【2025年最新版】北海道の美味しい生うにを通販で！失敗しない選び方と人気ブランド

「とろけるような食感と濃厚な甘みがたまらない！」
「北海道のウニをお家で贅沢に味わいたい！」
そう思っているあなたに、北海道産の絶品ウニを通販でお取り寄せする際の失敗しない選び方と、人気ブランドをモモストアが徹底的に解説します。
この記事を読めば、まるで現地で食べるような最高のウニに出会えますよ！

北海道うに通販の魅力：鮮度と無添加にこだわる理由

北海道のウニは、なぜこれほどまでに多くの人を惹きつけるのでしょうか？
それは、冷たい親潮と栄養豊富な海流が交わる場所で、ウニの最高の餌である高品質な昆布を食べて育っているからです。特に利尻島や礼文島周辺で採れる昆布は「最高級」とされ、それを食べて育ったウニは格別の甘みとコクを持つと言われています。通販でお取り寄せする最大の魅力は、この極上のウニを、自宅にいながらにして「最高の鮮度」で味わえることに尽きます。

昔ながらのウニの流通では、漁獲から消費者の手に届くまで時間がかかり、鮮度を保つために「ミョウバン」という添加物を使うのが一般的でした。ミョウバンは型崩れを防ぐ効果がある一方で、ウニ本来の風味を損ない、苦みやえぐみの原因になることもあります。しかし、現在の北海道の優良な通販業者では、「無添加」または「ミョウバン極少」で加工し、漁獲直後の新鮮な状態を保つための技術が格段に進歩しています。

具体的には、「塩水パック」という方法が主流になっています。これは、殻から取り出したウニを海水に近い濃度の塩水に浸してパックする方法で、ウニが空気に触れるのを最小限に抑え、まるで獲れたての海にいるような状態を再現できるのです。この塩水パックのおかげで、ミョウバンを使わなくてもウニの形と味をそのままに、遠方まで届けることが可能になりました。

また、北海道の漁は天候に左右されやすく、漁獲量が少ない希少なウニは市場に出回る前に予約で完売してしまうことも珍しくありません。そんな幻のウニも、専門の通販サイトであれば、漁の状況に合わせて予約注文できたり、入荷情報を受け取れたりするサービスを提供している場合があります。ですから、本当に美味しい、こだわりのウニを求めるなら、北海道の産地直送通販を利用するのが最も賢い選択と言えるでしょう。鮮度、無添加、そして希少な高級ブランド。これらすべてを叶えてくれるのが、今の北海道うに通販の最大の魅力なんです。

北海道産ウニの代表的な種類とそれぞれの旬を知ろう

北海道のウニにはいくつかの種類がありますが、通販で主に流通していて、私たちが「美味しいウニ」として認識しているのは、主に「エゾバフンウニ」と「キタムラサキウニ」の2種類です。この2種類は見た目も味も大きく異なるため、それぞれの特徴と旬を知っておくと、あなたの好みに合ったウニを選ぶことができますよ。産地によって旬の時期が微妙に異なるのが特徴で、年間を通してどこかの地域で美味しいウニが採れるのが北海道のすごいところなんです。

種類	通称	見た目の特徴	味わい	主な旬の時期
エゾバフンウニ	がぜ（ガゼ）	短めのトゲ、濃いオレンジ色	濃厚でクリーミー、甘みが強い	夏～秋（産地によって異なる）
キタムラサキウニ	のな（ノナ）	長めのトゲ、淡いクリーム色	上品で繊細、さっぱりとした甘さ	春～夏（特に6月～8月）

エゾバフンウニの濃厚な甘さの秘密と旬の産地

エゾバフンウニは、ウニの中でも特に濃厚な味わいが特徴で、「ウニの王様」と称されることもあります。その名の通り、馬糞（バフン）に似た形状から名付けられましたが、見た目のワイルドさとは裏腹に、味は極めて繊細で甘みが強いのが魅力です。

この濃厚さの秘密は、主にウニが食べる餌にあります。エゾバフンウニは特に質の良い昆布を好んで食べる傾向があり、その昆布の栄養分がたっぷりとウニの身（生殖巣）に蓄えられます。身の色が濃いオレンジ色をしているのも、栄養が凝縮されている証拠と言えるでしょう。食感はとろけるようにクリーミーで、口に入れた瞬間に磯の香りと共に、舌の上に濃厚な甘みが広がります。

エゾバフンウニは北海道の広い範囲で漁獲されますが、特に有名な産地としては、礼文島・利尻島、北方四島産（ロシアとの共同漁場、日本の流通では北海道産として扱われることが多い）、そして根室などが挙げられます。旬の時期は夏から秋にかけてのイメージがありますが、実は産地や海域によって漁期が異なり、一般的に産卵期前の1～2ヶ月が最も身が充実して美味しい時期となります。

例えば、礼文・利尻島のエゾバフンウニは一般的に6月～8月頃に旬を迎えますが、根室や昆布の生育状況が良い地域では秋口まで美味しいものが採れることもあります。お取り寄せする際は、その業者が「どの地域の、どの時期のウニ」を提供しているのかをしっかりとチェックすることが、最高のエゾバフンウニに出会うための鍵になりますよ。濃厚なウニ丼や、軍艦巻きでその真価を発揮する種類です。

