香水どこで買える？店舗からネット通販まで人気ブランドの取扱店を徹底調査！

「自分にぴったりの香水が欲しいけど、どこで買ったらいいの？」って迷いますよね。
シャネルやディオールのようなハイブランドから、気軽に試せるプチプラまで、香水を買う場所はたくさんあります。
この疑問、モモストアがすっきり解決します！
実店舗とオンライン、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説するので、あなたの香水選びに役立ててくださいね。

香水を買える場所は主に5パターン！それぞれの特徴を解説

香水を買える場所って、実はあなたが思っている以上に幅広くて多様化しているんです。
一昔前は「香水＝デパートの化粧品フロア」というイメージが強かったかもしれませんが、今はライフスタイルや予算、欲しいブランドによって選ぶべき場所が変わってきています。
モモストアでは、大きく分けて以下の5つの購入パターンに分類して、それぞれの特徴を深掘りしていきますね。

実店舗で購入するメリットと主な場所

「実際に香りを試したい」「店員さんに相談したい」という方は、やはり実店舗での購入がおすすめです。特に香水は肌につけた時の変化（ラストノート）も重要なので、試香できるかどうかは大きなポイントになりますよね。
実店舗の最大のメリットは、何と言っても自分の肌で香りを確かめられること。そして、知識豊富な専門のスタッフからアドバイスをもらえる安心感です。

主な実店舗の購入場所はこちらです。

場所の種類	特徴	価格帯の傾向
百貨店・デパート	ハイブランド、安心の正規品、専門スタッフのアドバイス、高級感。	高価格帯（正規価格）
香水専門店	ニッチフレグランス、種類が豊富、香りのプロが在籍。	中〜高価格帯
ドラッグストア/バラエティショップ	プチプラ、テスターがある、気軽に購入、アクセスの良さ。	低〜中価格帯
リユースショップ/並行輸入店	お得な価格、廃盤品やレアな香水が見つかる可能性。	低〜高価格帯（変動的）

オンラインで購入するメリットと主な場所

忙しい現代人にとって、時間を気にせず、自宅でゆっくり選べるオンラインショップは非常に魅力的です。オンライン購入の最大の強みは、価格競争による安さと品揃えの豊富さにあります。実店舗では手に入りにくい限定品や、海外の珍しいブランドも簡単に見つけられることが多いですよ。
また、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトでは、ポイント還元があるため実質的な価格がお得になるケースも多いんです。
ただし、香りを試せないというデメリットは避けられません。そのため、オンラインで買う場合は、すでに香りを試したことがある商品や、口コミが非常に豊富な商品を選ぶのが鉄則になってきますね。

最近では、数ミリリットル単位で様々な香水を試せる「量り売りサイト」や「香水サブスク」も人気を集めています。
これは、オンラインの「香りが試せない」という唯一の欠点をカバーしてくれる、とても画期的なサービスなんです。少量でお試しできるから、「失敗したらどうしよう…」という不安もかなり軽減されますよ。
香水初心者の方や、色々な香りを気分で使い分けたい方には特に注目してほしい購入方法です。

香水はオンライン通販でも豊富に取り扱いがあります。もしお探しの商品が明確なら、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで比較してみるのがおすすめです！

【定番】デパート・百貨店で香水を買うメリット・デメリット

香水選びの王道といえば、やっぱりデパートや百貨店ですよね。特にシャネル、ディオール、ランコム、イヴ・サンローランなどの誰もが知るハイブランドの香水を求めるなら、ここが一番安心感があります。
コスメフロアの一角にあるフレグランスコーナーは、それだけで特別な空間。初めての香水選びでドキドキする場所でもありますね。

デパート購入の最大のメリット：専門家のサポートと安心感

デパートの最大の魅力は、そのブランドに精通したビューティアドバイザー（BA）やフレグランススペシャリストに直接相談できる点です。
「仕事でも使えるような、清潔感のある香りが欲しい」「彼へのプレゼントで、少し大人っぽい香りを」といった具体的な要望を伝えれば、プロの視点から最適な香水を提案してくれます。
香水選びって、自分の好みだけじゃなく、人にどういう印象を与えたいかも重要なので、プロのアドバイスは本当に貴重なんです。

また、正規品しか取り扱っていないため、品質面での心配が一切ないのも大きなメリットです。ネット通販で見かける「並行輸入品」の香水は、保管状態によっては劣化しているリスクもゼロではありません。特に高価な香水を買う際は、この「安心」がお金に換えられない価値になりますよ。

