タイ旅行で絶対役立つ!「どこで買える」をマスターして買い物上手に
皆さん、サワッディー・クラップ/カー!(こんにちは!)モモストアです。
海外旅行の醍醐味といえば、やっぱり現地での「買い物」ですよね!
特にタイは、活気あふれる市場から最新のデパートまで、ショッピング天国です。でも、いざ欲しいものを見つけた時、「これ、どこで売ってますか?」と聞けなくて諦めた経験はありませんか?
このページでは、タイ旅行で絶対に役立つタイ語の「どこで買える?」フレーズを徹底解説します。基本のフレーズはもちろん、市場やデパートでの応用表現、さらにはタイ人に確実に伝わる発音のコツまで、分かりやすくご紹介しますね。
この記事を読めば、あなたもタイの買い物上手に大変身できますよ!さあ、一緒にマスターしましょう!
・フレーズを使いこなす!タイ語で買い物する時の必須単語リスト
・【シーン別】タイの市場や屋台で使える「どこで買える?」応用編
・デパートやショッピングモールで使える丁寧な尋ね方
・タイ人に確実に伝わる!発音を良くするたった2つの裏技
- タイ語の「どこで買える?」基本フレーズと発音のコツ
- フレーズを使いこなす!タイ語で買い物する時の必須単語リスト
- 【シーン別】タイの市場や屋台で使える「どこで買える?」応用編
- デパートやショッピングモールで使える丁寧な尋ね方
- タイ人に確実に伝わる!発音を良くするたった2つの裏技
- 「ちょっと高い!」と感じた時に使えるタイ語の値下げ交渉フレーズ
- タイ語で「これください」「ありがとう」など購入時のやり取りをマスター
- 【注意】タイ語の「どこで買える?」で避けるべき間違った表現
- タイ旅行前に準備!タイ語学習におすすめの教材はコレ
- タイ語フレーズを効果的に覚える!モモストア流・最強の学習法
- 困った時はこれ!ジェスチャーと組み合わせる鉄板テクニック
- 買い物以外でも使える!「どこで買える」が応用できる便利な場所
- タイ語フレーズ集をどこで手に入れる?Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングを徹底比較
タイ語の「どこで買える?」基本フレーズと発音のコツ

タイ語で「どこで買える?」という質問は、いくつか言い方がありますが、旅行者が最も簡単かつ確実に通じるフレーズは一つに絞られます。それは、場所を尋ねる疑問詞「ティー・ナイ」を使った表現です。
最もポピュラーで伝わりやすい基本フレーズを覚えよう
まず、基本となるタイ語の構造を見てみましょう。タイ語の文は、日本語と同じく単語を並べるだけでも通じやすいのが特徴です。この「どこで買える?」も、シンプルに言えばOKです。
基本の構造:
【商品名】+ 【買える】+ 【どこで?】
これをタイ語に直すと、次のようになります。
フレーズ:
ซื้อ…ที่ไหน?
(スー… ティー・ナイ?)
- ซื้อ (sǔe/スー):「買う」という意味の動詞です。
- …:ここに探している商品やモノの名前を入れます。
- ที่ไหน (thîi nǎi/ティー・ナイ):「どこで」または「どこに」という意味の疑問詞です。
例えば、「Tシャツ」を探しているなら、「スー・スア・ユー・ティー・ナイ?」となりますが、さらにシンプルに「…ユ―・ティー・ナイ?(…はどこにありますか?)」と聞く方が、店頭では自然なことも多いです。しかし、今回は「買える」というニュアンスを強調するため、動詞の「買う(スー)」を使うフレーズも覚えておくと応用が効きます。
より丁寧にするには、文末に男性なら「クラップ (khráp)」、女性なら「カー (khâ)」を付け加えましょう。
例:
ซื้อ…ที่ไหนคะ/ครับ?
(スー… ティー・ナイ・カー/クラップ?)
発音の超重要ポイント:声調を意識する
タイ語は日本語と違い、「声調(トーン)」を持つ言語です。同じ「カー」という発音でも、声の上げ下げによって意味が全く変わってしまいます。特に「ที่ไหน (thîi nǎi / ティー・ナイ)」の「ที่ (thîi / ティー)」と「ไหน (nǎi / ナイ)」には注意が必要です。
| タイ文字 | 発音 | 声調 | 意味 |
| ที่ | thîi (ティー) | 下がり調(高から低) | 場所、〜で |
| ไหน | nǎi (ナイ) | 上がり調(低から高) | どこ、どちら |
この「ティー・ナイ」を平坦に発音してしまうと、タイ人には伝わりにくくなることがあります。「ティー」で少し声を下げて、「ナイ」で声を上げることを意識するだけで、驚くほど通じるようになりますよ!
タイ語の声調についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの情報も参考になりますよ。タイ語の声調の仕組みと簡単な覚え方
単語を入れ替えるだけで万能に使える
この基本フレーズ「スー… ティー・ナイ?」は、空白の部分に欲しいものの名前を入れるだけで、あらゆる商品に使える万能フレーズです。
- マンゴー:「マンムアン (ma-mûang)」→ スー・マンムアン・ティー・ナイ?
- 水:「ナーム (nám)」→ スー・ナーム・ティー・ナイ?
- お土産:「コーン・ファーク (khǭng-fāak)」→ スー・コーン・ファーク・ティー・ナイ?
