ボタンはどこで売ってる?手芸店から100均まで販売店と種類を徹底解説!

ボタンはどこで売ってる?手芸店から100均まで販売店と種類を徹底解説!

急に「この服のボタンが壊れた!」「手芸でボタンが必要になったけど、どこに売っているんだろう?」と困った経験はありませんか?
ボタンは小さなパーツですが、種類や購入先がたくさんあって、いざ探すと迷ってしまいますよね。

この記事では、ボタンの主な購入先から、素材や用途別の選び方まで、迷わずに欲しいボタンを見つけるための情報をモモストアが詳しくご紹介します。
この記事を読めば、あなたのボタン探しはもう完璧です!

・ボタンはどこに売っている?主な購入先を一覧で比較
・ボタンが欲しい!手芸専門店(ユザワヤ・オカダヤ)で購入するメリット
・100円ショップ(ダイソー・セリア)のボタンの品揃えは?
・ホームセンターや家電量販店でもボタンは買える?
・意外な穴場!アパレル店や古着屋さんで探すのはアリ?
  1. ボタンはどこに売っている?主な購入先を一覧で比較
  2. ボタンが欲しい!手芸専門店(ユザワヤ・オカダヤ)で購入するメリット
    1. ボタンの種類はまるで博物館!圧倒的な品揃え
    2. 高品質なボタンを少量から購入できる
  3. 100円ショップ(ダイソー・セリア)のボタンの品揃えは?
    1. ダイソー・セリアで買えるボタンの主な種類
    2. 100均ボタンは「緊急時」や「試したい」ときに最適!
  4. ホームセンターや家電量販店でもボタンは買える?
    1. ホームセンターで見つかるのは「実用性重視」のボタン
    2. 家電量販店の「手芸コーナー」は要チェック
  5. 意外な穴場!アパレル店や古着屋さんで探すのはアリ?
    1. 購入したアパレル店に予備ボタンがないか確認する
    2. 古着屋さんやヴィンテージショップの「ボタン」に注目!
  6. 【素材別】ボタンの種類と特徴を徹底比較!選び方のポイント
    1. 素材別ボタンの特徴と最適な用途
    2. ボタンを選ぶときの絶対的なポイント
  7. 用途で選ぶ!「付け替え」「アクセント」「補修」に必要なボタン
    1. ① 既存の洋服の「付け替え」をする場合
    2. ② ハンドメイド作品の「アクセント」にする場合
    3. ③ ボタンが取れた「補修・修理」をする場合
  8. ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で購入するメリット・デメリット
    1. ネット通販の圧倒的なメリット
    2. ネット通販のデメリットと注意点
  9. 急ぎで必要!今日中にボタンを手に入れる方法
    1. ① 営業時間を確認して手芸専門店へ直行
    2. ② 24時間営業のコンビニでは買える?
    3. ③ Amazonの当日お急ぎ便を利用する
  10. 大量購入や業務用ボタンを探しているなら「専門店」がおすすめ
    1. 専門の卸売業者系オンラインショップの活用
    2. ロット購入の仕組みと注意点
  11. ボタンのサイズや種類がわからない時の簡単な調べ方
    1. 定規とノギスで正確な直径を測る
    2. 素材は「光沢」「重さ」「音」で判別する
  12. くるみボタンなど手作りボタンキットはどこで買える?
    1. キットが手に入る主要な販売店
    2. くるみボタンキットの種類と選び方
  13. ボタンが外れない・壊れたときの応急処置と修理法
    1. ボタンが取れそうなときの応急処置
    2. ボタンを自分で縫い付けるときのポイント
    3. プロにお任せする修理サービス
  14. メルカリやフリマアプリでボタンを買うのはどう?
    1. フリマアプリで購入するメリット
    2. フリマアプリで購入する際の注意点
  15. 大人のマナー!服とボタンを長持ちさせるためのお手入れ方法
    1. 洗濯の前にひと手間!ボタンの保護
    2. ボタンの緩みを定期的にチェックする
  16. ボタンのサイズや種類がわからない時の簡単な調べ方
    1. ボタンの直径と厚みを知る
    2. ボタンホールのサイズからボタンを逆算する
    3. 素材感の確認は、スマホの光で!
  17. メルカリやフリマアプリでボタンを買うのはどう?
    1. フリマアプリの賢い活用法:キーワード検索のコツ
    2. 価格交渉(値引き交渉)の可否について
    3. 購入後のトラブルを防ぐために
  18. 【購入先別】ボタンの価格帯と予算の目安を解説!
    1. 100円ショップの価格帯
    2. 手芸専門店・ネット通販の価格帯
    3. 古着・フリマアプリの価格帯
  19. ボタンの種類が多すぎて困ったら「定番」から試すのがおすすめ!
    1. 用途別:迷ったらコレ!定番ボタン

ボタンはどこに売っている?主な購入先を一覧で比較

momo-store.jp

ボタンを探すとき、まず思い浮かぶのは手芸屋さんかもしれませんが、実は私たちの身近な場所でも手軽に購入できます。
それぞれの場所でどんなボタンが手に入るのか、まずは比較表でチェックしてみましょう。

