【2025年最新】ダイソーのタコベイト販売状況と代わりになるおすすめルアー

【2025年最新】ダイソーのタコベイト販売状況と代わりになるおすすめルアー

ダイソーで人気のタコベイトですが、「最近見かけない」「売ってない」という声をよく聞きますよね。釣り具の進化が早いダイソーだけに、本当に廃盤になってしまったのか、それとも隠れた名品として特定の店舗にだけ残っているのか、気になるところです。
この疑問を解決すべく、最新の販売状況を徹底的にリサーチしました!もし手に入らなくても、ダイソーで買える優秀な代用品もご紹介しますので、タコ釣りシーズンに向けて、ぜひ最後まで読んでくださいね。

・ダイソーのタコベイトはなぜ「見つからない」と言われるの?
・【販売状況を徹底調査】ダイソーのタコベイトは現在も買えるのか?
・過去に販売されていたダイソーのタコベイトのスペックと人気度
・タコベイトが売ってない時の救世主!ダイソーで買えるタコ釣り代用ルアー3選
・ダイソーでタコベイトの代わりになる「メタルジグ」の選び方とカスタム術
  1. ダイソーのタコベイトはなぜ「見つからない」と言われるの?
    1. 商品の入れ替わりが激しい「廃盤」の可能性
    2. タコ釣りシーズンに特化した「限定入荷」の罠
    3. 釣りブームによる「品薄」と「地域差」の問題
  2. 【販売状況を徹底調査】ダイソーのタコベイトは現在も買えるのか?
    1. 公式情報とSNSの最新口コミを分析
    2. 店員さんに聞くときのNGワードと正解ワード
    3. 「穴場店舗」の探し方と在庫の確認方法
  3. 過去に販売されていたダイソーのタコベイトのスペックと人気度
    1. サイズ・カラー・価格!驚異のコストパフォーマンス
    2. 自作チューニングのベースに最適だった柔軟性
  4. タコベイトが売ってない時の救世主!ダイソーで買えるタコ釣り代用ルアー3選
    1. 代用ルアーNo.1:実績十分の「メタルジグ」
    2. 代用ルアーNo.2:イカ用を転用する「エギ」
    3. 代用ルアーNo.3:ソフトな食感が魅力の「ワーム」
  5. ダイソーでタコベイトの代わりになる「メタルジグ」の選び方とカスタム術
    1. タコ釣りに適したメタルジグの重さと形状
    2. タコ釣りに特化した3つのカスタムテクニック
      1. H3:フックをタコ針に交換する(必須の改造)
      2. H3:集魚効果を高める「布巻き」カスタム
      3. H3:匂いと視覚で誘う「Wアピール」の追加
  6. ダイソーの「エギ」をタコベイト代わりに使う驚きの裏技
    1. エギとタコエギ、決定的な違いを知る
    2. エギをタコ釣りに最適化する「水平化」チューニング
      1. H3:オモリを「腹側」に追加して姿勢を矯正する
      2. H3:カンナの強化と集魚パーツの追加
    3. 布巻き素材を活かした集魚剤の使い方
  7. タコベイトを探すならココ!ダイソー以外の100円ショップの在庫は?
    1. セリアの釣り具コーナー「隠れた名品」をチェック
    2. キャンドゥの「変化球アイテム」に期待
    3. 100円ショップを巡る際の「鉄則」
  8. 【確実に入手】大手釣具店やホームセンターでのタコベイトの取り扱い状況
    1. 大手釣具店の「タコ釣りコーナー」は専門店並み
    2. 意外な穴場!ホームセンターのタコ釣り事情
  9. Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでのタコベイト賢い購入方法
    1. ECサイトの3大メリットを最大限に活かす
    2. 賢い検索ワードとセール時期を狙うテクニック
    3. メルカリやラクマなどのフリマサイトもチェック
  10. タコベイトを自作する方法と、ダイソー素材でできる簡単チューニング
    1. 自作タコベイトに必要なダイソーの材料リスト
    2. 「毛糸タコベイト」の簡単な作り方(初心者向け)
    3. 市販品を「モンスター級」にするチューニングアイデア
      1. H3:ワームを装着して食わせる力をアップ
      2. H3:匂い付き消しゴムを使った裏技
  11. タコベイトとタコエギ、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較
    1. タコベイトとタコエギの基本性能比較表
    2. 状況別!タコベイトとタコエギの使い分け戦略
      1. H3:タコベイトが真価を発揮する状況
      2. H3:タコエギが圧倒的に有利な状況
  12. タコ釣りのベストシーズンはいつ?タコベイトが活躍する時期
    1. タコ釣りのメインシーズンは「夏タコ」と「秋タコ」
    2. シーズンに合わせたタコベイトのカラー選び
      1. H3:夏タコ(産卵期)には「派手なアピールカラー」
      2. H3:秋タコ(高活性期)には「ナチュラルカラー」と「夜光」
  13. まとめ:ダイソーでタコベイトが見つからなくてもタコ釣りを諦めないで!
    1. モモストアが推奨するタコ釣り3つの戦略

ダイソーのタコベイトはなぜ「見つからない」と言われるの?

momo-store.jp

ダイソーの釣り具コーナーに足を運ぶたびに、期待と裏切りを繰り返している方も多いのではないでしょうか。特にタコベイトは、一時期SNSでも話題になった「隠れた名品」だけに、「どこを探しても売ってない」という嘆きの声が後を絶ちません。
結論から言うと、この「見つからない」現象には、主にダイソーならではの理由が大きく関わっています。具体的に、どのような背景があるのかを詳しく掘り下げていきましょう。