さらに、デパートで購入する際は、豪華なラッピングやサンプルの提供、購入者限定のイベント招待など、購入体験全体が特別なものになるのも魅力です。自分へのご褒美や、大切な人へのギフトを選ぶ場所としては最適ですね。

一方で気になるデパート購入のデメリットとは

もちろん、デパートでの購入にもデメリットはあります。最も大きな点は、やはり価格が定価であることです。オンライン通販や並行輸入店のように大幅な値引きは期待できません。
次に、フロアの雰囲気から「気軽に入りづらい」「店員さんに声をかけられると断りにくい」と感じてしまう方もいるでしょう。特に香水初心者の方にとっては、この「敷居の高さ」がハードルになることもあります。
また、デパートには多数のブランドが集まっていますが、一部の非常にマニアックな「ニッチフレグランス」ブランドは取り扱っていないことが多いです。そういった香りは、後述する香水専門店を探す必要がありますね。

主なハイブランド香水取り扱いブランド例

どのデパートでも、主要な化粧品フロアにはこれらのブランドが揃っています。（店舗により異なる場合があります）

• CHANEL（シャネル）: N°5、ココ マドモアゼルなど
• DIOR（ディオール）: ミス ディオール、ジャドールなど
• GUERLAIN（ゲラン）: アクア アレゴリアなど
• Jo MALONE LONDON（ジョー マローン ロンドン）: イングリッシュ ペアー＆フリージアなど
• SHIRO（シロ）: サボン、ホワイトリリーなど（一部店舗）

もしデパートで購入を検討されているなら、事前に店舗の取り扱いブランドを調べてから行くことをおすすめします。デパートでの香水購入に関する情報はこちらのGoogle検索も参考にしてください。

【プロの視点】香水専門店（ニッチフレグランス含む）の魅力とは

デパートの王道ブランドだけでは物足りない！「誰とも被らない、自分だけの香りを見つけたい」という、香水ラバーの究極の願いを叶えてくれるのが、香水専門店です。
特に近年人気が高まっているのが、特定の調香師や小さなメゾンが手がける「ニッチフレグランス（メゾンフレグランス）」を集めたセレクトショップ。ここは、香水の世界観がぎゅっと凝縮された、まさに香りの美術館のような場所なんです。

ニッチフレグランス専門店が提供する「体験」価値

NOSE SHOP（ノーズショップ）やAUX PARADIS（オゥパラディ）のように、一つのブランドに偏らず、世界中の独創的な香りを集めている専門店は、単なる販売店ではありません。
ここでは、香りの背景にあるストーリーや、調香師のインスピレーションまで含めて楽しむことができます。店員さんも香りの知識が尋常じゃなく豊富で、まるで専属のソムリエのようにあなたの好みやライフスタイルを丁寧にヒアリングし、数十種類の中から究極の一本を探すお手伝いをしてくれます。

例えば、「雨上がりの図書館の匂い」「古い革ジャンに染みついたタバコの香り」など、非常に具体的でアーティスティックなテーマの香水に出会えるのがニッチフレグランスの醍醐味です。
香りが個性的であるがゆえに、一般的な香水よりも少し高価になりがちですが、その分、「香りで自己表現する」という喜びを最大限に感じさせてくれますよ。

ニッチフレグランスの選び方：試すプロセスを楽しむ

ニッチフレグランスの世界では、ブランド名や広告のイメージに左右されず、「香りそのもの」と向き合うことが重要になります。
選び方のポイントは、まず香りの説明（テイスティングノート）をじっくり読むこと。そして、ムエット（試香紙）で試したら、気に入ったものを一つだけ選んで、必ず肌に付けて半日ほど過ごしてみることです。
ニッチな香りは、肌の温度や体温、その日の体調によってガラッと印象が変わるものが多いため、衝動買いは禁物。この「試すプロセス」自体も、専門店での楽しい体験の一部なんです。

また、専門店では「量り売り」を導入しているケースも多く、フルボトルを買う前に少量で試せるのも嬉しいサービスです。香水の世界にどっぷり浸かりたい方は、ぜひ一度、ニッチフレグランスの世界を覗いてみてくださいね。

専門店がおすすめの人	デパートがおすすめの人
誰とも被りたくない人	定番・人気のハイブランドが欲しい人
香水について深く学びたい人	手早く間違いのない品を選びたい人
斬新で個性的な香りが好きな人	豪華なギフトラッピングを重視する人
少量で色々な香りを試したい人	ブランドの安心感を第一に考える人

日本国内には魅力的なニッチフレグランス専門店が増えています。Googleで「ニッチフレグランス 専門店」と検索すると、あなたのお住まいの近くの店舗が見つかるかもしれません。

