おしゃれなグラスはどこで買える？売ってる場所から選び方まで徹底解説

「そろそろ新しいグラスが欲しいけど、どこで売ってるんだろう？」と悩んでいませんか？
可愛いデザインのもの、日常使いしやすい丈夫なもの、贈り物にぴったりな高級品まで、グラス選びは本当に迷いますよね。
この記事では、筆者であるモモストアが、グラスの販売場所を徹底的にリサーチし、安くて手軽な場所から、こだわりのブランド品が手に入るお店まで、詳しくご紹介します！
きっとあなたにぴったりのグラスが見つかるはずですよ。

グラスが売ってるお店【実店舗編】

「グラス」と一口に言っても、その種類や価格帯は本当に幅広いですよね。まず、実際に手に取ってデザインや重さを確認したい方向けに、身近な実店舗での販売場所を詳しく解説していきます。
日常使いのシンプルなグラスを探しているのか、それとも来客用のおしゃれなものなのかによって、選ぶべきお店が変わってきますよ。

ニトリやIKEAなど家具店・量販店は日常使いに最適

日常使いのグラスを、手軽かつ安価に手に入れたいなら、ニトリやIKEAのような大型家具店・ホームセンターは絶対にチェックすべき場所です。
これらの店舗では、シンプルなデザインで、スタッキング（重ねて収納）できるような機能性の高いグラスが豊富に揃っています。
特にニトリは「お、ねだん以上。」のコンセプト通り、セット販売されていることも多く、ファミリーや一人暮らしで食器を揃えたい方に大人気です。

IKEAの場合は、デザイン性が高く、北欧らしいカラーやユニークな形状のグラスも多く、見て回るだけでも楽しいですよ。ただし、IKEAは店舗が限られているため、事前に公式サイトで最寄りの店舗情報を確認してから向かうのがおすすめです。

店舗名	特徴・おすすめポイント	価格帯（目安）
ニトリ	非常にシンプルで丈夫なグラスが中心。セット販売が豊富でコスパ抜群。	100円〜500円/個
IKEA	北欧デザインのおしゃれなグラスやカラーグラスが豊富。	100円〜800円/個
ホームセンター	丈夫な耐熱グラスや、業務用のシンプルなグラス、計量カップなども充実。	200円〜1,000円/個

グラスが割れてしまった時の買い足しにも便利なので、普段利用する店舗はぜひ覚えておいてくださいね。

ロフトや東急ハンズなどバラエティ雑貨店で見つける個性派グラス

少し個性的なグラスや、プレゼント向けの可愛いグラスを探しているなら、ロフトや東急ハンズ（ハンズ）、またはPLAZAなどのバラエティ雑貨店が狙い目です。
これらの店舗は、ただの食器売り場とは違い、トレンドを意識したユニークな商品や、季節限定のアイテムが多く並びます。

例えば、夏には冷たい飲み物にぴったりの二重構造グラスや、キャラクターコラボのタンブラー、冬には温かい飲み物にも使える耐熱グラスが充実します。
東急ハンズでは、「クラフトビール専用グラス」や「日本酒グラス」など、用途に特化した専門性の高いグラスも取り扱っていることがあるので、お酒好きな方は特に要チェックです。
また、パッケージもおしゃれなものが多いため、ちょっとした手土産や、友達への誕生日プレゼントとしても最適です。ラッピングサービスも充実していることが多いので、店員さんに相談してみるのも良いでしょう。

デザイン重視で探したい場合は、お店の入り口付近や、特設コーナーに並んでいることが多いので、まずはそのあたりを見て回ることをおすすめします。

無印良品やFrancfrancなどライフスタイルショップの魅力

ライフスタイルショップも、グラスを探す上では外せない場所です。無印良品とFrancfrancは、それぞれ全く異なる魅力を持っています。

無印良品：シンプルで美しいミニマルデザイン

無印良品は、何と言っても「シンプル・イズ・ベスト」なデザインが魅力です。主張しすぎないのに、置いてあるだけでおしゃれに見える透明度の高いグラスは、どんなインテリアにも馴染みます。
特に、無印良品のオンラインストアでは、サイズや容量が細かく記載されているため、自宅の棚に収まるかを確認しながら選べるのが便利です。
「飽きずに長く使いたい」「他の食器との統一感を重視したい」という方には、無印良品のグラスは最高の選択肢と言えるでしょう。

