葉酸サプリは薬局で買える？ドラッグストアの販売状況と選び方を徹底解説

妊娠を計画している方や、妊娠初期の大切な時期を過ごされている方にとって、葉酸サプリメントは欠かせないものですよね。
でも、「どこで買えるの？」「やっぱり通販じゃないとダメ？」と、購入場所に悩む方も多いのではないでしょうか？
特に、「薬局やドラッグストアで手軽に買えたら便利なのに」と考えている方は多いはず！

この記事では、モモストアが全国の薬局やドラッグストアでの葉酸サプリの販売状況を徹底的にリサーチしました。
店頭で買える商品の種類、価格帯、そして「妊活・妊娠中に本当に必要な葉酸サプリ」の選び方まで、初心者の方にも分かりやすいように解説していきますね。
これを読めば、もう葉酸サプリ選びに迷うことはありませんよ！

葉酸サプリはドラッグストア・薬局で本当に売っている？店舗別の販売状況

結論からお伝えすると、葉酸サプリは、ほとんど全ての主要なドラッグストアや薬局で販売されています！
「サプリメント」と聞くと通販限定のイメージがあるかもしれませんが、葉酸は国が摂取を推奨している重要な栄養素なので、実は店頭でも幅広く取り扱いがあるんです。
ただし、お店によって取り扱うメーカーや種類、そして在庫状況が大きく異なるため、事前にどんなサプリがあるのかを知っておくと安心ですよ。

主要ドラッグストア5社の取り扱い傾向を比較！

全国展開している主なドラッグストアでの葉酸サプリの取り扱い傾向を、モモストアが調べた結果をもとに比較してみました。

店舗名	取り扱い傾向	価格帯（目安）	注目ポイント
マツモトキヨシ（マツキヨ）	ナショナルブランド（DHC、小林製薬など）に加え、自社のプライベートブランド（PB）葉酸サプリも充実しています。PBは安価で手に入りやすいのが魅力です。	1,000円〜3,500円	PB商品があるので、コスパ重視なら要チェックです。
ウエルシア薬局	医薬品の取り扱いが多いため、薬剤師さんや登録販売者さんに相談しながら選びやすい環境です。大手メーカー品が中心です。	1,500円〜4,000円	ポイントデーなどを活用すればお得に購入できます。
スギ薬局	妊娠・育児用品コーナーに一緒に並べられていることが多く、マタニティ向けの商品との比較がしやすいのが特徴です。	1,000円〜3,000円	特定メーカーのキャンペーンなどが開催されることがあります。
ココカラファイン	美容・健康関連のサプリメントが豊富で、葉酸以外のビタミン類とのセット商品なども見つかりやすい傾向があります。	1,500円〜3,500円	店舗によっては、管理栄養士に相談できる場合もあります。
サンドラッグ	全体的に価格競争力が高く、定番メーカーの葉酸サプリが比較的安価に手に入る可能性があります。	800円〜3,000円	安さを重視するなら、まずここからチェックしてみるのがおすすめです。

このように、どのドラッグストアでも葉酸サプリの取り扱いはありますが、「どんな種類を重視するか」「価格を重視するか」で、選ぶお店が変わってきますね。
例えば、コスパ重視ならマツキヨのPB、専門家への相談を重視するならウエルシアなど、目的に合わせてお店を選ぶのが賢い方法です。

ただし、注意していただきたいのは、「妊活・妊娠中に必要な葉酸の形」が店頭品と通販品で異なる可能性があるという点です。詳しくは後ほど解説しますね。

主要なドラッグストアで購入できる葉酸サプリの種類とメーカー

実際にドラッグストアの店頭に並んでいる葉酸サプリメントは、どんな種類があるのでしょうか？
ここでは、店頭でよく見かける定番のメーカーや商品の特徴をご紹介します。商品棚の前で迷わないように、予習しておきましょう！