ドラッグストアやバラエティショップで買える香水の特徴と注意点

「デパートは敷居が高い」「まずは手頃な価格で試したい」という方にぴったりなのが、私たちの生活に一番身近なドラッグストアやバラエティショップです。
マツモトキヨシ、ウエルシアといったドラッグストア、そしてロフト、東急ハンズ、PLAZAなどのバラエティショップは、香水選びのカジュアルな入り口として非常に優秀です。

プチプラ香水・定番ブランドの穴場！

ドラッグストアやバラエティショップの香水コーナーは、何といっても気軽に試せて、価格がリーズナブルなのが魅力です。取り扱われているのは、5,000円以下のプチプラフレグランスや、有名ブランドの定番品（ランバン、ブルガリなど）の並行輸入品が多い傾向にあります。
特にバラエティショップでは、若者を中心に人気を集めているボディミストや練り香水、そしてSHIROやFERNANDA（フェルナンダ）のような、ふんわり香る系のアイテムが豊富に揃っています。
「強い香りは苦手だけど、良い匂いをまといたい」という方には、こうした場所で売られているライトなフレグランスから試してみるのがおすすめですよ。

購入時の注意点：陳列方法と鮮度

ただし、ドラッグストアなどで香水を買う際には、少しだけ注意しておきたい点があります。
それは、香水の陳列方法です。香水は光や温度変化に弱く、特に直射日光の当たる場所や蛍光灯の下に長時間陳列されていると、香りが劣化してしまう可能性があります。デパートのように温度管理が徹底された場所と比べると、そのリスクは高まります。

購入する際は、なるべく箱に入ったままの未開封品を選び、テスターの香りと比べてみて、異変がないかを確認すると安心です。テスターは特に光に晒されている時間が長いので、あくまで香りの系統を確認する程度にとどめ、本品はフレッシュな状態のものを選びたいところですね。

ドラッグストア等で取り扱いが多い香水の種類

主に、価格帯が手頃で、知名度が高いブランドの香水が中心となります。

• オーデコロン（EDC）: 香りが軽やかで持続時間が短いもの（日常使いしやすい）
• ボディミスト・ヘアミスト: 香りが非常に穏やかで、初心者やオフィス向け
• プチプラブランド: フィアンセ、キャンメイクなど、1,000円台から手に入るもの
• 海外の定番ブランド: ランバン エクラ・ドゥ・アルページュ、ブルガリ プールオムなど（並行輸入品が多い）

この分野ではドン・キホーテの品揃えも有名です。ドン・キホーテの香水コーナーの情報もGoogleでチェックしてみてください。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも、これらのプチプラブランドや定番の並行輸入品がお得に購入できますよ。

家電量販店やリユースショップなど「意外な場所」での香水探し

香水を買う場所として、デパートやドラッグストアは想像しやすいですが、実は「え、こんなところにも？」という意外な場所でも売られているんです。それが、家電量販店やリユースショップ（中古品店）、そして一部のディスカウントストアです。

家電量販店の香水コーナーのコスパに注目！

なぜヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店に香水が？と思うかもしれませんが、実は彼らのビューティ・コスメフロアは非常に充実していることが多いんです。
特に大型店舗の場合、ハイブランドから定番ブランドまで幅広く取り扱っている上、価格もデパートの定価よりも少し安めに設定されていることが少なくありません。
家電を買ったついでに香水もチェックできるというアクセスの良さと、価格的な優位性が魅力です。テスターが充実している店舗も多いので、意外な穴場としてチェックしておきたい場所ですね。

リユースショップや並行輸入店の賢い使い方

「廃盤になったあの香りが欲しい！」「人気の香水を少しでも安く手に入れたい！」というときに頼りになるのが、リユースショップや並行輸入店です。
リユースショップ（トレジャーファクトリーなど）では、中古品として状態の良い香水が非常に安価で売られていることがあります。中には、プレミアが付いているようなレアなヴィンテージ香水に出会える可能性も！

ただし、中古の香水は、購入後に「香りが劣化していた」というリスクもゼロではありません。以下の点に注意して購入を検討しましょう。

• 残量と液体の色: 残量が多ければ未使用に近い証拠。液体が極端に変色していないかチェック。
• 保管状態: 箱付きで保管されていたものを選ぶのがベスト。
• 購入時期の確認: 店員さんにわかる範囲でいつ頃入荷したものか聞いてみる。

並行輸入店（アメ横のショップなど）も価格の安さが魅力ですが、上記と同様に品質管理には注意が必要です。信頼できるお店かどうか、口コミなどを調べてから購入するのが賢明です。