商品の入れ替わりが激しい「廃盤」の可能性

まず最も可能性が高いのが、ダイソーの商品ラインナップの「新陳代謝」の速さです。ダイソーは常に新しい商品を開発し、売り場の鮮度を保っています。これはユーザーにとっては嬉しいことなのですが、逆に言えば、人気商品であっても一定期間が過ぎると、予告なく廃盤になってしまうリスクがあるということです。
特に釣り具のような専門的なアイテムは、トレンドや季節によって需要が大きく変動します。過去に販売されていたタコベイトも、現在は新商品のルアーやエギに置き換わってしまい、正規のルートでの販売が終了している可能性が非常に高いと考えられます。
これが「以前は見たのに最近は全然ない」という状況の主な原因でしょう。公式のデータベースに残っていない場合も多いため、店舗に直接問い合わせても「現在は取り扱いがございません」という回答になることが多いようです。

タコ釣りシーズンに特化した「限定入荷」の罠

タコ釣りは、特定の時期に需要が集中する、非常にシーズン性の高い釣りです。地域にもよりますが、一般的に梅雨明けから夏にかけてが最盛期となるため、ダイソーもその時期に合わせて商品を仕入れる傾向があります。
つまり、今あなたがタコベイトを探している時期がオフシーズンであれば、そもそも入荷していない、あるいは売場に出されていない可能性が高いのです。オフシーズン中にたまたま在庫を見つけることができればラッキーですが、基本的には最盛期を狙って足を運ぶのが賢明です。
ただし、ダイソーは店舗によって仕入れの自由度がかなり高いため、大型店や海沿いの店舗では、在庫を抱えている可能性もゼロではありません。もしタコ釣りの熱心なアングラーが多く集まる地域であれば、念のためチェックしてみる価値はあります。

釣りブームによる「品薄」と「地域差」の問題

近年、手軽に始められる趣味として釣りの人気が再燃しています。特にダイソーの釣り具は、そのコストパフォーマンスの高さから、初心者からベテランまで幅広い層に愛用されています。このブームにより、タコベイトのような人気アイテムは、入荷してもすぐに売り切れてしまう「品薄状態」が慢性化している店舗もあります。
また、 inland(内陸)の店舗と coastal(沿岸)の店舗では、釣り具の品揃えに大きな地域差があります。内陸の店舗では、タコベイトのような海釣り専用のルアーは、仕入れ対象から外されていることがほとんどです。
あなたの家の近くのダイソーで見つからないのは、単純に需要がないと判断されて仕入れられていないだけかもしれません。少し遠くても、釣り場に近い大型店や、釣り具の品揃えが充実していると評判の店舗を狙って探すのが、見つけるための鉄則と言えるでしょう。

これらの理由から、ダイソーのタコベイトは「売ってない」という情報が広がっているわけですが、重要なのは諦めずに代替品や他のルートを探すことです。次の章からは、具体的な販売状況の調査結果と、タコベイトが入手できなかった場合の強力な代用品をご紹介していきますね。

【販売状況を徹底調査】ダイソーのタコベイトは現在も買えるのか?

「ダイソーのタコベイトは廃盤だ」という噂は絶えませんが、本当にそうなのでしょうか?
ここでは、モモストアが独自に調査した最新の販売状況と、まだ在庫が残っている可能性のある店舗を特定するための具体的なアクションプランを解説します。

公式情報とSNSの最新口コミを分析

ダイソーは新商品や廃盤情報を個別のアイテムごとに公開していないため、正確な情報を得るのが難しいのが現状です。しかし、SNSや釣り専門の掲示板には、ユーザーからの「目撃情報」や「購入報告」が日々アップされています。

最新の傾向(2025年時点)

情報源 内容 販売状況の推測
ダイソー公式 特定のタコベイトについての言及なし 主力商品ではないため、廃盤の可能性が高い
SNS(Twitter、Instagram) 「〇〇店で見つけた」という報告が稀に存在する 旧在庫の掘り出し物がある可能性
釣りブログ 代替品や自作の話題が主流 タコベイト自体は一般流通からほぼ消えている

この結果から、現在販売されているタコベイトは、「廃盤後の旧在庫」である可能性が極めて高いと判断できます。つまり、もし見つかればそれは奇跡の出会いであり、再生産の可能性は低いと考えたほうが良いでしょう。

店員さんに聞くときのNGワードと正解ワード

在庫を尋ねるとき、ただ「タコベイトありますか?」と聞くのは効率的ではありません。釣り具に詳しくない店員さんも多いため、商品名だけではすぐに「ありません」で終わってしまうことが多いからです。
在庫を調べてもらうためには、次の「正解ワード」を使いましょう。

  • NGワード:「タコベイト」や「タコ釣りルアー」
  • 正解ワード:以前販売されていた『釣り具』コーナーの『タコ釣り用ワーム』または『ソフトルアー』で、バーコードはありますか?

ダイソーでは、バーコード番号(JANコード)があれば、その商品の在庫をシステム上で調べることができます。目撃情報を元に、SNSで「ダイソー タコベイト バーコード」と検索し、もし番号が分かれば、店員さんにその番号を伝えてください。これが最も確実な在庫確認方法です。

「穴場店舗」の探し方と在庫の確認方法

在庫が残っている可能性が高い「穴場店舗」には共通する特徴があります。

在庫が残りやすい穴場店舗の傾向

傾向 理由
大型店・旗艦店 他店から戻ってきた在庫が集約されるケースがあるため。
郊外のロードサイド店 都市部の店舗ほど人の流れが多くないため、旧商品が棚に残りやすい。
古い商品陳列の店舗 陳列や在庫管理の頻度が低く、旧商品が奥に残っている可能性がある。

ただし、在庫があったとしても、釣り具コーナーではなく、季節外れの商品が集められた「見切り品」や「セール品」のワゴンにひっそりと置かれていることもあります。諦めずに、そういった場所もくまなくチェックすることが大切です。

最近のダイソーの釣り具の最新情報を見ると、タコベイトそのものよりも、タコエギやメタルジグへのシフトが進んでいることがわかります。タコベイトが見つからなくても、その進化版である代用アイテムを使って、今年のタコ釣りに挑むのが現実的な戦略と言えるでしょう。