購入先 特徴・品揃え 価格帯 こんな人におすすめ
手芸専門店
(ユザワヤ、オカダヤなど)
圧倒的な種類と在庫数。高級素材や特殊なボタン、プロ向け資材も揃う。 高め〜ピンキリ こだわり派、専門的なボタンが必要な人、大量購入したい人。
100円ショップ
(ダイソー、セリアなど)
シンプルなプラスチックや木製ボタン、くるみボタンキットなど。安価で手軽なのが魅力 110円(税込) 応急処置、少量だけ欲しい人、ハンドメイド初心者。
ホームセンター
(カインズ、コーナンなど)
衣類補修用、作業着用の丈夫なボタン、スナップボタン、金具系など。 普通 DIYや作業用品を探している人、近くに手芸店がない人。
ネット通販
(Amazon、楽天、Yahoo!)
世界中のボタンが自宅で探せる。セット販売や業務用も豊富。 ピンキリ 忙しい人、探している種類が実店舗にない人、価格比較をしたい人。
アパレル店・雑貨店
(無印良品など)
服のリペアサービスで提供されることが多い。販売専門ではないが、代用できるものがある場合も。 既存の服に合わせたボタンを探したい人。

ご覧の通り、一言で「ボタン」と言っても、どこで買うかによって手に入る種類や価格は大きく変わってきます。
用途や予算に合わせて、最適な購入先を選ぶことが大切ですよ。

ボタンが欲しい!手芸専門店(ユザワヤ・オカダヤ)で購入するメリット

「本気でボタンを探したい」「ちょっと変わったデザインのボタンが欲しい」という方にまずおすすめしたいのが、ユザワヤやオカダヤといった大手の手芸専門店です。
これらの専門店は、ボタンの品揃えという点において、他の追随を許しません。

ボタンの種類はまるで博物館!圧倒的な品揃え

手芸専門店に行くと、まずそのボタンの数に驚かされるはずです。新宿のオカダヤ本店のように、ボタンだけで数万種類を扱っている店舗もあります。
具体的には、以下のようなボタンが手に入ります。

  • 素材別: 貝(シェル)、水牛、ナット(木の実)、金属(メタル)、ガラス、陶器、本革など、天然素材の高級ボタン。
  • 用途別: スーツ用の本水牛ボタン、コート用のダッフルボタン、ブレザー用のメタルボタン、シャツ用の貝ボタンなど、専門的な用途に特化したもの。
  • デザイン別: ヴィンテージもの、ヨーロッパからの輸入ボタン、キャラクターボタン、デコレーションボタンなど、個性を出すためのデザイン性の高いボタン。

特に、洋服のボタンを付け替えたい場合、専門店なら元のボタンにそっくりなものを見つけやすいという大きなメリットがあります。
また、店員さんがボタンの知識に詳しいので、「この生地に合うボタンは?」「このボタンはどうやって付けるの?」といった専門的な質問にも答えてもらえるのが心強いですね。

高品質なボタンを少量から購入できる

手芸専門店は、高品質なボタンを1個から購入できることが多いです。
ネット通販ではセット販売が中心で、必要ない数まで買ってしまうことがありますが、実店舗なら必要な数だけ、しかも手に取って質感を確認してから購入できます。
特にスーツや高級コートのボタンなど、品質にこだわりたい場合は、実物を見て選ぶことを強くおすすめします。

また、これらの専門店はオンラインショップも充実しています。オカダヤ オンラインショップユザワヤ公式ネットショップを覗いてみると、膨大なカタログの中から探すことができますが、やはり現物を見る楽しさ、選ぶ楽しさは店舗ならではです。

100円ショップ(ダイソー・セリア)のボタンの品揃えは?

「ちょっとした補修に使いたい」「ハンドメイドを始めたばかりで、試しに少量だけ欲しい」という場合、真っ先に候補に上がるのが100円ショップ(100均)でしょう。
ダイソーやセリアでは、年々手芸用品の品揃えが進化しており、ボタンコーナーも充実してきています。

ダイソー・セリアで買えるボタンの主な種類

100均のボタンは、「コストパフォーマンス」と「手軽さ」が最大の魅力です。プロ仕様の高級ボタンはありませんが、日常使いには十分な種類が揃っています。

【ダイソー・セリアの主な品揃え】

種類 特徴と用途 購入の注意点
プラスチックボタン シャツやブラウス、子供服の補修に。カラフルなセットやシンプルなベーシックカラーが多い。 薄手のものが多く、高級感は期待できない。
くるみボタンキット 布をかぶせてオリジナルのボタンが作れるキット。サイズ展開も豊富。 製作に多少の手間がかかる。
木製ボタン ナチュラルな雰囲気のハンドメイド作品に人気。穴が2つまたは4つのタイプが多い。 水濡れに弱いものもあるため注意が必要。
スナップボタン 縫い付けタイプ、打ち具不要のプラスナップなど。ベビー用品やポーチの留め具に便利。 打ち具が必要なものは別売りのことが多い。
マグネットボタン バッグやポーチの開閉に。手芸専門店より種類は少ないが、代用可能。 強力な磁力を求める場合は専門店の方が良い。

100均ボタンは「緊急時」や「試したい」ときに最適!