香水の保管状態チェック表（リユース品購入時）

チェック項目	良い状態（購入推奨）	注意が必要（要検討）
液体の色	透明感があり、購入時の色に近い	濃い茶色や濁りがある
残量	9割以上（未使用に近い）	半分以下（開封後時間が経っている可能性）
箱の有無	外箱、内箱が揃っている	箱がなくボトルが剥き出し
ノズル部分	変色やサビ、詰まりがない	ノズル周りが変色している

リユース品や並行輸入品は、価格的なメリットが大きい分、自己責任でチェックする目利きが重要になります。少しでも不安があるなら、安心のAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで新品を購入する方が賢明ですよ。

オンラインショップで香水を買う最大のメリットと知っておくべきリスク

現代の香水購入において、オンラインショップの存在は欠かせません。実店舗での購入体験も素晴らしいですが、オンラインにはオンラインにしかない、圧倒的なメリットがあるんです。特に「忙しくてお店に行けない」「実店舗では手に入らない商品がある」という方にとっては、もはやメインの購入場所と言っても過言ではありません。

オンライン購入の3大メリット

オンラインで香水を買うことの利点は、主に以下の3点に集約されます。

1. 圧倒的な価格の安さ
   実店舗（特にデパート）では定価販売が基本ですが、オンライン、特にAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、並行輸入品やセールによって定価の半額以下で売られていることも珍しくありません。ポイント還元を考慮すると、さらにお得になります。
2. 品揃えの幅広さ
   物理的な陳列スペースの制約がないため、海外のマイナーなブランド、日本では未発売の商品、そして廃盤になったレアな香水まで、世界中の香水を探すことができます。実店舗を何軒も回る手間が省けるのは本当にありがたいですよね。
3. 24時間いつでも購入可能
   深夜だろうと早朝だろうと、自分の都合の良い時間に、誰にも邪魔されずにじっくりと香水選びができます。口コミやレビューを読みながら、時間をかけて比較検討できるのは、オンラインならではの大きなメリットです。

知っておくべきオンライン購入のリスク：偽物と品質劣化

メリットが多いオンライン購入ですが、残念ながらリスクも存在します。最も注意すべきなのが、「偽物（模倣品）」と「品質劣化」の問題です。

h3: 偽物・模倣品を見分けるチェックポイント

特にハイブランドの香水には、非常に精巧な偽物が出回っていることがあります。
大手通販サイトでも、個人や小さな業者が出品している場合、そのリスクはゼロではありません。以下の点に注意して購入先を選びましょう。

• 販売店の評価: レビュー数や総合評価が極端に低い、またはレビューがゼロのストアからは買わない。
• 価格の妥当性: 定価からかけ離れた、あまりにも安すぎる商品は要注意（半額以下など）。
• 「公式」または「正規代理店」の表示: 公式サイトや、サイト内で「正規代理店」と明記されているストアを選ぶ。

h3: 品質劣化（並行輸入品）のリスク

オンラインで安く売られている香水の多くは「並行輸入品」です。これ自体は違法でも偽物でもありませんが、輸入の過程で高温多湿の環境下に置かれてしまうと、香りが変質してしまう可能性があります。
例えば、香りがすぐに飛んでしまう、ツンとした酸っぱい匂いがする、といった場合は劣化のサインです。
初めて買う香水で、香りを確かめたい場合はデパートで、リピート品や価格重視の場合は信頼できる大手通販サイト（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなど）を選ぶというように、使い分けるのが賢い方法です。

価格比較やレビュー確認ならオンラインが断然便利です。オンライン通販の口コミや評価をGoogleで検索し、安心できるショップを見つけてください。

失敗しない！香水を初めて選ぶ人が押さえるべき4つのポイント

香水選びって、種類が多すぎて迷子になりがちですよね。特に初めて香水を買うとなると、「どれを選べばいいの？」「失敗したくない！」という不安が大きいでしょう。
モモストアが、香水初心者の方が後悔しないために絶対に押さえてほしい4つの重要ポイントを分かりやすくお伝えします。

ポイント1：香りの濃度（持続時間）を意識する

香水には濃度によって種類があり、それぞれ香りの持続時間が大きく異なります。これが、日常使いのしやすさに直結するんです。

種類	濃度	持続時間	おすすめのシチュエーション
パルファム (P)	15〜30%	5〜7時間	特別な夜、パーティーなど
オードパルファム (EDP)	10〜15%	4〜5時間	日常使い、デート、香りをしっかり楽しみたいとき
オードトワレ (EDT)	5〜10%	2〜4時間	オフィス、学校、リフレッシュしたいとき
オーデコロン (EDC)	1〜5%	1〜2時間	運動後、寝る前、ライトな香りを楽しみたいとき