過去に販売されていたダイソーのタコベイトのスペックと人気度

「幻のルアー」とも呼ばれたダイソーのタコベイトですが、なぜこれほどまでにアングラーの間で話題になり、熱狂的に支持されていたのでしょうか。ここでは、かつて販売されていたタコベイトの具体的なスペックと、その人気を支えた理由を深掘りしていきます。もし運良く店舗で見つけられたら、その価値を理解した上で大切に使ってほしいからです。

サイズ・カラー・価格!驚異のコストパフォーマンス

過去に販売されていたダイソーのタコベイトは、価格面で他の追随を許さない圧倒的な優位性を持っていました。主なスペックは以下の通りです。

ダイソー タコベイト(旧モデル)の主なスペック
価格帯 110円(税込)/ 1個
サイズ 50mm~70mm程度(複数サイズあり)
カラーバリエーション 赤、白、ピンク、オレンジ、夜光グリーンなど
特徴 柔らかめのビニール素材、シンプルなフック付き

通常の釣具店でタコベイトを購入すると、安くても300円〜500円程度はかかります。それがダイソーでは110円だったわけですから、「消耗品」として気軽に使える点が最大の魅力でした。
特にタコ釣りは、根掛かり(ルアーが海底の障害物に引っかかってしまうこと)が非常に多い釣りです。高価なルアーをロストするたびに心が痛みますが、ダイソーのタコベイトなら精神的ダメージが少ないため、大胆に攻めることができると評判でした。

自作チューニングのベースに最適だった柔軟性

ダイソーのタコベイトが真価を発揮したのは、実はそのまま使うのではなく、「チューニング(改造)」のベース素材として活用された点にあります。
多くのベテランアングラーは、市販のタコベイトにさらにアピール力を加えるために、様々な工夫を凝らします。

ダイソー タコベイトで人気だったチューニング例

  1. タコ針の増設:標準のフックが小さめだったため、市販のタコ針をさらに追加し、フッキング率(タコが針にかかる確率)を上げる。
  2. アワビシート貼り付け:光沢のあるアワビシートやホログラムシートをベイトの胴体に貼り付け、タコへの視覚的アピールを大幅に強化。
  3. 集魚剤の注入:ベイトの頭部などに小さな穴を開け、エビや魚の匂いのする集魚剤(ワームオイルなど)を染み込ませて、嗅覚に訴えかける。
  4. ケミカルライト装着:夜光タイプではないベイトに、小型のケミカルライト(夜釣り用の光る棒)を装着し、ナイトゲームに対応。

このように、元のタコベイトのシンプルで加工しやすい形状と、何よりも「失敗しても110円」という安心感が、アングラーの「創造性」を刺激したのです。
これが、ダイソーのタコベイトが単なる安物ではなく、一つのムーブメントを巻き起こすほどの人気を博した最大の理由と言えるでしょう。
もし現在、ダイソーでこのタコベイトそのものが見つからなくても、この「改造精神」は他のダイソールアーにも応用できます。次の章でご紹介する代用品も、このチューニングを前提に選んでいるので、ぜひ参考にしてくださいね。

タコベイトが売ってない時の救世主!ダイソーで買えるタコ釣り代用ルアー3選

目的のタコベイトが見つからないとガッカリしますよね。しかし、ダイソーの釣り具コーナーは進化しており、タコベイト以外にもタコ釣りに転用できる優秀なアイテムが豊富に揃っています。
ここでは、モモストアが厳選した「タコベイトの代わりになる」救世主アイテムを3つご紹介します。これらのアイテムは、少しの工夫(チューニング)をするだけで、本家のタコベイトにも負けない釣果を出すことが可能です。

代用ルアーNo.1:実績十分の「メタルジグ」

ダイソーの釣り具の中で、最も安定して手に入り、タコ釣りでも実績が高いのが「メタルジグ」です。本来は青物や太刀魚を釣るために使われますが、タコ釣りにも非常に優秀なアイテムとなります。

メタルジグをタコベイト代用にするメリット

  • 重量がある:海底をしっかりとトレース(探る)できるため、根掛かりを避けつつタコのいる層を攻めやすい。
  • アピール力が高い:金属特有のキラキラとした反射(フラッシング)がタコに強くアピールする。
  • 耐久性が高い:タコの吸盤やカニ、エビなどの餌の攻撃にも耐えられる。

ただし、そのままではタコ釣りには向かないので、必ずチューニングが必要です。具体的には、元々ついているトリプルフック(三又の針)を取り外し、タコ釣り専用の「タコ針」や「タコエギ用カンナ」を装着し直します。さらに、タコの大好物である「豚の脂身」や「鶏皮」を巻き付ければ、匂いでの集魚効果も抜群になります。

代用ルアーNo.2:イカ用を転用する「エギ」

タコとイカは生態が似ているため、イカ釣り用の「エギ」をタコ釣りに転用するアングラーは非常に多いです。ダイソーでも様々なサイズやカラーのエギが販売されており、タコベイトが見つからない場合の有力な選択肢となります。

エギをタコベイト代用にするメリット

  • カンナ(針)が強力:元々イカを釣るための強力な針(カンナ)が付いているため、タコを掛ける力は十分。
  • 布巻き素材:布の質感がタコにとって自然な獲物のように感じさせる効果がある。
  • カラーが豊富:特にタコが好むピンクやオレンジなどのアピールカラーが充実している。

エギを使う際の注意点は、沈下速度が遅いことです。水深のある場所や潮の流れが速い場所では、別途「ナス型オモリ」や「ジェット天秤」などの重りを追加して、強制的に海底まで沈める必要があります。このひと手間を加えるだけで、一気にタコエギに近い性能を発揮してくれるでしょう。

