テレホンカードはどこで買える？今でも購入できる場所と種類、賢く手に入れる方法を解説！

皆さん、こんにちは！モモストアの筆者です。

最近、ふとした瞬間に「そういえばテレホンカードって、今どこで売ってるんだろう？」と思ったことはありませんか？
スマホが普及した現代では公衆電話を使う機会もめっきり減りましたが、災害時の備えや、実はコレクションとしての価値も見直されているんですよ。

この記事では、そんなテレホンカードの「今」の販売状況を徹底的に調査しました。
新品が買える場所から、お得に手に入れる裏ワザ、そして購入前に知っておきたい注意点まで、分かりやすくお伝えしますね！

テレホンカードの「今」の立ち位置！現状の販売状況を徹底解説

テレホンカード、略して「テレカ」は、1980年代から90年代にかけては本当に身近な存在でしたよね。
可愛いアイドルの写真や、アニメのキャラクター、鉄道の記念デザインなど、持っているだけで少し嬉しくなるアイテムでした。

でも、今はどうでしょう？
公衆電話の台数が減り、携帯電話が普及したことで、テレホンカードは一気に「昔のアイテム」というイメージになってしまいました。

しかし、実は今でも「現役」で使えるプリペイドカードであり、特定の需要があるため、完全に販売が終了したわけではないんです。
ただし、以前のようにどこでも気軽に買える状況ではなくなった、というのが正直なところです。

販売チャネルは大きく二極化しているのが現状

現在のテレホンカードの販売チャネルは、大きく分けて二つのルートに二極化しています。

一つは「新品」の販売ルート、もう一つは「中古・未使用品」の流通ルートです。

販売ルート	特徴	主な購入目的
新品販売（一次流通）	NTTグループなどが限定的に販売。主に企業や個人からの注文制作。	記念品、贈答品、企業のノベルティ、個人的な備蓄。
中古流通（二次流通）	一度人の手に渡った未使用品が中心。価格は定価以下が多い。	純粋な利用目的、コレクション、換金。

私たちが普段の生活で「ちょっと買ってこよう」と思っても、コンビニや駅の売店など、身近な場所では見かけなくなってしまったのは、この一次流通の場所が極端に減ってしまったためなんです。

次の見出しからは、この二つのルートについて、具体的にどこへ行けば手に入れられるのかを詳しく解説していきますね。
特に「災害時の備え」として購入を考えている方は、確実に新品を手に入れる方法を知っておくと安心ですよ。

【結論】新品のテレホンカードを確実に購入できる場所はココ！

まず、一番重要な「新品」のテレホンカードを確実に購入できる場所についてお話しします。

一般の店頭ではほとんど見かけなくなった今、新品のテレホンカードを手に入れる方法は、NTT関連会社への直接注文がメインとなります。

特に、個人の記念や企業のノベルティとして特定のデザインで制作したい場合は、NTTカードソリューションなどのサービスを利用することになります。

ただし、この方法は「1枚だけ欲しい」という利用目的の個人ユーザーには少しハードルが高いのが実情です。なぜなら、多くの場合、一定の枚数（例えば50枚以上など）からの注文が前提となるからです。

そのため、「ただ公衆電話で使うために新品が1枚欲しい」という方は、次の二つのルートを検討しましょう。

利用目的の個人が新品を手に入れるための現実的な選択肢

大量注文ではなく、ごく少量の新品を手に入れたい場合に現実的な選択肢となるのは、以下の二つです。

稀にあるオンライン限定販売のチェック

ごく稀にですが、大手オンラインショップなどでNTT関連会社が在庫処分的な形で一般デザインのテレホンカードを少枚数セットで販売することがあります。
これは不定期なので、NTT テレホンカード 少数販売などで定期的に検索してみるのがおすすめです。

信頼できる金券ショップの新品在庫を探す

後述しますが、金券ショップの主力は「未使用の中古品」です。
しかし、中には企業からの買取などで、シュリンクパックされた完全な新品セット（度数105が50枚セットなど）を扱っている場合があります。
これも在庫状況によるため確実ではありませんが、近隣の金券ショップに問い合わせてみる価値はありますよ。

このように、新品を手に入れる方法は限られており、多くの方が「テレカはもう売ってない」と感じる原因になっています。
でも安心してください。利用するだけなら、中古市場で流通している「未使用品」でも全く問題なく使えますし、そちらの方が断然お得に手に入るんです！