初心者が手を出しやすいのは、香りが強すぎず持続時間も適度なオードトワレ（EDT）か、少し香りを長く楽しめるオードパルファム（EDP）です。
香りがきつすぎると、自分だけでなく周りの人にも不快感を与えてしまう可能性があるため、まずはEDTから試すことを強くおすすめします。

ポイント2：試香は「ムエット」から「肌」へ

テスターが置いてあるお店で、ムエット（細長い紙）にシュッとつけて試すのは基本ですが、本当に大切なのはその後です。
ムエットで「良いな」と感じたら、必ず腕などの肌にワンプッシュして、時間経過による香りの変化を観察してください。 香水は、肌につけてから時間の経過とともにトップノート（最初）、ミドルノート（中心）、ラストノート（最後）と変化していきます。
この「ラストノート」こそが、その香水とあなたの相性を示す最も重要な香り。少なくとも30分〜1時間後にどう香っているかを確認してから購入を決断しましょう。

ポイント3：TPOと季節を意識する

香水はファッションの一部です。着る服や場所によって香りを変えることで、より洗練された印象を与えられます。
【TPOの例】

• オフィスや公共の場: 清潔感のある石鹸系、シトラス系の軽やかなEDTがベター。
• デート: やや甘さのあるフローラル系やグルマン系（お菓子のような香り）のEDPで華やかさをプラス。
• 夏場: 湿気で香りが強く感じられやすいので、爽やかなマリン系やグリーン系、またはEDCを選ぶ。
• 冬場: 厚着で香りが飛びにくいので、ウッディ系、オリエンタル系などの重厚な香りが映える。

ポイント4：ボトルのサイズを吟味する

香水は基本的に使い切るのに時間がかかります。初心者がいきなり100mlなどの大容量ボトルを買うと、「途中で飽きてしまった」「香りが劣化してしまった」という失敗につながりやすいです。
まずは30mlや50mlのサイズから試すのが賢明です。もし「どうしても香りを試さずにオンラインで買いたい！」という場合は、数ミリリットルの量り売りサービスを利用するのが最もリスクが少ないですよ。

初めて香水を買うなら、まずはオードトワレの小さめのボトルから、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで口コミを参考に選んでみましょう。

【ハイブランド系】人気ブランド香水の主な取扱店舗まとめ

デパートでも専門店でも買えるのはわかったけど、結局、あのブランドの香水はどこで確実に買えるの？という疑問にお答えします。
ここでは、特に人気の高いハイブランド香水について、主な取扱店舗をまとめてみました。ブランドによって「直営店のみ」や「特定のデパートのみ」といった販売戦略が異なるため、事前にチェックしておくと無駄足にならずに済みますよ。

DIOR（ディオール）とCHANEL（シャネル）の香水

この二大巨頭の香水は、基本的にブランドのブティック（直営店）、もしくは全国主要都市の百貨店内のカウンターで購入できます。
特にディオールには、「メゾン クリスチャン ディオール」という高級ラインがあり、これは一部の限定された直営ブティックでしか取り扱いがありません。より特別な香りが欲しい場合は、このラインの取り扱い店舗を事前にチェックする必要があります。
シャネルも同様に、公式オンラインブティックでの購入や、限定店舗での特別なサービス（刻印サービスなど）が用意されていることが多いです。

Jo MALONE LONDON（ジョー マローン ロンドン）の香水

ジョーマローンは、香りを重ね付けする「コンバイニング」という手法が人気の英国ブランドです。
主な購入場所は、直営ブティック、または高島屋や伊勢丹など主要百貨店の専用カウンターです。
彼らはフレグランスコンサルタントによる丁寧なカウンセリングが魅力の一つ。どの香りとどの香りを重ねるべきか、どういうイメージに近づきたいか、プロに相談しながら選ぶのがベストです。オンラインでも購入可能ですが、初めてのコンバイニングに挑戦する際は、ぜひ実店舗でアドバイスを受けてみてください。

SHIRO（シロ）やAUX PARADIS（オゥパラディ）の香水

近年、特に人気を集めている国産・自然派系のブランドです。これらのブランドは、独自の販売戦略をとっていることが多いので注意が必要です。

• SHIRO: 直営店舗または公式オンラインストアが基本です。一部のバラエティショップでも取り扱いがありますが、品切れになることが多いため、確実なのは直営ルートです。
• AUX PARADIS: 直営店舗と公式オンラインショップ、そしてルミネのネット通販など、販売場所が非常に限定されています。安価な並行輸入品を見かけることが少ないのも、この販売体制によるものです。