代用ルアーNo.3:ソフトな食感が魅力の「ワーム」

ダイソーの「ワーム」(ソフトルアー)は、タコベイトの持つ「柔らかさ」を最も再現できるアイテムです。特に、魚の形をしたシャッドテールワームや、イソメ型のストレートワームなどが代用品として優秀です。

ワームをタコベイト代用にするメリット

  • 柔らかい食感:タコが抱きついたときに違和感を覚えにくく、離されにくい。
  • 匂い付けが容易:ワームオイルや集魚剤が染み込みやすく、長時間匂いを持続させられる。

ワームを使うには、ジグヘッド(重りの付いた針)が必要ですが、ダイソーのジグヘッドはタコ釣りにはフックが小さい場合が多いです。そのため、ワームの胴体に直接タコ針を結束して使うなどの工夫が必要です。また、ワームだけではアピールが弱いため、集魚スプレーの併用をおすすめします。

どの代用ルアーも、少しの改造や使い方でタコ釣りに十分使えます。特にメタルジグとエギは、品揃えも豊富で入手しやすいので、まずはこれらで今年のタコ釣りをスタートしてみてはいかがでしょうか。

ダイソーでタコベイトの代わりになる「メタルジグ」の選び方とカスタム術

タコベイトが見つからない今、最も強力な代役となるのがダイソーのメタルジグです。しかし、ただメタルジグを買ってきて投げるだけでは、タコは釣れません。タコ釣りに最適化されたメタルジグの選び方と、釣果を大幅にアップさせるカスタム術を、モモストアが詳しく解説します。

タコ釣りに適したメタルジグの重さと形状

メタルジグは重さが命です。タコ釣りは基本的に「底」を攻める釣りなので、しっかりと海底に着底させ、砂埃を上げながらタコを誘うことが重要です。ダイソーで売られているメタルジグの中から、タコ釣りに適したスペックを選びましょう。

メタルジグの選び方(陸っぱり・堤防からの場合)

水深・場所 適した重さ 適した形状
浅い漁港・テトラ帯 18g ~ 28g 細身より扁平なもの(水の抵抗を受けやすい)
堤防・水深5m以上 30g ~ 40g やや細身で沈下速度の速いもの(手返し重視)

重要なのは、着底感が明確にあることです。潮の流れが速い場所では、迷わず重めのジグを選んでください。
カラーは、タコが好む「赤金」や「ピンク」があればベストですが、ダイソーのジグはホログラムの反射が強いため、たとえ青や緑でもアピール力は十分です。蛍光色や夜光カラーも、濁り潮や夜釣りで効果を発揮します。

タコ釣りに特化した3つのカスタムテクニック

ダイソーのメタルジグをタコエギとして機能させるには、最低限、以下のカスタムが必要です。

H3:フックをタコ針に交換する(必須の改造)

メタルジグに標準装備されているフック(針)は、タコ釣りには向いていません。タコは全身でルアーを抱きかかえるため、小さなフックではフッキングしませんし、身切れしてバラす(逃がす)原因にもなります。
必ずタコエギ用のカンナ(タコ針)を結束し、ジグのテール部分に装着し直しましょう。このカンナを付けることで、タコが抱きついた際にしっかりと針掛かりさせることができます。カンナは、Amazonや楽天市場、釣具店で数百円から購入可能です。

H3:集魚効果を高める「布巻き」カスタム

メタルジグの金属の質感は、タコにとって違和感になることがあります。そこで、エギのように布を巻いて質感を変えるのが効果的です。ダイソーで売っているカラフルなフェルト生地や、着なくなったTシャツの切れ端をボンドや瞬間接着剤でジグの胴体に巻き付けましょう。
特にタオル生地のような起毛素材は、タコの吸盤が吸い付きやすく、抱きつき時間が長くなるため、アワセ(フッキング)のチャンスが増えるという裏技もあります。

H3:匂いと視覚で誘う「Wアピール」の追加

視覚的なアピールだけでなく、タコが最も頼りにする「嗅覚」にも訴えかけましょう。

  • 餌の取り付け:豚の脂身、鶏皮、または魚の切り身などをタコ針に小さく巻き付け、エサとしての匂いをプラスします。
  • 集魚剤の塗布:タコ専用の集魚剤スプレーをジグ全体に吹き付けます。特に布巻きカスタムをした場合は、布が匂いを長時間保持してくれるため効果絶大です。
  • アピールパーツ:ダイソーで手に入る「ビーズ」や「ブレード(金属の羽)」をジグのアイ(糸を通す輪)に追加で装着すると、光と音のアピールも加わり、タコの注意を引きやすくなります。

これらのカスタムを施すことで、単なるメタルジグがタコ専用の「最強の代用エギ」へと進化します。手間をかけた分だけ釣果として返ってくるのがタコ釣りの醍醐味ですから、ぜひ挑戦してみてくださいね。

ダイソーの「エギ」をタコベイト代わりに使う驚きの裏技

タコ釣りはルアーフィッシングの中でも特に「転用」が効く面白い釣りです。タコベイトが見つからない今、もう一つの有力な代用品として、ダイソーのイカ釣り用「エギ」に注目してみましょう。エギは、タコエギと形は似ていますが、そのままではタコを釣るのが難しい側面もあります。しかし、ちょっとした裏技を知っていれば、タコベイトよりも高い釣果を叩き出すことも可能なのです。

エギとタコエギ、決定的な違いを知る

まずは、イカ用のエギとタコ釣り用のタコエギの決定的な違いを理解しましょう。これが、チューニングの方向性を決めます。

エギとタコエギの比較
イカ用エギ(ダイソーで売ってるもの) タコ用エギ(市販品)
沈下姿勢 斜め(シャクリで跳ね上げる) 水平(海底を這う)
重さ 比較的軽い(ゆっくり沈む) 重い(速く沈み、底を取りやすい)
カンナが細く、上向きについている カンナが太く、下向きについている