キタムラサキウニの上品で繊細な味わいと旬の時期

キタムラサキウニは、エゾバフンウニに比べてトゲが長く、体格も大きいのが特徴です。身の色は淡い黄色からクリーム色をしており、その味わいは非常に上品で繊細、さっぱりとした甘さが魅力です。エゾバフンウニが「濃厚さ」で勝負するなら、キタムラサキウニは「雑味のないきれいな旨み」で勝負すると言えるでしょう。

かつてのお鮨屋さんでは、キタムラサキウニのすっきりとした味わいが他のネタの邪魔をしないため、好んで使われることが多かったという歴史もあります。近年は濃厚なエゾバフンウニが人気を集めていますが、キタムラサキウニの持つ「きれいな甘さ」を愛する根強いファンも非常に多いです。初めてウニをお取り寄せする方で、濃厚すぎるウニが少し苦手という方には、このキタムラサキウニから試してみることをモモストアはおすすめします。

キタムラサキウニの主な旬は春から夏、特に6月～8月頃に最盛期を迎える産地が多いです。有名な産地としては、利尻島、礼文島に加え、小樽や奥尻島、函館近郊など、北海道の広い海域で漁獲されます。特に夏場の小樽産キタムラサキウニは、新鮮さが命とされ、漁師さんが獲ったウニをすぐに加工して出荷するため、その日のうちに出荷される新鮮なものが手に入ることもあります。

キタムラサキウニは、シンプルにそのままいただくのが一番美味しい食べ方かもしれません。お刺身のように一粒一粒の形を楽しみながら、その清涼感のある甘さをじっくりと味わってみてください。また、海鮮丼にする場合も、他の具材の味を引き立てる上品な役割を果たしてくれますよ。通販サイトによっては、エゾバフンウニとキタムラサキウニの食べ比べセットを用意しているところもあるので、ぜひ両方の魅力を体験してみてください。

失敗しないウニ通販の選び方！「塩水パック」と「折り詰め」の違い

ウニを通販で買うとき、商品ページを見ると「塩水パック」「折り詰め」「木箱」など、様々な表示があって迷ってしまいますよね。これらはウニの「加工方法」と「鮮度の持ち」に直結する非常に重要なポイントなので、それぞれの特徴をしっかりと理解して、目的に合ったものを選ぶことが失敗しないための秘訣です。特に「生ウニ」を求めている場合は、加工方法が味を大きく左右しますよ。

塩水パックが「とれたて」に近い味わいを楽しめる理由

ウニを殻から取り出すと、空気に触れてしまうことで急速に鮮度が落ち始め、ドリップ（水分）が出て型崩れしやすくなります。これを防ぎ、さらにミョウバンを使わずに鮮度を保つために考え出されたのが「塩水パック」です。これは、ウニがもともと生きていた海水の濃度に近い「塩水」にウニの身を浸して密封する方法です。

この塩水パックの最大のメリットは、ウニが海水の中にいる状態に近いため、ミョウバンなどの添加物をほとんど、あるいは全く使わずに、ウニ本来の自然な風味と形を保てる点にあります。とれたてのウニは、海の中の自然な塩気と甘みを持っていますが、塩水パックはその状態をほぼ再現してくれるため、「まるで産地で食べたウニのようだ」と絶賛されることが多いんです。

ただし、塩水パックは鮮度が命であり、賞味期限は非常に短く、冷蔵で出荷日から2～3日程度であることがほとんどです。届いたらすぐに食べる計画が必要です。また、パックに入っている塩水は、食べる前にザルなどで軽く切ってから盛り付けるのが美味しく食べるコツです。ウニ丼や手巻き寿司など、ウニの味をダイレクトに楽しむ料理には、塩水パックが断然おすすめです。

「折り詰め（板ウニ）」は見た目が美しく、贈答品に最適

一方、「折り詰め（または板ウニ）」は、ウニの身を美しい木製の箱（折り）に隙間なく丁寧に並べたものです。これは、料亭や高級寿司店で使われることが多い、贈答品としても人気の高い見栄えの良い加工方法です。

折り詰めの最大の魅力は、その見た目の美しさにあります。ウニが一列に整然と並べられており、蓋を開けた瞬間の感動は塩水パック以上です。しかし、この折り詰めのウニは、形を保ち、水分を抑えるために、少量のミョウバン水（アルコールとミョウバンの希釈水）で処理されていることが多く、そのミョウバンの使用量がウニの味を左右します。

優良な業者であれば、ミョウバンの使用量を極限まで抑え、ウニの味に影響が出ないようにしていますが、安価なものや品質管理が不十分なものは、ミョウバンの苦みやえぐみが残ってしまう可能性があります。そのため、折り詰めを選ぶ際は、業者の信頼性と「無添加」や「極低ミョウバン」といった表示をしっかりと確認することが大切です。

折り詰めは、見た目も豪華なので、特別な日のお祝いや、大切な方への贈り物として非常に適しています。また、塩水パックよりも日持ちする傾向がありますが（冷蔵で3～5日程度）、やはり新鮮なうちに食べるのが一番です。