Francfranc：トレンド感あふれる華やかなデザイン

一方、Francfrancは、華やかでトレンド感あふれるデザインが特徴です。ゴールドの縁取りがされたグラスや、カットが美しいクリスタル風のもの、淡いピンクやブルーのカラーグラスなど、テーブルを一気に明るくしてくれるアイテムが豊富です。
「おうちカフェを楽しみたい」「SNS映えするグラスが欲しい」という方は、Francfrancへ行けば間違いありません。ただし、デザイン性が高い分、食洗機に対応していない商品もあるため、購入前に取り扱い説明をしっかり確認してくださいね。

どちらのショップも、グラスだけでなく食器やカトラリーも充実しているので、トータルコーディネートを考えるのも楽しいですよ！

人気！ブランドや高価格帯のグラスを買うならここ

次に、特別な日や、一生もののグラスを探している方に向けて、ブランド品や高級グラスが手に入る場所をご紹介します。これらの場所で取り扱われているグラスは、価格は高めですが、その品質や歴史、デザインの美しさは格別です。贈り物としても非常に喜ばれますので、ぜひチェックしてみてください。

百貨店の食器売り場は最高級品の宝庫

伊勢丹、三越、高島屋などの百貨店の食器売り場は、国内・海外の高級ブランドグラスが一同に集まる「グラスの宝庫」です。
特に、老舗ブランドから現代的なブランドまで、幅広いラインナップが揃っており、専門の知識を持った店員さんに相談しながら選べるのが最大のメリットです。
バカラ、リーデル、ティファニーなど、誰もが知るトップブランドのグラスを実際に手に取って比較できるのは、百貨店ならではの体験です。

百貨店でグラスを選ぶメリットは、以下の3点です。

• 接客の質が高い: 用途や予算を伝えると、最適なグラスを提案してくれます。
• ラッピングが丁寧: 贈答品として購入する場合、ブランドの箱や丁寧な包装で安心して渡せます。
• 限定品がある: 百貨店限定のカラーやセット商品が販売されることがあります。

結婚祝いや昇進祝いなど、人生の節目の贈り物を選ぶ際には、まず百貨店を訪れてみることをおすすめします。

テーブルウェア専門店や伝統工芸品店

特定のグラスにこだわりたい、例えば「ワインの風味を最大限に引き出すグラスが欲しい」「日本の職人技が光るグラスが欲しい」といった具体的な要望がある場合は、専門店を訪れるべきです。

ワイン・ビールグラス専門店の魅力

リーデル（RIEDEL）やツヴィーゼル（ZWIESEL）などのブランドは、ワインやビールの種類によって最適な形状のグラスを開発しています。
専門店では、テイスティングイベントが開催されることもあり、実際に飲み比べてグラスの違いを体感できます。グラス一つで飲み物の味が変わる体験は、驚きと感動がありますよ。

伝統工芸品店で出会う「切子」の美しさ

江戸切子や薩摩切子といった日本の伝統工芸品グラスは、その美しさと繊細なカット技術が世界的に評価されています。
これらのグラスは、百貨店の工芸品コーナーや、各地の観光地にある伝統工芸品店、あるいは専門の工房のオンラインショップで購入できます。
光にかざすとキラキラと輝き、日常を豊かにしてくれる芸術品のようなグラスは、海外の方へのギフトとしても非常に人気が高いです。

ブランド	得意な分野	特徴
バカラ	高級クリスタルグラス	重厚感と光の反射による圧倒的な輝き。
リーデル	ワイングラス	ブドウ品種ごとの形状を追求した機能美。
イッタラ	北欧デザイン	シンプルながらも独特のフォルムを持つ、日常使いしやすいデザイン。

バカラやティファニーなどブランドショップ路面店

最高級のクリスタルグラスや、ラグジュアリーなデザインのグラスを探すなら、バカラやティファニーといったブランドの路面店へ足を運ぶのが一番です。路面店は、そのブランドの世界観を最も色濃く反映した空間で、グラス選びも特別な体験となります。

バカラのグラスは、特にクリスタルガラスの透明度とカットの技術が世界最高峰とされています。手に取った時のずっしりとした重みと、光を浴びた時の虹色の輝きは、他のグラスではなかなか味わえません。
グラスの底には、小さなバカラの刻印（サイン）が入っており、これが品質の証となっています。特に「タリランド」や「アルクール」といったシリーズは、時代を超えて愛される名作です。