ブランド別の主要購入場所と特徴一覧

ブランド	主な購入場所	おすすめのポイント
CHANEL / DIOR	百貨店カウンター、直営ブティック、公式オンライン	安心の正規品、特別な接客とラッピング、新作チェック
Jo MALONE	百貨店カウンター、直営ブティック	フレグランスコンサルタントによるコンバイニング提案
GUCCI / YSL	百貨店カウンター、大手家電量販店（並行輸入品）	並行輸入品ならオンラインや家電量販店で安く購入可能
SHIRO / AUX PARADIS	直営店、公式オンライン	販売ルートが限られているため、品質劣化の心配が少ない

人気の香水はAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでも並行輸入品としてお得に買えますが、特に高価な商品は、一度実店舗で香りをチェックしてからオンラインで購入するのがおすすめです。

【プチプラ系】1,000円台〜5,000円台の香水を探すならココ

「香水にそんなにお金をかけられないけど、いい匂いは欲しい！」「色々な香りを試したいから、安く済ませたい」というニーズも当然ありますよね。
ご安心ください。1,000円台から5,000円台の手の届きやすい価格帯でも、非常に優秀でおしゃれな香水はたくさんあります。これらの香水を探すなら、場所選びが特に重要になります。

プチプラ香水の主戦場は「バラエティショップ」

プチプラ香水の最も熱い主戦場となるのは、やはりロフト、PLAZA、そして東急ハンズ（ハンズ）といったバラエティショップです。
これらの店舗では、特に10代後半から20代前半の若者に人気のブランド、例えばフィアンセ、キャンメイク、または韓国コスメ系のフレグランスなどが豊富に取り揃えられています。
これらのショップの魅力は、何といってもテスターがほぼ全商品に置いてあること！気軽にシュッと試せて、店員さんの視線も気にならないので、自分のペースでじっくりと香りを吟味できます。

また、バラエティショップでは、香水だけでなくボディミストやハンドクリームなど、同じ香りのラインナップが充実していることも多いため、香りのレイヤリング（重ね付け）に挑戦しやすいのも嬉しいポイントです。初めての香水デビューには最適の場所と言えるでしょう。

ディスカウントストア・ドラッグストアの「掘り出し物」

ドン・キホーテやアメ横、そして郊外型の大型ドラッグストアも、プチプラ〜定番の海外ブランド香水を探すには欠かせません。
これらの店舗では、先述した並行輸入品が非常に安く売られていることがあります。価格の安さはピカイチですが、デパートや専門店のように丁寧な接客は期待できませんので、自分でしっかりと香水について予習していく必要があります。
特にドン・キホーテは、店舗によって品揃えの傾向が大きく異なるため、「今日はどんな掘り出し物があるかな？」と宝探し感覚で立ち寄ってみるのも楽しいですよ。

ただし、やはり品質管理のリスクを考慮すると、初めて試す香水や、香りにこだわりたい一本は、正規ルートか、信頼できるオンラインショップで購入することをおすすめします。

プチプラ香水を探す場所とターゲット

購入場所	主なターゲットブランド	利用目的
ロフト・PLAZA	フィアンセ、キャンメイク、SHIRO（一部）、フェルナンダなど	初めての香水、日常使い、テスターでの気軽な試香
ドン・キホーテ	定番海外ブランド（並行）、プライベートブランド	価格重視、掘り出し物探し
ドラッグストア	インテグレート、マジョマジョなど（コスメブランドの香水）、一部の定番並行品	ついで買い、急に必要になった時

プチプラ香水は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでセット販売されていたり、ポイントアップの対象になっていることが多いです。実店舗で香りを試してから、オンラインで一番安く売っているお店を探すのが最も賢い買い方かもしれませんね。

香水サブスクリプション（量り売り）サービスはこんな人におすすめ

「ボトルで買うと高いし、途中で飽きちゃう…」「色々なブランドを少量ずつ試したい」
そんなわがままな（？）香水好きの悩みを一気に解決してくれるのが、ここ数年で一気に人気が高まった香水サブスクリプションサービス、または量り売りサイトです。これは、オンライン購入の進化系とも言える、新しい香水の買い方なんです。

サブスク・量り売りの仕組みと画期的なメリット

香水サブスクとは、月額料金を支払うことで、毎月または隔月で指定した香水ブランドの香りを、アトマイザー（小さなスプレー容器）に入れて数ミリリットル単位で届けてもらうサービスです。
一般的に、香水のフルボトルは50mlや100mlで1万円以上しますが、サブスクなら数千円で1ヶ月分の適量を楽しむことができます。