どちらを選ぶかは、「何を最も重視するか」によって変わってきます。最高の「味」と「鮮度」を追求するなら塩水パック。最高の「見た目」と「贈り物」としての価値を重視するなら、信頼できる業者の折り詰め、というように選ぶと失敗がありませんよ。

ミョウバン不使用（無添加）ウニを選ぶべき理由と注意点

ウニ通販を調べていると、「無添加」「ミョウバン不使用」という言葉をよく目にしますよね。これは、ウニの味を左右する非常に重要な要素であり、特に初めて高級なウニをお取り寄せする方は、ぜひこの無添加のウニに挑戦してみてほしいとモモストアは強くおすすめします。

ミョウバンは前述の通り、ウニの身を固めて型崩れを防ぎ、日持ちを良くするための食品添加物です。ミョウバン自体は食品衛生法で許可されている安全なものですが、ミョウバンがウニの持つ酵素と反応することで、人によってはウニ本来の甘みや風味が消えてしまい、特有の「苦み」や「えぐみ」として感じられてしまうことがあるのです。そのため、「ウニはちょっと苦手…」という方の多くは、ミョウバンによる風味の変化を経験している可能性が高いと言えます。

一方、無添加（ミョウバン不使用）のウニは、この添加物による影響を一切受けないため、ウニが昆布などの餌から得た本来の甘み、コク、そしてクリーミーな食感を最大限に楽しむことができます。本当に上質な無添加ウニを食べると、「今まで食べていたウニは一体何だったんだ！」と感動する方も少なくありません。特にエゾバフンウニのような濃厚な品種の場合、無添加であればあるほどその濃厚な甘さが際立ちます。

ただし、無添加ウニを選ぶ際の注意点もあります。まず、「鮮度保持が非常に難しい」という点です。無添加ということは、加工業者の技術とスピード、そして流通経路が完璧でなければ、ウニはすぐに型崩れしたり、傷んだりしてしまいます。そのため、無添加を謳っている業者を選ぶ際は、創業年数や口コミ、そして「どのような方法で鮮度を保っているか」（例：塩水パック、徹底した低温管理など）をしっかりと確認することが必要です。

また、無添加のウニは、ミョウバン処理されたものに比べて一般的に価格が高くなる傾向があります。これは、漁獲から加工、そして配送に至るまでの手間とコストが格段にかかるためです。しかし、その「一口の感動」を考えれば、決して高すぎる買い物ではないとモモストアは断言できます。せっかく北海道のウニをお取り寄せするなら、ぜひこの無添加の極上の味を体験してみてください。高品質なウニ専門の通販サイトを選ぶのが、最も確実な方法ですよ。

北海道ウニの有名ブランドと生産地の特徴

北海道は広大で、ウニの漁場も多岐にわたります。地域ごとに漁獲されるウニの種類や、餌となる昆布の種類が異なるため、産地によってウニの味わいに個性があります。通販でウニを選ぶ際、「どこ産のウニか」という点は、種類と同じくらい重要な要素になってきます。ここでは、特にお取り寄せで人気の高い、北海道の有名ウニブランドとその生産地の特徴をご紹介します。

利尻・礼文島産：最高級昆布が育む「島ウニ」の極上ブランド

北海道の最北端に位置する利尻島と礼文島。この島々周辺の海域で採れるウニは「島ウニ」と呼ばれ、日本トップクラスのブランド力を誇ります。その秘密は、ウニの最高の餌とされる「利尻昆布」にあります。良質な昆布を食べて育つため、身が大きく、甘みが強く、濃厚なコクがあるのが特徴です。

漁獲されるのは、主にエゾバフンウニとキタムラサキウニの両方ですが、特に礼文・利尻島のエゾバフンウニは「最高級品」として知られ、高級鮨店などでも珍重されています。漁期は限られており、予約で完売することも多い、まさに幻のウニの一つです。通販でこれらの島の名前を見かけたら、品質は間違いないと判断して良いでしょう。ただし、価格もそれなりに高価になります。

根室産：寒流と暖流が交わる栄養豊富な海域の恵み

北海道の東端に位置する根室市周辺の海域は、寒流と暖流が交わる場所であり、海水温が低く、プランクトンが豊富なため、ウニにとって非常に恵まれた環境です。ここで育つウニは、身が引き締まっていて弾力があり、磯の風味が豊かな味わいが特徴です。主にエゾバフンウニが漁獲され、その濃厚な旨みはウニ好きを唸らせます。

根室には「ナカウロコ中西水産」や「かねだい」など、新鮮なウニを丁寧に加工し、産地直送で届けてくれる優良な通販業者が多くあります。特に、獲れたてのウニを丁寧に手作業で殻剥きし、塩水パックで鮮度を保って届ける業者を選ぶと、根室の海の恵みをそのまま自宅で味わうことができますよ。利尻・礼文産に比べると、知名度はやや劣るかもしれませんが、味と品質は引けを取りません。

小樽産：新鮮さ命！その日の漁獲をすぐに加工

小樽は、観光地としても有名ですが、ウニの産地としても非常に評価が高い地域です。小樽のウニの特徴は、「新鮮さ」が何よりも重視される点にあります。漁師さんが獲ったウニをその場で「折り詰め」や「塩水ウニ」に加工し、すぐに市場に出荷する体制が整っているため、新鮮な状態で手に入りやすいのが魅力です。