大手コンビニ3社（セブン・ローソン・ファミマ）での最新取り扱い状況

昔は、コンビニでもテレホンカードを販売していました。レジ横のケースに、様々なデザインのカードが並んでいるのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。

しかし、結論から言うと、現在、大手コンビニチェーンのほとんどはテレホンカードの一般販売を取りやめています。

これは、携帯電話の普及により、需要が激減したことが最大の理由です。

では、具体的に大手3社の状況はどうなっているのか、モモストアの筆者が調査した最新情報をお伝えします。

セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの販売状況

以下の通り、どのお店も基本的には「店頭での販売は終了」という回答になります。

 

コンビニ名	現在の販売状況	備考・代替サービス
セブン-イレブン	店頭販売は終了	セブン銀行ATMは利用可だが、テレカ関連サービスはなし。
ローソン	店頭販売は終了	プリペイドカードは多数扱うが、テレホンカードは対象外。
ファミリーマート	店頭販売は終了	公共料金支払いなどは利用できるが、テレカの取り扱いはなし。

「もしかしたら、地方の小さな店舗や、昔ながらの個人経営のフランチャイズ店ならあるかも？」と期待する方もいるかもしれません。
確かに、ごく稀に過去の在庫が残っている可能性もゼロではありませんが、店員さんに聞いても「もう何年も扱っていません」と言われるのがオチでしょう。

わざわざ店舗を回って探すよりも、次に紹介する確実な方法で手に入れた方が、時間も労力も節約できますよ。

コンビニ以外に身近だった場所の販売事情

コンビニ以外にも、昔はよく販売されていた場所がありますよね。例えば、タバコ屋さんや、キヨスクなどの駅の売店です。

これらもほとんどの場合、販売は終了しています。
特に駅の売店は、公衆電話自体が改札の外や特定の場所に集約されたこともあり、わざわざ売店でテレホンカードを売る必要性がなくなってしまったからです。

もし、どうしても外出先で公衆電話を使うことになった場合、テレホンカードがないときはどうすればいいでしょうか？

基本的には硬貨（10円玉や100円玉）を使えば問題ありません。テレホンカードの残高が心配な方は、財布に少し小銭を用意しておくと安心ですね。

駅の売店や自動販売機、郵便局でテレホンカードは買える？

公衆電話の近くといえば、駅の売店や、専用の自動販売機、そして公的な機関である郵便局などを思い浮かべる方も多いでしょう。

これらの場所も、テレホンカードを購入できるかどうかの重要なチェックポイントとなりますので、最新の情報をまとめてお伝えします。

郵便局とテレホンカードの深い関係

かつて、郵便局は切手やはがきと同じように、テレホンカードも販売していました。
贈答用としても利用されることが多かったため、郵便局での取り扱いは一般的だったんです。

しかし、残念ながら、現在、全国の郵便局の窓口では、テレホンカードの販売は行われていません。
日本郵便の公式サイトや、窓口の担当者に確認しても、「取り扱い終了」という回答が返ってきます。

もし郵便局でテレホンカードを探している方がいれば、それはもう過去の話となってしまったことを知っておきましょう。

駅の売店や自動販売機の現状

駅構内の「キヨスク」や「NewDays」などの売店でも、以前は販売されていました。
また、駅のホームの隅や、公衆電話の近くに、テレホンカード専用の自動販売機が設置されていることもありましたよね。

現在の状況は、以下の通りです。

場所	現在の販売状況	理由
駅の売店（キヨスク等）	ほぼ取り扱い終了	需要の激減と、限られた陳列スペースを他の高需要商品に充てるため。
専用の自動販売機	基本的に撤去済み	公衆電話自体の撤去や集約に伴い、自販機も姿を消した。
NTTの営業所	一般への販売は原則終了	一部の特殊な契約を除き、窓口での対面販売は行っていない。

このように、私たちにとって身近な「リアル店舗」でのテレホンカードの販売は、ほとんど絶滅状態にあると言っても過言ではありません。

もし、公衆電話の近くで「テレホンカードの自販機らしきもの」を見かけても、それは多くの場合、故障していたり、紙幣投入口が塞がれていたりする「遺構」となっていることが多いので、時間を使って探すのはおすすめできません。

