カールはなぜ販売中止になったの?もう食べられない?全国で買えない理由と販売店舗を徹底調査!
誰もが一度は食べたことがある、あのお菓子の「カール」。
スーパーやコンビニで当たり前のように棚に並んでいたのに、ある日突然見かけなくなって、「え、カールってもう売ってないの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか?
特に東日本にお住まいの方にとっては、「販売中止になった」という認識が強いかもしれませんね。
でも安心してください!実は、カールは完全に消滅したわけではないんです。
この記事では、「カールがなぜ私たちの前から姿を消したのか」という衝撃の理由から、「今、どこで買えるのか」「今後の再販の可能性は?」といった、カールファンが知りたい情報をモモストアが徹底的に調査して解説します!
この記事を読めば、もう「カール難民」になることはありませんよ。ぜひ最後までチェックしてくださいね!
・「カール」は本当に全く買えないの?現在の販売エリアと残っている種類
・【必見】唯一「カール」が買える地域はどこ?販売店舗を詳しく解説
・「カール」が販売エリアを縮小した本当の理由とは?メーカー側の狙いを考察
・販売中止になった味はある?過去に存在した幻の「カール」を紹介
- あの「カール」が全国で販売中止になったのはいつ?理由は何?
- 「カール」は本当に全く買えないの?現在の販売エリアと残っている種類
- 【必見】唯一「カール」が買える地域はどこ?販売店舗を詳しく解説
- 「カール」が販売エリアを縮小した本当の理由とは?メーカー側の狙いを考察
- 販売中止になった味はある?過去に存在した幻の「カール」を紹介
- 「カール」の代替品はある?似た食感や味のスナック菓子を徹底比較
- メルカリやフリマアプリで「カール」を買うのはアリ?注意点も解説
- 「カール」をどうしても食べたい!全国からお取り寄せする方法
- 今後の全国再販の可能性は?メーカーの公式見解をチェック
- 地域限定販売の「カール」を見逃さないためのチェックポイント
- 筆者が体験!「カール」が買えるエリアに行った時の感動エピソード
- 「カール」の歴史を振り返る!誕生から国民的お菓子になるまで
- なぜ「東日本」を切り捨てたのか?東西の食文化とカールの関係性
- 【裏技?】東日本から西日本へ行く人が知っておきたい「お土産ルール」
- 「大人の贅沢カール」はもうないの?プレミアムカールの行方
- 「カールおじさん」と仲間たちの現在地:キャラクターの活躍は?
- 知っておきたい!カールにまつわる面白い豆知識と都市伝説
- もし「カール」が完全に消滅したら…ファンができること
- まとめ:「カール」は販売中止ではなく「地域限定販売」になった!
あの「カール」が全国で販売中止になったのはいつ?理由は何?

「カールが売ってない!」という衝撃的なニュースが世間を騒がせたのは、もうずいぶん前の話になりますね。
正式な発表があったのは2017年の春のことでした。そして、実際に中部地方以東(東日本)での販売が終了し、店頭から姿を消し始めたのは、2017年8月の生産分を最後としています。
販売終了ではなく「地域限定販売」への切り替えだった
ここで多くの方が誤解しているのが、「カールは販売中止になった」という点です。
正確に言うと、カールは「全国販売を終了し、地域限定販売へ切り替わった」というのが正しい情報です。
この発表当時、「カールショック」として大きな話題になりましたが、明治の公式見解としては、完全にブランドを終了させるのではなく、「長年愛された商品をなんとか残したい」という思いから、販売エリアを絞って継続するという判断に至ったとされています。
では、なぜこのような大きな決断が必要だったのでしょうか?
販売縮小の最大の理由:「売上の低迷と収益性の悪化」
メーカーである明治が公表した販売地域変更の最大の理由は、「市場環境やお客様ニーズの変化により、長期的に販売規模が低迷しており、収益性の確保が難しい」というものでした。
最盛期の1990年代には約190億円もの売上を誇っていたカールですが、2015年度にはその3分の1程度である約60億円まで落ち込んでいたそうです。
売上が低迷した背景には、いくつかの要因が考えられます。
- ポテト系スナックの台頭:サクサクとした食感のポテトチップスなど、新しいスナック菓子が人気を博し、市場の主役が移り変わっていきました。
- 健康志向の高まり:コーンスナック特有の粉っぽさや油分が、消費者の健康志向に合わなくなってきた側面もあります。
- 物流効率の問題:カールはその形状から袋の中に「空気」が多く含まれており、軽い割に場所を取るため、物流コストや店頭の棚効率の面で利益が出しにくい商品だったという指摘もあります。
- テレビCMの終了:長年親しまれた「カールおじさん」のテレビCMが2014年に終了したことも、若い世代への認知度低下に繋がった大きな転機と言われています。
これらの複合的な要因により、カールは「生産しても利益が出ない」という、ロングセラー商品としては非常に厳しい状況に追い込まれてしまったのです。この状況を打破するため、苦渋の選択として販売エリアの縮小が決定されたわけですね。
| 時期 | 販売エリア | 主な理由 |
| ~2017年8月 | 全国 | 国民的スナック菓子としての地位 |
| 2017年9月~ | 関西地域以西(地域限定) | 売上低迷による収益改善、生産・物流コストの最適化 |
「カール」は本当に全く買えないの?現在の販売エリアと残っている種類
東日本にお住まいの方にとっては「幻のお菓子」となりつつあるカールですが、実は現在も特定の地域では普通にスーパーやコンビニで買うことができるんです!
「え、そんなこと知らなかった!」という方も多いのではないでしょうか。
現在の販売エリア:西日本限定!