まずは「スー・○○・ティー・ナイ・クラップ/カー」を呪文のように繰り返し練習してみてください。このフレーズをマスターすることが、タイでのショッピングを成功させる第一歩です!
もし、商品のタイ語名が分からなくても、指差しやジェスチャーを使えば大丈夫!その場合は、「アン・ニー (an níi/これ)」という単語を代わりに使えば、「スー・アン・ニー・ティー・ナイ?(これ、どこで買えますか?)」と応用できます。
フレーズを使いこなす!タイ語で買い物する時の必須単語リスト
「どこで買える?」のフレーズを完璧に使っても、お店の人から返ってきたタイ語が全く理解できなかったら、せっかくの努力も水の泡になってしまいますよね。そこで、ここではタイでのショッピングで頻繁に使われる、場所や商品の種類に関する必須タイ語単語をまとめてご紹介します。
お店の種類と場所を示す重要な単語
店員さんが答えてくれる場所の名前が分かれば、次の行動に移れます。特に「場所」を表す単語は重要なので、しっかり確認しておきましょう。
| 日本語 | タイ語(発音) | タイ文字 | 解説 |
| 市場 | タラート (tà-làat) | ตลาด | 生鮮食品から日用品まで扱うローカルな場所。 |
| スーパー/コンビニ | ラーン・カー (ráan-khǎay) | ร้านขาย | 一般的な商店、店。コンビニは「セブン」など固有名詞でOK。 |
| デパート | ハーン (hâang) | ห้าง | 大型商業施設、ショッピングモール全般。 |
| 屋台 | ラーン・ロット・ケーン (ráan-rót-khĕn) | ร้านรถเข็น | 路上で料理などを売る移動式の店舗。 |
| 薬局 | ラーン・ヤー (ráan-yaa) | ร้านยา | 薬を買う場所。 |
| あっち/そっち | ティー・ノーン (thîi nâan) | ที่นั่น | 場所を指して「あちら」と言う時に使われます。 |
| この店 | ラーン・ニー (ráan níi) | ร้านนี้ | このお店という意味。 |
例えば、店員さんが「タラート・ノーン・カー(市場の方だよ)」と答えてくれたら、「市場に行けばいいんだな」とすぐに理解できますね。「ハーン」という単語はデパート全般を指すので、覚えておくととても便利です。
商品の種類を表す単語:これを知れば応用無限大
欲しい商品の名前がタイ語で分からなくても、カテゴリだけでも伝えられると、お店の人はヒントを得やすくなります。特に旅行者がよく買うものの単語をいくつか覚えておきましょう。
- 食べ物/お菓子:「アーハーン (aa-hǎan)」/「カノム (khà-nǒm)」
- 飲み物:「クルアン・ドゥーム (khrûeang-dèum)」
- 服:「スア (sǔea)」
- 薬:「ヤー (yaa)」
- お土産:「コーン・ファーク (khǎwng-fàak)」
- 雑貨:「コーン・チャイ (khǎwng-chái)」
これらの単語を使って、例えば「スー・カノム・ティー・ナイ?(お菓子はどこで買えますか?)」と聞けば、お菓子売り場や専門店に案内してもらえるはずです。発音に自信がない場合は、これらの単語をメモに見せて「ユ―・ティー・ナイ・カー/クラップ?(…はどこですか?)」と尋ねるだけでも十分に通じます。
場所が遠いか近いかを聞く単語
タイ語では、場所を尋ねた後に「そこは遠いですか?」と聞くことで、移動手段を考えることができます。これもセットで覚えておきましょう。
- 遠い:「グライ (klai)」
- 近い:「クラーイ (klâi)」
質問フレーズは、「グライ・マイ・カー/クラップ?(遠いですか?)」です。「マイ」は疑問文を作る時に文末に付ける単語です。もし「マイ・グライ・カー/クラップ(遠くないよ)」と返ってきたら、歩いて行ける距離だと判断できますね。
このように、一つのフレーズを覚えるだけでなく、その前後のやり取りに必要な単語をセットで覚えることが、スムーズなショッピングには欠かせません。この必須単語リストを活用して、より深いコミュニケーションを楽しんでください。
【シーン別】タイの市場や屋台で使える「どこで買える?」応用編
タイの魅力といえば、やはり活気あふれる市場やストリートフードの屋台です。しかし、市場や屋台は店舗がきっちり分かれているデパートとは違い、欲しいものがどこにあるのか分かりにくいですよね。
市場編:具体的な商品を指さしとセットで尋ねる
市場では、特定の店舗を尋ねるよりも、「この種類の〇〇はどこにある?」という質問が効果的です。市場はごちゃごちゃしているので、指差しと組み合わせるのが最強のテクニックです。
指差しとジェスチャーを組み合わせるフレーズ
「このお店の商品」ではなく「この商品と同じものはどこで売っているか」を聞くときは、すでに手に取っているか、近くに置いてあるものを指さして聞きます。
フレーズ:
อันนี้ ซื้อที่ไหนได้อีก?
(アン・ニー・スー・ティー・ナイ・ダイ・イーク?)
意味:これ(と同じもの)は、他にどこで買えますか?