ティファニーでは、ジュエリーだけでなく、食器類も非常に人気があります。ティファニーブルーの箱に入ったグラスは、開ける前からワクワクさせてくれる、ロマンチックなプレゼントにぴったりです。
路面店では、限定品や先行販売品に出会えるチャンスもあるため、ブランドファンなら一度は訪れる価値がありますよ。

コスパ最強！100円ショップや雑貨店で手軽に買う方法

「とりあえず数が欲しい」「季節やイベントに合わせて気軽に買い替えたい」という方には、コスパ最強のショップがおすすめです。最近のプチプラショップのグラスは、クオリティが高く、デザインも非常に進化しています。侮るなかれ、掘り出し物が見つかる可能性大ですよ！

ダイソー・セリア・キャンドゥなど100円ショップ

100円ショップのグラスは、もはや「安かろう悪かろう」ではありません。
特にセリアやキャンドゥでは、デザイン性の高いおしゃれなグラスが次々と登場しています。インスタグラムなどのSNSでも「100均グラス」のハッシュタグで話題になるほど、そのクオリティは注目されています。

100円ショップで手に入るグラスの具体的な進化ポイントを見てみましょう。

• 高見えするデザイン: 細かいモール加工や、アンティーク風のレリーフ加工が施されたグラス。
• 人気の形状: 韓国風のカフェで使われるような「くびれ型」や「チューリップ型」のグラス。
• 機能性: 耐熱ガラス製のグラスや、蓋つきのタンブラータイプまで。

「パーティーで大量にグラスが必要になった」「子どもが割ってしまうかもしれないから、気軽に使えるものが良い」という時には、100円ショップで十分対応できます。ただし、人気商品はすぐに売り切れてしまうので、見つけたら即購入することをおすすめします！

しまむらやアベイルなどファッション雑貨店

意外に思われるかもしれませんが、しまむらやその系列店であるアベイル、バースデイといったファッション雑貨店でも、グラスが販売されていることがあります。これらの店舗のグラスは、主にキャラクターコラボや、トレンドのインテリア雑貨として扱われることが多いです。

特に、人気アニメやキャラクターとのコラボグラスは、ファンにとっては見逃せないアイテムです。他の店では手に入らない限定品が見つかる可能性も高いです。
また、ファッション性が高いため、グラス自体に派手なプリントや、ユニークな形状が採用されていることが多く、テーブルコーディネートのアクセントになります。

ただし、これらの店舗では食器専門ではないため、グラスの陳列場所が日用品売り場の隅だったり、特設コーナーだったりと分かりにくい場合があります。店員さんに尋ねるのが確実ですよ。
価格帯は、300円から1,500円程度と非常にリーズナブルです。

アウトレットやリサイクルショップで掘り出し物を探す

少し手間をかけてでも、ブランドグラスをお得に手に入れたいなら、アウトレットモールやリサイクルショップも視野に入れましょう。
特にアウトレットモールには、食器ブランドの直営店が入っていることが多く、型落ちや廃番になった商品を定価の30%〜70%オフで手に入れることができます。

店舗の種類	手に入るグラスの特徴	メリット
アウトレットモール	ブランド品の旧モデル、箱に傷があるなどの「ワケあり品」。	新品同様のブランドグラスを格安で購入できる。
リサイクルショップ	未使用の贈答品（箱付き）、ビンテージグラス。	既に廃盤になった貴重なデザインに出会える可能性がある。
フリマアプリ	個人が出品した新品・中古品。	交渉次第でさらに安くなる可能性がある。

リサイクルショップでは、贈答品としていただいたものの、使う機会がなかったという「新品・未使用」のブランドグラスが、驚くほど安価で売られていることがよくあります。ただし、中古品の場合は、傷や欠けがないか、入念にチェックすることが大切です。特に、口をつける縁の部分は光にかざして確認しましょう。

オンラインでグラスを買うメリットとおすすめサイト

実店舗も楽しいですが、忙しくてお店に行けない、あるいはもっと多くの種類の中から選びたいという方は、オンラインでの購入がおすすめです。オンラインならではのメリットと、主要なショッピングサイトの特徴をご紹介します。

オンライン購入の最大のメリットは「比較のしやすさ」

オンラインストアでグラスを買う最大のメリットは、何と言っても「膨大な選択肢の中から、自宅にいながら比較検討できる」点です。
実店舗では、どうしても店舗のスペースに限りがあるため、陳列できる商品の種類が限られてしまいます。しかし、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングのような巨大なECサイトでは、数万点にも及ぶグラスを一瞬で検索し、価格やレビューを比較できます。