例えば、出先でジャケットのボタンが取れてしまったときなど、緊急でとりあえず付けておきたいという場合には、100均のボタンは本当に助かります。
また、初めてくるみボタンを作ってみたい、少しだけ色々なデザインを試したいというハンドメイド初心者の方にとっても、失敗を恐れずに挑戦できる価格帯なのが嬉しいポイントです。

ただし、100均は店舗によって手芸コーナーの規模が大きく異なります。
大型店舗ほど品揃えが豊富なので、欲しいボタンがある場合は、事前にダイソーネットストアなどで在庫をチェックするか、大型店を訪れるのが確実です。

ホームセンターや家電量販店でもボタンは買える?

手芸店や100均以外にも、実はホームセンターや一部の家電量販店でもボタンを扱っていることがあります。これらの場所は、特定の用途に特化したボタンを探すのに便利です。

ホームセンターで見つかるのは「実用性重視」のボタン

ホームセンター(カインズ、コーナン、コメリなど)では、手芸用品コーナーや補修用品コーナーでボタンを見つけることができます。
主な特徴は以下の通りです。

  • 作業着・DIY用: 丈夫な金属製のボタン、デニム用の打ち付けボタン(タックボタン)、工具が必要なスナップボタンなど、強度と実用性を重視したタイプが多いです。
  • 布団・カバー用: 大きめのサイズのプラスチックボタンや、マジックテープ、ホックといった留め具類。
  • 皮革・金具: レザークラフト用の金具やドットボタンなど、特殊な工具が必要なものも取り扱っている場合があります。

特に、ジーンズのボタンが壊れた、キャンバス地のバッグのホックを直したい、といった「衣類や布地の補修」目的であれば、ホームセンターは非常に優秀な選択肢になります。手芸店よりも男性客が多く利用するため、シンプルなデザインのものが多いのも特徴です。

家電量販店の「手芸コーナー」は要チェック

近年、ヨドバシカメラなどの一部の大型家電量販店では、ミシンや手芸用品を扱うコーナーを設けている店舗が増えています。
ミシン本体の販売がメインですが、それに付随して、ミシン糸、基本的な生地、そしてミシンに付属するボタン付け用のアタッチメントに対応したボタンなどが置かれていることがあります。
品揃えは手芸専門店には及びませんが、もし家電量販店に行く用事があれば、ついでにチェックしてみる価値はありますよ。

意外な穴場!アパレル店や古着屋さんで探すのはアリ?

洋服のボタンが取れた時、「同じボタンが欲しい」と思うのは当然です。そんな時、意外な穴場となるのが、その洋服を買ったアパレル店や、古着屋さんです。

購入したアパレル店に予備ボタンがないか確認する

高級なジャケットやコート、スーツなどには、購入時に「予備のボタン」が同梱されていることがほとんどです。
もし手元にない場合は、諦める前に一度、購入した店舗に問い合わせてみましょう。

  • 大手ブランド: ボタンの補修パーツとして在庫を保管していることが多く、無料で提供してくれるか、安価で購入できる場合があります。
  • 高価格帯の洋服: ボタン自体が特殊な素材(本水牛、貝、天然石など)で作られている場合があり、他の店で同じものを見つけるのは困難です。元のブランドに聞くのが最善策です。

問い合わせる際は、「購入時期」「商品名や品番」「必要なボタンの大きさ(直径)」を伝えるとスムーズです。

古着屋さんやヴィンテージショップの「ボタン」に注目!

ファッション好きの間では、古着屋さんやヴィンテージショップを「ボタンの宝庫」として利用する人もいます。
これらの店では、もう二度と手に入らないような個性的なボタンが付いた洋服が売られています。
目当てのボタンがついた洋服を安く買って、ボタンだけを付け替える、という使い方もできますし、ボタンだけをコレクションとして販売しているお店もあります。

特に、ヨーロッパのヴィンテージボタンは、手芸専門店でも高価ですが、古着のコートなどについているものを活用すれば、手軽に個性的なアクセントを加えられます。
「人と被らないボタンが欲しい」「レトロでアンティークな雰囲気が好き」という方は、ぜひ一度、古着屋さんを巡ってみてください。

【素材別】ボタンの種類と特徴を徹底比較!選び方のポイント

ボタンの購入先が分かったところで、次に知っておきたいのは「どんなボタンがあるのか?」です。
ボタンは素材によって見た目も機能も大きく変わるため、付けたい洋服や作品に合わせた素材選びが重要です。

