T-moneyカードはどこで買える?韓国旅行必須の交通カードの購入方法と使い方
韓国旅行を計画中の皆さん、こんにちは!
韓国の電車やバスに乗るなら、欠かせないのが「T-moneyカード」ですよね。日本でいうSuicaやICOCAのような交通系ICカードで、これがないと移動のたびに切符を買う手間がかかってしまいます。
でも、「どこで買えるの?」「どうやってチャージするの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
この疑問をモモストアが分かりやすく徹底解説します!空港から街中まで、確実に入手できる場所や、裏ワザまでご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んで、スマートな韓国旅行を楽しんでくださいね。
・T-moneyカードが買える場所【空港編】仁川・金浦での確実な入手方法
・T-moneyカードが買える場所【駅構内編】地下鉄駅の自動販売機とサービスセンター
・T-moneyカードが買える場所【コンビニ編】韓国の主要コンビニを徹底比較
・T-moneyカードの購入時の注意点!買う場所によって違うことってある?
- T-moneyカードとは?韓国旅行で必須の理由と基本的な知識
- T-moneyカードが買える場所【空港編】仁川・金浦での確実な入手方法
- T-moneyカードが買える場所【駅構内編】地下鉄駅の自動販売機とサービスセンター
- T-moneyカードが買える場所【コンビニ編】韓国の主要コンビニを徹底比較
- T-moneyカードの購入時の注意点!買う場所によって違うことってある?
- T-moneyカードをチャージできる場所と残高確認方法
- T-moneyカードは地下鉄・バス以外でも使える?驚きの活用術
- 外国人観光客向け!T-moneyカードの種類とどれを選ぶべきか
- T-moneyカードを日本国内で購入できる?事前に入手する方法
- T-moneyカードの残高が余ったら?払い戻しの方法と場所
- T-moneyカードが使えない!よくあるトラブルとその対処法
- T-moneyカードを使う上での裏ワザ・節約術
T-moneyカードとは?韓国旅行で必須の理由と基本的な知識

韓国旅行において、T-moneyカードはもはや「あると便利」ではなく、「必須」のアイテムと言えます。
特にソウルや釜山などの大都市を観光する場合、地下鉄やバスの利用頻度は非常に高くなりますから、その都度現金を準備したり、切符を買ったりする手間は想像以上にストレスになりますよね。
この章では、T-moneyカードの基本的な役割と、旅行者にとってなぜこれが欠かせないのかを深掘りしていきましょう。
T-moneyカードの基本機能とメリット
T-moneyカードは、日本でいうところのPASMOやSuica、ICOCAに相当する「非接触型ICカード」です。
韓国の交通機関のほとんどで利用できる汎用性の高さが最大の魅力ですが、それ以外にも旅行者に嬉しいメリットがたくさんあります。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 乗り換え割引が適用される!:これがT-moneyを使う最大の理由の一つです。地下鉄からバス、バスから地下鉄など、決められた時間内(通常30分~1時間)に乗り換えをすると、運賃が割引されるシステムが自動で適用されます。これは現金払いでは受けられない特典なので、移動が多い旅行者には大きな節約になります。
- 小銭いらずでスマート!:現金をチャージしておけば、自動改札機やバスの乗降口にかざすだけでOK。旅行先で慣れない小銭を数えるストレスから解放されます。
- 交通機関以外でも利用可能!:後述しますが、コンビニや一部の飲食店、タクシーなどでも電子マネーとして利用できます。
- 半永久的に利用可能!:カード自体に有効期限はありません。次回以降の韓国旅行でもそのまま使えますし、記念として持ち帰ることもできます。
旅行者が遭遇しやすい「T-moneyがないと不便なシチュエーション」
「現金でもいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、韓国の交通システムは旅行者にとってT-moneyが前提となっています。
現金だと不便な具体的な例:
- バスの運賃支払い:韓国のバスは基本的に、乗車時に運賃を支払い、降車時にもカードをかざす必要があります。現金で支払う場合、お釣りは出ますがお札は受け付けないことが多く、バスに乗り込む前に必ず小銭を準備しなければなりません。
- 自動改札の混雑時:特に朝夕のラッシュ時は、T-moneyカードをかざす人がほとんどです。現金で切符(1回用交通カード)を購入すると、券売機に並ぶ時間だけでなく、保証金(デポジット)の払い戻しにも手間がかかります。
- 乗り換え時の割引:先ほども触れましたが、乗り換え割引がないと、1日の中で何度も交通機関を利用する場合、トータルでかなりの損になってしまいます。
結論として、T-moneyカードは時間と手間、そしてお金を節約してくれる最強の旅行アイテムなのです!