また、実店舗ではあまり見かけない海外のマイナーブランドや、日本の小さな窯元が作った作家もののグラスなども、オンラインなら簡単に見つけることができます。キーワード検索を工夫すれば、「江戸切子 安い」「韓国風 グラス セット」など、特定のニーズに合った商品にすぐにたどり着けます。

ただし、オンライン購入ではグラスの「重さ」や「質感」を事前に確認できないため、購入前にレビューをよく読むこと、可能であれば「ガラスの厚さ」や「容量」などのスペックを詳細にチェックすることが重要です。

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの特徴比較

オンラインでの主要な購入先となる3大ECサイトには、それぞれ異なる特徴があります。

Amazon：スピードと利便性重視

Amazonの強みは、その配送スピードと圧倒的な利便性です。プライム会員であれば、多くの場合、翌日にはグラスが届きます。また、メーカー直販ではないセラーも多く、珍しい輸入グラスを見つけやすいのも特徴です。ただし、商品の評価が分散しやすいため、星の数だけでなく、具体的なレビュー内容（特に梱包に関するもの）をよく確認しましょう。

楽天市場：ポイント還元とセット販売の充実

楽天市場は、ポイント還元率が高い点が魅力です。特に「お買い物マラソン」などのキャンペーン期間中に購入すれば、お得にグラスを揃えることができます。また、「6個セット」「ペアセット」など、セット販売に力を入れている店舗が多いため、まとめて購入したい方に最適です。お気に入りの食器専門店が楽天市場に出店していることも多いため、ショップ単位で探すのも良い方法です。

Yahoo!ショッピング：PayPay利用者やゾロ目日がお得

Yahoo!ショッピングは、PayPayを利用している方や、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにとって、非常に高いポイント還元率が期待できます。また、毎月5のつく日やゾロ目の日などにセールが開催されるため、購入タイミングを見計らうことで、お得にグラスを手に入れられます。どちらかというと、国内メーカーや雑貨店の出店が多い印象です。

どのサイトも一長一短ありますので、ぜひ比較しながら、お気に入りのグラスを見つけてくださいね。

グラスの種類別！用途に合わせた選び方のヒント

グラス選びで失敗しないためには、「何に使うか？」を明確にすることが大切です。飲み物の種類や飲むシチュエーションによって、最適なグラスの形状は全く異なります。ここでは、主要なグラスの種類と、その選び方のヒントをご紹介します。

飲み物のプロが教える「形状の魔法」

グラスの形状は、飲み物の香りや温度、口当たりに大きく影響します。たとえば、ワイングラスの「ボウル」と呼ばれる膨らんだ部分は、香りを溜める役割を果たします。

グラスの種類	最適な飲み物	選び方のポイント
タンブラー	ビール、ハイボール、ソフトドリンク	口が広く、氷を入れやすい。二重構造（真空断熱）は保冷力抜群。
ワイングラス	ワイン全般	ボウルの形（チューリップ型、ふっくら型）で香りの立ち方が変わる。ステム（脚）は手の温度が伝わるのを防ぐ。
ビアグラス	ビール、発泡酒	泡の持続力を高めるため、内側に細かい加工がされているものもある。薄い口当たりは喉越し重視。
ロックグラス	ウイスキー、焼酎ロック	重厚感があり、底が厚い。氷が溶けにくいクリスタルガラスがおすすめ。
シャンパングラス	シャンパン、スパークリングワイン	細長いフルート型は泡が長く持続する。

特に、ワインやビールを自宅で楽しむことが多い方は、「リーデル」などの専門ブランドのテイスティンググラスを試してみる価値があります。同じ飲み物でも、グラスを変えるだけで劇的に美味しく感じられますよ。これは、飲み物の風味を最大限に引き出すための科学的な工夫が詰まっているからです。

日常使いの「便利さ」で選ぶなら

毎日使うグラスは、デザイン性よりも「便利さ」が重要ですよね。日常使いのグラス選びで重視すべきポイントは以下の通りです。

• スタッキング（重ねられるか）: 食器棚のスペースを有効活用できます。
• 食洗機対応か: 忙しい方には必須の機能です。特に華奢なグラスは手洗いが必要な場合が多いです。
• 耐熱性があるか: 冷たいものだけでなく、温かいお茶やコーヒーにも使えれば用途が広がります。
• 割れにくい素材か: 強化ガラスや樹脂製であれば、小さな子どもがいる家庭でも安心です。