- อันนี้ (an níi/アン・ニー):「これ」を指します。
- ได้อีก (dâai ìik/ダイ・イーク):「さらに(他に)できる」という意味です。
「ダイ・イーク」を付けることで、「他の売り場」を尋ねるニュアンスになり、近くの似たような商品を扱う店を教えてくれる可能性が高くなります。市場では、同じような商品を扱う店が固まっていることも多いので、一つのお店で見つからなくても諦めずに聞いてみましょう。
「果物/海鮮はどこ?」とカテゴリで尋ねる
市場全体で探している商品のカテゴリが広い場合は、「果物売り場」や「海鮮コーナー」を尋ねると案内が早いです。
- 果物:「ポンラマーイ (phǒn-lá-mái)」
- 海鮮:「アーハーン・タレー (aa-hǎan tha-lee)」
- 肉:「ヌア・スア (núea-sùea)」
これらの単語を使って、「ポンラマーイ・ユ―・ティー・ナイ・カー/クラップ?(果物はどこですか?)」と聞くと、その場所を指さして教えてくれます。市場は情報が多いため、具体的な場所名ではなく「方向」を教えてもらうことに集中するのがコツです。
屋台編:その場で買えないものを尋ねる
屋台は基本的にはその場で調理して食べるものが多いですが、調味料や持ち帰り用の食材など、屋台では買えないものを探している場合もあります。そんな時に使える応用フレーズです。
フレーズ:
ที่นี่ มีขาย…ไหม?
(ティー・ニー・ミー・カーイ…マイ?)
意味:ここに…の販売はありますか?
このフレーズは、「この場所(屋台)で、○○は売っていますか?」という、在庫や取り扱いを尋ねるのに適しています。「マイ」は先述の通り、疑問文にする助詞です。
もし、売っていなかった場合は、「隣の店で売っているよ」「あっちのコンビニにあるよ」といった代替案を教えてくれることが多いです。タイの人々は親切なので、遠慮せずに尋ねてみましょう。異文化でのコミュニケーションを成功させるには、まずは勇気を出して話しかけることです。
市場や屋台での買い物は、タイ語を使う最高の練習の場でもあります。こちらのWebサイトで紹介されているタイの市場での会話集も役に立ちますよ。タイ市場でのタイ語会話集
デパートやショッピングモールで使える丁寧な尋ね方
賑やかな市場とは対照的に、デパートやショッピングモールでは、より丁寧で洗練された言葉遣いが求められます。店員さんも英語が通じることが多いですが、タイ語で話しかけることで、より親近感が湧き、親切に対応してもらえる可能性が高くなります。
フロアやコーナーの場所を尋ねる
デパートでは、特定のフロアやコーナーに目的の商品があることが分かっている場合に、場所を尋ねるフレーズが便利です。
「〇〇コーナー/フロアはどこですか?」
フレーズ:
… อยู่ที่ชั้นไหนคะ/ครับ?
(…ユ―・ティー・チャン・ナイ・カー/クラップ?)
意味:…はどの階にありますか?
- อยู่ (yùu/ユ―):「いる」「ある」という意味です。
- ชั้นไหน (chán nǎi/チャン・ナイ):「どの階」という意味です。
例えば、「化粧品」を意味する「クルアン・サアーン (khrûeang-sǎang)」を頭に入れて、「クルアン・サアーン・ユ―・ティー・チャン・ナイ・カー?(化粧品はどの階にありますか?)」と尋ねれば、店員さんはすぐに階数を教えてくれるでしょう。このフレーズは、デパートのインフォメーションカウンターで特に役立ちます。
商品があるかどうかを丁寧に確認する
特定のブランドや商品を探している時、「買える場所」だけでなく「このお店にあるか」を確認したい場合があります。そんな時は、「在庫」や「取り扱い」を尋ねる表現を使います。
「こちらで…の取り扱いはありますか?」
フレーズ:
ที่ร้านนี้ มี…ขายไหมคะ/ครับ?
(ティー・ラーン・ニー・ミー…カーイ・マイ・カー/クラップ?)
意味:このお店で…の販売はありますか?