知っておきたいT-moneyカードの基礎情報まとめ
| 対象年齢 | 大人、青少年、子供(購入時に設定が必要) |
| 利用可能エリア | ソウル、京畿道、釜山、大邱、仁川など、韓国のほとんどの都市 |
| カード価格 | 2,500ウォン~5,000ウォン程度(デザインや種類による) |
| 有効期限 | なし(半永久的に利用可能) |
| 払い戻し | 可能(手数料が発生する場合あり) |
まずは「T-moneyカードを手に入れること」を韓国到着後の最優先ミッションにしましょう!
T-moneyカードが買える場所【空港編】仁川・金浦での確実な入手方法
T-moneyカードを購入するのに最も簡単で確実な場所は、なんといっても空港です。
韓国の玄関口である仁川(インチョン)国際空港や金浦(キンポ)国際空港に降り立ったら、真っ先に探すべき購入スポットを詳しくご紹介します。
仁川国際空港(ICN)での購入スポット
仁川国際空港はターミナル1(T1)とターミナル2(T2)がありますが、どちらも購入場所に困ることはありません。空港内でT-moneyを販売しているのは、主にコンビニエンスストアとT-moneyの専用ブースです。
T1・T2共通:到着ロビーのコンビニ
最もアクセスしやすいのは、やはり到着ロビーにあるコンビニエンスストアです。
到着ゲートを出てすぐの場所に、以下のコンビニがありますので、見逃すことはありません。
- CU(シーユー):韓国で最も一般的なコンビニの一つ。
- GS25(ジーエス25):こちらもCUと並ぶ大手コンビニチェーン。
- セブンイレブン(7-Eleven):日本でもおなじみのコンビニ。
購入時のワンポイントアドバイス:
レジで「T-moneyカード ジュセヨ(T-moneyカードをください)」と言い、同時にチャージ(충전:チュンジョン)も済ませてしまうのが最もスムーズです。
カード本体の料金(約4,000~5,000ウォン)に加えて、初回のチャージ分(1万ウォン程度がおすすめ)を現金で支払います。
T1限定:空港鉄道(AREX)のサービスセンター
仁川空港とソウル駅を結ぶ空港鉄道AREXの改札付近にも、T-moneyに関するサービスセンターがあります。
もしコンビニで混雑していたり、特別なデザインのカードを探したい場合は、こちらをチェックしてみるのも良いでしょう。
金浦国際空港(GMP)での購入スポット
金浦国際空港は仁川よりもコンパクトな空港ですが、やはり到着フロアにコンビニがありますので安心してください。
- CUやGS25など、到着ロビー(国際線・国内線どちらにも)に店舗があります。
金浦空港から地下鉄に乗り換える場合、地下鉄の改札付近にも購入できる場所(自動販売機や駅員窓口)があることが多いですが、コンビニで先に購入・チャージを済ませておくと、地下鉄のホームに直行できて時間を節約できます。
空港でT-moneyを購入する際のメリット・デメリット
メリット:
- 到着後すぐに購入・チャージができ、リムジンバスやAREX、地下鉄にすぐ乗れる。
- 店舗数が多いので、見つけやすい。
- 言葉が通じなくても、ジェスチャーや指差しで対応してもらえることが多い。
デメリット:
- 空港内にあるため、通常のコンビニよりも少し割高なデザインカードしかない場合がある。
- 旅行者が集中するため、レジが混雑しやすい。
基本的には空港のコンビニで購入するのがベストな選択肢と言えます。到着したら、まずは現金(ウォン)を用意して、コンビニに向かいましょう!