そのメリットは計り知れません。

• 失敗しない: フルボトルで高額な失敗をするリスクがない。
• 多様な体験: ハイブランドからニッチフレグランスまで、普段は買えない高価な香りを気軽に試せる。
• 持ち運びに便利: 届くのはアトマイザーなので、ポーチに入れて持ち運びしやすい。

特に「季節によって香りを変えたい」「毎日同じ香りだと飽きる」という気分屋な方には、これほど最適な購入方法はありません。自分の香りの好みがまだ定まっていない、香水初心者の方にも圧倒的におすすめしたいサービスです。

サブスク・量り売りがおすすめな人の特徴

以下のような特徴に当てはまる方は、サブスクや量り売りサイトを試してみる価値が大いにあります。

• 香水ジプシー（なかなか一本に決められない人）
• デパートのBAさんに相談するのが苦手な人
• オフィス用、デート用、休日用など、TPOに合わせて香りを使い分けたい人
• 好きなブランドの新作をいち早く試したい人
• フルボトルを使い切る自信がない人

ただし、デメリットとしては、フルボトルで購入するよりも容量単価で見ると割高になる点です。気に入った香りは、最終的にAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピング、または実店舗でフルボトルを購入するのが一番お得になります。

主要な香水サブスク・量り売りサービスの比較（例）

サービス名	特徴	取り扱いブランド	月額料金の目安
COLORIA（カラリア）	約1,000種類の豊富なラインナップ、ハイブランド多数	シャネル、ディオール、ジョーマローンなど多数	2,390円〜
Celes（セレス）	ニッチ・インディーズブランドに強い、プロのコンサルティングサービス	メゾンマルジェラ、ルラボなど、専門店系ブランド	1,680円〜

まずは一度、お試しでサブスクに登録してみるのも良いでしょう。香水サブスクの最新情報をGoogleで比較し、自分に合ったサービスを探してみてくださいね。

香水を選ぶ際に気をつけたい「試香」の正しいやり方

香水を買う場所がわかったら、次は「どうやって香りを試すか」が重要になります。特に実店舗での試香は、正しい手順を踏まないと、香りが混ざってしまったり、本来の香りがわからなくなったりする「香害」状態に陥ってしまうことがあります。
香水選びで失敗しないための「正しい試香」の方法をマスターしましょう。

ムエット（試香紙）で試すときの鉄則

お店に入ったら、まずは気になった香りをムエットで試します。このときの鉄則は以下の通りです。

• ムエットは3種類まで: 一度に試す香りは、多くても3種類までにとどめましょう。それ以上になると鼻が疲れてしまい、香りの違いが分からなくなってしまいます。
• ブランドごとに分ける: ムエットは小さな手帳やポケットに分けて入れるか、お店でもらえる専用のケースに入れて、香りが混ざらないように注意しましょう。
• すぐに嗅がない: スプレーした直後はアルコール臭が強いため、すぐに嗅ぐのはNG。アルコールが揮発するまで、最低でも10秒〜30秒は待ってから嗅ぐようにします。

ムエットで「これは！」というものが見つかったら、それを一つだけ選び、次のステップに移ります。

肌で試す：最も正確に香りを捉える方法

ムエットで選んだお気に入りの香りを、実際に自分の肌に付けてみます。おすすめの場所は、手首の内側や腕の内側です。これらの場所は体温が高いため、香水が持つ本来の香りの変化を最もよく感じられるからです。
絶対にやってはいけないのが、付けてすぐにゴシゴシと擦り合わせる行為です。摩擦熱で香水の分子構造が崩れ、本来の香りと変わってしまうだけでなく、香りの持続時間も短くなってしまうと言われています。シュッと付けたら、自然に乾くのを待つのが正解です。

休憩を挟む：「嗅覚疲労」を回復させる裏技

いくつかの香りを試していると、段々と鼻が麻痺してしまい、「全部同じような匂いに感じる…」という状態に陥ります。これを「嗅覚疲労」といいます。
嗅覚疲労を感じたときの裏技として、以下の2つを試してみてください。

• コーヒー豆の匂いを嗅ぐ: デパートの香水カウンターには、コーヒー豆が入った容器が置いてあることがあります。これは、コーヒー豆の匂いが嗅覚をリセットしてくれる効果があるためです。
• 外の空気を吸う: お店の外に出て、新鮮な空気を吸いながら、肌に付けた香水の変化を観察してみてください。これが最も正確に、香りを客観的に評価できる方法です。