小樽では、夏に旬を迎えるキタムラサキウニの評価が高いです。苦みや臭みが無く、上品な甘みがあるのが特徴で、地元の市場から出荷されたものは特におすすめです。小樽のウニは、その清涼感のある甘さを活かして、シンプルにウニ丼でいただくのが最高に美味しいですよ。

これらの産地やブランド以外にも、奥尻島、松前、噴火湾周辺など、北海道には美味しいウニの産地がたくさんあります。通販サイトの情報をしっかりと読み込み、あなたが求める「味の個性」と「産地」を組み合わせて選ぶのが、最良のウニに出会うための最善策です。

お取り寄せウニの相場とコスパの良い購入方法

「ウニは高級品」というイメージがありますから、通販で買うときに「この値段は妥当なのだろうか？」と悩む方も多いかと思います。北海道産の生ウニの相場を理解し、賢く、そしてコスパ良く購入するための方法をモモストアが解説しますね。ウニの価格は、種類、産地、そして最も重要な「漁獲量」によって大きく変動します。

北海道産生ウニの一般的な価格帯をチェック

北海道産の生ウニ（主にエゾバフンウニとキタムラサキウニ）は、一般的に100gあたり3,000円～5,000円程度が相場と言えるでしょう。ただし、これはあくまで目安であり、最高級とされる利尻・礼文島産のエゾバフンウニの旬の時期には、100gあたり7,000円以上になることも珍しくありません。逆に、漁獲量が安定しているキタムラサキウニや、産地直送のシンプルな塩水パックであれば、3,000円台で購入できることもあります。

ウニの価格が変動する最大の要因は、天候不順や赤潮による漁獲量の変動です。近年は、海水温の上昇などの影響でウニの不漁が続くことがあり、それが品薄状態と価格高騰に直結しています。特に「時価」として扱われることが多いので、購入を検討している時期の市場価格を事前にGoogle検索などでチェックしてみると、適正価格かどうかを判断するのに役立ちますよ。

種類・産地	相場（100gあたり目安）	特徴
最高級エゾバフンウニ（利尻・礼文産など）	5,000円～7,000円以上	濃厚な甘み、贈答品にも最適。希少価値が高い。
一般的なエゾバフンウニ・キタムラサキウニ	3,500円～5,000円	安定した品質。普段の贅沢にぴったり。
冷凍ウニ・訳あり品	2,500円～3,500円	コスパ重視。ウニの加工品やパスタなどに活用しやすい。

コスパ良く美味しいウニを手に入れるための秘訣

高級なイメージのウニですが、少し工夫することで、お得に美味しいウニを手に入れることができます。コスパを重視するなら、以下の方法を試してみてください。

• 旬の産地をリサーチする：北海道では、春から秋にかけてさまざまな地域でウニが旬を迎えます。一番の最盛期（ベストシーズン）を狙うと、流通量が増えるため、価格が比較的安定しやすい傾向があります。年中、どこかの産地のウニは旬なので、「今、一番美味しい産地」を狙うのが鉄則です。
• 訳あり品を賢く選ぶ：後述しますが、「型崩れ」や「色ムラ」といった理由の訳あり品は、味自体は変わらないことが多く、価格がかなり抑えられます。自宅用として見た目を気にしないのであれば、非常にお得です。
• 冷凍ウニを活用する：最近の冷凍技術は非常に進化しており、超低温で急速冷凍されたウニは、生ウニに匹敵する品質のものもあります。賞味期限が長く、必要な分だけ解凍できるため、ストックしておきたい方には最適です。
• 定期的に購入する：お気に入りの通販サイトやメーカーを見つけたら、メルマガやLINE登録をして、限定のセール情報や、漁獲が安定したタイミングでの予約販売情報を逃さないようにしましょう。

このように、知識を武器にすれば、高級なウニもより身近なものになります。あなたの予算と目的に合わせて、最適なウニを見つけてくださいね。

訳ありウニは本当に「訳あり」？購入時のチェックポイント

ウニの通販サイトを見ていると、「訳あり」「ご家庭用」といった表示を見かけることがあります。価格が通常品よりも安くなっているため、つい手が伸びそうになりますが、「本当に美味しいの？」「品質に問題はないの？」と不安になりますよね。ここでは、訳ありウニを賢く、安心して購入するためのポイントをモモストアが詳しく解説します。結論から言うと、訳あり品の中には「味は最高なのに安い」という掘り出し物がたくさんありますよ。

「訳あり」の理由をチェック！味に影響がない場合が多い

「訳あり」となる理由は、主に以下の4つのパターンに分けられます。このうち、味に影響があるものとないものをしっかりと見極めることが重要です。

訳ありの理由	味への影響	購入の是非	最適な用途
① 型崩れ・割れ	ほとんど影響なし	◎（特におすすめ）	ウニ丼、軍艦、パスタなど
② 色ムラ・色の悪さ	ほとんど影響なし	○（見た目を気にしなければ）	自宅用、加工料理
③ 身の厚みが薄い	やや影響あり	△（風味や甘みが弱い可能性）	加工料理、出汁取りなど
④ 漁期終わり・規格外サイズ	影響は少ない	◎（希少なウニが安価に）	そのまま食べる、手巻き寿司