より詳しい空港内の店舗情報は、仁川国際空港の公式サイトでも確認できますよ。
T-moneyカードが買える場所【駅構内編】地下鉄駅の自動販売機とサービスセンター
空港で買いそびれてしまった、または、韓国に到着して数日経ってから「やっぱりT-moneyカードが欲しい!」となった場合、街中の地下鉄駅で購入するのが次の主要な手段となります。
地下鉄の駅は、外国人観光客にとって最も利用しやすい購入スポットの一つです。
地下鉄駅構内にある「自動販売機」の利用方法
ソウルや釜山の地下鉄の駅の多くには、切符(1回用交通カード)やT-moneyカードの販売、チャージができる多機能自動販売機が設置されています。
駅の改札付近や、切符売り場の近くを探してみてください。
自動販売機での購入手順(ソウル地下鉄基準)
- 言語選択:画面の左上などにある「日本語」「English」などのボタンを押して、表示を日本語に切り替えます。
- カード購入選択:「T-moneyカード購入」や「交通カード購入」といった項目を選択します。(※券売機によっては1回用カード専用の場合もあるため注意)
- 現金を投入:カード代金(約2,500ウォン~)を投入します。硬貨(コイン)だけでなく、紙幣も利用可能です。
- カードを受け取る:カードと、もしあればお釣りを受け取って完了です。
注意点として、この自動販売機は「チャージ」はできても「カード本体」を販売していない場合や、売り切れになっている場合があります。
特に新しいデザインのT-moneyカードは、コンビニや専用ブースで販売されることが多いため、自動販売機ではシンプルなデザインのカードが手に入ることがほとんどです。
地下鉄駅構内にある「T-moneyサービスセンター・駅員窓口」
地下鉄の駅員さんがいる窓口や、駅によっては「T-moneyサービスセンター」(主にソウル地下鉄1~4号線)が設置されています。
自動販売機でうまくいかない場合や、不明点がある場合は、遠慮せずに窓口を利用しましょう。
- 駅員窓口:改札の横などにある駅員さんのいる窓口に「T-moneyカード ジュセヨ」と伝えて現金で支払えば購入できます。
- サービスセンター:T-moneyに関する専門的な手続き(カードの故障対応や青少年・子供用への登録など)も行っています。
駅員窓口で購入するメリットは、購入と同時に「いくらチャージするか」を伝えることができ、その場でチャージも完了させてもらえることです。自動販売機でカードを購入してから、再度チャージのために機械を操作する手間が省けます。
地下鉄駅で購入する際の注意点
地下鉄駅での購入は便利ですが、いくつか知っておくべきことがあります。
- カードの種類:駅で販売されているのは、標準的なT-moneyカードであることがほとんどです。人気アイドルとのコラボカードなど、特別なデザインのカードは、後述のコンビニや専用ショップを探す必要があります。
- 営業時間:駅員窓口は、駅の営業時間内であれば対応していますが、深夜や早朝は無人になる場合もあります。自動販売機は24時間稼働していますが、カード自体が売り切れている可能性もあります。
- 小額のチャージ:駅の自動販売機では、1,000ウォン単位でチャージできることが多いです。旅行の最終日に残高を使い切りたい場合など、細かな金額調整に便利です。
街中でT-moneyカードが欲しくなったら、まずは最寄りの地下鉄駅に向かい、自動販売機と窓口の両方をチェックしてみてください。
T-moneyカードが買える場所【コンビニ編】韓国の主要コンビニを徹底比較
「空港でも駅でもなく、宿泊先の近くや、たまたま立ち寄った場所でサクッと買いたい!」という方も多いはず。
そんな時に最も頼りになるのが、韓国のいたるところにあるコンビニエンスストアです。
T-moneyカードを販売している主要コンビニチェーン
韓国のコンビニはT-moneyカードの販売だけでなく、チャージや、中には限定デザインのカードを扱っている店舗もあります。
基本的に、以下の主要なチェーン店であればどこでも購入が可能です。
| コンビニ名 | 特徴 | デザインカードの有無 |
| GS25 | 韓国最大級のチェーン。提携プロモーションが多く、様々な限定T-moneyカードを販売していることが多い。 | 〇(積極的に取り扱い) |
| CU | GS25と並ぶ大手チェーン。若者向けのプロモーションが多く、キャラクターコラボカードの取り扱いがあることも。 | 〇(頻繁にコラボ) |
| 7-Eleven(セブンイレブン) | 日本と同じく安定の品揃え。基本的なT-moneyカードは確実に入手可能。 | △(シンプルデザインが主) |
| Ministop(ミニストップ) | イートインスペースが充実している店舗が多い。もちろんT-moneyの購入・チャージも可能。 | △(シンプルデザインが主) |
| E-Mart24(イーマート24) | 韓国大手スーパーE-Mart系列。オリジナルブランドのT-moneyデザインがあることも。 | △(シンプルデザインが主) |
コンビニでのT-money購入・チャージの具体的な流れ
コンビニで購入する際も、購入とチャージを同時に行うのがおすすめです。
レジで店員さんに以下の手順で伝えてください。
- カード本体の購入:レジで「T-moneyカード ジュセヨ(T-moneyカードをください)」と伝えます。
- チャージ(충전:チュンジョン)の依頼:カードを受け取ったらすぐに「チュンジョン ヘジュセヨ(チャージしてください)」と伝えます。
- 金額指定:希望のチャージ金額(例: 10,000ウォン、20,000ウォンなど)を伝えます。
- 支払い:カード代金とチャージ代金の合計額を現金で支払います。
コミュニケーションに不安がある場合は、購入したいT-moneyカードを指差し、チャージしたい金額を書いたメモを渡すとスムーズです。
コンビニならではの購入メリットとデメリット
メリット:
- 24時間いつでも購入可能!:深夜・早朝の到着でも対応できるのが最大の強み。
- 地域偏りが少ない!:ソウルだけでなく、地方都市の小さな街でもコンビニは必ずあるので、どこでも入手しやすい。
- 可愛い限定デザインが見つかる!:GS25やCUでは、人気キャラクターやK-POPアイドルとコラボした限定カードに出会えるチャンスがあります。旅の記念にもなりますね!