カールが現在も継続して販売されているのは、「関西地域以西」です。
具体的な府県名で言うと、以下の通りになります。
【カール販売継続エリア】
- 近畿地方:京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県
- 中国地方:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
- 四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
- 九州・沖縄地方:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
つまり、三重県や福井県を境にして、西側の地域であれば、今でもスーパーやドラッグストアなどで手に取ることができるというわけです。
もし、旅行や出張でこのエリアを訪れる機会があれば、ぜひ探してみてください!まるで宝物を見つけたような気分になりますよ。
残っている味は2種類のみ!
かつては様々な味で楽しませてくれたカールですが、地域限定販売に切り替わった際に、種類も絞り込まれてしまいました。
現在も西日本で販売が継続されているのは、以下の2種類のみです。
1.カール チーズあじ
カールの代名詞とも言える定番中の定番!
濃厚なチーズの風味が特徴で、ついつい手が止まらなくなる、あの「クルッとサクッと」した食感がたまりません。発売当初から変わらぬ人気を誇る、まさにキング・オブ・カールです。
2.カール うすあじ
「うすあじ」という名前ですが、決して味が薄いわけではありません。
実は、この「うすあじ」は関西の人々の嗜好に合わせて開発された味で、カツオと昆布のだしをベースにした、奥深い和風の味わいが特徴です。関西地方では、チーズあじよりもこちらの「うすあじ」の方が好きだというファンも多いんですよ。おつまみとしても最高の一品です。
| 味の種類 | 販売状況 | 特徴 |
| チーズあじ | 販売継続(西日本限定) | 濃厚なチーズ風味。カールの定番。 |
| うすあじ | 販売継続(西日本限定) | カツオ・昆布だしベースの和風味。関西人気が高い。 |
| カレーあじ | 販売終了 | 過去に人気があったが、種類絞り込みにより終了。 |
【必見】唯一「カール」が買える地域はどこ?販売店舗を詳しく解説
カールの販売エリアが「関西地域以西」だと分かっても、「具体的にどのチェーン店で売っているの?」という疑問が残りますよね。
残念ながら、東日本のようにコンビニではほぼ取り扱いがないのが現状です。
西日本での主な販売店舗の傾向と、東日本在住の方でもごく稀に手に入れられる場所について詳しく解説します。
西日本エリア:スーパーとドラッグストアが狙い目!
カールが地域限定販売に移行した背景には、物流の効率化とコスト削減があります。
そのため、西日本でも「比較的安価で大量に仕入れ、回転率の高い」スーパーマーケットや地域密着型のドラッグストアでの取り扱いが中心となります。
- 大手スーパー:〇〇系スーパー、〇〇系スーパーなど、地域の主要なスーパーマーケットの菓子売り場では、ほぼ確実に「チーズあじ」と「うすあじ」を見つけることができます。
- ドラッグストア:日用品と一緒に菓子類も多く扱うドラッグストアでも、カールの取り扱い率は高いです。価格も手頃な場合が多いのでおすすめです。
逆に、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)では、全国共通の仕入れルートや棚の効率を優先するため、地域限定のカールは取り扱っていないことが多いので、注意が必要です。コンビニで探しても見つからないことが多いのは、これが理由です。
東日本在住でも手に入るかもしれない「隠れたスポット」
「西日本には行く予定がないけれど、どうしても食べたい!」という東日本在住の方に朗報です。
ごく稀に、特定の店舗やアンテナショップでカールを見かけることがあります。
地域特産品を扱うアンテナショップ
特に東京や大阪などの大都市圏には、地方の特産品や名産品を扱うアンテナショップがあります。
四国や九州地方のアンテナショップの中には、「西日本の定番品」としてカールを仕入れて販売している店舗がごく稀に存在します。ただし、これは常時取り扱いがあるわけではないので、見つけたらラッキー!くらいの気持ちで探してみましょう。
高速道路のサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)
地域境に近い高速道路のSAやPAも、意外な穴場です。
特に、販売エリアの境界線(例:愛知県と三重県の境、岐阜県と滋賀県の境など)をまたぐ直前のSAなどでは、土産物としてカールが置かれていることがあります。これは、長距離トラックの運転手さんなどが地域を越えて運ぶことが多いため、販売エリア外でも需要があることを意識しているためと考えられます。
ただし、これらのスポットでの販売は「例外」であり、価格も通常より割高になっていることがありますので、お土産品として楽しむのが良いでしょう。
| 場所 | 入手難易度 | 注意点 |
| 西日本のスーパー・ドラッグストア | 低(現地に行けば確実) | 移動コストがかかる。 |
| 都心の地域アンテナショップ | 中~高 | 取り扱いが限定的・不定期。 |
| 高速道路SA・PA(境界付近) | 中 | 場所が限定的で、価格が割高な場合がある。 |
| 東日本の一般コンビニ・スーパー | 極めて高(ほぼゼロ) | 原則として取り扱いなし。 |
「カール」が販売エリアを縮小した本当の理由とは?メーカー側の狙いを考察
表向きの理由は「売上の低迷と収益性の悪化」でしたが、なぜ東日本を切り捨ててまで「西日本限定」にしたのでしょうか?