定番のナショナルブランド（NB）サプリメント

薬局やドラッグストアに行くと、必ずと言っていいほど見かけるのが、誰もが知っている大手メーカーの葉酸サプリです。これらの商品は、手に入りやすさと信頼性が魅力です。

• DHC（ディーエイチシー）：非常に安価で、まずは葉酸を試してみたいという方におすすめ。ただし、他の重要な栄養素（鉄分やビタミンB群など）が十分に含まれていない場合があるため、妊活・妊娠中の方は成分表示をよく確認しましょう。
• 小林製薬：「命の母」などの信頼性のあるブランドを持つ小林製薬の葉酸サプリも人気です。特定のビタミン類が配合された複合タイプもあります。
• ネイチャーメイド（大塚製薬）：アメリカ発祥のサプリメントブランドで、葉酸単体の大容量タイプが主流です。無駄なものを省き、純粋に葉酸だけを摂りたい方向けです。
• ファンケル：大手化粧品メーカーならではの品質管理体制が安心できるポイント。葉酸だけでなく、美容や健康に必要な栄養素を総合的にサポートする商品も展開しています。

妊娠・育児用品メーカーから出ているマタニティ向けサプリ

ドラッグストアの中でも、ベビー用品やマタニティ用品のコーナーの近くに置いてあることが多いのが、これらのサプリメントです。
最初から妊婦さんや授乳期の女性向けに作られているため、葉酸の摂取目安量を満たしている商品が多いのが特徴です。

• ピジョン：ベビーカーや哺乳瓶で有名なメーカー。葉酸だけでなく、カルシウムや鉄分、食物繊維など、妊娠中に不足しがちな栄養素をバランス良く配合している商品が中心です。
• 和光堂（アサヒグループ食品）：粉ミルクやベビーフードで知られています。飲みやすさや、つわりの時期でも摂取しやすいように工夫された商品が多いのが特徴です。
• 雪印ビーンスターク：こちらも育児支援メーカーとして知られ、葉酸だけでなく、妊娠中に特に重要な栄養素を重点的に配合しているサプリメントを販売しています。

このように、店頭では様々な種類の葉酸サプリが販売されていますが、「葉酸」と一口に言っても、商品のターゲット層や配合されている成分には大きな違いがあります。特に、妊活・妊娠中の方に必要な「葉酸の質」については、次のH2で詳しく見ていきましょう。

【必見】薬局で売っている葉酸サプリの価格帯とコスパを徹底比較

ドラッグストアの葉酸サプリは、通販専用の商品と比べて価格が手頃なものが多いのが魅力の一つです。
しかし、「安いから良い」「高いから高品質」と単純に判断するのは危険！
ここでは、店頭品の価格帯と、本当にコスパが良い葉酸サプリを選ぶための視点を解説します。

店頭葉酸サプリの平均的な価格帯

ドラッグストアで見かける葉酸サプリメントは、おおよそ以下の価格帯に分類されます。

1. 低価格帯（1,000円〜2,000円）: DHC、ネイチャーメイドなどの葉酸単体、または葉酸+ビタミンB群程度のシンプルな商品が中心。まずは葉酸だけを試したい、他のサプリと併用したい方向け。
2. 中価格帯（2,000円〜4,000円）: ピジョン、和光堂、小林製薬などのマタニティラインの商品。葉酸400μgに加えて、鉄分、カルシウム、ビタミンCなどがバランス良く配合されている複合タイプが多いです。
3. 高価格帯（4,000円〜）: 薬局の専売品や、特定の高級成分（DHA/EPA、乳酸菌など）が追加配合された高機能タイプ。店頭ではあまり見かけず、一部の大型店舗や調剤薬局に置かれています。

本当にコスパが良い葉酸サプリの見極め方

コスパが良いというのは「単に安い」ことではありません。「摂取したい栄養素が、必要な量、必要な形で含まれていて、かつ無理なく続けられる価格であること」が重要です。

H3: 比較すべきは「1日あたりの費用」と「成分の質」

サプリメントの価格比較をするときは、必ず「1袋（または1瓶）の価格」を「内容量（日数）」で割った「1日あたりの費用」で見てください。
例えば、30日分で2,500円のサプリと、60日分で4,000円のサプリでは、パッと見は後者の方が高く見えますが、1日あたりに換算すると以下のようになります。