デメリット:
- 店員さんによっては、英語や日本語での対応が難しい場合がある。(ただし、ジェスチャーや指差しで大抵は通じます)
- 在庫状況は店舗によってバラつきがある。(特に人気デザインはすぐに売り切れてしまいます)
もし、どうしても見つからない場合は、コネストのT-money販売店リストなどを参考に、別のお店を探してみてくださいね。
T-moneyカードの購入時の注意点!買う場所によって違うことってある?
T-moneyカードはどこでも買えるとはいえ、購入する場所によって知っておくべき違いやルールが存在します。特に旅行者にとって重要な「カードの種類」と「チャージの可否」について、ここでしっかり確認しておきましょう。
購入場所で異なる「T-moneyカードの種類」
T-moneyカードには、単なる交通カードとしての機能だけでなく、様々な付加価値を持った種類があります。
購入場所によっては、特定の種類のカードしか扱っていないことがあります。
主なT-moneyカードの種類:
- 標準型T-moneyカード:最も一般的で、駅やコンビニで幅広く販売されています。シンプルなデザインが特徴です。
- デザインT-moneyカード:アイドルやキャラクターがデザインされたカード。主にコンビニ(特にGS25, CU)や文具店、またはT-moneyタウンなどで販売されています。価格が標準型より高いことがあります。
- ONE PASS:釜山を中心とした慶尚南道エリアで主に使用されるT-moneyの進化版。釜山に行く予定があるなら、こちらのカードを探すのも手です。
- M-PASS(メトロポリタンパス):外国人観光客専用で、1日~7日間、決められた回数(通常20回/日)まで地下鉄とバスが乗り放題になるカードです。これは仁川・金浦空港のT-moneyブースやソウル駅のT-moneyタウンなど、限られた場所でのみ購入可能です。
あなたが「とにかく移動コストを抑えたい」ならM-PASS、「可愛いカードが欲しい」ならコンビニや雑貨店をチェックするのが賢明です。
購入とチャージは同時必須?
T-moneyカードは、カード本体を購入しただけでは利用できません。
必ず利用するための残高をチャージする必要があります。
購入場所ごとのチャージのタイミング:
| 購入場所 | チャージの可否 | 推奨される手続き |
| コンビニ | 〇(レジで可能) | 購入と同時にチャージを依頼するのが最もスムーズです。 |
| 地下鉄駅の自動販売機 | △(券売機による) | カード販売とチャージ機能が別の場合が多いです。カード購入後、同じ機械または別のチャージ専用機でチャージします。 |
| 地下鉄駅の窓口 | 〇(窓口で可能) | 購入と同時にチャージを依頼するのが確実です。 |
自動販売機を除き、対面での購入の場合は必ずチャージも同時に済ませましょう。
「カードは買ったけど、チャージ機が見つからない!」というトラブルを未然に防げます。
購入時の年齢設定は忘れずに!
T-moneyカードには、大人用(일반:イルバン)、青少年用(청소년:チョンソニョン)、子供用(어린이:オリニ)の3種類があり、青少年・子供用は運賃が大幅に割引されます。
ただし、青少年(13歳~18歳)や子供(6歳~12歳)の方が利用する場合、購入後に必ず年齢登録が必要になります。
- コンビニで購入する場合:購入時に店員さんに年齢を伝えれば、その場で登録してくれることが多いです。(パスポートの提示を求められることもあります)
- 駅で購入する場合:駅員窓口で登録してもらいます。
登録をしないと、大人運賃が引かれてしまうので、対象年齢のお子様がいる場合は、絶対に忘れないようにしてくださいね!
T-moneyカードの具体的な登録方法については、T-money公式サイトでも確認できます。(韓国語ですが、翻訳機能を使って確認してみてください!)
T-moneyカードをチャージできる場所と残高確認方法
T-moneyカードは「使いきり」ではなく、残高が減ったら何度でもチャージ(入金)して使い続けることができます。
せっかくカードを手に入れたなら、チャージ場所や残高確認方法をマスターして、残高不足で改札に止められるという悲しい事態を避けましょう!
