機がいくつも並んでいます。
モモストアが、特に車内での使用におすすめできる扇風機の種類と、一般的な価格帯をまとめました。
購入前の参考にしてください。

クリップ式扇風機（最強の車載適性）

車内利用で最もおすすめなのがクリップ式です。
アームレストのフタ、サンバイザー、アシストグリップなど、挟める場所さえあればどこでも固定できます。
特に後部座席にいるお子様やペットのために、座席のヘッドレストのポールに固定して使うのが人気です。

【主な仕様と価格帯】

• 価格帯: 300円〜500円（最も人気があるのは500円のUSB充電式）
• 特徴: クリップとスタンドの両方で使える2WAYタイプが多い。首振りの角度調整がしやすい。
• おすすめポイント: 使わないときは簡単に取り外せるため、車外への持ち運びも便利。

ただし、クリップの挟む力が弱いと、走行中にずれてしまうことがあるので、クリップのバネの強さを購入前にチェックしておきましょう。

卓上型扇風機（風量重視ならこれ）

卓上型は、その名の通りデスクなどで使うことを想定されたモデルですが、小型で安定感のある台座を持っているため、ダッシュボードやセンターコンソールに置きやすいという利点があります。
クリップ式よりもモーターが大きく、風量が強いモデルが多いのも特徴です。

【主な仕様と価格帯】

• 価格帯: 500円〜700円（高機能なものは700円が多い）
• 特徴: 強力な風量を持つモデルが多く、シンプルなデザイン。
• おすすめポイント: 台座の裏に滑り止めを貼るだけで、ダッシュボード上にしっかりと固定できる。

ハンディファン（パーソナルな送風に）

持ち運びを前提としたハンディファンも、運転席や助手席でパーソナルな風を送るのに適しています。
ただし、走行中に手で持って使用するのは危険なため、停車中の休憩時や、スマホホルダーに固定して使用するなどの工夫が必要です。

【主な仕様と価格帯】

• 価格帯: 300円〜500円
• 特徴: 小型軽量で、多くが充電式。
• おすすめポイント: 車から降りて外出する際もそのまま持ち運べるため、一台二役をこなしてくれる。

どのタイプを選ぶにしても、車内の高温に耐えられるよう、リチウムイオンバッテリー内蔵のものは直射日光が当たらない場所に設置するなど、安全管理を徹底してくださいね。

ダイソーのクリップ式・卓上扇風機を車に設置する際の３つの工夫

ダイソーの扇風機を「車用」として進化させるための具体的な設置テクニックを、モモストアが３つご紹介します。
この工夫をするだけで、走行中の安定性が格段に上がり、より快適に使えるようになりますよ。

工夫１：振動対策は「滑り止めシート」と「マジックテープ」が鉄則

車は常に振動しています。特に日本の道路は凸凹が多いので、卓上扇風機をそのまま置くとすぐに倒れてしまいます。
クリップ式も、強い衝撃でクリップが緩む可能性も否定できません。

【具体的な対策】

1. 卓上型: ダイソーの厚手の滑り止めシート（ジェルタイプや吸盤付き）を台座の裏に貼るか、ダッシュボードの設置面に敷き詰めます。これで急ブレーキ時にもズレにくくなります。
2. クリップ式: クリップで挟む場所に、フェルトや薄手の滑り止めを挟み込むことで、クリップの接地面が増え、より強力に固定されます。
3. 最終手段（強力固定）: 剥がせるタイプの強力なマジックテープ（面ファスナー）を使い、扇風機の台座と設置面を物理的に固定します。これなら真夏の高温でも外れにくいです。