• A社：2,500円 ÷ 30日 ＝ 約83円/日
• B社：4,000円 ÷ 60日 ＝ 約66円/日

この場合、B社の方がコスパが良いということになりますね。

さらに重要なのが、次の項目で詳しく解説する「葉酸の質」です。いくら安くても、妊活や妊娠中に推奨される「モノグルタミン酸型」ではない場合、それは本当にコスパが良いとは言えません。なぜなら、必要な効果が得られにくい可能性があるからです。
価格だけでなく、しっかりと成分表示を見て判断する習慣をつけましょう。

ドラッグストアの葉酸サプリが「妊活・妊娠中」に向いているかどうかの判断基準

「薬局で売ってるなら安心！」と思いがちですが、実は妊活中や妊娠初期の方が選ぶべき葉酸サプリには、明確な基準があるんです。
厚生労働省も推奨している、その重要な判断基準について、分かりやすく解説します。

妊活・妊娠中に必要な葉酸の摂取目安量と質

まず、厚生労働省の発表している「日本人の食事摂取基準」によると、妊活中および妊娠初期（〜12週頃まで）の女性は、通常の食事で摂る葉酸に加えて、サプリメントから1日あたり400μgの葉酸を摂取することが推奨されています。
この「サプリメントから」という部分が非常に重要で、単に葉酸が入っていれば良い、というわけではないんです。
サプリメントのパッケージ裏を見て、「葉酸400μg配合」と書いてあるかを確認しましょう。

H3: 葉酸以外の重要な栄養素のチェックリスト

葉酸だけでなく、妊活・妊娠中に特に不足しがちな栄養素がバランス良く含まれているかどうかも、サプリ選びの大切な基準です。

• 鉄分：妊娠中は血液量が増えるため、貧血になりやすいです。特に重要で、葉酸との相乗効果も期待できます。
• カルシウム：赤ちゃんに優先的に送られるため、お母さんの骨や歯が弱くならないように意識して補給したい栄養素です。
• ビタミンB群（B6, B12など）：葉酸の働きをサポートし、体内で葉酸を効果的に利用するために必要な栄養素です。
• ビタミンC：鉄分の吸収を助ける役割があります。

これらの栄養素がバランス良く含まれている「マルチビタミン・ミネラルタイプ」のサプリメントを選ぶのが、手間なく多くの栄養素をカバーできる賢い方法と言えます。

薬局のサプリと通販サプリの決定的な違い

店頭に並ぶサプリと、通販で人気のサプリの大きな違いは、配合成分の「専門性」と「無添加へのこだわり」です。

通販限定の葉酸サプリの多くは、妊活・妊娠中の方をターゲットに絞り、吸収率の高い「モノグルタミン酸型葉酸」を必ず使用し、さらに香料や着色料、保存料といった添加物を極力排除しているものが多いです。また、つわりの時期でも飲みやすいように、粒のサイズや匂いにも細心の注意を払って作られています。

一方で、ドラッグストアの店頭品は、老若男女問わず幅広い顧客層をターゲットにしているため、「モノグルタミン酸型ではない葉酸」を使用している商品も多く、また、大量生産のために添加物が使用されているケースもあります。
そのため、「妊活・妊娠」という特定の目的がある場合は、成分表示をいつも以上に真剣にチェックする必要があります。

【厚生労働省の葉酸摂取推奨に関する情報（外部リンク）】

知っておきたい！葉酸サプリの「モノグルタミン酸型」と「ポリグルタミン酸型」の違い

葉酸サプリを選ぶ上で、最も重要なポイントと言っても過言ではないのが、葉酸の「型」です。
この違いを知らないと、せっかくサプリを飲んでいても、必要な量の葉酸を体に吸収できていない可能性があります！

葉酸の2つの形：吸収率の大きな差とは？

葉酸には大きく分けて「モノグルタミン酸型」と「ポリグルタミン酸型」の2種類があります。

H3: 葉酸の基本となる「ポリグルタミン酸型葉酸」

これは、ほうれん草やブロッコリーなどの食品に含まれる天然の葉酸の形です。
食品から摂取するため、体内での吸収には時間がかかり、また熱に弱く調理過程で失われやすいという性質があります。
さらに、体内で利用されるためには酵素による分解が必要で、吸収効率が低く、およそ50%程度しか体内に取り込まれないと言われています。