では、どこに行けば買えるのか？次の見出しで、最も現実的な選択肢の一つである「金券ショップ」について深掘りしていきますね。

金券ショップでテレホンカードを買うメリット・デメリットを徹底比較

新品での購入が難しい今、多くの人がテレホンカードを手に入れるために利用しているのが「金券ショップ」です。

金券ショップで扱われているのは、企業がノベルティで配ったり、個人がコレクションとして持っていたりした「未使用の中古品」が中心です。

これが、純粋に公衆電話での利用を目的としている方にとって、実は最も賢い選択肢となる可能性があります。なぜなら、定価よりも安く手に入ることが多いからです。

金券ショップの最大の魅力は「割引価格」

金券ショップでは、50度数のテレホンカードを例にとると、額面（定価）は500円ですが、販売価格は480円〜495円程度と、数%の割引が適用されていることが一般的です。

度数	額面（定価）	金券ショップ相場（販売価格目安）	割引率
50度数	500円	480円～495円	1%～4% OFF
105度数	1,000円	960円～980円	2%～4% OFF

たかが数%かもしれませんが、テレホンカードは有効期限がないため、災害対策などでまとまった枚数を購入する場合、この割引は大きなメリットになります。

また、金券ショップは駅前や繁華街にあることが多く、他の金券類と合わせて購入しやすいのも魅力の一つです。

注意点：コレクション目的の場合は状態確認が必須

利用目的であれば、多少のキズや汚れは気にしなくても大丈夫ですが、コレクション目的で「美品」を探している場合は、注意が必要です。

金券ショップのテレホンカードは、以下の状態であることが多いです。

• ケースや袋に入っていない状態で販売されていることがある。
• カードの裏側に若干のキズや指紋がついている場合がある。
• 「未使用」であっても、販売店の管理シールが貼られていることがある。

特に、シールが貼られているとコレクション価値は大きく下がってしまいます。購入前には必ず現物を手に取って、裏側の状態まで確認させてもらいましょう。

また、金券ショップの在庫は店舗によって大きく異なります。
人気の高いアニメや鉄道のデザインは、入荷してもすぐに売れてしまうため、見つけたらすぐに購入するのが鉄則です。
近所の金券ショップの在庫をネットで探すのが早いかもしれません。

コレクションとしても人気！プレミアがつくレアなテレホンカードの種類

テレホンカードは、ただのプリペイドカードとしてだけでなく、実は非常に奥深いコレクションアイテムとしても人気を博しています。

その種類は膨大で、限定生産されたものや、今では手に入らない貴重なデザインのカードには、額面を遥かに超えるプレミア価格がつくことがあります。

もしあなたがテレホンカードの「利用」だけでなく「収集」にも興味があるなら、この見出しは必見ですよ！

高値で取引される「プレミアテレカ」の代表例

どのようなテレホンカードにプレミアがつくのか、その代表的な種類を知っておきましょう。

アイドルの限定品や抽選品

1980年代後半から90年代にかけては、アイドルの写真がデザインされたテレホンカードが大量に作られました。
特に、雑誌の懸賞や、ファンクラブの限定グッズとして配布された「抽選品」や「非売品」は、現存数が少ないため高値で取引されています。
例えば、デビュー初期のアイドルのものなどは、当時のファンからの需要が今でも根強くあります。

アニメ・漫画のキャラクターグッズ

人気アニメや漫画の連載開始・終了、映画化などを記念して作られたテレホンカードも人気です。
特に、セル画風のデザインや、原作者の直筆イラストが使われたものは、アニメグッズとしての価値も加わり、高値安定の傾向にあります。

鉄道・イベントの記念カード

鉄道の開通記念、廃線記念、特急列車の運行開始記念など、特定の「時」や「場所」を切り取った記念テレホンカードも、鉄道ファンからの需要が非常に高いです。
また、東京オリンピックや大阪万博などの国家的なイベントの記念品も、歴史的価値があり高値で取引されています。

 

これらのカードは、金券ショップでも稀に見かけますが、多くはオンラインオークションや専門の買取業者を通じて取引されています。
もし自宅に眠っているテレホンカードがあれば、一度そのデザインを検索してみると、思わぬお宝が見つかるかもしれませんよ。

オンラインショップでテレホンカードを購入する流れと注意点

今、テレホンカードを最も手軽かつ確実に手に入れられる場所、それがオンラインショップです。

金券ショップが近くにない方や、デザインを選びたい方、あるいは大量に購入したい方にとって、オンラインは最適な購入先となります。

ただし、オンラインならではの注意点もありますので、スムーズに購入するための流れと合わせて解説しますね。

オンラインでの購入ルートは主に二種類

オンラインショップでの購入ルートは、大きく分けて「ECサイト」と「フリマアプリ/オークション」の二種類です。

ルート	代表的なサイト	メリット	デメリット
ECサイト	Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング	信頼性が高い、大量購入しやすい、ポイントが使える。	フリマに比べると価格は高めなことが多い。
フリマアプリ/オークション	メルカリ、ヤフオク！	価格交渉が可能、プレミア品が見つかる、掘り出し物がある。	偽物や使用済みカードに注意が必要、個人間取引の手間。