最もポピュラーなチャージスポットは「コンビニ」
T-moneyカードをチャージする場所として、最も利便性が高いのはやはり韓国の主要コンビニチェーンです。
- GS25
- CU
- 7-Eleven
- Ministop
- E-Mart24
どのコンビニでも、レジで店員さんにT-moneyカードを渡し、「○○ウォン チュンジョン ヘジュセヨ(○○ウォンチャージしてください)」と伝えればOKです。チャージは現金のみでの対応となることがほとんどなので、必ず現金(ウォン)を用意しておきましょう。
地下鉄駅の「自動チャージ機」が便利
コンビニのレジが混んでいる時や、急いでいる時は、地下鉄の駅に設置されている自動チャージ機を利用するのが早くて確実です。
自動チャージ機の利用手順
- 言語選択:日本語表示に切り替えます。
- カード挿入:機械の指定された場所にT-moneyカードを置くか、挿入します。
- チャージ(入金)を選択:画面の指示に従い「チャージ」を選択します。
- 金額選択:チャージしたい金額(通常1,000ウォン単位)を選択します。
- 現金を投入:指定された投入口に紙幣または硬貨を入れます。(※高額紙幣は使えない場合があるので注意が必要です)
- チャージ完了:チャージが完了すると画面に表示され、カードを引き取って完了です。
注意点:一部の駅やチャージ機では、クレジットカードでのチャージに対応していない場合がほとんどです。基本は現金払いと覚えておきましょう。
T-moneyカードの残高確認はどこでできる?
「今、残高いくら残ってるかな?」と不安になることはよくありますよね。
T-moneyカードの残高確認方法はいくつかあります。
| 確認場所 | 確認方法 |
| 地下鉄の改札機 | 改札にカードをかざす際、通過後の画面に残高が表示されます。 |
| バスの乗降車機 | 乗車時・降車時にカードをかざすと、運賃が引かれた後の残高が表示されます。 |
| コンビニのレジ | 店員さんに「残高(チャネク)確認ヘジュセヨ」とお願いすれば、カードリーダーにかざして確認してくれます。 |
| 自動チャージ機 | カードを挿入/置いて、残高確認のメニューを選択すると表示されます。 |
一番手軽なのは改札機やバスの乗降車機での確認です。乗車するときにチラッと画面を見て、残高が少なくなっていたら、次の駅やコンビニでチャージするようにしましょう。
残高は最低でも5,000ウォン以上入っていると安心ですよ。
T-moneyカードは地下鉄・バス以外でも使える?驚きの活用術
T-moneyカードは、ただの交通カードとしてだけでなく、非常に便利な電子マネーとしても利用できるのが大きな魅力です。
「あれ?ここでも使えるの?」と驚くような活用術を知っておけば、旅行中の利便性が格段にアップしますよ!
実はタクシーでも利用可能!
韓国のタクシーの多くは、T-moneyカードでの支払いに対応しています。
小銭を持ち合わせていない時や、クレジットカードを使いたくない時などに、T-moneyカードの残高で支払えるのは非常に便利です。
タクシーでT-moneyを使う手順:
- 乗車:タクシーに乗り込み、目的地を伝えます。
- 降車時:メーター料金が表示されたら、運転手さんに「T-money」と伝えます。
- 支払い:運転席の近くや、後部座席側にある端末にカードをかざします。
- 支払い完了:残高から運賃が引かれ、完了音が鳴ればOKです。
深夜のタクシー利用や、高速道路の料金所を通る際にもスムーズに支払えるため、特に夜間の移動が多い方は、T-moneyの残高を多めにチャージしておくことをおすすめします。
街中の提携店舗・施設での支払い
T-moneyカードは、交通機関以外にも様々な場所で電子マネーとして利用できます。
- コンビニエンスストア:GS25, CU, 7-Eleven, Ministopなど、ほとんどのコンビニで、商品の購入に利用できます。レジで「T-money」と伝えてカードをかざすだけです。
- カフェやファストフード:一部のカフェ(例: Dunkin’ Donuts、Baskin Robbinsなど)や、ロッテリアなどのファストフード店でも利用可能です。
- コインロッカー:地下鉄駅などに設置されているコインロッカーの利用料金の支払いに使える場所が多いです。
- 自動販売機:飲料水などの自動販売機でも、T-money対応マークがあれば利用できます。
「あれ?現金がない!」という緊急事態や、1,000ウォン程度のちょっとした買い物にもT-moneyは役立つので、お財布代わりとして常に残高を意識しておくと便利です。
T-moneyを電子マネーとして使うメリット
なぜ、小額の買い物にクレジットカードや現金ではなくT-moneyを使うと便利なのでしょうか?