H3: 妊活・妊娠中に推奨される「モノグルタミン酸型葉酸」

これは、サプリメントや葉酸強化食品などに使用される合成の葉酸の形です。
合成と聞くと少し抵抗があるかもしれませんが、実は厚生労働省が「神経管閉鎖障害」のリスク低減のためにサプリメントで摂取を推奨しているのは、このモノグルタミン酸型なんです。
その理由は、体内で分解する必要がなく、吸収率が85%〜98%と非常に高いからです。
妊活や妊娠初期の「重要な時期」に「確実に必要な量を摂る」ためには、このモノグルタミン酸型を選ぶことが絶対条件になります。

葉酸の型	特徴	吸収率（目安）	主な含まれる場所
モノグルタミン酸型	分解不要で体内への吸収が速い。安定性が高い。	85%〜98%	サプリメント、葉酸強化食品
ポリグルタミン酸型	食品中に含まれる天然型。分解が必要で吸収に時間がかかる。熱に弱い。	約50%	野菜（ほうれん草、ブロッコリーなど）

薬局の店頭品でモノグルタミン酸型を見分ける方法

ドラッグストアでサプリメントを選ぶ際は、必ずパッケージ裏の「原材料名」と「栄養成分表示」を見てください。

• 原材料名：もし「葉酸」としか書いていなかったり、葉酸の形態についての記載がない場合は、注意が必要です。
• チェックポイント：パッケージや公式サイトに「モノグルタミン酸型葉酸」「合成葉酸」と明記されているかを確認しましょう。

特に、安価な商品や、特定の目的（妊活・妊娠）に特化していない商品の中には、吸収率の低いポリグルタミン酸型や、その両方を使用しているものもあるため、少しでも疑問を感じたら、メーカーの公式サイトをチェックするか、薬剤師さんに相談するようにしてくださいね。

薬局の店員さんに聞く！失敗しない葉酸サプリの選び方３つのポイント

ドラッグストアのサプリメントコーナーには、本当にたくさんの葉酸サプリが並んでいます。どれを選んだら良いのか分からなくなるのも当然ですよね。
モモストアが考える、店頭で失敗しないためのシンプルな３つのチェックポイントをお伝えします。

ポイント１：配合成分は「葉酸400μg」+「鉄分」+「ビタミンB12」

最も重要なのは、この３つの成分がセットになっているかどうかです。

• 葉酸400μg：これは必須です。
• 鉄分：妊娠中は特に鉄欠乏性貧血になりやすいので、葉酸と一緒に摂ることで効率よく栄養を補給できます。
• ビタミンB12：葉酸の働きをサポートし、血液の生成にも関わる重要な栄養素です。この３つが揃っているサプリメントは、「妊活・妊娠中の基本セット」として信頼できます。

ポイント２：葉酸の型は「モノグルタミン酸型」と明記されているか

先ほども解説した通り、吸収率が圧倒的に高い「モノグルタミン酸型」であることは、サプリメントを選ぶ上での最重要項目です。
パッケージに記載がない場合は、棚の近くに置いてあるパンフレットや、スマートフォンでメーカーの公式サイトを検索して確認しましょう。

ポイント３：続けやすい「飲みやすさ」と「1日あたりの費用」

サプリメントは毎日続けることが大切です。どんなに良い成分でも、飲まなければ意味がありません。

• 粒のサイズ：つわりの時期は、少しの刺激でも吐き気を感じやすいものです。できるだけ粒が小さく、コーティングされているなど、飲みやすい工夫がされているものを選びましょう。
• 匂いや味：鉄分を多く含むサプリメントは、独特の鉄の匂いがするものがあります。サンプルがあれば試すか、口コミを参考にして、匂いの少ないものを選ぶとストレスなく続けられます。
• 1日あたりの費用：妊娠期間の約10ヶ月間、そして妊活期間を含めると1年以上飲み続ける可能性があります。無理なく続けられる価格帯（できれば1日100円〜200円程度）を目安に選びましょう。

これらの３つのポイントを店頭でチェックするだけで、失敗する確率はぐっと下がりますよ。
もし店頭で迷ってしまったら、専門家の意見を参考にするのも手です（外部リンク）。