私たちが最も狙いたいのは、①の型崩れや割れ、そして②の色ムラによる訳あり品です。ウニは非常に繊細なので、殻から取り出したり、塩水パックに詰める作業の中で、どうしても粒が崩れてしまうことがあります。見た目の美しさ（贈答品としての価値）は下がりますが、鮮度や味自体はA品と全く変わりません。そのため、自宅でウニ丼にするなど、どうせ崩してしまう用途であれば、このタイプの訳あり品は非常にお得でコスパが高いと言えます。

ただし、注意が必要なのは③の身の厚みが薄いものです。これは、ウニが十分に餌（昆布など）を食べられていない可能性があり、その結果、甘みや濃厚さが不足している場合があります。「せっかくウニを買うなら濃厚なものを食べたい」という方は、身の厚みに関する記述がないか、または「型崩れのみの訳あり」といった表記があるものを選ぶと安心です。

訳あり品を購入する際のチェックポイント

訳あり品だからといって、安易に飛びつくのは危険です。以下の3つのチェックポイントを確認してから購入してください。

チェックポイント１：加工方法が記載されているか
訳あり品であっても、それが「塩水パック」なのか、「ミョウバン使用の折り詰め」なのかは必ず確認しましょう。訳ありなのにミョウバンが大量に使われているようなものは、苦みが強く出る可能性があるので避けたほうが無難です。無添加や極低ミョウバンの記載があるかを見ましょう。

チェックポイント２：レビューや口コミの評価
その通販サイトの訳あり品に対するユーザーの口コミをチェックするのは必須です。特に「崩れていたが味は最高だった」というレビューは、品質が良い証拠です。逆に「苦みが強かった」「生臭かった」というレビューが多い場合は、その業者の訳あり品の品質管理に問題がある可能性があります。

チェックポイント３：訳ありの理由が明確か
「詳細不明の訳あり」ではなく、「粒が不揃いなため」「輸送中の揺れで型崩れが生じたため」など、具体的な理由が記載されている業者の方が信頼できます。しっかりと品質管理をした上で、正規品になれなかったウニを流通させている証拠だからです。

これらのポイントを押さえれば、あなたはプロ並みの目利きで、最高に美味しい訳ありウニを手に入れることができるはずです。見た目より味！という方は、ぜひチャレンジしてみてください。

ウニを最高の状態で食べる！届いてからの正しい保存方法と解凍方法

せっかく高級なウニをお取り寄せしても、保存方法や解凍方法を間違えてしまうと、ウニ本来の美味しさが半減してしまうことがあります。特に繊細なウニは、温度変化や乾燥に非常に弱いため、届いてから食べるまでのプロセスが非常に重要になります。ここでは、ウニを最高の状態で食べるための、正しい保存と解凍のテクニックをモモストアが伝授しますね！

冷蔵生ウニ（塩水パック・折り詰め）の保存の鉄則

冷蔵便で届いた生ウニ（塩水パックまたは折り詰め）は、とにかく時間との勝負です。賞味期限は通常、出荷日から2日～5日程度と短いため、届いた日か翌日には食べるのが理想です。

鉄則１：冷蔵庫の「チルド室」で保管する
ウニは、冷えすぎても、温度が高すぎても品質が落ちます。冷蔵庫の中でも、温度変化が少なく、低温が保たれる「チルド室」での保管がベストです。もしチルド室がない場合は、冷蔵庫の奥（扉の開閉による温度変化が少ない場所）で保管しましょう。間違っても、野菜室やドアポケットなどの温度変化が大きい場所には置かないでください。

鉄則２：塩水パックは水を切らずに保管
塩水パックの場合は、水気を切らずにそのままパックごと保管します。塩水がウニの乾燥を防ぎ、鮮度を保ってくれます。食べる直前に、目の細かいザルなどで塩水を軽く切る程度でOKです。水で洗い流したり、長時間水を切りすぎたりすると、旨みが逃げてしまうので注意しましょう。

鉄則３：冷凍は極力避ける
生ウニを家庭用冷凍庫で冷凍すると、解凍時に水分が抜けすぎて、ボロボロになったり、食感が悪くなったりする可能性が高いです。どうしても食べきれない場合は、加熱調理（ウニパスタなど）に使うか、醤油漬けなどに加工してから冷凍するのがおすすめです。

プロが教える！冷凍ウニの完璧な解凍方法

最近は品質の良い冷凍ウニも増えてきました。冷凍ウニの美味しさを最大限に引き出すには、「ゆっくりと解凍すること」が鍵となります。急いで解凍すると、旨みを含んだドリップが一気に流れ出てしまい、パサパサになってしまうので要注意です。

解凍方法：冷蔵庫で「一晩」かけて解凍

1. 冷凍されたパックや容器を、食べる前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫（チルド室がベスト）に移します。
2. パックの上から、キッチンペーパーや清潔なタオルで包み、ドリップを吸収できるようにしておくと、冷蔵庫内の他の食品にニオイ移りするのを防げます。
3. 約8時間～12時間かけて、ゆっくりと解凍します。完全に解凍できたら、そのまま召し上がってください。