純粋に「公衆電話で使う」という目的であれば、ECサイトで「未使用・台紙付き」などと明記された商品を購入するのが最も安心です。
特に、金券類を専門に扱うストアが出品している場合は、偽物の心配もなく、安心して利用できます。

購入前にチェックすべきオンライン特有の注意点

オンラインでテレホンカードを購入する際は、以下の点に特に注意しましょう。

 

• 「未使用」の確認：商品タイトルや説明文に「未使用」「残高あり」と明記されているか確認します。使用済みのカードは、残高が残っていても価値は下がります。
• 度数の確認：50度数なのか105度数なのかを必ず確認します。価格と度数が釣り合っているか計算しましょう。
• 送料の確認：カード自体は安くても、送料が高くつく場合があります。送料込みで定価以下になっているかを確認することが大切です。
• 出品者の評価：フリマアプリやオークションサイトを利用する場合、出品者の過去の評価を必ずチェックしましょう。金券類の取引実績が多い出品者を選ぶと安心です。

これらのポイントを押さえておけば、オンラインでもお得に、そして安心してテレホンカードを手に入れることができますよ。次の見出しでは、具体的なECサイトでの購入方法を比較していきますね。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの賢い購入方法

大手ECサイトは、テレホンカードの「未使用品」を扱う金券ショップや買取業者が多数出店しているため、非常に有力な購入先となります。

それぞれのサイトには特徴があり、あなたが普段利用しているポイントサービスや、希望する購入枚数によって最適なサイトが変わってきます。賢く購入するための比較とコツを見ていきましょう。

大手ECサイトの比較と活用術

主要な3つのサイトでの購入の特徴をまとめました。

 

サイト名	主なメリット	賢い活用方法
Amazon	商品の検索と配送が早い、prime会員なら送料の心配が少ない。	「テレホンカード 50度数」などで検索し、レビューの多い業者を選ぶ。
楽天市場	楽天ポイントが貯まる・使える、出店業者が多様。	「金券」カテゴリや「チケット」カテゴリから探すのが効率的。
Yahoo!ショッピング	PayPayポイントが貯まる・使える、Tポイントとの連携も可能。	セール時期を狙うと、ポイント還元で実質価格が最も安くなる可能性がある。

利用目的で購入する場合、特に注目すべきは「ポイント還元」です。
例えば、楽天スーパーセールやYahoo!の5のつく日など、ポイントアップのキャンペーン中に購入すれば、実質的な購入価格を定価よりも大幅に下げることができます。

テレホンカードは有効期限がないため、これらのタイミングでまとめて購入しておくのが、最も賢い「買い溜め」の方法と言えます。

個人出品されているメルカリなどの活用

ECサイトとは別に、メルカリやラクマなどのフリマアプリもテレホンカードの流通先として人気があります。

ここでは、上記で紹介したようなプレミア価値のあるカードが出品されていることが多く、コレクターにとっては見逃せない市場です。

また、一般のデザインでも「家族が使わなくなったから」といった理由で定価割れで出品されていることもあり、掘り出し物を見つける楽しみがあります。

しかし、個人間取引であるため、「残高が分からない」「使用済みだった」などのトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではありません。

購入前に、フリマでの金券の偽物を見分ける方法などを検索して、自衛することも大切です。

トラブルを避けるためにも、「美品」「未使用」「台紙付き」など、できるだけ状態が良く、情報が詳細に書かれている商品を選びましょう。

テレホンカードの度数の種類と使い方｜実は使い方がちょっと特殊？

テレホンカードを購入する際、「50度数」や「105度数」といった表記を見かけますよね。
この「度数」とは、そのまま通話できる金額を表しているわけではありません。

テレホンカードは、実は「額面以上の価値を持つことがある」という、ちょっと特殊な仕組みになっています。
これは、公衆電話の通話料金のシステムと深く関わっているんです。