- 両替後の小銭を減らせる:韓国で両替すると小銭が増えがちですが、T-moneyで消費することで、財布をスッキリさせることができます。
- クレジットカードの暗証番号入力不要:少額決済でも暗証番号やサインが必要なクレジットカードと違い、T-moneyはかざすだけで決済が完了します。
ただし、デパートや大型マート、一般的なレストランなどでは利用できない場合が多いので、交通機関やコンビニでの利用がメインと覚えておきましょう。
利用可能な店舗については、T-moneyの公式利用可能店舗ページで確認できます。(少し古い情報の場合もあるため、現地で対応マークを確認してくださいね!)
外国人観光客向け!T-moneyカードの種類とどれを選ぶべきか
T-moneyカードには、標準的なもの以外にも、外国人観光客に特化した様々な種類が展開されています。
自分の旅行スタイルや目的に合わせて最適なカードを選ぶことで、より快適でお得な韓国旅行が実現します。
T-moneyカードの主な種類と特徴
主に旅行者が選択肢に入れるべきなのは、以下の3種類です。
| カード名 | 特徴 | 向いている人 |
| 標準T-moneyカード | 最もベーシックな交通カード。購入・チャージが容易。 | 全ての人、特に地下鉄・バスの利用が多い人。 |
| KOREA TOUR CARD (コリアツアーカード) | T-money機能に加え、観光地の割引特典が付帯。 | 美術館、テーマパークなど、観光施設を多く回りたい人。 |
| M-PASS (メトロポリタンパス) | 1日最大20回まで、地下鉄・バスが乗り放題。 | 1日に何度も交通機関を利用する人、短期滞在で移動が多い人。 |
あなたの旅スタイル別!おすすめカード診断
どのカードを選ぶべきか迷ったら、以下の診断を参考にしてください。
CASE 1: 初めての韓国旅行で、ショッピングやグルメがメイン
→ 標準T-moneyカードがベスト。
移動のたびにチャージを気にすればOKで、購入場所も多いので手軽です。特に乗り放題のM-PASSは、料金分を使い切るほど乗り降りしない可能性が高いため、普通のT-moneyで十分お得です。
CASE 2: 3日間の短期滞在で、ソウル市内の観光地を毎日3か所以上回る
→ M-PASS (メトロポリタンパス)を検討。
1日20回まで乗り放題なので、地下鉄やバスを頻繁に乗り換える予定なら、確実に元が取れます。仁川・金浦空港やソウル駅のT-moneyタウンなど、限られた場所でしか買えないので、事前に購入場所をチェックしておきましょう。
CASE 3: リピーターで、少しディープな観光地を巡りたい
→ KOREA TOUR CARDがおすすめ。
T-money機能だけでなく、博物館や公演チケットの割引が受けられるため、観光にかかる費用を節約できます。特に、地方の観光地でも利用できる特典があるので、ソウル以外の旅行にも向いています。
ONE PASSカードとモバイルT-moneyについて
地方への旅行や、スマートフォンでT-moneyを使いたい人もいるでしょう。
- ONE PASS:主に釜山や大邱、大田など、ソウル以外の主要都市で使えるカードです。旅行の目的地がソウル以外の場合は、こちらのカードを探す方が便利です。
- モバイルT-money:韓国の電話番号とAndroid端末を持っている場合は、アプリでT-moneyを起動し、スマートフォンで交通機関を利用できます。外国人旅行者は韓国のSIMカードがないと利用が難しいことが多いため、基本的には物理カードの購入を推奨します。
まずは「標準T-moneyカード」を購入し、必要であれば旅程に合わせてM-PASSやKOREA TOUR CARDを検討するのが、最もリスクの少ない方法と言えるでしょう。
T-moneyカードを日本国内で購入できる?事前に入手する方法
「韓国に着いてからバタバタしたくない!」「飛行機を降りたらすぐにT-moneyカードを使って移動したい!」と考えている方もいるかもしれません。
実は、T-moneyカードは日本にいながらにして事前に購入する方法があります!