単に全国で販売中止にするよりも、地域限定にする方が、生産ラインの調整や物流システムの変更など、むしろ手間がかかるようにも思えますよね。
ここでは、メーカーである明治側の「本当の狙い」について、消費者視点から深く考察していきます。
理由1:生産工場と物流拠点の最適化
検索結果にもあったように、カールは現在、グループ会社の四国明治で主に生産されています。
全国販売をしていた頃は、複数の工場で生産したり、広い範囲に商品を配送するために複雑な物流網が必要でした。
しかし、販売エリアを「関西以西」に絞り込むことで、生産工場から最も近い地域への供給に集中でき、大幅な物流コストの削減と生産の効率化が実現できます。
製造から配送までの一連の流れをコンパクトにすることで、利益率の低い商品でも「なんとか収益を確保できるライン」に乗せることができたわけです。
これは、企業としては非常に合理的な判断であり、ブランドを維持するための「延命措置」として必要な策だったと言えます。
理由2:地域ごとの「味の好み」の明確な差
実は、カールの販売エリアを決定する上で、「東西での味の好みの違い」が大きく影響したという説があります。
カールの歴史を振り返ると、定番の「チーズあじ」が発売された後、関西地域でのさらなる人気獲得を目指して「うすあじ」(だし風味)が開発されたという経緯があります。
結果的に、「うすあじ」は西日本で特に人気を博し、東西でカールの売れ筋に明確な差が生まれていました。
データとしては「売上に地域差はなかった」というメーカーの公式見解もありますが、長年の販売実績として、「うすあじ」という和風だし味が根付いた西日本の方が、ブランドへの愛着や支持率が高かったと推測されます。
「最も長く愛してくれる地域に絞って残す」という、ブランドに対する愛情とビジネス判断が融合した結果かもしれません。
理由3:「プレミア感」の創出によるブランド価値の維持
全国で簡単に買えていたものが、急に特定の地域でしか買えなくなるとどうなるでしょうか?
「西日本に行ったら買わなきゃ!」という「プレミア感」や「特別感」が生まれますよね。
この地域限定化は、販売エリア外の消費者の「食べたい」という渇望感を高め、結果的に「お土産」や「限定品」としての需要を生み出しました。
これが、販売量を絞りつつも、ブランドの話題性や注目度を維持するという、高度なマーケティング戦略になっていた可能性も考えられます。
「カール、また食べてみたいね」という会話が生まれるだけでも、ブランドは生き続けるのです。
| 考察される狙い | 詳細 | メリット |
| 物流・生産の最適化 | 生産工場(四国)に近いエリアに限定供給。 | コスト削減、収益性の確保。 |
| 地域嗜好への適合 | 「うすあじ」など西日本で根強い人気に集中。 | コアなファン層の維持。 |
| ブランド価値の維持 | 「限定品」とすることで話題性を維持。 | ブランドの消滅を防ぐ。 |
販売中止になった味はある?過去に存在した幻の「カール」を紹介
現在のカールは「チーズあじ」と「うすあじ」の2種類だけですが、カールの長い歴史の中では、本当にたくさんのユニークな味が発売されてきました。
特に、販売エリア縮小の際に姿を消してしまった「カレーあじ」をはじめ、「え、こんな味あったの!?」と驚くような、まさに「幻」となってしまったカールたちをいくつかご紹介します。
ファンが最も惜しんだ味:「カール カレーあじ」
販売エリア縮小のニュースが流れた際、多くのファンが最もショックを受けたのが、「カール カレーあじ」の製造終了でした。
カレーあじは1969年に発売されて以来、長きにわたり定番の味として親しまれてきましたが、「チーズあじ」「うすあじ」に比べて売上構成比が低かったため、苦渋の決断としてラインナップから外されてしまいました。
あのスパイシーで食欲をそそる香り、そして後引くコクのあるカレーパウダーの味は、忘れられないという方も多いでしょう。
2001年には復刻版が発売されたこともあり、ファンの間では「いつかまた復活してほしい」という声が常に上がっています。
初期の味とユニークな期間限定品
カールの誕生は1968年。日本初のスナック菓子として、「チーズ」と「チキンスープ」の2種類でスタートしました。
「チキンスープ味」は今の「うすあじ」のルーツとも言える味で、発売当初は大人向けとして人気でした。
その後も、時代に合わせて様々な味が登場しました。
【過去のユニークなカールの味の例】
- ピザあじ:1979年頃に登場。当時のピザブームに乗って発売された、トマトとチーズの風味が効いた味。
- バターミルクあじ:1976年頃に登場。まろやかな風味で、子供たちに人気があったとされています。
- いそあじ:1978年頃に登場。カツオや昆布とはまた違う、海苔や磯の風味を活かした珍しい和風の味。
- 大人の贅沢カール:2016年に発売された、濃厚なチーズ味を追求したアダルト向けのプレミアムライン。
- ウカール:受験シーズンに発売される「受かる」にかけた合格祈願パッケージ。味自体は定番の味ですが、限定パッケージは毎年話題になりました。
特に「チキンスープ味」や「カレーあじ」は、もう一度食べてみたい懐かしの味として、復刻投票でも常に上位にランクインするほどの人気を誇ります。
これらの「幻のカール」の記憶こそが、カールの持つロングセラーとしての強いブランド力を証明していると言えるでしょう。
「カール」の代替品はある?似た食感や味のスナック菓子を徹底比較
東日本でカールが買えなくなってから、多くの人が「カールの代わりになるお菓子はないか」と探し続けてきました。
あの「クルッと丸まった独特の形状」と「サクッと溶けるような軽い食感」、そして「手に付く粉の美味しさ」を完全に再現できるお菓子はなかなか見つかりませんが、いくつかのスナック菓子が「カールの代替品」として候補に挙がっています。
ここでは、カールに似た特徴を持つ人気スナックを比較し、それぞれの魅力を解説します。
代替品候補1:サクッと食感とチーズの風味ならこれ!