筆者であるモモストアのおすすめは、「デュラレックス」のような、カフェやレストランでも使われることの多い強化ガラス製のグラスです。シンプルで丈夫、しかも安価で手に入るので、まさに日常使いに最適ですよ！

素材で変わるグラスの魅力！ガラス以外もチェック

グラスの素材は、見た目だけでなく、使い勝手や口当たりに大きく影響します。私たちがグラスと聞いて思い浮かべる「ガラス」以外にも、様々な素材のアイテムが存在します。それぞれの素材が持つ魅力と特徴を知って、最適なものを選びましょう。

定番！「ソーダガラス」と「クリスタルガラス」の違い

グラスの二大素材といえば、ソーダガラスとクリスタルガラスです。

ソーダガラス（普通ガラス）

普段使いのグラスのほとんどがこのソーダガラスです。安価で大量生産しやすく、丈夫なため、「割れてもまた買える」という安心感があります。食洗機にも対応しているものが多く、日常使いには最適です。

クリスタルガラス

高級グラスに使われる素材で、鉛を含有している（最近は環境に配慮して鉛フリーも多い）ため、透明度が非常に高く、光を浴びるとキラキラと輝くのが特徴です。また、叩くと「キーン」という美しい共鳴音が響きます。
ただし、ソーダガラスに比べて柔らかいため、傷つきやすく、食洗機での使用は非推奨の場合が多いです。手洗いする手間はかかりますが、特別な日や来客用として一つ持っておくと、テーブルが一気に華やぎます。

筆者のおすすめは、日常使いはソーダガラス、お酒を飲む時やパーティーはクリスタルガラスと、使い分ける方法です。

「樹脂製（プラスチック）」と「金属製」の進化

「グラス」という言葉からは少し離れますが、最近では樹脂製や金属製のタンブラーも、グラスの代わりとして非常に人気があります。

樹脂製（プラスチック）

キャンプやバーベキューなどのアウトドア、または小さな子どもがいる家庭で大活躍します。最近の樹脂製グラスは、透明度が高く、一見するとガラスと見間違えるほどのクオリティです。
軽くて割れないという最大のメリットに加え、カラフルなデザインが多く、ピクニック気分を盛り上げてくれます。

金属製（ステンレスタンブラー）

保冷・保温効果を最大限に求めるなら、真空断熱構造のステンレスタンブラー一択です。特に夏場、冷たいビールやアイスコーヒーを飲むとき、結露しにくく、冷たさが長時間持続します。
オフィスでのマイボトルとしても人気で、フタ付きを選べば持ち運びにも便利です。価格は少し高めですが、電気代の節約にもつながると言われるほど、氷が溶けにくい高性能な商品が増えています。

これらの素材も上手に取り入れて、生活スタイルに合ったグラス（飲み物入れ）を選んでみてくださいね。

プレゼントにも最適！相手に喜ばれるグラスの選び方

グラスは、結婚祝い、新築祝い、誕生日など、様々なシーンで喜ばれる定番の贈り物です。しかし、相手の好みやライフスタイルに合わないものを選んでしまうと、使われないまま食器棚に眠ってしまうことも…。
ここでは、相手に心から喜んでもらえるプレゼントグラスの選び方について、モモストア流の視点で解説します。

相手のライフスタイルと趣味から逆算する

プレゼント選びで最も重要なのは、「相手が普段どんな飲み物を、どんなシチュエーションで飲んでいるか」を知ることです。

相手のタイプ	おすすめのグラス	理由
ワイン好き	リーデルやZaltoのペアワイングラス	品種に特化したグラスは、飲み比べの楽しさを提供し、趣味を応援できる。
コーヒー好き	耐熱ガラス製のダブルウォールマグ	温かさが長持ちし、結露しないため、オフィスや自宅での作業中に便利。
ビール好き	錫（すず）製タンブラーや薄口ビアグラス	錫は保冷効果が高く、ビールの泡をきめ細かく保つ効果がある。
ミニマリスト	無印良品やイッタラのシンプルな万能グラス	多用途に使え、主張しすぎないデザインは、他の食器との調和を乱さない。
新婚夫婦	バカラやティファニーのペアロックグラス	「一生もの」の高級感があり、記念品として最適。