絶対にやってはいけないことは、電子レンジでの解凍や、常温での解凍です。これらはウニの品質を著しく低下させます。急いでいる場合でも、氷水にパックごと浸す「氷水解凍」など、低温で解凍する方法を選んでください。

正しい方法で保存・解凍することで、通販で手に入れた高級ウニのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。最高のウニ丼を夢見て、丁寧に扱ってあげてくださいね！

ウニ丼だけじゃない！絶品ウニの簡単アレンジレシピ

北海道からお取り寄せした新鮮なウニは、もちろんそのままウニ丼にして食べるのが最高ですが、贅沢に少しだけ余ってしまったときや、いつもとは違う食べ方を楽しみたいときに試してほしい、モモストアおすすめの簡単なアレンジレシピをご紹介します。ウニは加熱すると甘みと風味が凝縮され、また違った美味しさを発揮してくれますよ。

ウニの甘みが際立つ！「ウニパスタ」の作り方

ウニパスタは、ウニの濃厚な旨みとクリームソースの相性が抜群の、定番かつ人気の高いアレンジレシピです。調理時間はわずか15分程度で、まるで高級レストランのような味が再現できますよ。

材料（2人前）

パスタ（フェデリーニなど細めがおすすめ）	200g
生ウニ	50g（ソース用）＋30g（トッピング用）
生クリーム（乳脂肪分高め）	100ml
白だし（または顆粒鶏がらスープ）	小さじ1
ニンニク	1かけ（みじん切り）
オリーブオイル	大さじ2
塩、胡椒	適量

作り方

1. パスタを塩（分量外）を入れたお湯で、袋の表示時間より1分短く茹でます。
2. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で香りが出るまで炒めます。
3. 生クリームと白だし（または顆粒スープ）を加え、弱火のまま加熱し、温まったら火を止めます。
4. ソース用のウニ（50g）を加えて混ぜ、余熱でウニを軽く溶かしてソースに混ぜ込みます。
5. 茹で上がったパスタをフライパンに移し、ソースと素早く絡めます。
6. 皿に盛り付け、最後に残りのウニ（30g）をトッピングし、お好みで刻み海苔を散らせば完成です！

ポイント：ウニは加熱しすぎると風味が飛んでしまうので、必ず火を止めた後の余熱でソースに溶かし込むようにしてください。

ウニとイクラの濃厚ハーモニー！「ウニとろ軍艦」

これはレシピというよりも、最高の食べ合わせの提案です。濃厚なウニに、プチプチとした食感と塩気のあるイクラ、そしてとろけるネギトロ（またはマグロのたたき）を組み合わせることで、口の中で至福のハーモニーが生まれます。これも、北海道海鮮丼の定番アレンジの一つです。

材料

• 海苔（焼き海苔）
• 酢飯
• 生ウニ
• イクラの醤油漬け
• ネギトロまたはマグロのたたき

作り方

1. 焼き海苔を軍艦用に縦長にカットします。
2. 酢飯を小さく丸め、海苔で周囲を巻いて軍艦の土台を作ります。
3. 土台の上に、ネギトロをこんもりと乗せます。
4. ネギトロの上に、新鮮なウニをたっぷりと乗せます。
5. 最後にイクラを数粒、彩りとして散らせば完成です。

この食べ方だと、ウニの濃厚さがネギトロの脂身と合わさって、極上のとろける食感になります。醤油をかけずに、少量の塩やレモンを絞って食べると、ウニ本来の甘みがより際立ちますよ。このレシピは、まさにお家でできる贅沢な海鮮居酒屋メニューですね。

人気通販サイト別！Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングのウニ販売傾向

北海道のウニを通販で買う場合、専門の海産物業者から直接購入する方法もあれば、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECモールを利用する方法もあります。それぞれのプラットフォームには特徴があり、あなたに合ったサイトを選ぶことで、より満足度の高いお取り寄せ体験ができます。モモストアが各モールのウニ販売傾向と、賢い利用方法を解説しますね。

楽天市場：多様な海産物専門店が集結。ポイント活用が魅力

楽天市場は、北海道内から非常に多くの海産物専門店が出店しているため、ウニの品揃えが非常に豊富です。「島の人（レブニーズ）」「北国からの贈り物」「カニの浜海道」など、有名な海産物業者の名前を見つけることができます。取り扱い種類も、エゾバフンウニ、キタムラサキウニの塩水パック、折ウニ、さらには瓶詰めの練りウニや佃煮など、多岐にわたります。

楽天市場でウニを買うメリット

• 店舗が多い：複数の専門店のウニを比較検討しやすい。
• ポイント還元：スーパーセールやお買い物マラソンなど、イベント時のポイント還元率が高く、高級なウニをお得に購入できる。
• レビューが豊富：購入者の生の声（レビュー）が多く、品質や業者の対応を事前に確認しやすい。

注意点：店舗によって品質や配送方法が大きく異なるため、レビューの評価が4.5以上の優良店を選ぶようにしましょう。また、送料やクール便代金が別途かかる場合があるので、最終的な支払総額を必ず確認してください。