ダッシュボードに両面テープを貼るのに抵抗がある方は、エアコン吹き出し口に設置できる専用のスマホホルダーを改造して、扇風機を取り付ける方法も試してみてください。

工夫２：配線は「見せない・引っ張らない」が安全の基本

USBケーブルがだらしなく伸びていると、見た目が悪いだけでなく、運転中に足や手に引っかかって危険です。
配線処理は、快適なカーライフのために非常に重要です。

【具体的な対策】

• ケーブルクリップの活用: ダイソーには、ケーブルを固定するための粘着式の小さなケーブルクリップが販売されています。これを使って、配線をドアの隙間や内装の縁に沿わせて隠します。
• L字型USBコネクタ: 接続部分が飛び出していると邪魔になるため、L字型に曲がったUSBコネクタを使うことで、見た目もスッキリし、ケーブルの断線予防にもなります。
• 短めのケーブルを選ぶ: 必要な長さギリギリの短いUSBケーブルを選ぶことで、余分なケーブルが散らかるのを防げます。

電源（USBポート）から扇風機までの最短ルートを見つけ、そのルートに沿ってケーブルを固定していくのがコツです。

工夫３：後部座席は「ヘッドレスト」に全集中！

特に後部座席に人を乗せることが多い場合、フロントからの冷気が届きにくいため、後部座席用の送風対策は必須です。
クリップ式扇風機を設置するベストポジションは、運転席・助手席のヘッドレストのポール部分です。

【具体的な対策】

1. ポールに垂直に固定: クリップをヘッドレストの垂直なポール部分にしっかりと固定します。
2. 風向きは斜め上から: 風向きは、乗員の顔に直接当たらないように、少し斜め上から全体に行き渡るように調整すると快適です。
3. 充電式のメリット: もし充電式の扇風機を使うなら、配線を気にする必要がなく、使いたい時だけサッと取り付けて、降車時は外しておくことができます。

これで、後部座席に乗る方も、前席の方と同じくらい快適なドライブを楽しめるようになりますね。

売ってない時に試したい！ダイソー扇風機を「カーアクセサリー化」する裏技

ダイソーの扇風機をさらに便利に、まるで純正カーアクセサリーのように変身させる裏技をご紹介します。これらのアイテムももちろんダイソーで手に入りますよ。

裏技１：スマホホルダーで扇風機を固定する

車載用のスマホホルダーは、クリップや吸盤、エアコン吹き出し口用の様々なタイプがダイソーにあります。
これを扇風機の固定具として活用するのです。

【具体的な手順】

1. エアコン吹き出し口用ホルダーを準備: ダイソーで販売されている、エアコンのルーバーに差し込むタイプのスマホホルダーを用意します。
2. クリップを改造: ホルダーのスマホを挟む部分を外し、代わりにクリップ式でない小型の卓上扇風機の台座部分を両面テープや瞬間接着剤で固定します。
3. 完成: これで、エアコンの冷風を扇風機で拡散できる、強力な送風システムが完成します。

この方法だと、エアコンの風と扇風機の風が合わさるため、体感温度が劇的に下がり、冷房効果がアップします。
スマホホルダーも扇風機もダイソーで揃うので、コストパフォーマンスは最高です。

裏技２：「回転台座」で首振り機能を自作する

ダイソーの扇風機は基本的に首振り機能がないものが多いです。
しかし、車内で広範囲に風を送りたい場合、首振り機能は非常に魅力的ですよね。
そこで活用するのが、「ベアリング付きの回転台座」です。

【具体的な手順】

• 回転台座を準備: ダイソーの文具コーナーやDIYコーナーにある、小さな回転台座（またはケーキを回すような簡易なターンテーブル）を用意します。
• 台座に固定: 卓上型扇風機の底と回転台座をマジックテープで固定します。
• 手動首振り: 走行中は危険ですが、停車中の休憩時や車中泊の際、手動で回転台座を動かして風向きを変えることができます。

さらに高度なDIYとして、小さなモーターと組み合わせて自動首振りに改造する人もいますが、安全上の理由から、モモストアとしては手動での角度調整を推奨します。

裏技３：シガーソケットから「複数ポート」を確保する

扇風機を複数使いたい、または扇風機を使いながらスマホも充電したい、という場合、車のUSBポートだけでは足りなくなります。
ダイソーには、シガーソケットに挿すだけでUSBポートを複数に増やせる「USBカーチャージャー」が販売されています。

チャージャーの種類	価格帯	おすすめポイント
USB-A 2ポート	300円〜500円	最も一般的。扇風機2台同時使用に最適。
USB-A 1ポート + USB-C 1ポート	500円	最新のスマホやタブレットの急速充電にも対応できる。