- ที่ร้านนี้ (thîi ráan níi/ティー・ラーン・ニー):「このお店で」という意味の丁寧な表現です。
- มี (mii/ミー):「持っている」「ある」という意味です。
- ขาย (khǎay/カーイ):「売る」という意味です。
- ไหม (mǎi/マイ):「〜ですか?」という疑問の助詞です。
デパートの店員さんは、日本の接客業のように丁寧に対応してくれることが多いので、この表現を使うと非常にスムーズに会話を進めることができます。もし商品がなければ、「あそこのお店にあるはずです」「階下のスーパーにあるかもしれません」といった具体的な情報を教えてくれるはずです。
会話をより丁寧にする魔法の言葉
デパートで会話を始める時や、質問に答えてもらった後に、感謝や依頼の気持ちを伝える丁寧な言葉を忘れないようにしましょう。これにより、店員さんとの関係がより良好になります。
- すみません/失礼します(声をかける時):「コートー・ナ・カー/クラップ (khǒo thôot ná)」
- ありがとうございます:「コープクン・カー/クラップ (khòop khun)」
- もう一度お願いします:「プーット・チャー・チャー・ノーイ・カー/クラップ (phûut cháa cháa nòi)」
(ゆっくり話してください、という意味です)
特に「コートー・ナ・カー/クラップ」は、日本でいう「すみません、ちょっとお伺いします」というニュアンスで使える、非常に便利な表現です。質問の前に一言添えるだけで、印象がぐっと良くなりますよ。
デパートや高級店では、英語を使うお客さんも多いですが、ほんの一言タイ語を話すだけで、ローカルな心遣いを感じられるかもしれません。ぜひ、この丁寧な表現を試してみてください。
タイ人に確実に伝わる!発音を良くするたった2つの裏技
タイ語は発音が難しい…と感じる方は多いと思いますが、ご安心ください!旅行レベルであれば、完璧な発音は求められません。しかし、いくつかの重要なポイントを押さえるだけで、あなたのタイ語は驚くほど通じるようになります。モモストア流の、発音を良くするたった2つの裏技をご紹介します。
裏技その1:日本語にない「末子音」を意識的に消す
タイ語の発音で、日本人が最も苦労し、かつタイ人に通じない原因となっているのが「末子音(まつしいん)」です。これは、単語の最後にくる子音のことで、日本語の「ん」のように、口を閉じたり、舌を特定の場所に置いたりして、音を出しきらないのが特徴です。
例えば、「水」という意味の「ナーム (nám)」を考えてみましょう。
日本語的な発音:ナーム(「ム」という母音までしっかり発音してしまう)
タイ語的な発音:ナー(口を「ム」の形で閉じたまま、音を出さない)
この末子音が非常に重要なタイ語の単語はたくさんあります。特に「どこで買える?」のフレーズで必須となる単語にも含まれています。
- 買える:「スー…」の「スー」は、日本語の「スー」よりも口を丸め、舌を少し後ろに引く感じで「S」の音を強調し、母音を短く切る感覚で発音します。
- 〜で、場所:「ティー…」の「ティー」は、日本語の「ティー」よりTの音を強く意識し、音が下がります(下がり声調)。
この「末子音」を克服するには、単語の最後の音を「口の形だけ作って、声を出さない」という練習をしてみてください。特に、末尾が「m」や「k」、「p」、「t」の音で終わる単語で試すと効果的です。
裏技その2:声調を大袈裟なくらいオーバーに表現する
先にも述べましたが、タイ語の声調は意味を左右する重要な要素です。日本人が遠慮がちに声調を表現すると、タイ人には平坦に聞こえてしまい、全く別の単語だと認識されてしまうことがあります。
「ที่ไหน (thîi nǎi / ティー・ナイ)」を例に取ると、
- 「ที่ (thîi / ティー)」は、高いところから低いところへ、勢いよく声を落とします。まるで日本語の「えっ!?」と驚く時のトーンを低くする感じです。
- 「ไหน (nǎi / ナイ)」は、低いところから高いところへ、上昇させます。これは日本語の「なに?」と聞き返す時の「に」のトーンに近い感覚です。
最初は「大袈裟かな?」と思うくらいオーバーに声調を付けて発音してみてください。タイ語の声調は5種類もありますが、まずはこの「下がり調」と「上がり調」の2つを正確に表現するだけで、会話の正確性は飛躍的に向上します。特に疑問詞や質問のフレーズには、この声調が頻繁に使われます。
タイ語の発音に慣れるための手軽な方法として、タイ語の歌を聴いて、その音の上がり下がりを真似るというのもおすすめです。タイ語発音練習のための動画も活用してみてください。
この2つの裏技、「末子音の意識的な省略」と「声調のオーバーな表現」を実践するだけで、あなたのタイ語は「発音が上手な外国人」のレベルに近づき、タイ人とのコミュニケーションが格段に楽しくなりますよ!
「ちょっと高い!」と感じた時に使えるタイ語の値下げ交渉フレーズ
タイの市場や個人商店、屋台などでは、値段交渉ができることが一般的です。特に観光客と見られると、少し高めの値段を提示されることも少なくありません。そんな時、「どこで買える?」と聞いて商品のありかを知った後は、値段交渉のフレーズを試してみましょう。価格交渉もタイ文化の一部として楽しむのがコツです。
基本の交渉フレーズと「いくら?」の聞き方
まず、価格を尋ねることから始まります。市場などでは、値札が付いていないことがほとんどですから、必ず値段を確認しましょう。
「これはいくらですか?」
フレーズ:
อันนี้ ราคาเท่าไหร่คะ/ครับ?
(アン・ニー・ラーカー・タオライ・カー/クラップ?)
意味:これはいくらですか?
- ราคา (raa-khaa/ラーカー):「価格」という意味です。
- เท่าไหร่ (thâo-rài/タオライ):「いくら」という意味の疑問詞です。
値段を聞いた後、提示された価格(例えば100バーツ)に対して、自分の希望価格(例えば80バーツ)を提示してみましょう。
具体的な値下げ交渉のステップ
交渉は、相手の顔色を伺いながら、あくまでも笑顔で、失礼のないように行うのが鉄則です。強引な交渉はせずに、お互いに気持ちの良い取引を目指しましょう。
ステップ1:率直に「高い」ことを伝える
フレーズ:
แพงไปหน่อย
(ペーン・パイ・ノーイ)
意味:少し高いです。
- แพง (phɛɛng/ペーン):「高い」という意味です。
- ไปหน่อย (pai nòi/パイ・ノーイ):「少し〜すぎる」というニュアンスです。
この一言だけでも、お店の人は「交渉の余地があるな」と感じてくれます。
ステップ2:希望価格を尋ねる/提示する
「高い」ことを伝えたら、次は具体的な希望を伝えます。
フレーズ1(希望価格を尋ねる):
ลดได้ไหมคะ/ครับ?
(ロット・ダイ・マイ・カー/クラップ?)