事前購入のメリットと購入ルート
日本でT-moneyカードを事前に入手しておく最大のメリットは、韓国到着後の時間を大幅に節約できることです。空港で長蛇の列に並んだり、慣れない言語で店員さんとやり取りするストレスがなくなります。
主な購入ルートは以下の通りです。
| 購入ルート | 特徴 | メリット |
| 大手旅行代理店(JTBなど) | 韓国ツアーと同時に手配できる場合がある。 | 旅行プランに組み込める。安心感がある。 |
| ネット通販サイト(Amazon、楽天市場など) | 最も手軽で一般的な方法。 | 自宅に届く。種類を選べる場合がある。 |
| Qoo10などの越境ECサイト | コラボカードなど、珍しいデザインのカードを見つけられることがある。 | デザインの選択肢が豊富。 |
ネット通販で事前購入する際の注意点
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった日本の大手ネット通販サイトでは、韓国の旅行グッズとしてT-moneyカードが販売されています。
しかし、いくつか注意点があります。
- チャージはできない:日本で購入できるのは「カード本体のみ」です。
残高は入っていません。チャージは必ず韓国国内のコンビニや地下鉄駅で行う必要があります。 - 価格が割高:日本国内での販売価格は、カード本体の定価(約2,500ウォン~5,000ウォン)よりも高くなっていることがほとんどです。手数料や送料が上乗せされるためです。
- ニセモノの可能性は?:大手通販サイトであればまず心配ありませんが、個人が出品しているようなメルカリなどでは、動作保証のないカードが紛れている可能性もゼロではありません。信頼できる販売者から購入しましょう。
少し高くても、現地での手間を省きたい人には、事前購入は非常に有効な手段と言えます。特に家族旅行などで枚数が多い場合は、事前に準備しておくと安心ですね。
事前にネット通販でT-moneyカードの在庫や価格をチェックしておくことは、現地でのスムーズな旅行に繋がります。ぜひAmazonや楽天市場などで「T-moneyカード」と検索してみてください。
T-moneyカードの残高が余ったら?払い戻しの方法と場所
旅行の最終日、「T-moneyカードに残高が微妙に残っちゃったな…」という経験、ありますよね。
もったいないからといって無理に使い切ろうとせず、適切な場所で払い戻し(환불:ファンブル)をしてもらいましょう!
払い戻しができる場所と条件
T-moneyカードの残高の払い戻しができる場所は、大きく分けて以下の2つです。
コンビニエンスストア(残高5万ウォン以下の場合)
最も手軽な払い戻し場所は、空港や駅にあるコンビニです。
- 対象:残高が5万ウォン(約5,000円)以下の場合
- 場所:GS25, CU, 7-Eleven, Ministop, E-Mart24など、T-moneyを扱っているほぼ全てのコンビニ。
- 手順:レジで「T-money ファンブル ヘジュセヨ(T-moneyを払い戻してください)」と伝えます。
- 注意点:手数料として500ウォンが差し引かれます。また、払い戻しは現金(ウォン)で渡されます。
ほとんどの旅行者は5万ウォン以下で残高が残ることが多いので、帰国前に空港のコンビニでサクッと手続きを済ませるのが一番おすすめです。
地下鉄駅のT-moneyサービスセンター(高額残高やカード故障の場合)
高額の残高が残っている場合や、カードが故障してしまった場合は、駅のサービスセンターを利用します。
- 対象:残高が5万ウォンを超える場合、またはカード本体が故障した場合。
- 場所:ソウル地下鉄1~4号線の主要駅にあるT-moneyサービスセンター、または一部の地下鉄駅の駅員窓口。
- 手順:窓口で手続きを行います。高額の場合、銀行振込になることもありますが、旅行者には現金での対応が一般的です。
- 注意点:コンビニと同様、手数料が差し引かれます。
払い戻しをしないという選択肢
残高が数千ウォン程度であれば、無理に払い戻しをしないという選択肢も賢明です。
- 次回の旅行のために:T-moneyカードは有効期限がないため、残高が少しでも残っていれば、次回の韓国旅行ですぐに利用できます。
- 記念として:特に可愛いデザインカードや限定カードは、旅行の思い出としてそのまま持ち帰るのも良いでしょう。
- コンビニで使い切る:空港に向かう前に、コンビニでお菓子や飲み物を買って、残高を使い切ってしまうのも一つの手です。
ただし、カード本体の代金(2,500~5,000ウォン)は払い戻しできません。払い戻しできるのはあくまで「チャージした残高」のみである点に注意してくださいね。
T-moneyカードが使えない!よくあるトラブルとその対処法
「いざ改札を通ろうとしたら、エラーになってしまった!」「バスに乗ろうとしたら反応しない!」
慣れない海外で交通カードが使えなくなると、パニックになってしまいますよね。でも大丈夫です。
T-moneyカードの利用時によくあるトラブルと、その場でできる簡単な対処法をモモストアがご紹介します。