素材別ボタンの特徴と最適な用途

主なボタンの素材ごとの特徴をまとめました。

素材 主な特徴 メリット・デメリット 最適な用途
プラスチック
(ポリエステル、ナイロン)
安価で加工しやすい。色や形が豊富。 軽量で安価。大量生産向き。熱に弱く、安っぽく見えることもある。 カジュアルウェア、子供服、シャツ、ハンドメイド小物。
貝(シェル)
(高瀬貝、黒蝶貝など)
天然の光沢と虹色の輝きが美しい。高級感がある。 光沢が美しい。割れやすく、乾燥機にかけると破損しやすい。 高級シャツ、ブラウス、サマージャケット。
木・ナット
(ウッド、水牛の角)
ナチュラルで温かみがある。水牛の角は重厚感があり高級。 風合いが良い。木製は水に弱い。水牛は高価。 ニット、カーディガン、カジュアルジャケット、コート。
金属(メタル)
(真鍮、合金)
重厚感、耐久性がある。デザイン性が高い。 丈夫で高級感を出せる。重い。サビる可能性がある。 ブレザー、コート、ジーンズ、ミリタリーウェア。
くるみボタン
(布・革で包んだもの)
オリジナルの生地で作れる。優しい丸みがある。 服と統一感が出せる。手作り感が可愛い。手間がかかる。 手芸作品、ワンピース、カーディガン、アクセサリー。

ボタンを選ぶときの絶対的なポイント

ボタンを選ぶ際は、デザインだけでなく、以下の3つの点を必ずチェックしてください。

  1. サイズ(直径): 既存のボタンと直径が合っているか。ミリ単位で測りましょう。特にジャケットやコートは、1mm違うだけでも印象が変わります。
  2. 厚み: ボタンホールにスムーズに入るか。厚すぎると付け外しが大変になります。
  3. 洗濯表示: ボタンが水洗いや乾燥機に耐えられるか。貝ボタンや天然素材は、熱や乾燥で割れやすいので注意が必要です。

もし自分で適切なボタンを選ぶのが難しい場合は、手芸専門店の店員さんに洋服や生地の端切れを見せて相談するのが一番確実です。

用途で選ぶ!「付け替え」「アクセント」「補修」に必要なボタン

ボタンを探す動機は人それぞれです。「取れたから直したい」「イメージを変えたい」「作品を作りたい」など、用途別に最適なボタンの選び方を見ていきましょう。

① 既存の洋服の「付け替え」をする場合

洋服の印象をガラッと変えたいときに、ボタンの付け替えは非常に効果的です。
特に、「安価なジャケットを高級に見せたい」「シンプルなカーディガンに個性を出したい」といった場合に役立ちます。

  • ジャケット・スーツ: ボタンの直径(大: 20〜25mm、小: 15mm前後)を確認し、本水牛や高級メタルボタンを選ぶと一気に格上げされます。元のボタンの色とサイズに合うものを見つけることが重要です。
  • シャツ・ブラウス: 白や透明のプラスチックから、天然の光沢が美しい貝ボタンに変えるだけで、清潔感と高級感が増します。

付け替えの際は、ボタンの足の形状にも注目してください。穴が2つ・4つの「皿型」と、裏に足を付けて糸が見えないようにする「足つき型」があります。元のボタンと同じ形状を選ぶと、違和感なく仕上がります。

② ハンドメイド作品の「アクセント」にする場合

ポーチ、バッグ、小物入れなど、ハンドメイド作品に使うボタンは、デザインの自由度が最も高いのが特徴です。
作品のテーマに合わせて、以下のようなボタンを選んでみましょう。

作品のテーマ おすすめのボタン 購入先
北欧風・ナチュラル 木製ボタン、麻ひもがついたダッフルボタン、陶器ボタン 手芸専門店、Amazonなどの通販
アンティーク・ヴィンテージ ガラスボタン、真鍮製メタルボタン、チェコビーズボタン ヴィンテージショップ、輸入手芸店、メルカリ
ポップ・子供向け キャラクターボタン、カラフルなプラスチックボタン、大きなくるみボタン 100均、手芸専門店、楽天市場

③ ボタンが取れた「補修・修理」をする場合

補修目的であれば、元のボタンと全く同じものか、最も近いものを探すのが基本です。
もし見つからない場合は、全てのボタンを付け替えてしまうというのも一つの解決策です。特に安価な洋服であれば、全て付け替えて新しい雰囲気に生まれ変わらせるのも楽しいですよ。

ネット通販(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で購入するメリット・デメリット

実店舗で見つからなかったボタンや、価格を徹底的に比較したい場合は、ネット通販の出番です。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトは、ボタンの購入先として非常に優秀です。

ネット通販の圧倒的なメリット

  • 膨大な在庫: 世界中のボタンメーカーや卸売業者が販売しており、実店舗では見つからないような珍しいボタンや、ヴィンテージ、輸入品まで手に入ります。
  • セット販売が豊富: ハンドメイドで大量に消費する場合や、予備としてたくさん欲しい場合、セット販売はコストパフォーマンスに優れています
  • 価格比較が容易: 同じ商品でも、複数のショップで価格を比較できるため、最安値を見つけやすいです。
  • 自宅で完結: 忙しくて手芸店に行く時間がない人や、近くに専門店がない人にとって、24時間いつでも注文できるのは大きな魅力です。

Amazonでは、すぐに届くスピード配送が魅力。特に、ウッドボタンやプラスチックスナップなど、実用的なものが豊富です。
楽天市場では、手芸専門店の公式ショップや、個人のクリエイターが出品している個性的なボタンも見つかります。