チャージャーの合計出力（A数）を必ずチェックし、必要な電力をまかなえるか確認しましょう。
特に扇風機とスマホの同時充電は、合計で2A〜3A程度を目安にすると安心です。

ダイソー以外ならどこで買える？車用扇風機の競合店を徹底比較

もしダイソーで探しても「車 扇風機」が売ってない場合、またはより高性能なものが欲しい場合は、他の店舗を検討する必要があります。
ここでは、ダイソー以外で車用扇風機を探す際のおすすめの競合店と、それぞれの特徴を比較します。

カー用品専門店（オートバックス、イエローハットなど）

【特徴】
文句なしの「車専用設計」のプロフェッショナルな製品が手に入ります。

メリット：

• 取り付け方法（サンバイザー、ヘッドレストなど）が車種ごとに最適化されている。
• シガーソケット直結の強力なモデルや、二連ファンなど、風量が非常に強い。
• 耐久性があり、真夏の車内の高温にも耐えられるように設計されている。

デメリット：

• 価格帯はダイソーとは比べ物にならず、2,000円〜5,000円程度と高め。
• デザインがゴツいものが多く、車内の雰囲気に合わない場合がある。

特に「風量」と「耐久性」を最優先するなら、カー用品専門店での購入がベストな選択です。

ホームセンター（カインズ、コーナン、DCMなど）

【特徴】
ダイソーと専門店の中間的な位置づけで、「車中泊向け」の便利グッズが豊富です。

メリット：

• 車載用として使えるUSB扇風機や、電源コードが長いACアダプター式の扇風機などが揃う。
• 価格帯は1,000円〜3,000円程度で、性能と価格のバランスが良い。
• 車載用の滑り止めマットや固定用のステーなど、DIY材料も同時に手に入る。

デメリット：

• 純粋な「車専用」のラインナップは専門店には及ばない。
• 店舗によって取り扱っているメーカーが大きく異なる。

ホームセンターは、ダイソーのアイテムをさらにグレードアップさせたい、またはDIYで固定具を作りたい場合に訪れると良いでしょう。

家電量販店（ヨドバシカメラ、ヤマダ電機など）

【特徴】
最新技術を搭載したモバイルファンを探すのに最適です。

メリット：

• バッテリー持ちが良い、静音設計、デザイン性が高いなど、機能面で優れたモデルが多い。
• 高性能なクリップ式や首かけ式のファンがあり、車外でも使えるものが豊富。

デメリット：

• 車載に特化した固定具は売っていない。
• 価格はダイソー製品の数倍（2,000円〜1万円）になることもある。

「高性能なハンディファンを車でも使いたい」というニーズには、家電量販店が応えてくれます。

セリアやキャンドゥなど他の100均でも車用扇風機は売ってる？

ダイソーで目当ての扇風機が見つからない場合、次に頼りたくなるのが同じ100円ショップのセリアやキャンドゥですよね。
結論として、ダイソーと同様に「車専用」は見つかりにくいものの、代用できるアイテムは豊富に揃っています。
ただし、それぞれの100均には特徴があり、ダイソーとは違った強みがあります。

セリアの強み：インテリアに馴染むデザイン性

セリアは、他の100円ショップに比べてデザイン性の高いアイテムが多いのが特徴です。

セリアで見つかる可能性のあるアイテム：

• モノトーンの小型扇風機: シンプルな白や黒の卓上扇風機があり、車内のインテリアを損ないたくない人に人気。
• デザイン性の高いクリップ: 扇風機自体ではなく、扇風機を固定するためのオシャレなクリップやフック、コードバンドなどが見つかることも。
• マグネット付き扇風機: 稀にマグネットが付いた小型ファンがあり、車の金属部分（内装パネルの裏など）に固定できる可能性も。