香水は高い買い物なので、焦らずに、最低でも30分〜1時間かけて香りの変化を楽しみながら選ぶようにしてくださいね。この正しい試香のやり方を知っているだけで、失敗する確率は大幅に下がりますよ。

香水の正しい付け方についても、一度Googleで調べてみることをおすすめします。最新の香水の付け方やマナーはこちらでチェックできます。

香水購入で損をしないためのネット通販と実店舗の価格比較

香水を買う場所を決める際、やはり気になるのは「価格」ですよね。同じ商品でも、デパートで買うか、オンラインで買うかで、数千円から一万円以上も差が出ることはザラにあります。
損をしないためには、それぞれの販売ルートが持つ価格形成の仕組みを理解しておくことが重要です。

実店舗（デパート・専門店）の「定価」の価値

デパートやブランドの直営店で売られている香水は、基本的にブランドが設定した「定価」、つまり正規価格で販売されています。
一見、オンラインより割高に見えますが、この定価には、「安心感」「体験」「サービス」といった目に見えない価値が含まれています。

• 品質保証: ブランドが定める最高の状態（温度・光管理）で保管されている。
• プロの接客: 専門知識を持つスタッフによるマンツーマンのアドバイス。
• 付加価値: 豪華なラッピング、刻印サービス、サンプル、ポイントカードの利用など。

これらをトータルで考えると、特にプレゼントや、初めてのハイブランド香水を買うときには、定価を払う価値は十分にあると言えるでしょう。

ネット通販（並行輸入品）の「安さ」の秘密

Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで見かける「定価よりも大幅に安い」香水は、多くが並行輸入品です。
並行輸入品とは、正規のルート（日本の総代理店）を通さずに、現地の小売店や卸業者から独自に輸入された商品のことです。正規代理店を通さない分、中間マージンや広告費用などがかからないため、非常に安価で販売できるというわけです。

安さは最大のメリットですが、先述した通り、「品質管理」と「偽物のリスク」には注意が必要です。ネットで安く買う場合は、以下の手順を踏むとリスクを最小限に抑えられます。

1. 実店舗で香りを試す: まずデパートなどで香りを確かめる。
2. ネットで最安値を探す: Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの価格を比較する。
3. 信頼できるショップを選ぶ: 過去の販売実績や評価が星4.5以上のストアを選ぶ。
4. 購入: リピート品であれば、並行輸入品でもリスクを許容して安く購入。

価格比較サイトなどを利用すれば、オンライン上の最安値を簡単に見つけることができます。賢く使い分けて、お得に香水ライフを楽しみましょう。

まとめ：香水を買う場所は「目的」に合わせて使い分けよう！

ここまで、香水を買える様々な場所と、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
モモストアが伝えたい結論は、「香水を買う場所に正解はない、目的と予算に合わせて使い分けるのがベスト」ということです。

シチュエーション別！おすすめの購入場所早見表

あなたがどんな香水が欲しいか、どんな購入体験を求めているかによって、最適な場所は変わってきます。こちらの早見表を参考に、あなたのニーズに合った場所を選んでみてください。

あなたの目的	最適な購入場所	チェックすべきブランド
① 初めての香水選び・ギフト	デパート・百貨店（専門店）	シャネル、ディオール、ジョーマローン、ゲランなど
② 誰とも被らない個性的な香り	ニッチフレグランス専門店	ルラボ、メゾンマルジェラ、海外インディーズ系
③ 失敗を避けたい、少量ずつ試したい	香水サブスク（量り売りサイト）	カラリア、Celesなど（幅広いラインナップ）
④ 価格重視・リピート品を安く買いたい	Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング	並行輸入品のあるハイブランド、定番ブランド全般
⑤ 気軽な日常使い・プチプラ	ロフト、PLAZA、ドラッグストア	フィアンセ、フェルナンダ、プチプラコスメブランド

香水選びは「体験」も大切に！

香りは、時に記憶と結びつき、あなた自身の印象を形作る大切な要素になります。
もし時間に余裕があるなら、まずはデパートや専門店でプロの接客を受け、香りの世界観に触れる「体験」をしてみてください。そして、気に入った香りをメモしておき、価格を重視したい場合はオンライン（Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、メルカリなど）で探す、というハイブリッドな方法が、最も賢くて満足度の高い香水選びにつながります。

この記事が、あなたの素敵な香水ライフの第一歩になれば、モモストアはとても嬉しいです！
さあ、あなただけの「運命の香り」を探しに出かけましょう。