ネット通販のデメリットと注意点

一方で、ネット通販にはデメリットもあります。

  1. 実物を見られない: これが最大の難点です。特に天然素材(貝や水牛)は、写真と実物で色味や光沢が大きく異なることがあります。
  2. 送料がかかる: ボタンのような小物を1個だけ買う場合、商品価格より送料が高くつくことがあります。
  3. サイズ感: 写真だけでは正確なサイズ感が掴みにくく、思ったより大きかった・小さかったという失敗が起こりやすいです。

ネットで買うときは、必ずレビューをチェックし、できれば多角度からの写真が掲載されている商品を選びましょう。
また、サイズは必ずノギスや定規で測ってから注文することをおすすめします。

急ぎで必要!今日中にボタンを手に入れる方法

「明日までにボタンを付け直さなきゃいけない!」というように、急いでボタンが必要になることもありますよね。そんな時に頼れる購入先をご紹介します。

① 営業時間を確認して手芸専門店へ直行

やはり一番確実なのは、在庫が豊富で、かつ営業時間が長い手芸専門店や大型店舗です。
ユザワヤやオカダヤは、駅前の商業施設に入っていることが多く、比較的遅い時間まで営業している店舗もあります。ただし、閉店ギリギリになるとボタンを選びにくくなるため、時間に余裕をもって向かいましょう。

【今日中に手に入る可能性が高い場所】

  • 駅直結の商業施設にある手芸店(ルミネ、マルイなどに併設されていることが多い)
  • 大型ショッピングモール内の手芸用品店

② 24時間営業のコンビニでは買える?

結論から言うと、コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミマなど)でボタン単体を販売していることは、ほとんどありません。
ただし、ごくまれに「裁縫セット」のような形で、小さなボタン数個と糸がセットになった緊急用の商品が置かれている場合があります。期待はできませんが、最終手段としてチェックしてみる価値はあるかもしれません。

③ Amazonの当日お急ぎ便を利用する

都市部にお住まいであれば、Amazonプライム会員限定の「当日お急ぎ便」を利用すれば、注文したその日のうちにボタンが届く可能性があります。
ただし、対象となる商品や地域に限りがあるため、注文確定画面で配達予定日を必ず確認してください。
「欲しい!」と思ったらすぐに届くのがネット通販の強みですが、実店舗を回る時間がない場合は、まずAmazonで検索してみるのがおすすめです。

大量購入や業務用ボタンを探しているなら「専門店」がおすすめ

アパレル関係の方、プロのハンドメイド作家の方など、大量にボタンが必要な場合は、一般の小売店ではなく「業務用」を扱っている専門店や卸業者を利用するのが最も経済的で効率的です。

専門の卸売業者系オンラインショップの活用

手芸専門店とは別に、アパレル資材を専門に扱う卸売業者のオンラインショップがあります。
これらのショップは、一般の個人客も利用できることが増えてきました。
例えば、ボタン屋ドットコムや、アパレル資材卸商社の通販サイトなどです。

【卸売業者のメリット】

  • 圧倒的な低価格: 大量ロットで購入すれば、一つあたりの単価が格段に安くなります。
  • 規格が統一: 同じ品番のボタンを継続的に購入できるため、製品の品質を一定に保ちやすいです。
  • 専門性の高いボタン: 特殊な加工が必要なボタン、裏地や芯地など、洋服作り全体に必要な資材を一括で手配できます。

ロット購入の仕組みと注意点

業務用ボタンは、「1グロス(144個)単位」など、ロット単位での販売が基本となります。
最初は必要な数だけを購入したいかもしれませんが、後で追加が必要になった場合、同じものが手に入らないリスクを考えると、少し多めに買っておくことをおすすめします。

また、卸業者では、一般のお客様向けに「少量パック」を用意しているところもあります。まずは少量でサンプルを確認し、品質に問題がなければ、業務用ロットで購入するのが賢いやり方です。
特にオリジナルの服や小物を販売している方は、卸業者を上手に活用することで、制作コストを大きく抑えることができますよ。

ボタンのサイズや種類がわからない時の簡単な調べ方

「このボタン、サイズは何ミリだろう?」「この素材ってなんて言うんだろう?」と迷ってしまうことは多いですよね。ボタンのプロではない私たちでも簡単に調べられる方法をご紹介します。

定規とノギスで正確な直径を測る

ボタンのサイズは「L(ライン)」という単位でも表記されますが、私たちにとって最も分かりやすいのは「mm(ミリメートル)」です。
ボタンの直径は、以下の方法で測りましょう。

  1. 定規: ボタンの真ん中を通るように定規を当て、端から端までの長さを測ります。
  2. ノギス(あれば):より正確なサイズを知りたい場合は、ノギスを使います。特にボタンの厚み(高さ)を測るのに便利です。

特に、シャツやブラウスのボタンは、10mm〜13mm(18L〜20L程度)ジャケットのボタンは15mm〜25mm(24L〜40L程度)が一般的です。
測ったミリメートルをメモして、お店の人に見せたり、ネット通販の検索窓に入力したりすれば、失敗を減らせます。