最もカールの食感と形状に近いとして挙げられるのが、特定のコーンスナックです。
特に、同じくトウモロコシを主原料とし、膨らませて作られているスナック菓子は、カールの代替品として人気があります。
| 商品名 | カールの代替度 | 特徴 | おすすめポイント |
| おっとっと(森永) | ★★☆☆☆(食感は近い) | 中空の軽い食感。塩味がベース。 | 軽い食感は似ているが、形状と味は全く違う。 |
| キャラメルコーン(東ハト) | ★★★☆☆(形状は近い) | コーンパフの形状が似ている。 | 甘い味付けのため、しょっぱい系カールとは別物だが、パフ感は似ている。 |
| ドンタコス(湖池屋) | ★☆☆☆☆(ジャンル違い) | トルティーヤチップス系。 | コーンパウダーの風味は似るが、食感はパリパリで重い。 |
| コーンポタージュ味スナック(各社) | ★★★★☆(味が近い) | チーズ味の濃厚さに近い、コーンの甘さと塩気。 | 食感はカールのサクサク感に近く、チーズあじの濃厚さを求めるなら試す価値あり。 |
特に「コーンポタージュ味」のスナックは、チーズあじの濃厚さやコーンの甘みが似ているため、「カール難民」の方々から一定の支持を得ています。
「うすあじ」のような和風だし系は、なかなか代替品が見つからないのが正直なところです。
代替品候補2:お取り寄せで手に入る「地域限定」の味
いっそのこと、カールの販売エリアである西日本の「地域限定スナック」に目を向けてみるのも一つの手です。
西日本には、カール以外にも地域に根付いたコーンスナックが存在します。
たとえば、特定の地域限定の「じゃがりこ」や「ポテトチップス」の味(例:九州しょうゆ味など)は、「うすあじ」のだし感に通じる和風のコクを持っていることがあります。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで「地域限定 お菓子」と検索してみると、新たな発見があるかもしれませんよ。
メルカリやフリマアプリで「カール」を買うのはアリ?注意点も解説
「どうしてもカールが食べたいけど、西日本に行く予定がない…」
そんな時に思い浮かぶのが、メルカリやラクマなどのフリマアプリや、ネットオークションでの購入ではないでしょうか。
実際にフリマアプリでは、西日本在住の方が仕入れたカールが「限定品」として出品されているのをよく見かけます。
ですが、フリマアプリでの購入には、いくつかの注意点があります。
フリマアプリ購入のメリットとデメリット
【メリット】
- 手軽さ:自宅にいながら、東日本にいながらにしてカールを手に入れられます。
- 限定感:お土産品として出品されているため、通常は手に入らない「限定感」を味わえます。
【デメリット】
- 価格:定価よりもかなり割高になることが多いです。送料や手間賃が上乗せされるため、1袋あたり数百円になってしまうこともあります。
- 品質:賞味期限や保管状態に注意が必要です。個人間でのやり取りになるため、賞味期限が迫っていたり、輸送中に潰れてしまったりするリスクがあります。
- 転売:本来、地域限定品を大量に仕入れて高値で販売する行為は、メーカーが意図しない転売行為にあたります。
購入時にチェックすべき重要ポイント3つ
もしフリマアプリでの購入を検討される場合は、以下の3点だけは必ず確認してください。
賞味期限の残りを確認する
出品されている画像や説明文で、必ず賞味期限がいつまで残っているかをチェックしましょう。
スナック菓子は賞味期限が比較的短いので、届いてすぐに食べきれるかどうかが重要です。
梱包と発送方法を質問する
カールは非常にデリケートなお菓子です。輸送中に強い衝撃が加わると、中のパフが割れて粉々になってしまう可能性があります。
出品者に「緩衝材(プチプチなど)で丁寧に梱包してくれるか」や「段ボールでの発送か」などを事前に質問し、できる限り丁寧に送ってもらえるよう依頼しましょう。
過去の評価と価格の妥当性を判断する
出品者の過去の評価を確認し、信頼できる相手かどうかを見極めることが大切です。
また、あまりにも高額な場合は、少し待ってAmazonや楽天市場などの正規ルートに近いお取り寄せ(ネットショップ)がないかを検討し直す方が賢明かもしれません。
→「カール」の現在のフリマアプリでの出品状況を見てみる(外部サイトへ遷移します)メルカリ検索結果
「カール」をどうしても食べたい!全国からお取り寄せする方法
フリマアプリはちょっと不安…でも西日本には行けない。
そんな方に最もおすすめしたいのが、オンラインショップを利用した「お取り寄せ」です!
現在、明治は公式な通信販売を行っていませんが、いくつかのネットショップが西日本からカールを取り寄せ、全国のファンに向けて販売してくれています。
お取り寄せの定番!Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング
これらの大手ECサイトでは、「カール」を検索すると、西日本にある特定のお店(お土産屋、駄菓子屋など)が、仕入れたカールをセット販売しているケースを多く見かけます。
フリマアプリと違って、販売元がショップであるため、商品の取り扱いや梱包も比較的しっかりしており、安心して購入できます。
【お取り寄せのポイント】
- セット販売が多い:単袋での販売は少なく、10袋や12袋といった箱買い・セット販売が主流です。まとめ買いできるので、カールの美味しさをしばらく堪能できます。
- 送料込み価格に注意:商品の価格と送料が合算されていることが多いため、「1袋あたりいくらになるか」を計算して、フリマアプリなどと比較検討しましょう。
- 「うすあじ」と「チーズあじ」のミックスセットもある:どちらの味も楽しみたい方のために、両方の味が入ったミックスセットを提供しているショップもあります。
→「カール」のお取り寄せ情報はこちら
「ふるさと納税」を活用するという手も!