例えば、日頃から「朝は必ず温かい紅茶を飲む」という方には、取っ手付きの耐熱ガラス製マグカップが実用的で喜ばれますし、「お酒は飲まない」という方には、あえて高級なワイングラスを贈る必要はありません。その場合は、おしゃれなジュースや水用のグラスを選ぶべきでしょう。

メッセージを込めた「名入れ」サービスも活用

プレゼントをより特別なものにするのが、「名入れ（エッチング）」サービスです。グラスの底や側面に、相手の名前や記念日、メッセージを刻印することで、世界に一つだけのグラスになります。

名入れサービスは、百貨店や専門店、そしてオンラインの名入れギフトショップで利用できます。特に結婚祝いや退職祝いなど、記念の要素が強い贈り物に最適です。
刻印の文字体（フォント）も選べる場合が多いので、相手のイメージに合わせて、筆記体やゴシック体などを選んでみましょう。少し予算は上がりますが、その分、贈られた側の感動も大きいはずですよ。

話題の耐熱グラスやタンブラーが買えるお店

近年、冷たいものにも温かいものにも使える「耐熱グラス」や、長時間温度をキープできる「タンブラー」の需要が高まっています。これらのトレンド商品が特に充実しているお店を厳選してご紹介します。

耐熱グラスの定番！HARIOとiwaki

耐熱ガラス製品といえば、日本の二大ブランド「HARIO（ハリオ）」と「iwaki（イワキ）」は外せません。
これらのブランドのグラスは、理化学用のガラス製造技術を応用しているため、非常に高い耐熱性（直火やオーブン対応も）と強度を誇ります。

HARIOは、特にコーヒー器具で有名ですが、その技術を活かしたシンプルな耐熱グラスや、二重構造のマグカップも人気があります。一方、iwakiは、保存容器（パック＆レンジ）が有名ですが、その透明度の高いガラスを使ったシンプルなタンブラーも、プロの料理家から支持されています。

これらのブランド製品は、東急ハンズ、ロフト、大型ホームセンター、そして全国の雑貨店で広く取り扱われています。オンラインでももちろん購入可能ですが、実店舗で手に取って、その軽さや薄さを確認してみることをおすすめします。

二重構造（ダブルウォール）グラスはどこで買える？

「二重構造グラス」は、最近のカフェ風インテリアに欠かせないアイテムです。グラスの中に飲み物が浮いているように見えるユニークなデザインが魅力で、結露を防ぎ、保冷・保温効果も高いという実用性も兼ね備えています。

二重構造グラスの代表的なブランドは、デンマーク発の「BODUM（ボダム）」です。ボダムのグラスは、デザイン性と機能性のバランスが非常に優れており、Francfranc、ロフト、百貨店のキッチン用品売り場など、比較的多くの場所で手に入ります。
最近では、100円ショップやニトリでも、似たようなデザインの二重構造風グラスを見かけることがありますが、ガラスの厚さや耐久性、断熱効果は、やはり専門ブランドのものに軍配が上がります。

特に、来客時のおもてなしや、SNSにアップする「おうちカフェ」の写真を撮りたい方には、一つは持っておきたいアイテムです。

グラスを買う際の注意点！失敗しないためのチェックリスト

「一目惚れして買ったけど、いざ使ってみたら不便だった…」という失敗を避けるために、グラスを購入する前にチェックすべきポイントをまとめてみました。特にオンラインで購入する際は、これらの項目を細かく確認することが重要です。

「サイズ」と「容量」は必ず確認を

実店舗で「ちょうど良いサイズだ」と感じても、自宅に帰ってから「思ったより大きかった（小さかった）」となることはよくあります。特に以下のサイズは購入前に必ず確認しましょう。

1. 容量（ml）
日常使いなら、300ml〜400ml程度が一般的です。小さすぎると何度も飲み物を注ぐ手間が発生しますし、大きすぎると飲み切る前にぬるくなってしまうことがあります。ビールやハイボール用なら、500ml缶に合わせて少し大きめを選ぶのも手です。

2. 高さ（cm）
自宅の食器棚の棚板の間隔に収まるかを確認しましょう。特に背の高いワイングラスやビアグラスは、棚に引っかかってしまうことがあります。購入前にメジャーで棚の高さを測っておくのが確実です。