素材は「光沢」「重さ」「音」で判別する

ボタンの素材は、見た目だけでなく、手触りや音で大まかに判断できます。

素材 判別ポイント 注意点
貝(シェル) 独特の虹色の光沢(真珠層)。重さは軽い。触るとヒヤッとする。 割れやすいので、落とさないように注意。
水牛の角 天然のマーブル模様。重厚感と重さがある。叩くとプラスチックより硬い音がする。 天然素材のため、一つ一つ模様が異なる。
金属(メタル) 冷たくて重い。磁石にくっつくか試してみる(真鍮はつかない)。 安価なものはサビやすい。
プラスチック 非常に軽く、叩くと「カチカチ」と軽い音がする。均一な色合い。 熱に弱いものがあるのでアイロンがけに注意。

もし自信がなければ、「このボタンと同じものが欲しい」と、現物のボタンを手芸専門店に持っていくのが一番間違いのない方法です。

くるみボタンなど手作りボタンキットはどこで買える?

既製品のボタンではなく、「服と同じ生地でボタンを作りたい」「オリジナルの柄でボタンを作りたい」という場合は、「くるみボタンキット」が便利です。このキットはどこで手に入るのでしょうか?

キットが手に入る主要な販売店

くるみボタンキットは、手芸の定番商品なので、ほとんどの場所で手に入ります。

  • 100円ショップ(ダイソー・セリア):
    ・最も手軽に手に入ります。製作に必要な打ち具(専用器具)がセットになっているものもあります。
    ・サイズは豊富ですが、個数は少なめです。
  • 手芸専門店(ユザワヤ・オカダヤなど):
    プロ仕様の高品質な打ち具や、ボタンの土台となるパーツ(シェル)が大量に入った業務用パックも販売されています。
    ・サイズも100均にはない特殊なものまで揃っています。
  • ネット通販(Amazon・楽天など):
    ・大量セット(100個入りなど)や、様々なサイズがミックスされたお試しセットが豊富です。
    楽天市場のくるみボタンキットは、レビューも多く、安心して購入しやすいです。

くるみボタンキットの種類と選び方

くるみボタンキットには、大きく分けて「打ち具が必要なタイプ」と「打ち具が不要なタイプ」があります。

タイプ メリット デメリット
打ち具必要タイプ 仕上がりが綺麗で丈夫。プロの現場でも使われる。 打ち具を別途購入する必要がある(キットに付属の場合もある)。
打ち具不要タイプ 手で押し込むだけで簡単に作れる。初心者向き。 耐久性がやや劣る。厚手の生地には向かないものもある。

何度も繰り返し使いたい、耐久性を求めるなら「打ち具が必要なタイプ」を、ちょっと試したい、手間をかけたくないなら「打ち具不要タイプ」を選ぶと良いでしょう。
生地の厚さに合わせて、ボタンのサイズを選ぶことも大切です。厚手の生地は、小さすぎるボタンだと生地がうまく包めないことがあります。

ボタンが外れない・壊れたときの応急処置と修理法

大切な服のボタンが急に取れたり、割れてしまったりしたときの対処法を知っておくと安心です。慌てずに済む応急処置と、しっかり直す修理法を解説します。

ボタンが取れそうなときの応急処置

「ボタンの糸がほつれて、今にも取れそう!」という状況になったら、外出先でもできる応急処置を施しましょう。

  1. 透明なマニキュアを塗る: ほつれた糸の部分に、透明なマニキュアを少量塗って固めます。一時的に糸のほつれが進行するのを防げます。
  2. 安全ピンで仮留め: どうしても取れてしまいそうな場合は、裏側から安全ピンでボタンの足や糸を留めておきます。見た目は良くありませんが、ボタンの紛失を防げます。

ボタンを自分で縫い付けるときのポイント

家に帰ったら、以下のポイントを押さえて縫い直しましょう。

  • 糸は二本取り: 強度を確保するために、ミシン糸を二本に重ねて使います。
  • 「足」を作る: コートやジャケットなど厚手の生地にボタンを付けるときは、ボタンと生地の間に少し「遊び」を持たせる「足」を作ることが重要です。
    ・縫い付ける際に、ボタンと生地の間に爪楊枝やマッチ棒を挟み、巻きつけるように糸を縫います。
    ・縫い終わったら、爪楊枝を抜き、ボタンを支えている糸の根元に糸を数回巻き付けて玉留めをします。これにより、ボタンが生地に食い込まず、ボタンの付け外しがしやすくなります。

ボタンを付けるための基本的な糸や針は、100円ショップやドラッグストアでも購入できますので、裁縫道具を一式揃えておくと便利です。

プロにお任せする修理サービス

大切な洋服や、自分で直す自信がない場合は、洋服のリフォーム専門店やクリーニング店に依頼しましょう。
プロに任せれば、元のボタンと同じサイズ・色で付け直してくれることが多く、仕上がりも美しくなります。
特に高級な洋服は、無理に自分で直さず、専門家に相談するのが賢明です。

メルカリやフリマアプリでボタンを買うのはどう?