セリアの扇風機は、ダイソーよりも若干小型で、風量が控えめなことが多いですが、ちょっとした冷房の補助や、見た目の良さを重視する方にはおすすめです。

キャンドゥの強み：ニッチな便利グッズに注目

キャンドゥは、「こんなものまであるの？」というニッチな便利グッズを見つけやすいのが魅力です。

キャンドゥで見つかる可能性のあるアイテム：

• USB延長ケーブル: 後部座席まで配線したい場合に便利な長いUSB延長ケーブルや、分配器など、配線周りのアイテムが充実。
• シリコン素材のスマホグッズ: 柔軟性のあるシリコン製のスマホ関連グッズ（スタンドや固定具）を、扇風機の滑り止めや固定具として代用できる。
• 多機能小型ファン: 時計や温度計が付いた卓上ファンなど、付加価値の高い小型ファンが見つかることがある。

キャンドゥでは、扇風機本体だけでなく、扇風機をより快適に使うための周辺アクセサリーを探すのがおすすめです。
ダイソー、セリア、キャンドゥの３店舗を「扇風機本体」「固定具」「配線グッズ」という役割分担で巡るのが、最も効率的と言えるでしょう。

ダイソーの扇風機を車で使うなら「USB電源」の確保が最重要

前述の通り、ダイソーの扇風機の多くはUSB駆動です。しかし、車内で快適に使うためには、ただUSBポートに挿せば良いというわけではありません。
特に車中泊や長時間のドライブでは、安定した電力供給がカギとなります。

エンジン停止中の電力確保対策

車を停車させてエンジンを切ると、シガーソケットやUSBポートへの給電がストップする車がほとんどです。
休憩や車中泊の際に扇風機を動かし続けるためには、外部電源の確保が必要です。

【電力確保の選択肢】

方法	ダイソーでの購入可否	メリット	デメリット
モバイルバッテリー	可（300円〜1000円）	安価で手軽。配線が不要。	持続時間が短い（扇風機の種類による）。
ポータブル電源	不可（専門店で購入）	長時間・高出力に対応。車載冷蔵庫なども使える。	高価。大容量なため場所を取る。
内蔵バッテリー式扇風機	可（500円〜700円）	一番手軽。ケーブル不要。	バッテリー劣化の心配。充電しながら使えないモデルもある。

ダイソーのモバイルバッテリーは、扇風機だけを数時間動かす程度なら十分使えます。
特に災害対策も兼ねて、モバイルバッテリーを車内に常備しておくことをモモストアは強くおすすめします。

コードの長さは「隠す」ことを前提に選ぶ

前席に扇風機を置く場合、コードは1m程度で十分ですが、後部座席やトランク側まで配線したい場合は、2m〜3mの長尺コードが必要になります。
ダイソーでは、USBケーブルも長さや種類（急速充電対応など）が豊富に揃っています。

長いコードを使う場合は、前述の通り、ドアのゴムパッキンの隙間に押し込んだり、シートの下を這わせたりして、配線を極力見せない工夫をしましょう。
これをするだけで、車内の清潔感が格段に向上し、安全面でも安心です。

配線がたるんでいると、急なブレーキで扇風機が滑り落ちた際に、コードが引っ張られて扇風機本体や車のUSBポートを破損させる原因にもなりかねません。しっかりと固定と配線処理を行いましょう。

【扇風機より涼しいかも】ダイソーの車内冷却グッズと組み合わせて使う方法

扇風機単体でも涼しいですが、真夏の車内の熱気は尋常ではありません。
そこで、ダイソーで買える「扇風機と組み合わせて使うことで、冷却効果が劇的にアップする」カー用品をモモストアが厳選しました。これらを活用して、まるでエアコンの効きが良くなったかのような涼しさを手に入れましょう。

組み合わせ１：濡らして使う「冷却タオル」と扇風機

冷却タオルは、水に濡らして絞るだけでひんやり冷たくなり、首に巻いたり体に当てたりするだけで体温を下げてくれる優れものです。

【使い方】
冷却タオルを首に巻き、そのタオルに扇風機の風を当てるようにすると、気化熱の効果で非常に冷たい風を感じることができます。
これは、エアコンの冷気が届きにくい後部座席や、停車中の休憩時に特に効果的です。
冷却タオルもダイソーで手に入り、コスパ最強の冷却術です。