近年、地域特産品を返礼品とする「ふるさと納税」でも、カールが手に入るケースが増えてきました。
カールの製造工場がある四国地方など、特定の自治体のふるさと納税の返礼品として、カールのセット(チーズあじ・うすあじ)が用意されていることがあります。
ふるさと納税なら、実質2,000円の自己負担でカールが手に入る上、地域への貢献にもなるため、最も賢いお取り寄せ方法と言えるかもしれません。
毎年、取り扱いのある自治体が変わる可能性があるので、「ふるさと納税 カール」などのキーワードで定期的にチェックしてみましょう。
→ふるさと納税で「カール」を検索してみる(外部サイトへ遷移します)さとふる検索結果
今後の全国再販の可能性は?メーカーの公式見解をチェック
「いつか、また全国のスーパーでカールが買える日が来るのだろうか?」
これは、東日本のカールファンにとって、最も気になるテーマですよね。
販売エリアを縮小してから数年が経過した今、メーカーである明治は、カールの全国再販についてどのような見解を示しているのでしょうか。
現在の公式見解:「地域限定販売を継続」
残念ながら、現時点(2024年現在)での明治の公式見解は、「収益性などの観点から、現在の関西地域以西での地域限定販売を継続していく」というスタンスです。
販売エリアを縮小した根本的な理由(売上の低迷、物流コストの高さ、生産効率など)が解消されていない以上、全国販売に戻すのは非常に難しい判断となります。
一度縮小した販売エリアを再び広げるには、以下のような条件が必要になると考えられます。
- 大幅な需要の増加:西日本での売上が爆発的に伸びたり、お取り寄せ需要がさらに高まり、全国再販の採算が取れると判断されること。
- コスト構造の劇的な改善:新しい生産技術や物流システムが導入され、東日本への配送コストが劇的に下がるなど、収益性が確保できる体制になること。
- 新製品によるテコ入れ:全国販売できるほどの革新的な新フレーバーや新コンセプトが開発されること。
ファンによる「再販希望の声」は届いている!
しかし、完全に諦める必要はありません!
カールが地域限定になってからも、SNSやメディアでは「カール食べたい」「東日本でも売ってほしい」というファンの熱い声が絶えることはありません。
明治の広報部には、今でも再販や復刻の要望が数多く届いているそうです。
メーカーにとって、消費者からの「愛されている」という事実は、ブランドを維持し、将来的な判断を下す上での大きな力になります。
もし、あなたがカールを心から愛しているなら、SNSなどで「#カール再販希望」といったハッシュタグを付けて、その思いを発信し続けることが、未来の全国再販への希望を繋ぐことになります。
→「明治 お客様相談センター」にカールの要望を送る(外部サイトへ遷移します)明治 Q&Aページ
地域限定販売の「カール」を見逃さないためのチェックポイント
全国再販が難しい現状でも、カールは西日本で「生き続けている」ブランドです。
そして、地域限定販売だからこそ楽しめる、特別なパッケージやキャンペーンが存在することもあります。
カールファンとして、地域限定のカールを見逃さないためのチェックポイントをモモストアがご紹介します!
チェックポイント1:季節限定のキャンペーンパッケージ
カールは、季節やイベントに合わせて、パッケージデザインが変わることがあります。
特に、カールおじさんのキャラクターや、パッケージに隠された「幻のカール」の形(星型、ハート型など)は、SNSで常に話題になります。
地域限定販売になっても、こうした遊び心は健在です。
西日本を訪れた際は、ぜひパッケージをよく見て、限定デザインになっていないかチェックしてみてください。
チェックポイント2:地域特有のフレーバーの登場(可能性)
現在は「チーズあじ」と「うすあじ」の2種類のみですが、今後、西日本地域特有の食材や味覚をテーマにした「地域限定フレーバー」が登場する可能性もゼロではありません。
例えば、「瀬戸内レモン味」や「関西だし醤油味」など、西日本の食文化に根ざした味が、カールという形で楽しめるかもしれません。
明治の公式サイトや、西日本のスーパーのチラシ、SNSの情報を定期的にチェックすることで、いち早く情報をキャッチすることができます。
【地域限定カールの妄想フレーバー】
| 地域 | 妄想フレーバー | 特徴 |
| 関西 | たこ焼きソースマヨあじ | 濃厚なソースとマヨネーズの風味が「うすあじ」に続く関西の味として人気を集めそう。 |
| 九州 | 博多明太子のり塩あじ | ピリ辛の明太子と磯の香りが、おつまみとしても最高の贅沢カールに。 |
| 四国 | ゆず塩あじ | カールの軽い食感に、四国産ゆずの爽やかな香りをプラスしたさっぱり系。 |
あくまで妄想ですが、こんな地域限定カールが出たら、全国からお取り寄せが殺到するでしょうね!