意味:値引きできますか?
- ลด (lót/ロット):「減らす」「値引きする」という意味です。
フレーズ2(希望価格を提示する):
…บาท ได้ไหมคะ/ครับ?
(…バーツ・ダイ・マイ・カー/クラップ?)
意味:…バーツではどうですか?
空白に具体的な金額を入れて尋ねます。タイでは、通常提示された価格から20%~30%引きを狙うのが一般的です。ただし、小さな屋台での食べ物など、元々安いものに対しては交渉しないのがマナーですよ。
ステップ3:交渉が決裂した場合のフレーズ
もし、交渉が上手くいかなくても、嫌な顔をせず、笑顔で感謝を伝えましょう。このフレーズを使うことで、「今回は買わないけど、あなたのことは悪く思っていないよ」という意思表示ができます。
フレーズ:
ขอบคุณค่ะ/ครับ ไม่เป็นไร
(コープクン・カー/クラップ、マイ・ペン・ライ)
意味:ありがとう、大丈夫です(気にしないで)
値段交渉は、タイ人との楽しいコミュニケーションの一つです。もし断られても、近くにもっと安いお店がある「どこで買える?」の情報を聞き出すチャンスになるかもしれません。臆せず、チャレンジしてみてください!
タイ語で「これください」「ありがとう」など購入時のやり取りをマスター
「どこで買える?」で無事に欲しい商品を見つけ、価格交渉も成功したら、最後は購入手続きをスムーズに行う必要があります。購入の意思表示から、お金のやり取り、そしてお礼の言葉まで、一連の流れで使う必須フレーズをマスターしましょう。
購入の意思を伝える:「これください」
この一言で、お店の人に「私はこれを買う」という意思が明確に伝わります。指さしと併用すれば、言葉に自信がなくても問題ありません。
フレーズ:
เอาอันนี้ค่ะ/ครับ
(アオ・アン・ニー・カー/クラップ)
意味:これください。(直訳は「これをもらいます」)
- เอา (ao/アオ):「欲しい」「取る」「もらう」という意思を表す非常に便利な動詞です。
- อันนี้ (an níi/アン・ニー):「これ」という意味です。
複数購入する場合は、「アオ・スーム・ガン・ソーン・アン・カー(同じものを2つください)」のように、数を付け加えることもできますが、最初は指で数を示す方が簡単で確実です。
支払いに関するフレーズ
お会計の場面で、現金以外を使いたい場合や、お釣りを尋ねたい場合に使えるフレーズです。
「クレジットカードは使えますか?」
フレーズ:
ใช้บัตรเครดิตได้ไหมคะ/ครับ?
(チャイ・バット・クレーディット・ダイ・マイ・カー/クラップ?)
意味:クレジットカードは使えますか?
- ใช้ (chái/チャイ):「使う」という意味です。
- บัตรเครดิต (bàt khré-dít/バット・クレーディット):「クレジットカード」です。英語から来ているので発音は通じやすいです。
「お釣りはいりません」
端数のお釣りをチップ代わりに渡したい場合に使えるフレーズです。ただし、大金に対して使うのはやめましょう。
フレーズ:
ไม่เป็นไร ไม่ต้องทอนค่ะ/ครับ
(マイ・ペン・ライ、マイ・トン・トーン・カー/クラップ)
意味:大丈夫です、お釣りは要りません。
- ทอน (thɔɔn/トーン):「お釣り」という意味です。
- ไม่ต้อง (mâi tɔ̂ng/マイ・トン):「〜しなくてよい」という意味です。
「マイ・ペン・ライ」は「どういたしまして」「大丈夫」という意味の万能フレーズで、この状況では「気にしないで(お釣りはいらないよ)」というニュアンスになります。
最も重要な締めの言葉:「ありがとう」
購入のやり取りが終わったら、満面の笑みで「コープクン・カー/クラップ」を伝えましょう。これがタイ人との良好な関係を築くための鍵となります。
フレーズ:
ขอบคุณมากค่ะ/ครับ
(コープクン・マァーク・カー/クラップ)
意味:本当にありがとうございます。
- มาก (mâak/マァーク):「とても」「非常に」という意味で、感謝を強調できます。
この「ありがとう」を言う時、タイ式の合掌(ワイ)を軽く添えると、さらに丁寧で喜ばれます。これらの購入時フレーズをマスターすれば、タイでのショッピング体験はより一層楽しいものになるでしょう。
【注意】タイ語の「どこで買える?」で避けるべき間違った表現
タイ語を学んでいると、日本語の感覚で直訳してしまい、タイ人には伝わりにくい、あるいは不自然な表現を使ってしまうことがあります。ここでは、特に「どこで買える?」に関連して、旅行者がやってしまいがちな間違いと、その正しい言い方をご紹介します。
間違い1:「買う」と「売る」を混同してしまう
タイ語初心者の方がよく間違えるのが、「買う」と「売る」の動詞の使い分けです。
- 買う:「スー (sǔe)」
- 売る:「カーイ (khǎay)」
「どこで買えますか?」と聞きたいのに、「カーイ・○○・ティー・ナイ?(○○をどこで売っていますか?)」と言ってしまうと、「あなたはこの商品をどこで販売しているのですか?」という、お店の人に対する質問になってしまい、会話が成り立たなくなってしまいます。
正しい表現:
ซื้อ…ที่ไหนคะ/ครับ?
(スー… ティー・ナイ・カー/クラップ?)