冷却タオルを使う際は、車内の湿度が上がりすぎないように、適度な換気も忘れずに行いましょう。

組み合わせ２：サンシェードと扇風機で駐車中の熱気を遮断

そもそも車内が熱くなる原因は、駐車中に太陽光が車内に差し込むからです。
ダイソーで販売されているサンシェードも、最近は非常に性能が良くなっています。

アイテム	使用箇所	扇風機との組み合わせ効果
フロント用サンシェード	フロントガラス	車内の温度上昇を約10℃抑制。→ 乗り込み時の熱気が軽減され、扇風機の風が効きやすくなる。
サイドウィンドウ用メッシュ	窓	停車中の換気をしながら日差しをカット。→ 停車時、扇風機で外気を取り込みながら涼める。
ダッシュボードカバー	ダッシュボード	ダッシュボードの熱を抑制。→ 扇風機の設置面が高温にならず、故障のリスクを軽減。

車に乗り込む前に、窓を開けて熱気を一気に排出し、その後に扇風機で空気を循環させると、短時間で快適な温度になります。

組み合わせ３：結露しにくい「ペットボトルカバー」で冷気を守る

冷たい飲み物を車内に置いておくと、ボトルが結露して水滴が垂れてしまいます。
ダイソーには、アルミ蒸着シートが内蔵されたペットボトルカバーがあります。

このカバーをつけた冷たいペットボトルを扇風機のそばに置いておくと、結露を防ぎながら、冷気で周囲の空気をわずかに冷やすという相乗効果が得られます。
飲み物が冷たいまま長持ちするのも嬉しいポイントです。

ダイソー扇風機の在庫がない！そんな時こそネット通販（Amazon・楽天）をチェック

もし、近所のダイソーを何店舗回っても、目的の扇風機が「売ってない」という最悪の状況に陥ってしまったら、潔くネット通販を頼りましょう。
特にAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、ダイソー製品では手に入らない、高性能な車用扇風機が豊富に販売されています。

ネット通販のメリット：ダイソーにはない「車専用設計」の選択肢

ネット通販で売っている扇風機の多くは、ダイソー製品の「痒い所に手が届く」機能を搭載しています。

【ネット通販で見つかる高性能ファン】

• 強力なツインファン: 運転席と助手席を同時に冷やせる、ダブルヘッドの扇風機。
• オートスイング機能: 自動で首振りをしてくれるため、車内全体をムラなく冷やせる。
• マイナスイオン/アロマ機能: 送風しながら車内の空気をリフレッシュできる付加機能付き。
• USBとシガーソケットの2WAY給電: どちらの電源でも使えるため、車種を選ばない。

価格はダイソー製品よりも高くなりますが、その分、取り付けの手間や故障のリスクが少なく、圧倒的な風量と安定性を得られます。
もしあなたが「設置の工夫なんてしたくない！」「とにかく強力な風が欲しい！」と考えるなら、最初からネット通販で車専用品を探すのが賢明です。

楽天市場やYahoo!ショッピングなら「セット買い」がお得

楽天市場やYahoo!ショッピングでは、複数の店舗がカー用品を販売しています。

【お得な購入方法】

• ポイントアップイベント: 楽天スーパーセールやYahoo!ショッピングのキャンペーンを狙うと、実質的な購入価格を下げることができます。
• 車内グッズとのセット販売: 扇風機だけでなく、スマホホルダーや空気清浄機など、他のカーグッズとのセット販売でお得になっている場合があります。
• メルカリなどのフリマアプリ: メルカリで未使用に近い車用扇風機が安く出品されていることもあります。ただし、中古品のため保証がない点には注意が必要です。

モモストアのおすすめとしては、価格重視ならAmazon、ポイントを貯めたいなら楽天市場やYahoo!ショッピング、という使い分けが良いでしょう。

買う前に知っておきたい！車用扇風機を安全に使うための注意点

ダイソーの扇風機を始め、車内で電化製品を使う際には、いくつかの安全上の注意点を守る必要があります。
快適なカーライフを送るために、購入前、使用前に必ずこれらの点をチェックしてください。