筆者が体験!「カール」が買えるエリアに行った時の感動エピソード
モモストアの筆者である私も、もちろん東日本在住です。
カールが買えなくなってから数年経ったある日、仕事で大阪を訪れる機会がありました。
その時の「カールとの再会」は、今でも忘れられない感動的な体験でしたので、皆さんにもシェアしたいと思います。
スーパーの棚に並ぶ「カール」を見た瞬間の衝撃
大阪のホテルにチェックインした後、夕食の買い出しのために近くのスーパーマーケットへ立ち寄りました。
普段通り、お菓子売り場の棚を何気なく見ていた、その時です。
ポテトチップスやチョコ菓子が並ぶ一角に、あの黄色と緑のパッケージが、当たり前のように、堂々と並んでいるのを目にしたのです。
思わず二度見しました。「え、なんで?ここは夢?」と一瞬時が止まったように感じましたね。
東日本では完全に「幻」となっていたカールが、そこでは100円ちょっとの普通の価格で、山積みになっていました。
あの時の「ああ、これがカールのいる世界なんだ…」という感覚は、まるで異世界に迷い込んだような不思議な感動でした。
もちろん大人買い!うすあじの感動的な美味しさ
もちろん、すぐに「チーズあじ」と、東日本ではさらに珍しい「うすあじ」をカゴに入れました。
冷静を装いながらも、興奮が隠しきれず、結局、数日分の土産として計10袋ほどを大人買いしてしまいました(笑)。
ホテルに戻り、早速「うすあじ」を開封して一口…。
「これだ!このだしとコーンの絶妙なバランス!」
何とも言えない、優しい和風だしの風味が口の中に広がり、「やっぱりカールは美味しい」と改めて実感しました。
この体験以来、西日本へ行く機会があると、必ずカールをチェックし、東日本の友人たちへのお土産にするのが恒例行事になっています。
この「お土産文化」こそが、地域限定になったカールの新しい役割なのかもしれませんね。
皆さんも、もし西日本へ行かれることがあれば、ぜひスーパーのカール売り場を訪れて、この感動を体験してみてください!
→カールの故郷、四国明治の工場の場所を調べてみる(外部サイトへ遷移します)Google検索
「カール」の歴史を振り返る!誕生から国民的お菓子になるまで
カールがなぜこんなにも私たちにとって大切な存在なのかというと、それはカールが「日本のスナック菓子の歴史そのもの」だからです。
地域限定になってしまった今、改めてその輝かしい歴史を振り返ってみましょう。
1968年:日本初のスナック菓子として誕生
カールが発売されたのは、1968年(昭和43年)。
当時、日本にはまだ「スナック菓子」というジャンルが確立されていませんでした。明治の社員がアメリカ出張で見たスナック菓子に着想を得て、「一年中食べられるお菓子」を目指して開発がスタートしました。
試行錯誤の末、トウモロコシを原料としたクルッと丸い形状とサクサクの食感が生まれました。
発売当初は「チーズ」と「チキンスープ」の2種類でしたが、馴染みのないチーズ味は関西で苦戦し、その後の「うすあじ」(だし風味)開発へと繋がっていきます。
1974年:「カールおじさん」と名曲CMの登場
カールの人気を不動のものにしたのは、1974年に登場したテレビCMと「カールおじさん」です。
「それにつけてもおやつはカール」というキャッチフレーズと、素朴で温かいメロディのCMソング「いいもんだな故郷は」は、またたく間に国民的な人気を獲得しました。
最初は脇役だった「カールおじさん」が、その愛らしいキャラクターで人気を博し、後にパッケージの主役へと昇格しました。
このCMによってカールは、単なるお菓子ではなく、「田舎の風景」や「おやつの時間」といった、日本の郷愁を象徴する存在になったと言えます。
1990年代:売上絶頂期と多様なフレーバー
1990年代は、カールの売上がピークに達した時期です。
この頃には「カレーあじ」も定番として定着し、さらに「ピザあじ」「バターミルクあじ」など、様々な期間限定品や新製品が市場を賑わせました。
カールの人気は衰えることなく、誰もが知る「国民的スナック菓子」としての地位を確立しました。
しかし、時代の変化とともにポテト系スナックの台頭や消費者の健康志向の高まりなど、市場環境が厳しくなり、冒頭で述べたように2017年の販売エリア縮小へと繋がっていくことになります。
| 年代 | 出来事 | 影響 |
| 1968年 | 「チーズあじ」「チキンスープあじ」発売 | 日本初のスナック菓子として市場を開拓。 |
| 1971年 | 「うすあじ」発売 | 関西での人気を確立。東西で異なる定番味に。 |
| 1974年 | 「カールおじさん」CM登場 | 国民的キャラクターとなり、ブランドの認知度を爆発的に拡大。 |
| 1990年代 | 売上ピーク | 安定したロングセラーとしての地位を確立。 |
| 2017年 | 販売エリアを関西以西に縮小 | 東日本での販売を終了し、地域限定品となる。 |
なぜ「東日本」を切り捨てたのか?東西の食文化とカールの関係性
販売エリア縮小の理由として、生産・物流の効率化は理解できますが、なぜ関東を主力とした東日本ではなく、西日本を残したのか、という疑問は尽きません。
実は、東西の食文化、特に「だしの文化」が、カールの運命を分けた大きな要因として深く関わっていると考えられています。
西日本の「だし文化」と「うすあじ」の親和性
西日本、特に関西地方は、古くから昆布やカツオをベースにした「だし文化」が非常に強く根付いています。
うどんや煮物など、料理の味付けは「だし」が基本であり、関東の醤油をベースとした濃い味付けとは一線を画しています。
「カール うすあじ」は、まさにこの西日本のだし文化に合わせて開発された商品です。
カツオと昆布の風味が効いた「うすあじ」は、西日本の消費者にとって非常に馴染み深く、食の嗜好にぴったりとハマりました。
結果として、西日本には「チーズあじ」と「うすあじ」という、洋風と和風の二つの強力な定番が根付くことになりました。
東日本は「チーズ」と「ポテト」に移行した?