タコ釣りでは、ルアーを海底に這わせるように引く「ズル引き」が基本です。イカ用エギの「斜め沈下」の姿勢のままズル引きをすると、すぐにカンナが根掛かりしてしまい、ロストの原因になってしまいます。この姿勢を水平に近づけることが、ダイソーエギをタコ釣りに転用する最大のポイントとなります。

エギをタコ釣りに最適化する「水平化」チューニング

ダイソーのエギをタコ釣り用に変身させるための、誰でもできる簡単な「水平化」チューニングをご紹介します。

H3:オモリを「腹側」に追加して姿勢を矯正する

エギの頭の下側、オモリが付いている部分の少し後ろの腹部に、さらにオモリを追加します。使用するのは、ダイソーの釣り具コーナーにある板オモリや、場合によってはホームセンターで売っている「鉛シート」などです。これをエギの腹部に接着剤でしっかりと貼り付けるだけで、沈下姿勢が斜めから水平に近づきます。
この水平姿勢によって、カンナ(針)が上を向き、海底の石や障害物に引っかかりにくくなるのです。オモリの量は、お風呂の浴槽などでテストしながら、完全に水平になるように微調整してくださいね。

H3:カンナの強化と集魚パーツの追加

ダイソーのエギのカンナは、イカには十分ですが、大きなタコの強烈な引きに耐えられないことがあります。不安な場合は、市販のタコエギ用カンナに交換するか、元のカンナの上に瞬間接着剤を塗って強度を増すなどの工夫をしましょう。
さらにアピール力を高めるために、エギのアイ(糸を結ぶ輪)の部分に、ダイソーの「タコベイト型ビーズ」や「ラトル(音の出るおもり)」を取り付けるのも効果的です。特にラトルは、タコが好む「カチカチ」という音を出すことで、視界の悪い海底で威力を発揮してくれます。

布巻き素材を活かした集魚剤の使い方

エギの表面は布で巻かれているため、匂いを付けるのに最適です。タコ専用の集魚剤(タコ集魚スプレーなど)をたっぷり吹き付けることで、タコベイトにはない強烈な嗅覚アピールが可能になります。
また、布巻き素材はタコの吸盤が吸い付きやすいため、「フッキングまでのタイムラグ」が生まれやすいというメリットもあります。この時間を活用して、タコが完全にエギを抱きしめたタイミングでしっかりとアワセを入れれば、釣果アップ間違いなしですよ。

タコベイトを探すならココ!ダイソー以外の100円ショップの在庫は?

ダイソーで見つからなかったからといって、100円ショップでのタコベイト探しを諦めるのは早いです!
ダイソーと並ぶ二大巨頭、セリアとキャンドゥも、実は近年、釣り具のラインナップを密かに強化しています。これらの100円ショップにも、タコベイトそのものや、優秀な代用品が眠っている可能性があります。それぞれの店舗の傾向と在庫状況について、詳しく見ていきましょう。

セリアの釣り具コーナー「隠れた名品」をチェック

セリアは、ダイソーに比べて釣り具の品揃えは少ない傾向にありますが、その分、特定のアイテムに特化した商品展開をしていることが多いです。セリアでタコベイトを探す際のポイントは以下の通りです。

セリアのタコ釣り関連アイテムの傾向

  1. タコエギの小型化:タコベイトそのものよりも、小型のタコエギや、タコ釣りに使えるカンナ(針)などのパーツ類が充実していることが多いです。
  2. ワームやジグヘッド:バス釣りやライトゲーム用のワームやジグヘッドは安定して取り扱いがあります。これらは前述の通り、タコ釣りの代用品として活用できます。
  3. 手芸用品との連携:セリアは手芸用品が非常に豊富です。カラフルな毛糸やビーズ、フェルト生地などは、タコベイトを自作・チューニングする際の最高の素材となります。釣り具コーナーになくても、手芸コーナーをチェックしてみてください。

特にセリアの「ハンドメイド素材」は、他の100円ショップよりも品質とデザインが良いことが多いため、自作派のアングラーには非常に人気があります。タコベイトが見つからなかったら、自作の材料を調達する場所として利用するのが賢い選択と言えるでしょう。

キャンドゥの「変化球アイテム」に期待

キャンドゥも釣り具のラインナップはダイソーに及びませんが、時折「他の店にはない変化球」のアイテムを販売することがあります。キャンドゥでタコベイトを探す際の着目点は、「タコ釣り専用」と銘打たれた商品があるかどうかです。

キャンドゥのタコ釣り関連アイテムの傾向

過去の取り扱い タコエギ型ルアーやタコ釣り用ワームが、一時期販売されていたことがあります。
狙い目 季節商品やアウトドアコーナーに、タコ釣りセットのような形でパッケージングされて陳列されていることがあります。
代用品 ダイソーと同様に、小型のメタルジグやイカ用エギが代用品として使えます。

キャンドゥは、他の100円ショップの釣り具メーカーとは異なるサプライヤーから仕入れを行うことがあるため、ダイソーやセリアで廃盤になったような「過去の遺産」が発見される可能性もわずかながら残されています。お近くにキャンドゥがある場合は、ぜひ一度、釣り具コーナーの奥まで探してみてくださいね。

100円ショップを巡る際の「鉄則」

どの100円ショップも、在庫は流動的です。今日なかったものが明日入荷することもありますし、店舗によって置いている商品が全く異なります。タコベイト探しで疲弊しないために、以下の鉄則を意識しましょう。

  • 店舗の巡回頻度:週に一度、入荷曜日を狙って巡回する。
  • 店員のヒアリング:「タコ釣り用品が入荷する予定はありますか?」と具体的に聞く。
  • 目的の切り替え:タコベイト本体ではなく、「代用品のカスタムパーツ」を見つけることに目的を切り替える。