50度数と105度数、お得なのはどっち？

現在主に流通しているのは、「50度数」と「105度数」の2種類です。

度数	額面（定価）	販売単価（目安）	特徴
50度数	500円	500円以下（金券相場）	最も一般的で、利用・換金ともにしやすい。
105度数	1,000円	1,000円以下（金券相場）	50度数より少しだけお得になる傾向がある。

なぜ「105度数」なのに1,000円なのか？

これは、テレホンカードのサービス開始当初から、額面以上の度数が付与される「プレミアム」が設定されているためです。
つまり、1,000円で100円以上の通話ができるということになり、硬貨で支払うよりもお得になる仕組みになっているんです。

使い方に関する特殊なルール

公衆電話でテレホンカードを使うときに、意外と知られていない特殊なルールがあります。

残高が残っていても使い切れない場合がある

公衆電話の通話料金は「度数」で引かれます。
例えば、10円で約5.5度数が引かれます（昼間の料金の場合）。

もしテレホンカードの残高が1度数だった場合、その1度数で通話を開始することはできません。通話を開始するためには、最低通話料金分の度数が必要となるからです。

そのため、「残高が中途半端に余ってしまったカード」は、使い切ることが難しくなり、換金する場合も査定額が低くなることがあります。

テレホンカードの残高を使い切るコツは、最後の通話でなるべく長い時間通話すること。ただし、通話が途中で切れると残った度数が無駄になることもあるので、注意が必要ですね。

カードの残高確認は、公衆電話にカードを入れた時に表示されるので、こまめにチェックするようにしましょう。

公衆電話の設置場所はどこにある？テレホンカードの利用場所を探す方法

テレホンカードを手に入れても、肝心の公衆電話がどこにあるのか分からなければ意味がありませんよね。

ピーク時には全国で90万台近くあった公衆電話ですが、現在ではその数が激減しています。

しかし、災害時などの非常時に備えて一定数は維持することが義務付けられているため、完全にゼロになることはありません。どこに設置されているのか、探す方法を見ていきましょう。

公衆電話が必ず設置されている場所（ユニバーサルサービス）

NTT東西日本では、緊急時の通信手段確保のため、以下の場所に公衆電話を設置し続けることが義務付けられています（ユニバーサルサービス）。

• 病院、学校、官公庁などの公共性の高い施設
• 駅、空港、バスターミナルなどの交通機関
• デパート、ショッピングセンターなどの大規模商業施設
• 公衆電話を設置する基準（おおむね市街地では500m四方に1台、その他の地域では1km四方に1台）を満たすエリア

特に、大きな病院のロビーや、駅の改札付近には、ほとんどの場合公衆電話が設置されていますので、困ったときはこれらの場所を探してみましょう。

今すぐ公衆電話の場所を知るための便利な検索サービス

「今すぐ使いたい！」という場合は、事前に場所を把握しておくのが最も確実です。

実は、NTTの公式サイトなどで、公衆電話の設置場所を検索できるサービスが提供されています。

NTT 公衆電話 設置場所 検索のページにアクセスすると、現在地や任意の住所から、近くにある公衆電話の設置場所を地図上で確認できます。

これを活用すれば、自分がよく行く場所や、通勤・通学路にある公衆電話の場所を把握しておけますね。

また、ショッピングセンターや大型施設を訪れた際は、エントランスやサービスカウンター付近を探してみるのも一つの手です。意外と目立たない場所にひっそりと設置されていることがありますよ。

テレホンカードは「災害時の備え」として持っておくべき理由

なぜ今、私たちがテレホンカードを持っておくべきなのか？

その最大の理由は、携帯電話が使えなくなる「災害時の通信手段」としての価値にあります。

スマホが手放せない時代だからこそ、もしもの時に備えて「アナログな通信手段」を確保しておくことが、自分や大切な人を守ることに繋がるんです。

携帯電話が使えなくなる３つのリスク

大規模な災害が発生すると、携帯電話は以下の理由で使えなくなる可能性があります。

• リスク１：基地局の損壊
  地震や水害などで携帯電話の基地局が物理的に壊れてしまうと、通話やデータ通信ができなくなります。
• リスク２：輻輳（ふくそう）による通信規制
  安否確認などで一斉に電話をかける人が増えると、回線がパンクしてしまい、緊急性の低い通信が規制されます。
• リスク３：バッテリー切れ
  停電が長期化すると、スマホの充電ができなくなり、通信手段が完全に断たれてしまいます。