「買う (スー)」を使って、自分が主体で行動する質問にしましょう。
間違い2:場所の疑問詞「ティー・ナイ」を省略してしまう
日本語では「○○はどこ?」と、場所の「で」や「に」を意味する助詞を省略することがありますが、タイ語では「どこ」を意味する「ティー・ナイ (thîi nǎi)」を省略すると、文の意味が通じにくくなることがあります。
例えば、「スー・○○(○○を買う)」だけで終わってしまうと、相手は「何を言いたいのだろう?」と戸惑ってしまいます。場所を尋ねる質問では、必ず「ティー・ナイ」を文末に付けるようにしましょう。
また、「ユ―・ティー・ナイ(どこにありますか?)」の「ユ―(ある)」を省略してしまうのも、丁寧さに欠けるため、デパートなどの丁寧な場面では避けるべきです。
間違い3:声調を完全に無視した発音
これは間違いというよりは「通じない原因」ですが、特にタイ語の学習が進んでいない段階では、声調を無視して「ティー・ナイ」を平坦に発音してしまいがちです。
タイ語には「平声(声調の変化なし)」の音もありますが、疑問詞の多くは「上がり調」や「下がり調」といった声調を持っています。特に重要な声調のある単語を、最低限、正しい声調で発音する努力をするだけで、タイ人の理解度は格段に上がります。
先ほどの裏技でも解説した通り、最初はオーバーに声調を表現することを意識しましょう。タイ語は非常に論理的な言葉なので、これらの間違いを意識して避けるだけで、あなたの会話はタイ人に確実に伝わるようになりますよ!
タイ語の誤解されやすい表現については、こちらの記事も参考になります。タイ語の通じにくい間違いやすい表現
タイ旅行前に準備!タイ語学習におすすめの教材はコレ
タイ旅行の準備として「どこで買える?」のような、現地で使えるタイ語フレーズを学ぶことは非常に有効です。事前に少しでも学習しておけば、旅行の楽しさは倍増します。ここでは、モモストアが厳選する、旅行前の短期集中学習におすすめの教材やツールをご紹介します。
旅行に特化した「フレーズ集」の書籍
タイ語をゼロから始める方にとって、文法書よりもまず手にするべきなのが「旅行会話フレーズ集」です。特に、カタカナ表記と、CDまたは音声ダウンロードが付いているものを選ぶのがポイントです。
- 発音の確認ができる:タイ語は声調が命なので、ネイティブの発音を聞いて真似ることが必須です。
- 実用性に特化している:「どこで買える?」「いくら?」「ありがとう」など、必要なフレーズだけが厳選されているため、短期間で効率的に覚えられます。
- ポケットサイズが便利:旅行中も持ち運び、すぐに確認できるサイズを選びましょう。
書店に行けば、たくさんのタイ語会話集がありますが、Amazonや楽天市場のレビューを参考に、音声が充実しているものを選ぶことを強くおすすめします。音声の質は、発音習得のスピードに直結します。
スマートフォンの「タイ語辞書アプリ」
書籍で基本を学んだら、次はスマホを活用しましょう。特にタイ語の辞書アプリは、旅行中の「これ何て言うんだろう?」を瞬時に解決してくれる最強のツールです。
おすすめの機能:
| 機能 | 理由 |
| 音声読み上げ機能 | タイ語の綴りが分からなくても、日本語を入力すれば正しい発音を聞ける。 |
| オフライン機能 | インターネット接続がない市場や郊外でも利用できる。 |
| ピンイン/カタカナ表示 | タイ文字が読めなくても、発音をすぐに確認できる。 |
特におすすめなのは、辞書機能だけでなく、写真翻訳機能が付いているアプリです。タイ語の看板やメニューをカメラで撮るだけで翻訳してくれるので、現地でのストレスが大幅に軽減されます。
YouTubeのタイ語学習チャンネル
活きたタイ語や、タイの文化に触れながら楽しく学びたい方には、YouTubeの学習チャンネルが最適です。ネイティブの先生が、買い物やグルメなど、特定のテーマに絞ってフレーズを解説してくれている動画が多くあります。
特に、タイ人の方が日本語で解説しているチャンネルは、日本人が間違えやすい発音やニュアンスの違いを丁寧に教えてくれるため、非常に効率的です。移動中や休憩時間などのスキマ時間を使って、毎日少しずつ動画を視聴する習慣をつけるだけでも、耳がタイ語に慣れていきますよ。
これらの教材やツールを組み合わせることで、旅行前の限られた期間でも、「どこで買える?」に代表される実用的なタイ語フレーズをしっかりマスターし、自信を持ってタイ旅行に臨めるようになるはずです。
タイ語フレーズを効果的に覚える!モモストア流・最強の学習法
せっかく覚えたタイ語フレーズも、現地でパッと口から出てこなければ意味がありません。モモストアが実践している、旅行会話フレーズを忘れずに、とっさに使えるようにする「最強の学習法」を伝授します。
「タイ人なりきり」でのロールプレイング練習
タイ語フレーズを覚える最も効果的な方法は、実際の会話シーンを想定したロールプレイングです。ただ単語を覚えるのではなく、感情を込めて「なりきる」のがポイントです。
- シチュエーション設定:「週末のチャトゥチャック市場でお土産を探している」など、具体的な場面を想像します。
- 役割分担:自分自身が「旅行者」、スマホの音声や家族が「市場の店員」になります。
- 感情を込める:「スー・○○・ティー・ナイ?」と言う時、本当に探しているような「困った顔」や「期待感」を表情に出して言ってみましょう。感情と結びつけることで、脳がそのフレーズを「記憶」ではなく「体験」として保存します。