葉酸サプリはいつから飲み始めるべき？効果的な摂取タイミング

葉酸サプリは、妊娠が分かってから慌てて飲むよりも、「妊娠する前」から飲むことが最も大切だとされています。このタイミングを逃さないことが、赤ちゃんの健康を守ることに繋がります。

理想的な摂取開始時期は「妊娠の1ヶ月以上前」

厚生労働省の推奨では、葉酸は「妊娠を計画している女性」は、妊娠の1ヶ月以上前から摂取することが望ましいとされています。
その理由は、葉酸が最も重要な役割を果たすのが、妊娠初期（妊娠1ヶ月〜3ヶ月）の、赤ちゃんの中枢神経系が作られる非常にデリケートな時期だからです。

多くの場合、妊娠に気づくのは生理が遅れてから、つまり妊娠5〜6週目頃です。その時にはすでに葉酸が必要なピークの時期に入ってしまっています。
そのため、「妊活を始めよう！」と思ったその日から、葉酸サプリの摂取をスタートさせるのが理想的です。

飲み忘れを防ぐ！効果的な摂取タイミング

葉酸サプリは「食後」に飲むのがおすすめです。特に決まった時間はありませんが、毎日忘れずに続ける工夫をしましょう。

• 朝食後：多くの人が決まった時間に食事をとるため、最も忘れにくいタイミングです。サプリメントを食卓に置いておくなど、視界に入る場所にセットしておきましょう。
• 夕食後：夜の時間は比較的リラックスできるため、サプリメントを飲む習慣を作りやすいという人もいます。
• つわりの時期の工夫：つわりの時期は、特定の時間帯に吐き気を感じやすいことがあります。もし朝がつらいなら夜に、夜がつらいなら午後の休憩時間にと、体調に合わせて柔軟に飲む時間を変更しても問題ありません。

葉酸は水溶性ビタミンなので、一度に大量に飲んでも排出されてしまいます。そのため、1日の目安量を守り、毎日継続して摂取することに意識を集中してくださいね。

ドラッグストア以外で葉酸サプリを購入できる場所は？

ドラッグストア以外にも、葉酸サプリは様々な場所で購入することができます。それぞれの場所の特徴を知っておくと、より賢く、自分に合ったサプリメントを見つけられますよ。

豊富な品揃えと高品質が魅力の「ネット通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）」

現在、葉酸サプリを購入する場所として最も一般的で、おすすめなのがネット通販です。

通販の最大の魅力は、「モノグルタミン酸型」をメインに、高品質で専門性の高いサプリメントが豊富に揃っている点です。特に、無添加にこだわった商品、特許成分を配合した商品、産婦人科医の監修を受けた商品などは、ほとんどが通販限定で販売されています。

• Amazon：定期便サービスを利用すると割引価格で購入できるものが多いです。急ぎの場合も翌日配送が可能な場合が多く便利です。
• 楽天市場：ポイントアップキャンペーンを狙えば、実質価格が最も安くなる可能性があります。多くのメーカーが出店しているため、比較検討しやすいです。
• Yahoo!ショッピング：TポイントやPayPayユーザーにとっては特にお得に購入できます。

店頭では見つからないような、こだわりの葉酸サプリを探しているなら、まず通販をチェックしてみてください。

その他の実店舗での販売状況

ドラッグストア以外にも、葉酸サプリを取り扱っている場所はいくつかあります。

1. コンビニエンスストア（セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど）： * 取り扱い： 基本的には葉酸サプリ単体での取り扱いは少ないです。大手のマルチビタミンの中に葉酸が含まれている程度の商品が中心です。 * 利点： 緊急時や、外出先で「とりあえず」飲みたいときに便利です。
2. スーパーマーケット（イオン、西友など）： * 取り扱い： 食料品と併せて購入できる、ナショナルブランドのサプリメントが少し置かれていることがあります。 * 利点： 買い物ついでに購入できる手軽さがあります。
3. バラエティショップ（ロフト、東急ハンズなど）： * 取り扱い： 健康志向の高い商品や、少しおしゃれなパッケージのサプリメントが置かれています。 * 利点： 珍しいメーカーや、オーガニック系の商品を見つけられることがあります。