100円ショップのアイテムを組み合わせて、オリジナルの最強タコエギを自作するのも、タコ釣りの大きな楽しみの一つです。見つからなくても、その「探す過程」も楽しんでいきましょう。

【確実に入手】大手釣具店やホームセンターでのタコベイトの取り扱い状況

100円ショップでのタコベイト探しは「宝探し」の要素が強いですが、「確実に」「今すぐ」タコベイトを入手したい場合は、やはり専門の販売店に頼るのが一番確実です。大手釣具店や、意外な穴場であるホームセンターでのタコベイトの取り扱い状況について、詳しく見ていきましょう。

大手釣具店の「タコ釣りコーナー」は専門店並み

上州屋、タックルベリー、ポイントなどの大手釣具店は、タコ釣りの人気に伴い、近年タコ釣り専用のコーナーを非常に充実させています。これらの店舗に行けば、ダイソーで見つからなかったタコベイトはもちろん、高性能なタコエギや関連グッズが必ず見つかります。

大手釣具店でタコベイトを探すメリット

  1. 品質と種類が豊富:有名メーカー(マルシン漁具、シマノ、ダイワなど)の高品質なタコベイトや、集魚効果の高いラトル入りタコエギなどが手に入ります。
  2. 専門知識:店員さんがタコ釣りのプロであることが多いため、その地域の実績カラーやおすすめのサイズなどを聞くことができます。
  3. 確実性:在庫管理がしっかりしているため、オンラインで在庫を確認してから来店することも可能です。(例:上州屋のタコベイト在庫確認

価格はダイソーより上がりますが、その分釣果に直結する高性能なアイテムが手に入るため、特に初めてのタコ釣りや、ここぞという大物を狙う際には、迷わず釣具店を利用することをおすすめします。
また、釣具店ではタコベイトと組み合わせて使うタコテンヤやタコ専用のライン(糸)などもまとめて購入できるため、道具を一式揃えたい方には最適です。

意外な穴場!ホームセンターのタコ釣り事情

「ホームセンターにタコベイト?」と思うかもしれませんが、カインズ、コーナン、コメリなどの大型ホームセンターは、地域によっては非常に優秀な釣具店となっています。
特に海沿いの地域にある店舗や、広い敷地を持つDIY・アウトドア用品の専門店と併設されているホームセンターは、本格的な釣り具を置いていることが多いです。

ホームセンターが穴場となる理由

理由 取り扱いアイテムの傾向
地元需要 地元の釣り人が求めるアイテムをピンポイントで取り扱うため、タコ釣りが盛んな地域ではタコベイトも充実。
安価な仕掛け 釣り入門者向けの安価な仕掛けや、漁師さんが使うようなシンプルなタコベイトを販売していることがある。
DIY素材 タコベイトの自作に必要な鉛、ハサミ、テグス、接着剤などの素材がすべて揃っている。

ホームセンターの釣具コーナーは、店舗の規模や地域性によって品揃えが大きく変わります。もし、お近くのホームセンターに「漁具」や「プロ仕様」と書かれたコーナーがあれば、そこがタコベイトを見つけるための最大の穴場かもしれません。価格も釣具店より少し安く設定されていることがあるので、見逃せませんね。

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングでのタコベイト賢い購入方法

ダイソーや実店舗で見つからなくても、インターネット上のECサイトを使えば、タコベイトは確実に、そして豊富な種類の中から選んで購入することができます。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECサイトは、タコ釣り用品を探す上で最も便利なツールです。賢くお得にタコベイトを購入するための方法を伝授します。

ECサイトの3大メリットを最大限に活かす

ECサイトを利用する最大のメリットは、「在庫の安定性」「種類の豊富さ」「価格比較の容易さ」の3点です。

  • 在庫が安定:実店舗で廃盤や品切れになっていても、ECサイトでは複数のショップが在庫を持っているため、入手が容易です。
  • 種類が豊富:ダイソーや釣具店では見かけない海外メーカーのタコベイトや、超リアルなタコエギなど、選択肢が無限に広がります。
  • 価格比較:複数のサイトで価格を簡単に比較できるため、最安値で手に入れるチャンスがあります。

賢い検索ワードとセール時期を狙うテクニック

ただ「タコベイト」と検索するだけでは、商品が多すぎて迷ってしまいます。欲しいタコベイトをピンポイントで見つけるための「賢い検索ワード」を使いましょう。

おすすめの検索ワード例

目的 検索ワード
安価なタコベイト 「タコベイト 50個セット」「タコベイト バルク」
実績のあるタコエギ 「タコエギ 船」「タコエギ 陸っぱり」
ダイソー級のコスパ 「タコベイト まとめ買い 激安」

また、ECサイトには定期的に開催されるセールがあります。特に「楽天スーパーセール」や「Amazonプライムデー」「Yahoo!ショッピングのゾロ目の日」などは、釣り具が一斉に割引されるタイミングです。タコ釣りシーズンが始まる少し前(5月〜6月頃)に、これらのセールを狙ってまとめ買いするのが、最もお得な購入方法です。

メルカリやラクマなどのフリマサイトもチェック

ダイソーのタコベイトのように「廃盤になった幻のルアー」を探すなら、フリマサイトのチェックは欠かせません。メルカリやラクマでは、以下のような商品が出品されていることがあります。

  • デッドストック:新品未開封のまま残っていたダイソーの旧型タコベイト。
  • 自作カスタム品:ベテランアングラーがチューニングした、すぐに使える改造済みタコエギ。
  • 大量ロット:店舗で買い占めたタコベイトの大量セット。

フリマサイトでは価格交渉も可能ですし、思わぬ掘り出し物に出会える可能性もあります。ただし、商品の状態(サビ、破損など)をよく確認し、信頼できる出品者から購入するように注意してくださいね。ECサイトとフリマサイトを両面から活用することで、今年のタコ釣りは道具に困ることはなくなるでしょう。