この練習を繰り返すことで、「どこで買える?」と聞く時の、焦りや期待といった感情がフレーズと直結し、現地で実際にその状況になった時に、自然と口からタイ語が出てくるようになります。
「連想ゲーム式」でセットで覚える
タイ語のフレーズを覚える時は、関連性の高い単語やフレーズを「セット」で覚えるようにしましょう。「連想ゲーム式」の学習法です。
- 「どこで買える?(スー・○○・ティー・ナイ?)」を覚えたら…
- → すぐに「これください(アオ・アン・ニー)」をセットで発声
- → さらに「いくら?(ラーカー・タオライ?)」をセットで発声
- → 最後に「ありがとう(コープクン)」をセットで発声
この一連の流れをセットで覚えることで、一つのフレーズが次のフレーズを連れてくるようになり、会話の途切れを防ぐことができます。旅行の会話は「質問→回答→次の質問」の繰り返しですから、この流れを身体に染み込ませておくことが非常に重要です。
タイ文字は読めなくても「音」と「声調」の記号を覚える
タイ文字を完璧に読むのは難しく時間がかかりますが、最低限、フレーズ集に書かれているローマ字表記(ピンイン)の声調記号だけでも理解することをおすすめします。
「thîi nǎi」の「î」や「ǎi」のような記号は、先述の「下がり調」「上がり調」を意味しています。これらの記号を見て、意識的にトーンを変える練習をするだけで、タイ語の発音の質は格段に上がります。
モモストアのこの最強学習法を実践して、タイ旅行を最大限に楽しむための準備を進めてください!
ロールプレイングの具体的な例については、こちらの情報も参考にできます。タイ語ロールプレイングの効果的な練習法
困った時はこれ!ジェスチャーと組み合わせる鉄板テクニック
どんなにタイ語を準備しても、現地では予期せぬ言葉や状況に遭遇することがあります。そんな時、「もう何も通じない!」とパニックになる必要はありません。言葉が通じなくても、ジェスチャーや小道具とタイ語を組み合わせる「鉄板テクニック」を使えば、ほとんどの状況を切り抜けることができます。
鉄板テクニック1:商品を指さし+基本フレーズ
これは基本中の基本ですが、最も強力なテクニックです。「どこで買える?」という質問の場合、この組み合わせが特に有効です。
シチュエーション:市場で食べたマンゴーが美味しかったので、同じマンゴーを探している。
- 行動:今手に持っているマンゴー、または似たマンゴーを指さし。
- 発言:「スー・アン・ニー・ティー・ナイ・ダイ・イーク?(これと同じものは、他にどこで買えますか?)」
この指さしが、「○○」という単語の代わりを果たしてくれるため、言葉の壁を乗り越えて相手に「探しているもの」を明確に伝えることができます。ジェスチャーは世界共通語なので、遠慮せず大胆に使いましょう。
鉄板テクニック2:スマホ画面を活用する
現代の旅行で最も頼りになるのは、やはりスマートフォンです。特に、タイ語が全く分からなくなった時の切り札として活用しましょう。
【場所を尋ねる時】地図アプリを見せる
特定の場所(例えば、近くのセブンイレブンや特定の市場)の場所を尋ねる時、「ティー・ナイ?(どこ?)」の後に、スマホの地図アプリを開き、目的地を指さして見せるだけでもOKです。お店の人は、地図を見て方向を指さして教えてくれるはずです。
【商品名を尋ねる時】画像検索を見せる
タイ語で名前が全く分からない商品や、特定のブランド品を探している時、その商品の画像をGoogleで検索して、お店の人に見せましょう。「アン・ニー・カーイ・ティー・ナイ?(これ、どこで売ってる?)」と言いながら画像を見せるだけで、言葉による説明を一切省くことができます。特にタイ料理の食材など、単語が難しいものに有効です。
鉄板テクニック3:メモと筆記具を常に携帯する
タイ語の数字は聞き取りが難しく、お金のやり取りで聞き間違えるとトラブルの原因になりかねません。特に価格交渉の後など、重要な数字のやり取りには、必ずメモ帳とペンを活用しましょう。
- お店の人に価格を尋ねる時、電卓アプリを渡して数字を入力してもらう。
- 自分が希望する価格をタイ文字ではなく、アラビア数字(1, 2, 3…)で書いて見せる。
このように、「指さし」「画像」「数字」といった、言葉以外のコミュニケーション手段を最大限に活用することが、タイ語での会話が途切れた時の最強のテクニックとなります。言葉は完璧でなくても、伝える努力と笑顔があれば、タイの人々は必ず協力してくれますよ。
買い物以外でも使える!「どこで買える」が応用できる便利な場所
「どこで買える?(スー… ティー・ナイ?)」というフレーズは、もちろん「買い物」に使うのが基本ですが、動詞の「買う(スー)」を別の動詞に置き換えることで、旅行中に必要な様々な場所を尋ねる応用フレーズとして活用することができます。これもモモストアの視点から見ると、非常に便利な「時短テクニック」の一つです。
応用1:トイレや休憩場所を尋ねる
特に市場や人混みの場所で、トイレや休憩場所を探すのは一苦労です。この時も「〜はどこでできますか?」というニュアンスで尋ねます。
- トイレ:「ホーン・ナーム (hông náam)」
- 動詞(行く):「パイ (pai)」
応用フレーズ:
ห้องน้ำ ไปที่ไหนคะ/ครับ?