ただし、これらの実店舗で販売されている商品も、「モノグルタミン酸型」の含有量や、妊活・妊娠中の必要成分を満たしているかについては、必ず確認するようにしましょう。

迷ったらコレ！通販限定で人気の高い葉酸サプリ３選

ドラッグストアの店頭品で「モノグルタミン酸型で、鉄分やビタミンも入っていて、添加物も少ない」という条件を全て満たす商品を見つけるのは、正直難しい場合があります。
そこで、妊活・妊娠中の女性に特化して作られ、圧倒的な人気を誇る「通販限定」の葉酸サプリを３つご紹介します。迷ったら、これらの商品をチェックしてみることを強くおすすめします！

ベルタ葉酸サプリ

長年にわたり、通販葉酸サプリの人気ランキングで常に上位に位置する、定番中の定番です。

• 葉酸の型： モノグルタミン酸型葉酸400μgを配合。
• 特徴的な成分： 鉄分、カルシウム、ビタミン・ミネラル27種類に加え、DHA・EPAなどの魚油成分も配合。さらに、美容成分（ヒアルロン酸やコラーゲンなど）も含まれており、妊娠中の美容サポートにも意識されています。
• こだわりのポイント： 8種類もの無添加にこだわっており、安全性も非常に高いと評価されています。つわりでも飲みやすいように、飲み込む際の匂いを軽減する工夫もされています。
• おすすめポイント： 妊活中から授乳期まで、トータルでサポートしてほしいという、成分の充実度を求める方に最適です。

マカナ

「妊活サプリ」として、夫婦で飲むことを前提に開発された珍しいサプリメントです。

• 葉酸の型： もちろんモノグルタミン酸型葉酸400μgを配合。
• 特徴的な成分： 日本産の高品質なマカ（有機マカ）を配合しているのが最大の強みです。さらに、スピルリナや金時生姜など、体を温める成分や、男性の活力サポートに役立つ成分も含まれています。
• こだわりのポイント： 無添加処方で、管理栄養士の監修を受けているなど、夫婦で本気で妊活に取り組みたい方に強くおすすめできます。
• おすすめポイント： 葉酸だけでなく、妊活全般の体づくりをサポートしたい方、特に男性（夫）にも飲んでもらいたい方に最適です。

プレミン

妊娠の時期によって、必要な栄養素を分け隔てた「時期別サプリ」という革新的なコンセプトで人気を集めているサプリメントです。

• 葉酸の型： モノグルタミン酸型葉酸400μgを配合。
• 特徴的な成分： 妊活期、妊娠初期（12週まで）、妊娠中期・後期、授乳期と、それぞれの時期に合わせて、葉酸以外の鉄分、カルシウム、ビタミンDなどの配合量を最適化しています。
• こだわりのポイント： 徹底した品質管理と、時期に合わせた適切な栄養摂取にこだわっており、「過剰摂取の心配なく、必要なものを必要なだけ摂りたい」という慎重な方に支持されています。
• おすすめポイント： 妊娠のステージに合わせて最も的確な栄養サポートを受けたい方に最適です。

これらの通販サプリメントは、店頭品とは一線を画す専門性と品質を誇ります。まずは各公式サイトを見て、成分や価格、そして定期購入の縛りなど、詳しく比較検討してみてくださいね。

葉酸サプリを飲む際の注意点と副作用の可能性

葉酸サプリは、妊娠や健康維持に非常に役立つものですが、正しく飲むための注意点と、過剰摂取によって起こる可能性のある副作用についても知っておきましょう。
正しく理解して、安心安全にサプリメントを続けていきましょう。

葉酸サプリの過剰摂取は避けるべき理由

葉酸は水溶性ビタミンなので、多く摂りすぎても尿と一緒に排出されるため、重大な副作用が出る可能性は低いとされています。しかし、過剰摂取は絶対に避けるべきです。

その最大の理由は、ビタミンB12欠乏症の発見を遅らせる可能性があるためです。
ビタミンB12が不足すると、悪性貧血などの症状が現れますが、葉酸を過剰に摂取していると、この貧血症状が隠されてしまい、神経系の障害などの発見が遅れるリスクがあるのです。