タコベイトを自作する方法と、ダイソー素材でできる簡単チューニング

タコベイトが見つからないという問題を完全に解決する方法、それは「自分で作ってしまう」ことです!
タコベイトは構造がシンプルなので、釣具店や手芸店で材料を揃えれば比較的簡単に自作できますが、ここでは特にダイソーの素材だけを使って、低コストで高性能なタコベイトを自作・チューニングする方法を詳しくご紹介します。

自作タコベイトに必要なダイソーの材料リスト

タコベイトの核となる「ヘッド」や「フック」は釣具店で購入する必要がありますが、タコを誘う「スカート」や「アピールパーツ」は、ダイソーのアイテムで代用可能です。

ダイソーで揃える自作・チューニング材料

タコベイト自作・チューニングに必要なダイソー素材
部材 ダイソーでの購入品 用途
スカート/胴体 カラフルなビニール製テーブルクロスフェルト生地毛糸 タコベイトのヒラヒラ部分、匂いを染み込ませる布
アピールパーツ ビーズ(キラキラ系)、スパンコールレジン液 視覚的アピール、タコベイトの頭部作成
結束・接着 瞬間接着剤(ゼリー状がおすすめ)、テグスワイヤー パーツの固定、フックの結束

特に、「ネイルコーナー」にあるキラキラのパーツや、「手芸コーナー」にあるオーガンジー生地などは、タコベイトの光沢と動きを再現するのに最適です。釣具コーナーだけでなく、店舗全体を「タコベイトの素材」という視点で見回してみましょう。

「毛糸タコベイト」の簡単な作り方(初心者向け)

最も簡単に作れるのが、毛糸を使った「毛糸タコベイト」です。タコの好きな匂い(集魚剤)をたっぷりと染み込ませることができ、釣果も実績があります。

  1. フックの準備:タコ釣り用のカンナ(タコ針)を準備します。
  2. 毛糸を束ねる:タコベイトの長さに合わせて、赤や白の毛糸を30〜50本ほど束ねます。
  3. カンナに結束:毛糸の束の中央を、カンナの頭にしっかりとテグスやワイヤーで固定します。
  4. 頭部を成形:結束部分を隠すように、ビーズやレジン液で覆って「頭部」を作ります。レジン液で固めると透明感が出て、水中でキラキラと輝き、アピール力が増します。

これだけで、動きと匂いでタコを誘うオリジナルタコベイトが完成です。ダイソーの毛糸は色も豊富なので、その日の潮の色や天候に合わせて、複数のカラーを自作してみるのも楽しいですよ。

市販品を「モンスター級」にするチューニングアイデア

もし既存のメタルジグやエギがあるなら、ダイソー素材を使ってさらに性能を引き上げるチューニングを施しましょう。

H3:ワームを装着して食わせる力をアップ

タコ針に、ダイソーの小型のストレートワームやシャッドテールワームを刺して使います。ワームの柔らかさがタコにとっての「餌感」を演出し、抱きつき時間を延ばしてくれます。ワームは100円で複数個入っているため、根掛かりでロストしても惜しくありません。

H3:匂い付き消しゴムを使った裏技

意外なアイテムですが、ダイソーの「匂い付き消しゴム」(フルーツの匂いなど)を小さくカットし、タコ針に刺すアングラーもいます。タコは匂いに対して非常に敏感ですが、人工的な匂いにも反応することがあります。これはまさにダイソーならではの裏技と言えるでしょう。匂いが薄くなったら交換するだけなので、非常に手軽なチューニングです。

これらの自作やチューニングを通じて、タコベイトが見つからないという問題は、むしろ「オリジナルの武器を作るチャンス」へと変わります。自分の工夫で釣れたタコは、格別の喜びがありますよ!

タコベイトとタコエギ、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較

タコ釣りのルアーは大きく分けて「タコベイト(やタコテンヤ)」と「タコエギ」の2種類が存在します。ダイソーでタコベイトが見つからなかったとしても、タコエギで代用できることは前述の通りです。しかし、それぞれのアイテムには得意な状況と苦手な状況があります。これらの違いを理解することで、状況に合わせた最適なルアー選びができるようになり、釣果は格段に上がります。

タコベイトとタコエギの基本性能比較表

まず、両者の特徴を比較してみましょう。

タコベイト vs タコエギ 性能比較
タコベイト タコエギ
価格帯(ダイソー以外) 比較的安い(200円~500円) 高め(500円~1,000円以上)
アピール力 匂い(餌)と波動(ヒラヒラ) 視覚(カラー、布、目玉)と音(ラトル)
操作性 シンプル、餌の匂いで誘うためアクションは少なめ 複雑、小刻みなアクション(シェイク)が必要
根掛かり耐性 低め(オモリが直で底に触れるため) 高め(カンナが上を向く姿勢のため)
チューニング適性 餌の取り付け、スカートの交換など自由度が高い オモリやカンナの強化など、比較的限定的

状況別!タコベイトとタコエギの使い分け戦略

この比較から、どのような状況でどちらを使えば良いのかを戦略的に考えてみましょう。

H3:タコベイトが真価を発揮する状況

タコベイト(またはタコテンヤ)は、「餌の匂い」に頼る比重が大きくなります。そのため、視界の悪い状況で威力を発揮します。

  • 濁り潮・マズメ時(朝夕):水が濁っている、または光量が少ない時間帯は、タコベイトに付けた餌の強烈な匂いがタコを誘います。
  • 低活性なタコ:抱きつきやすい柔らかい素材で、激しいアクションを必要としないため、食い気が立たないタコをゆっくり誘うのに向いています。
  • 船釣り:船からの釣りでは、タコベイトの上に複数の餌を付けた仕掛けが使われ、広範囲のタコにアピールできます。