トラブル1:残高不足(잔액 부족:チャネク プジョク)
これが最も頻繁に発生するトラブルです。
特に長距離移動をした後や、コンビニでの支払いに利用した後などに起こりがちです。
対処法
- 残高を確認する:改札やバスの端末にエラー表示された際、同時に「残高不足」の韓国語または英語のメッセージが表示されます。
- すぐにチャージする:
- 地下鉄の場合:改札から出て、駅構内の自動チャージ機または駅員窓口で素早くチャージします。
- バスの場合:運転手さんに「チャージしたい」と伝えても難しい場合が多いです。一度降りて、最寄りのコンビニを探してチャージするか、現金で運賃を支払います。(小銭がない場合は非常に困るので、バスに乗る際は残高に余裕を持ちましょう)
トラブル2:カードのエラー・破損
カード自体が折れてしまったり、磁気不良を起こしてしまったりして、端末が読み取らないことがあります。
対処法
- 再度タッチしてみる:カバンの中や分厚い財布に入れたままかざすと、読み取りにくいことがあります。カードを一枚だけ取り出して、端末に平らな面をしっかり密着させてかざし直してみてください。
- 故障と判断した場合:
- 地下鉄の駅員窓口またはT-moneyサービスセンターに持ち込みます。
- 破損原因が磁気不良や自然故障と認められれば、カードの残高は新しいカードに移行(移し替え)してもらえることが多いです。(ただし、カード本体の代金は戻りません)
T-moneyカードはプラスチック製ですが、あまり乱暴に扱わず、財布の中などに入れて大切に持ち運びましょう。
トラブル3:青少年・子供割引の期間が過ぎた
青少年(13~18歳)や子供(6~12歳)として登録していたカードは、有効期限が切れると自動で大人運賃が引かれるようになります。
対処法
特に旅行者の方には該当しませんが、もし現地で長期滞在中に年齢が上がった場合などは、駅のサービスセンターで「一般用」として再登録する必要があります。
登録し直さないと、いつまでも大人運賃が引かれてしまうので注意が必要です。
トラブル4:バスの乗り換え割引が適用されない
「乗り換えたはずなのに、割引されてない!」という場合、主に以下の原因が考えられます。
- 降車時にカードをタッチし忘れた:乗り換え割引を適用させるためには、乗車時だけでなく降車時にも必ずカードをタッチする必要があります。
- 規定の時間を超過した:乗り換え可能時間は、通常30分~1時間です。長すぎる休憩などを挟むと、割引対象外になってしまいます。
バスから降りる際は、「必ず降車端末にT-moneyをタッチする」ということを、癖づけてくださいね。
T-moneyカードを使う上での裏ワザ・節約術
T-moneyカードをただ便利に使うだけでなく、知っている人だけが得をする裏ワザや節約術をこっそりご紹介します!
これを実践すれば、あなたの韓国旅行はさらにスムーズで経済的なものになるはずです。
裏ワザ1:最終日の「残高使い切り作戦」
払い戻しは手数料(500ウォン)がかかりますし、高額な残高でなければ使い切ってしまうのが一番お得です。
しかし、ぴったり使い切るのは至難の業ですよね。
使い切りに役立つ場所
- タクシー:タクシーは10ウォン単位で料金をT-moneyから引くことができるため、残高を最も正確に使い切れる場所です。空港に向かうタクシーで、残高全てを支払いに充てるのがおすすめです。
- コンビニ:最後に空港のコンビニで、ガムや水などの小額の商品を購入し、残高と現金を併用して支払うことで使い切ることができます。
レジで店員さんに「イゴッ スゴ、チャネク ゼロ ヘジュセヨ(これを使って、残高をゼロにしてください)」と伝えれば、残高を全て利用してくれます。
裏ワザ2:複数人での利用は可能?
T-moneyカードは、基本的に1人1枚が原則です。
地下鉄の改札では、1枚のカードで連続して入場することはできません。
しかし、バスでは例外的に複数人での利用が可能です!
バスでの複数人利用の手順
- 乗車時:運転手さんに「ドゥミョンイヨ(二人です)」や「セミョンイヨ(三人です)」と人数を伝えます。
- タッチ:運転手さんが端末を操作した後、人数分の運賃が引かれるまでT-moneyカードを連続してタッチします。
注意点:複数人で利用した場合、乗り換え割引は適用されません。乗り換えを頻繁にする予定がある場合は、必ず人数分のT-moneyカードを用意しましょう。
裏ワザ3:デザインカードのチェックは忘れずに!
最近のT-moneyカードは、ただの交通カードというだけでなく、K-POPアイドルや人気キャラクターとのコラボデザインが非常に人気です。
これらの限定デザインカードは、コンビニ(特にGS25, CU)や特定の雑貨店で販売されていますが、すぐに売り切れてしまいます。
もし、推しのアイドルや好きなキャラクターのカードを見つけたら、それは旅の最高の記念になりますので、即座にゲットすることをおすすめします!
ただし、カード本体の価格は標準カードより高いことが多いです。
旅行を計画する際には、T-moneyの公式SNSなどで、最新のコラボ情報をチェックしておくと、より素敵なカードに出会えるかもしれませんよ。