これらのリスクがある中で、公衆電話は非常に強い特性を持っています。

公衆電話とテレホンカードの「最強タッグ」

公衆電話は、以下の理由から災害時に強い通信手段として機能します。

停電時でも使用可能

公衆電話は、電話回線から供給される電力（メタル回線）で動作するため、停電時でも使用が可能です。これは、スマホや一般の家庭用固定電話にはない、公衆電話ならではの最大の強みです。

災害時の優先的な利用

災害時は、公衆電話からの通話が優先的に接続される仕組みになっています。
また、災害用伝言ダイヤル（171）や、緊急通報（110、119、118）は、テレホンカードや硬貨がなくても無料でかけられます。

しかし、安否確認などの一般通話には料金（度数または硬貨）が必要です。

その際、硬貨は財布に数枚しかないかもしれませんが、テレホンカードなら50度数（約500円分）や105度数（約1,000円分）の通話力を確保できます。

硬貨を使い切ってしまった時や、細かい小銭がない時に備えて、財布や防災リュックにテレホンカードを数枚入れておくことは、非常に有効な防災対策と言えるでしょう。

不要になったテレホンカードを損せず手放す賢い換金方法

昔コレクションしていたテレホンカードが大量に出てきた、あるいは災害対策で買ったものの結局使わなかった、という方もいるかもしれませんね。

使わずに家に眠らせておくのはもったいない！

テレホンカードは、今でも「換金価値」が非常に高い金券の一つです。損をせず、賢く現金化する方法を見ていきましょう。

換金ルートは「金券ショップ」か「ネット買取」

テレホンカードを換金するルートは、主に以下の3つです。

 

換金方法	換金率（目安）	メリット	デメリット
金券ショップ（店頭）	額面の90%～95%	即現金化できる、安心感がある。	換金率が店舗によって異なる、プレミア品も額面基準で買取されがち。
ネットの金券買取業者	90%～96%（枚数による）	高換金率を提示しやすい、プレミア品を査定してくれる可能性がある。	現金化に数日かかる、送料がかかる場合がある。
フリマアプリ/オークション	額面以上（送料・手数料考慮）	プレミア品は高値で売れる。	梱包・発送の手間、売れないリスク、手数料が高い。

高く売るための「査定アップ」のコツ

テレホンカードの査定額を少しでも上げるためには、以下のポイントに注意してください。

台紙付きはそのままに

新品購入時についていた台紙は、カードの状態を保つために非常に重要です。台紙から外さずに保管しておくと、査定額がアップする可能性があります。

プレミア品は必ず「専門業者」へ

もしあなたがアイドルの限定カードや、マイナーなアニメの非売品などを持っている場合、普通の金券ショップでは「500円」としてしか見てくれないかもしれません。

そういったカードは、アイドルグッズ専門や、古銭・切手なども扱う専門の買取業者に査定を依頼しましょう。

専門業者なら、そのデザインの市場価値を正確に評価してくれるため、思わぬ高値がつくことがありますよ。

テレホンカード プレミア 買取業者などで検索すると、宅配買取を行っている専門業者が見つかります。

まずは複数の業者で無料査定を依頼し、最も高い換金率を提示してくれたところに売却するのが、賢い手放し方です。

【まとめ】テレホンカードは「目的」に合わせて購入場所を選びましょう

いかがでしたでしょうか？

テレホンカードは「もう買えない」と思われがちですが、実は今でもしっかりと流通しており、購入できる場所が明確になっていることが分かりましたね。

最後に、あなたの「購入目的」別におすすめの購入場所をまとめておきます。

目的別！ベストな購入場所一覧

 

購入目的	ベストな購入場所	理由
公衆電話での利用	金券ショップ or ECサイト	定価よりも安く、お得に手に入る。利用目的なら中古の未使用品で十分。
災害時の備蓄（新品）	NTT関連会社への少量注文 or ECサイトの信頼できる業者	確実な新品の確保。ただし、ECサイトでも未使用品（中古）が混在しているため注意が必要。
コレクション・プレミア品	オンラインオークション or フリマアプリ	一般店舗では見つからないレアなカードが多数出品されている。

コンビニや郵便局など、かつて身近だった場所での販売は終了してしまいましたが、その代わりにオンラインや金券ショップという新しいルートが確立されています。

テレホンカードは、現代においては「防災アイテム」として再評価されていますので、これを機に数枚手元に用意しておくのは非常におすすめですよ。

あなたがこの記事で、納得のいくテレホンカードの購入場所を見つけられたなら嬉しいです！