注意点１：視界の妨げになる場所には絶対に取り付けない

扇風機を設置する場所は、運転の安全性に直結します。
フロントガラスの視界を遮る場所や、運転席・助手席のサイドウィンドウ付近など、運転中に目視確認が必要な場所への設置は絶対に避けてください。

【安全な設置場所の例】

• センターコンソールのドリンクホルダー付近
• ヘッドレストのポール部分
• 天井のアシストグリップ（クリップ式の場合）

特に卓上型をダッシュボードに置く場合、急ブレーキで倒れたり滑ったりして、思わぬ事故の原因になることがあります。しっかりと固定することが大前提です。

注意点２：真夏の車内「高温」によるバッテリーの劣化・発火リスク

真夏の炎天下に駐車した車内の温度は、平気で60℃〜80℃に達します。
リチウムイオンバッテリーを内蔵した充電式の扇風機は、このような高温にさらされると、バッテリーが劣化したり、最悪の場合、発火したりするリスクがあります。

【高温対策】

• 直射日光を避ける: 扇風機を使わないときは、布で覆うか、グローブボックスなど、直射日光が当たらない場所にしまう。
• USB給電式を選ぶ: バッテリー内蔵型ではなく、USBポートから直接給電するタイプの扇風機を選ぶことで、発火リスクを軽減できます。
• 長時間の放置を避ける: 駐車中は扇風機を外し、自宅に持ち帰ることを検討しましょう。

ダイソー製品に限らず、モバイルバッテリーやスマホなども同様のリスクがあるため、車内の高温対策は徹底してください。

注意点３：エアバッグの作動を妨げないかチェック

万が一の事故の際、エアバッグが作動する範囲に扇風機を設置していると、エアバッグの展開を妨げたり、扇風機自体が高速で飛んできたりして、非常に危険です。

助手席側のダッシュボードや、ステアリング周辺など、エアバッグが展開する場所を避けて設置することが重要です。
扇風機のパッケージや車の取扱説明書で、エアバッグの位置を事前に確認しておきましょう。

モモストア的結論：ダイソーの車用扇風機が「売ってない」時のベストアクション

「ダイソー 車 扇風機 売ってない」という検索キーワードから始まった今回の調査ですが、最終的な結論と、あなたが取るべきベストアクションをモモストアがまとめました。

ベストアクション１：まずは「卓上型・クリップ式」の在庫を確認！

「車専用扇風機」がなくても、ダイソーの「クリップ式扇風機」や「卓上型扇風機」は、工夫次第で十分に車用として代用できます。
ダイソーの店頭で、「USB駆動」または「内蔵バッテリー式」の小型ファンを探すのが、最も安価で手軽な解決策です。
特に、クリップの挟む力が強く、USBポートに差し込みやすいデザインのものを選びましょう。

ベストアクション２：「固定具」と「冷却グッズ」も同時に買う！

扇風機本体が見つかっても、固定が甘いと車内では使い物になりません。
扇風機と同時に、以下のダイソー商品を合わせて購入することを強くおすすめします。

• 滑り止めシート（台座の下に敷く）
• 強力マジックテープ（面ファスナー）
• ケーブルクリップ（配線整理用）
• 冷却タオル（気化熱を利用して涼しさをアップ）

これらのアイテムを組み合わせることで、ダイソー製品だけで純正品に負けない安定性と快適性を実現できます。

ベストアクション３：高性能を求めるならネット通販を迷わず選択！

もし、ダイソー製品の風量や耐久性に不安がある、または「固定のDIYは面倒だ」という場合は、Amazonや楽天市場で「車載用扇風機」と検索し、高性能な車専用品を選ぶのが最もストレスが少ない方法です。
特にツインファンや自動首振り機能は、長距離ドライブでの快適性を格段に高めてくれます。
価格は上がりますが、その分の価値は十分にあります。

ダイソー製品はコスパ最強ですが、ご自身のライフスタイルや求める機能に応じて、賢くアイテムを選んでくださいね！

この情報が、あなたの夏のカーライフをより快適にする助けとなれば嬉しいです。モモストアでした！