最近は、メルカリやラクマなどのフリマアプリで、ボタンを購入する人も増えています。個人間取引ならではのメリットや注意点を見ていきましょう。

フリマアプリで購入するメリット

  • ヴィンテージ・希少品が見つかる:
    ・すでに廃盤になった貴重なヴィンテージボタンや、海外のお土産のような珍しいボタンが出品されていることがあります。
    ・特にブランド品の洋服から取り外されたボタンなど、手芸店では手に入らないレアなアイテムが見つかることがあります。
  • 安価なセット品:
    ・ハンドメイドの残りのボタンや、大量に集めたボタンをセットにして安く出品している人もいます。

古着屋さんを巡るのが大変な方でも、フリマアプリなら手軽に個性的なボタンを探すことができます。

フリマアプリで購入する際の注意点

フリマアプリは便利ですが、以下の点には注意が必要です。

  1. サイズや素材の確認:
    ・出品者が正確なサイズや素材を記載していない場合があります。購入前に必ずコメントで「ボタンの直径と厚み」「素材」を質問しましょう。
  2. 傷や汚れ:
    ・中古品の場合、小さな傷や汚れ、変色がある場合があります。写真でよく確認し、納得した上で購入してください。
  3. 返品・交換の不可:
    ・基本的に、購入後の返品や交換はできません。特に洋服の補修用として「全く同じもの」を求めている場合は、フリマアプリではなく、元のブランドや手芸店で探すことをおすすめします。

「失敗してもいいから、とにかく変わったデザインのボタンが欲しい!」という方には、フリマアプリは非常に楽しいボタン探しができる場所となるでしょう。
探している商品名に「ボタン」や「ハンドメイド資材」などのキーワードを追加して検索してみてください。

大人のマナー!服とボタンを長持ちさせるためのお手入れ方法

お気に入りの服のボタンが割れたり、外れたりするのを防ぐためには、日頃のお手入れが欠かせません。ボタンと洋服を長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介します。

洗濯の前にひと手間!ボタンの保護

特にスーツやコートのボタンなど、高品質なボタンはデリケートです。洗濯機に入れる前に、以下のひと手間を加えましょう。

  1. ボタンを外す(可能なら): 高級なボタンは、洗濯前に取り外すのがベストです。
  2. ボタンを裏返す: 取り外せない場合は、裏返して洗濯ネットに入れます。これにより、洗濯槽にぶつかって割れたり、欠けたりするのを防げます。
  3. 乾燥機は避ける: 貝ボタンや水牛ボタンなどの天然素材は、高温に非常に弱いです。乾燥機にかけると一瞬でひび割れたり、変形したりする可能性があるので、必ず自然乾燥させましょう。

この一手間が、大切なボタンを守るための大きなポイントになります。

ボタンの緩みを定期的にチェックする

ボタンが外れるのは、糸が緩むからです。お気に入りの服は、着用後に以下のチェックを習慣にしましょう。

  • グラつきの確認: ボタンを指で軽くゆすってみて、グラグラしていないか確認します。
  • ほつれの確認: ボタンの根元の糸が毛羽立っていたり、切れていたりしないか確認します。

少しでも緩みが見られたら、すぐに補強縫いをすることが大切です。
玉留めをして、緩んでいる糸の上から数針縫うだけでも、外れるのを防ぐ効果があります。

ボタンのサイズや種類がわからない時の簡単な調べ方

前述の通り、ボタンのサイズや種類は非常に重要です。ここでは、特に洋服のボタンを付け替える際に役立つ、より詳しい判別方法を解説します。

ボタンの直径と厚みを知る

ボタンのサイズは、洋服の規格によってある程度決まっています。

用途 一般的な直径 厚みの目安
男性スーツ(前身頃) 約20mm〜23mm 約3mm〜5mm(重厚感重視)
女性ジャケット(前身頃) 約18mm〜20mm 約2mm〜4mm(軽さ重視)
袖ボタン・シャツ 約10mm〜15mm 約1mm〜3mm(薄手)
コート 約25mm〜35mm 約5mm〜8mm(存在感重視)

お手持ちの服のボタンが、この表の一般的なサイズから大きく外れていないかを確認してみてください。
もし大きく異なる場合は、オーダーメイドのボタンである可能性があります。その場合は、やはり元の洋服店に問い合わせるのが最善です。

ボタンホールのサイズからボタンを逆算する

ボタンを紛失してしまった場合、残っているボタンホール(穴)のサイズから、必要なボタンの大きさを推測できます。
ボタンホールは、ボタンの直径よりも「2mm〜3mm」長いのが一般的です。
例えば、ボタンホールの長さが15mmであれば、必要なボタンの直径は12mm〜13mm程度だと推測できます。

ただし、ボタンの厚みや形によって適切なホールのサイズは変わるため、この方法はあくまで目安として活用してください。

素材感の確認は、スマホの光で!

ネット通販でボタンを選ぶ際、貝ボタンや水牛ボタンの「光沢」や「透明感」を知りたい場合があります。
商品説明に写真が少ない場合は、以下の質問をしてみるのがおすすめです。

  • 「裏からスマホのライトを当てた時、光が透けますか?」
  • 「角度を変えた時、虹色に光る部分はありますか?」

貝ボタンは光が透けますし、水牛ボタンは基本的に光を通しません。
このように、光を使った確認方法を知っておくと、実物を見られない通販でも、素材をより正確に判別できるようになります。

メルカリやフリマアプリでボタンを買うのはどう?