そのため、厚生労働省は、サプリメントからの葉酸摂取の上限量を1日あたり1,000μgと定めています。
「多く飲めば効果も上がるのでは？」と考える方もいるかもしれませんが、必ず推奨量（400μg）を守り、上限量を超えないように注意してください。特に、他のマルチビタミンサプリや栄養ドリンクを併用している場合は、合計の葉酸摂取量を確認することが重要です。

薬の飲み合わせやアレルギー体質の方は要注意

基本的に葉酸サプリは健康食品なので、他の薬との飲み合わせで問題になることは稀ですが、持病の治療薬を服用している方は、念のためかかりつけ医や薬剤師に相談することをおすすめします。
また、サプリメントには葉酸以外にも、鉄分やカルシウム、時にはハーブや美容成分などが含まれています。

• アレルギー：特に乳製品、大豆、甲殻類（カニ・エビ）など、アレルギーの原因となりうる成分が含まれていないか、原材料名をしっかりチェックしましょう。
• つわりによる胃の不快感：飲む時間や量を調整しても胃がムカムカする場合は、メーカーを変更するか、一旦休止して、体調が落ち着いてから再開することも検討してください。

「このサプリメントは自分に合っているのかな？」と不安に思ったら、いつでも専門家に相談できる場所（外部リンク）を探してみてください。

葉酸サプリは男性（夫）も一緒に飲むべき？その理由を解説

葉酸サプリは女性が飲むものというイメージが強いかもしれませんが、実は妊活中の男性にとっても、葉酸を始めとする各種栄養素の摂取は非常に重要だと考えられています。
ぜひ、パートナーと一緒にサプリメントを検討してみてください。

葉酸が男性の健康に果たす役割

葉酸は、細胞の生成や遺伝物質（DNA）の合成に深く関わるビタミンです。これは、女性の体だけでなく、男性の体内でも同様に重要な働きをしています。
特に、男性が葉酸を摂取するメリットとして、以下の点が挙げられます。

• 細胞分裂のサポート：新しい細胞を作る際に葉酸は必須で、もちろん男性の健康維持にも不可欠です。
• ホモシステイン値の調整：血液中のホモシステインという物質の濃度が高くなると、様々な健康リスクが指摘されていますが、葉酸やビタミンB12、B6の摂取により、この値を正常に保つサポートが期待できます。

もちろん、男性に必要な葉酸の摂取推奨量は、女性の妊活・妊娠中の量（400μg）とは異なります。食事からの摂取で十分とされていますが、食生活が乱れがちな方や、妊活に積極的に取り組みたい方は、夫婦で一緒に飲むことを検討する価値は十分にあります。

夫婦で始める「トータル栄養管理」のすすめ

妊活は、女性だけでなく夫婦二人三脚で取り組むことが大切です。
男性も葉酸サプリを飲むことの最大のメリットは、「妊活への意識が夫婦で共有できる」ことかもしれません。

男性がサプリを飲むメリット	理由
意識の共有	妻だけが頑張っている、というプレッシャーを軽減し、二人で健康管理に取り組む姿勢が生まれます。
栄養バランスの改善	葉酸だけでなく、マカや亜鉛など、男性の活力維持に役立つ他の栄養素も同時に摂取できる商品を選ぶことで、トータルな健康管理が実現できます。
飲み忘れ防止	夫婦でお揃いのサプリメントを準備することで、お互いに飲み忘れをチェックし合うことができます。

男性用のサプリメントには、葉酸以外に「亜鉛」や「マカ」といった成分がプラスされていることが多いです。夫婦それぞれが、ご自身の体に合ったサプリメントを選ぶのが最も理想的ですね。

葉酸サプリを効率よく摂取するための食事のヒント

葉酸サプリを飲むことに加えて、普段の食生活でも葉酸を意識して摂ることは、とても大切です。サプリメントはあくまで補助的な役割なので、毎日の食事でしっかり葉酸を摂る努力も続けましょう！