一方、東日本では「うすあじ」よりも「チーズあじ」が主力でしたが、チーズ系の濃厚な味は、他の新興スナック菓子(特にポテトチップスのチーズ味など)との競合が激しくなりました。
また、東日本の消費者にとって、カールの持つ「だし」の風味は、西日本ほど日常的な味覚とはならなかった可能性があります。
【東西の味覚の差とカールの関係】
| 地域 | 食文化の特徴 | カールの人気傾向 |
| 西日本 | だし(昆布・カツオ)文化が根強い。薄味が好まれる。 | 「うすあじ」が強く支持され、「チーズあじ」との二枚看板で安定。 |
| 東日本 | 醤油ベースの濃い味が主流。新しい味覚への関心が高い。 | 「チーズあじ」が主流も、競合製品に押され、売上が分散。 |
つまり、西日本には「うすあじ」という強力な「地域専用の味」と、それを愛する文化的な基盤が存在したことが、カールが生き残る場所として西日本が選ばれた、決定的な理由の一つだと推測できるのです。
【裏技?】東日本から西日本へ行く人が知っておきたい「お土産ルール」
東日本にお住まいの皆さんが、もし出張や旅行で西日本へ行く機会があったら、ぜひ覚えておいてほしい「カールの調達ルール」があります。
これを実践すれば、東日本の友人たちに心から喜ばれる「最高のお土産」をゲットできますよ!
ルール1:空港や駅ではなく「地元のスーパー」へ行くべし!
お土産を買う際、多くの人は新幹線や飛行機の駅や空港のお土産屋さんへ行きますよね。
ですが、カールを調達するなら、断然「地元のスーパー」か「ドラッグストア」がおすすめです。
理由はお土産屋と比べて、以下のメリットがあるからです。
- 価格が安い:定価に近い価格で買えるため、お土産屋のような割高感がない。
- 鮮度が良い:回転率が高いため、賞味期限が新しいものが多い。
- 種類が豊富:チーズあじ、うすあじの両方が揃っていることがほとんど。
特に、観光地から少し離れた場所にあるスーパーの方が、より地元感のある陳列になっていて、カールの山を見つけることができるでしょう。
ルール2:必ず「うすあじ」を多めに買うべし!
東日本でカールが販売されていた当時、「チーズあじ」は比較的人気が高かったため、記憶に残っている人も多いです。
しかし、「うすあじ」は、東日本では当時からあまり馴染みがなく、地域限定になってからは「究極のレアカール」となっています。
そのため、お土産として渡すなら、「これは西日本限定の、だしの味だよ」と説明できる「うすあじ」を多めに買うと、感動されること間違いなしです!
ルール3:持ち帰る際の「梱包材」を準備すべし!
前述の通り、カールは非常に壊れやすいお菓子です。
スーツケースの隙間にそのまま押し込むと、自宅に帰って開けた時には「カールの粉」になっている可能性があります…。
スーパーで買った際、お店のレジでプチプチなどの緩衝材をもらうか、服やタオルで丁寧に包んで、衝撃が少ないように持ち帰りましょう。
せっかく手に入れたカールを、最高の状態で楽しむための、最後の「愛情」ですね。
「大人の贅沢カール」はもうないの?プレミアムカールの行方
カールが販売エリアを縮小する前の2016年には、「大人の贅沢カール」という、少し高級志向のプレミアムラインが発売されていました。
これは、かつてのカールファンであった大人たちをターゲットに、より濃厚なチーズやこだわりの素材を使った商品でした。
「大人の贅沢カール」は販売終了に
残念ながら、「大人の贅沢カール」は、レギュラー商品の販売エリア縮小に伴い、製造が終了しています。
レギュラーのカールさえ収益性の確保が難しかった状況で、高価格帯のプレミアムラインを維持するのはさらに困難だったと推測されます。
しかし、この「大人の贅沢カール」の試みは、「カールを単なる子供のおやつから、大人も楽しめるスナックへ」と進化させようという、メーカーの努力の証でもありました。
特に、ワインやビールのおつまみとしても相性の良い濃厚な味付けは、多くの大人ファンを魅了しました。
今後のプレミアム路線の可能性
現在はレギュラーの「チーズあじ」「うすあじ」に絞られていますが、西日本での販売が安定し、収益性が確保できるようになれば、新たな「大人のカール」が地域限定で復活する可能性はゼロではありません。
例えば、西日本の特産チーズを使った「大人の贅沢カール九州チーズあじ」や、高級だしを使った「大人の濃厚うすあじ」など、地域ならではのプレミアムフレーバーが登場したら、大いに話題になるでしょう。
ファンとしては、カールブランドが再び活気を取り戻し、多様なラインナップで私たちを楽しませてくれる日を待ちたいものですね。
そのためにも、まずは西日本を応援する気持ちで、お取り寄せなどを活用してカールを楽しんでいきましょう!
「カールおじさん」と仲間たちの現在地:キャラクターの活躍は?
カールを語る上で欠かせないのが、国民的キャラクターである「カールおじさん」と、相棒の「ケロ太」や「かえるのけいた」たちですよね。
テレビCMが終了し、東日本でカールが見られなくなってから、彼らは今、どこで何をしているのでしょうか?
西日本のパッケージで現役続行!
安心してください!
カールおじさんは、現在も西日本で販売されている「チーズあじ」「うすあじ」のパッケージの顔として、元気に活躍しています!