Amazon：迅速な配送と安定した品質が魅力。急ぎの注文に

Amazonは、楽天市場ほどの専門店数は多くありませんが、提携している大手海産物ブランドのウニを中心に、安定した品質の商品を取り扱っています。最大の魅力は、その迅速な配送にあります。Prime会員であれば、翌日配送が可能な場合もあり、「急にウニが食べたくなった」「週末のパーティーに間に合わせたい」といった急ぎの注文には非常に便利です。

Amazonでウニを買うメリット

• 迅速な配送：最短で翌日に届く可能性があり、利便性が高い。
• シンプルな購入プロセス：普段Amazonを利用している方には馴染み深く、手軽に購入できる。
• 安定した価格：価格変動が少なく、相場を把握しやすい。

注意点：楽天市場と比較して、産地直送の「超限定品」や「訳あり品」などの希少なウニの取り扱いは少ない傾向にあります。また、レビュー数も楽天市場ほど多くないため、商品の詳細説明をしっかりと読むことが重要です。

Yahoo!ショッピング：PayPay利用者や若者に人気。セールも豊富

Yahoo!ショッピングは、近年PayPayとの連携により利用者数を伸ばしており、ウニの品揃えも充実してきています。楽天市場と似た形で多くの海産物専門店が出店しており、特にPayPayユーザーにとっては、PayPayポイントの還元率が高いことが最大の魅力となります。

Yahoo!ショッピングでウニを買うメリット

• PayPayポイント：PayPay残高での支払いや、キャンペーン時のポイント還元率が非常に高い。
• 幅広い品揃え：楽天市場と同様に、多様な海産物業者が出店している。
• セールが豊富：「5のつく日」など、定期的なセールでウニがお得に購入できる機会が多い。

注意点：Amazonや楽天に比べて、サイトデザインや検索機能が使いにくいと感じる方もいるかもしれません。また、一部の非常に専門的な高級ウニの取り扱いは少ない傾向があります。しかし、普段からPayPayを利用している方にとっては、実質的な最安値でウニを手に入れることができる可能性が高いサイトと言えます。

筆者モモストアが厳選！タイプ別おすすめウニ通販サイト3選

ここまで、ウニの選び方や産地の特徴、大手ECモールの利用方法を解説してきましたが、「結局、どこで買えば失敗しないの？」という疑問が残りますよね。そこで、筆者モモストアがこれまでのリサーチ経験と情報に基づき、タイプ別に自信を持っておすすめできるウニ通販サイトや業者を3つ厳選してご紹介します。どの業者も品質管理が徹底されており、安心して北海道の極上ウニを楽しむことができますよ。

タイプ1：無添加・最高級を追求するなら「うに屋むらかみ」

うに屋むらかみは、北海道・函館を拠点に半世紀以上にわたりウニの製造・加工・販売を行ってきた、無添加生ウニの専門店です。ミョウバンを一切使わず、ウニ本来の味を追求していることで非常に有名であり、ウニの濃厚な甘みととろける食感を最大限に引き出した製品を提供しています。

自社工場で一つ一つ手作業でウニの加工を行っており、その丁寧な仕事ぶりはプロの料理人からも高く評価されています。函館には直営の飲食店もあり、ウニ丼の専門店としても全国に名を馳せています。

おすすめポイント

• 徹底した無添加主義：ミョウバンの苦みやえぐみが一切なく、ウニ本来の甘さが際立つ。
• 高品質なエゾバフンウニ：特に濃厚なエゾバフンウニの品質が高く、初めて無添加ウニを食べる方に感動を与えること間違いなし。
• 加工品も充実：粒ウニ、ウニバター、雲丹醤油漬けなど、多様なウニ加工品も取り扱っており、ウニ好きにはたまらないラインナップ。

「本当に美味しい無添加ウニとは何か」を体験したい方、大切な方への贈答品として最高品質のウニを選びたい方に、最もおすすめできる専門ブランドです。

タイプ2：産地直送の鮮度とコスパを両立「北国からの贈り物」

北国からの贈り物は、北海道市場を拠点とし、カニやイクラなど、ウニ以外の海産物も幅広く取り扱う大手の通販サイトです。楽天市場やYahoo!ショッピングでもランキング上位の常連であり、その安定した品質と、価格とのバランス（コスパ）の良さが魅力です。

主に北方四島産や北海道産のウニを取り扱っており、塩水ウニのパック販売に力を入れています。大量仕入れと効率的な流通により、比較的リーズナブルな価格で、高品質な生ウニを提供できるのが強みです。また、訳あり品の取り扱いも多いため、自宅用として安価にウニ丼を楽しみたい層から絶大な支持を得ています。

おすすめポイント

• 圧倒的なコスパ：高品質なウニを比較的リーズナブルな価格で提供。
• 品揃えが豊富：ウニ丼セットや、イクラなど他の海鮮との二色・三色丼セットなど、様々なニーズに応えるセット商品が多い。
• 安心の大手ECモール対応：Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングのすべてに出店しており、普段利用するモールでポイントを貯めながら購入できる。