葉酸が多く含まれる食品リスト

葉酸は、野菜、豆類、肉類、魚類など、幅広い食品に含まれています。特に含有量が多いのは「緑色の野菜」と「レバー」です。

【葉酸リッチな食品例】

分類	具体的な食品（特に含有量が多いもの）	摂取のポイント
野菜	ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス、枝豆	水に溶けやすく、熱に弱い性質（ポリグルタミン酸型）なので、茹でるより蒸すか、生のまま食べるのがおすすめです。
豆類・海藻	納豆、海苔（焼き海苔）、わかめ	納豆は手軽に毎日摂れる優れもの。海苔は食べる量を調整しやすいので、おやつ代わりに食べるのも良いでしょう。
肉・魚介	牛・豚・鶏のレバー、うなぎ、卵黄	レバーは非常に高濃度ですが、ビタミンAの過剰摂取にも注意が必要なので、食べ過ぎないようにしましょう。

ご覧の通り、葉酸は様々な食材から摂取できますが、調理による損失や吸収率の低さ（ポリグルタミン酸型）から、サプリメント（モノグルタミン酸型）での400μgの補給が推奨されているということを忘れないでくださいね。

葉酸の吸収をサポートする組み合わせ

葉酸は、他のビタミンと一緒に摂ることで、より効率よく体内で利用されます。
特に一緒に摂りたいのは、葉酸の働きをサポートする「ビタミンB12」「ビタミンB6」「ビタミンC」です。

• 葉酸 ＋ ビタミンB12： * 働き： B12は赤血球の生成を助け、葉酸の働きをサポートします。 * 食品例： 葉酸が豊富な納豆に、B12が豊富な貝類（しじみなど）を使ったお味噌汁を合わせるなど。
• 葉酸 ＋ ビタミンC： * 働き： Cは体内で葉酸が利用されるのを助ける働きがあります。 * 食品例： 葉酸が豊富なブロッコリーを、ビタミンCが豊富なレモン汁や柑橘系のドレッシングで食べるなど。

このように、食事では「相乗効果」を意識した食べ合わせを工夫し、サプリメントで必要な葉酸を確実に補うというハイブリッドな方法が、最も理想的で効果的な摂取方法と言えます。

【モモストア解説】薬局で賢く葉酸サプリを選ぶためのまとめ

葉酸サプリは、ドラッグストアや薬局で手軽に購入できることが分かりましたね。店頭で気軽に買えるのはとても便利ですが、妊活・妊娠中という大切な時期だからこそ、選び方には特に慎重になる必要があります。

薬局でサプリを選ぶ際の最終チェックリスト

店頭でサプリメントを手に取ったとき、この３つのポイントだけは必ず確認してください。

1. 葉酸の型：「モノグルタミン酸型」と明記されているか。これが確認できない場合は、通販サプリを強く推奨します。
2. 含有量：葉酸400μgが含まれているか。加えて、鉄分やビタミンB12が含まれているか。
3. 費用と継続性：1日あたりの費用が無理なく、粒のサイズや匂いが続けられそうか。

店頭品は、価格の安さや手に入りやすさというメリットがありますが、専門性や成分の質、無添加へのこだわりという点では、通販限定の専門サプリに一歩譲る傾向があることは頭に入れておきましょう。

モモストアからのアドバイス：理想的な購入ルート

葉酸サプリの最も理想的な購入ルートは、ご自身の状況に合わせて使い分けることです。

• まずは試してみたい、コストを抑えたい方： * 薬局：マツモトキヨシやサンドラッグなどで、ナショナルブランドの「モノグルタミン酸型」と明記された商品をチェック。
• 妊活・妊娠初期で、品質と成分の質を最優先したい方： * 通販（Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング）：ベルタやマカナ、プレミンなど、妊活女性向けに特化して作られた高品質サプリを選び、定期購入で確実に続ける。
• 緊急時や旅行先で不足した場合： * 薬局/コンビニ：緊急避難的に、マルチビタミンサプリメントで葉酸を補給。

ご自身の体の状態やライフスタイルに合わせて、賢くサプリメントを選び、健康で幸せな妊活・妊娠期間を過ごしてくださいね。モモストアは、あなたの健康を心から応援しています！