H3:タコエギが圧倒的に有利な状況

タコエギは「視覚と動き」に強く訴えかけます。エギングのように小刻みなアクションでタコをイライラさせて抱きつかせるイメージです。

  • クリアな潮・日中:水が澄んでいる、または光量が多い時間帯は、エギの派手なカラーやラトル音がタコに強くアピールします。
  • 根掛かりが多い場所:岩礁帯やテトラ帯など、根掛かりが避けられない場所では、姿勢が水平になりやすいタコエギが有利です。
  • 手返し重視:エギは餌を付け替える必要がないため、手返しよく広範囲をスピーディーに探りたい時に向いています。

ダイソーでタコベイトが見つからなかったとしても、タコエギやメタルジグをタコベイトの「弱点」を補うアイテムとして活用することができれば、どんな状況でもタコを釣るチャンスを逃しません。どちらの特性も理解して、その日の釣り場の状況に合わせて使い分けてみてくださいね。

タコ釣りのベストシーズンはいつ?タコベイトが活躍する時期

タコベイトを探す上で、最も重要なのが「タコ釣りのシーズン」を知ることです。どれだけ優秀なルアーを持っていても、タコが釣れない時期では意味がありません。タコベイトの在庫や品揃えは、このシーズンと密接に関係しています。ここでは、タコ釣りのベストシーズンと、その時期に合わせたタコベイトのカラー選びや使い方について解説します。

タコ釣りのメインシーズンは「夏タコ」と「秋タコ」

タコ釣りは、地域によって多少前後しますが、大きく分けて「夏タコ」と「秋タコ」の2つのハイシーズンがあります。

タコ釣りのハイシーズン
シーズン 時期 タコの傾向 狙い方
夏タコ 梅雨明け~8月(最盛期) 産卵期に入り、浅場(堤防際、テトラ帯)に接岸。サイズが大きい。 サイトフィッシング(目視)や、岸際・障害物周りを丁寧に攻める。
秋タコ 9月~11月 子ダコが成長し、数釣りが楽しめる。活発に動き回る。 広範囲をスピーディーに探る(エギング的な要素)。

ダイソーなどの100円ショップがタコベイトを仕入れるのは、主に夏タコの最盛期前(5月〜6月頃)です。この時期に売り場に並んでいない場合、その年の再入荷は望み薄と考えた方が良いでしょう。逆に、この時期の少し前に釣具店やECサイトをチェックするのが、アイテムを揃えるための最善の戦略となります。

シーズンに合わせたタコベイトのカラー選び

タコは視覚に優れており、特にルアーの「色」と「光り方」を非常に重視します。シーズンや時間帯によって、効果的なカラーが変わってきます。

H3:夏タコ(産卵期)には「派手なアピールカラー」

産卵期のタコは、縄張り意識が強くなったり、好奇心でルアーに抱きついたりします。そのため、「目立つこと」が非常に重要です。

  • 王道:レッド(赤)オレンジは、タコ釣りの実績カラーとして昔から有名です。
  • 視認性重視:ピンクゴールドのホログラムは、晴天の日中でも強烈にフラッシングしてタコにアピールします。

H3:秋タコ(高活性期)には「ナチュラルカラー」と「夜光」

数釣りが楽しめる秋タコは、動きも活発で、餌を積極的に探します。ナチュラルな色で安心感を与えつつ、夜間や濁り潮に強いカラーを併用するのが効果的です。

  • ナチュラル:ブラウン系クリア系のカラーは、海底のエビやカニ、魚に擬態し、警戒心を持たれにくいです。
  • 夜光(グロー):夜釣りや曇りの日、水深のある場所では、夜光(グロー)カラーが絶大な効果を発揮します。ダイソーの夜光エギも、夜光塗料をさらに塗り重ねて強化するチューニングが人気です。

タコベイトが見つからない場合でも、ダイソーで買える代用ルアーにこれらのカラーを意識してチューニングを施せば、釣果に大きく貢献することは間違いありません。シーズンに合わせてカラーを使い分けることで、タコ釣りの面白さが倍増しますよ。

まとめ:ダイソーでタコベイトが見つからなくてもタコ釣りを諦めないで!

今回は、「ダイソーでタコベイトが売ってない」という疑問を徹底的に解決するため、最新の販売状況から、優秀な代用品、さらには自作やチューニングの方法まで詳しく解説してきました。
現時点での結論として、ダイソーのタコベイトは廃盤または流通量の少ない「旧在庫」となっている可能性が高く、店舗での確実な入手は非常に困難であると言わざるを得ません。

モモストアが推奨するタコ釣り3つの戦略

しかし、タコ釣りを諦める必要はまったくありません!ダイソーのタコベイトが見つからなかったとしても、今年のタコ釣りを成功させるための3つの賢い戦略を改めておさらいしましょう。

  1. 【代用品の活用】ダイソーで安定して手に入る「メタルジグ」や「イカ用エギ」を購入し、タコ釣り専用のカンナ(針)を取り付けるなどのカスタムを施す。
  2. 【ECサイトの活用】Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで「タコベイト まとめ買い」「タコエギ」を検索し、セール時期を狙って確実に入手する。
  3. 【自作の挑戦】ダイソーの手芸用品やDIY素材を使い、餌の匂いを付けた毛糸タコベイトや、アピール力の高いビーズ付きルアーを自作する。

タコ釣りは、他のルアーフィッシングと比べて、工夫次第で釣果が大きく変わる面白い釣りです。高価な道具に頼る必要はなく、100円のアイテムに知恵と手間を加えることで、十分すぎるほどの釣果を得ることができます。
タコベイトが見つからないという状況を、「オリジナルの最強ルアーを作るチャンス」と前向きに捉えて、今年のタコ釣りを楽しんでくださいね。あなたの釣りライフをモモストアは応援しています!

タイトルとURLをコピーしました