「ウニだけじゃなく、他の海鮮も一緒に楽しみたい」「信頼できる大手から、お手頃価格で良いウニを買いたい」という方に最適な通販業者です。

タイプ3：希少な島ウニを狙うなら「島の人（レブニーズ）」

島の人（株式会社レブニーズ）は、特に礼文島・利尻島産のウニをはじめとする、希少な「島もの」海産物に特化した通販サイトです。前述した通り、利尻昆布を食べて育ったこの地域のウニは、「ウニの最高級ブランド」として知られています。島の人では、この最高級の生エゾバフンウニやキタムラサキウニを、漁期に合わせて予約販売するスタイルを取っています。

そのため、他のサイトでは手に入りにくい、本当の高級ウニを狙うことができるのが最大の魅力です。価格は高価になりますが、その分、一口食べた時の満足度は非常に高く、「人生で一度は食べてみたい」ウニを探している方におすすめです。漁期が非常に短い商品が多いので、最新の情報を逃さないように、ウェブサイトを定期的にチェックすることが重要です。

おすすめポイント

• 最高級「島ウニ」の取り扱い：利尻昆布を餌とした、濃厚な甘さのウニを提供。
• 旬を逃さない予約体制：漁獲期に合わせて予約を受け付けるため、最高のタイミングのウニが手に入る。
• 食べ比べセット：エゾバフンウニとキタムラサキウニの食べ比べセットなど、ウニの個性の違いを楽しめる商品も充実。

「年に一度の贅沢をしたい」「産地最高の味を体験したい」という、品質最優先のウニ愛好家に心からおすすめしたい専門店です。

ウニ通販の知っておきたいリスクとトラブル回避策

高級食材であるウニを通販でお取り寄せする際には、いくつか知っておくべきリスクや、思わぬトラブルを回避するための対策があります。事前にこれらを知っておけば、「楽しみにしていたのにガッカリ…」といった事態を未然に防ぎ、安心で満足度の高いお取り寄せにすることができますよ。特に、生鮮食品ならではの注意点が多いので、しっかりと確認しておきましょう。

生ウニ通販最大の敵「天候」と「配送遅延」

生ウニの漁は、天候に非常に左右されます。台風や高波、急な時化（しけ）などで漁ができない場合、予定されていた漁獲日や出荷日が突然変更・延期になることがあります。これは、業者側の問題ではなく、自然相手の漁業である以上、避けられないリスクです。

トラブル回避策

• 日時指定は「余裕をもって」：大切な記念日やパーティーの「当日」に届くように指定するのは避けましょう。万が一の遅延に備え、前日までに届くように指定するのが鉄則です。
• メール・電話をチェック：注文後は、業者からの「漁獲状況に関する連絡」をこまめにチェックしてください。特に、出荷予定日の前日や当日は要注意です。
• 生ウニと冷凍ウニを併用：どうしても外せないイベントの場合は、品質の安定した冷凍ウニを予備として準備しておくのも一つの手です。

天候による延期は、新鮮なウニを最高の状態でお届けしたいという業者のこだわりでもあるので、温かい気持ちで待つことも大切かもしれませんね。この点については、北海道の業者に直接問い合わせてみるのも良いでしょう。

「ミョウバンの苦み」や「生臭さ」を感じた場合の対応

「無添加と書いてあったのに苦い」「なんだか生臭い」と感じてしまうケースもゼロではありません。これは、ウニの鮮度が落ちてしまったか、または個体差やミョウバン使用量の問題である可能性が高いです。

トラブル回避策

• まずは水気を切る：塩水パックの場合、塩水が濃すぎたり、時間が経っていたりすると、それが生臭さの原因になることがあります。食べる直前に、目の細かいザルで軽く水を切ってから食べてみてください。
• 品質保証を確認：優良な通販サイトの多くは、「品質保証」や「返品・交換規定」を設けています。もし、明らかに許容範囲外の苦みや異臭があった場合は、食べるのを中断し、すぐに業者に連絡しましょう。写真を撮っておくと、その後の対応がスムーズになることが多いです。
• レモン・醤油で工夫：もし少しの苦みや臭みであれば、少量のレモン汁や、ウニ専用の醤油（雲丹醤油など）を少しだけつけて食べることで、風味が打ち消されて美味しくなることがあります。

ウニは高級品だからこそ、もし納得がいかない品質であった場合は、遠慮せずに業者に相談することが、消費者としての権利を守ることに繋がります。優良業者であれば、誠実に対応してくれるはずですよ。

冷凍品の「再冷凍」は絶対に避けるべき理由

冷凍ウニを解凍した後、「やっぱり食べきれないから」と再冷凍するのは絶対にやめてください。一度解凍したウニを再び冷凍すると、ウニの細胞が破壊され、次に解凍した際に大量のドリップ（水分）が流れ出てしまい、食感がボロボロになり、味も極端に悪くなってしまいます。

トラブル回避策

• 小分けパックを選ぶ：最初から50gや80gなどの小分け冷凍パックになっている商品を選び、必要な分だけ解凍するようにしましょう。
• 加熱調理に回す：解凍したものの食べきれない場合は、ウニパスタやウニグラタンなど、加熱調理に回して翌日中に食べきるようにしましょう。加熱することで、多少の品質低下はカバーできます。

ウニを最高の状態で楽しむためにも、「解凍したら食べきる」を合言葉に、計画的に購入・消費してくださいね。