3. 口径（cm）
グラスの口の直径です。口径が広いと、洗いやすく、氷を入れやすいというメリットがあります。一方、口径が狭いと、飲み物の香りが立ちやすく、結露しにくいというメリットがあります。日常使いのグラスは、スポンジが底まで入る口径かどうかも確認しましょう。

手入れ方法と耐久性を確認

どんなに気に入ったデザインでも、手入れが大変だと、次第に使わなくなってしまいます。購入前には、商品の説明書きで必ず手入れ方法と耐久性を確認しましょう。

食洗機対応か？
前述の通り、クリスタルガラスや、金・銀の装飾が施されたグラスは、食洗機に対応していない場合がほとんどです。食洗機の強力な水流や高温洗浄は、装飾を剥がしたり、グラスの表面を曇らせたりする原因になります。

電子レンジ・オーブン対応か？
耐熱グラスであっても、電子レンジとオーブンのどちらにも対応しているかは、商品によって異なります。例えば、蓋や取っ手の素材によっては電子レンジ不可のものもあります。プリンやケーキ作りなど、調理に使いたい場合は、必ずパッケージの注意書きを読みましょう。

強化ガラスか？
特に子どもやペットがいる家庭では、落としても割れにくい強化ガラス（デュラレックスなど）を選ぶと安心です。強化ガラスは割れた時も破片が細かく砕け散りにくいという特性もありますが、絶対割れないわけではないので注意が必要です。

【実録】モモストアが実際に買ってみたおすすめグラス3選

私、モモストアが実際に購入し、自信をもっておすすめできるグラスを3つご紹介します。どれも、デザイン性、機能性、価格のバランスが取れた、使い勝手の良いものばかりですよ！

おすすめ1：無印良品の「耐熱ガラスマグカップ」

購入場所：無印良品
これはもう、モモストアのオフィスでも自宅でも大活躍の定番アイテムです。シンプルな透明の耐熱ガラス製で、温かい飲み物はもちろん、夏場はキンキンに冷やしたアイスティーを入れても結露が気になりません。
取っ手が大きめで持ちやすく、何より洗いやすいのがポイントが高いです。価格も手頃なので、来客用のストックとしても重宝しています。シンプルなデザインなので、どんなカトラリーやコースターにも合わせやすいですよ。

おすすめ2：BODUM（ボダム）の「パヴィーナ ダブルウォールグラス」

購入場所：ロフト（オンライン）
いわゆる「二重構造グラス」の火付け役的存在です。このグラスでアイスコーヒーを淹れると、飲み物が宙に浮いているように見えて、一気におうちカフェのレベルが上がります！
熱い飲み物を入れても外側が熱くならず、冷たい飲み物を入れても結露しないため、コースターいらずでテーブルが濡れないのが本当に便利です。少々高価ですが、その価値は十分にあります。サイズ違いで揃えて、来客時に出すと必ず「これ、どこで買ったの？」と聞かれますよ。

おすすめ3：セリアの「アンティーク風レリーフグラス」

購入場所：セリア
「100円でこのクオリティ！？」と驚いたのが、セリアのレリーフグラスです。表面に細かい模様（レリーフ）が施されており、光の当たり方でキラキラと輝き、まるで数百円〜千円クラスの雑貨店グラスのように高見えします。
容量は少し小さめなので、冷たいジュースや、食前酒、デザート用のグラスとして使っています。万が一割れても惜しくない価格なので、気軽に使えるのが嬉しいですね。もちろん食洗機にも入れてガンガン洗っていますが、今のところ問題ありません。

在庫切れを避ける！人気グラスの探し方

人気のグラスは、テレビで紹介されたり、SNSで話題になったりすると、あっという間に在庫切れになってしまうことがあります。「あの時買っておけば良かった…」と後悔しないために、人気商品を確実に手に入れるための方法をご紹介します。

フリマアプリやリセールサイトをチェック

人気ブランドの限定品や、廃盤になったビンテージグラスを探しているなら、メルカリやラクマなどのフリマアプリ、またはリセールサイトを積極的に活用しましょう。
これらのサイトでは、「新品・未使用」の状態で出品されているケースも多く、プレミア価格が付いていることもありますが、定価に近い価格で手に入ることもあります。

検索する際のコツは、商品名だけでなく、「ブランド名＋未使用」「ブランド名＋廃盤」などのキーワードを組み合わせることです。
ただし、個人間の取引になるため、商品の状態を写真でよく確認し、出品者の評価をチェックしてから購入手続きに進むようにしましょう。