(ホーン・ナーム・パイ・ティー・ナイ・カー/クラップ?)
意味:トイレはどこに行けばありますか?(どこにありますか?)
この「パイ・ティー・ナイ」は、「どこへ行けば良いか」を尋ねる非常に汎用性の高い表現です。バス停やタクシー乗り場など、移動に関する場所を尋ねる時にも使えます。
応用2:両替所やATMの場所を尋ねる
現地通貨が必要になった時、「お金を替える場所」を尋ねるフレーズも重要です。この場合は「買う」ではなく「替える」という動詞を使うのが正確ですが、場所を尋ねるシンプルなフレーズでも通じます。
- 両替所:「ラーン・レート・グン (ráan lâek ngern)」
- ATM:「ATM」で通じますが、タイ語では「エ・ティー・エム」のように発音します。
応用フレーズ:
ที่แลกเงิน อยู่ที่ไหนคะ/ครับ?
(ティー・レート・グン・ユ―・ティー・ナイ・カー/クラップ?)
意味:両替所はどこにありますか?
この「ユ―・ティー・ナイ(どこにありますか)」は、「スー(買う)」が不要な、あらゆる場所を尋ねる時の基本形として、ぜひセットで覚えておきましょう。
応用3:美味しいレストランやカフェを尋ねる
お店の人に、その周辺の美味しいお店を教えてもらうのは、ローカルグルメに辿り着く最高の手段です。
- 美味しいレストラン:「ラーン・アーハーン・アローイ (ráan aa-hǎan à-rɔy)」
- 動詞(おすすめする):「ネー・ナム (nǽ-nam)」
応用フレーズ:
ร้านอาหารอร่อย แนะนำที่ไหนคะ/ครับ?
(ラーン・アーハーン・アローイ・ネー・ナム・ティー・ナイ・カー/クラップ?)
意味:美味しいレストランをどこかおすすめしてくれますか?
このフレーズは、お店の人とのコミュニケーションを深めるためにも非常に有効です。「どこで買える?」で覚えた「ティー・ナイ(どこ)」を応用して、会話の幅を広げていきましょう。タイで美味しいレストランを探すコツについて、こちらの記事も参考にすると良いですよ。タイのローカルグルメの探し方
タイ語フレーズ集をどこで手に入れる?Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングを徹底比較
さて、ここまで「どこで買える?」のフレーズを応用まで含めて徹底的に解説してきましたが、やはりこれらのフレーズを完璧に使いこなすには、優れた「タイ語フレーズ集」を手元に置いておくことが最も確実です。モモストアでは、旅行前の準備として、日本の主要なオンラインショッピングサイト、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの教材の選び方と、それぞれのメリット・デメリットを比較し、最適な購入場所をご提案します。
タイ語フレーズ集の選び方:まずはここをチェック!
どのサイトで購入するにしても、以下の3点を満たしている教材を選ぶことが重要です。
- 音声(CD/ダウンロード)の有無:声調言語であるタイ語では、これが最重要項目です。
- カタカナ表記の分かりやすさ:タイ文字が読めなくても、直感的に発音できる表記が必要です。
- ポケットサイズの携帯性:現地でサッと取り出せるサイズかを確認しましょう。
主要オンラインサイト徹底比較
旅行会話集の購入を検討する際、各サイトにはそれぞれ異なる強みがあります。
| サイト名 | メリット | デメリット | おすすめする人 |
| Amazon | 商品の種類が豊富。レビューが詳細で信頼性が高い。即日配送のオプションがある。 | マーケットプレイス出品者だと品質にばらつきがある場合がある。 | すぐに欲しい人、レビューをじっくり読んで選びたい人。 |
| 楽天市場 | ポイント還元率が高い。ショップ独自のオマケが付くことがある。 | 検索結果に「タイ語」以外の関連商品が多く混ざりやすい。 | 楽天ポイントを貯めている人、お得なセット商品を探したい人。 |
| Yahoo!ショッピング | PayPayポイント利用者に有利。ソフトバンク/ワイモバイルユーザーは特に還元率が高い。 | Amazonや楽天に比べて、教材専門店の出品数が少ない場合がある。 | PayPay経済圏を利用している人、ポイント重視の人。 |
| メルカリ (中古) | 定価より安価に手に入る可能性がある。 | 状態が保証されない。音声データが付属しない(CDを紛失している)リスクがある。 | 価格最優先の人、音声データがなくても良いと割り切れる人。 |
モモストアのおすすめは、最新のフレーズが収録されているか確認し、レビューが充実しているAmazonで購入し、音声データをすぐにダウンロードして学習を開始する方法です。しかし、普段利用しているポイント経済圏を優先するのも賢い選択です。
どのサイトを選ぶにしても、「どこで買える?」のフレーズと同じくらい、教材選びも慎重に行い、旅行前の準備を万全にしてください。事前の学習が、あなたのタイ旅行を何倍も豊かなものにしてくれますよ!
ちなみに、Amazonで人気のタイ語会話集は、こちらの情報からチェックできますよ。Amazonで人気のタイ語会話集ランキング