フリマアプリでのボタン購入について、さらに詳しく掘り下げてみましょう。特に、ハンドメイド作家さんや、趣味でボタンを集めている方にとって、フリマアプリは掘り出し物を見つけるための最高の場所になり得ます。

フリマアプリの賢い活用法:キーワード検索のコツ

メルカリやフリマアプリでボタンを探す際は、単に「ボタン」と検索するだけでなく、以下のキーワードを組み合わせるのがおすすめです。

  • ボタン ヴィンテージ」:珍しい素材やデザインのアンティークボタンを見つけられます。
  • ボタン セット まとめ売り」:大量に欲しい場合や、お得な価格でたくさんの種類を試したい場合に最適です。
  • ボタン パーツ ハンドメイド」:既製品のボタンだけでなく、くるみボタンの土台や、ボタンとして加工できるビーズ、チャームなどもヒットします。
  • ブランド名 ボタン」:ハイブランドのコートやバッグから外された、ロゴ入りのボタンなどが見つかることがあります。

価格交渉(値引き交渉)の可否について

フリマアプリでは、出品者に対して価格交渉(値引き交渉)を行うことが可能です。
特にボタンのセット品や、出品から時間が経っている商品は、交渉に応じてくれる可能性が高いです。
ただし、交渉の際は「いくらまで値引きできますか?」ではなく、「〇〇円で購入させていただくことは可能でしょうか?」と、具体的な希望額を提示する方が、スムーズに取引が進みます。

購入後のトラブルを防ぐために

個人間取引のトラブルを避けるために、以下の点を徹底しましょう。

  • コメントで確認: 「ボタンの欠けや割れはありませんか?」「色は写真通りですか?」など、気になる点はすべて購入前に確認します。
  • 梱包方法: 貝ボタンやガラスボタンは非常に割れやすいので、プチプチなどの緩衝材を使った丁寧な梱包を依頼することをおすすめします。

フリマアプリを上手に使えば、実店舗では出会えない、あなただけの特別なボタンを見つけられるはずです。

【購入先別】ボタンの価格帯と予算の目安を解説!

ボタンの価格は、素材と購入先によって大きく変動します。ここでは、購入先ごとの一般的な価格帯と、予算の目安を解説します。

100円ショップの価格帯

100均(ダイソー・セリア)では、110円で10個〜30個程度のプラスチックボタンがセットで売られていることが多いです。
くるみボタンキットなども110円で手に入るため、「とにかく安く、数を揃えたい」という場合の予算は最小限で済みます。

  • 目安: 1個あたり数円〜10円程度。
  • 予算: 110円〜550円(数種類のボタンを購入する場合)

手芸専門店・ネット通販の価格帯

価格帯は幅広く、素材によって大きく異なります。

素材 一般的な価格(1個あたり) 用途の目安
プラスチック・木製 10円〜100円 シャツ、カーディガン、小物
貝ボタン(シェル) 80円〜300円 高級シャツ、ブラウス
水牛・本革・輸入ボタン 300円〜1,500円 スーツ、ジャケット、コート
業務用ロット(セット) 1個あたり数円〜数十円(大量購入時) プロの制作、大量ストック

高級なコートやスーツのボタンを全て付け替える場合、ボタン代だけで5,000円〜10,000円以上かかることもあります。

古着・フリマアプリの価格帯

価格は出品者次第ですが、「まとめ売り」の場合は非常に安くなることがあります。
特に、ヴィンテージボタンは、一つ数百円〜数千円と、希少価値によって価格が決まります。
掘り出し物を見つける楽しさがありますが、価格の相場を知っておくことが、損をしないためのポイントになります。

ボタンの種類が多すぎて困ったら「定番」から試すのがおすすめ!

これまでに紹介した通り、ボタンの種類や購入先は多岐にわたります。もし「どれを選んだらいいか分からない」と迷ってしまったら、まずは「定番」から試してみるのが一番です。

用途別:迷ったらコレ!定番ボタン

  • シャツの付け替えなら: 高瀬貝(タカセガイ)のボタンが定番です。清潔感のある乳白色の光沢で、どんなシャツにも合わせやすいです。
  • カーディガンなら: 木製やナットボタンがおすすめです。ナチュラルな素材感が、ニットの温かみとよく合います。
  • 子供服・小物なら: くるみボタンキットがおすすめです。好きな生地で簡単に作れるため、失敗が少なく、愛着のわく作品に仕上がります。

まずは定番のボタンで付け替えや作品作りを試してみて、慣れてきたらヴィンテージや輸入ボタンなど、個性的なものに挑戦してみましょう。
ボタンを変えるだけで、洋服や作品の印象がガラリと変わる楽しさを、ぜひ体験してみてください!

これで、ボタンの購入場所から選び方、お手入れ方法まで、あなたの疑問はすべて解決したはずです。
素敵なボタンを見つけて、洋服やハンドメイド作品をもっと楽しんでくださいね!

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