ブランドの公式SNSと再入荷通知機能

話題になっているグラスが公式オンラインストアで売り切れてしまった場合は、ブランドや店舗の公式SNS（Instagram、Xなど）をフォローしておきましょう。再入荷情報や、次回販売の予告が最も早く発信されるのがSNSです。

また、ほとんどのオンラインストアには「再入荷通知」機能があります。希望のグラスが売り切れの場合でも、この機能を利用してメールアドレスを登録しておけば、在庫が戻った際に自動で通知が届きます。この通知が来たら、すぐに購入手続きをすることが、人気グラスを手に入れる秘訣です。

グラスに関するQ&A！よくある疑問を解決

グラス選びや手入れに関して、多くの方が抱える疑問を、Q&A形式でまとめてみました。あなたの疑問もここでスッキリ解決するかもしれません。

Q1：グラスの「曇り」はどうしたら取れますか？

A：グラスの曇りは、水道水に含まれるミネラル（特にカルシウム）や、食洗機洗剤の成分がガラスの表面に付着・浸食することで起こります。主な対策は以下の通りです。

• クエン酸や酢でつけ置き: ぬるま湯にクエン酸（大さじ1〜2）または酢（大さじ3〜4）を溶かし、グラスを30分ほどつけ置きします。ミネラル分が分解されやすくなります。
• 重曹で優しく磨く: 柔らかい布に少量の重曹をつけて、優しく磨きます。
• 食洗機の設定を見直す: 食洗機を使用している場合は、「リンス（すすぎ補助剤）」を使用するか、高温設定を避けることで曇りを予防できます。

特にクリスタルグラスはデリケートなので、手洗いの場合は、洗剤をしっかり洗い流し、すぐに柔らかい布で拭き上げることが大切です。

Q2：耐熱グラスは冷凍庫に入れても大丈夫ですか？

A：耐熱グラスであっても、冷凍庫に入れるのは基本的に避けた方が無難です。
耐熱ガラスは急激な温度変化に強いですが、冷凍庫で冷やしすぎたグラスに、常温や熱い飲み物を注ぐと、急な膨張・収縮で割れてしまう可能性があります。
特に、ガラスの厚みが均一でない部分（底の角など）からヒビが入ることが多いです。グラスを冷やしたい場合は、冷蔵庫でゆっくり冷やすようにしましょう。どうしても冷凍したい場合は、樹脂製や金属製のタンブラーを使用することをおすすめします。

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングで買えるおすすめグラス

最後に、実店舗ではなかなか見つからないけれど、オンラインでは手軽に購入できる、おすすめのグラスをジャンル別にご紹介します。これらは、贈り物や、自分へのご褒美としても最適です。

話題の「韓国風」デザイングラス

Amazonや楽天市場では、韓国のカフェのような、波打った形や、文字がプリントされた個性的なデザインのグラスが非常に多く出品されています。
特に、チューリップのような口の形をした「チューリップグラス」は、ジュースやスムージーを注ぐだけで一気におしゃれ度がアップします。
これらのグラスは、比較的安価で、数個セットで売られていることが多いため、友達とシェアしたり、まとめて自宅用に揃えたりするのにぴったりです。

薄口グラスで「ビール」をもっと美味しく！

ビール好きなら一度は試してほしいのが、「薄口」のビアグラスです。口に触れる部分が極限まで薄く加工されているため、ビールの「喉越し」が格段に良くなります。
日本の老舗ガラスメーカーである「東洋佐々木ガラス」などが、優れた薄口グラスを製造しており、これはオンラインで手軽に購入できます。
グラスの素材には、ビールの泡立ちを良くするための特殊加工（イオン強化など）が施されているものもあり、家飲みを格上げしてくれること間違いなしです。

ビンテージ風「レトロ」なカラーグラス

昭和レトロブームの再来により、琥珀色や緑、青などの色付きのレトロデザインのグラスも人気を集めています。特に楽天市場の雑貨店では、昔ながらの喫茶店で使われていたような、少し分厚めの脚付きグラスや、模様入りのタンブラーが豊富です。
これらのグラスは、ただ飲み物を入れるだけでなく、パフェやゼリーなどのデザートカップとして使うのもおしゃれで、SNSでも話題になっています。実店舗ではなかなか見つけられないため、ぜひオンラインで「レトログラス」「アンティークグラス」と検索してみてください。