あの笑顔を見れば、「カールは生きているんだ」と実感できますよね。
パッケージには、彼らの楽しそうなイラストが描かれており、見ているだけで心が和みます。
さらに、カールおじさんには、「幻のカール」の形のヒントをくれるという大切な役割も残っています。
時々、カールの中に星やハート、メガネなどの珍しい形が入っていることがありますが、カールおじさんが持っている「アイテム」が、そのヒントになっていることもあります。西日本でカールを手に入れたら、パッケージの隅々までチェックしてみましょう。
公式ウェブサイトでファンと交流
テレビCMは終了しましたが、カールおじさんは、明治の公式ウェブサイト内の「カールおらが村」というコンテンツで、引き続きファンと交流しています。
ここでは、カールの歴史や、知っていると楽しい豆知識などが紹介されており、カールおじさんたちが村でのんびり暮らしている様子を見ることができます。
東日本在住でも、カールおじさんの世界観に触れることができる大切な場所です。
カールおじさんが登場したのは1974年ですが、そのデザインは時代を超えて愛される普遍的な魅力を持っています。
彼らの存在こそが、カールというブランドの「心」であり、たとえ販売エリアが限定されても、その歴史や温かいイメージを未来に繋いでいく役割を担っていると言えるでしょう。
→「カールおらが村」でカールおじさんの活動をチェック(外部サイトへ遷移します)明治カール公式サイト
知っておきたい!カールにまつわる面白い豆知識と都市伝説
カールは半世紀以上にわたる歴史を持つため、ファンや消費者の中で語り継がれている面白い豆知識や都市伝説がたくさんあります。
あなたが知っているカールは、実はまだほんの一部かもしれませんよ!
豆知識1:カールの名前の由来は「くるくる」から
カールの名前は、あの「クルッと丸まった形状」から来ています。
英語で「巻く」「ねじる」という意味の「curl(カール)」から名付けられました。
しかし、発売当初は商標登録の関係から「カール」という表記になったそうです。
「karl」のロゴがパッケージに印字されていた時期もあり、この名前が、カールの最大の特徴である形状をそのまま表現していることがわかります。
豆知識2:「幻のカール」の出現率は極めて低い!
カールのパッケージには、ごく稀に「星型」や「ハート型」など、通常とは異なる形のカールが入っていることがあります。
これらは「幻のカール」と呼ばれ、見つけると幸せになれる、という都市伝説的な人気があります。
この幻のカールは、製造工程で偶然生まれるものであり、その出現率は「数万袋に1個」とも言われており、非常に低いです。
もし、あなたが西日本でカールを手に入れたら、袋を開ける際にぜひ探してみてください。見つけた時の喜びは、通常のカールを食べる何倍もの感動がありますよ!
豆知識3:「うすあじ」は関西弁でいう「薄味」ではない!
東日本の方からすると、「うすあじ」と聞くと「味が薄い」と思ってしまいますよね。
ですが、これは関西の食文化でいう「薄味」と同じで、「だしの旨味を効かせた、奥深い上品な味わい」という意味です。
醤油や塩で濃く味付けされた関東の「濃い味」とは対照的な味覚であり、カツオと昆布のだしがしっかり効いているため、満足感は十分です。
「うすあじ」を食べる時は、ぜひこの「関西だし文化」を思い浮かべながら味わってみてください。
もし「カール」が完全に消滅したら…ファンができること
地域限定販売で継続しているとはいえ、もし今後、市場の変化やコスト高騰により、カールが完全に製造・販売を終了してしまったら…。
想像するだけで寂しいですが、万が一に備えて、私たちファンができることを考えておきましょう。
それは、「カールの思い出と味を、次の世代に伝えること」です。
思い出の味を「再現」してみる
カールの味を完全に再現するのは難しいですが、コーンスナック菓子に似た食感の食品(例えば、トルティーヤチップスやポップコーンなど)に、粉チーズやだしの素、カレー粉などを混ぜて作ったオリジナルのシーズニングをまぶして、自作の「カール風スナック」を作ってみるのも楽しいでしょう。
「カールおじさんのレシピ」として、子供たちと一緒に作ってみるのも、良い食育になります。
お菓子の「お土産文化」を広げる
カールが教えてくれたのは、「地域限定のものを手に入れて、大切な人に渡す喜び」です。
カールがなくなっても、この「お土産文化」は続けることができます。
旅行や出張で他の地域へ行った際は、その土地でしか買えないお菓子を探してきて、「これは〇〇でしか売ってないんだよ」と言いながら渡す。
そうすることで、カールの存在がきっかけで生まれた、地域と人との繋がりや温かい気持ちを、未来に繋いでいくことができるでしょう。
カールは、ただのお菓子ではなく、日本の食文化の一部であり、多くの人の思い出そのものです。
今後も長く販売が継続されることを願いつつ、私たちファンは、できる形でカールを愛し続けていきましょう!
まとめ:「カール」は販売中止ではなく「地域限定販売」になった!
この記事を読んで、あのカールがなぜ私たちの前から姿を消したのか、そして今、どこで買えるのかがハッキリと分かっていただけたかと思います。
最後に、最も重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
カールの現状:重要な3つのポイント
【カールの現状まとめ】
| 現状 | 詳細 | 対応策 |
| 販売中止ではない | 2017年から関西地域以西での「地域限定販売」に移行。 | 西日本へ旅行・出張に行く。 |
| 残っている味は2種類 | 「チーズあじ」と「うすあじ」のみが継続販売中。 | 「うすあじ」は特にレアなので要チェック。 |
| 東日本ではお取り寄せ | 明治の公式通販はないが、Amazonや楽天市場などで購入可能。 | フリマアプリよりもECサイトやふるさと納税がおすすめ。 |
カールが私たちにもたらしてくれたのは、あの独特な食感と美味しさだけでなく、「おやつは楽しい」という普遍的な喜びです。
今はなかなか手に入りにくいかもしれませんが、それがかえって「カール」をより特別な存在にしてくれています。
この記事が、皆さんの「カール食べたい!」という熱い思いを叶える一助となれば嬉しいです。
ぜひ、お取り寄せや西日本への旅で、懐かしのカールを堪能してくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
筆者:モモストア

